JP4388155B2 - 氷蓄熱式冷水供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は氷蓄熱式冷水供給装置に関し、特に、氷蓄熱槽内の水を外部に供給し、該氷蓄熱槽内の水位が変動する氷蓄熱式冷水供給装置における氷量検出技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電力需要の増大に伴い、昼夜間の電力負荷の格差が拡大傾向にある。かかる格差を平準化する技術として氷蓄熱式空調システムが注目されている。
【0003】
かかるシステムでは、夜間電力で氷蓄熱槽内に氷を作っておき、昼間にその氷を解凍しつつ、建物等の冷房を行う。この際、システムの効率的運転制御や、氷蓄熱槽内の製氷用熱交換器の過剰着氷等を防止するため、氷蓄熱槽内の氷量をリアルタイムに算出する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
氷蓄熱槽内の氷量を算出する方法としては、製氷用熱交換器に成長する氷の厚さを検知し、それに基づいて着氷の全体量を算出する方法がある。しかしながら、製氷用熱交換器に成長する氷の厚さは必ずしも一定とはならないため、この方法では氷量を正確に算出することはできない。
【0005】
また、別の方法としては、氷蓄熱槽内の水量が一定であることを前提に、水と氷との比体積差から生じる水位変化を検知し、それに基づいて着氷の全体量を算出する方法がある。しかしながら、この方法では、氷蓄熱槽内の水(又は海水等)を外部に供給して、槽内の水位が変動(開回路)する形式のシステムには適用できないという問題がある。
【0006】
さらに別の方法としては、特開昭62−162838号公報に開示された氷蓄熱式熱源装置の蓄熱量検出装置のように、着氷によって変化する製氷用熱交換器の浮力をロードセルにより計測し、その計測値を元に氷量を算出する方法がある。しかしながら、この方法もまた、氷蓄熱槽内の水位が一定であることを前提としており、氷蓄熱槽内の水を外部に供給して、槽内の水位が変動する形式のシステムには適用できない。
【0007】
たとえば、上記従来技術において、氷蓄熱槽の水位が製氷用熱交換器の最下部よりも下にある場合、製氷用熱交換器に着氷があったとしても、ロードセルには浮力が検出されることはない。したがって、氷蓄熱槽内の水位が変動する形式のシステムにおいては、この方法を用いても、氷量を正確に算出することはできないのである。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、氷蓄熱槽の外部に冷水を供給して槽内の水位が変動する場合であっても、槽内の氷量を好適に算出することのできる氷蓄熱式冷水供給装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る氷蓄熱式冷水供給装置は、製氷用熱交換器及び該製氷用熱交換器を保持するフレームを備え、蓄熱槽内に設けられる製氷ユニットと、前記製氷用熱交換器の着氷による前記製氷ユニットの上下動を規制する上下動規制手段と、前記製氷ユニットの総重量を検出する重量検出手段と、前記蓄熱槽の水位を検出する水位検出手段と、前記蓄熱槽内の氷量を一定と仮定した場合における前記蓄熱槽の水位の変化と前記製氷ユニットの総重量の変化との関係を複数通りの氷量ごとに求めて記憶した記憶手段と、実際に検出された前記蓄熱槽の水位および前記製氷ユニットの総重量を前記記憶手段に記憶された関係に照らし合わせて氷量を算出する氷量算出手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】
また、他の氷蓄熱式冷水供給装置は、氷片を捕獲する氷片捕獲網及び該氷片捕獲網を保持するフレームを備え、蓄熱槽内に設けられる集氷ユニットと、前記氷片捕獲網に氷片が捕獲されることによる前記集氷ユニットの上下動を規制する上下動規制手段と、前記集氷ユニットの総重量を検出する重量検出手段と、前記蓄熱槽の水位が前記氷片捕獲網よりも上か否かを検出する水位検出手段と、前記水位検出手段により前記蓄熱槽の水位が前記氷片捕獲網よりも上であると検出される場合に、前記フレームの重量に基づいて前記氷片捕獲網に捕獲される氷片の量を算出する氷量算出手段と、を含むことを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る氷蓄熱式冷水供給装置の一態様では、前記重量検出手段はロードセルを含んで構成され、該ロードセルは前記蓄熱槽の開口周縁部に取り付けられ、前記フレームは前記ロードセル上に載置されることを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る氷蓄熱式冷水供給装置の一態様では、前記上下動規制手段は、前記フレームを前記ロードセルに対して付勢するフレーム付勢手段を含むことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0014】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る氷蓄熱式冷水供給装置の全体構成を示す図である。同図において、氷蓄熱槽28は合成樹脂と断熱材で形成された槽体であり、内部には製氷用熱交換器26が設けられている。また、氷蓄熱槽28の底部にはエアノズル22が配されており、エアポンプ30から供給されるエアが吹き出すことにより、氷蓄熱槽28内の水を攪拌するようになっている。
【0015】
さらに、氷蓄熱槽28の上部には散水ノズル20が配されている。この散水ノズル20には、ろ過装置12、原水供給ポンプ14、及びストレーナ16がこの順で接続されており、汲み上げられた原水が散水ノズル20から吹き出し、氷蓄熱槽28に貯水されるようになっている。
【0016】
氷蓄熱槽28の底部には排水管が接続されており、冷水供給ポンプ24により氷蓄熱槽28内の水が必要に応じて外部に排水されるようになっている。すなわち、この冷水供給ポンプ24の前方には三方弁18が取り付けられており、その切り替えにより、槽内の冷水は図示しない外部の冷熱機器に供給され、或いは散水ノズル20に供給される。後者のように槽内の水を散水ノズル20に供給することにより、エアポンプ30による場合と同様、氷蓄熱槽28内の水を攪拌することができる。
【0017】
製氷用熱交換器26には、ブラインクーラ34及びブラインポンプ32が直列に接続されている。そして、ブラインクーラ34で生成される低温ブラインは、ブラインポンプ32によって蛇管状の製氷用熱交換器26に送り込まれ、製氷用熱交換器26の周囲に氷を成長させることができるようになっている。
【0018】
かかるブラインクーラ34による製氷処理は、基本的には夜間、電力消費の少ない時間帯に行われる。そして、昼間の空調負荷等の大きい時に解氷しつつ、外部に冷水を供給する。
【0019】
図2は、氷蓄熱槽28の製氷及び解氷処理を説明する図である。同図(a)に示すように、当初氷蓄熱槽28には散水ノズル20から供給される原水により満たされている。そして、夜間等の電力負荷の小さな時間帯にブラインクーラ34が駆動され、同図(b)に示すように、製氷用熱交換器26の周囲に氷36が成長する。
【0020】
その後、昼間等の空調負荷の大きい時間帯に冷水供給ポンプ24が駆動され、同図(c)に示すように、氷蓄熱槽28内の氷温の冷却水が外部に放出される。その後、再び散水ノズル20から原水が槽内に散布され、同図(d)に示すように、氷蓄熱槽28は原水で満たされることになる。この場合、散水ノズル20から供給される原水は氷温以上であるため、同図(e)に示すように、製氷用熱交換器26の周囲に成長した氷36の一部は融解することになる。この氷36の融解により氷蓄熱槽28内の水は再び氷温に低下する。
【0021】
その後は、昼間等の空調負荷の大きい時間帯に、必要に応じて再び冷水供給ポンプ24が駆動され、内部の氷温の冷却水が外部に放出される。そして、放出した分を補充するため、再び散水ノズル20から原水が供給される。
【0022】
この場合、製氷用熱交換器26の周囲に成長した氷36は、すでに一部が解氷している。このため、無作為に大量の原水を氷蓄熱槽28に供給すれば、氷36をすべて解氷したとしても、氷蓄熱槽28内の原水を再び氷温まで下げることができない場合が起こりうる。
【0023】
このため、本氷蓄熱式冷水供給装置10では、あらゆる水位において槽内の氷量をリアルタイムに算出しており、その氷量に基づいて散水ノズル20からの給水量を制御している。その他にも、本発明に基づいて算出される氷量は、例えばブラインクーラ34の駆動制御等にも用いられる。
【0024】
図3は、氷蓄熱槽28の構成を示す図である。同図に示すように、氷蓄熱槽28の底部及び上部にはパイプが通され、そこに水位センサ46が取り付けられている。この水位センサ46の出力は制御器38に供給されている。この制御器38は、例えばマイクロコンピュータ等を含んで構成されるものである。なお、同図では図1における散水ノズル20及びエアノズル22の図示を省略している。
【0025】
氷蓄熱槽28の内部には製氷ユニット44が設けられている。この製氷ユニット44は、フレーム56、該フレーム56に取り付けられた氷浮上防止網50、及び製氷用熱交換器26を含んで構成されている。ここで、氷浮上防止網50は製氷用熱交換機26の外周に付着した氷が融解等により剥離した場合に、その氷が水面にまで浮上することを防止するために設けられる。また、同図において符号36は製氷用熱交換器26の外周に成長する氷の一部を示すものである。
【0026】
フレーム56は、氷蓄熱槽28の開口部に架設される断面L字状の水平部材54と、該水平部材54の一部であって氷蓄熱槽28の開口縁部から等距離の部位から垂下する一対の取付部材52を含んでいる。氷蓄熱槽28は矩形の開口を有しており、その対向する辺に沿って一対の水平部材54が架設される。そして、それら一対の水平部材54及びそれらから垂下する取付部材52が互いに連結され、一体となって氷浮上防止網50及び製氷用熱交換器26を支持している。
【0027】
また、氷蓄熱槽28の開口縁部には4つのフレーム支持機構58が設けられている。このフレーム支持機構58には後述するようにロードセル(図4符号70)が含まれており、その出力は和算増幅器42に供給される。そして、その和算結果は変換器40に供給されており、そこで製氷ユニット44の総重量(kg)に換算された後、制御器38に供給される。この製氷ユニット44の総重量には、フレーム56、氷浮上防止網50、及び製氷用熱交換機26の他、製氷用熱交換機26の外周に成長する氷の重量が含まれる。また、氷蓄熱槽28内に水が貯えられている場合には、その重量の和から、それらに生じる浮力分を減じたものが、製氷ユニット44の総重量として変換器40から出力される。制御器38では、水位センサ46の出力である水位及び変換器40の出力である製氷ユニット44の総重量に基づき、氷蓄熱槽28内の氷量(kg)を算出する。
【0028】
この際、本氷蓄熱式冷水供給装置10では、製氷用熱交換器26の上側に氷浮上防止網50を取り付けているため、製氷用熱交換器26から氷が剥離した場合であっても、その剥離した氷の浮力をフレーム56に伝えることができる。このため、本氷蓄熱式冷水供給装置10では製氷用熱交換器26から剥離した氷も含めて氷量を算出することができる。なお、氷浮上防止網50は駕籠状に形成してもよい。こうすれば、氷蓄熱槽28内の水が少量の場合、製氷用熱交換器26から剥離した氷が槽の底部に落ち、フレーム56に氷の荷重が伝わらなくなることを防止することができる。
【0029】
図4は、フレーム支持機構58の詳細な構造を示す図である。同図に示すように、氷蓄熱槽28の開口周縁には、ボルト62を螺着するねじ穴60が設けられている。また、水平部材54の端部にはボルト62を挿通するためのボルト挿通口61が開設されている。
【0030】
さらに氷蓄熱槽28の開口周縁部にはロードセル70が取り付けられ、その上に水平部材54が載置されている。そして、水平部材54のボルト挿通口61には、座金64、バネ66、及び座金68がこの順ではめ込まれたボルト62が挿通され、該ボルト62の先端部が氷蓄熱槽28のねじ穴60に螺着されている。
【0031】
このように、本氷蓄熱式冷水供給装置10では、ロードセル70を氷蓄熱槽28の開口縁部に設けているため、ロードセル70が例えば氷蓄熱槽28の内部に設けられて水中に浸される場合に比して、寿命を長く保たせることができる。
【0032】
また、フレーム支持機構58では、ばね66によって水平部材54をロードセル70側に付勢しているため、製氷用熱交換器26の着氷量が多く、且つ氷蓄熱槽28内に水が多く貯えられている場合であっても、浮力によりロードセル70に対する押圧力がゼロにならないようにすることができる。こうして、ロードセル70に対する加重方向が正逆に変化する場合に生じうる誤差を、生じないようにすることができる。
【0033】
図5は、図3に示す制御器38での氷量算出処理を説明する図である。同図において、横軸は水位センサ46で検出される水位(%)を表しており、縦軸は変換器40から供給される検出重量(kg)を示している。同図には2つのラインL100とラインL0とが描かれている。このうち、ラインL100は製氷用熱交換器26に氷が最大限付着した場合における、水位及び検出重量の関係を表している。一方、ラインL0は、製氷用熱交換器26に全く氷が付着していない場合における、水位及び検出重量の関係を表している。
【0034】
同図において、まずラインL100は、水位がフレーム56の下端よりも下にある場合には、製氷ユニット44に浮力は働かず、一定値をとる。次に、フレーム下端よりも水位が上昇するにつれ、製氷ユニット44の総重量は次第に減少する。これは、氷蓄熱槽28内の水により製氷ユニット44が浮力を受けるからである。そして、水位がフレーム上端よりも上にくると、製氷ユニット44がそれ以上の浮力を受けることはなく、変換器40から出力される検出重量の値は再び一定値となる。
【0035】
一方、ラインL0でも、水位がフレーム下端よりも下にある場合には、製氷ユニット44に浮力は働かず、ラインL100と同様に一定値をとる。そして、フレーム下端よりも上に水位がくると、変換器40の出力である検出重量の値は徐々に小さくなり、フレーム上端にまで水位がくると、再び検出重量の値は一定値となる。このラインL0の場合の検出重量の降下量は、製氷ユニット44自体(氷は含まず)の浮力に起因する。
【0036】
制御器38では、図5に示すラインL0,L100と同様に、ラインL1〜L99の軌跡を図示しないメモリにマップとして保持しており、このマップを用い、水位及び検出重量により定まる一点を通るラインLn(n=0〜100)を選出する。そして、そのn値(%)に製氷ユニット44に最大限氷が着氷した場合の氷量(この値はあらかじめ計測される)が乗算され、その値が総氷量として外部に出力される。
【0037】
こうして本氷蓄熱式冷水供給装置10では、水位センサ46の出力、及び変換器40の出力に基づいて氷蓄熱槽28内の氷量を算出している。このため、図2に示すように氷蓄熱槽28内の冷水を適宜外部に供給する形式であっても、好適にその内部の氷量を検出することができる。
【0038】
なお、同図に示されるように、例えばラインL100においては水位がフレーム上端に近づくあたりから、検出重量は付勢加重(バネ66によりロードセル70に加えられる荷重)を下回るものとなる。このため、もしフレーム支持機構58にばね66が設けられていない場合、変換器40から出力される検出重量は負の値をとることになる。この場合は、ロードセル70に対する加重方向が正逆に変化するため、フレーム56の撓み或いは歪み、その他、ロードセル70自体の誤差により、正確な重量検出を行うことが困難となる。これに対し、本氷蓄熱式冷水供給装置10では、フレーム支持機構58にばね66を設けて、製氷ユニット44をロードセル70側に付勢しているため、ロードセル70への荷重方向を常に一定にすることができる。この結果、ロードセル70に対する加重方向が正逆に変化することに起因する検出誤差をなくすことができる。
【0039】
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る氷蓄熱式冷水供給装置を示す図である。なお、同図に示す氷蓄熱式冷水供給装置74は、図1又は図3に示す氷蓄熱式冷水供給装置10において氷蓄熱槽28及びブライン系統に変更を加えたものであり、ここでは、その特徴的な構成のみを図示するものとする。
【0040】
同図に示すように、この氷蓄熱式冷水供給装置74においては、氷蓄熱槽28内に製氷用熱交換器26が設けられていない。その代わりに、氷蓄熱槽28の内部に氷供給用パイプ75が導入されており、その先端部76から氷片が噴出されるようになっている。すなわち、氷蓄熱槽28の底部の排水パイプ79は、その一部で分岐しており、一方が製氷用ポンプ80に接続されている。そして、製氷用ポンプ80により汲み上げられた氷蓄熱槽28内の水は、ダイナミック製氷機と呼ばれる製氷装置78に導入され、ここでリキッドアイス又はブロックアイスが生成される。そして、氷供給用パイプ75から、その生成されたリキッドアイス又はブロックアイス(ここでは単に「氷片」という)が氷蓄熱槽28内に供給される。
【0041】
氷供給用パイプ75から供給される氷片は氷蓄熱槽28内を浮上する。この際、本氷蓄熱式冷水供給装置74では集氷ユニット72が槽内に設けられており、その浮上する氷片が水中で集められるようになっている。すなわち、集氷ユニット72は、フレーム56の取付部材52の先端に氷浮上防止網50を取り付けてなるものであり、これにより氷供給用パイプ75から供給される氷片が捕獲収集される。そして、この氷浮上防止網50で捕獲された氷により、集氷ユニット72は図中上方に押し上げられる。この押し上げ荷重はフレーム支持機構58の内部のロードセル70により検出され、その検出出力は和算増幅器42に供給される。和算増幅器42では、すべてのロードセル70の検出出力を合計し、その結果を変換器40に供給する。変換器40ではその値を集氷ユニット72の総重量(kg)に変換し、制御器38に供給する。制御器38では入力された集氷ユニット72の総重量及び水位センサ46の検出値に基づいて槽内の氷量を算出する。この氷量の算出に際しては、水位が氷浮上防止網50よりも上にある場合のみ出力を有効なものとし、それ以外は出力を無効としている。
【0042】
すなわち、水位が低く、槽内の氷が氷浮上防止網50により捕獲されていない場合、制御器38での演算は意味をなさない。本氷蓄熱式冷水供給装置74では、このことを水位センサ46で検知することにより、誤った氷量を他の制御系で用いることを防止することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、氷量算出に当たって蓄熱槽の水位も考慮するようにしたので、蓄熱槽外に冷水を供給して蓄熱槽の水位が変動する場合であっても、好適に槽内の氷量を算出することができる。
【0044】
また、本発明によれば、ロードセルを蓄熱槽の開口周縁部に設けるようにしたので、製氷ユニットや集氷ユニットの重量検出手段の寿命を延ばすことができる。
【0045】
さらに、本発明によれば、製氷ユニットや集氷ユニットのフレームをロードセルに対して付勢してバイアスを掛けるようにしたので、ロードセルに常に一定方向に荷重が働くようにできる。この結果、製氷ユニットや集氷ユニットの浮力と重力とが釣り合う領域における、ロードセル自体の誤差やフレームの歪みなどに起因して生じうる重量検出の誤差を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る氷蓄熱式冷水供給装置の全体構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る氷蓄熱式冷水供給装置の動作を説明する図である。
【図3】 氷蓄熱槽を詳細に示す図である。
【図4】 フレーム支持機構を詳細に示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る氷蓄熱式冷水供給装置における氷量計算を説明する図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る氷蓄熱冷水供給装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10,74 氷蓄熱式冷水供給装置、12 ろ過装置、14 原水供給ポンプ、16 ストレーナ、18 三方弁、20 散水ノズル、22 エアノズル、24 冷水供給ポンプ、26 製氷用熱交換器、28 氷蓄熱槽、30 エアポンプ、32 ブラインポンプ、34 ブラインクーラ、36 氷、38 制御器、40 変換器、42 和算増幅器、44 製氷ユニット、46 水位センサ、50 氷浮上防止網(氷片捕獲網)、52 取付部材、54 水平部材、56 フレーム、58 フレーム支持機構、60 ねじ穴、61 ボルト挿通口、62 ボルト、64,68 座金、66 バネ、70 ロードセル、72 集氷ユニット、75 氷供給用パイプ、76 先端部、78 製氷装置、79 排水パイプ、80 製氷用ポンプ。
Claims (3)
- 製氷用熱交換器及び該製氷用熱交換器を保持するフレームを備え、蓄熱槽内に設けられる製氷ユニットと、
前記製氷用熱交換器の着氷による前記製氷ユニットの上下動を規制する上下動規制手段と、
前記製氷ユニットの総重量を検出する重量検出手段と、
前記蓄熱槽の水位を検出する水位検出手段と、
前記蓄熱槽内の氷量を一定と仮定した場合における前記蓄熱槽の水位の変化と前記製氷ユニットの総重量の変化との関係を複数通りの氷量ごとに求めて記憶した記憶手段と、
実際に検出された前記蓄熱槽の水位および前記製氷ユニットの総重量を前記記憶手段に記憶された関係に照らし合わせて氷量を算出する氷量算出手段と、
を含むことを特徴とする氷蓄熱式冷水供給装置。 - 請求項1に記載の氷蓄熱式冷水供給装置において、
前記重量検出手段はロードセルを含んで構成され、
該ロードセルは前記蓄熱槽の開口周縁部に取り付けられ、
前記フレームは前記ロードセル上に載置されることを特徴とする氷蓄熱式冷水供給装置。 - 請求項2に記載の氷蓄熱式冷水供給装置において、
前記上下動規制手段は、前記フレームを前記ロードセルに対して付勢するフレーム付勢手段を含むことを特徴とする氷蓄熱式冷水供給装置。
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