JP4661321B2 - 織物裏地 - Google Patents
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R1-O-{(CH2)nO}m-R2 ・・・(1)
(但し、R1、R2はH、アルキル基、アシル基よりなる群から選ばれた同一または異なる
基を表す。nは2〜5の整数、mは3〜30の整数)
(但し、R1、R2はH、アルキル基、アシル基よりなる群から選ばれた同一または異なる基を表す。nは2〜5の整数、mは3〜30の整数)
これは、一般式(1)で示されるポリエーテル化合物がセルロースアセテートプロピオネートとの相溶性に優れるため熱可塑化効果が顕著に表れるばかりか、ポリエーテル化合物自身の耐熱性が良好なため、添加したポリマーの色調も良好になる効果を有するからである。さらには、一般式(1)で示されるポリエーテル化合物は生分解性の低いフェニル基、アルキルフェニル基、アリールフェニル基などの芳香族で置換されていないため生分解性が良好である特徴も有している。
例えば一般的な溶融紡糸法からなるポリエチレンテレフタレート繊維では5%以下であるのに対し、メルトブロー方式からなる繊維であれば、繊度CVは大きく、30〜40%が一般的である。
式中Kはカバーファクター、Dは密度(本/吋)、dは総繊度(dtex)である。
本発明の織物裏地はこの特性を得るために熱可塑性セルロースアセテートプロピオネート繊維の吸湿性を温度30℃、湿度65%の環境化で吸湿率0.5%以上7.0%以下とする事が好ましく、より好ましくは4.0%以上6.0%以下とし、少なくともタテまたは/およびヨコ糸に使用することが寸法安定性と制電性を両立する上で好ましい。一般に市販されている再生セルロース繊維は吸湿性が10%またはそれ以上あるため吸湿による膨潤効果により2.5%以下の寸法安定性は得ることが出来ず、繊維を疎水化させるために樹脂加工を施す等処理が必要であるが風合いが粗硬化する傾向がある。しかしながら本発明の除去セルロース繊維を用いた裏地は素材の吸湿性が軽微であるため、繊維の吸湿による寸法変化が少なく、ひいては織物の寸法安定を得ることが出来る。より寸法安定性を要求される場合には、通常セルロース系繊維に用いられる樹脂を用いて、より寸法安定性を向上させても良い。
(1)強伸度
オリエンテック社製テンシロンUCT-100型を用い、試料長20cm、引張速度20mm/minの条件で引張試験を行って、最大荷重を示した点の応力を繊維の強度(cN/dtex)とした。また、破断時の伸度を繊維の伸度(%)とした。
(2)摩擦耐電圧
JIS-L-1094B法に準ずる。測定は20℃×30%RHにて実施した。
(3)洗濯収縮率
JIS-L-0217法に準ずる。
セルロース(日本製紙ケミカル(株)製溶解パルプ、NDP−S)1.0kgに、酢酸5.0kgとプロピオン酸1.0kgを加え、50℃で30分間攪拌した。混合物を15℃まで冷却した後、無水酢酸0.7kg、無水プロピオン酸4.3kgおよび硫酸を0.05kg加えてエステル化反応を行った。240分間攪拌を行った後、酢酸3.3kgと水1.7kgの混合溶液を60分間かけて添加し、反応を停止させた。続いて40℃で24時間攪拌を継続し、加水分解処理を行った。
得られたセルロースアセテートプロピオネートのアセチル置換度は0.3、プロピオニル置換度は2.5であった。
合成例1により得られたセルロースアセテートプロピオネート(CAP1)90wt%と、可塑剤のポリエチレングリコール(三洋化成(株)製、PEG600)10wt%を、30mmφエクストルーダーを用いて混合し、熱可塑性組成物のペレットを得た。得られたペレットの240℃、1000sec−1における溶融融粘度は、86.7Pa・secであった。
染料Kayalon Polyester Blue EBL-E(日本化薬(株)製)
染料濃度 1.0%owf、浴比 1:30、 染液pH 5
染色時間 60分、 染色温度 90℃
染色後の布帛は十分水洗の後、三洋化成(株)製界面活性剤グランアップUS-20を1g/L含んだ洗浄液で、60℃20分洗浄を行い、水洗、乾燥した。得られた布帛の残留ポリエーテル化合物は0.4%であった。
セルロースアセテートプロピオネートを85重量%、可塑剤としてポリエチレングリコール(三洋化成(株)製、PEG600)を15重量%を用い、口金孔のホール数を24ホールとした以外は実施例1と同様にして溶融紡糸し、84デシテックス24フィラメントの繊維を得た。この繊維の20℃65%RHの時の吸湿率は1.4%、かつ繊度CV%は7%と良好であった。その後、この繊維からなる95×90本/inのツイル織物(2/2)を作成し、実施例1と同様に精練、乾熱セットを施した。この様にして得られた該織物を用いて、染料濃度が2.0%owfである以外は実施例1と同様にして染色を行った。染色後の布帛は実施例1と同様に水洗、洗浄を行い、乾燥した。得られた布帛の残留ポリエーテル化合物は0.7%であった。
実施例1と同様のポリマーを用い、口金孔の断面形状を三角断面にした以外は実施例1と同様に溶融紡糸し、84デシテックス36フィラメントの繊維を得た。この繊維の20℃65%RHの時の吸湿率は1.5%、かつ繊度CV%は9%と良好であった。その後、この繊維からなる160×80本/inのサテン織物を作成し、実施例1と同様に精練、乾熱セットを施した。この様にして得られた該織物を用いて、実施例1と同様にして染色を行った。染色後の布帛は実施例1と同様に水洗、洗浄を行い、乾燥した。得られた布帛の残留ポリエーテル化合物は0.5%であった。得られた染色後の織物はソフトな手触りおよび高光沢を有しており、さらに実施例1と同様に摩擦耐電圧を測定した結果、経方向1900V、緯方向2600Vと良好であり、また洗濯寸法変化率はタテ、ヨコそれぞれ-1.0%、-1.8%であった。
セルローストリアセテート(屈折率1.47、アセチル置換度2.9、炭素数3〜18のアシル基は無し、総置換度2.9、平均重合度270)をメチレンクロライド及びメタノールの混合溶媒に溶解させ、乾式紡糸して得られた、110デシテックス36フィラメントの繊維(20℃65%RHの時の吸湿率5.9%)を用い、実施例1と同様にして平織物を作成し、実施例1と同様に精練、乾熱セットを施した。この様にして得られた織物を用いて、染色温度が110℃である以外は実施例1と同様にして染色を行った。
Claims (4)
- セルロースアセテートプロピオネート100〜99.0重量%と、下記一般式(1)で表されるポリエーテル化合物0〜1.0重量%とを含む熱可塑性セルロースアセテートプロピオネート繊維を少なくともタテまたは/およびヨコ糸に使用してなることを特徴とする織物裏地。
R1-O-{(CH2)nO}m-R2 ・・・(1)
(但し、R1、R2はH、アルキル基およびアシル基よりなる群から選ばれた同一または異なる基を表す。nは2〜5の整数、mは3〜30の整数。) - 摩擦帯電圧が3KV以下であることを特徴とする請求項1に記載の織物裏地。
- 洗濯による寸法変化率がタテヨコそれぞれ2.5%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の織物裏地。
- セルロースアセテートプロピオネート80〜95重量%と、下記一般式(1)で表されるポリエーテル化合物5〜20重量%とを含む熱可塑性セルロースアセテートプロピオネート繊維に水系処理を行い水溶性可塑剤を除去し、該繊維重量に対する水溶性可塑剤の含有量を0から1.0重量%とした後、製織を行うことを特徴とする織物裏地の製造方法。
R1-O-{(CH2)nO}m-R2 ・・・(1)
(但し、R1、R2はH、アルキル基およびアシル基よりなる群から選ばれた同一または異なる基を表す。nは2〜5の整数、mは3〜30の整数。)
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