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JP4183625B2 - 電子打楽器 - Google Patents

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JP4183625B2 JP2004002341A JP2004002341A JP4183625B2 JP 4183625 B2 JP4183625 B2 JP 4183625B2 JP 2004002341 A JP2004002341 A JP 2004002341A JP 2004002341 A JP2004002341 A JP 2004002341A JP 4183625 B2 JP4183625 B2 JP 4183625B2
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Description

本発明は、電子打楽器に関し、特に、電子ハイハットシンバルにおいて、上下2枚のシンバルのクローズ状態を検出した際に変位センサから出力された位置情報を参照して、基準位置情報であるクローズ位置の位置情報を適宜補正することによって、操作位置に応じた適切な音色の楽音を発生し得る電子打楽器に関する。
従来より、アコースティックなハイハットシンバルを模倣した電子打楽器が提供されており、このような電子打楽器では、フットペダルの踏み込み量、即ち、フットペダルの踏み込みに基づく上部シンバルの変位量に応じてハイハットの音色が制御されるように構成されている。例えば、特開平9−97075号公報(特許文献1)には、フットペダルに設けることによりそのフットペダルの踏み込み量を検出するためのセンサ(変位センサ)が開示されている。
特開平9−97075号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に記載されるような変位センサの場合、検出されるセンサ値のばらつきによる誤差等が原因で、実際に検出されるセンサ値の出力範囲が、予め規定されていたセンサ値の出力範囲から逸脱することがある。このセンサ値のばらつきは、このセンサの部品的な問題、例えば、コイルばねの劣化度や、センサシート部の検出精度に起因する。
一方で、従来の電子打楽器では、予め規定されたセンサ値の出力範囲に対して、楽音制御値を読み出すように構成されているため、上記のように、予め規定されたセンサ値の出力範囲外である出力値が検出された場合、不感帯が生じ、それによって、プレス音の発生範囲が狭くなってオープン音の発生範囲が広くなるなど、発生される音色に影響するという問題点があった。
図12は、上記のような問題点を具体的に説明するための図である。図12(a)は、予め規定された変位センサ値の出力範囲と音色との関係を概念的に示す図であり、変位センサ値の出力範囲に対して、5種類のハイハット音(オープン音、ハーフ音、スライト音、クローズ音、プレス音)がそれぞれ対応付けられている。
図12(b)は、実際に検出された変位センサ値の出力範囲が負の方向にずれていた場合を概念的に示す図であり、変位センサ値が負の方向にずれることによって、オープン音の発生領域が広くなり、一方で、プレス音の発生領域が消滅している。また、図12(c)は、実際に検出された変位センサ値の出力範囲が正の方向にずれていた場合を概念的に示す図であり、変位センサ値が正の方向にずれることによって、オープン音の発生領域が狭くなり、一方で、プレス音の発生領域が広くなっている。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、クローズ位置を検出した際に変位センサから出力された位置情報を参照して、クローズ位置に対応する位置情報を適宜補正することによって、実際に検出される位置情報を相対的に正しく検出し、それによって、操作位置に応じた適切な音色の楽音を発生し得る電子打楽器を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の電子打楽器は、アコースティックなハイハットシンバルを模擬した電子打楽器であって、アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣し、フットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子と、前記操作子の振動を表す振動情報と前記操作子の位置を表す位置情報と前記操作子の位置アコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報とを入力する入力手段と、その入力手段に、前記基準位置情報が入力されると、その基準位置情報が入力されたときに前記入力手段に入力された前記位置情報と前記クローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分を補正情報として記憶する補正情報記憶手段と、前記入力手段に、前記振動情報が入力されると、その振動情報が入力されたときに前記入力手段に入力された前記位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音を発生する楽音発生手段とを備えている。
この請求項1記載の電子打楽器によれば、入力手段により、アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣しフットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子の位置アコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報が入力されると、補正情報記憶手段に、その基準位置情報が入力されたときに該入力手段に入力された位置情報とクローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分が補正情報として記憶される。一方で、該入力手段に、該操作子の振動を表す振動情報が入力されると、その振動情報が入力されたときに該入力手段に入力された該位置情報と該補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音が、楽音発生手段から発生される。
請求項2記載の電子打楽器は、請求項1記載の電子打楽器において、所定の関数に基づいて、前記振動情報が前記入力手段に入力されたときに前記入力手段に入力された前記位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とから、楽音制御情報を取得する楽音制御情報取得手段を備え、前記楽音発生手段は、前記楽音制御情報取得手段により取得された楽音制御情報に基づいて楽音を発生するものである。
請求項3記載の電子打楽器は、請求項1又は2記載の電子打楽器において、前記楽音発生手段による楽音の発生中に、前記入力手段により入力された前記位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに基づいて、前記発生中の楽音を制御する楽音制御手段とを備えている。
請求項4記載の電子打楽器は、アコースティックなハイハットシンバルを模擬した電子打楽器であって、アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣し、フットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子と、前記操作子の振動を表す振動情報を検出する振動情報検出手段と、前記操作子の位置を表す位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記操作子の位置がアコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報を検出する基準位置検出手段と、前記基準位置検出手段により基準位置情報が検出されると、その基準位置情報が検出されたときに前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記クローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分を補正情報として記憶する補正情報記憶手段と、前記振動情報検出手段により振動情報が検出されると、その振動情報が検出されたときに前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音を発生する楽音発生手段とを備えている。
この請求項4記載の電子打楽器によれば、基準位置検出手段により、アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣し、フットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子の位置がアコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報が検出されると、その基準位置情報が検出されたときに位置情報取得手段により取得された該操作子の位置情報とクローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分が補正情報として、補正情報記憶手段に記憶される。一方で、振動情報検出手段により該操作子の振動を表す振動情報が検出されると、その振動情報が検出されたときに該位置情報取得手段により取得された位置情報と該補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音が、楽音発生手段から発生される。
請求項5記載の電子打楽器は、請求項4記載の電子打楽器において、所定の関数に基づいて、前記振動検出手段により振動情報が検出されたときに前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とから、楽音制御情報を取得する楽音制御情報取得手段を備え、前記楽音発生手段は、前記楽音制御情報取得手段により取得された楽音制御情報に基づいて楽音を発生するものである。
請求項6記載の電子打楽器は、請求項4又は5記載の電子打楽器において、前記楽音発生手段による楽音の発生中に、前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに基づいて、前記発生中の楽音を制御する楽音制御手段とを備えている。
請求項1及び2記載の電子打楽器によれば、入力手段により、アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣しフットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子アコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報が入力されると、補正情報記憶手段に、その基準位置情報が入力されたときに入力手段に入力された位置情報とクローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分が補正情報として記憶される。一方で、該入力手段に入力された該操作子の振動を表す振動情報が入力されると、その振動情報が入力されたときに該入力手段に入力された該位置情報と該補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音が、楽音発生手段から発生される。特に、楽音制御情報取得手段により、振動情報が入力されたときに該入力手段により入力された位置情報と補正情報記憶手段に記憶された補正情報とから、所定の関数に基づいて、楽音制御情報が取得され、その楽音制御情報に基づいて楽音が発生される。よって、操作子がクローズ位置にあると検出されたときに、その時の位置情報に基づいて補正情報が取得されるので、常に適切な楽音制御情報を取得することができる。従って、例えば、本来の基準位置であった位置にずれが生じた場合であっても、上記のように取得される常に適切な楽音制御情報により、操作子の位置に応じた適切な楽音を発生することができるという効果がある。
請求項3記載の電子打楽器によれば、請求項1又は2記載の電子打楽器の奏する効果に加えて、楽音の発生中に、該入力手段により入力された該位置情報と該補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに基づいて、楽音制御手段により、該発生中の楽音が制御されるので、発音中にも、本来の基準位置からのずれの影響を受けることなく、常に適切な楽音を発生することができるという効果がある。
請求項4及び5記載の電子打楽器によれば、 基準位置検出手段により、アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣し、フットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子の位置がアコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報が検出されると、その基準位置情報が検出されたときに位置情報取得手段により取得された該操作子の位置情報とクローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分が補正情報として、補正情報記憶手段に記憶される。一方で、振動情報検出手段により該操作子の振動を表す振動情報が検出されると、その振動情報が検出されたときに該位置情報取得手段により取得された位置情報と該補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音が、楽音発生手段から発生される。特に、楽音制御情報取得手段により、振動検出手段により振動情報が検出されたときに該位置情報取得手段により取得された位置情報と補正情報記憶手段に記憶された補正情報とから、所定の関数に基づいて、楽音制御情報が取得され、その楽音制御情報に基づいて楽音が発生される。よって、操作子がクローズ位置にあると検出されたときに、その時の位置情報に基づいて補正情報が取得されるので、常に適切な楽音制御情報を取得することができる。従って、例えば、本来の基準位置であった位置にずれが生じた場合であっても、上記のように取得される常に適切な楽音制御情報により、操作子の位置に応じた適切な楽音を発生することができるという効果がある。
請求項6記載の電子打楽器によれば、請求項4又は5記載の電子打楽器の奏する効果に加えて、楽音の発生中に、該位置情報取得手段により取得された位置情報と該補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに基づいて、楽音制御手段により、該発生中の楽音が制御されるので、発音中にも、本来の基準位置からのずれの影響を受けることなく、常に適切な楽音を発生することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の電子打楽器1である電子ハイハットシンバルにおける、側面の断面図である。なお、図面を簡略化するために、図1において、上部シンバル100、下部シンバル200、及び、上部シンバル100と下部シンバル200とに挟まれた部分の詳細な構造は省略して図示している。
なお、本明細書中において、電子打楽器1の「前側」とは、この電子打楽器1の演奏者に対向し、その演奏者によって打撃される側を意味し、「後側」とは、上部シンバル100の中心に対してその反対側を意味する。図1では、紙面右側が電子打楽器1の「前側」、紙面左側が「後側」を示している。
図1に示す電子打楽器1は、上部シンバル100と、下部シンバル200と、上部シンバル100が揺動可能に連結されているエクステンションロッド420と、下部シンバル200が揺動可能に連結されている中空シャフト部410と、この中空シャフト部410の内部下端に嵌め込まれているスプリング430と、踏み込み式のペダル440と、エクステンションロッド420とペダル440とを連結するジョイント450と、中空シャフト部410に連結されている電子打楽器1全体の起立を支持するための脚部460などを備えている。
中空シャフト部410は、上部中空シャフト411と、この上部中空シャフト411の外径より大きい内径を有する下部中空シャフト412とから構成されている。中空シャフト部410において、上部中空シャフト411は下部中空シャフト412に挿入され、その挿入深さを変更することにより、中空シャフト部410の高さが決定される。それによって、この中空シャフト部410(の上部中空シャフト411)の上部に連結具によって連結された下部シンバル200の高さが決定される。また、下部中空シャフト412の下端には節部412aが設けられている。この節部412aにより下部中空シャフト412の内径は狭められており、内部に嵌め込まれているスプリング430を下方より支持している。
エクステンションロッド420は、その下方において、ジョイント450を介してペダル440に連結され、ペダル440の踏み込み操作に応じて、エクステンションロッド420が上下動するように構成されている。一方で、エクステンションロッド420の上方には、連結具によって上部シンバル100が揺動可能に連結されており、ペダル440の踏み込み操作に応じて、エクステンションロッド420が上下動すると、それに伴って、上部シンバル100が上下動する。なお、エクステンションロッド420への上部シンバル100の揺動可能な連結の詳細については、本発明の要旨ではないので省略する。
このエクステンションロッド420において、その下部は、上部中空シャフト411及び下部中空シャフト412を貫通すると共に、下部中空シャフト412の内部に嵌め込まれたスプリング430もまた貫通している。このスプリング430が、エクステンションロッド420に設けられている節部420aの下側と下部中空シャフト412の節部412の上側との間にに挟持されることにより、エクステンションロッド420は、常時、上方への付勢力を受けるので、ペダル440の踏み込み操作が行われていないときの上部シンバル100と下部シンバル200は、所定の間隔で離間されている。
次に、図2を参照して、本発明の電子打楽器1において、ペダル440の踏み込み量に応じて変動する上部シンバル100の変位を検出するための変位センサ60について説明する。図2(a)は、図1に示した電子打楽器1における上部シンバル100及び下部シンバル200部分の拡大断面図であり、図2(b)は、図2(a)における変位センサ60部分をさらに拡大した図である。
変位センサ60は、図2(a)に示すように、上部シンバル100と下部シンバル200との間に配置される。なお、上部シンバル100及び下部シンバル200の詳細な構造は、本発明の要旨ではないので省略する。
この変位センサ60は、図2(b)に示すように、上面が開口された中空の円筒であるケース611と、そのケース611の内側の底部に収納された円形のセンサシート613と、そのセンサシート613の上に配置されるセンサシートと略同形のクッションシート614と、そのクッションシート614の上に配置され、上から下へ向かって広がる円錐状のコイルばね615と、そのコイルばね615の上部に接触する上方に向かって凸形状を有する蓋部616とから構成されている。
また、ケース611の下面中央には開口部611cが設けられているが、この開口部611cは、変位センサ60の上下を貫通する貫通孔の一部である。なお、センサシート613、クッションシート614、及び、蓋部616のそれぞれの部材の中央にもまた、この貫通孔の一部となる開口部が設けられている。開口部611cを初めとする各開口部とコイルばね615の中央とに、エクステンションロッド420を挿通するためのスリーブ612が挿通されている。
再び、図2(a)を参照して説明する。本発明の電子打楽器においては、ペダル440が踏み込まれると、上部シンバル100と下部シンバル200との間がその踏み込み量に応じて次第に閉じる方向へ移行する。その際、ペダルの踏み込みよって下降するエクステンションロッド420と共に、そのエクステンションロッドに固定されている回転止め部材501も下降する。回転止め部材501が下降すると、回転止め部材501の下側に接触する蓋部616が押し下げられ、それによって、コイルばね615は、クッションシート614に対して押しつけられて圧縮され、その圧縮力により上下方向に変形する。
このように、コイルばね615が上下方向に圧縮されて生じた変形を、センサシート部613を用いて電気的に検出することにより、ペダル440の踏み込み量、即ち、上部シンバル100の変位量を検出する。
センサシート部613は、導電インクが均一に印刷された面を有する抵抗印刷シート材(非図示)と、2つの独立した所定の電極パターンと端子を有するカーボン印刷基板(非図示)とから構成されるものである。なお、図面を簡略化するために、このセンサシート部613は1つの部材として図示されているが、このセンサシート部613は、カーボン印刷基板がその電極パターンを上側にしてケース611の底面に配置され、そのカーボン電極基板の上側に、導電インクの印刷面をカーボン電極基板に向けた抵抗印刷シート材が配置されている。また、このセンサシート部613のカーボン印刷基板における電極パターンの詳細については、本発明の要旨でないので省略する。
ペダル440の踏み込みによりコイルばね615が圧縮変形されると、円錐形状であるそのコイルばね615の広口部615aが、クッションシート614を介して、センサシート部613の抵抗印刷シート材を押圧し、それによって、抵抗印刷シート材の一部がカーボン印刷基板に押しつけられる。その結果として、抵抗印刷シート材上の導電インクがカーボン印刷基板の電極パターンに接触し、カーボン印刷基板の電気抵抗値が変化する。
この電気抵抗値は、コイルばね615の圧縮変形の大きさ、即ち、ペダル440の踏み込みによる上部シンバル100の変位量に応じて変化する。具体的には、コイルばね615の圧縮変形量が大きくなるにつれて、コイルばね615の広口部615aからこの圧縮力に応じて押しつけられた部分までの線材によって形成される扁平な部分の面積が増大するので、カーボン印刷基板の電極パターンに接触する抵抗印刷シート材上の導電インク領域が増大する。その結果として、カーボン印刷基板を流れる電流の電気抵抗値は減少する。よって、この電気抵抗値を検出し、それをデジタル数値化することによって、上部シンバル100の変位量が検出される。
クッションシート614は、ゴムなどの弾力性を有する素材が用いられている。そのため、例えば、クッションシート614の表面上の一点に押圧力が加えられると、素材の弾力性により、その押圧力は、その押圧力の加えられた一点の周囲にまで拡がって伝達される。
このクッションシート614を介して、コイルばね615をセンサシート部613に押しつけると、コイルばね615の線材により螺旋状に押圧される部分の押圧力が平均化され、その平均化された押圧力がセンサシート部613に伝達される。よって、センサシート部613は、コイルばね615の圧縮変形の大きさを敏感に検出し得るので、上部シンバル100の変位量が正確に検出され得る。また、円錐形状のコイルばね615の広口部615aが下方となるように設置されているので、安定性がよく、センサシート部613において、コイルばね615の圧縮変形の大きさが敏感に検出されることを可能とする。
次に、図3(a)を参照して、本発明の電子打楽器1において、上部シンバル100の振動を検出する振動センサ70について説明する。
図3(a)は、電子打楽器1における上部シンバル100の裏面図である。なお、図3(a)では、図面を簡略化するために、エクステンションロッド420などの部材の図示を一部省略している。本明細書中において、「上部シンバル100の裏面」とは、電子打楽器1における下部シンバル200に対向する面を意味する。また、図3(a)において、紙面上方を、上部シンバル100の「前側」、紙面下方を、上部シンバル100の「後側」、紙面右方を、上部シンバル100の「右側」、紙面左方を、上部シンバル100の「左側」とする。
図3(a)に示すように、上部シンバル100の前側半周には、この上部シンバル100を構成するフレームの内周壁101に沿った外周を有する板状の振動センサ取付フレーム120が配設されている。この振動センサ取付フレーム120と上部シンバル100との間には、空間が形成されており(図2参照)、その空間に面した振動センサ取付フレーム120の面(即ち、図3(a)に示されている振動センサ取付フレーム120における紙面裏側の面)に振動センサ70が設けられている。
振動センサ70は、上部シンバル100の打撃又は上部シンバル100と下部シンバルとの接触による上部シンバル100の振動を検出するセンサであり、例えば、ピエゾ圧電センサである。なお、この振動センサ70が振動を検出すると、非図示の配線によりリンク出力用のステレオジャック150(図2参照)へ電気信号が伝達される。この電気信号は、更に、ステレオジャック150から、プラグ130、ケーブル131、及び、ステレオジャック230を介して、下部シンバル200のリンク入力用のステレオジャック250へ入力され、非図示の出力用端子からCPU(後述するCPU10)へと出力される。そして、CPUにおいて、この電気信号が所定の値を超えたと判断された場合に、発音すべき振動が検出されたとして処理される。
次に、図3(b)及び図4を参照して、上部シンバル100と下部シンバル200との間が閉じた状態(クローズ状態)を検出する位置スイッチ50について説明する。図3(b)は、電子打楽器1における下部シンバル200の裏面図であり、図4は、本発明の電子打楽器1における、位置スイッチ50を含む部分の拡大断面図である。なお、図3(b)では、図面を簡略化するために、エクステンションロッド420、変位センサ60などの部材の図示を一部省略している。本明細書中において、「下部シンバル200の裏面」とは、電子打楽器1における上部シンバル100に対向する面を意味する。また、図3(b)において、紙面上方を、下部シンバル200の「後側」、紙面下方を、下部シンバル200の「前側」、紙面右方を、下部シンバル200の「右側」、紙面左方を、下部シンバル200の「左側」とする。
図3(b)に示すように、下部シンバル200の外周部には、左右に一対の位置スイッチ50が設けられている。この位置スイッチ50は、図4に示すように、金属板210と、ポリエステルシート212の下に設けられたゴム製のクッションシート211との間に配設されている。
位置スイッチ50は、膜状の感圧センサである。ペダル440の踏み込み操作により、上部シンバル100と下部シンバル200とが閉じられると、上部シンバルに設けられているナイロンチューブ140により位置スイッチ50が押圧される。位置スイッチ50がこの押圧を検出すると、非図示の配線により非図示の出力用端子からCPU(後述するCPU10)へ電気信号が伝達される。
なお、上部シンバル100が打撃されると、上部シンバル100が揺動するので、いずれか一方側の位置スイッチ50がナイロンチューブ140に押圧される状態はしばしば生じ得るので、クローズ状態を検出する上で、一対の位置スイッチ50を下部シンバル200の左右に設けることが好ましい。
また、この位置スイッチ50を押圧するナイロンチューブ140は、図4に示すように、その断面が略円形を有する。そのために、位置スイッチ50に接触する面積が小さく抑えられるために、位置スイッチ50は、効率的に押圧される。さらに、ナイロンチューブ140が、位置スイッチ50を押圧する際、ポリエステルフィルム212上を滑り得る。よって、それぞれ揺動可能に設置されている上部シンバル100及び下部シンバル200が揺動していても、ナイロンチューブ140は、位置スイッチ50の押圧状態を変えることなく、その揺動に応じてポリエステルフィルム212上を滑ることができる。
図5は、本発明の電子打楽器1の構成を示すブロック図である。電子打楽器1は、CPU10と、ROM20と、RAM30と、音源40と、情報入力部90と、これらの構成間を接続するバスライン80とを主に搭載している。
CPU10は、電子打楽器1全体を制御する中央演算処理装置であり、ROM20は、このCPU10により実行される各種の制御プログラムや、その実行の際に参照される固定値データが格納されている。なお、後述する図9〜図11に示すフローチャートを実行するプログラムや、変位センサ60からの出力値(変位センサ値)から楽音制御値を得るための関数などはこのROM20に記憶されている。
RAM30は、CPU10で実行される制御プログラムに必要な各種レジスタ群などが設定されたワーキングエリアや、処理中のデータを一時的に格納するテンポラリエリア等を有しランダムにアクセスできる書き換え可能なメモリである。なお、後述するオフセット設定処理(図9)において設定されたオフセット値を記憶する領域や、位置センサ値に基づいて得られた楽音制御値を記憶する領域や、各処理において使用される各種フラグは、このRAM30に設けられている。
音源40は、振動センサ70により検出された発音すべき有効な振動をトリガ信号として、楽音制御値に基づくデジタル楽音を発生するものである。この音源40には、非図示の波形ROMが設けられており、この波形ROMには、5種類のハイハット音(オープン音、ハーフ音、スライト音、クローズ音、プレス音)に対する波形データが記憶されている。
情報入力部90は、クローズ位置を検出する位置スイッチ50と、ペダル440の踏み込み量又はペダル400の踏み込み量に対応する上部シンバル100の変位量を検出する変位センサ60と、上部シンバル100が打撃されたか否かを検出する振動センサ70とから構成される。この情報入力部90は、位置スイッチ50により検出されるクローズ位置を示すON信号(基準位置情報)、変位センサ60により検出される変位センサ値(位置情報)、振動センサ70により検出される発音すべき有効な振動(振動情報)をそれぞれ入力する。
次に、図6を参照して、本発明の概要を説明する。図6は、上記のように構成された電子打楽器1が実行する本発明の要部を概念的に示すブロック図である。
電子打楽器1に設けられている振動センサ70は、上部シンバル100の打撃又は上部シンバル100と下部シンバル200との接触による振動について、所定値を超える発音すべき有効な振動を検出した場合に、振動情報を音源40へ出力する。
電子打楽器1に設けられている位置スイッチ50は、上部シンバル100と下部シンバル20とが閉じた状態(クローズ状態)にある場合に、ON信号をオフセット設定手段11へ出力する。なお、このON信号がOFFからONとなる境界、又は、ONからOFFとなる境界が、上部シンバル100と下部シンバル200との位置関係がクローズ位置(基準位置)にあることに相当する。
電子打楽器1に設けられている変位センサ60は、変位センサ値(位置情報)をオフセット設定手段11へ出力すると共に、音源制御手段12へ出力する。
オフセット設定手段11は、位置スイッチ50から入力されるON信号の切入のタイミングに基づいて検出されるクローズ位置と変位センサ60から入力された変位センサ値とから楽音制御値を得るためのオフセット値を取得し、そのオフセット値を音源制御手段12へ出力する。
音源制御手段12は、変位センサ60から入力された変位センサ値と位置スイッチ50からのON信号並びにオフセット設定手段11から入力されたオフセット値とに基づいて、楽音制御値を取得し、その楽音制御値を音源40へ出力する。
音源40は、振動センサ70から振動情報が入力されると、音源制御手段12から入力された楽音制御値に基づく音色の楽音の発生を開始する。また、楽音の発生中に、音源制御手段12から楽音制御値が入力されると、発生中の楽音に対して、楽音制御値に基づく制御を行う。
次に、図7を参照して、楽音制御値(CC)と音色との関係について説明する。図7は、5種類のハイハット音に対応する楽音制御値とエンベロープ及びピッチとの関係を説明する図である。
楽音制御値は、「0」から「127」までの計128の整数で表されるMIDIのコントロールチェンジ(CC)の値であり、その数値に応じて、電子打楽器1における5種類のハイハット音(オープン音、ハーフ音、スライト音、クローズ音、プレス音)が規定される。
楽音制御値「90」は、クローズ位置における楽音制御値(以下、この楽音制御値を「クローズ値」と称する。)として規定されている。この値を境界として、楽音制御値「0」〜「89」は、上部シンバル100と下部シンバル200とが離間した状態(以下、この状態をオープン状態と称する。)に対応するものとして規定される。一方で、楽音制御値「90」〜「127」は、上部シンバル100と下部シンバル200とが密着した状態(以下、この状態をクローズ状態と称する。)に対応するものとして規定される。
オープン状態に対応する楽音制御値「0」〜「89」は、3つの音色により区分される。具体的には、図7に示すように、「0」の側から、オープン音、ハーフ音、スライト音の順に音色が変化する。この場合、音色は、楽音制御値「10」を境界として、オープン音からハーフ音へと音色がクロスフェードしながら変化し、また、楽音制御値「70」を境界として、ハーフ音からスライト音へと音色がクロスフェードしながら変化する。
クローズ位置に対応する音源制御値「90」では、図7に示すように、この値を境界として、音色が、クローズ音からスライト音へ、又は、スライト音からクローズ音へ切り替わる。
クローズ状態に対応する音源制御値「90」〜「127」は、2つの音色により区分される。具体的には、図7に示すように、「90」の側から、クローズ音、プレス音の順に音色が変化する。この場合、音色は、楽音制御値「110」を境界として、クローズ音からプレス音へと音色がクロスフェードしながら変化する。
楽音制御値に応じて、楽音のエンベロープ及びピッチが制御される。図7に示すように、制御されるエンベロープは、オープン状態では楽音制御値の増加に従って次第に減衰時間が短くなり、クローズ状態は一定である。一方、ピッチの制御は、プレス音に対してのみ行われる。
次に、図8を参照して、本発明の電子打楽器1において、ペダル440の踏み込み量又はペダル440の踏み込み量に対応する上部シンバル100の変位量を検出するに応じた変位センサ60からの出力値(変位センサ値)から、楽音制御値を得るための処理の概要を説明する。図8は、本発明の電子打楽器1における、変位センサ値と楽音制御値(CC)との相関を示す図である。
図8に示すように、変位センサ値と楽音制御値との間には一次関数が成立しており、この関数に基づいて、検出された変位センサ値から演算によって楽音制御値に変換することができる。
図8に示される直線601は、電子打楽器1のROM20に記憶される初期関数であり、この初期関数では、変位センサ値の出力範囲Xに対して、楽音制御値「0」〜「127」が対応付けられている。
クローズ位置初期設定値は、クローズ位置に対応する変位センサ値の初期設定値である。このクローズ位置初期設定値は、演奏前に、電子打楽器1のキャリブレーションモードにより、適宜、クローズ位置に対して「0」となるように調整され、RAM30の所定の記憶領域に記憶される。なお、電源投入時には、前回の動作時に設定された値がRAM30から読み出されて使用される。
図8に示される直線601は、このクローズ位置初期設定値が「0」の時に、楽音制御値がクローズ値に対応する「90」である点601a(座標(0,90))を通る関数となっている。この初期関数であるこの直線601は、変位センサ値及び楽音制御値(CC)を変数として、以下の式により表される:
CC=A×(変位センサ値−クローズ位置初期設定値)+90 (1)
ここで、Aは、直線601の傾きを表す所定値である。
ただし、クローズ位置初期設定値は「0」に設定されるので、上記式は、「CC=A×変位センサ値+90」として表され得る。
詳細な処理については後述するが、演奏中において位置スイッチ50により実際に検出されたクローズ位置(以下、この位置を物理的クローズ位置と称する)において、変位センサ60から出力された変位センサ値が、クローズ位置初期設定値である「0」から+αだけ変化した場合には、点602a(座標(+α,90))を通る、初期関数601に平行な直線602を用いて楽音制御値を取得する。
一方で、物理的クローズ位置において変位センサ60から出力された変位センサ値が、クローズ位置初期設定値である「0」から−αだけ変化した場合には、点603a(座標(−α,90))を通る、初期関数601に平行な直線603を用いて楽音制御値を取得する。
上記のように、本発明の電子打楽器1では、物理的クローズ位置のずれに応じて初期関数(直線601)を平行移動した関数に基づいて楽音制御値を得るので、従来の電子打楽器で問題となった不感帯の生成を防止することができる。よって、変位センサ60から出力される変位センサ値のばらつきによる誤差に依存することなく、実際のペダルの変位量に応じた適切な楽音を発生させることができる。
以下、図9〜図11を参照して、上記のように構成された電子打楽器1において、物理的クローズ位置を考慮し、適切な楽音を発生するための各処理について説明する。図9は、電子打楽器1のCPU10で実行されるオフセット設定処理のフローチャートである。
このオフセット設定処理では、位置スイッチ50がON又はOFFに切り換えられる毎に、即ち、電子打楽器1がクローズ位置に到達する毎に、初期関数を補正するためのオフセット値の設定などを行う処理である。
このオフセット設定処理は、位置スイッチ50がOFFからONへ、又は、ONからOFFへ切り換えられる毎に起動し、まず、変位センサ60からの出力される変位センサ値を取得し(S91)、その変位センサ値を用いて、楽音制御値(CC)を算出する(S92)。
S92の処理において、楽音制御値(CC)は以下の式により算出される:
CC=A×(変位センサ値−クローズ位置初期設定値+オフセット値)+90 (2)
なお、Aは、初期関数である直線601(図6参照)の傾きであり、クローズ位置初期設定値は、本実施例では、上記したように「0」に設定されている。
また、オフセット値は、後述するS97において設定される値であり、電源投入時に初期設定されるか、キャリブレーションモードにおいて調整されるかのいずれかにより設定されたクローズ位置初期設定値と、物理的クローズ位置において検出される変位センサ値との誤差を補正するための値である。このオフセット値は、RAM30の所定の領域に記憶されており、電源投入又はキャリブレーションモードの実行などによりクローズ位置初期設定値が設定されることにより「0」に設定され、後述するS97の処理の実行により、その値は更新される。
S92の処理後、このオフセット設定処理が、位置スイッチ50のOFFからONに切り換えられたことにより起動したか否かを検出する(S93)。S93の処理により確認した結果、位置スイッチ50がOFFからONに切り換えられたことによるものであれば(S93:Yes)、S92で算出された楽音制御値が「89」以下、即ち、S92で算出された楽音制御値が、電子打楽器1におけるオープン状態に対応する値(「0」〜「89」)であるか否かを検出する(S94)。
S94の処理により確認した結果、S92で算出された楽音制御値が「89」以下であれば(S94:Yes)、楽音制御値を、クローズ状態に対応する楽音制御値における最小値である「90」とする(S95)。S95の処理後、この楽音制御値「90」をRAM30の所定の領域に記憶し(S96)、このオフセット設定処理を終了する。
S95の処理により、位置スイッチ50が電子打楽器1のクローズ状態を検出したにもかかわらず、物理的クローズ位置のずれが原因で、算出された楽音制御値がオープン状態に対応する「89」以下になってしまった場合に、楽音制御値がクローズ状態に対応する「90」に強制的に設定される。よって、演奏者が、電子打楽器1のクローズ状態を意図したにも拘わらず、その意図に反してオープン状態の楽音が発音されてしまうことを防止することができる。
一方、S94の処理により確認した結果、S92で算出された楽音制御値が「90」以上であれば(S94:No)、S95〜S96の処理をスキップし、このオフセット設定処理を終了する。
また、S93の処理により確認した結果、位置スイッチがONからOFFに切り換えられたことによるものであれば(S93:No)、S91の処理により取得された変位センサ値とクローズ位置初期設定値(本実施例では「0」)との差をオフセット値として、RAM30の所定の領域に記憶する(S97)。
S97の処理により、物理的クローズ位置の変動を考慮するためのオフセット値がRAM30の所定の記憶領域に記憶されると、このオフセット設定処理とは別に、所定の時間毎に起動する非図示の楽音制御値取得処理において、RAM30の所定の記憶領域に記憶される最新のオフセット値とその楽音制御値取得処理の起動の際に取得される変位センサ値とから、上記(2)式を用いて楽音制御値が取得される。よって、常時、物理的クローズ位置の変動を考慮した適切な楽音制御値が取得されるので、常時、適切な楽音を発生させ得る。
なお、オフセット値の取得を行なうS97の処理は、位置スイッチ50がONからOFFへの切り換えが検出された後に実行する方が、その検出時点において位置スイッチ50のON状態がより安定しているので好ましい。例えば、本実施例における位置スイッチ50は、ゴム製のクッションシート211を介して押圧されるため、ナイロンチューブ140からの押圧が検出され始めてから、そのON状態が安定するまでに、若干の時間がかかるので、上記のように処理をするのが好ましい。
しかし、このオフセット値の設定は、位置スイッチが50がONからOFFへの切り換えが検出された後に実行するものと必ずしも限定はされず、位置スイッチ50の特性に応じて、OFFからONへの切り換えが検出された後に実行するように構成してもよいし、位置スイッチ50がONからOFF又はOFFからONに切り換えられる毎に実行するように構成してもよい。
S97の処理後、S92で算出された楽音制御値が「90」以上、即ち、S92で算出された楽音制御値が、クローズ状態に対応する値(「90」〜「127」)であるか否かを検出する(S98)。
S98の処理により確認した結果、S92で算出された楽音制御値が「90」以上であれば(S98:Yes)、楽音制御値を、オープン状態における楽音制御値の最大値である「89」とする(S99)。S99の処理後、この楽音制御値「89」をRAM30の所定の領域に記憶し(S100)、このオフセット設定処理を終了する。
S95の処理により、位置スイッチ50が電子打楽器1のオープン状態を検出したにもかかわらず、物理的クローズ位置のずれが原因で、算出された楽音制御値がクローズ状態に対応する「90」以上になってしまった場合に、楽音制御値がオープン状態に対応する「89」に強制的に設定される。よって、演奏者が、電子打楽器1のオープン状態を意図したにも拘わらず、その意図に反してクローズ状態の楽音が発音されてしまうことを防止することができる。
一方、S98の処理により確認した結果、S92で算出された楽音制御値が「89」以下であれば(S98:No)、S99〜S100の処理をスキップし、このオフセット設定処理を終了する。
図10は、本発明の電子打楽器1が打撃又は接触による有効な振動を検出した場合に楽音を発生する処理を示す図であり、図10(a)は、電子打楽器1のCPU10で実行される振動検出処理のフローチャートであり、図10(b)は、図10(a)の振動検出処理における楽音発生処理(S102)部分のフローチャートである。
図10(a)に示す振動検出処理は、所定の時間毎(数msec毎)に起動するタイマインタラプトルーチンである。この振動検出処理が起動すると、まず、振動センサ70により振動情報が検出されたか否か、即ち、上部シンバル100の打撃又は上部シンバル100と下部シンバル200との接触による振動について、所定値を超える発音すべき有効な振動が検出されたか否かを確認する(S101)。
S101の処理により確認した結果、振動センサ70による振動情報の検出がなければ(S101:No)、発音されるべき有効な振動が検出されていないので、そのまま、この振動検出処理を終了する。
一方、S101の処理により確認した結果、振動センサ70による振動情報の検出があれば(S101:Yes)、後述する楽音発生処理(S102)を実行し、この振動検出処理を終了する。
楽音発生処理(S102)では、まず、図10(b)に示すように、RAM30に記憶されている最新の楽音制御値に応じた音色を音源40に設定し(S103)、音源40において設定した音色での楽音の発生を開始する(S104)。S104の処理後、発音フラグの値を「1」とし(S105)、この発音処理を終了する。ここで、発音フラグは、RAM30に設けられた非図示のフラグであり、音源40における楽音発生中の場合に「1」を値として有し、一方で、楽音が非生成である場合には「0」を値として有する。なお、この発音フラグは、電源投入時において「0」に初期設定される。
図11は、電子打楽器1のCPU10により実行される音源制御処理のフローチャートである。この音源制御処理は、所定の時間毎(数msec毎)に起動するタイマルーチンであり、楽音の発生中に、その楽音のピッチ及びエンベロープを、変位センサ値に応じて制御する処理である。
この音源制御処理が起動すると、まず、発音フラグの値が「1」であるか否か、即ち、楽音発生中であるか否かを確認する(S111)。S111の処理により確認した結果、発音フラグの値が「1」であれば(S111:Yes)、変位センサ値を取得し(S112)、取得した変位センサの値に基づいて楽音制御値を算出する(S113)。なお、S113の処理において、楽音制御値は(2)式を用いて算出される。
S113の処理後、算出された楽音制御値が110以上127以下(110≦CC≦127)であるか否か、即ち、楽音制御値がプレス音(クロスフェード音を含む)を示すか否かを確認する(S114)。S114の処理により確認した結果、算出された楽音制御値が110≦CC≦127の範囲にあれば(S114:Yes)、楽音制御値に応じたプレス音のピッチ制御を行い(S115)、更に、楽音制御値に応じたプレス音のエンベロープ制御を行う(S116)。
一方、S114の処理により確認した結果、算出された楽音制御値が110≦CC127の範囲外の値であれば(S114:No)、楽音制御値に対する楽音はプレス音以外であり、ピッチ制御を行なう必要がないので、S115の処理をスキップし、楽音制御値に応じた楽音のエンベロープ制御を行う(S116)。
このS115〜S116の処理により、楽音発生中に、変位センサ値の変動に応じた楽音のエンベロープ制御と、特にプレス音の場合には、ピッチ制御が実行される。これらのエンベロープ制御及びピッチ制御は、上記(2)式、即ち、物理的クローズ位置を考慮した楽音制御値(CC)を参照して行われるので、ペダル440の踏み込み量又はペダル440の踏み込み量に対応する上部シンバル100の変位量に応じた適切な楽音に制御される。
S116の処理後、発音中の楽音のエンベロープが終了したか否かを確認し(S117)、エンベロープの終了が確認されれば(S117:Yes)、発音フラグの値を「0」とし(S118)、この音源制御処理を終了する。
一方で、S117の処理において、エンベロープの終了が確認されなければ(S117:No)、S118の処理をスキップして、この音源制御処理を終了する。
また、S111の処理で確認した結果、発音フラグの値が「1」でなければ(S111:No)、楽音発生中ではないので、S112〜S118の処理を全てスキップし、この音源制御処理を終了する。
以上のように、本発明の電子打楽器1によれば、位置スイッチ50がONからOFFへの切り換わりを検出することにより、電子打楽器1のクローズ位置が検出される毎に、その際の変位センサ値(変位センサ60からの出力値)に基づいて、クローズ値初期設定値を補正するためのオフセット値が取得される。一方で、振動センサ70が楽音を発生すべき有効な振動を検出したことによって出力される振動情報をトリガ信号として、変位センサ値とオフセット情報により補正されたクローズ値初期設定値とに基づいて楽音制御値が取得される。よって、物理的クローズ位置の変動に応じたオフセット値を用いて常に適切に補正されたクローズ値初期設定値を用いて楽音制御値を取得するので、物理的クローズ位置の変動に依存することなく常に適切な楽音を発生することができる。
なお、請求項1記載の補正情報記憶手段としては、オフセット設定処理(図9)におけるS97の処理とRAM30とが該当し、請求項1記載の楽音発生手段としては、楽音発生処理(図10(b))と音源制御処理(図11)と音源40とが該当する。
また、請求項2記載の楽音制御情報取得手段としては、「所定の時間毎に起動する非図示の楽音制御値取得処理」、オフセット設定処理(図9)におけるS92の処理、音源制御処理(図11)におけるS113の処理が該当する。また、請求項3記載の楽音制御手段としては、音源制御処理(図11)と音源40とが該当する。
また、請求項4記載の補正情報記憶手段としては、オフセット設定処理(図9)におけるS97の処理とRAM30とが該当し、請求項1記載の楽音発生手段としては、楽音発生処理(図10(b))と音源制御処理(図11)と音源40とが該当する。
また、請求項5記載の楽音制御情報取得手段としては、「所定の時間毎に起動する非図示の楽音制御値取得処理」、オフセット設定処理(図9)におけるS92の処理、音源制御処理(図11)におけるS113の処理が該当する。また、請求項6記載の楽音制御手段としては、音源制御処理(図11)と音源40とが該当する。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施例において、変位センサ60は、上部シンバル100と下部シンバル200との間に設けるように構成したが、上部シンバル100の変位量を検出可能であればその構成及び設置場所は特定されない。例えば、ペダル440部分に踏み込み量を検出するセンサを設け、検出された踏み込み量を検出するように構成してもよい。
また、上記実施例において、振動センサ70は、振動センサ取り付けフレーム120を介して上部シンバル100に配設するように構成したが、例えば、特開2003−167574号公報に記載されるように、上部シンバルのフレーム部分に直接設置するように構成してもよい。
また、上記実施例において、楽音制御値(CC)を取得するために、「CC=A×(変位センサ値−クローズ位置初期設定値+オフセット値)+90」という関数を用いた。即ち、S97の処理の結果として得られたオフセット値をクローズ位置初期設定値から差し引くことによって、物理的クローズ位置を考慮したクローズ位置初期設定値の補正を行った。これに換えて、初期関数「CC=A×(変位センサ値−クローズ位置初期設定値)+90」により得られたCCから、上記の通り得られたオフセット値に係数Aを積算した値を差し引くことによって、楽音制御値(CC)’を演算するように構成してもよい。即ち、「(CC)’=CC−(A×オフセット値)」として楽音制御値を演算するように構成してもよい。
本発明の電子打楽器の側面の断面図である。 変位センサについて説明する図であり、(a)は、図1に示した電子打楽器の上部シンバル及び下部シンバル部分の拡大断面図であり、(b)は、(a)における変位センサ部分をさらに拡大した図である。 (a)は、本発明の電子打楽器における上部シンバルの裏面図であり、(b)は、本発明の電子打楽器における下部シンバルの裏面図である。 本発明の電子打楽器における位置スイッチを含む部分の拡大断面図である。 本発明の電子打楽器の構成を示すブロック図である。 本発明の要部を概念的に示すブロック図である。 5種類のハイハット音に対応する楽音制御値とエンベロープ及びピッチとの関係を説明する図である。 本発明の電子打楽器における、変位センサ値と楽音制御値との相関を示す図である。 本発明の電子打楽器のCPUで実行されるオフセット設定処理のフローチャートである。 (a)は、本発明の電子打楽器のCPUで実行される振動検出処理のフローチャートであり、(b)は、(a)の振動検出処理における楽音発生処理部分のフローチャートである。 本発明の電子打楽器のCPUで実行される楽音制御処理のフローチャートである。 変位センサ値を利用して音色を制御する従来の電子打楽器における問題点を説明する図であり、(a)は、予め規定された変位センサ値の出力範囲と音色との関係を概念的に示す図であり、(b)は、実際に検出された変位センサ値の出力範囲が負の方向にずれていた場合を概念的に示す図であり、(c)は、実際に検出された変位センサ値の出力範囲が正の方向にずれていた場合を概念的に示す図である。
符号の説明
1 電子打楽器
10 CPU
20 ROM
30 RAM(補正情報記憶手段の一部)
40 音源(楽音発生手段の一部)
50 位置スイッチ(基準位置検出手段)
60 変位センサ(位置情報取得手段)
70 振動センサ(振動情報検出手段)
90 情報入力部(入力手段)
100 上部シンバル(操作子)
200 下部シンバル
440 ペダル

Claims (6)

  1. アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣し、フットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子と、
    前記操作子の振動を表す振動情報と前記操作子の位置を表す位置情報と前記操作子の位置アコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報とを入力する入力手段と、
    その入力手段に、前記基準位置情報が入力されると、その基準位置情報が入力されたときに前記入力手段に入力された前記位置情報と前記クローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分を補正情報として記憶する補正情報記憶手段と、
    前記入力手段に、前記振動情報が入力されると、その振動情報が入力されたときに前記入力手段に入力された前記位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音を発生する楽音発生手段とを備えていることを特徴とするアコースティックなハイハットシンバルを模擬した電子打楽器。
  2. 所定の関数に基づいて、前記振動情報が前記入力手段に入力されたときに前記入力手段に入力された前記位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とから、楽音制御情報を取得する楽音制御情報取得手段を備え、
    前記楽音発生手段は、前記楽音制御情報取得手段により取得された楽音制御情報に基づいて楽音を発生するものであることを特徴とする請求項1記載の電子打楽器。
  3. 前記楽音発生手段による楽音の発生中に、前記入力手段により入力された前記位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに基づいて、前記発生中の楽音を制御する楽音制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子打楽器。
  4. アコースティックなハイハットシンバルにおける上部シンバルを模倣し、フットペダルの踏み込み量に応じて上下動する操作子と、
    前記操作子の振動を表す振動情報を検出する振動情報検出手段と、
    前記操作子の位置を表す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記操作子の位置がアコースティックなハイハットシンバルにおける閉じた状態に相当するクローズ位置にあることを示す基準位置情報を検出する基準位置検出手段と、
    前記基準位置検出手段により基準位置情報が検出されると、その基準位置情報が検出されたときに前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記クローズ位置に対し予め設定されている初期設定値との差分を補正情報として記憶する補正情報記憶手段と、
    前記振動情報検出手段により振動情報が検出されると、その振動情報が検出されたときに前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに応じた楽音を発生する楽音発生手段とを備えていることを特徴とするアコースティックなハイハットシンバルを模擬した電子打楽器。
  5. 所定の関数に基づいて、前記振動検出手段により振動情報が検出されたときに前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とから、楽音制御情報を取得する楽音制御情報取得手段を備え、
    前記楽音発生手段は、前記楽音制御情報取得手段により取得された楽音制御情報に基づいて楽音を発生するものであることを特徴とする請求項4記載の電子打楽器。
  6. 前記楽音発生手段による楽音の発生中に、前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記補正情報記憶手段に記憶された補正情報とに基づいて、前記発生中の楽音を制御する楽音制御手段とを備えていることを特徴とする請求項4又は5記載の電子打楽器。
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