JP4041915B1 - 潜砂性二枚貝の養殖方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】海水、淡水又は汽水中において、粒状体を敷設し、この粒状体の表面に付着性微細藻類を繁殖させ、粒状体内に潜砂性二枚貝を収容し、付着性微細藻類を餌料とすることを特徴とする潜砂性二枚貝の養殖方法であり、上部開口の凹状部からなる収容部2と、この収容部2の底に敷設され、潜砂性二枚貝を収容すると共に、潜砂性二枚貝の餌料となる付着性微細藻類を表面で繁殖させるための粒状体3と、収容部2に海水、淡水又は汽水を供給するための給水部4と、海水、淡水又は汽水を排出するための排水部6とを備えることを特徴とする潜砂性二枚貝の養殖装置1aによる。
【選択図】 図1
Description
しかしながら、このように潜砂性二枚貝を自然の海域に移植又は放流した場合、自然海域の波浪により養殖施設が破損したり、又は波浪により稚貝が散逸したり、あるいは捕食動物により稚貝が食害される等の理由により、稚貝の生存率が低くなってしまっていた。
また、上述のような被害が比較的少ない自然海域であっても、潜砂性二枚貝の成長に適する場所は限られており、潜砂性二枚貝を大量にかつ確実に肥大成長させることは極めて困難であった。
そこで、上述のような課題に対処するため、陸上における人為的な環境下において潜砂性二枚貝を養殖するための施設や方法に関する発明が開示されている。
特許文献1に記載される「二枚貝の育成施設」は、潮位差の生じる場所に、満潮時には水没する水路を配備した半閉鎖系育成水域を構築し、この水路内に流れを強制的におこす手段と、培養した餌料生物を供給する手段とを有し、水路内を適正な餌料濃度に保つための餌料供給量の調整手段を設けたことを特徴とする二枚貝の育成施設である。
また、上述のような特許文献1に係る施設において、水路には、底に二枚貝の回収を容易にするシート等の底板を敷くのが望ましく、また、餌料生物の培養は、餌料藻類培養装置を設けて、あるいは、屋外水槽で行なってもよい。さらに、餌料供給量の調整は、水路内に流入する天然海水中の餌料藻類の流入量を加味して行うことが望ましい。
上記構成の特許文献1に記載される「二枚貝の育成施設」によれば、餌料藻類培養装置から供給される餌料生物を施設内に配置される水路を流れる水流によって、施設内に無駄なく拡散させることができるという効果を有する。
また、二枚貝の稚貝に供給する餌料は、餌料藻類培養装置にて培養するため冬季でも稚貝に十分な餌料を供給することが可能であり、この結果、冬季を含む長期間の間二枚貝を飼育することが可能である。
さらに、満潮時に海水が水路に流入することで天然餌料も二枚貝に供給することができるという効果を有する。また、水路の底に底板を敷設することで、養殖中の稚貝を容易に回収することができるという効果も有する。
特許文献2に記載の「水産生物養殖方法」は、藻類の培養環境下に軟体動物又は棘皮動物をおき、藻類を培養しながらこの藻類を餌料として、軟体動物又は棘皮動物の養殖を行なうことを特徴とするものである。
特に、軟体動物が、アサリ、シジミ、ハマグリ、アワビなどの貝類に属するものであり、また、棘皮動物が、ウニ、ナマコ類に属するものである。また、藻類の培養環境下に濾過マットを敷設することが望ましい。
上記構成の特許文献2に係る方法によれば、養殖対象である軟体動物や棘皮動物と、これらの餌料となる藻類を同一の培養槽内において培養するため、水槽中において、養殖対象の水産生物に食べ残された藻類は、養殖対象である軟体動物や棘皮動物の排泄物を摂取しながら生存するので、結果として、培養槽内の水質浄化作用が発揮される。このため、培養槽内の水質管理を簡素化することができるという効果を有する。よって、養殖管理に係るコストを大幅に引き下げることができるという効果を有する。
また、培養環境下に濾過マットを敷設した場合には、特許文献2に係る方法で養殖した水産生物の体内に砂が混入する心配がなく、さらに、水産生物を天然物の約二倍の速さで成長させることができるという効果を有する。
しかも、水産生物に栄養分を豊富に含んだ餌料を供給することで、養殖管理中に、動脈硬化、脳血栓、心筋梗塞、老人性痴呆症などの予防に効果があるとされているエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸、水産生物の鮮度を長く保つ働きをする成分であるβ−カロチンを豊富に水産生物の体内に蓄積させることができるという効果も有する。
また、このような餌料の供給不足を補うため、温度や光の照射量等を管理することができる屋内において、二枚貝の餌料となる浮遊性微細藻類を培養することも可能であるが、このような設備の建設や維持には多大なコストがかかるため、費用対効果の観点から現実的ではないという課題もあった。
さらに、二枚貝に浮遊性微細藻類を餌料として与えながら培養した場合、二枚貝の殻長を一定以上の大きさに肥大成長させるのは極めて難しいという課題もあった。
また、屋内において二枚貝の餌料となる浮遊性微細藻類を安定的に、かつ必要量供給するには、やはり多大な費用と労力を要し、しかも、技術的な課題も多く費用対効果の観点から現実的ではないという課題があった。
上記構成の潜砂性二枚貝の養殖方法において、粒状体は潜砂性二枚貝を活性の高い状態で収容し、その表面において潜砂性二枚貝の餌料となる付着性微細藻類の繁殖の場を提供するという作用を有する。また、粒状体の表面において繁殖する付着性微細藻類は、夏季はもちろんのこと、日照の乏しい秋季から春季にかけても屋外で容易に繁殖させることができるので、このような付着性微細藻類を繁殖させて潜砂性二枚貝の餌料にすることで、通年で潜砂性二枚貝を肥大成長させるという作用を有する。
さらに、海水、淡水又は汽水と、粒状体の両者が相まって潜砂性二枚貝の生育に適した環境を提供するという作用を有する。
上記構成の潜砂性二枚貝の養殖方法は、請求項1に記載の発明と同じ作用に加え、潜砂性二枚貝を収容する粒状体の深度を殻長の3倍〜5倍にすることで、成長の著しい潜砂性二枚貝を確実に粒状体中に収容すると同時に、養殖中の潜砂性二枚貝に対する気温や地温の変化等に伴う外部環境からの影響を緩和するという作用を有する。
上記構成の潜砂性二枚貝の養殖方法は、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加え、海水、淡水又は汽水の水深を0.5cm〜5cmの範囲内とすることで、潜砂性二枚貝の養分等の摂取口及び排出口である水管を、水面下に確実に水没させるという作用を有する。
また、海水、淡水又は汽水の水深を0.5cm〜5cmの範囲内とすることで、潜砂性二枚貝を肥大成長させるために使用する海水、淡水又は汽水の量を最小にするという作用を有する。
上記構成の潜砂性二枚貝の養殖方法は、請求項1乃至請求項3に記載のそれぞれの発明の作用に加え、海水、淡水又は汽水の流速を1cm/s〜25cm/sの範囲内とすることで、潜砂性二枚貝を収容する粒状体及び、潜砂性二枚貝自体が水流により押し流されるのを妨げるという作用を有する。
また、粒状体の表面を流れる海水、淡水又は汽水の速度を上述のような範囲内にすることで、粒状体の表面において繁殖させた付着性微細藻類の一部を剥離して、養殖中の潜砂性二枚貝の水管へと運搬させるという作用を有する。
上記構成の潜砂性二枚貝の養殖方法は、請求項1乃至請求項4に記載のそれぞれの発明の作用に加え、粒状体の表面に照射される光は付着性微細藻類の繁殖を促進するという作用を有する。
そこで、本発明の請求項1に記載の潜砂性二枚貝の養殖方法において、粒状体内に潜砂性二枚貝を収容することで、潜砂性二枚貝を養殖する環境を、従来、潜砂性二枚貝が生息している環境に近づけることができ、これによって、養殖中の潜砂性二枚貝の活性を高めることができる。この結果、潜砂性二枚貝の肥大成長を促進させることができるという効果が発揮される。
また、粒状体の表面で繁殖させた付着性微細藻類を潜砂性二枚貝に与えることで、潜砂性二枚貝を長期間にわたり連続的に肥大成長させることができるという効果を有する。この結果、潜砂性二枚貝の稚貝を人工的に商品サイズにまで成長させることができるという効果を有する。
さらに、潜砂性二枚貝の飼育と、その餌料の供給を同時に行なうことが可能となり、潜砂性二枚貝の生産効率を高めることができるという効果を有する。
この結果、商品サイズの潜砂性二枚貝を容易に生産することができ、市場に潜砂性二枚貝を安価にかつ安定して供給することができるという効果を有する。
また、目的とする殻長の3倍〜5倍の深度を有する粒状体内に潜砂性二枚貝を収容することで、屋外において潜砂性二枚貝を養殖する場合に、気温や地温の変化等による潜砂性二枚貝への影響を緩和することができるという効果も有する。
この結果、外部環境の変化に伴う潜砂性二枚貝へのストレスが低減され、潜砂性二枚貝の成長を促進することができるという効果が発揮される。
この結果、潜砂性二枚貝の生産効率が高まり、養殖に係るコストを低減できるという効果を有する。
よって、市場に安価に潜砂性二枚貝を供給できるという効果を有する。
また、海水、淡水又は汽水が上述のような速度で粒状体上を流れることで、養殖中の潜砂性二枚貝の水管には常時に餌料が供給され、潜砂性二枚貝を肥大成長させることができるという効果を有する。
しかしながら、発明者の鋭意研究の結果、海水、淡水又は汽水中において繁殖させた付着性微細藻類を潜砂性二枚貝に餌料として与えた場合に、潜砂性二枚貝を長期間継続して肥大成長させることができることを見出し、本願請求項1乃至請求項5に記載のそれぞれの発明に至った。
ここで本発明の最良の実施の形態に係る潜砂性二枚貝の養殖方法及び養殖装置の実施例について説明する。
図1(a),(b)に示すように、本発明の実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aは、上部開口を有する収容部2の底部に潜砂性二枚貝を収容するための粒状体3が敷設され、この収容部2の上流部側には給水部4が設けられており、給水口4aから連続的に自然海水5が供給されるよう構成されるものである。
なお、本発明の実施例1の他、後述する実施例2及び3において、収容部2に供給される自然海水5には、海洋から取水された成分無調整の海水が用いられている。ただし、海洋から取水した際に海水中に含まれる大型の海藻等は予め除去している。また、自然海水5に代えて人工的に調整した海水を使用することも可能であり、その際には、潜砂性二枚貝の餌料となる付着性微細藻類や、その成長を促進するための栄養塩類を添加する必要がある。
また、収容部2内に供給する自然海水5は、養殖する潜砂性二枚貝が淡水性の場合には淡水を、汽水性の場合には汽水を用いる必要がある。そして、これらを人工的に調整して使用する場合には、やはり淡水又は汽水中に、潜砂性二枚貝の餌料となる付着性微細藻類や、その成長を促進するための栄養塩類を添加する必要がある。
そして、給水部4から供給された自然海水5は、収容部2内を移動して、すなわち、図1(a),(b)中の符号Dで示す方向に流れて移動し、堰7が設けられた排水部6を越えて収容部2の外に排出される仕組みになっている。
なお、給水部4から供給される自然海水5の水温は、10℃〜30℃の範囲内であることが望ましい。これは、自然海水5の水温が10℃よりも低い場合には、潜砂性二枚貝の生育速度が低下する傾向が認められ、また、水温が30℃を超える場合には潜砂性二枚貝の生育速度だけでなく、生存にも影響が生じる可能性がある。従って、自然海水5の水温が、上述の範囲を超える場合には、自然海水5を予め加温あるいは冷却して用いることが望ましい。
つまり、本実施例1において収容部2の底部に敷設する粒状体3は、自然の中で潜砂性二枚貝が生息する環境の砂と同じものであるか、あるいは、それに近似しているものであることが望ましく、より具体的には、粒状体3の粒径が0.0063cm〜0.5cmの範囲内であり、しかも、比重が海水又は淡水あるいは汽水よりも重く、かつ長期間海水又は淡水あるいは汽水中に晒しても容易に溶解したり変性しない材質であることが望ましい。この粒状体3の粒径の範囲の下限値と上限値は、例えばアサリ、ハマグリ、アカガイ、タイラギ、ミルクイ、ナミガイが生息している範囲の下限値と上限値であることが知られている。
図2(a)に示すように、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aを用いて小型の潜砂性二枚貝の一種であるアサリ8を養殖する場合、アサリ8の水管8aを上方に向けた状態で収容部2の底部に敷設された粒状体3内に収容し、自然海水5の水面から粒状体3の表面3aまでの水深ΔFが少なくとも0.5cm以上に保たれるよう、収容部2内に連続的に自然海水5を供給すればよい。
通常、海岸等の砂地に生息するアサリ8は、水管8aの上端部分のみを砂地の表面に出して生息しており、この水管8aの片方から栄養分を含む自然海水5を体内に取り込んで栄養分を摂取し、もう片方の水管8aからは栄養物を摂取した後の不要な自然海水5を体外に排出している。そして、アサリ8やハマグリ、アカガイ、タイラギ、ミルクイ、ナミガイ等の潜砂性二枚貝は一般に、砂等の粒状体の内に完全に潜らせた状態で、水管を備える側を真上に配置した場合に生体の活力が最も高まる。
よって、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aにおいて収容部2内に粒状体3を備えることで、養殖対象の潜砂性二枚貝の活力を高めた状態で収容することができるので、潜砂性二枚貝の生育を促進させることができるという効果が期待できる。
特に、潜砂性二枚貝の養殖装置1aによりアサリ8を養殖する場合は、粒状体3内に収容されるアサリ8の水管8aの上端部分を、すなわち、粒状体3の表面3aを自然海水5の水面下に水没させることで、栄養分をアサリ8に摂取させることができるのである。
その一方で、収容部2内に供給する自然海水5の量を、潜砂性二枚貝が栄養分を摂取するのに最低限度必要な量に調整することで、潜砂性二枚貝を養殖する際に使用する自然海水5の量を節約することができる。この結果、潜砂性二枚貝の養殖にかかるコストを削減できるという効果を有する。
また、図2(b)に示すように、潜砂性二枚貝には、たとえば、ミルクイ10のように水管10aを粒状体3の表面3a上に大きく突出させて生息するものもあり、この場合、潜砂性二枚貝(ミルクイ10)の水管10aの上端部分を水面下に確実に水没させるためには、自然海水5の表面から粒状体3の表面3aまでの水深ΔGが5cm程度となるように、収容部2内に自然海水5を供給する必要がある。
従って、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aにおいて、養殖中の潜砂性二枚貝が栄養分を十分摂取できるような環境を保ちつつ、かつ養殖に必要な自然海水5を供給するのにかかるコストを最少にするためには、自然海水5の水面から粒状体3の表面3aまでの水深を0.5cm〜5.0cmの範囲内に保つことが望ましい。
さらに、自然海水5の水面から、粒状体3の表面3aまでの水深を0.5cm〜5.0cmの範囲内に保った場合、粒状体3の表面3aから剥離した付着性微細藻類9が、つまり、潜砂性二枚貝の生育に必要な栄養分である付着性微細藻類9が自然海水5中に散逸しにくくなり、潜砂性二枚貝の餌料である付着性微細藻類9の摂取効率を高めることができる。この結果、潜砂性二枚貝の生育を促進することができるという効果が発揮されるのである。
なお、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aにおいては、図1に示す、排水部6における堰7の高さを調節することで、自然海水5の水面から粒状体3の表面3aまでの水深を調整することができる。また、排水部6に堰7を設けない場合には、給水部4から収容部2に供給する自然海水5の量と、収容部2における給水部4側から排水部6に向う勾配を利用して自然海水5の水深を調節してもよい。
よって、潜砂性二枚貝を同じ状態を維持したまま商品サイズにまで成長させるには、収容部2の底部に敷設される粒状体3の深度を(厚みを)、目的とする潜砂性二枚貝の殻長の3倍〜5倍程度にしておくことが望ましい。
これは、たとえば、潜砂性二枚貝を、殻長(殻の長径)が2cmになるまで養殖する場合、収容部2の底部には、6cm〜10cmの厚さを有する粒状体3を確保する必要があることを意味している。
一般に、潜砂性二枚貝の大きさは、殻の最長径を意味する殻長、殻の短径を意味する殻高、そして殻の厚みを意味する殻幅により示されるのであるが、図2(a),(b)にも示すように潜砂性二枚貝は、粒状体3中において殻長を鉛直方向と略一致させた状態で生息している。このため、本実施例においては粒状体3の深度を規定する際の基準に潜砂性二枚貝の殻長を使用している。
もちろん、粒状体3の深度が養殖対象となる潜砂性二枚貝の目的とする殻長の5倍以上であっても特に問題はないが、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aを設置する際に多量の粒状体3を準備する必要があり不経済である。
また、粒状体3の深度を、目的とする潜砂性二枚貝の殻長の3倍〜5倍程度確保した場合には、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aを屋外に設置した場合でも、気温や地温の変化に伴う潜砂性二枚貝への外部環境からの影響を十分緩和することができるという効果も期待できる。
なお、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aにおいて、比較的小型の潜砂性二枚貝であるアサリ8を養殖する場合には、粒状体3の深度は、目的とする殻長の3倍程度が確保されていればよく、また、比較的大型の潜砂性二枚貝であるミルクイ10を養殖する場合には、粒状体3の深度は目的とする潜砂性二枚貝の殻長の5倍程度が確保されていればよい。
これまで、自然界において潜砂性二枚貝がどのようなものを栄養源にしているかについては不明な点が多く、潜砂性二枚貝を養殖する際には、繁殖が比較的容易な浮遊性微細藻類を潜砂性二枚貝の餌料として与えていた。
しかしながら、潜砂性二枚貝に浮遊性微細藻類を餌料として与え続けた場合、長期間にわたって潜砂性二枚貝を生存させることはできるものの、一定の大きさ以上に潜砂性二枚貝を肥大成長させることはできなかった。
これに対して、海水、淡水又は汽水中において繁殖させた付着性微細藻類9を潜砂性二枚貝に餌料として供給した場合には、潜砂性二枚貝を継続的に肥大成長させることができるという新規な効果が発揮される。
そして、このような自然海水5中には天然の付着性微細藻類9が常時混入しており、収容部2内に供給されると、付着性微細藻類9の一部は粒状体3の表面3aに自然に着生して図2中の符号Eで示す方向から照射される日光又は人工光を利用して光合成をおこないながら増殖する。
他方、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aは、給水部4と排水部6を備えており、収容部2には水の流れが生じている。
このため、粒状体3の表面3aにおいて増殖した付着性微細藻類9の一部は、図2(a),(b)中の符号Dで示される方向に流れる自然海水5によって引きちぎられ、潜砂性二枚貝の、アサリ8やミルクイ10の水管8a,10aへと運ばれ、自然海水5と共に潜砂性二枚貝の体内に摂取されるのである。
もちろん、屋内において人工照明等を用いて浮遊性微細藻類を大量に繁殖させ、潜砂性二枚貝に供給することも十分可能ではあるが、このような設備の維持や管理には莫大なコストがかかり、費用対効果の観点から現実的ではなかった。
これに対して、屋外の自然海水5中において繁殖する付着性微細藻類9は、季節ごとに優勢に繁殖する種が異なるものの、周年を通じて確実に繁殖させることができるという利点を有している。
つまり、春季には付着性微細藻類9の一種であるMelosira sppを、夏季にはPleurosigma sppを、秋季にはNitzschia sppを、冬季にはNavicula sppをそれぞれ優勢に繁殖させることができる。そして、これらのいずれも潜砂性二枚貝の餌料にすることができるので、付着性微細藻類9を潜砂性二枚貝の餌料にした場合には、周年を通じ安定して養殖中の潜砂性二枚貝に栄養分を供給できるという優れた効果が発揮されるのである。
この結果、潜砂性二枚貝の稚貝を人為的な環境下において、商品として流通できる大きさにまで肥大成長させることができるという極めて優れた効果が発揮される。
従って、水産資源として需要の高い潜砂性二枚貝を人為的な環境下で養殖して安価に大量に市場に供給することができるという優れた効果を期待できるのである。
また、潜砂性二枚貝の養殖を可能にすることは、天然の水産資源の保護にもつながり、環境保護の観点からも極めて有益である。
さらに、自然海水5の水面から、粒状体3の表面3aまでの水深を0.5cm〜5.0cmの範囲内に保った場合には、すなわち、自然海水5の水深を潜砂性二枚貝の生育に最低限必要な水深に保った場合には、粒状体3の表面3aから剥離した付着性微細藻類9が自然海水5中に散逸しにくくなり、潜砂性二枚貝の餌料となる付着性微細藻類9の摂取効率を高めるという効果も期待できる。
よって、付着性微細藻類9を潜砂性二枚貝の餌料にすることと、自然海水5の水深を潜砂性二枚貝の生育に最低限必要な水深に保つことは、相互に関連しながら潜砂性二枚貝の生育促進に大きく寄与しているのである。
なお、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aを屋外に設置した場合で、日照が特に強い夏季においては、粒状体3の表面3aに直射日光が当たると、付着性微細藻類9の繁殖力が低下することがあり、このような場合には、収容部2の上部に寒冷紗等を設けて、粒状体3の表面3aに照射される光の一部を遮ってやるとよい。
また、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aにより潜砂性二枚貝を養殖する場合に、たとえば、蛍光灯やハロゲン灯、発光ダイオード、有機EL光等による照明設備を設けてもよい。この場合、自然の日照が得られない日没から日の出までの間、粒状体3の表面3aに光を補うことができる。このように、粒状体3の表面3aに人工光を照射することで、日照が得られない日没から日の出までの間も付着性微細藻類9の繁殖を促進させることができる。
この結果、潜砂性二枚貝に供給される単位時間当たりの餌料の量を増やすことができ、これによって、潜砂性二枚貝の成長効率を高めることが可能になる。
このため、潜砂性二枚貝を商品サイズにまで成長させるのに必要な時間を短縮することができ、潜砂性二枚貝の生育効率並びに生産効率を高めることができるという効果が期待できる。
逆に、収容部2内に十分な自然海水5の流れが形成されない場合には、自然海水5から潜砂性二枚貝に十分な酸素等が供給されなかったり、収容部2内に雑菌が繁殖するなどして養殖中の潜砂性二枚貝の病気の原因になったり、さらには、粒状体3の表面3aにおいて繁殖した付着性微細藻類9の一部が、潜砂性二枚貝の水管に好適に運搬されず潜砂性二枚貝が栄養不足に陥ったりする可能性もある。
従って、上述のような事態を回避するため、収容部2内の自然海水5の流速は、1cm/s〜25cm/sの範囲内であることが望ましい。とりわけ、付着性微細藻類9を好適に繁殖させるためには、収容部2内の自然海水5の流速を8cm/s〜15cm/sの範囲内に保つことが望ましい。
なお、本実施例に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aにおいては、図1の給水部4に、例えば、流量調整バルブや電磁弁等の図示しない給水量調節機構を備えることで、収容部2に送給される自然海水5の量を調節し、収容部2の粒状体3上を流れる自然海水5の流速が1cm/s〜25cm/sの範囲内となるよう、より好ましくは自然海水5の流速が8cm/s〜15cm/sの範囲内となるよう調整してもよい。
上述のように、実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aを、屋内に設置した場合には、設備の維持管理にコストがかかるものの、例えば、ミルクイ10などのように市場価値の高い潜砂性二枚貝を養殖する場合に、高い防犯効果が期待できる。
図3(a),(b)に示すように、実施例2に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1bは、上述の実施例1に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1aと同じ構成に加え、収容部2の給水口4a近傍に、緩衝壁11を備えることを特徴とするものである。
このように、給水口4aの近傍に緩衝壁11を設けることで、給水口4aから吐出される自然海水5の水流を緩和することができるという効果を有する。
この結果、給水口4aの近傍において潜砂性二枚貝を収容するための粒状体3や、養殖中の潜砂性二枚貝が自然海水5の水流で押し流されたり、巻き上げられたりする心配がなく、収容部2内のスペースを有効に潜砂性二枚貝の養殖に使用することができるという効果を有する。
従って、特に、潜砂性二枚貝の養殖装置1bを大型にする場合や、収容部2を複数並設し、それぞれの収容部2に1箇所の給水部4から自然海水5を送給する場合には、収容部2に緩衝壁11を設けることで、収容部2の空間の利用効率を高めることができるという効果を有する。この結果、潜砂性二枚貝の生産効率を高めることができるという効果が期待できる。
なお、図3中において緩衝壁11は、収容部2の一部を仕切るように設けられているが、給水部4の給水口4a近傍に弧状の緩衝壁11を設けてもよい。この場合、収容部2の空間を一層有効に使用できるという効果を有する。
図4に示すように、実施例3に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1cは、上述の実施例2に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1bと同じ構成に加え、収容部2内に、たとえば、付着性微細藻類9の繁殖を促進するための栄養塩類や、潜砂性二枚貝の餌料となる浮遊性微細藻類、あるいはこれらの混合体からなる添加物を添加するための添加物供給設備12を備えることを特徴とするものである。また、添加物供給設備12は、上述の潜砂性二枚貝の養殖装置1aに設けてもよい。
このような添加物供給設備12は主に、図4に示すように、添加物を送給するための配管13と、この配管13上に、たとえば一定間隔ごとに接続されるヘッダー14とにより構成されるものであり、配管13内を図4中の符号Hで示す方向へ流れる添加物16を、ヘッダー14に穿設される吐出孔15から収容部2内に連続的に又は断続的に添加することができるという効果を有する。
なお、図4に示す添加物供給設備12では、ヘッダー14の吐出孔15から直接添加物16が収容部2内に添加(注入)される仕組みになっているが、ヘッダー14の吐出孔15のそれぞれに、たとえば、図示しないバルブ等を設けて、収容部2への添加物の供給と停止を切替可能にしてもよい。
また、図示しないが、栄養塩類を供給するための添加物供給設備12と、餌料としての浮遊性微細藻類を供給するための添加物供給設備12とを別々に設け、栄養塩類や浮遊性微細藻類を単独で、あるいはこれらを同時に収容部2へと供給可能に構成してもよい。
この結果、粒状体3の表面3aにおける付着性微細藻類9の繁殖力が増し、養殖中の潜砂性二枚貝に供給できる餌料の量を増やすことができるので、潜砂性二枚貝の成長速度を加速させることができる。従って、実施例3に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1cの生産性を向上させることができるという効果が期待できる。
また、潜砂性二枚貝の成育を積極的に促進したい場合や、あるいは、自然海水5に代えて人工海水等を用いる場合に、添加物供給設備12を用いて潜砂性二枚貝の餌料となる浮遊性微細藻類をオプションとして添加することも可能である。
特に夏季は、屋外において容易に浮遊性微細藻類を繁殖させることができるので、潜砂性二枚貝の養殖装置1cとは別に屋外に浮遊性微細藻類を繁殖させるための設備を設け、添加物供給設備12により浮遊性微細藻類を収容部2内に供給することもできる。
この場合も、実施例3に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1cの生産性を向上させることができるという効果が期待できる。
さらに、収容部2の自然海水5に栄養塩類と浮遊性微細藻類の両方を供給した場合には、潜砂性二枚貝の養殖装置1cの生産性を一層高めることができるという効果が期待できる。
図5は(a)はアサリの養殖試験に使用した潜砂性二枚貝の養殖装置の概念図であり、(b)は図5(a)中のC−C線矢視断面図である。なお、図1乃至図4に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図5(a),(b)に示すように、本試験に用いた潜砂性二枚貝の養殖装置1dは、実施例2に係る潜砂性二枚貝の養殖装置1bにおける収容部2の長手方向中央に、仕切壁17を設けて収容部2を二分割し、この二分割された収容部2の片方に遮光率100%を有する遮光板18を覆設したものである。
そして、上述のような潜砂性二枚貝の養殖装置1dを屋外に設置し、収容部2の底部には、中央粒径が0.07cmの粒状体3(山砂)を約5cmの厚さに敷きつめ、その中に平均殻長3.5mmのアサリ8を潜らせて収容した。
また、本試験に用いた潜砂性二枚貝の養殖装置1dには、自然海水5を粒状体3の表面3aにおける流速が10cm/sとなるように給水口4aから連続的に供給した。
なお、アサリ8の飼育試験は、平成14年9月6日から平成14年11月8日までの62日間行なった。
なお、上述のような潜砂性二枚貝の養殖装置1dにおいて、粒状体3の表面3aにおける植物色素量の測定は、以下に示す手順に従っておこなった。
まず、内径4cmのコアサンプラーを用いて表面3aから深さ2cmまでの粒状体3を、収容部2に遮光板18を覆設した側と、遮光板18を覆設しない側のそれぞれにおいて各3箇所づつ採取し、これらのサンプルを併せて1回の分析用試料とした。
次に、上述のような手順に従って採取した分析用試料の一部をフラスコに移して蒸留水を加え、スターラーでよく攪拌した後に、孔径0.45μmのメンブレンフィルターで濾過し、フィルター上に残った残渣を海洋観測指針(気象庁)記載の吸光光度法に準じ、分光光度計(島津製作所(株)UV-160)により植物色素量(μg/g乾泥)の測定をおこなった。
図6に示すように、潜砂性二枚貝の養殖装置1dにおいて遮光板18を覆設しない側では、遮光板18を覆設した側に比べて、62日間の飼育期間を通じて、約2倍〜4倍の植物色素が検出された。
また、潜砂性二枚貝の養殖装置1dにおいて遮光板18を覆設しない側、遮光板18を覆設した側のそれぞれについて、実体顕微鏡を用いて粒状体3の表面3aを観察したところ、遮光板18を覆設しない側では、付着性微細藻類9であるNizschia sppや、Pleurosigma sppの繁殖が認められたが、遮光板18を覆設した側では付着性微細藻類9の繁殖がほとんど認められなかった。
よって、遮光板18を覆設した側において検出された植物色素は、自然海水5中に含まれる浮遊性微細藻類や、その死骸が沈殿して堆積したものであると考えられる。
従って、潜砂性二枚貝の養殖装置1dにおいて、粒状体3の表面3aに光を照射した場合、粒状体3の表面3aに付着性微細藻類9を繁殖させることができるといえる。
図6に示すように、上述のような潜砂性二枚貝の養殖装置1dにおいてアサリ8を62日間飼育したところ、遮光板18を覆設した側では、当初、殻長が3.5mmだったアサリ8の殻長が4.8mmになった。また、遮光板18を覆設しない側では、当初、殻長が3.5mmだったアサリ8の殻長は7.3mmになった。
この結果から、遮光板18を覆設しない側では、アサリ8の大幅な成長が認められた。なお、遮光板18を覆設した側のアサリは、主に自然海水5中に含まれる浮遊性微細藻類のみを摂取していたものと考えられる。
また、上述のような結果に基づいてアサリ8の日間成長率を算出したところ、遮光板18を覆設した側では0.02mm/dayであったのに対して、遮光板18を覆設しない側では0.06mm/dayとなり、遮光板18を覆設した側に比べてアサリ8の日間成長率が3倍も高かった。
したがって、潜砂性二枚貝に付着性微細藻類9を餌料として供給することで、潜砂性二枚貝を肥大成長させることができるという効果が発揮される。
なお、その後、継続してアサリ8を同じ条件下において飼育し続けたところ、平成15年7月14日の時点(飼育開始から311日経過)で、当初、殻長が3.5mmだったアサリ8の殻長は14.4mmにまで成長した。
さらに、その後、付着性微細藻類9の繁殖を促進するための栄養塩類及び潜砂性二枚貝の餌料となる浮遊性微細藻類の混合物からなる添加物を添加しながら継続してアサリ8を飼育し続けたところ、平成16年9月8日の時点(飼育開始から733日経過)で、当初、殻長が3.5mmだったアサリ8の殻長は28.3mmにまで成長した。
Claims (5)
- 海水、淡水又は汽水中において、粒状体を敷設し、この粒状体の表面に付着性微細藻類を繁殖させ、潜砂性二枚貝を、その水管が水面側となるように前記粒状体の内部に潜入させた状態で収容し、前記粒状体の表面において繁殖させた前記付着性微細藻類を水流により剥離させ、剥離した前記付着性微細藻類を前記水流により、前記粒状体の内部に潜入した前記潜砂性二枚貝の前記水面側に伸ばした前記水管に運搬して前記潜砂性二枚貝の餌料にすることで、前記潜砂性二枚貝の飼育とその餌料の繁殖を同時に行うことを特徴とする潜砂性二枚貝の養殖方法。
- 前記粒状体の深度は、前記潜砂性二枚貝の殻長の3倍〜5倍であることを特徴とする請求項1に記載の潜砂性二枚貝の養殖方法。
- 前記海水、淡水又は汽水の水深は、0.5cm〜5cmの範囲内であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の潜砂性二枚貝の養殖方法。
- 前記海水、淡水又は汽水の流速は、1cm/s〜25cm/sの範囲内であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の潜砂性二枚貝の養殖方法。
- 前記粒状体の表面に光を当てて、前記付着性微細藻類の繁殖を促進することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の潜砂性二枚貝の養殖方法。
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