JP4575611B2 - 頸椎症医療補助具 - Google Patents
頸椎症医療補助具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4575611B2 JP4575611B2 JP2001089451A JP2001089451A JP4575611B2 JP 4575611 B2 JP4575611 B2 JP 4575611B2 JP 2001089451 A JP2001089451 A JP 2001089451A JP 2001089451 A JP2001089451 A JP 2001089451A JP 4575611 B2 JP4575611 B2 JP 4575611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- cervical spondylosis
- medical aid
- chin rest
- shoulder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、頸椎症患者に適用して症状を緩和するための頸椎症医療補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
頸椎症患者は、頸椎骨の過骨化や変形などにより神経を圧迫することによる四肢のしびれなどを症状と訴える。頸椎症の症状の軽快や緩和又は治療法として、首を牽引したり、顎部の下に回した帯を引っ張って首の後側を伸展する方法が実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような伸展に用いられる器具は、牽引具つまりワイヤを支持するための支柱を備えているため、重量が重く、また、患者に座位姿勢を取らせる必要があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、必要で有れば常時装着することのできる頸椎症医療補助具を提供することにある。
本発明の他の目的は、起立中であっても歩行中であっても使用可能な頸椎症医療補助具を提供することにある。
本発明の更なる目的は、軽量な頸椎症医療補助具を提供することにある。
本発明の別の目的は、安価に製造することのできる頸椎症医療補助具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題は、本発明の一つの観点によれば、頸椎症患者に適用するための頸椎症医療補助具であって、
(a)患者の顎部を受け止める顎当て、
(b)前記の顎当て(a)から下方に向けて延びる支柱部分、
(c)前記の顎当て(a)から前記の支柱部分(b)を介して加わる患者の荷重を胸で支持するための胸当て部分、及び
(d)前記の胸当て部分(c)に連結され、患者の肩と係合して頸椎症医療補助具を患者の身体に固定するための肩掛け部分
を有することを特徴とする頸椎症医療補助具を提供することによって達成される。
【0006】
本発明の他の観点によれば、上述した技術的課題は、
(e)患者の顎部を受け止めるための顎当て、及び
(f)前記の顎当て(e)の両端部分に取り付けられた左右一対の細長い部材
とを有し、上記の細長い部材(f)が、
(g)前記の顎当て(e)から下方に向けて延びる支柱部分、
(h)前記の支柱部分(g)の下端で約180度反転して患者の胸に沿って上方に延びる胸当て部分、及び
(i)前記の胸当て部分(h)の上端で下方に向けて湾曲して患者の肩から背中に沿って延びる肩掛け部分
を有することを特徴とする頸椎症医療補助具を提供することにより達成される。
本発明の上述した目的、その作用効果及び他の目的は、以下の図面を参照した本発明の好ましい実施例の詳細な説明から明らかになろう。
【0007】
【実施例】
図1及び図2は、本発明の好ましい実施例を示す。図1は実施例の頸椎症医療用補助具の斜視図であり、図2はその側面図である。
【0008】
実施例の頸椎症医療用補助具1は、患者P(図3参照)を受け止めるための顎当て2を有する。顎当て2は、横長の比較的堅い基部3と、その上の弾性材料4とからなり、弾性材料4は、弾性変形を伴いながら、患者Pの顎部から喉にわたって当接する。
【0009】
補助具1は、更に、基部3の左右両端面から延出する左右一対の金属などの比較的堅い材料からなる細長い部材5を有する。左右一対の細長い部材5は、顎当て2の左右両端面から下方に向けて互いに平行に延びる支柱部分6と、この支柱部分6の下端で約180度反転して患者の胸に沿って上方に延びる胸当て部分7と、この胸当て部分7の上端で下方に向けて湾曲して患者Pの肩から背中に沿って延びる肩掛け部分8とを有する。すなわち、肩掛け部分8は、患者Pの肩を跨いで背中まで下方に延びる形状を有し、胸当て部分7とほぼ同じ長さを有する。この肩掛け部分8は患者Pの肩と係合して補助具1を身体に固定するためのものであるが、この肩掛け部分8と胸当て部分7とが共同して患者の身体を軽くクランプするようにしてもよい。
【0010】
細長い部材5は、金属、合成樹脂、木材などの材料から作ることができる。図示の例では、アルミニウム板を帯状に切断又は成形した材料から作られている。アルミニウム製の帯状材料は、比較的軽量であり、適度な強度を有し、また、成形も容易であるという利点がある。アルミニウム製の細長い部材5は、例えば、0.5〜3cmの幅と、1.3〜1.7mの長さと、2〜3mmの厚みを有するアルミニウムリボンを用いて、これに曲げ加工を施すことにより図示の形状を作ることができる。アルミニウムリボンの幅や厚みなどは、要求荷重の大きさや患者Pの動作の激しさなどを考慮に入れて選択すればよい。
【0011】
成形が比較的容易な金属や合成樹脂から細長い帯状部材5を作る場合、支柱部分6の上下方向高さの中間点9で約90度の捻りを加えて、中間点9を挟んでその上側部分6uの板面を側方に向け、下側部分6dの板面が患者の胸と対面するようにするのがよい。また、支柱部分6の好ましくは中間点9で折り曲げて、患者Pから顎当て2に加わる荷重の方向Fと支柱の上側部分6uの伸長方向とがほぼ一致するようにするのが好ましい(図3参照)。
