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JP4566340B2 - 計量装置 - Google Patents

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JP4566340B2
JP4566340B2 JP2000172279A JP2000172279A JP4566340B2 JP 4566340 B2 JP4566340 B2 JP 4566340B2 JP 2000172279 A JP2000172279 A JP 2000172279A JP 2000172279 A JP2000172279 A JP 2000172279A JP 4566340 B2 JP4566340 B2 JP 4566340B2
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修 田中
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アンリツ産機システム株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品などの被計量物を容器や所定質量ずつ包装するために、該被計量物を所定質量に計量して排出することができる計量装置に係り、特に、装置本体内部の防塵性,防水性及び耐久性を向上できる計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11に、特開平8−68685号の計量装置を示す。この計量装置50には、装置本体51内面に略コ字状の取付板52が固定されている。取付板52の開口溝内には、ロードセル53が設けられており、その一端が取付板の溝底に固定されている。
【0003】
装置本体51表面から円形状に切り抜かれた開口部分には、その開口部分よりも小径な円板状パネル54が設けられており、その内面にはロードセル53の他端が固定されている。円板状パネル54の表面には、被計量物を収納する計量ホッパ55を支持するための、略コ字状の支持部材56が固定されている。支持部材56には、一対の切欠56a,56aが形成されている。
【0004】
また、円形状パネル54の内側には、エアシリンダ57が取付板52に保持されている。エアシリンダ57には、ピストン58が挿通されており、装置本体52内部に設けられる不図示の駆動機構により、円形状パネル54を貫通して往復移動するようになっている。
【0005】
装置本体51表面から円形状に切り抜かれた開口部分の周縁には、環状の化粧パネル59が取り付けられている。円盤状パネル54と化粧パネル59との間隙には、ゴム製のジャバラ60が設けられており、円形状に切り抜かれた開口部分を密閉するようになっている。
【0006】
計量ホッパ55は、上下が開放されている筒状部材61と、筒状部材61の下側開口部を開閉自在にするスライド機構62と、で構成されており、スライド機構62に形成されている丸棒63が、支持部材56の切欠56a,56aに掛け渡されて、計量ホッパ55を片持ち状態で支持するようになっている。
【0007】
スライド機構62には、ピストン58の先端に係合されるスライド板64がスライド自在となってガイドレール65に支持されており、ピストン58の往復移動に従動して、筒状部材61の下側開口部を開閉自在にするようになっている。
【0008】
この計量装置50では、計量ホッパ55内のスライド板64上に被計量物が投入されると、その荷重がロードセル53に伝達される。ロードセル53にはホイートストンブリッジ回路が設けられており、伝達された荷重に比例した電気抵抗の抵抗変化を出力して、被計量物の質量を計量するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この計量装置50では、計量ホッパ55に被計量物が投入されると、その荷重の影響でジャバラ60の上半部が伸長すると共に下半部が収縮され、円板状パネル54が下方に揺動する。しかし、ジャバラ60は、ピストン58の往復移動方向に直交する方向に形成されて、円板状パネル54と化粧パネル59との間隙を塞ぐようにしているため、その接合が十分でなく、長期間の使用等により、間隙が生じるおそれがある。したがって、ジャバラの耐久性に問題があると共に、装置内部の密閉性にも問題がある。
