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JP4537121B2 - 回転翼航空機の高度制御装置 - Google Patents

回転翼航空機の高度制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、回転翼航空機の高度制御装置に関する。
現在、物資の輸送、人命救助、国防などの種々の分野において回転翼航空機が使用されている。図6に示すように、回転翼航空機100はロータ(回転翼)110を有しており、このロータ110を回転させることにより機体に作用する重量Gと反対向きのロータ推力Rを発生させて機体重量を支持しながら飛行する。そして、このロータ推力Rを増減させることによって飛行高度を変更するようにしている。
ここで、回転翼航空機100のロータ推力Rを増減させるには、一般的に、ロータ110の回転数を変更することなく図7に示したコレクティブピッチ角θC(ロータ回転面Sに対してロータブレード111がなす角度)の大きさを変更するようにする。パイロットは、コレクティブピッチ角θCを大きくしてロータ推力Rを増加させる一方、コレクティブピッチ角θCを小さくしてロータ推力Rを低減させる。
また、回転翼航空機100を前後左右に移動させるためには、ロータ回転面S(及びロータ推力軸)を前後左右に傾けることによって、進行方向への推力を発生させるようにする。例えば、ホバリング状態にある図8(a)に示した回転翼航空機100を加速させて図8(b)に示した前進飛行に移行させる際には、パイロットは操縦桿を前に倒してロータ回転面S及び機体姿勢を前傾させて、前方への推力Tと機体重量を支持する揚力Lとを発生させるようにする。
ところが、ホバリング状態にある回転翼航空機100を加速させる際には、図8(b)に示すようにロータ推力軸が傾斜するので、回転翼航空機100の機体重量を支持する揚力Lを発生させて高度を維持するためにより大きなロータ推力Rを発生させる必要がある。一方、機体の速度が所定の値まで増加すると、図8(c)に示すような転移揚力LTが発生するので、回転翼航空機100の高度を維持するために必要なロータ推力Rは低減する。
従って、パイロットは、ホバリング状態にある回転翼航空機100を前進飛行に移行させる際に、操縦桿の操作に加え、最初の加速時に一時的にコレクティブピッチ角θCを大きくするための操作を行う必要がある一方、機体の速度が増加すると今度は徐々にコレクティブピッチ角θCを小さくするための操作を行う必要がある。かかる高度制御用の複合操作は、前進飛行だけでなく後進飛行や横進飛行を開始する際においても必要となるため、パイロットに多大な負担をかけてしまうとともに、パイロットの操縦技量に熟練を必要とし、訓練の長期化の大きな要因となっている。
このため、近年においては、機体の角速度、加速度、サイクリック操舵量等から機体の加速状況を総合的に判定し、高度低下を抑制するためのコマンドを生成することにより、ホバリング状態にある回転翼航空機を加速させて前進(又は後進・横進)飛行に移行させる際の高度低下を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−131993号公報
特許文献1に記載された技術は正常に機能すれば非常に有効であると考えられるが、入力データとして用いる機体の角速度や加速度には機体の振動に起因するノイズの影響を受け易いため、機体の加速状況を正確に判定するのは困難である。また、特許文献1に記載された技術では、判定された加速状況に応じてスケジューリングされた補正量を出力しているが、適切な補正量を設定するのは経験則による部分が大きく、正確な補正量を得るのは実用上困難であった。
また、特許文献1に記載された技術を採用すると、機体の加速初期におけるロータ推力軸の傾斜に起因する高度低下を抑制することができるが、機体の速度増加に伴って発生する転移揚力に対する補正を行うことができなかった。従って、一定高度を保つためには、パイロットは機体の速度増加に伴って徐々にコレクティブピッチ角を小さくするための操作を行う必要があり、複合操作の煩雑さは依然として残っていた。
