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JP4577065B2 - スクリーン装置およびこれを用いた再生パルプの製造方法 - Google Patents

スクリーン装置およびこれを用いた再生パルプの製造方法 Download PDF

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JP4577065B2 JP2005102321A JP2005102321A JP4577065B2 JP 4577065 B2 JP4577065 B2 JP 4577065B2 JP 2005102321 A JP2005102321 A JP 2005102321A JP 2005102321 A JP2005102321 A JP 2005102321A JP 4577065 B2 JP4577065 B2 JP 4577065B2
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Description

本発明はスクリーン装置およびこれを用いた再生パルプの製造方法に関する。
従来より、印刷古紙を脱墨再生して再生パルプを製造する方法として、離解・除塵・漂白・分散・脱墨・洗浄の工程を有する方法が知られている。
原料としての新聞紙や雑誌古紙等の印刷古紙はポリ紐等で結束された状態で離解工程に供されることが多いが、ポリ紐等の異物は離解後の除塵工程で分離除去される。
離解後のスラリーからポリ紐等を分離除去する方法としては、所定の大きさの通過孔を有するスクリーンを用いる方法が一般的である。例えば、円筒形のスクリーンと、該スクリーンと同軸に設けられたローターとの間隙にスラリーを供給しつつローターを回転させることにより、スクリーンの通過孔を通過した処理物と、該通過孔を通過できない異物とを連続的に分離する方法がある(例えば下記、特許文献1)。
また、古紙離解後のスラリーが収容される処理槽中に有刺鉄線あるいは鎖、鉄格子等のトラップを設置し、これにポリ紐等を絡ませて定期的に引き上げ、人力で洗浄することによりポリ紐等を除去する方法もある。
特開2003−1933885号公報
しかしながら、従来の円筒形のスクリーンとローターを用いる方法では、ローターにポリ紐が絡みやすく、頻繁にスクリーンを洗浄する必要があり、長期の連続操業ができないという問題がある。
一方、鎖等のトラップを用いる方法では、比較的長いポリ紐は除去し易いが、離解工程中に細かく裁断されたポリ紐等の異物は除去できない、という問題がある。
また、前記特許文献1では、ローターの端面に突起を設けることにより、長い繊維系の異物が装置内で結束したり、大きい塊を形成するのを抑える方法が提案されているが、未だ不十分であり、より効率的に異物を除去でき、より長く連続操業できる方法が望まれている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、古紙やパルプ等を液体に溶かした原料液から、ポリ紐等の異物を効率良く、かつ連続的に除去できるようにしたスクリーン装置およびこれを用いた再生パルプの製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明のスクリーン装置は、液中の異物を除去するスクリーン装置であって、周面に孔径1mm〜4mmの通過孔が設けられている円筒型の第1のスクリーンと、前記第1のスクリーンの内側に該第1のスクリーンと同軸に設けられた回転体とを備えており、前記第1のスクリーン、前記回転体に対向する内側周面上に、前記回転体の回転方向と交わる角度で延びる1本〜6本の凸条を有し、前記回転体は、略円筒型で、周面に周方向等間隔に段部が設けられ、回転方向において回転体の半径が漸次増大しては段部で急激に減少する形状にされており、前記凸条と前記回転体とのクリアランスの最小値が0.1〜30mmであることを特徴とする。
また本発明の再生パルプの製造方法は、紙が液体中に分散されている原料液中の異物を除去するスクリーニング工程を経て再生パルプを製造する方法であって、前記スクリーニング工程は、本発明のスクリーン装置を用いて異物を除去する第1の工程と、前記第1の工程の後に、スリット幅0.08mm〜0.25mmのスリットを有する第2のスクリーンを用いて異物を除去する第2の工程を有することを特徴とする。
本発明のスクリーン装置によれば、液中の異物をより効率良く分離除去することができる。また、異物によるスクリーン通過孔の目詰まりや回転体への絡みを低減させることができるので、回転体の駆動装置への過負荷が生じるのを防止することができる。また、連続処理期間の長期化を図ることができる。
本発明の再生パルプの製造方法によれば、スクリーニング工程において、紙が液体中に分散されている原料液中の異物を、より効率良く分離除去することができる。したがって、後工程に供される原料液中の異物を減少させ、再生パルプの品質を向上させることができる。また、スクリーン装置において、異物によるスクリーン通過孔の目詰まりや回転体への絡みが低減されるので、回転体の駆動装置への過負荷が防止され、連続処理期間の長期化を図ることができる。
