JP4815341B2 - 医療用x線撮影装置 - Google Patents
医療用x線撮影装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4815341B2 JP4815341B2 JP2006354710A JP2006354710A JP4815341B2 JP 4815341 B2 JP4815341 B2 JP 4815341B2 JP 2006354710 A JP2006354710 A JP 2006354710A JP 2006354710 A JP2006354710 A JP 2006354710A JP 4815341 B2 JP4815341 B2 JP 4815341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subject
- ray
- generator
- positioning
- medical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
特に近時においては、パノラマ撮影とCT撮影の両方を行うことが可能な医療用X線撮影装置が提供されている。
例えば、歯科や耳鼻科などで用いられる医療用X線撮影装置は、X線発生器とX線検出器とを対向配置し、被写体の周りで旋回する旋回アームと、該旋回アームを支持し、被写体に対して旋回アームとともに昇降する昇降フレームと、前記X線発生器と前記X線検出器との間の所定位置に被写体の頭部を固定保持する被写体頭部固定手段などを備え、該被写体頭部固定手段により被写体の頭部を所定位置に固定保持させた状態で、旋回アームの旋回作動を伴いX線発生器、X線検出器を作動させて、被写体頭部内部の目的に応じたX線撮影が行われている。
例えば、パノラマ撮影時においては、被写体の正面から照射され、被写体頭部の左右方向の位置付けを行うための正中ビームが被写体の正中線と一致するように、また、被写体の正面から照射され、被写体頭部の上下方向の位置付けを行うための水平線ビームが被写体の眼窩下縁あるいは鼻下点と外耳道を結ぶ線と一致するようにして、被写体頭部の位置付けを行う。次いで、断層面ビームが被写体の断層基準位置(例えば左側の犬歯の位置など)に一致するように旋回アームを旋回移動させて、パノラマ撮影開始点の位置決めを行い、旋回アームを旋回させて、パノラマ撮影が行われる。
CT撮影として比較的広範囲、例えば、被写体頭部全体のCT撮影を行う場合は、撮影目標領域の位置決めは、重要とはならないが、特に近時においては、被写体に対するX線照射量を低減するため、被写体内部の局所のみをCT撮影する局所CT撮影が多用されており、その場合には、撮影目標領域の位置決めが重要となる。
このものでは、被写体は、X線発生器とX線検出器との間に、支柱に対して対面して導入され、前記したように正中ビーム、水平線ビームにより頭部の位置付けがなされ、断層面ビームにより撮影開始点または撮影目標領域の位置決めが行われるとともに、更に、X線検出器の近傍には、撮影される範囲の上限と下限とを示すための、水平方向に沿って延びるように照射する平行に設けられた3つのビーム発生器を備えている。
これにより、撮影の前に撮影される範囲が予め確認できるというものである。
前記特許文献2に記載の局所照射X線撮影装置は、図9に示すように、X線発生器1とX線検出器2とを対向配置し、被写体の周りで旋回する旋回アーム3と、旋回アーム3を一軸で旋回可能に支持した上フレーム4と、上フレーム4の両基端部を支持する一対の支柱5、5と、支柱5に設けられ各種操作や画像を表示するための操作パネル7、被写体が着座し、頭部固定手段8、X−Y移動機構及び昇降機構を備えた患者椅子9などを備えている。
このものでは、実撮影の前に、図11(a)に示すように、被写体の頭部を被写体固定手段8で固定し、固定状態で被写体の前歯の歯根端の位置を各ガイドビームLX、LY、LZ(不図示)が照射されるように、ガイドビームと被写体との相対的位置を移動させて、実撮影基準点として位置付けを行い、また操作パネル7に表示される被写体模式図の模式図撮影基準点と、実撮影基準点とを一致させる校正を行う。
尚、図11において、3aの破線で示した円は、旋回アーム3の旋回中心であり、この旋回中心の近傍が実際の局所X線撮影領域となり、操作パネル7上の被写体模式図上にも表示され、図11(a)では、各ガイドビームの交点が旋回中心3aに指向されている。
これにより、従来のように外部から照射されるガイドビームだけで撮影目標領域を推測するのに比べて、より確実に目標とする局所部位の撮影が可能となっている。
また、このものでは、前記したように、上フレーム4の両基端部を支持する一対の支柱5、5を備える構成としており、局所照射X線撮影装置の構成が大掛かりなものとなり、機器の設置スペースを大きく取る必要があった。