本発明の課題は、ホバリング状態にある回転翼航空機を加速させて前進(又は後進・横進)飛行へと移行させる際における高度維持を自動的に実現させることができ、パイロットの操縦上の負担を格段に低減することができる回転翼航空機の高度制御装置を提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転翼航空機の高度制御装置であって、回転翼航空機の姿勢角を検出する姿勢角センサと、回転翼航空機の飛行速度を検出する速度センサと、前記姿勢角センサで検出した姿勢角及び前記速度センサで検出した飛行速度に基づいてコレクティブピッチ角補正量を算出する補正量算出手段と、を備え、ホバリング状態にある回転翼航空機を加速させて水平飛行へと移行させる際に、コレクティブピッチ角補正量に対応したロータ推力の揚力成分の変化分が、回転翼航空機のロータ推力軸の傾斜角の増大に伴う揚力の減少、及び、前記飛行速度の増加に伴う揚力変化を相殺するように前記補正量算出手段で算出したコレクティブピッチ角補正量により回転翼航空機のコレクティブピッチ角を補正して高度維持を実現させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、姿勢角センサで検出した回転翼航空機の姿勢角(ピッチ角やロール角)に係るデータや、速度センサで検出した回転翼航空機の飛行速度に係るデータに基づいて、コレクティブピッチ角補正量を自動的に算出する。そして、ホバリング状態にある回転翼航空機を加速させて水平飛行へと移行させる際に、算出したコレクティブピッチ角補正量を用いてコレクティブピッチ角を補正して、高度維持を自動的に実現させることができる。
すなわち、機体の振動に起因するノイズの影響を受け難い「姿勢角」に係る情報に基づいてコレクティブピッチ角補正量を自動的に算出し、この補正量を用いてコレクティブピッチ角を補正することができるので、きわめて正確な高度維持制御を実現させることができる。また、機体の「飛行速度」に係る情報に基づいてコレクティブピッチ角補正量を自動的に算出し、この補正量を用いてコレクティブピッチ角を補正することができるので、機体の速度増加に伴って発生する転移揚力に対する補正を行うことができ、この点からも正確な高度維持制御が可能となる。
従って、ホバリング飛行状態にある回転翼航空機を加速させて水平飛行へと移行させる際に、パイロットがコレクティブピッチ角の複合操作(高度制御用の複合操作)を行う必要がなくなるため、パイロットの操縦上の負担を格段に低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転翼航空機の高度制御装置において、前記補正量算出手段は、前記姿勢角センサで検出した姿勢角に基づいて回転翼航空機のロータ推力軸の傾斜角を算出し、この傾斜角に対するコレクティブピッチ角の第1補正量を算出する第1補正量算出手段と、前記速度センサで検出した飛行速度に対するコレクティブピッチ角の第2補正量を算出する第2補正量算出手段と、を有し、前記第1補正量に所定の調整係数を乗じた値と、前記第2補正量に所定の調整係数を乗じた値と、を加算することにより前記コレクティブピッチ角補正量を算出することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、回転翼航空機の姿勢角からロータ推力軸の傾斜角を算出し、この傾斜角に対するコレクティブピッチ角の第1補正量を算出し、この第1補正量に所定の調整係数を乗じた値を用いてコレクティブピッチ角を補正することができる。従って、機体の加速初期におけるロータ推力軸の傾斜に起因する高度変化を効果的に抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、回転翼航空機の飛行速度に対するコレクティブピッチ角の第2補正量を算出し、この第2補正量に所定の調整係数を乗じた値を用いてコレクティブピッチ角を補正することができる。従って、機体の速度増加に伴って発生する転移揚力に起因する高度変化を効果的に抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の回転翼航空機の高度制御装置において、前記第1補正量算出手段は、回転翼航空機のピッチ姿勢角をθ、ロール姿勢角をφ、ロータ推力軸の傾斜角をζ、ホバリング状態における回転翼航空機のコレクティブピッチ角平均値をθC0とした場合に、以下の式
Figure 0004537121
を用いてコレクティブピッチ角の第1補正量△θC1を算出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の回転翼航空機の高度制御装置において、前記第2補正量算出手段は、回転翼航空機の水平飛行に必要なコレクティブピッチ角理論値を回転翼航空機の飛行速度に応じて算出するとともに、このコレクティブピッチ角理論値からホバリング状態における回転翼航空機のコレクティブピッチ角平均値を減じることによりコレクティブピッチ角の第2補正量を算出することを特徴とする。
