JP4260387B2 - 貫通配線付き基板の製造方法、および充填金属部付き製品の製造方法 - Google Patents
貫通配線付き基板の製造方法、および充填金属部付き製品の製造方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリコン基板等の基板に貫通形成した貫通孔(微細孔)に金属を充填して貫通配線を形成する貫通配線付き基板の製造方法、及び、ワークに形成された貫通孔(微細孔)に金属を充填する充填金属部付き製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ICチップ等の製造工程で基板(シリコン基板等)に貫通電極(ビアホール電極)を形成する場合、基板に貫通電極用の貫通孔を開け、この基板を導体用の金属を溶融させた溶融金属(メッキ液)に挿入、浸漬し、貫通孔内に溶融金属を充填するメッキ法を採用することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、メッキ法によって貫通孔に金属を充填する場合、何等かの原因によって基板の貫通孔入り口付近でメッキ層が集中的に成長して、貫通孔奥側へのメッキ液の進入が難しくなるケースがある。この場合、貫通孔内部に鬆ができるなど、空隙の無い状態に金属を充填することが困難になるといった問題があった。
【0004】
特に、貫通孔が高アスペクト比(孔深さ/開口部直径)の微細孔である場合、溶融金属を貫通孔の奥深くまで進入させることが難しいため、基板の貫通孔入り口付近でのメッキ層の集中的な成長が生じやすく、前述の問題が顕著になる。例えば、シリコンICチップなどを積層する高密度三次元実装では、一枚の基板の表裏の配線パターンを繋ぐために基板に貫通電極(貫通配線)を形成する場合があるが、基板に開ける貫通電極用の貫通孔は高アスペクト比の微細孔であるため、前述のメッキ法によって貫通孔に金属を充填して貫通電極を形成しようとすると、空隙の無い貫通電極を確実に形成することは困難である。
【0005】
本発明は、前記課題に鑑みて、基板に貫通形成された貫通孔全体に確実に溶融金属を充填して空隙の無い貫通配線を形成でき、しかも、基板上に突出するバンプ等として機能する外部金属部を貫通配線と一体形成できる貫通配線付き基板の製造方法、及び、ワークに形成された貫通孔(微細孔)全体に金属を確実に充填できる充填金属部付き製品の製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、基板に貫通されて前記基板の表面及び裏面に開口する貫通孔に金属を充填することで貫通配線付き基板を製造する方法であって、前記基板の表面及び裏面の内の少なくとも一方に犠牲層を形成し、次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔を貫通形成して、犠牲層と基板とを貫通する充填孔を形成した後、前記基板を溶融金属槽内に貯留されている溶融金属中に挿入して前記充填孔に溶融金属を充填せしめ、次いで、前記基板の前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材で塞いだ状態で、前記基板を前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする貫通配線付き基板の製造方法である。
請求項2記載の発明は、基板に貫通されて前記基板の表面及び裏面に開口する貫通孔に金属を充填することで貫通配線付き基板を製造する方法であって、前記基板の表面及び裏面の内の少なくとも一方に犠牲層を形成し、次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔を貫通形成して、犠牲層と基板とを貫通する充填孔を形成した後、前記基板の前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材で塞いで、この基板を減圧チャンバーに収容して前記減圧チャンバー内を減圧し、この減圧状態を保ったまま前記基板を前記減圧チャンバー内の溶融金属槽内に貯留されている溶融金属中に挿入し、次いで、前記減圧チャンバー内を加圧して前記充填孔に溶融金属を充填せしめた後、前記基板を前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする貫通配線付き基板の製造方法である。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の貫通配線付き基板の製造方法において、溶融金属から引き上げた基板を冷却して、前記充填孔内の溶融金属を固化した後、全部又は目的の厚さだけ残して前記犠牲層を除去し、次いで、犠牲層を除去した面に平坦化処理を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の貫通配線付き基板の製造方法において、溶融金属から引き上げた基板を冷却して、前記充填孔内の溶融金属を固化した後、前記犠牲層を全部又は目的の厚さを残して除去することで、前記連通孔内にて固化された溶融金属によって形成された突部を露出させ、この突部によってバンプ等の外部金属部を形成することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の貫通配線付き基板の製造方法において、溶融金属中への基板の挿入前に、前記貫通孔の開口部付近の犠牲層のパターニングによって目的形状の連通孔を形成することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、ワークに貫通された貫通孔に金属を充填して充填金属部付き製品を製造する方法であって、前記貫通孔の軸方向両端が開口されているワーク両面の内の少なくとも一方を覆うようにして犠牲層を形成し、次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔を貫通形成して、犠牲層とワークとを貫通する充填孔を形成した後、前記ワークを溶融金属槽内に貯留されている溶融金属中に挿入して前記充填孔に溶融金属を充填せしめ、次いで、前記ワークの前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材で塞いだ状態で前記ワークを前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする充填金属部付き製品の製造方法である。
請求項7記載の発明は、ワークに貫通された貫通孔に金属を充填する方法であって、前記貫通孔の軸方向両端が開口されているワーク両面の内の少なくとも一方を覆うようにして犠牲層を形成し、次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔を貫通形成して、犠牲層とワークとを貫通する充填孔を形成した後、前記ワークの前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材で塞いで、このワークを減圧チャンバーに収容して前記減圧チャンバー内を減圧し、この減圧状態を保ったまま前記ワークを前記減圧チャンバー内の溶融金属槽内に貯留されている溶融金属中に挿入し、次いで、前記減圧チャンバー内を加圧して前記充填孔に溶融金属を充填せしめた後、前記ワークを前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする充填金属部付き製品の製造方法である。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の充填金属部付き製品の製造方法において、溶融金属中へのワークの挿入前に、前記貫通孔の開口部付近の犠牲層のパターニングによって目的形状の連通孔を形成することを特徴とする。
【0007】
この発明に係る貫通配線付き基板の製造方法及び充填金属部付き製品の製造方法では、貫通孔を有する基板やワークを、加熱溶融した溶融金属中に挿入して、貫通孔に溶融金属を流入充填した後、この基板やワークを溶融金属中から引き上げ、次いで、この引き上げた基板やワークの冷却によって、貫通孔内の溶融金属を固化させる手法を採用している。請求項1、2記載の発明では、貫通孔内の溶融金属の固化によって貫通配線が形成され、請求項6、7記載の発明では、貫通孔内の溶融金属の固化によって充填金属部が形成される。
加熱溶融した溶融金属を貫通孔に充填するので、メッキ法の場合の貫通孔入口でのメッキ層の集中的な成長等に起因する充填不良(前述の空隙の形成等)を回避できる。本発明において「溶融金属」は加熱溶融した金属である。
【0008】
ところで、本発明者等は、シリコンやガラス等から形成された基板やワークについて溶融金属中から引き上げた後の貫通孔内の溶融金属の充填状態を検証し、その結果、単に、貫通孔に溶融金属を流入充填した基板やワークを溶融金属から引き上げるという方法(但し、貫通孔(詳細には、犠牲層の連通孔と貫通孔との連通によって形成されている充填孔)の一端は封止材で封止しておく)では、引き上げ工程の際に、貫通孔の開口部から溶融金属が流出しやすく、結果的に、冷却、固化時には溶融金属が充填不足になってしまうケースが多いことを見出した。溶融金属の流出が生じると貫通孔内の溶融金属の収容量が減少するのであるから、例えば図33(比較例)に示すように、貫通孔1内の溶融金属2の上面が、基板3の上側の面4よりも若干低くなってしまい、段差Dが形成される場合がある。また、図27に示すように段差が形成されると、例えば、この溶融金属を固化した貫通配線上に、別工程でバンプを形成して接合しようとしても、バンプと貫通配線との間に接合不良が生じやすく、電気的接続が不完全になるなどの不良の原因になりやすい。
【0009】
基板やワークの溶融金属からの引き上げの際に貫通孔から溶融金属が流出する現象は、基板やワークを形成しているシリコンやガラスでは溶融金属との濡れ性を充分に確保できないことに起因しており、貫通孔内面と溶融金属との間が馴染みにくいことから、貫通孔からの溶融金属の流出が簡単に生じてしまう。
本発明では、基板やワークの表面に形成した犠牲層を貫通して前記貫通孔と連通する連通孔を形成して、犠牲層付きの基板やワークを貫通する充填孔を形成する。そして、この基板を溶融金属中に挿入して充填孔に金属を充填した後、犠牲層が形成されている側(両側に犠牲層を形成した場合には、その一方)に対向する側における充填孔の開口部を封止材で封止した状態で、溶融金属中から基板を引き上げる。連通孔は、溶融金属中からの基板の引き上げ時に、連通孔の開口部からの溶融金属の流出が生じても、該連通孔内に収容される溶融金属の収容量によって、貫通孔内に溶融金属が充填された状態を維持できる大きさに形成されるため、貫通孔全体に溶融金属を確実に充填できる。つまり、貫通孔の一方の端部を延長するようにして形成する連通孔の深さ(犠牲層の厚さに相当)や形状を、該連通孔の容積に対応する溶融金属の収容量が、溶融金属中からの基板やワークの引き上げ時に想定される溶融金属の流出量よりも多くなるように設定する。これにより、溶融金属中から基板やワークを引き上げたときに、引き上げ途中で溶融金属の流出が生じたとしても、貫通孔内に溶融金属が充填された状態を維持できる。
なお、封止材による充填孔の封止は、基板やワークの溶融金属中への挿入前に行うことが封止作業性の面で有利であるが、これに限定されず、溶融金属中に挿入状態の基板やワークに対して行っても良い。
【0010】
充填孔への溶融金属の充填後、溶融金属中から引き上げた基板やワークを冷却して溶融金属を固化させ、犠牲層を除去したとき、連通孔内にて固化した溶融金属が存在する場合には、この固化した金属が基板やワークから突出状態に露出される。このことを利用して、例えば基板上の配線のグランドやバンプ等である外部金属部を形成することができる。ここで形成される外部金属部は、貫通孔から連続して連通孔内にも入り込んだ溶融金属が該連通孔内にて固化したものであるから、貫通孔内での溶融金属の固化によって形成される貫通配線や充填金属(以下、貫通孔内での溶融金属の固化によって形成されたものを「充填金属部」と総称する場合がある)と一体形成される。こうして形成した外部金属部は、貫通配線等の充填金属部と同一種類の金属によって連続して形成されているので、例えばバンプ等の外部金属部を、充填金属部とは別に形成する場合に比べて、充填金属部との接合不良等の問題が生じないといった利点がある。また、外部金属部と充填金属部とが異種材料である場合に生じるような熱膨張係数の違いや材料の拡散等に起因する接合部(バンプと貫通配線との間の接合部)の脆性化といった問題も無い。
【0011】
本発明では、前記外部金属部の形状、サイズ等を、連通孔の形状、サイズによって簡単に制御できるといった利点がある。例えば、請求項5、8記載のように、基板やワークに形成した犠牲層のパターニングによって目的形状の連通孔を形成するだけで、この連通孔内にて固化された溶融金属によって、外部金属部自体や、後の成形によって外部金属部を形成できる形状の突部等を形成できるようになる。
【0012】
請求項2、7記載の発明は、特に、高アスペクト比の貫通孔(微細孔)に溶融金属を確実に流入充填させることができるものであり、請求項2記載の発明では段差等の無い貫通配線を確実に形成できる。
請求項2記載の発明を例に説明すると、つまり、基板の表面及び裏面の内の少なくとも一方の面に開口する前記貫通孔の開口部を、犠牲層の連通孔によって延長し、反対側の孔の開口部を封止材で塞ぎ、この基板を減圧チャンバー内にて減圧環境下で溶融金属中に挿入する。このとき、基板の貫通孔への溶融金属の流入が必ずしも開始されないが、溶融金属が流入しない貫通孔内はその開口部を塞ぐ溶融金属と封止材とによって減圧状態が維持されるので、次に、前記減圧チャンバー内を加圧することにより、貫通孔内に溶融金属を確実に流入、充填させることができる。
但し、溶融金属中からの基板やワークの引き上げは、貫通孔の延在方向がほぼ上下となるようにして、封止材が設けられている側が下側となる姿勢で行うことに限定されない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0014】
(第1実施形態)
本発明の1実施の形態として、基板の表裏両面の配線パターンを繋ぐための貫通配線を形成する方法(貫通配線付き基板の製造方法)を説明する。
この貫通配線付き基板の製造方法は、基板の表裏両面に犠牲層を形成するとともに、基板を貫通する貫通孔と連通する連通孔を前記犠牲層に貫通形成する工程(充填孔形成工程)と、この充填孔形成工程を完了した基板を、溶融金属槽内に貯留されている溶融金属(加熱溶融した金属)中に挿入して貫通孔及び連通孔に溶融金属を充填する溶融金属充填工程と、この溶融金属充填工程の後、溶融金属槽から引き上げた基板を冷却して貫通孔及び連通孔の少なくとも貫通孔内に充填されている溶融金属を固化した後、犠牲層の除去等の処理を行う後処理工程とを有して構成されている。
【0015】
(充填孔形成工程)
まず、図1に示すように、貫通配線用の貫通孔11が複数貫通形成されている基板10を用意し、この基板10を熱酸化処理して基板10全体に電気絶縁層12としての酸化膜(以下、電気絶縁層を「酸化膜」と称する場合がある)を形成する(図2)。
【0016】
ここでは、基板10としてシリコン基板を採用しているが、基板としてはこれに限定されず、例えばガラスやセラミック製のものも採用可能である。また、基板10の厚さは数百μm程度である。なお、基板10は、請求項6、7記載のワークとしても機能する。
貫通孔11は、基板10を貫通する径数十μm程度の微細孔であり、基板10の表面13と裏面14とに開口されている。基板10の熱酸化処理によって形成される酸化膜12は、基板10の表面13及び裏面14のみならず、貫通孔11内面にも形成される。
【0017】
次に、図3に示すように、基板10の表面13及び裏面14に、感光性樹脂からなる犠牲層15a、15bを形成し、次いで、図4に示すように、この犠牲層15a、15bをフォトリソグラフィ技術によってパターニングして、犠牲層15a、15bを貫通して貫通孔11に連通する連通孔16を形成する。これにより、貫通孔11と該貫通孔11に連通された連通孔16とによって、基板10と該基板10に形成された犠牲層15a、15bとを貫通する充填孔Hが形成される。
【0018】
犠牲層15a、15bは、例えば、液状の感光性樹脂のスピンコート等による基板10への塗布及びこの塗布された感光性樹脂の光の照射による硬化、感光性樹脂シートのラミネート等によって膜状に形成し、基板10の表面13及び裏面14に開口する貫通孔11の開口部も覆う。
なお、基板10の「表面13」とは、後述の溶融金属充填工程にて充填孔Hの開口状態が維持される犠牲層15aが形成される面(一方の面)であり、「裏面14」は基板10において前記表面13とは反対側の面(他方の面)である。
【0019】
犠牲層15a、15bを形成する感光性樹脂としては、以下の条件を満たすものを採用する。
(1)耐熱性:後述の溶融金属充填工程にて溶融金属中に挿入、浸漬しても、変形等を生じない耐熱性。充填孔Hに充填する金属の融点温度でも、物性を安定に維持できること。
(2)充填する溶融金属との濡れ性が悪く、後述の後処理工程にて、固化した溶融金属に対して容易に分離できること。
(3)後述の後処理工程にて、基板にダメージを与えること無く容易に除去できること。但し、溶融金属充填工程の完了までは、基板10に対する密着固定状態を安定に維持できる必要がある。
これらの条件を満たす犠牲層として、ここでは、感光性ポリイミドをスピンコート等によって形成した塗膜を光照射によって硬化させたものや、感光性ポリイミドシートを採用しているが、これに限定されず、例えば、感光性ポリイミド以外の感光性樹脂からなる塗膜やシート等からなる膜も採用可能である。
また、犠牲層としては、感光性を有していない樹脂の塗膜やシートのラミネート、アルミニウム等の金属等からなる薄いシート(あるいはフィルム)のラミネート等によって形成する膜等も採用可能であり、この場合には、例えば、エッチング(ウェットエッチング、あるいは、プラズマエッチング等のドライエッチングを含む)や、レーザ加工等によって連通孔を形成する。
【0020】
連通孔16の深さ(犠牲層の厚さに相当)は、溶融金属充填工程にて該連通孔16に充填、収容される溶融金属の収容量が、溶融金属充填工程での溶融金属中からの基板10(ワーク)の引き上げ時に想定される溶融金属の流出量よりも多くなるように設定する。つまり、連通孔16の深さ(犠牲層の厚さ)は、溶融金属の流出による充填量の減少によって形成される段差(図27の段差D参照)の寸法よりも大きくなるようにする(例えば30μm以上)。
また、ここでは、連通孔16は、貫通孔11と一致する径、位置で、貫通孔11と連続するようにして形成しており、充填孔Hは、貫通孔11と同じ径の連続する微細孔になっている。
但し、本発明では、貫通孔11とは異なる径、断面形状の連通孔を形成することも可能である。これについては、後に、具体例を例示する。
【0021】
(溶融金属充填工程)
充填孔形成工程が完了したら、図5に示すように、基板10の裏面14に形成されている犠牲層15bに積層するようにして、封止材17としての耐熱性フィルム(以下、封止材を「耐熱性フィルム」と称する場合がある)を貼り付けて、犠牲層15bにおける充填孔H(詳細には連通孔16)の開口部を塞ぐ。次いで、図6に示すように、この基板10を減圧チャンバー18に収容し、減圧チャンバー18内を減圧して、この減圧状態を保ったまま基板10を前記減圧チャンバー18内の溶融金属槽19内に貯留されている溶融金属20中に挿入する(図7参照)。ここでの減圧は、貫通孔11及び充填孔Hのアスペクト比0.1〜200に対して103〜10-5Pa程度が適切である。
図6、図7等において、符号19aは、溶融金属槽19の周囲に配設されたヒーターである。溶融金属20中への基板10の挿入は、この基板10を、減圧チャンバー18内に設置されている昇降治具21に取り付けて、この昇降治具21を下降させることで行われる。
【0022】
なお、前記昇降治具21は、基板10をほぼ水平に支持したまま昇降されるようになっており、この基板10の溶融金属20への挿入のみならず、溶融金属20からの引き上げもほぼ水平を維持したまま行われる。
封止材としては、耐熱性フィルムに限定されず、基板裏面14側の外面における孔貫通孔11の開口部を封止可能なものであれば良く、その形状も、前述の耐熱性フィルム17のように基板裏面14側の犠牲層15b全体を覆うように接着される構成に限定されない。
ここでは、溶融金属20は、具体的には金−錫共晶ハンダ(Au−20wt%Sn)を加熱溶融したものであるが、本発明に係る溶融金属としてはこれに限定されない。但し、金属層(特にその表層)と溶融金属とは、濡れ性を充分に確保できる組み合わせを選択する。
【0023】
溶融金属20中への基板10の挿入では、基板10全体を溶融金属20中に埋没させる。但し、この段階では、厚さ数百μm程度の基板10を貫通する径数十μm程度の高アスペクト比の微細孔である充填孔Hへの溶融金属20の流入は殆ど開始されない(図8参照)。
【0024】
溶融金属20への基板10の挿入を完了したら、前記減圧チャンバー18内を加圧する。図8に示すように、減圧チャンバー18内の加圧前では溶融金属20が流入していない充填孔H内は、その開口部(基板表面13側の開口部)を塞ぐ溶融金属20と封止材17とによって減圧状態が維持されているので、前記減圧チャンバー18内を加圧することにより、充填孔H内に溶融金属20を確実に流入、充填させることができる(図9参照)。ここでの加圧は大気圧以上であれば良い。
【0025】
(後処理工程)
充填孔Hへの溶融金属20の充填が完了したら、基板10を溶融金属20から引き上げる。このとき、充填孔Hの基板裏面14側の開口部が耐熱性フィルム17によって塞がれた状態(図9の状態)が維持されているので、充填孔H内の溶融金属20が基板裏面14から抜け落ちない。一方、基板表面13側では、充填孔Hからの溶融金属20の流出が生じる可能性があるが、連通孔16に確保した深さ寸法によって、流出による充填孔H内の充填量の減少は、基板表面13側の連通孔16に充填不足を生じる範囲になっており(図9参照)、充填孔Hの他の部分については充填状態を維持できる。これにより、貫通孔11全体に確実に溶融金属20を充填できる。
【0026】
溶融金属20中から基板10を引き上げたら、この基板10を冷却して、充填孔H内に充填されている溶融金属20を固化させる。これにより、貫通孔11内で固化した溶融金属20によって貫通配線22が形成される。
溶融金属20の固化が完了したら、図10に示すように、封止材17を除去し、さらに、図11に示すように、犠牲層15a、15bを除去する。感光性ポリイミド樹脂によって形成されている犠牲層15a、15bの除去は、プラズマアッシング等によって行う。
【0027】
犠牲層15a、15bを除去すると、連通孔16内に入り込んでいた溶融金属20の固化部分が、基板10から突出する突部23a、23bとして露出される。
次に、図12に示すように、基板10の表裏両面13、14を研磨して平坦化処理する。これにより、表裏両面13、14に貫通配線22の端面が面一になっている貫通配線付き基板10Aが得られる。
【0028】
(裏面側の突部を除去せずにバンプ等として利用する場合)
図13は、溶融金属20中から基板10を引き上げ、冷却によって充填孔H内の溶融金属20を固化した後、基板表面13のみを平坦化処理し、基板裏面14側の突部23bを除去せずに残した例を示す(貫通配線付き基板10B)。この貫通配線付き基板10Bの製造方法(貫通配線付き基板の製造方法)としては、溶融金属20中から引き上げた基板10を冷却して充填孔H内の溶融金属20を固化した後、図14に示すように、耐熱性フィルム17を付けたまま、基板表面13側をアッシングして犠牲層15aを除去し、さらに、このアッシングした面を研磨等によって平坦化処理する。次いで、耐熱性フィルム17を除去し、図13に示すように、基板裏面14側の犠牲層15bをアッシングにより目的の厚さtまで除去する。これにより、基板裏面13b側の犠牲層15bを除去した厚さt1に相当する寸法だけ突部23bが露出され、残した犠牲層15bから突出した形状の突部23bが形成される。なお、各突部23bは、耐熱性フィルム17と連通孔16内面とを成形用の型として、その内側の空間への溶融金属20の充填、固化によって精度を確保して成形できるため、例えば、基板10からの突出寸法を一定に揃えること等は容易である。
【0029】
図13に示す貫通配線付き基板10Bでは、突部23bを、回路基板との接続用のバンプ等の外部金属部として利用できるため(以下、突部23bを「バンプ23b」と称する場合がある)、バンプ23bの形成を別途行う必要が無くなる等の利点がある。しかも、この場合、貫通配線22と同一金属で一体形成されたバンプ23bが得られることになるから、貫通配線とは別にバンプを形成して貫通配線と接合させる構成に比べて、接合不良等の問題が無く、電気的特性を確実に確保できる。また、バンプと貫通配線とが異種材料である場合に生じるような熱膨張係数の違いや材料の拡散等に起因する接合部(バンプと貫通配線との間の接合部)の脆性化といった問題も無く、長期信頼性を向上できる。
なお、突部23bの用途はバンプに限定されず、バンプ以外の各種接続用端子等としても利用できる。
【0030】
貫通配線付き基板10Bの製造方法(貫通配線付き基板の製造方法)では、基板裏面14側の犠牲層15bを全部除去しても、突部23bを除去しなければバンプを得ることができる。しかし、前述のように、犠牲層15bの一部を外面側から除去して厚さを薄くして残す構成では、残した犠牲層15bをそのまま電気絶縁層、外部からの傷付きや汚染から保護する保護層等として利用できるといった利点がある。残した犠牲層を電気絶縁層として利用する場合は、犠牲層の形成材料として電気絶縁性を有するものを選択することは言うまでも無い。
【0031】
(連通孔のパターニングの別態様)
犠牲層の除去によって露出された突部をバンプ等として利用する場合、基板10に形成した犠牲層のパターニングによって形成する連通孔の形状によって、突部の形状を制御できる。これにより、例えば基板10上の回路パターンのグランド等、目的に応じた形状の突部を形成できる。つまり、図4では、基板10に形成した犠牲層15a、15bのパターニングによって、基板10の貫通孔11と径が同じ連通孔16を、貫通孔11に位置決めして貫通孔11を延長するように形成する構成を例示したが、例えば、図15、図16に示すように、犠牲層15bに、貫通孔11とは断面寸法や形状が異なる連通孔16aをパターニングすることも可能である。この連通孔16aも貫通孔11と連通して充填孔を形成するものであることは言うまでも無い。
【0032】
基板裏面14側の犠牲層15bに、図15、図16に例示した連通孔16aを形成し、以下、前述の溶融金属充填工程を行った後、基板10の冷却によって充填孔内の溶融金属20を固化すると、図17に示すように、貫通孔11内に充填された溶融金属20の固化によって形成された貫通配線22と連続して、該貫通配線22から基板裏面14に沿って舌状に延びる突部としてのグランド23g(基板10上のパターン配線のグランド。外部金属部)が、連通孔16a内面形状に対応して形成される。なお、図17は、溶融金属充填工程の完了後、前述の(裏面側の突部を除去せずにバンプ等として利用する場合)にて説明した工程を行って、基板裏面14側の犠牲層15bを一部残した状態を示す。
【0033】
(基板表面側での突部の形成)
基板表面13側でも、前述の(裏面側の突部を除去せずにバンプ等として利用する場合)にて説明した工程を応用して、バンプ等として機能する突部を形成することが可能であるが、溶融金属20中からの引き上げ時の連通孔からの溶融金属20の流出が必ずしも一様ではないため、実際には、基板10の引き上げ後の基板表面13側の連通孔16内の溶融金属20の充填量にばらつきがある。このため、基板表面13側の犠牲層15aのパターニングによって形成する連通孔16aを、溶融金属20中からの基板10の引き上げ時に連通孔16aからの溶融金属20の流出が生じても、該連通孔16a内に残留する溶融金属20によって確実に充填される充填高さh1(基板表面13からの高さ。図18参照。以下「充填高さ」)を確保できるように設計することが必要である(特に犠牲層15aの厚さの確保)。
【0034】
突部を形成する方法の一例を説明とすると、溶融金属20中から引き上げた基板10を冷却して充填孔内の溶融金属20を固化した後、図19に示すように、耐熱性フィルム17を付けたまま基板表面13側をアッシングして、犠牲層15aを、前記充填高さh1あるいは該充填高さh1よりも僅かに基板表面13側にずれたところまで除去し、連通孔16内にて固化した溶融金属20である突部23cを露出させる。次に、図20に示すように、アッシングした面を研磨等によって面一に平坦化処置した後、図21に示すように、再度のアッシングにより犠牲層15aを目的の厚さt2となるところまで除去する。これにより、基板表面13側に、バンプ等として機能する突部23d(外部金属部)を、基板表面13からの突出寸法、犠牲層15aからの突出寸法が一定に揃った状態で複数形成することができる。
なお、各突部23dの基板10からの突出寸法を揃える必要が無い場合は、最初のアッシングの後の平坦化処理を行う必要は無く、突部23cをそのまま外部金属部として利用することも可能である。
【0035】
前記突部23d(あるいは、そのまま外部金属部として利用される突部23c)も、貫通配線22と一体的に形成されるため、接合不良等の問題が無く、電気的特性を確実に確保できるとともに、バンプ等となる突部と貫通配線とが異種材料である場合に生じるような熱膨張係数の違いや材料の拡散等に起因する接合部(バンプと貫通配線との間の接合部)の脆性化といった問題も無く、長期信頼性を向上できる。
また、基板表面13側の犠牲層15aのパターニングによって形成する連通孔16a形状によって、突部23cの形状を制御することができる。
また、突部23cの形成後、前述の(裏面側の突部を除去せずにバンプ等として利用する場合)にて説明した工程を実行することで、基板裏面14側の突部23bを形成可能であることは言うまでも無い。
【0036】
(第2実施形態:基板表面側のみに犠牲層を形成して行う貫通配線付き基板の製造方法)
前述の充填孔形成工程において、図22に示すように、基板10の一方の面(表面13)のみに犠牲層15aを形成し、この犠牲層15aのパターニングによって該犠牲層15aを貫通して基板10の貫通孔11と連通する連通孔16を形成することで、貫通孔11と連通孔16とからなる充填孔H1を形成した後、図23に示すように、基板10の裏面14側に犠牲層を形成せずに耐熱性フィルム17を貼付し、この状態で溶融金属充填工程を行って充填孔H1内に溶融金属20を充填し(図24)、次いで、溶融金属20中から引き上げた基板10を冷却して充填孔H1内の溶融金属20を固化した後、図25に示すように、犠牲層15aと耐熱性フィルム17とを除去し、次いで、図26に示すように、基板10の表裏両面13、14を研磨等により平坦化処理することによっても、基板10両面に貫通配線22の端面が面一になっている貫通配線付き基板10Aを得ることができる。この場合も、基板表面13の犠牲層15aに貫通孔11と連通させて形成した連通孔16が収容可能な溶融金属20の収容量によって、貫通孔11への溶融金属20の充填不足を防止でき、貫通孔11全体に確実に溶融金属20を充填できる。
【0037】
この貫通配線付き基板の製造方法(請求項2記載の貫通配線付き基板の製造方法のみならず、請求項7の充填金属部付き製品の製造方法にも相当)によれば、前述の第1実施形態に比べて、工程数の削減が可能であり、低コスト化、形成時間の短縮による貫通配線付き基板の製造能率の向上を実現できる。
但し、この貫通配線付き基板の製造方法では、バンプ等として機能する外部金属部を基板10の片面に形成することが可能であるものの、基板10の表裏の両面に形成することは出来ない。基板10両面に外部金属部を形成するには、第1実施形態のように、基板10両面に犠牲層15a、15bを形成し、これら犠牲層15a、15bに外部金属部の形成用の連通孔16を貫通形成する必要がある。また、第1実施形態の方法では、充填孔Hの中央部に位置する貫通孔11内にて充填、固化した溶融金属20によって貫通配線22を形成するので、溶融金属20の固化時に、充填孔Hの両端付近と貫通孔11内との溶融金属20の凝固速度の違い等の影響を受けにくく、より均質な貫通配線22をより安定に形成できるといった利点がある。
この実施形態の貫通配線付き基板の製造方法でも、犠牲層15aのパターニングによって形成する連通孔16の形状によって、該連通孔16内にて充填固化された溶融金属20によって形成される突部の形状を制御できることは言うまでも無い。
【0038】
(第3実施形態:充填金属部付き製品の製造方法の他の適用例)
図27は、ワーク24としてガラス棒(以下、ワークを「ガラス棒」と称する場合がある)を採用し、このガラス棒24の軸方向(図27上下)に沿って穿設されている径0.1mm、全長5mmの貫通孔25に、前述と同様の手法(前述と同様に充填孔形成工程と、溶融金属充填工程と、後処理工程とを順に行う。このワーク24の図27上側の面28a(端面)を基板表面、逆側の面28b(端面)を基板裏面に対応させれば良い)により溶融金属として錫を充填して、充填金属部26を形成した例を示す。
【0039】
この充填金属部付き製品の製造方法では、まず、図28に示すように、前記貫通孔25の軸方向両端の端部が対向する両側に開口されているワーク24全体を熱酸化処理して電気絶縁層12としての酸化膜を形成し、次いで、貫通孔25の軸方向両端の端部が開口されている各ワーク24表面、つまり、ここではガラス棒24の軸方向両側の端面28a、28b)を覆うようにして犠牲層15を形成し、この各犠牲層15に前記貫通孔25に連通する連通孔16bを貫通形成することで、犠牲層と基板とを貫通する充填孔H2を形成する。ここで、充填孔H2の軸方向両端の内、図27、図28において、ガラス棒24の前記上側の端面28aの側に開口する端部を一端部、逆側の端面28bの側に開口する端部を他端部とする。
次いで、図29に示すように、充填孔H2の軸方向他端部の開口部を封止材17(耐熱性フィルム)で塞いだ後、図30に示すように、このワーク24を減圧チャンバー18の溶融金属槽19内に貯留されている溶融金属20中に挿入して前記充填孔H2に溶融金属を充填せしめる。
【0040】
貫通孔25に溶融金属を充填する手法は、前述の第1実施形態にて説明した溶融金属充填工程と同様であり、ここでは、図30に示すように(図30は、溶融金属20中からワーク24を引き上げた状態)、減圧チャンバー18内の昇降治具21にワーク24を取り付け、該昇降治具21を昇降駆動することで、減圧チャンバー18内の溶融金属槽19に貯留されている溶融金属に対するガラス棒24の挿入、引き上げを行う。そして、前記第1実施形態と同様に、減圧チャンバー18内の減圧、加圧によって、充填孔H2内に溶融金属20を充填する。
【0041】
次いで、溶融金属20中から引き上げたワーク24を冷却して充填孔H2内の溶融金属20を固化させ(図31)、この固化完了後、図32に示すように、耐熱性フィルム17及び犠牲層15a、15bを除去し、さらに各犠牲層15a、15bの連通孔16b内にて固化した溶融金属20によってワーク24の両側の端面28a、28bに突出状態に露出される突部27a、27bを研磨等によって除去することで、図27に示すように、貫通孔25内に充填金属部26が隙間無く充填形成されたワーク24が得られる。
【0042】
なお、図32に示すように、犠牲層15a、15bの連通孔16b内にて固化した溶融金属20によってワーク24の両側の端面28a、28bに突出状態に形成される突部27a、27bを除去せずに、電気接続用の端子等の外部金属部として使用することも可能である(以下、突部27a、27bを「外部金属部」と称する場合がある)。但し、ワーク24の一方の面28a側の突部27aについては、必要に応じて研磨等を行って目的の寸法に成形する。これら外部金属部27a、27bは、充填金属部25と一体形成されるため、前述の第1、第2実施形態の外部金属部(突部23b、23d、23g)と同様に、電気的特性、長期信頼性等を確保できる。
また、外部金属部27a、27bの形状は、犠牲層15a、15bのパターニングによる連通孔16bの形成形状によって簡単に制御することができ、貫通孔25よりも径の大きい円形突部や、貫通孔25の端部からワーク24表面に沿って舌状に延出する形状等、種々の形状に形成できる。
また、充填孔H2に充填した溶融金属の固化後に行う犠牲層15a、15bの除去は、一部を残して電気絶縁層や保護膜として利用することも可能である。
【0043】
この例でも、前述の基板10の場合と同様に、貫通孔25全体への溶融金属の充填を確実に行うことができ、内部に空隙の無い中実な充填金属部26を形成できた。また、貫通孔25の径(内径)は前述の基板10の貫通孔11に比べてかなり大きいが、充填金属部26は、貫通孔25の軸方向一端部も含めて貫通孔25全体に充填状態になっており、貫通孔25の軸方向一端部にて充填金属部26先端がワーク24側面から落ち込むような段差が形成されていないことから、この例でも、溶融金属槽19からのガラス棒24の引き上げ時における貫通孔25からの溶融金属の流出が生じても、貫通孔25への溶融金属20の充填不足を確実に防止できることが明らかである。
【0044】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されず、各種変更が可能である。
本発明に係る充填金属部付き製品の製造方法について、前記実施の形態では、ワークとして基板とガラス棒を例示したが、本発明はこれに限定されず、ワークの具体的形状、素材等は各種採用可能である。
基板やワークの溶融金属中への挿入、溶融金属中からの引き上げは、図面等に例示したように封止材である耐熱性フィルムによって貫通孔を塞いだ側を下にした姿勢で行うことに限定されず、例えば、貫通孔の開口部付近内面等に形成した金属層と貫通孔内に流入した溶融金属との濡れ性や、溶融金属の流動性等の条件によっては、溶融金属中への挿入時の姿勢並びに引き上げ時の姿勢の自由度を大きく確保できる。
充填孔に充填した溶融金属の冷却固化後に犠牲層を除去した面に研磨等によって行う平坦化処理は、犠牲層を全部除去した後の面について行うことに限定されず、犠牲層を一部残した面について行って、製品(充填金属部付き製品。貫通配線付き基板や充填金属部を形成済みのワーク)の表面を形成するようにしても良い。これにより、電気絶縁層や保護膜として機能する犠牲層によって覆われている基板やワークの面についても(但し、犠牲層から突出するような外部金属部の形成を必要としない場合)、平坦面が得られる。
本発明の貫通配線付き基板の製造方法及び充填金属部付き製品の製造方法では、基板やワークの貫通孔に充填する金属は、前述のものに限定されず、幅広く採用可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、基板やワークの貫通孔の両端の内、少なくとも封止材によって塞がない側の端部に、基板やワークにおける前記端部が開口されている側の表面に形成した犠牲層を貫通させた連通孔を連通させるので、この基板やワークを溶融金属中に挿入して引き上げた時に、引き上げ途中で、前記連通孔と前記貫通孔とによって形成された充填孔に充填された溶融金属の充填孔からの流出が生じても、連通孔内の溶融金属の収容量によって、充填孔からの溶融金属の流出が貫通孔内での溶融金属の充填状態に影響を与えることを確実に防止でき、貫通孔内の溶融金属の充填状態を確実に維持できる。これにより、段差や空隙等の無い中実な貫通配線や充填金属部を形成できる。
請求項2、7記載の発明では、特に、高アスペクト比の貫通孔(微細孔)に溶融金属を確実に流入充填させることができ、貫通配線や各種充填金属部を貫通孔内に隙間無く形成することができる。
【0046】
請求項5、8記載の発明では、連通孔内にて固化された溶融金属によって基板やワークから突出状態に形成される突部の形状を、基板やワークに形成した犠牲層のパターニングによる連通孔の形成形状によって簡単に制御することができるから、前記突部の少なくとも一部を、バンプやその他の電気接続用端子等である外部金属部として利用する場合に、目的形状の外部金属部を容易に得られる。
ここで形成されるバンプ等の外部金属部は、貫通孔内で固化される溶融金属によって形成される貫通配線や充填金属部と一体形成されるから、貫通配線や充填金属部との接合不良等の問題が生じないといった利点がある。また、バンプ等の外部金属部が、貫通配線や充填金属部と異種材料である場合に生じるような熱膨張係数の違いや材料の拡散等に起因する接合部(貫通配線や充填金属部に対する外部金属部との間の接合部)の脆性化といった問題も無く、長期信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の貫通配線付き基板の製造方法を示す図であって、用意した基板を示す断面図である。
【図2】 図1の基板を熱酸化処理して電気絶縁層として酸化膜を形成した状態を示す断面図である。
【図3】 図2の熱酸化処理後の基板に犠牲層を形成した状態を示す断面図である。
【図4】 図3の犠牲層のパターニングによって基板の貫通孔に連通する連通孔を形成して、犠牲層付き基板全体を貫通する充填孔を形成した状態を示す断面図である。
【図5】 図4の基板の裏面側の犠牲層に耐熱性フィルムを貼り付けて、充填孔の一端を塞いだ状態を示す断面図である。
【図6】 本発明に係る貫通配線付き基板の製造方法に適用される減圧チャンバーを示す断面図である。
【図7】 図6の減圧チャンバー内に設置された溶融金属槽内に貯留されている溶融金属中に基板を挿入した状態を示す図である。
【図8】 減圧チャンバー内を減圧した状態で溶融金属中に基板を挿入した状態を示す断面図である。
【図9】 図8の減圧後、減圧チャンバー内を加圧して基板の貫通孔に溶融金属を充填した状態を示す断面図である。
【図10】 溶融金属中から引き上げた基板を冷却して充填孔内の溶融金属を固化した後、耐熱性フィルムを除去した状態を示す断面図である。
【図11】 図10の後、基板の両面の犠牲層を除去した状態を示す断面図である。
【図12】 図11の後、犠牲層を除去した基板の両面を研磨等により平坦化処理した状態を示す断面図である。
【図13】 連通孔内にて固化した溶融金属によって基板から突出状態に形成された突部を除去せずに残し、バンプ等として機能する外部金属部を形成した状態を示す断面図である。
【図14】 図13の貫通配線付き基板の製造方法を示す図であって、図9の基板の引き上げ、冷却後、耐熱性フィルムを除去せずに、基板表面側の犠牲層を除去した状態を示す断面図である。
【図15】 基板裏面側の連通孔をパターニングによって、基板の貫通孔と異なる形状に形成した例を示す断面図である。
【図16】 図15の連通孔付近を示す斜視図である。
【図17】 図15、図16の連通孔に充填固化した溶融金属によって、外部金属部(グランド)を形成した状態を示す断面図である。
【図18】 基板表面側の犠牲層に、溶融金属からの基板の引き上げに伴う溶融金属の流出が生じても、溶融金属が確実に充填される充填高さh1を確保した連通孔を形成した例を示す断面図である。
【図19】 図18の連通孔が形成されている基板の充填孔に溶融金属を充填固化した後、基板表面側の犠牲層を目的厚さまで除去して、連通孔内にて固化された溶融金属からなる突部を露出させた状態を示す断面図である。
【図20】 図19の後、犠牲層の除去面を平坦化処理して各突部の基板表面からの突出寸法を揃えた状態を示す断面図である。
【図21】 図20の平坦化処理の後、再度、犠牲層の除去を行い、突部を露出させた状態を示す断面図である。
【図22】 本発明の第2実施形態の貫通配線付き基板の製造方法を示す図であって、基板の表面側のみに犠牲層を形成した状態を示す断面図である。
【図23】 図22の犠牲層付き基板の裏面側に耐熱性シートを貼り付けた状態を示す断面図である。
【図24】 図23の基板を溶融金属中に挿入して充填孔に溶融金属を充填した後、溶融金属から引き上げた状態を示す断面図である。
【図25】 図24の基板の冷却によって充填孔内の溶融金属を固化した後、耐熱性シートと犠牲層とを除去した状態を示す断面図である。
【図26】 図25の後、基板両面を平坦化処理した状態を示す断面図である。
【図27】 本発明の第3実施形態の充填金属部付き製品の製造方法を示す図であって、貫通孔が穿設されているガラス棒に、本発明に係る充填金属部付き製品の製造方法によって充填金属部と外部金属部とを形成した例を示す断面図である。
【図28】 図27の充填金属部付き製品の製造方法を示す図であって、ガラス棒の対向する両側の端面に犠牲層を形成し、該犠牲層に貫通形成した連通孔をガラス棒の貫通孔に連通させてなる充填孔を形成した状態を示す断面図である。
【図29】 図28のガラス棒の下側端面に耐熱性シートを貼り付けた状態を示す断面図である。
【図30】 図16のガラス棒の貫通孔に溶融金属を充填する工程を示す図であって、減圧チャンバー内に設置された溶融金属槽内に貯留されている溶融金属中からガラス棒を引き上げた状態を示す図である。
【図31】 図30の引き上げ作業後の充填孔内の溶融金属の充填状態を示す断面図である。
【図32】 図30の後、耐熱性フィルムと犠牲層とを除去して、両側の犠牲層の連通孔内にて固化された溶融金属からなる突部を露出させた状態を示す断面図である。
【図33】 比較例の貫通配線付き基板の製造方法によって基板の貫通孔に形成した貫通配線を示す断面図である。
【符号の説明】
10…基板、ワーク、11…貫通孔、13…表面(一方の面)、14…裏面(他方の面)、15a,15b…犠牲層、16,16a,16b…連通孔、17…封止材(耐熱性フィルム)、18…減圧チャンバー、19…溶融金属槽、20…溶融金属、22…貫通配線,充填金属部、23a〜23d…突部、23b〜23d,23g…外部金属部、24…ワーク(ガラス棒)、25…貫通孔、26…充填金属部、27a,27b…外部金属部、28a…上側の面、28b…下側の面、H、H1,H2…充填孔。
Claims (8)
- 基板(10)に貫通されて前記基板の表面及び裏面に開口する貫通孔(11)に金属を充填して貫通配線(22)を形成することで貫通配線付き基板を製造する方法であって、
前記基板の表面(13)及び裏面(14)の内の少なくとも一方に犠牲層(15a、15b)を形成し、
次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔(16、16a)を貫通形成して、犠牲層と基板とを貫通する充填孔(H、H1)を形成した後、
前記基板を溶融金属槽(19)内に貯留されている溶融金属(20)中に挿入して前記充填孔に溶融金属を充填せしめ、
次いで、前記基板の前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材(17)で塞いだ状態で、前記基板を前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする貫通配線付き基板の製造方法。 - 基板(10)に貫通されて前記基板の表面及び裏面に開口する貫通孔(11)に金属を充填して貫通配線(22)を形成することで貫通配線付き基板を製造する方法であって、
前記基板の表面(13)及び裏面(14)の内の少なくとも一方に犠牲層(15a、15b)を形成し、
次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔(16、16a)を貫通形成して、犠牲層と基板とを貫通する充填孔(H、H1)を形成した後、
前記基板の前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材(17)で塞いで、この基板を減圧チャンバー(18)に収容して前記減圧チャンバー内を減圧し、
この減圧状態を保ったまま前記基板を前記減圧チャンバー内の溶融金属槽(19)内に貯留されている溶融金属(20)中に挿入し、
次いで、前記減圧チャンバー内を加圧して前記充填孔に溶融金属を充填せしめた後、前記基板を前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする貫通配線付き基板の製造方法。 - 溶融金属から引き上げた基板を冷却して、前記充填孔内の溶融金属を固化した後、全部又は目的の厚さだけ残して前記犠牲層を除去し、次いで、犠牲層を除去した面に平坦化処理を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の貫通配線付き基板の製造方法。
- 溶融金属から引き上げた基板を冷却して、前記充填孔内の溶融金属を固化した後、前記犠牲層を全部又は目的の厚さを残して除去することで、前記連通孔内にて固化された溶融金属によって形成された突部(23a〜23d、23g)を露出させ、この突部によってバンプ等の外部金属部(23b〜23d、23g)を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の貫通配線付き基板の製造方法。
- 溶融金属中への基板の挿入前に、前記貫通孔の開口部付近の犠牲層のパターニングによって目的形状の連通孔(16a)を形成することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の貫通配線付き基板の製造方法。
- ワーク(10、24)に貫通された貫通孔(11、25)に金属を充填して充填金属部付き製品を製造する方法であって、
前記貫通孔の軸方向両端が開口されているワーク両面(13,14、28a、28b)の内の少なくとも一方を覆うようにして犠牲層(15a、15b)を形成し、
次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔(16、16a、16b)を貫通形成して、犠牲層とワークとを貫通する充填孔(H、H1、H2)を形成した後、
前記ワークを溶融金属槽(19)内に貯留されている溶融金属(20)中に挿入して前記充填孔に溶融金属を充填せしめ、
次いで、前記ワークの前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材(17)で塞いだ状態で前記ワークを前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする充填金属部付き製品の製造方法。 - ワーク(10、24)に貫通された貫通孔(11、25)に金属を充填して充填金属部付き製品を製造する方法であって、
前記貫通孔の軸方向両端が開口されているワーク両面(13,14、28a、28b)の内の少なくとも一方を覆うようにして犠牲層(15a、15b)を形成し、
次いで、前記犠牲層に前記貫通孔に連通する連通孔(16、16a、16b)を貫通形成して、犠牲層とワークとを貫通する充填孔(H、H1、H2)を形成した後、
前記ワークの前記犠牲層が形成されている一方の側に対向する側における前記充填孔の開口部を封止材(17)で塞いで、このワークを減圧チャンバー(18)に収容して前記減圧チャンバー内を減圧し、
この減圧状態を保ったまま前記ワークを前記減圧チャンバー内の溶融金属槽(19)内に貯留されている溶融金属(20)中に挿入し、
次いで、前記減圧チャンバー内を加圧して前記充填孔に溶融金属を充填せしめた後、前記ワークを前記溶融金属から引き上げて冷却することを特徴とする充填金属部付き製品の製造方法。 - 溶融金属中へのワークの挿入前に、前記貫通孔の開口部付近の犠牲層のパターニングによって目的形状の連通孔を形成することを特徴とする請求項6又は7記載の充填金属部付き製品の製造方法。
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