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JP4454444B2 - 双方向dc−dcコンバータ - Google Patents

双方向dc−dcコンバータ Download PDF

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Description

本発明は、双方向DC−DCコンバータに関し、特に、広い入力電圧範囲で所定出力電圧への変圧(降圧または昇圧)を可能にした双方向DC−DCコンバータに関するものである。
車両などでは異なる電圧値を有するバッテリの2つの電源系を持っているものがある。このような電圧値が異なる2つの直流電源系で電力を融通し合う場合、一般に、直流電源系間に直流昇圧回路と直流降圧回路とを並列に配設し、それらを適宜使用する構成が採用されている。
また、直流電源系で電力を融通し合う場合に、小規模の回路で十分な高圧直流電圧が得られるようにするために双方向DC−DCコンバータを用いることも提案されている。
例えば、下記特許文献1には、トランスの両側にそれぞれ双方向型の直交変換部をもち、特に二次側直交変換部は、順送電(第1直流端子から第2直流端子への降圧送電)時に、平滑コイルとして作動するチョークコイルを、チョークコイル利用チョッパ回路型インバータのチョークコイルとして用い、このチョークコイルとトランスの二次コイルとの間のスイッチング・整流部が順送電時には整流器として機能し、逆送電(第2直流端子から第1直流端子への昇圧送電)時にはチョッパ回路として機能する双方向DC−DCコンバータが記載されている。
特開平2002−165448号公報
しかしながら、2つの直流電源系間に直流昇圧回路と直流降圧回路とを並列に配設する構成では、回路規模が大きくなり、また、同時動作すると回路内部の電圧ロスなどにより十分な性能を得ることができないという課題がある。
また、前記特許文献1に記載されているような双方向DC−DCコンバータにおいて、電圧変換用トランスの1次側巻線と2次側巻線の巻線比で電圧変換比が制約されると、要求される出力電圧の下限(あるいは上限)に制約がある場合にはそれに伴い入力電圧の下限(あるいは上限)も制約される。このため、入力電圧が大きく変動することが想定される場合には電圧変換用トランスの巻線比を十分に大きくとっておかざるを得ないという課題がある。
本発明の目的は、前記の課題を解決し、広い入力電圧範囲で所定出力電圧への変圧を可能にした双方向DC−DCコンバータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、低圧側端子と、高圧側端子と、低圧側巻線および高圧側巻線を含むトランスと、前記低圧側端子と前記低圧側巻線との間に挿入された低圧側スイッチング部と、前記高圧側端子と前記高圧側巻線との間に挿入された高圧側スイッチング部と、前記低圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された低圧側整流素子と、前記高圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された高圧側整流素子と、前記低圧側スイッチング部のスイッチング素子および前記高圧側スイッチング部のスイッチング素子を制御する制御回路とを備えた双方向DC−DCコンバータにおいて、前記高圧側巻線と前記高圧側スイッチング部との間もしくは前記低圧側巻線と前記低圧側スイッチング部との間にLC共振回路を設けると共に、前記高圧側スイッチング部のスイッチング素子を導通角0〜ほぼ50%の範囲の制御ゾーンで制御して降圧制御を行う点に第1の特徴がある。
また、本発明は、低圧側端子と、高圧側端子と、低圧側巻線および高圧側巻線を含むトランスと、前記低圧側端子と前記低圧側巻線との間に挿入された低圧側スイッチング部と、前記高圧側端子と前記高圧側巻線との間に挿入された高圧側スイッチング部と、前記低圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された低圧側整流素子と、前記高圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された高圧側整流素子と、前記低圧側スイッチング部のスイッチング素子および前記高圧側スイッチング部のスイッチング素子を制御する制御回路とを備えた双方向DC−DCコンバータにおいて、前記高圧側巻線と前記高圧側スイッチング部との間もしくは前記低圧側巻線と前記低圧側スイッチング部との間にLC共振回路を設けると共に、前記低圧側端子への入力電圧に応じて前記低圧側スイッチング部のスイッチング素子を導通角100%あるいはほぼ50%の制御ゾーンで制御して昇圧制御を行う点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記LC共振回路を前記高圧側巻線と前記高圧側スイッチング部との間に設けた点に第3の特徴がある。
また、本発明は、前記低圧側スイッチング部および前記高圧側スイッチング部はいずれも、4つのスイッチング素子を含むブリッジ接続構成である点に第4の特徴がある。
さらに、本発明は、前記低圧側端子にはバッテリを接続し、前記高圧側端子には発電機出力を接続した点に第5の特徴がある。
本発明の第1の特徴によれば、スイッチングによる電流波形をLC共振回路で正弦波状
にし、高圧側スイッチング部のスイッチング素子を導通角0〜ほぼ50%の範囲の制御ゾ
ーンで制御することにより、より広い入力電圧範囲で所定出力電圧を得ることができ、また、低圧側スイッチング部および高圧側スイッチング部はいずれも、ブリッジ型の単相インバータとなるため、それに接続するトランスの構造を簡素化することができる。
また、第2の特徴によれば、スイッチングによる電流波形をLC共振回路で正弦波状に
し、入力電圧に応じて低圧側スイッチング部のスイッチング素子を導通角100%あるい
はほぼ50%の制御ゾーンで制御することにより、より広い入力電圧範囲で所定出力電圧
を得ることができ、また、低圧側スイッチング部および高圧側スイッチング部はいずれも、ブリッジ型の単相インバータとなるため、それに接続するトランスの構造を簡素化することができる。
また、第3の特徴によれば、電流値が小さい高圧側にLC共振回路を設けることにより、LC共振回路を低圧側に設ける場合と比較してLC共振回路での損失を低減することができる。
さらに、第の特徴によれば、エンジン発電機、燃料電池、太陽光発電機などの発電電
圧の変動が大きな発電機出力であっても、安定してバッテリを充電することが可能になる
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る双方向DC−DCコンバータの一実施形態を示す回路図である。本実施形態の双方向DC−DCコンバータは、低圧側端子1−1、1−2に接続される直流電源と高圧側端子2−1、2−1に接続される直流電源との間でトランス3を介して電圧変換を行うものである。
トランス3は、低圧側巻線3−1と高圧側巻線3−2を含む。低圧側端子1−1、1−2と低圧側巻線3−1との間に低圧側スイッチング部4が挿入され、高圧側端子2−1、2−2と高圧側巻線3−2との間に高圧側スイッチング部5が挿入される。
低圧側スイッチング部4は、FETなどの4つのスイッチング素子(以下、FETと記す。)4−1〜4−4をブリッジ接続して構成することができ、高圧側スイッチング部5は、4つのFET5−1〜5−4をブリッジ接続して構成することができる。
FET4−1〜4−4、5−1〜5−4のそれぞれには、ダイオードなどの整流素子が並列接続される。これらの整流素子は、FETの寄生ダイオードでよく、別途接続した接合ダイオードでもよい。並列接続された整流素子を合わせれば、低圧側スイッチング部4および高圧側スイッチング部5はそれぞれ、スイッチング・整流部と考えることができる。高圧側端子2−1、2−2と高圧側巻線3−2との間にはLC共振回路6が挿入される。