まず本発明のスクリーン装置の第1の実施形態を図1〜3を参照しながら説明する。図1は本実施形態のスクリーン装置の概略構成図であり、図2は第1のスクリーンの例を示す斜視図であり、図3は第1のスクリーンおよび回転体の平面図である。
本実施形態のスクリーン装置は、円筒型の第1のスクリーン1と、該第1のスクリーン1の内側に設けられた略円筒型の回転体2と、該第1のスクリーン1および回転体2を収容する円筒型のハウジング3から概略構成されている。回転体2の両端面21a、21bの一方の端面21bには動力源(電動機等)からの回転力を伝達するシャフト29が取り付けられている。
本実施形態において、シャフト29、回転体2、第1のスクリーン1、およびハウジング3は同軸に(中心軸が一致するように)設けられている。
ハウジング3内の軸方向の両端部には、第1のスクリーン1及び回転体2が存在しない空間S1,S2が形成されている。これら両端の空間S1,S2のうち、シャフト29が配置されていない側の空間S1に連通するように原料入口35が形成され、シャフト29が設けられている空間S2に連通するように異物出口38が形成されている。また第1のスクリーン1の外周面とハウジング3の内周面との間の空間に連通するように処理物出口37が設けられている。
回転体2の周面には段部25が周方向等間隔で設けられており、回転方向において、回転体2の半径の大きさが漸次増大しては段部25で急激に減少する形状に形成されている。この段部25で原料を移動させることができるようになっている。
回転体2の両端面21a、21bのうち、シャフト29が設けられている側の端面21b上には回転体側突起22が突設されている。また、ハウジング3の両端面31a、31bのうち、該回転体側突起22と対向する端面31bの内面上にもハウジング側突起32が設けられている。
これら回転体側突起22およびハウジング側突起32は、これに接触するポリ紐等の異物を切断するための鋭利な角を有している。
回転体側突起22およびハウジング側突起32の数や、鋭利な角の角度などは任意でよいが、回転体2は回転するので、回転体側突起22は重量バランスを考慮することも重要である。回転体側突起22は複数個配置してもよく、例えば、回転体2の軸(シャフト29の中心)を中心とする同心円上に数個づつ、複数の円上に配置する方法などを採用することができる。
回転体側突起22の寸法形状は回転体2の回転の抵抗とならず、しかも異物が切断し易いように、径方向において薄く形成することが好ましく、例えば10mm程度とすることができる。回転体側突起22の円周方向の寸法は、回転体側突起22の軸方向の突出量に応じて、回転体2から回転体側突起22が脱落するのを防止できる程度の強度が得られる寸法があればよい。軸方向への回転体側突起22の突出量は、空間S2の大きさにもよるが、目安としては5〜100mm程度が好ましく、20〜50mm程度が更に好ましい。回転体側突起22の突出量が小さ過ぎると異物の切断効果が低下し、逆に突出量が大き過ぎると回転体2の回転抵抗が大きくなり、好ましくない。また、回転体側突起22は激しく異物に接触するため、摩耗防止のために回転先端側にステライト盛りなどの硬化肉盛りを実施したり、硬化処理を施すことも有効である。
一方、ハウジング側突起32は、重量バランスの問題がないので取付の配置、角度、寸法、形状などの制約は少なく、特に限定されるものではない。
本実施形態では、図では省略しているが、回転体側突起22はシャフト29を中心とする複数の同心円上に、それぞれに複数個ずつ設けられており、ハウジング側突起32は回転体側突起22より若干大きく形成され、1個設けられている。
第1のスクリーン1は、図2,3に示すように、中空の円筒型で、周面に多数の通過孔11が設けられている。
また第1のスクリーン1の回転体に対向する周面上、本実施形態では内周面上には凸条12が設けられている。この凸条12により回転体2とその外側に配置されている第1のスクリーン1との間に形成されるスクリーニングゾーン10が部分的に狭められ、その結果、スクリーニングゾーン10内に滞留しているポリ紐などが切断されたり、ほぐされるようになっている。
凸条12が設けられていない部位における、第1のスクリーン1の内周面と回転体2とのクリアランス(間隙)の大きさは、最も狭いところC1で0.1〜40mm程度が好ましく、0.15〜25mm程度がより好ましい。最も広いところC2は10〜150mm程度であることが好ましく、10〜100mm程度がより好ましい。
また第1のスクリーン1の端部には、該第1のスクリーン1をハウジング3に固定するための固定端面13が設けられている。
第1のスクリーン1の外周面上には、周面の強度を増すための円環状のリブ14が、軸方向において等間隔で複数設けられている。