【0012】
支柱部分6の中間点9で屈曲させることで、この屈曲部分が発揮するバネ性により患者Pの動作に対して一種のクッション効果を得ることができることから、患者Pが受ける装着感を向上することができる。このことは、支柱部分6と胸当て部分7との間の反転部分10つまり大きく屈曲させた部分についても同様であり、これによるバネ性により患者Pの動作に対して一種のクッション効果を得ることができる。適度なバネ性を得ることができるように、中間点9の屈曲角度や反転部分10の曲げ角度を決定するのがよい。
【0013】
補助具1を使用するには、図3に示すように、患者Pの両肩に、左右一対の肩掛け部分8を引っ掛けて、顎部を顎当て2の上に載せるようにすればよい。図3は、補助具1を装着した患者Pが椅子に座って読書している状態を示す。この図から理解できるように、実施例の補助具1によれば、患者Pから顎当て2に加わる荷重は、支柱部分6及び胸当て部分7を介して患者Pの身体で支持される。したがって、実施例の頸椎症医療用補助具1によれば、患者Pは、常時、補助具1を装着して日常生活を過ごすことができるので、頸椎症を定常的に緩和することができる。
【0014】
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の頸椎症医療用補助具は、これに限定されることなく、例えば以下に列挙する変形例を包含するものである。
(1)顎当て2の基部3に対して弾性材料4を着脱自在としてもよい。例えば、堅さや形状の異なる弾性材料4を複数種類用意しておき、患者Pの好みの合致した弾性材料4を選択できるようにしてもよい。
(2)顎部の輪郭に沿った外形形状となるように顎当て2の外形輪郭を設計するようにするのが好ましい。
【0015】
(3)顎当て2を全体的に覆う、又は弾性材料4の表面部分を覆うカバーを用意し、このカバーを着脱自在にするのが衛生上好ましい。
(4)顎当て2を支柱部分6から離脱可能にして、形状や大きさの異なる顎当て2や、長さ寸法などの異なる支柱部分6を複数種類用意しておき、患者Pの体型や身長などに応じて、適当な顎当て2と支柱部分6を組み合わせて使用できるようにしてもよい。
【0016】
(5)顎当て2と支柱部分6とを分離可能とすると共に、支柱部分6を幾つかの部分に分解可能又は幾つかの部分で折り曲げ可能にして、補助具1を小さくすることができるようにすれば、携帯に都合がよい。
(6)胸当て部分7や肩掛け部分8の内側つまり患者Pの胸と対面する側の板面に、ゴム又はスポンジのような弾性材料を添設して患者Pに対する当たりを柔らかくするようにしてもよい。
【0017】
(7)支柱部分6や胸当て部分7を長さ寸法を可変する機構(例えばテレスコピック機構)を設けて、患者の伸長や体型に対応できるようにしてもよい。これによれば、数少ない種類の頸椎症医療用補助具1を製造することで、様々な伸長や体型の患者に適用することが可能になり、補助具1の量産化を実現することができる。
(8)支柱部分6の中間点9つまり屈曲部分及び/又は支柱部分6と胸当て部分7との反転部分10を別の部材で作って屈曲角度を調節するようにしてもよく、これに別にバネ材を設けて屈曲部分9及び/又は反転部分10のバネ性を付与するようにしてもよい。
(9)前記胸当て部分7の一部を比較的大きな面積で患者Pの胸と当接する胸パッドで構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の頸椎症医療用補助具の斜視図である。
【図2】図1の頸椎症医療用補助具の側面図である。
【図3】患者が実施例の頸椎症医療用補助具を装着して読書している状態を示す図である。
【符号の説明】
1 頸椎症医療用補助具
2 顎当て
5 細長い部材(帯状部材)
6 細長い部材の支柱部分
6u 支柱部分の上側部分
6d 支柱部分の下側部分
7 細長い部材の胸当て部分
8 細長い部材の肩掛け部分
9 支柱部分の中間点
Claims (3)
- 頸椎症患者に適用するための頸椎症医療補助具であって、
(e)患者の顎部を受け止めるための顎当て、
(f)前記の顎当て(e)の両端部分に取り付けられた左右一対の細長い部材
を有し、前記の細長い部材(f)が、
(g)顎当てから下方に向けて延びる支柱部分
(h)前記の支柱部分の下端で約180度反転して患者の胸に沿って上方に延びる胸当て部分、及び
(i)前記の胸当て部分の上端で下方に向けて湾曲して患者の肩から背中に沿って延びる肩掛け部分
を有し、かつ
(j)前記の細長い部材が帯状の比較的堅い材料から作られており、
(k)前記の支柱部分がその中間点で屈曲している
ことを特徴とする頸椎症医療補助具。 - 前記の支柱部分が前記の中間点で捻りを加えられ、該中間点の上側部分の板面が側方に向けられ、下側部分の板面が患者の胸に対面していることを特徴とする請求項1に記載の頸椎症医療補助具。
- 前記の顎当てと前記の細長い部材とが分離可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の頸椎症医療補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001089451A JP4575611B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 頸椎症医療補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001089451A JP4575611B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 頸椎症医療補助具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002282288A JP2002282288A (ja) | 2002-10-02 |
