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JP4349429B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データと無線タグデータの読取及び送受信可能な通信装置に関し、特に、送受信の対象である原稿の画像データに対し、ウォーターマーク或いはスタンプ等を付加しうる通信装置に関する。
従来、ファクシミリ装置において、送信原稿に係る画像データに対して、ヘッダやスタンプを付加して送信する技術が提案されている。例えば、特許文献1記載のデジタル複写機では、デジタル複写機に配設されたペン入力部における入力に基づき、ヘッダやスタンプを作成し、作成された所望のヘッダやスタンプ等を付加した画像データを、ファクシミリ機能により相手先へ送信する。これにより、当該相手先において、所望のヘッダやスタンプ等が付加された画像データが記録紙に記録される。
特開平08−265552号公報
しかしながら、特許文献1記載のデジタル複写機においては、ユーザは、ペン入力部により所望のヘッダやマークを作成する必要があるため、当該デジタル複写機を用いなければ、所望のヘッダやマークを作成することができなかった。即ち、所望のマーク等を付加した画像データを送信する為には、ユーザは、送信時に「当該マーク等の作成」という作業を行わなければならなかった。つまり、特許文献1記載のデジタル複写機では、マーク等を付加した画像データを送信する際に、ユーザに作業負担を強いるという問題点を有している。
又、マーク等の作成に係る作業時間は長時間にわたるため、当該デジタル複写機は、当該或るユーザがマーク等を作成している場合、他のユーザのファクシミリ送信が滞るという問題点も有している。この点、近年では、当該マークの色や位置を詳細に設定可能な装置も開発されている。そうすると、当該特許文献1記載のデジタル複写機のような装置の場合、マークの色や位置等を詳細に設定するために、更に長時間にわたるマーク等の作成時間が必要となる。即ち、或るユーザによるマークの作成により、他のユーザのファクシミリ送信が遅滞するという問題点は、より深刻な問題となる。
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、画像データと無線タグデータの読取及び送受信可能な通信装置に関し、特に、送受信の対象である画像データにマーク等を付加した場合であっても、ファクシミリ送信時におけるユーザの作業負担を軽減すると共に、他のユーザのファクシミリ送信を円滑に行い得る通信装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために成された請求項1に係る通信装置は、送信原稿の画像データを読み取る読取手段と、無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読取手段と、前記無線タグ読取手段により読み出された無線タグデータに、当該原稿の画像データに対するマークを付加することを示すマークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと、前記マークデータに基づくマーク画像データとを合成した合成画像データを生成する合成画像データ生成手段と、前記合成画像データ生成手段により生成された合成画像データを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する送信手段と、を備え、前記マークデータは、当該マークデータに基づくマーク画像の色彩を示すカラー指定データを含み、前記送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先におけるカラー出力機能の有無を検出するカラー出力機能検出手段と、前記カラー出力機能検出手段により、当該相手先がカラー出力機能を有していないと検出された場合に、前記マークデータに含まれるカラー指定データを、彩度のみを指定した単色画像を示すモノクロ指定データに変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
ここでいう無線タグとは、非接触でデータの読み書きが可能な記録媒体をいい、ICタグ、RFID(Radio Frequency Identification)タグとも称されるものである。又、原稿に付加された無線タグとは、原稿に貼付された無線タグだけではなく、例えば、原稿に埋め込まれた無線タグも含む。
又、ここでいうマークとは、原稿の画像データとは別に、マークデータに基づいて生成される画像であり、当該原稿の画像データと同一の記録用紙上に再現されるものである。従って、当該マークには、「スタンプ」や所謂「ウォーターマーク」が含まれる。又、マークの記録態様は、原稿の画像データの背景として、マークが記録される、所謂、バックグラウンド印刷であっても良く、原稿の画像データと略同じ濃度で重ね印刷される、所謂、スタンプ印刷であっても良い。更に、当該マークが示す内容は問わず、著作権情報を示す内容であっても良いし、記号や文字列であってもよい。
そして、請求項2記載の通信装置は、送信原稿の画像データを読み取る読取手段と、無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読取手段と、前記無線タグ読取手段により読み出された無線タグデータに、当該原稿の画像データに対するマークを付加することを示すマークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと共に、前記無線タグ読取手段により読み取られたマークデータを含む無線タグデータを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する送信手段と、を備え、前記マークデータは、当該マークデータに基づくマーク画像の色彩を示すカラー指定データを含み、前記送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先におけるカラー出力機能の有無を検出するカラー出力機能検出手段と、前記カラー出力機能検出手段により、当該相手先がカラー出力機能を有していないと検出された場合に、前記マークデータに含まれるカラー指定データを、彩度のみを指定した単色画像を示すモノクロ指定データに変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
又、請求項3記載の通信装置は、送信原稿の画像データを読み取る読取手段と、無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読取手段と、前記無線タグ読取手段により読み出された無線タグデータに、当該原稿の画像データに対するマークを付加することを示すマークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと、前記マークデータに基づくマーク画像データとを合成した合成画像データを生成する合成画像データ生成手段と、前記合成画像データ生成手段により生成された合成画像データを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する第1送信手段と、前記無線タグデータに前記マークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと共に、前記無線タグ読取手段により読み取られたマークデータを含む無線タグデータを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する第2送信手段と、を備え、送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先が、無線タグデータの受信能力を有しているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって、当該相手先が無線タグデータの受信能力を有していないと検出した場合は、前記第1送信手段により、送信原稿データを送信し、前記検出手段によって、当該相手先が無線タグデータの受信能力を有していると検出した場合には、当該相手先に対して、前記第2送信手段により、送信原稿データを送信するように制御する送信制御手段と、を備え、前記マークデータは、当該マークデータに基づくマーク画像の色彩を示すカラー指定データを含み、前記送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先におけるカラー出力機能の有無を検出するカラー出力機能検出手段と、前記カラー出力機能検出手段により、当該相手先がカラー出力機能を有していないと検出された場合に、前記マークデータに含まれるカラー指定データを、彩度のみを指定した単色画像を示すモノクロ指定データに変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
そして、請求項4記載の通信装置は、請求項2又は請求項3記載の通信装置において、前記送信原稿データの送信に先立って、当該送信原稿データの送信時に障害が生じた場合に当該送信原稿データの再送信を要求する再送信機能を、指定された相手先が有するか否かを検出する再送信機能検出手段と、前記再送信機能検出手段により、当該相手先が再送信機能を有していると検出された場合には、少なくとも前記無線タグデータの送信に対して、前記再送信機能を有効に設定する送信設定手段と、を備えることを特徴とする。
又、請求項5記載の通信装置は、請求項4記載の通信装置において、前記再送信機能検出手段により、指定された相手先が再送信機能を有していないと検出された場合には、前記送信原稿データの送信を停止する送信停止手段と、を備えることを特徴とする。
又、請求項6記載の通信装置は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の通信装置において、前記マークデータは、当該送信原稿に対する画像データに対して、マークを付加する時期を示す時期データを含み、現在日時を示す日時データを取得する日時取得手段と、前記日時取得手段で取得された日時データと、前記マークデータに含まれる時期データとを比較し、当該マークデータを有効化するか否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1記載の通信装置によれば、無線タグ読取手段で読み取られた無線タグデータにマークデータが含まれている場合、合成画像データ生成手段により、読取手段で読み取られた画像データと、当該マークデータに基づくマーク画像データとを合成し、合成画像データを生成することができる。そして、当該通信装置は、送信手段により、合成画像データ生成手段で生成された合成画像データを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信できる。
即ち、請求項1に係る通信装置によれば、送信原稿の無線タグにマークデータを書き込んでおくことにより、ファクシミリ送信時に、当該送信原稿に対して付加するマークの作成等の作業が不要となる。つまり、当該通信装置によれば、ユーザは、送信原稿及び無線タグの読取作業を行うだけで、相手先にマークが付加された送信原稿のデータを送信することができる。この結果、当該送信原稿送信時におけるユーザの作業負担を軽減することができる。更に、当該ファクシミリ送信に要する作業時間を短縮できるので、他のユーザのファクシミリ送信の遅滞を防止しうる。
又、当該通信装置によれば、カラー出力機能検出手段により、相手先にカラー出力機能の有無を検出し、相手先にカラー出力機能がない場合、マークデータに含まれるカラー指定データをモノクロ指定データに変更して送信することができる。つまり、当該通信装置は、相手先のカラー出力機能の有無に関わらず、相手先の記録紙において、確実にマークが付加された画像を記録させることができる。この結果、当該通信装置は、送信元ユーザの送信原稿に対する意図を相手先の記録紙に十分に反映させることができ、送信元ユーザの意図する情報管理を行い得る。
請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置と同様に、送信原稿に係るデータを送信すると、相手先において、マークを付加した送信原稿の画像データが記録される。そして、当該通信装置においても、当該送信原稿の送信に際し、ユーザは、送信原稿及び無線タグの読取作業を行うだけで良いので、ユーザの作業負担を軽減し、他のユーザのファクシミリ送信の遅滞を防止しうる。
更に、当該通信装置によれば、送信原稿データとして、マークデータを含む無線タグデータと、画像データとを送信するので、相手先に送信するデータ量を少なくすることができる。
又、当該通信装置によれば、カラー出力機能検出手段により、相手先にカラー出力機能の有無を検出し、相手先にカラー出力機能がない場合、マークデータに含まれるカラー指定データをモノクロ指定データに変更して送信することができる。つまり、当該通信装置は、相手先のカラー出力機能の有無に関わらず、相手先の記録紙において、確実にマークが付加された画像を記録させることができる。この結果、当該通信装置は、送信元ユーザの送信原稿に対する意図を相手先の記録紙に十分に反映させることができ、送信元ユーザの意図する情報管理を行い得る。
請求項3記載の通信装置によれば、無線タグデータにマークデータが格納されている場合に、検出手段により、相手先の無線タグデータの受信能力の有無を検出し、検出結果に応じて、第1送信手段による送信と、第2送信手段による送信を切り換えることができる。これにより、マークデータの付加が設定されている原稿を、相手先に確実に送信することができ、ユーザの意図に沿った送信原稿に係るデータ送信が可能となる。
又、当該通信装置によれば、カラー出力機能検出手段により、相手先にカラー出力機能の有無を検出し、相手先にカラー出力機能がない場合、マークデータに含まれるカラー指定データをモノクロ指定データに変更して送信することができる。つまり、当該通信装置は、相手先のカラー出力機能の有無に関わらず、相手先の記録紙において、確実にマークが付加された画像を記録させることができる。この結果、当該通信装置は、送信元ユーザの送信原稿に対する意図を相手先の記録紙に十分に反映させることができ、送信元ユーザの意図する情報管理を行い得る。
請求項4記載の通信装置によれば、再送信機能検出手段により、相手先の再送信機能の有無を検出し、相手先に再送信機能がある場合に、少なくとも無線タグデータの送信に対して、再送信機能を有効に設定できる。従って、少なくとも無線タグデータ(即ち、これに含まれるマークデータ)は、確実に相手先に送信されるので、当該通信装置は、当該送信原稿に係る画像データが示す情報を、ユーザ所望の態様で確実に管理しうる。
請求項5記載の通信装置によれば、再送信機能検出手段により、指定された相手先が再送信機能を有していないと検出された場合には、送信停止手段により、前記送信原稿データの送信が停止される。この結果、無線タグデータ送信時に通信障害が生じた場合に、画像データのみが相手先に送信されることはない。即ち、マークを付加することなく、送信原稿に係る画像データが相手先へ送信されることはなく、当該通信装置は、送信原稿に係る画像データが示す情報を厳密に管理することができる。
請求項6記載の通信装置によれば、判断手段は、日時取得手段で取得された日時データと、マークデータに含まれる時期データとを比較し、当該マークデータを有効化するか否かを判断する。つまり、当該通信装置は、送信原稿の送信に際し、時期データに規定されたマークを付加する時期に応じて、マークを付加する。これにより、当該通信装置は、送信原稿に基づく情報の重要性が時期に応じて変化する場合であっても、その情報の重要性に応じた情報管理を実現しうる。更に、送信原稿の送信を行う際に、ユーザが期限等を気にする必要がなく、マークの付加を忘れるといった誤送信を防止することができる。
以下、本発明に係る通信装置を、ファクシミリ装置に具体化した実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るファクシミリ装置1の模式的な構成を示す断面図である。
図1に示すように、ファクシミリ装置1は、自動原稿送り装置2と、スキャナ部3と、プリンタ部4と、給紙トレイ部5とを有する。
自動原稿送り装置2は、原稿載置部2Aを備えている。ファクシミリ送信される原稿はこの原稿載置部2Aに原稿面を下向きにして載置される。そして、ユーザによりスタートキー(図示せず)が押下されると、その原稿は1ページずつ送られ、スキャナ部3による画像データの読み取りが行われる。スキャナ部3による読取後、当該原稿は、原稿排出口(図示せず)から排出される。
スキャナ部3は、無線タグリーダ15と、スキャナ装置22とを備えている。無線タグリーダ15は、自動原稿送り装置2により送られてきた原稿に無線タグが付加されていた場合、無線によりその無線タグからデータを読み出す。無線タグリーダ15は、本発明における無線タグ読取手段の一例である。また、スキャナ装置22は、無線タグの有無に関わらず、自動原稿送り装置2により送られる原稿の画像データを読み取る。スキャナ装置22は、本発明における読取手段の一例である。
プリンタ部4は、無線タグライタ16と、レーザプリンタ30とを有する。無線タグライタ16は、給紙トレイ部5から給紙される記録用紙に付加された無線タグに対し、無線によりデータ(後述する無線タグデータ等)を書き込む。
レーザプリンタ30は、Yステーション31、Mステーション32、Cステーション33、Kステーション34を備えている。Yステーション31には、イエローのトナーが収納されている。同様に、Mステーション32にはマゼンダのトナー、Cステーション33にはシアンのトナー、Kステーション34にはブラックのトナーが収納されている。また、レーザプリンタ30は、上記各ステーションのトナーを転写ドラム35に受け渡すための中間転写ベルト36や、定着用ローラ37を備えている。そして、レーザプリンタ30により画像が形成された記録用紙は、排紙スタッカ39へ排紙される。レーザプリンタ30は、本発明に係る出力手段の一例である。
給紙トレイ部5は、第1給紙トレイ51、第2給紙トレイ52、第3給紙トレイ53を備えている。そして、第1給紙トレイ51〜第3給紙トレイ53には、夫々、検出センサ54が配設されている。この検出センサ54は、第1給紙トレイ51〜第3給紙トレイ53の夫々に収納された記録用紙における無線タグの有無や当該無線タグの書き込み可能容量を検出する。尚、この検出センサ54は、積層された記録用紙の1枚に付加された無線タグの書き込み可能容量を検出する。
次に、本実施形態に係るファクシミリ装置1の制御系構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図2は、ファクシミリ装置1の制御系構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置1には、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14を備えている。そして、これらは、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下、「NCU19」という)等の各種周辺装置と共に、相互にバスライン25を介して接続されている。
尚、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14は、後述する各種制御プログラムを実行することにより、本発明における合成画像データ生成手段、検出手段、送信制御手段、再送信機能検出手段、送信設定手段、送信停止手段、カラー出力機能検出手段、変更手段、判断手段、区分手段、及び合成手段として機能する。
ファクシミリ装置1のCPU11は、回線制御を行うNCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン25により接続された装置各部を制御してファクシミリ動作、即ち、データ通信を実行するものである。ROM12は、このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムを格納した書換不能なメモリである。当該ROM12には、後述するファックス送信処理プログラム(図6参照)、ファックス受信処理プログラム(図11参照)等の各種制御プログラムが格納されている。
RAM13は、ファクシミリ装置1の各動作の実行時に、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。当該RAM13は、送信ファクシミリデータ記憶エリア131、送信無線タグデータサイズ記憶エリア132、無線タグデータ送信可能フラグ133、受信ファクシミリデータ記憶エリア134、サイズ情報記憶エリア135、受信無線タグデータサイズ記憶エリア136を備えている。
送信ファクシミリデータ記憶エリア131は、スキャナ装置22により読み取られた原稿の画像データ及び無線タグリーダ15で読み取られた無線タグデータにより構成されるファクシミリデータ63が格納される記憶エリアである。
尚、ファクシミリデータ63の構成及び無線タグデータの内容については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
送信無線タグデータサイズ記憶エリア132は、無線タグリーダ15によって読み取られた無線タグデータのデータサイズを格納する記憶エリアである。
無線タグデータ送信可能フラグ133は、ファクシミリ送信の相手先装置60(図3参照)が、無線タグへデータを書き込む機能を有しているか否かを示すフラグである。本実施形態のファクシミリ装置1は、当該無線タグデータ送信可能フラグ133の記憶内容に基づいて、ファックス送信処理における送信方法を決定する。この点については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
受信ファクシミリデータ記憶エリア134は、受信したファクシミリデータ63が格納される記憶エリアである。当該受信ファクシミリデータ記憶エリア134に格納されたファクシミリデータ63は、後述するファックス受信処理プログラムに従って消去される。
サイズ情報記憶エリア135は、送信元ファクシミリ装置から通知されたサイズ情報を記憶するエリアである。ここで、送信元ファクシミリ装置から通知されるサイズ情報は、
ファクシミリデータ63に無線タグデータが含まれないことを示すサイズ情報と、ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのデータサイズを示すサイズ情報とが存在する。
受信無線タグデータサイズ記憶エリア136は、ファクシミリデータ63の送信元ファクシミリ装置から受信した無線タグデータのデータサイズを格納する記憶エリアである。
フラッシュメモリ14は、書換可能な不揮発性のメモリである。そして、フラッシュメモリ14には、送信データ保存メモリ141が形成されている。この送信データ保存メモリ141には、相手先装置60へのファクシミリデータの送信が禁止された場合に(S21:NO)、スキャナ装置22により読み取られた画像データが格納される(S27)。この点については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
図2に示すように、ファクシミリ装置1は、周辺装置として、NCU19、無線タグリーダ15、無線タグライタ16、モデム20、バッファ21、スキャナ装置22、符号化部23、復号化部24、レーザプリンタ30、検出センサ54、操作パネル17、LCD18、アンプ27、タイマ26を備えている。尚、これらの周辺装置も、バスライン25を介して相互に接続されている。
無線タグリーダ15は、上述したように、原稿の無線タグに格納されている無線タグデータを読み出す装置であり、本発明の無線タグデータ読取手段に相当する。そして、無線タグライタ16は、無線タグに対して、無線タグデータを書き込む装置であり、本発明の更新手段、書込手段に相当する。
そして、モデム20は、ファクシミリデータ63を変調・復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信する装置である。バッファ21は、相手側ファクシミリ装置との間で送受信される符号化されたファクシミリデータを含むデータを一時的に格納する記憶手段である。即ち、NCU19、モデム20、バッファ21は、本発明における送信手段、第1送信手段、第2送信手段、受信手段に相当する。
スキャナ装置22は、上述したように、自動原稿送り装置2の一部を構成し、原稿載置部2Aからページ単位で送られる原稿を読み取り、ページ単位の画像データを生成する。即ち、スキャナ部3は、本発明における読取手段を構成する。
符号化部23は、ファクシミリデータ63の送信に際し、ファクシミリデータ63を符号化する部分である。そして、復号化部24は、バッファ21に記憶された受信データを読み出し、これを復号化する部分である。
レーザプリンタ30は、上述したように、第1給紙トレイ51〜第3給紙トレイ53に格納された記録紙に対して、復号化部24で復号化された画像データを印字する装置である。即ち、レーザプリンタ30は、本発明における出力手段を構成する。
そして、検出センサ54は、第1給紙トレイ51〜第3給紙トレイ53に配設されており、各給紙トレイに格納された記録紙における無線タグの有無を検出するセンサである。
操作パネル17は、複数の数字キー及び上述したスタートキー等の複数のキーで構成された操作部である。操作パネル17を構成する各キーの操作が行われると、入力信号がCPU11に送信され、入力信号に基づく制御が行われる。例えば、ファクシミリ装置1においては、数字キーを操作することにより、ファクシミリ送信の相手先である相手先装置60を指定することができる。
LCD18は、液晶ディスプレイで構成された表示装置である。当該LCD18には、CPU11による制御に基づいて、ファクシミリ装置1に関する種々の表示が行われる。例えば、LCD18には、操作パネル17により相手先を指定した場合に、数字キーの入力に基づく相手先番号が表示される。又、アンプ27には、スピーカ28が接続され、呼出音などをこのスピーカ28から出力する。
そして、タイマ26は、現在日時を計時する計時手段である。当該タイマ26は、ファックス送信処理プログラム(図6参照)、ファックス受信処理プログラム(図11参照)を実行する際に参照され、ウォーターマークやスタンプに関する制御に用いられる。このタイマ26は、本発明における日時取得手段に相当する。
更に、ファクシミリ装置1は、NCU19、電話回線41を介して、交換機29に接続されている。この交換機29は、電話回線42を介して、相手先装置側の交換機に接続され、更に電話回線を介して相手先装置に接続されている。従って、ファクシミリ装置1は、電話回線41、交換機29、電話回線42等を介して、相手先装置60(図3参照)とのファクシミリデータ63の送受信を行うことができる。
次に、本実施形態に係るファクシミリ装置1におけるファクシミリデータ63の送受信の概要について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図3(a)は、ファクシミリ装置1と相手先装置60との間で行われるファクシミリ送受信に関する説明図である。
尚、この図3(a)に示す相手先装置60は、上述したファクシミリ装置1と同一の構成を有している。
図3(a)に示すように、ユーザがファクシミリ送信しようとする原稿(以下、送信原稿61という)には、画像(図形、文字を含む)が形成されており、無線タグデータが格納可能な無線タグ62が埋め込まれている。
そして、ユーザが送信原稿を原稿載置部2Aにセットし、操作パネル17のスタートキー(図示せず)を操作すると、原稿載置部2Aにセットされた送信原稿は、1ページずつ、スキャナ部3の読取位置に送られる。
ここで、スキャナ装置22に対し相対移動する送信原稿61の移動経路には、無線タグリーダ15によるデータ読出位置が設けられている。従って、自動原稿送り装置2により、送信原稿61がスキャナ装置22の読取位置で移動する過程で、無線タグリーダ15は、当該送信原稿61に付加された無線タグ62の無線タグデータを読み出すことができる。
この結果、当該ファクシミリ装置1は、スキャナ装置22による画像データの読取とほぼ同時に、無線タグリーダ15による無線タグデータの読取を行うことができる。つまり、ユーザは、送信原稿61を原稿載置部2Aに載置し、スタートキーを操作する間便な作業を行うだけで、画像データ及び無線タグデータを、ファクシミリ装置1に読み取らせることができる。
尚、スキャナ装置22や無線タグリーダ15の配置関係は、これに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、無線タグリーダが送信原稿61の移動経路とは別に設けられていてもよい。この場合、無線タグデータだけを必要に応じて先にまとめて読み取らせるといった使用形態も可能となる。
次に、スキャナ装置22、無線タグリーダ15により読み取られ、相手先装置60に送信される1ページ分の送信原稿61に係るファクシミリデータ63の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図3(b)は、1ページ分の送信原稿61のデータ構成を示す説明図である。
上述したように、ファクシミリデータ63は、1ページ単位の送信原稿61に基づく画像データと、当該送信原稿61(この場合、或る1ページ分を指す)の無線タグ62から読み出された無線タグデータにより構成されている。即ち、ファクシミリデータ63は、スキャナ装置22で読み取られた画像データと、無線タグリーダ15で読み出された無線タグデータとがページ単位で対応付けられて構成されている。
このように構成されたファクシミリデータ63を相手先装置60に送信すると、当該相手先装置60は、ファクシミリデータ63に含まれる画像データに基づいて、記録用紙71(図3(a)参照)に画像を形成することができる。
尚、相手先装置60は、当該ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータを、記録用紙71に付加された無線タグ72に書き込むことも可能である。
図3(b)に示すように、1ページ分のファクシミリデータ63は、画像データに先んじて、無線タグデータが送信されるように構成されている。従って、無線タグデータのサイズを特定することができれば、受信したデータを無線タグデータと画像データに容易に区分することができる。
尚、本実施形態に係るファクシミリ装置1は、上述したファクシミリデータ63を相手先装置60に送信する場合、先ず、無線タグデータのサイズ64に関するサイズ情報を相手先装置60に送信する。そうすると、相手先装置60は、受信したサイズ情報に基づいて、当該サイズ情報に対応する受信データの先頭から所定サイズのデータを、無線タグデータとして特定することができ、画像データと無線タグデータを確実に区分することができる。
次に、本実施形態に係る無線タグ、無線タグリーダ15、無線タグライタ16の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、無線タグ(無線タグ62、無線タグ72)の構成について説明する。この点、無線タグ62と無線タグ72は、同一の構成であるので、無線タグ62の構成を詳細に説明し、無線タグ72に関する説明は省略する。
図4(a)に示すように、無線タグ62は、アンテナ用コイル621、共振コンデンサ622、整流・平滑回路623、変復調回路624、CPU625、ROM626、EEPROM627を備えている。
アンテナ用コイル621は、共振コンデンサ622と並列に接続されて共振回路を構成し、無線タグリーダ15又は無線タグライタ16から送信される所定の高周波数の電力用電波振動を受信して、当該電力用電波信号を整流・平滑回路623に供給する。
整流・平滑回路623は、動力用電源回路を構成する回路である。そして、整流・平滑回路623は、共振回路から送信されてきた電力用電波信号を整流・平滑化して一定電圧の直流電力にしてCPU625等に供給する。
尚、無線タグリーダ15又は無線タグライタ16からの送信信号は、電力用電波信号に重畳して送信される。そして、当該送信信号は、変復調回路624により復調され、CPU625に与えられる。
CPU625は、ROM626に記憶された動作プログラムに従って動作し、変復調回路624からの信号に応じた所定の処理を実行する。即ち、CPU625は、受信したデータを無線タグデータとしてEEPROM627に書き込む書込処理や、EEPROM627から無線タグデータを読み出し、変復調回路624により変調した後、アンテナ用コイル621により電波信号として送信する読出処理等を実行する。
尚、当該無線タグ62において、整流・平滑回路623、変復調回路624、CPU625、ROM626、EEPROM627は、ICチップとされ、アンテナ用コイル621、共振コンデンサ622と共に送信原稿61に埋め込まれている。この点、無線タグ62と同一の構成である無線タグ72についても、同様に、記録用紙71に埋め込まれている。
次に、本実施形態に係る無線タグリーダ15、無線タグライタ16の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図4(b)は、無線タグリーダ15、無線タグライタ16の構成を示すブロック図である。
図4(b)に示すように、無線タグリーダ15は、受信アンテナ用コイル151と、受信部152を備えて構成されている。従って、無線タグリーダ15は、無線タグ62から送信された電波信号を受信アンテナ用コイル151で受信できる。そして、無線タグリーダ15は、受信アンテナ用コイル151で受信した電波信号を受信部152で復調することで、無線タグデータとして弁別する。これにより、無線タグリーダ15は、無線タグ62から無線タグデータを読み出すことができる。
一方、無線タグライタ16は、送信アンテナ用コイル161と、送信部162を備えて構成されている。従って、無線タグライタ16は、キャリア信号を送信部162で変調して電力用電波信号として送信アンテナ用コイル161から送信することができる。更に、無線タグライタ16は、送信すべき無線タグデータを電力用電波信号に重畳するように送信部162で変調して送信アンテナ用コイル161から送信できる。これにより、無線タグライタ16は、無線タグ72に無線タグデータを書き込むことができる。
続いて、無線タグデータに含まれる各種データについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図5は、本実施形態における無線タグデータに含まれる各種データを示す説明図である。
図5に示すように、無線タグ62のEEPROM627には、固有IDエリア、システムエリア、ユーザエリアの3つの記憶領域が形成されている。
固有IDエリアは、当該無線タグ62固有の識別情報が記憶される記録領域である。従って、この固有IDエリアを参照することで、当該無線タグ62を識別することができる。そして、システムエリアは、無線タグ62の一般的な制御を行う上で必要なデータ等が記憶された記憶領域である。
そして、ユーザエリアは、ユーザが独自に無線タグデータを書き込み可能な記憶エリアであり、図5の例では、ウォーターマーク設定データ、マーク構成データ、マーク添付開始日時データが格納されている。
尚、本発明に係るウォーターマークデータは、ウォーターマーク設定データ、マーク構成データ、マーク添付開始日時データの3つを含んで構成される。尚、スタンプデータの場合も同様である。
そして、ウォーターマーク設定データは、「マーク有無設定」「マーク合成設定」「期日制限設定」を含むウォーターマークに関する各種設定を示すデータである。
「マーク有無設定」は、送信原稿61に係る画像データに対するウォーターマークの付加に関する設定である。即ち、「マーク有無設定」を設定することにより、相手先装置60の記録用紙71において、後述するマーク構成データに基づくウォーターマークを画像データに対して付加するか否かが決定される。
「マーク合成設定」は、ウォーターマークデータの送信態様の設定を示すデータである。「マーク合成設定」には、「合成設定」と「非合成設定」の2種類の設定態様が存在する。「合成設定」が設定されている場合、ファクシミリ装置1は、相手先装置60に対し、送信原稿61に係る画像データに、マーク設定データに基づくウォーターマーク画像データを合成した合成画像データを送信する。
一方、「非合成設定」の場合、ファクシミリ装置1は、相手先装置60に対して、送信原稿61に係る画像データと、無線タグ62に係る無線タグデータを送信する。この場合、送信されたデータを受信すると、相手先において、画像データとウォーターマーク画像データが合成され、記録用紙71に記録される。
又、「期日制限設定」は、当該送信原稿61の送信に際し、相手先装置60において、記録用紙71にウォーターマーク画像を付加した画像データを記録する期日が制限されているか否かの設定を示すデータである。つまり、後述するマーク添付開始日時データにおいて、ウォーターマークの添付を開始する日時が規定されている場合、「期日制限:有」に設定される。
そして、マーク構成データは、相手先の記録用紙71に記録されるウォーターマーク画像の構成態様を示すデータである。このマーク構成データは、ウォーターマークを構成する「文字列」「フォント」「サイズ」「カラー情報」「コード情報」を有しており、これらのデータにより、ウォーターマーク画像の構成態様が規定される。又、マーク構成データは、「位置情報X」「位置情報Y」「角度情報」を有しており、これらのデータに基づいて、記録用紙71上におけるウォーターマーク画像の配置態様が決定される。
マーク添付開始日時データは、相手先の記録用紙71において、ウォーターマーク画像の記録を開始する日時を規定したデータである。即ち、相手先受信日時が当該マーク添付開始日時データの示す日時を超過している場合、相手先の記録用紙71には、ウォーターマーク画像が合成された合成画像データが記録される。
尚、マーク添付開始日時データは、ウォーターマークの添付を開始する日時のみを規定する態様に限定されるものではない。即ち、ウォーターマークの添付を終了する日時を規定することも可能であるし、ウォーターマークの添付開始日時及び添付終了日時を規定する(即ち、ウォーターマークの添付期間を規定する)ことも可能である
又、図5に示すような、無線タグデータに含まれるウォーターマークに関する各種データは、例えば、パーソナルコンピュータにおいて送信原稿61を作成した際に、ユーザ設定画面を介して指定することが可能である。例えば、特開2001−328325号公報にユーザ設定画面、及びその設定方法が開示されている。そして、指定されたウォーターマークに関する情報は、ファクシミリ装置1のレーザプリンタ30により送信原稿61が記録紙に印刷されることに伴って、無線タグライタ16により当該記録紙の無線タグ62に書き込まれる。このようにして、本実施形態における無線タグ62にウォーターマークデータが書き込まれた送信原稿61が生成される。
次に、本実施形態に係るファクシミリ装置1のファックス送信処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図6は、ファックス送信処理プログラムのフローチャートである。尚、このファックス送信処理プログラムは、操作パネル17による送信原稿61の相手先の入力及びスタートキーの操作に基づいて実行される。又、送信原稿61の画像データに対して、ウォーターマークを付加する場合を例として説明する。
ファックス送信処理プログラムの実行を開始すると、CPU11は、先ず、送信データ読取処理(S1)を実行する。この送信データ読取処理(S1)では、CPU11は、後述する送信データ読取処理プログラム(図7参照)を実行する。具体的には、CPU11は、送信原稿61の画像データの読取、当該送信原稿61に係る無線タグ62からの無線タグデータの読取を行う。
尚、送信データ読取処理プログラムについては、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
S2に移行すると、CPU11は、送信データ読取処理(S1)の結果に基づいて、送信原稿61に無線タグデータがあるか否かを判断する。無線タグデータが存在する場合(S2:YES)、CPU11は、S4に処理を移行する。一方、無線タグデータが存在しない場合(S2:NO)、CPU11は、通常ファックス送信処理(S3)に移行する。
通常ファックス送信処理(S3)においては、CPU11は、スキャナ部3で取得した画像データのみを相手先装置60に送信する。この通常ファックス送信処理(S3)については、既に公知の処理であるため、詳細な説明は省略する。通常ファックス送信処理(S3)を終了すると、CPU11は、ファックス送信処理プログラムを終了する。
送信データ読取手段の結果、送信原稿61に無線タグデータが存在すると判断されると、CPU11は、無線タグデータにウォーターマークデータが含まれているか否かを判断する(S4)。ウォーターマークデータが含まれている場合(S4:YES)、CPU11は、S6に処理を移行する。一方、ウォーターマークデータが含まれていない場合(S4:NO)、CPU11は、その他のファックス送信処理(S5)を実行する。
尚、S5においては、無線タグデータに含まれている他のデータに基づくファックス送信処理が行われる。S5の処理を終了すると、CPU11は、ファックス送信処理プログラムを終了する。
S6に移行すると、CPU11は、送信データ読取処理(S1)で取得したウォーターマークデータのマーク添付開始日時データを参照し、相手先の記録用紙71にウォーターマークを記録させるか否かを判断する。即ち、CPU11は、送信原稿61の画像データと共に、ウォーターマークデータを送信するか否かを決定する。
タイマ26より、現在の日時の情報を取得し、現在の日時が、マーク添付開始日時データが示すマーク添付開始日時を経過している場合(S6:YES)、CPU11は、S7に処理を移行する。一方、未だマーク添付開始日時を経過していない場合(S6:NO)、CPU11は、通常ファックス送信処理(S10)に処理を移行する。この通常ファックス送信処理(S10)は、上述したS4と同一の処理であり、送信原稿61の画像データのみを相手先装置60に送信する処理である。
通常ファックス送信処理(S10)を終了すると、CPU11は、ファックス送信処理プログラムを終了する。
S7に移行すると、CPU11は、当該送信原稿61に係る画像データに、ウォーターマークデータに基づくウォーターマーク画像データを合成した合成画像データとして相手先へ送信するか否かを判断する。具体的には、CPU11は、送信データ読取処理(S1)で取得したウォーターマークデータの「マーク合成設定」を参照し、S7の判断を行う。
「マーク合成設定」が合成画像データの送信を示す「合成設定」である場合(S7:YES)、CPU11は、ウォーターマーク合成送信処理(S8)に処理を移行する。ウォーターマーク合成送信処理(S8)では、CPU11は、送信原稿61の画像データ、ウォーターマークデータに基づくウォーターマーク画像データから合成画像データを生成し、当該合成画像データを指定された相手先装置60に送信する。その後、合成画像データをファクシミリデータ63として送信した後、CPU11は、ファックス送信処理プログラムを終了する。
尚、ウォーターマーク合成送信処理(S8)については後に図面を参照しつつ、詳細に説明する。
一方、「マーク合成設定」が「合成設定」ではない場合(S7:NO)、即ち、「非合成設定」が設定されている場合、CPU11は、ウォーターマーク非合成送信処理(S9)を実行する。ウォーターマーク非合成送信処理(S9)では、CPU11は、合成画像データを生成せずに、ファクシミリデータ63として、画像データ及び無線タグデータを相手先装置60に送信する。相手先装置60に送信した後、CPU11は、ファックス送信処理プログラムを終了する。
尚、ウォーターマーク非合成送信処理(S9)についても、後に図面を参照しつつ、詳細に説明する。
次に、ファックス送信処理プログラムのS1で実行される送信データ読取処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図7は、送信データ読取処理プログラムのフローチャートである。
送信データ読取処理(S1)に移行すると、CPU11は、先ずRAM13のカウンタNの値を「0」に初期化し(S11)、現在のカウンタNの値に「1」を加算する(S12)。次に、CPU11は、自動原稿送り装置2により、原稿載置部2Aに載置されている送信原稿61の1ページをスキャナ部3の読取位置へ搬送する。
その後、S13においては、CPU11は、当該送信原稿61に付加されている無線タグ62に格納されている無線タグデータを検出したか否かを判断する。具体的には、CPU11は、スキャナ部3の読取位置への移動経路近傍に配設されている無線タグリーダ15により、無線タグデータの有無を判断する。無線タグデータを検出した場合(S13:YES)、CPU11は、S14に処理を移行する。一方、無線タグデータを検出しなかった場合(S13:NO)、CPU11は、S15に処理を移行する。
尚、「無線タグデータを検出しなかった場合」には、「送信原稿61に無線タグ62が付加されていない場合」が含まれる。
S14に移行すると、CPU11は、無線タグリーダ15により、検出した無線タグデータを読み取り、RAM13に格納する。この時、CPU11は、無線タグデータのデータサイズを検出し、送信無線タグデータサイズ記憶エリア132に記憶する。その後、CPU11は、S15に処理を移行する。
S15においては、CPU11は、画像データ読取処理を実行する。画像データ読取処理(S15)では、CPU11は、スキャナ部3により送信原稿61の画像データを読み取る。1ページ分の送信原稿61の画像データを取得するまで(S16:NO)、CPU11は、スキャナ部3による画像データの取得を継続する。そして、1ページ分の送信原稿61の画像データを取得すると(S16:YES)、CPU11は、S17に処理を移行する。
S17では、CPU11は、データ符号化処理を実行する。具体的には、CPU11は、1ページ分の送信原稿61から取得した無線タグデータ及び画像データを、符号化部23により、ファクシミリ送信に適した方式に符号化する。そして、CPU11は、符号化したデータを、ファクシミリデータ63として、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に格納する。データ符号化処理を終了すると、CPU11は、S18に処理を移行する。
S18に移行すると、CPU11は、原稿載置部2Aに載置された送信原稿61を全ページ読み取ったか否かを判断し、未だ全ページを読み取っていない場合(S18:NO)、S12に処理を戻す。これにより、送信原稿61の次のページに係る画像データ、無線タグデータの取得処理が行われる。一方、全ページ分の読取を完了している場合(S18:YES)、CPU11は、送信データ読取処理プログラムを終了し、ファックス送信処理プログラムのS2に処理を移行する。
この時点で、RAM13内の送信無線タグデータサイズ記憶エリア132には、送信原稿61の無線タグのデータサイズが記憶され、送信ファクシミリデータ記憶エリア131には、送信原稿61の画像データと無線タグデータとからなるファクシミリデータ63が記憶されている。
次に、ファックス送信処理のS8で実行されるウォーターマーク合成送信処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図8は、ウォーターマーク合成送信処理プログラムのフローチャートである。
ウォーターマーク合成送信処理(S8)に移行すると、CPU11は、先ず、合成フラグをセットし、RAM13に格納する(S21)。この合成フラグは、ウォーターマーク画像データと、スキャナ部3で取得した画像データを合成した合成画像データを送信することを示すフラグである。合成フラグをセットした後、CPU11は、S22に処理を移行する。
S22に移行すると、CPU11は、画像データ復号化処理を実行する。画像データ復号化処理(S22)では、CPU11は、送信ファクシミリデータ記憶エリア131から1ページ分のファクシミリデータ63の画像データ部分を読み出し、復号化部24により、符号化されている当該画像データを復号化する。画像データを復号化した後、CPU11は、S23に処理を移行する。
S23では、CPU11は、ウォーターマーク画像合成処理を実行する。このウォーターマーク画像合成処理(S23)は、複合化された1ページ分の画像データに対して、ウォーターマーク画像データを合成し、合成画像データを生成する処理である。具体的には、CPU11は、無線タグデータに含まれるマーク構成データに基づいて、ウォーターマーク画像データを生成し、当該ウォーターマーク画像データと、復号化された画像データを合成する。合成画像データを生成した後、CPU11は、S24に処理を移行する。
そして、S24に移行すると、CPU11は、合成画像データ符号化処理(S24)を実行する。具体的には、CPU11は、ウォーターマーク画像合成処理(S23)で生成された合成画像データを符号化部23により、ファクシミリ送信に適した方式に符号化する。そして、CPU11は、符号化したデータを、ファクシミリデータ63として、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に再度格納する。合成画像データ符号化処理(S24)を終了すると、CPU11は、S25に処理を移行する。
S25に移行すると、CPU11は、全ページ分のファクシミリデータ63に対する処理を完了したか否かを判断し、未だ全ページ分の処理を完了していない場合(S25:NO)、S22に処理を戻す。これにより、ファクシミリ装置1では、次のページ分のデータに係る処理が行われる。一方、全ページ分の処理を完了している場合(S25:YES)、CPU11は、S26に処理を移行する。
S26では、CPU11は、ウォーターマークファックス送信処理を実行する。ウォーターマークファックス送信処理(S26)では、相手先装置60が所定の条件を満たす場合に、CPU11は、合成画像データに基づくファクシミリデータ63を送信する。ファクシミリデータ63を送信した後、CPU11は、ウォーターマーク合成送信処理プログラムを終了し、ファックス送信処理プログラムに処理を戻す。
尚、このウォーターマークファックス送信処理(S26)については、後に図面を参照しつつ詳細に説明するので、ここでの説明は省略する。
次に、ファックス送信処理のS9で実行されるウォーターマーク非合成送信処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図9は、ウォーターマーク非合成送信処理プログラムのフローチャートである。
ウォーターマーク非合成送信処理(S9)に移行すると、CPU11は、先ず、非合成フラグをセットし、RAM13に格納する(S31)。この非合成フラグは、ウォーターマーク合成送信処理(S8)のように、合成画像データを生成することなく、送信原稿61に係る画像データ及び無線タグデータ(ウォーターマークデータを含む)をそのまま送信することを示すフラグである。非合成フラグをセットした後、CPU11は、S32に処理を移行する。
S32に移行すると、CPU11は、ウォーターマークファックス送信処理を実行する。ウォーターマークファックス送信処理(S32)では、CPU11は、S26と同様に、ウォーターマークファックス送信処理プログラムを実行する。ウォーターマークファックス送信処理(S32)の詳細については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
ウォーターマークファックス送信処理(S32)を終了すると、CPU11は、ウォーターマーク非合成送信処理プログラムを終了し、ファックス送信処理プログラムに処理を戻す。
続いて、ウォーターマークファックス送信処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。このウォーターマークファックス送信処理プログラムは、ウォーターマーク合成送信処理プログラムのS26、ウォーターマーク非合成送信処理プログラムのS32において、CPU11により実行される。図10、図11は、ウォーターマークファックス送信処理プログラムのフローチャートである。
ウォーターマークファックス送信処理プログラムの実行が開始されると、先ず、CPU11は、先に操作パネル17で入力された相手先にダイヤルし(S41)、ファックス送信前処理(S42)を実行する。このファックス送信前処理(S42)では、CPU11は、相手先装置60との間で、各種信号の送受信(例えば、CI信号、CNG信号の送信やNSF信号の受信等)を行う。ファックス送信前処理(S42)を終了すると、CPU11は、S43に処理を移行する。
S43に移行すると、CPU11は、NSF信号解析処理を実行する。ここで、「NSF信号」は、受信側装置から送信側装置へ送出されるファクシミリ制御信号であって、相手先装置60の非標準機能(即ち、ITU規格で定められた機能以外のメーカ独自の機能)を相手先装置60からファクシミリ装置1へ通知する信号である。
NSF信号解析処理(S43)においては、CPU11は、ファックス送信前処理(S42)で相手先装置60から受信したNSF信号を解析し、相手先装置60が有する機能を特定する。具体的には、CPU11は、NSF信号を解析することで、少なくとも、相手先装置60における非標準機能の有無、無線タグデータ記録能力の有無、ECM(Error Correction Mode)機能の有無、カラー記録能力の有無を特定する。NSF信号解析処理(S43)の終了後、CPU11は、S44に処理を移行する。
S44に移行すると、CPU11は、NSF信号解析処理(S43)の解析結果に基づいて、相手先装置60に非標準機能があるか否かを判断する。相手先装置60に非標準機能がある場合(S44:YES)、CPU11は、S45に処理を移行する。一方、相手先装置60に非標準機能が存在せず、ITU規格で定められた所定の機能のみ有している場合(S44:NO)、CPU11は、S49に処理を移行する。
S45においては、CPU11は、NSF信号解析処理(S43)の解析結果に基づいて、相手先装置60に「無線タグ記録能力」があるか否かを判断する。ここで、「無線タグ記録能力」とは、「無線タグデータを受信し、無線タグへの書き込む能力」をいう。相手先装置60に「無線タグ記録能力」がある場合(S45:YES)、CPU11は、S46に処理を移行する。一方、相手先装置60に「無線タグ記録能力」がない場合(S45:NO)、CPU11は、S49に処理を移行する。
S46では、CPU11は、NSF信号解析処理(S43)の解析結果に基づいて、相手先装置60に「ECM機能」があるか否かを判断する。ここで、「ECM機能」とは、「データ送信時に障害が生じた場合に送信元(この場合、ファクシミリ装置1)に対して、当該送信原稿データの再送信を要求する機能」をいう。相手先装置60に「ECM機能」がある場合(S46:YES)、CPU11は、S47に処理を移行する。一方、相手先装置60に「ECM機能」がない場合(S46:NO)、CPU11は、S49に処理を移行する。
尚、S44、S45、S46の判断処理の結果、S49に移行した場合におけるS49以後の処理については、後に図面を参照しつつ詳細に移行する。
S47に移行すると、CPU11は、相手先装置60に「NSS信号」を送信する。ここで、この「NSS信号」は、各ファクシミリデータ63に含まれる無線タグデータのサイズ64を示すサイズ情報を含んでいる。従って、「NSS信号」を相手先装置60に通知することで、ファクシミリ装置1は、ファクシミリデータ63に係る無線タグデータが含まれていること、更に、そのサイズ情報を相手先装置60に通知することができる。これにより、相手先装置60では、無線タグデータと画像データを区分することができる。
その後、CPU11は、無線タグデータ送信処理(S48)を実行する。即ち、CPU11は、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に格納されている1ページ分のファクシミリデータ63の内、無線タグデータに相当するデータを相手先装置60に送信する。
無線タグデータ送信処理(S48)を終了すると、CPU11は、S61に処理を移行する。
S61に移行すると、CPU11は、当該ファクシミリデータ63の送信が「カラー送信」であるか否かを判断する。ウォーターマークデータにおける「カラー情報」で「フルカラー」が設定されている場合、CPU11は、「カラー送信」と判断する。「カラー送信」である場合(S61:YES)、CPU11は、S62に処理を移行する。一方、「カラー送信」ではない場合(S61:NO)、CPU11は、当該ファクシミリデータ63は、モノクロ設定であるため、そのままS64に処理を移行する。
S62に移行すると、CPU11は、NSF信号解析処理(S43)の解析結果に基づいて、相手先装置60にカラー記録能力があるか否かを判断する。相手先装置60にカラー記録能力がある場合(S62:YES)、CPU11は、そのままS64に処理を移行する。この場合、当該ファクシミリデータ63には、カラー情報(例えば、フルカラー等)による色彩の指定が設定されている。一方、相手先装置60にカラー記録能力がない場合(S62:NO)、CPU11は、S63に処理を移行する。
そして、S63では、CPU11は、モノクロ変換処理を実行する。このモノクロ変換処理(S63)では、色彩が指定されているカラー情報を、彩度のみを指定するカラー情報に変換することにより、カラー画像をモノクロ画像に変換する。モノクロ変換処理の詳細については、既に公知であるため、詳細な説明は省略する。モノクロ変換処理(S63)の後、CPU11は、S64に処理を移行する。
S64に移行すると、CPU11は、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に格納されている1ページ分のファクシミリデータ63を相手先装置60に送信する。データ送信処理(S64)を終了すると、CPU11は、送信原稿61の全てのページを相手先装置60へ送信したか否かを判断する(S65)。
送信原稿61の全ページを相手先装置60に送信した場合(S65:YES)、CPU11は、送信終了処理(S66)に処理を移行する。一方、未だ送信原稿61の全ページ分を相手先装置60に送信していない場合(S65:NO)、CPU11は、S48に処理を戻し、次のページに係る送信原稿61の送信処理を行う。即ち、この場合においては、無線タグデータ送信処理(S48)により、次のページに係る無線タグデータが相手先へ送信され、次いで、対応する画像データがカラー画像又はモノクロ画像として相手先へ送信される。
ここで、S49に移行した場合について、図11を参照しつつ詳細に説明する。
S49に移行した場合、CPU11は、RAM13に合成フラグが格納されているか否かを判断する。「合成フラグ」が格納されている場合(S49:YES)、CPU11は、S56に処理を移行する。一方、「非合成フラグ」がRAM13に格納されている場合(S49:NO)、CPU11は、S50に処理を移行する。
ここで、S49に移行する場合とは、「相手先装置60が一般的な機能のみを有する場合(S44:NO)」「相手先装置60に無線タグ記録能力がない場合(S45:NO)」「相手先装置60にECM機能がない場合(S45:NO)」である。即ち、これらは何れも、相手先装置60の機能により、画像データ及び無線タグデータで構成されたファクシミリデータ63を送信すると、当該データ通信に障害が生じる蓋然性がある場合である。
本実施形態に係るファクシミリ装置1においては、上記のような相手先装置60の機能に基づいて、ユーザの意図したデータ送信が困難な場合における送信の可否を設定しうる。即ち、ユーザは、このような場合における通信の可否を「通信続行設定」と「通信キャンセル設定」から選択して予め設定しておくことができる。これらの設定は、例えば、ファクシミリ機能についてのメニュー設定の中で設定することができ、設定された内容は、ファクシミリ装置1のフラッシュメモリ14に格納される。
「通信続行設定」は、上記のような場合であっても、相手先装置60において、ユーザの意図した態様の画像が記録用紙71に記録されるようにファクシミリデータ63を変換して送信する設定である。一方、「通信キャンセル設定」は、ユーザの意図したデータ送信が困難な場合は、当該送信原稿61に係るデータ送信をキャンセルする設定である。
「非合成フラグ」が格納され(S49:NO)、S50に移行すると、CPU11は、フラッシュメモリ14を参照し、「通信続行設定」が設定されているか否かを判断する。「通信続行設定」が設定されている場合(S50:YES)、CPU11は、S52に処理を移行する。一方、「通信キャンセル設定」が設定されている場合(S50:NO)、CPU11は、通信キャンセル処理(S51)を実行する。この通信キャンセル処理(S51)では、CPU11は、送信ファクシミリデータ記憶エリア131の記憶内容の消去等の各種処理を行う。通信キャンセル処理(S51)を終了すると、CPU11は、送信終了処理(S66)に処理を移行する(図10参照)。
一方、S52に移行すると、CPU11は、画像データ復号化処理を実行する。この画像データ復号化処理(S52)は、ウォーターマーク合成送信処理プログラムのS22と同様の処理である。同様に、ウォーターマーク合成処理(S53)、合成画像データ符号化処理(S54)は、夫々、ウォーターマーク合成送信処理プログラムのS23、S24と同様の処理である。従って、S52、S53、S54についての詳細な説明は省略する。
即ち、S52〜S54の処理を実行することにより、1ページ分のファクシミリデータ63は、無線タグデータと画像データとで構成されている態様から、合成画像データにより構成される態様に変換される。そして、合成画像データに変換することにより、「一般的な機能のみ」を有する相手先装置60、「無線タグ記録能力」がない相手先装置60、「ECM機能」がない相手先装置60であっても、相手先の記録用紙71に、ウォーターマーク画像が付加された画像を記録することができる。
合成画像データ符号化処理(S54)を終了した後、S55に移行すると、CPU11は、全ページ分のファクシミリデータ63に対する処理を完了したか否かを判断し、未だ全ページ分の処理を完了していない場合(S55:NO)、S52に処理を戻す。これにより、ファクシミリ装置1では、次のページ分のデータに係る処理が行われる。一方、全ページ分の処理を完了している場合(S55:YES)、CPU11は、S56に処理を移行する。
S56に移行すると、CPU11は、当該ファクシミリデータ63の送信が「カラー送信」であるか否かを判断する。この点、S56の処理は、上述したS63と同様の処理である。「カラー送信」である場合(S56:YES)、CPU11は、S57に処理を移行する。一方、「カラー送信」ではない場合(S56:NO)、CPU11は、そのままS59に処理を移行する。
S57に移行すると、CPU11は、相手先装置60にカラー記録能力があるか否かを判断する。このS57の判断処理は、S62と同様の処理である。相手先装置60にカラー記録能力がある場合(S57:YES)、CPU11は、そのままS59に処理を移行する。一方、相手先装置60にカラー記録能力がない場合(S57:NO)、CPU11は、S58に処理を移行する。
そして、S58では、CPU11は、モノクロ変換処理を実行する。このモノクロ変換処理(S58)は、上述したモノクロ変換処理(S63)と同様の処理である。従って、モノクロ変換処理(S58)に関する詳細な説明は省略する。モノクロ変換処理(S58)の後、CPU11は、S59に処理を移行する。
S59に移行すると、CPU11は、データ送信処理(S59)を実行する。データ送信処理は、上述したデータ送信処理(S64)と同様であるが、この場合には、合成画像データで構成された1ページ分のファクシミリデータ63が送信される。
データ送信処理(S59)を終了すると、CPU11は、送信原稿61の全てのページを相手先装置60へ送信したか否かを判断する(S60)。送信原稿61の全ページを相手先装置60に送信した場合(S60:YES)、CPU11は、送信終了処理(S66)に処理を移行する(図10参照)。一方、未だ送信原稿61の全ページ分を相手先装置60に送信していない場合(S60:NO)、CPU11は、S56に処理を戻し、次のページに係る送信原稿61の送信処理(S56〜S59)を行う。この場合においても、合成画像データで構成されたファクシミリデータ63が相手先へ送信される。
送信原稿61の全ページ分のファクシミリデータ63の送信を完了すると(S60:YES、S65:YES)、CPU11は、ファクシミリ送信の終了に必要な所定の送信終了処理(S66)を実行し、ウォーターマークファックス送信処理プログラムを終了する。
次に、本実施形態に係るファクシミリ装置1のファックス受信処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図12は、ファックス受信処理プログラムのフロ−チャートである。
先ず、S101において、CPU11は、呼出信号(CI信号)を検出したか否かを判断し、CPU11は、呼出信号を検出するまで処理を待機する(S101:NO)。そして、呼出信号を検出すると(S101:YES)、CPU11は、着信処理(S102)を実行する。
着信処理(S102)終了後、CPU11は、ファックス受信前処理(S103)を実行する。ファックス受信前処理(S103)では、CPU11は、送信元ファクシミリ装置との間で各種信号の送受信及び信号に伴う制御処理を行う。例えば、CPU11は、CNG信号を受信しなかった場合、通常の電話による通話処理を行う。
ファックス受信前処理(S103)の後、CPU11は、S104に処理を移行する。
S104においては、CPU11は、送信元ファクシミリ装置に対して、NSF信号を送信する。上述したように、NSF信号は、当該ファクシミリ装置1が有する機能(例えば、無線タグ記録能力の有無、ECM機能の有無等)を示す信号である。NSF信号を送信すると、CPU11は、S105に処理を移行する。
その後、CPU11は、送信元ファクシミリ装置からの「NSS信号」を受信するまで、処理を待機する。送信元ファクシミリ装置から「NSS信号」を受信すると、CPU11は、「NSS信号」に含まれる無線タグデータに関するサイズ情報を取得し、サイズ情報記憶エリア135(図2参照)に格納する(S105)。
S106に移行すると、CPU11は、「NSS信号」に含まれるサイズ情報に基づいて、受信データに無線タグデータが含まれているか否かを判断する。受信データに無線タグデータが含まれている場合(S106:YES)、CPU11は、S107に処理を移行する。一方、受信データに無線タグデータが含まれていない場合(S106:NO)、CPU11は、S109に処理を移行する。
受信データに無線タグデータが含まれている場合(S106:YES)、CPU11は、受信データとして、送信元ファクシミリ装置から先に送信される無線タグデータの受信を開始する(S107)。そして、CPU11は、受信データを上記サイズ情報が示す所定サイズ分受信するまで(S108:NO)、受信データを「無線タグデータ」として受信する。所定サイズ分のデータを受信すると(即ち、無線タグデータの受信を終了すると)、CPU11は、S109に処理を移行する。
S109では、CPU11は、画像データ受信処理を実行する。画像データ受信処理(S109)では、CPU11は、受信データとして、無線タグデータの後に続いて送信される画像データを受信しつつ、受信ファクシミリデータ記憶エリア134に格納する。そして、1ページ分の画像データを受信するまで(S110:YES)、CPU11は、画像データの受信を行う。画像データの受信を完了すると、CPU11は、S111に処理を移行する。
尚、本実施形態においては、ページ単位で受信データの受信を行いつつ、サイズ情報に基づいて、無線タグデータと、画像データとの区分を行っているが、この態様に限定するものではない。即ち、受信データを全て受信した後、サイズ情報に従って、無線タグデータと、画像データを区分するように構成することも可能である。
S111に移行すると、CPU11は、全ページ分の受信データの受信を完了したか否かを判断する。全ページ分の受信データを受信した場合(S111:YES)、CPU11は、受信終了処理(S112)を実行し、受信データの受信を終了すると共に、S113に処理を移行する。一方、未だ全ページ分の受信データの受信を完了していない場合(S111:NO)、CPU11は、S106に処理を戻し、次のページに係る受信データの受信を継続する。
S113においては、CPU11は、受信データ記録処理を実行する。即ち、CPU11は、受信データ記録処理プログラムを実行し、受信データを記録用紙71に記録する。この受信データ記録処理プログラムについては、後に詳細に説明する。そして、受信データ記録処理(S113)を終了すると、CPU11は、ファックス受信処理プログラムを終了する。
続いて、ファックス受信処理プログラムのS113で実行される受信データ記録処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図13は、受信データ記録処理プログラムのフローチャートである。
受信データ記録処理(S113)に移行すると、CPU11は、受信データ記録処理プログラムを実行する。この時、CPU11は、先ず、受信ファクシミリデータ記憶エリア134を参照し、無線タグデータの受信があったか否かを判断する(S121)。無線タグデータを受信した場合(S121:YES)、CPU11は、S122に処理を移行する。一方、無線タグデータを受信していない場合(S121:NO)、CPU11は、S130)に処理を移行する。
S122に移行すると、CPU11は、当該無線タグデータにウォーターマークデータが含まれているか否かを判断する。即ち、CPU11は、受信ファクシミリデータ記憶エリア134を参照することで、S122に係る判断を行う。ウォーターマークデータが含まれている場合(S122:YES)、CPU11は、S123に処理を移行する。一方、ウォーターマークデータが含まれていない場合(S122:NO)、CPU11は、画像データ記録処理(S130)に処理を移行する。
S123においては、CPU11は、ウォーターマークデータにマーク添付開始日時データが含まれているか否かを判断する。マーク添付開始日時データが含まれている場合(S123:YES)、CPU11は、S124に処理を移行する。一方、マーク添付開始日時データが含まれていない場合(S123:NO)、CPU11は、S125に処理を移行する。
S124に移行すると、CPU11は、現在日時がマーク添付開始日時を超過しているか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タイマ26を参照することで、現在日時を取得する。そして、CPU11は、受信ファクシミリデータ記憶エリア134のマーク添付開始日時データを参照し、マーク添付開始日時を取得する。そして、CPU11は、現在日時とマーク添付開始日時を比較することにより、S124の判断を行う。
現在日時がマーク添付開始日時を経過している場合(S124:YES)、CPU11は、受信データに係る画像データに対して、ウォーターマークデータが示すウォーターマーク画像を付加すべく、S125に処理を移行する。一方、現在日時がマーク添付開始日時を超過していない場合(S124:NO)、CPU11は、画像データ記録処理(S130)に処理を移行する。
S125においては、CPU11は、ウォーターマーク画像展開処理を実行する。このウォーターマーク画像展開処理(S125)では、CPU11は、受信ファクシミリデータ記憶エリア134を参照し、ウォーターマークデータに含まれるマーク構成データ(図5参照)に基づいて、ウォーターマーク画像データを展開する。マーク構成データに基づくウォーターマーク画像データを展開した後、CPU11は、S126に処理を移行する。
S126に移行すると、CPU11は、ウォーターマーク画像合成処理を実行する。即ち、CPU11は、受信データに係る画像データに対して、S125で展開したウォーターマーク画像データを合成し、合成画像データを生成する。合成画像データを生成した後、CPU11は、S127に処理を移行する。
S127では、CPU11は、ウォーターマーク画像合成処理(S126)で生成された合成画像データを記録用紙71に記録する。即ち、CPU11は、第1給紙トレイ51〜第3給紙トレイ53から記録用紙71を搬送し、レーザプリンタ30により、受信データに基づく合成画像データを当該記録用紙71に記録する。記録用紙71への記録を終了すると、CPU11は、記録した受信データを受信ファクシミリデータ記憶エリア134から消去し(S128)、S129に処理を移行する。
S129に移行すると、CPU11は、全ページ分の受信データの記録を完了したか否かを判断する。全ページ分の受信データを記録した場合(S129:YES)、CPU11は、受信データ記録処理プログラムを終了する。一方、未だ全ページ分の受信データの記録を完了していない場合(S129:NO)、CPU11は、S121に処理を戻し、次のページに係る受信データの記録を開始する。
ここで、S130においては、CPU11は、画像データ記録処理が実行される。この画像データ記録処理(S130)においては、CPU11は、レーザプリンタ30によって、受信データとして受信ファクシミリデータ記憶エリア134に格納されている画像データを記録用紙71に記録する。画像データを記録用紙71に記録した後、CPU11は、S128に処理を移行する。この点、S128、S129については説明済であるので、再度の説明は省略する。
尚、本実施形態に係るファクシミリ装置1において、ファクシミリデータ63が画像データのみで構成されている場合(S121:NO)、ファクシミリデータ63が合成画像データで構成されている場合(S122:NO)、未だマーク添付開始日時を経過していない場合(S123:NO)、この画像データ記録処理(S130)により記録用紙71に画像が形成される。
この点、ファクシミリデータ63が画像データのみで構成されている場合(S121:NO)、未だマーク添付開始日時を経過していない場合(S123:NO)は、送信元ファクシミリ装置において、スキャナ部3で読み取られた送信原稿61に基づく画像がそのまま記録用紙71に記録される。
そして、ファクシミリデータ63が合成画像データで構成されている場合(S122:NO)、送信元ファクシミリ装置で合成された合成画像データに基づく画像が記録用紙71に記録される。
以上説明したように、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、無線タグリーダ15で読み取られた無線タグデータにウォーターマークデータが含まれている場合、ウォーターマーク合成送信処理(S8)、ウォーターマークファックス送信処理(S26、S32)により、スキャナ部3で読み取られた送信原稿61に基づく画像データと、ウォーターマークデータに基づくウォーターマーク画像データとを合成した合成画像データを生成することができ、当該合成画像データをファクシミリデータ63として送信することができる。
即ち、送信原稿61の無線タグ62にウォーターマークデータを書き込んでおくことにより、ファクシミリ送信時に、当該送信原稿に対して付加するウォーターマークの作成等の作業が不要となり、ユーザの作業負担を軽減できる。更に、当該ファクシミリ送信に要する作業時間を短縮できるので、他のユーザのファクシミリ送信の遅滞を防止しうる。
又、ファクシミリ装置1は、ウォーターマーク非合成送信処理(S9)を実行することで、スキャナ部3で読み取られた送信原稿61に基づく画像データと、ウォーターマークデータを含む無線タグデータをそのまま送信することができる。これにより、送信側のファクシミリ装置1において、合成画像データを生成しない場合であっても、受信側のファクシミリ装置1において、ウォーターマークが付加された画像を記録用紙71に記録しうる。更に、この場合であっても、送信側ユーザは、送信原稿61及び無線タグ62の読取作業を実行するだけでよく、送信側ユーザの作業負担を軽減し、他のユーザのファクシミリ送信の遅滞を防止できる。
更に、ファクシミリ装置1は、ウォーターマークファックス送信処理(S26、S32)により、相手先装置60の無線タグ記録能力の有無に応じて、送信原稿61に係るデータの送信態様を変更できる。即ち、ファクシミリデータ63を合成画像データで構成して送信する態様と、画像データ及び無線タグデータを含むファクシミリデータ63を送信する態様を適宜切り換えることができる。これにより、ウォーターマークデータの付加が設定されている送信原稿61のデータを、相手先に確実に送信することができ、ユーザの意図に沿ったデータ送信が可能となる。
又、ファクシミリ装置1は、ウォーターマークファックス送信処理(S26、S32)により、相手先装置60におけるECM機能の有無に応じて、ウォーターマークデータを含む送信原稿61に係るデータ送信の態様を変更できる。これにより、送信原稿61に係るデータは確実に相手先に送信されるので、ファクシミリ装置1は、送信原稿61に係る情報をユーザ所望の態様で確実に管理しうる。
そして、ファクシミリ装置1は、ウォーターマークファックス送信処理(S26、S32)により、相手先装置60にECM機能がない場合には、送信原稿61に係るデータ送信をキャンセルすることができる。これにより、送信原稿61に係る画像データのみが相手先へ送信されることはなく、ファクシミリ装置1は、送信原稿に係る画像データが示す情報の厳密な管理を実現しうる。
更に、ファクシミリ装置1は、相手先装置60にカラー記録能力の有無(S57、S62)に応じて、カラー情報により色彩が指定されているデータをモノクロデータに変換することができる(S58、S63)。これにより、ファクシミリ装置1は、相手先装置60におけるカラー記録能力に関わらず、送信元ユーザの送信原稿61に対する意図を相手先の記録用紙71に十分に反映させることができ、送信元ユーザの意図する情報管理を行い得る。
そして、ファクシミリ装置1は、タイマ26と、マーク添付開始日時データに基づいて、ウォーターマークを付加する時期を管理することができる(S6、S123、S124)。これにより、当該ファクシミリ装置1は、送信原稿61に基づく情報の重要性が時期に応じて変化する場合であっても、その情報の重要性に応じた情報管理を実現しうる。更に、送信原稿の送信を行う際に、ユーザが期限等を気にする必要がなく、マークの付加を忘れるといった誤送信を防止することができる。
又、ファクシミリ装置1は、当該ファクシミリ装置1が相手先装置60になった場合、受信データから無線タグデータ、画像データを区分することができる(S106〜S111)。そして、ファクシミリ装置1は、無線タグデータに含まれるウォーターマークデータと、画像データとを合成した合成画像データを生成し(S126)、当該合成画像データを記録用紙71に記録することができる(S127)。即ち、ファクシミリ装置1は、送信元ユーザの意図に沿ったウォーターマークが付加された送信原稿の画像データを出力することができ、相手先装置60側であっても、受信側装置において、送信元ユーザが意図した送信原稿61に対する情報管理を実現しうる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
例えば、送信原稿61に係るデータ送信を高速で送信する場合は、無線タグデータのみに対して、ECM機能を有効化し、送信原稿61に係るデータ送信を通常速度で送信する場合には、全てのデータに対して、ECM機能を有効とするように構成できる。
又、無線タグデータに含まれるウォーターマークデータをファクシミリ装置1において変更しうるように構成することも可能である。例えば、マーク添付開始日時データが示す日時をLCD18に表示し、操作パネル17により設定しうるように構成することも可能である。尚、ファクシミリ装置1を1人のユーザが占有する時間を短縮する必要が有るため、この場合の変更操作は、簡単な操作であることが望ましい。
そして、本実施形態においては、当該ファクシミリ装置1が相手先装置60となった場合、ウォーターマーク画像を画像データに合成するように構成していたが、受信した無線タグデータを無線タグ72に格納するように構成することも可能である。これにより、受信した原稿の無線タグにウォーターマークデータが書き込まれるため、受信原稿を更にコピーしたり、ファクシミリ送信を行ったりする際に、そのウォーターマークデータを反映させることができる。
更に、本実施形態においては、送信原稿61と無線タグ62を対応させ、1ページの送信原稿61に係るウォーターマークの付加に係る設定は、当該送信原稿61に係る無線タグデータに基づくように構成していたが、この態様に限定するものではない。例えば、送信原稿61の最初の1ページの無線タグデータ(ウォーターマークデータ)を、全ページ分の送信原稿61に対して適用するように構成することも可能である。
さらに、本実施形態においては、記録用紙と無線タグとが一体に形成されている場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、受信側の装置構成によっては、記録用紙と無線タグとが別体となっている場合も想定される。その場合、ファクシミリ受信処理で画像データとそれに対応する無線タグデータとが受信されると、画像データについては通常の記録用紙に記録され、無線タグデータについては別体の無線タグに書き込まれる。
このような別体の無線タグは、ラベルのように裏面に接着部分を備えており、無線タグデータの書き込み後に自動、もしくは手動により対応する画像データが記録された記録用紙に添付されるような方式であってもよい。これによっても、結果的に、記録用紙に無線タグが付加された出力結果を得ることができる。同様に、送信側においても、原稿と無線タグとは必ずしも一体である必要はなく、ページ毎の対応が管理できていれば、別々に読み取られる構成であってもよい。
本実施形態に係るファクシミリ装置の模式的な断面図を示す。 ファクシミリ装置の制御系構成を示すブロック図である。 (a)は、本実施形態に係るファクシミリ装置によるファクシミリ送受信を模式的に示す図であり、(b)は、1ページ分のファクシミリデータを模式的に示す図である。 (a)は、無線タグの構成を示すブロック図であり、(b)は、無線タグリーダ及び無線タグライタの構成を示すブロック図である。 無線タグデータの構成に関する説明図である。 ファックス送信処理を示すフローチャートである。 送信データ読取処理プログラムのフローチャートである。 ウォーターマーク合成送信処理プログラムのフローチャートである。 ウォーターマーク非合成送信処理プログラムのフローチャートである。 ウォーターマークファックス送信処理プログラムのフローチャート(1)である。 ウォーターマークファックス送信処理プログラムのフローチャート(2)である。 ファックス受信処理を示すフローチャートである。 受信データ記録処理プログラムのフローチャートである。
1 ファクシミリ装置
3 スキャナ部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 フラッシュメモリ
15 無線タグリーダ
17 操作パネル
19 NCU
20 モデム
21 バッファ
22 スキャナ装置
26 タイマ
30 レーザプリンタ
60 相手先装置
61 送信原稿
62 無線タグ
71 記録用紙

Claims (6)

  1. 送信原稿の画像データを読み取る読取手段と、
    無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読取手段と、
    前記無線タグ読取手段により読み出された無線タグデータに、当該原稿の画像データに対するマークを付加することを示すマークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと、前記マークデータに基づくマーク画像データとを合成した合成画像データを生成する合成画像データ生成手段と、
    前記合成画像データ生成手段により生成された合成画像データを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する送信手段と、を備え、
    前記マークデータは、当該マークデータに基づくマーク画像の色彩を示すカラー指定データを含み、
    前記送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先におけるカラー出力機能の有無を検出するカラー出力機能検出手段と、
    前記カラー出力機能検出手段により、当該相手先がカラー出力機能を有していないと検出された場合に、前記マークデータに含まれるカラー指定データを、彩度のみを指定した単色画像を示すモノクロ指定データに変更する変更手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 送信原稿の画像データを読み取る読取手段と、
    無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読取手段と、
    前記無線タグ読取手段により読み出された無線タグデータに、当該原稿の画像データに対するマークを付加することを示すマークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと共に、前記無線タグ読取手段により読み取られたマークデータを含む無線タグデータを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する送信手段と、を備え、
    前記マークデータは、当該マークデータに基づくマーク画像の色彩を示すカラー指定データを含み、
    前記送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先におけるカラー出力機能の有無を検出するカラー出力機能検出手段と、
    前記カラー出力機能検出手段により、当該相手先がカラー出力機能を有していないと検出された場合に、前記マークデータに含まれるカラー指定データを、彩度のみを指定した単色画像を示すモノクロ指定データに変更する変更手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  3. 送信原稿の画像データを読み取る読取手段と、
    無線タグから無線タグデータを読み出す無線タグ読取手段と、
    前記無線タグ読取手段により読み出された無線タグデータに、当該原稿の画像データに対するマークを付加することを示すマークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと、前記マークデータに基づくマーク画像データとを合成した合成画像データを生成する合成画像データ生成手段と、
    前記合成画像データ生成手段により生成された合成画像データを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する第1送信手段と、
    前記無線タグデータに前記マークデータが含まれている場合、前記読取手段により読み取られた画像データと共に、前記無線タグ読取手段により読み取られたマークデータを含む無線タグデータを、送信原稿データとして、指定された相手先に送信する第2送信手段と、を備え、
    送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先が、無線タグデータの受信能力を有しているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって、当該相手先が無線タグデータの受信能力を有していないと検出した場合は、前記第1送信手段により、送信原稿データを送信し、
    前記検出手段によって、当該相手先が無線タグデータの受信能力を有していると検出した場合には、当該相手先に対して、前記第2送信手段により、送信原稿データを送信するように制御する送信制御手段と、を備え、
    前記マークデータは、当該マークデータに基づくマーク画像の色彩を示すカラー指定データを含み、
    前記送信原稿データの送信に先立って、指定された相手先におけるカラー出力機能の有無を検出するカラー出力機能検出手段と、
    前記カラー出力機能検出手段により、当該相手先がカラー出力機能を有していないと検出された場合に、前記マークデータに含まれるカラー指定データを、彩度のみを指定した単色画像を示すモノクロ指定データに変更する変更手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  4. 請求項2又は請求項3記載の通信装置において、
    前記送信原稿データの送信に先立って、当該送信原稿データの送信時に障害が生じた場合に当該送信原稿データの再送信を要求する再送信機能を、指定された相手先が有するか否かを検出する再送信機能検出手段と、
    前記再送信機能検出手段により、当該相手先が再送信機能を有していると検出された場合には、少なくとも前記無線タグデータの送信に対して、前記再送信機能を有効に設定する送信設定手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  5. 請求項4記載の通信装置において、
    前記再送信機能検出手段により、指定された相手先が再送信機能を有していないと検出された場合には、前記送信原稿データの送信を停止する送信停止手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の通信装置において、
    前記マークデータは、当該送信原稿に対する画像データに対して、マークを付加する時期を示す時期データを含み、
    現在日時を示す日時データを取得する日時取得手段と、
    前記日時取得手段で取得された日時データと、前記マークデータに含まれる時期データとを比較し、当該マークデータを有効化するか否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
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