【0010】
また、上述のように、円板状パネル54と化粧パネル59との間に間隙が生じると、塵埃が装置内部に入り込み、装置内部に設けられている駆動機構やロードセル53等のセンサに影響を与えるという問題がある。また同様に、計量装置50は食品等を扱うため、定期的に装置表面を水洗いすることがあるが、上述のように、円板状パネル54と化粧パネル59との間に間隙が生じると、装置内部に水が浸入し、装置内部に設けられている駆動機構やロードセル53等のセンサに影響を与えるという問題がある。特に、円板状パネル54にピストン58を貫通させるための孔や支持部材56を固定するためのネジ孔等、複数の穿孔が穿設されているため、装置内部に水が浸入し、装置内部に設けられている駆動機構やロードセル53等のセンサに影響を与えるという問題がある。
【0011】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、装置本体内部の防塵性,防水性及び耐久性を向上できる計量装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図1乃至図10を参照して説明する。
【0013】
請求項に記載された計量装置は、被計量物を収納する計量ホッパ6と、
収納された前記被計量物を計量するセンサ17を内部に有する装置本体10と、
前記装置本体の側壁10aに形成されている開口部11に遊挿されて前記センサに連結されると共に、前記計量ホッパが掛けられ、内部が中空となって前記装置本体内部と連通するアーム35と、を具備する計量装置であって、
一端21が前記開口部を囲繞して前記装置本体の前記側壁表面に固定されるとともに他端23が前記装置本体の前記側壁から前記計量ホッパ側に突出した前記アームの外周面に固定される略筒状とされており、前記アームと前記開口部との間隙を閉塞する可撓性の保護部材20と、
前記計量ホッパとともに前記アームに連結され前記計量ホッパの底部に形成されている排出口6aを開閉自在にする開閉機構48と、
前記アームに挿通されるとともに前記開閉機構と連結される揺動体43を有し、該揺動体の基端43a側が前記装置本体内部に設けられ、前記開閉機構の開閉動作を制御するクランク機構と、
を具備することを特徴とする。
【0014】
請求項に記載された計量装置は、請求項1記載の計量装置において、前記保護部材の中途部が蛇腹状に形成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項に記載された計量装置は、請求項1記載の計量装置において、前記保護部材が円筒状に形成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項に記載された計量装置は、請求項1記載の計量装置において、 前記保護部材の一端を覆う基部26と、該基部から前記計量ホッパ側に突出して、前記保護部材の略上半部を覆う突出片27と、からなるベース部材25を具備することを特徴とする。
【0017】
請求項に記載された計量装置は、請求項1記載の計量装置において、 前記アームに固定されている前記保護部材の前記他端よりも前記計量ホッパ側における前記アームの外周面に嵌合される嵌合部31と、該嵌合部から前記装置本体側に向かって突出されており、少なくとも前記保護部材の略上半部を覆う被覆部32と、からなるカバー部材30を具備することを特徴とする。
【0018】
請求項に記載された計量装置は、請求項1記載の計量装置において、 前記保護部材の一端を覆う基部と、該基部から前記計量ホッパ側に突出して、前記保護部材の略上半部を覆う突出片と、からなるベース部材と、
前記アームに固定されている前記保護部材の他端よりも前記計量ホッパ側における前記アームの外周面に嵌合される嵌合部と、該嵌合部から前記装置本体側に向かって突出されており、少なくとも前記保護部材の略上半部を覆う被覆部と、からなるカバー部材と、
を具備し、
前記被覆部は、前記保護部材の一端から所定間隔おいて位置されており、
前記突出片は、前記被覆部の先端を越えて突出されていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の計量装置の第1実施の形態について説明する。まず、計量装置の概略について説明する。図1は計量装置1を示す斜視図、図2は同側面図、図3は同上面図である。計量装置1の上部中央で且つ物品の投入箇所直下位置には分散供給部2が設けられる。この分散供給部2は、分散部3と、搬送トラフ4で概略構成されている。