本発明によれば、回転翼航空機の「姿勢角」に係る情報に基づいてコレクティブピッチ角の補正を行うことができるので、機体の加速初期における高度変化を効果的に抑制することができる。また、回転翼航空機の「飛行速度」に係る情報に基づいてコレクティブピッチ角の補正を行うことができるので、機体の速度増加に伴って発生する転移揚力に起因する高度変化を効果的に抑制することができる。この結果、きわめて正確な高度維持制御を自動的に実現させることができ、ホバリング飛行状態にある回転翼航空機を加速させて水平飛行へと移行させる際におけるパイロットの操縦上の負担を格段に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図4を用いて、本発明の第1の実施の形態に係る高度制御装置の構成について説明する。本実施の形態においては、パイロットによって操縦される有人の回転翼航空機の高度制御を行う高度制御装置について説明することとする。
本実施の形態に係る高度制御装置は、図1に示すように、姿勢角センサ10、速度センサ20、アクチュエータ30、制御計算機40等を備えて構成されており、ホバリング状態にある回転翼航空機1を加速させて前進飛行に移行させる際にコレクティブピッチ角の補正を行うことにより、高度維持を実現させるものである。
姿勢角センサ10は、回転翼航空機1のピッチ姿勢角及びロール姿勢角を検出する。速度センサ20は、回転翼航空機1の飛行速度を検出する。姿勢角センサ10で検出された姿勢角に係る情報及び速度センサ20で検出された飛行速度に係る情報は制御計算機40に入力され、コレクティブピッチ角補正量の算出に用いられる。
アクチュエータ30は、パイロットによるコレクティブピッチレバー3の操作により生成されたコレクティブピッチ角の操舵指令(コレクティブピッチ角補正量で補正されたものを含む)を受けて回転翼航空機1のロータブレード2を駆動して、コレクティブピッチ角を変化させる。
制御計算機40は、演算処理回路、飛行制御に必要な各種制御プログラム、各種情報を記憶するメモリ、等を備えており、回転翼航空機1の姿勢角及び飛行速度に係る情報や、コレクティブピッチレバー3の操作により生成された操舵指令を受けて、コレクティブピッチ角補正量を算出する。すなわち、制御計算機40は、本発明における補正量算出手段である。操舵指令は、制御計算機40で算出されたコレクティブピッチ角補正量によって補正され、この補正された操舵指令によってアクチュエータ30が制御される。
制御計算機40は、図2に示すように、コレクティブピッチ角の第1補正量を算出する第1補正量算出手段41、コレクティブピッチ角の第2補正量を算出する第2補正量算出手段42、第1補正量及び第2補正量を用いてコレクティブピッチ角補正量を算出するための加算器43、ホバリング状態にある回転翼航空機1のコレクティブピッチ角平均値(以下「ホバリング時平均値」という)を算出するホバリング時平均値算出手段44、等を備えている。
第1補正量算出手段41は、回転翼航空機1の姿勢角センサ10で検出した姿勢角に基づいてコレクティブピッチ角の第1補正量を算出するものである。具体的には、第1補正量算出手段41は、回転翼航空機1のピッチ姿勢角をθ、ロール姿勢角をφ、ロータ推力軸の傾斜角をζ、ホバリング時平均値をθC0とした場合に、以下の式(A1)及び式(A2)を用いてコレクティブピッチ角の第1補正量△θC1を算出する。
Figure 0004537121
ここで、図3を用いて、式(A1)の導出方法について説明する。
回転翼航空機1に作用する重力をG、図3(a)に示すように回転翼航空機1がホバリング状態にあるときのロータ推力をR0、図3(b)に示すようにロータ推力軸をζだけ傾斜させたときの回転翼航空機1のロータ推力をRとすると、以下のような関係式(A2)が成り立つ。
Figure 0004537121
また、ロータ推力軸を傾斜させたときのコレクティブピッチ角をθCとすると、ロータ推力Rはコレクティブピッチ角θCの大きさに比例するため、以下のような関係式(A3)が成り立つ。なお、式(A3)中のθCOは、ホバリング時平均値(ホバリング状態にある回転翼航空機1のコレクティブピッチ角平均値)である。
Figure 0004537121
これら式(A2)及び式(A3)より、以下のような関係式(A4)が導出される。
Figure 0004537121
そして、この式(A4)を、コレクティブピッチ角の第1補正量△θC1を表す式(△θ
C1=θC−θCO)に代入することにより式(A1)が導出されることとなる。コレクティブピッチ角の第1補正量△θC1は、式(A1)に示されるように、回転翼航空機1の姿勢
角センサ10で検出した姿勢角(ピッチ姿勢角θ及びロール姿勢角φ)から算出されるロータ推力軸の傾斜角ζと、ホバリング時平均値θCOと、を用いて算出することができる。
第2補正量算出手段42は、回転翼航空機1の速度センサ20で検出した飛行速度に基づいてコレクティブピッチ角の第2補正量を算出するものである。具体的には、第2補正量算出手段42は、回転翼航空機1の水平飛行に必要なコレクティブピッチ角理論値をθC、ホバリング時平均値をθC0、とした場合に、以下の式(B)を用いてコレクティブピッチ角の第2補正量△θC2を算出する。
Figure 0004537121
本実施の形態においては、回転翼航空機1の飛行速度Uと、回転翼航空機1の水平飛行に必要なコレクティブピッチ角理論値θCと、の関係を表す図4に示すような関数Fを設定し、この関数Fに基づいて、検出された飛行速度Uに対応するコレクティブピッチ角理論値θCを算出している。そして、図4に示すように、このコレクティブピッチ角理論値θCとホバリング時平均値θC0との差分を第2補正量△θC2として定義している。
ホバリング状態にある回転翼航空機1が加速して飛行速度Uが所定の速度領域に達すると、転移揚力LT(図8(c)参照)が発生する。このため、回転翼航空機1の水平飛行に必要なコレクティブピッチ角理論値θCは、図4の関数Fに示されるように一時的に低減するので、かかる速度領域においては、第2補正量△θC2は負の値となる。
一方、回転翼航空機1がさらに加速して飛行速度Uが前記した速度領域を超えた場合には、機体の抵抗が増大するため、回転翼航空機1の水平飛行に必要なコレクティブピッチ角理論値θCは、図4の関数Fに示されるように次第に増加する。そして、このコレクティブピッチ角理論値θCがホバリング時平均値θC0を超えた時点で、第2補正量△θC2
正の値となる。
第1補正量△θC1及び第2補正量△θC2は、加算器43に入力されてコレクティブピッ
チ角補正量△θCの算出に用いられる。本実施の形態においては、図2及び以下の関係式
(C)に示すように、第1補正量△θC1に所定の調整係数K1(>0)を乗じた値と、第
2補正量△θC2に所定の調整係数K2(>0)を乗じた値と、を加算器43で加算するこ
とによりコレクティブピッチ角補正量△θCを算出することとしている。
Figure 0004537121
なお、前記した調整係数K1、K2は、コレクティブピッチ角補正量△θCにおける第
1補正量△θC1及び第2補正量△θC2の効き具合を調整するための係数である。本実施の
形態においては、回転翼航空機1の操縦席に設けられた所定の入力装置を用いて、パイロットが調整係数K1、K2の値を変更することができるようになっている。
ホバリング時平均値算出手段44は、姿勢角センサ10で検出した姿勢角と、速度センサ20で検出した飛行速度と、に基づいて回転翼航空機1がホバリング状態にあるか否かを判定する。そして、回転翼航空機1がホバリング状態にあると判定した場合に、ホバリング状態が持続した時間内におけるコレクティブピッチ角平均値(ホバリング時平均値)θCOを算出する。算出されたホバリング時平均値θCOは、前記したように第1補正量算出手段41及び第2補正量算出手段42に入力されて、第1補正量△θC1及び第2補正量△
θC2の算出に用いられることとなる。
以上説明した実施の形態に係る高度制御装置においては、姿勢角センサ10で検出した回転翼航空機1のピッチ姿勢角及びロール姿勢角に係る情報や、速度センサ20で検出した回転翼航空機1の飛行速度に係る情報に基づいて、コレクティブピッチ角補正量を自動的に算出する。そして、このコレクティブピッチ角補正量により補正された操舵指令に基づいてアクチュエータ30を制御してコレクティブピッチ角を変化させることにより、ホバリング状態にある回転翼航空機1を前進飛行へと移行させる際における高度維持を自動的に実現させることができる。
すなわち、機体の振動に起因するノイズの影響を受け難い「姿勢角」に係る情報に基づいてコレクティブピッチ角の第1補正量を自動的に算出し、この第1補正量を用いてコレクティブピッチ角を補正することができるので、きわめて正確な高度維持制御を実現させることができる。また、機体の「飛行速度」に係る情報に基づいてコレクティブピッチ角の第2補正量を自動的に算出し、この第2補正量を用いてコレクティブピッチ角を補正することができるので、機体の速度増加に伴って発生する転移揚力に対する補正を行うことができ、この点からも正確な高度維持制御が可能となる。
従って、ホバリング飛行状態にある回転翼航空機1を加速させて前進飛行へと移行させる際に、パイロットがコレクティブピッチ角の複合操作(高度制御用の複合操作)を行う必要がなくなるため、パイロットの操縦上の負担を格段に低減することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る高度制御装置においては、回転翼航空機1のピッチ姿勢角θ及びロール姿勢角φからロータ推力軸の傾斜角ζを算出し、この傾斜角ζに対するコレクティブピッチ角の第1補正量△θC1を算出し、この第1補正量△θC1を用いて
コレクティブピッチ角を補正することができる。従って、機体の加速初期におけるロータ推力軸の傾斜に起因する高度変化を効果的に抑制することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る高度制御装置においては、回転翼航空機1の飛行速度Uに対するコレクティブピッチ角の第2補正量△θC2を算出し、この第2補正量△θ
C2を用いてコレクティブピッチ角を補正することができる。従って、機体の速度増加に伴って発生する転移揚力に起因する高度変化を効果的に抑制することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る高度制御装置においては、所定の入力装置を用いて調整係数K1及びK2の値を変更することにより、コレクティブピッチ角補正量△θC
における第1補正量△θC1及び第2補正量△θC2の効き具合を調整することができるので
、パイロットの操縦技量に応じた高度制御が可能となる。
例えば、パイロットの操縦技量が高い場合には、調整係数K1及びK2を零(又は零に近い値)に設定することによってコレクティブピッチ角補正量△θCを零(又は零に近い
値)とし、高度制御補正のない状態を実現させることができる。従って、操縦技量の高いパイロットに違和感を与えることがない。一方、パイロットの操縦技量が低い場合には、調整係数K1及びK2を適切な値に設定することによって適切な高度制御補正を実現させることができ、パイロットの操縦を支援することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図5を用いて、本発明の第2の実施の形態に係る高度制御装置の構成について説明する。本実施の形態においては、制御計算機によって自動操縦される無人の回転翼航空機の高度制御を行う高度制御装置について説明することとする。
なお、本実施の形態に係る高度制御装置は、第1の実施の形態に係る高度制御装置の制御計算機40の構成を一部変更するとともに高度センサ50を新たに設けたものであり、その他の構成については第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、変更(追加)した構成についてのみ説明することとし、第1の実施の形態と重複する構成については、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
本実施の形態に係る高度制御装置は、図5に示すように、回転翼航空機1の高度を検出する高度センサ50を備えている。高度センサ50で検出された回転翼航空機1の高度に係る情報は制御計算機40に入力され、コレクティブピッチ角の自動操舵指令(θC_PID)の生成に用いられる。
また、本実施の形態に係る高度制御装置の制御計算機40は、図5に示すように、回転翼航空機1の高度に係る情報や、予め設定された目標高度及び目標高度変化率の入力を受けて、コレクティブピッチ角の自動操舵指令θC_PIDを生成する高度制御手段45を備えている。
高度制御手段45は、PID制御を用いて、回転翼航空機1の実際の高度を目標高度に一致させるようなコレクティブピッチ角の自動操舵指令θC_PIDを生成する。高度制御手段44で生成された自動操舵指令(コレクティブピッチ角補正量により補正されたものを含む)θC_PIDは、アクチュエータ30を制御することにより回転翼航空機1のロータブレード2を駆動してコレクティブピッチ角を変化させる。
なお、本実施の形態に係る高度制御装置は、パイロットが搭乗しない無人の回転翼航空機の高度制御を行うものであるので、コレクティブピッチ角補正量△θCにおける第1補
正量△θC1及び第2補正量△θC2の効き具合を調整する調整係数K1、K2の値を固定す
ることとしている。
以上説明した実施の形態に係る高度制御装置においては、姿勢角センサ10で検出した回転翼航空機1のピッチ姿勢角及びロール姿勢角に係る情報や、速度センサ20で検出した回転翼航空機1の飛行速度に係る情報に基づいて、コレクティブピッチ角補正量を自動的に算出する。そして、このコレクティブピッチ角補正量により補正された自動操舵指令(θC_PID)に基づいてアクチュエータ30を制御してコレクティブピッチ角を変化させることにより、ホバリング状態にある回転翼航空機1を前進飛行へと移行させる際における高度維持を自動的に実現させることができる。