通過孔11の大きさは、孔径が1.0〜4.0mmであることが好ましく、より好ましくは1.0mm〜3.0mmであり、更に好ましくは1.5mm〜2.5mmである。孔径が上記範囲であれば、パルプ繊維は通り易く、かつポリ紐を効率よく分離することができる。なお、本発明における「通過孔の孔径」とは、通過孔の中心を通る最も大きい径をいう。通過孔11が丸孔の場合は、孔径は直径に相当する。
通過孔11の形状は、ポリ紐を効率良く分離して除去するためには丸孔が好ましい。
凸条12の平面形状は、凸条12の長さ方向が、回転体2の回転方向と交わる角度になっていればよく、特に限定されない。ポリ紐を効率良く切断したり、ほぐすためには、凸条12の長さ方向と回転体2の回転方向との角度が30〜90°程度であることが好ましく、45〜90°程度がより好ましい。
本実施形態では直線状の凸条12が、回転体2の回転軸方向に対して平行、すなわち回転体2の回転方向に対して直角となるように設けられている。凸条12の形状の変形例としては、例えば、螺旋状であってもよく、図7に示すようなV字状(く字状)であってもよい。
凸条12を長さ方向に垂直な面で切って得られる断面の形状および寸法は特に限定されない。処理中の付加圧力によって第1のスクリーン1から凸条12が脱落するのを防止できる程度の強度が得られる断面形状および断面寸法が好ましい。本実施形態では、凸条12の断面形状は矩形である。
第1のスクリーン1の周方向における凸条12の幅は、小さすぎるとポリ紐等を切断したり、ほぐす効果が十分に得られず、該幅が大きすぎると回転体2の回転抵抗が増大するので好ましくない。したがって、凸条12の幅は2〜20mm程度が好ましく、3〜15mm程度がより好ましい。
第1のスクリーン1の径方向における凸条12の高さは、これによって凸条12と回転体2とのクリアランス(間隙)C3の大きさが決まる。凸条12と回転体2とのクリアランスC3が大きすぎるとポリ紐等を切断したり、ほぐす効果が十分に得られず、該クリアランスC3が小さすぎると回転体2の回転抵抗が増大するので好ましくない。該クリアランスC3は0.1〜30mmの範囲が好ましく、0.1〜15mmの範囲がより好ましい。
回転体2の回転軸方向において、凸条12は連続していなくてもよく、断続的に設けられていてもよい。ポリ紐等を切断したり、ほぐす効果の点からは連続していることが好ましい。
回転体2の回転軸方向における、凸条12が設けられている部分の長さ(凸条が断続的に設けられている場合は、設けられている部分の長さの合計)は、第1のスクリーン1の長さと同じであってもよく、これよりも短くてもよい。短すぎるとポリ紐等を切断したり、ほぐす効果が十分に得られないので、回転体2の軸方向の長さ全体のうちの、凸条12が設けられている部分の長さが80%以上であることが好ましく、95%以上がより好ましい。
第1のスクリーン1の周方向における凸条12の数は、第1のスクリーン1の直径の大きさにもよるが、工業的に通常使用する程度の大きさ(直径が300〜2000mm程度)のものであれば1本〜6本が望ましい。更に望ましくは2本〜4本である。凸条12の本数が多すぎるとポリ紐が細かくなりすぎてスクリーンを通過する異物が増えるため除去効率が低下する。
凸条12を複数本設ける場合、第1のスクリーン1の周方向における間隔は任意であるが、等間隔に設けることが好ましい。
かかる構成のスクリーン装置において、原料入口35より供給された原料液は、回転する回転体2とその外側に配置されている第1のスクリーン1との間に形成されるスクリーニングゾーン10に入り、ここで異物が選別される。回転体2の回転により第1のスクリーン1の通過孔11を通過した処理物は処理物出口37より取り出される。第1のスクリーン1の通過孔11を通過できない異物は処理物から分離され、回転しながら回転体2の端面21b部に達し、空間S2を経て異物出口38から排出される。
本実施形態のスクリーン装置によれば、第1のスクリーン1の内周面上に凸条12が設けられており、これによって原料液中のポリ紐等の異物が切断されたり、ほぐされる効果が得られる。これにより異物の除去効率が向上する。また、異物によるスクリーン通過孔の目詰まりや回転体への絡みが低減され、連続処理期間の長期化を図ることができる。
以下、本発明のスクリーン装置の第2の実施形態を図4〜6を参照しながら説明する。図4は本実施形態のスクリーン装置の概略構成図であり、図5は第1のスクリーンの例を示す斜視図であり、図6は第1のスクリーンおよび回転体の平面図である。
本実施形態のスクリーン装置は、円筒型の第1のスクリーン50と、該第1のスクリーン50の外側に設けられた回転体60と、該第1のスクリーン50および回転体60を収容する円筒型のハウジング70から概略構成されている。回転体60の一端部には動力源(電動機等)からの回転力を伝達するシャフト69が取り付けられている。
本実施形態において、シャフト69、回転体60、第1のスクリーン50、およびハウジング70は同軸に設けられている。
回転体60は、回転軸方向に延びる細板状のフォイル61が複数本、周方向等間隔で配置されており、該フォイル61の長さ方向の複数箇所が、円環部材62の内周面に固定されており、回転体60の周面は格子状となっている。回転体60の径方向におけるフォイル61の厚さは、回転方向における前方から後方に向かって漸次減少している。
周方向における各フォイル61の幅は特に制限されないが、30〜200mm程度が好ましく、50〜150mm程度がより好ましい。
ハウジング70の周面には、第1のスクリーン50の外周面と回転体60との間の空間に連通する原料入口(図示略)、および該原料入り口と回転体60を挟んで略反対側には第1のスクリーン50の外周面と回転体60との間の空間に連通する異物出口(図示略)が設けられている。また第1のスクリーン50内部の空間に連通するように処理物出口77が設けられている。
第1のスクリーン50は、図5,6に示すように、中空の円筒型で、周面に多数の通過孔11が設けられている。
また第1のスクリーン1の回転体に対向する周面上、本実施形態では外周面上には凸条52が設けられている。この凸条52により回転している回転体60のフォイル61と、その内側に配置されている第1のスクリーン50とのクリアランスが部分的に狭められ、ポリ紐等の異物がこのクリアランス内を通過する際に切断されたり、ほぐされるようになっている。
凸条52が設けられていない部位における、第1のスクリーン50の外周面と、回転体60のフォイル61とのクリアランス(間隙)C4の大きさは、最も狭いところで1〜40mm程度であることが好ましく、1〜25mm程度がより好ましい。
また第1のスクリーン50の端部には、該第1のスクリーン50をハウジング70に固定するための固定端面53が設けられている。
第1のスクリーン50の内周面上には、周面の強度を増すための円環状のリブ54が、軸方向において等間隔で複数設けられている。
通過孔11の大きさや形状は前記第1の実施形態と同様である。
凸条52の平面形状、角度、断面形状、幅、長さ、周方向における数については前記第1の実施形態と同様である。
第1のスクリーン50の径方向における凸条52の高さは、これによって凸条52と回転体60(フォイル61)とのクリアランス(間隙)C5の大きさが決まる。凸条52とフォイル61とのクリアランスC5が大きすぎるとポリ紐等を切断したり、ほぐす効果が十分に得られず、該クリアランスC5が小さすぎると回転体2の回転抵抗が増大するので好ましくない。該クリアランスC5は0.1〜30mmの範囲が好ましく、0.1〜15mmの範囲がより好ましい。
かかる構成のスクリーン装置において、原料入口より供給された原料液は、回転する回転体60(フォイル61)とその内側に配置されている第1のスクリーン50との間に形成されるスクリーニングゾーンに入り、ここで異物が選別される。回転体60の回転により第1のスクリーン50の通過孔11を通過した処理物は処理物出口77より取り出される。第1のスクリーン50の通過孔11を通過できない異物は処理物から分離され、回転体60の回転に伴って移動し、原料入口75の反対側に設けられた異物出口から排出される。
本実施形態のスクリーン装置によれば、第1のスクリーン1の外周面上に凸条52が設けられており、これによって原料液中のポリ紐等の異物が切断されたり、ほぐされる効果が得られる。これにより異物の除去効率が向上する。また、異物によるスクリーン通過孔の目詰まりや回転体への絡みが低減され、連続処理期間の長期化を図ることができる。
図7は第2の実施形態における第1のスクリーン50の変形例を示した斜視図である。
本例が第2の実施形態と異なる点は、第1のスクリーン50の外周面に設けられる凸条55が、略く字状に設けられている点である。本例における回転体60の回転方向は、例えば図中矢印で示すように略く字状の頂部55Aから裾部55B向かう方向とすることができるが、これと反対向きでも使用可能である。
本例における凸条55と回転体60の回転方向とのなす角度は90〜30°が好ましく、90〜45°がより好ましい。
本例においても、第2の実施形態と同様の作用効果が得られる。
また特に、凸条53が略く字状に設けられているので、回転軸方向の両端部側から原料液が供給される2インレットの場合に、濃縮されたポリ紐等の異物がより効率良く切断されたり、ほぐされる等の効果が得られる。
なお、凸条を回転方向に対して所定角度の斜めに設けたり、螺旋状にしてもよく、凸状の形状および回転方向によって原料液や濃縮された異物の流れを変えて、作業効率を向上させることができる。
以下、本発明の再生パルプの製造方法の一実施形態を説明する。
本発明における原料液は、紙が液体中に分散されているものであり、好ましくは印刷古紙を離解して得られるスラリーである。
印刷古紙の例としては、(1)新聞紙、(2)微塗工紙、(3)高灰分の塗工紙、(4)非塗工紙等、灰分を7〜35質量%含む古紙等があげられる。これらの中でも、本発明の効果が顕著に現れるのは、一般家庭より排出されるポリ紐などで結束された回収新聞古紙や雑誌古紙等である。
・離解工程(A工程)
スクリーニング工程の前に、離解工程を行うことが好ましい。
離解工程は、既知の手法を用いることができ、例えば以下のようにして行うことができる。
まずパルパーに、原料となる紙、好ましくは印刷古紙と、固形分濃度12〜18質量%になるように稀釈水を入れて離解・分散してパルプスラリー(原料液)を得る。
離解時に、薬品(水酸化ナトリウム)を、パルプの質量(No.2定性ろ紙受け固形分の質量、以下、単にパルプということがある)に対して0〜1.0質量%、好ましくは0〜0.5質量%加えてもよい。また、脱墨剤をパルプに対して0〜0.5質量%、好ましくは0.03〜0.3質量%を加えてもよい。脱墨剤は、パルプ繊維への浸透性が強く、インキの剥離性の強いものが好ましい。インキの剥離性の強い脱墨剤の具体例としては、高級アルコール系脱墨剤があり、例えば、花王(株)社製のDI−7020、DI−7030、DI−767、日新化学研究所(株)社製のDIA−Z−100、DIA−Z−5000、東邦化学(株)社製のネオスコアFW−780、ネオスコアFW−790、ネオスコアFW−795、FT−466、FT−467、FT−470、FT−487、B−B剤、第一工業製薬(株)ダイホープ940、ダイホープ960、日華(株)リポブライトDP−810等がある。
離解時間は10〜30分が好ましく、より好ましくは10〜25分、更に好ましくは10〜18分である。離解温度は10〜50℃が好ましく、より好ましくは30〜50℃である。
離解工程で得られたパルプスラリーは、固形分濃度が5質量%以下となるまで稀釈してから、次のスクリーニング工程を行うことが好ましい。稀釈には、後述する脱墨工程や洗浄工程での処理水を使用することが歩留まり向上になるので得策である。
・スクリーニング工程(B工程)
スクリーニング工程では、本発明にかかるスクリーン装置を用いてパルプスラリー(原料液)中の異物を除去する第1の工程(以下、B1工程ということがある)と、該第1の工程(B1工程)で得られる処理物を、さらにスリット幅0.08mm〜0.25mmのスリットを有する第2のスクリーンを用いて異物を除去する第2の工程(以下、B2工程ということがある)を行う。
B1工程とB2工程とは順番が入れ替わってなければ、連続している必要は無い。また、クリーナーによる処理工程を組み合わせてもよく、その他の処理工程を組み合わせてもよい。
B1工程では、上記第1の実施形態または第2の実施形態のスクリーン装置を用いることが好ましい。
B1工程における回転体2(60)の周速(円周方向の速度)は、5m/秒〜25m/秒が望ましい。更に望ましくは10m/秒〜20m/秒である。
本発明のスクリーン装置にあっては、内部にポリ紐等を切断する仕組みを有するため、回転体周速は比較的遅くても除去効率が良く、また問題無くポリ紐が粕側へ排出される。回転体周速が5m/秒未満および25m/秒以上では、除去効率が低下する。
また、B1工程において、第1のスクリーン1(50)の通過孔11におけるパルプスラリー(原料液)の通過流速が0.2m/秒〜3.0m/秒が望ましい。更に望ましくは0.2m/秒〜2.0m/秒である。なお、ここでの通過流速は、第1のスクリーン1(50)を通過して排出される処理物の、単位時間当たりの排出量(単位;m/秒)を、第1のスクリーン1(50)における開口面積(通過孔11の面積の合計、単位;m)で除した値(単位;m/秒)である。
本発明のスクリーン装置にあっては、スクリーン内部にポリ紐をカットする仕組みを有するため、スクリーン通過流速は比較的早くても除去効率が良く、また問題無くポリ紐が粕側へ排出される。0.2m/秒未満および3.0m/秒以上では、除去効率が低下する。
かかる通過孔11における通過流速はパルプスラリー(原料液)の粘度によって制御することができる。
B2工程は、所定の大きさのスリットを備えた公知のスリットスクリーン(第2のスクリーン)を用いて実施することができる。
B1工程で除去されず、B1工程のスクリーン装置から排出される処理物に含まれている微細なポリ紐等の異物、および丸孔では除去され難い粘着物質等を効率よく分離除去するために、スリット幅が0.08mm〜0.25mmであることが望ましく、より望ましくは0.08mm〜0.20mmであり、更に望ましくは0.10mm〜0.15mmである。スリット幅が0.08mm未満ではパルプ処理量が低下し、0.25mmより広くなると除去効率が低下する。
第2のスクリーン(スリットスクリーン)の形状は特に限定されず、切削タイプ、一定の型をしたバーを連続的に配置したバータイプ等を適宜用いることができる。
・漂白工程(C工程)
スクリーニング工程を経たパルプスラリーを漂白する漂白工程を設けることが好ましい。
漂白工程は薬品を使用してパルプを白くする工程であり、古紙の漂白には一般的には過酸化水素、ハイドロサルファイド(亜ニチオン酸ナトリウム)、二酸化チオ尿素、ハイポ(チオ硫酸ナトリウム)等が使用される。好ましくは過酸化水素が用いられる。
