[go: up one dir, main page]

JP4661261B2 - 回転電機の回転子構造 - Google Patents

回転電機の回転子構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4661261B2
JP4661261B2 JP2005046033A JP2005046033A JP4661261B2 JP 4661261 B2 JP4661261 B2 JP 4661261B2 JP 2005046033 A JP2005046033 A JP 2005046033A JP 2005046033 A JP2005046033 A JP 2005046033A JP 4661261 B2 JP4661261 B2 JP 4661261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor core
rotor
end plate
electrical machine
rotating electrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005046033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006238531A (ja
Inventor
竜彦 水谷
智也 杉山
英治 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2005046033A priority Critical patent/JP4661261B2/ja
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to DE602006019201T priority patent/DE602006019201D1/de
Priority to US11/667,878 priority patent/US7608966B2/en
Priority to EP06713060A priority patent/EP1851844B1/en
Priority to KR1020077020317A priority patent/KR100909197B1/ko
Priority to AU2006217375A priority patent/AU2006217375B2/en
Priority to CN2006800016446A priority patent/CN101091300B/zh
Priority to PCT/JP2006/301917 priority patent/WO2006090567A1/en
Publication of JP2006238531A publication Critical patent/JP2006238531A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4661261B2 publication Critical patent/JP4661261B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
    • H02K1/2766Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • Y10T29/49012Rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、回転電機の回転子構造および回転子の製造方法に関し、特に、永久磁石がロータコアに接着剤により固定される回転子の構造および製造方法に関する。
従来、ロータ(回転子)とステータ(固定子)とからなる回転電機において、ステータは、複数のスロットが形成されるステータコアと、スロット間に設けられるティースに巻着されたコイルとから構成される。ロータは、電磁鋼板が複数積層されたロータコアと、磁力を帯びた永久磁石と、回転軸となるシャフトとから構成される。そして、コイルに電力が供給されることにより、磁界が発生する。発生した磁界に基づいて、ロータとステータとの間に磁束の流れが形成されることにより、ロータは回転力を得る。永久磁石は、ロータコアに設けられる開口部に挿入される。永久磁石は、接着剤によりロータコアに固定される。エンドプレートは、ロータの回転軸方向からロータコアを挟むようにして設けられる。
このような構成の回転電機として、たとえば、特開2003−199303号公報(特許文献1)は、埋め込み磁石形ロータの強度を確保しつつ、モータ特性を維持し、かつ、永久磁石のコーティングを行なうモータの製造方法を開示する。このモータの製造方法は、ステータと鉄などの高透磁率材からなる略円筒形のロータコアに軸方向に貫通した永久磁石埋設用穴を複数個設け、永久磁石埋設用穴に永久磁石を埋設してなる永久磁石ロータとから構成され、ステータに施された巻線電流により発生する回転磁界により回転するモータの製造方法である。モータの製造方法は、永久磁石に接着剤を用いて直接コーティングした後、永久磁石とロータコアとの接着を行う。
特許文献1に開示されたモータの製造方法によると、永久磁石のロータコア内部での固定、高速運転時の永久磁石の飛散防止、永久磁石の絶縁が同時にできる。
特開2003−199303号公報
しかしながら、永久磁石をロータコアに接着剤を用いて固定すると、接着剤が滲んで、ロータコアとエンドプレートとの間に接着剤が介在する場合があるという問題がある。ロータコアとエンドプレートとの間に接着剤が介在すると、ロータコアとエンドプレートとの相対運動が抑制される。ロータコアとエンドプレートとは、材質が異なるため、異なる線膨張係数を有する。回転電機の作動に伴なって発生する熱や周囲の温度によりエンドプレートおよびロータコアはそれぞれ膨張する。線膨張係数の差により、ロータコアおよびエンドプレートの変化量はそれぞれ異なる。したがって、ロータコアおよびエンドプレートの間において、接着剤で固定される部分を起点として、ロータコアには、径方向に沿って圧縮方向あるいは引っ張り方向の応力が発生する場合がある。そのため、たとえば、ロータコアが複数の電磁鋼板が積層されて形成される場合には、軸方向端部の電磁鋼板が変形する可能性がある。
特許文献1に開示されたモータの製造方法においては、永久磁石とロータコアとを接着剤で固定しており、上述のような問題が発生する可能性がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減する回転電機の回転子構造および回転子の製造方法を提供することである。
第1の発明に係る回転電機の回転子構造は、回転子と固定子とを有する回転電機の回転子構造である。回転子は、ロータコアと、ロータコアの周方向に沿って形成される開口部に挿入される永久磁石と、ロータコアを回転軸方向から挟むようにして設けられるエンドプレートとを含む。永久磁石は、ロータコアに接着剤で固定される。ロータコアとエンドプレートとの間には、ロータコアの線膨張係数とエンドプレートの線膨張係数との間の線膨張係数を有する中間部材が設けられる。エンドプレートの周方向の外縁部は、中間部材の外縁部に対して径方向内側になる部分を有する。
