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JP4469185B2 - インバータ制御装置及びインバータ制御方法及び密閉型圧縮機及び冷凍空調装置 - Google Patents

インバータ制御装置及びインバータ制御方法及び密閉型圧縮機及び冷凍空調装置 Download PDF

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Description

この発明は、冷蔵庫・空気調和機等の冷凍空調装置に搭載される、負荷トルクが周期的に変動するシングルロータリ圧縮機等を駆動する場合に、圧縮機の振動を抑制する永久磁石同期電動機のインバータ制御装置に関するものである。
一般的に、冷蔵庫や空気調和機等の圧縮機用電動機を、インバータにより回転数を可変に制御する方式が用いられている。そして、圧縮機がシングルロータリ型の場合、圧縮要素及び電動要素が密閉容器に直付けのため圧縮機内部での振動の抑制ができないので、圧縮機の振動が問題になることが多い。シングルロータリ圧縮機の振動は、周期的な負荷変動に基因するもので、特に回転方向の振動成分が主なものである。
このような圧縮機の振動を低減する方法としてトルク制御が用いられている。例えば、4極の同期電動機の場合、圧縮機の振動が圧縮行程において圧縮容積が最小となる時点、すなわち、同期電動機に加わる負荷が最大の時点に最大となる特性を有することを利用して、同期電動機の電機子巻線端子電圧よりフィルタ回路を用いて、回転子位置に対応した位置検出信号を形成する回転子位置検出回路の位置検出信号及び圧縮機の振動の検出信号とにより回転子の機械的位置を決める。そして、回転子の機械的位置に応じて、記憶させておいた負荷トルクを読み出し、この読み出されたデータに基づいて電動機のトルクを出力させる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら上記のような構成では、4極の同期電動機をトルク制御するためには圧縮機の振動検出器が必要となるため、コストが高くなるという問題点があった。そこで、圧縮機の振動検出器を必要としない安価な4極の同期電動機のトルク制御を実現するために、負荷を駆動する4極の電動機と、同期電動機に交流電力を供給するインバータと、同期電動機の回転子位置を検出する回転子位置検出回路と、回転子位置検出回路の出力により回転子の速度を算出する回転速度検出回路と、同期電動機の1回転あたりの負荷トルクパターンを記憶するトルクパターン記憶部と、回転速度検出回路の出力により回転子の機械的位置を決める機械的位置決定回路と、回転子位置検出回路の出力と、機械的位置決定回路の出力によりトルクパターン記憶部にあらかじめ記憶させたトルクパターンを読み出しこの読み出されたトルクパターンに基づいて同期電動機の出力トルクを制御するようにしたトルク制御部とを備えた圧縮機用電動機制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭61−4492号公報 特開平6−90588号公報
従来の圧縮機用電動機制御装置は、回転速度により回転子の機械的位置を決めるようにしているので、負荷トルク脈動の小さい起動直後や回転数が比較的高い領域などでは、機械的位置を正確に検出するのに時間が掛かるという問題がある。そのため、負荷トルク脈動の小さい領域で機械的位置を正確に検出するためには、ある回転数で連続して運転し続けなくてはならないという運転制約ができ、例えば空気調和機の圧縮機制御に使用する場合は、温度管理制御に影響がでるという問題があった。
また、負荷が圧縮機負荷においては、圧縮機メカ位置と同期電動機のステータ及びロータの位置関係を規定していない場合で機械的位置を正確に検出するためには、負荷トルク脈動が大きくなる低回転領域において機械的位置を求める必要があり、そのときの振動または騒音が問題になるときは、最悪機械的位置を求めることを諦めてトルク制御なしで制御し、最低回転数を上げて運転しなければならないという問題もあった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は、負荷トルク脈動の小さい起動直後や回転数が比較的高い領域などでも、機械的位置を早く正確に検出できるようにし、機械的位置を正確に検出するためにある回転数で連続して運転し続けなくてはならないという運転制約のないインバータ制御装置及びインバータ制御方法及び密閉型圧縮機及び冷凍空調装置を得ることである。
また、第2の目的は、負荷トルク脈動の小さい起動直後や回転数が比較的高い領域などでも、機械的位置を早く正確に検出できるようにし、負荷トルク脈動に対する振動と騒音を素早く抑制するインバータ制御装置及びインバータ制御方法及び密閉型圧縮機及び冷凍空調装置を得ることである。
この発明に係るインバータ制御装置は、負荷トルクが周期的に変動する負荷要素を駆動し、2n極(nは2以上の整数)以上の極数を有し、負荷要素の機械的位置との位置関係が規定された電動機を三相正弦波駆動で制御するインバータ制御装置において、負荷トルクと相関関係のあるパラメータを用いて負荷トルク基準位置を推定する負荷トルク基準位置推定部と、負荷トルク基準位置推定部により推定した負荷トルク基準位置推定値と負荷要素の機械的位置の規定関係により負荷トルク基準位置を決定する負荷トルク基準位置決定部と、1回転あたりの負荷トルク変動を補償する負荷トルク補償パターン演算部と、を備え、負荷トルク基準位置決定部により決定した負荷トルク基準位置を基準に、負荷トルク補償パターン演算部にて演算した負荷トルク補償パターンを用いて、インバータの出力電圧または電流を補正することを特徴とする。
この発明に係るインバータ制御装置は、負荷トルクが周期的に変動する負荷要素を駆動し、2n極(nは2以上の整数)以上の極数を有し、負荷要素の機械的位置との位置関係が規定された電動機を三相正弦波駆動で制御するインバータ制御装置において、負荷トルクと相関関係のあるパラメータを用いて負荷トルク基準位置を推定する負荷トルク基準位置推定部と、負荷トルク基準位置推定部により推定した負荷トルク基準位置推定値と負荷要素の機械的位置の規定関係により負荷トルク基準位置を決定する負荷トルク基準位置決定部と、1回転あたりの負荷トルク変動を補償する負荷トルク補償パターン演算部と、を備え、負荷トルク基準位置決定部により決定した負荷トルク基準位置を基準に、負荷トルク補償パターン演算部にて演算した負荷トルク補償パターンを用いて、インバータの出力電圧または電流を補正するようにしたので、負荷トルク脈動の小さい起動直後や回転数が比較的高い領域などでも、機械的位置を早く正確に検出でき、機械的位置を正確に検出するためにある回転数で連続して運転し続けなくてはならないという運転制約のないインバータ制御装置を得ることができる。また、早く正確に負荷トルク脈動に対する振動と騒音を抑制することができる。
実施の形態1.
図1乃至図14は実施の形態1を示す図で、図1はインバータ制御装置の概略ブロック図、図2はインバータ制御装置の詳細ブロック図、図3はシングルロータリ圧縮機の永久磁石同期電動機及び圧縮部の断面図、図4は負荷トルク基準位置推定部のブロック図、図5は別のインバータ制御装置の概略ブロック図、図6は別のインバータ制御装置の詳細ブロック図、図7は負荷トルク基準位置決定部のタイミングチャート図、図8は負荷トルク基準位置決定部のフローチャート図、図9は負荷トルク補償パターン演算部、励磁電流指令値演算部のフローチャート図、図10は実行周波数fdと負荷トルク補償量振幅Δiγ*の関係を示す図、図11は実行周波数fdと負荷トルク基準位置補正量θadjの関係を示す図、図12実行周波数fdと励磁電流基準指令値iγ*(1)の関係を示す図、図13は励磁電流指令値演算部のタイミングチャート図、図14は実施の形態1における一般的な永久磁石同期電動機のベクトル線図である。
図1に示すように、インバータ制御装置は、圧縮機3を駆動する、直流電源1に接続されたインバータ2と、電流検出部4a、4bより検出されるU相電流値、V相電流値を基に、実行周波数fdが周波数指令値f*になるようにインバータ2にPWM(パルス幅変調)信号を出力するインバータ制御部5を有する。
図2によりインバータ制御装置の構成を詳細に説明する。
インバータ2は、直流電源1を三相擬似正弦波に変換して圧縮機3を駆動する180度正弦波通電方式のインバータであり、トランジスタTR1〜TR6と、それぞれに逆並列接続されたダイオードD1〜D6を備える。
圧縮機3は密閉型圧縮機で、電動機の一例としての永久磁石同期電動機3aと、その負荷となる圧縮部3b(負荷トルクが周期的に変動する負荷要素の一例)とを備えるシングルロータリ圧縮機である。図3に示すように、永久磁石同期電動機3aは、圧縮機3のシェル(密閉容器)内に直に固定され、U相、V相及びW相からなる3相Y形結線のステータ(固定子)と、シャフト(回転軸)に嵌合し、外周部にマグネット(永久磁石)が配置された6極の極数を有するロータ(回転子)とを備える。但し、電動機は永久磁石同期電動機に限定されない。また、負荷トルクが周期的に変動する負荷要素は圧縮機の圧縮部に限定されない。さらに、密閉型圧縮機はシングルロータリ圧縮機に限定されない。
圧縮部3bは、シャフト(回転軸)の偏心部分に嵌合したローリングピストンがシリンダー内を公転運動することにより、冷媒ガスを吸入し、圧縮して吐出する。図3では、ローリングピストンが上死点に位置する。
ここで、圧縮部3bの圧縮機メカ位置と永久磁石同期電動機3aのステータ及びロータの位置関係は規定した位置関係で製造される。
インバータ制御部5は、直流電源1の電圧値(以下、母線電圧値と呼ぶ)と、電流検出部4a、4bより検出されるU相電流値、V相電流値を基に、実行周波数fdが周波数指令値f*になるようにインバータ2にPWM信号を出力して、トランジスタTR1〜TR6をオン・オフ制御している。
本実施の形態では、U相電流値とV相電流値を検出するようにしているが、電流検出部4a、4bによる検出電流値は、3相の電流のうちのどの2相の電流値(例えば、U相電流値とW相電流値)を検出しても同様な結果を得ることができる。
インバータ制御部5は、以下に示す3相/2相座標変換部6、周波数補償部7、実行周波数演算部8、一次周波数演算部9、電気角角度演算部10、機械角角度演算部11、負荷トルク基準位置推定部12、負荷トルク基準位置決定部13、負荷トルク補償パターン演算部14、励磁電流指令値演算部15、出力電圧指令値演算部16、2相/3相座標変換部17、PWM信号生成部18とを備えている。インバータ制御部5は、例えばマイクロプロセッサにより実現することができる。各部の処理タイミングは、例えばPWM信号のキャリア周期毎に行うものとする。
3相/2相座標変換部6は、電流検出部4a、4bにより検出された電流値を電気角角度θeを用いて励磁電流成分(γ軸電流iγ)およびトルク電流成分(δ軸電流iδ)で表されるγ−δ軸の電流値に変換する。
周波数補償部7は、3相/2相座標変換部6により求められたδ軸電流と、そのδ軸電流を一次遅れフィルタ演算(例えば、フィルタ時定数は100ms)して求めたδ軸電流フィルタ値との差(高調波成分)に、ゲインKm(例えば、Km=2)を乗じることにより周波数補償量fhを求める。
実行周波数演算部8は、実行周波数fdを外部から与えられる周波数指令値f*にΔfずつ近づける。
一次周波数演算部9は、周波数補償部7により求められた周波数補償量fhを用いて実行周波数fdを補償し、一次周波数f1を得る。これにより、負荷トルクが急激に変動した場合でも、発生トルクを追従させることができる。
電気角角度演算部10は、補償された周波数指令値である一次周波数f1を積分して電気角角度θeを求める。
機械角角度演算部11は、電気角角度演算部10により演算された電気角角度θeを極対数pp(6極の場合、pp=3)で割った値を基に機械角角度θmを求める。
負荷トルク基準位置推定部12は、機械角角度θmとδ軸電流iδより、δ軸電流の1次周波数成分のピーク値の位相を求め、その値を負荷トルク基準位置推定値とするものである。
図4を用いて本実施の形態の負荷トルク基準位置推定部12を説明する。図4はトルク基準位置推定部のブロック図で、sin成分抽出部12aはδ軸電流と機械角角度を用いてsin成分を抽出する。cos成分抽出部12bはδ軸電流と機械角角度を用いてcos成分を抽出する。フィルタ部12cはsin成分抽出部12aにより抽出されたδ軸電流のsin成分に一次遅れフィルタ(例えば、フィルタ時定数は1s)を掛ける。フィルタ部12dはcos成分抽出部12bにより抽出されたδ軸電流のcos成分に一次遅れフィルタ(例えば、フィルタ時定数は1s)を掛ける。
フィルタ部12cより得られたδ軸電流のsin成分のフィルタ値と、フィルタ部12dより得られたδ軸電流のcos成分のフィルタ値を用いて、tan−1演算部12eにてtan−1演算することで、δ軸電流の1次周波数成分のピーク値の位相を求めることができる。この値を負荷トルク基準位置推定値としている。
本実施の形態では、負荷トルクと相関関係が強いδ軸電流値を基にトルク基準位置推定値を求めているが、負荷トルクと相関関係のある他のパラメータ(例えば、δ軸電圧値)を用いてもよい。
負荷トルク基準位置決定部13は、負荷トルク基準位置推定部12により求められた負荷トルク基準位置推定値θpを基に負荷トルク基準位置θpxを決定している。
負荷トルク補償パターン演算部14は、実行周波数演算部8により求められた実行周波数fdと、負荷トルク基準位置決定部13により求められた負荷トルク基準位置決定値θpxと、機械角角度θmとにより負荷トルク補償パターンiγ*(2)を演算する。
励磁電流指令値演算部15は、負荷トルク補償パターン演算部14により求められた負荷トルク補償パターンiγ*(2)と、実行周波数fdに対応した後述する励磁電流指令値基準値iγ*(1)より、励磁電流指令値iγ*を求めている。
出力電圧指令値演算部16は、一次周波数演算部9により求められた一次周波数f1と、励磁電流指令値演算部15により求められた励磁電流指令値iγ*と、3相/2相座標変換部6により求められた励磁電流iγおよびδ軸電流iδにより、γ軸電圧指令値Vγ*、δ軸電圧指令値Vδ*を求めている。
2相/3相座標変換部17は、出力電圧指令値演算部16により求められたγ軸電圧指令値Vγ*およびδ軸電圧指令値Vδ*と、電気角角度演算部10により求められた電気角角度θeにより、3相座標系の電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*に変換する。
PWM信号生成部18は、2相/3相座標変換部17により求められた3相電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*と母線電圧値により、インバータ2のトランジスタTR1〜TR6をオン・オフ制御するためのPWM信号を発生させる。このPWM信号に基づいてインバータ2が制御され、直流電源1を三相擬似正弦波に変換して圧縮機3を駆動する。
上記実施の形態では相電流を2相検出して実現しているが、図5、6のように電流検出部4cにより直流電源1に流れる電流(以下、母線電流と呼ぶ)を検出して、PWM信号生成部18のPWM信号タイミングを用いて相電流変換部19にて母線電流値を各相電流値iu、iv、iwに変換した値を使用するようにしても同様な結果を得ることができる。
次に動作を、図7の負荷トルク基準位置決定部13におけるタイミングチャート図で説明する。図7において、(a)は負荷トルク、(b)はδ軸電流iδ、(c)はδ軸電流の1次周波数成分、(d)は電気角角度θe、(e)は機械角角度θmである。
負荷トルク脈動とδ軸電流の1次周波数成分とは相関関係があり、δ軸電流の1次周波数成分のピーク値の位相を、負荷トルク基準位置とすることができる。しかし、6極モータの場合は、電気角角度θeを用いて機械角角度θmを0にするタイミングにより、図7(e)のように3つのパターンが存在することになる。
そのため、図7の位置関係にある場合について、図8の負荷トルク基準位置決定部13におけるフローチャート図を用いて負荷トルク基準位置決定方法について説明する。
STEP1は、負荷トルク基準位置決定値θpxが決定しているかどうかを判断する処理であり、θpxが確定した場合は、STEP2〜STEP9の処理は行わない。
θpxが確定していない場合は、STEP2の負荷トルク基準位置推定演算処理を行い、δ軸電流の1次周波数成分のピーク値の位相(=負荷トルク基準位置推定値θp)を求める。STEP3は、負荷トルク基準位置決定演算を行う条件であり、本実施の形態においては、実行周波数が60[rps]以上のときに負荷トルク基準位置決定演算処理を行うようにしている。実行周波数が60[rps]未満の場合は負荷トルク基準位置決定処理は行わない。
STEP4〜STEP8は、負荷トルク基準位置θpxを決定する処理であり、負荷トルク基準位置推定値θpが55°以上175°未満(STEP4)のときは負荷トルク基準位置決定値θpxを115°(STEP5)とし、負荷トルク基準位置推定値θpが175°以上295°未満(STEP6)のときは負荷トルク基準位置決定値θpxを235°(STEP7)とし、上記判定以外のときはθpxを355°(STEP8)とする。STEP9は、θpxが確定したことを示す処理である。
図9の負荷トルク補償パターン演算部14と励磁電流指令値演算部15のフローチャート図において、STEP10は実行周波数fdと負荷トルク補償量振幅ΔIγ*のテーブル(以下、fd−ΔIγ*テーブルと呼ぶ)より、fdに対応したΔIγ*を読み出す処理である。fd−ΔIγ*テーブルの一例を図10に示す。
STEP11は実行周波数fdと負荷トルク基準位置補正量θadjのテーブル(以下、fd−θadjテーブルと呼ぶ)より、fdに対応したθadjを読み出す処理である。fd−θadjテーブルの一例を図11に示す。
STEP12は、式(1)による負荷トルク補償パターンiγ*(2)を演算する処理である。
iγ*(2)=ΔIγ*×sin{θm−(θpx+θadj)} (1)
STEP13は、実行周波数fdと励磁電流基準指令値iγ*(1)のテーブル(以下、fd−iγ*(1)テーブルと呼ぶ)より、fdに対応したiγ*(1)を読み出す処理である。fd−iγ*(1)テーブルの一例を図12に示す。
STEP14は、STEP13により求めた励磁電流基準指令値iγ*(1)と、STEP12により求めた負荷トルク補償パターンiγ*(2)により、励磁電流指令値iγ*を求めている。
図13の励磁電流指令値演算部15におけるタイミングチャート図において、(a)は負荷トルク、(b)はδ軸電流の1次周波数成分、(c)は機械角角度θm、(d)は励磁電流指令値iγ*、(e)は発生トルクである。図9におけるSTEP10〜14の処理を行うことで、励磁電流指令値iγ*を生成し、負荷トルクパターンに対応した発生トルクを得る。
ここで、本実施の形態では、座標系としてd−q軸ではなく、γ−δ軸を使用しているので、d−q軸座標系とγ−δ軸座標系の関係について説明する。永久磁石同期電動機のd−q軸座標における電圧方程式は一般的に式(2)で与えられる。d−q軸座標系において、d軸は永久磁石回転子のN極の方向とし、d軸から回転方向に電気角角度で90°進んだ位相をなす軸をq軸と定義している。
Figure 0004469185
式(2)において、Vdは永久磁石同期電動機のd軸電圧、Vqは永久磁石同期電動機のq軸電圧、Rは永久磁石同期電動機の1相あたりの抵抗値、Ldは永久磁石同期電動機のd軸インダクタンス、Lqは永久磁石同期電動機のq軸インダクタンス、Φfは永久磁石同期電動機の誘起電圧定数、idは永久磁石同期電動機のd軸電流、iqは永久磁石同期電動機のq軸電流、ωは永久磁石同期電動機の角速度、pは時間tによる微分演算子を表している。
図14の永久磁石同期電動機(特に埋込磁石型同期電動機)のある運転条件におけるベクトル線図において、横軸はγ軸、縦軸はδ軸を表している。また、d軸およびq軸は、γ軸およびδ軸に対してそれぞれΔθだけ回転した角度に位置している。ここで、ΦFは回転子磁石により生じる磁束ベクトルであり、その大きさは誘起電圧定数Φfであり、d軸上に位置する。
また、Lγ・iγは固定子磁束のγ軸成分、Lδ・iδは固定子磁束のδ軸成分であり、Φ0は固定子磁束(Lγ・iγ、Lδ・iδ)と回転子磁束(ΦF)の合成磁束ベクトルである。ここで、Lγは永久磁石同期電動機のγ軸インダクタンス、Lδは永久磁石同期電動機のδ軸インダクタンスである。
また、ω1・Φ0は合成磁束により生じる電圧ベクトル、R・Iaはモータの抵抗により生じる電圧ベクトル、Vaはその合成ベクトルであり、永久磁石同期電動機に印加される電圧ベクトルである。ここで、ω1は一次周波数f1を角速度に変換した値であり、Iaは励磁電流iγとδ軸電流iδの合成ベクトルである。Vaのγ軸成分がγ軸電圧Vγであり、δ軸成分がδ軸電圧Vδである。
ここで、d−q軸とγ−δ軸との位相差ΔθをΔθ≒0と近似して、各軸のインダクタンスをLγ≒Ld、Lδ≒Lqとして取り扱うことで、インバータ制御部5での演算負荷を低減させることができ、例えばスペックの低いマイコンでの対応が可能となり、マイコン選択の自由度も増える。ただし、制御精度を向上させる必要がある場合は、Δθを予測して制御すればよい。
以上のように、シングルロータリ圧縮機を代表的な例とする圧縮機3の圧縮機メカ位置(機械的位置)と永久磁石同期電動機3aのステータ及びロータの位置関係を規定し、負荷トルクと相関関係のあるパラメータであるδ軸電流又はδ軸電圧を用いて負荷トルク基準位置を推定する負荷トルク基準位置推定部12と、負荷トルク基準位置推定部12により推定した負荷トルク基準位置推定値と圧縮機メカ位置の規定関係により負荷トルク基準位置を決定する負荷トルク基準位置決定部13と、1回転あたりの負荷トルク変動を補償する負荷トルク補償パターン演算部14を備え、負荷トルク基準位置決定部13により決定した負荷トルク基準位置を基準に、負荷トルク補償パターン演算部14にて演算した負荷トルク補償パターンを用いて、励磁電流指令値を制御することでインバータ2の出力電圧または電流を補正するようにしたので、負荷トルク基準位置を早く正確に決定することができ、負荷トルクパターンに追従した発生トルクを生成して、1回転中の負荷トルク変動に伴う速度変動を素早く抑制し、振動と騒音を抑制できる。
尚、負荷トルクと相関関係のあるパラメータとして、負荷トルクと相関関係の強いδ軸電流を使用すれば、より早く正確に負荷トルク基準位置を決定することができ、早期の振動および騒音抑制に繋がる。
また、負荷トルク補償パターンを正弦波状とすることで、負荷トルクの追従性は劣ることになるが、負荷トルクパターンに追従しすぎると、インバータ素子を保護するための過電流遮断保護に入り易くなるという問題を解決することができる。また、負荷トルクパターンを保持する必要性がなくなり、負荷トルクパターンを決定する開発負荷を軽減することができる。
また、実行周波数又は負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)により負荷トルク基準位置により決定した負荷トルク基準位置を補正することで、より負荷トルクパターンに追従した制御が行え、振動と騒音を抑制できる。
さらに、実行周波数と負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)を組み合わせて負荷トルク基準位置を補正するようにすれば、より振動と騒音を抑制することができる。
また、実行周波数又は負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)により負荷トルク補償パターンを補正することで、より負荷トルクパターンに追従した制御が行え、振動と騒音を抑制できる。
さらに、実行周波数と負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)を組み合わせて負荷トルク補償パターンを補正するようにすれば、より振動と騒音を抑制することができる。
また、負荷トルク基準位置決定部13による負荷トルク基準位置の決定をインバータ起動後1回のみとし、その負荷トルク基準位置を保持し、その後は負荷トルク基準位置推定処理および負荷トルク基準位置決定処理を行わないようにすることで、インバータ制御部5での演算負荷を低減させることができ、例えば安価なマイコンでの対応が可能とる。
また、負荷トルク基準位置決定部13による負荷トルク基準位置の決定タイミングを高回転時(例えば、実行周波数が60[rps]以上のとき)とすることで、低回転領域に存在する振動共振を避けることができ、振動と騒音を抑制することができる。
本実施の形態では、負荷トルク基準位置決定部13による負荷トルク基準位置の決定タイミングを高回転時(例えば、実行周波数が60[rps]以上のとき)としていたが、起動直後に行うようにすれば、起動直後から1回転中の負荷トルク変動に伴う速度変動を抑制でき、振動と騒音を抑制できる。
実施の形態2.
図15乃至図19は実施の形態2を示す図で、図15はインバータ制御装置のブロック図、図16は負荷トルク補償パターン演算部のフローチャート図、図17は実行周波数fdと負荷トルク補償量振幅Δfhの関係を示す図、図18は実行周波数fdと負荷トルク基準位置補正量θadj’の関係を示す図、図19は一次周波数演算部のタイミングチャート図である。
図15において、実施の形態1の図1と同じ部分には同一符号を付して説明は省略する。以下変更している構成について説明する。
上記実施の形態1では、励磁電流指令値を制御することによりインバータ2の出力電圧又は電流を補正するようにしたが、本実施の形態では、周波数を制御することによりインバータ2の出力電圧又は電流を補正する。
図15において、一次周波数演算部9’は、周波数補償部7により得られた周波数補償量fhと、負荷トルク補償パターン演算部14’より求められた負荷トルク補償パターンfh(2)とにより、実行周波数fdを補償し、一次周波数f1を得る。
負荷トルク補償パターン演算部14’は、実行周波数演算部8より求められた実行周波数fdと、負荷トルク基準位置決定部13により求められた負荷トルク基準位置決定値θpxと、機械角角度θmにより負荷トルク補償パターンfh(2)を演算する。
励磁電流指令値演算部15’は、実行周波数演算部8により求められた実行周波数fdにより励磁電流指令値iγ*を求めている。
次に動作を、図16の負荷トルク補償パターン演算部14’のフローチャート図で説明する。図16において、STEP15は実行周波数fdと負荷トルク補償量振幅Δfhのテーブル(以下、fd−Δfhテーブルと呼ぶ)より、fdに対応したΔfhを読み出す処理である。fd−Δfhテーブルの一例を図17に示す。
STEP16は実行周波数fdと負荷トルク基準位置補正量θadj’のテーブル(以下、fd−θadj’テーブルと呼ぶ)より、fdに対応したθadj’を読み出す処理である。fd−θadj’テーブルの一例を図18に示す。
STEP17は、式(3)による負荷トルク補償パターンfh(2)を演算する処理である。
fh(2)=Δfh×sin{θm−(θpx+θadj’)} (3)
図19の一次周波数演算部9’のタイミングチャート図において、(a)は負荷トルク、(b)はδ軸電流の1次周波数成分、(c)は機械角角度θm、(d)は一次周波数f1、(e)は発生トルクである。図16におけるSTEP15〜17の処理を行うことで、負荷トルク補償パターンfh(2)を生成し、負荷トルクパターンに対応した発生トルクを得る。
以上のように、シングルロータリ圧縮機を代表的な例とする圧縮機3の圧縮機メカ位置(機械的位置)と永久磁石同期電動機3aのステータ及びロータの位置関係を規定し、負荷トルクと相関関係のあるパラメータであるδ軸電流又はδ軸電圧を用いて負荷トルク基準位置を推定する負荷トルク基準位置推定部12と、負荷トルク基準位置推定部12により推定した負荷トルク基準位置推定値と圧縮機メカ位置の規定関係により負荷トルク基準位置を決定する負荷トルク基準位置決定部13と、1回転あたりの負荷トルク変動を補償する負荷トルク補償パターン演算部14’を備え、負荷トルク基準位置決定部13により決定した負荷トルク基準位置を基準に、負荷トルク補償パターン演算部14’にて演算した負荷トルク補償パターンを用いて、実行周波数を制御することでインバータ2の出力電圧または電流を補正するようにしたので、負荷トルク基準位置を早く正確に決定することができ、負荷トルクパターンに追従した発生トルクを生成して、1回転中の負荷トルク変動に伴う速度変動を素早く抑制し、振動と騒音を抑制できる。
また、負荷トルク補償パターンを正弦波状とすることで、負荷トルクの追従性は劣ることになるが、負荷トルクパターンに追従しすぎると、インバータ素子を保護するための過電流遮断保護に入り易くなるという問題を解決することができる。また、負荷トルクパターンを保持する必要性がなくなり、負荷トルクパターンを決定する開発負荷を軽減することができる。
また、実行周波数又は負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)により負荷トルク基準位置により決定した負荷トルク基準位置を補正することで、より負荷トルクパターンに追従した制御が行え、振動と騒音を抑制できる。
さらに、実行周波数と負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)を組み合わせて負荷トルク基準位置を補正するようにすれば、より振動と騒音を抑制することができる。
また、実行周波数又は負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)により負荷トルク補償パターンを補正することで、より負荷トルクパターンに追従した制御が行え、振動と騒音を抑制できる。
さらに、実行周波数と負荷の状態を検出できるパラメータ(例えば、δ軸電流)を組み合わせて負荷トルク補償パターンを補正するようにすれば、より振動と騒音を抑制することができる。
また、負荷トルク基準位置決定部13による負荷トルク基準位置の決定をインバータ起動後1回のみとし、その負荷トルク基準位置を保持し、その後は負荷トルク基準位置推定処理および負荷トルク基準位置決定処理を行わないようにすることで、インバータ制御部5での演算負荷を低減させることができ、例えば安価なマイコンでの対応が可能とる。
また、負荷トルク基準位置決定部13による負荷トルク基準位置の決定タイミングを高回転時(例えば、実行周波数が60[rps]以上のとき)とすることで、低回転領域に存在する振動共振を避けることができ、振動と騒音を抑制することができる。
本実施の形態では、負荷トルク基準位置決定部13による負荷トルク基準位置の決定タイミングを高回転時(例えば、実行周波数が60[rps]以上のとき)としていたが、起動直後に行うようにすれば、起動直後から1回転中の負荷トルク変動に伴う速度変動を抑制でき、振動と騒音を抑制できる。
実施の形態3.
図20〜22は実施の形態3を示す図で、図20はシングルロータリ圧縮機の縦断面図、図21はシングルロータリ圧縮機に関し、吸入管に加速度ピックアップを取付て配管応力を測定する測定方法を示す概略図、図22はシングルロータリ圧縮機の吸入管部分の配管応力の測定結果を示す図である。
実施の形態1又は実施の形態2で示したインバータ制御装置を用いて、実際にシングルロータリ圧縮機を駆動して、トルク制御の振動抑制効果を確認したので、その結果を以下説明する。
試験に用いた密閉型圧縮機は、図20に示すような単気筒のシングルロータリ圧縮機40であり、密閉容器43内に圧縮部42とともに収納される電動機41に、実施の形態1又は実施の形態2で示した永久磁石同期電動機を用いた。
シングルロータリ圧縮機40の振動測定方法は、図21に示すように、密閉容器43に接続される吸入マフラー付近の吸入管に加速度ピックアップを設置した。加速度ピックアップからの出力を増幅器を介し、周波数分析装置に入力し、1次の成分を抽出して配管応力を測定した。
測定結果を図22に示す。図において、横軸はシングルロータリ圧縮機40の運転周波数[S−1]、縦軸は配管応力[G×10−3]である。図に示すように、実施の形態1又は実施の形態2で示したインバータ制御装置のトルク制御による、顕著な振動抑制効果が確認された。
実施の形態4.
図23〜26は実施の形態4を示す図で、図23は空気調和機の室外機の正面図、図24は同平面図、図25は空気調和機の室外機の床加振力測定方法を示す図、図26は空気調和機の室外機の床加振力測定結果を示す図である。
実施の形態3では、実施の形態1又は実施の形態2で示したインバータ制御装置を用いて、実際にシングルロータリ圧縮機を駆動して、トルク制御の振動抑制効果を確認したが、さらに、そのシングルロータリ圧縮機を用いた空気調和機の室外機の床加振力測定も行った。
図23、24に示すように、空気調和機の室内機50は、実施の形態3で示したシングルロータリ圧縮機40、熱交換器、送風機、電気品室等を備える。
空気調和機の室内機50の床加振力測定は、図25に示すように、空気調和機の室内機50の下面支持台4ポイントの床加振力をセンサーで測定した。センサーからの信号を増幅器を介して周波数分析装置に取り込み、各ポイントの1次の成分を抽出する。4ポイントの加振力合計を床加振力[gf]とした。
測定結果を図26に示す。図において、横軸はシングルロータリ圧縮機40の運転周波数[S−1]、縦軸は床加振力[gf]である。図に示すように、実施の形態1又は実施の形態2で示したインバータ制御装置のトルク制御による、顕著な振動抑制効果が確認された。
実施の形態5.
図27は実施の形態5を示す図で、冷蔵庫の縦断面図である。図において、冷蔵庫60の機械室は、背面の最下部に位置し、その機械室に密閉型圧縮機が設置されている。冷蔵庫60は室内で使用されるものであり、密閉型圧縮機の振動を抑制することは、極めて重要である。
特に、密閉型圧縮機に、単シリンダーのシングルロータリ圧縮機40を使用する場合は、その特有な振動が問題になることが多い。そこで、実施の形態1又は実施の形態2に示したインバータ制御装置のトルク制御を適用したシングルロータリ圧縮機40を冷蔵庫60に使用することで、振動抑制効果が期待できる。
以上の説明では、空気調和機と冷蔵庫を例に挙げたが、それ以外の冷凍空調装置においても、同様の効果が期待できる。
実施の形態1を示す図で、インバータ制御装置の概略ブロック図である。 実施の形態1を示す図で、インバータ制御装置の詳細ブロック図である。 実施の形態1を示す図で、シングルロータリ圧縮機の永久磁石同期電動機及び圧縮部の断面図である。 実施の形態1を示す図で、負荷トルク基準位置推定部のブロック図である。 実施の形態1を示す図で、別のインバータ制御装置の概略ブロック図である。 実施の形態1を示す図で、別のインバータ制御装置の詳細ブロック図である。 実施の形態1を示す図で、負荷トルク基準位置決定部のタイミングチャート図である。 実施の形態1を示す図で、負荷トルク基準位置決定部のフローチャート図である。 実施の形態1を示す図で、負荷トルク補償パターン演算部、励磁電流指令値演算部のフローチャート図である。 実施の形態1を示す図で、実行周波数fdと負荷トルク補償量振幅Δiγ*の関係を示す図である。 実施の形態1を示す図で、実行周波数fdと負荷トルク基準位置補正量θadjの関係を示す図である。 実施の形態1を示す図で、実行周波数fdと励磁電流基準指令値iγ*(1)の関係を示す図である。 実施の形態1を示す図で、励磁電流指令値演算部のタイミングチャート図である。 実施の形態1を示す図で、一般的な永久磁石同期電動機のベクトル線図である。 実施の形態2を示す図で、インバータ制御装置のブロック図である。 実施の形態2を示す図で、負荷トルク補償パターン演算部のフローチャート図である。 実施の形態2を示す図で、実行周波数fdと負荷トルク補償量振幅Δfhの関係を示す図である。 実施の形態2を示す図で、実行周波数fdと負荷トルク基準位置補正量θadj’の関係を示す図である。 実施の形態2を示す図で、一次周波数演算部のタイミングチャート図である。 実施の形態3を示す図で、シングルロータリ圧縮機の縦断面図である。 実施の形態3を示す図で、シングルロータリ圧縮機に関し、吸入管に加速度ピックアップを取付て配管応力を測定する測定方法を示す概略図である。 実施の形態3を示す図で、シングルロータリ圧縮機の吸入管部分の配管応力の測定結果を示す図である。 実施の形態4を示す図で、空気調和機の室外機の正面図である。 実施の形態4を示す図で、空気調和機の室外機の平面図である。 実施の形態4を示す図で、空気調和機の室外機の床加振力測定方法を示す図である。 実施の形態4を示す図で、空気調和機の室外機の床加振力測定結果を示す図である。 実施の形態5を示す図で、冷蔵庫の縦断面図である。
符号の説明
1 直流電源、2 インバータ、3 圧縮機、3a 永久磁石同期電動機、3b 圧縮部、4a,4b,4c 電流検出部、5 インバータ制御部、6 3相/2相座標変換部、7 周波数補償部、8 実行周波数演算部、9,9’ 一次周波数演算部、10 電気角角度演算部、11 機械角角度演算部、12 負荷トルク基準位置推定部、12a sin成分抽出部、12b cos成分抽出部、12c,12d フィルタ部、12e tan−1演算部、13 負荷トルク基準位置決定部、14,14’ 負荷トルク補償パターン演算部、15,15’ 励磁電流指令値演算部、16 出力電圧指令値演算部、17 2相/3相座標変換部、18 PWM信号生成部、40 シングルロータリ圧縮機、41 電動機、42 圧縮部、43 密閉容器、50 空気調和機の室内機、60 冷蔵庫。

Claims (14)

  1. 負荷トルクが周期的に変動する負荷要素を駆動し、2n極(nは2以上の整数)以上の極数を有し、前記負荷要素の機械的位置との位置関係が規定された電動機を三相正弦波駆動で制御するインバータ制御装置において、
    機械角角度とδ軸電流値又はδ軸電圧値より、前記δ軸電流値又は前記δ軸電圧値の1次周波数成分のピーク値の位相を求め、その値を負荷トルク基準位置推定値とする負荷トルク基準位置推定部と、
    前記負荷トルク基準位置推定部により推定した前記負荷トルク基準位置推定値に基づいて、前記負荷要素の機械的位置の規定関係により予め定められたn個の負荷トルク基準位置の候補の中の一つを選択して負荷トルク基準位置として決定する負荷トルク基準位置決定部と、
    1回転あたりの負荷トルク変動を補償する負荷トルク補償パターン演算部と、を備え、前記負荷トルク基準位置決定部により決定した負荷トルク基準位置を基準に、前記負荷トルク補償パターン演算部にて演算した負荷トルク補償パターンを用いて、前記インバータの出力電圧または電流を補正することを特徴とするインバータ制御装置。
  2. 前記負荷トルク基準位置推定部で用いる負荷トルクと相関関係のあるパラメータとして、前記インバータの三相正弦波駆動出力電流を3相/2相座標変換したトルク電流成分を用いることを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  3. 励磁電流指令値を制御することにより前記インバータの出力電圧または電流を補正することを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  4. 周波数を制御することにより前記インバータの出力電圧または電流を補正することを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  5. 前記負荷トルク補償パターンは、正弦波状であることを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  6. 前記インバータの周波数又は負荷の状態を検出できるパラメータ又はそれらの組合せを用いて、前記負荷トルク基準位置決定部により決定した負荷トルク基準位置を補正することを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  7. 前記インバータの周波数又は負荷の状態を検出できるパラメータ又はそれらの組合せを用いて、前記負荷トルク補償パターンを補正することを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  8. 前記負荷トルク基準位置決定部による負荷トルク基準位置の決定は、インバータ起動後1回のみとすることを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  9. 前記負荷トルク基準位置決定部による決定タイミングは、高回転時とすることを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  10. 前記負荷トルク基準位置決定部による決定タイミングは、起動直後とすることを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  11. 負荷トルクが周期的に変動する負荷要素を駆動し、2n極(nは2以上の整数)以上の極数を有し、前記負荷要素の機械的位置との位置関係が規定された電動機を三相正弦波駆動で制御するインバータ制御方法において、
    機械角角度とδ軸電流値又はδ軸電圧値より、前記δ軸電流値又は前記δ軸電圧値の1次周波数成分のピーク値の位相を求め、その値を負荷トルク基準位置と推定する工程と、
    前記推定した負荷トルク基準位置に基づいて、前記負荷要素の機械的位置の規定関係により予め定められたn個の負荷トルク基準位置の候補の中の一つを選択して負荷トルク基準位置として決定する工程と、
    1回転あたりの負荷トルク変動を補償する負荷トルク補償パターンを演算する工程と、
    前記決定された負荷トルク基準位置を基準に、前記負荷トルク補償パターンを用いて、前記インバータの出力電圧または電流を補正する工程と、
    を備えたことを特徴とするインバータ制御方法。
  12. 密閉容器内に設けられ、冷媒を圧縮して負荷トルクが周期的に変動する圧縮部と、
    前記圧縮部を駆動し、該圧縮部機械的位置との位置関係が規定された2n極(nは2以上の整数)以上の極数を有する電動機と、
    前記電動機を三相正弦波通電で駆動するインバータと、
    機械角角度とδ軸電流値又はδ軸電圧値より、前記δ軸電流値又は前記δ軸電圧値の1次周波数成分のピーク値の位相を求め、その値を負荷トルク基準位置推定値とする負荷トルク基準位置推定部と、前記負荷トルク基準位置推定部により推定した前記負荷トルク基準位置推定値に基づいて、前記負荷要素の機械的位置の規定関係により予め定められたn個の負荷トルク基準位置の候補の中の一つを選択して負荷トルク基準位置として決定する負荷トルク基準位置決定部と、1回転あたりの負荷トルク変動を補償する負荷トルク補償パターン演算部とを有し、前記負荷トルク基準位置決定部により決定した負荷トルク基準位置を基準に、前記負荷トルク補償パターン演算部にて演算した負荷トルク補償パターンを用いて、インバータの出力電圧または電流を補正するインバータ制御装置と、
    を備えたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  13. 前記圧縮部が、単気筒のシングルロータリ式のもので構成されたことを特徴とする請求項12記載の密閉型圧縮機。
  14. 冷凍サイクルに、請求項12記載の密閉型圧縮機を用いたことを特徴とする冷凍空調装置。
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