[go: up one dir, main page]

JP4247267B2 - 無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法 - Google Patents

無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4247267B2
JP4247267B2 JP2006286741A JP2006286741A JP4247267B2 JP 4247267 B2 JP4247267 B2 JP 4247267B2 JP 2006286741 A JP2006286741 A JP 2006286741A JP 2006286741 A JP2006286741 A JP 2006286741A JP 4247267 B2 JP4247267 B2 JP 4247267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
wireless
group
order statistical
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006286741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008061214A (ja
Inventor
浩次 前田
孝浩 浅井
ベンジャブール アナス
仁 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2006286741A priority Critical patent/JP4247267B2/ja
Priority to US11/828,862 priority patent/US7941170B2/en
Priority to TW096127773A priority patent/TWI346488B/zh
Priority to EP07014894A priority patent/EP1895733B1/en
Priority to DE602007012968T priority patent/DE602007012968D1/de
Priority to KR1020070076854A priority patent/KR100912360B1/ko
Priority to CN2007101397672A priority patent/CN101159643B/zh
Publication of JP2008061214A publication Critical patent/JP2008061214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4247267B2 publication Critical patent/JP4247267B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals, e.g. multi-user orthogonal frequency division multiple access [OFDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0037Inter-user or inter-terminal allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • H04W4/08User group management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Description

本発明は、複数のユーザグループまたは複数の事業者(以下、これらを「複数のグループ」と総称する)が共通の周波数帯域を利用して同時に無線で通信を行う環境に存在する、無線送信機、無線受信機及び無線通信システム、並びに、これら無線送信機、無線受信機及び無線通信システムにより実行される無線信号制御方法に関する。
無線リソースの公平な利用方法として、複数のグループが共通の周波数帯域を利用して通信を行うことが検討されている。上記のような同一周波数を複数のグループが共通に使用するための条件としては、他のグループの通信を妨害せず、公平性を保って通信を行うことが肝要となる。
従来の周波数共用技術として、例えば、無線LANシステムが挙げられる。無線LANシステムでは、キャリアセンスを行うことにより、周辺で所定の周波数が使用されているか否かを判定し、周辺で使用されていないときに信号を送信することにより、複数の無線局が混在する環境において自律的に同一周波数上での無線信号の共存を実現している(CSMA/CA)。CSMA/CAにおいては、周波数が使用されているビジー状態が終了すると、一定の時間間隔にランダムな時間を加えた時間だけ待ってから信号の送信を行う。このように各ユーザは、ランダムな時間を加えた時間だけ待った後に通信を開始するため、各ユーザが通信を行える確率は公平になり、ユーザ間で通信の公平性を保つことができる(非特許文献1参照)。
また、複数の事業者が同一周波数帯に存在する複数の無線チャネルを共通に使用する無線システムとして、PHSがある。PHSは、複数の事業者が予め用意された複数の通信用キャリアを共通に使用する。PHSにおいては、各事業者に個別に用意される制御用キャリアにより事業者毎の呼制御を行い、空いている通信用キャリアから使用する通信用キャリアを基地局が選択して使用する。選択された共通の通信用キャリアにおいて、時間分割多重アクセス(TDMA)によって、複数ユーザそれぞれが周波数を使用可能な時間を区切った上で、各ユーザがデータ信号を送信することにより、ユーザ間の公平性を保っている(非特許文献2参照)。
さて、上記の無線LANシステムにおいては、CSMA/CAにより、ユーザ間の公平性を得ることが可能であるが、エチケットに違反して無線リソースを使用し続けるユーザが存在する場合、他のユーザはその周波数帯域を使用不能となる。また、複数のグループが混在する環境においては、ユーザ数が少ないグループは、ユーザ数の多いグループに比べて通信を確立できる確率が低下し、グループ間の公平性を担保できないという問題がある。このため、無線LANシステムでは、周波数を占拠しているユーザ又は該ユーザが属するグループを判別するためのIDを無線信号に付与し、エチケット違反の取締りや事業者間の公平性を担保することが重要となる。
また、PHSでは、上記の問題に加え、複数のグループに対して専用の制御用キャリアを用意して通信の制御を行うため、グループ数が増加すると、周波数資源が有限であることから、制御用キャリアを各グループに割り当てることが困難となる。このため、余分な周波数資源を使用することなく、無線信号に対し該無線信号が所属するグループのIDを付与し、通信が行われている無線信号から、該無線信号が所属するグループを判別する技術が重要となる。
グループ判別が可能となると、例えば、CSMA/CAを用いる無線LANシステムにおいて、グループの判別結果から得られる統計量(例えば、信号送信を行う前の所定の時間区間における各グループの信号送出回数の比率など)に基づき上述のランダム時間を制御することにより、グループ間の公平性を制御することが可能となる(非特許文献3参照)。
また、TDMA/TDDを用いるPHSなどの通信方式においても同様に、グループの判別結果から得られる統計量に基づいて送信スロットや周波数割当機会を制御することにより、グループ間の公平性を制御することが可能となる。
無線LANシステムでは、無線信号に対し該無線信号が所属するグループのIDを付与するために、例えば、図1に示すように、無線送信機11が、無線信号13内に、該無線信号13が所属するグループを識別するためのID(無線信号ID:例えばMACアドレス)を挿入した上で、無線信号13を送信する。該無線信号13を受信した無線受信機12は、受信された無線信号13を信号分離器14により復調し無線信号IDとデータ信号とに分離した後、ID判別器15により無線信号IDに基づいて該無線信号13の所属するグループを判別する、といった一連の処理方法が考えられる。
"IEEE Std 802.11a-1999" The Institute of Electrical and Electronics Engineers, 1999. "ARIB RCR STD-28" Association of Radio Industries and Businesses, 1993. "IEEE Std 802.11e-2005" The Institute of Electrical and Electronics Engineers, 2005.
しかしながら、上記のような方法では、無線信号を受信した無線機は、該無線信号が自局あてであるか否かにかかわらず、毎回、受信された無線信号内の無線信号IDを復調して、該無線信号の所属するグループを判別する処理を行う必要がある。そのため、処理量の観点から、無線信号の受信側の無線機に多大な負担がかかるという問題がある。例えば802.11a方式に基づく無線LANシステムを用いる場合は、グループを判別するために、受信された無線信号に対してプリアンブルを用いたシンボルタイミング同期確立・キャリア周波数同期確立を行った後に、該無線信号のデータ部分に対してFFTによる復調を行い、誤り訂正復号を行う必要がある。このようにグループを判別するためには、一連のデータ復調処理を実行する必要がある。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、複数のグループが存在する環境において、受信された信号に対し複雑なデータ復調処理を行うことなく、該信号の所属するグループを判別可能とする、無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る無線送信機は、伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納したID信号格納手段と、前記データ信号を変調するデータ変調手段と、前記データ変調手段により変調された変調信号と前記ID信号格納手段に格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与手段と、前記無線信号ID付与手段により生成された信号を無線で送信する無線信号送信手段と、を具備することを特徴とする。かかる構成により、送信信号が所属するグループに固有の高次統計的性質を付加し、グループごとのIDを付与することが可能となる。
なお、上記の無線送信機では、前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号を前記変調信号に加算することで、当該ID信号に対応した高次統計的性質を当該変調信号に付与する構成とすることが望ましい。この場合、データ信号を変調して得られる変調信号とID信号とを加算することにより、加算後の信号において、変調信号の性質とは無相関に、ID信号に対応した高次統計的性質の特徴が出現する。そのため、該高次統計的性質を抽出することで、送信信号が所属するグループを判別可能となる。
また、上記の無線送信機では、前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号を前記変調信号に乗算することで、当該ID信号に対応した高次統計的性質を当該変調信号に付与する構成とすることが望ましい。この場合、データ信号のみでは発現しない高次統計的性質を加えることが可能となる。そのため、該高次統計的性質を観測することで、送信信号が所属するグループを判別可能となる。
また、上記の無線送信機は、複数のサブキャリアを用いるマルチキャリア伝送により信号を送信する無線送信機であり、前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号が所属するグループに応じて、当該グループに固有の高次統計的性質が出現するように各サブキャリアにおける送信内容を定めたID信号を格納し、前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号に基づいて各サブキャリアの送信内容を設定することにより、前記送信される信号を生成する構成とすることが望ましい。この場合、マルチキャリア伝送の特性を利用して送信信号の内容を操作する(即ち、ID信号に基づいて各サブキャリアの送信内容を設定する)ことで、高精度に判別可能となるような高次統計的性質を各グループの送信信号に割り当てることが可能となる。
また、上記の無線送信機は、複数のサブキャリアを用いるマルチキャリア伝送により信号を送信する無線送信機であり、前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号が所属するグループに対応付けられた、所定の周波数の正弦波又は該正弦波の信号を離散化した送信シンボルを、前記ID信号として格納し、前記無線信号ID付与手段は、ID信号送信に用いるサブキャリアにおいて、前記ID信号格納手段に格納された前記正弦波又は前記送信シンボルを送信するように設定することにより、前記送信される信号を生成する構成とすることが望ましい。この場合、サブキャリア内の所定の周波数成分において信号のエネルギーが集中することとなる。このように所定の周波数成分に信号のエネルギーを集中させることにより、受信信号の所属するグループに固有の高次統計的性質を際立たせて出現させることが可能となり、高精度なID検出を行うことが可能となる。
また、上記の無線送信機は、複数のサブキャリアを用いるマルチキャリア伝送により信号を送信する無線送信機であり、前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号が所属するグループに応じて、全てのサブキャリアのうち通信に使用するサブキャリアを定めたID信号を格納し、前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号により定められた所定のサブキャリアのみを用いる、前記送信される信号を生成する構成とすることが望ましい。この場合、選択されたサブキャリア同士を乗算して求める周波数自己相関では周波数自己相関ピークが存在し、逆に、選択されたサブキャリアと選択されないサブキャリアとの周波数自己相関はゼロになることから、無線受信機において周波数自己相関ピーク検出のみを用いてID検出することが可能となる。
また、上記の無線送信機では、前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号と所定の遅延時間だけ遅延させた伝送されるデータ信号とから得られる高次統計的性質において、該データ信号の所属するグループに固有の変化が、前記遅延時間によって生じるように決定されたID信号を格納し、前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号に基づいて、前記グループに固有の変化が生じる高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、前記送信される信号を生成する構成とすることが望ましい。この場合、周波数自己相関に時間差の概念を取り入れることで次元が増加し、無線信号が所属するより多くのグループにIDを割り当てることが可能となる。これに伴い、多くのグループが混在する条件であっても個別のIDを割り当てることが可能となる。
また、上記の無線送信機では、前記ID信号格納手段は、誤り訂正符号を用いて得られる系列と前記高次統計的性質における電力ピークが得られる周波数及び遅延時間差とを対応させて前記誤り訂正符号に基づいて該周波数及び遅延時間差を定め、前記高次統計的性質の電力ピークの出現パターンを前記誤り訂正符号に対応させることにより決定される高次統計的性質を、前記送信される信号に出現させるようなID信号を格納し、前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号に基づいて、前記送信される信号を生成する構成とすることが望ましい。この場合、雑音が大きい条件下で周波数自己相関値のピーク検出において誤りが発生しても、その誤りを訂正することにより、高精度に受信信号が所属するグループを判別することが可能となる。
上記目的を達成するために、本発明に係る無線受信機は、受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を格納した高次統計的性質データベースと、到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信手段と、前記無線信号受信手段により受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質データベースに格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別手段と、を具備することを特徴とする。かかる構成により、データ復調を行うことなく、無線送信機において付加された高次統計量を観測するだけでIDを判別することが可能となる。また、高次統計的性質を用いることにより、雑音成分が抑圧されることにより、受信された信号が所属するグループを高精度に判定することが可能となる。
上記目的を達成するために、本発明に係る無線通信システムは、無線送信機と、前記無線送信機の周辺に存在する無線受信機とを含んで構成される無線通信システムであって、前記無線送信機は、伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納したID信号格納手段と、前記データ信号を変調するデータ変調手段と、前記データ変調手段により変調された変調信号と前記ID信号格納手段に格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与手段と、前記無線信号ID付与手段により生成された信号を無線で送信する無線信号送信手段と、を具備し、前記無線受信機は、受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の高次統計的性質を格納した高次統計的性質データベースと、到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信手段と、前記無線信号受信手段により受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質データベースに格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別手段と、を具備することを特徴とする。かかる構成により、無線送信機において、送信される信号の高次統計的性質のみを用いて該信号の所属するグループにIDを付与し、無線受信機においてデータ復調を行うことなくIDを判別することが可能となる。また、高次統計的性質を用いることにより、雑音成分が抑圧されることにより、受信された信号が所属するグループを高精度に判定することが可能となる。
ところで、本発明は、上記の無線送信機、無線受信機及び無線通信システムのそれぞれにより実行される無線信号制御方法に係る発明として捉えることができ、以下のように記述することができる。これらはそれぞれ、対応する上記の無線送信機に係る発明、無線受信機に係る発明、無線通信システムに係る発明と同様の作用・効果を奏する。
本発明に係る無線信号制御方法は、無線送信機が、通信に先立って、伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納しておくID信号格納ステップと、前記無線送信機が、前記データ信号を変調するデータ変調ステップと、前記無線送信機が、前記データ変調ステップにて変調された変調信号と前記ID信号格納ステップにて格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与ステップと、前記無線送信機が、前記無線信号ID付与ステップにて生成された信号を無線で送信する無線信号送信ステップと、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係る無線信号制御方法は、無線受信機が、通信に先立って、受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を格納しておく高次統計的性質格納ステップと、前記無線受信機が、到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信ステップと、前記無線受信機が、前記無線信号受信ステップにて受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質格納ステップにて格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別ステップと、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係る無線信号制御方法は、無線送信機と、前記無線送信機の周辺に存在する無線受信機とを含んで構成される無線通信システムにおける無線信号制御方法であって、前記無線送信機が、通信に先立って、伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納しておくID信号格納ステップと、前記無線送信機が、前記データ信号を変調するデータ変調ステップと、前記無線送信機が、前記データ変調ステップにて変調された変調信号と前記ID信号格納ステップにて格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与ステップと、前記無線送信機が、前記無線信号ID付与ステップにて生成された信号を無線で送信する無線信号送信ステップと、前記無線受信機が、通信に先立って、受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の高次統計的性質を格納しておく高次統計的性質格納ステップと、前記無線受信機が、到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信ステップと、前記無線受信機が、前記無線信号受信ステップにて受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質格納ステップにて格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別ステップと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数のグループが存在する環境において、受信された信号に対し複雑なデータ復調処理を行うことなく、該信号の所属するグループを判別可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施の形態について説明する。
[無線送受信装置の構成]
まず、本実施形態に係る無線送受信装置の構成について説明する。図13に示すように本実施形態に係る無線送受信装置10は、後述する図2の無線送信機1の構成と図3の無線受信機2の構成の両方を兼ね備えており、複数の無線送受信装置10によって無線通信システム100が形成されている。なお、本発明に係る無線通信システムは無線通信システム100に相当するが、本発明に係る無線通信システムが無線送信機1の構成と無線受信機2の構成の両方を兼ね備えた複数の無線送受信装置10により構成されることは必須ではない。即ち、本発明に係る無線通信システムは、無線送信機1と無線受信機2とが混在する構成であればよく、例えば、上記の無線送受信装置10以外に、無線送信機1の構成のみを備えた装置又は無線受信機2の構成のみを備えた装置を含んだ構成であってもよい。また、本実施形態の無線通信システム100では、複数のグループが共通の周波数帯域を利用して同時に無線で通信を行う。つまり、複数の無線送受信装置10同士が、複数のグループのうち何れかのグループに所属する無線信号を、共通の周波数帯域を利用して、送受信し合う。送受信される無線信号が所属するグループは、個々の無線送受信装置10によりさまざまであり、また、同じ無線送受信装置10においても、常に同じグループに所属する無線信号を送受信するとは限らない(上記グループは変動しうる)。
上記の無線送信機1は、送信される無線信号が、該無線信号が所属するグループに固有の高次統計的性質を有するように、無線信号を生成して送信する機能を備える。無線受信機2は、受信された無線信号が有する高次統計的性質を計算し、該高次統計的性質と予め記憶したグループ毎の高次統計的性質とに基づいて、該無線信号が所属するグループを判別する機能を備える。
図2は無線送信機1の機能的構成を表すブロック図である。図2に示すように、無線送信機1は機能的に、データ生成手段20と、ID信号格納手段21と、データ変調手段22と、無線信号ID付与手段23と、無線信号送信手段24とを備えて構成されている。また、図3は無線受信機2の機能的構成を表すブロック図である。図3に示すように、無線受信機2は機能的に、無線信号受信手段31と、高次統計的性質データベース32と、無線信号グループ判別手段33と、スイッチ34と、データ復調手段35とを備えて構成されている。
以下、図2及び図3を用いて、各機能要素について詳細に説明する。
無線送信機1のID信号格納手段21には、送信される信号が所属するグループに固有の高次統計的性質を有するID信号データが格納されている。高次統計的性質とは、周波数相関、時間相関、周期自己相関、キュムラント、及びモーメントなどの統計量に出現する性質であり、2次以上のものが該当する。ここで、ID信号格納手段21は、例えば周期自己相関特性に特徴が出現するように特定の周波数を有する正弦波を、ID信号データとして保有する。遅延時間τ及びサイクリック周波数αに対する時間信号x(t)の周期自己相関特性は、

