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JP4081321B2 - 製紙用フェルト及びその製造方法 - Google Patents

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JP4081321B2
JP4081321B2 JP2002219637A JP2002219637A JP4081321B2 JP 4081321 B2 JP4081321 B2 JP 4081321B2 JP 2002219637 A JP2002219637 A JP 2002219637A JP 2002219637 A JP2002219637 A JP 2002219637A JP 4081321 B2 JP4081321 B2 JP 4081321B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製紙用フェルト及びその製造方法に関し、更に詳しくは、抄造する紙の表面平滑性及びフェルトの耐圧縮性に優れると共に、表面の汚れが少ない製紙用フェルト及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
表面平滑性に優れた紙シートを得るためには、湿紙シートの製造工程において、湿紙シートがニップローラを通過する際に、織布製基布の経糸及び緯糸によって生じる交絡点のマーキングを回避する必要がある。この交絡点のマーキングを回避するため、織材料の使用を避け、基布として不織布が使用されている。更に、この不織布は、基布を織る高価な機械装置が必要でなく、織布工程もないため、コストダウンになることから広く用いられている。また、基布として用いる不織布は、糸を並べただけのものであれば、容易且つ安価に製造できる。
【0003】
そして、糸を並べた不織布をフェルトの基布として使用する上で一番の問題点は、ニードルマシンに掛け入れる時に、その形態を維持しなければならないことにある。従来は、糸構造中に低融点繊維を入れるか、あるいは低融点繊維を混合したバットを使用し、熱により低融点繊維を溶融させて、その接着力で不織布を構成する糸同士を接着し、形態の保持が行われていた(特開平9−209290号公報、特開平9−209289号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来からの方法のように、低融点繊維を接着剤として使用した不織布をフェルトの基布として用いた場合、フェルト中に溶融した低融点繊維が残留するおそれがある。このような低融点繊維が残留すると、使用中に製紙用フェルトの空隙率が下がり、湿紙からロールプレスにより絞り出される水の受け入れが低下するという圧縮性能の低下をきたしていた。その結果、湿紙の含水率が大きくなり、乾燥エネルギーが増大すると共に、抄造される紙の品質の低下をもたらすおそれがある。また、上記従来法は、繊維を溶融して不織布を構成するフィラメントを接着するため、加熱を必要としている。よって、この加熱によるフィラメントの溶融を避けるために、フィラメントの材質に制限を受けることになっていた。更に、溶融した低融点繊維は、製紙用フェルトの中に残留して汚れの原因にもなって、商品価値の低下をもたらす原因になっていた。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するものであり、抄造する紙の表面平滑性及びフェルトの耐圧縮性に優れると共に、汚れが少ない製紙用フェルト及びその製造方法に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の製紙用フェルトは、毛羽立糸が一方向にのみ互いに略平行に配列され、上記毛羽立糸同士は水溶性高分子化合物により接着されている不織布を含む基布を備えることを特徴とする。また、本発明の製紙用フェルトにおいて、上記毛羽立糸の全部又は一部は、モール糸及び/又はモール糸を含む撚糸とすることができる。更に、上記水溶性高分子化合物は、ポリビニルアルコールとすることができる。
【0007】
また、本発明の製紙用フェルトの製造方法は、毛羽立糸を一方向にのみ互いに略平行に配列し、次いで、上記毛羽立糸同士を水溶性高分子化合物で接着して不織布を得て、その後、水洗することにより上記不織布又は製紙用フェルト中に残留する上記水溶性高分子化合物を除去することを特徴とする。また、本発明の製紙用フェルトの製造方法では、上記水溶性高分子化合物として、シート状、フィルム状又はウェブ状の水溶性高分子化合物を用い、且つ、該シート状、フィルム状又はウェブ状の水溶性高分子化合物と上記毛羽立糸とを接触させることにより、上記毛羽立糸同士を接着させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の製紙用フェルトの一例を図1〜図3に示す。本発明の製紙用織物1A〜1Cの基布3には、毛羽立糸321が製紙用フェルトの一方向にのみ互いに略平行に配列されている不織布32が含まれている。上記毛羽立糸とは、糸が毛羽立っているものをいう。上記毛羽立糸を用いることにより、通常のモノフィラメントを用いた場合と比べて、糸同士の接触面積を増加させることができ、従来のような低融点繊維を使用せずとも強力に糸同士を接着して、不織布を形成し、形状を維持することができる。
【0009】
上記毛羽立糸は、糸表面が毛羽立っていると共に、糸同士を水溶性化合物で接着することができ、且つ不織布として、一定の形態を保持できるものである限り、その種類は特に限定されない。また、上記毛羽立糸において「毛羽立っている」とは、糸表面に凸状体を有することにより、糸同士の接触面積を増加させることができる限り、その形態には特に限定はない。例えば、糸表面に細かい毛が起き立っている状態の他、糸表面にループや糸玉等を形成したものも含まれる。上記毛羽立糸として具体的には、例えば、一方の糸をより多く繰り出して芯糸にループ状の糸を巻きつけた甘撚糸、短繊維を収束させて糸状としたスパン糸、細かい単繊維を収束させて糸状にしたマルチフィラメント、マルチフィラメントの表面を針状のもので引っ掻いて毛羽立たせたタスラン加工糸、フィラメント糸に伸縮加工やかさ高加工、巻縮加工等を施した糸状体であるフィラメント加工糸、モール糸、フィラメントの芯糸にモール糸を巻き付けた糸、フィラメントの芯糸にスパン糸を巻き付けた糸、及び上記毛羽立糸の2種以上を共撚したもの等が挙げられる。ここで、上記芯糸はモノフィラメントでもよく、あるいは2本以上の糸(例えば、2本以上の糸を撚り合わせた撚糸)で構成されていてもよい。また、上記芯糸にモール糸等の他の糸を巻き付けるには、上記芯糸にモール糸等の他の糸を撚り合わせることも含まれる。更に、上記毛羽立糸は1種のみ用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。
【0010】
本発明では、上記毛羽立糸として、「モール糸」が好ましく用いられる。該モール糸には、芯糸の周囲に芯糸(モノフィラメントでもよく、あるいは撚糸でもよい。)を中心として多数の短繊維を放射状に密集配置した毛羽のある撚糸である丸モール糸や、短繊維を二次元状に密集配置した毛羽のある撚糸である平モール糸等が挙げられる。更に、短繊維に巻縮加工した等のものも含まれる。このモール糸は、毛羽の量及び長さが自由に設計でき、毛羽を大きくすることができるため、糸同士を強固に接着でき、接着効果を上げることが容易である。また、毛羽を大きくできるため、糸を並べる間隔の自由度が大きい。上記モール糸の放射状に配置された短繊維の材質は特に限定されない。例えば、6ナイロン、66ナイロン、610ナイロン、612ナイロン等のポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン等の合成繊維及び綿、ウール等の天然繊維が挙げられる。これらの中でポリアミドが最も好ましく用いられる。この繊維は1種のみ用いてもよいし、2種以上を用いてよい。
【0011】
更に、上記毛羽立糸として、モール糸を含む撚糸も好ましく用いられる。モール糸を含む撚糸として具体的には、例えば、モノフィラメントの芯糸に上記モール糸を巻き付けた糸、マルチフィラメントの芯糸に上記モール糸を巻きつけた糸、上記一方の糸をより多く繰り出して芯糸にループ状の糸を巻きつけ甘撚糸と上記モール糸を共撚したもの、前記スパン糸と上記モール糸を共撚したもの、前記タスラン加工糸と上記モール糸を共撚したもの、上記フィラメント加工糸と上記モール糸を共撚したもの等が挙げられる。これらの糸は、モール糸と同様に、毛羽が大きいため、糸同士を強固に接着することができる。従って、高価なモール糸を単独で使用するよりも安価に、不織布を製造できる。本発明では、上記毛羽立糸の全部を上記モール糸及び/又はモール糸を含む撚糸としてもよく、あるいは、上記毛羽立糸の一部を上記モール糸及び/又はモール糸を含む撚糸としてもよい。尚、上記芯糸はモノフィラメントでもよく、あるいは2本以上の糸を撚り合わせた撚糸でもよい。また、上記芯糸にモール糸等の他の糸を巻き付けるには、上記芯糸にモール糸等の他の糸を撚り合わせることも含まれる。
【0012】
上記毛羽立糸を構成する芯糸の材質についても特に限定はなく、必要に応じて種々のものとすることができる。例えば、材質としては、6ナイロン、66ナイロン、610ナイロン、612ナイロン等のポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド系エラストマー、ポリウレタン等の合成繊維及び綿、ウール等の天然繊維が挙げられる。
【0013】
また、上記毛羽立糸の径(毛羽立部分を除いた糸の径、芯糸を用いている場合は当該芯糸の径)についても特に限定はなく、要求性能に応じて種々のものを用いることができる。通常、この不織布を構成する毛羽立糸の径は、好ましくは0.10〜0.45mm、より好ましくは0.15〜0.40mmとすることができる。かかる範囲とすることにより、製紙用フェルトの平滑性を向上させ、基布マークを抑止することができることから好ましい。また、上記芯糸が2本以上の糸で構成されている場合(例えば、撚糸である場合)は、糸径0.10〜0.30mmのモノフィラメント糸を用いるのが好ましい。更に、上記芯糸の本数についても特に限定はない。通常、上記芯糸の本数(芯糸が撚糸の場合は、撚る糸の本数)は2〜10本、好ましくは2〜8本である。以上の構成とすると、強度的に優れ、長時間に渡ってプレスを繰り返された場合でも、不織布の構造を維持して空隙を保持することができるので好ましい。
【0014】
本発明において、上記毛羽立糸は、一方向にのみ互いに略平行に配列していればよく、その配列方向については特に限定はない。例えば、製紙用フェルトの斜め方向に略平行に一方向にのみ配列する他、製紙用フェルトの長さ方向又は幅方向に略平行に一方向にのみ配列させてもよい。本発明では、上記毛羽立糸は、一方向にのみ配列させているため、糸の交絡点がない。そのため、紙シートの製造において、この紙シートがニップローラを通過する際、シートのマーキングを回避することができる。更に、この不織布は、基布を織る工程がないため、高価な織機が不必要であり、織布工程の省略ができ、安価且つ容易に製造できる。
【0015】
本発明の製紙用フェルトにおいて、上記毛羽立糸同士を接着して不織布とする方法については、上記毛羽立糸同士を接着できる限り特に限定はないが、水溶性高分子化合物で接着して不織布とすることが好ましい。従来のように低融点繊維による接着の場合は、フェルト中に溶融した低融点繊維が残留することにより、耐圧縮性の低下、汚れの発生等が生じていた。これに対し、本発明の製紙用フェルトにおいて、上記水溶性高分子化合物によって上記毛羽立糸同士を接着することにより、フェルト中の余分な上記水溶性高分子化合物は水洗により除去することができ、上記弊害を抑えることができる。
【0016】
上記水溶性高分子化合物は、上記毛羽立糸同士を互いに接着することが可能であり、水洗によって洗い流すことにより除去が可能であれば、その種類は限定されない。上記水溶性高分子化合物の具体例としては、例えば、ポリビニルアルコール、アセタール化ポリビニルアルコール、ウレタン化ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のポリビニル化合物、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド等のポリエーテル、カルボキメチルセルロース、メチルセルロース、アセチル化澱粉、ヒドロキシエチル化澱粉等のポリサッカライド、ニカワ、ゼラチン、カゼイン等のポリペプチド等が挙げられる。上記水溶性高分子化合物は、1種のみ用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。これらのうちでポリビニルアルコールが好ましく用いられる。
【0017】
本発明の製紙用フェルトは、基布として上記構成を有する上記不織布を備えていればよく、基布中の上記構成を有する上記不織布の層数については特に限定はない。例えば、上記構成を有する上記不織布は1層でもよく、2層以上重ねてもよい。図1に記載の本発明の製紙用フェルト1Aは、上記構成を有する上記不織布32A、32Bを2層重ねた構成であり、図2及び図3に記載の本発明の製紙用フェルト1B及び1Cでは、上記構成を有する上記不織布32は1層である。また、上記構成を有する上記不織布を2層以上重ねる場合、各不織布中の上記毛羽立糸は同じ方向でもよく、あるいは、各不織布中の上記毛羽立糸が異なる方向に配列されているように配置してもよい。例えば、図1に記載の本発明の製紙用フェルトでは、不織布32Aは、製紙用フェルトの長さ方向に上記毛羽立糸321を配列した不織布であり、不織布32Bは、製紙用フェルトの幅方向に上記毛羽立糸321を配列した不織布である。
【0018】
また、本発明の上記基布は、上記構成を有する上記不織布のみで構成されていてもよいが、上記構成を有する上記不織布以外に、必要に応じて他の織布、不織布及びウェブ等のうちの少なくとも1種で構成される他の層を備えていてもよい。例えば、上記不織布自体の1層又は2層以上の多層で構成されるものを基布としてもよいが、図2に示すように、基布として、表層織布31と裏層織布33の中間に、上記不織布32を備える3枚重ねの構成とすることができる。勿論、上記表層織布31と裏層織布33はどちらか一方のみでもよく、上記表層織布31と裏層織布33は2層以上の織布であってもよい。また、図3に示すように、上記不織布32の上面及び/又は下面に中間ウェブ層322を設けることもできる。かかる中間ウェブ層322は、弾性層としての役割を果たす結果、マークの抑止効果が向上するので好ましい。この場合、上記中間ウェブ層322の目付を30g/m以上とすると、製造工程で均一なウェブが得られ易く、180g/m以下とすると、フェルトの通水抵抗を小さくすることができるので、上記中間ウェブ層322の目付は30〜180g/mの範囲とすることが好ましい。
【0019】
上記表層織布31は、上記不織布32の上面に設けられ、緯糸及び経糸を織り込むことにより構成される織布であり、上記下層織布33は、上記不織布32の下面に設けられ、緯糸及び経糸を織り込むことにより構成される織布である。厚い1枚の織布を用いる場合、強度、脱水効率の向上及び寿命延長を図る点からは好ましいが、経糸及び緯糸の交絡が複雑になり、また、厚い織構造を得るために、緯糸の打込みに織機の構造上の強度が要求されることから、高価な織機が必要となって手間とコストがかかる。これに対し、本発明のように表層織布及び裏層織布を重ねる構成とすると、高価な織機によらずとも簡易に製造することができるのでコスト的に優れ、強度、脱水効率の向上及び寿命延長を図ることができるので好ましい。
【0020】
上記表層織布及び裏層織布の織り込みパターンについては特に限定はなく、経糸1重緯糸1重の1重織りでもよく、あるいは、空隙率及び強度向上の観点から、経糸及び/又は緯糸が2重以上の多重織りとすることもできる。また、織り組織についても特に限定はなく、例えば、1重織の場合には、平組織としたり、5/1崩織、2/2崩斜文織、3/1崩斜文織等、従来の製紙用フェルトの基布の織り方として使われてきた織り組織とすることができる。また、2重織の場合には、空隙量の確保及び強度の観点から、3/1崩経2重織、表1/3崩裏平2重織、1/3崩緯2重織、5/1崩縦2重織の組織とするのが好ましい。また、上記表層織布及び/又は裏層織布と上記不織布とを一体化する方法についても特に限定はなく、例えば、ニードリング等の公知の方法により一体化することができる。
【0021】
上記表層織布及び裏層織布を構成する経糸及び緯糸の材質については特に限定はなく、必要に応じて種々のものとすることができる。例えば、材質としては、ポリアミドモノフィラメント(6ナイロン、66ナイロン、610ナイロン、612ナイロン等のモノフィラメント等)、ポリエステルモノフィラメント等を使用することができる。この中で、ポリアミドモノフィラメントを用いると、耐摩耗性、圧縮回復性、耐衝撃性に優れることから好ましい。
【0022】
また、上記表層織布及び裏層織布を構成する経糸及び緯糸の径についても特に限定はなく、要求性能に応じて種々のものを用いることができる。例えば、上記表層織布を構成する経糸及び緯糸の径としては、通常0.15〜0.45mm、好ましくは0.15〜0.35mm、更に好ましくは0.18〜0.32mm、より好ましくは0.20〜0.30mmとすることができる。かかる範囲とすることにより、表層織布は細い経糸及び/又は緯糸で構成される織布として、表層織布を薄く平滑にすることができる。その結果、製紙用フェルトの平滑性を向上させ、更に表面性に優れた紙を抄造することができるので好ましい。また、上記表層織布を構成する緯糸として、径が0.12〜0.28mmのポリアミドモノフィラメント糸を2〜8本撚り合わせた撚糸とすると、強度的に優れ、長期間に渡ってプレスを繰り返された場合でも構造を維持して空隙を保持することができるので好ましい。
【0023】
また、上記裏層織布を構成する経糸及び緯糸の径としては、通常0.15〜0.45mm、好ましくは0.17〜0.42mm、更に好ましくは0.20〜0.40mmとすることができる。かかる範囲とすることにより、強度的に優れ、頻繁にプレスされた場合でも構造を維持して空隙を確保することができる。その結果、製紙用フェルトの平滑性に影響を及ぼすことなく、製紙用フェルトの空隙率の低下を抑止して、湿紙の脱水効率を向上させると共に、製紙用フェルトの寿命延長を図ることができるので好ましい。
【0024】
また、裏層織布として太い経糸及び/又は緯糸を用いると、強度的に優れ、頻繁にプレスされた場合でも構造を維持して空隙を確保することができるが、あまり太い糸を用いると、基布ひいては製紙用フェルトも剛直となり、取扱が困難になることもある。そこで、上記裏層織布の経糸として、径が0.08〜0.30mm、好ましくは0.10〜0.27mm、更に好ましくは0.12〜0.25mmのポリアミドモノフィラメント糸を2〜10本撚り合わせた撚糸を用いることができる。かかる撚糸を用いることにより、強度的に優れ、頻繁にプレスされた場合でも構造を維持して空隙を確保することができるので好ましい。
【0025】
また、上記表層織布の経糸及び/又は緯糸の密度についても特に限定はないが、通常は15〜90本/インチ、好ましくは17〜88本/インチ、更に好ましくは19〜86本/インチである。上記表層織布の経糸及び/又は緯糸の密度を15〜90本/インチとすることにより、製紙用フェルトの平滑性を向上させ、裏層織布の基布マークを抑止することができることから好ましい。
【0026】
更に、本発明の製紙用フェルトは、上記構成を有する上記不織布を備えた上記基布を備えていればよく、その他の構造については特に限定はない。例えば、本発明の製紙用フェルトは、上記基布のみで構成されていてもよく、あるいは、上記基布に他の織布、不織布及びウェブ等の少なくとも1種で構成される他の層を一体化させたものでもよい。例えば、図2及び図3に示すように、上記基布3の表層織布側上面及び/又は裏層織布側下面に結合されて一体化している表層ウェブ層21及び/又は裏層ウェブ層22を有するものとすることができる。かかる表層ウェブ層21及び裏層ウェブ層22を備えることにより、上記表層織布及び裏層織布の影響を小さくし、用途に応じた表面性、その他様々な特性を持つ多種多様な製紙用フェルトとすることができるので好ましい。上記表層ウェブ層21及び裏層ウェブ層22の材質、繊度については、上記目的を達成することができる限り特に限定はなく、例えば、材質として、ポリアミドスフを用いることができ、繊度についても用途に応じて種々設定することができる。また、表層ウェブ層21及び裏層ウェブ層22を形成する方法については特に限定はなく、公知の方法、例えば、ニードリング等により一体化して形成することができる。
【0027】
上記表層織布、上記不織布、上記裏層織布、上記表層ウェブ層及び上記裏層ウェブ層の目付についても特に限定はなく、要求性能に応じて種々のものとすることができる。通常、上記不織布の目付は150〜700g/m、好ましくは170〜550g/m、更に好ましくは185〜400g/mである。かかる範囲とすることにより、裏層織布の基布マークを抑止することができ、その結果、製紙用フェルトの平滑性を向上させることができるので好ましい。
【0028】
上記表層織布の目付は、通常120〜360g/m、好ましくは175〜320g/m、更に好ましくは190〜300g/mである。かかる範囲とすることにより、織布が薄くなり過ぎてシワが発生し易くなることを防止すると共に、大きくなり過ぎてそれ自体のナックルマークが生じることを防止できるので好ましい。また、上記裏層織布の目付は、通常200〜1100g/m、好ましくは230〜1000g/m、更に好ましくは260〜900g/mである。かかる範囲とすることにより、強度的に優れ、長期間に渡ってプレスを繰り返された場合でも構造を維持して空隙を保持することができるので好ましい。
【0029】
上記表層ウェブ層の目付は、通常400〜1100g/m、好ましくは500〜950g/mである。かかる範囲とすることにより、目付が小さいために表層織布自体のナックルマークが生じることを防止すると共に、圧縮された後の厚さの回復性の低下を防止することができるので好ましい。また、上記裏層ウェブ層の目付は、通常50〜220g/m、好ましくは60〜200g/m、更に好ましくは80〜180g/mである。かかる範囲とすることにより、裏面摩耗を受けた場合でも裏層織布への損傷を引き起こしにくくすると共に、通水抵抗を好適な範囲とすることができるので好ましい。
【0030】
本発明の製紙用フェルトの製造方法を以下に説明する。
本発明の製紙用フェルトの製造方法では、毛羽立糸を一方向(例えば、製紙用フェルトの長さ方向又は幅方向)のいずれかにのみ互いに略平行に配列する。この配列の仕方については特に限定はないが、例えば、図4に示すように、毛羽立糸321が互いに略平行になるように一対のガイドロール4に掛け渡し、エンドレス状とする。
【0031】
次いで、上記毛羽立糸同士を適宜の方法で接着させる。例えば、上記毛羽立糸を上記水溶性高分子化合物により接着する場合、上記水溶性高分子化合物の使用形態については、上記毛羽立糸同士を接着できる限り特に限定はなく、必要に応じて種々の形態で使用することができる。例えば、上記毛羽立糸を接着する方法により、粉粒状、顆粒状、フィルム状、シート状又はウェブ状等の形態を適宜選択できる。水に溶解した水溶性高分子化合物を毛羽立糸にスプレーして、毛羽立糸を接着して不織布を形成する場合は、粉粒状の樹脂を水に溶解して使用する。また、前記方法によらない場合は、フィルム状、シート状又はウェブ状の水溶性高分子化合物を用いて、毛羽立糸を接着して不織布を形成することができる。
【0032】
例えば、図4に示すようにガイドロール4に掛け渡しエンドレス状とした後、このガイドロール4を回転しつつ、繰り出しロール6に巻き取ったシート状の水溶性高分子化合物7を上記毛羽立糸321の上に繰り出す。このとき、ノズルで上記毛羽立糸及び/又は上記水溶性高分子化合物に含水させてもよい。図4では、上記シート状の上記水溶性高分子化合物7を載置する前の上記毛羽立糸321の上にノズル5で水をスプレーしている。この場合、含水させる量は、使用する樹脂の種類、樹脂のシートの厚さ、毛羽立糸の種類、配列する毛羽立糸の密度等によって、適宜選択できる。また、ガイドロールを回転し、ノズルで水溶性高分子化合物水溶液を毛羽立糸にスプレーしてもよい。この場合、水溶性高分子化合物の濃度は、使用する樹脂の種類、毛羽立糸の種類、配列する毛羽立糸の密度によって、適宜選択できる。更に、上記毛羽立糸を製紙用フェルトの幅方向に配列した不織布を使用する場合は、水溶性高分子化合物等で接着して得られた不織布を適当な長さに切断し、製紙用フェルトの幅方向に略平行に配列してもよい。
【0033】
その後、不織布の1層、あるいは2層以上を基布として、若しくは上記不織布の表層及び/又は裏層に表層織布及び/又は裏層織布を設置したり、あるいは中間ウェブ層を設置したものを常套の手段によってニードリング等することにより一体化して基布を得て、次いで、必要に応じて上記表層ウェブ層及び/又は裏層ウェブ層等を上記基布の表層及び/又は裏層に配置し、常套の手段によってニードリング等することにより一体化して製紙用フェルトを得る。そして、上記毛羽立糸同士を上記水溶性高分子化合物によって接着した後の任意の段階で水洗することにより、上記基布又は上記製紙用フェルト中に残留する上記水溶性高分子化合物を除去する。上記水洗は、上記不織布の表層及び/又は裏層に表層織布及び/又は裏層織布を設置したり、あるいは中間ウェブ層を設置した後一体化して基布を得た段階や、製紙用フェルトを得た段階で行ってもよい。あるいは、2以上の段階で水洗を行ってもよい。更に、上記水洗としては、水溶性高分子化合物の除去を促進する等のために、温水を用いてもよい。また、製紙用フェルトの品質に悪影響をもたらさない限り、酸、アルカリ、界面活性剤及びアルコール等を加えることもできる。
【0034】
【実施例】
以下、実施例を挙げて、本発明を具体的に説明する。
(1)製紙用フェルトの製作
本実施例1の製紙用フェルト1の縦断面模式図を図1に示す。本実施例1の製紙用フェルト1Aは、毛羽立糸321が製紙用フェルトの長さ方向に配列されて構成される不織布32Aと、毛羽立糸321が製紙用フェルトの幅方向に配列されて構成され、上記不織布32Aの下面(走行面)に重ねて配置した不織布32Bとを備える、不織布2枚重ねの構成である基布3を有する。そして、該基布3の上面(製紙面)及び下面には、表層ウェブ層21及び裏層ウェブ層22が結合されている。
【0035】
上記毛羽立糸321は、径が0.21mmのポリアミドモノフィラメントである糸を2本撚った撚糸2本を芯糸とし、該芯糸の周囲に、芯糸を中心として短繊維を二次元状に配置した毛羽のある撚糸である4.3メートル番手の平モール糸でる。そして、上記毛羽立糸321は、フェルトの長さ方向に27本/インチとなるように略平行に配列した。また、上記毛羽立糸321同士は、水溶性高分子により接着している。この水溶性高分子化合物は、厚さ0.04mm、目付50g/mのフィルム状ポリビニルアルコール(PVA)を使用した。そして、上記毛羽立糸321に水をスプレーしてから、上記フィルム状PVAを上記毛羽立糸321上に繰り出すことにより、上記毛羽立糸321同士を水溶性高分子により接着し、目付297g/mの不織布32Aを得た。次いで、上記不織布32Aを幅方向に切断し、毛羽立糸がフェルト幅方向に配列するように不織布32Bを得た。
【0036】
上記表層ウェブ層21は、11デシテックス100%で目付600g/mのポリアミドスフのウェブである。また、上記裏層ウェブ層22は、11デシテックス100%で目付100g/mのポリアミドスフのウェブである。そして、上記表層ウェブ層21及び裏層ウェブ層22は、上記基布3の上面及び下面に重ねてニードリング等の公知の方法により結合している。
【0037】
本実施例2の製紙用フェルト1Bの縦断面模式図を図2に示す。本実施例2の製紙用フェルト1Bは、図2に示すように、表層織布31と裏層織布32の中間に不織布32を備える3枚重ねの構成である基布3を有し、該基布3の表層織布側上面及び裏層織布側下面には、表層ウェブ層21及び裏層ウェブ層22が結合されている。
【0038】
上記不織布32は、径が0.21mmのポリアミドモノフィラメントである糸4本を芯糸とし、該芯糸の周囲に、芯糸を中心として12メートル番手の平モール糸を巻き付けた毛羽立糸321を、フェルトの長さ方向に27本/インチとなるように略平行に配列し、厚さ0.04mm、目付50g/mのフィルム状PVAを使用して接着した目付319g/mの不織布を幅方向に切断し、上記毛羽立糸321がフェルト幅方向に配列するように配置した不織布である。
【0039】
また、上記表層織布31は、径が0.28mmのポリアミドモノフィラメントである経糸を35本/インチ、径が0.25mmのポリアミドモノフィラメントである緯糸を30本/インチ用いて平組織に織り込んだ目付226g/mの織布である。一方、上記裏層織布33は、径が0.20mmのポリアミドモノフィラメントである糸を2本撚って撚糸とし、更にこの撚糸3本を撚って撚糸(合計6本の糸を含む撚糸)とした経糸を17本/インチ、径が0.33mmのポリアミドモノフィラメントである緯糸を20本/インチ用いて平組織に織り込んだ目付280g/mの織布である。尚、上記基布3の上面に結合された表層ウェブ層21及び裏層ウェブ層22は、実施例1と同じである。
【0040】
また、比較例1及び2として、上記実施例1及び2の製紙用フェルトのうち、不織布32を以下の構成とし、他の条件、構成は全く同様のものとした製紙用フェルトを製作した。即ち、比較例1及び2の製紙用フェルトの不織布32は、径が0.21mmのポリアミドモノフィラメントである糸を2本撚った撚糸2本と、12メートル番手の紡績糸1本とを撚りあわせた糸を、フェルト幅方向に27本/インチとなるように略平行に配列し、次いで、融点140℃のポリアミド系低融点繊維(エムス社製「グリロンKA140」、太さ11dtex、繊維長80mm)を用いて糸同士を接着した目付309g/mの不織布である。
【0041】
(2)評価の方法
上記実施例1及び2並びに比較例1及び2の各製紙用フェルトを10cm四方に切り抜いてサンプルとし、該サンプルの目付及び通気度を測定した。次いで、上記サンプルを常温の水に入れて5分間攪拌し、脱水乾燥後、再び目付及び通気度を測定した。その結果を以下の表1に示す。また、脱水乾燥後の上記サンプルをほぐして、製紙用フェルトの中に、水溶性高分子化合物又は溶融した低融点繊維が残っているか否かを肉眼で観察した。
【0042】
また、上記実施例1及び2並びに比較例1及び2の各製紙用フェルトを用い、面圧2.94MPaで加圧した時の通水性を測定した。その結果を表2に示す。尚、通水性の測定は、水の粘度を水温20.2℃の値に補正し、通水2分後の水量を測定することにより行っている。
【0043】
【表1】
Figure 0004081321
【0044】
【表2】
Figure 0004081321
【0045】
(3)実施例の効果
製紙用フェルト中の残留物の存否を肉眼で観察した結果、比較例1及び2では、不織布を構成する糸の周りに溶融した樹脂が観察されたのに対し、実施例1および2ではいずれも水溶性高分子化合物と思われる物質は観察されなかった。
また、表1より、目付及び通気度を測定した結果、低融点繊維を使用した不織布を備える比較例1は、水洗前後で目付の変化が殆どなく、通気度は水洗後に低下しているのに対し、本願発明の不織布を備える実施例1は、水洗前に比べて水洗後の目付が小さい値を示すと共に、通気度が大きい値を示していることが分かる。また、低融点繊維を使用した不織布を備える比較例2と本願発明の不織布を備える実施例2との対比でも同様の傾向が認められる。かかる結果は、比較例1及び2では、溶融した低融点繊維が残留しているのに対し、実施例1及び2では、不織布中に水溶性高分子化合物がほぼ残留していないことを示している。
【0046】
更に、表2より、通水性を比較した結果、不織布の構成のみが相違する比較例1と実施例1、及び比較例2と実施例2とを対比した場合、低融点繊維を使用した不織布を備える比較例1では、通水度が25.56cm/s/cmと低い値を示しているのに対し、本願発明の不織布を備えている実施例1の通水度は、27.80cm/s/cmと高い値を示している。また、低融点繊維を使用した不織布を備える比較例2でも、通水度が29.95cm/s/cmと低い値を示しているのに対し、本願発明の不織布を備えている実施例2の通水度は、33.70cm/s/cmと高い値を示している。これは、上記表1と同様に、比較例1及び2では、製紙用フェルト中に溶融した低融点繊維が残留しているため、通水性が低く、通水度が小さくなっているのに対し、実施例1及び2では、過剰な水溶性高分子化合物は水で洗い流される結果、通水性を阻害する物質が製紙用フェルト中に残留していないことを示している。
以上より、本発明の製紙用フェルトは、汚れの発生の原因が少なく、また、圧縮性にも優れていることが分かる。
【0047】
【発明の効果】
本発明の製紙用フェルトは、従来の製紙用フェルトと比較して、不織布を構成している糸が一方向のみに配列しているため、交絡点がなく、このフェルトを使用した紙シートは表面平滑性に優れる。また、基布を構成する不織布の水溶性高分子化合物を水洗除去するため、フェルトの圧縮性能が優れている。更に、溶融した低融点繊維が残留していないため、汚れの原因となる物質が少なく、商品価値が高い。また、上記毛羽立糸として、モール糸及び/又はモール糸を含む撚糸を使用すると、本発明の製紙用フェルトは、容易且つ安価に製造できる。更に、上記水溶性高分子化合物として、ポリビニルアルコールを使用すると容易に製造できる。そして、本発明の製造方法によれば、紙シートの表面平滑性に優れ、フェルトの圧縮性に優れ及び汚れの少ない製紙用フェルトを容易且つ安価に製造できる。以上より、本発明の製紙用フェルト及びその製造方法は、製紙業の分野で広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製紙用フェルトの縦方向断面模式図である。
【図2】本発明の他の製紙用フェルトの縦方向断面模式図である。
【図3】本発明の他の製紙用フェルトの縦方向断面模式図である。
【図4】本発明の製紙用フェルトを構成する不織布の製造工程の概略説明図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C;製紙用フェルト、21;表層ウェブ層、22;裏層ウェブ層、3;基布、31;表層織布、32,32A,32B;不織布、321;毛羽立糸、322;中間ウェブ層、33;裏層織布、4;ガイドロール、5;ノズル、6;繰出ロール、7;シート状の水溶性高分子化合物。

Claims (5)

  1. 毛羽立糸が一方向にのみ互いに略平行に配列され、上記毛羽立糸同士は水溶性高分子化合物により接着されている不織布を含む基布を備えることを特徴とする製紙用フェルト。
  2. 上記毛羽立糸の全部又は一部は、モール糸及び/又はモール糸を含む撚糸である請求項1記載の製紙用フェルト。
  3. 上記水溶性高分子化合物は、ポリビニルアルコールである請求項1又は2記載の製紙用フェルト。
  4. 毛羽立糸を一方向にのみ互いに略平行に配列し、次いで、上記毛羽立糸同士を水溶性高分子化合物で接着して不織布を得て、その後、水洗することにより上記不織布又は製紙用フェルト中に残留する上記水溶性高分子化合物を除去することを特徴とする製紙用フェルトの製造方法。
  5. 上記水溶性高分子化合物として、シート状、フィルム状又はウェブ状の水溶性高分子化合物を用い、且つ、該シート状、フィルム状又はウェブ状の水溶性高分子化合物と上記毛羽立糸とを接触させることにより、上記毛羽立糸同士を接着させる請求項記載の製紙用フェルトの製造方法。
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