第1の発明によると、ロータコアとエンドプレートとの間に中間部材を設けることにより、ロータコアから滲み出る接着剤は、中間部材によりエンドプレートに付着することがない。そのため、ロータコアとエンドプレートとが接着することを抑制することができる。また、中間部材は、ロータコアの線膨張係数とエンドプレートの線膨張係数との間の線膨張係数を有する。そのため、回転電機の作動に伴なって発生する熱や周囲の温度により膨張しても、中間部材の膨張量は、エンドプレートの膨張量よりも小さい。したがって、ロータコアと中間部材とが接着剤により相対的な位置が固定されても、線膨張係数の差によって発生する径方向の圧縮あるいは引っ張り応力を低減することができる。その結果、たとえば、ロータコアが複数の電磁鋼板が積層されて形成される場合には、軸方向端部の電磁鋼板の変形を抑制することができる。さらに、エンドプレートの周方向の外縁部は、中間部材の外縁部に対して径方向内側になる部分を有する。そのため、エンドプレートがロータコアに組み付けられた状態であっても、中間部材がロータコアとエンドプレートとの間に設けられているか否かを確認することができる。したがって、中間部材の誤組み付けを防止して、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減する回転電機の回転子構造を提供することができる。
第2の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第1の発明の構成に加えて、中間部材は、円板形状を有する。中間部材の外径は、開口部の外周側の位置よりも大きくなるように形成される。
第2の発明によると、円板形状の中間部材の外径は、開口部の外周側の位置よりも大きくなるように形成される。したがって、開口部は、中間部材により覆われるため、ロータコアから滲み出た接着剤がエンドプレートに付着することを抑制することができる。したがって、エンドプレートとロータコアとが接着することを防止できる。
第3の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第1または2の発明の構成に加えて、中間部材は、非磁性体である。
第3の発明によると、中間部材を非磁性体とすることにより、ロータコアに設けられた永久磁石の磁束が回転軸と平行な方向に漏れることによる、磁気回路の損失を防ぐことができる。
第4の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第3の発明の構成に加えて、中間部材は、ステンレス鋼で形成される。
第4の発明によると、中間部材をステンレス鋼で形成することにより、ステンレス鋼は、非磁性体であるため、ロータコアに設けられた永久磁石の磁束が回転軸と平行な方向に漏れることによる、磁気回路の損失を防ぐことができる。
第5の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、中間部材の少なくともロータコア側の表面には、接着剤との摩擦係数が、接着剤と中間部材との摩擦係数よりも小さい膜(たとえば、コーティング)が形成される。
第5の発明によると、中間部材の少なくともロータコア側の表面に、接着剤の摩擦係数が接着剤と中間部材との摩擦係数よりも小さい膜を形成することにより、接着剤は、中間部材との接着力が弱まるため、中間部材とロータコアとの間における接着による応力を低減することができる。
第6の発明に係る回転電機の回転子構造は、回転子と固定子とを有する回転電機の回転子構造である。回転子は、ロータコアと、ロータコアの周方向に沿って形成される開口部に挿入される永久磁石と、ロータコアを回転軸方向から挟むようにして設けられるエンドプレートとを含む。永久磁石は、ロータコアに接着剤で固定される。エンドプレートのロータコアに対向する面は、凹凸形状を有する。
第6の発明によると、エンドプレートのロータコアに対向する面が凹凸形状を有するようにすると、エンドプレートとロータコアとの接触面積を減少させることができる。したがって、エンドプレートとロータコアとが接着剤により固定されたとしても接触面積の減少するため、エンドプレートとロータコアとの接着面積を減少させることができる。接着面積が減少することにより、エンドプレートとロータコアとの間の接着力が弱まるため、エンドプレートおよびロータコアが回転電機の作動に伴なって発生する熱や周囲の温度により膨張して、線膨張係数の差によって発生する径方向の圧縮あるいは引っ張り応力を低減させることができる。その結果、たとえば、ロータコアが複数の電磁鋼板が積層されて形成される場合には、軸方向端部の電磁鋼板の変形を抑制することができる。したがって、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減する回転電機の回転子構造を提供することができる。
第7の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第1〜6のいずれかの発明の構成に加えて、エンドプレートは、非磁性体である。
第7の発明によると、エンドプレートが非磁性体であることにより、ロータコアに設けられた永久磁石の磁束が回転軸と平行な方向に漏れることによる、磁気回路の損失を防ぐことができる。
第8の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第1〜7のいずれかの発明の構成に加えて、ロータコアは、複数枚の電磁鋼板が積層されて形成される。
第8の発明によると、本発明を複数枚の電磁鋼板が積層されて形成されるロータコアに適用して、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減することにより、軸方向端部の電磁鋼板の変形を抑制することができる。
第9の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第1〜8のいずれかの発明の構成に加えて、開口部は、2つの開口部がV字型になるように設けられる1対の開口部である。
第9の発明によると、2つの開口部がV字型になるように設けられる1対の開口部を有するロータコアに本発明を適用して、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減することにより、ロータコアの変形を抑制することができる。
第10の発明に係る回転電機の回転子構造においては、第1〜8のいずれかの発明の構成に加えて、開口部は、2つの開口部がそれぞれ径方向に直交する方向に沿って設けられる1対の開口部である。
第10の発明によると、2つの開口部がそれぞれ径方向に直交する方向に沿って設けられる1対の開口部を有するロータコアに本発明を適用して、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減することにより、ロータコアの変形を抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
本実施の形態において、回転電機は回転子と固定子とから構成される。図1に示すように、本実施の形態に係る回転子100は、シャフト108と、ロータコア104と、エンドプレート102,106と、永久磁石110と、ステンレスプレート112,114とから構成される。
ロータコア104は、複数枚の円板形状の電磁鋼板が積層されて形成される。ロータコア104は、シャフト108に貫通可能な円形形状の開口部が形成される。円形の開口部には、シャフト108と嵌合して位置決めを行なうための突起部(図示せず)が設けられる。永久磁石110は、ロータコア104の周方向に沿って形成される開口部に挿入される。円板形状のエンドプレート102,106は、ロータコア104をシャフト108の軸方向から挟むようにして設けられる。エンドプレート102,106は、たとえば、アルミニウム合金で形成されるが、材質は非磁性体であれば、特にこれに限定されるものではない。
永久磁石110は、ロータコア104に接着剤で固定される。なお、永久磁石110のロータコア104への組み付け方法は、特に限定されるものではなく、たとえば、ロータコア104の開口部に接着剤を付着させた後に、永久磁石110を挿入して組み付けるようにしてもよいし、ロータコア104の開口部に永久磁石110を挿入した後に、接着剤をロータコア104の開口部に付着させて永久磁石を固定するようにしてもよいし、特に限定されるものではない。また、接着剤は、予め定められた粘度を有する接着剤であれば特に限定されるものではないが、本実施の形態において、たとえば、熱硬化性接着剤を用いる。熱硬化性接着剤を用いる場合、永久磁石110とロータコア104との間に接着剤が介在した状態で、回転子100が加熱されると、接着剤を構成する分子が3次元の網目構造になるように結びついて硬化して、永久磁石110をロータコア104に固定する。
図2に示すように、本発明は、ロータコア104とエンドプレート102との間に中間部材としてステンレスプレート112を設ける点に特徴を有する。
ステンレスプレート112は、ステンレス鋼で形成されるが、非磁性体であって、ロータコア104の線膨張係数と、エンドプレート102の線膨張係数との間の線膨張係数を有する材質であれば、特にステンレス鋼に限定されるものではない。
また、本実施の形態において、ステンレスプレート112は、永久磁石110が挿入される開口部を塞ぐ形状であればよいが、本実施の形態において、ステンレスプレート112は、円板形状であって、永久磁石110が挿入される開口部の外周側の位置よりも大きい外径を有する形状を有する。
図3に示すように、エンドプレート102には、切り欠き部116が設けられる。切り欠き部116は、エンドプレート102の径方向の外縁部が、ステンレスプレート112の外縁部に対して、径方向内側になるように形成されれば特に図3に示すような形状に限定されるものではない。好ましくは、切り欠き部116は、回転子100の組み立て時にエンドプレート102の位置を制限する冶具に対応する形状を有することが望ましい。このようにすると、切り欠き部116は、エンドプレート102の冶具への固定を可能とし、かつ、ステンレスプレート112がロータコア104とエンドプレート102との間に挿入されているか否かを確認することができる。
図4に示すように、ロータコア104には、周方向に沿って開口部118が複数個形成される。本実施の形態において開口部118は、2つの開口部204,206がV字型になるように設けられる1対の開口部である。開口部204,206は、それぞれ永久磁石110が挿入可能に形成される。永久磁石110は、熱硬化性接着剤120により、ロータコア104に固定される。
本実施の形態において開口部118は、2つの開口部204,206がV字型になるように設けたが特にこれに限定されるものではない。たとえば、図5に示すように、開口部118は、2つの開口部208,210がそれぞれロータコア104の径方向に直交する方向に沿って設けられる1対の開口部であってもよい。
以上のような構造に基づく本実施の形態に係る回転電機の回転子100の作用について説明する。たとえば、回転子100の製造時を想定する。回転子100の製造工程において、シャフト108にエンドプレート106、ステンレスプレート114、ロータコア114が貫通して組み付けられる。ロータコア104の開口部に、適量の熱硬化性接着剤120が注入され、永久磁石110がロータコア104の開口部202,204に挿入される。さらに、ステンレスプレート112、エンドプレート102がロータコア104に組み付けられる。このように組み付けられた回転子100が加熱されて、熱硬化性接着剤120が硬化することにより、永久磁石110がロータコア104に固定される。
ロータコア104に永久磁石110と、ステンレスプレート112,114と、エンドプレート102,106とが組み付けられた状態の回転子100においては、熱硬化性接着剤が硬化していないと、ロータコア104の開口部からステンレスプレート112側およびステンレスプレート114側の少なくとも一方に接着剤が滲み出る場合がある。この場合、ステンレスプレート112,114とロータコア104との間に熱硬化性接着剤が介在した状態となる。
この状態で回転子100が加熱されると、回転子100を構成するロータコア104、エンドプレート102,106およびステンレスプレート112,114は、それぞれ熱により膨張する。
エンドプレート102,106は、アルミ合金製であり、ステンレスプレート112,114およびロータコア104よりも膨張量が大きい。エンドプレート102,106と、ステンレスプレート112,114およびロータコア104との間には、接着剤が介在しないため、エンドプレート102,106と、ステンレスプレート112,114およびロータコア104との間で接着する部分はない。
ステンレスプレート112,114は、ステンレス製であり、ロータコア104よりも膨張量が大きく、エンドプレート102,106よりも膨張量は小さい。ステンレスプレート112,114とロータコア104との間に開口部から滲み出た熱硬化性接着剤が介在する場合においては、回転子100が加熱されると、ステンレスプレート112,114およびロータコア104が膨張した状態で、熱硬化性接着剤は硬化する。
加熱が完了して、回転子100の温度が低下したときに、熱膨張していたステンレスプレート112,114およびロータコア104は、それぞれ収縮する。このとき、膨張した状態で熱硬化性接着剤は硬化したため、ステンレスプレート112,114およびロータコア104が収縮すると、膨張量の差に基づいてステンレスプレート112,114とロータコア104との間で応力が発生する。
具体的には、ステンレスプレート112,114の線膨張係数は、ロータコア104の線膨張係数よりも大きいため、ステンレスプレート112,114の方が膨張量が大きい。したがって、温度の低下時にも収縮量が大きいステンレスプレート112,114には、ロータコア104からの径方向外側への引っ張り応力が発生し、ロータコア104には、ステンレスプレート112,114からの径方向内側への圧縮応力が発生する。
ステンレスプレート112,114は、エンドプレート102,106よりも線膨張係数が小さいため、エンドプレート102,106とロータコア104との間に熱硬化性接着剤が介在する場合に、エンドプレート102,106とロータコア104との間で発生する応力と比較して小さい。
また、回転電機の作動と停止とを繰り返して、回転子100が発熱および冷却が繰り返される場合においても、ステンレスプレート112,114とロータコア104との間で発生する応力は、エンドプレート102,106とロータコア104との間に熱硬化性接着剤が介在する場合に、エンドプレート102,106とロータコア104との間で発生する応力よりも小さい。
以上のようにして、本実施の形態に係る回転電機の回転子構造によると、ロータコアとエンドプレートとの間にステンレスプレートを設けることにより、ロータコアから滲み出る接着剤は、ステンレスプレートによりエンドプレートに付着することがない。そのため、ロータコアとエンドプレートとが接着することを抑制することができる。また、ステンレスプレートは、ロータコアの線膨張係数とエンドプレートの線膨張係数との間の線膨張係数を有する。そのため、回転電機の作動に伴なって発生する熱や周囲の温度により膨張しても、ステンレスプレートの膨張量は、エンドプレートの膨張量よりも小さい。したがって、ロータコアとステンレスプレートとが接着剤により相対的な位置が固定されても、線膨張係数の差によって発生する径方向の圧縮あるいは引っ張り応力を低減することができる。その結果、たとえば、ロータコアが複数の電磁鋼板が積層されて形成される場合には、軸方向端部の電磁鋼板の変形を抑制することができる。さらに、エンドプレートの周方向の外縁部は、ステンレスプレートの外縁部に対して径方向内側になる部分を有する。そのため、エンドプレートがロータコアに組み付けられた状態であっても、ステンレスプレートがロータコアとエンドプレートとの間に設けられているか否かを確認することができる。したがって、ステンレスプレートの誤組み付けを防止して、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減する回転電機の回転子構造を提供することができる。
また、円板形状のステンレスプレートの外径は、開口部の外周側の位置よりも大きくなるように形成される。したがって、開口部は、ステンレスプレートにより覆われるため、ロータコアから滲み出た接着剤がエンドプレートに付着することを抑制することができる。したがって、エンドプレートとロータコアとが接着することを防止できる。
さらに、中間部材としてステンレスプレートを設けることにより、ステンレスプレートが非磁性体のステンレス鋼で形成されるため、ロータコアに設けられた永久磁石の磁束が回転軸と平行な方向に漏れることによる、磁気回路の損失を防ぐことができる。
好ましくは、ステンレスプレートの少なくともロータコア側の表面に、接着剤の摩擦係数が接着剤とステンレスプレートとの摩擦係数よりも小さい膜を形成することが望ましい。このようにすると、接着剤は、ステンレスプレートとの接着力が弱まるため、ステンレスプレートとロータコアとの間における接着による応力を低減することができる。ステンレスプレートに形成する膜は、たとえば、シリコン系コーティング剤やフッ素系のコーティング剤などの離型剤により形成することができる。
さらに好ましくは、エンドプレートおよびロータコアの間に挿入する中間部材は、電磁鋼板の線膨張係数により近い線膨張係数を有する非磁性体の材質を用いることが望ましい。このようにすると、中間部材は、ロータコアの膨張量に近い膨張量になるため、ロータの発熱や周囲の温度に応じて、膨張しても接着剤による固定点において発生する応力を小さくすることができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る回転電機の回転子構造について説明する。本実施の形態に係る回転電機の回転子構造は、上述の第1の実施の形態に係る回転電機の回転子構造と比較して、回転子100がエンドプレート102,106に代えてエンドプレート300,302を含む点およびステンレスプレート112,114を含まない点が異なる。それ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係る回転電機の回転子構造の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態において、回転電機は回転子と固定子とから構成される。図6に示すように、本実施の形態に係る回転子100は、シャフト108と、ロータコア104と、エンドプレート300,302と、永久磁石110とから構成される。
本実施の形態に係る回転電機の回転子構造は、エンドプレート300,302のロータコア104と当接する側の面に凹凸形状が形成される点に特徴を有する。
すなわち、図7(A)に示すように、エンドプレート300のロータコア104と当接する側の面には、エンドプレート300の周方向に沿って環状の溝304が形成される。図7(B)のエンドプレート300の断面図に示すように、エンドプレート300の径方向には、それぞれ回転軸から予め定められた間隔で、溝304を含む3本の溝が形成される。溝の数については、特に3本に限定されるものではない。なお、エンドプレート302については、エンドプレート300と同様にロータ104と当接する側の面に周方向に沿って溝が形成されるが、その詳細な説明は繰り返さない。
なお、エンドプレート300,302に形成される凹凸形状については、周方向に沿って形成される溝に特に限定されるものではない。すなわち、図8に示すように、エンドプレート300のロータコア104と当接する側の面には、回転軸を中心として放射状に形成される複数の溝306が形成されるようにしてもよいし、図9(A)に示すように、エンドプレート300のロータコア104と当接する側の面に、円形状の凹部308が形成されるようにしてもよい。凹部308の形状は、特に限定されるものではないが、たとえば、図9(B)のエンドプレート300の断面図に示すように、円弧形状であってもよい。
以上のような構造に基づく、本実施の形態に係る回転電機の回転子100の作用について説明する。たとえば、回転子100の製造時を想定する。回転子100の製造工程において、シャフト108にエンドプレート302、ロータコア114が貫通して組み付けられる。ロータコア104の開口部に、適量の熱硬化性接着剤120が注入され、永久磁石110がロータコア104の開口部202,204に挿入される。さらに、エンドプレート300がロータコア104に組み付けられる。このように組み付けられた回転子100が加熱されて、熱硬化性接着剤120が硬化することにより、永久磁石110がロータコア104に固定される。
ロータコア104に永久磁石110と、エンドプレート300,302とが組み付けられた状態の回転子100においては、熱硬化性接着剤が硬化していないと、ロータコア104の開口部からエンドプレート300側およびエンドプレート302側の少なくとも一方に接着剤が滲み出る場合がある。この場合、エンドプレート300,302とロータコア104との間に熱硬化性接着剤が介在した状態となる。
この状態で回転子100が加熱されると、回転子100を構成するロータコア104およびエンドプレート300,302は、それぞれ熱により膨張する。
エンドプレート300,302は、アルミ合金製であり、ロータコア104よりも膨張量が大きい。エンドプレート300,302とロータコア104との間に開口部から滲み出た熱硬化性接着剤が介在する場合においては、回転子100が加熱されると、エンドプレート300,302およびロータコア104が膨張した状態で、熱硬化性接着剤は硬化する。
加熱が完了して、回転子100の温度が低下したときに、熱膨張していたエンドプレート300,302およびロータコア104は、それぞれ収縮する。このとき、膨張した状態で熱硬化性接着剤は硬化したため、エンドプレート300,302およびロータコア104が収縮すると、膨張量の差に基づいてエンドプレート300,302とロータコア104との間で応力が発生する。
具体的には、エンドプレート300,302の線膨張係数は、ロータコア104の線膨張係数よりも大きいため、エンドプレート300,302の方が膨張量が大きい。したがって、温度の低下時にも収縮量が大きいエンドプレート300,302には、ロータコア104からの径方向外側への引っ張り応力が発生し、ロータコア104には、エンドプレート300,302からの径方向内側への圧縮応力が発生する。
エンドプレート300,302において、ロータコア104と当接する側の面には、凹凸形状が形成される。そのため、ロータコア104との接触面積は、エンドプレート300,302に凹凸形状がない場合と比較して小さい。そのため、エンドプレート300,302およびロータコア104において、熱硬化性接着剤による接着面積は小さい。接着面積が小さくなると、接着剤によるエンドプレート300,302とロータコア104との接着力が弱まるため、エンドプレート300,302に凹凸形状がない場合と比較して、エンドプレート300,302およびロータコア104との間で発生する応力は小さくなる。
また、回転電機の作動と停止とを繰り返して、回転子100が発熱および冷却が繰り返される場合においても、エンドプレート300,302とロータコア104との間で発生する応力は、エンドプレート300,302に凹凸形状がない場合に発生する応力よりも小さい。
以上のようにして、本実施の形態に係る回転電機の回転子構造によると、エンドプレートのロータコアに対向する面に溝が形成されると、エンドプレートとロータコアとの接触面積を減少させることができる。したがって、エンドプレートとロータコアとが接着剤により固定されたとしても接触面積の減少により、エンドプレートとロータコアとの接着面積を減少させることができる。接着面積が減少すると、エンドプレートとロータコアとの接着力が弱まるため、エンドプレートおよびロータコアが回転電機の作動に伴なって発生する熱や周囲の温度により膨張して、線膨張係数の差によって発生する径方向の圧縮あるいは引っ張り応力を低減させることができる。その結果、たとえば、ロータコアが複数の電磁鋼板が積層されて形成される場合には、電磁鋼板が大きく変形することを抑制することができる。したがって、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減する回転電機の回転子構造を提供することができる。
また、エンドプレートを非磁性体のアルミ合金で形成することにより、ロータコアに設けられた永久磁石の磁束が回転軸と平行な方向に漏れることによる、磁気回路の損失を防ぐことができる。
<第3の実施の形態>
以下、第3の実施の形態に係る回転子の製造方法について説明する。本実施の形態に係る回転子の製造方法は、上述した第1の実施の形態に係る回転子構造あるいは第2の実施の形態に係る回転子構造を有する回転子の製造方法である。
本実施の形態において、回転電機の回転子の構成は、上述した第1の実施の形態に係る回転電機の回転子構造の構成と回転子100がステンレスプレート112,114を含まない点が異なる。それ以外の構成は、第1の実施の形態に係る回転電機の回転子100の構成と同じである。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態に係る回転子の製造方法において、永久磁石110とエンドプレート102,106とをロータコア104に組み付けた状態で、ロータコア104を加熱して熱硬化性接着剤を硬化させる点に特徴を有する。
具体的には、図10に示すように、ロータコア104に対向するように、コイル500,502を設けて、ロータコア104の周囲に磁界を発生させる。ロータコア104は、磁性体である複数の電磁鋼板を積層して形成される。そのため、ロータコア104の周囲に磁界が発生すると、ロータコア104の内部において、発生した磁界に基づく渦電流が発生する。ロータコア104の内部に渦電流が発生するとジュール熱が発生する。そのため、ロータコア104が加熱される。
以下、図11を参照して、本実施の形態に係る回転子の製造方法について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する。)1000にて、エンドプレート106をシャフト108に組み付ける。S1100にて、シャフト108に組み付けられたエンドプレート106にロータコア104を組み付ける。
S1200にて、ロータコア104に形成される開口部に適量の熱硬化性接着剤を注入する。S1300にて、ロータコア104に形成される開口部に永久磁石110を挿入する。
S1400にて、エンドプレート102をロータコア104の軸方向の端面に当接して組み付ける。エンドプレート102,106およびロータコア104には、ボルト(図示せず)を貫通して、締結するようにしてもよい。
S1500にて、コイル500,502に電力を供給して、回転子100の周囲に磁界を発生させる。コイル500,502への電力の供給は、予め定められた時間が経過すると停止するようにしてもよいし、ロータコア104の温度が熱硬化性接着剤の硬化温度以上になった後に停止するようにしてもよいし、特に限定されるものではない。
以上のような構成、フローチャートに基づく、本実施の形態に係る回転子の製造方法の作用について説明する。
シャフト108にエンドプレート106およびロータコア104が組み付けられ(S1000,S1100)、ロータコア104の開口部に熱硬化性接着剤が注入され(S1200)、ロータコア104の開口部に永久磁石110が挿入される(S1300)。そして、エンドプレート102をロータコア104の軸方向の端面に当接して組み付けた状態で(S1400)、コイル500,502に電力が供給されると(S1500)、ロータコア104の周囲に発生した磁界に基づく渦電流がロータコア104の内部に発生する。そして、ジュール熱によりロータコア104の温度が上昇する。ロータコア104の温度が上昇して、ロータコア104に付着する熱硬化性接着剤の温度が硬化開始温度を越えると、熱硬化性接着剤120は、硬化を開始する。このとき、エンドプレート102,106は、非磁性体のアルミ合金で形成されるため、回転子100の周囲に磁界が発生しても、エンドプレート102,106の内部には、渦電流が発生しない。そのため、エンドプレート102,106自身は発熱せず、もっぱら、ロータコア104からの伝熱によりエンドプレート102,106の温度が上昇する。
このとき、エンドプレート102,106は、ロータコア104から伝熱される熱により熱膨張するが、エンドプレート102,106の膨張量は、回転子100全体を加熱する場合と比較して小さい。したがって、ロータコア104が加熱して、熱硬化性接着剤が硬化するとき、エンドプレート102,106の膨張量は回転子100全体を加熱する場合と比較して小さい。
そのため、コイル500,502への電力供給の停止後に、ロータコア104の温度が低下したときに、エンドプレート102,106の膨張量が小さいと、収縮量も小さいため、ロータコア104とエンドプレート102,106との間において、熱硬化性接着剤による固定点があっても、固定点において発生する応力は、回転子100全体を加熱することにより熱硬化性接着剤を硬化させる場合と比較して小さい。
以上のようにして、本実施の形態に係る回転子の製造方法によると、永久磁石とエンドプレートとをロータコアに組み付けた状態で、ロータコアに対向するように設けられたコイルに電力を供給して磁界を発生させる。これにより、ロータコアの周囲に磁界が発生させることができる。ロータコアの周囲に磁界を発生させると、ロータコアの内部においては、磁界の発生に基づく渦電流が発生する。発生した渦電流によりロータコアにおいてジュール熱が発生して、ロータコアは加熱される。エンドプレートは非磁性体であるため、エンドプレートの周囲に磁界が発生しても、エンドプレートの内部に渦電流は発生しない。そのため、ロータコアだけを加熱することができる。ロータコアだけが加熱されるため、エンドプレートには、ロータコアから伝熱する分の熱量が加わるだけである。そのため、回転子全体を加熱する場合と比べて、熱膨張による膨張量は少ない。したがって、ロータの製造時に熱硬化性接着剤を硬化させるための加熱時に、エンドプレートの膨張量が少ないため、ロータコアとエンドプレートの線膨張係数の差によって発生する径方向の圧縮あるいは引っ張り応力を低減することができる。その結果、たとえば、ロータコアが複数の電磁鋼板を積層して形成される場合、電磁鋼板が大きく変形することを抑制することができる。したがって、ロータコアとエンドプレートとの間に介在する接着剤に起因する応力を低減する回転子の製造方法を提供することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1の実施の形態に係る回転子の断面構造を示す図である。 図1の点線の拡大図である。 図1の矢視Aから見たエンドプレートの一部を示す図である。 開口部が形成されるロータコアの一部を示す図(その1)である。 開口部が形成されるロータコアの一部を示す図(その2)である。 第2の実施の形態に係る回転子の断面構造を示す図である。 第2の実施の形態に係る回転子のエンドプレートに形成される凹凸形状の構造を示す図(その1)である。 第2の実施の形態に係る回転子のエンドプレートに形成される凹凸形状の構造を示す図(その2)である。 第2の実施の形態に係る回転子のエンドプレートに形成される凹凸形状の構造を示す図(その3)である。 第3の実施の形態に係る回転子の製造方法においてロータコアを加熱するコイルの構成を示す図である。 第3の実施の形態に係る回転子の製造方法の手順を示す図である。
符号の説明
100 回転子、102,106,300,302 エンドプレート、104 ロータコア、108 シャフト、110 永久磁石、112,114 ステンレスプレート、116 切り欠き部、118,204,206,208,210 開口部、120 熱硬化性接着剤、304,306 溝、308 凹部。

Claims (10)

  1. 回転子と固定子とを有する回転電機の回転子構造であって、前記回転子は、ロータコアと、前記ロータコアの周方向に沿って形成される開口部に挿入される永久磁石と、前記ロータコアを回転軸方向から挟むようにして設けられるエンドプレートとを含み、前記永久磁石は、前記ロータコアに接着剤で固定され、
    前記ロータコアと前記エンドプレートとの間には、前記ロータコアの線膨張係数と前記エンドプレートの線膨張係数との間の線膨張係数を有する中間部材が設けられ、
    前記エンドプレートの前記周方向の外縁部は、前記中間部材の外縁部に対して径方向内側になる部分を有する、回転電機の回転子構造。
  2. 前記中間部材は、円板形状を有し、
    前記中間部材の外径は、前記開口部の外周側の位置よりも大きくなるように形成される、請求項1に記載の回転電機の回転子構造。
  3. 前記中間部材は、非磁性体である、請求項1または2に記載の回転電機の回転子構造。
  4. 前記中間部材は、ステンレス鋼で形成される、請求項3に記載の回転電機の回転子構造。
  5. 前記中間部材の少なくともロータコア側の表面には、前記接着剤との摩擦係数が、前記接着剤と前記中間部材との摩擦係数よりも小さい膜が形成される、請求項1〜4のいずれかに記載の回転電機の回転子構造。
  6. 回転子と固定子とを有する回転電機の回転子構造であって、前記回転子は、ロータコアと、前記ロータコアの周方向に沿って形成される開口部に挿入される永久磁石と、前記ロータコアを回転軸方向から挟むようにして設けられるエンドプレートとを含み、前記永久磁石は、前記ロータコアに接着剤で固定され、
    前記エンドプレートの前記ロータコアに対向する面は、凹凸形状を有する、回転電機の回転子構造。
  7. 前記エンドプレートは、非磁性体である、請求項1〜6のいずれかに記載の回転電機の回転子構造。
  8. 前記ロータコアは、複数枚の電磁鋼板が積層されて形成される、請求項1〜7のいずれかに記載の回転電機の回転子構造。
  9. 前記開口部は、2つの開口部がV字型になるように設けられる1対の開口部である、請求項1〜8のいずれかに記載の回転電機の回転子構造。
  10. 前記開口部は、2つの開口部がそれぞれ径方向に直交する方向に沿って設けられる1対の開口部である、請求項1〜8のいずれかに記載の回転電機の回転子構造。
JP2005046033A 2005-02-22 2005-02-22 回転電機の回転子構造 Expired - Lifetime JP4661261B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005046033A JP4661261B2 (ja) 2005-02-22 2005-02-22 回転電機の回転子構造
US11/667,878 US7608966B2 (en) 2005-02-22 2006-01-30 Rotor and method of manufacturing
EP06713060A EP1851844B1 (en) 2005-02-22 2006-01-30 Rotor and method of manufacturing
KR1020077020317A KR100909197B1 (ko) 2005-02-22 2006-01-30 회전자 및 그 제조 방법
DE602006019201T DE602006019201D1 (de) 2005-02-22 2006-01-30 Rotor und herstellungsverfahren
AU2006217375A AU2006217375B2 (en) 2005-02-22 2006-01-30 Rotor and method of manufacturing
CN2006800016446A CN101091300B (zh) 2005-02-22 2006-01-30 转子及其制造方法
PCT/JP2006/301917 WO2006090567A1 (en) 2005-02-22 2006-01-30 Rotor and method of manufacturing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005046033A JP4661261B2 (ja) 2005-02-22 2005-02-22 回転電機の回転子構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006238531A JP2006238531A (ja) 2006-09-07
JP4661261B2 true JP4661261B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=36648800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005046033A Expired - Lifetime JP4661261B2 (ja) 2005-02-22 2005-02-22 回転電機の回転子構造

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7608966B2 (ja)
EP (1) EP1851844B1 (ja)
JP (1) JP4661261B2 (ja)
KR (1) KR100909197B1 (ja)
CN (1) CN101091300B (ja)
AU (1) AU2006217375B2 (ja)
DE (1) DE602006019201D1 (ja)
WO (1) WO2006090567A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101124710B (zh) * 2005-09-28 2010-10-06 丰田自动车株式会社 旋转电机的转子
US7834505B2 (en) * 2006-04-27 2010-11-16 Sun Tech Generator Co., Ltd. Rotary device of generator or motor
JP4725442B2 (ja) * 2006-07-10 2011-07-13 トヨタ自動車株式会社 Ipmロータおよびipmロータの製造方法
DE102007063307A1 (de) * 2007-12-28 2009-07-02 Robert Bosch Gmbh Montageverfahren zum Einpassen eines Permanentmagneten in ein Halteelement
JP5327692B2 (ja) * 2008-03-12 2013-10-30 日本電産株式会社 モータ、および、モータが有するロータ部の製造方法
AT509029B1 (de) * 2008-11-17 2015-04-15 Traktionssysteme Austria Gmbh Permanentmagneterregte maschine
ES2654612T3 (es) * 2009-06-18 2018-02-14 Bombardier Transportation Gmbh Rotor para máquina eléctrica de un vehículo sobre carriles, una tal máquina y un vehículo sobre carriles que posee tal máquina
DE102010031399A1 (de) 2010-07-15 2012-01-19 Hilti Aktiengesellschaft Rotor für einen Elektromotor, Elektromotor und Herstellungsverfahren für einen Elektromotor
GB201014074D0 (en) 2010-08-24 2010-10-06 Dyson Technology Ltd Rotor for an electrical machine
GB201014073D0 (en) 2010-08-24 2010-10-06 Dyson Technology Ltd Rotor core assembly
CN102386698B (zh) * 2010-08-31 2013-11-13 珠海格力电器股份有限公司 表面安装式永磁转子结构
JP5141749B2 (ja) * 2010-12-06 2013-02-13 トヨタ自動車株式会社 エンドプレートおよびこれを用いた回転電機のロータ
US8618708B2 (en) * 2011-07-29 2013-12-31 General Electric Company Electrical machine
EP2557661B1 (en) * 2011-08-10 2020-03-11 LG Innotek Co., Ltd. Rotor core of motor
JP5754325B2 (ja) * 2011-09-24 2015-07-29 アイシン精機株式会社 回転電機のロータおよびロータの組付方法
JP2013099048A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Toyota Industries Corp 永久磁石式回転電機の回転子、及び永久磁石式回転電機
US8987953B2 (en) * 2012-09-11 2015-03-24 Remy Technologies, L.L.C. Permanent magnet electric machine including permanent magnets having a sleeve formed from a thermal interface material
US20140197702A1 (en) * 2013-01-17 2014-07-17 Remy Technologies, Llc Electric motor rotor thermal interface with axial heat sinks
CN105247764B (zh) * 2013-06-12 2018-05-22 三菱电机株式会社 永久磁铁埋入型电动机以及压缩机
US10938280B2 (en) * 2013-11-01 2021-03-02 Tesla, Inc. Flux shield for electric motor
DE102014201103A1 (de) 2014-01-22 2015-07-23 Bühler Motor GmbH Permanentmagnetrotor
EP2999089B1 (de) * 2014-09-19 2017-03-08 Siemens Aktiengesellschaft Reluktanzläufer
US9912205B2 (en) 2014-12-03 2018-03-06 Nissan Motor Co., Ltd. Rotor structure for rotary electric machine
JP6369420B2 (ja) * 2015-08-07 2018-08-08 トヨタ自動車株式会社 回転子の製造方法
WO2018047727A1 (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ロータの製造方法
DE102016221291A1 (de) * 2016-10-28 2018-05-03 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung zum induktiven Erwärmen von mit einer Beschichtung versehenen Dauermagneten eines Rotors und/oder eines Klebers in Magnettaschen eines Rotors
JP7209148B2 (ja) * 2017-03-29 2023-01-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 エンドプレート、それが設けられたモータの回転子およびモータ
US20230327529A1 (en) * 2020-08-27 2023-10-12 Ranjit Arun Date Method to Improve Adhesion of Rotor Magnets Being Embedded in an Interior Permanent Magnet Motor

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163255A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 Okuma Mach Works Ltd 永久磁石式同期モ−タの回転子
JPH0583904A (ja) 1991-09-17 1993-04-02 Toshiba Corp 回転電機の固定子巻線ワニス乾燥方法
JPH066960A (ja) 1992-06-16 1994-01-14 Toshiba Corp 積層鉄心の結束方法
JPH0638414A (ja) * 1992-07-14 1994-02-10 Daido Steel Co Ltd リング状磁石をそなえたロータ
JPH07298566A (ja) 1994-04-26 1995-11-10 Honda Motor Co Ltd 積層鋼板の接着用加熱装置
JP3381711B2 (ja) 1994-06-01 2003-03-04 セイコーエプソン株式会社 永久磁石回転子の製造方法
DE69535188T2 (de) 1994-06-01 2007-07-19 Seiko Epson Corp. Herstellungsverfahren für einen permanentmagnetrotor
JPH09200984A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Fuji Electric Co Ltd 回転電機の磁石付回転子
JP3745490B2 (ja) * 1997-03-19 2006-02-15 新日本製鐵株式会社 コア製造方法とその方法に適した電磁鋼板
US5898990A (en) * 1997-04-14 1999-05-04 General Motors Corporation Method of assembling a magnet ring on a rotor
JPH11355987A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Hitachi Ltd 回転電機用ロータ構造
JP2000069727A (ja) 1998-08-25 2000-03-03 Fujitsu General Ltd モータのロータ
JP4667640B2 (ja) * 2001-05-16 2011-04-13 トヨタ自動車株式会社 回転体
JP3856661B2 (ja) 2001-06-06 2006-12-13 株式会社荏原製作所 真空ポンプ
JP3753046B2 (ja) * 2001-10-26 2006-03-08 日産自動車株式会社 電動機の回転子構造
JP2003199303A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータの製造方法
JP3820588B2 (ja) * 2003-03-25 2006-09-13 ツインバード工業株式会社 リング状永久磁石の固定構造
CN101124710B (zh) * 2005-09-28 2010-10-06 丰田自动车株式会社 旋转电机的转子

Also Published As

Publication number Publication date
KR100909197B1 (ko) 2009-07-23
US7608966B2 (en) 2009-10-27
AU2006217375A1 (en) 2006-08-31
CN101091300A (zh) 2007-12-19
US20070290566A1 (en) 2007-12-20
CN101091300B (zh) 2010-05-19
AU2006217375B2 (en) 2010-03-04
JP2006238531A (ja) 2006-09-07
EP1851844B1 (en) 2010-12-29
KR20070104457A (ko) 2007-10-25
DE602006019201D1 (de) 2011-02-10
WO2006090567A1 (en) 2006-08-31
EP1851844A1 (en) 2007-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4661261B2 (ja) 回転電機の回転子構造
KR102643516B1 (ko) 적층 코어 및 회전 전기 기계
JP5486036B2 (ja) 温度変化に伴う歪みによる不具合を防止するロータ構造を有する電動機及びその製造方法
CN103051087B (zh) 旋转电机的转子
JP5167855B2 (ja) 電動機固定子の固定方法
CN107302291B (zh) 旋转电机用转子的制造方法
CN107408852B (zh) 转子、旋转电机以及转子的制造方法
CN113258704A (zh) 线圈骨架、定子铁芯及分布绕组径向间隙型旋转电机
US7619341B2 (en) Rotor of rotating electric machine
JP4968928B2 (ja) 永久磁石モータ及びその製造方法
JP2012029494A (ja) 電動機およびその製造方法
WO2015049967A1 (ja) 永久磁石埋め込み式回転電機およびその製造方法
JP2004112856A (ja) 回転電機の冷却構造及びその製造方法
JP2019083651A (ja) ロータ、ロータの製造方法、および、回転電機
JP2006304547A (ja) 永久磁石埋め込み式モータのロータとその製造方法
JP4556556B2 (ja) 回転電機の回転子
JP6759893B2 (ja) 回転電機ロータ
JP2009060754A (ja) ステータ用コア、ステータ、その組立方法およびモータ
JP2023175094A (ja) 回転電機用ロータの製造方法及び回転電機用ロータ
WO2023176748A1 (ja) モータコアの製造方法及びモータコア
JP2025093153A (ja) 表面磁石型ロータの製造方法及び表面磁石型ロータの製造のための治具
WO2016181663A1 (ja) 回転電機の回転子およびその製造方法
WO2024095617A1 (ja) 回転子、電動機、および回転子の製造方法
JP2006230093A (ja) マグネットモータ
JP2023132503A (ja) 電動機の回転子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4661261

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term