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JP4991370B2 - 溶鋼の処理方法 - Google Patents

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JP4991370B2
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Description

本発明は、溶鋼の処理方法に関する。
高級鋼などを製造する2次精錬処理では、転炉から出鋼した溶鋼を搬送する取鍋を使用する取鍋(炉外)精錬工程で行われている。このような取鍋精錬工程では、脱硫、脱酸素等を行い合金鋼を得る目的でニッケル、クロム、モリブデンおよびバナジウム等の合金元素が溶鋼に溶解される。取鍋精錬は、ASEA−SKF法、LF(Ladle Furnace)法、RH法、またはこれらの組み合わせにより行われる。取鍋精錬された溶鋼は、通常、次工程の連続鋳造に移送され鋳造される。
近年、鋼の生産量は増加しており、生産能力を上げるためには連続鋳造機の鋳造速度を能力の上限まで上げることが望ましい。連続鋳造機の鋳造速度が上がると連続鋳造工程の前工程である2次精錬処理においても処理する溶鋼量を上げなくてはならない。即ち、取鍋精錬のサイクルタイムを短くして連続鋳造機に溶鋼を供給する供給頻度を増加させる必要がある。
ところで、ASEA−SKF法およびLF法による取鍋精錬では、添加される合金元素を溶鋼に溶解したり溶鋼を所定温度で次工程(連続鋳造工程)に出鋼するために、アーク放電等により溶鋼が加熱される。通常の取鍋精錬では、転炉工程において溶鋼が装入された取鍋は、軌道上を走行する台車に載置された上でアーク加熱設備および合金添加設備等が設置された特定の場所に運搬されて、台車に載置されたまま、または取鍋がクレーン等により台車から所定の場所に据え付けられ、処理されている(特許文献1)。
このような取鍋精錬においては、従来より、取鍋に収容された溶鋼処理のサイクルタイムを、一定間隔で転炉工程から送られてくる取鍋の取り回し等を効率的に行うことによって短縮することが試みられている。
例えば、特許文献2には、取鍋の取り回し等を効率的に行うため、鍋降載場、取鍋加熱装置および脱ガス装置を円環状の閉ループ上に配置し、溶鋼収容取鍋を閉ループ上で移動させながらこれに加熱、脱ガス処理等を行って、全処理時間(サイクルタイム)の短縮による生産性の向上と設備費の低減とを同時に図る発明が開示されている。
さて、特許文献3には、溶鋼を処理する精錬処理ではないが、複数の台車を用いて溶銑を効率的に処理する発明が開示されている。
即ち、特許文献3には、溶銑処理位置と交差するように溶銑鍋台車の移送路を敷設すると共に、溶銑処理位置を挟んだ移送路の2位置に少なくとも溶銑鍋の積み替えを行う作業位置をそれぞれ敷設することが開示されている。
特開2001−87852号公報 特公平2−9084号公報 特開平4−17610号公報
特許文献2に示す技術では、複数の溶鋼収容取鍋が閉ループ上で連なって移動するという構成となっていることから、処理が終わった一部の溶鋼収容取鍋を、他の溶鋼収容取鍋に対する処理が完了しない限り、次の処理の場所に移動させることができないという問題がある。即ち、各処理の中で最も処理時間の長い処理が終了するまですべての溶鋼収容取鍋を次の処理場所に搬送することができないという問題がある。
特許文献3に示す技術では、溶銑処理位置を挟んだ移送路の2位置で溶銑鍋の積み替えを行い、溶銑処理位置へと溶銑鍋を台車を用いて搬送することができ、効率化が期待できる。しかしながら、溶銑処理と取鍋精錬とでは処理形態が異なると共に、処理する手順も全く異なる。即ち、特許文献3の技術を、合金の添加や溶鋼の加熱等を行う取鍋精錬に適用することは不可能であるのが実情である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、加熱および合金添加による溶鋼の成分調整を行う取鍋精錬のサイクルタイムを短縮することができる溶鋼の処理方法を提供することを目的とする。
本発明の技術的手段は、取鍋に収容された溶鋼に対して合金添加を行う第1位置と、前記第1位置に隣接して取鍋に収容された溶鋼に対して加熱および合金添加を行う第2位置と、前記第1位置とは反対側で前記第2位置に隣接し且つ取鍋に収容された溶鋼に対して合金添加を行う第3位置との相互間を独立して移動可能な第1搬送台車及び第2搬送台車によって取鍋を各位置に移動させながら、以下の手順で溶鋼の加熱および溶鋼への合金添加を行う点にある。
(1)第1位置に第1搬送台車を位置させると共に、第3位置に第2搬送台車を位置させる。