【0020】
分散部3は、中央が上に向けて突出した平たい円錐状に形成され、下部には分散部3を回転させる不図示の駆動手段を備えている。図示しない供給手段が分散部3の上に被計量物を供給することにより、分散部3上は多数の被計量物が常時積み重なった状態となり、回転によって被計量物は周囲に均等にこぼれ落ちて供給される。
【0021】
分散部3周囲には、上述した搬送トラフ4が円環状に複数基配置されている。
各搬送トラフ4の下部には、それぞれこの搬送トラフ4を振動させ被計量物を搬送トラフ4の長手方向に搬送させる不図示の駆動手段が設けられている。なお、搬送トラフ4は、分散部3を中心とする周方向に等角度間隔で合計10基設けられている。
【0022】
搬送トラフ4に供給された被計量物は、搬送トラフ4下部の駆動手段の駆動により配置の外側に向けて搬送されていく。被計量物は、各搬送トラフ4の搬送方向前端から落下する。各搬送トラフ4の外端部の下方には、ストックホッパ5がそれぞれ配置されている。即ち、搬送トラフ4と同数の複数のストックホッパ5が、周状に等間隔で配置されている。各ストックホッパ5は上面の投入口が開口された箱体であり、下面には開閉可能な排出扉が取り付けられている。
【0023】
各ストックホッパ5の下方には、それぞれ計量ホッパ6が配置されている。即ち、ストックホッパ5と同数の複数の計量ホッパ6が、周状に等間隔で配置されている。計量ホッパ6は上面が開口した箱体であり、下面には排出扉が設けられる。この計量ホッパ6には計量手段が設けられており、内部に収納された被計量物の質量を計ることができる。
【0024】
各計量ホッパ6の下方には、それぞれメモリホッパ7が配置されている。即ち、計量ホッパ6と同数の複数のメモリホッパ7が、周状に等間隔で配置されている。メモリホッパ7は上面が開口した箱体であり、下面には開閉可能な蓋が取り付けられている。計量ホッパ6で計量された被計量物はメモリホッパ7に収納保持される。
【0025】
図3に示すように、ストックホッパ5と計量ホッパ6とメモリホッパ7は、この順に上から下に向けて縦に並んでおり、かつ上から下に向かうにつれて装置の内側に配置されるとともに、被計量物の排出方向の傾斜が緩やかになるように配置されている。最終段のメモリホッパ7に収納された被計量物は、底面の蓋を開くことによって落下排出される。
【0026】
円周状に配置された複数のメモリホッパ7の下方には、漏斗形の集合シュート8が設けられている。この集合シュート8は、中空円錐台形であり下方に排出ホッパが設けられる。
【0027】
計量装置1では、計量ホッパ6で計量した質量が記憶されてメモリホッパ7に排出される。図示しない制御部は、所望の質量値が得られる複数のメモリホッパ7の計量値の組み合わせを算出して選択されたメモリホッパ7を開き、集合シュート8で集合させて排出ホッパから図示しない包装装置等に排出する。この組合せは、上記の他、計量ホッパ6の計量値及びメモリホッパ7に収容されている被計量物の記憶値を組合せる場合もある。さらに、メモリホッパ7を設けない構成の場合には、計量ホッパ6の計量値を組み合わせる。これにより、被計量物を所望する質量ずつ排出でき、包装等できる。
【0028】
次に、本発明の特徴部分である装置本体と計量ホッパとの連結構造について図4〜図8を用いて説明する。
【0029】
装置本体10の側壁10aには、分散部3を中心とする周方向に等角度間隔で複数の開口部11が形成されている。各計量ホッパ6は、この複数の開口部11に遊挿されているアーム12に連結されている。アーム12は、円筒状のアーム部13を有している。装置本体10から延出しているアーム部13の中途部上面には、計量ホッパ6に連結される連結部14が、溶接等でアーム部13と一体となって構成されている。連結部14は、図4に示すように、アーム部13の軸方向と直交する方向を中心軸とする円筒状とされており、更に外周面には、アーム部13及び連結部14の軸方向に共に直交する方向に突起部14aが上向きに突出して形成されている。
【0030】
