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JP4331885B2 - 臼蓋コンポーネントの設置器具 - Google Patents

臼蓋コンポーネントの設置器具 Download PDF

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JP4331885B2 JP2000344485A JP2000344485A JP4331885B2 JP 4331885 B2 JP4331885 B2 JP 4331885B2 JP 2000344485 A JP2000344485 A JP 2000344485A JP 2000344485 A JP2000344485 A JP 2000344485A JP 4331885 B2 JP4331885 B2 JP 4331885B2
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    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/30Joints
    • A61F2/46Special tools for implanting artificial joints
    • A61F2/4603Special tools for implanting artificial joints for insertion or extraction of endoprosthetic joints or of accessories thereof
    • A61F2/4609Special tools for implanting artificial joints for insertion or extraction of endoprosthetic joints or of accessories thereof of acetabular cups

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  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人工股関節置換術に利用する臼蓋コンポーネントの設置器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
事故や疾病などのため正常な機能を喪失した股関節機能回復のための手段として、人工股関節置換術がある。
【0003】
かかる手術を行う場合、臼蓋コンポーネントのシェルを適切な設置角度で固定する必要がある。この設置角度が不良の場合、術後脱臼等の合併症の原因となる。
【0004】
一般的に、適切な設置角度は傾斜角40〜45°、前開き角20°程度が適当とされている。
【0005】
図7および8は、従来の臼蓋コンポーネントの設置器具Cを示す。この設置器具Cは、先端に臼蓋コンポーネントのシェルFを取付自在に保持可能とするための雄ねじ部Dを備えた主軸Eに、2種類のハンドルA,Bが固定されたものであった。このハンドルのうち1つ(ハンドルB)は、上記傾斜角に設置角度を合わせるためのもので、他方のハンドルAは、上記前開き角に設置角度を合わせるためのものである。
【0006】
ハンドルBはその柄B1が主軸Eに対して45〜50°の傾きを持って固定されており、患者を側臥位とした状態で、図9に示すように体軸に対してハンドルBの柄B1を90°の方向に合わせることで、上記傾斜角40〜45°を確保することができる。
【0007】
また、ハンドルAは、ハンドルBの柄B1に直交する面において、その柄A1が主軸Eに対して20°の傾きを持ってハンドルBに固定されており、患者を側臥位とした状態で、図10に示すように体軸に対してハンドルAの柄A1を平行方向に合わせることで、上記前開き角20°を確保することができる。
【0008】
このように上記設置器具Cによって、臼蓋コンポーネントのシェルFを所定の設置角度に合わせた状態で、上記シェルFから設置器具Cを取り外し、所定の方法に従って臼蓋コンポーネントのライナーをシェルFに固定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術によれば、多くの場合、適切な設置を行うことが可能であったが、症例によっては所定の設置角度に臼蓋コンポーネントを設置したにもかかわらず、術後脱臼を起こすことがあった。
【0010】
その理由は、大腿骨コンポーネントの設置の角度との兼ね合いで、上記設置角度はかえって人工股関節の脱臼を起こし易いものとなってしまうことがあったためである。
【0011】
すなわち、人工股関節の脱臼を完全に防止するためには、大腿骨コンポーネントの症例毎の設置角度を考慮に入れる必要があるところ、従来技術によれば、これを十分考慮せずに、一定の設置角度でのみ臼蓋コンポーネントを設置しようとするものであったためである。
【0012】
そこで、このような状況に鑑み本発明は、術後脱臼を防止するために、人工股関節置換術中にトライアルで臼蓋コンポーネントの適切な設置角度を確認し、その設置角度でもって臼蓋コンポーネントを設置することができるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の設置器具は、先端部に臼蓋トライアルおよび臼蓋コンポーネントのシェルを脱着自在に保持する保持手段を備えた主軸と、該主軸に脱着可能なワイヤ案内部材とを備え、該ワイヤ案内部材には、該主軸の軸方向に略平行にワイヤーを挿通可能な孔を備えることを特徴とする。
【0014】
かかる構成によれば、人工股関節置換術中にトライアルで臼蓋コンポーネントの適切な設置角度を確認し、その設置角度でもって臼蓋コンポーネントを設置することができる。
【0015】
すなわち、主軸の先端に臼蓋トライアルを保持した状態で、臼蓋トライアルを寛骨臼に置き、前述の従来技術におけるハンドル等を利用して所定の設置角度に臼蓋トライアルを合わせ、ピン等の固定手段を用いて臼蓋トライアルを骨に固定する。
この状態で、主軸に取り付けられている上記ワイヤ案内部材の孔にワイヤー(例えば、キルシュナーワイヤーKワイヤー)挿通し、さらにKワイヤーの先端を骨に刺入する。
そして、Kワイヤーの刺入後、設置器具を臼蓋トラアルから取り外す。
この時、Kワイヤーを残して設置器具のみを取り外す。
【0016】
この後、大腿骨側のトライアルが設置され、該トライアルと上記臼蓋トライアルを用いて整復を行い、脱臼発生の有無を確認する。
【0017】
脱臼が発生した場合、脱臼の方向を確認した上で、再度、上述の手順に従って臼蓋トライアルの設置、Kワイヤーの骨への刺入、並びに、整復を行う。脱臼が起こらないことが確認できるまで、これを繰り返す。
【0018】
最終的に脱臼が発生しないことが確認されたら、Kワイヤーを残して臼蓋トライアルを取り外し、臼蓋コンポーネントのシェルを設置する。シェルの設置の手順は次のとおりである。
【0019】
まず、上記保持手段で臼蓋コンポーネントのシェルを主軸の先端に固定するとともに、上記ワイヤ案内部材を主軸から取り外す。取り外したワイヤガイド部材を骨に刺入したKワイヤーに嵌合する。主軸とともに臼蓋コンポーネントのシェルを寛骨臼に置き、主軸にワイヤ案内部材を取り付けることで、臼蓋トライアルの設置位置、設置角度が再現される。この状態で臼蓋コンポーネントのシェルを固定し、最後に、設置器具およびKワイヤーを取り外す。
【0020】
なお、設置器具を臼蓋トライアルから取り外す場合は、主軸の先端に臼蓋トラアルを保持していないので、ワイヤ案内部材を主軸に取り付けたままワイヤ案内部材をKワイヤーから取り外すことができる。これに対して、臼蓋コンポーネントのシェルを設置する場合、設置器具の主軸の先端には上記シェルを保持しているので、ワイヤ案内部材を主軸に取り付けたままの状態で、ワイヤ案内部材をKワイヤーに装着することは、寛骨臼周辺の組織が障害となり、実質的に不可能である。そのため、本発明では、ワイヤ案内部材を主軸に対して脱着自在とした。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図によって詳しく説明する。
【0022】
図1乃至6において、1は設置器具、2は主軸、3は保持手段としての雄ねじ部、4はワイヤ案内部材、5はKワイヤー6を挿入するための孔、7は臼蓋トライアル、8は臼蓋コンポーネントのシェルである。
【0023】
設置器具1には、ステンレス等の錆びにくく、強度が大きい金属材料を用いる。
【0024】
上記主軸2は、図1の分解斜視図に示すように、外筒21と該外筒21に挿通される軸体22からなる。軸体22は上記外筒21から突出可能な先端部分に雄ねじ部3が形成され、その後方端は大径部23となっている。
【0025】
この雄ねじ部3は後述の臼蓋トライアル7と臼蓋コンポーネントのシェル8を脱着自在に保持する。
【0026】
また主軸2には、主軸2の軸方向に対して所定の角度でもって上記外筒21の軸方向中央部分から突出するようにT字状ハンドル9が設けられている。また、このT字状ハンドル9の柄91にはその直交方向に前開き角調整用ロッド10が設置されている。
T字状ハンドル9は主軸2に対して45〜50°の傾きを持って固定されており、患者を側臥位とした状態で、体軸に対して柄91を90°の方向に合わせることで、傾斜角40〜45°に設定することができる。
また、前開き角調整用ロッド10は、上記T字状ハンドル9の柄91に直交する面において主軸2に対して 左右に 0〜30°の範囲で段階的に5°毎に動かすことができるようになっている。
【0027】
すなわち、前開き調整用ロッド10は一方端に基部11を備えており、その基部11はT字状ハンドル9の柄91を軸として回動可能となっている。そして、基部11の上面には不図示の1個の突起が形成されている。他方、上記T字状ハンドル9の柄91には、上記基部11が対向する上板92が設けられており、この上板92には上記突起と嵌合可能な複数の小孔93が回転方向5°間隔で形成されている。かかる構成により、前述のように、前開き角調整用ロッド10を主軸2に対して 左右に 0〜30°の範囲で段階的に5°毎に動かすことが可能である。
【0028】
上記主軸2には、ワイヤ案内部材4が脱着自在に取り付られる。
【0029】
このワイヤ案内部材4は、主軸2との嵌合部41およびKワイヤーの案内部42ならびに該嵌合部41と案内部42との連結部43を備える。上記嵌合部41は半筒状をなし主軸2の外筒21の外周面に取付可能となっている。案内部42は複数の小筒44を担持し、この小筒44の孔5にKワイヤー6を挿通するよう構成されている。
【0030】
このように、Kワイヤー6を挿通する孔5を複数個備えることの利点は、臼蓋コンポーネントのシェル8の設置精度を高めることができることにある。
【0031】
すなわち、Kワイヤー6を1本のみ使う場合には、このKワイヤー6を中心にして設置器具1が回転方向に揺動可能となってしまうため設置精度が低下する恐れがあるのに対して、複数本のKワイヤー6を用いる場合、このような問題を防止することができる。また、Kワイヤー6を複数本用いた場合、Kワイヤー6の実質的強度が増強されるので、シェル設置時の応力による湾曲が小さくなる。その結果、上記設置精度を高めることができる。
【0032】
また、上記案内部42に小筒44を用いる利点も同様で、Kワイヤー6の保持長さを長くすることで、、Kワイヤー6の実質的強度が増強され、シェル8の設置精度を高めることができる。
【0033】
上記臼蓋トライアル7は、寛骨臼に最終的に設置する臼蓋コンポーネントと略同一の外形状を有する。すなわち、半球状をした外表面は臼蓋コンポーネントのシェル8の半球状をした外表面と略同一形状である。また、臼蓋トライアル7は、半球状をした凹部71を備える。この凹部71は、臼蓋コンポーネントのライナーにおける骨頭嵌合穴と略同一形状である。
【0034】
この凹部71の底部分には上記設置器具1の雄ねじ部3が螺合する螺子孔72が形成され、上記設置器具1の先端に臼蓋トライアル7を保持できるようになっている。
【0035】
上記臼蓋トライアル7には上記凹部71の開口周囲に位置する辺縁部73にピン固定用の複数の貫通孔74が設けられている。
【0036】
次に、上記設置器具1を用いた臼蓋コンポーネントのシェル(以下、シェルと略称する)8の設置手順を説明する。
(臼蓋トライアルとKワイヤーの設置)
図2に示すように設置器具1の先端に臼蓋トライアル7を保持した状態で、臼蓋トライアル7を寛骨臼に置き、T字状ハンドル9および前開き角調整ロッド10を利用して所定の設置角度に臼蓋トライアル7を合わせる。
【0037】
臼蓋トライアル7の保持は、前記軸体22の先端に設けた雄ねじ部3と臼蓋トライアル7の螺子孔72とを螺合することにより行う。雄ねじ部3の回転は、軸体22の大径部23を回転することで行う。この際、螺合のために、臼蓋トライアル7を手でつかんでおく。
【0038】
次に、ピンP等の固定手段を用いて臼蓋トライアル7を骨に固定する。この状態で、主軸2に取り付けられている上記ワイヤ案内部材4の孔5にKワイヤー6を挿通し、さらにKワイヤー6の先端を骨に刺入する。
(設置器具の一時取り外しと整復)
続いて、Kワイヤー6の刺入後、設置器具1を臼蓋トラアル7から取り外した状態で、設置器具1をKワイヤー6から取り外し、図3に示すように臼蓋トライアル7とKワイヤー6を残した状態とする。この際、設置器具1は、Kワイヤー6に平行な方向に抜く。
【0039】
この後、大腿骨側のトライアルが設置され、該トライアルと上記臼蓋トライアル7を用いて整復を行い、脱臼発生の有無を確認する。
【0040】
脱臼が発生した場合、脱臼の方向を確認した上で、再度、上述の手順に従って臼蓋トライアル7の設置、Kワイヤー6の骨への刺入、並びに、整復を行う。脱臼が起こらないことが確認できるまで、これを繰り返す。
(シェルの設置)
最終的に脱臼が発生しないことが確認されたら、図3の状態からさらに、Kワイヤー6を残して臼蓋トライアル7を取り外し、シェル8を設置する。シェル8の設置の手順は次のとおりである。
【0041】
まず、図5に示すように、上記保持手段3でシェル8を主軸2の先端に固定する。シェル8の保持は、前記軸体22の先端に設けた雄ねじ部3とシェル8の底部に形成した螺子孔81とを螺合することにより行う。さらに、上記ワイヤ案内部材4を主軸2から取り外し、図4に示すように、取り外したワイヤガイド部材4を骨に刺入したKワイヤー6に嵌合する。
【0042】
主軸2とともにシェル8を寛骨臼に置き、図6に示すように、主軸2にワイヤ案内部材4を取り付ける。このときにKワイヤー6によって臼蓋トライアル7の設置位置、設置角度が再現される。この状態でシェル8を所定の方法で固定し、設置器具1およびKワイヤー6を取り外す。そして最後に、固定されたシェル8に対し、臼蓋コンポーネントのライナーを所定の方法で装着する。
【0043】
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記保持手段は雄ねじ部3の他、ボールプランジャーを利用した嵌合形態であっても良い。要するに、発明の目的を逸脱しない限り任意の形態とすることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の設置器具によれば、先端部に臼蓋トライアルを脱着自在に保持する保持手段を備えた主軸と、該主軸に脱着可能でキルシュナーワイヤーを挿通可能な孔を備えたワイヤ案内部材からなる構成としたことにより、人工股関節置換術中にトライアルで臼蓋コンポーネントの適切な設置角度を確認し、その設置角度でもって臼蓋コンポーネントを設置することができる。したがって、術後の人工股関節の脱臼を防止することができる。
【0045】
また、上記本発明の構成において、Kワイヤーを挿通する孔を複数個備えるようにした場合、Kワイヤーを中心にして設置器具が回転方向に揺動することを防止することができ、さらに、Kワイヤーの湾曲を小さくすることができるので、設置精度を高めることが可能となる。これにより、術後の人工股関節のさらなる脱臼防止効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の設置器具と臼蓋トライアルの分解斜視図である。
【図2】図1の設置器具と臼蓋トライアルの組立図である。
【図3】臼蓋トライアルを寛骨臼に設置した状態の斜視図である。
【図4】Kワイヤーに主軸から取り外したワイヤ案内部材を組み合わせた状態の斜視図である。
【図5】臼蓋コンポーネントのシェルと設置器具の組立図である。
【図6】図4のワイヤ案内部材を図5の設置器具に装着した組立図である。
【図7】従来の設置器具の正面図である。
【図8】図7の設置器具の上面図である。
【図9】図7の設置器具の使用方法を説明するための図である。
【図10】図7の設置器具の使用方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 設置器具
2 主軸
3 雄ねじ部(保持手段)
4 ワイヤ案内部材
5 孔
6 Kワイヤー
7 臼蓋トライアル
8 臼蓋コンポーネントのシェル
9 T字状ハンドル
10 前開き角調整ロッド
P ピン

Claims (2)

  1. 先端部に臼蓋トライアルおよび臼蓋コンポーネントのシェルを脱着自在に保持する保持手段を備えた主軸と、該主軸に脱着可能なワイヤ案内部材とを備え、
    該ワイヤ案内部材には、該主軸の軸方向に略平行にワイヤーを挿通可能な孔を備えことを特徴とする臼蓋コンポーネントの設置器具。
  2. 上記ワイヤ案内部材が上記ワイヤーを挿通可能な複数個の孔を備えることを特徴とする請求項1記載の臼蓋コンポーネントの設置器具。
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