JP3929031B2 - 増幅装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力信号を増幅する増幅装置、および、入力信号を増幅しその周波数を変換する周波数変換装置に関し、より特定的には、広いダイナミックレンジを有し、半導体集積回路への集積化に適した増幅装置および周波数変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話に代表される無線システムの受信機では、アンテナで受信した信号は、初段増幅回路によって増幅される。この初段増幅回路は、微弱信号を受信するときには低雑音かつ高利得の特性を有し、大信号を受信するときには低歪みかつ低利得の特性を有することが必要とされる。特に、近年の移動体通信では、基地局と移動局との間の距離に応じて、受信電界の特性が大きく変化する。このため、受信系には、従来よりも広いダイナミックレンジが必要とされている。また、受信フロントエンド部の増幅回路には、従来よりも厳しい低雑音性が要求されている。
【0003】
増幅回路を安定的に動作させる方法として、増幅回路の入力または出力において、信号線と接地(グランド)との間に抵抗を挿入する方法が、広く用いられている。しかし、抵抗を入力側に挿入した場合には雑音特性が大きく劣化し、抵抗を出力側に挿入した場合には歪み特性が大きく劣化する。また、上記以外の方法として、入力に負帰還をかける方法、すなわち、位相を180度変換した信号を入力に帰還する方法が知られている。この方法によれば、雑音特性と歪み特性とがいずれも若干劣化するものの、回路全体として広いダイナミックレンジを有する増幅回路を実現することができる。また、負帰還回路は歪み補償回路としても動作するので、回路の工夫により、ダイナミックレンジをさらに広げることもできる。
【0004】
以下、図13から図17を参照して、従来の負帰還増幅装置について説明する。第1の従来例として、特開平10−22751号公報に記載された「負帰還電力増幅装置」が知られている(図13を参照)。図13に示す増幅装置は、歪み補償回路として動作する負帰還回路を備え、マイクロ波帯で使用される。図13において、トランジスタ601、602は、いずれも電界効果トランジスタであり、インダクタ603、604、605、および、キャパシタ606、607は、トランジスタ601、602の整合回路を構成している。マイクロストリップ線路608は、移相器の役割を果たしている。電源電圧Vccは、マイクロストリップ線路608を介して増幅装置に印加される。
【0005】
トランジスタ602の出力信号の一部は、インダクタ605、マイクロストリップ線路608、および、インダクタ604を経由して、トランジスタ601の入力に帰還される。この際、マイクロストリップ線路608の長さLは、帰還信号とトランジスタ601の出力信号との位相差が180度となるように調整される。このように歪み成分を含んだ出力信号の一部を反転して入力に帰還することにより、高周波帯域における歪み特性を改善することができる。
【0006】
第2の従来例として、特開平6−216670号公報に記載された「高出力増幅器」が知られている(図14を参照)。図14に示す増幅器は、信号線路用ストリップ線路701a、701b、信号増幅用トランジスタ702、方向性結合器703、帰還用ストリップ線路704、スタブ705、帰還量変更用抵抗706a、706b、レベル検出回路707、高調波抑圧制御回路708、および、終端抵抗709を備えている。
【0007】
図14において、入力は、信号線路用ストリップ線路701aから供給され、信号増幅用トランジスタ702によって増幅される。信号増幅用トランジスタ702の出力は、所定の線路長を有する帰還用ストリップ線路704と方向性結合器703を経由して、信号増幅用トランジスタ702の入力に帰還される。これにより、信号増幅用トランジスタ702の入力には、2次高調波の逆位相の信号が帰還される。このようにして2次高調波の歪みをキャンセルすることにより、信号増幅用トランジスタ702の線形性を改善することができる。
【0008】
第3の従来例として、特表平11−500276号公報に記載された「増幅器」が知られている(図15を参照)。図15に示す増幅器は、トランジスタ801、信号源802、803、信号源抵抗804、入力整合回路805、806、807、808、809、出力整合回路810、811、815、帯域通過フィルタ812、移相器813、可変減衰器814、および、負荷抵抗816を備えている。
【0009】
図15において、帯域通過フィルタ812は、トランジスタ801の出力の2次高調波を通過させる。移相器813と可変減衰器814とは、それぞれ、2次高調波の位相と振幅とを調節する。この増幅器では、第2の従来例と同様に、出力信号の2次高調波を入力に帰還することにより、増幅器の3次相互変調積を低減させることができる。
【0010】
第4の従来例として、特開平7−94954号公報に記載された「電力増幅装置」が知られている(図16を参照)。図16に示す増幅装置は、合成器901、電力増幅器902、分配器903、フィルタ904、可変位相器905、および、可変減衰器906を備えている。この増幅装置は、電力増幅器902の出力の基本波と2次、3次、4次などの高調波とを広帯域で180度位相変換し、電力増幅器902の入力に帰還する。このように電力増幅器902の出力の基本波と2次高調波とをともに入力に負帰還することにより、出力信号の歪みを補償することができる。
【0011】
第5の従来例として、特開平10−335954号公報に記載された「広帯域フィードバック増幅器」が知られている(図17を参照)。図17に示す増幅器は、増幅素子1001、信号入力1002、信号出力1003、スロットライン接地面1004、スロットライン解放面1005、ストリップライン1006、スロットライン変換部のマイクロストリップライン1007、スロットライン1008、バイアホール1009、スルーホール1010、および、帰還量決定用抵抗1011を備えている。この増幅器は、第4の従来例と同じく、増幅素子1001の出力を広帯域で180度位相変換し、増幅素子1001の入力に帰還する。このように増幅素子1001の出力の基本波と2次高調波とをともに入力に負帰還することにより、出力信号の歪みを補償することができる。なお、上記公報には、広帯域で180度位相変換する帰還回路の具体例が開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第1ないし第5の従来例には、それぞれ、以下に示す問題がある。すなわち、上記第1の従来例の増幅装置には、2次高調波を360度近く位相変換して入力に帰還するため、2次高調波の負帰還による歪み補償を行わないという問題がある。また、上記第2および第3の従来例の増幅器には、基本波をほとんど帰還しないため、基本波付近の周波数に発生する3次相互変調波の負帰還による歪み補償を行わないという問題がある。さらに、上記第4および第5の従来例の増幅装置には、基本波と高調波の両方の位相調整を帰還回路のみで行うため、帰還回路が複雑で大規模になるという問題がある。
【0013】
それ故に、本発明は、構成が簡単で、入力信号の基本波、3次相互変調波および2次高調波の位相を入力に負帰還でき、半導体集積回路への集積化に適した負帰還増幅装置および負帰還周波数変換装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明は、同相信号と逆相信号とからなる差動信号を増幅する増幅装置であって、
入力端子から出力端子に至る経路上に接続されており、入力端子から入力された差動信号を増幅する増幅回路と、
増幅回路の入力と出力との間に接続され、抵抗素子とキャパシタ素子を並列に接続した回路を含み、通過する信号の位相を変化させながら、増幅回路の出力を増幅回路の入力に帰還する帰還回路と、
増幅回路の位相調整端子と接地との間に接続されており、増幅回路を通過する信号の位相を変化させる位相制御回路とを備え、
増幅回路は、位相調整端子の1つである同相調整端子を有し且つ差動信号のうち同相信号に基づき動作する同相増幅部と、位相調整端子の他の1つである逆相調整端子を有し且つ差動信号のうち逆相信号に基づき動作する逆相増幅部とを含み、
帰還回路は、同相信号に基づき動作する同相帰還部と、逆相信号に基づき動作する逆相帰還部とを含み、
位相制御回路はインダクタ素子を含み、位相制御回路の一端は同相調整端子と逆相調整端子の両方に電気的に接続され、位相制御回路の他端は接地されている。
このような第1の発明によれば、帰還回路と増幅回路との特性を好適に選択することにより、簡単な構成で、入力信号の基本波、3次相互変調波および2次高調波を負帰還することができる。したがって、ダイナミックレンジの広い増幅装置を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、位相制御回路のインダクタ素子に対し、キャパシタ素子が並列接続されている。
このような第2の発明によれば、インダクタとキャパシタの値を好適に選択することにより、増幅回路における通過位相を調整することができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
第3の発明は、第1の発明において、同相増幅部および逆相増幅部は、いずれも、
ベースが入力に接続され、エミッタが同相調整端子および逆相調整端子のいずれか一方に接続されている第1のバイポーラトランジスタと、
エミッタが第1のバイポーラトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが出力に接続されている第2のバイポーラトランジスタとを含む。
第4の発明は、第1の発明において、同相増幅部および逆相増幅部は、いずれも、ベースが入力に接続され、エミッタが同相調整端子または逆相調整端子のいずれか一方に接続され、コレクタが出力に接続されているバイポーラトランジスタを含む。
このような第3および第4の発明によれば、カスコード形式(またはシングル形式)の増幅回路を用いて入力信号を増幅することができる。特に、シングル形式を用いることにより、雑音特性の良い増幅回路を実現することができる。
第5の発明は、第1ないし第4の発明において、増幅回路の出力に周波数変換回路が接続され、増幅回路で増幅された信号の周波数を変換する。
このような第5の発明によれば、ダイナミックレンジの広い周波数変換装置を提供することができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【発明の実施の形態】
(第1の参考例)
図1は、本発明の第1の参考例に係る増幅装置の回路図である。図1に示す増幅装置は、増幅回路10、位相制御回路20、帰還回路30、DCカットキャパシタ501、503、および、チョークインダクタ502を備えている。この増幅装置は、位相制御回路20および帰還回路30の作用により、入力信号と帰還信号の位相差が略180度となることを特徴とし、主に高周波帯域で使用される。
【0035】
増幅回路10は、バイポーラトランジスタ101、102、バイパスキャパシタ103、および、バイアス回路104、105を含み、入力端子P1から入力された信号を増幅する。位相制御回路20は、インダクタ201を含んでいる。インダクタ201は、増幅回路10の通過位相を調整するために使用される。帰還回路30は、抵抗301、キャパシタ302、および、DCカットキャパシタ303を含み、増幅回路10の出力を入力に帰還する。抵抗301とキャパシタ302とは、帰還回路30の通過位相を調整するために使用される。
【0036】
図1に示す増幅装置では、入力端子P1は、DCカットキャパシタ501を介して、バイポーラトランジスタ101のベースに接続される。バイポーラトランジスタ101のコレクタは、バイポーラトランジスタ102のエミッタに接続される。バイポーラトランジスタ102のコレクタは、DCカットキャパシタ503を介して、出力端子P2に接続される。バイポーラトランジスタ101のエミッタは、増幅回路10の位相調整用端子として機能し、インダクタ201を介して接地される。バイポーラトランジスタ101、102のベースには、それぞれ、バイアス回路104、105からベース電流が供給される。抵抗301とキャパシタ302とは、並列に接続される。その並列接続回路とDCカットキャパシタ303とは、バイポーラトランジスタ101のベースとバイポーラトランジスタ102のコレクタとの間に直列に挿入される。バイポーラトランジスタ102のベースは、バイパスキャパシタ103を介して接地される。電源電圧Vccは、チョークインダクタ502を介してバイポーラトランジスタ102のコレクタに供給される。
【0037】
図2を参照して、図1に示す増幅装置の動作を説明する。ここでは、図2(a)に示す回路(バイポーラトランジスタ101、102、バイパスキャパシタ103、および、インダクタ201からなる回路)、図2(b)に示す回路(抵抗301とキャパシタ302とからなる回路)、および、図2(c)に示す回路(図2(a)に示す回路と図2(b)に示す回路とを接続した回路)の通過位相特性を検討する。
【0038】
図2(d)は、図2(a)に示す回路の通過位相特性図である。図2(a)における端子P3から端子P4までの通過位相は、図2(d)に示すように、入力信号の周波数が増加するに従って180度から単調に減少する。また、通過位相が減少する割合は、インダクタ201の値によって定まる。
【0039】
図2(e)は、図2(b)に示す回路の通過位相特性図である。図2(b)における端子P5から端子P6までの通過位相は、入力信号の周波数が基本波の周波数f0から2次高調波の周波数2f0まで変化するとき、図2(e)に示すように、0度から単調に増加する。また、通過位相が増加する割合は、抵抗301とキャパシタ302との値によって定まる。
【0040】
図2(f)は、図2(c)に示す回路の通過位相特性図である。この図は、図2(d)に示す特性と図2(e)に示す特性とを加算して得られたものである。上述したように、入力信号の周波数が基本波の周波数f0 から2次高調波の周波数2f0 まで変化するとき、図2(a)に示す回路における通過位相は単調に減少し、図2(b)に示す回路における通過位相は単調に増加する。したがって、インダクタ201、抵抗301、および、キャパシタ302の値をそれぞれ好適に選択することにより、図2(c)に示す回路における通過位相を、図2(f)に示すように、基本波の周波数f0 と2次高調波の周波数2f0 とを含む範囲において、略180度で一定にすることができる。
【0041】
よって、図1に示す増幅装置は、位相を180度変換した2次高調波を入力に帰還することができる。すなわち、2次高調波を入力に負帰還することができる。また、3次相互変調波の周波数は、基本波の周波数f0に近接している。したがって、この増幅装置は、位相を180度変換した3次相互変調波を入力に帰還することができる。すなわち、3次相互変調波を入力に負帰還することができる。
【0042】
このように図1に示す増幅装置は、増幅回路10の通過位相をインダクタ201で調整し、帰還回路30の通過位相を抵抗301とキャパシタ302とで調整することにより、簡単な構成で、入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波を入力に負帰還することができる。また、この増幅装置は、従来の増幅装置と比較してストリップラインやスロットラインを使用していない。したがって、マイクロ波帯で使用するものであっても、容易に半導体集積回路に集積化することができる。
【0043】
以上に示すように、本参考例に係る増幅装置によれば、位相制御回路20と帰還回路30とを用いて帰還信号の位相を好適に調節することにより、回路全体として入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波を負帰還することができる。したがって、簡単な構成で、ダイナミックレンジの広い高周波負帰還増幅装置を実現することができる。
【0044】
(第2の参考例)
図3は、本発明の第2の参考例に係る増幅装置の回路図である。図3に示す増幅装置は、第1の参考例に係る増幅装置を差動対を用いて構成したものである。この増幅装置の動作および効果は、第1の参考例に係る増幅装置と同じである。そこで以下では、回路の動作および効果に関する説明を省略し、回路構成のみを説明する。
【0045】
図3に示す増幅装置は、増幅回路15、位相制御回路25、帰還回路35、DCカットキャパシタ501a、501b、503a、503b、および、チョークインダクタ502a、502bを備えている。増幅回路15、位相制御回路25、および、帰還回路35は、それぞれ、第1の参考例に係る増幅回路10、位相制御回路20、および、帰還回路30を差動対を用いて構成したものである。
【0046】
増幅回路15は、バイポーラトランジスタ101a、101b、102a、102b、および、バイアス回路104、105を含んでいる。増幅回路15は、入力端子対{P1+、P1−}から入力された差動信号を増幅する。位相制御回路25は、インダクタ201a、201bを含んでいる。インダクタ201a、201bは、増幅回路15の通過位相を調整するために使用される。帰還回路35は、抵抗301a、301b、キャパシタ302a、302b、および、DCカットキャパシタ303a、303bを含み、増幅回路15の出力を入力に帰還する。抵抗301a、301b、および、キャパシタ302a、302bは、帰還回路35の通過位相を調整するために使用される。なお、差動回路では対となるトランジスタを接続するだけで、非差動回路におけるバイパスキャパシタと同じ効果が得られるので、増幅回路15は、別途バイパスキャパシタを備える必要はない。
【0047】
図3に示す増幅装置では、入力端子P1+、P1−は、それぞれ、DCカットキャパシタ501a、501bを介して、バイポーラトランジスタ101a、101bのベースに接続される。バイポーラトランジスタ101a、101bのコレクタは、それぞれ、バイポーラトランジスタ102a、102bのエミッタに接続される。バイポーラトランジスタ102a、102bのコレクタは、それぞれ、DCカットキャパシタ503a、503bを介して、出力端子P2+、P2−に接続される。バイポーラトランジスタ101a、101bのエミッタは、増幅回路15の位相調整用端子として機能し、それぞれ、インダクタ201a、201bの一端に接続される。インダクタ201a、201bの他端は接続され、その接続点Q1は接地される。バイポーラトランジスタ101a、101bのベースには、いずれもバイアス回路104からベース電流が供給される。バイポーラトランジスタ102a、102bのベースには、いずれもバイアス回路105からベース電流が供給される。
【0048】
抵抗301aとキャパシタ302aとは、並列に接続される。その並列接続回路とDCカットキャパシタ303aとは、バイポーラトランジスタ101aのベースとバイポーラトランジスタ102aのコレクタとの間に直列に挿入される。抵抗301bとキャパシタ302bとは、並列に接続される。その並列接続回路とDCカットキャパシタ303bとは、バイポーラトランジスタ101bのベースとバイポーラトランジスタ102bのコレクタとの間に直列に挿入される。電源電圧Vccは、チョークインダクタ502a、502bを介して、それぞれ、バイポーラトランジスタ102a、102bのコレクタに供給される。
【0049】
(第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態に係る増幅装置の回路図である。図4に示す増幅装置は、第2の参考例に係る増幅装置において、位相制御回路25を位相制御回路26に置換したものである。本実施形態の構成要素のうち、第2の参考例と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
【0050】
位相制御回路26は、インダクタ201a、201b、202を含んでいる。第2の参考例と同様に、バイポーラトランジスタ101a、101bのエミッタは、それぞれ、インダクタ201a、201bの一端に接続される。インダクタ201a、201bの他端は接続され、その接続点Q2はインダクタ202を介して接地される。インダクタ202は、増幅回路の2次高調波の通過位相を調整するために使用される。
【0051】
図5を参照して、図4に示す増幅装置の動作を説明する。位相制御回路26には、差動信号が入力される。このため、接続点Q2では2本の入力信号は互いに打ち消し合い、接続点Q2の電位は、入力信号が交流であっても常に0Vとなる。したがって、出力信号の基本波成分の通過位相は、インダクタ202の影響を受けない。一方、角速度ωを用いて出力信号の2次高調波成分を表すと、非反転信号はcos(2ωt)、反転信号はcos{2(ωt+π)}=cos(2ωt)となり、両者は同相の信号であることがわかる。したがって、出力信号の2次高調波成分の通過位相は、インダクタ202の影響により遅れ位相となる。
【0052】
ここで第1の参考例と同様に、図5(a)に示す回路(バイポーラトランジスタ101a、101b、102a、102b、および、インダクタ201a、201b、202からなる回路)、図5(b)に示す回路(抵抗301aとキャパシタ302aとからなる回路)、および、図5(c)に示す回路(図5(a)に示す回路と、図5(b)に示す回路2個とを接続した回路)の通過位相特性を検討する。
【0053】
図5(d)は、図5(a)に示す回路の通過位相特性図である。図5(a)における端子対{P3+、P3−}から端子対{P4+、P4−}までの通過位相は、図5(d)に示すように、入力信号の周波数が増加するに従って180度から単調に減少する。また、2次高調波成分(破線)の通過位相は、基本波成分(実線)と比べて遅れ位相となる。この理由は、基本波成分の通過位相がインダクタ201a、201bの値で決まるのに対し、2次高調波成分の通過位相は、さらにインダクタ202の値を加味して決まるからである。
【0054】
図5(e)は、図5(b)に示す回路の通過位相特性図である。図5(b)における端子P5+から端子P6+までの通過位相は、入力信号の周波数が基本波の周波数f0から2次高調波の周波数2f0まで変化するとき、図5(e)に示すように、0度から単調に増加する。
【0055】
図5(f)は、図5(c)に示す回路の通過位相特性図である。この図は、図5(d)に示す特性と図5(e)に示す特性とを加算して得られたものである。上述したように、入力信号の周波数が基本波の周波数f0から2次高調波の周波数2f0まで変化するとき、図5(a)に示す回路における通過位相は単調に減少し、図5(b)に示す回路における通過位相は単調に増加する。したがって、インダクタ201a、201b、202、抵抗301a、301b、および、キャパシタ302a、302bの値をそれぞれ好適に選択することにより、図5(c)に示す回路における通過位相を、図5(f)に示すように、基本波の周波数f0と2次高調波の周波数2f0とを含む範囲において、略180度で一定にすることができる。
【0056】
したがって、図4に示す増幅装置は、第2の参考例に係る増幅装置と同様に、2次高調波を入力に負帰還することができる。また、3次相互変調波の周波数は基本波の周波数f0に近接しているので、この増幅装置は、3次相互変調波を入力に負帰還することができる。
【0057】
このように図4に示す増幅装置は、増幅回路15の通過位相をインダクタ201a、201b、202で調整し、帰還回路35の通過位相を抵抗301a、301bとキャパシタ302a、302bとで調整することにより、簡単な構成で、入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波を入力に負帰還することができる。
【0058】
また、この増幅装置は、第1の実施形態に係る増幅装置と比較して、2次高調波成分を独立して調整するためのインダクタ202を備えている。したがって、簡単な構成で、入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波の通過位相をそれぞれ独立して調節することができる。よって、例えば、雑音特性など他の高周波特性が最適となるようにインダクタ201a、201bの値を選択した上で、インダクタ202の値を選択することができる。
【0059】
以上に示すように、本実施形態に係る増幅装置によれば、インダクタ202を備えることにより、第2の参考例よりも高い自由度で、広いダイナミックレンジを有する高周波負帰還増幅装置を実現することができる。
【0060】
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る増幅装置の回路図である。図6に示す増幅装置は、第2の参考例に係る増幅装置において、位相制御回路25を位相制御回路27に置換したものである。本実施形態の構成要素のうち、第2の参考例と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
【0061】
位相制御回路27は、インダクタ203を含んでいる。第2の参考例とは異なり、バイポーラトランジスタ101a、101bのエミッタは直接接続され、その接続点Q3は、インダクタ203を介して接地される。インダクタ203は、増幅回路の2次高調波の通過位相を調整するために使用される。
【0062】
図6に示す増幅装置は、抵抗301a、301bとキャパシタ302a、302bとの作用により、位相を180度変換した基本波を入力に帰還することができる。すなわち、基本波を入力に負帰還することができる。また、この増幅装置は、インダクタ203の作用により、位相を180度変換した2次高調波を入力に帰還することができる。すなわち、2次高調波を負帰還することができる。また、3次相互変調波の周波数は基本波の周波数f0と近接している。したがって、この増幅装置は、位相を180度変換した3次相互変調波を入力に帰還することができる。すなわち、3次相互変調波を入力に負帰還することができる。
【0063】
このように図6に示す増幅装置は、増幅回路15の通過位相をインダクタ203で調整し、帰還回路35の通過位相を抵抗301a、301bとキャパシタ302a、302bとで調整することにより、簡単な構成で、入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波を入力に負帰還することができる。
【0064】
一般に差動増幅回路では、対となる増幅回路の特性(DC特性およびAC特性)が非常に近いこと、すなわち、ペア性が良いことが必要とされる。第3の実施形態に係る増幅装置はインダクタ201a、201bを使用するので、浮遊容量や寄生抵抗などのばらつきにより、差動回路のペア性が悪くなる場合がある。これに対して、図6に示す増幅装置はインダクタ201a、201bを使用しないので、増幅回路のペア性が劣化しないという効果を奏する。
【0065】
以上に示すように、本実施形態に係る増幅装置によれば、インダクタ201a、201bを取り除くことにより、差動増幅回路のペア性を良く保ちながら、広いダイナミックレンジを有する高周波負帰還増幅装置を実現することができる。
【0066】
(第3の参考例)
図7は、本発明の第3の参考例に係る周波数変換装置の回路図である。図7に示す周波数変換装置は、増幅回路10、位相制御回路20、帰還回路30、周波数変換回路40、DCカットキャパシタ501、503a、503b、504a、504b、および、チョークインダクタ502a、502bを備えている。この周波数変換装置は、第1の参考例に係る増幅装置に周波数変換回路40を追加したものである。本参考例の構成要素のうち、第1の参考例と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
【0067】
周波数変換回路40は、バイポーラトランジスタ401、402、バイアス回路403、および、キャパシタ404を備え、増幅回路10の出力信号の周波数を変換する。
【0068】
図7に示す周波数変換装置では、入力端子P1は、DCカットキャパシタ501を介してバイポーラトランジスタ101のベースに接続される。バイポーラトランジスタ101のコレクタは、バイポーラトランジスタ102のエミッタに接続される。バイポーラトランジスタ102のコレクタは、バイポーラトランジスタ401のエミッタと、バイポーラトランジスタ402のエミッタの両方に接続される。バイポーラトランジスタ401、402のコレクタは、それぞれ、DCカットキャパシタ503a、503bを介して、出力端子P3+、P3−に接続される。バイポーラトランジスタ101のエミッタは、増幅回路10の位相調整用端子として機能し、インダクタ201を介して接地される。バイポーラトランジスタ101、102のベースには、それぞれ、バイアス回路104、105からベース電流が供給される。バイポーラトランジスタ401、402のベースには、いずれも、バイアス回路403からベース電流が供給される。
【0069】
抵抗301とキャパシタ302とは、並列に接続される。その並列接続回路とDCカットキャパシタ303とは、バイポーラトランジスタ101のベースとバイポーラトランジスタ102のコレクタとの間に直列に挿入される。バイポーラトランジスタ102のベースは、バイパスキャパシタ103を介して接地される。電源電圧Vccは、チョークインダクタ502a、502bを介して、それぞれ、バイポーラトランジスタ401、402のコレクタに供給される。
【0070】
入力端子P2+、P2−は、それぞれ、DCカットキャパシタ504a、504bを介して、バイポーラトランジスタ401、402のベースに接続される。キャパシタ404は、バイポーラトランジスタ401、402のコレクタ間に挿入され、ローカル信号の2次高調波の出力端子P3+、P3−へのリークを低減する。
【0071】
通常の使用形態では、入力端子P1には、アンテナで受信され低雑音増幅器で増幅されたRF(Radio Frequency)信号が入力される。入力端子P2+、P2−には、局部発振器から出力されたLO(Local Oscillator)信号が入力される。出力端子P3+、P3−からは、主に中間周波数の信号を含んだIF(Intermediate Frequency)信号が出力される。
【0072】
図7に示す周波数変換装置は、第1の参考例に係る増幅装置と同様に、入力端子P1から入力されたRF信号について、位相を180度変換した基本波と2次高調波と入力に帰還することができる。すなわち、基本波と2次高調波とを入力に負帰還することができる。また、3次相互変調波の周波数は基本波周波数f0に近接している。したがって、この周波数変換装置は、位相を180度変換した3次相互変調波を入力に帰還することができる。すなわち、3次相互変調波を入力に負帰還することができる。
【0073】
このように図7に示す周波数変換装置は、増幅回路10の通過位相をインダクタ201で調整し、帰還回路30の通過位相を抵抗301とキャパシタ302とで調整することにより、簡単な構成で、入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波を入力に負帰還することができる。また、この周波数変換装置は、従来の周波数変換装置と比較してストリップラインやスロットラインを使用していない。したがって、マイクロ波帯で使用するものであっても、容易に半導体集積回路に集積化することができる。また、従来の周波数変換装置では、周波数変換回路で発生したLO信号の2次高調波が増幅回路の動作に悪影響を及ぼす。これに対し、図7に示す周波数変換装置では、位相制御回路20を調整することにより、周波数変換回路40で発生したLO信号の2次高調波を、帰還回路30および増幅回路10を介して位相を180度反転させて、周波数変換回路40に出力することができる。その結果、周波数変換回路40で発生するLO信号の2次高調波のレベルを低減することができる。
【0074】
以上に示すように、本参考例に係る周波数変換装置によれば、位相制御回路20と帰還回路30とを用いて帰還信号の位相を好適に調節することにより、回路全体として入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波を負帰還することができる。したがって、簡単な構成で、ダイナミックレンジの広い高周波負帰還周波数変換装置を実現することができる。
【0075】
(第4の参考例)
図8は、本発明の第4の参考例に係る周波数変換装置の回路図である。図8に示す周波数変換装置は、第3の参考例に係る周波数変換装置を差動対を用いて構成したものである。この周波数変換装置の動作および効果は、第3の参考例に係る周波数変換装置と同じである。そこで以下では、回路の動作および効果に関する説明を省略し、回路構成のみを説明する。
【0076】
図8に示す周波数変換装置は、増幅回路15、位相制御回路25、帰還回路35、周波数変換回路45、DCカットキャパシタ501a、501b、503a、503b、504a、504b、および、チョークインダクタ502a、502bを備えている。増幅回路15、位相制御回路25、帰還回路35、および、周波数変換回路45は、それぞれ、第3の参考例に係る増幅回路10、位相制御回路20、帰還回路30、および、周波数変換回路40を差動対を用いて構成したものである。
【0077】
増幅回路15、位相制御回路25、および、帰還回路35は、第2の参考例と同じであるので、説明を省略する。周波数変換回路45は、バイポーラトランジスタ401a、401b、402a、402b、バイアス回路403、および、キャパシタ404を備え、増幅回路15の出力信号の周波数を変換する。
【0078】
図8に示す周波数変換装置では、入力端子P1+、P1−は、それぞれ、DCカットキャパシタ501a、501bを介して、バイポーラトランジスタ101a、101bのベースに接続される。バイポーラトランジスタ101a、101bのコレクタは、それぞれ、バイポーラトランジスタ102a、102bのエミッタに接続される。バイポーラトランジスタ102aのコレクタは、バイポーラトランジスタ401aのエミッタと、バイポーラトランジスタ402aのエミッタの両方に接続される。バイポーラトランジスタ102bのコレクタは、バイポーラトランジスタ401bのエミッタと、バイポーラトランジスタ402bのエミッタの両方に接続される。バイポーラトランジスタ401a、401bのコレクタは接続点R1で接続され、バイポーラトランジスタ402a、402bのコレクタは接続点R2で接続され、接続点R1、R2は、それぞれ、DCカットキャパシタ503a、503bを介して、出力端子P3+、P3−に接続される。バイポーラトランジスタ101a、101bのエミッタは、増幅回路15の位相調整用端子として機能し、それぞれ、インダクタ201a、201bの一端に接続される。インダクタ201a、201bの他端は接続され、その接続点Q1は接地される。バイポーラトランジスタ101a、101bのベースには、いずれもバイアス回路104からベース電流が供給される。バイポーラトランジスタ102a、102bのベースには、いずれもバイアス回路105からベース電流が供給される。バイポーラトランジスタ401a、401b、402a、402bのベースには、いずれもバイアス回路403からベース電流が供給される。
【0079】
抵抗301aとキャパシタ302aとは、並列に接続される。その並列接続回路とDCカットキャパシタ303aとは、バイポーラトランジスタ101aのベースとバイポーラトランジスタ102aのコレクタとの間に直列に挿入される。抵抗301bとキャパシタ302bとは、並列に接続される。その並列接続回路とDCカットキャパシタ303bとは、バイポーラトランジスタ101bのベースとバイポーラトランジスタ102bのコレクタとの間に直列に挿入される。電源電圧Vccは、チョークインダクタ502a、502bを介して、それぞれ、接続点R1、R2に供給される。
【0080】
入力端子P2+は、DCカットキャパシタ504aを介して、バイポーラトランジスタ401a、402bのベースにそれぞれ接続される。入力端子P2−は、DCカットキャパシタ504bを介して、バイポーラトランジスタ401b、402aのベースにそれぞれ接続される。キャパシタ404は、接続点R1、R2の間に挿入され、ローカル信号の2次高調波の出力端子P3+、P3−へのリークを低減する。
【0081】
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る周波数変換装置の回路図である。図9に示す周波数変換装置は、第4の参考例に係る周波数変換装置において、位相制御回路25を位相制御回路26に置換したものである。
【0082】
図9に示す周波数変換装置の構成および効果は、第1の参考例および第1の実施形態に係る増幅装置、並びに、第3および第4の参考例に係る周波数変換装置についての説明から明らかであるので、ここでは説明を省略する。
【0083】
本実施形態に係る周波数変換装置によれば、インダクタ202を備えることにより、簡単な構成で、第4の参考例よりも高い自由度で、広いダイナミックレンジを有する高周波負帰還周波数変換装置を実現することができる。
【0084】
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態に係る周波数変換装置の回路図である。図10に示す周波数変換装置は、第4の参考例に係る周波数変換装置において、位相制御回路25を位相制御回路27に置換したものである。
【0085】
図10に示す周波数変換装置の構成および効果は、第1の参考例および第2の実施形態に係る増幅装置、並びに、第3および第4の参考例に係る周波数変換装置についての説明から明らかであるので、ここでは説明を省略する。
【0086】
本実施形態に係る周波数変換装置によれば、インダクタ201a、201bを取り除くことにより、差動増幅回路のペア性を良く保ちながら、広いダイナミックレンジを有する高周波負帰還周波数変換装置を実現することができる。
【0087】
(各参考例および実施形態の変形例)
以下、第1および第2の参考例および第1および第2の実施形態に係る増幅装置、および、第3およびの第4の参考例および第3および第4の実施形態に係る周波数変換装置の変形例について説明する。以下に示す装置は、いずれも、これまでに述べた装置と同様の効果を奏する。
【0088】
まず、各参考例および実施形態で示した帰還回路30、35に代えて、他の帰還回路を用いてもよい。例えば、図11に示す3種類の帰還回路のいずれかを用いてもよい。図11(a)に示す帰還回路31は、抵抗311、および、キャパシタ312、313を備える。抵抗311とキャパシタ312とは直列に接続され、キャパシタ313はその直列接続回路と並列に接続される。図11(b)に示す帰還回路32は、キャパシタ321、322、および、抵抗323を備える。キャパシタ321、322は直列に接続され、その接続点S1は抵抗323を介して接地される。図11(c)に示す帰還回路33は、キャパシタ331、332、および、インダクタ333を備える。キャパシタ331、332は直列に接続され、その接続点S2は、インダクタ333を介して接地される。
【0089】
例えば、図11(a)に示す帰還回路を第1の参考例に係る増幅装置に用いる場合、端子P7はバイポーラトランジスタ101のベースに、端子P8はバイポーラトランジスタ102のコレクタにそれぞれ接続される。他の帰還回路を他の実施形態に係る装置に用いる場合も同様である。ただし、差動対を用いて構成される帰還回路35の場合には、図11に示す3種類の帰還回路のいずれかを対にして用いる。
【0090】
また、各実施形態で示したカスコード形式の増幅回路10、15に代えて、他の構成を有する増幅回路を用いてもよい。例えば、シングル形式の増幅回路(図12を参照)を用いてもよい。図12に示す増幅装置において、増幅回路11はバイポーラトランジスタ101およびバイアス回路104を備えており、バイポーラトランジスタ101のコレクタは、DCカットキャパシタ503を介して、出力端子P2に接続される。上記以外の点は、第1の参考例に係る増幅装置と同じである。このようなシングル形式の増幅回路を用いることにより、雑音特性の良い増幅装置を実現することができる。シングル形式の増幅回路を他の実施形態に係る装置に用いる場合も同様である。
【0091】
また、各参考例および実施形態で示したバイポーラトランジスタに代えて、SiGe/Si、AlGaAs/GaAs、GaInP/GaAsなどを用いたヘテロ接合バイポーラトランジスタを用いてもよい。これにより、雑音特性や歪み特性など高周波特性の良い装置を実現することができる。また、バイポーラトランジスタに代えて、MOS FETを用いてもよい。これにより、低コストなCMOSプロセスを用いることができるので、各実施形態に係る装置を低コストで製造することができる。なお、このように置換可能なバイポーラトランジスタは、図1では101、102、図3、図4および図6では101a、101b、102a、102b、図7では101、102、401、402、図8、図9および図10では101a、101b、102a、102b、401a、401b、402a、402bの参照番号を付したものである。
【0092】
また、各参考例および実施形態では位相制御回路20、25、26、27をインダクタを用いて構成したが、インダクタに代えて、インダクタとキャパシタとを並列接続した回路を用いてもよい。これにより、基本波と2次高調波に対する位相制御の自由度を大きくすることができる。なお、このように置換可能なインダクタは、図1および図7では201、図3および図8では201a、201b、図4および図9では201a、201b、202、図6および図10では203の参照番号を付したものである。
【0093】
また、各参考例および実施形態で示した抵抗にはポリシリコンを用い、キャパシタにはMOSキャパシタまたはMIM(MetalInsulatorMetal)キャパシタを用い、インダクタをアルミ、銅または金などの配線層で形成することが望ましい。これにより、各参考例および実施形態に係る装置を半導体集積回路に容易に集積化することができる。なお、ポリシリコンを用いるべき抵抗は、図1および図7では301、図3、図4、図6、図8、図9および図10では301a、301bの参照番号を付したものである。MOSキャパシタなどを用いるべきキャパシタは、図1では103、302、303、図3、図4、図6では302a、302b、303a、303b、図7では103、302、303、404、図8、図9および図10では302a、302b、303a、303b、404の参照番号を付したものである。配線層で形成すべきインダクタは、図1および図7では201、図3および図8では201a、201b、図4および図9では201a、201b、202、図6および図10では203の参照番号を付したものである。
【0094】
また、各参考例および実施形態に係る装置の帰還信号の位相は、装置から信号源側を見た場合のインピーダンスと、装置から負荷側を見たインピーダンスとの影響を受ける。したがって、各参考例および実施形態に係る装置の入力または出力に整合回路を用いる場合には、整合回路のインピーダンスを考慮した上で、入力信号と基本波および2次高調波の帰還信号の位相差が180度となるように、位相制御回路および帰還回路を設計する必要がある。
【0095】
以上に示すように、第1および第2の参考例および第1および第2の実施形態に係る増幅装置、第3およびの第4の参考例および第3および第4の実施形態に係る周波数変換装置、および、各参考例および実施形態の変形例に係る装置によれば、増幅回路の通過位相と帰還回路の通過位相の両方を調整することにより、回路全体として入力信号の基本波、3次相互変調波、および、2次高調波を入力に負帰還し、簡単な構成で、広いダイナミックレンジを有する高周波負帰還増幅装置および高周波負帰還周波数変換装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例に係る増幅装置の回路図である。
【図2】 本発明の第1の参考例に係る増幅装置の動作説明図である。
【図3】 本発明の第2の参考例に係る増幅装置の回路図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態に係る増幅装置の回路図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態に係る増幅装置の動作説明図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態に係る増幅装置の回路図である。
【図7】 本発明の第3の参考例に係る周波数変換装置の回路図である。
【図8】 本発明の第4の参考例に係る周波数変換装置の回路図である。
【図9】 本発明の第3の実施形態に係る周波数変換装置の回路図である。
【図10】 本発明の第4の実施形態に係る周波数変換装置の回路図である。
【図11】 本発明の第1ないし4の参考例および第1ないし第4の実施形態に係る帰還回路の他の回路図である。
【図12】 本発明の第1の参考例の変形例に係る増幅装置の回路図である。
【図13】 第1の従来例の負帰還増幅装置を示す図である。
【図14】 第2の従来例の負帰還増幅装置を示す図である。
【図15】 第3の従来例の負帰還増幅装置を示す図である。
【図16】 第4の従来例の負帰還増幅装置を示す図である。
【図17】 第5の従来例の負帰還増幅装置を示す図である。
【符号の説明】
10、11、15…増幅回路
20、25、26、27…位相制御回路
30、31、32、33、35…帰還回路
40、45…周波数変換回路
101、102、401、402…バイポーラトランジスタ
103…バイパスキャパシタ
104、105、403、…バイアス回路
201、202、203、333…インダクタ
301、311、323…抵抗
302、312、313、321、322、331、332、404…キャパシタ
303、501、503、504…DCカットキャパシタ
502…チョークインダクタ
Claims (5)
- 同相信号と逆相信号とからなる差動信号を増幅する増幅装置であって、
入力端子から出力端子に至る経路上に接続されており、前記入力端子から入力された差動信号を増幅する増幅回路と、
前記増幅回路の入力と出力との間に接続され、抵抗素子とキャパシタ素子を並列に接続した回路を含み、通過する信号の位相を変化させながら、前記増幅回路の出力を前記増幅回路の入力に帰還する帰還回路と、
前記増幅回路の位相調整端子と接地との間に接続されており、前記増幅回路を通過する信号の位相を変化させる位相制御回路とを備え、
前記増幅回路は、前記位相調整端子の1つである同相調整端子を有し且つ前記差動信号のうち同相信号に基づき動作する同相増幅部と、前記位相調整端子の他の1つである逆相調整端子を有し且つ前記差動信号のうち逆相信号に基づき動作する逆相増幅部とを含み、
前記帰還回路は、前記同相信号に基づき動作する同相帰還部と、前記逆相信号に基づき動作する逆相帰還部とを含み、
前記位相制御回路はインダクタ素子を含み、前記位相制御回路の一端は前記同相調整端子と前記逆相調整端子の両方に電気的に接続され、前記位相制御回路の他端は接地されている増幅装置。 - 前記位相制御回路の前記インダクタ素子に対し、キャパシタ素子が並列接続されている請求項1に記載の増幅装置。
- 前記同相増幅部および前記逆相増幅部は、いずれも、
ベースが入力に接続され、エミッタが前記同相調整端子および前記逆相調整端子のいずれか一方に接続されている第1のバイポーラトランジスタと、
エミッタが前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが出力に接続されている第2のバイポーラトランジスタとを含んだ、請求項1に記載の増幅装置。 - 前記同相増幅部および前記逆相増幅部は、いずれも、
ベースが入力に接続され、エミッタが前記同相調整端子または前記逆相調整端子のいずれか一方に接続され、コレクタが出力に接続されているバイポーラトランジスタを含んだ、請求項1に記載の増幅装置。 - 前記増幅回路の出力に周波数変換回路が接続され、前記増幅回路で増幅された信号の周波数を変換する請求項1から4のいずれかに記載の増幅装置。
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