なお、以上の実施の形態においては、回転翼航空機1の飛行速度Uと、水平飛行を維持するために必要なコレクティブピッチ角理論値θCと、の関係を図4に示すような特定の関数Fで表したが、この関数Fは、回転翼航空機1の機体の性能に応じて適宜変更することができる。また、このような関数Fに代えて、複数の飛行速度Uと複数の理論値θCとを一対一に対応させて記録したテーブルチャートを採用し、飛行速度Uに応じた補間計算によって理論値θCを算出することもできる。
また、以上の実施の形態においては、ホバリング状態にある回転翼航空機1のロータ推力軸を前方に傾斜させて「前進飛行」に移行させる際の高度制御について説明したが、「後進飛行」や「横進飛行」に移行させる際にも同様の高度制御を適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る高度制御装置の機能的構成を説明するためのブロック図である。 図1に示した高度制御装置の制御計算機の構成を説明するためのブロック図である。 回転翼航空機の姿勢角に対するコレクティブピッチ角の第1補正量の算出アルゴリズムを説明するための説明図である。 回転翼航空機の飛行速度に対するコレクティブピッチ角の第2補正量の算出アルゴリズムを説明するための説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る高度制御装置の制御計算機の構成を説明するためのブロック図である。 回転翼航空機の上下方向における力の釣り合いを説明するための説明図である。 回転翼航空機のコレクティブピッチ角の変化によるロータ推力の増減を説明するための説明図である。 回転翼航空機の各種飛行状態において必要なロータ推力を説明するための説明図である。
符号の説明
1 回転翼航空機
10 姿勢角センサ
20 速度センサ
40 制御計算機(補正量算出手段)
41 第1補正量算出手段
42 第2補正量算出手段
1 調整係数
2 調整係数
U 飛行速度
θ ピッチ姿勢角
φ ロール姿勢角
ζ ロータ推力軸の傾斜角
θC0 ホバリング状態にある回転翼航空機のコレクティブピッチ角平均値
△θC コレクティブピッチ角補正量
△θC1 コレクティブピッチ角の第1補正量
△θC2 コレクティブピッチ角の第2補正量

Claims (4)

  1. 回転翼航空機の姿勢角を検出する姿勢角センサと、
    回転翼航空機の飛行速度を検出する速度センサと、
    前記姿勢角センサで検出した姿勢角及び前記速度センサで検出した飛行速度に基づいてコレクティブピッチ角補正量を算出する補正量算出手段と、を備え、
    ホバリング状態にある回転翼航空機を加速させて水平飛行へと移行させる際に、コレクティブピッチ角補正量に対応したロータ推力の揚力成分の変化分が、回転翼航空機のロータ推力軸の傾斜角の増大に伴う揚力の減少、及び、前記飛行速度の増加に伴う揚力変化を相殺するように前記補正量算出手段で算出したコレクティブピッチ角補正量により回転翼航空機のコレクティブピッチ角を補正して高度維持を実現させることを特徴とする回転翼航空機の高度制御装置。
  2. 前記補正量算出手段は、
    前記姿勢角センサで検出した姿勢角に基づいて回転翼航空機のロータ推力軸の傾斜角を算出し、この傾斜角に対するコレクティブピッチ角の第1補正量を算出する第1補正量算出手段と、
    前記速度センサで検出した飛行速度に対するコレクティブピッチ角の第2補正量を算出する第2補正量算出手段と、を有し、
    前記第1補正量に所定の調整係数を乗じた値と、前記第2補正量に所定の調整係数を乗じた値と、を加算することにより前記コレクティブピッチ角補正量を算出することを特徴とする請求項1に記載の回転翼航空機の高度制御装置。
  3. 前記第1補正量算出手段は、
    回転翼航空機のピッチ姿勢角をθ、ロール姿勢角をφ、ロータ推力軸の傾斜角をζ、ホバリング状態における回転翼航空機のコレクティブピッチ角平均値をθC0とした場合に、以下の式
    Figure 0004537121
    を用いてコレクティブピッチ角の第1補正量△θC1を算出することを特徴とする請求項2
    に記載の回転翼航空機の高度制御装置。
  4. 前記第2補正量算出手段は、
    回転翼航空機の水平飛行に必要なコレクティブピッチ角理論値を回転翼航空機の飛行速度に応じて算出するとともに、このコレクティブピッチ角理論値からホバリング状態における回転翼航空機のコレクティブピッチ角平均値を減じることによりコレクティブピッチ角の第2補正量を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の回転翼航空機の高度制御装置。
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