過酸化水素を用いて漂白する場合は、過酸化水素を、パルプに対して0.5〜4.0質量%、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)をパルプに対して1.5〜3.0質量%、および珪酸ソーダ(珪酸ナトリウム)をパルプに対して0.5〜1.0質量%(NaOHとして)添加して行うことが好ましい。漂白時間は1〜4時間が好ましい。、漂白工程に供されるパルプスラリーの固形分濃度は20〜35質量%が好ましい。漂白温度は50〜75℃が望ましい。
・分散工程(D工程)
漂白工程の後、分散工程を行うことが好ましい。分散工程は、ディスパーザーで繊維からインキを剥離・分散させる工程である。
ディスパーザー処理に供されるパルプスラリーの固形分濃度は20〜50質量%が好ましい。処理温度は40〜90℃が好ましい。
・脱墨処理工程(E工程)
分散工程後、脱墨処理工程を行うことが好ましい。
脱墨処理工程は、脱墨剤が添加されたパルプスラリーを、フローテーター(OK式フローテーター)に供し、空気にインキを吸着させインキを系外に除去する工程である。フローテーターに供されるパルプスラリーの固形分濃度は0.7〜1.5質量%が好ましい。フローテーター処理温度は10〜50℃が望ましく、より望ましくは30〜45℃である。
脱墨剤としては、インキ凝集性の強い脱墨剤として、脂肪酸あるいは、脂肪酸誘導体系の脱墨剤があるが、例えば、脂肪酸の場合、花王(株)社製のDI−254(オレイン酸)、第一工業製薬(株)社製のK−4004−D等がある。また、脂肪酸誘導体系の場合、花王(株)社製のDI−1120、DI−1050、日新化学研究所(株)社製のDIY−23543、第一工業製薬(株)社製のペーパーエイドW等がある。
インキ凝集性の強い脱墨剤を用いる場合、ディスパーザー処理(分散工程)の直前に添加することが好ましい。この場合、脱墨剤の添加量はパルプに対して0.5質量%以下が好ましい。より好ましくは0.04〜0.10質量%である。
また脱墨剤がパルプスラリー中に均一に混合できれば、漂白工程で脱墨剤を添加してもかまわない。
・洗浄脱水処理工程
脱墨処理工程後、洗浄脱水処理工程を行うことが好ましい。この工程はフローテーターで取り除けなかった微細なインキを洗浄脱水する工程で、固形分濃度が0.6〜1.5質量%のパルプスラリーを、清水で洗浄しながら、固形分濃度15〜35質量%となるまで脱水を行なう。
洗浄装置としては、ディスクシックナー、あるいは、バルブレスフィルター、または、DDウオッシャー等を用いることができる。
なお、前記スクリーニング工程と漂白工程との間などの途中段階で、パルプスラリー中の灰分を除去する目的で適宜洗浄脱水処理を設けてもよい。そうすることにより、後段で使用される漂白剤や脱墨剤の添加率を抑えることができ有効である。洗浄装置としては、フォールウオッシャー(栄工機(株))、DNTウオッシャー(相川鉄工(株))、エキストラクター等を用いることができる。
本実施形態の再生パルプの製造方法によれば、B1工程において、第1のスクリーン1(50)の周面上に設けられた凸条12(52、55)により、原料液中のポリ紐等の異物が切断されたり、ほぐされる。このように切断されたり、ほぐされたポリ紐等のうち、大きいものは、回転体に絡まることなくスクリーン装置の異物出口から排出され、細かいものは通過孔1を通過する。第1のスクリーン1(50)の通過孔11を通過した細かな異物は、スリットスクリーンを用いたB2工程で効率的に分離除去される。したがって、異物が高度に除去された処理物が、後工程に供されるので、ポリ紐等の異物の混入が少ない高品質の再生パルプを製造することができる。またB1工程の連続操業時間が長期化され、製造効率を向上することができる。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
以下の実施例および比較例において、特にことわりが無い限り原料濃度は灰分込みの固形分濃度であり、薬品添加率は質量%である。
以下の実施例および比較例において得られた製品パルプ(再生パルプ)の品質について下記の方法で評価した。
(1)ポリ紐の測定方法
まず、100BDgの再生パルプを固形分濃度1質量%で離解した後、得られたパルプスラリーを大型ゴーザムスクリーン(熊谷理機工業(株)社製)で、スクリーン処理速度30L/mの流水で処理した。スクリーンとしては50メッシュスクリーンを用い、処理時間は15分間とした。
次いで、スクリーン処理後の残渣に10BDg/mとなるように漂白針葉樹パルプを加え、角型手抄きシートマシンでシート状に加工後、ロータリードライヤーで乾燥させた。
こうして得られたシートに含まれる長さ1.0mm以上のポリ紐の個数と長さを、触診針で確認しながら測定した。単位は個数:個/100BDg、長さ:mm/個(平均値)とした。
(2)粘着物測定方法
まず、100BDgの再生パルプを固形分濃度1質量%で離解した後、得られたパルプスラリーを大型ゴーザムスクリーン(熊谷理機工業(株))で、スクリーン処理速度30L/mの流水で処理した。スクリーンとしてはスリット巾0.15mmのスリットスクリーンを用い、処理時間は7分間とした。
次いで、スクリーン処理後の残渣に10BDg/mとなる様に漂白針葉樹パルプを加え、角型手抄きシートマシンでシート状に加工後、ロータリードライヤーで乾燥させた。
こうして得られたシートに含まれる、大きさ0.08mm以上の粘着物の個数と面積を触診針で確認しながら測定した。単位は個数:個/100BDg、面積:mm/個(平均値)とした。
(3)連続操業時間
本発明の効果を示す指標の一つとして、B工程を、スクリーンの洗浄をせずに連続して操業できる時間(日数)を測定した。
(実施例1)
本発明にかかるスクリーン装置以外の装置は王子製紙(株)春日井工場の完成パルプ120ADT/Dの脱墨パルプ製造設備を使用した。
〔スクリーン装置〕
B1工程で使用するスクリーン装置は、図1〜3に示す第1の実施形態の構成を備えた装置を用いた。具体的には、S−スクリーンS−32A型(三菱重工社製)のスクリーンバスケット(円筒型の第1のスクリーン)を、凸条12を設けたものに変更して使用した。なお、このスクリーンバスケットには回転体側突起22およびハウジング側突起32は設けられていない。
この装置の回転体2は、周面の4箇所に段部25が設けられている。
第1のスクリーン1の内径寸法は810mm(32インチ)とし、周面の通過孔11は直径2.2mmの丸孔とした。第1のスクリーン1の内周面上には、回転軸方向と平行に延び、回転軸方向における長さが第1のスクリーン1と同じ長さで、高さが6mm、幅が9mmの凸条12を、周方向等間隔で2本設けた。
第1のスクリーン1の凸条12が無い部分において、第1のスクリーン1と回転体2とのクリアランスの最小値C1は13mmであり、凸条12と回転体2とのクリアランスC3の最小値は7mmである。
〔再生パルプの製造〕
結束紐(ポリ紐)を含む新聞紙、及びフィルム類を含む雑誌古紙を主体とする古紙(ポリ紐及びポリフィルム含有量;約2質量%)の原料をパルパーに仕込み、固形分濃度15質量%となるように希釈水を加えた。さらに、水酸化ナトリウムを固形分に対して0.3質量%、高級アルコール系脱墨剤(花王社製、DI−7020)を固形分に対して0.15質量%添加し、離解時間15分、離解温度35℃で離解した(A工程)。
離解後得られたパルプスラリーを固形分濃度3.6質量%に稀釈し、スクリーン処理工程(B1工程)に供した。
B1工程は、回転体2の周速が16m/秒、第1のスクリーンの通過孔における原料液の通過流速が1.5m/秒の条件で行った。
B1工程で得られた処理物をB2工程に供した。B2工程は、スクリーンスリット幅が0.15mmのバータイプのスリットスクリーンを備えたスクリーン装置(製品名;GF−1000型、相川鉄工(株)社製)を用いて行った。
B2工程の処理条件は周速15m/秒、通過流速0.5m/秒とした。
B2工程後に得られたパルプスラリーを、既存の脱墨パルプ製造設備にて漂白処理した(C工程)。漂白条件は、過酸化水素添加率をパルプ(固形分)に対して3.0質量%、水酸化ナトリウム添加率をパルプに対して2.3質量%、珪酸ナトリウム添加率をパルプに対して0.7質量%(水酸化ナトリウム換算)、パルプ濃度(固形分濃度)を約28質量%、漂白時間2時間30分、漂白温度65℃として行った。
次いで、漂白処理したパルプスラリーを分散処理した(D工程)。ディスパーザー処理におけるパルプ濃度は28質量%、処理温度は65℃とした。
続いて脱墨処理(E工程)を行った。脱墨条件は、特殊脂肪酸誘導体(花王社製、DI−1120)の添加率をパルプ(固形分)に対して0.20質量%、フローテーター処理時の固形分濃度1.2質量%、フローテーター処理温度42℃、処理時間20分とした。
その後、ディスクシックナーで洗浄脱水処理(F工程)し、固形分濃度が10質量%の再生パルプを得た。
得られた再生パルプのポリ紐の個数、長さ、および粘着物の個数、面積、そして、除塵工程(B工程)の連続操業時間を測定した。
(実施例2)
実施例1において、第1のスクリーン1の丸孔の大きさを1.6mmφに変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(実施例3)
実施例1において、第1のスクリーン1の丸孔の大きさを3.5mmφに変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(実施例4)
実施例1において、第1のスクリーン1における凸条の形状を、図7に示すような略く字状にした。凸条と回転体2の回転方向とのなす角度は45°とした。それ以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(実施例5)
