JP4663110B2 - 処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、処理ガスを用いて被処理基板の処理を行う処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工程においては、被処理体である半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)に配線パターンを形成するために、あるいは配線間のホールを埋め込むために、W(タングステン)、WSi(タングステンシリサイド)、Ti(チタン)、TiN(チタンナイトライド)、TiSi(チタンシリサイド)等の金属あるいは金属化合物を堆積させて薄膜を形成している。
【0003】
これらの中で、ブランケットW膜は、処理ガスとして例えばWF6(六フッ化タングステン)とSiH4(シラン)またはSiH2Cl2(ジクロルシラン)等とを用いたCVD成膜法により形成される。
【0004】
図10は上記のW膜を成膜するCVD成膜装置の一例を示す図面である。このCVD成膜装置は、主として、チャンバー101と、チャンバー101内に設けられ、ウエハが載置される載置台102と、載置台102上に載置されたウエハの表面側に形成される処理空間103に処理ガスを供給するシャワーヘッド104と、載置台102の下方に設けられ、載置台102上に載置されたウエハに熱線を照射して加熱する熱線照射機構105と、ウエハを載置台上に押圧して保持するクランプリング106とを具備している。このような装置においては、載置台102上にウエハを載置し、クランプリング106でウエハを載置台102上に保持した状態で、熱線照射機構105によりウエハを加熱するとともに、ウエハ表面側の処理空間103にシャワーヘッド104から前述の処理ガスを供給してW膜の成膜処理を行う。この際、図に矢印で示すように、ウエハ裏面側からパージガスを供給することにより、クランプリング106とウエハとの間等から処理ガスが侵入してウエハ周縁および裏面側に成膜されることを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のCVD成膜装置では、プロセス時間を短縮してスループットを向上させるために成膜工程の後等に処理空間103の減圧を急速に行うと、処理空間103の圧力とウエハ裏面側から供給されるパージガスとの圧力差が急激に大きくなり、この圧力差によってウエハとクランプリング106との間から処理空間103に向けてパージガスの強い流れが生じ、クランプリング106等の部材にバタツキが生じることがある。このようにクランプリング106等の部材にバタツキが生じるとパーティクルや部材破損が発生するおそれがあった。また、上記のCVD成膜装置では処理空間103を急速に減圧することはできず、段階的に時間をかけて減圧しなければならず、スループットが悪くなる問題があった。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、被処理基板裏面側への処理ガスの侵入を十分に防止することができ、かつ、処理空間を急速に減圧する際の不都合が生じ難い処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、処理ガスを用いて被処理基板に処理を施す処理容器と、前記処理容器内に配置され、前記被処理基板が載置される載置台と、前記処理容器内の前記被処理基板の表面側に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、前記被処理基板の周縁を上方から押さえて前記載置台上に保持する環状の基板保持部材と、前記被処理基板の裏面側に形成される空間にパージガスを供給するパージガス供給手段と、前記基板保持部材によって規定される、前記パージガスを前記空間からその上方へ導くパージガス流路と、前記空間の圧力が前記処理容器内における前記空間の外側の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記パージガスを前記空間から放出するガス放出機構とを具備し、前記ガス放出機構は、前記処理容器内における前記空間内外の圧力差が、前記パージガス流路を通流する前記パージガスにより前記基板保持部材が持ち上げられる値に達する前に前記パージガスを放出することを特徴とする処理装置が提供される。
【0008】
また、本発明の第2の観点によれば、処理ガスを用いて被処理基板に処理を施す処理容器と、前記処理容器内に配置され、前記被処理基板が載置される載置台と、前記被処理基板の表面側に形成される第1の空間に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、前記被処理基板の周縁を上方から押さえて保持する環状の基板保持部材と、前記被処理基板の裏面側に形成される第2の空間にパージガスを供給するパージガス供給手段と、前記基板保持部材によって規定される、前記パージガスを前記第2の空間から前記第1の空間へ導くパージガス流路と、前記第1の空間の下方かつ前記第2の空間の外側に形成される第3の空間を介して前記第1の空間を排気する排気手段と、前記第2の空間の圧力が前記第1の空間の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記パージガスを前記第3の空間に放出するガス放出機構とを具備し、前記ガス放出機構は、前記第2の空間と前記第1の空間との圧力差が、前記パージガス流路を通流するパージガスにより前記基板保持部材が持ち上げられる値に達する前にパージガスを放出することを特徴とする処理装置が提供される。
【0009】
本発明においては、前記空間の圧力が処理容器内における前記空間の外側の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記パージガスを前記空間から放出するガス放出機構を具備することにより、前記被処理基板を処理する際には前記パージガスにより前記空間への処理ガスの侵入を防止しつつ、前記処理容器内を減圧する際には前記ガス放出機構により前記空間から前記パージガスを放出することができ、前記処理容器内における前記空間内外に大きな圧力差が生じないので、前記基板保持部材のバタツキ等の不都合を防止することができる。
【0010】
上記第1および第2の観点の処理装置においては、前記基板保持部材の外周側を保持する支持部材をさらに具備し、前記パージガス流路は、前記基板保持部材および前記被処理基板の間を通る第1流路と、前記基板保持部材および前記支持部材の間を通る第2流路とを有することが好ましい。これにより成膜中に処理ガスが前記被処理基板周縁および裏面へ侵入することを確実に防止することが可能となる。
【0011】
上記第1の観点の処理装置においては、前記ガス放出機構は、前記空間内の圧力が前記処理容器内における前記空間外の圧力よりも所定値以上高くなった場合に前記放出孔を開放状態にするバルブとを有する構成とすることができる。
【0012】
また、上記第2の観点の処理装置においては、前記ガス放出機構は、前記第3の空間および前記第2の空間を連通するように設けられ、前記パージガスを放出する放出孔と、前記第2の空間の圧力が前記第3の空間の圧力よりも前記所定値以上高くなった場合に前記放出孔を開放状態にするバルブとを有する構成とすることができる。前記第3の空間は前記第1の空間に優先して減圧されるので、このような構成により減圧時に前記第2の空間の圧力が前記第1の空間の圧力よりも所定値以上高くなることが確実に防止される。
【0013】
これらの場合に、前記ガス放出機構は、前記処理容器内における前記空間内外の圧力差、または、前記第2の空間と前記第3の空間との圧力差が、前記パージガス流路を通流する前記パージガスにより前記基板保持部材が持ち上げられる値に達する前に前記パージガスを放出することが好ましい。これにより急速に減圧時に、前記基板保持部材が持ち上げられてバタツキはじめる前に前記パージガスを確実に放出することができる。
【0014】
また、前記ガス放出機構は、前記処理容器内における前記空間内外の圧力差、または、前記第2の空間と前記第3の空間との圧力差が、前記被処理基板に処理を施す際に前記パージガスが前記空間または前記第2の空間から流出することにより生じる圧力損失を超えてから前記パージガスを放出することが好ましい。これにより前記被処理基板に処理を施す際に、前記パージガスが前記空間または前記第2の空間から放出されることを防止することができる。
【0015】
上記第1および第2の観点の処理装置において、前記処理容器内における前記空間の外側の圧力が前記空間の圧力よりも所定値以上高くなった場合に前記処理容器内における前記空間の外側の雰囲気を前記空間に導入するか、または、前記第3の空間の圧力が前記第2の空間の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記第3の空間の雰囲気を前記第2の空間に導入するガス導入機構をさらに設けてもよい。これにより処理装置の誤動作や故障によって、前記処理容器内に異常に高い圧力差が発生して処理装置の部材が破損することを防止することができる。
【0016】
この場合に、前記ガス導入機構は、前記処理容器内における前記空間の外側の雰囲気を前記空間内に導入する導入孔と、前記処理容器内における前記空間の圧力が前記空間の圧力よりも前記所定値以上大きい場合に前記導入孔を開放状態とするバルブとを有する構成、または、前記第3の空間の雰囲気を前記第2の空間に導入する導入孔と、前記第3の空間の圧力が前記第2の空間の圧力よりも前記所定値以上大きい場合に前記導入孔を開放状態とするバルブとを有する構成、とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態に係るCVD成膜装置を模式的に示す断面図であり、図1は被処理基板である半導体ウエハW(以下、単にウエハWという。)を載置台上に載置している状態を、図2はウエハWをリフトピン上に支持している状態を示している。このCVD成膜装置はW膜を成膜するものである。
【0018】
図1および図2に示すように、CVD成膜装置100は、例えばアルミニウム等により円筒状に形成されたチャンバー1を有しており、その上に蓋体2が設けられている。このチャンバー1内には、天井部分に開口が設けられた有蓋円筒状のシールドベース3がチャンバー1底部から立設されている。このシールドベース3の天井部に設けられた開口には、環状のアタッチメント4が配置されており、このアタッチメント4に支持されて、ウエハWを載置する載置台5が設けられている。アタッチメント4と載置台5との間には隙間11が設けられており、この隙間11の上方に後述するクランプリング7が設けられている。このアタッチメント4は、クランプリング7の外周側を保持する支持部材としても機能する。また、シールドベース3の天壁とチャンバー1の内壁との間には、多数の孔部を有するバッフルプレート6が設けられている。このように構成されたチャンバー1内の、載置台5上に載置されたウエハWの表面側には、後述するシャワーヘッド50から処理ガスが供給される処理空間(第1の空間)10が形成されている。この処理空間10の下方には、シールドベース3、アタッチメント4および載置台5により囲まれたバックサイド空間(第2の空間)23が形成され、このバックサイド空間23の外側にはチャンバー1、シールドベース3およびバッフルプレート6で囲まれた排気空間(第3の空間)46が形成されている。
【0019】
バックサイド空間23の載置台5下方には、ウエハWを載置台5から持ち上げるためのリフトピン16が例えば3本(図1にはこのうち2本を図示。)設けられており、このリフトピン16は、保持部材22を介して押し上げ棒18に支持されていて、この押し上げ棒18がアクチュエータ19に連結している。リフトピン16は、熱線を透過する材料、例えば石英により形成されている。
【0020】
また、リフトピン16と一体的に支持部材20が設けられており、この支持部材20は、アタッチメント4の孔部12を貫通して、載置台5の上方に設けられた円環状のクランプリング7にスプリング(図示せず。)を介して連結されている。クランプリング7は、その下面内周部に、内周方向に向かって厚みが薄くなるようにテーパーが設けられており、ウエハW上に下降させることによりこの内周部がウエハWの表面外周に当接し、クランプリング7の自重およびスプリング力によりウエハWを下向きに押さえて載置台5上に保持するようになっている。
【0021】
このような構成により、アクチュエータ19が押し上げ棒18を昇降させることによって、リフトピン16とクランプリング7とは一体的に昇降する。リフトピン16とクランプリング7とは、ウエハWを受け渡しする際にはリフトピン16が載置台5から所定長さ突出するまで上昇し(図2参照)、リフトピン16上に支持されたウエハWを載置台5上に載置する際にはリフトピン16が載置台5に没入するとともにクランプリング7がウエハWに当接して保持する位置まで下降する(図1参照)。
【0022】
載置台5の真下のチャンバー1底部には、石英等の熱線透過材料よりなる透過窓24が気密に設けられており、その下方には、透過窓24を囲むように箱状の加熱室25が設けられている。この加熱室25内には、ランプ26が反射鏡をも兼ねる回転台27に取付けられており、この回転台27は、回転軸28を介して加熱室25の底部に設けられた回転モータ29により回転されるようになっている。したがって、このランプ26から放出された熱線は、透過窓24を透過して載置台5の下面を照射してこれを加熱し得るようになっている。透過窓24の上方には、透過窓24の外周に沿うようにして筒状のリフレクタ17が設けられ、ランプ26からの熱線を効率よく載置台5に導くようになっている。
【0023】
透過窓24およびリフレクタ17は、前述のシールドリング3によって囲まれたバックサイド空間23内に設けられている。また、リフレクタ17の基部には、一端がパージガス供給装置59に接続され、他端がバックサイド空間23に連通したパージガス導入経路37が設けられている。このパージガス導入経路37を介して、所定の成膜工程において、パージガス供給装置59からバックサイド空間23に、処理ガスと反応しない、例えばAr、窒素ガス等の不活性ガスからなるパージガスが供給される。この際、バックサイド空間23に供給されたパージガスは、図1およびクランプリング7近傍を拡大した図3に矢印で示すように、載置台5とアタッチメント4との間に設けられた隙間11、ならびに、アタッチメント4の孔部12からクランプリング7の下面に向けて流れ、クランプリング7およびアタッチメント4の間になされる第1流路15を経由して処理空間10に流出する流れと、クランプリング7およびウエハWの間になされる第2流路14を経由して処理空間10に流出する流れとを形成する。このようなパージガスの流れを形成することにより、処理ガスがウエハWの周縁部および裏面ならびにバックサイド空間23に回り込んで余分な成膜作用を及ぼすことが防止される。
【0024】
上記シールドベース3の側壁の内側には、ガス放出機構30およびガス導入機構40が設けられている。図4(a)はガス放出機構30の縦断面図、図4(b)はガス導入機構40の縦断面図である
【0025】
ガス放出機構30は、シールドベース3の側壁に設けられた開口34と、この開口34を介して排気空間46と連通する室をシールドベース3内側に形成するバルブボディー32と、このバルブボディー32の底面の3箇所に設けられた放出孔33と、この放出孔33よりも径の大きい弁体31aならびに軸部31bを有し、それぞれの放出孔33に挿通されたバルブ35とを具備している。バルブ35は、図1および図2に示すように、通常はその自重により弁体31aが放出孔33を密閉し、処理ガスがバックサイド空間23内に侵入することを防止するようになっている。ただし、後述する排気装置58により排気空間46を介して処理空間10を減圧する際に、処理空間10とともに減圧される排気空間46の圧力がバックサイド空間23の圧力よりも低くなると、その圧力差によって弁体31aは上方向の力を受けるようになり、この圧力差が所定値以上となるとバルブ35は持ち上げられて放出孔33を開放し、図6に示すようにバックサイド空間23内のパージガスを排気空間46に放出する。このように圧力差により受ける力と自重とのバランスにより動作するタイプのバルブ35では、弁体31aの自重および面積を調節することにより作動する圧力差の大きさを制御することができる。
【0026】
この際、処理空間10とバックサイド空間23との圧力差がクランプリング7を持ち上げるような値に達する前に、バルブ35が作動することが好ましい。これにより処理空間10を急速に減圧した場合に、処理空間10とバックサイド空間23との圧力差がクランプリング7を持ち上げる値となる前にパージガスを排気空間46に放出して、クランプリング7のバタツキ等の不都合が生じることを確実に防止することができる。
【0027】
また、成膜時にウエハW周縁部および裏面への処理ガスの侵入を十分に防止するためには、成膜時にパージガスが前述の第1流路14および第2流路15を介して処理空間10に流出することにより通常生じる圧力損失でバルブ35が作動しないようにすることが好ましい。この程度の圧力差でバルブ35が作動したのでは、成膜時に十分な量のパージガスをバックサイド空間23から処理空間10へ流出させることができなくなり、また、バックサイド空間23への処理ガスの侵入が頻発し、ウエハW周縁部および裏面の不所望な成膜によるパーティクル発生等の不具合が増大するおそれがある。
【0028】
一方、ガス導入機構40は、シールドベース3の側壁に設けられた開口44と、この開口44を介して排気空間46と連通する室をシールドベース3内側に形成するバルブボディー42と、このバルブボディー42の天壁の3箇所に設けられた放出孔43と、この放出孔43よりも径の大きい弁体41aならびに軸部41bを有し、それぞれの放出孔43に挿通されたバルブ45とを具備している。このバルブ45は、通常は、図1および図2に示すように、その自重により弁体41aが放出孔43を密閉し、処理ガスがバックサイド空間23に侵入することを防止するようになっている。ただし、排気空間46の圧力がバックサイド空間23の圧力よりも高くなると、その圧力差によって弁体41aは上方向の力を受けるようになり、この圧力差が所定値以上となると持ち上げられて放出孔43を開放し、図7に示すように排気空間46の雰囲気をバックサイド空間23に導入する。
【0029】
図5は、図1のA−A断面矢視図であり、シールドベース3におけるガス放出機構30およびガス導入機構40の配置状態を示している。このように、本実施形態では、シールドベース3の一方側に一対のガス放出機構30およびガス導入機構40を隣接して設けるとともに、シールドベース3の対向する他方側にガス放出機構30およびガス導入機構40をもう一対設けている。このように配置することで、ガス放出機構30およびガス導入機構40の動作によりチャンバー1内の圧力が不均一になることを防止することができる。
【0030】
排気空間46には、チャンバー1の底部の四隅に設けられた排気口36を介して排気装置58が接続されている。排気装置58は、その排気量を調節する図示しないバルブを有しており、排気空間46を介して処理空間10内を排気することにより処理空間10を所定の真空度に維持し得るようになっている。また、排気空間46と処理空間10との間には多数の孔部を有するバッフルプレート6が設けられているので、このようにして処理空間10を減圧する際に、処理空間10は排気空間46よりも緩やかに減圧される。
【0031】
チャンバー1の天井部には、処理ガス等を導入するためのシャワーヘッド50が設けられている。このシャワーヘッド50は、蓋体2に嵌合して形成されたシャワーベース51を有しており、このシャワーベース51の上部中央には、ガス導入口55が設けられている。さらに、このガス導入口55の下方に、2段の拡散プレート52,53が設けられており、これら拡散プレート52,53の下方に、シャワープレート54が設けられている。ガス導入口55にはチャンバー1内の処理空間10へ処理ガス等を供給するガス供給機構60が接続されている。
【0032】
ガス供給機構60は、ClF3ガス供給源61、N2ガス供給源62、WF6ガス供給源63、Arガス供給源64、SiH4ガス供給源65、H2ガス供給源66を有している。ClF3ガス供給源61には、ガスライン67が接続され、このガスライン67にはマスフローコントローラ81とその前後の開閉バルブ74,88とが設けられている。N2ガス供給源62には、ガスライン68が接続され、このガスライン68にはマスフローコントローラ82とその前後の開閉バルブ75,89とが設けられている。WF6ガス供給源63には、ガスライン69が接続されており、このガスライン69の途中から分岐ライン70が分岐している。そして、ガスライン69にはマスフローコントローラ83とその前後の開閉バルブ76,90とが設けられており、分岐ライン70にはマスフローコントローラ84とその前後の開閉バルブ77,91とが設けられている。この分岐ライン70は後述するニュークリエーション工程に用いられ、その流量がより厳密に制御されるようになっている。Arガス供給源64には、ガスライン71が接続され、このガスライン71にはマスフローコントローラ85とその前後の開閉バルブ78,92とが設けられている。そして、このガスライン71に前記ガスライン69および前記分岐ライン70が合流するようになっており、ArガスはWF6ガスのキャリアガスとして機能する。SiH4ガス供給源65には、ガスライン72が接続され、このガスライン72にはマスフローコントローラ86とその前後の開閉バルブ79,93とが設けられている。H2ガス供給源66には、ガスライン73が接続され、このガスライン73にはマスフローコントローラ87とその前後の開閉バルブ80,94とが設けられている。そして、ガスライン67,68,71,72,73はガスライン95に接続され、このガスライン95がガス導入口55と接続されている。
【0033】
以下、上記のように構成されるCVD成膜装置100により、ウエハWの表面にW膜を成膜する動作の一例を説明する。表1は、この例におけるウエハW搬入から搬出までのSTEP1〜STEP10における、処理空間の圧力とパージガス流量との変化を示す表である。
【0034】
【表1】
【0035】
まず、チャンバー1の側壁に設けられた図示しないゲートバルブを開いて搬送アームによりチャンバー1内にウエハWを搬入し、リフトピン16を載置台5から所定長さ突出するまで上昇させてウエハWを受け取った後、搬送アームをチャンバー1から退出させ、ゲートバルブを閉じる。
【0036】
この状態で、ガス供給機構60およびパージガス供給装置59からガスを供給せずに排気装置58の排気バルブを全開にしてチャンバー内を急速に減圧し、チャンバー1内の圧力を到達圧力100mTorrの高真空状態とした後、リフトピン16およびクランプリング7を下降させ、リフトピン16を載置台5に没入させてウエハWを載置台5上に載置するとともに、クランプリング7をウエハWに当接して保持する位置まで下降させる(STEP1)。このようにチャンバー内を高真空状態としてウエハWの載置およびクランプリング7による保持を行うのは、ウエハWが載置台5上で滑ることを防止するためである。また、加熱室25内のランプ26を点灯し、回転台27を回転モータ29により回転させながら熱線を放射させ、ウエハWを所定の温度に加熱する。
【0037】
次に、載置台5上に載置され、クランプリング7により保持されたウエハWの表面にニュークリエーション膜を形成するため、排気装置58の排気バルブの開度を下げるとともに、ガス供給機構60のN2ガス供給源62、Arガス供給源64、SiH4ガス供給源65およびH2ガス供給源66、ならびに、パージガス供給装置59からそれぞれ所定の流量で処理ガスまたはパージガスの供給を開始し、処理空間10内の圧力を500Paとする(STEP2)。次いで、各ガスの流量を維持したままで、WF6ガス供給源63から分岐ライン70を介して、高精度のマスフローコントローラー84により厳密に流量を制御しつつ、後述する本成膜工程よりも少量のWF6ガスの供給を開始し(STEP3)、この状態で下記式(1)に示すSiH4還元反応を所定時間進行させ、ウエハW表面にニュークリエーション膜を形成する(STEP4)。なお、前記STEP3および前記STEP4において、処理空間10内の圧力は500Paを維持するようにする。
2WF6+3SiH4→2W+3SiF4+6H2 ……… (1)
【0038】
その後、WF6ガスおよびSiH4ガスの供給を停止し、その他のガスの供給量を維持した状態で、排気装置58の排気バルブを全開にして処理空間10内を急速に減圧し、ニュークリエーション膜を形成した後に残留した処理ガスを処理空間10から一掃する(STEP5)。
【0039】
次に、以上のようにしてニュークリエーション膜の形成されたウエハWの表面に、W成膜する本成膜工程を行う。まず、排気装置58の排気バルブの開度を下げるとともに、キャリアガスとしてのArガス、H2ガス、N2ガスおよびパージガスの流量をそれぞれ増大させ、処理空間10内の圧力を10666Paに上昇させる(STEP6)。次いで、ガス供給機構60のWF6ガス供給源63からメインデポ用のWF6ガスの供給を開始するとともに、Arガス、H2ガス、N2ガスを減少させ、処理空間10内をメインデポのための処理ガス雰囲気とし(STEP7)、この状態で下記式(2)に示すH2還元反応のW成膜を所定時間行う(STEP8)。なお、前記STEP7および前記STEP8において、パージガスの流量および処理空間10内の圧力は前記STEP7と同様に維持するようにする。
WF6+3H2→W+6HF ……… (2)
【0040】
本成膜を終了後、ウエハW取り出しに向けて、WF6ガスおよびSiH4ガスの供給を停止し、Arガス、H2ガス、N2ガスおよびパージガスの供給を維持した状態で、排気装置58の排気バルブを全開にしてチャンバー1内を急速に減圧し、本成膜終了後に残留した処理ガスを処理空間10から一掃し(STEP9)、その後全てのガスの供給を停止した状態で減圧を続けてチャンバー1内を高真空度状態とする(STEP10)。
【0041】
この高真空度状態でリフトピン16およびクランプリング7を上昇させ、クランプリング7によるウエハWの保持を解除するとともに、リフトピン16を載置台5から所定長さ突出させてウエハWを搬送アームが受け取り可能な位置まで上昇させる。このようにチャンバー内を高真空状態としてウエハWの保持を解除し、リフトピン16で持ち上げるのは、STEP1と同様にウエハWが載置台5上で滑ることを防止するためである。
【0042】
その後、パージガス、Arガス等をチャンバー1内に導入し、ゲートバルブを開いてチャンバー1内に搬送アームを進入させ、リフトピン16上のウエハWを搬送アームで受け取り、搬送アームをチャンバー1から退出させることによりウエハWを取り出して成膜動作を終了する。また、ウエハWを取り出した後には、必要に応じてClF3ガスをチャンバー1内に供給する等してチャンバー1内のクリーニングを行う。
【0043】
このようなプロセスでは、特に、上記STEP5、上記STEP9および上記STEP10において、排気装置58のバルブを全開にして急速に減圧するため、処理空間10および排気空間46の圧力が急激に低下する。従来の装置ではこのような場合にバックサイド空間23と処理空間10との間に大きな圧力差が生じてクランプリング7のバタツキが発生していたが、本実施形態においては、この圧力差がクランプリング7のバタツキを発生させる大きさに達する前に、ガス放出機構30がバックサイド空間23からパージガスを排気空間46に放出するので、クランプリング7のバタツキ等の不具合は生じない。また、ガス放出機構30は、成膜時にパージガスが処理空間10に流出することにより通常生じる圧力損失では動作しないので、上記STEP2〜STEP4のニュークリエーション工程、および、上記STEP6〜STEP8の本成膜工程においてパージガスは放出されず、処理ガスのウエハW周縁部および裏面への侵入はパージガスにより十分に防止される。
【0044】
また、従来の装置では、装置が誤動作したり故障した場合には、処理空間10および排気空間46内の圧力がバックサイド空間23の圧力よりも極めて大きくなって、その圧力差によりCVD成膜装置100を構成する部材が破損するおそれがあったが、本実施形態においてはガス導入機構40が排気空間46の雰囲気をバックサイド空間23に導入することにより圧力差を緩和することができるので、このような圧力差に起因した部材の破損を防止することができる。
【0045】
次に、上記ガス放出機構30におけるバルブ35の設計例について説明する。
ここでは代表的な実機のデータに基づいてバルブ35を構成した場合について示す。
クランプリング7は、クランプリング7の自重と、クランプリング7と3本のリフトピン16それぞれとを連結する3本のスプリングの力とにより、載置台5上のウエハWを保持している。実機におけるクランプリング7の自重は0.9N、前記スプリングの力は計15N、クランプリング7の面積A=0.0185m2であり、クランプリング7は0.9N+15N=15.9NでウエハWを押さえている。したがって、処理空間10とバックサイド空間23との圧力差により、この15.9Nよりも大きい力がクランプリング7の上方向に作用するとクランプリング7が持ち上げられてバタツキはじめるものと考えられる。このことから、この実機でクランプリング7がバタツキはじめる処理空間10とバックサイド空間23との圧力差の大きさΔP1は、ΔP1=15.9/0.0185=859.5Paと求めることができる。
【0046】
また、実機のデータからは、成膜時にパージガスがバックサイド空間23から処理空間10に流出することにより生じる圧力損失ΔP2は、ΔP2≒113Paと算出された。したがって、排気空間46とバックサイド空間23との圧力差がΔP2以下の場合にパージガスが放出されると、成膜時にパージガスを十分に流すことができなくなる。
【0047】
以上より、この実機ではバルブ35が動作する圧力差Pを、ΔP1<P<ΔP2、すなわち113Pa<P<859.5Paとすることが好ましく、これにより成膜時にはパージガスによりウエハWの周縁部および裏面側への処理ガスの侵入を効果的に防止しつつ、急速減圧時にクランプリング7に生じるバタツキを防止することができることが求められた。
【0048】
この好ましい範囲の圧力差Pで動作するように、バルブ35を構成した。ここでは、ガス放出機構30の設置スペースの関係から弁体31aの外径は14mmとし、肉厚は1.5mmとした。このように構成された弁体31aが動作する圧力差は1枚あたり143Paと算出されたので、3枚の弁体31aを1つのバルブ35に用いることにより、バルブ35の動作する圧力を上記の好ましい範囲内の429Paとすることができる。弁体31aは肉厚4.5mmのものを1枚用いてもよいが、ここでは調整を容易にするために1.5mmの弁体31aを3枚用いることとした。このように構成したバルブ35をガス放出機構30に用いることにより、成膜時にはパージガスによりバックサイド空間23への処理ガスの侵入を防止しつつ、処理空間10を減圧する際には前記バックサイド空間23からパージガスを適切に放出してクランプリング7のバタツキを防止することができた。なお、ここでは実機の代表的なデータに基づいて構成されたバルブ35の設計例を示したものであり、バルブ35の動作する圧力差の好ましい範囲、および、バルブ35の構成はこれらに限られるものではない。
【0049】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態ではガス放出機構30およびガス導入機構40は、いずれもシールドベース3の内側に突出するように設けたが、図8に示すガス放出機構30′のようにシールドベース3の外側に突出するように設けてもよい。この場合には、図9に示すガス放出機構30″のように横向きにバルブ35′を設けてもよい。ただし、横向きにした場合にはバルブ35′は自重により放出孔33′を密閉することはできないので、バネ等によりバルブ35′を放出孔33′に押し当てて密閉する構成とする必要がある。また、上記ではガス放出機構30およびガス導入機構40は、いずれも放出孔33,43とバルブ35,45との組み合わせを3組有する構成としたが、これに限られるものではない。さらに、ガス放出機構30およびガス導入機構40の数、配置についても変更可能である。
【0050】
また、上記実施形態では本発明をWのCVD成膜について示したが、これに限らず、他の材料、例えばAl、WSi、Ti、TiN等のCVD成膜に適用することができるし、また、CVD以外の他のガス処理にも適用することができる。また、被処理基板はウエハに限られるものではなく、他の基板であってもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、前記空間の圧力が処理容器内における前記空間の外側の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記パージガスを前記空間から放出するガス放出機構を具備することにより、前記被処理基板を処理する際には前記パージガスにより前記空間への処理ガスの侵入を防止しつつ、前記処理容器内を減圧する際には前記ガス放出機構により前記パージガスを前記空間から放出することができ、前記処理容器内における前記空間内外に大きな圧力差が生じないので、前記基板保持部材のバタツキ等の不都合が防止される。これにより成膜行程の後等に前記処理空間を急速に減圧することができるようになり、プロセス時間を短縮してスループットを向上することが実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCVD成膜装置を模式的に示す断面図であって、ウエハWを載置台上に載置している状態を示す図面。
【図2】図1に示したCVD成膜装置において、ウエハWをリフトピン上に支持している状態を示す図面。
【図3】図1に示したCVD成膜装置のクランプリング近傍におけるパージガスの流れを説明するための拡大図。
【図4】ガス放出機構およびガス導入機構の縦断面図。
【図5】図1に示したCVD成膜装置のA−A部分断面図
【図6】ガス放出機構がパージガスを放出している状態の拡大断面図。
【図7】ガス導入機構が排気空間から雰囲気を導入している状態の拡大断面図。
【図8】ガス放出機構の変形例を示す図面。
【図9】ガス放出機構の他の変形例を示す図面。
【図10】従来のCVD成膜装置を概略的に示す断面図。
【符号の説明】
1;チャンバー
2;蓋体
3;シールドベース
4;アタッチメント
5;載置台
6;バッフルプレート
7;クランプリング
10;処理空間
16;リフトピン
17;リフレクタ
20;支持部材
23;バックサイド空間
25;加熱室
30;ガス放出機構
31a;弁体
31b;軸部
32;バルブボディー
33;放出孔
35;バルブ
37;パージガス導入経路
40;ガス導入機構
41a;弁体
41b;軸部
42;バルブボディー
43;放出孔
45;バルブ
46;排気空間
50;シャワーヘッド
58;排気装置
59;パージガス供給装置
60;ガス供給機構
100;CVD成膜装置
W;半導体ウエハ
Claims (12)
- 処理ガスを用いて被処理基板に処理を施す処理容器と、
前記処理容器内に配置され、前記被処理基板が載置される載置台と、
前記処理容器内の前記被処理基板の表面側に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、
前記被処理基板の周縁を上方から押さえて前記載置台上に保持する環状の基板保持部材と、
前記被処理基板の裏面側に形成される空間にパージガスを供給するパージガス供給手段と、
前記基板保持部材によって規定される、前記パージガスを前記空間からその上方へ導くパージガス流路と、
前記空間の圧力が前記処理容器内における前記空間の外側の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記パージガスを前記空間から放出するガス放出機構と
を具備し、
前記ガス放出機構は、前記処理容器内における前記空間内外の圧力差が、前記パージガス流路を通流する前記パージガスにより前記基板保持部材が持ち上げられる値に達する前に前記パージガスを放出することを特徴とする処理装置。 - 前記基板保持部材の外周側を保持する支持部材をさらに具備し、前記パージガス流路は、前記基板保持部材および前記被処理基板の間を通る第1流路と、前記基板保持部材および前記支持部材の間を通る第2流路とを有することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
- 前記ガス放出機構は、前記パージガスを放出する放出孔と、前記処理容器内における前記空間内外の圧力差が所定値以上高くなった場合に前記放出孔を開放状態にするバルブとを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の処理装置。
- 前記ガス放出機構は、前記処理容器内における前記空間内外の圧力差が、前記被処理基板に処理を施す際に前記パージガスが前記空間から流出することにより生じる圧力損失の値を超えてから前記パージガスを放出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の処理装置。
- 前記処理容器内における前記空間の外側の圧力が前記空間の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記処理容器内における前記空間の外側の雰囲気を前記空間内に導入するガス導入機構をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の処理装置。
- 前記ガス導入機構は、前記処理容器内における前記空間の外側の雰囲気を前記空間に導入する導入孔と、前記処理容器内における前記空間の外側の圧力が前記空間の圧力よりも前記所定値以上高くなった場合に前記導入孔を開放状態とするバルブとを有することを特徴とする請求項5に記載の処理装置。
- 処理ガスを用いて被処理基板に処理を施す処理容器と、
前記処理容器内に配置され、前記被処理基板が載置される載置台と、
前記被処理基板の表面側に形成される第1の空間に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、
前記被処理基板の周縁を上方から押さえて保持する環状の基板保持部材と、
前記被処理基板の裏面側に形成される第2の空間にパージガスを供給するパージガス供給手段と、
前記基板保持部材によって規定される、前記パージガスを前記第2の空間から前記第1の空間へ導くパージガス流路と、
前記第1の空間の下方かつ前記第2の空間の外側に形成される第3の空間を介して前記第1の空間を排気する排気手段と、
前記第2の空間の圧力が前記第1の空間の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記パージガスを前記第3の空間に放出するガス放出機構と
を具備し、
前記ガス放出機構は、前記第2の空間と前記第1の空間との圧力差が、前記パージガス流路を通流するパージガスにより前記基板保持部材が持ち上げられる値に達する前にパージガスを放出することを特徴とする処理装置。 - 前記基板保持部材の外周側を保持する支持部材をさらに具備し、前記パージガス流路は、前記基板保持部材および前記被処理基板の間を通る第1流路と、前記基板保持部材および前記支持部材の間を通る第2流路とを有することを特徴とする請求項7に記載の処理装置。
- 前記ガス放出機構は、前記第3の空間および前記第2の空間を連通するように設けられ、前記パージガスを放出する放出孔と、前記第2の空間の圧力が前記第3の空間の圧力よりも前記所定値以上高くなった場合に前記放出孔を開放状態にするバルブとを有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の処理装置。
- 前記ガス放出機構は、前記第2の空間と前記第1の空間との圧力差が、処理ガスを用いて被処理基板に処理を施す際にパージガスが前記第2の空間から前記第1の空間に流出することにより生じる圧力損失を超えてからパージガスを放出することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の処理装置。
- 前記第3の空間の圧力が前記第2の空間の圧力よりも所定値以上高くなった場合に、前記第3の空間の雰囲気を前記第2の空間に導入するガス導入機構をさらに具備することを特徴とする請求項7から請求項10に記載の処理装置。
- 前記ガス導入機構は、前記第3の空間と前記第2の空間とを連通するように設けられ、前記第3の空間の雰囲気を前記第2の空間に導入する導入孔と、前記第3の空間の圧力が前記第2の空間の圧力よりも前記所定値以上高くなった場合に前記導入孔を開放状態とするバルブとを有することを特徴とする請求項11に記載の処理装置。
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