(2)第1位置にある第1搬送台車に溶鋼が収容された第1取鍋を据え付ける。
(3)第1取鍋を据え付け後、前記第1搬送台車を前記第2位置に移動させる。
(4)第2位置にある第1取鍋の溶鋼に対して加熱および合金添加をして溶鋼成分の粗調整を行う。
(5)第2位置にて第1取鍋に対する加熱および合金添加終了後、第1搬送台車を第1位置に移動させる。
(6)第1位置にある第1取鍋の溶鋼に対して合金添加して溶鋼成分の微調整を行う。
(7)前記(3)〜前記(6)の処理中に、第3位置にある第2搬送台車に第2取鍋を据え付ける。
(8)第1搬送台車が第1位置へ移動後、第3位置にある第2搬送台車を第2位置に移動させる。
(9)第2位置にある第2取鍋の溶鋼に対して加熱および合金添加をして溶鋼成分の粗調整を行う。
(10)第1位置にて第1取鍋の溶鋼に対する合金添加終了後、当該第1取鍋の溶鋼の温度が目標範囲であれば第1取鍋を搬出する。
(11)第2位置にて第2取鍋に対する加熱および合金添加終了後、第2搬送台車を第3位置に移動させる。
(12)第3位置にある第2取鍋の溶鋼に対して合金添加をして溶鋼成分の微調整を行う。
(13)第1位置にある第1搬送台車に溶鋼が収容された第3取鍋を据え付ける。
(14)第3取鍋据え付け後、前記第1搬送台車を前記第2位置に移動させる。
(15)第2位置にある第3取鍋の溶鋼に対して加熱および合金添加をして溶鋼成分の粗調整を行う。
(16)第3位置にて第2取鍋の溶鋼に対する合金添加終了後、当該第2取鍋の溶鋼の温度が目標範囲であれば第2取鍋を搬出する。
(17)第2位置にて第3取鍋に対する加熱および合金添加終了後、第1搬送台車を第1位置に移動させる。
(18)第1位置にある第3取鍋の溶鋼に対して合金添加をして溶鋼成分の微調整を行う。
(19)第3取鍋の処理中に、第3位置にある第2搬送台車に第4取鍋を据える。
(20)以降、第3取鍋を前記第1取鍋として、第4取鍋を第2取鍋として、上記(8)〜(19)の手順に従って繰り返し処理を行う。
発明者は、溶鋼の処理、即ち、取鍋精錬でのサイクルタイムを短くする方法について、様々な角度から検証を行った。具体的には、発明者は、まず、溶鋼の処理を行う位置(場所)を、合金添加を行う第1位置と、加熱および合金添加を行う第2位置と、第1位置とは反対側で合金添加を行う第3位置とに分割して、溶鋼処理を分業可能にすることで、処理の高速化を図った。
また、各位置に対して素早く溶鋼が収容された取鍋を搬送できるように、取鍋を搬送する台車を独立して移動させることとし、その上で、サイクルタイムが短くなる手順を検証した。その結果、上述した手順によって、従来に比べ、サイクルタイムを非常に短くすることが可能となる。
手順(10)において第1取鍋の溶鋼の温度が目標範囲外であるときは、少なくとも下記の手順を行うことが好ましい。
(10−1)第1搬送台車を第2位置に移動させ、第2位置にある第1取鍋の溶鋼に対して加熱を行う。
(10−2)第1取鍋の溶鋼を目標範囲まで昇熱すると、第1搬送台車を第1位置に移動させる。
(10−3)第1位置にある第1搬送台車上の第1取鍋を搬出する。
手順(16)において第2取鍋の溶鋼の温度が目標範囲外であるときは、少なくとも下記の手順を行うことが好ましい。
(16−1)第2搬送台車を第2位置に移動させ、第2位置にある第2取鍋の溶鋼に対して加熱を行う。
(16−2)第2取鍋の溶鋼を目標範囲まで昇熱すると、第2搬送台車を第3位置に移動させる。
(16−3)第3位置にある第2搬送台車上の第2取鍋を搬出する。
なお、上記における「第1取鍋」〜「第4取鍋」の記載は、着目する取鍋を規定する便宜のための表現であって、上記手順による処理は転炉工程から搬送される取鍋に対して連続的に行われ、特定の取鍋に対する処理に制限されるものではない。
本発明によると、加熱および合金材料の添加による溶鋼の成分調整において取鍋精錬のサイクルタイムを短縮することができる溶鋼の処理方法を提供することができる。
本発明の溶鋼の処理方法について説明する。
本発明の溶鋼の処理方法は、例えば、転炉から出鋼された溶鋼を2次精錬設備(取鍋精錬装置)において溶鋼を処理するのに好適である。
図1に示すように、2次精錬設備1は、軌道2と、この軌道2上を移動可能な2台の台車3a,3bと、この台車3a,3bに載置される取鍋4と、合金を添加する合金添加装置5、取鍋4内の溶鋼を加熱する加熱装置6と、攪拌装置7を有している。以降、説明の便宜上、台車3aを第1搬送台車、台車3bを第2搬送台車とする。
2次精錬設備1において、軌道2上を移動する第1搬送台車3a,第2搬送台車3bが停車する位置が3カ所定められている。具体的には、敷設された軌道2を3分割した各軌道2上に第1搬送台車3a,第2搬送台車3bが停車するように、各停車位置が定められている。以降、説明の便宜上、各停車位置を図1の紙面左側から順に第1位置、第2位置、第3位置ということがある。
第1位置と第2位置とは隣接していて、第3位置は第2位置を挟んで第1位置とは反対側にあると共に第2位置に隣接している。第1位置、第2位置、第3位置のそれぞれには合金添加装置5及び攪拌装置7が配置され、中央の第2位置には加熱装置6が配置されている。第1位置では合金添加装置5によって取鍋4に収容された溶鋼に合金添加を行うと共に、取鍋4の搬入及び搬出を行う。第2位置では取鍋4に収容された溶鋼の加熱及び合金添加を行う。第3位置では合金添加装置5によって取鍋4に収容された溶鋼に合金添加を行うと共に、取鍋4の搬入及び搬出を行う。
第1搬送台車3a,第2搬送台車3bは、取鍋4を安定的に各第1位置、第2位置、第3位置に搬送するためのもので、第1搬送台車3aは、第1位置及び第2位置の相互間を移動可能で、第2搬送台車3bは第2位置及び第3位置の相互間を移動可能となっている。第1搬送台車3a,第2搬送台車3bはそれぞれ独立して移動することが可能である。 加熱装置6は電極6aを溶鋼の浴面に近接させて放電させる電極加熱式のものであって、第2位置の上方に上下移動自在に配置されている。攪拌装置7は交番磁場を形成させて取鍋4内の溶鋼を流動させローレンツ力により撹拌を行う電磁式のものであって、各第1位置、第2位置、第3位置の側方に配置されている。攪拌装置7は、軌道2と直交する方向に移動自在であって、各第1位置、第2位置及び第3位置に第1搬送台車3aや第2搬送台車3bが停車して当該台車に搭載した取鍋4内の溶鋼に合金添加を行う際、各第1位置、第2位置及び第3位置の側方から取鍋4(第1搬送台車3aや第2搬送台車3b)に向けて移動し、取鍋4内の溶鋼4に近接して溶鋼を攪拌する。また、攪拌装置7は、第1搬送台車3aや第2搬送台車3bが軌道上を走行する際には、軌道2から離れる方向に移動(退避)するようになっている。
合金添加装置5は、溶鋼成分を調整するための様々な合金を第1搬送台車3a,第2搬送台車3bに設置された取鍋4内に添加するものであり、ホッパーまたはシューター等の装置から構成されている。
図2に示すように、各合金添加装置5は合金搬送装置8に接続されており、合金搬送装置8から搬送された合金を第1位置、第2位置、第3位置の上方から取鍋4に向けて投入するようになっている。合金搬送装置8は、合金が種類毎に貯蔵された複数の貯蔵ホッパー10と、各貯蔵ホッパー10から供給された各種合金の秤量をする秤量ホッパー11と、秤量された各種合金を搬送する複数のコンベア12と、搬送されている各種合金を各合金添加装置5へと振り分ける3方向分配シュート13とを備えている。
合金搬送装置8によれば、溶鋼に合金を添加して処理を行う際、処理する溶鋼に応じて貯蔵ホッパー10から秤量ホッパー11へ供給される合金が適宜選択され、処理するのに必要な合金の量が秤量ホッパー11で秤量されて、当該合金はコンベア12によって搬送される。そして、合金は、処理する溶鋼に添加されるように3方向分配シュート13によって分けられ、各位置に向けて合金を搬送するそれぞれのコンベア12によって搬送されるようになっている。
2次精錬設備1の上方にはクレーン14が配置されている。このクレーン14によって、第1位置に停車した第1搬送台車3aに取鍋4を据え付けたり、第1位置に停車した第1搬送台車3aの取鍋4を搬出することができる。また、前記クレーン14によって、第3位置に停車した第2搬送台車3bに取鍋4を据え付けたり、第3位置に停車した第2搬送台車3bの取鍋4を搬出することもできる。
以下、溶鋼の処理方法(取鍋精錬の方法)について図3を用いて説明する。
図3は取鍋精錬の手順を示したものであって、処理の手順は紙面左側の上から下へ進み、続いて紙面右側の上から下へ進むものである。なお、図3における説明では、第1搬送台車3aに載置する取鍋を第1取鍋4a又は第3取鍋4cとする。第2搬送台車3bに載置する取鍋4を第2取鍋4b又は第4取鍋4dとする。図3における説明で、()内の数値は手順の番号を示している。
2次精錬設備1において取鍋精錬を行う際、まず、図3(a)に示すように、第1位置に第1搬送台車3aを位置させると共に、第3位置に第2搬送台車3bを位置させ(1)、第1位置にある第1搬送台車3aに溶鋼が収容された第1取鍋4aを据え付ける(2)。
図3(b)に示すように、第1取鍋4aを据え付け後、第1搬送台車3aを第2位置に移動させ(3)、第2位置にある第1取鍋4aの溶鋼に対して加熱および合金添加を行うことで溶鋼成分の粗調整を行う(4)。
図3(c)に示すように、第2位置にて第1取鍋4aに対する加熱および合金添加終了後、第1搬送台車3aを第1位置に移動させる(5)。
図3(d)に示すように、第1位置にある第1取鍋4aの溶鋼に対して合金添加することで溶鋼成分の微調整を行う(6)。なお、図3(b)〜(d)の処理中に、第3位置にある第2搬送台車3bに第2取鍋4bを据え付ける(7)。
図3(e)に示すように、第2搬送台車3bに第2取鍋4bを据え付け後であって第1搬送台車3aが第1位置へ移動後、第3位置にある第2搬送台車3bを第2位置に移動させる(8)。
図3(f)に示すように、第2位置にある第2取鍋4bの溶鋼に対して加熱および合金添加を行うことで溶鋼成分の粗調整を行う(9)。
図3(g)に示すように、第1位置にて第1取鍋4aの溶鋼に対する合金添加終了後、当該第1取鍋4aの溶鋼の温度が目標範囲であれば第1取鍋4aを搬出する(10)。
図3(h)に示すように、第2位置にて第2取鍋4bに対する加熱および合金添加終了後、第2搬送台車3bを第3位置に移動させ(11)、第3位置にある第2取鍋4bの溶鋼に対して合金添加を行うことで溶鋼成分の微調整を行う(12)。
図3(i)に示すように、第1位置にある第1搬送台車3aに溶鋼が収容された第1取鍋4aとは異なる他の第3取鍋4cを据え付ける(13)。
図3(j)に示すように、第3取鍋4c据え付け後、第1搬送台車3aを第2位置に移動させる(14)。
図3(k)に示すように、第2位置にある第3取鍋4cの溶鋼に対して加熱および合金添加を行うことで溶鋼成分の粗調整を行う(15)と共に、第3位置にて第2取鍋4bの溶鋼に対する合金添加終了後、当該第2取鍋4bの溶鋼の温度が目標範囲であれば第2取鍋4bを搬出する(16)。
図3(l)に示すように、第2位置にて第3取鍋4cに対する加熱および合金添加終了後、第1搬送台車3aを第1位置に移動させる(17)。
図3(m)に示すように、第1位置にある第3取鍋4cの溶鋼に対して合金添加を行うことで溶鋼成分の微調整を行う(18)。なお、第3取鍋4cの処理中に、第3位置にある第2搬送台車3bに第4取鍋4dを据える(19)。
図3に示すように、以降、第3取鍋4cを第1取鍋4aとして、第4取鍋4dを第2取鍋4bとして、上記(8)〜(19)の手順に従って繰り返し処理を行う(20)。
上記の手順(10)において、第1取鍋4aの溶鋼の温度が目標範囲でないときは、次の処理を経て、手順(11)へ進む。
図4(a)に示すように、第2位置に第2搬送台車3bがない場合、第1搬送台車3aを第2位置に移動させ、第2位置にある第1取鍋4aの溶鋼に対して加熱を行う(10−1)。
図4(b)に示すように、第1取鍋4aの溶鋼の温度を目標範囲まで昇熱すると、第1搬送台車3aを第1位置に移動させる(10−2)。
図4(c)に示すように、第1位置にある第1搬送台車3a上の第1取鍋4aを搬出する(10−3)。
図4(d)に示すように、上記手順(10−1)において、第1搬送台車3aを第2位置に移動させる際に、第2位置に第2搬送台車3bがあるときは、第2位置での粗調整を中断して第2搬送台車3bを第3位置に移動(退避)させる(10−4)。
図4(e)に示すように、第2搬送台車3bが第3位置に移動後、第1搬送台車3aを第2位置に移動させ、第1取鍋4aの溶鋼に対して加熱を行う(10−5)。
図4(f)に示すように、第1取鍋4aの溶鋼の温度を目標範囲まで昇熱すると、第1搬送台車3aを第1位置に移動させる(10−6)。
図4(g)に示すように、第2位置にて加熱処理が終了した第1搬送台車3aを第1位置に移動させた後に、第2搬送台車3bを第2位置に戻し、溶鋼成分の粗調整を再開する(10−7)。なお、加熱が終了して第1位置に戻ってきた第1取鍋4aはクレーン14によって搬出される。
上記の手順(16)において、第2取鍋4bの溶鋼の温度が目標範囲でないときは、次の処理を経て、手順(17)へ進む。
図4(h)に示すように、第2位置に第1搬送台車3aがない場合、第2搬送台車3bを第2位置に移動させ、第2位置にある第2取鍋4bの溶鋼に対して加熱を行う(16−1)。
図4(i)に示すように、第2取鍋4bの溶鋼の温度を目標範囲まで昇熱すると、第2搬送台車3bを第3位置に移動させる(16−2)。
図4(j)に示すように、第3位置にある第2搬送台車3b上の第2取鍋4bを搬出する(16−3)。
図4(k)に示すように、上記手順(16−1)において、第2搬送台車3bを第2位置に移動させる際に、第2位置に第1搬送台車3aがあるときは、第2位置での粗調整を中断して第1搬送台車3aを第1位置に移動(退避)させる(16−4)。
図4(l)に示すように、第1搬送台車3aが第1位置に移動後、第2搬送台車3bを第2位置に移動させ、第2取鍋4bの溶鋼に対して加熱を行う(16−5)。
図4(m)に示すように、第2取鍋4bの溶鋼の温度を目標範囲まで昇熱すると、第2搬送台車3bを第3位置に移動させる(16−6)。
図4(n)に示すように、第2位置にて加熱処理が終了した第2搬送台車3bを第3位置に移動させた後に、第1搬送台車3aを第2位置に戻し、溶鋼成分の粗調整を再開する(16−7)。なお、加熱が終了して第3位置に戻ってきた第2取鍋4bはクレーン14によって搬出される。図4における説明で、()内の数値は手順の番号を示している。
上記手順の説明において、第1位置、第2位置及び第3位置にて合金添加を行う際は、攪拌装置7が取鍋4に近接して取鍋4内の溶鋼を攪拌するようになっている。
図5〜9は、本発明の溶鋼の処理方法で処理を行った実施例と、本発明の溶鋼の処理方法で処理を行わなかった比較例との処理のガントチャートを示したものである。図5〜9のガントチャートにおいて、「溶鋼加熱」とは第2位置の加熱装置6において溶鋼の加熱を行った作業を示している。溶鋼加熱の時間は20分である。また、図5〜9において、「成分調整」とは第1位置、第2位置、第3位置の合金添加装置5において溶鋼に合金を添加(合金添加)と溶鋼の攪拌(溶鋼攪拌)とを行うことで溶鋼の成分調整を行う作業を示している。合金添加の時間は20分である。各第1位置、第2位置、第3位置間において、第1搬送台車3a,第2搬送台車3bの移動時間は150sec/回である。第2位置にて溶鋼の再加熱する時間は5分である。
クレーン14による取鍋4の据え付けや搬出時間は10分/回であり、取鍋4を搬出してから他の取鍋4を据え付けるまでの時間は少なくとも20分を要する。例えば、第1位置にて取鍋4を搬出後、他の取鍋4を第1位置の第1搬送台車3aに据え付けるまでの時間は20分を要する。また、下記の説明で溶鋼に対して合金添加を行う際は、攪拌装置7によって取鍋4内の溶鋼を攪拌する。
図5に示すように、第1位置において第1搬送台車3aに第1取鍋4aを据え付けが終了すると(#11)、第1搬送台車3aは第2位置に移動して停車する(#12)。第1搬送台車3aの停止後、第2位置にある第1取鍋4a内に加熱装置6の電極6aが挿入され、第1取鍋4aの溶鋼が加熱される(#13)。溶鋼の加熱と略同時に添加装置によって合金が添加され、溶鋼の成分調整(溶鋼成分の調整)が行われる。なお、第2位置における溶鋼の成分調整は大まかな成分調整(粗調整)であって、第1位置や第3位置にて成分の細かい調整(微調整)を行うこととしている。言い換えれば、粗調整と微調整との2回の調整によって、2次精錬における溶鋼の成分調整が完了できるようにしている。
第2位置での第1取鍋4aの加熱及び成分調整(粗調整)が完了する頃、第3位置にある第2搬送台車3bに第2取鍋4bの据え付けが終了している(#14)。第2位置において第1取鍋4aの溶鋼に対する加熱及び粗調整後、第1搬送台車3aは第2位置から第1位置へと移動する(#15)。第1搬送台車3aが第1位置へ向けて移動している頃、第3位置にある第2搬送台車3bは第2位置に向けて移動する(#16)。
第1搬送台車3aが第1位置で停車後、第1位置にある第1取鍋4a内に合金が添加され、第1取鍋4aの溶鋼成分が微調整される(#17)。第1位置にて第1取鍋4aの溶鋼に対する微調整が行われている頃、第2位置に移動した第2搬送台車3bが第2位置で停車し、第2位置にある第2取鍋4b内に加熱装置6の電極6aが挿入され、第2取鍋4bの溶鋼が加熱される(#18)。第2取鍋4bの溶鋼への加熱と略同時に合金添加装置5によって合金が添加され、溶鋼成分の調整が行われる。
第2位置にて第2取鍋4bの溶鋼の加熱及び合金添加(成分調整)が行われている頃、第1位置で行われていた第1取鍋4aの溶鋼に対する溶鋼成分の微調整が完了し、第1取鍋4aの溶鋼の温度が目標範囲であるならば、クレーン14によって第1取鍋4aは搬出される(#19)。
第2取鍋4bの溶鋼の加熱及び粗調整後、第2搬送台車3bは第2位置から第3位置へと移動する(#20)。第2搬送台車3bが第3位置で停車後、第3位置にある第2取鍋4b内に合金が添加され、第2取鍋4bの溶鋼成分が微調整される(#21)。第3位置にて第2取鍋4bの溶鋼成分が微調整されている頃、第1位置にある第1搬送台車3a上に第3取鍋4cがクレーン14によって据え置かれる(#22)。その後、第1搬送台車3aは第2位置に移動して停車し(#23)、第2位置の第3取鍋4cの溶鋼に対して加熱及び合金添加(成分調整)が行われる(#24)。
第3取鍋4cの溶鋼に対して処理が行われている頃、第3位置で行われていた第2取鍋4bの溶鋼に対する微調整が完了し、第2取鍋4bの溶鋼の温度が目標範囲であるならば、クレーン14によって第2取鍋4bは搬出される(#25)。第2取鍋4bの搬出後、第3位置の第2搬送台車3bには第4取鍋4dが据え付けられる。以降、実施例1では、第3取鍋4cを第1取鍋4aと同様に考え、第4取鍋4dを第2取鍋4bと同様に考えると、#14〜#25処理が繰り返し行われる。
図5に示すように、実施例1では、第1位置や第3位置からそれぞれ取鍋4を67.5分に1回のペースで搬出することができ、2次精錬設備1から見ると33.75分に1回のペースで連続鋳造機に向けて取鍋精錬が終了した溶鋼を供給することができる。即ち、実施例1における取鍋精錬のサイクルタイムは33.75分となる。
図6は、第1取鍋4aや第2取鍋4bを搬出する際に溶鋼の温度が目標温度に達しなかった実施例2を示している。実施例2では、実施例1と同様の部分は同符号を付して説明を省略する。
第1位置で行われていた第1取鍋4aの溶鋼への微調整が完了後、第1取鍋4aの溶鋼の温度が目標範囲でない場合、第1搬送台車3aは第2位置に向けて移動する(#30)。第1搬送台車3aが第2位置に停車すると、第1取鍋4aに電極6aが挿入され、溶鋼の再加熱が行われる(#31)。第2位置において第1取鍋4aの再加熱が行われ、溶鋼の温度が目標温度に達すると、第1搬送台車3aは第1位置に向けて移動する(#32)。
第3位置で行われていた第1取鍋4aの溶鋼への微調整が完了後、第2取鍋4bの溶鋼の温度が目標範囲でない場合、第2搬送台車3bは第2位置に向けて移動する(#35)。第2搬送台車3bが第2位置に停車すると、第2取鍋4bに電極6aが挿入され、溶鋼の再加熱が行われる(#36)。第2位置において第2取鍋4bの再加熱が行われ、溶鋼の温度が目標温度に達すると、第2搬送台車3bは第3位置に向けて移動する(#37)。
図6に示すように、実施例2では、第1位置や第3位置からそれぞれ取鍋4を77.5分に1回のペースで搬出することができ、2次精錬設備1から見ると38.75分に1回のペースで連続鋳造機に向けて取鍋精錬が終了した溶鋼を供給することができる。即ち、実施例2における取鍋精錬のサイクルタイムは38.75分となる。
図7は、2つの位置で溶鋼の処理を行った比較例1を示している。比較例1では、第2位置において溶鋼加熱及び合金添加(成分調整)を行った。第2位置において、溶鋼の粗調整と微調整との両方を行う合金添加を実施した。成分調整の時間は40分である。台車は第1搬送台車3aの1台とした。
図7に示すように、第1位置において第1搬送台車3aに第1取鍋4aを据え付けが終了した後(#40)、第1搬送台車3aは第2位置に移動して停車する(#41)。第2位置において第1取鍋4aの溶鋼に対して加熱及び合金添加(成分調整)を行う(#42)。合金添加終了後(微調整後)、第1搬送台車3aは第1位置に移動して、第1位置において第1取鍋4aが搬出される(#43)。
図7に示すように、比較例1では、第1位置から取鍋4が65分に1回のペースで搬出することとなり2次精錬設備1から見ると65分に1回のペースで連続鋳造機に向けて取鍋精錬が終了した溶鋼を供給することになる。即ち、比較例1における取鍋精錬のサイクルタイムは65分となる。
図8は、図7に示した比較例1に対して3つの位置で溶鋼の処理を行った比較例2を示している。比較例2では、比較例1と同様の部分は同符号を付して説明を省略する。台車は第1搬送台車3aと第2搬送台車3bの2台とした。
図8に示すように、第2位置での第1取鍋4aの加熱及び成分調整が完了する頃、第3位置にある第2搬送台車3bに第2取鍋4bの据え付けが終了している(#50)。第2位置において第1取鍋4aの溶鋼に対する加熱及び成分調整後、第1搬送台車3aは第2位置から第1位置へと移動し、移動後、第1位置から第1取鍋4aが搬出される(#51)。第1搬送台車3aが第1位置へ向けて移動している頃、第3位置にある第2搬送台車3bは第2位置に向けて移動する(#52)。
第2搬送台車3bが第2位置で停車後、第2位置において第1取鍋4aの溶鋼に対して加熱及び合金添加(成分調整)を行う(#53)。第2位置での第2取鍋4bの加熱及び成分調整が完了する頃、第1位置にある第1搬送台車3aに第3取鍋4cの据え付けが終了している(#54)。第2位置において第2取鍋4bの溶鋼に対する加熱及び成分調整後、第2搬送台車3bは第2位置から第3位置へと移動し、移動後、第1位置から第2取鍋4bが搬出される(#55)。第2取鍋4bの搬出後、第3位置の第2搬送台車3bには第4取鍋4dが据え付けられる。第2搬送台車3bが第3位置へ向けて移動している頃、第1位置にある第1搬送台車3aは第2位置に向けて移動する(#57)。
以降、比較例2では、第3取鍋4cを第1取鍋4aと同様に考え、第4取鍋4dを第2取鍋4bと同様に考えると、上記に示した動作が繰り返し行われる。
図8に示すように、比較例2では、第1位置や第3位置から取鍋4が87.5分に1回のペースで搬出することとなり2次精錬設備1から見ると43.75分に1回のペースで連続鋳造機に向けて取鍋精錬が終了した溶鋼を供給することになる。即ち、比較例2における取鍋精錬のサイクルタイムは43.75分となる。
図9は、3つの位置で溶鋼の処理を行った比較例3を示している。比較例3では、第1位置や第3位置にて、溶鋼の粗調整と微調整との両方を行う合金添加を実施した。成分調整の時間は40分である。台車は第1搬送台車3aと第2搬送台車3bの2台とした。
図9に示すように、第1位置において第1搬送台車3aに第1取鍋4aを据え付けが終了すると(#60)、第1搬送台車3aは第2位置に移動して停車する(#61)。第1搬送台車3aの停止後、第2位置にある第1取鍋4a内に加熱装置6の電極6aが挿入され、第1取鍋4aの溶鋼が加熱される(#62)。第2位置において第1取鍋4aの溶鋼に対する加熱終了後、第1搬送台車3aは第2位置から第1位置へと移動する(#63)。第1搬送台車3aが第1位置で停車後、第1位置にある第1取鍋4a内に合金が添加され、第1取鍋4aの溶鋼成分の調整が行われる(#64)。
第1位置にて第1取鍋4aの溶鋼に対する成分調整が行われている頃、第3位置にある第2搬送台車3bに第2取鍋4bの据え付けが終了している(#65)。第3位置にある第2搬送台車3bは第2位置に向けて移動する(#66)。第2位置にある第2取鍋4b内に加熱装置6の電極6aが挿入され、第2取鍋4bの溶鋼が加熱される(#67)。第2取鍋4bの溶鋼の加熱後、第2搬送台車3bは第2位置から第3位置へと移動する(#68)。第2搬送台車3bが第3位置で停車後、第3位置にある第2取鍋4b内に合金が添加され、第2取鍋4bの溶鋼成分の調整が行われる(#69)。
第3位置にて第2取鍋4bの溶鋼成分の調整が行われている頃、第1取鍋4aの成分調整が終了して第1取鍋4aがクレーン14によって第1位置から搬出される(#70)。第3位置にて第2取鍋4bの溶鋼成分の調整が行われている間に、第1位置において第1搬送台車3aに第3取鍋4cが据え付けられ、第1搬送台車3aが第1位置から第2位置へ移動している(#71)。さらに、第2位置において第3取鍋4cの溶鋼に対する加熱が行われている(#72)。
第2位置にて第3取鍋4cの溶鋼に対する加熱が行われている頃、第3位置にて第2取鍋4bの溶鋼成分の調整が終了し、第2取鍋4bがクレーン14によって第3位置から搬出される(#73)。第2取鍋4bの搬出後、第3位置の第2搬送台車3bには第4取鍋4dが据え付けられる。
以降、比較例3では、第3取鍋4cを第1取鍋4aと同様に考え、第4取鍋4dを第2取鍋4bと同様に考えると、上記に示した動作が繰り返し行われる。
図9に示すように、比較例3では、第1位置や第3位置から取鍋4が103分に1回のペースで搬出することとなり2次精錬設備1から見ると51.5分に1回のペースで連続鋳造機に向けて取鍋精錬が終了した溶鋼を供給することになる。即ち、比較例3における取鍋精錬のサイクルタイムは51.5分となる。
表1は、実施例1、2及び比較例1〜3における溶鋼の処理のサイクルタイム(搬出ピッチ)をまとめたものである。
Figure 0004991370
表1の実施例1、2に示すように、溶鋼に対する合金添加を第1位置、第2位置、第3位置のぞれぞれの位置で行うと共に、溶鋼の加熱を第2位置で行うことにより、溶鋼の処理のサイクルを低減することができる。しかも、実施例1及び2では、第2位置において合金添加と加熱とを同時(加熱をしながら合金添加を行う)に行うと共に、1つの取鍋4に対する成分調整を2回に分けているので、合金添加と加熱とにかかるトータル時間が非常に短くなり、溶鋼の処理のサイクルタイムを大幅に低減することができる。言い換えれば、第2位置において溶鋼に対する加熱と合金添加との処理を同じ時間帯で開始及び終了すると共に、合金添加を2回に分けてそれぞれ異なる位置で行っているので、取鍋精錬における処理を早くすることができる。
一方で、本発明の溶鋼の処理を実施しなかった比較例1〜3では、実施例に比べ少なくとも5分以上サイクルタイムが長く、生産性が低いものとなった。
以上、本発明の溶鋼の処理方法によれば、取鍋精錬におけるサイクルタイムが短縮化されるので、連続鋳造における1チャージ当たりの鋳造時間を短縮することが可能になる。よって、取鍋製錬工程における溶鋼処理能力によって鋳造工程における生産量が制限されている場合には、鋳造速度アップ分の増産効果が得られる。
また、取鍋精錬処理時間の短縮、鋳造時間の短縮、および溶鋼を取鍋に受けてからの待機時間解消による熱ロス低減によって、電力費用の低減および二酸化炭素発生量低減効果が得られる。
取鍋精錬が行われる場所の概略平面図である。 合金添加装置及び合金搬送装置を説明する図である。 溶鋼の処理方法を説明する図である。 溶鋼の処理方法を説明する他の図である。 実施例1における溶鋼処理のガントチャートである。 実施例2における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例1における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例2における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例3における溶鋼処理のガントチャートである。
符号の説明
1 2次精錬設備
3a 第1搬送台車
3b 第2搬送台車
4 取鍋
4a 第1取鍋
4b 第2取鍋
4c 第3取鍋
4d 第4取鍋

Claims (3)

  1. 取鍋に収容された溶鋼に対して合金添加を行う第1位置と、前記第1位置に隣接して取鍋に収容された溶鋼に対して加熱および合金添加を行う第2位置と、前記第1位置とは反対側で前記第2位置に隣接し且つ取鍋に収容された溶鋼に対して合金添加を行う第3位置との相互間を独立して移動可能な第1搬送台車及び第2搬送台車によって取鍋を各位置に移動させながら、以下の手順で溶鋼の加熱および溶鋼への合金添加を行うことを特徴とする溶鋼の処理方法。
    (1)第1位置に第1搬送台車を位置させると共に、第3位置に第2搬送台車を位置させる。
    (2)第1位置にある第1搬送台車に溶鋼が収容された第1取鍋を据え付ける。
    (3)第1取鍋を据え付け後、前記第1搬送台車を前記第2位置に移動させる。
    (4)第2位置にある第1取鍋の溶鋼に対して加熱および合金添加をして溶鋼成分の粗調整を行う。
    (5)第2位置にて第1取鍋に対する加熱および合金添加終了後、第1搬送台車を第1位置に移動させる。
    (6)第1位置にある第1取鍋の溶鋼に対して合金添加して溶鋼成分の微調整を行う。
    (7)前記(3)〜前記(6)の処理中に、第3位置にある第2搬送台車に第2取鍋を据え付ける。
    (8)第1搬送台車が第1位置へ移動後、第3位置にある第2搬送台車を第2位置に移動させる。
    (9)第2位置にある第2取鍋の溶鋼に対して加熱および合金添加をして溶鋼成分の粗調整を行う。
    (10)第1位置にて第1取鍋の溶鋼に対する合金添加終了後、当該第1取鍋の溶鋼の温度が目標範囲であれば第1取鍋を搬出する。
    (11)第2位置にて第2取鍋に対する加熱および合金添加終了後、第2搬送台車を第3位置に移動させる。
    (12)第3位置にある第2取鍋の溶鋼に対して合金添加をして溶鋼成分の微調整を行う。
    (13)第1位置にある第1搬送台車に溶鋼が収容された第3取鍋を据え付ける。
    (14)第3取鍋据え付け後、前記第1搬送台車を前記第2位置に移動させる。
    (15)第2位置にある第3取鍋の溶鋼に対して加熱および合金添加をして溶鋼成分の粗調整を行う。
    (16)第3位置にて第2取鍋の溶鋼に対する合金添加終了後、当該第2取鍋の溶鋼の温度が目標範囲であれば第2取鍋を搬出する。
    (17)第2位置にて第3取鍋に対する加熱および合金添加終了後、第1搬送台車を第1位置に移動させる。
    (18)第1位置にある第3取鍋の溶鋼に対して合金添加をして溶鋼成分の微調整を行う。
    (19)第3取鍋の処理中に、第3位置にある第2搬送台車に第4取鍋を据える。
    (20)以降、第3取鍋を前記第1取鍋として、第4取鍋を第2取鍋として、上記(8)〜(19)の手順に従って繰り返し処理を行う。
  2. 手順(10)において第1取鍋の溶鋼の温度が目標範囲外であるときは、少なくとも下記の手順を行うことを特徴とする請求項1に記載の溶鋼の処理方法。
    (10−1)第1搬送台車を第2位置に移動させ、第2位置にある第1取鍋の溶鋼に対して加熱を行う。
    (10−2)第1取鍋の溶鋼を目標範囲まで昇熱すると、第1搬送台車を第1位置に移動させる。
    (10−3)第1位置にある第1搬送台車上の第1取鍋を搬出する。
  3. 手順(16)において第2取鍋の溶鋼の温度が目標範囲外であるときは、少なくとも下記の手順を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の溶鋼の処理方法。
    (16−1)第2搬送台車を第2位置に移動させ、第2位置にある第2取鍋の溶鋼に対して加熱を行う。
    (16−2)第2取鍋の溶鋼を目標範囲まで昇熱すると、第2搬送台車を第3位置に移動させる。
    (16−3)第3位置にある第2搬送台車上の第2取鍋を搬出する。
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