実施例1において、第1のスクリーン1における凸条12の本数を、周面方向において等間隔で4本に変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(実施例6)
実施例1において、第1のスクリーンの通過孔における原料液の通過流速を0.8m/秒に変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(実施例7)
実施例1において、第1のスクリーンの通過孔における原料液の通過流速を2.5m/秒に変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(実施例8)
実施例1において、B2工程におけるスクリーンスリット巾を0.175mmに変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(比較例1)
実施例1において、第1のスクリーン1に凸条12を設けなかった以外は実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(比較例2)
実施例1において、第1のスクリーン1の通過孔を丸孔から幅0.25mmのスリットに変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(比較例3)
実施例1において、第1のスクリーン1の通過孔を丸孔から幅0.25mmのスリットに変更し、かつ第1のスクリーン1に凸条12を設けなかった以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
(比較例4)
実施例1において、B2工程におけるスクリーンスリット巾を0.30mmに変更した以外は、実施例1と同様にして再生パルプを製造し、評価した。
以上の結果を表1に示す。
Figure 0004577065
表1の結果より、実施例1と比較例1を比べると、凸条を有する第1のスクリーンを用いてB1工程を行うことにより、凸条が無い場合に比べて、再生パルプに残留するポリ紐および粘着物の数が大幅に減少され、B工程の連続操業時間も長くなることがわかった。
比較例2の結果より、第1のスクリーンに凸条が設けられていても、通過孔が幅0.25mmのスリットであると、丸孔の場合に比べて再生パルプに残留するポリ紐および粘着物が多くなり、B工程の連続操業時間が短くなることがわかった。
実施例1と比較例4を比べると、B2工程におけるスリットスクリーンのスリット幅を0.3mmとすると、再生パルプに、細かいポリ紐および粘着物が多く残留することがわかった。
本発明にかかるスクリーン装置の第1の実施形態を示す概略構成図である。 図1の装置にかかる第1のスクリーンの例を示す斜視図である。 図1の装置にかかる第1のスクリーンの例の平面図である。 本発明にかかるスクリーン装置の第2の実施形態を示す概略構成図である。 図4の装置にかかる第1のスクリーンの例を示す斜視図である。 図4の装置にかかる第1のスクリーンの例の平面図である。 図4の装置にかかる第1のスクリーンの変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1、50…第1のスクリーン、
2、60…回転体、
3、70…ハウジング、
11…通過孔、
12、52、55…凸条。

Claims (4)

  1. 液中の異物を除去するスクリーン装置であって、
    周面に孔径1mm〜4mmの通過孔が設けられている円筒型の第1のスクリーンと、前記第1のスクリーンの内側に該第1のスクリーンと同軸に設けられた回転体とを備えており、
    前記第1のスクリーン、前記回転体に対向する内側周面上に、前記回転体の回転方向と交わる角度で延びる1本〜6本の凸条を有し、
    前記回転体は、略円筒型で、周面に周方向等間隔に段部が設けられ、回転方向において半径が漸次増大しては段部で急激に減少する形状にされており、
    前記凸条と前記回転体とのクリアランスの最小値が0.1〜30mmであることを特徴とするスクリーン装置。
  2. 前記第1のスクリーンの通過孔が丸孔である請求項1記載のスクリーン装置。
  3. 紙が液体中に分散されている原料液中の異物を除去するスクリーニング工程を経て再生パルプを製造する方法であって、
    前記スクリーニング工程は、請求項1または2に記載のスクリーン装置を用いて異物を除去する第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、スリット幅0.08mm〜0.25mmのスリットを有する第2のスクリーンを用いて異物を除去する第2の工程を有することを特徴とする再生パルプの製造方法。
  4. 前記第1の工程における前記回転体の周速が5m/秒〜25m/秒で、且つ前記第1のスクリーンの通過孔における原料液の通過流速が0.2m/秒〜3.0m/秒である請求項記載の再生パルプの製造方法。
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