計量ホッパ6の一側面には、図4に示すように、連結部14に連結されるとともに連結部14を覆う略コ字状の連結カバー15が、略コ字状の開口を鉛直下向きにして形成されている。連結カバー15の両開口縁には、アーム部13の外周に沿った湾曲状の切欠部15aが形成されている。また、連結カバー14の開口溝底には、嵌合孔15bが穿設されており、突起部14aと嵌合するようになっている。すなわち、湾曲状の切欠部15aとアーム部13とが係合されるとともに、突起部14aが嵌合孔15bに嵌合されて、計量ホッパ6が、アーム12に片持ち状態で掛けられるようになっている。
【0031】
図5及び図6に示すように、アーム部13の基端12aは、装置本体10内に設けられる負荷側ブロック16に固着されている。負荷側ブロック16は略直方体形状とされており、装置本体10の側壁10a内面に対向する表面の大部分は傾斜面16aとされており、この傾斜面16aにアーム部13の基端12aが固定され、アーム13を水平位置からやや下向きにして支持する構成とされている。負荷側ブロック16の背面には、凹溝16bが形成されている。
【0032】
センサとしてのロードセル17は自身の弾性変形を電気抵抗の変化に変換するものである。ロードセル17の外形はロ字形状とされており、上端縁及び下端縁にそれぞれ湾曲した凹部17aが形成されている。各凹部17aの背面には不図示のひずみゲージが接着されており、これら4つのひずみゲージによりホイートストーンブリッジ回路を構成し、ロードセル17の弾性変形を電気抵抗の変化に変換するようになっている。ロードセル17の一端となる負荷側は、負荷側ブロック16の凹溝16bにはめ込まれて固定されている。
【0033】
ロードセル17の他端となる固定側には固定側ブロック18が設けられており、装置本体10内の基体10bに固定されている。固定側ブロック18には、負荷側ブロック16に形成されている凹溝16bに対向する位置に同幅の凹溝18aが形成されており、ロードセル17の固定側がはめ込まれて、固定されている。すなわち、アーム12は、その基端13aが負荷側ブロック16,ロードセル17及び固定側ブロック18を介して基体10bに固定されていることとなる。
【0034】
図4〜図8に示すように、装置本体10とアーム12とは、ゴム又は樹脂性の材料からなる可撓性の保護部材20により連結されている。保護部材20はアーム部13の軸方向に沿った略円筒状であり、その一端21が環状のフランジ状とされている。フランジ部21は、アーム部13が遊挿されている装置本体10の側壁10aの開口部11を囲繞するようになっている。フランジ部21には、その周方向にネジ孔21aが穿設されており、ネジ22により後述するベース部材25とともに装置本体10の側壁10aに螺着される。
【0035】
保護部材20の他端23にはリング状の溝部23aが形成されており、保護部材20の他端23は、Oリング24により装置本体10の側壁10aから計量ホッパ6側に突出したアーム12のアーム部13外周面に隙間なく締着されている。保護部材20の中途部は蛇腹形状とされており、アーム12の上下方向の揺動に従動して伸縮するようになっている。保護部材20の中途部は、両端21,23の肉厚よりも薄く形成されている。
【0036】
ベース部材25は環状の金属部材であり、その環状部分を基部26としているる。図7及び図8に示すように、ベース部材25の基部26外周縁は保護部材20のフランジ部21の外周縁と同径となっており、フランジ部21の側面に沿って隙間なくアーム12の軸方向に立ち下がって、装置本体10の側壁10a表面に当接するようになっている。ベース部材25の基部26表面には、フランジ部21のネジ孔21aと連通するネジ孔が穿設されており、ネジ22によりフランジ部21を介して装置本体10の側壁10aに螺着されている。即ち、ベース部材25の基部26は、保護部材20のフランジ部21の側面から表面中途まで隙間なく密着して保護部材20を覆うようになっている。
【0037】
また、図4に示すように、ベース部材25の基部26内周縁は保護部材20の中途部よりも大径とされ、ベース部材25の基部26内周縁の上半部に沿った湾曲状の突出片27がアーム12の計量ホッパ6側に向けて軸方向に突出して形成されており、保護部材20の中途部に形成されている蛇腹形状の外周面の略上半部を覆うようになっている。すなわち、図7に示すように、突出片27は、保護部材20の中途部よりも断面において拡幅となっており、突出片27と保護部材20とは所定の間隙を有している。
【0038】
また、図4に示すように、アーム12には、保護部材20の大部分を覆うカバー部材30が取り付けられている。カバー部材30は、両端が開口している略円筒形状となっており、その一端は、アーム12のアーム部13に締着されている保護部材20の他端23よりも計量ホッパ6側におけるアーム部13の外周面に沿った湾曲状の嵌合部31とされており、アーム部13の外周面と嵌合するようになっている。嵌合部31は、アーム部13の外周面に嵌合されてリング状の締め付け金具33により締着される。
【0039】
また、カバー部材30には、保護部材20の外周面を覆う被覆部32が形成されている。被覆部32は、嵌合部31から装置本体10側に向かって、途中段部を有して突出されており、カバー部材30の他端である被覆部32の先端32aが、突出片27と保護部材20との間隙に侵入している。被覆部32の先端32aは、保護部材20のフランジ部21表面に対して所定間隔有して対向している。また、突出片27の先端27aは、被覆部32の先端32aを越えて突出されている。被覆部32の先端32aは、嵌合部31よりも大径であり、保護部材20の外周面との間に間隙を有する。
【0040】
また、図4に示すように、カバー部材30は、アーム部13の直下の部分を切り抜かれた形状とされている。これにより、アーム部13との嵌合を容易にし、アーム部13とカバー部材30内周面との間隙にたまる水分を下方に排出することができる。
【0041】
次に、本実施の形態の作用について説明する。被計量物は分散部3から各搬送トラフ4を介してストックホッパ5に略均等に振り分けられる。被計量物は、このストックホッパ5を介して概ね同量ずつ各計量ホッパ6に落とし込まれる。
【0042】
このとき、投入された被計量物の荷重により計量ホッパ6が上下に揺動する。
これに伴い可撓性部材の蛇腹部分が上下方向に伸縮する。被計量物の荷重はアーム12のアーム部13の基端13a及び負荷側ブロック16を介してロードセル17に伝達され、このときの荷重に伴う自身の弾性変形を電気抵抗の変化としてホイートストーンブリッジ回路にて検出し被計量物の質量を計量する。
【0043】
それぞれ質量が計測されると、計量ホッパ6底面の排出口を開放させ、被計量物をメモリホッパ7に落とし込む。メモリホッパ7に収納された被計量物の質量は本装置の制御部に記憶される。そして、所望の質量値が得られる複数のメモリホッパ7の計量値の組み合わせを算出してこれらのメモリホッパ7を開く。その間、計量ホッパ6では次の被計量物の計量が行なわれている。メモリホッパ7の排出後、計量が行なわれた計量ホッパ6内の被計量物を直ちにメモリホッパ7に投入して次の組み合わせによる排出を行なう。
【0044】
集合シュート8の排出口の下方には、図示しない被計量物を包装するための装置が設けられており、所定の質量の被計量物を包装することができる。
【0045】
本実施の形態では、アーム12が遊挿されている装置本体10の側壁10aの開口部11は、常に保護部材11により閉塞されているため、塵埃が装置本体10内に入り込まず、ロードセル等の内部の計測部等に悪影響を与えることはない。また、保護部材20の周囲にベース部材25やカバー部材30を装着されているため、更に防塵性を高めることができる。
【0046】
また、メンテナンス時において計量装置1全体を水洗いする場合においても、開口部11から浸水することはないので、水分によりロードセル等の内部の計測部が故障することはない。更に高温多湿な場所に計量装置1を設置した場合でも、水分による悪影響を最小限に止めることができる。更に、突出片27が上向きに凸な半円状に形成されているため、水が下方に流れ落ちることとなる。特に、突出片27を上半部にのみ形成し、下半部に形成しないことにより、ベース部材25での水溜まりを防止することができる。
【0047】
特に、アーム12のアーム部13及び保護部材20を円筒状にすることにより、アーム部13の外周面に均一な締め付けで保護部材を締着させることができ、多角形等の角筒形状の保護部材に比べて防水性、防塵性が向上することとなる。
【0048】
次に、発明の第2実施の形態について図4〜図10を用いて説明する。なお、第1実施の形態と同一箇所には同一番号を付し、その説明を省略する。図9に示すように、本実施の形態のアーム35のアーム部36及び連結部37は内部が中空な円筒体とされており、基端36aが開口されて装置本体10内と連通している。アーム部36の揺動端36bは、第1実施の形態と同様、閉塞されている。
また、アーム部36及び連結部37の内部は連通されている。
【0049】
装置本体10内には、クランク機構40が設けられており、固定側ブロック16の背面に固定されている支持部材19で支持されている。クランク機構40は、駆動モータ41と、回転板42と、揺動体43で構成されている。駆動モータ41は固定板19aを介して支持部材19に固定されている。駆動モータ41のモータ軸41aは、支持部材19の開口孔19bに挿通されて回転板42の中心位置に接続されている。揺動体43はアーム部36内に挿通されている。揺動体43の基端43aは、回転板42の偏心位置で接続されている。
【0050】
アーム35内にはリンク部材44が設けられており、その一端が揺動体43と連結されている。リンク部材44の他端は連結部37内に位置し、回動軸47と連結されている。アーム35には、垂直方向に長尺な回動片45が設けられており、その基端45aが回動軸に軸支されている。回動片45の回動端45bには切欠部46が形成されており、計量ホッパ6の排出扉48と係合するようになっている。
【0051】
計量ホッパ6には、計量ホッパ6の両側面及び排出口6aが形成されている底面に嵌合する略コ字状の排出扉48が設けられており、排出扉48の開口溝底面が計量ホッパ6の底面と重なり合って、計量ホッパ6底面に形成されている排出口6aを塞ぐようになっている。排出扉48の両側は、計量ホッパ6の両側面に軸支されている。排出扉48の片側側面には、係合片49が突出形成されており、回動片45に形成されている切欠部46に係合するようになっている。
【0052】
次に本実施の形態の作用について説明する。被計量物が計量ホッパ6に投入されるとロードセル17によりその質量が計測される。そして、所定のタイミングで駆動モータ41を駆動して回転板42を回転させる。回転板42の回転により揺動体43の基端43aが図9の位置から180°回転した位置になると、リンク部材44と揺動体43の連結部分が装置本体10側に引き寄せられる。これに伴い、回動軸47を支点として回動片45の回動端45bが装置本体10側に引き寄せられるとともに、回動片45の切欠部46により係合されている排出扉48が矢印A方向に移動させられ、排出口6aが開放状態となって被計量物がメモリホッパ7に落下する。
【0053】
そして、回転板42の回転により揺動体43の基端43aが更に180°回転して図9の位置に戻ると、排出扉48が矢印B方向に移動させられ、元の位置に戻されて排出口6aが塞がれることとなる。
【0054】
本実施の形態によれば、計量ホッパ6の排出扉48を開閉させるためのクランク機構40を、装置本体40内部及びアーム35内に設けたため、装置本体10の側壁10aに余分な開孔を穿設する必要がなく、単一の開口部11にのみ保護部材20,ベース部材25,カバー部材30を設けることにより、装置本体10の密閉性を向上でき、防塵性、防水性を向上することができる。
【0055】
なお、上述したいずれの実施の形態においても、カバー部材30の被覆部32は、アーム部13,36の直下を切り取った形状としたが、保護部材20の全周を覆う形状であってもよい。
【0056】
また、上述した実施の形態では、保護部材20の外周とベース部材25の突出片27との間隙にカバー部材30の被覆部32の先端32aを突出させた形状としたが、これとは逆に保護部材20の外周とカバー部材30の被覆部32との間隙に保護部材20の外周とベース部材25の突出片27を突出する形状としてもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、装置本体側面と、装置本体側面から延出しているアームと、を可撓性部材で連結して、装置本体側面に形成された開口とアームとの間隙を塞ぐ構成としたため、装置本体内に塵埃や水分が入り込むことがなく、装置本体内に設けられるセンサや駆動部を塵埃や水分から保護することができる。
【0058】
また、計量ホッパの排出扉を開閉させるためのクランク機構を、装置本体内部及びアーム内に設けたため、装置本体側壁に余分な開孔を穿設する必要がなく、部品コストを低減させることができる。また、単一の開口部のみを用いるため、装置本体の密閉性を向上でき、防塵性及び防水性の向上が可能となる。
【0059】
更に、アームと保護部材を円筒形状とすることにより、アームの外周面に均一な締め付けで保護部材を締着させることができ、防水性、防塵性が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計量装置の全体構成を示す斜視図。
【図2】同装置の上面図。
【図3】同装置の側面図。
【図4】本発明の要部である装置本体とアームとの係合構造を示す斜視図。
【図5】同部分上断面図。
【図6】同部分側断面図。
【図7】同拡大部分上断面図。
【図8】同拡大部分側断面図。
【図9】本発明の要部である装置本体とアームとの係合構造を示す部分側断面図。
【図10】同拡大部分上断面図。
【図11】従来の計量装置における装置本体とアームとの係合構造の概要を示す図。
【符号の説明】
1…計量装置、6…計量ホッパ、6a…排出口、10…装置本体、10a…側壁、11…開口部、12,35…アーム、17…センサ、20…保護部材、21…保護部材の一端(フランジ部)、23…保護部材の他端、25…ベース部材、26…ベース部材の基部、27…突出片、30…カバー部材、31…嵌合部、32…被覆部、48…開閉機構、40…クランク機構、43…揺動体、43a…揺動体の基端

Claims (6)

  1. 被計量物を収納する計量ホッパ(6)と、
    収納された前記被計量物を計量するセンサ(17)を内部に有する装置本体(10)と、
    前記装置本体の側壁(10a)に形成されている開口部(11)に遊挿されて前記センサに連結されると共に、前記計量ホッパが掛けられ、内部が中空となって前記装置本体内部と連通するアーム(35)と、を具備する計量装置であって、
    一端(21)が前記開口部を囲繞して前記装置本体の前記側壁表面に固定されるとともに他端(23)が前記装置本体の前記側壁から前記計量ホッパ側に突出した前記アームの外周面に固定される略筒状とされており、前記アームと前記開口部との間隙を閉塞する可撓性の保護部材(20)と、
    前記計量ホッパとともに前記アームに連結され、前記計量ホッパの底部に形成されている排出口6aを開閉自在にする開閉機構(48)と、
    前記アームに挿通されるとともに前記開閉機構と連結される揺動体(43)を有し、該揺動体の基端(43a)側が前記装置本体内部に設けられ、前記開閉機構の開閉動作を制御するクランク機構と、
    を具備することを特徴とする計量装置。
  2. 前記保護部材の中途部が蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の計量装置。
  3. 前記保護部材が円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の計量装置。
  4. 前記保護部材の一端を覆う基部(26)と、該基部から前記計量ホッパ側に突出して、前記保護部材の略上半部を覆う突出片(27)と、からなるベース部材(25)を具備することを特徴とする請求項1記載の計量装置。
  5. 前記アームに固定されている前記保護部材の前記他端よりも前記計量ホッパ側における前記アームの外周面に嵌合される嵌合部(31)と、該嵌合部から前記装置本体側に向かって突出されており、少なくとも前記保護部材の略上半部を覆う被覆部(32)と、からなるカバー部材(30)を具備することを特徴とする請求項1記載の計量装置。
  6. 前記保護部材の一端を覆う基部と、該基部から前記計量ホッパ側に突出して、前記保護部材の略上半部を覆う突出片と、からなるベース部材と、
    前記アームに固定されている前記保護部材の他端よりも前記計量ホッパ側における前記アームの外周面に嵌合される嵌合部と、該嵌合部から前記装置本体側に向かって突出されており、少なくとも前記保護部材の略上半部を覆う被覆部と、からなるカバー部材と、
    を具備し、
    前記被覆部は、前記保護部材の一端から所定間隔おいて位置されており、
    前記突出片は、前記被覆部の先端を越えて突出されていることを特徴とする請求項1記載の計量装置。
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