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JP4285615B2 - アネロセルム・サーモフィルム由来の耐熱性dnaポリメラーゼ - Google Patents

アネロセルム・サーモフィルム由来の耐熱性dnaポリメラーゼ Download PDF

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Description

本発明は、アネロセルム・サーモフィルム(Anaerocellum thermophilum)から得ることができるDNAポリメラーゼである耐熱性酵素に関する。
熱安定性DNAポリメラーゼ(EC 2.7.7.7.DNAヌクレオチジルトランスフェラーゼ、DNA特異的)が多くの好熱性微生物から単離されている(例えば、Kaledinら,1980,Biokimiya Vol.45,p.644-651;Kaledinら,1981,Biokimiya Vol.46,p.1247-1254;Kaledinら,1982,Biokimiya Vol.47,p.1515-1521;Ruttimannら,1985,Eur.J Biochem.Vol.149,p.41-46;Neunerら,1990,Arch.Microbiol.Vol.153,p.205-207)。
幾つかの微生物については、そのポリメラーゼ遺伝子がクローン化され、発現されている(Lawyerら,1989,J.Biol Chem.Vol.264,p.6427-6437;Engelkeら,1990,Anal Biochem.Vol.191,p.396-400;Lundbergら,1991,Gene,Vol.108,p.1-6;Kaledinら,1980 Biokimiya Vol.44,p.644-651;Kaledinら,1981,Biokimiya Vol.46,p.1247-1254;Kaledinら,1982,Biokimiya Vol.47,p.1515-1521;Ruttimannら,1985,Eur.J.Biochem.Vol.149,p.41-46;Neunerら,1990,Arch.Microbiol.Vol.153,p.205-207;Perlerら,1992,Proc.Natl.Acad.Sci.USA Vol.89,p.5577)。
好熱性DNAポリメラーゼはますます分子生物学において用いるための重要なツールとなってきており、RNA及びDNAの診断上の検出、遺伝子クローニング並びにDNAの配列決定において用いるための、より適切な特性及び活性を有する新規ポリメラーゼの発見について関心が高まっている。現在、これらの目的で主として用いられる好熱性DNAポリメラーゼは、T.アクアティクス(T.aquaticus)に由来するTaqポリメラーゼのようなサーマス(Thermus)種に由来するものである(Brockら1969,J.Bacteriol.Vol.98,p.289-297)。
逆転写は、通常、トリ骨髄芽球症ウイルス又はモロニー(Moloney)マウス白血病ウイルスから単離される酵素のようなウイルス性逆転写酵素を用いて行われ、これらはマグネシウムイオンの存在下において活性であるが、逆転写反応の間に鋳型RNAを破壊するRNA分解酵素H活性を有するという不利な点があり、かつ、それぞれ、42℃又は37℃の温度最適を有する。
高温で活性である好熱性微生物のDNAポリメラーゼの逆転写活性を用いる代替法が記載されている。高温での逆転写には、産生物の早すぎる終結を生じ得るRNA鋳型の二次構造を克服するという利点がある。逆転写酵素活性を有する耐熱性DNAポリメラーゼは、通常、サーマス種から単離される。しかしながら、これらのDNAポリメラーゼはマンガンイオンの存在下においてのみ逆転写活性を示す。これらの反応条件は、マンガンイオンの存在が鋳型RNAを転写するDNAポリメラーゼの忠実度を低下させるため、最適を下回るものである。
したがって、RNA鋳型から高い忠実度でcDNAを調製するため、高温で鋳型の二次構造を克服するように作用し、かつマグネシウムイオンの存在下において活性である逆転写酵素を開発することが望ましい。
本発明はこれらの要求に取り組み、マグネシウムイオンの存在下において逆転写酵素活性を有する、高温で活性の精製DNAポリメラーゼ酵素(EC 2.7.7.7.)を提供する。本発明はアネロセルム・サーモフィルムDSM 8995から単離されたDNAポリメラーゼを包含し、これはDeutsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen GmbH、Mascheroder Weg 1b、D-38124 Braunschweigに寄託されている。さらなる局面において、本発明は、DNAの鋳型指令重合を触媒し、及び5’−3’ポリメラーゼ活性及び5’−3’エキソヌクレアーゼ活性を有し、かつ実質的に3’−5’エキソヌクレアーゼ活性を持たないDNAポリメラーゼを包含する。
本発明によるポリメラーゼは、安定化界面活性剤が存在しない状態において80℃で30分間インキュベートした後にその活性の少なくとも90%を保持する。
さらなる局面において、本発明は、in situ活性PAGE分析による測定で約96〜100kDaの分子量を有するDNAポリメラーゼを包含する。
さらなる局面において、本発明は、マグネシウムイオンの存在下において、及び実質的にマンガンイオンが存在しない状態において逆転写酵素活性を有するDNAポリメラーゼを包含する。本発明によるこのポリメラーゼは、そのDNAポリメラーゼ活性を100%に設定して30%を上回るMg2+依存性逆転写酵素活性を示す。さらなる局面において、本発明は、Mn2+依存性である逆転写酵素活性を示す耐熱性DNAポリメラーゼを包含する。このMn2+依存性逆転写酵素活性はそのDNAポリメラーゼ活性に対して60%を上回る。
さらなる局面において、本発明は耐熱性逆転写酵素を包含する。この耐熱性逆転写酵素は80℃で60分間インキュベートした後に80%超を保持する。
さらに、アネロセルム・サーモフィルムから得ることができる96,000−100,000ダルトンの耐熱性DNAポリメラーゼをコードするDNAが単離されており、これは大腸菌において発現させることにより本発明の耐熱性酵素を得ることを可能にする。このアネロセルム・サーモフィルムDNAポリメラーゼコーディング配列全体が以下に配列番号7として示されている。この組換えアネロセルム・サーモフィルムDNAポリメラーゼも5’−3’ポリメラーゼ活性を有し、実質的に3’−5’エキソヌクレアーゼ活性を持たず、5’−3’エキソヌクレアーゼ活性を有し、かつMg2+依存性の逆転写酵素活性を有する。
アネロセルム・サーモフィルムはカムチャッカのガイサース谷(Valley of Geysers)の温泉から単離された(V.SvetlichnyらMikrobilogiya,Vol.59,No.5 p.871-879,1990)。アネロセルム・サーモフィルムはブダペスト条約に従ってDeutsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen GmbH,Mascheroder Weg 1b,D-38124 Braunschweigに寄託され、DSM受託番号8995を受けた。アネロセルム・サーモフィルムから単離された耐熱性ポリメラーゼは96〜100kDaの分子量を有し、安定化界面活性剤が存在しない状態において80℃で30分間加熱した後に90%を超える活性を保持する。この耐熱性酵素は5’−3’ポリメラーゼ活性を有し、かつMg++依存性であることに加えてMn++依存性である逆転写酵素活性を有する。この耐熱性酵素は天然型であっても組換え型であってもよく、cDNAクローニング、DNA配列決定、DNA標識及びDNA増幅において第1及び第2鎖cDNAの合成に用いることができる。
本発明はデオキシリボ核酸(DNA)及びリボ核酸(RNA)配列を複製及び増幅するための方法を提供する。これらの改良は熱活性DNAポリメラーゼの従来知られていない特性の発見及び適用により達成される。好ましい態様において、本発明は、熱反応性DNAポリメラーゼを用いてRNA鋳型から相補的DNAコピーを合成するための方法を提供する。別の局面において、本発明は、耐熱性DNAポリメラーゼを用いてRNA又はDNA鋳型からDNAセグメントを増幅するための方法(RT−PCR又はPCR)を提供する。
「逆転写酵素」という用語はRNA依存性DNAポリメラーゼとして特徴付けられるポリメラーゼのクラスを表す。全ての既知逆転写酵素はRNA鋳型からDNA転写体を合成するのにプライマーを必要とする。歴史的には、逆転写酵素は主としてmRNAからcDNAへの転写に用いられており、このcDNAはさらに操作するために次にベクターにクローン化され得る。
天然型のタンパク質を回収するため、Svetlichnyら,1991,System.Appl.Microbiol.Vol.14,p.205-208に記載される技術のような適切な技術を用いてアネロセルム・サーモフィルムを成長させることができる。細胞が成長した後、酵素の単離及び精製に好ましい1つの方法を多工程プロセスを用いて以下のように行う。
これらの細胞を解凍し、バッファーA(40mM トリス−HCl、pH7.5、0.1mM EDTA、7mM 2−メルカプトエタノール、0.4M NaCl、10mM ペファブロック(Pefabloc)TMSC(4−(2−アミノエチル)ベンゾールスルホニルフルオリド、塩酸塩)に懸濁し、ガウリン(Gaulin)ホモジナイザに2回通すことにより溶解する。この生抽出物を遠心により清澄化し、その上清をバッファーB(40mM トリス−HCl、pH7.5、0.1mM EDTA、7mM 2−メルカプトエタノール、10%グリセロール)に対して透析して、ヘパリン−セファロース(Pharmacia)を充填したカラムにかける。各々の場合において、これらのカラムは出発溶媒で平衡化し、サンプルを適用した後にはこの溶媒をそれらの体積の3倍用いて洗浄する。第1カラムの溶出はバッファーB中の0〜0.5M NaClの直線勾配を用いて行う。ポリメラーゼ活性を示す画分をプールし、硫酸アンモニウムを20%の最終濃度まで添加する。この溶液を、ブチル−TSK−トヨパール(Toyopearl)(TosoHaas)を収容する疎水性カラムにかける。このカラムを硫酸アンモニウムの20%〜0%の下降勾配で溶出する。活性を含むプールを透析し、DEAE−セファロース(Pharmacia)のカラムに再度移して、バッファーB中の0−0.5M NaClの直線勾配で溶出する。第4カラムはトリス−アクリル−ブルー(Biosepra)を収容するもので、これを前述の場合と同様に溶出する。最後に、活性画分をバッファーC(20mM トリス−HCl、pH7.5、0.1mM EDTA、7.0mM 2−メルカプトエタノール、100mM NaCl、50%グリセロール)に対して透析する。
DNAポリメラーゼ活性は、合成されたDNAへの32P−dCTPの取込み、又はジゴキシゲニン標識dUTPの取込みのいずれかにより測定した。取込まれたジゴキシゲニンの検出及び定量は、本質的に、
Figure 0004285615
及びSchmitz,G.,1992,Biotechniques Vol.12,p.104-113に記載される通りに行った。
逆転写酵素活性は、オリゴdTでプライムした(primed)ポリA鋳型を用いて、相補鎖に32P−dTTP又はジゴキシゲニン標識dUTPのいずれかの取込みにより測定した。取込まれたジゴキシゲニンの検出は、DNAポリメラーゼ活性の検出に用いた手順と同様に行った。
ポリメラーゼ活性及び逆転写酵素活性のin situ PAGEの分析は、本質的に、Spanos A.及び
Figure 0004285615
に記載される方法に従って行った。元の方法に対する些少ではあるが必須の改変は、再折り畳みを補助するためにマグネシウムイオン(3mM)及びdATP(0.5−1μM)の存在下においてSDS変性ポリペプチドの再生を行うことである。
本発明の耐熱性酵素は、この酵素をコードする遺伝子がアネロセルム・サーモフィルムゲノムDNAからクローン化されているため、組換えDNA技術により産生させることもできる。さらなる局面において、本発明は、アネロセルム・サーモフィルムDNAポリメラーゼ遺伝子を担持するベクターpASK75及びpAR10と命名されたベクターを含む組換えプラスミドを包含する。
アネロセルム・サーモフィルム由来DNAポリメラーゼを発現する組換えクローンの単離は以下の工程を包含する:細胞を界面活性剤、例えばSDS、及びプロテイナーゼ、例えばプロテイナーゼK、で処理することによりアネロセルム・サーモフィルムに由来する染色体DNAを単離する。その溶液をフェノール及びクロロホルムで抽出し、エタノールで沈殿させることによりDNAを精製する。このDNAをトリス/EDTAバッファーに溶解し、DNAポリメラーゼをコードする遺伝子を2種混合オリゴヌクレオチド(プライマー1及び2)を用いてPCR技術により特異的に増幅する。配列番号1及び配列番号2に記載されるこれらのオリゴヌクレオチドは、Braithwaite D.K.及びIto J.,1993,Nucl.Acids Res.Vol.21,p.787-802によって公開されたA族DNAポリメラーゼの保存領域に基づいて設計した。特異的に増幅した断片をベクター、好ましくはpCRTMIIベクター(Invitrogen)にライゲートし、その配列をサイクルシークエンシングにより決定する。DNAポリメラーゼ遺伝子のコーディング領域及び隣接配列の完全な単離は、スクリーニングの第1回目においては別の制限酵素でアネロセルム・サーモフィルムDNAを制限断片化することにより、及び逆PCR(Innisら,(1990)PCR Protocols;Academic Press,Inc.,p.219-227)により行うことができる。これは、この遺伝子部分の外側DNA配列に結合するがその方向が反対である合成オリゴヌクレオチドプライマーを用いて行うことができる。配列番号3及び4によって記述されるこれらのオリゴヌクレオチドは、最初の上記PCRによって決定された配列に基づいて設計した。鋳型しては、制限消化により開裂し、かつT4 DNAリガーゼに接触させることにより環化されるアネロセルム・サーモフィルムDNAを用いる。全ポリメラーゼ遺伝子のコーディング領域を単離するため、配列番号5及び6に示されるプライマーを用いて別のPCRを行い、完全なDNAポリメラーゼ遺伝子をゲノムDNAから直接増幅し、かつ直線化発現ベクターに適合する末端を導入する。
Figure 0004285615
遺伝子を、原核又は真核宿主/ベクター系のいずれかにおいて、発現に適する調節配列に作動可能に連結させる。このベクターは適切な宿主における形質転換及び維持に必要とされる全ての機能を好ましくはコードし、且つ選択可能なマーカー及び/又はポリメラーゼを発現させるための調節配列をコードし得る。形質転換された宿主の培養物により、連続的に、又は発現を誘導した後に、活性のある組換え耐熱性ポリメラーゼを産生させることができる。活性のある耐熱性ポリメラーゼは、宿主細胞から、又は、このタンパク質が細胞膜を通して分泌される場合には培養培地から、回収することができる。
アネロセルム・サーモフィルム耐熱性ポリメラーゼの発現を、クローニング及び発現の間、大腸菌において厳密に調節することも好ましい。本発明の実施において有用なベクターは、以下の調節の特徴の幾つか又は全てを提供することによりアネロセルム・サーモフィルムポリメラーゼの様々な程度に調節された発現をもたらす:(1)ポリメラーゼ遺伝子の開始位置に直接隣接するか、又は融合タンパク質としてのプロモーター又は転写開始部位、(2)遺伝子の発現の開始又は停止に用いることができるオペレーター、(3)翻訳を改善するためのリボソーム結合部位、及び(4)安定性を改善するための転写又は翻訳終結部位。アネロセルム・サーモフィルムポリメラーゼのクローニング及び発現に用いられる適切なベクターには、例えば、ファージ及びプラスミドが含まれる。ファージの例としてラムダgtl1(Promega)、ラムダ・ダッシュ(Dash)(Stratagene)、ラムダZapII(Stratagene)が挙げられる。プラスミドの例としてpBR322、pBTac2(Boehringer Mannheim)、pBluescript(Stratagene)、pET3A(Rosenberg,A.H.ら,(1987)Gene 56:125-135)、pASK75(Biometra)及びpET11C(Studier,F.W.ら(1990)Methods in Enzymology,185:60-89)が含まれる。本発明によると、プラスミド、特にはpASK75(Biometra)の使用が有利であることが示されている。このアネロセルム・サーモフィルムDNAポリメラーゼ遺伝子を担持するプラスミドpASK75を、以下pAR10と呼ぶ。
形質転換、ファージ感染及び細胞培養の標準プロトコルが存在する(Maniatisら(1982)Molecular Cloning:A Laboratory Manual,Cold Spring Harbour Laboratory Press)。プラスミド形質転換に用いることができる多くの大腸菌のうち、好ましい株としてはJM110(ATCC 47013)、LE392pUBS520(Maniatisら、前出;Brinkmannら,(1989)Gene 85:109-114;)、JM101(ATCC番号33876)、XL1(Stratagene)、及びRR1(ATCC番号31343)、及びBL21(DE3)plysS(Studier,F.W.ら,(1990)Methods in Enzymology,前出)が挙げられる。本発明によると、大腸菌LE392pUBS520株の使用が有利であることが示されている。アネロセルム・サーモフィルムDNAポリメラーゼ遺伝子を担持するプラスミドpASK75(pAR10と呼ぶ)で形質転換したこの大腸菌LE392pUBS520株を、以下大腸菌AR220(DSM番号11177)と呼ぶ。ラムダファージに用いることができる株の中には大腸菌XL1.Blue株(Stratagene)があり、Y1089はラムダgt11の溶原性に用いることができる。形質転換した細胞を好ましくは37℃で成長させ、アンヒドロテトラサイクリンでクローン化遺伝子の発現を誘導する。
組換え型DNAポリメラーゼの単離は標準技術により行うことができる。大腸菌抽出物からのDNAポリメラーゼの分離及び精製は標準法により行うことができる。これらの方法としては、例えば、塩析及び溶媒沈殿のような溶解度を利用する方法、透析、限外濾過、ゲル濾過、及びSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動のような分子量の違いを利用する方法、イオン交換カラムクロマトグラフィーのような電荷の違いを利用する方法、アフィニティクロマトグラフィーのような特異的な相互作用を用いる方法、逆相高速液体クロマトグラフィーのような疎水性の違いを利用する方法及び等電点電気泳動のような等電点の違いを利用する方法が含まれる。
本発明の耐熱性酵素は、そのような酵素活性が必要とされ、又はそれが望まれるあらゆる目的に用いることができる。特に好ましい態様において、この酵素はPCRとして知られる核酸増幅反応を触媒する。この核酸配列を増幅するための方法はEP 0 201 189号に開示され、特許請求されている。このPCR核酸増幅法は核酸又は核酸の混合物に含まれる少なくとも1つの特定の核酸配列を増幅することを含み、二本鎖DNAを生成する。精製もしくは非精製形態のあらゆる核酸配列が、所望の特定核酸配列を含み、又はそれを含むものと疑われるのであれば、出発核酸(1つもしくは複数)として用いることができる。増幅しようとする核酸はあらゆる供給源から、例えば、pBR322のようなプラスミドから、クローン化DNAもしくはRNAから、細菌、酵母、ウイルス、細胞小器官、及び高等生物、例えば植物及び動物を含むあらゆる供給源に由来する天然のDNAもしくはRNAから、又はin vitroで作製した核酸調製品から得ることができる。DNA又はRNAは血液、絨毛膜絨毛のような組織材料、又は羊膜細胞から様々な技術により抽出することができる。例えば、Maniatis T.ら,1982,Molecular Cloning:A Laboratory Manual(Cold Spring Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor,New York)pp.280-281を参照のこと。したがって、このプロセスは、例えば、伝令RNAを含むDNA又はRNAを用いることができ、このDNA又はRNAは一本鎖であっても二本鎖であってもよい。加えて、各々の一方の鎖を含むDNA−RNAハイブリッドを用いることができる。
DNA中の、又はRNAに由来する標的配列の増幅を行い、分析しようとする核酸サンプルにおける特定の配列の存在を立証し、又は特定の遺伝子をクローン化することができる。アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼはこれらのプロセスに非常に有用である。アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼが、当該技術分野における現状をなす、逆転写酵素活性を有する好熱性微生物に由来する他のDNAポリメラーゼのようにMn++を必要とする代わりにMg++イオンを補因子として必要とするという事実のため、RNA鋳型をより高い忠実度でコピーすることができる。これらの特性はアネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼを分子生物学者にとって非常に有用なツールとする。
また、アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼはサンプル中のRNA標的分子を検出するための方法を簡潔にし、かつ改善するのに用いることもできる。これらの方法において、アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼは(a)逆転写、(b)第2鎖cDNAの合成、及び、所望であれば、(c)PCRによる増幅を触媒する。記載される方法においてアネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼを用いることで、各工程で異なる酵素を用いるために必要であった従来の2組のインキュベーション条件の必要性が排除される。アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼを用いることで、RNAの逆転写及び生じる相補的DNAの増幅が特異性を高めて、並びに従来のRNAクローニング及び診断方法よりも少ない工程でもたらされる。
【図面の簡単な説明】
図1はin situで行ったDNAポリメラーゼ検定の写真を示す。アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼのDNAポリメラーゼ活性を大腸菌のDNAポリメラーゼI及びクレノウ断片並びにサーマス・サーモフィルス(Thermus thermophilus)に由来するDNAポリメラーゼとの比較で分析する。アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼの画分を、活性化(DNAseI処理)DNAを含むSDS−ポリアクリルアミドゲルでの電気泳動にかける。電気泳動の後、SDSを除去してタンパク質を一晩再生し、マグネシウム塩、dNTP類及びジゴキシゲニン標識dUTP類の存在下において72℃でインキュベートして相補鎖を合成させた。その核酸をナイロンメンブランにブロットし、新たに合成されたDNAを化学発光反応により検出した。
対照タンパク質として、大腸菌のDNAポリメラーゼI及びクレノウ断片並びにサーマス・サーモフィルスに由来するDNAポリメラーゼを同じゲルで分析した。これらのタンパク質を標準として用いて、アネロセルム・サーモフィルム由来のDNAポリメラーゼの96,000〜100,000ダルトンの見かけの分子量を推定することができる。
図2は、様々な濃度のマグネシウム及びマンガンイオンに基づく逆転写酵素の相対活性を決定する検定から得られる結果を示す。
図3はアネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼの熱安定性を示す。DNAポリメラーゼのアリコートを80℃でインキュベートし、図において指示される時間でその活性を測定した。
図4は、アネロセルム・サーモフィルムのポリメラーゼ遺伝子のDNA配列(配列番号7)及びアネロセルム・サーモフィルムポリメラーゼの誘導されるペプチド配列(配列番号8)を示す。
図5は、アネロセルム・サーモフィルムポリメラーゼの逆転写活性とサーマス・フィリホルミス(Thermus filiformis)及びサーマス・サーモフィルスとの比較を示す。
実施例1
DNAポリメラーゼの単離
天然型のタンパク質を回収するため、Svetlichnyら,1991,System.Appl.Microbiol.Vol.14,p.205-208に記載される技術のような適切な技術を用いてアネロセルム・サーモフィルムを増殖させることができる。細胞が増殖した後、酵素の単離及び精製に好ましい1つの方法を多工程プロセスを用いて以下のように行う。
これらの細胞を解凍し、バッファーA(40mM トリス−HCl、pH7.5、0.1mM EDTA、7mM 2−メルカプトエタノール、0.4M NaCl、10mM ペファブロックTMSC(4−(2−アミノエチル)ベンゾールスルホニルフルオリド、塩酸塩)に懸濁し、ガウリン・ホモジナイザに2回通すことにより溶解する。この生抽出物を遠心により清澄化し、その上清をバッファーB(40mM トリス−HCl、pH7.5、0.1mM EDTA、7mM 2−メルカプトエタノール、10%グリセロール)に対して透析して、ヘパリン−セファロース(Pharmacia)を充填したカラムにかける。各々の場合において、これらのカラムは出発溶媒で平衡化し、サンプルを適用した後にはこの溶媒をそれらの体積の3倍用いて洗浄する。第1カラムの溶出はバッファーB中の0〜0.5M NaClの直線勾配を用いて行う。ポリメラーゼ活性を示す画分をプールし、硫酸アンモニウムを20%の最終濃度まで添加する。この溶液を、ブチル−TSK−トヨパール(TosoHaas)を収容する疎水性カラムにかける。このカラムを硫酸アンモニウムの20%から0%の下降勾配で溶出する。活性を含むプールを透析し、DEAE−セファロース(Pharmacia)のカラムに再度移して、バッファーB中の0−0.5M NaClの直線勾配で溶出する。第4カラムはトリス−アクリル−ブルー(Biosepra)を収容するもので、これを前述の場合と同様に溶出する。最後に、活性画分をバッファーC(20mM トリス−HCl、pH7.5、0.1mM EDTA、7.0mM 2−メルカプトエタノール、100mM NaCl、50%グリセロール)に対して透析する。
実施例2
エンドヌクレアーゼ、エキソヌクレアーゼ及びリボヌクレアーゼ活性の検出:
エンドヌクレアーゼ活性の不在:1μgのプラスミドDNAを過剰の精製DNAポリメラーゼと共に50μlの試験バッファー中で、パラフィン油を上に被せて、72℃で4時間インキュベートする。
非特異的エキソヌクレアーゼ活性の不在:1μgのラムダDNAのEcoRI/HindIII断片を50μlの試験バッファー中で、dNTPの不在下及び存在下において(各々最終濃度1mM)、過剰の精製DNAポリメラーゼと共に、パラフィンを上に被せて、72℃で4時間インキュベートする。
リボヌクレアーゼ活性の不在:3μgのMS2 RNAを過剰のDNAポリメラーゼと共に20μlの試験バッファー中、72℃で4時間インキュベートする。続いて、このRNAをMOPSゲル中での電気泳動(Maniatisら,1982,Molecular Cloning:A Laboratory Manual,Cold Spring Harbor,New York)により分析する。
実施例3
DNAポリメラーゼ活性の測定
DNAポリメラーゼ活性は、合成されたDNAへの32P−dCTPの取込み(incorporation)又はジゴキシゲニン標識dUTPの取込みのいずれかにより測定した。
32P−dCTPの取込みの検出及び定量は以下のように測定した:反応混合物は50mM トリス−HCl、pH8.5;12.5mM(NH42SO4;10mM KCl;5mM MgCl2;10mM 2−メルカプトエタノール、200μg/ml BSA、200μMのdATP、dGTP及びdTTP、100μM dCTP、12μgのDNAse活性化仔ウシ胸腺由来DNA並びに0.1μlの32P−dCTP(10mCi/ml、3000Ci/ミリモル)を含んでいた。70℃で30分間インキュベートした後、これらのサンプルを氷上に置いて250μlの10%トリクロロ酢酸を添加し、サンプルを混合して氷上でさらに10分間インキュベートした。サンプルの150μlをナイロンメンブランを通して濾過し、それらのフィルターを5%トリクロロ酢酸で4回洗浄した。それらのフィルターを80℃で30分間乾燥させ、フィルターに結合している放射能をパッカード・マトリックス96ダイレクト・ベータ・カウンター(Packard Matrix 96 Direct Beta Counter)で測定した。
取込まれたジゴキシゲニンの検出及び定量は、本質的にHoltke,H.-J.;Sagner,G;Kessler,C.及びSchmitz,G.1992,Biotechniques Vol.12,p.104-113に記載される通りに行った。典型的には、この検定は、1もしくは2μlの希釈(0.05U−0.01U)DNAポリメラーゼ並びに50mM トリス−HCl、pH8.5;12.5mM(NH42SO4;10mM KCl;5mM MgCl2;10mM 2−メルカプトエタノール;33μM dNTP;200μg/ml BSA;12μgのDNAse活性化仔ウシ胸腺由来DNA及び0.036μMジゴキシゲニン−dUTPを含んでなる総容積50μlの反応混合物中で行う。
サンプルを72℃で30分間インキュベートし、2μlの0.5M EDTAを添加することにより反応を停止させて管を氷上に置く。8μlの5M NaCl及び150μlのエタノール(予め−20℃に冷却)を添加した後、氷上で15分間インキュベートすることによりDNAを沈殿させ、13000×rpm及び4℃で10分間遠心することによりペレット化する。このペレットを100μlの70%エタノール(予め−20℃に冷却)及び0.2M NaClで洗浄し、再度遠心して真空下で乾燥させる。これらのペレットを50μlのトリス−EDTA(10mM/0.1mM;pH7.5)に溶解する。5μlのサンプルを、ナイロンメンブランを底にした白色マイクロウェルプレート(Pall Filtrationstechnik GmbH,Dreieich,FRG、製品番号:SM045BWP)のウェルにスポットする。70℃で10分間焼成することによりDNAをメンブランに固定する。このDNAをロードしたウェルに100μlの0.45μm濾過1%ブロッキング溶液(100mM マレイン酸、150mM NaCl、1%(w/v)カゼイン、pH7.5)を充填する。以下のインキュベーション工程は全て室温で行う。2分間インキュベートした後、この溶液を、メンブランを通して適切な真空マニホールドを用いて−0.4バールで吸引する。洗浄工程を繰り返した後、これらのウェルに、上述のブロッキング溶液中に希釈した1:10000希釈抗ジゴキシゲニン−AP、Fab断片(Boehringer Mannheim,FRG、番号:1093274)100μlを充填する。2分間のインキュベーション及び吸引の後、この工程を1回繰り返す。これらのウェルを、真空下において、200μlの洗浄バッファー1(100mM マレイン酸、150mM NaCl、0.3%(v/v)ツィーンTM20、pH7.5)で2回洗浄する。真空下において200μlの洗浄バッファー2(10mM トリス−HCl、100mM NaCl、50mM MgCl2、pH9.5)でさらに2回洗浄した後、洗浄バッファー2中に1:100で希釈したCSPDTM(Boehringer Mannheim、番号:1655884)(これはアルカリホスファターゼの化学発光基質としての役割を果たす)50μlをウェルに添加し、マイクロウェルプレートを室温で5分間インキュベートする。次に、この溶液をメンブランを通して吸引し、室温でさらに10分インキュベートした後、RLU/s(毎秒当たりの相対光単位)を照度計、例えば、マイクロルーマット(MicroLumat)LB 96 P(EG&G Berthold,Wildbad,FRG)で検出する。
Taq DNAポリメラーゼの連続希釈を用いて、その直線範囲が分析しようとするDNAポリメラーゼ活性を決定するための基準としての役割を果たす検量線を作成する。
実施例4
逆転写酵素活性の測定
逆転写酵素活性を、オリゴdTプライム化ポリA鋳型を用いて、相補鎖への32P−dTTP又はジゴキシゲニン標識dUTPのいずれかの取込みにより測定した。32P−dTTPの取込みは、1μgのポリA(dT)15、500μMのdTTP、100mg/ml BSA、10mM トリス−HCl、pH8.5、20mM KCl、0.5−10mM MgCl2もしくは0.1−5mM MnCl2、10mM DTE、0.5μlの32P−dTTP(10mM Ci/ml、3000Ci/ミリモル)及び様々な量のDNAポリメラーゼを含む混合物中で測定した。用いたインキュベーション温度は50℃であった。取込まれた放射能を、DNAポリメラーゼ活性を測定するための検定に記載される通りに測定した。
ジゴキシゲニン−dUTPの取込みは、1μgのポリA(dT)15、330μMのdTTP、0.36μMのジゴキシゲニン−dUTP、200mg/ml BSA、10mM トリス−HCl、pH8.5、20mM KCl、0.5−10mM MgCl2もしくは0.1−5mM MnCl2、10mM DTE及び様々な量のDNAポリメラーゼを含む混合物中で測定した。用いたインキュベーション温度は50℃であった。取込まれた放射能の検出は、DNAポリメラーゼ活性の検出に用いた手順と同様に行った。
実施例5
in situでのDNAポリメラーゼ及び逆転写酵素活性の検出
ポリメラーゼ活性及び逆転写酵素活性のin situ PAGE分析は、本質的に、Spanos A.及びHubscher U.,1983,Methods in Enzymology Vol.91 p.263-277に記載される方法に従って行った。元の方法に対する些少ではあるが必須の修正は、再折り畳みを補助するためにマグネシウムイオン(3mM)及びdATP(0.5−1μM)の存在下においてSDS変性ポリペプチドの復元を行うことである。
簡潔に述べると、この方法は以下の通りである:
ゲル体積当たり150μgの活性化仔ウシ胸腺DNAを含む変性8%ポリアクリルアミドゲル(濃縮用ゲル5%アクリルアミド)で粗製細胞抽出物又は精製サンプルのいずれかからポリペプチドを分離した後、このゲルを過剰の復元バッファー(トリス−HCl、50mM、pH8.4;EDTA、1mM;2−メルカプトエタノール、3mM;KCl、50mM;グリセロール、5−10%)で4回(15−30分、各々室温で穏やかに振盪しながら)洗浄してSDSを除去する。次に、このゲルを、3mM MgCl2及び0.5−1μM dATPを含む同じバッファー中、4℃で一晩、攪拌することなくインキュベートする。翌日、復元バッファーを用いて最初の4回の洗浄を繰り返す。SDSを除去してタンパク質を復元した後、トリス−HCl、50mM、pH8.4;KCl、50mM;DTT、3mM;MgCl2、7mM;12μMのdATP、dCTP、dGTP(各々)、8μM dTTP及び4μM Dig−dUTP;10%(v/v)グリセロールからなる反応混合物にゲルを移す。まずゲルを振盪しながら室温でインキュベート(30分)した後、5℃の温度増分で72℃まで徐々に暖める。中温好性の対照ポリメラーゼのポリメラーゼ活性をも検出するため、温度間隔の各々でDNA合成を30分間進行させる。DNA合成の後、DNAを電気泳動(0.25×TBE)又はキャピラリーブロッティング(15×SSC)のいずれかによりナイロンメンブラン(Boehringer Mannheim)に移し、UV架橋させる。新たに合成されたDig標識DNAを、DNAポリメラーゼ活性の分析について記載される手順に従って検出する。
実施例6
アネロセルム・サーモフィルム(Anaerocellum thermophilum)DNAポリメラーゼ遺伝子のクローニング
アネロセルム・サーモフィルムからの染色体DNAの調製
0.8gのアネロセルム・サーモフィルムのバイオマスを20mlの1M KClに懸濁し、遠心した。次に、そのペレットを4.8mlのSET−バッファー(150mM NaCl、15mM EDTA、pH8.0、60mM トリス−HCl、pH8.0、50μg/μl RNaseA)に再懸濁し、次いで1mlの20%SDS及び50μlのプロテイナーゼK(10mg/ml)を添加した。この混合物を45分間37℃に保持した。フェノール及び で抽出した後、DNAをエタノールで沈殿させ、H2Oに溶解した。このようにして約3.8mgのDNAが得られた。
PCRによる特定のDNAの増幅
アネロセルム・サーモフィルムのDNAポリメラーゼをコードする遺伝子をPCR技術により増幅するため、Braithwaite D.K.及びIto J.,1993,Nucl.Acids Res.Vol.21,p.787-802によって公開されたファミリーAのDNAポリメラーゼの保存領域に基づいて2種混合オリゴヌクレオチド(プライマー1及び2)を設計した。
Figure 0004285615
このPCR増幅は、750ngのアネロセルム・サーモフィルム由来ゲノムDNA、10mM トリス−HCl、pH8.8、2.5mM MgCl2、50mM KCl、200μM dNTP、10ピコモルの各プライマー及び2.5単位のTaqポリメラーゼ(Boehringer Mannheim GmbH)を含む100μlのバッファー中で行った。まず95℃で2分間変性し、続いて95℃で0.5分、50℃で1分及び72℃で2分のサイクルを30回行うことにより標的配列を増幅した。熱サイクリングはパーキン・エルマー(Perkin Elmer)GenAmp 9600サーマルサイクラーにおいて行った。アガロースゲル電気泳動により約1,900塩基対の断片が特異的に増幅されていたことが示された。この断片をpCRTMIIベクター(Invitrogen)にライゲートし、その配列をサイクル配列決定法(cycle-sequencing)により決定した。このヌクレオチド配列から推定されるアミノ酸配列は他の既知DNAポリメラーゼのものに非常に似ており、そのため逆PCR(inverse PCR)のためにプライマー3及び4を設計することができた。
Figure 0004285615
逆PCRは、本質的にTriglia T.ら,1988,Nucleic Acids Research Vol.16,p.8186に記載される通りに行った。5μgのアネロセルム・サーモフィルム由来ゲノムDNAを供給元の仕様書(Boehringer Mannheim GmbH)に従ってEcoRIにより開裂し、等容量のフェノール/クロロホルム混合液で処理した。その水相を除去し、DNAをエタノールで沈殿させて遠心により集めた。
環化するため、消化したDNAをライゲーションバッファー(Boehringer Mannheim GmbH)中に50ng/μlの濃度に希釈した。T4 DNAリガーゼ(Boehringer Mannheim GmbH)を0.2単位/μlの濃度まで添加することによりライゲーション反応を開始させ、この反応を15℃で15時間進行させた。その後、ライゲートしたDNAをエタノールで沈殿させ、遠心により集めた。
PCRは、50mM トリス−Cl、pH9.2、16mM(NH42SO4、2.25mM MgCl2、2%(v/v)DMSO、0.1%(v/v)ツィーンTM20(ポリ(オキシエチレン)n−ソルビタン−モノラウラート)、上述の通りにして得た700ngの環化DNA、50ピコモルの各プライマー、500μM dNTP及び0.75μlの酵素混合物(イクスパンド・ロング・テンプレートPCRシステム(Expand Long Template PCR System)、Boehringer Mannheim GmbH)を含む50μlのバッファー中で行った。
サイクル条件は以下の通りであった:
Figure 0004285615
アガロースゲル電気泳動により、長さが6,500塩基対の特異的に増幅されたDNA断片が明らかになった。このDNA断片をpCRTMIIベクター(Invitrogen)にライゲートし、配列決定した。この配列から推定することで、それぞれポリメラーゼ領域の5’及び3’末端をコードするプライマー5及び6を設計することができた。プライマー5はEclXl部位を含み、プライマー6はBamHI部位を含んでいた。
上述(逆PCR)と同じ条件の下で、750ngのアネロセルム・サーモフィルム由来ゲノムDNAを鋳型として用いてPCRを行った。
Figure 0004285615
クローニング及び発現
20μlのPCR混合物を0.8%アガロースゲルで電気泳動することによりPCR産物を精製した。ポリメラーゼコード領域の2.552kbバンドをフェノール抽出によりアガロースから精製した。その後、このDNAをクロロホルムで処理してエタノールで沈殿させた。そのペレットを再懸濁し、供給元の仕様書(Boehringer Mannheim GmbH)に従ってEclXI及びBamHIで消化して定方向クローニング(directional cloning)のための付着末端を得た。このDNAを、同様にEclXI及びBamHIで消化した発現ベクターpASK75(Biometra)にライゲートした。このライゲートした産物を形質転換により大腸菌LE392pUBS520株(Brinkmann U.ら,1989,Gene Vol.85,p.109-114)に導入した。組換え体の選択を可能にするため、100μg/mlアンピシリン及び50μg/mlカナマイシンを含むL−寒天で形質転換体を増殖させた。コロノーを拾い上げて100μg/mlアンピシリン及び50μg/mlカナマイシンを含むL−ブロスで増殖させ、アルカリ溶解によりプラスミドDNAを調製した。これらのプラスミドを、BamHIで消化することによりインサートについてスクリーニングした。インサートを含む組換え体をアンピシリン及びカナマイシンを含むL−ブロスで増殖させ、0.2μg/mlアンヒドロテトラサイクリンで指数関数的に増殖する培養を誘発し、かつその熱処理抽出物を上述(DNAポリメラーゼ活性の測定)の通りにDNAポリメラーゼ活性について検定することにより耐熱性DNAポリメラーゼの発現について試験した。アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼを発現する組換え体を得た。この株を大腸菌AR220(DSM番号11177)と命名し、このプラスミドをpAR10と命名した。
実施例7
アネロセルム・サーモフィルムに由来するDNAポリメラーゼをサーマス・サーモフィルス(Thermus thermophilus)及びサーマス・フィリホルミス(Thermus filiformis)に由来するDNAポリメラーゼと比較した。
同程度の量(単位)のDNAポリメラーゼを分析した。各々の酵素を、DNAポリメラーゼ活性、Mg++(5mM)の存在下における逆転写酵素活性及びMn++(1mM)の存在下における逆転写酵素活性について、個々の酵素に最適の反応条件下で試験した。DNAポリメラーゼの逆転写酵素活性に対する比を比較するため、DNAポリメラーゼ検定において測定された相対光単位(RLU)を100に設定した。逆転写酵素活性試験において測定されたRLUをポリメラーゼ活性のパーセントで表す。結果を図5に示す。
配列表
配列番号:1:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:20塩基対
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸
(A)記載:/desc=”oligonucleotide”
(xi)配列:
Figure 0004285615
配列番号:2:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:21塩基対
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸
(A)記載:/desc=”oligonucleotide”
(xi)配列:
Figure 0004285615
配列番号:3:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:26塩基対
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸
(A)記載:/desc=”oligonucleotide”
(xi)配列:
Figure 0004285615
配列番号:4:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:24塩基対
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸
(A)記載:/desc=”oligonucleotide”
(xi)配列:
Figure 0004285615
配列番号:5:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:42塩基対
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸
(A)記載:/desc=”oligonucleotide”
(xi)配列:
Figure 0004285615
配列番号:6:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:40塩基対
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸
(A)記載:/desc=”oligonucleotide”
(xi)配列:
Figure 0004285615
配列番号:7:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:2553塩基対
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:DNA(genomic)
(ix)配列の特徴:
(A)特徴を表す記号:CDS
(B)存在位置:1..2553
(xi)配列:
Figure 0004285615
Figure 0004285615
Figure 0004285615
Figure 0004285615
配列番号:8:
(i)配列の特色:
(A)配列の長さ:850アミノ酸
(B)配列の型:アミノ酸
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:タンパク質
(xi)配列:
Figure 0004285615
Figure 0004285615
Figure 0004285615
Figure 0004285615
Figure 0004285615
Figure 0004285615

Claims (4)

  1. 図4に記載の配列番号8に示されるアミノ酸配列を含み、かつアネロセルム・サーモフィルムから得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼ、または図4に記載の配列番号7に示されるヌクレオチド配列を含むベクターで形質転換された組換え大腸菌株から得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼをRNAまたはDNA鋳型に加えて、2つの配列特異的なオリゴヌクレオチドの存在下で増幅することを特徴とするRNAまたはDNA鋳型からDNAセグメントを増幅する方法であって、前記ポリメラーゼは、鋳型からのDNAの重合を触媒し、マグネシウムイオンの存在下およびマンガンイオンが存在しない状態において5’−3’ポリメラーゼ活性および逆転写酵素活性を有し、3’−5’エキソヌクレアーゼ活性を持たない、上記方法。
  2. 図4に記載の配列番号8に示されるアミノ酸配列を含み、かつアネロセルム・サーモフィルムから得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼ、または図4に記載の配列番号7に示されるヌクレオチド配列を含むベクターで形質転換された組換え大腸菌株から得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼをDNA鋳型に加えて、少なくとも1つのオリゴヌクレオチドならびに標識されたデオキシヌクレオチドおよびジデオキシヌクレオチドの存在下で標識することを特徴とするDNA標識方法であって、鋳型からのDNAの重合を触媒し、マグネシウムイオンの存在下およびマンガンイオンが存在しない状態において5’−3’ポリメラーゼ活性および逆転写酵素活性を有し、3’−5’エキソヌクレアーゼ活性を持たない、上記方法。
  3. 図4に記載の配列番号8に示されるアミノ酸配列を含み、かつアネロセルム・サーモフィルムから得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼ、または図4に記載の配列番号7に示されるヌクレオチド配列を含むベクターで形質転換された組換え大腸菌株から得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼをmRNA鋳型に加えて、1つのプライマーの存在下でDNAに転写することを特徴とする逆転写方法であって、前記ポリメラーゼは、鋳型からのDNAの重合を触媒し、マグネシウムイオンの存在下およびマンガンイオンが存在しない状態において5’−3’ポリメラーゼ活性および逆転写酵素活性を有し、3’−5’エキソヌクレアーゼ活性を持たない、上記方法。
  4. 図4に記載の配列番号8に示されるアミノ酸配列を含み、かつアネロセルム・サーモフィルムから得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼ、または図4に記載の配列番号7に示されるヌクレオチド配列を含むベクターで形質転換された組換え大腸菌株から得ることができる耐熱性DNAポリメラーゼをDNA鋳型に加えて、標識されたデオキシヌクレオチドおよびジデオキシヌクレオチドならびに少なくとも1つの配列特異的なオリゴヌクレオチドの存在下で配列決定することを特徴とする、DNA配列決定方法であって、前記ポリメラーゼは、鋳型からのDNAの重合を触媒し、マグネシウムイオンの存在下およびマンガンイオンが存在しない状態において5’−3’ポリメラーゼ活性および逆転写酵素活性を有し、3’−5’エキソヌクレアーゼ活性を持たない、上記方法。
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