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JP4525795B2 - 受信装置、受信方法、プログラム、及び通信システム - Google Patents

受信装置、受信方法、プログラム、及び通信システム Download PDF

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Description

本発明は、受信装置、受信方法、プログラム、及び通信システムに関する。
現在、インターネットやLAN(Local Area Network)など様々なネットワークを介して、画像データ(特に動画像データ)を転送するアプリケーションやサービスが広く利用されている。ネットワークを介して画像データを送受信する場合には、送信側で符号化(圧縮)処理によりデータ量を減少させた上でネットワークに送出し、受信側で符号化された受信データを復号(伸長)処理して再生するのが一般的である。
例えば、画像圧縮処理の最も知られた手法として、MPEG(Moving Pictures Experts Group)と呼ばれる圧縮技術がある。MPEG圧縮技術を用いる場合には、MPEG圧縮技術により生成されたMPEGストリームがIP(Internet Protocol)に従ったIPパケットに格納され、ネットワーク経由で配信される。そして、MPEGストリームは、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話などの通信端末を用いて受信され、各端末の画面状に表示される。
このような状況の中、画像データの配信を主目的とする例えばビデオオンデマンドやライブ映像の配信、あるいはビデオ会議、テレビ電話などのアプリケーションにおいては、異なる能力を持つ端末に画像データが受信されることを想定する必要がある。
例えば、1つの送信源から送信される画像データは、携帯電話などの解像度の低いディスプレイと処理能力の低いCPUを有する受信端末によって受信され、表示される可能性がある。また、それと同時に、デスクトップPCのように高解像度のモニタと高性能のプロセッサを有する受信端末によって受信され、表示される可能性もある。
このように、性能の異なる様々な受信端末に画像データが受信されることを想定する場合には、例えば送受信するデータの符号化を階層的に実行する、階層符号化と呼ばれる技術が利用される。階層符号化された画像データにおいては、例えば高解像度のディスプレイを有する受信端末向けの符号化データ、及び低解像度のディスプレイを有する受信端末向けの符号化データが選別して保持され、受信側で画像サイズや画質を適宜変更することができる。
階層符号化が可能な圧縮・伸張方式としては、例えばMPEG4とJPEG2000によるビデオストリームが挙げられる。MPEG4では、FGS(Fine Granularity Scalability)技術が標準規格として取り込まれプロファイル化される予定であり、この階層符号化技術によりスケーラブルに低いビットレートから高いビットレートまで配信することが可能と言われている。また、ウェーブレット(Wavelet)変換を基盤とするJPEG2000では、ウェーブレット変換の特徴を生かして空間解像度をベースにパケットを生成し、または画質をベースに階層的にパケットを生成することが可能である。また、JPEG2000では、静止画だけではなく動画を扱えるMotion JPEG2000(Part3)規格により、階層化したデータをファイルフォーマットで保存することが可能である。
さらに、階層符号化を適用したデータ通信の具体案として提案されているものとして、離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)を基盤とするものがある。これは通信対象の例えば画像データをDCT処理し、DCT処理により高域と低域とを区別して階層化を実現し、高域と低域との階層で区分したパケットを生成してデータ通信を実行する方法である。
このような階層符号化された画像データを配信する場合には、多くの場合リアルタイム性が要求されるが、現状ではリアルタイム性よりも大画面・高画質の表示が優先される傾向がある。
画像データの配信においてリアルタイム性を確保するためには、IPベースの通信プロトコルとして、通常はUDP(User Datagram Protocol)が用いられる。さらに、UDPの上のレイヤにおいてはRTP(Real−time Transport Protocol)が用いられる。RTPパケットに格納されるデータフォーマットは、アプリケーションごと、即ち符号化方式ごとに定義された個々のフォーマットに従う。
また、通信ネットワークとしては、無線または有線によるLAN、光ファイバー通信、xDSL、電力線通信、またはCo−axといった通信方式が用いられる。これらの通信方式は年々高速化しているが、それを送信する画像コンテンツも高画質化している。
例えば、現在主流になっているMPEG方式またはJPEG2000方式における代表的なシステムのコード遅延(符号化遅延+復号遅延)は2ピクチャ以上であり、これでは画像データ配信における十分なリアルタイム性が確保されているとは言い難い。
そこで、近日、1ピクチャをN個のライン(Nは1以上)の集合に分割し、分割した集合(ラインブロックという。)ごとに画像を符号化することで遅延時間を短くする画像圧縮方式(以下、ラインベース・コーデックという。)が提案され始めている。ラインベース・コーデックの利点としては、低遅延のほか、画像圧縮の1単位で取り扱う情報が少ないことにより、高速処理やハードウェア規模の低減が可能といった利点がある。
ラインベース・コーデックを対象とする提案事例としては、次の例が挙げられる。下記特許文献1には、ラインベース・コーデックに基づく通信データについて、ラインブロックごとに適切に欠落データの補完処理を行う通信装置が記載されている。下記特許文献2には、ラインベース・コーデックを用いる場合の遅延の低減と処理の効率化を図った情報処理装置が記載されている。下記特許文献3には、ラインベース・ウェーブレット変換された画像データの低周波数成分を伝送することにより画質の劣化を抑える送信装置が記載されている。
特開2007−311948号公報 特開2008−28541号公報 特開2008−42222号公報
しかしながら、ラインベース・コーデックによる画像圧縮方式については、技術的に未解決の点が残されている。その1つは、送受信端末間での同期獲得に関する問題である。
一般的に、ピクチャベースのコーデックでは、パケットのヘッダに挿入される時間情報(以下、タイムスタンプという)と、水平同期信号(VSYNC)や垂直同期信号(HSYNC)、ブランク期間の始めと終わりに付加される既知信号であるSAV(Start of Active Video)及びEAV(End of Active Video)を用いて、ピクチャまたはフレーム単位での再生処理が行われる。よって、受信側では、上記同期信号や上記既知信号を参考に、最短で1フレーム後に復号を開始することにより、比較的余裕を持って復号を行なうことができる。
これに対し、ラインベース・コーデックの場合、符号化単位時間がピクチャベースのコーデックに比べて短いため、必然的に、送受信の制御に使用できる時間がピクチャベースのコーデックに比べて短くなる。
また、ある符号化単位内で絵柄の難しいものをエンコードすると、一時的なデータ量が増大することにより、圧縮されたデータを伝送路に送信しきれず、データが送信バッファに一時的に蓄積される場合もある。そうした場合には、送信出力タイミングが本来送信すべき時間から遅れる状況が発生する。そして、送信出力タイミングが本来送信すべき時間から遅れると、受信側ではいつ復号を開始すればよいかの判断が難しい。よって、ラインベース・コーデックにおいても、低遅延のメリットを生かしながら、安定して容易に復号を開始すべきタイミングを判断できる方法が求められる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ラインベース・コーデックを用いた通信において安定して同期を獲得することのできる、新規かつ改良された受信装置、受信方法、プログラム、及び通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信し、前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するヘッダ検出部と、前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積する蓄積部と、前記ヘッダ検出部により検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定し、前記復号開始時点まで待機した後に前記符号化単位で復号開始を指示する復号開始指示部と、前記復号開始指示部からの復号開始の指示を受けて前記蓄積部に蓄積された前記画像データを前記符号化単位で復号する復号部と、を備える受信装置が提供される。
かかる構成によれば、ヘッダ検出部は、1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信し、前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出する。そして、蓄積部は、前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積する。また、復号開始指示部は、検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定し、決定した前記復号開始時点まで待機した後、前記符号化単位で復号開始を指示する。そして、復号部は、前記復号開始部からの指示を受けて、蓄積部により蓄積された前記画像データを、前記符号化単位で復号する。
また、前記ヘッダ検出部は、前記画像データに付加された通信ヘッダからデータ送信時点に対応する第1のタイムスタンプを検出する第1のヘッダ検出部と、前記画像データに付加された画像ヘッダから符号化時点に対応する第2のタイムスタンプを検出する第2のヘッダ検出部とを含んでもよい。
このとき、前記復号開始指示部は、前記ヘッダ検出部により検出された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプの時間差に応じて前記復号開始時点を調整してもよい。
また、前記復号開始指示部は、前記復号開始時点から順次前記符号化単位ごとに許容復号時間を計測し、前記許容復号時間が経過するごとに前記符号化単位での復号開始を指示してもよい。
また、前記復号開始指示部は、前記符号化単位で復号させる対象の画像データの受信が完了していない場合に、受信が完了していない前記画像データの代わりにダミーデータを挿入してもよい。
このとき、前記ダミーデータは、復号させる対象の前記画像データと同一のラインまたはラインブロックに対応する1ピクチャ以上前の画像データであってもよい。
また、前記復号開始指示部は、前記符号化単位での前記許容復号時間が終了した時点で、復号させる対象の画像データが残っている場合に、復号させる対象の前記画像データを削除してもよい。
また、前記復号開始指示部は、前記ヘッダ検出部によりピクチャの先頭を認識したことを示す制御情報が出力された後、予め設定された一定の時間が経過した時点を、前記復号開始時点として決定してもよい。
また、前記受信装置は、さらに前記画像データの送信開始時刻を指定する信号を前記画像データの送信元となる装置へ送信する同期制御部を備えしてもよい。
また、前記同期制御部は、通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前記送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を前記復号開始指示部に対して指定し、前記復号開始指示部は、指定された前記復号開始時刻に基づいて前記復号開始時点を決定してもよい。
また、前記ヘッダ検出部は、前記画像データに付加された通信ヘッダからデータ送信時点に対応する第1のタイムスタンプを検出する第1のヘッダ検出部と、前記画像データに付加された画像ヘッダから符号化時点に対応する第2のタイムスタンプを検出する第2のヘッダ検出部とを含み、前記復号開始指示部は、実行すべき処理を切替えるための切替え情報に基づいて、前記ヘッダ検出部によりピクチャの先頭を認識したことを示す制御情報が出力された後予め設定された一定の時間が経過した時点を前記復号開始時点として決定し、または、前記ヘッダ検出部により検出された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプの時間差に応じて前記復号開始時点を調整してもよい。
また、前記受信装置は、さらに前記画像データの送信開始時刻を指定する信号を前記画像データの送信元となる装置へ送信し、及び通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前記送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を前記復号開始指示部に対して指定する同期制御部を備え、前記復号開始指示部は、実行すべき処理を切替えるための切替え情報に基づいて、前記ヘッダ検出部によりピクチャの先頭を認識したことを示す制御情報が出力された後予め設定された一定の時間が経過した時点を前記復号開始時点として決定し、または、前記同期制御部により指定された前記復号開始時刻に基づいて前記復号開始時点を決定してもよい。
また、前記受信装置は、さらに前記画像データの送信開始時刻を指定する信号を前記画像データの送信元となる装置へ送信し、及び通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前記送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を前記復号開始指示部に対して指定する同期制御部を備え、前記ヘッダ検出部は、前記画像データに付加された通信ヘッダからデータ送信時点に対応する第1のタイムスタンプを検出する第1のヘッダ検出部と、前記画像データに付加された画像ヘッダから符号化時点に対応する第2のタイムスタンプを検出する第2のヘッダ検出部とを含み、前記復号開始指示部は、実行すべき処理を切替えるための切替え情報に基づいて、前記ヘッダ検出部により検出された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプの時間差に応じて前記復号開始時点を調整し、または、前記同期制御部により指定された前記復号開始時刻に基づいて前記復号開始時点を決定してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信するステップと、前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するステップと、前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積するステップと、検出された前記制御情報に基づいて決定される前記画像データの復号開始時点まで待機するステップと、前記符号化単位で復号開始を指示するステップと、蓄積された前記画像データを前記復号開始の指示を受けて前記符号化単位で復号するステップと、を含む受信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、受信装置を制御するコンピュータを、1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信し、前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するヘッダ検出部と、前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積する蓄積部と、前記ヘッダ検出部により検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定し、前記復号開始時点まで待機した後に前記符号化単位で復号開始を指示する復号開始指示部と、前記復号開始指示部からの復号開始の指示を受けて前記蓄積部に蓄積された前記画像データを前記符号化単位で復号する復号部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で画像データを符号化する圧縮部、及び前記符号化単位で符号化された前記画像データを送信する通信部、を備える送信装置と、前記符号化単位で符号化され、前記送信装置から送信された前記画像データを受信する通信部、前記通信部により受信された前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するヘッダ検出部、前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積する蓄積部、前記ヘッダ検出部により検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定し、前記復号開始時点まで待機した後に前記符号化単位で復号開始を指示する復号開始指示部、及び前記復号開始指示部からの復号開始の指示を受けて前記蓄積部に蓄積された前記画像データを前記符号化単位で復号する復号部、を備える受信装置と、を含む通信システムが提供される。
以上説明したように、本発明に係る受信装置、受信方法、プログラム、及び通信システムによれば、ラインベース・コーデックを用いた通信において安定して同期を獲得することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、ラインベース・コーデックの一例として、ラインベース・ウェーブレット変換の仕組みについて説明する。
ラインベース・ウェーブレット変換とは、原画像のベースバンド信号の1ラインをスキャンするごとに横方向のウェーブレット変換を行い、一定数のラインを読み込むごとに縦方向のウェーブレット変換を行うコーデック技術である。
図15は、ウェーブレット変換を実行する符号化器800の構成例を示すブロック図である。図15に示した符号化器800は、最も一般的なウェーブレット変換であるオクターブ分割を3階層(3つのレベル)にわたって実行し、階層符号化された画像データを生成する。
図15を参照すると、符号化器800は、レベル1の回路部810、レベル2の回路部820、及びレベル3の回路部830を備える。また、レベル1の回路部810は、ローパスフィルタ812、ダウンサンプラ814、ハイパスフィルタ816、及びダウンサンプラ818を有している。レベル2の回路部820は、ローパスフィルタ822、ダウンサンプラ824、ハイパスフィルタ826、及びダウンサンプラ828を有している。レベル3の回路部830は、ローパスフィルタ832、ダウンサンプラ834、ハイパスフィルタ836、及びダウンサンプラ838を有している。
入力画像信号は、回路部810のローパスフィルタ812(伝達関数H0(z))とハイパスフィルタ816(伝達関数H1(z))によって帯域分割される。帯域分割によって得られた低域成分(1L成分)と高域成分(1H成分)は、それぞれ対応するダウンサンプラ814、818によって、解像度がそれぞれ2分の1倍に間引かれる。
ダウンサンプラ814で間引かれた低域成分(1L成分)の信号は、回路部820のローパスフィルタ822(伝達関数H0(z))とハイパスフィルタ826(伝達関数H1(z))によってさらに帯域分割される。帯域分割により得られた低域成分(2L成分)と高域成分(2H成分)は、それぞれ対応するダウンサンプラ824、828によって、解像度がそれぞれ2分の1倍に間引かれる。
さらに、ダウンサンプラ824で間引かれた低域成分(2L成分)の信号は、回路部830のローパスフィルタ832(伝達関数H0(z))とハイパスフィルタ836(伝達関数H1(z))によってさらに帯域分割される。帯域分割により得られた低域成分(3L成分)と高域成分(3H成分)は、それぞれ対応するダウンサンプラ834、838によって、解像度がそれぞれ2分の1倍に間引かれる。
このように、所定のレベルまで低域成分を階層的に帯域分割した帯域成分が順次生成される。図15の例では、レベル3まで帯域分割した結果、ダウンサンプラ818で間引かれた高域成分(1H成分)、ダウンサンプラ828で間引かれた高域成分(2H成分)、ダウンサンプラ838で間引かれた高域成分(3H成分)、ダウンサンプラ834で間引かれた低域成分(3L成分)が生成される。
図16は、レベル3まで2次元画像を帯域分割した結果得られる帯域成分を示す図である。図16の例では、まずレベル1の帯域分割(水平・垂直方向)により4つの成分1LL、1LH、1HL、1HHの各副画像が取得される。ここでLLは水平・垂直成分が共にLであることを意味し、LHは水平成分がHで垂直成分がLであることを意味している。次に、1LL成分は再度帯域分割されて、2LL、2HL、2LH、2HHの各副画像が取得される。さらに、2LL成分は再度帯域分割されて、3LL、3HL、3LH、3HHの各副画像が取得される。
このようにウェーブレット変換が繰り返し行われた結果、出力信号においては、副画像が階層構造を形成する。こうしたウェーブレット変換をさらにラインベースに拡張したのが、ラインベース・ウェーブレット変換である。
図17は、ラインベース・ウェーブレット変換による変換処理を概念的に示した模式図である。ここでは、一例として、ベースバンドの8ラインごとに縦方向のウェーブレット変換を行うこととしている。
この場合、ウェーブレット変換を3階層で行うとすると、その8ラインに対して、最低域3LL副画像に1ライン、その次のレベルのサブバンド3H(副画像3HL、3LH、3HH)に各1ラインが生成される。また、さらに次のレベルのサブバンド2H(副画像2HL、2LH、2HH)に各2ライン、さらに最高域1H(副画像1HL、1LH、1HH)に各4ラインの符号化データが生成される。
なお、この各サブバンドのラインの集合をプレシンクトと称する。即ち、ラインベース・ウェーブレット変換におけるプレシンクトは、ラインの集合であるラインブロックの一形態として、ラインベース・ウェーブレット変換の符号化単位となるラインの集合である。ここで、符号化単位とは、符号処理の単位となるラインの集合という一般的な意味であり、上記ラインベース・ウェーブレット変換に限定されない。即ち、例えば符号化単位とは、JPEG200やMPEG4のような既存の階層符号化における符号処理の単位であってもよい。
図17を参照すると、図17の左側に示されるベースバンド信号802において8ラインであったプレシンクト(図中斜線部分)は、図17の右側に示されるように、ラインベース・ウェーブレット変換された変換後信号804の1Hにおいて、1HL、1LH、および1HHのそれぞれの4ライン(図中斜線部分)、2Hにおいて、2HL、2LH、および2HHのそれぞれの2ライン(図中斜線部分)、3LL、3HL、3LH、および3HHのそれぞれの1ライン(図中斜線部分)として構成されている。
このようなラインベース・ウェーブレット変換処理によれば、JPEG2000のタイル分割と同様、1枚のピクチャをより細かい粒度に分解して処理を行うことが可能となり、画像データの送受信時の低遅延化を図ることができる。さらに、ラインベース・ウェーブレット変換の場合、JPEG2000のタイル分割とは異なり、1つのベースバンド信号に対する分割ではなく、ウェーブレット係数での分割であるため、さらに、タイル境界でのブロックノイズ的な画質劣化が発生しないという特徴も有する。
ここまで、ラインベース・コーデックの一例としての、ラインベース・ウェーブレット変換について説明を行った。なお、以下に説明する本発明の各実施形態は、ラインベース・ウェーブレット変換に限らず、例えばJPEG2000やMPEG4のような既存の階層符号化など、任意のラインベース・コーデックに適用可能である。
以下、ラインベース・コーデックを用いた通信において安定して同期を獲得するための、本発明の第1〜3の実施形態について説明する。
〔1〕第1の実施形態
図1は、第1の実施形態に係る通信装置100の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、通信装置100は、画像アプリ管理部102、圧縮部110、送信メモリ部112、通信部104、受信メモリ部154、及び復号部156を備える。さらに、通信部104は、送信データ生成部114、物理層Tx116、送受信制御部130、物理層制御部132、スイッチ部140、アンテナ部142、物理層Rx150、及び受信データ分離部152を備える。
画像アプリ管理部102は、撮影した画像データの伝送要求をアプリケーションから受け付け、経路制御やQoSによる無線回線に関する制御、またはアプリケーションとの間の画像データの入出力管理を行う。また、画像アプリ管理部102における処理として、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal OxideSemiconductor)センサ等の画像入力装置の制御を含んでもよい。
圧縮部110は、前述のラインベース・コーデックに従い、画像アプリ管理部102から供給された画像データを1フィールド内のNライン(Nは1以上)の符号化単位で符号化してデータ量を削減した後、送信メモリ部112に出力する。
送信メモリ部112は、圧縮部110から受け取ったデータを一時的に蓄積する。また送信メモリ部112は、ネットワーク環境に応じてルーティング情報を管理し、他の端末へのデータ転送を制御するルーティング機能を有してもよい。また、送信メモリ部112を後述する受信メモリ部154と統合し、送信データだけでなく受信データの蓄積を行うようにしてもよい。
送受信制御部130は、TDMA(Time Division Multiple Access)方式やCSMA(Carrier Sense Multiple Access)方式でのMAC(Media Access Control)層の制御を行う。また、送受信制御部130は、キャリアではなくプリアンブルの相関からパケットを識別するPSMA(Preamble Sense Multiple Access)に基づくMAC層の制御を行ってもよい。
送信データ生成部114は、送受信制御部130の要求に基づいて、送信メモリ部112に蓄積されているデータを読み出して送信パケットを生成する。例えば、IPプロトコルに基づく通信を行う場合には、送信データ生成部114は、送信メモリ部112から読み出した符号化済みの画像データを含むIPパケットを生成する。
物理層制御部132は、送受信制御部130または送信データ生成部114からの制御に基づいて物理層を制御する。物理層Tx116は、物理層制御部132の要求に基づいて動作を開始し、送信データ生成部114から供給された通信パケットをスイッチ部140に出力する。
スイッチ部140は、データの送信と受信とを切り替える機能を有し、物理層Tx116から通信パケットが供給されてきた場合、通信パケットをアンテナ部142を介して送信する。また、アンテナ部142を介して通信パケットが受信された場合、受信パケットを物理層Rx150に供給する。
物理層Rx150は、物理層制御部132の要求に基づいて動作を開始し、受信パケットを受信データ分離部152に供給する。
受信データ分離部152は、物理層Rx150から供給された受信パケットを解析し、画像アプリ管理部102に受け渡すべき画像データ及び制御データを分離して受信メモリ部154へ出力する。例えば、IPプロトコルに基づく通信を行う場合には、受信データ分離部152は、受信パケットに含まれる宛先IPアドレス及び宛先ポート番号を参照し、画像データ等を受信メモリ部154へ出力することができる。なお、受信データ分離部152は、他の端末へのデータ転送を制御するルーティング機能を有していてもよい。
受信メモリ部154は、受信データ分離部152から出力されるデータを一時的に蓄積し、及び復号を開始すべき時点を判断して復号の対象となるデータを復号部156へ出力する。なお、受信メモリ部154の詳細な構成については、後にさらに詳しく説明する。
復号部156は、受信メモリ部154から出力されるデータを1フィールド内のNライン(Nは1以上)の単位で復号した後、画像アプリ管理部102へ出力する。
ここまで、本実施形態に係る通信装置100の構成について図1を用いて説明を行った。ここで、ピクチャベースのコーデックに基づく送受信システムでは、厳密な同期制御を行う代わりに、復号部にフレーム予測やフィールド予測などのアルゴリズムを実装するのが一般的である。フレーム予測とは、例えばフレーム間の差分データのみを符号化することにより、画像データの高い圧縮効率を実現しようとするものである。しかしながら、ラインベース・コーデックにおいて、これらアルゴリズムを実装すると、低遅延のメリットが減殺される。そこで、本実施形態に係る通信装置100では、以下に説明する復号開始時の処理によって、画像データの受信の際の同期を厳密に制御する。
図2は、受信メモリ部154のより詳細な構成を示すブロック図である。図2を参照すると、受信メモリ部154は、ヘッダ検出部170、蓄積制御部172、蓄積部174、復号開始指示部176、及び時間観測部178を備える。
ヘッダ検出部170は、受信データ分離部152から、1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信し、受信した画像データのヘッダを検出する。そして、ヘッダ検出部170は、検出したヘッダからピクチャの先頭、及び各データがどのピクチャのどのライン(またはラインブロック)に該当するかを認識し、認識した情報を制御情報として蓄積制御部172及び復号開始指示部176へ出力する。これら制御情報は、例えば後述する復号開始指示部176において、画像データの復号開始時点を決定するために用いられる。
図3は、本実施形態において通信装置100が受信する可能性のある通信データの一例としての、IPパケットの構成を示している。
図3では、1つのIPパケットの内部構成が図3(A)〜図3(D)の4段階に分けて示されている。図3(A)を参照すると、IPパケットは、IPヘッダ及びIPデータから構成される。IPヘッダには、例えば宛先IPアドレスなどのIPプロトコルに基づく通信経路の制御に関する制御情報などが含まれる。
IPデータは、さらにUDPヘッダ及びUDPデータから構成される(図3(B))。UDPは、リアルタイム性が重視される動画または音声データの配信時などに一般的に使用される、OSI参照モデルのトランスポート層のプロトコルである。UDPヘッダには、例えばアプリケーション識別情報である宛先ポート番号などが含まれる。
UDPデータは、さらにRTPヘッダ及びRTPデータから構成される(図3(C))。RTPヘッダには、例えばシーケンス番号などのデータストリームのリアルタイム性を保証するための制御情報が含まれる。
本実施形態において、RTPデータは、画像データのヘッダ(以下、画像ヘッダという。)及びラインベース・コーデックに基づいて圧縮された画像本体である符号化データから構成される(図3(D))。画像ヘッダには、例えばピクチャ番号やラインブロック番号(1ライン単位で符号化を行う場合にはライン番号)、サブバンド番号などを含むことができる。なお、画像ヘッダは、ピクチャごとに付与されるピクチャヘッダと、ラインブロックごとに付与されるラインブロックヘッダにさらに分けて構成されてもよい。
図2に示したヘッダ検出部170は、このような画像ヘッダを検出し、画像ヘッダに含まれる制御情報を抽出する。例えば、ヘッダ検出部170は、ピクチャ番号からピクチャの先頭位置を認識することができる。また、ヘッダ検出部170は、同様にラインブロック番号から各データがピクチャ内のどのラインブロックに該当するかを認識することができる。
蓄積制御部172は、ヘッダ検出部170から出力される各画像データの画像上の位置(即ち、ピクチャ内のどのライン(またはラインブロック)に該当するか)に応じて、蓄積部174への画像データの蓄積を制御する。
蓄積部174は、蓄積制御部172からの制御を受けて、受信した画像データを一時的に蓄積する。蓄積部174において、画像データは、典型的にはヘッダ検出部170によって認識された画像上の位置にそれぞれ対応して割当てられた所定の記憶領域に蓄積される。
復号開始指示部176は、ヘッダ検出部170から出力されるピクチャの先頭を認識したことを示す制御情報に基づいて画像データの復号開始時点を決定する。そして、復号開始指示部176は、復号開始時点まで待機した後に、復号部156に対して符号化単位(即ちラインまたはラインブロックの単位)での蓄積部174からの画像データの読み出しと復号開始を指示する。なお、復号開始時点までの待機は、時間観測部178に時間を観測させることにより行う。
ここで、本実施形態では、ピクチャの先頭が認識された時点から予め設定された一定の時間が経過した後の時点を、復号開始時点とする。例えば、復号化単位ごとのデータ量の変動や通信経路のジッタの影響等による遅延を吸収できる時間を一定の時間として設定するのが好適である。
時間観測部178は、復号開始指示部176からの制御を受けて、復号開始時点まで待機するための時間を計測する。時間観測部178は、典型的にはタイマーとして実装することができる。
次に、このように構成された通信装置100における同期処理の流れを図4及び図5を用いて説明する。
通信装置100における画像データの同期処理は、ピクチャごとの復号開始時点の判定処理と、符号化単位(ラインまたはラインブロックの単位)での復号指示処理に分けられる。図4は、このうちピクチャごとの復号開始時点の判定処理の流れを示したフローチャートである。
図4を参照すると、まず通信部104において受信された通信データの中から、所定の符号化単位で符号化された画像データが、受信データ分離部152によって分離、取得される(S1104)。
その後、ヘッダ検出部170は、受信データ分離部152によって取得された画像データからヘッダを検出し、ピクチャの先頭を認識すると、制御情報を出力してピクチャの先頭を認識したことを復号開始指示部176へ通知する(S1108)。また、ヘッダ検出部170は、さらに各データがどのピクチャのどのライン(またはラインブロック)に該当するかを識別し、蓄積制御部172を介して画像データを蓄積部174に蓄積させる。
復号開始指示部176は、ピクチャの先頭が認識されたことを示す制御情報を受け取ると、時間観測部178に時間観測の開始を要求し、復号開始時点の到来を待受ける(S1112)。
その後、復号開始時点に到達したと判定されると(S1116)、処理は復号化単位での復号処理に移る(S1120)。復号化単位での復号処理については、図5を用いてさらに詳しく述べる。復号化単位での復号処理は、ピクチャ内の全てのラインの処理が終了するまで繰り返される(S1124)。そして、全てのラインの処理が終了した時点で、本フローチャートは終了する。
図5は、本実施形態における符号化単位、即ちラインまたはラインブロック単位での復号指示処理の流れを示したフローチャートである。
図5を参照すると、まず復号開始時点を判定した復号開始指示部176から復号部156へ復号開始の指示が行われ、蓄積部174から復号部156へ復号対象となる画像データが転送される(S1204)。
そして、画像データの転送と共に、復号開始指示部176によって符号化単位での許容復号時間が計測される(S1208)。ここで、符号化単位での許容復号時間とは、1つの符号化単位の画像データを表示するために費やすことのできる時間を意味する。一例として、1080/60p(画面サイズ2200x1125、60fpsのプログレッシブ方式)の映像を復号する場合、1ラインの表示に費やせる時間は、ブランク時間を考慮すると約14.8[μs]、ブランク時間を考慮しないと約15.4[μs]となる。そして、符号化単位がNライン分のラインブロックであった場合には、符号化単位での許容復号時間は、前述の1ラインの表示に費やせる時間のN倍となる。
その後、符号化単位での処理時間が終了するまでに蓄積部174から復号部156への画像データの転送が終了するかどうかが監視される(S1212)。ここで符号化単位での処理時間の終了よりも早く画像データの転送が終了した場合には、即ち想定されるよりも少ない画像データしか受信されていなかった場合は、処理はS1228に移動する。
S1228では、復号の対象となる画像データの受信が通信の遅延などの原因により完了していないことが考えられる。このとき、復号の対象となる画像データの受信完了を待つと同期タイミングがずれて画像の表示が遅延するため、復号開始指示部176は、当該画像データの受信完了を待つことなくダミーデータを当該ライン(またはラインブロック)へ挿入する。ここで挿入されるダミーデータとしては、例えば1ピクチャ前(またはそれ以前)の同一ライン(またはラインブロック)の画像データを用いることができる。しかしながら、ダミーデータはかかる例に限定されず、固定の画像データや、動き保証などにより予測したデータなど、任意のデータであってよい。
一方、画像データの転送が終了する前に符号化単位での許容復号時間が終了すると(S1216)、そのとき蓄積部174に復号対象の画像データが残っているかどうかが判定される(S1220)。そして、画像データが残っていない場合には、復号化単位での復号処理は終了する。これに対し、S1220において画像データが残っている場合には、残っている画像データが削除され(S1224)、その後復号化単位での復号処理は終了する。
なお、S1216において、1つの符号化単位での処理時間が終了した際に、時間計測用のカウンタを一時停止またはリセットすることなく連続的に動作させながら、次の復号化単位での復号指示を行うのが好適である。そうすることにより、例えばラインブロックごとの符号化単位での復号タイミングがばらつくことなく復号処理が行われる。
また、その代わりに、時間計測用のカウンタとは別に通信装置100内に時間制御部(図示せず)を設け、例えばS1208において、符号化単位ごとの処理開始、終了のタイミングを当該時間制御部から受信メモリ部154または復号部156へ通知させてもよい。
ここまで、図1〜図5を用いて本発明の第1の実施形態について説明を行った。本実施形態では、ヘッダ検出部170がピクチャの先頭を認識したことを示す制御情報を出力し、復号開始指示部176は、当該制御情報の出力の後予め設定された一定の時間が経過した時点を、前記復号開始時点として決定する。そして、復号開始指示部176は、復号開始時点まで待機した後、順次前記符号化単位ごとに許容復号時間を計測し、許容復号時間が経過するごとに符号化単位での復号開始を復号部156に指示する。
かかる構成によれば、画像データの受信及び復号の制御に使用できる時間がピクチャベースのコーデックと比較して短いラインベース・コーデックにおいても、安定して同期された状態で画像データの復号化単位での復号を行うことができる。
また、復号開始指示部176は、符号化単位で復号させる対象の画像データの受信が完了していない場合には、受信が完了していない画像データの代わりにダミーデータを挿入する。そうすることにより、復号対象の画像データの受信完了待ちによる同期タイミングのずれの発生を防ぐことができる。
このとき、ダミーデータとして、復号させる対象の画像データと同一のラインまたはラインブロックの、1ピクチャ以上前の画像データを用いてもよい。そうすることにより、ダミーデータの挿入による画質の劣化を利用者に感知させることなく、ダミーデータを含む画像を表示することができる。
また、復号開始指示部176は、符号化単位での許容復号時間が終了した時点で復号させる対象の画像データが残っている場合には、復号させる対象の画像データを削除させる。そうすることにより、一時的なデータ量の増大によって特定のラインまたはラインブロックの復号が終了しない場合でも、後続のラインまたはラインブロックの復号に影響を与えることなく、安定して同期された状態で復号を行うことができる。
なお、本実施形態において、通信装置100を無線通信端末として説明したが、通信装置100は無線通信端末に限定されない。通信装置100は、任意の有線通信または無線通信によって相互に接続される通信装置または情報処理装置などであってよい。
また、蓄積部174を画像上の位置にそれぞれ対応して割り当てられた所定の記憶領域として説明したが、共有する記憶領域において画像位置を判断できるヘッダ情報を持たせることで、記憶領域を画像上の位置ごとに固定させなくてもよい。
また、本実施形態ではピクチャの先頭を認識して復号開始タイミングを判断することとしているが、現在どの符号化単位のデータを処理しているかを識別できる情報を用意し、ピクチャの先頭ではなく途中位置から復号開始タイミングを判断してもよい。例えば、図3に示したラインブロック番号によって現在どの符号化単位のデータかを識別できる。
また、送受信するデータフォーマットとして、IP、UDP、RTPを用いる場合について説明したが、本実施形態において扱うことのできるフォーマットはかかる例に限定されない。例えば、UDPの代わりにTCPを用いてもよい。さらに、独自に定義したフォーマットに置き換え、または任意のフォーマットを削除した上で送受信してもよい。
〔2〕第2の実施形態
第1の実施形態では、通信装置100において、ピクチャの先頭が認識された時点から予め設定される一定時間が経過した後に、当該ピクチャ内のライン(またはラインブロック)ごとの復号が開始される。
ここで、一般的に送受信装置間での通信におけるデータレートは一時的に固定される一方、符号化処理の結果として得られる符号化単位ごとのデータ量は、符号化方式に依存し、データ内容によって変化する。また、送受信装置間の通信環境の変動によって、送信側でデータの送信待ちも発生する。そのため、各画像データについて符号化処理が終了して送受信処理が開始するまでの待ち時間には、ばらつきが生じる場合がある。
そこで、以下に説明する第2の実施形態では、さらに復号が開始される時点を、データ送信側の遅延状況に応じて調整する。
図6は、第2の実施形態に係る通信装置200の構成を示すブロック図である。図6を参照すると、通信装置200は、画像アプリ管理部202、圧縮部210、送信メモリ部212、通信部204、計時部206、受信メモリ部254、及び復号部256を備える。さらに、通信部204は、送信データ生成部214、物理層Tx216、送受信制御部230、物理層制御部232、スイッチ部240、アンテナ部242、物理層Rx250、及び受信データ分離部252を備える。
画像アプリ管理部202、圧縮部210、及び復号部256は、図1を用いて説明した第1の実施形態に係る通信装置100の画像アプリ管理部102、圧縮部110、及び復号部156とそれぞれ同様の機能を有する。
計時部206は、典型的には通信装置200内の時間情報を保持するタイマーとして実装され、例えば送信メモリ部212や送信データ生成部214からの要求に応じて時間情報を出力する。
送信メモリ部212は、第1の実施形態に係る送信メモリ部112の機能を有する他、圧縮部210から出力されるラインベース・コーデックにより符号化された画像データのヘッダに、計時部206から取得した時間情報をタイムスタンプとして挿入する。ここで挿入されるタイムスタンプは、画像データの符号化時点に対応するタイムスタンプであり、これを画像用タイムスタンプとする。例えば、画像用タイムスタンプは、図3(D)の画像ヘッダ内に挿入されてもよい。
また、送信データ生成部214は、第1の実施形態に係る送信データ生成部114の機能を有する他、生成した通信データを物理層Txに出力する前に、通信データのヘッダに、計時部206から取得した時間情報をタイムスタンプとして挿入する。ここで挿入されるタイムスタンプは、通信データの送信時点に対応するタイムスタンプであり、これを伝送用タイムスタンプとする。例えば、伝送用タイムスタンプは、図3(C)のRTPヘッダ内に挿入されてもよい。
物理層Tx216、送受信制御部230、物理層制御部232、スイッチ部240、アンテナ部242、及び物理層Rx250は、図1を用いて説明した通信装置100の物理層Tx116、送受信制御部130、物理層制御部132、スイッチ部140、アンテナ部142、及び物理層Rx150とそれぞれ同様の機能を有する。
受信データ分離部252は、第1の実施形態に係る受信データ分離部152の機能を有する他、受信した通信データのヘッダ(以下、通信ヘッダという。)を検出して伝送用タイムスタンプを取得し、受信メモリ部254へ出力する。
受信メモリ部254は、第1の実施形態に係る受信メモリ部154の機能を有する他、受信した画像データのヘッダを検出して画像用タイムスタンプを取得する。そして、受信メモリ部254は、受信データ分離部252から出力された伝送用タイムスタンプと画像用タイムスタンプの差分を計算し、画像データの復号開始時点を調整する。
図7は、受信データ分離部252及び受信メモリ部254のより詳細な構成を示すブロック図である。図7を参照すると、受信データ分離部252は、分離部253及び通信ヘッダ検出部271を有する。また、受信メモリ部254は、画像ヘッダ検出部270、蓄積制御部272、蓄積部274、復号開始指示部276、及び時間観測部278を備える。
分離部253は、物理層Rx250から通信データとして供給された受信パケットを解析し、画像アプリ管理部202で必要な画像データ及び制御データ等を分離して受信メモリ部254へ出力する。
通信ヘッダ検出部271は、受信データに含まれる通信ヘッダから送信元装置の送信データ生成部214によって挿入された伝送用タイムスタンプを検出し、復号開始指示部276へ出力する。なお、実際のデータの送受信に際して送信装置と受信装置は異なる装置となるが、ここでは説明の便宜上、送信処理に係る処理ブロックと受信処理に係る処理ブロックに共に図6及び図7に示した各ブロックの符号を付して説明している。
画像ヘッダ検出部270は、第1の実施形態に係るヘッダ検出部170の機能を有する他、送信装置の送信メモリ部212によって画像データのヘッダに挿入された画像用タイムスタンプを検出し、復号開始指示部276へ出力する。
蓄積制御部272及び蓄積部27は、図2を用いて説明した通信装置100の蓄積制御部172及び蓄積部17とそれぞれ同様の機能を有する。
復号開始指示部276は、通信ヘッダ検出部271から出力された伝送用タイムスタンプと画像ヘッダ検出部270から出力された画像用タイムスタンプの時間差を計算し、計算された時間差を用いて復号開始時点までの待ち時間を調整する。前述したように、伝送用タイムスタンプとは、画像データの送信時点に対応するタイムスタンプである。また、画像用タイムスタンプとは、画像データの符号化時点に対応するタイムスタンプである。復号開始時点までの待ち時間Tは、伝送用タイムスタンプt及び画像用タイムスタンプtを用いて、次式のように計算される。
Figure 0004525795
ここで、Tは、第1の実施形態と同様に予め設定される固定の時間である。Tは、復号化単位ごとのデータ量の変動や通信経路のジッタの影響、ハードウェア遅延、またはメモリ遅延等による遅延を吸収できる時間として与えられる。
復号開始指示部276は、このようにして復号開始時点までの待ち時間Tを決定すると、時間観測部278に時間Tを計時させ、復号開始時点の到来を判定する。そして、復号開始時点が到来すると、復号開始指示部276は、第1の実施形態で説明したように、符号化単位(ラインまたはラインブロックの単位)で順次、復号部256に対して蓄積部274からの画像データの読み出しと復号を指示する。
次に、このように構成された通信装置200における、画像データの送信処理及び受信処理の流れを、図8及び図9を用いて説明する。
図8は、通信装置200における画像データの送信処理の流れを示したフローチャートである。
図8を参照すると、まず圧縮部210によって画像データが1フィールド内のNライン(Nは1以上)の符号化単位で符号化され、送信メモリ部212に出力される(S2004)。
そして、送信メモリ部212は、計時部206から時間情報を取得し、取得した時間情報を符号化後の画像データのヘッダへ画像用タイムスタンプとして挿入する(S2008)。その後、通信経路及び送信処理の進行状況に応じて、画像データは送信メモリ部212に蓄積される(S2012)。
そして、送信タイミングが到来すると、画像データが送信メモリ部212から送信データ生成部214へ出力され、画像データを含む通信データの生成が開始される(S2016)。このとき、送信データ生成部214は、計時部206から時間情報を取得し、取得した時間情報を通信データのヘッダへ伝送用タイムスタンプとして挿入する(S2020)。その後、通信データは物理層Tx216を介して送信される(S2024)。
次に、図9は、通信装置200における画像データの受信処理の流れを示したフローチャートである。
図9を参照すると、まず物理層Rx250において受信された通信データの中から、前述の符号化単位で符号化された画像データが分離部253によって分離、取得される(S2104)。
さらに、通信ヘッダ検出部271によって、受信された通信データの通信ヘッダが検出され、伝送用タイムスタンプが取得される(S2108)。ここで取得された伝送用タイムスタンプは、復号開始指示部276へ出力される。
その後、画像ヘッダ検出部270により、分離部253から出力された画像データの中から画像ヘッダが検出され、画像用タイムスタンプが取得される(S2112)。ここで取得された画像用タイムスタンプは、復号開始指示部276へ出力される。また、このとき画像ヘッダ検出部270は、さらに各データがどのピクチャのどのライン(またはラインブロック)に該当するかを認識し、認識した情報を蓄積制御部272に出力して画像データを蓄積部274に蓄積させる。
復号開始指示部276は、伝送用タイムスタンプ及び画像用タイムスタンプを受け取ると、前述の式(1)に従って、復号開始時点までの待ち時間Tを算出する(S2116)。そして、復号開始指示部276は、時間観測部278に待ち時間Tまでの時間の観測開始を要求し、復号開始時点の到来を待受ける(S2120)。
その後、復号開始時点に到達したと判定されると(S2120)、処理は復号化単位での復号処理に移る(S2124)。ここでの復号化単位の復号処理は、図5を用いて説明した第1の実施形態に係る復号化単位の復号処理と同様の処理である。
そして、復号化単位での復号処理は、ピクチャ内の全てのラインの処理が終了するまで繰り返され(S2128)、全てのラインの処理が終了した時点で受信処理は終了する。
ここまで、図6〜図9を用いて本発明の第2の実施形態について説明を行った。本実施形態では、通信ヘッダからデータ送信時点に対応する伝送用タイムスタンプを検出する通信ヘッダ検出部271、及び画像ヘッダから符号化時点に対応する画像用タイムスタンプを検出する画像ヘッダ検出部270を含んでヘッダ検出部が構成される。そして、復号開始指示部276は、これら2つのヘッダ検出部から出力される通信用タイムスタンプ及び画像用タイムスタンプの時間差に応じて、復号開始時点を調整する。
かかる構成によれば、符号化単位ごとのデータ量の変化や送受信装置間の通信環境の変動によって送信側でデータの送信待ちが発生した場合にも、画像データの受信タイミングのばらつきを吸収し、安定して同期された状態で画像データの復号を行うことができる。
なお、第1の実施形態と同様、本実施形態においても、通信装置200は、無線通信装置に限定されない。通信装置200は、例えば任意の有線通信または無線通信によって相互に接続される通信装置または情報処理装置などであってよい。
また、図7では通信ヘッダ検出部271を受信データ分離部252に、画像ヘッダ検出部270を受信メモリ部254に配置する例を示したが、通信装置200の構成はかかる例に限定されない。例えば、通信ヘッダ検出部271を受信メモリ部254内に配置してもよい。
また、伝送用タイムスタンプと画像用タイムスタンプのロールアップ周期が異なる場合には、例えば画像ヘッダ検出部270または通信ヘッダ検出部271において、タイムスタンプのビット幅を補正する処理を行ってもよい。
また、事前に送信側で伝送用タイムスタンプtと画像用タイムスタンプtとの間の時間差を演算し、得られた時間差情報をヘッダに挿入してもよい。そうすることにより、ヘッダ領域を削減し、及び受信側(復号側)における演算処理の処理量を削減することができる。
〔3〕第3の実施形態
第1及び第2の実施形態では、通信装置100または通信装置200において、ピクチャの先頭を認識した後に所定の復号開始時点から当該ピクチャ内のライン(またはラインブロック)ごとの復号が開始される。即ち、ライン(またはラインブロック)での復号開始時点は、送信側の送信処理がいつ開始されるかに依存する。このとき、送受信装置が1対1で構成されている場合には問題は生じない。しかしながら、受信装置に対して送信装置が複数存在した場合には、受信側で複数の画像データの管理または統合をする際に、画像データ間での同期が合わない状況が生じる場合もある。そこで、以下に説明する本発明の第3の実施形態では、さらに受信側から送信側へ画像データの送信開始時点を通知して画像データの送受信を行う。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る通信システム30を概念的に描いた模式図である。図10を参照すると、通信システム30は、送信装置100a、100b、及び受信装置300、を含む。
送信装置100a及び100bは、それぞれ被写体を撮影し、一連の画像データを生成して受信装置300へ送信する装置である。図10において、送信装置100a及び100bの一例としてビデオカメラを示しているが、送信装置100a及び100bはビデオカメラに限られない。例えば送信装置100a及び100bは、動画撮影機能を有するデジタルスチルカメラ、PC、携帯電話またはゲーム機器などであってもよい。
受信装置300は、通信システム30において、画像データの送受信タイミングを決定するマスタとしての役割を果たす装置である。図10において、受信装置300の一例としてPCを示しているが、受信装置300はPCに限られない。例えば、受信装置300は、ビデオレコーダなどの業務用若しくは家庭用映像処理装置、通信装置または任意の情報処理装置などであってよい。
図10において、受信装置300と送信装置100a及び100bとの間は、例えばIEEE802.11a、b、g、n、sなどの標準仕様に基づく無線通信によって接続される。しかしながら、受信装置300と送信装置100a及び100bとの間の通信を、無線通信ではなく任意の有線通信により行ってもよい。
本明細書においては、これ以降、受信装置300と送信装置100aとの間の画像データの送受信について説明する。受信装置300と送信装置100bとの間の画像データの送受信についても、以下の説明と同様に行われる。
図11は、第3の実施形態に係る送信装置100aの構成を示すブロック図である。図11を参照すると、送信装置100aは、画像アプリ管理部303、圧縮部110、送信メモリ部112、及び通信部104を備える。
画像アプリ管理部303は、送信装置100aが撮影した画像データの伝送要求をアプリケーションから受け、前述の経路制御等を行うと共に、受信装置300との間で画像データの送信タイミングの調整を行う。より具体的には、画像アプリ管理部303は、後述する受信装置300の同期制御部390から送信される送信開始指示信号を受け取り、指定された送信開始時刻に画像データを圧縮部110へ出力する。
圧縮部110、送信メモリ部112、及び通信部104は、送信開始時刻において画像アプリ管理部303から供給される画像データに対し、第1の実施形態に関連して説明した符号化単位での一連の画像データの送信処理を実行する。
図12は、第3の実施形態に係る受信装置300の構成を示すブロック図である。図12を参照すると、受信装置300は、画像アプリ管理部302、圧縮部310、送信メモリ部312、通信部304、受信メモリ部354、復号部356、及び同期制御部390を備える。
このうち、画像アプリ管理部302、圧縮部310、送信メモリ部312、通信部304、及び復号部356は、第1の実施形態に係る画像アプリ管理部102、圧縮部110、送信メモリ部112、通信部104、及び復号部156とそれぞれ同様の機能を有する。
受信メモリ部354は、図2を用いて説明した受信メモリ部154と同様の構成を有し、受信した画像データを一時的に蓄積した後、所定の復号開始時点で復号部356へ画像データを出力する。但し、本実施形態では、第1の実施形態と異なり、受信メモリ部354の復号開始指示部176は、同期制御部390から取得した復号開始時刻を画像データの復号開始時点として決定する。
同期制御部390は、通信システム30内の装置間の画像データの送受信タイミングを制御するタイミングコントローラの役割を果たす。同期制御部390は、画像アプリ管理部302と同様、典型的にはアプリケーション層の処理として実装される。
同期制御部390による画像データの送受信タイミングの調整は、画像アプリ管理部302からの指示、または送信装置100aからの同期要求信号の受信などをきっかけとして開始される。そして、同期制御部390は、送信装置100aに向けて画像データの送信開始時刻を指定する送信開始指示信号を送信し、及び受信メモリ部354に対する復号開始時刻の指定を行う。
このとき、送信装置100aへ送信される画像データの送信開始時刻は、受信メモリ部354に対して指定される復号開始時刻から、復号化単位ごとのデータ量の変動や通信経路のジッタなどの通信環境の変動により生じる遅延、ハードウェア遅延、またはメモリ遅延等を吸収するための時間を差し引いた時刻とする。
なお、図11及び図12では、説明の分かり易さのために、送信開始指示信号は画像アプリ管理部303と同期制御部390の間で直接やり取りされるように示しているが、送信開始指示信号は、実際には通信部104及び304を介して送受信される。
次に、本実施形態に係る送信装置100aによる画像データの送信処理、及び受信装置300による受信処理の流れについて、図13及び図14を用いて説明する。
図13は、送信装置100aにおける画像データの送信処理の流れを示したフローチャートである。
図13を参照すると、まず受信装置300から送信された送信開始指示信号が、画像アプリ管理部303によって受信される(S3004)。画像アプリ管理部303は、送信開始指示信号に含まれる送信開始時刻を取得する。
そして、画像アプリ管理部303は、送信開始時刻の到来まで待機し(S3008)、送信開始時刻が到来すると画像データを圧縮部110へ出力する。圧縮部110は、出力された画像データを1フィールド内のNライン(Nは1以上)の符号化単位で符号化し、送信メモリ部112へ出力する(S3012)。その後、通信経路及び送信処理の進行状況に応じて、画像データは送信メモリ部112に蓄積される(S3016)。
その後、送信タイミングが到来すると、画像データは送信メモリ部112から通信部104へ出力され、画像データを含む通信データの生成が開始される(S3020)。そして、通信データは受信装置300へ向けて送信される(S3024)。
図14は、受信装置300における画像データの受信処理の流れを示したフローチャートである。
図14を参照すると、まず同期制御部390から受信メモリ部354に対して、復号開始時刻の指定が行われる(S3104)。ここでの復号開始時刻の指定は、例えば記憶部の所定のアドレスへの復号開始時刻の書き込み、または受信メモリ部354に対する信号の出力などにより行うことができる。また、このとき同期制御部390から送信装置100aへの送信開始指示信号の送信も行われる。
その後、受信メモリ部354において、復号開始時刻までの時間を観測するためのタイマー起動が要求される(S3108)。
さらに、通信部304を介して送信装置100aから受信された画像データが、順次受信メモリ部354に受け渡される(S3112)。ここで受け渡された画像データは、復号開始時刻まで蓄積される。
そして、S3104において指定された復号開始時刻に到達すると(S3116)、その時点で送受信対象の画像データの受信が終了しているかどうかが判定される(S3120)。ここで、送受信対象の画像データを検出できない場合には、処理はS3104に戻り、当該画像データの送受信タイミングの再調整が行われる。
一方、S3116において、送受信対象の画像データが検出された場合には、当該画像データに対して復号化単位の復号処理が行われる(S3124)。ここでの復号化単位の復号処理は、図5を用いて説明した第1の実施形態に係る復号化単位の復号処理と同様の処理である。
そして、復号化単位での復号処理は、ピクチャ内の全てのラインの処理が終了するまで繰り返され(S3128)、全てのラインの処理が終了した時点で受信処理は終了する。
ここまで、図10〜図14を用いて本発明の第3の実施形態について説明を行った。本実施形態では、受信装置300は、画像データの送信開始時刻を指定する信号を送信装置100aまたは100bへ送信する同期制御部390を備える。
かかる構成によれば、受信装置に対して送信装置が複数存在する通信システム30において、受信側で複数の画像データの管理または統合をする際に、受信装置300がタイミングコントローラの役割を果たし、画像データ間での同期を合わせることができる。
また、同期制御部390は、通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前述の送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を受信メモリ部354内の復号開始指示部に対して指定する。そして、受信メモリ部354内の復号開始指示部は、指定された復号開始時刻に基づいて復号開始時点を決定し、画像データの復号化単位での復号開始の指示を行う。そうすることにより、送信装置間で同期を合わせて送信された画像データについて、通信環境の変動などの影響を吸収しながら、安定して同期された状態で復号を行うことができる。
なお、ここまで説明した第1〜第3の実施形態に共通し、ラインベース・コーデックとして前述のラインベース・ウェーブレット変換を用いる場合には、ラインブロック単位ではなくラインブロックのサブバンド単位で通信パケットを生成することができる。その場合には、受信メモリ部154、254または354において、例えば画像ヘッダから取得されるラインブロック番号及びサブバンド番号に対応する記憶領域を確保し、周波数成分に分解された画像データをラインブロックのサブバンド単位で蓄積してもよい。
このとき、例えばラインブロック単位で復号を行う際に、伝送エラーなどによってサブバンド(またはその一部)の欠落が生じた場合には、ラインブロック内の当該サブバンド以降にダミーデータを挿入し、次のラインブロックからは通常の復号を行ってもよい。
また、本明細書において説明した第1〜第3の実施形態に係る一連の処理をハードウェアで実現するかソフトウェアで実現するかは問わない。一連の処理をソフトウェアで実行させる場合には、ソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ、または例えば図18に示した汎用コンピュータなどを用いて実行される。
図18において、CPU(Central Processing Unit)902は、汎用コンピュータの動作全般を制御する。ROM(Read Only Memory)904には、一連の処理の一部または全部を記述したプログラムまたはデータが格納される。RAM(Random Access Memory)906には、CPU902が演算処理に用いるプログラムやデータなどが一時的に記憶される。
CPU902、ROM904、及びRAM906は、バス908を介して相互に接続される。バス908にはさらに、入出力インタフェース910が接続される。
入出力インタフェース910は、CPU902、ROM904、及びRAM906と、入力部912、出力部914、記憶部916、通信部918、及びドライブ920とを接続するためのインタフェースである。
入力部912は、例えばボタン、スイッチ、レバー、マウスやキーボードなどの入力装置を介して、利用者からの指示や情報入力を受け付ける。出力部914は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)などの表示装置、またはスピーカーなどの音声出力装置を介して利用者に対して情報を出力する。
記憶部916は、例えばハードディスクドライブまたはフラッシュメモリなどにより構成され、プログラム、プログラムデータ、画像データなどを記憶する。通信部918は、第1〜第3の実施形態に係る通信部104、204、または304などに相当し、任意のネットワークを介した通信処理を行う。ドライブ920は、必要に応じて汎用コンピュータに設けられ、例えばドライブ920にはリムーバブルメディア922が装着される。
第1〜第3の実施形態に係る一連の処理をソフトウェアで実行する場合には、例えば図18に示したROM904、記憶部916またはリムーバブルメディア922に格納されたプログラムが、実行時にRAM906に読み込まれ、CPU902によって実行される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、第1〜第3の実施形態における受信メモリ部を、復号部の後に配置してもよい。その場合、受信メモリ部の有する蓄積部は、復号前の画像データではなく、復号済みの画像データを復号化単位で蓄積する。そして、復号開始指示部は、例えば図5に示した手順に従い、画像データの復号ではなく復号済みの画像データの蓄積部から画像アプリ管理部への出力を指示する。
また、第1〜第3の実施形態に係る受信処理(または復号処理)のうち、2種類以上の処理を切り替えながら実行してもよい。例えば、第1〜第3の実施形態に係る処理のうち実行すべき処理を切替えるための切替え情報をヘッダに持たせ、または事前に端末に設定させてもよい。そうした場合には、受信装置は、例えば画像データを受信するステップである図5のS1204、図9のS2104、または図14のS3112において、前述の切替え情報をヘッダまたは事前の端末設定から取得することができる。そして、受信装置は、取得した切替え情報に基づいていずれか1つの処理を選択し、その後の処理を切り替えることができる。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態に関連して説明した通信装置100または通信装置200の各機能のうち、画像データの送信時の機能のみを実装した送信装置を構成してもよい。また、その代わりに、画像データの受信時の機能のみを実装した受信装置を構成してもよい。また、かかる送信装置及び受信装置を含む通信システムを構成してもよい。
第1の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る受信メモリ部の詳細な構成を示すブロック図である。 通信データの一例としてのIPパケットの構成を示す説明図である。 第1の実施形態に係る復号開始時点の判定処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る復号指示処理の流れを示したフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る受信データ分離部及び受信メモリ部の詳細な構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る送信処理の流れを示したフローチャートである。 第2の実施形態に係る受信処理の流れを示したフローチャートである。 第3の実施形態に係る通信システムを概念的に描いた模式図である。 第3の実施形態に係る送信装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る送信処理の流れを示したフローチャートである。 第3の実施形態に係る受信処理の流れを示したフローチャートである。 ウェーブレット変換を行う符号化器の構成例を示すブロック図である。 2次元画像を帯域分割して得られる帯域成分の一例を示す説明図である。 ラインベース・ウェーブレット変換による変換処理を概念的に示した模式図である。 汎用コンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100、200、300 通信装置、受信装置
170 ヘッダ検出部
174、274 蓄積部
176、276 復号開始指示部
156、256、356 復号部
271 第1のヘッダ検出部
270 第2のヘッダ検出部
390 同期制御部
30 通信システム

Claims (12)

  1. 1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信し、前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するヘッダ検出部と;
    前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積する蓄積部と;
    前記ヘッダ検出部により検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定し、前記復号開始時点まで待機した後に前記符号化単位で復号開始を指示する復号開始指示部と;
    前記復号開始指示部からの復号開始の指示を受けて前記蓄積部に蓄積された前記画像データを前記符号化単位で復号する復号部と;
    前記画像データの送信開始時刻を指定する信号を前記画像データの送信元となる装置へ送信する同期制御部と;
    を備え
    前記同期制御部は、通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前記送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を前記復号開始指示部に対して指定し、
    前記復号開始指示部は、指定された前記復号開始時刻にさらに基づいて前記復号開始時点を決定する、
    受信装置。
  2. 前記ヘッダ検出部は、前記画像データに付加された通信ヘッダからデータ送信時点に対応する第1のタイムスタンプを検出する第1のヘッダ検出部と、前記画像データに付加された画像ヘッダから符号化時点に対応する第2のタイムスタンプを検出する第2のヘッダ検出部とを含む、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記復号開始指示部は、前記ヘッダ検出部により検出された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプの時間差に応じて前記復号開始時点を調整する、請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記復号開始指示部は、前記復号開始時点から順次前記符号化単位ごとに許容復号時間を計測し、前記許容復号時間が経過するごとに前記符号化単位での復号開始を指示する、請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記復号開始指示部は、前記符号化単位で復号させる対象の画像データの受信が完了していない場合に、受信が完了していない前記画像データの代わりにダミーデータを挿入する、請求項1に記載の受信装置。
  6. 前記ダミーデータは、復号させる対象の前記画像データと同一のラインまたはラインブロックに対応する1ピクチャ以上前の画像データである、請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記復号開始指示部は、前記符号化単位での前記許容復号時間が終了した時点で、復号させる対象の画像データが残っている場合に、復号させる対象の前記画像データを削除させる、請求項4に記載の受信装置。
  8. 記復号開始指示部は、実行すべき処理を切替えるための切替え情報に基づいて、前記ヘッダ検出部によりピクチャの先頭を認識したことを示す制御情報が出力された後予め設定された一定の時間が経過した時点を前記復号開始時点として決定し、または、前記同期制御部により指定された前記復号開始時刻に基づいて前記復号開始時点を決定する、
    請求項1に記載の受信装置。
  9. 記ヘッダ検出部は、前記画像データに付加された通信ヘッダからデータ送信時点に対応する第1のタイムスタンプを検出する第1のヘッダ検出部と、前記画像データに付加された画像ヘッダから符号化時点に対応する第2のタイムスタンプを検出する第2のヘッダ検出部とを含み、
    前記復号開始指示部は、実行すべき処理を切替えるための切替え情報に基づいて、前記ヘッダ検出部により検出された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプの時間差に応じて前記復号開始時点を調整し、または、前記同期制御部により指定された前記復号開始時刻に基づいて前記復号開始時点を決定する、
    請求項1に記載の受信装置。
  10. 1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信する受信装置における受信方法であって:
    前記画像データの送信開始時刻を指定する信号を前記画像データの送信元となる装置へ送信するステップと;
    通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前記送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を指定するステップと;
    前記送信元となる装置から前記画像データを受信するステップと;
    前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するステップと;
    前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積するステップと;
    指定された前記復号開始時刻及び検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定するステップと;
    決定された前記画像データの復号開始時点まで待機するステップと;
    前記符号化単位で復号開始を指示するステップと;
    蓄積された前記画像データを前記復号開始の指示を受けて前記符号化単位で復号するステップと;
    を含む、受信方法。
  11. 受信装置を制御するコンピュータを:
    1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で符号化された画像データを受信し、前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するヘッダ検出部と;
    前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積する蓄積部と;
    前記ヘッダ検出部により検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定し、前記復号開始時点まで待機した後に前記符号化単位で復号開始を指示する復号開始指示部と;
    前記復号開始指示部からの復号開始の指示を受けて前記蓄積部に蓄積された前記画像データを前記符号化単位で復号する復号部と;
    前記画像データの送信開始時刻を指定する信号を前記画像データの送信元となる装置へ送信する同期制御部と;
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記同期制御部は、通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前記送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を前記復号開始指示部に対して指定し、
    前記復号開始指示部は、指定された前記復号開始時刻にさらに基づいて前記復号開始時点を決定する、
    プログラム。
  12. 1フィールド内のNライン(Nは1以上)に相当する符号化単位で画像データを符号化する圧縮部;
    及び前記符号化単位で符号化された前記画像データの送信を受信装置から指定される送信開始時刻から開始する通信部;
    を備える送信装置と:
    前記符号化単位で符号化され、前記送信装置から送信された前記画像データを受信する通信部;
    前記通信部により受信された前記画像データに付加されたヘッダから前記画像データの復号開始時点を決定するための制御情報を検出するヘッダ検出部;
    前記画像データを前記符号化単位で割当てられた記憶領域にそれぞれ蓄積する蓄積部;
    前記ヘッダ検出部により検出された前記制御情報に基づいて前記画像データの復号開始時点を決定し、前記復号開始時点まで待機した後に前記符号化単位で復号開始を指示する復号開始指示部;
    記復号開始指示部からの復号開始の指示を受けて前記蓄積部に蓄積された前記画像データを前記符号化単位で復号する復号部;
    及び、前記送信開始時刻を指定する信号を前記送信装置へ送信する同期制御部;
    を備える受信装置と:
    を含む通信システムであって、
    前記同期制御部は、通信環境の変動を吸収するための時間間隔を前記送信開始時刻との間に有する復号開始時刻を前記復号開始指示部に対して指定し、
    前記復号開始指示部は、指定された前記復号開始時刻にさらに基づいて前記復号開始時点を決定する、
    通信システム。
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