JP4265799B2 - パルプモールド成形品 - Google Patents
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Description
このため、従来は、箱内に収容した各果実類の間に柔軟な紙や樹脂等を充填する等して輸送を行なっているが、それらの充填作業には手間がかかるため、コスト上昇要因となっていた。また、人手で充填作業を行なうため、均一に充填することが困難であり、その結果、メロン等を損傷してしまうことも生じた。
[1]構成1:
果実類を収容するための複数個の凹部20が規則的に配設されたトレイ部10を有するパルプモールド成形品であって、
前記凹部20の各々は、
収容対象の果実類の下半分の外形状に略合致する曲面を成す支持内壁21と、
前記支持内壁21の下端部から連設された平坦な底部23と、
前記支持内壁21から凹部20の外方へ窪む溝形状を成し下方に向けて幅狭となり下端にて前記底部23の外縁部に連設される複数本の溝部25と、
隣の凹部20に隣接する部位の中で隣の凹部20との間に前記支持内壁21の上縁部210から水平に張り出された張出部211が介在されていない隣接部位に於いて前記支持内壁21の上縁部210から更に上方へ連設された上部支持壁27と、
を有し、
前記上部支持壁27は隣接する凹部20の上部支持壁27に連設されることにより当該隣接凹部20との間に山状の部分を構成するとともに該山状の部分の周囲が切り離されないで連続するように当該連接上部支持壁の上縁部210,210間である頂部に貫通孔272が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
[1a]構成1a:
果実実類を収容するための複数個の凹部を外周が閉じた輪状を成すトレイ部に規則的に配設して成るパルプモールド成形品であって、
前記凹部の各々の開口縁は閉じた輪状を成し、各凹部の各々は、
収容対象の果実類の下半分の外形状に略合致する曲面を成す支持内壁と、
前記支持内壁の下端部から連設された平坦な底部と、
前記支持内壁から凹部の外方へ窪む溝形状を成し下方に向けて幅狭となり下端にて前記底部の外縁部に連設される複数本の溝部と、
隣の凹部に隣接する部位の中で隣の凹部との間に前記支持内壁の上縁部から水平に張り出された張出部が介在されていない隣接部位に於いて前記支持内壁の上縁部から更に上方へ連設された上部支持壁と、
を有し、
前記上部支持壁の上縁部は隣接する凹部の上部支持壁の上縁部に連設されるとともに当該連接された上縁部が端部寄りの部位で連続し且つ中央寄りの部位で切り離されるように貫通孔が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
[1b]構成1b:
果実類を収容するための複数個の凹部を外周が閉じた輪状を成すトレイ部に規則的に配設して成るパルプモールド成形品であって、
前記凹部の各々の開口縁は閉じた輪状を成し、各凹部の各々は、
収容対象の果実類の下半分の外形状に略合致する曲面を成す支持内壁と、
前記支持内壁の下端部から連設された平坦な底部と、
前記支持内壁から凹部の外方へ窪む溝形状を成し下方に向けて幅狭となり下端にて前記底部の外縁部に連設される複数本の溝部と、
隣の凹部に隣接する部位の中で隣の凹部との間に前記支持内壁の上縁部から水平に張り出された張出部が介在されていない隣接部位に於いて前記支持内壁の上縁部から更に上方へ連設された上部支持壁と、
を有し、
前記上部支持壁は隣接する凹部の上部支持壁に連設されることにより当該隣接凹部との間に山状の部分を構成するとともに該山状の部分の周囲が切り離されないで連続するように当該連接上部支持壁の上縁部間である頂部に貫通孔が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
構成1に於いて、
前記凹部20の各々は前記溝部25を周方向で等間隔に4本づつ有し、2本の溝部25pは上面視でトレイ部の長辺方向と平行な方向に、残り2本の溝部25vは直交する方向に、それぞれ設けられている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
[3]構成3:
構成1に於いて、
前記支持内壁21の下端部215と底部23とは段部24を介して連設されており、
前記段部24の段差は、前記底部23の中央部に収容対象の果実類の底部が接触して支持される高さである、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
構成2に於いて、
前記凹部20は3個づつ2列に配設されており、
前記上部支持壁27は列方向にて隣接する凹部間に設けられており、
列方向と直交する行方向にて隣接する凹部間には前記支持内壁21の上縁部210から水平に張り出された張出部211が介在されており、該張出部211の中央部には中央線に沿う折り曲げを可能とする切込線212が下面側に形成されており、
前記トレイ部10の長辺方向と直交する方向の2本の溝部25vの中の前記切込線212から遠い側の溝部25vvの下側寄り部位25vvvの下面は、前記切込線212に沿って折り曲げられた状態で各凹部の当該の下面が同一面を成す、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
構成1〜構成3の何れかに於いて、
前記凹部20は、トレイ部10中央の1個20cと、トレイ部の長辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個の凹部20aと20bが隣接し短辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個の凹部20aと20a(及び20bと20b)が離隔されるようにして前記中央の1個を囲む4個と、の合計5個が配設されており、
前記短辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個の凹部20aと20a(及び20bと20b)の間には、各凹部20a〜20cの底部23と同じ深さの底部を有する窪み部29a(及び29b)が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
構成2は、構成1に於いて、前記凹部20の各々は前記溝部25を周方向で等間隔に4本づつ有し、2本の溝部25pは上面視でトレイ部の長辺方向と平行な方向に、残り2本の溝部25vは直交する方向に、それぞれ設けられている、ことを特徴とするパルプモールド成形品であるため、構成1の効果を更に高めた効果を得る。
構成3は、構成1に於いて、前記支持内壁21の下端部215と底部23とは段部24を介して連設されており、前記段部24の段差は、前記底部23の中央部に収容対象の果実類の底部が接触して支持される高さである、ことを特徴とするパルプモールド成形品であるため、構成1の効果を更に高めた効果を得る。
構成4は、構成2に於いて、前記凹部20は3個づつ2列に配設されており、前記上部支持壁27は列方向にて隣接する凹部間に設けられており、列方向と直交する行方向にて隣接する凹部間には前記支持内壁21の上縁部から水平に張り出された張出部211が介在されており、該張出部211の中央部には中央線に沿う折り曲げを可能とする切込線212が下面側に形成されており、前記トレイ部10の長辺方向と直交する方向の2本の溝部25vの中の前記切込線212から遠い側の溝部25vvの下側寄り部位25vvvの下面は、前記切込線212に沿って折り曲げられた状態で各凹部の当該の下面が同一面を成す、ことを特徴とするパルプモールド成形品であるため、凹部が6個の場合に関して構成1の効果を更に高めた効果を得るとともに、さらに、折り曲げた状態と折り曲げない状態とで、異なるサイズの果実類を収容することもできる効果がある。
構成5は、構成1〜構成3の何れかに於いて、前記凹部20は、トレイ部10中央の1個20cと、トレイ部の長辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個の凹部20aと20bが隣接し短辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個の凹部20aと20a(及び20bと20b)が離隔されるようにして前記中央の1個を囲む4個と、の合計5個が配設されており、前記短辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個の凹部20aと20a(及び20bと20b)の間には、各凹部20a〜20cの底部23と同じ深さの底部を有する窪み部29a(及び29b)が形成されている、ことを特徴とするパルプモールド成形品であるため、凹部が5個の場合に関して、構成1の効果を更に高めた効果を得る。
図1〜図3は、果実類(例:メロン)を収容するための凹部20が3個づつ2列に合計6個配設されたパルプモールド成形品を示す。図1は上面図である。また、図2〜図3内に示す(a)〜(d)は、それぞれ、図1内のA視〜D視の断面図である。
段部24を設けた場合は、果実類からの力を比較的小面積で受けることになるため、受ける力が強くなる。このため、果実類の回転を防止する作用が高まり、結果、回転により果実類が損傷することを防止する効果が高まる。段部24を設ける場合、その段差は、支持内壁21の仮想の延長面(段部24から底部23の方向へ延長した仮想面;図2(b)で段部24から底部23の中心方向へ延びる破線参照)が、底部23の中央に至る程度がよい。言い換えれば、底部23の中央部に収容対象の果実類の底部が接触して、該中央部にて支持される程度の高さがよい。その程度の段差に設定すると、果実類を支持内壁21と底部23の中央で受けることになるため、前述の回転防止作用を得られるとともに、支持内壁21にのみ果実類からの力が集中することに起因する果実類の損傷を防止できる効果も得られる。
一方、段部24を設けない場合は、果実類からの力を比較的大面積の支持内壁21で受けることになるため、単位面積当たりに加わる力が小さくなり、力の集中に起因する果実類表面の損傷を防止できる。
なお、図中に符号28で示す斜線部位は、裏面側に形成されたストッパであり、本パルプモールド成形品を他段に積み重ねた場合に、機械装置等での剥離を容易とするように各パルプモールド成形品間に間隙を確保するための部位である。
図4〜図7は、果実類(例:メロン)を収容するための凹部20として、トレイ部100中央の1個の凹部20cと、該中央の1個の凹部20cを囲む4個の凹部20a〜20bと、の合計5個が配設されたパルプモールド成形品を示す。ここで、図4は上面図である。また、図5〜図7内に示す(a)〜(f)は、それぞれ、図4内のA視〜F視の断面図である。
以下、凹部が6個の場合の前述の例と異なる構成を説明し、同じ構成については同じ符号を付して示し、説明は省略する。
20 凹部
20a 凹部が5個の場合のトレイ長辺方向に並ぶ2個の凹部
20b 凹部が5個の場合のトレイ長辺方向に並ぶ2個の凹部(20aと20bはトレイ短辺方向に並ぶ)
20c 凹部が5個の場合の中央の凹部
21 支持内壁
210 支持内壁の上縁部
211 張出部
212 張出部裏面の切込線
215 支持内壁の下端部
23 底部
24 段部
25 溝部
25p 上面視でトレイ部の長辺方向と平行な方向に設けられている溝部
25v 上面視でトレイ部の長辺方向と直交する方向に設けられている溝部
26 溝
260 溝
261 溝26の内側部
27 上部支持壁
270 上部支持壁の上縁部
271 上部支持壁の連設部
272 上部支持壁の連設部のスリット状の貫通孔
2720 凹部が5個の場合の上部支持壁の連設部の中央の比較的大きな貫通孔
28 ストッパ
29(29a,29b) 窪み部
290 溝
Claims (7)
- 果実類を収容するための複数個の凹部が規則的に配設されたトレイ部を有するパルプモールド成形品であって、
前記凹部の各々は、
収容対象の果実類の下半分の外形状に略合致する曲面を成す支持内壁と、
前記支持内壁の下端部から連設された平坦な底部と、
前記支持内壁から凹部の外方へ窪む溝形状を成し下方に向けて幅狭となり下端にて前記底部の外縁部に連設される複数本の溝部と、
隣の凹部に隣接する部位の中で隣の凹部との間に前記支持内壁の上縁部から水平に張り出された張出部が介在されていない隣接部位に於いて前記支持内壁の上縁部から更に上方へ連設された上部支持壁と、
を有し、
前記上部支持壁は隣接する凹部の上部支持壁に連設されることにより当該隣接凹部との間に山状の部分を構成するとともに該山状の部分の周囲が切り離されないで連続するように当該連接上部支持壁の上縁部間である頂部に貫通孔が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。 - 果実類を収容するための複数個の凹部を外周が閉じた輪状を成すトレイ部に規則的に配設して成るパルプモールド成形品であって、
前記凹部の各々の開口縁は閉じた輪状を成し、各凹部の各々は、
収容対象の果実類の下半分の外形状に略合致する曲面を成す支持内壁と、
前記支持内壁の下端部から連設された平坦な底部と、
前記支持内壁から凹部の外方へ窪む溝形状を成し下方に向けて幅狭となり下端にて前記底部の外縁部に連設される複数本の溝部と、
隣の凹部に隣接する部位の中で隣の凹部との間に前記支持内壁の上縁部から水平に張り出された張出部が介在されていない隣接部位に於いて前記支持内壁の上縁部から更に上方へ連設された上部支持壁と、
を有し、
前記上部支持壁の上縁部は隣接する凹部の上部支持壁の上縁部に連設されるとともに当該連接された上縁部が端部寄りの部位で連続し且つ中央寄りの部位で切り離されるように貫通孔が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。 - 果実類を収容するための複数個の凹部を外周が閉じた輪状を成すトレイ部に規則的に配設して成るパルプモールド成形品であって、
前記凹部の各々の開口縁は閉じた輪状を成し、各凹部の各々は、
収容対象の果実類の下半分の外形状に略合致する曲面を成す支持内壁と、
前記支持内壁の下端部から連設された平坦な底部と、
前記支持内壁から凹部の外方へ窪む溝形状を成し下方に向けて幅狭となり下端にて前記底部の外縁部に連設される複数本の溝部と、
隣の凹部に隣接する部位の中で隣の凹部との間に前記支持内壁の上縁部から水平に張り出された張出部が介在されていない隣接部位に於いて前記支持内壁の上縁部から更に上方へ連設された上部支持壁と、
を有し、
前記上部支持壁は隣接する凹部の上部支持壁に連設されることにより当該隣接凹部との間に山状の部分を構成するとともに該山状の部分の周囲が切り離されないで連続するように当該連接上部支持壁の上縁部間である頂部に貫通孔が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。 - 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、
前記凹部の各々は前記溝部を周方向で等間隔に4本づつ有し、2本は上面視でトレイ部の長辺方向と平行な方向に、残り2本は直交する方向に、それぞれ設けられている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。 - 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、
前記支持内壁の下端部と底部とは段部を介して連設されており、
前記段部の段差は、前記底部の中央部に収容対象の果実類の底部が接触して支持される高さである、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。 - 請求項4に於いて、
前記凹部は3個づつ2列に配設されており、
前記上部支持壁は列方向にて隣接する凹部間に設けられており、
列方向と直交する行方向にて隣接する凹部間には前記支持内壁の上縁部から水平に張り出された張出部が介在されており、該張出部の中央部には中央線に沿う折り曲げを可能とする切込線が下面側に形成されており、
前記トレイ部の長辺方向と直交する方向の2本の溝部の中の前記切込線から遠い側の溝部の下側寄り部位の下面は、前記切込線に沿って折り曲げられた状態で各凹部の当該の下面が同一面を成す、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。 - 請求項1〜請求項5の何れかに於いて、
前記凹部は、トレイ部中央の1個と、トレイ部の長辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個が隣接し、短辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個が離隔されるように、前記中央の1個を囲む4個と、の合計5個が配設されており、
前記短辺方向に沿う中央線についての線対称位置の2個の凹部の間には、各凹部の底部と同じ深さの底部を有する窪み部が形成されている、
ことを特徴とするパルプモールド成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005195737A JP4265799B2 (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | パルプモールド成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005195737A JP4265799B2 (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | パルプモールド成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007015694A JP2007015694A (ja) | 2007-01-25 |
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Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005195737A Expired - Fee Related JP4265799B2 (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | パルプモールド成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4265799B2 (ja) |
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2005
- 2005-07-05 JP JP2005195737A patent/JP4265799B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2007015694A (ja) | 2007-01-25 |
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