により与えられ、正弦波の周期自己相関特性は、遅延時間が0のとき、

となり、正弦波の周波数の2倍地点においてピークが出現し、他の領域では0となる。
データ生成手段20は、送信されるデータ信号D1を生成し、生成したデータ信号D1をデータ変調手段22へ出力する。
データ変調手段22は、送信されるデータ信号D1を無線通信に適する形式に変調し、変調された信号(以下「変調信号」という)を無線信号ID付与手段23へ出力する。なお、本実施形態では、無線送信機1がデータ生成手段20を備えた例を説明したが、無線送信機1がデータ生成手段20を備えることは必須要件ではない。例えば、送信されるデータ信号D1が外部から無線送信機1へ入力される態様を採用してもよい。
無線信号ID付与手段23は、入力された変調信号に、ID信号格納手段21で保有している正弦波を加算することで、送信される信号を生成し、生成した送信される信号を無線信号送信手段24へ出力する。
無線信号送信手段24は、上記送信される信号に増幅、帯域制限、周波数変換などの所定の信号処理を施した後、アンテナ24Aを介して通信の相手方の無線受信機2に向けて上記信号処理後の無線信号Sを送信する。
図3に示す無線受信機2の無線信号受信手段31は、アンテナ31Aを介して無線信号Sを受信し、受信された無線信号Sに対し、増幅、帯域制限、周波数変換などの所定の信号処理を施し、処理後の信号を無線信号グループ判別手段33及びスイッチ34へ出力する。
なお、上記の無線信号Sは、無線送信機1から見た場合「送信信号」と称し、無線受信機2から見た場合「受信信号」と称する。
高次統計的性質データベース32には、図4に示すように、グループごとに固有の高次統計的性質の特徴量と、その特徴量を与えるID信号の時間波形の情報とが、対応付けられて格納されている。ここでは、高次統計的性質として、例えば、周期自己相関特性の情報が格納されている。
無線信号グループ判別手段33は、無線信号受信手段31による所定の信号処理後の受信信号の周期自己相関特性を計算し、計算で得られた周期自己相関特性と高次統計的性質データベース32に格納された高次統計的性質の特徴量とを比較することで、受信された無線信号が所属するグループを判別する。
ここで、高次統計的性質の特徴量は、例えば、周波数自己相関特性の電力ピークが出現する周波数シフト量であり、ID信号として正弦波を加算する場合は、正弦波の周波数の2倍の周波数が周波数シフト量に該当する。高次統計的性質データベース32には、グループごとの特徴量として、該周波数シフト量が格納される。このとき、所属する可能性があるグループそれぞれに固有の特徴量となる周波数シフト量において、受信信号の高次統計的性質の電力を観測し、観測された電力の大きさ同士を比較することで、電力ピークが出現する周波数シフト量に対応するグループを、受信信号が所属するグループとして判別することができる。
また、1つのID信号で複数の周波数シフトに対して高次統計的性質の電力ピークが出現する場合は、その電力ピークが出現する周波数シフト量と、それに対応する電力値とが、高次統計的性質データベース32に格納される。無線信号グループ判別手段33は、受信信号に対して高次統計的性質を計算し、その計算結果の高次統計的性質の電力値と、高次統計的性質データベース32に格納されている周波数シフト量及びそれに対応する電力値との間の相関検出を行い、高次統計的性質データベース32に格納されている特徴量のうち、最も相関が高い特徴量に対応するグループを、受信信号が所属しているグループとして判別する。
無線信号グループ判別手段33は、判別結果に応じた制御信号をスイッチ34へ出力する。具体的には、受信信号が所属するグループの判別の結果、受信信号が自局宛の信号である場合には、無線信号グループ判別手段33は、スイッチ34をオンにする制御信号を出力し、一方、受信信号が自局宛でない場合には、無線信号グループ判別手段33は、スイッチ34をオフにする制御信号を出力する。また、無線信号グループ判別手段33は、受信信号が自局宛の信号である場合、受信信号が所属するグループの判別結果をデータ復調手段35へ出力する。
スイッチ34は、無線信号グループ判別手段33から入力された制御信号に応じて、スイッチ34をオン/オフする。これにより、受信信号が自局宛である場合には、無線信号受信手段31から入力された受信信号がデータ復調手段35へ出力され、受信信号が自局宛でない場合には、受信信号はデータ復調手段35へは出力されず、処理が終了する。
データ復調手段35は、無線信号グループ判別手段33から受信信号の所属グループの判別結果が入力されると、そのグループに対応するID信号の波形を高次統計的性質データベース32から取り出し、取り出したID信号の波形を受信信号から減算し、減算結果の信号を復調することで、データ信号D2を得る。
[無線送受信に関する動作]
続いて、複数の無線送受信装置10間で実行される無線送受信方法に関する動作(以下「無線送受信動作」という)について説明する。図5には、ある無線送受信装置10の無線送信機1(以下単に「無線送信機1」という)と、他の無線送受信装置10の無線受信機2(以下単に「無線受信機2」という)との間で実行される無線送受信動作(主に、送信信号へのID付与及び受信信号のID判別)に関する手順を示す。
本実施形態に係る無線送受信動作において、無線信号に対しID付与を行う(即ち、ID信号に対応した高次統計的性質を、該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する)にあたって、まず無線送信機1では、データ生成手段20がデータ信号D1を生成し(S51)、データ変調手段22がデータ信号D1を無線通信に適した形式に変調し、変調されたデータ信号D1を無線信号ID付与手段23に出力する(S52)。
無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されている、送信される信号が所属するグループに固有の高次統計的性質を有するID信号として、特定の周波数を有する正弦波を取り出し、取り出した正弦波を上記変調されたデータ信号に加算する(即ち、データ信号にID信号を付与する)ことで、送信される信号を生成する(S53)。送信される信号は無線信号送信手段24へ出力される。
無線信号送信手段24は、上記送信される信号に対し、増幅、帯域制限、周波数変換などの所定の信号処理を施し、アンテナ24Aを介して通信の相手方の無線受信機2に向けて、上記信号処理後の無線信号Sを送信する(S54)。
無線信号Sは、無線送信機1の周辺に存在する無線受信機2(実際には無線受信機2の機能を備えた図13の無線送受信装置10)により受信される。
無線受信機2では、無線信号受信手段31が、無線信号Sを受信した後、無線信号Sに対し、増幅、帯域制限、周波数変換などの所定の信号処理を施す(S55)。そして、無線信号グループ判別手段33は、受信された無線信号Sに関する高次統計的性質(ここでは、周期自己相関特性)を計算する(S56)。続いて、無線信号グループ判別手段33は、高次統計的性質データベース32に格納されている、受信された信号が所属する可能性があるグループに固有の高次統計的性質(ここでは周期自己相関特性)の特徴量と、ステップS56の計算により得られた高次統計的性質とを比較し(S57)、その比較結果に基づいて、受信された無線信号Sが所属するグループを判別する(S58)。このときの比較処理及び判別処理においては、無線信号グループ判別手段33は、例えば、図6のように、高次統計的性質データベース32に格納されている高次統計的性質の特徴量(ここでは周期自己相関出現パターン62)と計算で得られた周期自己相関値61との間で相関検出などによりパターンマッチングを行い(S1)、実際に出現した周期自己相関値61に最も合致している周期自己相関出現パターン62に対応するIDを有するグループを、受信された無線信号Sが所属するグループであると判別する(S2)。
続いて、無線信号グループ判別手段33は、ステップS58での判別結果に基づき、受信された無線信号Sが自局宛の信号であるか否かを判定する(S59)。ここで、無線信号Sが自局宛の信号である場合は、スイッチ34をオンにしてデータ復調手段35に無線信号Sが入力するようにし、データ復調手段35は、以下のようにして無線信号Sに対しデータ復調処理を行い(S60)、処理を終了する。このとき、無線信号グループ判別手段33は、データ復調手段35に対し無線信号Sが所属するグループの判別結果を出力し、データ復調手段35は、該グループ判別結果に基づいて、高次統計的性質データベース32に格納されているID信号波形を取り出し、取り出したID信号波形を無線信号Sから減算することで復調処理を行う。なお、ステップS59において、受信された無線信号Sが自局宛の信号でない場合は、復調処理を行わずに処理を終了する。
[本実施形態の効果]
続いて、本実施形態の効果について説明する。上記の無線送受信動作においては、無線送信機1の無線信号ID付与手段23は、送信されるデータ信号にID信号として正弦波を加算し、無線受信機2の無線信号グループ判別手段33は、受信された無線信号の高次統計的性質として周期自己相関特性を計算し該周期自己相関特性に基づいて、受信された無線信号が所属するグループを判別する。図7は、送信される信号73(即ち、データ信号71とID信号72との和)と、受信された信号の周期自己相関特性74との関係を表す図である。所属するグループに固有の所定の周波数の正弦波(ID信号72)をデータ信号71に加算して得られる送信信号73に関する周期自己相関特性74においては、図7のように、データ信号71に対応するサイクリック周波数にて相関値のピーク(データ信号に対応する周期自己相関特性)が出現するとともに、上記所定の周波数の2倍のサイクリック周波数にて相関値のピーク(ID信号に対応する周期自己相関特性)が出現する。そのため、上記のうち、ID信号に対応する周期自己相関特性(具体的には相関値のピークの出現箇所)によって、受信された無線信号のグループを判別することが可能となる。この結果、無線受信機2では、受信された無線信号のデータ復調処理を行うことなく、該無線信号の所属するグループを判別することが可能となる。また、周期自己相関特性は、相対的な周波数差(周期自己相関ではサイクリック周波数)により定まり、受信された無線信号中に含まれる周波数成分の絶対値で定まるものではなく、キャリア周波数オフセットやシンボルタイミングオフセットの影響を受けない。このため、受信された無線信号に対して自動周波数制御(Automatic Frequency Control:AFC)による高精度な周波数制御、及びシンボルタイミングの厳密な同期確立などを行わずに特性を算出してIDの検出を行うことが可能となる。このことから、データ復調を行う場合と比較して、より高速にIDを検出することが可能となる。
[無線送受信装置の変形例]
続いて、上記実施形態に係る無線送受信装置の各種の変形例について説明する。
第1の変形例は、無線送受信装置10において、ID信号として複数の正弦波を用いるようにしたものである。即ち、ID信号格納手段21には、複数の正弦波が加算された合成波がID信号として格納され、無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されている上記ID信号(複数の正弦波が加算された合成波)を、データ信号を変調して得られた変調信号に加算することで送信信号を生成し、生成した送信信号を出力する。これにより、周期自己相関特性は、複数の正弦波の周波数の差に応じたサイクリック周波数において相関値のピークが出現するようになり、対象となるグループ数(データ信号が所属しうるグループ数)が増加しても、各グループに割り当てられる固有のID信号を確保することが可能となる。
第2の変形例は、無線送受信装置10において、ID信号として所定の信号帯域幅を有する変調信号を用いるようにしたものである。即ち、ID信号格納手段21には、所定の帯域幅を有する変調信号がID信号として格納され、無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されている上記ID信号(所定の帯域幅を有する変調信号)を、データ信号を変調して得られた変調信号に加算することで送信信号を生成し、生成した送信信号を出力する。これにより、周期自己相関特性は、ID信号の信号帯域幅に応じたサイクリック周波数において、遅延時間0(ゼロ)付近で相関値の電力ピークが出現する一方、遅延時間を多くとると相関がなくなる。これにより、正弦波とは異なる相関値の特徴が出現するため、対象となるグループ数(データ信号が所属しうるグループ数)が増加しても、各グループに割り当てられる固有のID信号を確保することが可能となる。
第3の変形例は、無線送受信装置10において、高次統計的性質として、周期自己相関特性に代わり、周波数自己相関特性を用いる例である。このとき、無線送信機1のID信号格納手段21には、データ信号が所属するグループに固有の周波数自己相関特性を有するID信号が格納され、無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているID信号を、データ信号を変調して得られる変調信号に加算することで、送信信号を生成する。また、無線受信機2の高次統計的性質データベース32には、受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周波数自己相関特性の特徴量が格納され、無線信号グループ判別手段33は、無線信号受信手段31により受信された受信信号について周波数自己相関特性を計算し、計算で得られた周波数自己相関特性と高次統計的性質データベース32に格納されている各グループの周波数自己相関特性の特徴量との比較を行い、受信信号が所属するグループを判別する。図8には、高次周波数自己相関特性の例として、2次の周波数自己相関特性82、及び、3次の周波数自己相関の特殊例であるバイスペクトラム83を示す。このうち2次の周波数自己相関特性82は、信号が有する周波数特性と、所定量の周波数シフトを施した信号の周波数特性とを乗算して周波数方向の平均を取ることにより相関値を算出したものである。2次の周波数自己相関特性82の数学的定義は、受信信号の周波数特性81をX(f)とするとき、

で与えられる。ここで、Efは周波数fに関する期待値を、αは周波数シフトを表す。また、3次の周波数自己相関の特殊例であるバイスペクトラム83は、信号が有する周波数特性と、第1の所定量の周波数シフトを施した信号の周波数特性と、第2の所定量の周波数シフトを施した信号の周波数特性とを乗算したものである。バイスペクトラム83の数学的定義は、受信信号の周波数特性81をX(f)とするとき、

で与えられる。このように周波数自己相関特性を用いることにより、特にID信号として複数の正弦波を用いる場合に、複数の正弦波の周波数差に応じた周波数において周波数自己相関ピークが出現するため、局部発振器で正弦波を生成するなど、正確な周波数の正弦波の生成は困難であるものの、相対的な周波数差を正確に定めることが可能な状況においては、周波数自己相関ピークが出現する周波数を正確に定めることが可能となる。
第4の変形例は、無線送受信装置10において、高次統計的性質として、周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を用いる例である。この場合、無線送信機1のID信号格納手段21には、データ信号が所属するグループに固有の周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を有するID信号が格納され、無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているID信号を、データ信号を変調して得られる変調信号に加算することで、送信信号を生成する。無線受信機2の高次統計的性質データベース32には、受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方の特徴量が格納され、無線信号グループ判別手段33では、無線信号受信手段31により受信された受信信号について周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を計算し、計算で得られた周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方と、高次統計的性質データベース32に格納されている周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方の特徴量との比較を行い、受信信号が所属するグループを判別する。これにより、同一の周波数自己相関特性を保有しつつ異なる周期自己相関特性を有する複数の受信信号同士についても、それらのIDの判別が可能となり、対象となるグループ数(データ信号が所属しうるグループ数)が増加しても、各グループに割り当てられる固有のID信号を確保することが可能となる。
第5の変形例は、無線送信機1の無線信号ID付与手段23が、データ信号を変調して得られた変調信号にID信号を乗算することにより、ID付与を行うようにしたものである。ここで言う「乗算」とは、データ信号を変調した変調信号s(t)に、ID信号gid(t)を時間ごとに乗算して、送信信号x(t)を

としても良いし、周波数軸上で乗算(時間軸上での畳み込み演算に相当)し、

としても良い。本変形例では、時間ごとに乗算する。
このとき、ID信号格納手段21は、ID信号として、データ信号を変調して得られた変調信号に該ID信号を乗算することで所定の高次統計的性質が出現するようなID信号を格納しておく。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているID信号を、データ信号を変調して得られた変調信号に乗算して送信信号を生成する。また、無線受信機2の高次統計的性質データベース32には、受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周期自己相関特性の特徴量とID信号の信号波形パターンとが格納される。データ復調手段35は、高次統計的性質データベース32に格納されている、受信信号の所属するグループのID信号の波形パターンによって受信信号を除算することにより、ID信号成分からの影響を受けることなく、データ信号成分を復調することが可能となる。
図9には、ID信号の乗算によるID付与方法の例を示す。無線送信機1は、データ信号91にID信号92を乗算することで、送信信号93を生成する。無線受信機2は、受信された上記送信信号93の高次統計的性質を計算し、ID検出を行う。図9の例では、高次統計的性質として周期自己相関特性94を用いた場合を示す。図9では、データ信号91にID信号92を乗算することにより、同じ波形が周波数軸上で繰返し(3回)出現するような送信信号93が生成されている。例えばID信号92がデータ信号91(s(t))をfcだけ周波数シフトしてデータ信号の源信号に加算するものであり、該ID信号92をデータ信号91に乗算した後の送信信号x(t)が、