低圧側および高圧側の電圧はそれぞれ、電圧検出部7、8で検出され、その検出電圧がCPUなどからなる制御回路9に入力される。制御回路9は、ドライバ10、11を介して低圧側スイッチング部4のFET4−1〜4−4および高圧側スイッチング部5のFET5−1〜5−4をスイッチング制御する。なお、低圧側端子1−1、1−2間、および高圧側端子2−1、2−2間に接続されているコンデンサ12、13は、出力平滑用コンデンサである。
次に、図1の動作を説明する。低圧側から高圧側へ電力を供給する昇圧時、低圧側スイッチング部4のFET4−1、4−4のペアとFET4−2、4−3のペアとを交互にオン・オフさせる。このとき、低圧側端子1−1、1−2への入力電圧が所定の電圧値を持っている場合には、このオン・オフは全導通角で行わせる。このとき、後述するように、トランス3の巻線比A/Bに近い値の電圧比で電圧変換が行われる。また、共振回路6により正弦波状にされた電流波形の零クロス点付近でFET4−1〜4−4をオン・オフさせることができるため、大電流時でもスイッチング損失を抑制することができる。
また、低圧側端子1−1、1−2への入力電圧が所定の電圧値を下まわっている場合には、このオン・オフの導通角ほぼ50%の制御ゾーンとしてFET4−1〜4−4を制御する。このとき、後述するように、トランス3の巻線比A/Bを超える電圧比で電圧変換を行うことができる。
このオン・オフに伴う電流がトランス3の低圧側巻線3−1に流れる。高圧側巻線3−2に誘起された電流は、LC共振回路6を通して高圧側スイッチング部5に入力され、FET5−1〜5−4に並列接続された整流素子により整流され、平滑コンデンサ13で平滑されて出力される。このとき低圧側および高圧側に流れる電流は、LC共振回路6の存在により正弦波状になる。
高圧側から低圧側へ電力を供給する降圧時には、高圧側スイッチング部5のFET5−1、5−4のペアとFET5−2、5−3のペアとを交互に後述する所定導通角でオン・オフさせる。このオン・オフに伴う電流がトランス3の高圧側巻線3−2に流れる。FET5−1〜5−4のオン、オフにより高圧側および低圧側に流れる電流はLC共振回路6の存在により正弦波状に変化する。
低圧側巻線3−1に誘起された電流は、低圧側スイッチング部4に入力され、FET4−1〜4−4に並列接続された整流素子により整流され、平滑コンデンサ12で平滑されて出力される。
次に、本発明の原理を説明する。以下では、高圧側端子2−1、2−1へ与えられる高電圧を降圧して低圧側端子1−1、1−2に出力する場合を例として説明するが、本発明は、低圧側端子1−1、1−2側から高圧側端子2−1、2−1側への昇圧を行う場合にも適用することができる。
図2は、高圧側スイッチング部5のFET5−1、5−4のペアとFET5−2、5−3のペアを全導通角(デューティ比100%)で交互にオン・オフさせた場合にトランス3の高圧側巻線端子3−2あるいは低圧側巻線3−1に流れる電流を高圧側端子あるいは低圧側端子から観た時の波形を示す図である。この電流は、LC共振回路の存在により正弦波状になる。
図3は、デューティ比を0〜100%に変化させてFET5−1〜5−4を制御した場合に得られる高圧側電圧と低圧側電圧の電圧比を示す特性図である。同図に示すように、FET5−1〜5−4をデューティ比50%付近でターンオフさせた場合、トランス3の巻線比A/Bに制限されず、それを越える電圧比が得られる。これは、電流が最大値となる付近でターンオフさせることにより、トランス3の巻線やLC共振回路6のチョークコイルなどに蓄えられていたエネルギが放出されるためである。デューティ比が50%を越えると、電圧比はトランス3の巻線比A/Bに近い値に戻る。これは、デューティ50%超では連続するオン、オフにより誘導エネルギが互いに打ち消し合うものとなってしまうためである。
本発明は、デューティ比50%付近でターンオフさせた場合、トランスの巻線比A/Bを越える電圧比が得られるという点に着目し、より広い入力電圧範囲での変圧制御を可能にするものである。
例えば、降圧時には、高圧側スイッチング部5のFET5−1〜5−4を導通角0〜ほぼ50%の範囲の制御ゾーンとし、高圧側電圧が高いときには高圧側電圧に応じてFET5−1〜5−4の導通角を絞り込み、低いときには導通角をほぼ50%とすることにより、トランス3の巻線比に制約されずに、より広い高圧側電圧範囲での降圧制御を可能にする。本発明での制御ゾーンを図2に示している。
図4は、本発明による電圧変換特性(a)と従来技術による電圧変換特性(b)を対比して示す図である。同図に示すように、従来技術では、所定範囲の低圧側電圧Vl〜Vlを得ようとする場合、トランス3の巻線比A/Bで変換特性が制約され、高圧側電圧はVh〜Vhの範囲である必要がある。
つまり、高圧側電圧がVhを越えると低圧側電圧はVlを越えてしまい、高圧側電圧がVh未満になると低圧側電圧はVl未満なってしまう。このため、例えば低圧側にバッテリを接続してこれを充電する場合、バッテリの過充電または充電不足を防ぐには、高圧側電圧をVh〜Vhの範囲に制限する必要がある。
これに対して、本発明では、所定範囲の出力電圧Vl〜Vlを得ようとする場合、トランス3の巻線比A/Bで変換特性が制約されず、高圧側電圧はVh(Vh<Vh)以上であればよいので、より広い高圧側電圧範囲での降圧制御が可能になる。なお、電圧制御と導通角とはリニアな関係を維持するので、高圧側電圧が変動しても導通角制御により安定かつ容易に所定の低圧側電圧を得ることができる。
図5は、本発明の適用例を示す回路図であり、本発明に係る双方向DC−DCコンバータ50を用いて発電機51を含む直流電源とバッテリ52との間で電力を融通し合う例である。発電機51は、例えばエンジン駆動式の3相の多極磁石発電機である。エンジンの始動時には、双方向DC−DCコンバータ50の低圧側スイッチング部を駆動し、これにより昇圧したバッテリ52のDC電圧を駆動用インバータ(整流回路)53に印加する。駆動用インバータ53は、印加されたDC電圧を3相のAC電圧に変換して発電機51に印加し、これをエンジン始動用電動機として起動する。
エンジンが始動すると、発電機51はエンジンにより駆動され、駆動用インバータ53のスイッチング動作は停止される。発電機51の出力は、整流回路(駆動用インバータ)53で整流され、レギュレータ54で調整され、さらにインバータ55で所定周波数の交流電力に変換されて出力される。
バッテリ52の電圧が低下した時、双方向DC−DCコンバータ50の高圧側スイッチング部を駆動すれば、整流回路53の出力を双方向DC−DCコンバータ50により降圧し、この電圧によりバッテリ52を充電することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、種々に変形可能である。例えば、LC共振回路は、降圧側ではなく低圧側に設けることもできる。この場合、低圧側スイッチング部とトランスの低圧側巻線の間にLC共振回路を挿入すればよい。
本発明は、バッテリ間、あるいはエンジン駆動式発電機からなる直流電源とバッテリ間に限らず、通常の発電機、太陽光発電、風力発電、燃料電池などの適宜の直流電源系で電力を融通し合う場合に使用することができ、例えば、ハイブリッド車両などでの走行電力系と保安電装系とで電力のやり取りを行わせることができる。
本発明に係る双方向DC−DCコンバータの一実施形態を示す回路図である。 双方向DC−DCコンバータの動作説明のための波形図である。 デューティ比と電圧比の関係を示す特性図である。 本発明の電圧変換特性と従来技術の電圧変換特性を示す特性図である。 本発明の適用例を示す回路図である。
符号の説明
1−1、1−2・・・低圧側端子、2−1、2−2・・・高圧側端子、3・・・トランス、3−1・・・低圧側巻線、3−2・・・高圧側巻線、4・・・低圧側スイッチング部、4−4〜4−4,5−1〜5−4・・・FET、5・・・高圧側スイッチング部、6・・・LC共振回路、7,8・・・電圧検出部、9・・・制御部、10,11・・・ドライバ、12,13・・・平滑コンデンサ、50・・・双方向DC−DCコンバータ、51・・・発電機、52・・・バッテリ、53・・・駆動用インバータ(整流回路)、54・・・レギュレータ、55・・・インバータ

Claims (4)

  1. 低圧側端子と、高圧側端子と、低圧側巻線および高圧側巻線を含むトランスと、前記低圧側端子と前記低圧側巻線との間に挿入され、ブリッジ接続構成の第1の一対のスイッチング素子および第2の一対のスイッチング素子を有する低圧側スイッチング部と、前記高圧側端子と前記高圧側巻線との間に挿入され、ブリッジ接続構成の第3の一対のスイッチング素子および第4の一対のスイッチング素子を有する高圧側スイッチング部と、前記低圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された低圧側整流素子と、前記高圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された高圧側整流素子と、前記低圧側スイッチング部のスイッチング素子および前記高圧側スイッチング部のスイッチング素子を制御する制御回路とを備えた双方向DC−DCコンバータにおいて、
    前記高圧側巻線と前記高圧側スイッチング部との間もしくは前記低圧側巻線と前記低圧側スイッチング部との間にLC共振回路を設けると共に、前記高圧側スイッチング部の第3の一対のスイッチング素子と第4の一対のスイッチング素子を互いに逆に交互にオンオフさせた状態での第3の一対のスイッチング素子と第4の一対のスイッチング素子それぞれの全導通期間を導通角100%として、第3の一対のスイッチング素子と第4の一対のスイッチング素子を導通角0〜ほぼ50%の範囲の制御ゾーンで制御して降圧制御を行い、前記高圧側スイッチング部の第3の一対のスイッチング素子と第4の一対のスイッチング素子を導通角ほぼ50%の制御ゾーンで制御した場合に、前記LC共振回路および前記トランスに蓄えられていたエネルギー放出により前記トランスの巻線比を越えた電圧比が得られることを特徴とする双方向DC−DCコンバータ。
  2. 低圧側端子と、高圧側端子と、低圧側巻線および高圧側巻線を含むトランスと、前記低圧側端子と前記低圧側巻線との間に挿入され、ブリッジ接続構成の第1の一対のスイッチング素子および第2の一対のスイッチング素子を有する低圧側スイッチング部と、前記高圧側端子と前記高圧側巻線との間に挿入され、ブリッジ接続構成の第3の一対のスイッチング素子および第4の一対のスイッチング素子を有する高圧側スイッチング部と、前記低圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された低圧側整流素子と、前記高圧側スイッチング部の各スイッチング素子に並列接続された高圧側整流素子と、前記低圧側スイッチング部のスイッチング素子および前記高圧側スイッチング部のスイッチング素子を制御する制御回路とを備えた双方向DC−DCコンバータにおいて、
    前記高圧側巻線と前記高圧側スイッチング部との間もしくは前記低圧側巻線と前記低圧側スイッチング部との間にLC共振回路を設けると共に、前記低圧側端子への入力電圧に応じて前記低圧側スイッチング部の第1の一対のスイッチング素子と第2の一対のスイッチング素子を互いに逆に交互にオンオフさせた状態での第1の一対のスイッチング素子と第2の一対のスイッチング素子それぞれの全導通期間を導通角100%として、第1の一対のスイッチング素子と第2の一対のスイッチング素子を導通角100%あるいはほぼ50%の制御ゾーンで制御して昇圧制御を行い、前記低圧側スイッチング部の第1の一対のスイッチング素子と第2の一対のスイッチング素子を導通角ほぼ50%の制御ゾーンで制御した場合に、前記LC共振回路および前記トランスに蓄えられていたエネルギー放出により前記トランスの巻線比を越えた電圧比が得られることを特徴とする双方向DC−DCコンバータ。
  3. 前記LC共振回路を前記高圧側巻線と前記高圧側スイッチング部との間に設けたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の双方向DC−DCコンバータ。
  4. 前記低圧側端子にはバッテリを接続し、前記高圧側端子には発電機出力を接続したことを
    特徴とする請求項1または2に記載の双方向DC−DCコンバータ。
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