| JP4575611B2 true JP4575611B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=18944378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001089451A Expired - Fee Related JP4575611B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 頸椎症医療補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4575611B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101872741B1 (ko) | 2015-04-28 | 2018-07-02 | 양동규 | 목 지지 장치 및 이를 구비한 헤드셋, 전자기기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102560165B1 (ko) * | 2022-12-09 | 2023-07-25 | 오선혁 | 미용실에서 사용 가능한 졸음용 받침구 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3507273A (en) * | 1967-05-22 | 1970-04-21 | Louis Yellin | Cervical brace |
| JPS6077754A (ja) * | 1983-10-01 | 1985-05-02 | 株式会社にれ薬品 | 固定力の調整自在なる頚椎装具 |
| JPS6077755A (ja) * | 1983-10-01 | 1985-05-02 | 株式会社にれ薬品 | 固定力の調整自在なる頚椎装具 |
| JPH01126219U (ja) * | 1987-10-21 | 1989-08-29 | ||
| JP2662192B2 (ja) * | 1994-08-31 | 1997-10-08 | 小野村 敏信 | 頸椎装具 |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001089451A patent/JP4575611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101872741B1 (ko) | 2015-04-28 | 2018-07-02 | 양동규 | 목 지지 장치 및 이를 구비한 헤드셋, 전자기기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002282288A (ja) | 2002-10-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4873951B2 (ja) | 整骨療法用枕 | |
| JP5142304B1 (ja) | 顔面加圧マッサージ器 | |
| US8893334B1 (en) | Orthopedic pillows | |
| EP1264586A3 (en) | Support device | |
| TWI683656B (zh) | 腰椎支撐輔助裝置 | |
| JP4575611B2 (ja) | 頸椎症医療補助具 | |
| CN206543218U (zh) | 护颈托架 | |
| JPH0723840A (ja) | 枕 | |
| KR200381377Y1 (ko) | 척추교정기 | |
| KR200279878Y1 (ko) | 척추측만증 교정기 | |
| JP2012170672A (ja) | 胸及び肩周囲マッサージ器具 | |
| JP2004290445A (ja) | シャンプー用身体支持体 | |
| CN201586169U (zh) | 脊椎骨保健康复装置 | |
| JP3374272B2 (ja) | 上肢、骨格牽引並びに経絡調整器具 | |
| CN201542883U (zh) | 人体工学波浪型脊椎摇摆理疗床 | |
| KR200373908Y1 (ko) | 허리지압기구 | |
| KR102555239B1 (ko) | 수면 보조를 위한 물건 | |
| KR102294913B1 (ko) | 경추 스트레칭 장치 | |
| KR200255554Y1 (ko) | 두피 지압장치 | |
| CN211131022U (zh) | 一种便于固定脸部的皮肤检测仪 | |
| CN215080423U (zh) | 一种便携式辅助颈椎牵伸器 | |
| CN2418761Y (zh) | 无向多点支撑睡眠装置 | |
| JP2681864B2 (ja) | 仙腸関節調整器 | |
| JP2020000637A (ja) | 枕 | |
| JP3112519U (ja) | 枕 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080305 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080305 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080305 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080520 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100413 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100415 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100510 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100820 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |