JP4595291B2 - ポリイミドフィルム及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、加工時に発生するしわと蛇行が改良され、銅箔を代表とする金属箔または金属薄膜が積層された電気配線板の支持体またはフレキシブル印刷回路保護用カバーレイフィルムとして好適なポリイミドフィルムおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリイミドフィルムは、高耐熱性、高電気絶縁性を有することから、耐熱性を必要とする電気絶縁素材として広範な産業分野で使用されており、特に銅箔が積層された電気配線板の支持体としての用途においては、例えばIC等の電気部品と銅箔との接続にはんだを使用することができ、電気配線の小型軽量化が可能となった。これに伴い、フレキシブル印刷回路基板は、その使用範囲が広がり、ポリイミドフィルムの需要もますます伸びている。
【0003】
しかしながら、電気配線板の用途の多様化と共に配線数の高密度化の進展に伴って、電気絶縁支持体としての性能の向上及び加工性改善の要求が一層高まっているのが実情である。
【0004】
しかし、ポリイミドフィルムに大きなタルミがあると、加工中にシワまたは蛇行を生じ、耐熱接着剤をポリイミドフィルム表面に塗布する場合に、塗布ムラ、接着剤ハジキとなり、歩留まりの低下をきたしていた。
【0005】
これに対し、ポリイミドフィルムのタルミ量と片伸びを規定したカールの小さなフレキシブル回路基板(例えば、特許文献1参照)が知られているが、この場合には、ポリイミドフィルムの熱収縮が規定されていないため、ラミネート等でフィルムを加熱したときに収縮し、シワが発生するという問題点があった。
【0006】
また、200℃における熱収縮量が0.05%以下のポリイミドフィルム(例えば、特許文献1参照)も知られているが、この場合には、ポリイミドフィルムの横延伸がなされていないため、タルミ量の大きなフィルムとなるという問題があった。
【0007】
さらに、タルミ量の小さなポリエステルフィルムを、フレキシブルプリント回路に使用することも知られているが、この場合には、はんだ耐熱性が不十分であった。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−327147号公報
【特許文献2】
特開平3−552305号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものであり、加工時に発生するしわと蛇行が改良されたポリイミドフィルムおよびその製造方法の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のポリイミドフィルムは、幅1000mm以上かつ厚みが29ミクロン以下のポリイミドフィルムがロールに30回以上巻き取られたポリイミドフィルムであって、200℃の熱収縮量が0.05%以下、2kg/mの荷重の最大タルミ値が8〜11mmであることを特徴とする。
【0011】
また、上記の特性を有する本発明のポリイミドフィルムの製造方法は、ポリアミド酸の有機溶媒溶液を支持体上に押出または塗布することにより、揮発分を有するかあるいは加熱により収縮を伴うゲルフィルム状に成型した後、このゲルフィルム両端を固定して加熱炉を通過させることにより、乾燥ないし硬化を連続的に行うポリイミドフィルムの製造工程において、固形分に対して主たる揮発分の含有率が400重量%以上の状態において、フィルム幅方向の総延伸量に対して50%以上の割合で横延伸し、次いで総延伸量が1.3倍から1.6倍となるように横延伸することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のポリイミドフィルムは、幅1000mm以上かつ厚みが29ミクロン以下のポリイミドフィルムであって、200℃の熱収縮量が0.05%以下、2kg/mの荷重の最大タルミ値が11mm以下であることから、フレキシブルプリント回路を加工する工程で問題となるシワと蛇行の発生が大幅に減少し、歩留まりを改善することができる。
【0013】
ここで、本発明でいうフィルムのタルミとは、フィルム搬送方向の長さが、幅方向に異なるために、フィルムをロール間に張った時にフィルムが平らでなく所々でこぼこになっている状態、つまりフィルムにつっぱったところとたるんだところができて部分的に平らにならず、フィルムが3次元状になっている状態を意味する。
【0014】
なお、本発明におけるポリイミドフィルムは、ロールに巻き取ったポリイミドフィルムロールとして加工に供されるが、ポリイミドフィルムと巻取コアとを有するポリイミドフィルムロールにおいては、巻取コアーに幅500mm以上のポリイミドフィルムを30回以上巻き取ってなるロールを対象とする。幅500mmに満たないポリイミドフィルムロールでは、フィルム巻き取り工程での巻き込み空気の流路が短いためしわは発生しにくい。また、30回に満たないポリイミドフィルムロールでは、フィルム層間に空気が比較的少ないので、しわは発生しにくいからである。
【0015】
本発明におけるポリイミドフィルムの先駆体であるポリアミド酸は、芳香族テトラカルボン酸類と芳香族ジアミン類とからなり次の式1に示される繰り返し単位で構成されものである。
【0016】
【化1】
【0017】
上記式1において、R1は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基で、その炭素数は25以下であるものとし、R1に結合する2つのカルボキシル基の夫々はR1における芳香族環のアミド基が結合する炭素原子とは相隣接する炭素原子に結合しているものであり、またR2は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基で、その炭素数は25以下であるものとし、アミノ基はR2における芳香族環の炭素原子に結合しているものである。
【0018】
上記の芳香族テトラカルボン酸類の具体例としては、ピロメリット酸、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸、2,3’,3,4’−ビフェニルテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2,3,6,7−ナフタレンジカルボン酸、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル、ピリジン−2,3,5,6−テトラカルボン酸及びこれらのアミド形成性誘導体が挙げられる。ポリアミド酸の製造にあたってはこれらの酸無水物が好ましく使用される。
【0019】
上記の芳香族ジアミン類の具体例としては、パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン、ベンチジン、パラキシリレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1,5−ジアミノナフタレン、3,3’−ジメトキシベンチジン、1,4−ビス(3メチル−5アミノフェニル)ベンゼン及びこれらのアミド形成性誘導体が挙げられる。中でも、少なくともパラフェニレンジアミンを含有させることが好ましい。
【0020】
本発明で使用される有機溶媒の具体例としては、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンなどの有機極性アミド系溶媒が挙げられ、これらの有機溶媒は単独で又は2つあるいはそれ以上を組み合わせて使用してもよい。また、ベンゼン、トルエン、キシレンのような非溶媒と組み合わせて使用してもよい。
【0021】
本発明で用いるポリアミド酸の有機溶媒溶液は、固形分を5〜40重量%、好ましくは10〜30重量%を含有しており、またその粘度はブルックフィールド粘度計による測定値で500〜20000ポイズ、好ましくは、1000〜10000ポイズのものが安定した送液のために好ましい。
【0022】
また、有機溶媒溶液中のポリアミド酸は部分的にイミド化されてもよく、少量の無機化合物を含有してもよい。
【0023】
本発明において、芳香族テトラカルボン酸類と芳香族ジアミン類とはそれぞれのモル数が大略等しくなる割合で重合されるか、その一方が10モル%、好ましくは5モル%の範囲内で他方に対して過剰に配合されてもよい。
【0024】
重合反応は有機溶媒中で撹拌および/または混合しながら、0〜80℃の温度の範囲で10分〜30時間連続して進められるが、必要により重合反応を分割したり、温度を上下させてもかまわない。両反応体の添加順序には特に制限はないが、芳香族ジアミン類の溶液中に芳香族テトラカルボン酸類を添加するのが好ましい。重合反応中に真空脱泡することは、良質なポリアミド酸の有機溶媒溶液を製造するのにとって有効な方法である。また、重合反応の前に芳香族ジアミン類に少量の末端封止剤を添加して重合反応を制御することを行ってもよい。
【0025】
本発明で使用される閉環触媒の具体例としては、トリメチルアミン、トリエチレンジアミンなどの脂肪族第3級アミン及びイソキノリン、ピリジン、ベータピコリンなどの複素環第3級アミンが挙げられるが、複素環式第3級アミンから選ばれる少なくとも一種類のアミンを使用するのが好ましい。
【0026】
本発明で使用される脱水剤の具体例としては、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸などの脂肪族カルボン酸無水物、及び無水安息香酸などの芳香族カルボン酸無水物が挙げられるが、無水酢酸および/または無水安息香酸が好ましい。
【0027】
ポリアミド酸に対する閉環触媒及び脱水剤の含有量は、次の式1、2
【0028】
【数1】
【0029】
【数2】
【0030】
となるようにするのが好ましい。またアセチルアセトンなどのゲル化遅延剤を併用してもよい。
【0031】
以下に、上記ポリアミド酸の有機溶媒溶液からポリイミドフィルムを製造する方法について具体的に説明する。
【0032】
まず、ゲルフィルムを成膜する方法としては、閉環触媒及び脱水剤を含有しないポリアミド酸の有機溶媒溶液をスリット付き口金から支持体上に流延してフィルムに成形し、支持体上で加熱乾燥することにより自己支持性を有するゲルフィルムとなした後、支持体より剥離し、更に高温下で乾燥熱処理することによりイミド化する熱閉環法、及び閉環触媒及び脱水剤を含有せしめたポリアミド酸の有機溶媒をスリット付き口金から支持体上に流延してフィルム状に成形し、支持体上でイミド化を一部進行させて自己支持性を有するゲルフィルムとした後、支持体より剥離し、加熱乾燥/イミド化し、熱処理を行う化学閉環法が代表的な方法である。
【0033】
本発明では、どちらの閉環方法を採用してもよいが、化学閉環法はポリアミド酸の有機溶媒溶液に閉環触媒および脱水剤を含有設備を必要とするものの、自己支持性を有するゲルフィルムが短時間で得られる点でより好ましい。
【0034】
ポリアミド酸に閉環触媒及び脱水剤を含有せしめる方法としては、ポリアミド酸の有機溶媒溶液と閉環触媒及び脱水剤を回転式混合機で混合する方法、ポリアミド酸の有機溶媒溶液を静的混合機に送り込みながら該静的混合機の直前で閉環触媒及び脱水剤を注入する方法、ポリアミド酸の有機溶媒溶液を支持体上に流延した後閉環触媒及び脱水剤に接触させる方法などが挙げられるが、閉環触媒及び脱水剤の含有量及びその均一性の面からは、混合機で混合して閉環触媒と脱水剤とポリアミド酸の有機溶媒溶液との混合液をスリット状口金に送り込む方法が好ましい。
【0035】
この際には、上記混合液の粘度が100〜10000ポイズとなるように、固形分濃度と温度を調整する必要がある。この混合液はポリアミド酸が熱閉環反応し粘度が著しく高くなり口金から吐出できなくなる性質を持っているため、低温(例えば−10℃)に保持する必要がある。
【0036】
上記混合液は、スリット状口金を通ってフィルム状に成型され、加熱された支持体上に流延され、支持体上で熱閉環反応をし、自己支持性を有するゲルフィルムとなって支持体から剥離される。支持体は金属製の回転ドラムやエンドレスベルトであり、その温度は液体または気体の熱媒により、および/または電気ヒーターなどの輻射熱により制御される。
【0037】
ゲルフィルムは、支持体からの受熱および/または熱風や電気ヒータなどの熱源からの受熱により、30〜200℃、好ましくは40〜150℃に加熱されて閉環反応し、遊離した有機溶媒等の揮発分を乾燥させることにより自己支持性を有するようになり、次いで支持体から剥離される。
【0038】
支持体から剥離されたゲルフィルムは、固形分に対して主たる揮発分の含有率が400重量%以上の状態である。
【0039】
このゲルフィルムは、回転ロールにより走行速度を規制しながら走行方向に延伸されるのが好ましい。延伸は140℃以下の温度で1.05〜1.9倍、好ましくは、1.1〜1.6倍、さらに好ましくは、1.1〜1.5倍の倍率で実施される。
【0040】
走行方向に延伸されたゲルフィルムは、テンター装置に導入され、テンタークリップに幅方向両端部を把持されて、テンタークリップと共に走行しながら、固形分に対して主たる揮発分の含有率が400重量%以上の状態で、幅方向へ140℃以下の温度で延伸される。ここでは、乾燥ゾーンに入るまでに、総横延伸量の50%以上を完了することが重要な要件である。すなわち、揮発分の含有率が400重量%未満の状態になると、延伸むらが生じやすく、たるみ量が悪化するため、揮発分の含有率が400重量%以上の状態での幅延伸倍率を総幅延伸倍率の50%以上延伸する必要がある。
【0041】
次いで、ゲルフィルムを、乾燥ゾーンに導入して乾燥しながら横延伸を行い、幅方向の総延伸倍率を1.3倍から1.6倍とする。この工程のフィルム両端を固定して幅方向に延伸するにあたっては、従来はフィルムの幅方向の急激な延伸によりフィルムが破れることやフィルム両端で固定しているピンまたはクリップ部から裂けることなどの不具合を防ぐために、支持体から剥離したフィルムをフィルム中の溶媒量が400重量%以上の範囲においては1.3倍より小さくするというのが通常であった。したがって、フィルムの幅方向に関して中央部と両端部で物性の差異が生じることがあった。
【0042】
溶媒量の乾燥ゾーンにおいては、熱風などにより加熱される前に、漏れ込みエアーと加熱エアーとを排気できるノズルを設置して、乾燥ゾーン内でのフィルム乾燥後の溶媒を含んだエアーと漏れ込みエアーとの混合を防ぐことが望ましい。乾燥ゾーンでの熱風温度は、200〜300℃が好ましい。また熱風だけでなく、輻射加熱を使用してもよい。
【0043】
上記の乾燥ゾーンで乾燥したフィルムは、熱風、赤外線ヒーターなどで15秒から10分加熱される。次いで、熱風および/または電気ヒーターなどにより、250から500℃の温度で15秒から20分熱処理を行う。この場合に急激に加熱すると、平面性を失うため、加熱方法を適宜選択する必要がある。熱処理されたフィルムは、冷却された後巻き取られる。
【0044】
巻き取られた原反フィルムは、適宜スリットされる。なお、本発明のポリイミドフィルム中には、本発明の目的を阻害しない範囲で、高強度化などの目的で異種ポリマーをブレンドしてもよい。また、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、遮光剤、耐電防止剤などの有機添加剤を通常添加される程度添加されていてもよい。さらに、原反フィルムには、プラズマ処理やコロナ放電処理などの易接着性処理がされていてもよい。
【0045】
200℃の熱収縮量を低下させるためには、特開平3−55232号公報、特開平3−55231号公報及び特開平3−55230号公報などに示されるように、フィルム長さ方向の張力を10kg/m以下に保ちながら、熱風、ラジエーションヒーターで、70〜300℃に加熱して1〜60秒の時間加熱処理した後、冷却処理をして低熱収縮を行うことが望ましい。
【0046】
かくして得られる本発明のポリイミドフィルムは、加工時に発生するしわと蛇行が改良され、銅箔を代表とする金属箔または金属薄膜が積層された電気配線板の支持体またはフレキシブル印刷回路保護用カバーレイフィルムとして好適である。
【0047】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに説明するが、実施例における各物性の測定は、次の方法により行った。
[フイルムの熱収縮量]
ポリイミドフィルムを200℃で1時間処理した後の熱収縮率であり、測定方法はJPCA−BM01−1988に準じた。
[フィルムの最大たるみ値]
たるみ値は、フィルムを2本の支柱ロールに掛け、異端を固定して、他端に荷重を掛けた際に生じるフィルムの幅方向(TD)の水平線からのたるみ差を、自重5gでスケール測定した。図1及び図2に示したJPCA−BM01に準拠し、荷重2kg/m、ロール間距離84cmとしてその間の中央で測定した。タルミ値の測定点は幅方向に、フィルム端部から15mmを起点に50mm間隔で測定を行い、もう一方のフィルム端部から15mmの位置までを測定した。最大タルミ値はその値の中で最大のものである。
[加工性]
フレキシブル銅張りポリイミドシートに加工する際の加工性を評価し、次の2基準で判定した。
【0048】
○:加工中にシワ、蛇行を生じることなく安定して加工することができた
×:加工中にシワ、蛇行を生じて歩留まりが低下した。
[実施例1]
乾燥したN,N−ジメチルアセトアミド190.6Kg中に、4,4’−ジアミノジフェニールエーテル20.0024kg(0.1kmol)を溶解し、20℃で撹拌しながら、精製した粉末状のピロメリット酸二無水物21.812kg(0.1kmol)を少量ずつ添加し、1時間撹拌し続けて、透明なポリアミド酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液に、無水酢酸をポリアミド酸単位に対して2.5mol、βピコリンをポリアミド酸単位に対して2.0molを冷却しながら混合し、ポリアミド酸有機溶媒溶液を得た。
【0049】
このポリアミド酸の有機溶媒溶液を−10℃に冷却して定量供給し、スリット幅1.3mm、長さ1800mmのTダイから押し出して、90℃の金属エンドレスベルト上に流延し、自己支持性のあるゲルフィルムを得た。
【0050】
ゲルフィルムを金属エンドレスベルトから剥離して、65℃の温度で、走行方向に1.3倍延伸し、次いでテンタに導入した。この場合の固形分に対する主たる揮発分の含有率は450%であった。
【0051】
次いで、テンターで乾燥ゾーンの入り口まで幅方向に1.3倍延伸して、260℃の温度で40秒間乾燥しながら、総横延伸倍率1.43倍まで延伸した。引き続いて、430℃で1分熱処理し、冷却ゾーンでリラックスさせながら30秒間冷却し、フィルムをエッジカットし、幅2000mm、厚さ25μmのポリイミドフィルム原反を得た。この原反をスリッターにより幅1028mmにスリットした。スリット後、張力5.0kg/m、温度280℃でトンネル型赤外線照射炉に連続的に送り込み20秒間熱処理をした後、炉外で巻き取りながら室温で冷却した(低熱収縮処理)。熱処理中のフィルム張力は送りローラと巻き取りローラの回転速度差で調整した。
【0052】
このようにして得られたポリイミドフィルムに、ポリエステル/エポキシ系の接着剤をロールコータで塗布して、160℃でドライヤーで乾燥した。このフィルムの接着剤を塗布した面に電解銅箔を130℃で加圧ラミネートし、24時間キュアーしてフレキシブル銅張りポリイミドシートを得た。加工中、シワ、蛇行なく安定して加工することができた。
【0053】
得られたポリイミドフィルムの最大タルミ値、熱収縮量及び加工性の評価結果を表1に示す。
[実施例2]
乾燥したN,N−ジメチルアセトアミド190.6Kg中に、4,4’−ジアミノジフェニールエーテル14.002kg(0.07kmol)とパラフェニレンジアミン3.236kg(0.03kmol)を溶解し、20℃で撹拌しながら、精製した粉末状のピロメリット酸二無水物21.812kg(0.1kmol)を少量ずつ添加し、1時間撹拌し続けて、透明なポリアミド酸溶液を得た。
【0054】
このポリアミド酸溶液に、無水酢酸をポリアミド酸単位に対して2.5mol、βピコリンをポリアミド酸単位に対して2.0mol、それぞれ冷却しながら混合し、ポリアミド酸有機溶媒溶液を得た。このポリアミド酸の有機溶媒溶液を−10℃に冷却、定量供給して、スリット幅は、1.3mm、長さ1800mmのTダイから押し出して、90℃の金属エンドレスベルト上に流延し、自己支持性のあるゲルフィルムを得た。
【0055】
次に、ゲルフィルムを金属エンドレスベルトから剥離して、65℃の温度で、走行方向に1.25倍延伸し、次いでテンタに導入した。この場合の固形分に対する主たる揮発分の含有率は420%であった。
【0056】
引き続き、テンターで乾燥ゾーンの入り口まで幅方向に1.18倍延伸して、260℃の温度で40秒間乾燥しながら、総横延伸倍率1.35倍まで延伸した。
【0057】
さらに、430℃で1分熱処理し、冷却ゾーンでリラックスさせながら30秒間冷却し、フィルムをエッジカットし、幅2000mm、厚さ25μmのポリイミドフィルム原反を得た。この原反をスリッターにより幅1028mmにスリットした。スリット後、張力5.0kg/m、温度280℃でトンネル型赤外線照射炉に連続的に送り込み、20秒間熱処理をした後、炉外で巻き取りながら室温で冷却した(低熱収縮処理)。熱処理中のフィルム張力は送りローラと巻き取りローラの回転速度差で調整した。
【0058】
このようにして得られたポリイミドフィルムに、ポリエステル/エポキシ系の接着剤をロールコータで塗布して、160℃でドライヤーで乾燥した。このフィルムの接着剤を塗布した面に電解銅箔を130℃で加圧ラミネートし、24時間キュアーしてフレキシブル銅張りポリイミドシ−トを得た。加工中、シワ、蛇行なく安定して加工できた。
【0059】
得られたポリイミドフィルムの最大タルミ値、熱収縮量及び加工性の評価結果を表1に併記する。
[実施例3]
乾燥したN,N−ジメチルアセトアミド190.6Kg中に、4,4’−ジアミノジフェニールエーテル20.0024kg(0.1kmol)を溶解し、20℃で撹拌しながら、精製した粉末状のピロメリット酸二無水物21.812kg(0.1kmol)を少量ずつ添加し、1時間撹拌し続けて、透明なポリアミド酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液に、無水酢酸をポリアミド酸単位に対して2.5mol、ピリジンをポリアミド酸単位に対して2.0molを、それぞれ冷却しながら混合し、ポリアミド酸有機溶媒溶液を得た。このポリアミド酸の有機溶媒溶液を−10℃に冷却、定量供給し、スリット幅は、1.3mm、長さ1800mmのTダイから押し出して、90℃の金属エンドレスベルト上に流延し、自己支持性のあるゲルフィルムを得た。
【0060】
次いで、ゲルフィルムを金属エンドレスベルトから剥離して、65℃の温度で、走行方向に1.4倍延伸し、引き続いてテンタに導入した。この場合の固形分に対する主たる揮発分の含有率は420%であった。
【0061】
次に、テンターで乾燥ゾーンの入り口まで幅方向に1.31倍延伸して、260℃の温度で40秒間乾燥しながら、総横延伸倍率1.60倍まで延伸した。引き続いて、430℃で1分熱処理し、冷却ゾーンでリラックスさせながら30秒間冷却し、フィルムをエッジカットし、幅2000mm、厚さ12.5μmのポリイミドフィルム原反を得た。この原反をスリッターにより幅1028mmにスリットした。スリット後、張力5.0kg/m、温度230℃でトンネル型赤外線照射炉に連続的に送り込み20秒間熱処理をした後、炉外で巻き取りながら室温で冷却した(低熱収縮処理)。熱処理中のフィルム張力は送りローラと巻き取りローラの回転速度差で調整した。
【0062】
このようにしてえられたポリイミドフィルムに、ポリエステル/エポキシ系の接着剤をロールコータで塗布して、160℃でドライヤーで乾燥した。このフィルムの接着剤を塗布した面に電解銅箔を130℃で加圧ラミネートし、24時間キュアーしてフレキシブル銅張りポリイミドシ−トを得た。加工中、シワ、蛇行なく安定して加工できた。
【0063】
得られたポリイミドフィルムの最大タルミ値、熱収縮量及び加工性の評価結果を表1に併記する。
[比較例1]
実施例1において、ゲルフィルムを金属エンドレスベルトから剥離して、65℃の温度で、走行方向に1.1倍延伸し、次いでテンタに導入した。テンターで乾燥ゾーンの入り口まで幅方向に1.1倍延伸して、260℃の温度で40秒間乾燥しながら、総横延伸倍率1.45倍まで延伸した。
【0064】
それ以外は実施例1と同様にして得られたポリイミドフィルムの最大タルミ値、熱収縮量及び加工性の評価結果を表1に併記する。
[比較例2]
実施例1において、65℃の温度で、走行方向に1.1倍延伸しついでテンタに導入した。テンターで乾燥ゾーンの入り口まで幅方向に1.2倍延伸して、260℃の温度で40秒間乾燥しながら、総横延伸倍率1.27倍まで延伸した。
【0065】
それ以外は実施例1と同様にして得られたポリイミドフィルムの最大タルミ値、熱収縮量及び加工性の評価結果を表1に併記する。
[比較例3]
実施例1において、スリット後トンネル型赤外線照射炉での低熱収縮処理を省略した以外は、実施例1と同様にして得られたポリイミドフィルムの最大タルミ値、熱収縮量及び加工性の評価結果を表1に併記する。
[比較例4]
実施例2において、150℃の温度で、走行方向に1.4倍延伸し、次いでテンタに導入した。固形分に対して主たる揮発分の含有率は390%であった。テンターで乾燥ゾーンの入り口まで幅方向に1.31倍延伸した。
【0066】
それ以外は実施例2と同様にして得られたポリイミドフィルムの最大タルミ値、熱収縮量及び加工性の評価結果を表1に併記する。
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のポリイミドフィルムは、低熱収縮処理後のたるみ量が小さく、加工時に発生するしわと蛇行が改良されたものであることから、銅箔を代表とする金属箔または金属薄膜が積層された電気配線板の支持体またはフレキシブル印刷回路保護用カバーレイフィルムとして好適である。
【0069】
また、本発明のポリイミドフィルムの製造方法によれば、上記の特性を有するポリイミドフィルムを効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の実施例においてフィルムの最大たるみ値を測定するために使用するJPCA−BM01の正面図である。
【図2】は同じく斜視図である。
【符号の説明】
1:スライドスケール
2:加重(2kg)
3:フィルム固定部
Claims (3)
- 幅1000mm以上かつ厚みが29ミクロン以下のポリイミドフィルムがロールに30回以上巻き取られたポリイミドフィルムであって、200℃の熱収縮量が0.05%以下、2kg/mの荷重の最大タルミ値が8〜11mmであることを特徴とするポリイミドフィルム。
- ポリアミド酸の有機溶媒溶液を支持体上に押出または塗布することにより、揮発分を有するかあるいは加熱により収縮を伴うゲルフィルム状に成型した後、このゲルフィルム両端を固定して加熱炉を通過させることにより、乾燥ないし硬化を連続的に行うポリイミドフィルムの製造工程において、固形分に対して主たる揮発分の含有率が400重量%以上の状態において、フィルム幅方向の総延伸量に対して50%以上の割合で横延伸し、次いで総延伸量が1.3倍から1.6倍となるように横延伸することを特徴とする請求項1に記載のポリイミドフィルムの製造方法。
- 横延伸して得られたフィルムを、フィルム長さ方向の張力を10kg/m以下に保ちながら、熱風またはラジエーションヒーターで、70〜300℃に加熱して1〜60秒の時間加熱処理した後、冷却処理をすることを特徴とする請求項2に記載のポリイミドフィルムの製造方法。
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