により表されるとすると、時間差が0のときの周期自己相関特性94は、

により表される。このため、サイクリック周波数αが、ID信号92による周波数シフト量fc又は該周波数シフト量の2倍(即ち、2fc)と一致すると、相関ピークが出現する。このように、ID信号をデータ信号に乗算することにより、高次統計的性質をデータ信号の所属するグループごとに固有に割り当てることができ、ID割当及び判別を行うことが可能となる。
第6の変形例は、第5の変形例において、高次統計的性質として、周期自己相関特性に代わり、周波数自己相関特性を用いるものである。このとき、無線送信機1のID信号格納手段21には、ID信号として、送信信号に該ID信号を乗算することでデータ信号が所属するグループに固有の周波数自己相関特性を付加するようなID信号が格納される。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているID信号を、データ信号を変調して得られた変調信号に乗算して送信信号を生成する。また、無線受信機2の高次統計的性質データベース32には、受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周波数自己相関特性の特徴量とID信号波形とが格納される。無線信号グループ判別手段33は、無線信号受信手段31により受信された受信信号について周波数自己相関特性を計算し、計算で得られた周波数自己相関特性と、高次統計的性質データベース32に格納されている周波数自己相関特性の特徴量との比較を行い、受信信号が所属するグループを判別する。このように周波数自己相関特性を用いることにより、特にID信号として複数の正弦波を用いる場合に、複数の正弦波の周波数差に応じた周波数において周波数自己相関ピークが出現するため、局部発振器で正弦波を生成するなど、正確な周波数の正弦波の生成は困難であるものの、相対的な周波数差を正確に定めることが可能な状況においては、周波数自己相関ピークが出現する周波数を正確に定めることが可能となる。
第7の変形例は、第5の変形例において、高次統計的性質として、周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を用いる例である。この場合、無線送信機1のID信号格納手段21には、ID信号として、送信信号に該ID信号を乗算することでデータ信号が所属するグループに固有の周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を付加するようなID信号が格納される。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているID信号を、データ信号を変調して得られる変調信号に乗算することで、送信信号を生成する。無線受信機2の高次統計的性質データベース32には、受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方の特徴量が格納される。無線信号グループ判別手段33は、無線信号受信手段31により受信された受信信号について周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を計算し、計算で得られた周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方と、高次統計的性質データベース32に格納されている周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方の特徴量との比較を行い、受信信号が所属するグループを判別する。これにより、同一の周波数自己相関特性を保有しつつ異なる周期自己相関特性を有する複数の受信信号同士についても、それらのIDの判別が可能となり、対象となるグループ数(データ信号が所属しうるグループ数)が増加しても、各グループに割り当てられる固有のID信号を確保することが可能となる。
第8の変形例は、無線送信機1がマルチキャリア伝送により無線信号を伝送するときに、付与するID信号に基づいて各サブキャリアの送信内容を設定する(換言すれば、マルチキャリア伝送のサブキャリアの送信内容によってID付与を行う)ようにしたものである。以下では、本変形例に係るマルチキャリア伝送時のID付与と高次の統計的性質との関係として、ID付与と2次の周波数自己相関特性との関係を説明する。なお、2次の周波数自己相関特性以外の高次の統計的性質を用いる場合でも同様の手法でID付与を行うことが可能である。
マルチキャリア伝送では、周波数Δfごとに、複数のサブキャリアが並んで伝送されるとする。このとき、マルチキャリア伝送で送信される送信信号は、

で表現される。このとき、sk(t)は送信信号波形を、Tsはサンプリングレートを、Kはサブキャリアの数を、それぞれ表す。このとき、送信信号の周波数特性は、

となる。ただし、Sk(f)はサブキャリアで送信する信号sk(t)の周波数表現であり、

とする。このとき、2次の周波数自己相関特性は、

であり、α=βΔf(β∈Z)とすると、

となる。すなわち、源信号とβ個隣接するサブキャリアの信号の各々とを乗算して和を取ったものが2次の周波数自己相関特性となる。ただし、サンプリング時間間隔を十分に小さくすることができない条件では、サンプリングレートにより定まる観測周波数帯域から外れた信号の高周波成分は低周波領域に巡回して出現する。このとき、観測周波数帯域が0≦f≦KΔfとすると、式(13)は以下のようになる。
本変形例はこの特徴を利用したもので、(1)所定の周波数シフト量で2次の周波数自己相関を0に近づけるか、又は、(2)逆にピークが出現するように送信されるシンボルの内容を変更することで、2次の周波数自己相関特性がそれぞれ異なるように、データ信号が所属するグループに対してIDを付与することが可能となる。
このようにして決定されるサブキャリア(ID信号送信に使用されるサブキャリア)と、該サブキャリアで送信されるID信号の内容とが、無線送信機1のID信号格納手段21に格納され、また、無線受信機2の高次統計的性質データベース32には、出現する周波数自己相関特性の特徴量及び信号波形が格納される。
ここで、ID信号の内容の具体例について説明する。例えば5つのサブキャリアにおいてID信号を送信するケースを考える。このとき、これら5つのサブキャリアで送信する信号の周波数特性をSk(f)とする。ここで、kはID信号を送信するサブキャリアのインデックスであり、k={0,1,2,3,4}とする。また、これら5つのサブキャリアは所定の周波数間隔Δfずつ離れて存在するとする。ここで、所定の時間信号gid(t)の周波数特性をGid(f)とするとき、

とすると、

となる。また、

とすると、

となる。このとき、式(16)の周波数自己相関の特徴を出現させるためには、式(15)に基づき、5つのサブキャリアにおけるID信号の内容sk(t), (k=0,1,2,3,4)を、所定の時間信号波形gid(t)を用いて、

とする。また、式(18)の周波数自己相関の特徴を出現させるためには、式(17)に基づき、5つのサブキャリアにおけるID信号の内容を

とする。
また、本変形例では、無線信号ID付与手段23は、ID信号送信に用いるサブキャリアで送信されるID信号の内容をID信号格納手段21に格納された内容に設定し、データ信号を変調して得られた変調信号をその他のサブキャリアで送信するように送信信号を生成する。また、無線信号グループ判別手段33は、周波数自己相関特性を計算し、計算で得られた周波数自己相関特性と高次統計的性質データベース32に格納されているグループごとに固有の高次統計的性質とを比較して、該比較結果に基づき受信信号が所属するグループを判別する。このとき、データ復調手段35は、高次統計的性質データベース32に格納されている当該判別されたグループのID信号波形に基づいて、受信信号の伝送路を推定することができ、該ID信号波形を利用して高精度なデータ復調を行うことが可能となる。また、本変形例では、データ信号を送信するためのサブキャリアとID信号を送信するためのサブキャリアとを分けるようにすれば、データ信号を送信しながら同時にID信号を送信することができる。一方、サブキャリアでID信号のみを送信するようにすれば、数多くのグループに固有のIDを割り当てることが可能となる。
また、本変形例では、無線信号ID付与手段23は、ID信号送信に用いるサブキャリアで送信する信号を、所定の周波数成分に信号のエネルギーが集中するように設定することもできる。具体的には、ID信号格納手段21に所定の周波数の正弦波を格納しておき、無線信号ID付与手段23はID信号送信に用いるサブキャリアにおいて、格納されている所定の周波数の正弦波を送信するように設定することにより、サブキャリア内の所定の周波数成分において信号のエネルギーが集中する。このように所定の周波数成分に信号のエネルギーを集中させることにより、受信信号の所属するグループに固有の高次統計的性質を際立たせて出現させることが可能となり、高精度なID検出を行うことが可能となる。また、送信信号として正弦波を用いる代わりに、ディジタル信号の第i番目の送信シンボルとして

を送信するように設定しても良い。ここで、k=1/8のときの送信シンボルの例を図14に示す。この送信シンボルは、正弦波の信号を離散化したものであり、離散化しない場合の正弦波信号と同様に、所定の周波数成分に対して信号のエネルギーが集中する。ID信号格納手段21はID信号送信に用いるサブキャリアごとに所定の周波数成分において信号のエネルギーが集中するように式(21)に従って生成された送信シンボルを格納しておき、無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段に格納されている送信シンボルを、その送信シンボルに対応するID信号送信に用いるサブキャリアで送信するように設定して送信信号を生成する。このような離散化した信号を用いることで、ID信号送信に用いるサブキャリア以外の信号と同様の方法で、所定の周波数成分に信号のエネルギーを集中させ、高精度なID検出が可能となる信号を生成することが可能となる。また、離散化した信号を用いることで、OFDM信号送信機において逆フーリエ変換による信号生成が可能となり、所定のサブキャリアにおいて所定の周波数に電力が集中した信号を生成することが可能となる。なお、OFDM信号においては、伝送路推定に用いるパイロットサブキャリアで送信する信号の値として式(21)のような信号を送信することにより、伝送効率を犠牲にせずに、信号にIDを付与することが可能となる。
第9の変形例は、マルチキャリア伝送時に、一部のサブキャリアのみを用いるもの、即ち、用いないサブキャリアに入力するシンボルを0(無入力)にしたものである。このとき、ID信号格納手段21には、無入力にするサブキャリアと、無入力にするサブキャリアの入力シンボルである「0」とが格納される。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されている無入力にするサブキャリアの信号を「0」にし、無入力と指定されたサブキャリア以外のサブキャリアで変調信号を送信するように、送信信号を生成する。この場合、例えば、図10に示すように、無入力のサブキャリアで送信される信号と、無入力のサブキャリア以外のサブキャリアで送信される信号との間で、相関が出現しなくなるため、一部の周波数シフトにおける2次の周波数自己相関を0に近づけることが容易となる。このため、無入力にするサブキャリアの選択によって、さまざまな相関出現パターンを実現する送信信号を容易に生成することが可能となる。
802.11a無線LANでは、同期確立や自動周波数制御を行うために一部のサブキャリアを用いてショートトレーニング信号を送信し、ショートトレーニングを用いてシンボルタイミング同期確立及びキャリア周波数同期確立のための周波数誤差補償を施された後に、全サブキャリアを用いて送信される無線信号フレームのデータ部をFFT処理後に誤り訂正復号を行って信号送信先のMACアドレスを取得し、受信信号の所属するグループを得ることができる。
しかしながら、これら一連のデータ復調処理が必要であるため、データ信号の所属するグループの判別に要する処理時間が大きいという問題がある。これに対し、本発明では、異なる高次統計的性質を得るために使用するサブキャリアの配置を変更することで無線信号の所属するグループ毎にIDを割り振り、その高次統計的性質のみを求め、求めた高次統計的性質に基づいてIDを判別する。そのため、受信信号の所属するグループを高速に判別することが可能となる。この場合、従来の802.11a無線LANと同様に、ショートトレーニングシンボルは、シンボル同期確立及びキャリア周波数同期確立に利用されると同時に、受信信号の所属するグループを判別するために利用することができる。
第10の変形例は、無線送信機1が送信信号を送信するときに、時間変動するID信号を送信するようにしたものである。具体的には、ID信号格納手段21は、高次統計的性質の電力ピークが出現する周波数が遅延時間差によって変わるような高次統計的性質を付加するID信号を格納する。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているID信号によって、高次統計的性質の電力ピークが出現する周波数が遅延時間差によって変わるような高次統計的性質を有する送信信号を生成する。また、無線受信機2の高次統計的性質データベース32は、遅延時間差と周波数により変動する高次統計的性質の特徴量を格納する。無線信号グループ判別手段33は、遅延時間差と周波数を変動させて、受信信号の高次統計的性質を計算し、計算で得られた高次統計的性質と高次統計的性質データベース32に格納されている高次統計的性質の特徴量とを比較することで、受信信号が所属するグループの判別を行う。
以下に、より具体的な例について説明する。図11は、具体例の概念を表すものである。この図11は、無線送信機1がマルチキャリア伝送を行う場合のID付与と2次の周波数自己相関特性との関係を表し、図11に示す信号Aは、無線信号を送信するためのサブキャリアが時間によらず一定となる送信信号であり、信号Bは、無線信号を送信するためのサブキャリアを時間により変えて送信する送信信号である。このとき、無線送信機1のID信号格納手段21は、データ信号伝送に使用しないサブキャリアの情報と、該サブキャリアを使用しない時間情報と、データ信号伝送に使用しないサブキャリアで送信する送信データ「0」とを格納する。無線信号ID付与手段23は、データ信号伝送に使用しないサブキャリアに、指定された時間分だけ「0(無入力)」を入力し、その他のサブキャリアに、データ信号を変調して得られた変調信号を入力することで、送信信号を生成する。
ここで、図11の信号A及び信号Bの周波数自己相関特性について説明する。信号x(t)の短区間の周波数特性を

とし、時間差を考慮する2次の周波数特性を

により定義する。このとき、式(22)の区間積分の時間幅T0をτ0とし、信号Aの周波数特性XA(f,t)を

とすると、k=0,1,2,…,M-1、及び0≦t0≦(M-k)τ0に対して、

が成り立つ。この式(25)から、信号Aの2次の周波数自己相関は、時間差kτ0に依存しておらず、任意のαに対して、

が成り立つことがわかる。これに対し、信号Bの周波数特性XB(f,t)をn=1,2,…,M-1に対して、

とすると、k=0,1,2,…,M-1、及び0≦t0≦(M-2k-1)τ0に対して、

となる。即ち、信号Bの2次の周波数自己相関は時間差により変動することが分かる。このように遅延時間の違いによって高次の統計的性質を変動可能である(遅延時間を考慮することで高次統計的性質の出現の仕方が変わる)ことが分かる。本変形例では、このような特性を利用し、送信信号の周波数特性を時間によって一定のパターンで変動させることにより、遅延時間の違いによって高次の統計的性質を変動させる。これにより、データ信号が所属する可能性のあるグループに対して、それぞれ固有の高次の統計的性質を有するID信号の付与を行うことを可能とし、割り当て可能なID数を増加させることが可能となる。
第11の変形例は、第10の変形例における高次統計的性質として、3次以上の周波数自己相関特性を用いたものである。このとき、無線送信機1のID信号格納手段21は、データ信号が所属するグループに固有の3次以上の周波数自己相関特性を付加するID信号を、該ID信号の送信に使用するサブキャリアの情報とともに格納する。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているサブキャリアでID信号を送信し、その他のキャリアで、データ信号を変調して得られる変調信号を送信するような送信信号を生成する。また、無線受信機2の高次統計的性質データベース32は、信号が所属する可能性があるグループに固有の3次以上の周波数自己相関特性の特徴量が格納される。無線信号グループ判別手段33は、無線信号受信手段31により受信された受信信号について3次以上の周波数自己相関特性を計算し、計算で得られた3次以上の周波数自己相関特性と、高次統計的性質データベース32に格納されている受信信号が所属する可能性があるグループに固有の3次以上の周波数自己相関特性の特徴量とを比較することで、受信信号が所属するグループを判別する。このように、3次以上の周波数自己相関特性を用いることにより、雑音によるID判別への影響を低減することが可能となり、高精度なID判別を行うことが可能となる。
第12の変形例は、第10の変形例における高次統計的性質として、周期自己相関特性を用いたものである。このとき、無線送信機1のID信号格納手段21は、データ信号が所属するグループに固有の周期自己相関特性を付加するID信号を、該ID信号の送信に使用するサブキャリアの情報とともに格納する。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているサブキャリアでID信号を送信し、その他のキャリアで、データ信号を変調して得られる変調信号を送信するような送信信号を生成する。また、無線受信機2の高次統計的性質データベース32は、受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周期自己相関特性の特徴量が格納される。無線信号グループ判別手段33は、無線信号受信手段31により受信された受信信号について周期自己相関特性を計算し、計算で得られた周期自己相関特性と、高次統計的性質データベース32に格納されている受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周期自己相関特性の特徴量とを比較することで、受信信号が所属するグループを判別する。このように周期自己相関特性を用いることにより、周波数自己相関を用いる場合に必須である「受信信号のフーリエ変換」を行う必要がなくなるため、簡易な構成でID判別を行うことが可能となる。
第13の変形例は、第10の変形例における高次統計的性質として、周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を用いたものである。この場合、無線受信機2の高次統計的性質データベース32には、受信信号が所属する可能性があるグループに固有の周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方の特徴量が格納される。無線信号グループ判別手段33は、無線信号受信手段31により受信された受信信号について周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方を計算し、計算で得られた周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方と、高次統計的性質データベース32に格納されているグループごとの周波数自己相関特性と周期自己相関特性の両方の特徴量とを比較することで、受信信号が所属するグループを判別する。これにより、同一の周波数自己相関特性を保有しつつ異なる周期自己相関特性を有する複数の受信信号についてもIDの判別が可能となり、グループ数の増加に対してIDの数を確保することが可能となる。
第14の変形例は、無線送受信装置において、誤り訂正符号と高次統計的性質の特徴量とを対応させて、高次統計的性質のピークが出現する周波数シフト量を定め、該ピークの位置に応じてID信号の形式を定めるようにしたものである。図12は、本変形例により、誤り訂正符号と周波数自己相関ピークとを対応させる方法の概念を表す図である。本変形例では、まず、誤り訂正符号化法により所定の長さの符号列を生成する。続いて、符号列と高次統計的性質のピークを対応させて、ピークの位置(出現箇所)を定める。定めたピークの位置に応じて、例えば式(8)から逆算して送信信号形式を定める。
具体的には、図12に示すように、無線送信機1は、誤り訂正符号化法により所定の長さの符号列を生成し(S01)、符号列と高次統計的性質のピークを対応させてピークの出現箇所を定め、該ピークの出現箇所の位置からID信号を決定し(S02)、該決定されたID信号を無線送信機1のID信号格納手段21に格納する。無線信号ID付与手段23は、ID信号格納手段21に格納されているID信号を、データ信号を変調して得られる変調信号と関連付けて(例えば加算して)、送信信号を生成する。これにより、割り当てられるID信号同士でピークの出現箇所が相違することとなり、該ID信号間の相関が低くなる(例えば図12のユーザ1のID信号とユーザ2のID信号のように、お互いの相関が低くなる)。よって、パターンマッチング後のID判別誤りを減らすことが可能となる。
なお、第14の変形例においては、誤り訂正符号として0と1の二値を用いて高次統計的性質のピークの有無のみによりIDを割り当てたが、多値の誤り訂正符号に対して、高次統計的性質の大きさ(電力)を割り当てるようにしても良い。この場合、多値の誤り訂正符号に対応させることで、グループ数が増加しても、ID数を確保し、さらにID判別誤りを減らすことが可能となる。
また、第14の変形例においては、高次統計的性質の位相に情報を持たせるようにしてもよい。この場合、高次統計的性質の位相により異なるIDを割り振ることで、割り当て可能なID数を増加させることが可能である。位相に情報を持たせる方法は、フラットフェージング環境においては、周波数によって位相の相対値が変動しないため、特に有効である。
復調を伴う無線信号ID付与方法及びID判別方法に関する従来技術を示す図である。 無線送信機の機能的構成を表すブロック図である。 無線受信機の機能的構成を表すブロック図である。 高次統計的性質データベースの構成図である。 無線送受信動作の手順を示す流れ図である。 周波数自己相関に対するパターンマッチングによるID検出法を示す図である。 ID信号加算によりIDを付与された送信信号と周期自己相関特性との関係を示す図である。 高次の周波数自己相関の概念図である。 ID信号の乗算によるID付与方法の構成例を示す図である。 マルチキャリア伝送と周波数自己相関特性の関係の例を示す図である。 遅延時間を考慮する高次周波数自己相関による無線信号ID割当の例を示す図である。 誤り訂正符号を用いる高次周波数自己相関によるID付与方法を示す図である。 無線送受信装置の構成を表すブロック図である。 ID信号送信に用いるサブキャリアで送信する信号を、所定の周波数成分に該信号のエネルギーが集中するように設定する変形例において適用可能な送信シンボルの一例を示す図である。
符号の説明
100…無線通信システム、10…無線送受信装置、1…無線送信機、2…無線受信機、20…データ生成手段、21…ID信号格納手段、22…データ変調手段、23…無線信号ID付与手段、24…無線信号送信手段、24A…アンテナ、31…無線信号受信手段、31A…アンテナ、32…高次統計的性質データベース、33…無線信号グループ判別手段、34…スイッチ、35…データ復調手段。

Claims (13)

  1. 伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納したID信号格納手段と、
    前記データ信号を変調するデータ変調手段と、
    前記データ変調手段により変調された変調信号と前記ID信号格納手段に格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与手段と、
    前記無線信号ID付与手段により生成された信号を無線で送信する無線信号送信手段と、
    を具備する無線送信機。
  2. 前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号を前記変調信号に加算することで、当該ID信号に対応した高次統計的性質を当該変調信号に付与することを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
  3. 前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号を前記変調信号に乗算することで、当該ID信号に対応した高次統計的性質を当該変調信号に付与することを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
  4. 前記無線送信機は、複数のサブキャリアを用いるマルチキャリア伝送により信号を送信する無線送信機であり、
    前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号が所属するグループに応じて、当該グループに固有の高次統計的性質が出現するように各サブキャリアにおける送信内容を定めたID信号を格納し、
    前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号に基づいて各サブキャリアの送信内容を設定することにより、前記送信される信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
  5. 前記無線送信機は、複数のサブキャリアを用いるマルチキャリア伝送により信号を送信する無線送信機であり、
    前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号が所属するグループに対応付けられた、所定の周波数の正弦波又は該正弦波の信号を離散化した送信シンボルを、前記ID信号として格納し、
    前記無線信号ID付与手段は、ID信号送信に用いるサブキャリアにおいて、前記ID信号格納手段に格納された前記正弦波又は前記送信シンボルを送信するように設定することにより、前記送信される信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
  6. 前記無線送信機は、複数のサブキャリアを用いるマルチキャリア伝送により信号を送信する無線送信機であり、
    前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号が所属するグループに応じて、全てのサブキャリアのうち通信に使用するサブキャリアを定めたID信号を格納し、
    前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号により定められた所定のサブキャリアのみを用いる、前記送信される信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
  7. 前記ID信号格納手段は、伝送されるデータ信号と所定の遅延時間だけ遅延させた伝送されるデータ信号とから得られる高次統計的性質において、該データ信号の所属するグループに固有の変化が、前記遅延時間によって生じるように決定されたID信号を格納し、
    前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号に基づいて、前記グループに固有の変化が生じる高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、前記送信される信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
  8. 前記ID信号格納手段は、誤り訂正符号を用いて得られる系列と前記高次統計的性質における電力ピークが得られる周波数及び遅延時間差とを対応させて前記誤り訂正符号に基づいて該周波数及び遅延時間差を定め、前記高次統計的性質の電力ピークの出現パターンを前記誤り訂正符号に対応させることにより決定される高次統計的性質を、前記送信される信号に出現させるようなID信号を格納し、
    前記無線信号ID付与手段は、前記ID信号格納手段に格納されたID信号に基づいて、前記送信される信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
  9. 受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を格納した高次統計的性質データベースと、
    到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信手段と、
    前記無線信号受信手段により受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質データベースに格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別手段と、
    を具備する無線受信機。
  10. 無線送信機と、前記無線送信機の周辺に存在する無線受信機とを含んで構成される無線通信システムであって、
    前記無線送信機は、
    伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納したID信号格納手段と、
    前記データ信号を変調するデータ変調手段と、
    前記データ変調手段により変調された変調信号と前記ID信号格納手段に格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与手段と、
    前記無線信号ID付与手段により生成された信号を無線で送信する無線信号送信手段と、
    を具備し、
    前記無線受信機は、
    受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の高次統計的性質を格納した高次統計的性質データベースと、
    到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信手段と、
    前記無線信号受信手段により受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質データベースに格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別手段と、
    を具備する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  11. 無線送信機が、通信に先立って、伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納しておくID信号格納ステップと、
    前記無線送信機が、前記データ信号を変調するデータ変調ステップと、
    前記無線送信機が、前記データ変調ステップにて変調された変調信号と前記ID信号格納ステップにて格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与ステップと、
    前記無線送信機が、前記無線信号ID付与ステップにて生成された信号を無線で送信する無線信号送信ステップと、
    を具備する無線信号制御方法。
  12. 無線受信機が、通信に先立って、受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を格納しておく高次統計的性質格納ステップと、
    前記無線受信機が、到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信ステップと、
    前記無線受信機が、前記無線信号受信ステップにて受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質格納ステップにて格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別ステップと、
    を具備する無線信号制御方法。
  13. 無線送信機と、前記無線送信機の周辺に存在する無線受信機とを含んで構成される無線通信システムにおける無線信号制御方法であって、
    前記無線送信機が、通信に先立って、伝送されるデータ信号が所属するグループを識別するためのID信号であって、グループごとに固有の、周期自己相関についての統計量に出現する2次以上の性質としての高次統計的性質を与える当該ID信号を、格納しておくID信号格納ステップと、
    前記無線送信機が、前記データ信号を変調するデータ変調ステップと、
    前記無線送信機が、前記データ変調ステップにて変調された変調信号と前記ID信号格納ステップにて格納されたID信号とを関連付け、前記ID信号に対応した高次統計的性質を、当該ID信号に関連付けられた変調信号に付与することで、送信される信号を生成する無線信号ID付与ステップと、
    前記無線送信機が、前記無線信号ID付与ステップにて生成された信号を無線で送信する無線信号送信ステップと、
    前記無線受信機が、通信に先立って、受信される信号が所属する可能性があるすべてのグループごとに固有の高次統計的性質を格納しておく高次統計的性質格納ステップと、
    前記無線受信機が、到来してきた信号を無線で受信する無線信号受信ステップと、
    前記無線受信機が、前記無線信号受信ステップにて受信された信号に関する高次統計的性質を求め、求められた高次統計的性質と前記高次統計的性質格納ステップにて格納されたグループごとの高次統計的性質とを比較することで、前記受信された信号が所属するグループを判別する無線信号グループ判別ステップと、
    を具備する無線信号制御方法。
JP2006286741A 2006-07-31 2006-10-20 無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法 Expired - Fee Related JP4247267B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006286741A JP4247267B2 (ja) 2006-07-31 2006-10-20 無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法
US11/828,862 US7941170B2 (en) 2006-07-31 2007-07-26 Wireless transmitter, wireless receiver, wireless communication system, and wireless signal control method
EP07014894A EP1895733B1 (en) 2006-07-31 2007-07-30 Wireless transmitter, wireless receiver, wireless communication system, and wireless signal control method
DE602007012968T DE602007012968D1 (de) 2006-07-31 2007-07-30 Drahtloser Sender, drahtloser Empfänger, drahtloses Kommunikationssystem und drahtloses Signalsteuerungsverfahren
TW096127773A TWI346488B (en) 2006-07-31 2007-07-30 Wireless transmitter, wireless receiver, wireless communication system, and wireless signal control method
KR1020070076854A KR100912360B1 (ko) 2006-07-31 2007-07-31 무선 송신기, 무선 수신기, 무선 통신 시스템, 및 무선신호 제어 방법
CN2007101397672A CN101159643B (zh) 2006-07-31 2007-07-31 无线发送机、无线接收机、无线通信系统、及无线信号控制方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006208679 2006-07-31
JP2006286741A JP4247267B2 (ja) 2006-07-31 2006-10-20 無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008061214A JP2008061214A (ja) 2008-03-13
JP4247267B2 true JP4247267B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=38688637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006286741A Expired - Fee Related JP4247267B2 (ja) 2006-07-31 2006-10-20 無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7941170B2 (ja)
EP (1) EP1895733B1 (ja)
JP (1) JP4247267B2 (ja)
KR (1) KR100912360B1 (ja)
CN (1) CN101159643B (ja)
DE (1) DE602007012968D1 (ja)
TW (1) TWI346488B (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8259602B2 (en) 2008-04-21 2012-09-04 Lg Electronics Inc. Method of transmitting control signal in wireless communication system
JP5167097B2 (ja) 2008-12-03 2013-03-21 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 信号生成装置及び信号生成方法
US8185077B2 (en) * 2009-01-20 2012-05-22 Raytheon Company Method and system for noise suppression in antenna
JP2010213243A (ja) 2009-03-12 2010-09-24 Ntt Docomo Inc 無線通信システムの無線局で使用される制御装置及び制御方法
JP5242478B2 (ja) 2009-03-26 2013-07-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法
JP5296587B2 (ja) 2009-03-27 2013-09-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システム及び無線通信方法
KR101283739B1 (ko) * 2009-12-15 2013-07-08 한국전자통신연구원 Ofdm 시스템에서의 주파수 옵셋 추정 방법
JP5337111B2 (ja) * 2010-01-07 2013-11-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システムの無線局で使用される信号検出装置及び信号検出方法
JP4916561B2 (ja) 2010-03-26 2012-04-11 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 信号生成装置及び信号生成方法
JP5624847B2 (ja) 2010-10-19 2014-11-12 株式会社Nttドコモ 信号検出装置及び信号検出方法
JP5719192B2 (ja) * 2011-02-17 2015-05-13 株式会社Nttドコモ 無線局、干渉回避方法及びシステム
US9832628B2 (en) 2012-12-31 2017-11-28 Elwha, Llc Cost-effective mobile connectivity protocols
US8965288B2 (en) 2012-12-31 2015-02-24 Elwha Llc Cost-effective mobile connectivity protocols
US9781664B2 (en) 2012-12-31 2017-10-03 Elwha Llc Cost-effective mobile connectivity protocols
US9635605B2 (en) 2013-03-15 2017-04-25 Elwha Llc Protocols for facilitating broader access in wireless communications
US9713013B2 (en) 2013-03-15 2017-07-18 Elwha Llc Protocols for providing wireless communications connectivity maps
US9451394B2 (en) 2012-12-31 2016-09-20 Elwha Llc Cost-effective mobile connectivity protocols
US9876762B2 (en) * 2012-12-31 2018-01-23 Elwha Llc Cost-effective mobile connectivity protocols
US9980114B2 (en) 2013-03-15 2018-05-22 Elwha Llc Systems and methods for communication management
US9706382B2 (en) 2013-03-15 2017-07-11 Elwha Llc Protocols for allocating communication services cost in wireless communications
US9843917B2 (en) 2013-03-15 2017-12-12 Elwha, Llc Protocols for facilitating charge-authorized connectivity in wireless communications
US9706060B2 (en) 2013-03-15 2017-07-11 Elwha Llc Protocols for facilitating broader access in wireless communications
US9813887B2 (en) 2013-03-15 2017-11-07 Elwha Llc Protocols for facilitating broader access in wireless communications responsive to charge authorization statuses
US9866706B2 (en) 2013-03-15 2018-01-09 Elwha Llc Protocols for facilitating broader access in wireless communications
US9781554B2 (en) 2013-03-15 2017-10-03 Elwha Llc Protocols for facilitating third party authorization for a rooted communication device in wireless communications
US9807582B2 (en) 2013-03-15 2017-10-31 Elwha Llc Protocols for facilitating broader access in wireless communications
US9693214B2 (en) 2013-03-15 2017-06-27 Elwha Llc Protocols for facilitating broader access in wireless communications
US9596584B2 (en) 2013-03-15 2017-03-14 Elwha Llc Protocols for facilitating broader access in wireless communications by conditionally authorizing a charge to an account of a third party
US9806921B2 (en) 2015-12-24 2017-10-31 Intel Corporation Communication device and method for signal determination in radio communication
CN107437823B (zh) * 2016-05-27 2022-03-08 松下知识产权经营株式会社 电力传送系统
US12282860B2 (en) * 2017-12-27 2025-04-22 Elasticsearch B.V. Forecasting for resource allocation
CN109982253A (zh) * 2019-01-29 2019-07-05 中国航空无线电电子研究所 基于无线电多元相关特性的波形加载平台

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2657173B1 (fr) 1990-01-16 1992-04-10 Thomson Csf Procede et dispositif de separation de signaux en temps reel.
US5048015A (en) 1990-06-14 1991-09-10 At&T Bell Laboratories Interference source identification
US6356607B1 (en) * 1995-06-05 2002-03-12 Omnipoint Corporation Preamble code structure and detection method and apparatus
US6888790B2 (en) * 2000-12-15 2005-05-03 Maxim Integrated Products, Inc. Frame synchronization technique for OFDM based modulation scheme
US6754195B2 (en) * 2001-07-06 2004-06-22 Intersil Americas Inc. Wireless communication system configured to communicate using a mixed waveform configuration
KR200258299Y1 (ko) 2001-09-07 2001-12-28 (주)우미마이크로웨이브 코드인식방식의 고주파 리모콘 송수신장치
AT411002B (de) * 2001-09-14 2003-09-25 Ftw Forschungszentrum Telekomm Verfahren zum übertragen von daten durch mehrträger-modulation
US7006587B1 (en) * 2001-11-20 2006-02-28 Cisco Technolgy, Inc. Preamble aided synchronization
TW588524B (en) 2002-01-23 2004-05-21 Ind Tech Res Inst System and method to apply multi-protocol label switching network in GPRS
JP4233344B2 (ja) 2003-02-18 2009-03-04 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 レベル変換回路及びレベル変換方法
US6934299B2 (en) * 2003-06-06 2005-08-23 Motorola, Inc. Beacon packet having traffic indicator flag
JP4143011B2 (ja) 2003-09-17 2008-09-03 松下電器産業株式会社 キャリアセンス多重アクセス方法、無線基地局装置及び無線端末装置
US7428260B2 (en) * 2003-10-30 2008-09-23 Marvell World Trade Ltd. Unified MMSE equalization and multi-user detection approach for use in a CDMA system
JP4406337B2 (ja) 2004-08-31 2010-01-27 パナソニック株式会社 マルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及び同期検出方法
JP4551352B2 (ja) 2006-04-18 2010-09-29 日本無線株式会社 中継装置
FI20065546A0 (fi) * 2006-09-01 2006-09-01 Nokia Corp Ajoitusmenetelmä, radiojärjestelmä, tukiasema ja ajoitusmoduuli

Also Published As

Publication number Publication date
CN101159643A (zh) 2008-04-09
JP2008061214A (ja) 2008-03-13
EP1895733A3 (en) 2009-08-19
EP1895733B1 (en) 2011-03-09
KR20070089897A (ko) 2007-09-04
CN101159643B (zh) 2011-04-13
TW200816757A (en) 2008-04-01
KR100912360B1 (ko) 2009-08-19
DE602007012968D1 (de) 2011-04-21
EP1895733A2 (en) 2008-03-05
US20080026704A1 (en) 2008-01-31
US7941170B2 (en) 2011-05-10
TWI346488B (en) 2011-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4247267B2 (ja) 無線送信機、無線受信機、無線通信システム、及び無線信号制御方法
KR101124188B1 (ko) 복합 비컨 및 광대역 동기화 시그널링과 관련된 방법 및 장치
CN101641885B (zh) 用于在多载波通信系统内的资源分配的方法和装置
US8611376B2 (en) Radio data transmission method employing several different pilot patterns, corresponding base station, mobile, system and reception method
TWI425796B (zh) 用於訓練序列傳輸及接收之系統、裝置及方法
US20100067599A1 (en) Mimo preamble for initial access with an unknown number of transmit antennas
KR20070034748A (ko) 광대역 무선 통신시스템에서 패스트 피드백 정보를검파하기 위한 장치 및 방법
US20050159106A1 (en) Method and system for assigning time-frequency codes
EP3086485A1 (en) Uplink access method, device and system
EP3437280B1 (en) Multi-modulation transmitter, receiver and methods for handling multi-modulation in wireless communication systems
EP3261306B1 (en) Data transmission method and device
CN112425210B (zh) 唤醒信号的复用
EP2396914A1 (en) Non-coherent detection method of the number of transmit antenna ports for ofdma
CN106899400B (zh) 突发数据帧发送方法及装置
US8130875B2 (en) Method for estimating channel response in a wireless communications network based on pilot signals
CN114051713B (zh) 用于协调波束成形的保护间隔适配
JP2007159125A (ja) Fdm信号用デジタル生成装置およびデジタルレシーバ
EP3811538B1 (en) Transmitter, communication apparatus, method and computer program for transmitting amplitude shift keyed signals using multiple transmit antennas
US11522741B2 (en) Receiver, communication apparatus, method and computer program for receiving an amplitude shift keyed signal
CN109039497A (zh) 单频信号组合分配方法、数据发射方法、接收方法及设备
JP5806078B2 (ja) 通信装置及び周波数共用方法
Sekhar et al. New Preamble Sequence for WiMAX System with Improved Synchronization Accuracy.
US9609633B2 (en) Method for communicating data using bandwidth request channel, user equipment and base station conducting the same
Choi et al. Initial Rendezvous Protocol using Multicarrier Operation for Cognitive Radio Ad-hoc Networks.

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4247267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees