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JP4616665B2 - 卵円孔開存治療用具および卵円孔開存治療用器具 - Google Patents

卵円孔開存治療用具および卵円孔開存治療用器具 Download PDF

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Description

本発明は、生体内隔壁、例えば、心臓隔壁の卵円孔開存(PFO:Patent Foramen Ovale)のオーバーフラップを係止し、卵円孔開存を治療するための卵円孔開存治療用具および卵円孔開存治療用器具に関するものである。
心房中隔には、卵円孔が存在し、胎生期には、この卵円孔は弁として働くが、生後数ヶ月で卵円孔は通常閉塞する。生後も閉じない場合を卵円孔開存と言い、成人で20%程度見られると言われている。通常は、左心房の内圧が右心房よりも高く、一次中隔(Septum Primum)が卵円孔を弁として被うため、左心房から右心房へ血液の流入は生じない。しかし、緊張時などに右房圧が左房圧を上回ると一次中隔が左房側に開き、右房から左房に血液が流れることになる。この流れる静脈血中に血栓が含まれていると、左房→左室→大動脈→脳へと血栓が流れてしまう。このため、脳卒中や偏頭痛の心原性要因として卵円孔開存が挙げられている。
卵円孔開存に対する処置として、薬物療法(アスピリン、ワーファリン)や経皮的カテーテル手技での閉鎖術、体外循環による開心術が挙げられる。
薬物療法は第一選択の処置であるが、投与量の管理が難しく、投与中は出血が止まりにくいという問題を抱えることになる。経皮的カテーテル手技及び開心術は侵襲が伴うが、根治術であるので、再発の心配はなくなる。現段階では、閉塞するという手技に関しては開心術の方がより確実であるが、体外循環を行うことのリスクや皮膚切開の侵襲の大きさをも含めて考慮すれば、もし経皮的処置で開心術と同じ効果が得られるのであればそちらの方が望ましい方法である。
経皮的カテーテルを用いた閉鎖術のデバイスは、先天性の中隔欠損を埋めるためのデバイスが用いられる。このようなデバイスは、穴を塞ぐために、通常2枚のディスク状の膜を左房側と右房側に留置して挟み込む手法を採用している。
脳卒中や偏頭痛といった、通常は閉鎖している一次中隔を閉鎖するための目的であれば、特に膜は必要なく、構造をシンプルにすることができる。欠損を埋めるためのデバイスを留置することは、異物面積が大きいため血栓を付着させ、左房側にできた血栓が脳卒中の原因となってしまう可能性があり、また肉厚の薄い一次中隔を破損する恐れがあり、専用のデバイス開発が望まれている。
先天性疾患である心房中隔欠損症(ASD)、心室中隔欠損症(VSD)、動脈管開存症(PDA)の穴を閉塞させるものとして、例えば、特開2002−355248号公報(特許文献1)の中核欠損閉塞材がある。この中核欠損閉塞材は、フラップ形状の卵円孔開存にも応用可能ではあるが、通常は閉鎖しているフラップを通過して部材を挿入するために、一次中隔を破損させるリスクがある。また、異物面積が大きいために左房側での血栓付着、血栓放出のリスクがあり、この血栓形成を防ぐために抗血小板療法を行う必要がある。また、ディスク形状のものを折り畳んでカテーテルに収納するためカテーテルサイズが大きくなる。一方、本方式はフラップ形状のPFOに特化したデバイスであるため、留置部材を極力小さくすることで血栓形成リスクを下げ、抗血小板療法を行うとしても期間短縮や投与量軽減等の効果が期待できる。カテーテルサイズについてもより小さくすることが可能である。
また、米国特許公開公報2003/225421号(特許文献2)には、フラップを係止するクリップタイプの卵円孔開存閉塞具が示されている。この閉塞具では、一次中隔のみならず損傷を受けやすい二次中隔(Septum Secundum)をもクリップするものである。さらに、この閉塞具では、左房側で展開された直後にバネが閉じるように動くため、一次中隔を挟み込むための手段が別途必要になる。
特開2002−355248号公報 米国特許公開公報2003/225421号
本発明の目的は、卵円孔を通常閉塞する二次中隔に損傷ならびに負荷を与えることが実質的になく、かつ、一次中隔(フラップ)の左房側への開きを抑制し、卵円孔開存による右房から左房への血液の流れを防止することができる卵円孔開存治療用具および卵円孔開存治療用器具を提供するものである。
上記目的を達成するものは、以下のものである。
(1) 中央部に位置する曲部と該曲部の右側に位置する右側線状部と前記曲部の左側に位置する左側線状部とを有する主線状部と、前記右側線状部より前記曲部の内側方向に延びる右側線状延長部と、前記左側線状部より前記曲部の内側方向に延びる左側線状延長部とを備える線状体からなりばね弾性を有する卵円孔開存治療用具であり、前記右側線状部と前記右側線状延長部により一次中隔の上端部に装着可能であり、前記左側線状部と前記左側線状延長部により一次中隔の上端部に装着可能であり、該2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、一次中隔の二次中隔からの離間方向への変形を抑制するものである卵円孔開存治療用具。
(2) 前記卵円孔開存治療用具は、前記2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、卵円孔開存治療用具が装着された一次中隔を二次中隔に押し当てるものである(1)に記載の卵円孔開存治療用具。
(3) 前記卵円孔開存治療用具は、前記2カ所での一次中隔への装着時において、卵円孔開存部の両側部により前記右側線状部と前記前記左側線状部が前記曲部の内側方向に押圧されるものであり、該押圧に対する反発力により、前記卵円孔開存治療用具は、前記卵円孔開存部に保持されるものである(1)または(2)に記載の卵円孔開存治療用具。
(4) 前記右側線状延長部は、前記右側線状部より前記曲部の内側方向に延びる右側線状ループ部により構成されており、前記左側線状延長部は、前記左側線状部より前記曲部の内側方向に延びる左側線状ループ部により構成されており、前記右側線状ループ部は、前記右側線状部の上方にループを形成するとともに前記右側線状部の裏面側にて該右側線状部と交差するものであり、前記左側線状ループ部は、前記左側線状部の上方にループを形成するとともに前記左側線状部の裏面側にて該左側線状部と交差するものである(1)ないし(3)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
(5) 前記右側線状ループ部は、前記右側線状部の端部より斜め上方であり前記曲部の内側方向に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり下方に延びかつ前記右側線状部と交差する第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり右前方に延びる第3の線状部とを備え、前記左側線状ループ部は、前記左側線状部の端部より斜め上方であり前記曲部の内側方向に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり下方に延びかつ前記左側線状部と交差する第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり左前方に延びる第3の線状部とを備えるものである(4)に記載の卵円孔開存治療用具。
(6) 前記右側線状ループ部は、前記右側線状部の端部より上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり前記曲部の内側方向に延びる第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり、下方に延びかつ前記右側線状部と交差する第3の線状部とを備え、前記左側線状ループ部は、前記左側線状部の端部より上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり前記曲部の内側方向に延びる第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり、下方に延びかつ前記左側線状部と交差する第3の線状部とを備えるものである(4)に記載の卵円孔開存治療用具。
(7) 前記右側線状延長部は、前記右側線状部より前記曲部の内側方向かつ下方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、右側斜め上方もしくは右側斜め下方に向かう第2の線状部を備えるものであり、前記左側線状延長部は、前記左側線状部より前記曲部の内側方向かつ下方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、左側斜め上方もしくは左側斜め下方に向かう第2の線状部を備えるものである(1)ないし(3)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
(8) 前記右側線状延長部は、前記右側線状部より前記曲部の内側方向かつ上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、下方側に向かう第2の線状部を備えるものであり、前記左側線状延長部は、前記左側線状部より前記曲部の内側方向かつ上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、下方側に向かう第2の線状部を備えるものである(1)ないし(3)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
(9) 前記卵円孔開存治療用具は、前記曲部もしくはその付近より右側前方かつ前記右側線状部より手前側に延びる右側脱落防止用線状部と、前記曲部もしくはその付近より左側前方かつ前記左側線状部より手前側に延びる左側脱落防止用線状部とを備えるものである(1)ないし(8)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
(10) 前記卵円孔開存治療用具を構成する線状体の自由端は、小ループ部となっているもしくは球状物が固定されている(1)ないし(9)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
(11) 前記右側線状部および前記左側線状部は、ほぼ直線状である(1)ないし(10)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
(12) 前記右側線状延長部および前記左側線状延長部は、複数の直線状部が複数の屈曲部により連結された形態となっている(1)ないし(11)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
(13) 前記右側線状延長部および前記左側線状延長部は、曲線状である(1)ないし(11)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
(14) (1)ないし(13)のいずれかの卵円孔開存治療用具を先端部に収納した外管と、該外管内に収納され、前記卵円孔開存治療用具を前記外管より吐出させるため吐出操作用部材と、前記外管に収納されるとともに先端部に前記卵円孔開存治療用具を離脱可能に保持する保持部を有する前記卵円孔開存治療用具のための配置操作用ワイヤとを備える卵円孔開存治療用器具。
(15) 前記卵円孔開存治療用具の前記曲部が、前記配置操作用ワイヤの前記保持部と前記吐出操作用部材の先端部間により挟持されているものである(14)に記載の卵円孔開存治療用器具。
(16) 前記卵円孔開存治療用器具は、前記配置操作用ワイヤからの前記卵円孔開存治療用具の離脱後、該配置操作用ワイヤを操作することにより、該配置操作用ワイヤにより再度保持可能である(14)または(15)に記載の卵円孔開存治療用器具。
(17) 前記卵円孔開存治療用器具は、前記配置操作用ワイヤからの前記卵円孔開存治療用具の離脱後、該配置操作用ワイヤおよび前記吐出操作用部材を操作することにより、前記卵円孔開存治療用具の前記曲部を前記配置操作用ワイヤの前記保持部と前記吐出操作用部材の先端部間により再度挟持可能である(14)ないし(16)のいずれかに記載の卵円孔開存治療用器具。
本発明の卵円孔開存治療用具によれば、卵円孔を通常閉塞する二次中隔を保持せず二次中隔に負荷を与えることが実質的になく、かつ、一次中隔(フラップ)を二次中隔に押しつけることができる。このため、卵円孔開存(PFO Track)における一次中隔の左房側への開きを抑制し、卵円孔開存による右房から左房への血液の流れを防止することができる。
また、本発明の卵円孔開存治療用器具によれば、上記の効果を有する卵円孔開存治療用具を卵円孔開存(PFO Track)における一次中隔に配置することができ、卵円孔開存による右房から左房への血液の流れを防止する。
本発明の卵円孔開存治療用具および卵円孔開存治療用器具を図面に示す実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の卵円孔開存治療用具の一実施例の正面図である。図2は、図1の卵円孔開存治療用具の平面図である。図3は、図1の卵円孔開存治療用具の右側面図である。
本発明の卵円孔開存治療用具1は、中央部に位置する曲部5と曲部の右側に位置する右側線状部2aと曲部5の左側に位置する左側線状部2bとを有する主線状部2と、右側線状部2aより曲部5の内側方向(曲部5側かつ曲部内側)に延びる右側線状延長部3と、左側線状部2bより曲部5の内側方向(曲部5側かつ曲部内側)に延びる左側線状延長部4とを備える線状体からなりばね弾性を有するものである。そして、右側線状部2aと右側線状延長部3により一次中隔51の上端部に装着可能であり、左側線状部2bと左側線状延長部4により一次中隔51の上端部に装着可能であり、この2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具1のねじれに対する反発力により、一次中隔51の二次中隔52からの離間方向への変形を抑制するものとなっている。
そして、卵円孔開存治療用具1は、上記2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、卵円孔開存治療用具が装着された一次中隔を二次中隔に押し当てるものであることが好ましい。
さらに、卵円孔開存治療用具1は、上記2カ所での一次中隔への装着時において、卵円孔開存部の両側部により右側線状部2aと左側線状部2bが曲部5の内側方向に押圧されるものであり、この押圧に対する反発力により、卵円孔開存治療用具1は、卵円孔開存部53に保持されるものとなっている。
図1ないし図3に示す実施例の卵円孔開存治療用具1では、右側線状延長部は、右側線状部2aより曲部5の内側方向(曲部5側かつ曲部内側)に延びる右側線状ループ部3により構成されている。同様に、左側線状延長部は、左側線状部2bより曲部5の内側方向(曲部5側かつ曲部内側)に延びる左側線状ループ部4により構成されている。
そして、右側線状ループ部3は、右側線状部2aの上方にループを形成するとともに右側線状部2aの裏面側にて右側線状部2aと交差している。交差部において接触していてもよく、若干離間するものであってもよい。同様に、左側線状ループ部4は、左側線状部2bの上方にループを形成するとともに左側線状部2bの裏面側にて左側線状部2bと交差している。交差部において接触していてもよく、若干離間するものであってもよい。
この実施例の卵円孔開存治療用具1は、主線状部2と、右側線状ループ部3と、左側線状ループ部4とを備える線状体からなりばね弾性を有するものである。そして、この実施例の卵円孔開存治療用具1では、曲部5を中心として、左右対称に形成されている。なお、この実施例では、曲部5は、屈曲部5となっているが湾曲部であってもよい。
この実施例の卵円孔開存治療用具1では、図1ないし図3に示すように、右側線状ループ部3は、右側線状部2aの端部より斜め上方であり曲部5の内側方向に延びる第1の線状部31と、第1の線状部31より曲がり下方に延びかつ右側線状部2aと交差する第2の線状部32と、第2の線状部32より曲がり右前方に延びる第3の線状部33とを有する。同様に、左側線状ループ部4は、左側線状部2bの端部より斜め上方であり曲部5の内側方向に延びる第1の線状部41と、第1の線状部41より曲がり下方に延びかつ左側線状部2bと交差する第2の線状部42と、第2の線状部42より曲がり左前方に延びる第3の線状部43とを有する。そして、卵円孔開存治療用具1は、曲部5を中心として、左右対称にとなっている。しかし、左右対称のものに限定されるものではない。
卵円孔開存治療用具1は、図2に示すように、主線状部2は、屈曲部5により内側に曲がった形状となっており、右側線状ループ部3、左側線状ループ部4ともに、屈曲部5方向かつ屈曲部内側方向に所定長(右側線状部2a、左側線状部2bより短く)延びる第1の線状部31,41を有している。そして、この第1の線状部31,41より屈曲して延びる第2の線状部32,42は、主線状部(右側線状部2a、左側線状部2b)の裏面側にて交差しかつさらに下方に延びている。
さらに、この卵円孔開存治療用具1では、図1ないし図3に示すように、右側線状ループ部3、左側線状ループ部4ともに、第2の線状部32、42より曲がり斜め前方に延びる第3の線状部33,43を有している。この第3の線状部33,43を有することにより、一次中隔への装着状態が良好なものとなる。
そして、この卵円孔開存治療用具1は、線状体からなりばね弾性を有するものとなっているため、卵円孔開存治療用具1が、両側から押圧されたときに、図1における屈曲部5の角度(正面視における屈曲部の角度)が小さくなる方向に変形可能である。また、この卵円孔開存治療用具1は、線状体からなりばね弾性を有するものとなっているため、卵円孔開存治療用具1が、両側から押圧されたときに、図2における屈曲部5の角度(平面視における屈曲部の角度)が小さくなる方向に変形可能である。この卵円孔開存治療用具1では、この両側から押圧され変形した状態における反発力により、卵円孔開存部53に保持される。また、この変形の大きさは、卵円孔開存の大きさに対応する。このため、この卵円孔開存治療用具1は、大きさの異なる卵円孔開存を閉塞することが可能である。
そして、この卵円孔開存治療用具1は、右側線状部2aと右側線状ループ部3により一次中隔の上端部に装着可能であり、左側線状部2bと左側線状ループ部4により一次中隔の上端部に装着可能であり、この2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、装着された一次中隔を二次中隔に押し当てるものとなっている。このため、二次中隔を保持しなくても、一次中隔を二次中隔に押圧する。なお、このように、反発力により、把持する一次中隔を二次中隔に押し当てるものが好ましいが、一次中隔に卵円孔開存治療用具1が装着された状態において、一次中隔の二次中隔からの離間を抑制するものであればよい。離間を抑制するとは、一次中隔の二次中隔からの離間時には、一次中隔に変形が生じるため、装着されている卵円孔開存治療用具1にも変形が生じ、この変形に対する反発力により変形を抑制することにより、結果的に離間を抑制することを示している。上記のように構成されているため、二次中隔を保持しなくても、一次中隔と二次中隔間の開きを抑制できる。
そして、主線状部2の屈曲部5の図1における角度(正面視における角度)としては、30〜150度程度が好適であり、特に、60〜120度が好適である。また、主線状部2の屈曲部5の図2における角度(平面視における角度)としては、90〜180度程度が好適であり、特に、150〜180度が好適である。また、主線状部の両端間の距離(正面視における主線状部の幅)は、3〜50mm程度が好適であり、特に、5〜20mmが好ましい。また、右側線状部2aおよび右側線状ループ部3により形成される閉ループ部の面積および左側線状部2bおよび左側線状ループ部4により形成される閉ループ部の面積は、1〜50mm程度であることが好ましく、特に、2〜20mmが好ましい。また、第2の線状部32,42の主線状部2との交差部より下方に延びる部分の長さとしては、0.1〜5mm程度が好適であり、特に、0.5〜2mmが好ましい。また、第3の線状部33,43の長さとしては、0〜50mm程度が好適であり、特に、5〜20mmが好ましい。
そして、上記の実施例では、各線状部は、ほぼ直線状となっているが曲線状のものであってもよい。また、各線状部における変局点は屈曲点となっているが湾曲点であってもよい。
次に、本発明の卵円孔開存治療用具の作用について、図4ないし図8を用いて説明する。
図4は、本発明の卵円孔開存治療用具が留置される心臓内の卵円孔形成部付近を説明するための説明図である。図5は、図1の卵円孔開存治療用具が卵円孔の一次中隔に留置された状態(卵円孔側から見た状態)を説明するための説明図である。図6は、図1の卵円孔開存治療用具が卵円孔の一次中隔に留置された状態(一次中隔側から見た状態)を説明するための説明図である。図7は、図1の卵円孔開存治療用具が卵円孔の一次中隔に留置された状態(断面状態)を説明するための説明図である。図8は、図1の卵円孔開存治療用具が他の卵円孔の一次中隔に留置された状態(一次中隔側から見た状態)を説明するための説明図である。
図4に示す例では、右房内壁を形成する二次中隔52に卵円孔50が形成されており、この卵円孔50は、左房側にある一次中隔51により閉塞している。しかし、一次中隔の上端51aは、卵円孔に近接しており、上端51aと卵円孔50間に卵円孔開存(PFO Track)53が形成されている。左房側の圧が高い時には、圧力により一次中隔51は二次中隔52に押し当てられるため、卵円孔開存部53を介して血液が流通することはないが、左房側の圧が右房側より低くなると、卵円孔開存部53を介して血液が右房側から左房側に血液が流れる。
本発明の卵円孔開存治療用具1は、図5ないし図7に示すように、一次中隔上端部に留置される。具体的には、図5ないし図7に示すように、留置された状態における卵円孔開存治療用具1は、屈曲部5付近が、卵円孔50の上部において、右房側(卵円孔内)に露出し、主線状部2(右側線状部2a、左側線状部2b)の中間部分は、二次中隔52と一次中隔51間(言い換えれば、卵円孔開存部53内)に位置し、主線状部2(右側線状部2a、左側線状部2b)の端部、右側線状ループ部3および左側線状ループ部4は、左房側に露出した状態となっている。
そして、右側線状部2aと右側線状ループ部3が、一次中隔51の上端部51aの右側部分に装着され、左側線状部2bと左側線状ループ部4が、一次中隔51の上端部51aの左側部分に装着される。また、卵円孔開存部53の両側縁により、右側線状部2aおよび左側線状部2bが、屈曲部5の内側方向に押されることにより、右側線状ループ部3および左側線状ループ部4が近接する方向に卵円孔開存治療用具1は弾性変形する。そして、この弾性変形の反発力により、卵円孔開存治療用具1の右側線状ループ部3は、卵円孔開存部53の一方の側縁を押圧し、左側線状ループ部4は、他方の側縁を押圧する。この押圧力により、卵円孔開存治療用具1は、卵円孔開存部53に保持されるものとなっている。
また、上述の一次中隔51の上端部51aの2カ所での装着による卵円孔開存治療用具1のねじれに対する反発力により、一次中隔51は二次中隔52に押し当てられ、図7に示すように、一次中隔51が二次中隔52より離れることが抑制される。
また、卵円孔および卵円孔開存が図5ないし図7のものより小さい場合には、図8に示すように、右側線状ループ部3および左側線状ループ部4はより近接するように変形し、卵円孔開存部53aの大きさに対応する。
そして、上述したタイプの卵円孔開存治療用具において、線状体の自由端となる部分、具体的には、右側線状ループ部3の端部および左側線状ループ部4の端部には、図9に示す卵円孔開存治療用具20のように、球状体23,24を設けてもよい。また、球状体を設ける代わりに、図10に示す卵円孔開存治療用具30のように、右側線状ループ部3の端部および左側線状ループ部4の端部を小ループ部25,26としてもよい。このようにすることにより、線状体の自由端が生体組織に損傷を与えることを防止する。
また、上記の実施例では、主線状部および線状ループは、ほぼ直線状要素によって構成されており、複数の直線状部が複数の屈曲部により連結された形態となっているが、図11に示す卵円孔開存治療用具40のように曲線状要素によって構成してもよい。
次に、本発明の他の実施例の卵円孔開存治療用具60について説明する。
図12は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。図13は、図12に示した卵円孔開存治療用具の平面図である。図14は、図12の卵円孔開存治療用具の右側面図である。
この実施例の卵円孔開存治療用具60と上述した卵円孔開存治療用具1との相違は、線状ループの形状であり、その他は同じである。
この実施例の卵円孔開存治療用具60では、図12ないし図14に示すように、右側線状ループ部3は、右側線状部2aの端部より上方に延びる第1の線状部3aと、第1の線状部3aより曲がり曲部5の内側方向に延びる第2の線状部3bと、第2の線状部3bより曲がり、下方に延びかつ右側線状部2aと交差する第3の線状部3cとを有する。同様に、左側線状ループ部4は、左側線状部2bの端部より上方に延びる第1の線状部4aと、第1の線状部4aより曲がり曲部5の内側方向に延びる第2の線状部4bと、第2の線状部4bより曲がり、下方に延びかつ左側線状部2bと交差する第3の線状部4cとを有する。
そして、この卵円孔開存治療用具60も卵円孔開存治療用具1と同様に、線状体からなりばね弾性を有するものとなっているため、卵円孔開存治療用具60が、両側から押圧されたときに、図12における曲部5の角度(正面視における屈曲部の角度)が小さくなる方向に変形可能であり、さらに、図13における曲部5の角度(平面視における屈曲部の角度)が小さくなる方向に変形可能である。このため、大きさの異なる卵円孔開存を閉塞することが可能である。
そして、この卵円孔開存治療用具60においても、右側線状部2aと右側線状ループ部3により一次中隔の上端部に装着可能であり、左側線状部2bと左側線状ループ部4により一次中隔の上端部に装着可能であり、この2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、装着された一次中隔を二次中隔に押し当てるものとなっている。このため、二次中隔を保持しなくても、一次中隔を二次中隔に押圧する。
そして、主線状部2の屈曲部5の図12における角度(正面視における角度)としては、30〜150度程度が好適であり、特に、60〜120度が好適である。また、主線状部2の屈曲部5の図13における角度(平面視における角度)としては、90〜180度程度が好適であり、特に、150〜180度が好適である。また、主線状部の両端間の距離(正面視における主線状部の幅)は、3〜50mm程度が好適であり、特に、5〜20mmが好ましい。また、右側線状部2aおよび右側線状ループ部3により形成される閉ループ部の面積および左側線状部2bおよび左側線状ループ部4により形成される閉ループ部の面積は、1〜50mm程度であることが好ましく、特に、2〜20mmが好ましい。また、第3の線状部3c,4cの主線状部2との交差部より下方に延びる部分の長さとしては、0〜50mm程度が好適であり、特に、5〜20mmが好ましい。
また、上記の実施例では、主線状部および線状ループは、ほぼ直線状要素によって構成されているが、図15に示す卵円孔開存治療用具70のように、ループの主要部分を曲線状要素によって構成してもよい。この卵円孔開存治療用具70では、右線状ループ部3は、右側線状部2aの一端より延びる半円弧状の湾曲部37aと、この湾曲部37aの一端より下方に延び、右側線状部2aと交差する直線状部37bを有している。同様に、左線状ループ部4は、左側線状部2bの一端より延びる半円弧状の湾曲部47aと、この湾曲部47aの一端より下方に延び、右側線状部2bと交差する直線状部47bを有している。
さらに、図16に示す卵円孔開存治療用具80のように、卵円孔開存治療用具の全体を曲線状要素によって構成してもよい。この卵円孔開存治療用具70では、
右側線状部2aおよび左側線状部2bがなだらかに湾曲する湾曲状となっている。右線状ループ部3は、右側線状部2aの一端より延びる半楕円弧状の湾曲部38aと、この湾曲部38aの一端より下方に延び、右側線状部2aと交差する湾曲部38bを有している。同様に、左線状ループ部4は、左側線状部2bの一端より延びる半楕円状の湾曲部48aと、この湾曲部48aの一端より下方に延び、右側線状部2bと交差する湾曲部48bを有している。
次に、本発明の他の実施例の卵円孔開存治療用具100について説明する。
図17は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。図18は、図17の卵円孔開存治療用具の平面図である。図19は、図17の卵円孔開存治療用具の右側面図である。
この実施例の卵円孔開存治療用具100と上述した卵円孔開存治療用具60との相違は、卵円孔開存治療用具100が、屈曲部5もしくはその付近より右側前方かつ右側線状部より手前側に延びる右側脱落防止用線状部7aと、屈曲部5もしくはその付近より左側前方かつ左側線状部2bより手前側に延びる左側脱落防止用線状部7bとを備える点のみである。
この右側脱落防止用線状部7aおよび左側脱落防止用線状部7bとを備えることにより、卵円孔開存治療用具100に、一次中隔51の上端51a方向に移動する力が加わった際に、二次中隔の端縁に当接し、その移動を規制する。
なお、このような右側脱落防止用線状部7aおよび左側脱落防止用線状部7bは、上述したすべての実施例の卵円孔開存治療用具に設けてもよい。
また、右側脱落防止用線状部7aおよび左側脱落防止用線状部7bの代わりに、図20に示す卵円孔開存治療用具110のように、主線状部と線状ループ部の間に、ループの内側に突出するループ状突出部8a、8bを形成してもよい。
次に、本発明の他の実施例の卵円孔開存治療用具130について説明する。
図23は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。図24は、図23の卵円孔開存治療用具の平面図である。
この実施例の卵円孔開存治療用具130と上述した卵円孔開存治療用具1との相違は、右側線状延長部3および左側線状延長部4の形態のみである。
この実施例の卵円孔開存治療用具130では、右側線状延長部3は、右側線状部2aより曲部5の内側方向かつ下方に延びる第1の線状部131と、第1の線状部131より曲がり、右側斜め上方に向かう第2の線状部132を備えている。なお、第2の線状部132は、第1の線状部131より曲がり、右側斜め下方に向かうものであってもよい。
同様に、左側線状延長部4は、左側線状部2bより曲部5の内側方向かつ下方に延びる第1の線状部141と、第1の線状部141より曲がり、左側斜め上方に向かう第2の線状部142を備えている。なお、第2の線状部142は、第1の線状部141より曲がり、右側斜め下方に向かうものであってもよい。
次に、本発明の他の実施例の卵円孔開存治療用具200について説明する。
図25は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。図26は、図25の卵円孔開存治療用具の平面図である。図27は、図26の卵円孔開存治療用具の右側面図である。
この実施例の卵円孔開存治療用具200と上述した卵円孔開存治療用具1との相違は、右側線状延長部3および左側線状延長部4の形態のみである。
この実施例の卵円孔開存治療用具200では、右側線状延長部3は、右側線状部2aより曲部5の内側方向かつ上方に延びる第1の線状部231と、第1の線状部231より曲がり、下方側に向かう第2の線状部232を備えるものである。同様に、左側線状延長部4は、左側線状部2bより曲部5の内側方向かつ上方に延びる第1の線状部241と、第1の線状部241より曲がり、下方側に向かう第2の線状部242を備えている。
そして、この卵円孔開存治療用具200では、右側線状延長部3は、第2の線状部232より曲がり右方向(右側線状延長部3の内側方向)に延びる第3の線状部234を備えている。同様に、左側線状延長部4は、第2の線状部242より曲がり左方向(左側線状延長部4の内側方向)に延びる第3の線状部244を備えている。この卵円孔開存治療用具200では、右側線状延長部3および左側線状延長部4は、略渦巻き状に形成されている。
そして、上述した卵円孔開存治療用具130、200においても、右側線状部2aと右側線状延長部3により一次中隔の上端部に装着可能であり、左側線状部2bと左側線状延長部4により一次中隔の上端部に装着可能であり、この2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、一次中隔の二次中隔からの離間を抑制するものとなっている。具体的には、装着された一次中隔を二次中隔に押し当てるものとなっている。
また、上記の実施例では、主線状部および線状延長部は、ほぼ直線状要素によって構成されているが、曲線状要素によって構成してもよい。
そして、上述したタイプの卵円孔開存治療用具において、線状体の自由端となる部分、具体的には、右側線状ループ部3の端部、左側線状ループ部4の端部、右側脱落防止用線状部7aの端部、左側脱落防止用線状部7bの端部には、図21に示す卵円孔開存治療用具120のように、球状体3d,4d,71a,72aを設けてもよい。また、球状体を設ける代わりに、図10に示した卵円孔開存治療用具30のように、各自由端を小ループ部としてもよい。このようにすることにより、線状体の自由端が生体組織に損傷を与えることを防止する。さらに、主線状部2と脱落防止用線状部との接合点も球状体5aにより形成してもよい。
そして、上述したタイプの卵円孔開存治療用具においても、上述した卵円孔開存治療用具100と同様に、屈曲部5もしくはその付近より右側前方かつ右側線状部2aより手前側に延びる右側脱落防止用線状部と、屈曲部5もしくはその付近より左側前方かつ左側線状部2bより手前側に延びる左側脱落防止用線状部を設けてもよい。さらに、線状体の自由端となる部分、具体的には、右側線延長部3の端部、左側線延長部4の端部、さらに、脱落防止部を備える場合には、右側脱落防止用線状部の端部、左側脱落防止用線状部の端部には、図21に示す卵円孔開存治療用具120のように、球状体を設けてもよい。また、球状体を設ける代わりに、図10に示した卵円孔開存治療用具30のように、各自由端を小ループ部としてもよい。このようにすることにより、線状体の自由端が生体組織に損傷を与えることを防止する。さらに、主線状部2と脱落防止用線状部との接合点も球状体により形成してもよい。
そして、上述したすべての実施例において、卵円孔開存治療用具の形成材料としては、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti合金、Cu−Zn合金、Ni−Al合金、タングステン、タングステン合金、チタン、チタン合金、コバルト合金、タンタル等の各種金属や、ポリアミド、ポリイミド、超高分子量ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素系樹脂等の比較的高剛性の高分子材料、あるいは、これらを適宜組み合わせたものが挙げられる。特に、超弾性成型物であることが好ましい。ここで言う超弾性成型物は、少なくとも、後述する卵円孔開存治療用器具のチューブ内への収納時および心臓内での吐出時において超弾性を示し、成型時の形態に復元するものである。また、線状部の線径は、特に限定されないが、通常、0.05〜1mm程度が好ましく、0.1〜0.5mm程度がより好ましい。
次に、本発明の卵円孔開存治療用器具を図面に示す実施例を用いて説明する。
図28は、本発明の卵円孔開存治療用具を備えた卵円孔開存治療用器具の一実施例の外観図である。図29は、図28の卵円孔開存治療用器具の部分省略拡大断面図である。図30は、図28の卵円孔開存治療用器具の先端部分を説明するための説明図である。図31ないし図34は、卵円孔開存治療用器具の使用方法の説明図である。
本発明の卵円孔開存治療用器具10は、上述したいずれかの卵円孔開存治療用具(例えば、卵円孔開存治療用具1)を先端部に収納した外管11と、外管11内に収納され、卵円孔開存治療用具1を外管11より吐出させるため吐出操作用部材12と、外管11内に収納されるとともに先端部に卵円孔開存治療用具1を離脱可能に保持する保持部13aを有する卵円孔開存治療用具のための配置操作用ワイヤ13とを備えている。
本発明の卵円孔開存治療用器具10は、卵円孔開存治療用具1を先端部に収納した外管11と、外管11内に収納されかつ基端が外管11の基端より突出した吐出操作用部材12と、外管11内かつ吐出操作用部材12内に収納されるとともに基端が吐出操作用部材12より突出した配置操作用ワイヤ13とを備える。
なお、以下の説明では、卵円孔開存治療用具として、上述した卵円孔開存治療用具1を使用するものとして説明するが、卵円孔開存治療用具としては、上述したいずれのものであってもよい。
外管11は、図28、図29および図30に示すように、管状体であり、先端および後端は開口している。先端開口は、卵円孔開存治療用具1を卵円孔開存部の一次中隔上端に留置する際、放出口として機能する。外管11の先端部は、圧縮された状態の卵円孔開存治療用具を内部に収納する収納部位となっている。
外管の外径としては、0.3〜7.0mm程度が好ましく、特に、1.2〜5.0mmが好ましい。また、外管11の内径としては、0.2〜6.5mm程度が好ましい。外管11の長さは、300〜2000mm、特に、700〜1500mm程度が好ましい。
吐出用操作部材12は、図28ないし図30に示すように、管状体であり、先端および後端は開口している。吐出用操作部材12は、外管11内に収納され、先端が卵円孔開存治療用具1に当接可能であり、卵円孔開存治療用具1を外管11の先端より押し出すことが可能なものとなっている。そして、吐出用操作部材12の基端は、外管11より突出し所定長基端側に延びている。この外管より露出する部分が、吐出用操作部材12の操作部となる。吐出用操作部材12は、管状体であることが好ましいが、先端部12aにおいて外管に収納されている卵円孔開存治療用具1と当接し、外管11より押出可能なものであればどのようなものであってもよい。例えば、複数の軸方向に延びる線状体を筒状となるように配置したものであってもよい。この場合、先端には、卵円孔開存治療用具1との当接を確実するためのリング状部材を備えることが好ましい。
吐出用操作部材12の外径としては、0.1〜5.0mm程度が好ましく、特に、1.0〜3.0mmが好ましい。
また、吐出用操作部材12内には、操作用ワイヤ13が挿通されている。操作用ワイヤ13は、外管11内かつ吐出用操作部材12内に収納され、先端部に設けられた保持部13aにより卵円孔開存治療用具を離脱可能に保持している。
具体的には、圧縮された卵円孔開存治療用具1は、屈曲部5が基端となるように外管11内に収納されており、操作用ワイヤ13の保持部13aは、操作用ワイヤの基端側に延びるように曲がるフック状に形成されている。そして、このフック保持部13aが、屈曲部5と係合している。具体的には、保持部13aに屈曲部5が引っかかることにより係合しており、卵円孔開存治療用具1の外管11の先端側への移動を規制している。さらに、この実施例の器具10では、図30に示すように、卵円孔開存治療用具1の屈曲部5が、配置操作用ワイヤ13の保持部13aと吐出操作用部材12の先端部12a間により挟持されている。このため、図32に示すように、外管11より、卵円孔開存治療用具1および吐出操作用部材12の先端部12aが露出した状態においても、卵円孔開存治療用具1は保持されており、器具10からの卵円孔開存治療用具1の離脱を防止している。
さらに、この実施例の卵円孔開存治療用器具10は、配置操作用ワイヤ13からの卵円孔開存治療用具1の離脱後、配置操作用ワイヤ13を操作することにより、配置操作用ワイヤ13により再度保持可能である。例えば、図7に示すように、卵円孔開存治療用具1を一次中隔51に装着後、取り外したい場合には、配置操作用ワイヤ13を操作し、保持部13aにより卵円孔開存治療用具1の屈曲部5を保持することが可能なものとなっている。保持した状態では、図34に示したものと同じになる。
特に、この実施例の卵円孔開存治療用器具10では、配置操作用ワイヤ13からの卵円孔開存治療用具1の離脱後、配置操作用ワイヤ13および吐出操作用部材12を操作することにより、卵円孔開存治療用具1の屈曲部5を配置操作用ワイヤ13の保持部13aと吐出操作用部材12の先端部12a間により再度挟持可能となっている。例えば、図7に示すように、卵円孔開存治療用具1を一次中隔51に装着後、取り外したい場合には、配置操作用ワイヤ13を操作し、保持部13aにより卵円孔開存治療用具1の屈曲部5を保持し、さらに、配置操作用ワイヤ13の位置を保持した状態にて、吐出操作用部材12を卵円孔開存治療用具1方向に押し出すことにより、卵円孔開存治療用具1は、屈曲部5において、配置操作用ワイヤ13の保持部13aと吐出操作用部材12の先端部12a間により再度挟持される。そして、この実施例のものでは、外管11を先端側に押し出すことにより、卵円孔開存治療用具1を外管11内に再度収納可能となっている。特に、卵円孔開存治療用具1の右側線状延長部3(例えば、右線状ループ部)の線状部31と32間の屈曲部が右線状部2aに比較的近く、左側線状延長部4(例えば、左線状ループ部)の線状部41と42間の屈曲部が左線状部2bに比較的近いものとすることにより、より収納が容易となる。また、卵円孔開存治療用具1の右側線状延長部3(例えば、右線状ループ部)の線状部31および左側線状延長部4(例えば、左線状ループ部)の線状部41を比較的短いものとすることによっても収納が容易となる。
外管11、吐出用操作部材12の形成材料としては、外管に求められる物性(柔軟性、硬度、強度、滑り性、耐キンク性、伸縮性)を考慮して、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、PTFE、ETFE等のフッ素系ポリマー、さらには、熱可塑性エラストマーが好ましい。熱可塑性エラストマーとしては、ナイロン系(例えば、ポリアミドエラストマー)、ウレタン系(例えば、ポリウレタンエラストマー)、ポリエステル系(例えば、ポリエチレンテレフタレートエラストマー)、オレフィン系(例えば、ポリエチレンエラストマー、ポリプロピレンエラストマー)の中から適宜選択される。
さらに、外管11の外面には、潤滑性を呈するようにするための処理を施すことが好ましい。このような処理としては、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等の親水性ポリマーをコーティング、または固定する方法などが挙げられる。また、外管の内面および/または内管の外面に摺動性を良好なものにするため、上述のものをコーティング、または固定してもよい。
配置操作用ワイヤ13としては、線材が好適に使用できる。また、ワイヤの線径は、特に限定されないが、通常、0.01〜1.3mm程度が好ましく、0.1〜0.3mm程度がより好ましい。ワイヤの形成材料としては、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti合金、Cu−Zn合金、Ni−Al合金、タングステン、タングステン合金、チタン、チタン合金、コバルト合金、タンタル等の各種金属や、ポリアミド、ポリイミド、超高分子量ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素系樹脂等の比較的高剛性の高分子材料、あるいは、これらを適宜組み合わせたものが挙げられる。
次に、本発明の卵円孔開存治療用器具の使用方法について説明する。
図31ないし図34は、卵円孔開存治療用器具の使用方法の説明図である。
卵円孔開存治療用器具10を大腿静脈より、下大静脈、右心房へと挿入し、図31に示すように、器具10の先端部を心房中隔の卵円孔50付近に配置する。そして、図32に示すように、吐出操作用部材12を先端側に押し、卵円孔開存治療用具1および吐出操作用部材12の先端部を露出させるとともに、卵円孔開存治療用具1を卵円孔開存を通過させ、左房側に到達させる。続いて、操作用ワイヤ13の位置すなわち卵円孔開存治療用具1の配置位置を維持した状態にて、吐出操作用部材12を基端側に引き、図33に示すように、操作用ワイヤ13の先端部分を露出させるとともに、卵円孔開存治療用具1の屈曲部5の配置操作用ワイヤ13の保持部13aと吐出操作用部材12の先端部12a間による挟持を解除する。これにより、卵円孔開存治療用具1は、操作用ワイヤ13の保持部13aのみにより保持された状態となる。そして、その状態のまま、器具10を基端側に引くことにより、図34に示すように、一次中隔51の上端は、卵円孔開存治療用具1の右側線状部と右側線状ループ部間および左側線状部と左側線状ループ部間に保持される。そして、器具10(もしくは操作用ワイヤ13のみ)を若干先端側に押すことにより、操作用ワイヤ13は、卵円孔開存治療用具1より離脱し、図7に示す状態となり、卵円孔開存治療用具1により、一次中隔51は、二次中隔52に押し当てられた状態となり、一次中隔の開きが防止される。そして、外管11,吐出操作用部材12および操作用ワイヤ13を生体内より抜去する。
図1は、本発明の卵円孔開存治療用具の一実施例の正面図である。 図2は、図1の卵円孔開存治療用具の平面図である。 図3は、図1の卵円孔開存治療用具の右側面図である。 図4は、本発明の卵円孔開存治療用具が留置される心臓内の卵円孔形成部付近を説明するための説明図である。 図5は、図1の卵円孔開存治療用具が卵円孔の一次中隔に留置された状態(卵円孔側から見た状態)を説明するための説明図である。 図6は、図1の卵円孔開存治療用具が卵円孔の一次中隔に留置された状態(一次中隔側から見た状態)を説明するための説明図である。 図7は、図1の卵円孔開存治療用具が卵円孔の一次中隔に留置された状態(断面状態)を説明するための説明図である。 図8は、図1の卵円孔開存治療用具が他の卵円孔の一次中隔に留置された状態(卵円孔側から見た状態)を説明するための説明図である。 図9は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図10は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図11は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図12は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図13は、図12の卵円孔開存治療用具の平面図である。 図14は、図12の卵円孔開存治療用具の右側面図である。 図15は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図16は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図17は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図18は、図17の卵円孔開存治療用具の平面図である。 図19は、図17の卵円孔開存治療用具の右側面図である。 図20は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図21は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図22は、図21の卵円孔開存治療用具の平面図である。 図23は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図24は、図23の卵円孔開存治療用具の平面図である。 図25は、本発明の卵円孔開存治療用具の他の実施例の正面図である。 図26は、図25の卵円孔開存治療用具の平面図である。 図27は、図25の卵円孔開存治療用具の右側面図である。 図28は、本発明の卵円孔開存治療用具を備えた卵円孔開存治療用器具の一実施例の外観図である。 図29は、図28の卵円孔開存治療用器具の部分省略拡大断面図である。 図30は、図28の卵円孔開存治療用器具の先端部分を説明するための説明図である。 図31は、本発明の卵円孔開存治療用器具の使用方法の説明図である。 図32は、本発明の卵円孔開存治療用器具の使用方法の説明図である。 図33は、本発明の卵円孔開存治療用器具の使用方法の説明図である。 図34は、本発明の卵円孔開存治療用器具の使用方法の説明図である。
符号の説明
1 卵円孔開存治療用具
2 主線状部
2a 右側線状部
2b 左側線状部
3 右側線状ループ部
4 左側線状ループ部
5 屈曲部
10 卵円孔開存治療用器具
11 外管
12 吐出操作用部材
13 配置操作用ワイヤ

Claims (17)

  1. 中央部に位置する曲部と該曲部の右側に位置する右側線状部と前記曲部の左側に位置する左側線状部とを有する主線状部と、前記右側線状部より前記曲部の内側方向に延びる右側線状延長部と、前記左側線状部より前記曲部の内側方向に延びる左側線状延長部とを備える線状体からなりばね弾性を有する卵円孔開存治療用具であり、前記右側線状部と前記右側線状延長部により一次中隔の上端部に装着可能であり、前記左側線状部と前記左側線状延長部により一次中隔の上端部に装着可能であり、該2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、一次中隔の二次中隔からの離間方向への変形を抑制するものであることを特徴とする卵円孔開存治療用具。
  2. 前記卵円孔開存治療用具は、前記2カ所での一次中隔への装着時における卵円孔開存治療用具のねじれに対する反発力により、卵円孔開存治療用具が装着された一次中隔を二次中隔に押し当てるものである請求項1に記載の卵円孔開存治療用具。
  3. 前記卵円孔開存治療用具は、前記2カ所での一次中隔への装着時において、卵円孔開存部の両側部により前記右側線状部と前記前記左側線状部が前記曲部の内側方向に押圧されるものであり、該押圧に対する反発力により、前記卵円孔開存治療用具は、前記卵円孔開存部に保持されるものである請求項1または2に記載の卵円孔開存治療用具。
  4. 前記右側線状延長部は、前記右側線状部より前記曲部の内側方向に延びる右側線状ループ部により構成されており、前記左側線状延長部は、前記左側線状部より前記曲部の内側方向に延びる左側線状ループ部により構成されており、前記右側線状ループ部は、前記右側線状部の上方にループを形成するとともに前記右側線状部の裏面側にて該右側線状部と交差するものであり、前記左側線状ループ部は、前記左側線状部の上方にループを形成するとともに前記左側線状部の裏面側にて該左側線状部と交差するものである請求項1ないし3のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  5. 前記右側線状ループ部は、前記右側線状部の端部より斜め上方であり前記曲部の内側方向に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり下方に延びかつ前記右側線状部と交差する第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり右前方に延びる第3の線状部とを備え、前記左側線状ループ部は、前記左側線状部の端部より斜め上方であり前記曲部の内側方向に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり下方に延びかつ前記左側線状部と交差する第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり左前方に延びる第3の線状部とを備えるものである請求項4に記載の卵円孔開存治療用具。
  6. 前記右側線状ループ部は、前記右側線状部の端部より上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり前記曲部の内側方向に延びる第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり、下方に延びかつ前記右側線状部と交差する第3の線状部とを備え、前記左側線状ループ部は、前記左側線状部の端部より上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり前記曲部の内側方向に延びる第2の線状部と、該第2の線状部より曲がり、下方に延びかつ前記左側線状部と交差する第3の線状部とを備えるものである請求項4に記載の卵円孔開存治療用具。
  7. 前記右側線状延長部は、前記右側線状部より前記曲部の内側方向かつ下方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、右側斜め上方もしくは右側斜め下方に向かう第2の線状部を備えるものであり、前記左側線状延長部は、前記左側線状部より前記曲部の内側方向かつ下方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、左側斜め上方もしくは左側斜め下方に向かう第2の線状部を備えるものである請求項1ないし3のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  8. 前記右側線状延長部は、前記右側線状部より前記曲部の内側方向かつ上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、下方側に向かう第2の線状部を備えるものであり、前記左側線状延長部は、前記左側線状部より前記曲部の内側方向かつ上方に延びる第1の線状部と、該第1の線状部より曲がり、下方側に向かう第2の線状部を備えるものである請求項1ないし3のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  9. 前記卵円孔開存治療用具は、前記曲部もしくはその付近より右側前方かつ前記右側線状部より手前側に延びる右側脱落防止用線状部と、前記曲部もしくはその付近より左側前方かつ前記左側線状部より手前側に延びる左側脱落防止用線状部とを備えるものである請求項1ないし8のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  10. 前記卵円孔開存治療用具を構成する線状体の自由端は、小ループ部となっているもしくは球状物が固定されている請求項1ないし9のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  11. 前記右側線状部および前記左側線状部は、ほぼ直線状である請求項1ないし10のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  12. 前記右側線状延長部および前記左側線状延長部は、複数の直線状部が複数の屈曲部により連結された形態となっている請求項1ないし11のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  13. 前記右側線状延長部および前記左側線状延長部は、曲線状である請求項1ないし11のいずれかに記載の卵円孔開存治療用具。
  14. 請求項1ないし13のいずれかの卵円孔開存治療用具を先端部に収納した外管と、該外管内に収納され、前記卵円孔開存治療用具を前記外管より吐出させるため吐出操作用部材と、前記外管に収納されるとともに先端部に前記卵円孔開存治療用具を離脱可能に保持する保持部を有する前記卵円孔開存治療用具のための配置操作用ワイヤとを備えることを特徴とする卵円孔開存治療用器具。
  15. 前記卵円孔開存治療用具の前記曲部が、前記配置操作用ワイヤの前記保持部と前記吐出操作用部材の先端部間により挟持されているものである請求項14に記載の卵円孔開存治療用器具。
  16. 前記卵円孔開存治療用器具は、前記配置操作用ワイヤからの前記卵円孔開存治療用具の離脱後、該配置操作用ワイヤを操作することにより、該配置操作用ワイヤにより再度保持可能である請求項14または15に記載の卵円孔開存治療用器具。
  17. 前記卵円孔開存治療用器具は、前記配置操作用ワイヤからの前記卵円孔開存治療用具の離脱後、該配置操作用ワイヤおよび前記吐出操作用部材を操作することにより、前記卵円孔開存治療用具の前記曲部を前記配置操作用ワイヤの前記保持部と前記吐出操作用部材の先端部間により再度挟持可能である請求項14ないし16のいずれかに記載の卵円孔開存治療用器具。
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