さらに、この場合において、前記鏡の鏡面が凸状に形成されているものとしてもよい。
また、前記複数のビーム発生器が前記被写体に対して移動可能な構成とされているものとしてもよい。
また、これにより、位置決め後から撮影までに要する時間を削減することができるので、術者、被写体双方に便宜である。
特に、一対の前後位置決めビーム発生器を被写体を挟むようにして設けているので、被写体の左右部位のいずれを撮影する際にも、旋回アームを大きく旋回させることなく位置決めを行うことができ、被写体へ旋回アームの旋回動作による恐怖感を与えることを低減できる。
また、術者の移動量が低減されるので、移動により術者の姿が被写体の視界から隠没することを低減でき、被写体に対して不安感を与える恐れがない。
さらに、この場合において、前記鏡の鏡面が凸状に形成されているものとすれば、鏡面に写されたビームの被写体への照射位置を術者の身長に係らず、術者は、他方側の前後位置決めビーム発生器側近傍から、鏡越しに確認でき、便宜である。
図1乃至図8は、本実施形態に係る医療用X線撮影装置を示し、図1は、同実施形態に係る医療用X線撮影装置の一例を示し、(a)は、概略正面図、(b)は、概略側面図、図2は、同実施形態に係る医療用X線撮影装置が備える2次元移動手段の内部構造を示し、(a)は、一部破断概略側面図、(b)は、一部破断概略平面図、図3は、同医療用X線撮影装置の旋回アームが備える一対の前後位置決めビーム発生器の一例を示し、(a)は、X線検出器の概略斜視図、(b)は、X線発生器の概略斜視図、図4は、同医療用X線撮影装置が備える左右位置決めビーム発生器の一例を示し、(a)は、該ビーム発生器の移動機構を説明する一部破断概略平面図、(b)は、該ビーム発生器の移動機構を説明する一部破断概略側面図、図5(a)は、同実施形態の複数のビーム発生器から照射されるビームによる被写体の位置付け時の様子を模式的に示す概略平面図、(b)は、(a)において被写体頭部に照射された各種ビームの一例を模式的に示す概略正面図、図6(a)は、同実施形態の複数のビーム発生器から照射されるビームによる撮影目標領域の位置決め時(被写体左側部位)の様子を模式的に示す概略平面図、(b)は、(a)において被写体頭部に照射された各種ビームの一例を模式的に示す概略正面図、図7(a)は、同実施形態の複数のビーム発生器から照射されるビームによる撮影目標領域の位置決め時(被写体右側部位)の様子を模式的に示す概略平面図、(b)は、(a)において被写体頭部に照射された各種ビームの一例を模式的に示す概略正面図、図8は、同実施形態に係る医療用X線撮影装置における2次元移動手段の他態様を示す一部破断側面図である。
尚、本実施形態では、医療用X線撮影装置として、歯科用のものを例示しているが、これに限られず、耳鼻科、眼科、その他の医科用にも本発明の適用が可能である。
昇降フレーム12は、支柱11に沿って昇降可能に支持されているフレーム側辺部12aと、フレーム側辺部12aの下端縁から延設されたフレーム下辺部12bと、フレーム側辺部12aの上端縁から延設されたフレーム上辺部12cとで、側面視が略C字状となるように形成されている。
尚、上下位置決めビーム発生器14zから照射されるビームは、前記したような被写体頭部の上下方向の位置付けを行うための水平線ビームとしても使用可能である。
また、フレーム下辺部12bには、被写体に対して正面方向から照射して左右方向の位置決めを行うための照射方向が左右方向に移動可能とされた後記する左右位置決めビーム発生器14xが内設されている。
前記フレーム上辺部12cの被写体側端部近傍には、旋回アーム13が旋回可能に吊持されており、後記する旋回アーム13を水平面域で2次元移動、すなわちX−Y移動させるX−Y移動機構20(図2参照)が内蔵されている。
X線検出部13bの外側面(X線発生部13aと対向する側を内側面とした場合における他の側面、以下同様)には、撮影モードの各種設定や画像を表示する操作パネル16が設けられている。
また、X線発生部13a及びX線検出部13bのそれぞれ一側部13aa、13bb(図3参照)には、後記する前後位置決めビーム発生器14ya、14ybが設けられている。
さらに、本実施形態では、後記する側面ミラー(鏡)17がX線発生部13aの内側面13ac(図3参照)に配設されている。
旋回アーム13の旋回中心13j(図5参照)及びX線検出部13bのX線検出面13bc(図3参照)は、X線発生部13aのX線源(X線発生器13R)から放射されたX線の光路上に位置し、局所CT撮影時においては、旋回中心13jが撮影中心軸となり、その近傍部位が撮影領域R(図5乃至図7のそれぞれR1、R2、R3参照)となる。
X−Y移動機構20は、昇降フレーム12のフレーム上辺部12cの上辺部ハウジング12caに内蔵されており、上辺部ハウジング12caに固定されると共に、Y方向(前後方向、図1(b)の白抜矢印Y方向)に伸びる一対のY方向ガイドレール21yと、これらY方向ガイドレール21yに沿ってY方向に往復移動可能なY方向移動フレーム22yと、Y方向移動フレーム22yに固定されると共にX方向(左右方向、図1(a)の白抜矢印X方向)に伸びる一対のX方向ガイドレール21xと、これらX方向ガイドレール21xに沿ってX方向に往復移動可能なX方向移動フレーム22xとを有する。
同様に、X方向移動フレーム22xは、Y方向移動フレーム22yに固定されたX方向移動モータ23xに適当な駆動伝達機構(例えば、X方向移動モータ23xに駆動連結されたネジ軸24xと、これに螺合すると共にX方向移動フレーム22xに固定されたナット25xを含む機構など)を介して連結されており、X方向移動モータ23xの駆動に基づいてX方向に移動するように構成されている。
また、旋回中心軸13dの下端部には、横断面が旋回中心軸13dと同心とされた円形のベルト巻回部(プーリ)13fが形成されており、このベルト巻回部13fにベルト13gが巻回されている。
ベルト13gは、旋回アーム13内に固定されている旋回モータ13hに連結された他のプーリ(不図示)に巻回されて、ベルト巻回部13fと、旋回モータ13hとを連結しており、旋回モータ13hの駆動に基づいて昇降フレーム12のX方向移動フレーム22xに一端が固定された旋回中心軸13dを中心に、旋回アーム13が昇降フレーム12に対して相対的に旋回する構成としている。
尚、前記のようなX−Y移動機構20、旋回アーム13の旋回動作の構成は、歯科用パノラマX線撮影装置で使用されている他の公知の構成の適用が可能である。
前後位置決めビーム発生器14ya、14ybは、被写体に対して左右方向から照射して撮影目標領域の前後方向の位置決めを行うものであり、被写体を挟んで対向配置されたX線発生部13a、X線検出部13bのそれぞれ所定の部位に配設されている。
本実施形態では、X線発生部13aの支柱11から遠方位置(旋回アーム13が旋回していない図1の状態において)の側部13aaと、X線検出部13bの支柱11から近接位置の側部13bbとにそれぞれ被写体を挟むようにして対角位置、すなわち、一方の前後位置決めビーム発生器14yaは、旋回アーム13のX線発生器13R側に、他方の前後位置決めビーム発生器14ybは、X線検出器13S側に、それぞれ配設され、両ビーム発生器14ya、14ybの配設位置は、両ビーム発生器14ya、14ybから照射されるビームLYa、LYb(図5参照)が、X線発生器13Rから放射されるX線と交差する対角位置関係となるように配設されている
また、両ビーム発生器14ya、14ybから照射される各ビームLYa、LYbは、前記した旋回アーム13のX−Y移動機構20により、被写体に対してその照射方向がY方向(前後方向)に移動する構成としている。
さらには、X線発生器13Rから放射されるX線に沿うように各ビームLYa、LYbを照射可能な位置に配設する構成としてもよい。
また、側面ミラー17の鏡面は、図示のように被写体側に膨出するようにして凸状に形成されている。
また、側面ミラー17の配設箇所は、図示のものに限られず、側面ミラー17が近傍に設けられる一方の前後位置決めビーム発生器から照射されるビームの被写体への照射位置を、他方の前後位置決めビーム発生器側近傍から、後記する位置決め時に術者Dが側面ミラー17越しに、視認可能な配設箇所であればよく、X線の光路上とならない部位に設けてもよく、またX線検出部13a側に設けてもよく、さらに凸状に形成された以外のものを適用してもよい。
さらにまた、図例の側面ミラー17では、上下方向のみの視野が広がるように円柱の一部を縦割りしたような形状としているが、上下左右方向への視野が広がるように球体の一部を切り取ったような形状としてもよい。
左右位置決めビーム発生器14xは、被写体に対して正面方向から照射して撮影目標領域の左右方向の位置決めを行うものであり、旋回アーム13のX−Y移動機構20と連動して、照射方向がX方向(左右方向)にビーム発生器移動機構40により移動可能に構成されている。
ビーム発生器移動機構40は、昇降フレーム12のフレーム下辺部12bに内設されており、フレーム下辺部12b内に設けられた取付プレート41と、取付プレート41に固定されたビーム発生器移動モータ42と、ビーム発生器移動モータ42に連結され、X方向に沿って配設されたネジ軸44と、ネジ軸44に沿って配設されたガイド軸45と、ネジ軸44が貫通螺合される雌ネジ部及びガイド軸45が挿通される挿通孔を有する移動ブロック46と、移動ブロック46に上端部が固定され傾斜部に左右位置決めビーム発生器14xを配設した移動プレート47と、ネジ軸44及びガイド軸45のそれぞれ両端を支持し、取付プレート41に固定された軸受け部43a、43bとで構成されている。
尚、符号48は、左右位置決めビーム発生器14xから照射されたビームを透過する透光性素材で形成された透光プレートである。
すなわち本実施形態においては、前記のX−Y移動機構20及びビーム発生器移動機構40により、各ビーム発生器14x、14ya、14ybが被写体に対して移動可能に構成されている。
さらに、ビーム発生器移動モータ42によるネジ軸44の駆動に換えて、プーリとベルトなどを介して移動ブロック46、移動プレート47、左右位置決めビーム発生器14xをX方向に移動させる構成としてもよい。
さらにまた、左右位置決めビーム発生器14x及びビーム発生器移動機構40の配設箇所は、図例のものに限られず、フレーム側辺部12aやフレーム上辺部12cなど旋回アーム13のX−Y移動機構20と連動して、照射方向がX方向(左右方向)に移動可能で、被写体の正面の照射が可能であればどのような箇所でもよい。
さらにまた、本実施形態では、後記する被写体の正中線と正中ビームLI(図5参照)とを一致させて位置付けを行う際の正中ビームLIを照射する正中ビーム発生器14を、左右位置決めビーム発生器14xとは別途、昇降フレーム12に固定的に配設した構成としているが、正中ビーム発生器14を設けずに左右位置決めビーム発生器14xから照射される左右ビームを正中ビームとして兼用する構成としてもよい。
さらに、左右位置決めビーム発生器14xを旋回アーム13の上辺部13cの下面等に固定的に配設し、X−Y移動機構20による旋回アーム13のX−Y移動により、被写体に対してその照射方向がX方向(左右方向)に移動する構成としてもよい。
尚、図5(a)乃至図7(a)では、他の図と医療用X線撮影装置Aの各構成部材の形状等が一致していないが、医療用X線撮影装置Aの各構成部材の配設箇所を模式的に示すものである。
尚、この場合において、更に、上下位置決めビーム発生器14zから照射される上下位置決めビームLZを被写体頭部の上下方向の位置付けを行うための水平線ビームとして照射し、該水平線ビームが被写体Pの眼窩下縁あるいは鼻下点と外耳道を結ぶ線と一致するようにして、被写体頭部の位置付けを行うようにしてもよい。
この場合において、特に局所CT撮影の際には、チンレスト12fを上下調節し、所望の撮影部位、例えば上顎側を撮影したい場合は、チンレスト12fを下方へ移動させて被写体Pの位置付けを行い、この場合には、上下位置決めビーム発生器14zから照射される上下位置決めビームLZが撮影目標領域の上下方向の位置決めビームとして照射されることとなる。
これによれば、前後ビームLYa、LYbがそれぞれ被写体の左右対称位置に照射されているか否かを確認できるので、被写体頭部の水平面域での左右への傾きがないか否かを確認でき、被写体頭部を確実に位置付けできる。
この場合において、本実施形態のように側面ミラー17を設けた場合には、術者Dは、前後位置決めビーム発生器14yaから照射される前後ビームLYaの被写体Pへの照射位置を、前後位置決めビーム発生器14yb側近傍から側面ミラー17越しに移動することなく視認でき、便宜である。
すなわち、術者Dは、移動することなく、一対の前後位置決めビーム発生器14ya、14ybから照射された前後ビームLYa、LYbの被写体Pへの照射位置を確認できる。
すなわち、本実施形態のように、旋回アーム13が基台10から立設された支柱11に付設された昇降フレーム12に吊持されて、被写体Pを支柱11に対面させてX線撮影を行う構成としている場合は、医療用X線撮影装置Aの設置スペースを小さくするには、昇降フレーム12の支柱11からの延設長を短くすることが好ましいが、この場合に、旋回アーム13の初期位置を昇降フレーム12に対して直交する位置とすると、昇降フレーム12と、支柱11により術者Dの視界が遮られるため、旋回アーム13を前記した初期位置とすることが好ましい。
これにより、術者Dは、被写体Pを撮影領域、すなわち、旋回アーム13のX線発生部13aとX線検出部13bとの間に導入後、旋回アーム13を大きく旋回させることなく、各ビームを参照しながら位置付けを行うことができ、便宜である。
この場合において、特に本実施形態では、一方の前後位置決めビーム発生器14yaは、旋回アーム13のX線発生器13R側に、他方の前後位置決めビーム発生器14ybは、X線検出器13S側に、それぞれ配設され、両ビーム発生器14ya、14ybの配設位置は、両ビーム発生器14ya、14ybから照射されるビームLYa、LYbが、X線発生器13Rから放射されるX線と交差する対角位置関係となるように配設しているので、図示のように術者Dは、昇降フレーム12、旋回アーム13に遮られることなく、各ビームの被写体Pへの照射位置を視認しやすいものとなる。
尚、図6(b)及び図7(b)では、撮影目標領域の上下方向の位置決めは、前記したようにチンレスト12fの調節により、上下位置決めビーム発生器14zから照射される上下位置決めビームLZが撮影目標領域として上顎を照射している状態を示している。
この撮影目標領域の位置決めの際には、左右位置決めビーム発生器14xから照射される左右ビームLXと、前後位置決めビーム発生器14ya、14ybから照射される前後ビームLYa、LYbを参照して行う。
すなわち、被写体頭部の左奥側部位の局所を撮影したい場合には、図6に示すように、操作パネル16を操作して、旋回アーム13をX−Y移動させるとともに、そのX−Y移動と連動してビーム発生器移動機構40が作動されて、左右位置決めビーム発生器14xから照射される左右ビームLX及び前後位置決めビーム発生器14ya、14ybから照射される前後ビームLYa、LYbの交点、すなわち撮影中心軸13jが、撮影領域R2に重なるように、被写体P上を移動させて撮影目標領域の位置決めを行う。
この際、術者Dは、前後ビームLYaの被写体Pへの照射位置を側面ミラー17で確認しながら位置決めを行うことができる。
すなわち、操作パネル16が設けられているX線検出部13bと対向する側に設けられた前後位置決めビーム発生器14yaから照射される前後ビームLYaの照射位置を確認する際には、側面ミラー17がないものでは、術者Dは、支柱11、昇降フレーム12を大きく回避、移動して確認する必要があるが、本実施形態では、術者Dは、側面ミラー17で、前後ビームLYaの被写体Pへの照射位置を確認しながら操作パネル16を操作し、旋回アーム13をX−Y移動させることができる。
すなわち、術者Dは、従来の前記特許文献1に記載の医療用X線撮影装置のように、各ビーム発生器の設けられていない側の部位を撮影する際にも旋回アーム13を初期位置から大きく旋回させることなく、撮影目標領域の位置決めを簡易に行うことができ、術者、被写体の双方にとって、便宜である。
また、側面ミラー17の鏡面を凸状に形成しているので、鏡面に写された前後ビームLYaの被写体Pへの照射位置を術者Dの身長に係らず、術者Dは、前後位置決めビーム発生器14yb側近傍から、鏡越しに確認でき、便宜である。
さらにまた、旋回アーム13が基台10から立設された支柱11に付設された昇降フレーム12に吊持されて、被写体Pを支柱11に対面させてX線撮影を行う構成としているので、前記特許文献2に記載されたものと比べて、医療用X線撮影装置Aの構成が大型化せず、設置スペースを広く取る必要がないものとなる。
また、各ビーム発生器14x、14ya、14ybが被写体Pに対して移動可能な構成としているので、被写体Pの位置付けが行われた後は、各ビーム発生器14x、14ya、14ybを移動させることにより撮影目標領域の位置決めを行うことができるので、被写体Pを実撮影位置に移動させる必要がなく、被写体Pに対して不安感などを与えることを低減できる。
また、前記では、主にCT撮影時の位置決めを例に説明しているが、パノラマ撮影の際には、前記同様に被写体頭部の位置付けを行った後に、前後位置決めビームを断層面ビームとして照射し、断層基準位置に一致させて、パノラマ撮影開始点の位置決めが可能であり、その他、旋回アーム13のパノラマ撮影時の旋回動作等は、公知のものが適用可能である。
前記した例では、立姿で位置付け固定された被写体に対して、旋回アーム13がX−Y移動する構成としているが、本態様では、医療用X線撮影装置Aに被写体が着座する被写体椅子30を更に設けて、被写体椅子30にX−Y移動機構20Aを内蔵した構成としている。
また、Z方向(上下方向、白抜矢印Z方向)への変位を可能とするZ移動機構を更に備えた構成としている。
尚、既述と同様の機能を有する部材については、その符号に「´」を付し、詳述を省略する。
X−Y移動機構20Aは、基部36の内部に固定されると共にX方向(左右方向)に伸びる一対のX方向ガイドレール21x´と、これらX方向ガイドレール21x´に沿ってX方向に往復移動可能なX方向移動フレーム22x´と、Z方向(上下方向)に往復移動可能なZ方向移動ピストン22zを内嵌すると共にX方向移動フレーム22x´に固定されたZ方向シリンダ21zと、Z方向移動ピストン22zに固定されると共に、Y方向(前後方向)に伸びる一対のY方向ガイドレール21y´と、これらY方向ガイドレール21y´に沿ってY方向に往復移動可能なY方向移動フレーム22y´とを有する。
また、Y方向移動フレーム22y´は、Z方向移動ピストン22zに固定されたY方向移動モータ23y´に適当な駆動伝達機構(例えば、Y方向移動モータ23y´に駆動連結されたネジ軸24y´と、これに螺合すると共にY方向移動フレーム22y´に固定されたナット25y´を含む機構など)を介して連結されており、Y方向移動モータ23y´の駆動に基づいてY方向に移動するように構成されている。
前記のように構成されたX−Y移動機構20Aでは、X方向移動モータ23x´、Y方向移動モータ23y´を駆動することにより、旋回アーム13の旋回中心軸13dに対して、被写体自体がX−Y方向に移動可能とされ、旋回アーム13は、旋回モータ13iの駆動に基づいて旋回作動する。
尚、被写体椅子30は、Z方向移動機構を備えているので、昇降フレーム12を昇降機構を備えないものとしてもよく、またチンレスト12fや側頭部押え部材12e、12eなどが不要であることは当然である。
また、前記したX−Y移動機構20を共に適用することも可能である。
11 支柱
12 昇降フレーム(支持部)
13 旋回アーム
13a X線発生部
13b X線検出部
13j 撮影中心軸
13R X線発生器
13S X線検出器
14x 左右位置決めビーム発生器
14ya、14yb 前後位置決めビーム発生器
17 側面ミラー(鏡)
A 医療用X線撮影装置
P 被写体
Claims (5)
- 被写体を挟んでX線発生器とX線検出器とを対向配置した旋回アームを備え、
該被写体に対して相対移動可能に設けられた複数のビーム発生器から照射されるビームにより、該被写体の撮影目標領域の位置決めを行うようにした医療用X線撮影装置であって、
前記複数のビーム発生器は、
前記被写体に対して正面方向から照射して左右方向の位置決めを行う左右位置決めビーム発生器と、該被写体に対して左右方向から照射して前後方向の位置決めを行う一対の前後位置決めビーム発生器とからなり、それぞれから照射されるビームが撮影中心軸を通るように指向可能とされ、
前記一対の前後位置決めビーム発生器は、
一方のビーム発生器は前記旋回アームの前記X線発生器側に、他方のビーム発生器は前記X線検出器側に配設され、
両ビーム発生器の配設位置は、両ビーム発生器から照射されるビームが前記X線発生器から放射されるX線と交差する対角位置関係を満たし、かつ
前記両ビーム発生器から照射されるビームは互いに平面視同一線上で重なり、前記左右位置決めビーム発生器から照射されるビームと直交するように指向される構成にしていることを特徴とする医療用X線撮影装置。 - 請求項1において、
前記前後位置決めビーム発生器の少なくともいずれか一方のビーム発生器の近傍には鏡を設け、該鏡によって、前記一方のビーム発生器から照射されるビームの被写体への照射位置が、前記他方のビーム発生器の近傍から鏡越しに視認できるようにしていることを特徴とする医療用X線撮影装置。 - 請求項2において、
前記鏡の鏡面が凸状に形成されていることを特徴とする医療用X線撮影装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記旋回アームは、基台から立設された支柱に付設された支持部に吊持されており、
前記被写体を前記支柱に対面させてX線撮影を行う構成としたことを特徴とする医療用X線撮影装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記複数のビーム発生器が、前記被写体に対して移動可能な構成とされていることを特徴とする医療用X線撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006354710A JP4815341B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 医療用x線撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006354710A JP4815341B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 医療用x線撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008161470A JP2008161470A (ja) | 2008-07-17 |
| JP4815341B2 true JP4815341B2 (ja) | 2011-11-16 |
Family
ID=39691710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006354710A Expired - Fee Related JP4815341B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 医療用x線撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4815341B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101361076B1 (ko) * | 2012-03-12 | 2014-02-11 | (주)제노레이 | X선 촬영장치 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02241438A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-26 | Toshiba Corp | Ct用架台装置 |
| JP3331274B2 (ja) * | 1995-03-06 | 2002-10-07 | 株式会社モリタ製作所 | 医療用x線撮影装置 |
| JP3433208B2 (ja) * | 2001-11-16 | 2003-08-04 | 学校法人慶應義塾 | 医用画像撮影装置用補助装置、プログラム及び記録媒体 |
| WO2003084407A1 (fr) * | 2002-04-11 | 2003-10-16 | J. Morita Manufacturing Corporation | Equipement de tomodensitometrie |
-
2006
- 2006-12-28 JP JP2006354710A patent/JP4815341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2008161470A (ja) | 2008-07-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5539729B2 (ja) | X線ct撮影装置 | |
| US9339252B2 (en) | X-ray CT imaging device and X-ray CT imaging method | |
| JP4163991B2 (ja) | X線ct撮影装置及び撮影方法 | |
| JP5709820B2 (ja) | X線撮影装置 | |
| JP4739278B2 (ja) | X線ct撮影装置 | |
| JP7331008B2 (ja) | フランクフルト平面を用いたx線医療用撮影装置のアラインメント | |
| JP4307406B2 (ja) | 医療用x線撮影装置及びこれに用いるx線検出器 | |
| KR100707796B1 (ko) | 파노라마 및 씨티 겸용 엑스선 촬영장치 | |
| KR102417960B1 (ko) | 의료 이미징용 x-선 이미징 유닛 | |
| CN109419528B (zh) | X射线摄影装置及x射线摄影方法 | |
| JP2002315746A (ja) | 被写体のx線撮影位置設定手段、この手段を備えたx線撮影装置 | |
| US9724051B2 (en) | Medical X-ray CT photography apparatus using positional shift based on rotation angle | |
| JP6734212B2 (ja) | X線断層撮影装置およびx線断層撮影方法 | |
| JP7785013B2 (ja) | X線撮像配置 | |
| JP4768695B2 (ja) | X線ct撮影装置 | |
| JP6666283B2 (ja) | X線断層撮影装置およびx線断層撮影方法 | |
| JP2002219127A (ja) | パノラマx線ct撮影装置 | |
| JP5379998B2 (ja) | X線ct装置及びx線ct装置における被検体の位置決め方法 | |
| WO2019131859A1 (ja) | X線ct撮影装置 | |
| JP3931314B2 (ja) | 歯科用x線撮影装置 | |
| JP2008178714A (ja) | 局所x線ct撮影装置及びその画像表示方法 | |
| JP2009131656A (ja) | X線撮影装置 | |
| KR102399943B1 (ko) | 두부 계측 이미징용 엑스선 의료 이미징 장치의 교정 | |
| JP4815341B2 (ja) | 医療用x線撮影装置 | |
| JP5746132B2 (ja) | 医療用x線撮影装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090327 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110427 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110531 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110715 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110802 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110829 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4815341 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902 Year of fee payment: 3 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |