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JP4071052B2 - 光サーボライタシステム、サーボマークをデジタルリニアテープに生成するための光学システムおよび方法 - Google Patents

光サーボライタシステム、サーボマークをデジタルリニアテープに生成するための光学システムおよび方法 Download PDF

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    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザゴーストの空間フィルタリングに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
デジタルリニアテープに光サーボマークを書込むために用いられるサーボライタにおいて、ゴーストイメージはビーム生成装置の理想的ではない位相性質の結果、または光学システムにおける不所望の散乱により生じる。ゴーストイメージは、デジタルリニアテープに不所望のサーボマークを生成する。ゴーストイメージによって生成された不所望のサーボマークは、トラッキング解像度およびトラッキング精度を劣化させるおそれがある。深刻な場合では、光学トラッキングが不可能になる。
【0003】
【課題を解決するための手段】
一般的な局面において、この発明は、視準光のビームを生成するレーザと、視準光を受け焦点合わせするよう配置されるレンズと、視準光のサブセットがフィルタを通るようにレンズに隣接して配置される空間フィルタとを含む、光サーボライタシステムを特徴とする。
【0004】
好ましい実施例においては、システムはさらにレーザとレンズとの間に配置される光学サブシステムを含み、光学サブシステムは視準光ビームを受けてビームを分割する。分割ビームは、サーボビームとゴーストビームとを含む。サブセットはサーボビームである。
【0005】
システムはさらに、空間フィルタに隣接して配置されるデジタルリニアテープを含み、空間フィルタは視準光サブセットをデジタルリニアテープにヒットさせサーボマークを生じさせる。光学サブシステムは、ビームエキスパンダと回折光学素子とに近接して配置される減衰器を含む。光学サブシステムは、バイプリズムレンズおよびいくつかのレンズを含む。空間フィルタは、視準光のサブセットがフィルタを通るよう配置される複数の開口部を含む。複数の開口部は、視準光サブセットがデジタルリニアテープをヒットしてサーボマークを生成するときに滓が開口部に詰まることを避けるよう、デジタルリニアテープの平面に対して位置決めされる。連続する開口部の位置は、デジタルリニアテープの平面に対して千鳥配列である(staggered)。空間フィルタは、透明基板に接合された除去可能フィルム(ablatable film)を含む。
【0006】
別の局面においては、この発明は視準光のビームを生成するレーザと、視準光ビームを受けてビームを分割するよう配置される光学サブシステムと、分割ビームを受けて焦点合わせするよう配置されるレンズと、分割ビームのサブセットがフィルタを通るようにレンズに隣接して配置される空間フィルタとを含む、複数のサーボマークをデジタルリニアテープに生成するための光学システムを特徴とする。
【0007】
好ましい実施例においては、分割ビームはサーボビームとゴーストビームとを含む。サブセットはサーボビームである。サーボビームはデジタルリニアテープをヒットする。空間フィルタは、分割ビームのサブセットがフィルタを通ることができるよう配置される複数の開口部を含む。複数の開口部は、詰まりを防ぐために互いに対して千鳥配列である。
【0008】
別の局面においては、この発明は、レーザにおいて視準光ビームを生成するステップと、レンズにおいて視準光ビームを受け焦点を合わせるステップと、視準光ビームをレンズの焦点近傍でフィルタリングしてビームのサブセットにフィルタを通過させデジタルリニアテープをヒットさせるステップとを含む、光サーボマークをデジタルリニアテープに生成するための方法を特徴とする。
【0009】
好ましい実施例においては、生成するステップはさらに、視準光ビームを所望のビームとゴーストビームとに分割するステップを含む。分割するステップは、視準光のビームに回折光学素子を通過させることにより達成される。分割するステップは、視準光ビームにバイプリズムレンズを通過させて2つのビームを生成することにより達成され、2つのビームは次いでいくつかのレンズによって再び合わされて2ビーム干渉(two-beam interference)によりテープ上に多数のスポットを形成する。ビームのサブセットは、所望のビームである。フィルタリングするステップは、視準光ビームに空間フィルタを通過させるステップを含む。空間フィルタは、サブセットにフィルタを通過させるよう位置決めされる複数の開口部を含む。複数の開口部はインシツ(in situ)に生成される。開口部を生成するステップは、固体空間フィルタ(solid spatial filter)を設けるステップと、サブセットに空間フィルタを切断させ複数の開口部を生成させることにより空間フィルタに開口部を生成するステップとを含む。開口部は、詰まりを最小化するために互いに対し千鳥配列である。
【0010】
別の局面においては、この発明は、視準光ビームを生成するレーザ光学システムと、視準光を受けて焦点合わせするよう配置される第1のレンズと、視準光サブセットが焦点合わせされてフィルタを通過するようレンズに隣接して配置される空間フィルタと、サブセットを視準ビームに復元して、第3のレンズに伝播させる第2のレンズとを含む、デジタルリニアテープのための光サーボライタシステムを特徴とする。
【0011】
好ましい実施例においては、ビームはサーボビームとゴーストビームとを含む。サブセットはサーボビームである。第3のレンズは、サブセットをデジタルリニアテープに焦点合わせしてサーボマークを生成させる。レーザ光学システムは、光を減衰器に生成するためのレーザ光源と、光を受けてビームが適切な直径を備えた視準光となるよう拡大し回折光学素子に送るビームエキスパンダとを含む。
【0012】
レーザ光学システムは、光をバイプリズムレンズに生成して2つのビームを生成するレーザ光源を含み、2つのビームは次いでいくつかのレンズによって再び合わされ、2ビーム干渉によってテープ上に多数のスポットを形成する。空間フィルタは,サブセットに空間フィルタを通過させるよう配置される複数の開口部を含む。第1のレンズは平凸レンズである。第2のレンズは平凸レンズである。第3のレンズはスキャンレンズである。
【0013】
この発明の実施例は、以下の特徴の1つ以上を有し得る。
多数のレーザビームが、単一のレーザビームからビーム生成装置においてバイプリズムまたは回折光学素子を用いて生成される。ビームは、レンズによってデジタルリニアテープに焦点合わせされ、多数のマークを、テープ伝送方向に直交して直線指向に生成する。ゴーストビームをなくすよう空間フィルタリングのために開口部が用いられる。空間フィルタは、焦点面ではないがその近傍に場所決めされて、ゴーストによって生成されるマークをなくすかまたは少なくとも顕著に減じ、サーボ解像度を向上させる。
【0014】
所望のビームと空間フィルタの開口部との間の正確な位置合わせを確実にするために、空間フィルタにおける開口部は、基板に支持されたフィルムを多数のビーム経路内に配置し、空間フィルタを切断させることにより開口部を生成することにより、インシツに生成することができる。ゴーストビームは空間フィルタを切断するのに十分なパワーを有さない。空間フィルタはまた、テープ滓が開口部に詰まることを避けるように構成される。
【0015】
この発明の1つ以上の実施例の詳細は、添付の図面と以下の説明とに示される。この発明の他の特徴、目的、および利点は、説明と図面と特許請求の範囲とによって明らかとなるであろう。
【0016】
異なった図面における同様の参照符号は、同様の要素を示す。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、第1の例示的な光サーボライタシステム10は、レーザ12と、減衰器14と、ビームエキスパンダ16と、回折光学素子18と、レンズ20とを含む。システム10は、テープ22に光サーボマークを生成する。レーザ12は、減衰器14に向けられるコヒーレント視準光24などの光電磁エネルギを生成する。減衰器14から出る光はビームエキスパンダ16に向けられる。ビームエキスパンダ16から出る光は回折光学素子18に向けられ、これは入力ビーム24を、ほぼ等しいパワーを有する多数のビーム26に分割する。
【0018】
別の実施例においてはバイプリズムレンズが回折光学素子18と置換される。
回折光学素子18は、商業的に入手可能である装置である。回折光学素子18は、屈折率の変調によりまたは表面プロファイルの変調により入射波を遅れさせる(retard)領域を含む平面要素を有する。異なった領域から出た光は干渉し、所望の波面パターンを形成する。入射レーザビームを分割してほぼ等しい強度と角度分離(angular separation)とを備えた多数のビームまたはビームアレイを形成する回折光学素子の1つの種類は、フーリエアレイ生成器またはファンアウト素子と称する。光ビーム24が回折光学素子18に当たると、多数のビーム26が生成される。
【0019】
回折光学素子18はまた、所望の多数ビーム26に加えて不所望のビームを生成し得る。不所望のビームをゴーストビーム28と称する。ゴーストビーム28は埃によって散乱された外部光または回折光学素子18における欠陥によっても引き起こされる。多数ビーム26およびゴーストビーム28はレンズ20に向かう。レンズは焦点距離fを有し、光学視野および所望の光学スポットサイズに応じて、単純な平凸レンズであるか、スキャンレンズのようなより複雑なレンズであり得る。レンズ20は、多数ビーム26およびゴーストビーム28をテープ22に焦点合わせし、一般的に光サーボトラック(またはマーク)と称するマーク30のアレイを生成する。テープ22が動くにつれ、(連続的)多数の光サーボトラックはテープ表面にインスクライブされる。パルス付けされたレーザ12が用いられる場合、断続的な多数の光サーボマーク(断続的点マーク)がテープ22に生成され得る。
【0020】
ゴーストビーム28はテープ22を切断し、不所望のマーク30aをテープ22に生成し得る。この発明の目的は、ゴーストビーム28をなくして、これらがテープ22に当たって不所望のマーク30aを生成しないようにすることである。
【0021】
図2を参照して、光サーボライタシステム50はレーザ54と、減衰器56と、ビームエキスパンダ58と、回折光学素子60と、3つのレンズ62、64および66とを含む。システム50は、光サーボマーク80をテープ68に生成するために用いられる。レーザ54は、減衰器56に向けられる視準光70のビームを生成する。減衰器56を出た光72は、ビームエキスパンダ58に向けられる。ビームエキスパンダ58を出た光74は、回折光学素子60に向けられ、ここで所望のビーム76、すなわちサーボビームと、不所望のビーム78、すなわちゴーストビームとに分けられる。ビーム76および78はレンズ62に向けられ所望のビーム76は空間フィルタ52を通過する。
【0022】
空間フィルタ52は、1つ以上の開口部(空間フィルタ開口部または開口としても公知である)82を含み、これはフィルタ52に沿って間隔を開けて配置され、所望のビーム76にレンズ64を通過させながら、不所望のゴーストビーム78を遮断する。空間フィルタ52は、いくつかの形をとり得る。一例は、簡単な機械的スリットである。クロム、金、銀、または他の好適な合金などの、不透明な薄膜で被覆されたガラスに所望のフィルタパターンをエッチングすると、別の例のフィルタを作ることができる。安定した光学的に透明な基板上に配置されたどのような適切なフィルムも空間フィルタ52として用い得る。さらなる別の例は、安定した光学的に透明な基板上に配置された除去可能フィルムであり、ここからビーム生成自体によってフィルムが生成される。所望のビーム76は、レンズ64からレンズ66に向かい、テープ68に当たって有用なマークをテープ68に生成する。これらのマークは、光サーボマーク80として公知である。ビーム経路への空間フィルタ52の配置により、所望のビーム76がテープ68を「切断」して有用なマーク80を生成する一方で、不所望のゴーストビーム78がテープ68を通過して切断し、不所望のマークを生成することを防ぐ。各開口部82は、焦点面での所望のビーム76の直径分よりも長くなるようサイズ決めされる。
【0023】
一例においては、レンズ62および64は等しい焦点を有する、すなわちf1=f2である、たとえば平凸レンズのような球面レンズであり、レンズ66はスキャンレンズである。一般的に、f1およびf2は等しい必要はない。
【0024】
除去可能フィルムによる空間フィルタの形成の原則をここで説明する。空間フィルタ52は光サーボライタシステム50に固体除去可能フィルムを配置することにより、インシツに生成することができる。所望のビーム76が固体除去可能フィルムを横切ると、1つ以上の開口部82が選択されたビーム76によって生成される。この開口部82を備えた除去可能フィルムが、空間フィルタ52となっている。しかしながら、ゴーストビーム78によっては開口部82は生成されないが、これはゴーストビーム78が所望のビーム76よりも弱いパワーしか有していなく、よって空間フィルタ52において用いられるフィルムの特徴により、必要な開口部82を生成するために除去可能フィルムを貫通、または切断することができないためである。
【0025】
図3を参照して、第2の例示的な光サーボライタシステム100は、レーザ104と、バイプリズム106と、レンズ108、110および112とを含み、テープ114上に光サーボマーク124を生成する。レーザ104の生成する光ビーム116は、バイプリズム106に向けられ、ここで光116は所望のビーム118とゴーストビーム120とに分割される。所望のビーム118とゴーストビーム120とはレンズ108を通過し、空間フィルタ102に到達する。空間フィルタ102は、所望のビーム118にレンズ110を通過させる一方で、不所望のゴーストビーム120が通過してさらにテープ114に向かうことを防ぐよう配置される2つの開口部122を含む。2つのビーム118はレンズ110からシリンダレンズ112を通過してテープ114に到達し、ここで2ビーム干渉によって多数のサーボマーク124を生成する。
【0026】
図4を参照して、光サーボライタシステム120は、レーザ122と、サーボライタ光学素子124と、レンズ126と、空間フィルタ128とを含んでテープ130上に光サーボマーク136を生成する。サーボライタ光学素子124は、空間フィルタ128がテープ130の近傍に配置された場合、相当に簡単なものとなる。上述のように、空間フィルタ128は、所望のビーム134がテープ130を通過して切断するかまたはエッチングしてサーボマーク130を生成する一方で、ゴーストビーム138が不所望のサーボマークを生成することを除外するよう配置される、開口部132を含む。
【0027】
多数のビーム134がテープ130を切断してサーボマーク136を生成すると、空間フィルタ128がテープ130に近接して配置された場合に、テープ滓の破片が開口部132に詰まるおそれがある。図5を参照して、この問題を避けるためのシステム150が示され、空間フィルタ128は多数の開口部132が互いに対し、かつビーム134および138の断面に対して千鳥配列になるよう配置される。こうして、空間フィルタ128の上部および下部はレンズ126の焦点に沿ってずらされ(sheared)、その結果開口部132を千鳥配列にする。空間フィルタ128の対角配置、すなわちずれは、所望のビーム134とゴーストビーム138との間の分離に依存する。このような配置により、所望のビーム134によるテープの切断の間に生じたテープ滓は、開口部132が互いに対して千鳥配列に配置されているために、開口部132に詰まることから回避される。
【0028】
図6を参照して、空間サーボライタにおけるレーザゴーストの空間フィルタリングのためのプロセス500は、レーザにおける視準光のビームを生成するステップ502を含む。プロセス500は、光学サブシステムにおいて視準光ビームを分割し504、所望のビームとゴーストビームとを生成する。プロセス500は所望のビームとゴーストビームとを受け506、所望のビームとゴーストビームとをレンズに焦点合わせする508。プロセス500は、所望のビームにレンズに隣接して配置された空間フィルタの開口部を通過させることにより、ゴーストビームをフィルタリングする510。所望のビームがデジタルリニアテープをヒットすることにより、空間フィルタに隣接して配置されるデジタルリニアテープにサーボマークが生成される512。
【0029】
光サーボシステムによって光サーボマークがデジタルリニアテープを磁気記録ヘッドに対して位置決めするために用いられた場合にトラッキング解像度とトラッキング精度とを劣化させるおそれのある不所望のゴーストサーボマークが、ゴーストビームが通過してデジタルリニアテープに到達することにより生成されることを防ぐよう、所望のビームの開口部に対する位置合わせは重要である。開口部に対する所望のビームの適切な位置合わせは、空間フィルタの開口部をインシツで生成することと、ゴーストビームが所望のビームよりかなり弱いパワーしか有さないという知識とにより、達成され得る。
【0030】
図7を参照して、光サーボライタシステム内の空間フィルタにおける開口部をインシツに生成するプロセス520は、固体空間フィルタをレンズの焦点面、たとえば図2におけるフィルタ平面などに位置決めするステップ522を含む。所望のビームおよびゴーストビームは固体空間フィルタに到達する524。所望のビームは固体空間フィルタを切断して空間フィルタ内に開口部を生成する526。所望のビームよりかなり弱いパワーしか有さないゴーストビームは、空間フィルタを切断できず、こうして空間フィルタによってブロックされる。
【0031】
この発明を詳細な説明に関連して説明してきたが、上述の説明は例示の目的であってこの発明の範囲を限定するものではなく、発明の範囲は前掲の特許請求の範囲によって定義される。他の局面、利点および変形例は、前掲の特許請求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 例示的な光サーボライタシステムのブロック図である。
【図2】 回折光学素子およびゴースト除去空間フィルタを有する例示的な光サーボライタシステムのブロック図である。
【図3】 バイプリズムレンズおよびゴースト除去空間フィルタを有する例示的な光サーボライタシステムのブロック図である。
【図4】 テープの近傍に配置された空間フィルタを有する例示的な光サーボライタシステムのブロック図である。
【図5】 空間フィルタがテープの近傍に配置される場合に、空間フィルタ詰まりを避けるよう適合された例示的な光サーボライタシステムのブロック図である。
【図6】 ゴーストビームを除去するための空間フィルタリングプロセスのフロー図である。
【図7】 空間フィルタにインシツに開口部を生成するためのプロセスのフロー図である。
【符号の説明】
50 光サーボライタシステム、54 レーザ、56 減衰器、58 ビームエキスパンダ、60 回折光学素子、62,64,66 レンズ。

Claims (34)

  1. 光サーボライタシステムであって、
    視準光のビームを生成するレーザと、
    視準光を受け焦点合わせするよう配置されるレンズと、
    視準光のサブセットがフィルタを通るようにレンズに隣接して配置される空間フィルタとを含み、前記空間フィルタは、透明基板に接合された除去可能フィルムを含み、
    前記光サーボライタシステムは、
    前記空間フィルタに隣接して配置されるデジタルリニアテープをさらに含み、前記空間フィルタは視準光サブセットをデジタルリニアテープにヒットさせサーボマークを生じさせる、光サーボライタシステム。
  2. レーザとレンズとの間に配置される光学サブシステムをさらに含み、光学サブシステムは視準光ビームを受けてビームを分割する、請求項1に記載のシステム。
  3. 分割ビームは、サーボビームとゴーストビームとを含む、請求項2に記載のシステム。
  4. サブセットはサーボビームである、請求項3に記載のシステム。
  5. 光学サブシステムは、ビームエキスパンダと回折光学素子とに近接して配置される減衰器を含む、請求項2に記載のシステム。
  6. 光学サブシステムは、バイプリズムレンズおよびいくつかのレンズを含む、請求項2に記載のシステム。
  7. 空間フィルタは、視準光のサブセットがフィルタを通るよう配置される複数の開口部を含む、請求項に記載のシステム。
  8. 複数の開口部は、視準光サブセットがデジタルリニアテープをヒットしてサーボマークを生成するときに滓が開口部に詰まることを避けるよう、デジタルリニアテープの平面に対して、2個以上の異なる距離をおいて位置決めされる、請求項に記載のシステム。
  9. 連続する開口部の位置は、デジタルリニアテープの平面に対して、垂直方向に2個以上の異なる位置で順に変わる、請求項に記載のシステム。
  10. 複数のサーボマークをデジタルリニアテープに生成するための光学システムであって、
    視準光のビームを生成するレーザと、
    視準光ビームを受けてビームを分割するよう配置される光学サブシステムと、
    分割ビームを受けて焦点合わせするよう配置されるレンズと、
    分割ビームのサブセットがフィルタを通るようにレンズに隣接して配置される空間フィルタとを含み、前記空間フィルタは、透明基板に接合された除去可能フィルムを含む、光学システム。
  11. 分割ビームはサーボビームとゴーストビームとを含む、請求項10に記載のシステム。
  12. サブセットはサーボビームである、請求項11に記載のシステム。
  13. サーボビームはデジタルリニアテープをヒットする、請求項12に記載のシステム。
  14. 空間フィルタは、分割ビームのサブセットがフィルタを通るよう配置される複数の開口部を含む、請求項10に記載のシステム。
  15. 複数の開口部は、詰まりを防ぐために互いに対してかつ前記デジタルリニアテープの平面に対して、オフセットされている、請求項14に記載のシステム。
  16. 光サーボマークをデジタルリニアテープに生成するための方法であって、
    レーザにおいて視準光ビームを生成するステップと、
    レンズにおいて視準光ビームを受け焦点を合わせるステップと、
    視準光ビームをレンズの焦点近傍でフィルタリングしてビームのサブセットにフィルタを通過させデジタルリニアテープをヒットさせるステップとを含み、
    フィルタリングが、前記視準光ビームを空間フィルタへ通すことを含み、前記空間フィルタは、透明基板に接合された除去可能フィルムを含む、方法。
  17. 生成するステップは、視準光ビームを所望のビームとゴーストビームとに分割するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 分割するステップは、視準光のビームに回折光学素子を通過させることにより達成される、請求項17に記載の方法。
  19. 分割するステップは、視準光ビームにバイプリズムレンズを通過させて2つのビームを生成することにより達成され、2つのビームは次いでいくつかのレンズによって再び合わされて2ビーム干渉によりテープ上に多数のスポットを形成する、請求項17に記載の方法。
  20. ビームのサブセットはサーボビームである、請求項16に記載の方法。
  21. 空間フィルタは、サブセットがフィルタを通過するよう位置決めされる複数の開口部を含む、請求項16に記載の方法。
  22. 複数の開口部はインシツに生成される、請求項21に記載の方法。
  23. 開口部を生成するステップは、
    固体空間フィルタを設けるステップと、
    サブセットに空間フィルタを切断させ複数の開口部を生成することにより空間フィルタに開口部を生成するステップとを含む、請求項16に記載の方法。
  24. 開口部は、詰まりを最小化するために互いに対して、かつ前記デジタルリニアテープの平面に対して、オフセットされている、請求項21に記載の方法。
  25. デジタルリニアテープのための光サーボライタシステムであって、
    視準光ビームを生成するレーザ光学システムと、
    視準光を受けて焦点合わせするよう配置される第1のレンズと、
    視準光サブセットが焦点合わせされてフィルタを通過するようレンズに隣接して配置される空間フィルタとを含み、前記空間フィルタは、透明基板に接合された除去可能フィルムを含み、
    前記光サーボライタシステムは、さらに、
    サブセットを視準ビームに復元して第3のレンズに伝播させる第2のレンズ含む、光サーボライタシステム。
  26. ビームはサーボビームとゴーストビームとを含む、請求項25に記載のシステム。
  27. サブセットはサーボビームである、請求項26に記載のシステム。
  28. 第3のレンズは、サブセットをデジタルリニアテープに焦点合わせしてサーボマークを生成させる、請求項27に記載のシステム。
  29. レーザ光学システムは、
    光を減衰器に生成するためのレーザ光源と、
    光を受けて、ビームが適切な直径を備えた視準光となるよう拡大し、回折光学素子に送るビームエキスパンダとを含む、請求項25に記載のシステム。
  30. レーザ光学システムは、光をバイプリズムレンズに生成して2つのビームを生成するレーザ光源を含み、2つのビームは次いでいくつかのレンズによって再び合わされ、2ビーム干渉によってテープ上に多数のスポットを形成する、請求項25に記載のシステム。
  31. 空間フィルタは,サブセットが空間フィルタを通過するよう配置される複数の開口部を含む、請求項25に記載のシステム。
  32. 第1のレンズは平凸レンズである、請求項25に記載のシステム。
  33. 第2のレンズは平凸レンズである、請求項25に記載のシステム。
  34. 第3のレンズはスキャンレンズである、請求項25に記載のシステム。
JP2002184828A 2001-06-27 2002-06-25 光サーボライタシステム、サーボマークをデジタルリニアテープに生成するための光学システムおよび方法 Expired - Fee Related JP4071052B2 (ja)

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