[go: up one dir, main page]

JP3921641B2 - 塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せ - Google Patents

塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せ Download PDF

Info

Publication number
JP3921641B2
JP3921641B2 JP29112996A JP29112996A JP3921641B2 JP 3921641 B2 JP3921641 B2 JP 3921641B2 JP 29112996 A JP29112996 A JP 29112996A JP 29112996 A JP29112996 A JP 29112996A JP 3921641 B2 JP3921641 B2 JP 3921641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
acid
butyl
tert
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29112996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09125058A (ja
Inventor
ヴェーナー オルフギャング
フリードリッヒ ハンス−ヘルムート
マルザッカー コルネリア
メーナー ハンス−ルドヴィッグ
ドリーヴェス ロルフ
Original Assignee
ケムチュラ ビニル アディティブズ ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25691717&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3921641(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ケムチュラ ビニル アディティブズ ゲーエムベーハー filed Critical ケムチュラ ビニル アディティブズ ゲーエムベーハー
Publication of JPH09125058A publication Critical patent/JPH09125058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3921641B2 publication Critical patent/JP3921641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/15Heterocyclic compounds having oxygen in the ring
    • C08K5/151Heterocyclic compounds having oxygen in the ring having one oxygen atom in the ring
    • C08K5/1515Three-membered rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
    • C08K3/014Stabilisers against oxidation, heat, light or ozone
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/34Silicon-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/005Stabilisers against oxidation, heat, light, ozone
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3442Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having two nitrogen atoms in the ring
    • C08K5/3462Six-membered rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/39Thiocarbamic acids; Derivatives thereof, e.g. dithiocarbamates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は以下の明細書中に示される式Iの化合物および以下の群からの少なくとも1種の他の物質を含有する安定剤の組合せに関する。
過塩素酸塩化合物、グリシジル化合物、ベータ−ジケトン、ベータケトエステル、ジヒドロピリジン、ポリジヒドロピリジン、ポリオール、二糖類アルコール、立体障害性アミン(テトラアルキルピペリジン化合物)、アルカリアルミノシリケート、ヒドロタルサイトおよびアルカリアルミノカーボネート(ドーソナイト)、アルカリ(もしくはアルカリ土類)カルボキシレート、アルカリ(もしくはアルカリ土類)(重)炭酸塩もしくはアルカリ(もしくはアルカリ土類)水酸化物、塩素含有ポリマー、特にPVC(ポリ塩化ビニル)を安定化させるのに適している抗酸化剤、潤滑剤もしくは有機錫化合物。
【0002】
【従来の技術】
PVCは多くの添加剤により安定化され得る。銅、バリウムおよびカドミウムの化合物は添加剤として特に適しているが、しかし該化合物は生態学的理由のためあるいは、その重金属含有のために今日論争の的とされている("Kunstoffadditive"(Plastics additives),R.Gachter/H.Muller,Carl Hanser Verlag 3rd Edition,1989,P303-311, および"Kunstoff Handbuch PVC"(Plastics Handbook PVC),Volume 2/1,W.Becker/D,Braun,Carl Hanser Verlag 2rd Edition,1985,P5311-538;and Kirk -Othmer:"Encyclopedia of Chemical Technology",4th Edition,1994,Vol. 12,Heat Stabilizers P1071-1091) 。従って、銅、バリウムおよびカドミウムを含んでいない他の効果的な安定剤および安定剤の組合せが求められている。式Iの化合物は既にDE−PS1694873、EP65934およびEP41479において記載されておりまた知られている方法により1もしくはいくつかのプロセス段階により製造され得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、塩素含有ポリマー、特にPVCを安定化させるための安定剤の組合せ、およびそれらの製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
塩素含有ポリマー、特にPVCを安定化させる目的のためには、次式I
【化2】
Figure 0003921641
(式中、R* 1およびR* 2は互いに独立して炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし6のアルケニル基、未置換もしくは1ないし3個の炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基によりまたはヒドロキシ基もしくは塩素原子により置換された炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、または未置換もしくはフェニル環上で1ないし3個の炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基によりまたはヒドロキシ基もしくは塩素原子により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表し、およびR* 1およびR* 2は付加的に水素原子および炭素原子数1ないし12のアルキル基を表してもよく、およびYはOを表す。)で表されるA)化合物が以下の群からの少なくとも1種の化合物と組合せ得ることが見いだされた。
B1)過塩素酸塩化合物、
B2)グリシジル化合物、
B5)ポリオールおよび二糖類アルコール、
B7)アルカリアルミノシリケート(ゼオライト)、
B8)ヒドロタルサイト、
B9)アルカリアルミノカーボネート(ドーソナイト)、
B10)アルカリおよびアルカリ土類水酸化物およびアルカリおよびアルカリ土類重炭酸塩
【0005】
【発明の実施の形態】
式Iの化合物中、炭素原子数1ないし4のアルキル基は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ−ブチル基、第二−もしくは第三−ブチル基を表す。
炭素原子数1ないし12のアルキル基は、例えば上記の基に加えて、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、イソオクチル基、デシル基、ノニル基、ウンデシル基もしくはドデシル基を表す。
炭素原子数1ないし4のアルコキシ基は、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基もしくはイソブトキシ基を表す。
炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基は、例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基もしくはシクロオクチル基を表す。
炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基は、例えばベンジル基、、1もしくは2フェニルエチル基、3−フェニルプロピル基、α,α−ジメチルベンジル基もしくは2−フェニルイソプロピル基、好ましくはベンジル基を表す。
【0006】
シクロアルキル基もしくはフェニルアルキル基のフェニル基が置換されている場合、それらは好ましくは2もしくは1つの置換基、特に、Cl、ヒドロキシ基、メチル基もしくはメトキシ基により置換されている。
炭素原子数3ないし6のアルケニル基は例えばビニル基、アリル基、メタリル基、1−ブテニル基もしくは1−ヘキセニル基、好ましくはアリル基である。
【0007】
好ましいものは、R* 1 およびR* 2 は各々互いに独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基および水素原子を表す式Iの化合物である。
特に好ましくは、R* 1 およびR* 2 のいずれもは同一であってかつメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基もしくはアリル基を表すか、またはそれらは異なってかつエチル基およびアリル基を表す。
【0008】
塩素含有ポリマーの安定化を達成するために、成分A)の化合物は都合良くは0.01ないし10重量%、好ましくは0.05ないし5重量%、および好ましくは0.1ないし3重量%の量で使用される。
【0009】
B)で挙げられた基の化合物は以下のようなものである:
過塩素酸塩化合物
具体例は、式M(ClO4n の化合物(式中、MはLi、Na、K、Mg、Ca、Sr、Zn、Al、LaもしくはCeを表す。)である。Mの価数に従って、指数nは1、2もしくは3を表す。過塩素酸塩はアルコール(ポリオール、シクロデキストリン)またはエーテルアルコールもしくはエステルアルコールと錯体を形成し得る。エステルアルコールにはまたポリオール部分エステルが包含される。多価アルコールもしくはポリオールの場合においてまた適しているものは、それらの二量体、三量体、オリゴマーおよびポリマー、例えばジ−、トリ−、テトラ−およびポリ−グリコール、およびジ−、トリ−およびテトラ−ペンタエリトリトールもしくは異なる重合度のポリビニルアルコールである。過塩素酸塩は種々の知られている形態で、例えば塩の形態で混和されるかまたは水溶液を基材、例えばPVC、カルシウムシリケート、ゼオライトもしくはヒドロタルサイトに塗布することにより、または化学反応によりハイドロタルサイトに結合され得る。グリセロールモノエーテルおよびグリセロールモノチオエーテルはポリオール部分エステルとして好ましい。他の形態はEP394547、EP457471およびWO94/24200において記載されいる。
【0010】
過塩素酸塩は、例えばPVCの100重量部に基づいて0.001ないし5、都合良くは0.01ないし3、好ましくは0.01ないし2重量部の量で使用され得る。
【0011】
グリシジル化合物
具体例は、炭素原子、酸素原子、窒素原子もしくは硫黄原子に直接結合する次式
【化3】
Figure 0003921641
[式中、R1 およびR3 のいずれもともに水素原子を表し、R2 は水素原子もしくはメチル基を表し、およびnは0を表すか、またはR1 およびR3 は一緒になって−CH2 −CH2 −もしくは−CH2 −CH2 −CH2 −(この場合において、各R2 は水素原子を表し、およびnは0もしくは1を表す。)を表す。]で表されるグリシジル基を含有する化合物である。
【0012】
I)分子中に少なくとも1個のカルボキシル基を含む化合物とエピクロロヒドリンまたはグリセロールジクロロヒドリンまたはβ−メチルエピクロロヒドリンとを反応させることにより得られるグリシジルおよびβ−メチルグリシジルエステル。反応は都合良くは塩基の存在下で行われるのが好ましい。
【0013】
分子中に少なくとも1個のカルボキシル基を含む化合物は脂肪族カルボン酸であってよい。これらのカルボン酸の例はグルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸または二量化もしくは三量化リノール酸、アクリル酸、メタクリル酸、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸およびペラルゴン酸、ならびに有機亜鉛化合物の場合に言及した酸である。
【0014】
しかしながら、環状脂肪族カルボン酸、例えばシクロヘキサンカルボン酸、テトラヒドロフタル酸、4−メチルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸または4−メチルヘキサヒドロフタル酸を用いることも可能である。
芳香族カルボン酸、例えば安息香酸、フタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸またはピロメリット酸を用いることも可能である。
同様に、カルボキシル基末端の付加物、例えばトリメリット酸とポリオール、例としてグリセロールまたは2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンとの付加物を用いることも可能である。
本発明のために使用され得るその他のエポキシ化合物はEP0506617号に記載されている。
【0015】
II)少なくとも1個の遊離アルコール性ヒドロキシ基および/またはフェノール性ヒドロキシ基を含む化合物と適当に置換されたエピクロロヒドリンとをアルカリ条件下または酸触媒の存在下およびアルカリとの引き続く処理の下、反応させることにより得られるグリシジルまたはβ−メチルグリシジルエーテル。
【0016】
このタイプのエーテルは、例えば非環状アルコール例えばエチレングリコール、ジエチレングリコールおよび高級ポリ(オキシエチレン)グリコール、1,2−プロパンジオール、またはポリ(オキシプロピレン)グリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,4,6−ヘキサントリオール、グリセロール、1,1,1−トリメチロールプロパン、ビス(トリメチロール)プロパン、ペンタエリトリトール、ソルビトールならびにポリエピクロロヒドリン、ブタノール、アミルアルコール、ペンタノールから、および一官能価のアルコール、例えばイソオクタノール、2−エチルヘキサノール、イソデカノールおよび炭素原子数7ないし9のアルカノールおよび炭素原子数9ないし11のアルカノール混合物から誘導される。
【0017】
しかしながら、それらはまた、環状脂肪族アルコール例えば1,3−または1,4−ジヒドロキシシクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンまたは1,1−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキセ−3−エンから誘導されるか、またはそれらは芳香族核を含むもの、例えばN,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アニリンまたはp,p’−ビス(2−ヒドロキシエチルアミノ)ジフェニルメタンである。
【0018】
エポキシ化合物はまた、単核フェノール例えばフェノール、レゾルシノールまたはハイドロキノンから誘導されてもよく、そしてそれは多核フェノール例えばビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンまたはフェノールとホルムアルデヒドとの酸性条件下で得られる縮合生成物、例えばフェノールノボラックに基づいたものであってもよい。
【0019】
その他の可能な末端エポキシ化合物の例はグリシジル1−ナフチルエーテル、グリシジル2−フェニルフェニルエーテル、2−ビフェニルグリシジルエーテル、N−(2,3−エポキシプロピル)フタルイミドおよび2,3−エポキシプロピル4−メトキシフェニルエーテルである。
【0020】
III)エピクロロヒドリンと少なくとも1個のアミノ水素原子を含むアミンとの反応生成物の脱塩化水素により得られるN−グリシジル化合物。これらのアミンは例えばアニリン、N−メチルアニリン、トルイジン、n−ブチルアミン、ビス(4−アミノフェニル)メタン、m−キシレンジアミンまたはビス(4−メチルアミノフェニル)メタンであるが、N,N,O−トリグリシジル−m−アミノフェノールまたはN,N,O−トリグリシジル−p−アミノフェノールである。
【0021】
しかしながら、N−グリシジル化合物はまたシクロアルキレン尿素例えばエチレン尿素または1,3−プロピレン尿素のN,N’−ジ−、N,N’,N”−トリ−およびN,N’,N”,N”’−テトラグリシジル誘導体、およびヒダントイン例えば5,5−ジメチルヒダントインまたはグリコールウリルのN,N’−ジグリシジル誘導体およびトリグリシジルイソシアヌレートを包含する。
【0022】
IV)S−グリシジル化合物、例えばジチオール例として1,2−エタンジチオールまたはビス(4−メルカプトメチルフェニル)エーテルから誘導されるジ−S−グリシジル誘導体。
【0023】
V)上記式I中、R1 およびR3 が一緒になって−CH2 −CH2 −を表し、そしてnが0を表す基を含有するエポキシ化合物はビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、2,3−エポキシシクロペンチルグリシジルエーテルまたは1,2−ビス(2,3−エポキシシクロペントキシ)エタンである。上記式I中、R1 およびR3 が一緒になって−CH2 −CH2 −を表し、そしてnが1を表す基を含有するエポキシ樹脂の例は、3’,4’−エポキシ−6’−メチルシクロヘキシルメチル3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレートである。
【0024】
適当な末端エポキシ化合物の例は以下のようなものである:
a)液体ビスフェノールAジグリシジルエーテル、例えばアラルダイト(Araldit) GY240、アラルダイトGY250、アラルダイトGY260、アラルダイトGY266、アラルダイトGY2600、アラルダイトMY790(以上、登録商標);
b)固体ビスフェノールAジグリシジルエーテル、例えばアラルダイトGT6071、アラルダイトGT7071、アラルダイトGT7072、アラルダイトGT6063、アラルダイトGT7203、アラルダイトGT6064、アラルダイトGT7304、アラルダイトGT7004、アラルダイトGT6084、アラルダイトGT1999、アラルダイトGT7077、アラルダイトGT6097、アラルダイトGT7097、アラルダイトGT7008、アラルダイトGT6099、アラルダイトGT6608、アラルダイトGT6609、アラルダイトGT6610(以上、登録商標);
c)液体ビスフェノールFジグリシジルエーテル、例えばアラルダイトGY281、アラルダイトPY302、アラルダイトPY306(以上、登録商標);
d)テトラフェニルエタンの固体ポリグリシジルエーテル、例えばCGエポキシ・レジン(Epoxy Resin) 0163(登録商標);
e)フェノール−ホルムアルデヒドノボラックの固体および液体ポリグリシジルエーテル、例えばEPN1138、EPN1139、GY1180、PY307;
f)o−クレゾール−ホルムアルデヒドノボラックの固体および液体ポリグリシジルエーテル、例えばECN1235、ECN1273、ECN1280、ECN1299;
g)アルコールの液体グリシジルエーテル、例えばシェル(Shell) グリシジルエーテル162、アラルダイトDY0390、アラルダイトDY0391(以上、登録商標);
h)カルボン酸の液体グリシジルエーテル、例えばシェル・カルジュラ(Shell Cardura) Eテレフタレート(登録商標)、トリメリテート、アラルダイトPY284(登録商標);
i)固体複素環式エポキシ樹脂(トリグリシジルイソシアヌレート)、例えばアラルダイトPT810(登録商標);
j)液体環状脂肪族エポキシ樹脂、例えばアラルダイトCY179(登録商標);
k)p−アミノフェノールの液体N,N,O−トリグリシジルエーテル、例えばアラルダイトMY0510(登録商標);
l)テトラグリシジル−4,4’−メチレンベンズアミンまたはN,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノフェニルメタン、例えばアラルダイトMY720、アラルダイトMY721(以上、登録商標)。
【0025】
好ましいものは2個の官能基を含有するエポキシ化合物である。しかしながら、1個、3個または3個より多くの官能基を含有するエポキシ化合物を原理的には用いることができる。
エポキシ化合物、特に芳香族基を含有するジグリシジル化合物が優先的に使用される。
適当ならば、異なるエポキシ化合物の混合物が使用されてもよい。
【0026】
特に好ましい末端エポキシ化合物はビスフェノール、例えば2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンまたはビス(オルト/パラ−ヒドロキシフェニル)メタンの混合物(ビスフェノールF)をベースとするジグリシジルエーテルである。
【0027】
末端エポキシ化合物はPVC100重量部に基づいて好ましくは少なくとも0.1重量部、例えば0.1ないし50重量部、都合良くは1ないし30重量部、特に1ないし25重量部の量で使用され得る。
【0028】
ベータジケトン、ベータケトエステル
使用され得るベータジケトン、ベータケトエステル(1,3−ジカルボニル化合物は線状もしくは環状ジカルボニル化合物であり得る。使用につき好ましいものは以下の式のジカルボニル化合物である。
R'1COCHR2'−COR'3
(式中、R'1は炭素原子数1ないし22のアルキル基、炭素原子数5ないし10のヒドロキシアルキル基、炭素原子数2ないし18のアルケニル基、フェニル基、OH、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基もしくはハロゲン原子により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし10のフェニルアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基を表すか、または−R'5−S−R'6もしくは−R'5−O−R'6を表し、R'2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数2ないし12のアルケニル基、フェニル基、炭素原子数7ないし12のアルキルフェニル基、炭素原子数7ないし10のフェニルアルキル基または基−CO−R'4を表し、R'3はR'1の意味の内の1つの意味を表すか、もしくは炭素原子数1ないし18のアルコキシ基を表し、R'4は炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくはフェニル基を表し、R'5は炭素原子数1ないし10のアルキレン基を表し、R'6は炭素原子数1ないし12のアルキル基、フェニル基、炭素原子数7ないし18のアルキルフェニル基もしくは炭素原子数7ないし10のフェニルアルキル基を表す。)
【0029】
上記の化合物は、EP346279のヒドロキシ基含有ジケトン、およびEP307358のオキサケトンおよびチアジケトン、並びにUS4339383のイソシアン酸をベースとしたケトエステルを包含する。
【0030】
アルキル基としてのR’1 およびR’3 は、特に炭素原子数1ないし18のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、第三−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基もしくはオクタデシル基を表す。
【0031】
ヒドロキシアルキル基としてのR’1 およびR’3 は特に基−(CH2n −OH(式中、nは5、6もしくは7を表す。)を表す。
【0032】
アルケニル基としてのR’1 およびR’3 は、例えばビニル基、アリル基、メタリル基、1−ブテニル基、1−ヘキセニル基もしくはオレイル基、好ましくはアリル基を表し得る。
【0033】
OH、アルキル基、アルコキシ基もしくはハロゲン原子により置換されたフェニル基としてのR’1 およびR’3 は、例えばトリル基、キシリル基、第三−ブチルフェニル基、メトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ヒドロキシフェニル基、クロロフェニル基もしくはジクロロフェニル基を表し得る。
【0034】
フェニルアルキル基としてのR’1 およびR’3 は、特にベンジル基を表す。シクロアルキル基もしくはアルキルシクロアルキル基としてのR’2 およびR’3 は、特にシクロヘキシル基もしくはメチルシクロヘキシル基を表す。
【0035】
アルキル基としてのR’2 は、特に炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し得る。炭素原子数2ないし12のアルケニル基としてのR’2 は特にアリル基を表し得る。アルキルフェニル基としてのR’2 は特にトリル基を表し得る。フェニルアルキル基としてのR’2 は、特にベンジル基を表し得る。R’2 は好ましくは水素原子を表す。アルコキシ基としてのR’3 は、例えばメトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基、トリデシルオキシ基、テトラデシルオキシ基もしくはオクタデシルオキシ基を表す。炭素原子数1ないし10のアルキレン基としてのR’5 は特に炭素原子数2ないし4のアルキレン基を表す。アルキル基としてのR’6 は特に炭素原子数4ないし12のアルキル基、例えばブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基もしくはドデシル基を表す。アルキルフェニル基としてのR’6 は特にトリル基を表す。フェニルアルキル基としてのR’6 は特にベンジル基を表す。
【0036】
上記式のベータジケトン、ベータケトエステル(1,3−ジカルボニル化合物およびそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属および亜鉛錯体の例は、アセチルアセトン、ブタノイルアセトン、ヘプタノイルアセトン、ステアロイルアセトン、パルミトイルアセトン、ラウロイルアセトン、7−第三−ノニルチオ−ヘプタン−2,4−ジオン、ベンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタン、ラウロイルベンゾイルメタン、パルミトイル−ベンゾイルメタン、ステアロイルベンゾイルメタン、イソオクチルベンゾイルメタン、5−ヒドロキシカプロニル−ベンゾイルメタン、トリベンゾイルメタン、ビス(4−メチルベンゾイル)メタン、ベンゾイル−p−クロロベンゾイルメタン、ビス(2−ヒドロキシベンゾイル)メタン、4−メトキシベンゾイルベンゾイルメタン、ビス(4−メトキシベンゾイル)メタン、1−ベンゾイル−1−アセチルノナン、ベンゾイル−アセチルフェニルメタン、ステアロイル−4−メトキシベンゾイルメタン、ビス(4−第三ブチルベンゾイル)メタン、ベンゾイル−ホルミルメタン、ベンゾイル−フェニルアセチルメタン、ビスシクロヘキサノイル−メタン、ジ−ピバロイル−メタン、2−アセチルシクロペンタノン、2−ベンゾイルシクロペンタノン、ジアセト酢酸メチルエステル、ジアセト酢酸エチルエステルおよびジアセト酢酸アリルエステル、ベンゾイル酢酸メチルエステル、ベンゾイル酢酸エチルエステル、プロピオニル酢酸メチルエステル、プロピオニル酢酸エチルエステル、およびブチリル酢酸メチルエステル、ブチリル酢酸エチルエステル、トリアセチルメタン、酢酸メチルエステル、酢酸エチルエステル、酢酸ヘキシルエステル、酢酸オクチルエステル、酢酸ドデシルエステルもしくは酢酸オクタドデシルエステル、ベンゾイル酢酸メチルエステル、ベンゾイル酢酸エチルエステル、ベンゾイル酢酸ブチルエステル、ベンゾイル酢酸2−エチルヘキシルエステル、ベンゾイル酢酸ドデシルエステルもしくはベンゾイル酢酸オクタデシルエステル、およびプロピオニル酢酸炭素原子数1ないし18のアルキルエステルおよびブチリル酢酸炭素原子数1ないし18のアルキルエステル、ステアロイル酢酸エチルエステル、ステアロイル酢酸プロピルエステル、ステアロイル酢酸ブチルエステル、ステアロイル酢酸ヘキシルエステルもしくはステアロイル酢酸オクチルエステルおよびEP433230に記載された多核β−ケトエステルおよびジヒドロ酢酸およびそれらの亜鉛、マグネシウムもしくはアルカリ金属塩である。
【0037】
好ましいものは上記式の1,3−ジケト化合物(式中、R’1 は炭素原子数1ないし18のアルキル基、フェニル基、OH、メチル基もしくはメトキシ基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし10のフェニルアルキル基もしくはシクロヘキシル基を表し、R’2 は水素原子を表し、およびR’3 はR’1 の意味の内の1つの意味を表す。)である。
【0038】
1,3−ジケト化合物は、例えばPVC100重量部に基づいて、0.01ないし10、都合良くは0.01ないし3、および特に0.01ないし2重量部の量で使用され得る。
【0039】
ジヒドロピリジン、ポリジヒドロピリジン
適したジヒドロピリジンモノマーは、例えばFR2039496、EP2007、EP0362012、EP0286887およびEP0024754に記載されている。
【0040】
好ましいものは次式
【化4】
Figure 0003921641
(式中、ZはCO2 CH3 、CO225 、CO2 n1225もしくはCO224n1225を表す。)で表されるものである。
【0041】
適したポリジヒドロピリジンは特に次式で表される化合物である。
【化5】
Figure 0003921641
(式中、Tは未置換または炭素原子数1ないし18のアルコキシ基、炭素原子数1ないし18のアルキルチオ基、ヒドロキシ基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、ハロゲン原子、フェニル基もしくはナフチル基により置換された炭素原子数1ないし22のアルキル基;
未置換または炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数1ないし18のアルコキシ基もしくはハロゲン原子により置換されておりまた複素環であってもよい炭素原子数5ないし10のアリール基;
炭素原子数3ないし10のアルケニル基、CH3 −CO−CH2 −CO−OR−、CH3 −CO−CH2 −COO−R’、CH3 −C(NR”’2 )=CH−COOR−もしくはCH3 −C(NR”’2 )=CHCO−OR’を表し、
LはTと同一の意味を有するかまたは未置換もしくは炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、炭素原子数1ないし12のチオアルコキシ基、炭素原子数6ないし10のアリール基、炭素原子数1ないし12のカルボキシ基もしくはヒドロキシ基により置換された線状もしくは枝分かれアルキル基からの3価もしくは多価の基を表し、
mおよびnは0ないし20の数を表し、
kは0もしくは1を表し、
jは1ないし6の数を表し、そして条件j(k+m+n)>1およびm+n>0を満たすものであり、
RおよびR’は各々互いに独立してメチレン基もしくはフェニレン基または未置換または炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、炭素原子数1ないし12のチオアルコキシ基、炭素原子数6ないし10のアリール基、炭素原子数1ないし12のカルボキシ基およびヒドロキシ基からの置換基を有する−(−Cp2p−X−)tp2p型のアルキレン基を表し、
pは2ないし18を表し、
tは0ないし10を表し、
Xは酸素原子もしくは硫黄原子を表し、
または、kが0を表しかつj>1である場合、RおよびR’はLと一緒になって直接結合を表し、
R”は水素原子または炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数2ないし18のアルコキシカルボニル基もしくは炭素原子数6ないし10のアリール基を表し、各基は未置換または1もしくはそれよりも多くの炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基、ハロゲン原子もしくはNO2 置換基により置換されている、
そして2つのR”’基は同一かもしくは異なっており、また水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数1ないし18のヒドロキシアルキル基もしくは炭素原子数1ないし18のアルコキシアルキル基または一緒になって中断されていないかもしくはOで中断された炭素原子数3ないし5のアルキレン基を表すか、または直鎖もしくは枝分かれした炭素原子数2ないし22のアルケニル基を表す。)
そのような化合物はより詳細にEP0286887に記載されている。
【0042】
チオジエチレン−ビス[5−メトキシカルボニル−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレート]が特に好ましい。
【0043】
塩素含有ポリマー中において(ポリ)ジヒドロピリジンは、該ポリマーの重量に基づいて、都合良くは0.001ないし5、特に0.005ないし1重量部存在し得る。
【0044】
ポリオール、二糖類アルコール
適した化合物の具体例は以下のようなものである。
ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、トリペンタエリトリトール、ビストリメチロールプロパン、ビストリメチロールエタン、トリスメチロールプロパン、イノサイト、ポリビニルアルコール、ソルビトール、マルタイト、イソマルタイト、ラクタイト、リカジン、マニトール、ラクトース、ロイクロース、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、パラチナイト、テトラメチロールシクロヘキサノール、テトラメチロールシクロペンタノール、テトラメチロールシクロピラノール、グリセロール、ジグリセロール、ポリグリセロール、チオジグリセロールもしくは1−O−a−D−グリコピラノジル−D−マニトールジヒドレート
これらの化合物中、好ましいものは二糖類アルコールである。
【0045】
ポリオールは、例えばPVC100重量部に基づいて0.01ないし20、都合良くは0.1ないし20、および特に0.1ないし10重量部の量で使用され得る。
【0046】
立体障害性アミン(テトラアルキルピペリジン化合物)
本発明で使用され得る立体障害性アミン、特にピペリジン化合物は、特に光安定剤として知られている。これらの化合物は次式
【化6】
Figure 0003921641
で表される基を含有している。
【0047】
それらは相対的に低分子量であるか(<700)または相対的に高分子量である。後者の場合、それらはオリゴマーもしくはポリマー生成物である。好ましいものは、分子量が700以上でありエステル基を含有しないテトラメチルピペリジン化合物である。
【0048】
安定剤として特に重要なものは以下のテトラメチルピペリジン化合物の群である。
【0049】
a)式IIで表される化合物
【化7】
Figure 0003921641
〔式中、nは1ないし4の数を表し、好ましくは1もしくは2を表し、
1 は水素原子、オキシ基、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数3ないし8のアルキニル基、炭素原子数7ないし12のアルアルキル基、炭素原子数1ないし8のアルカノイル基、炭素原子数3ないし5のアルケノイル基、グリシジル基または式:−CH2 CH(OH)−Z(式中、Zは水素原子、メチル基またはフェニル基を表す。)を表し、R1 は好ましくは、炭素原子数1ないし4のアルキル基、アリル基、ベンジル基、アセチル基またはアクリロイル基を表し、および
2 は、nが1を表す場合、水素原子、中断されていないかもしくは1個以上の酸素原子で中断された炭素原子数1ないし18のアルキル基、シアノエチル基、ベンジル基、グリシジル基、脂肪族、脂環式、アルアリファチック(araliphatic)、不飽和もしくは芳香族カルボン酸の一価の基、カルバミン酸またはリン含有酸あるいは一価のシリル基を表し、好ましくは2ないし18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸の基、7ないし15個の炭素原子を有する脂環式カルボン酸の基、3ないし5個の炭素原子を有するα,β−不飽和カルボン酸の基、または7ないし15個の炭素原子の芳香族カルボン酸の基を表し;
2 は、nが2を表す場合、炭素原子数1ないし12のアルキレン基、炭素原子数4ないし12のアルケニレン基、キシリレン基、脂肪族、脂環式、アルアリファチック(araliphatic)もしくは芳香族ジカルボン酸の二価の基、ジカルバミン酸もしくはリン含有酸を表すか、あるいは二価のシリル基を表し、好ましくは2ないし36個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸の基、8ないし14個の炭素原子を有するの脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸の基、または8ないし14個の炭素原子を有する脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルバミン酸の基を表し、
2 は、nが3を表す場合、脂肪族、脂環式または芳香族トリカルボン酸の三価の基、芳香族トリカルバミン酸の三価の基、またはリン含有酸の三価の基を表すか、あるいは三価のシリル基を表し、および
2 は、nが4を表す場合、脂肪族、脂環式または芳香族テトラカルボン酸の四価の基を表す。〕
【0050】
あらゆる炭素原子数1ないし12のアルキル置換基は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基またはn−ドデシル基を表す。
【0051】
炭素原子数1ないし18のアルキル基としてのR2 は、例えば上記に挙げた基であってよくまたさらに例えばn−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ヘキサデシル基またはn−オクタデシル基を表す。
【0052】
1 が炭素原子数3ないし8のアルケニル基の場合、R1 は例えば1−プロペニル基、アリル基、メタリル基、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、2−ヘキセニル基、2−オクテニル基もしくは4−第三ブチル−2−ブテニル基を表す。
【0053】
炭素原子数3ないし8のアルキニル基としてのR1 は、好ましくはプロパルギル基を表す。
【0054】
炭素原子数7ないし12のアラルキル基としてのR1 は、特にフェネチル基、特にベンジル基を表す。
【0055】
炭素原子数1ないし8のアルカノイル基としてのR1 は、例えばホルミル基、プロピオニル基、ブチリル基、オクタノイル基であるが、しかし好ましくはアセチル基であり、および炭素原子数3ないし5のアルケノイル基としてのR1 は特にアクリロイル基を表す。
【0056】
もしR2 がカルボン酸の一価の基を表す場合、それは例えば酢酸、カプロン酸、ステアリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、安息香酸またはβ−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸基を表す。
【0057】
もしR2 がジカルボン酸の二価の基を表す場合、それは例えばマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、マレイン酸、フタル酸、ジブチルマロン酸、ジベンジルマロン酸、ブチル−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロン酸またはビシクロヘプテンジカルボン酸を表す。
【0058】
もしR2 がトリカルボン酸の三価の基を表す場合、それは例えばトリメリット酸、クエン酸の基またはニトリロトリ酢酸の三価の基を表す。
【0059】
もしR2 がテトラカルボン酸の四価の基を表す場合、それは例えばブタン−1,2,3,4−テトラカルボン酸の基またはピロメリット酸の四価の基を表す。
【0060】
もしR2 がジカルバミン酸の二価の基を表す場合、それは例えばヘキサメチレンジカルバミン酸の二価の基または2,4−トルイレンジカルバミン酸の二価の基を表す。
【0061】
好ましいものは、Gは水素原子を表し、R1 は水素原子もしくはメチル基を表し、nは2を表し、およびR2 は4ないし12個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸のジアシル基を表す式IIの化合物である。
【0062】
この種類のポリアルキルピペリジンの具体例は以下に示す化合物である:
1) 4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
2) 1−アリル−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
3) 1−ベンジル−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
4) 1−(4−第三ブチル−2−ブテニル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
5) 4−ステアロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
6) 1−エチル−4−サリチロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
7) 4−メタクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
8) 1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジニ−4−イル−β−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
9) ジ(1−ベンジル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)マレエート
10)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)スクシネート
11) ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)グルタネート
12) ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)アジペート
13) ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)セバケート
14) ジ(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジニ−4−イル)セバケート
15) ジ(1,2,3,6−テトラメチル−2,6−ジエチル−ピペリジニ−4−イル)セバケート
16) ジ(1−アリル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)フタレート
17) 1−ヒドロキシ−4−β−シアノエトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
18) 1−アセチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イルアセテート
19) トリ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)トリメリテート
20) 1−アクリロイル−4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
21) ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)ジエチルマロネート
22) ジ(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジニ−4−イル)ジブチルマロネート
23) ジ(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジニ−4−イル)ブチル−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート
24) ジ(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)セバケート
25) ジ(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジニ−4−イル)セバケート
26) ヘキサン−1’,6’−ビス(4−カルバモイルオキシ−1−n−ブチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)
27) トルエン−2’,4’−ビス(4−カルバモイルオキシ−1−n−プロピル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)
28) ジメチルビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オキシ)シラン
29) フェニルトリス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オキシ)シラン
30) トリス(1−プロピル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)ホスフィット
31) トリス(1−プロピル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)ホスフェート
32) フェニルビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジニ−4−イル)フェニルホスホネート
33) 4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
34) 4−ヒドロキシ−N−ヒドロキシエチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
35) 4−ヒドロキシ−N−(2−ヒドロキシプロピル)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
36) 1−グリシジル−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン。
【0063】
b)下式IIIで表される化合物
【化8】
Figure 0003921641
〔式中、nは1または2を表し、
1 は上記a)に基づく定義と同じ意味を表し、
3 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2ないし5のヒドロキシアルキル基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし8のアラルキル基、炭素原子数2ないし18のアルカノイル基、炭素原子数3ないし5のアルケノイル基、ベンゾイル基を表し、および
4 は、nが1を表す場合、水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基;ヒドロキシル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基もしくはカルバミド基により置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基;グリシジル基、式:−CH2 −CH(OH)−Zまたは式:−CONH−Z(式中、Zは水素原子、メチル基もしくはフェニル基を表す。)で表される基を表し、
4 は、nが2を表す場合、炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数6ないし12のアリーレン基、キシリレン基、−CH2 −CH(OH)−CH2 基または−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−D−O−基(式中、Dは炭素原子数2ないし10のアルキレン基、炭素原子数6ないし15のアリーレン基、炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基を表す。)を表すが、
但し、R3 がアルカノイル基、アルケノイル基またはベンゾイル基でない場合、R4 はまた脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸またはジカルバミン酸の二価の基をも表すか、また、−CO−を表してもよく、
nが1を表す場合、R3 およびR4 は一緒になって脂肪族、脂環式もしくは芳香族1,2−または1,3−ジカルボン酸の二価の基を表してもよい。]
【0064】
いずれかの置換基が炭素原子数1ないし12のアルキル置換基または炭素原子数1ないし18のアルキル基である場合、置換基はa)の下に定義された意味を表す。
【0065】
いずれかの置換基が炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基である場合、置換基は特にシクロヘキシル基を表す。
【0066】
炭素原子数7ないし8のアラルキル基としてのR3 は特にフェニルエチル基または特にベンジル基を表す。炭素原子数2ないし5のヒドロキシアルキル基としてのR3 は特に2−ヒドロキシエチル基または2−ヒドロキシプロピル基である。
【0067】
炭素原子数2ないし18のアルカノイル基としてのR3 は、例えばプロピオニル基、ブチリル基、オクタノイル基、ドデカノイル基、ヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基であるが、しかし好ましくはアセチル基であり、そして炭素原子数3ないし5のアルケノイル基としてのR3 は特にアクリロイル基である。
【0068】
炭素原子数2ないし8のアルケニル基としてのR4 は、例えばアリル基、メタリル基、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、2−ヘキセニル基または2−オクテニル基である。
【0069】
ヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシカルボニル基またはカルバミド基により置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基としてのR4 は、例えば2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−シアノエチル基、メトキシカルボニルメチル基、2−エトキシカルボニルエチル基、2−アミノカルボニルプロピル基もしくは2−(ジメチルアミノカルボニル)エチル基である。
【0070】
いずれかの置換基が炭素原子数2ないし12のアルキレン基の場合、置換基は、例えばエチレン基、プロピレン基、2,2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、オクタメチレン基、デカメチレン基またはドデカメチレン基である。
【0071】
いずれかの置換基が炭素原子数6ないし15のアリーレン基の場合、例えばo−、m−もしくはp−フェニレン基、1,4−ナフチレン基または4,4’−ジフェニレン基である。
【0072】
炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基は特にシクロヘキシレン基である。
【0073】
この種類のポリアルキルピペリジン化合物の具体例は以下に示す化合物である:
37) N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)−ヘキサメチレン−1,6−ジアミン
38) N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)−ヘキサメチレン−1,6−ジアセタミド
39) ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)アミン
40) 4−ベンゾイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
41) N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)−N,N’−ジブチルアジパミド、
42) N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)−N,N’−ジシクロヘキシル−2−ヒドロキシプロピレン−1,3−ジアミン
43) N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)−p−キシレンジアミン
44) N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)スクシンジアミド
45) ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)N−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)−β−アミノジプロピオネート
46) 次式
【化9】
Figure 0003921641
で表される化合物
47) 4−(ビス−2−ヒドロキシエチルアミノ)−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
48) 4−(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−第三ブチル−ベンズアミド)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
49) 4−メタクリルアミド−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
【0074】
c)次式(IV)
【化10】
Figure 0003921641
(式中、nは1または2を表し、
1 はa)の下に定義された意味を表し、そして
5 は、nが1を表す場合、炭素原子数2ないし8のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基または炭素原子数4ないし22のアシルオキシアルキレン基を表し、および
5 は、nが2を表す場合、基:(−CH2 2 C(CH2 −)2 を表す。)で表される化合物。
【0075】
5 が炭素原子数2ないし8のアルキレン基または炭素原子数2ないし8のヒドロキシアルキレン基の場合、それは例えばエチレン基、1−メチルエチレン基、プロピレン基、2−エチルプロピレン基または2−エチル−2−ヒドロキシメチルプロピレン基である。
【0076】
炭素原子数4ないし22のアシルオキシアルキレン基としてのR5 は、例えば2−エチル−2−アセトキシメチルプロピレン基である。
【0077】
この種類のポリアルキルピペリジンの具体例は以下に示す化合物である。
50) 9−アザ−8,8,10,10−テトラメチル−1,5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカン
51) 9−アザ−8,8,10,10−テトラメチル−3−エチル−1,5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカン
52) 8−アザ−2,7,7,8,9,9−ヘキサメチル−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン
53) 9−アザ−3−ヒドロキシメチル−3−エチル−8,8,9,10,10−ペンタメチル−1,5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカン
54) 9−アザ−3−エチル−3−アセトキシメチル−9−アセチル−8,8,10,10−テトラメチル−1,5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカン
55) 2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−スピロ−2’−(1’,3’−ジオキサン)−5’−スピロ−5”−(1”,3”−ジオキサン)−2”−スピロ−4”’−(2”’,2”’,6”’,6”’−テトラメチルピペリジン)。
【0078】
d)次式VA、VBおよびVCで表される化合物。
【化11】
Figure 0003921641
〔式中、nは1または2を表し、R1 はa)の下に定義された意味を表し、
6 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、アリル基、ベンジル基、グリシジル基または炭素原子数2ないし6のアルコキシアルキル基を表し、および
7 は、nが1を表す場合、水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数7ないし9のアラルキル基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、炭素原子数2ないし4のヒドロキシアルキル基、炭素原子数2ないし6のアルコキシアルキル基、炭素原子数6ないし10のアリール基、グリシジル基または式:−(CH2)p −COO−Qまたは式:−(CH2)p −O−CO−Q(式中、pは1または2を表しおよびQは炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニル基を表す。)で表される基を表し、
7 は、nが2を表す場合、炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数4ないし12のアルケニレン基、炭素原子数6ないし12のアリーレン基、次式:−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−D−O−CH2 −CH(OH)−CH2 −(基中、Dは炭素原子数2ないし10のアルキレン基、炭素原子数6ないし15のアリーレン基、炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基を表す。)を表すか、またはR7 は次式:−CH2 CH(OZ’)CH2 −(OCH2 −CH(OZ’)CH2 2 −(式中、Z’は水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基、アリル基、ベンジル基、炭素原子数2ないし12のアルカノイル基またはベンゾイル基を表す。)を表し、
1 およびT2 は各々互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基または未置換もしくはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数6ないし10のアリール基または炭素原子数7ないし9のアラルキル基を表し、あるいはT1 およびT2 は結合する炭素原子と一緒になって、炭素原子数5ないし12のシクロアルカン環を形成する。〕
【0079】
いずれかの置換基が炭素原子数1ないし12のアルキル置換基である場合、それらは例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基またはn−ドデシル基である。
【0080】
あらゆる炭素原子数1ないし18のアルキル置換基は、例えば上記に引用した基であってよく、およびさらに例えばn−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ヘキサデシル基またはn−オクタデシル基であってよい。
【0081】
いずれかの置換基が炭素原子数2ないし6のアルコキシアルキル基である場合、それらは例えば、メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、第三ブトキシメチル基、エトキシエチル基、エトキシプロピル基、n−ブトキシエチル基、第三ブトキシエチル基、イソプロポキシエチル基もしくはプロポキシプロピル基である。
【0082】
7 が炭素原子数3ないし5のアルケニル基である場合、それは、例えば1−プロペニル基、アリル基、メタリル基、2−ブテニル基および2−ペンテニル基である。
【0083】
炭素原子数7ないし9のアラルキル基としてのR7 、T1 およびT2 は特にフェネチル基であり、もしくは好ましくはベンジル基である。もしT1 およびT2 が炭素原子と一緒になってシクロアルカン環を形成する場合、これは例えばシクロペンタン、シクロヘキサン、シクロオクタンまたはシクロドデカン環であり得る。
【0084】
7 が炭素原子数2ないし4のヒドロキシアルキル基である場合、それは例えば2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル基および4−ヒドロキシブチル基である。
【0085】
炭素原子数6ないし10のアリール基としてのR7 、T1 およびT2 は、特に未置換またはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換さた、フェニル基、α−またはβ−ナフチル基である。
【0086】
7 が炭素原子数2ないし12のアルキレン基である場合、それは、例えばエチレン基、プロピレン基、2,2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、オクタメチレン基、デカメチレン基もしくはドデカメチレン基である。
【0087】
炭素原子数4ないし12のアルケニレン基としてのR7 は、特に2−ブテニレン基、2−ペンテニレン基または3−ヘキセニレン基である。
【0088】
炭素原子数6ないし12のアリーレン基としてのR7 は、例えばo−、m−もしくはp−フェニレン基、1,4−ナフチレン基もしくは4,4’−ジフェニレン基である。
【0089】
Z’が炭素原子数2ないし12のアルカノイル基である場合、Z’は、例えばプロピオニル基、ブチリル基、オクタノイル基、ドデカノイル基であってよいが、しかし好ましくはアセチル基である。
【0090】
炭素原子数2ないし10のアルキレン基、炭素原子数6ないし15のアリーレン基または炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基としてのDは、b)の下に定義されたと同じ意味である。
【0091】
この種類のポリアルキルピペリジンの具体例は以下の化合物である。
56) 3−ベンジル−1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−テトラメチルスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン
57) 3−n−オクチル−1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−テトラメチルスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン
58) 3−アリル−1,3,8−トリアザ−1,7,7,9,9−ペンタメチルスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン
59) 3−グリシジル−1,3,8−トリアザ−7,7,8,9,9−ペンタメチルスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン
60) 1,3,7,7,8,9,9−ヘプタメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン
61) 2−イソプロピル−7,7,9,9−テトラメチル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソスピロ[4.5]デカン
62) 2,2−ジブチル−7,7,9,9−テトラメチル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソスピロ[4.5]デカン
63) 2,2,4,4,−テトラメチル−7−オキサ−3,20−ジアザ−21−オキソ−ジスピロ[5.1.11.2]−ヘネイコサン;
64) 2−ブチル−7,7,9,9−テトラメチル−1−オキサ−4,8−ジアザ−3−オキソスピロ[4.5]デカン、
【0092】
65) 8−アセチル−3−ドデシル−1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−テトラメチルスピロ[4,5]デカン−2,4−ジオン
および以下に示す化合物である:
【化12】
Figure 0003921641
【化13】
Figure 0003921641
【0093】
e)以下の式VIで表される化合物
【化14】
Figure 0003921641
〔式中、nは1または2を表し、およびR8 は式
【化15】
Figure 0003921641
で表される基を表し、
1 はa)の下に定義された意味を表し、
Eは−O−または−NR11−を表し、
Aは炭素原子数2ないし6のアルキレン基または−(CH2 3 −O−を表し、およびxは0または1を表し、
9 はR8 と同じ意味をもつか、または基:−NR1112、−OR13、−NHCH2 OR13もしくは−N(CH2 OR132 を表し、
10は、nが1を表す場合、R8 もしくはR9 の意味を有しおよびnが2を表す場合、R10は−E−B−E−基(式中、Bは中断されていないかもしくは−N(R11)−で中断された炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表す。)を表し、R11は炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基または炭素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル基を表すか、または式:
【化16】
Figure 0003921641
で表される基を表し、
12は炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基もしくは炭素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル基を表し、および
13は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基またはフェニル基を表すか、もしくは
11およびR12は、一緒になって炭素原子数4ないし5のアルキレン基または炭素原子数4ないし5のオキサアルキレン基、例えば
【化17】
Figure 0003921641
で表されるかあるいは次式
【化18】
Figure 0003921641
で表される基を表し、またはR11およびR12は各々次式
【化19】
Figure 0003921641
で表される基を表す。〕
【0094】
いずれかの置換基が炭素原子数1ないし12のアルキル基である場合、それらは例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基またはn−ドデシル基である。
【0095】
いずれかの置換基が炭素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル置換基である場合、それらは例えば2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル基または4−ヒドロキシブチル基である。
【0096】
Aが炭素原子数2ないし6のアルキレン基である場合、Aは例えばエチレン基、プロピレン基、2,2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基またはヘキサメチレン基である。
【0097】
11およびR12が一緒になって炭素原子数4ないし5のアルキレン基またはオキサアルキレン基を表す場合、それらは例えばテトラメチレン基、ペンタメチレン基または3−オキサペンタメチレン基である。
【0098】
以下の式の化合物は、この種類のポリアルキルピペリジンの具体例は以下に示す式の化合物である:
【化20】
Figure 0003921641
【化21】
Figure 0003921641
【化22】
Figure 0003921641
【化23】
Figure 0003921641
【化24】
Figure 0003921641
【化25】
Figure 0003921641
【化26】
Figure 0003921641
【0099】
f)反復構造単位に2,2,6,6−テトラアルキルピペリジニル基を含むオリゴマーまたはポリマー化合物、特には上記基を含むポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリアミン、ポリウレタン、ポリ尿素、ポリアミノトリアジン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド並びにそれらのコポリマーである。
【0100】
この種類の2,2,6,6−ポリアルキルピペリジン光安定剤の具体例は、次式で表される化合物である(なお、各式中、mは2ないし約200の数を表す。)。
【化27】
Figure 0003921641
【化28】
Figure 0003921641
【化29】
Figure 0003921641
【化30】
Figure 0003921641
【化31】
Figure 0003921641
【化32】
Figure 0003921641
{トリクロロトリアジンとNH2 −(CH23 −NH−(CH22 −(CH23 −NH2 の反応生成物と4−N−ブチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンとを反応させることにより得られる。}
【0101】
上記の群の中で、群e)ないし群f)が特に適しており、その中で好ましいものはs−トリアジン基を含有するテトラピペリジン化合物である。また特に適したものは、74、76、84、87、92、95および96の化合物である。
【0102】
N−ピペリジニル−トリアジンの製造方法は、文献で知られている(例えば、Houben-Weyl "Methoden der organishen Chemie",Vol.VIII,p.233-237,3rd Ed.Thieme Verlag Stuttgar 1971参照) 。それらは、種々のN−ピペリジルアミン塩化シアヌル、ジアミノ−クロロ−1,3,5−トリアジンまたは置換されたビスジアルキルアミノクロロ−1,3,5−トリアジンもしくはジアルキルアミノ−1,3,5−トリアジンもしくはアルキルアミノ−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの反応の出発材料として使用される。
【0103】
技術的に重要なテトラ−およびペンタ−アルキルピペリジン化合物の具体例は、以下のようなものである:
ビス(2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジル)セバケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジル)スクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)セバケート、n−ブチル−3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシベンジル−マロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)エステル、1−ヒドロキシエチル2,2,6,6−テトラメチル−テトラメチル−4−ヒドロキシ−ピペリジンとコハク酸の縮合生成物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−ヘキサメチレンジアミンと4−第三−オクチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンとの縮合生成物、トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ニトリロトリアセテート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラノエート、1,1’−(1,2−エタンジイル)−ビス(3,3,5,5−テトラメチル−ピペラジノン)、4−ベンゾイル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三−ブチルベンジル)マロネート、3−n−オクチル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバケート、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)スクシネート、N、N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの縮合生成物、2−クロロ−4,6−ジ(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合生成物、2−クロロ−4,6−ジ(4−n−ブチルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合生成物、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、3−ドデシル−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ピロリジン−2,5−ジオン。
【0104】
一種の立体障害性アミンに代わって、本発明の範囲内において異なる立体障害性アミンの混合物を使用することも可能である。
【0105】
加えられる立体障害性アミンの量は、所望の安定化度に依存する。一般に、ポリマーに基づいて、0.01ないし0.5重量%、特に0.05ないし0.5重量%が加えられる。
【0106】
ヒドロタルサイトおよびアルカリ(アルカリ土類)アルミノシリケート(ゼオライト)
これらの化合物の化学的組成は、当業者に知られており、例えば特許明細書DE3843581、US4000100、EP062813、WO93/20135に開示されている。
【0107】
ヒドロタルサイトからなる系からの化合物は一般式VII:
2+ 1-x・M3+ x・(OH)2 ・(Ab-x/b ・dH2 O (VII)
(式中、
2+はMg,Ca,Sr,ZnもしくはSnの群からの1もしくはそれよも多くの金属、
3+はAlもしくはBを表し、
b-はb価を有するアニオンを表し、
bは1ないし2の数を表し、
0<x<0.5を表し、
dは0ないし20の数を表す。)で表される。そして
b-は好ましくは次式:
【化33】
Figure 0003921641
で表される。
【0108】
ヒドロタルサイトの例は次式
【化34】
Figure 0003921641
で表される。特に好ましいものは型i,ii,iiiである。
【0109】
ゼオライト(アルカリおよびアルカリ土類アルミノシリケート)
これらは一般式(VIII)で表され得る。
x/n [(AlO2x (SiO2yw2 O (VIII)
(式中、
nはカチオンMの価数を表し、
MはI族もしくはII族の原子、例えばLi、Na、K、Mg、Ca、SrもしくはBaを表し、
y:xは0.8ないし15、好ましくは0.8ないし1.2を表し、および
wは0ないし300の数、好ましくは0.5ないし30の数を表す。)
【0110】
ゼオライトの例は次式
【化35】
Figure 0003921641
で表されるナトリウムアルミニウムシリケートを表すか、
もしくはNa原子を部分的にもしくは完全にLi、K、Mg、Ca、SrもしくはZn原子で置換することにより形成され得るゼオライトを表し、その例は次式
【化36】
Figure 0003921641
で表される。
【0111】
好ましいゼオライトは次式
【化37】
Figure 0003921641
で表され、
および約1:1のAl/Si比を有するXもしくはYタイプのゼオライト、もしくはNa原子を部分的にもしくは完全にLi、K、Mg、Ca、Sr、BaもしくはZn原子で置換することにより形成され得るゼオライトであり、その例は次式
【化38】
Figure 0003921641
で表される。
【0112】
列記されたゼオライトはまた低い含水量を有するかまたは無水物であってもよい。他の適したゼオライトは次式
【化39】
Figure 0003921641
で表されるか、またはNa原子を部分的にもしくは完全にLi、KもしくはH原子で置換することにより形成され得るゼオライトであり、その例は次式
【化40】
Figure 0003921641
で表される。
【0113】
Na8 Al8 Si4096・24H2 O、[ゼオライトD]は、Barrer al.,J.Chem.Soc.1952,1561-1571、およびUS2950952に記載されている。
以下のゼオライトが特に適している:
カリウムオフレタイト(potassium offretite) (EP−A−400961記載)、
ゼオライトR(GB−841812記載)、
ゼオライトLZ−217(US−4503023記載)、
Caを含まないゼオライトLZ−218(US−4333859記載)、
ゼオライトT、ゼオライトLZ−220(US−4503023記載)、
Na36 Al9 Si2772・21H2 O、[ゼオライトL]、
ゼオライトLZ−211(US−4503023記載)、
ゼオライトLZ−212(US−4503023記載)、
ゼオライトO、ゼオライトLZ−217(US−4503023記載)、
ゼオライトLZ−219(US−4503023記載)、
ゼオライトRho、ゼオライトLZ−214(US−4503023記載)、
ゼオライトZK−19(Am.Mineral. 541607(1969)記載)、
ゼオライトW(K−M)(Barrer al.,J.Chem.Soc.1956,2882 記載)、
Na30Al30Si66192 ・98H2 O、[ゼオライトZK−5、ゼオライトQ]。
【0114】
特に好ましくは、式IのタイプのゼオライトP(式中、xは2ないし5を表し、およびyは3.5ないし10を表す。)、特に式IのゼオライトMAP(式中、xは2を表し、およびyは3.5ないし10を表す。)、とりわけゼオライトNa−P、即ち、MがNaであるゼオライトが使用される。前記ゼオライトは、変法Na−P−1、Na−P−2およびNa−P−3において一般に製造され、それらはそれらの立方晶系、正方晶系もしくは斜晶晶系構造により区別される(R.M.Barrer,B.M.Munday,J.Chem.Soc.A1971 2909-2914記載)。前記の文献はゼオライトP−1およびP−2の製造方法もまた記載している。前記の文献によると、ゼオライトP−3は非常に珍しいものであるので、実際には関心をよせるほどのものではない。ゼオライトP−1の構造は、上記したアトラス−ゼオライト構造から知られているギスモンダイト(gismondite)構造に相当している。より最近の文献(EP−A−384070)において、違いはPタイプの立方晶系ゼオライト(ゼオライトBもしくはPc )と正方晶系ゼオライト(ゼオライトP1 )の間に見られる。前記の文献はまた、1.07:1に満たないSi:Al比を有するPタイプの新しいゼオライトを挙げている。それらは、"Maximum Aluminium P" といわれる、MAPもしくはMA−Pのゼオライトを意味する。製造方法に依り、ゼオライトPは少量の他のゼオライトを含有し得る。非常に純度の高いゼオライトPはWO94/26662に記載されている。
【0115】
本発明の範囲内において、水溶性無機分散剤もしくは水溶性有機分散剤の存在下において沈殿および結晶化する微細粒子、水溶性ナトリウムアルミノシリケートを使用することも可能である。これらの化合物は反応混合物中に所望の方法により、沈殿および/もしくは結晶化を行う前もしくは最中に添加され得る。
ナトリウムゼオライトAおよびナトリウムゼオライトPがとりわけ好ましい。
【0116】
ヒドロタルサイトおよび/もしくはゼオライトはまた、例えばハロゲン含有ポリマー100重量部に基づいて、0.1ないし20、都合良くは0.1ないし10、また好ましくは0.1ないし5重量部の量で使用され得る。
【0117】
アルカリアルミノカーボネート(ドーソナイト)
次式で表される化合物である。
{(M2O)m・(Al23n・Zo・pH2O}
(式中、MはH、Li、Na、K、Mg1/2、Ca1/2、Sr1/2もしくはZn1/2を表し、ZはCO2、SO2、(Cl271/2、B46、S22(チオスルフェート)もしくはC22(オキサレート)を表し、mは、MがMg1/2もしくはCa1/2を表す場合、1ないし2の数を表し、その他の場合1ないし3の数を表し、nは1ないし4の数を表し、oは2ないし4の数を表し、およびpは0ないし30の数を表す。)
【0118】
本発明で使用され得る式(I)のアルミノ塩化合物は、天然鉱物であるかもしくは合成化合物でありうる。金属は部分的に他のものと置き換えられ得る。上記のアルミノ塩化合物は結晶性、部分的に結晶性もしくは非晶質であるか、または乾燥させたゲルの形態で存在し得る。アルミノ塩化合物はまた結晶変態として存在することは比較的にまれである。該化合物の製造方法は、EP394670において記載されている。天然に産出するアルミノ塩化合物の例は、インジギライト、タニサイト、アルミノヒドロカルサイト、パラ−アルミノヒドロカルサイト、ストロンチオドレサイトおよびハイドロストロンチオドレサイトである。他のアルミノ塩化合物の例はカリウムアルミノカーボネート{(K2 O)・(Al23 )・(CO22 ・2H2 O}、ナトリウムアルミノチオスルフェート{(Na2 O)・(Al23 )・(S222 ・2H2 O}、カリウムアルミノスルフィット{(K2 O)・(Al23 )・(SO22 ・2H2 O}、カルシウムアルミノオキサレート{(CaO)・(Al23 )・(C222 ・5H2 O}、マグネシウムアルミノテトラボレート{(MgO)・(Al23 )・(B462 ・5H2 O}、{([Mg0.2 Na0.62 O)・(Al23 )・(CO22 ・4.1H2 O}、{([Mg0.2 Na0.62 O)・(Al23 )・(CO22 ・4.3H2 O}および{([Mg0.3 Na0.42 O)・(Al23 )・(CO22.2 ・4.9H2 O}である。
【0119】
混合したアルミノ塩化合物はそれ自体知られている方法により、好ましくはアルカリアルミノ塩化合物からカチオン交換することにより、もしくは沈殿物を化合することにより得られ得る(US5055284参照)。
【0120】
好ましいものは、上記式中、MはNaもしくはKを表し、ZはCO2 、SO2 もしくは(Cl271/2 を表し、mは1ないし3を表し、nは1ないし4を表し、oは2ないし4を表し、およびpは0ないし20を表すアルミノ塩化合物である。Zは好ましくはCO2 を表す。
【0121】
好ましいものは、次式
【化41】
Figure 0003921641
(式中、Mは金属、例えばNa、K、Mg1/2 、Ca1/2 、Sr1/2 もしくはZn1/2 を表し、および
pは0ないし12の数を表す。)で表され得る化合物である。
【0122】
特に好ましいものは、ナトリウムアルミノジヒドロキシカーボネート(DASC)および均質のカリウム化合物(DAPC)である。
ドーソナイトはEP549340およびDE4425266において記載されているようにまたリチウムアルミノヒドロキシカーボネートもしくはリチウムマグネシウムアルミノヒドロキシカーボネートで置換され得る
ドーソナイトは、例えばハロゲン含有ポリマーの100重量部に基づいて、0.01ないし5、都合良くは0.1ないし3、特に0.1ないし2重量部の量で使用され得る。
【0123】
安定剤の組合せは好ましくは成分A)および、成分B)として少なくとも一種の以下の群からの物質を含む:過塩素酸塩化合物、もしくはグリシジル化合物
【0124】
本発明の安定剤の組合せはまた、塩素含有ポリマーを加工および安定化するのに慣用されている以下に示される他の添加剤と一緒に使用され得る。
【0125】
亜鉛化合物
Zn−O結合を有する有機亜鉛化合物は亜鉛エノレートおよび/もしくは亜鉛カルボキシレートである。後者は、例えば炭素原子数2ないし22の脂肪族飽和カルボキシート、炭素原子数3ないし22の脂肪族不飽和カルボキシレート、少なくとも1つのOH基で置換されているかまたはその鎖が少なくとも1つの酸素原子で中断されている(オキソ酸)炭素原子数2ないし22の脂肪族カルボキシレート、5ないし22の炭素原子を有する環状および二環状カルボキシレート、未置換のフェニルカルボキシレート、少なくとも1つのOH基で置換されたおよび/もしくは炭素原子数1ないし16のアルキル基で置換されたフェニルカルボキシレート、フェニル−炭素原子数1ないし16のアルキルカルボキシレート、または未置換もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル基で置換されたフェノレート、またはアビエチン酸である。
【0126】
特に注目されるものは、例えば単価カルボン酸、例えば酢酸、プロピオン酸、ブタン酸、バレリアン酸、ヘキサン酸、エナント酸、オクタン酸、ネオデカン酸、2−エチルヘキサン酸、ペラルゴン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、9,10−ジヒドロステアリン酸、オレイン酸、3,6−ジオキサヘプタン酸、3,6,9−トリオキサデカン酸、ベレン酸、安息香酸、p−第三−ブチル安息香酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、トルイル酸、ジメチル安息香酸、エチル安息香酸、n−プロピル安息香酸、サリチル酸、p−第三−オクチルサリチル酸、およびソルビン酸の亜鉛塩;
二価のカルボン酸の亜鉛塩もしくはそれらのモノエステル、例えば蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ホルマル酸、ペンタン−1,5−ジカルボン酸、ヘキサン−1,6−ジカルボン酸、ヘプタン−1,7−ジカルボン酸、オクタン−1,8−ジカルボン酸、3,6,9−トリオキサデカン−1,10−ジカルボン酸、乳酸、マロン酸、マレイン酸、酒石酸、ケイ皮酸、マンデル酸、りんご酸、グリコール酸、蓚酸、サリチル酸、ポリグリコール−ジカルボン酸(n=10〜12)、フタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸およびヒドロキシフタール酸;
および三価もしくは四価のカルボン酸のジもしくはトリエステル、例えばヘミメント酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、クエン酸およびまたいわゆる超塩基性炭酸亜鉛(overbased zinc carboxylates)。
【0127】
亜鉛エノレートは好ましくは、アセチルアセトン、ベンゾイルアセトンもしくはジベンゾイルメタンのエノレート、およびアセトアセテートのエノレートおよびベンゾイルアセテートおよびジヒドロ酢酸のエノレートである。さらに、無機亜鉛化合物、例えば酸化亜鉛、水酸化亜鉛、硫化亜鉛もしくは亜鉛炭酸塩もまた使用され得る。
【0128】
好ましいものは炭素原子を7ないし25個有するカルボン酸の炭酸亜鉛(亜鉛石鹸)、例えばベンゾエートもしくはアルカノエート、好ましくは炭素原子数8のアルカノエート、ステアレート、オレエート、ラウレート、パルミテート、ビヘネート、ベルサテート、ヒドロキシステアレート、ジヒドロキシステアレート、p−第三ブチルベンゾエート、もしくは(イソ)オクタノエートである。
好ましいものは特にステアレート、オレエート、ベルサテート、ベンゾエート、p−第三−ブチルベンゾエートおよび2−エチルヘキサノエートである。
【0129】
上記亜鉛化合物に加えてまた適しているものは、金属−O結合を有する有機アルミニウム化合物、有機セリウム化合物もしくは有機ランタン化合物である。使用され得るものであってかつ好ましいアルミニウム化合物にはカルボキシレートおよびエノラートが包含される。
【0130】
上記の金属石鹸およびそれらの混合物は、例えば塩素含有ポリマーの100重量部に基づいて、0.001ないし10重量部、都合良くは0.01ないし5重量部、好ましくは0.01ないし3重量部の量で使用され得る。
【0131】
安定剤の組合せは他の安定剤、助剤および加工剤、例えばアルカリ金属化合物およびアルカリ土類金属化合物、グライダント、可塑剤、顔料、充填剤、ホスフィット、チオホスフィット、メルカプトカルボン酸エステル、エポキシ化脂肪酸エステル、抗酸化剤、紫外線吸収剤および光安定剤、蛍光増白剤、耐衝撃性改良剤および加工助剤、ゲル化剤、帯電防止剤、殺生物剤、金属奪活剤、防炎剤および発泡剤、および防曇剤により提供され得る("Handbook of PVC Formulating" by E.J.Wickson,John Wiely & Sons,New York 1993) 。
【0132】
限定することなしに、いくつかの知られている添加剤および加工助剤をここに列記する。
アルカリ金属化合物およびアルカリ土類金属化合物
上記の酸の炭酸塩だけでなく、また対応する酸化物もしくは水酸化物または(二)炭酸塩も、この群にふくまれるものと理解されるべきである。有機酸との混合物もまた適している。例えば、NaOH、ナトリウムステアレート、NaHCO3 、KOH、カリウムステアレート、KHCO3 、LiOH、Li2 CO3 、リチウムステアレート、CaO、Ca(OH2 )、MaO、Mg(OH)2 、マグネシウムステアレート、CaCO3 、MgCO3 並びにドロマイト、ハンティット(huntit)、マグネシウム炭酸塩および他の脂肪酸のNaおよびK塩である。
【0133】
NaOH、KOH、CaO、Ca(OH2 )、MgO、Mg(OH)2 、CaCO3 およびMgCO3 並びにまたナトリウム脂肪酸塩およびカリウム脂肪酸塩である。
【0134】
アルカリ土類金属および亜鉛炭酸塩の場合、MOもしくはM(OH)2 (M=Ca、Mg、SrもしくはZn)いわゆる超塩基性化合物(overbased compounds)も使用され得る。
【0135】
好ましいものは本発明の安定剤の組合せの他に、アルカリ金属、アルカリ土類金属および/もしくは炭酸アルミニウムである。
【0136】
他の金属安定剤
特に注目されるべきことは、炭酸塩、メルカプチドおよびスルフィドが好ましいことである。適した化合物の例はUS4743640において見いだされる。
【0137】
グライダント( glidant/ 潤滑剤)
適した潤滑剤の具体例は、以下に示されるものである:モンタンワックス、脂肪酸エステル、ポリエチレンワックス、アミドワックス、クロロパラフィン、グリセロールエステルもしくはアルカリ土類金属石鹸のようなものである。適した潤滑剤はまた、"Kunstoffadditive"(Plastics additives),R.Gachter/H.Muller,Carl Hanser Verlag 3rd Edition,1989,P478-488において記載されている。脂肪族ケトン(DE4204887に記載されている。)およびシリコンをベースとした潤滑剤(EP225261に記載されている。)もしくはそれらの組み合わせ(EP259783に列記されている。)もまた注目される。
【0138】
可塑剤
適した有機可塑剤は、例えば以下の群に属するものである:
A)フタール酸エステル:
可塑剤の具体例は、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジ−n−オクチルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジイソノニルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジイソトリデシルフタレート、ジシクロヘキシルフタレート、ジメチルシクロヘキシルフタレート、ジメチルグリコールフタレート、ジブチルグリコールフタレート、ベンジルブチルフタレートおよびジフェニルフタレートおよび前記フタレートの混合物であり、例えば、主として線状アルコールからの炭素原子数7ないし9および炭素原子数9ないし11のアルキルフタレート、炭素原子数6ないし10の−n−アルキルフタレートおよび炭素原子数8ないし10の−n−アルキルフタレートである。これらの化合物の中で、好ましいものはジブチルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジ−n−オクチルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジイソノニルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジイソトリデシルフタレートおよびベンジルブチルフタレートであり、アルキルフタレートの混合物が注目される。特に好ましいものはジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジイソノニルフタレートおよびジイソデシルフタレートであって、それらはまた慣用される以下の略語DOP(ジオクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート)、DINP(ジイソノニルフタレート)、DIDP(ジイソデシルフタレート)で知られている。
B)脂肪族ジカルボン酸のエステル、特にアジピン酸、アゼライン酸およびセバシン酸のエステル:
該可塑剤の具体例は、ジ−2−エチルヘキシルアジペート、ジイソオクチルアジペート(混合物)、ジイソノニルアジペート(混合物)、ジイソデシルアジペート(混合物)、ベンジルブチルアジペート、ベンジルオクチルアジペート、ジ−2−エチルヘキシルアゼレート、ジ−2−エチルヘキシルセバケートおよびジイソデシルセバケート(混合物)である。ジ−2−エチルヘキシルアジペートおよびジイソオクチルアジペートが好ましい。
C)トリメリット酸エステル
例えば、トリ−2−エチルヘキシルトリメリテート、トリイソデシルトリメリテート(混合物)、トリイソトリデシルトリメリテート、トリイソオクチルトリメリテート(混合物)およびトリ−炭素原子数6ないし8のアルキルトリメリテート、トリ−炭素原子数6ないし10のアルキルトリメリテート、トリ−炭素原子数7ないし9のアルキルトリメリテートおよびトリ炭素原子数9ないし11のアルキルトリメリテートである。最後に列記したトリメリテートは、トリメリット酸と適当なアルカノール混合物とエステル化することにより形成される。好ましいトリメリテートはトリ−2−エチルヘキシルトリメリテートおよび前記のアルカノール混合物からのトリメリテートである。慣用される略語はTOTM(トリオクチルトリメリテート、トリ−2−エチルヘキシルトリメリテート)、TIDTM(トリイソデシルトリメリテート)およびTITDTM(トリイソトリデシルトリメリテート)である。
D)エポキシド可塑剤
主にエポキシ化された不飽和脂肪酸、例えばエポキシ化大豆油である。
E)高分子可塑剤
この可塑剤の定義および具体例は、例えば"Kunstoffadditive"(Plastics additives),R.Gachter/H.Muller,Carl Hanser Verlag 3rd Edition,Chapter5.9.6.P412-415、および"PVC Technology" W.V.Titow,4th.,Elsevier Publ.,1984,p165-170に記載されている。ポリエステル可塑剤の製造のために最もよく慣用されている出発材料は、ジカルボン酸、例えばアジピン酸、フタール酸、アゼライン酸およびセバシン酸;ジオール、例えば1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールおよびジエチレングリコールである。
F)ホスホン酸エステル
このエステルの定義は、上記の"Taschenbuch der Kunstoffadditive"(Handbook of Plastics additives),Chapter5.9.5.P408-412において見いだされる。ホスホン酸エステルの具体例は、トリブチルホスフェート、トリ−2−エチルブチルホスフェート、トリ−2−エチルヘキシルホスフェート、トリクロロエチルホスフェート、2−エチル−ヘキシル−ジフェニルホスフェート、クレシルジフェニルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリクレシルホスフェートおよびトリキシレニルホスフェートである。トリ−2−エチルヘキシルホスフェートおよび登録商標Reofos50および登録商標Reofos95(チバガイギー社製)が好ましい。
【0139】
G)塩素化ヒドロタルサイト(パラフィン)
H)炭化水素
I)モノエステル、例えばブチルオレエート、フェノキシエチルオレエート、テトラヒドロフルフリルオレエートおよびアルキルスルホン酸エステル
J)グリコールエステル、例えばジグリコールベンゾエート
群G)ないしJ)の可塑剤の定義および具体例は、以下の文献中で見いだされる。
"Kunstoffadditive"(Plastics additives),R.Gachter/H.Muller,Carl Hanser Verlag 3rd Edition,Chapter5.9.14.2.P422-425(群G)、およびChapter 5.9.14.1p.422(群H)
"PVC Technology" W.V.Titow,4th.Edition,Elsevier Publishers,1984,Chapter 6.10.2 p171-173(群G)、Chapter 6.10.5 p174(群H)、Chapter 6.10.3 p173(群I)およびChapter 6.10.4 p173-174(群I)
【0140】
異なる可塑剤の混合物を使用することも可能である。
可塑剤は、例えば、PVCの100重量部に基づいて、5ないし120、都合良くは10ないし100、特に20ないし70重量部の量で使用され得る。
【0141】
顔料
適した物質は当業者に知られている。無機顔料の具体例は、TiO2 、カーボンブラック、Fe23 、Sb23 (Ti,Ba,Sb)O2 、Cr23 、スピネル、例えばコバルトブルーおよびコバルトグリーン、Cd(S,Se)、ウルトラマリーンブルーである。有機顔料は、例えばアゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、ペリレン顔料、ジケト−ピロロピロール顔料およびアントラキノン顔料である。好ましいものはまた微粉化形態のTiO2 である。
定義および他の記載は、"Hand book of PVC Formulating" ,E.J.Wickson,John Wiley & Sons,New York 1993 において見いだされる。
【0142】
充填剤
充填剤および強化剤は、それぞれ"Hand book of PVC Formulating" ,E.J.Wickson,John Wiley & Sons,Inc. 1993 p393-449 、および"Taschenbuch der Kunstoffadditive"(Handbook of Plastics additives),R.Gachter/H.Muller,Carl Hanser,1990, P549-615において見いだされる。
その具体例は、炭酸カルシウム、ドロマイト、珪灰石、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、シリケート、ガラス繊維、タルク、カオリン、チョーク、雲母、酸化金属および水酸化物、カーボンブラックもしくはグラファイトである。チョークが好ましい。
【0143】
ホスフィット
具体例は以下のようなものである:
トリフェニルホスフィット、ジフェニルアルキルホスフィット、フェニルジアルキルホスフィット、トリス−(ノニルフェニル)ホスフィット、トリラウリルホスフィット、トリオクタデシルホスフィット、ジステアリル−ペンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2,4−ジ−第三−ブチルフェニル)ホスフィット、ジイソデシルペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−ジ−第三−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,6−ジ−第三−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、ビス−イソデシルオキシ−ペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−ジ−第三−ブチル−6−メチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4,6−トリ−第三−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、トリステアリル−ソルビトールトリホスフィット、ビス(2,4−ジ−第三−ブチル−6−メチルフェニル)メチルホスフィット、ビス(2,4−ジ−第三−ブチル−6−メチルフェニル)エチルホスフィット。
【0144】
特に適したものは、トリオクチルホスフィット、トリデシルホスフィット、トリドデシルホスフィット、トリテトラデシルホスフィット、トリステアリルホスフィット、トリオレイルホスフィット、トリフェニルホスフィット、トリクレシルホスフィット、トリス−p−ノニルフェニルホスフィットもしくはトリシクロヘキシルホスフィットであり、特に好ましいものはアリール−ジアルキルホスフィットおよびアルキル−ジアリールホスフィット例えば、フェニルジデシルホスフィット、(2,4−ジ−第三−ブチルフェニル)−ジ−ドデシルホスフィット、(2,6−ジ−第三−ブチルフェニル)−ジ−ドデシルホスフィット、並びにジアルキル−およびジアリールペンタエリトリトールジホスフィット例えば、ジステアリルペンタエリトリトールジホスフィット、および非化学量論的トリアリールホスフィット、例えば(H199 −C64 )O1 .5P(OC12.1325.271.5 のような組成を持つものである。
【0145】
好ましい有機ホスフィットは、ジアリール−ペンタエリトリトールジホスフィット、トリスフェニルホスフィットおよびフェニルジデシルホスフィットである。
【0146】
有機ホスフィットは、例えばPVCの100重量部に基づいて、0.01ないし10、都合良くは0.05ないし5、および好ましくは0.1ないし3重量部の量で使用される。
【0147】
チオホスフィットおよびチオホスフェート
チオホスフィットおよびチオホスフェートは、一般式
(RS)3 P、(RS)3 P=Oもしくは(RS)3 P=S
(これらは、特許明細書DE2809492、EP090770およびEP573394に開示されている。)で表されるものと理解されるべきである。
【0148】
これらの化合物の具体例は、以下のようなものである:
トリチオヘキシルホスイフィット、トリチオオクチルホスフィット、トリチオラウリルホスフィット、トリチオベンジルホスフィット、トリチオリン酸トリス(カルボイソオクチルオキシ)メチルエステル、トリチオリン酸トリス(カルボトリメチルシクロヘキシルオキシ)メチルエステル、トリチオリン酸S,S,S−トリス(カルボイソオクチルオキシ)メチルエステル、トリチオリン酸S,S,S−トリス(カルボ−2−エチルヘキシルオキシ)メチルエステル、トリチオリン酸S、S、S−トリス−1−(カルボヘキシルオキシ)−エチルエステル、トリチオリン酸S、S、S−トリス−1−(カルボ−2−エチルヘキシルオキシ)−エチルエステル、トリチオリン酸S、S、S−トリス−2−(カルボ−2−エチルヘキシルオキシ)−エチルエステル。
【0149】
メルカプトカルボン酸エステル
これらの化合物の具体例は、以下のようなものである:
チオグリコール酸、チオマレイン酸、メルカプトプロピオン酸、メルカプト安息香酸もしくはチオ乳酸のエステル(これらは明細書FR2459816、EP90748、FR2552440およびEP365483に開示されている。)注目されるメルカプトカルボン酸エステルにはまたポリオールエステルおよびそれらの部分エステルが包含される。
【0150】
エポキシ化脂肪酸エステル
本発明の安定剤の組合せには不可的に、好ましくは少なくとも一種のエポキシ化脂肪酸エステルが含まれる。特に適したものは、天然由来の脂肪酸例えば大豆油もしくは菜種油からのエステル(脂肪酸グリセライド)である。しかしながら、また合成エステル、例えばエポキシ化ブチルオレエートを使用することも可能である。
【0151】
1.抗酸化剤
1.1 アルキル化モノフェノール、例えば
2,6−ジ−第三ブチル−4−メチルフェノール、
2−ブチル−4,6−ジメチルフェノール、
2,6−ジ−第三ブチル−4−エチルフェノール、
2,6−ジ−第三ブチル−4−n−ブチルフェノール、
2,6−ジ−第三ブチル−4−イソブチルフェノール、
2,6−ジ−シクロペンチル−4−メチルフェノ−ル、
2−(α−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、
2,6−ジオクタデシル−4−メチルフェノ−ル、
2,4,6−トリシクロヘキシルフェノール、
2,6−ジ−第三ブチル−4−メトキシメチルフェノール、
2,6−ジノニル−4−メチルフェノール、2,4−ジメチル−6−(1′−メチル−ウンデシ−1′−イル)−フェノール、2,4−ジメチル−6−(1′−メチル−ヘプタデシ−1′−イル)−フェノール、2,4−ジメチル−6−(1′−メチル−トリデシ−1′−イル)−フェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノールおよびそれらの混合物。
【0152】
2.アルキルチオメチルフェノール、例えば
2,4−ジ−オクチルチオメチル−6−第三ブチルフェノール、2,4−ジ−オクチルチオメチル−6−メチルフェノール、2,4−ジ−オクチルチオメチル−6−エチルフェノールおよび2,6−ジ−ドデシルチオメチル−4−ノニルフェノール。
【0153】
3 ハイドロキノンとアルキル化ハイドロキノン、例えば
2,6−ジ−第三ブチル−4−メトキシフェノール、
2,5−ジ−第三ブチル−ハイドロキノン、
2,5−ジ−第三−アミル−ハイドロキノン、
2,6−ジフェニル−4−オクタデシルオキシフェノール、
2,6−ジ−第三ブチル−ハイドロキノン、2,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルステアレート、ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)アジペート。
【0154】
4 ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル、例えば
2,2′−チオビス(6−第三ブチル−4−メチルフェノール)、
2,2′−チオビス(4−オクチルフェノール)、
4,4′−チオビス(6−第三ブチル−3−メチルフェノール)、
4,4′−チオビス(6−第三ブチル−2−メチルフェノール)、4,4′−チオ−ビス(3,6−ジ−第二−アミルフェノール)、4,4′−ビス(2,6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−ジスルフィド。
【0155】
5 アルキリデンビスフェノール、例えば
2,2′−メチレン−ビス(6−第三ブチル−4−メチルフェノール)、
2,2′−メチレン−ビス(6−第三ブチル−4−エチルフェノール)、
2,2′−メチレン−ビス[4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシル)フェノール]、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2′−メチレン−ビス(6−ノニル−4−メチルフェノール)、
2,2′−メチレン−ビス(4,6−ジ−第三ブチルフェノール)、
2,2′−エチリデン−ビス(4,6−ジ−第三ブチルフェノール)、
2,2′−エチリデン−ビス(6−第三ブチル−4−イソブチルフェノール)、
2,2′−メチレン−ビス [6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノール] 、2,2′−メチレン−ビス [6−(α,α−ジメチルベンジル)−4−ノニルフェノール] 、4,4′−メチレン−ビス(2,6−ジ−第三ブチルフェノール)、4,4′−メチレン−ビス(6−第三ブチル−2−メチルフェノール)、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス(3−第三ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、
エチレングリコールビス[3,3−ビス(3′−第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート] 、ビス(3−第三ブチル−4ーヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシクロペンタジエン、ビス[2−(3′−第三ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−6−第三ブチル−4−メチルフェニル]テレフタレート、1,1−ビス(3,5−ジメチル−2−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4−n−ドデシルメルカプトブタン、および1,1,5,5−テトラ−(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ペンタン。
【0156】
6.O−、N−およびS−ベンジル化合物、例えば
3,5,3′,5′−テトラ−第三ブチル−4,4′−ジヒドロキシジベンジルエーテル、オクタデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベンジル−メルカプトアセテート、トリス−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−アミン、ビス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)−ジチオテレフタレート、ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−スルフィドおよびイソオクチル−3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル−メルカプトアセテート。
【0157】
7.ヒドロキシベンジル化マロネート、例えば
ジオクタデシル−2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−2−ヒドロキシベンジル)−マロネート、ジ−オクタデシル−2−(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−マロネート、ジ−ドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−マロネート、およびビス−[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−フェニル]−2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−マロネート。
【0158】
8.ヒドロキシベンジル芳香族化合物、例えば
1,3,5−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、
1,4−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼンおよび2,4,6−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−フェノール。
【0159】
9.トリアジン化合物、例えば、
2,4−ビス−オクチルメルカプト−6−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、
2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、
2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1,3,5−トリアジン、
2,4,6−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1,2,3−トリアジン、
1,3,5−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−イソシアヌレート、
1,3,5−トリス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)−イソシアヌレート、
2,4,6−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルエチル)−1,3,5−トリアジン、
1,3,5−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)−ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、
1,3,5−トリス(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)−イソシアヌレート。
【0160】
10.ホスホン酸エステル、亜リン酸エステルとホスホナイト、例えば、ジメチル−2,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネートジエチル−3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネートジオクタデシル−3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネートジオクタデシル−−第三−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルベンジルホスホネート、3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸モノエチルエステルのカルシウム塩、テトラキス(2,4−ジ−第三−ブチルフェニル)4,4′−ビフェニレンジホスホナイト、6−イソオクチルオキシ−2,4,8,10−テトラ−第三−ブチル−12H−ジベン[d,g]−1,3,2−ジオキサホスホシン、6−フルオロ−2,4,8,10−テトラ−第三−ブチル−12−メチル−ジベン[d,g]−1,3,2−ジオキサホスホシン。
【0161】
11. アシルアミノフェノール、例えば
ラウリン酸4−ヒドロキシアニリド、
ステアリン酸4−ヒドロキシアニリド、
カルバミン酸N−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)オクチルエステル。
【0162】
12. β−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸の下記の一価または多価アルコールとのエステル、例えば、
メタノール、エタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタン。
【0163】
13. β−(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸の下記の一価または多価アルコールとのエステル、例えば、
メタノール、エタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタン。
【0164】
14. β−(3,5−ジ−シクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸の下記の一価または多価アルコールとのエステル、例えば
メタノール、エタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタン。
【0165】
15. 3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸の下記の一価または多価アルコールとのエステル、例えば、
メタノール、エタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタン。
【0166】
16. β−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミド
例えばN,N′−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミン、
N,N′−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)トリメチレンジアミン、
N,N′−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジン。
【0167】
好ましいものは群1ないし5、10および12の抗酸化剤であり、好ましくは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオン酸とオクタノール、オクタデカノールもしくはペンタエリトリトールとのエステルまたはトリス(2,4−ジ−第三−ブチルフェニル)ホスフィットである。
適当ならば、異なる構造式を有する抗酸化剤の混合物を使用することも可能である。
【0168】
抗酸化剤は、例えばPVCの100重量部に基づいて、0.01ないし10重量部、好ましくは0.1ないし10重量部、特に0.1ないし5重量部の量で使用され得る。
【0169】
紫外線吸収剤および光安定剤
1. 2− ( 2′−ヒドロキシフェニル ) ベンゾトリアゾール、例えば、
2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’,5’−ジ−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(5’−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−5’−(1,1,3,3−テトラメチルブチル) フェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’,5’−ジ−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(3’−第二ブチル−5’−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’,5’−ジ−第三アミル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール;
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2’−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−オクトキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3−ドデシル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、および
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル)フェニルベンゾトリアゾールの混合物、
2,2’−メチレン−ビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−ベンゾトリアゾール−2−イルフェノール];2−[3’−第三ブチル−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)−2’−ヒドロキシフェニル]ベンゾトリアゾールとポリエチレングリコール300とのエステル交換生成物;[R−CH2 CH2 −COO(CH2 3 −]2 −(式中,R=3’−第三ブチル−4’−ヒドロキシ−5’−2H−べンゾトリアゾール−2−イル−フェニルである。)。
【0170】
2.2−ヒドロキシ−ベンゾフェノン、例えば
4−ヒドロキシ−、4−メトキシ−、4−オクトキシ−、4−デシルオキシ−、
4−ドデシルオキシ−、4−ベンジルオキシ−、4,2′,4′−トリヒドロキシ−または2′−ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ誘導体。
【0171】
3. 非置換もしくは置換された安息香酸のエステル、例えば
4−第三ブチルフェニル=サリチレート、
フェニル=サリチレート、
オクチルフェニル=サリチレート、
ジベンゾイルレゾルシノール、
ビス(4−第三ブチルベンゾイル)レゾルシノール、
ベンゾイルレゾルシノール、
2,4−ジ−第三ブチルフェニル=3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシル=3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、オクタデシル=3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、
2−メチル−4,6−ジ第三ブチルフェニル=3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート。
【0172】
4. アクリレート、例えば
エチルα−シアノ−β, β−ジフェニル−アクリレート、
イソオクチルα−シアノ−β, β−ジフェニル−アクリレート、
メチルα−カルボメトキシ−シンナメート、メチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシ−シンナメート、
ブチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシ−シンナメート、
メチルα−カルボメトキシ−p−メトキシシンナメート、および
N−(β−カルボメトキシ−β−シアノビニル) −2−メチルインドリン。
【0173】
5.ニッケル化合物、例えば
2,2’−チオビス−〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル) フェノール〕のニッケル錯体、例えば1:1または1:2錯体であって、所望によりn−ブチルアミン、トリエタノールアミンもしくはN−シクロヘキシルジエタノールアミンのような他の配位子を伴うもの、ニッケルジブチルジチオカルバメート、モノアルキルエステル、例えば4−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三ブチルベンジルホスホン酸のメチル、エチルもしくはブチルエステルのニッケル塩、ケトキシム例えば2−ヒドロキシ−4−メチル−フェニルウンデシルケトキシムのニッケル錯体、1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒドロキシ−ピラゾールのニッケル錯体であって、所望により他の配位子を伴うもの。
【0174】
6.立体障害性アミン、例えばビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)サクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)n−ブチル−3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルマロネート、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジンとコハク酸との縮合生成物、N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−第三オクチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンとの縮合生成物、トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ニトリロトリアセテート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,1′−(1,2−エタンジイル)−ビス(3,3,5,5−テトラメチルピペラジノン),4−ベンゾイル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三ブチル−ベンジル)マロネート、3−n−オクチル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバケート、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)サクシネート、N,N'−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−ヘキサメチレンジアミンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの縮合生成物、2−クロロ−4,6−ジ(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンの縮合生成物、2−クロロ−4,6−ジ(4−n−ブチルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合生成物、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、3−ドデシル−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ピロリジン−2,5−ジオンおよびキマソーブ966(Chimassorb966)。
【0175】
7. 蓚酸ジアミド、例えば
4,4′−ジオクチルオキシオキサニリド、
2,2′−ジオクチルオキシ−5,5′−ジ−第三ブトキサニリド、
2,2′−ジドデシルオキシ−5,5′−ジ−第三ブトキサニリド、
2−エトキシ−2′−エトキサニリド、
N,N′−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)オキサミド、
2−エトキシ−5−第三ブチル−2′−エチルオキサニリドおよび該化合物と2−エトキシ−2′−エチル−5,4′−ジ−第三ブトキサニリドとの混合物,
o−およびp−メトキシ−二置換オキサニリドの混合物およびo−およびp−エトキシ−二置換オキサニリドの混合物。
【0176】
8.2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、例えば2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル) −1,3,5−トリアジン、
2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、
2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、
2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロピルオキシフェニル)−6−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、
2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル) −4,6−ビス(4−メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、
2−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル) −4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン。
2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ブチルオキシ−プロピルオキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−オクチルオキシ−プロピルオキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン。
【0177】
噴射剤
噴射剤は有機アゾ化合物および有機ヒドラゾ化合物、テトラゾール、オキサジン、イサト酸無水物、および炭酸ナトリウムおよび炭酸水素ナトリウムである。
【0178】
好ましいものは、アゾジカルボナミドおよび炭酸水素ナトリウムおよびそれらの混合物である。
【0179】
耐衝撃性改良剤および加工助剤、ゲル化剤、帯電防止剤、殺生物剤、金属奪活剤、蛍光増白剤、防火剤および防曇剤の定義および具体例は、"Kunstoffadditive"(Plastics additives),R.Gachter/H.Muller,Carl Hanser Verlag 3rd Edition,1989,および"Handbook of Polyvinyl Chloride Formulating",E.J.Wilson,J.Wiley & Sons,1993 において記載されている。耐衝撃性改良剤はまた特に、"Impact Mmodifiers for PVC",J.T.Lutz/D.L.Dunkelberger,John Wiley & Sons,1992に記載されている。
【0180】
安定剤の組合せは、目的に適した装置中で成分を混合するのみでなく、また成分Aを加える前に、一部の付加的な成分をその場でグライダント(gridants)および/もしくは金属石鹸中での溶融体として調製することによっても製造される。前記の方法は、カルシウムアセチルアセトネートの現場製造に適している(EP336289参照)。
【0181】
安定化されるべき塩素含有ポリマーおよびそれらの再生物(recyclates)の具体例は以下のようなものである:
ポリ塩化ビニル、ポリマーの構造中に塩化ビニル単位を含有するビニル樹脂のポリマー、例えば、塩化ビニルと脂肪酸のビニルエステル、特に酢酸ビニルとのコポリマー、塩化ビニルとアクリル酸およびメタクリル酸のエステルとのコポリマー並びに塩化ビニルとアクリルニトリルとのコポリマー、塩化ビニルとジエン化合物および不飽和ジカルボン酸もしくはそれらの無水物とのコポリマー、例えば塩化ビニルとジエチルマレエート、ジエチルフマレートもしくは無水マレイン酸とのコポリマー、塩化ビニルの後塩素化されたポリマーおよびコポリマー、塩化ビニルおよび塩化ビニリデンと不飽和アルデヒド、ケトンおよびその他のもの、例えば、アクロレイン、クロトンアルデヒド、ビニルメチルケトン、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等とのコポリマー;ポリ塩化ビニリデンおよび塩化ビニリデンと塩化ビニルおよび他の重合性化合物とのコポリマー;ポリ酢酸塩化ビニルおよびポリジクロロジビニルエーテル;塩素化されたポリ酢酸ビニル、アクリル酸とα−置換アクリル酸のエステルの塩素化されたポリマー;塩素化ポリスチレン、例えばジクロロスチレン;塩素化ガム;塩素化ポリエチレン、ポリクロロブタジエンおよび後塩素化ポリクロロブタジエン並びにクロロブタジエンと塩化ビニル、ガム塩化水素(gum hydrochloride) および塩素化ガム塩化水素とのコポリマー;前記ポリマー同士の混合物もしくは前記ポリマーと他の重合性化合物との混合物。
【0182】
PVCとEVA、ABSおよびMBSとのグラフトコポリマーもまた含まれる。好ましい支持体はまた上記のホモポリマーとコポリマーの混合物、特に塩化ビニルホモポリマーと他の熱可塑性ポリマーおよび/もしくは弾性ポリマーの混合物、特に塩化ビニルホモポリマーとABS、MBS、NBR、SAN、EVA、CPE、MBAS、PMA、PMMA、EPDMおよびポリラクトンとのブレンドである。
【0183】
好ましいものはまた懸濁重合体および塊状重合体、および乳化重合体である。
ポリ塩化ビニルは好ましくは塩素含有ポリマー、特に懸濁重合体および塊状重合体の形態にある。
【0184】
本発明の範囲内において、PVCにはまた塊状重合体もしくは乳化重合体であり得る、PVCと重合し得る化合物例えばアクリロニトリル、酢酸ビニルもしくはABSとのコポリマーもしくはグラフトポリマーが含まれる。好ましいものはPVCホモポリマー並びにPVCとポリアクリレートとの組合せである。
【0185】
また、本発明の範囲内において安定化するのに適しているものは、塩素含有ポリマーの再生物、および加工中、使用中もしくは貯蔵中に損傷を受ける上記のポリマーである。PVC再生物が特に好ましい。再生物はまた、しばしば取り除くことが難しい、少量の異物例えば、紙、顔料および接着剤を含有し得る。このような異物は、使用中もしくは仕上げ段階で種々の物質例えば、発泡剤残渣、ラッカーの痕跡、金属の痕跡および開始剤残渣との接触により生じるものである。
【0186】
本発明はまた塩素含有ポリマーを安定化するための方法にも関し、それはポリマーに安定剤の組合せを加えそしてその目的に適した装置中で均質に混合することよりなる。
【0187】
都合良くは、安定剤は以下の方法を使用することにより混和され得る:
・乳剤もしくは分散剤の形態により(1つの可能な形態は、例えば、ペースト状の混合物である。この形態にある、本発明の組合せの利点は、ペーストの安定性にある。)、
・添加成分もしくはポリマー混合物の混合の間にて乾燥した混合物の形態により、
・加工装置(例えば、カレンダー加工機、ミキサー、ニーダー、押出し機等)への直接の添加により、または
・溶液もしくは溶融体の形態により
【0188】
本発明の安定化されたPVCは、安定剤の組合せおよび他の添加剤をPVCと、それ自体知られている装置、例えば上記の加工装置を使用して混合することにより製造できる。前記の操作において、安定剤は個々にもしくは混合物として、また他にはマスターバッチの形態で加えられ得る。
【0189】
従って、本発明はまた明細書全体に渡って記載された成分(b)、(c)および(d)、および適当には他の添加剤とPVCを、装置例えばカレンダー加工機、ミキサー、ニーダー、押出し機等を使用して混合することよりなる安定化されたPVCの製造方法に関する。
【0190】
本発明により安定化されたPVCはまた、知られている方法により所望の形態に成形され得る。その方法は、例えば、粉砕、カレンダー成形法、押出し成形法、射出成形法、焼結法もしくは紡糸法、またインフレーション成形法もしくはプラスチゾル法による加工(processing by plastisol) である。安定化されたPVCはまた発泡体の形態に加工され得る。アゾジカルボナミドが噴射剤として使用された場合、1,3−ジケトンを付加的に使用しないことが都合がよい。
【0191】
本発明により安定化されたPVCは、例えば、半硬質および軟質配合物、特に電線の外装、安全パッドシート(自動車)およびケーブル絶縁体のための軟質配合物として適しており、とりわけケーブル絶縁体に適している。半硬質配合物の形態の、本発明のPVCは、化粧板、発泡体、農業用シート、ホース、封止用形材および事務用フィルムに適している。
【0192】
硬質配合物の形態の、本発明の安定化されたPVCは、特に中空品(ボトル)、包装(熱成形用シート)、吹込シート、パイプ、発泡体、重質形材(窓枠)、透明な壁形材、建築用形材、羽目、取付部品、事務用シートおよび装置用ハウジング(例えば、コンピュータ用、家庭用電化製品用)に適している。
【0193】
プラスチゾルとしての本発明のPVCの使用例は、合成皮革、床材、織物被覆、壁紙、コイルコーティングおよび自動車のアンダーコーティングである。
【0194】
本発明の安定化されたPVCのための焼結されたPVCの用途例はスラッシュ、スラッシュ注型用金型およびコイルコーティングである。
【0195】
好ましいものはPVC硬質発泡体成形品およびPVCパイプ、例えば飲料水もしくは廃水用のもの、圧力パイプ、ガスパイプ、ケーブル管およびケーブル保護用パイプ、工業用パイプラインの管、ドレイン管および廃液管、側溝、排水溝である。より詳細な情報は、"Kunstoffhandbuch PVC"(PVC Plastics Handbook),Volume 2/2,W.Becker/H.Braun,2nd Edition,1985, Carl Hanser Verlag,p1236-1277 において参照される。
【0196】
以下の実施例は本発明をより詳細に説明するが、しかし本発明を制限するものではない。特に断らない限り、以下の明細書中において部および百分率は重量に基づいていることを表す。
【0197】
実施例1:静的熱試験(Static heat test)以下の表の混合物をロールミル中でそれぞれ5分間190℃および170℃で可塑化させた。試験ストリップを得られたシート(0.3mm厚)から切り取りそしてマチスサーモタクター(Mathis Thermo Takter)中で190℃において以下の表に記載された時間の間暴露した。その後ASTM−1925−70に従って黄色度指数(YI)を測定した。見出される黄色度指数がより低いほど、より効果的に安定剤系が黄色化を防止し、そして材料に対する損傷を防止している。安定化されたポリマーの長期熱安定性はまたポリマー全体に渡る変色の突然の発現により決定され得る。熱に晒した場合に変色が遅れる時間がより長いほど、または初期変色がより少ないかもしくは色彩保留性がより良好なほど低い変色平均、安定剤がより効果的である。
【0198】
表I:190℃における静的熱試験(190℃、5分間ロール練り)
【表1】
Figure 0003921641
1)チョーク、2)Hoechst から提供されるグライダント(パラフィンワックス)、2a)Hoechstから提供されるグライダント(極性エチレンワックス)、3)フェニルイソデシルホスフィット、4)NaClO4 9%、CaCO3 45%、CaSiO3 40%、H2 O6%の混合物、5)6−アミノ−1,3−ジメチル−ウラシル本発明の混合物I1およびI3において成分Bとして、少量の過塩素酸塩化合物を使用することにより、成分Bを使用しない場合よりも相当良好に安定化されることが見出された。
【0199】
表II:190℃における静的熱試験(170℃、5分間ロール練り)
【表2】
Figure 0003921641
3)フェニルイソデシルホスフィット、6)エステルワックス(モンタン酸ベース)、7)ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(液体エポキシド)、8)ソリッド複素環状エポキシ樹脂(トリグリシジルイソシアヌレート)、9)6−アミノ−1,3−ジ−n−ブチルウラシル、10) 6−アミノ−1,3−ジ−エチルウラシル本発明のグリシジル化合物およびアミノウラシル化合物の安定剤の組合せ(II4ないしII9)はより優れていることが見いだされた。
【0200】
表III:190℃における静的熱試験(170℃、5分間ロール練り)
【表3】
Figure 0003921641
11) ロンプーロン社より提供されるステアロイル−ベンゾイル−メタン、
12) ジヒドロキシアルミニウムナトリウムカーボネート(DASC)、
13) 協和(日本国)より提供されるヒドロタルサイト
ドーソナイトの添加およびヒドロタルサイトの添加はともに安定性を増大さしめた。
【0201】
表IV:190℃における静的熱試験(170℃、5分間ロール練り)
【表4】
Figure 0003921641
14)チバ−ガイギー社より提供される立体障害性アミン(HALS)
上記安定剤の組合せ(IV4ないしIV12)は安定剤の活性の改良をなすことが見いだされた。
【0202】
表V:190℃における静的熱試験(170℃、5分間ロール練り)
【表5】
Figure 0003921641
15) Degussaより提供されるNaゼオライトA、
16) Degussaより提供されるNaゼオライトP、
ヒドロタルサイトおよびゼオライトよりなる安定剤の組合せはより良好な結果を与えることが見出された。
【0203】
表VI:190℃における静的熱試験(170℃、5分間ロール練り)
【表6】
Figure 0003921641
17) 次式
【化42】
Figure 0003921641
(式中、Yは(CH22 −O−CO−CH2 −CO−CH3 を表す。)で表されるβ−ケトエステル
β−ジケトンもしくはβ−ケトエステルよりなる安定剤の組合せは良好な結果を与えることが見いだされた。
【0204】
表VII:190℃における静的熱試験(170℃、5分間ロール練り)
【表7】
Figure 0003921641
18) Lagorより提供されるチオジエチレン−ビス(5−メトキシ−カルボニル−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロ−ピリジン)−3−カルボキシレート、19) Atochemより提供される3−ビスドデシルオキシカルボニル−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン
試験は、ジヒドロピリジンよりなる安定剤の組合せが、初期変色および色彩保留性(平均色彩(mean colour))を改良したことを示している。

Claims (18)

  1. A)少なくとも1種の次式I
    Figure 0003921641
    (式中、R* 1およびR* 2は互いに独立して炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし6のアルケニル基、未置換もしくは1ないし3個の炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基によりまたはヒドロキシ基もしくは塩素原子により置換された炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、または未置換もしくはフェニル環上で1ないし3個の炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基によりまたはヒドロキシ基もしくは塩素原子により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表し、
    およびR* 1およびR* 2は付加的に水素原子および炭素原子数1ないし12のアルキル基を表してもよく、およびYはOを表す。)で表される化合物、
    B)以下の群からの少なくとも1種の化合物
    B1)過塩素酸塩化合物、
    B2)炭素原子、酸素原子、窒素原子もしくは硫黄原子に直接結合する次式
    Figure 0003921641
    [式中、R 1 およびR 3 のいずれもともに水素原子を表し、R 2 は水素原子もしくはメチル
    基を表し、およびnは0を表すか、またはR 1 およびR 3 は一緒になって−CH 2 −CH 2 −もしくは−CH 2 −CH 2 −CH 2 −(この場合において、各R 2 は水素原子を表し、およ
    びnは0もしくは1を表す。)を表す。]で表されるグリシジル基を含有する、グリシジル化合物
    5)ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、トリペンタエリトリトール、ビストリメチロールプロパン、ビストリメチロールエタン、トリスメチロールプロパン、イノサイト、ポリビニルアルコール、ソルビトール、マルタイト、イソマルタイト、ラクタイト、リカジン、マニトール、ラクトース、ロイクロース、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、パラチナイト、テトラメチロールシクロヘキサノール、テトラメチロールシクロペンタノール、テトラメチロールシクロピラノール、グリセロール、ジグリセロール、ポリグリセロール、チオジグリセロールもしくは1−O−a−D−グリコピラノジル−D−マニトールジヒドレートから選択されるポリオール及び二糖類アルコール
    7)アルカリアルミノシリケート(ゼオライト)、
    B8)ヒドロタルサイト、
    B9)アルカリアルミノカーボネート(ドーソナイト)、
    B10)アルカリおよびアルカリ土類水酸化物およびアルカリおよびアルカリ土類(重)炭酸塩、よりなる安定剤の組合せ。
  2. * 1およびR* 2は互いに独立して水素原子および炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  3. 成分A)の化合物は6−アミノ−1,3−ジメチル−ウラシル、6−アミノ−1,3−ジ−n−プロピルウラシルもしくは6−アミノ−1,3−ジ−n−ブチル−ウラシルであるところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  4. 付加的に少なくとも1種のエポキシ化脂肪酸エステルを含むところの請求項1ないし3のいずれかに記載の安定剤の組合せ。
  5. 付加的に亜鉛および/もしくはアルカリ金属および/もしくはアルカリ土類金属のカルボキシレートもしくはアルミニウムカルボキシレートを含むところの請求項1ないし4のいずれかに記載の安定剤の組合せ。
  6. ホスフィット、抗酸化剤、ベータジケトンおよびベータケトエステル、可塑剤、充填剤、グライダント(glidant)および顔料の群からの少なくとも1種の他の物質を付加的に含むところの請求項1ないし5のいずれかに記載の安定剤の組合せ。
  7. 充填剤がチョークであるところの請求項6記載の安定剤の組合せ。
  8. グライダントがステアリン酸カルシウムであるところの請求項6記載の安定剤の組合せ。
  9. 二酸化チタンが顔料として使用されるところの請求項6記載の安定剤の組合せ。
  10. 成分AおよびB1よりなるところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  11. 成分AおよびB2よりなるところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  12. 成分AおよびB5よりなるところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  13. 成分AおよびB7よりなるところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  14. 成分AおよびB8よりなるところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  15. 成分AおよびB10よりなるところの請求項1記載の安定剤の組合せ。
  16. 塩素含有ポリマーおよび請求項1ないし15のいずれかに記載の安定剤の組合せよりなる組成物。
  17. PVCが塩素含有ポリマーとして使用されるところの請求項16記載の組成物。
  18. 塩素含有ポリマー中に請求項1ないし15のいずれかに記載の安定剤の組合せを混和することよりなる塩素含有ポリマーの安定化方法。
JP29112996A 1995-10-13 1996-10-14 塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せ Expired - Lifetime JP3921641B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH2912/95 1995-10-13
CH291295 1995-10-13
CH3151/95 1995-11-07
CH315195 1995-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09125058A JPH09125058A (ja) 1997-05-13
JP3921641B2 true JP3921641B2 (ja) 2007-05-30

Family

ID=25691717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29112996A Expired - Lifetime JP3921641B2 (ja) 1995-10-13 1996-10-14 塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せ

Country Status (13)

Country Link
US (2) US5925696A (ja)
EP (8) EP1325941B1 (ja)
JP (1) JP3921641B2 (ja)
CN (8) CN1122684C (ja)
AT (7) ATE302816T1 (ja)
AU (1) AU714489B2 (ja)
BR (1) BR9605107A (ja)
CA (2) CA2526879C (ja)
DE (7) DE59610885D1 (ja)
DK (7) DK1046668T4 (ja)
ES (7) ES2246023T3 (ja)
MX (1) MX9604696A (ja)
NO (1) NO310925B1 (ja)

Families Citing this family (121)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY114466A (en) * 1996-09-25 2002-10-31 Crompton Vinyl Additives Gmbh Rigid pvc stabilised with n, n-dimethyl-6-aminouracils
SE9703844D0 (sv) * 1997-10-22 1997-10-22 Borealis As Composition for electric cables
US20020016390A1 (en) 1997-12-23 2002-02-07 Francois Gugumus Stabilizer mixtures
GB2332678B (en) * 1997-12-23 2000-09-27 Ciba Sc Holding Ag Stabilizer mixtures containing a sterically hindered amine
DK0930332T3 (da) * 1998-01-16 2003-07-21 Crompton Vinyl Additives Gmbh Stabilisatorsystem til chlorholdige polymerer
DK0962491T3 (da) 1998-06-02 2003-08-11 Crompton Vinyl Additives Gmbh Cyanacetylurinstoffer til stabilisering af halogenholdige polymerer
ATE230733T1 (de) 1998-06-26 2003-01-15 Crompton Vinyl Additives Gmbh Neue nh2-modifizierte 6-aminouracile als stabilisatoren für halogenhaltige polymere
EP0967245A1 (de) 1998-06-26 1999-12-29 Witco Vinyl Additives GmbH 1,3-disubstituierte 6-Aminouracile zum Stabilisieren von halogenhaltigen Polymeren
EP0967208B1 (de) * 1998-06-26 2002-08-14 Crompton Vinyl Additives GmbH In 5-Stellung substituierte 6-Aminouracile als Stabilisatoren für halogen-haltige Polymere
US6258880B1 (en) * 1998-11-25 2001-07-10 Morton International, Inc. Stabilizers for improved weatherability of clear polyvinyl chloride compositions
JP2000276953A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 被覆電線
DE19915388A1 (de) 1999-04-06 2000-10-12 Witco Vinyl Additives Gmbh 4-Aminopyrimidinone und Oxazolidino-4-amino-pyrimidinone, Verfahren zu deren Herstellung und ihre Verwendung zum Stabilisieren von halogenhaltigen Polymeren
EP1048689A1 (en) * 1999-04-28 2000-11-02 Kyowa Chemical Industry Co., Ltd. Chlorine-Containing resin composition
BE1012673A3 (fr) * 1999-05-10 2001-02-06 Solvay Nouveaux derives de 6-amino-uracile, leur preparation et leur utilisation.
JP3660562B2 (ja) * 2000-05-02 2005-06-15 勝田化工株式会社 食品包装用塩化ビニル樹脂組成物
DE10030464A1 (de) * 2000-06-21 2002-01-03 Cognis Deutschland Gmbh Verwendung von Zusammensetzungen enthaltend Harnstoffderivate der Cyanessigsäure und Harnstoff als Stabilisatoren für chlorhaltige thermoplastische Kunststoffe
ITVA20000023A1 (it) * 2000-07-19 2002-01-19 Lamberti Spa Composizioni di pvc stabili al calore.
DE10038721A1 (de) * 2000-08-09 2002-02-21 Cognis Deutschland Gmbh Stabilisator-Zusammensetzung für halogenhaltige organische Kunststoffe
CN1221602C (zh) * 2000-12-13 2005-10-05 克罗姆普顿乙烯添加剂有限公司 用于稳定含卤素聚合物的稳定剂系统
ES2340676T3 (es) * 2001-02-16 2010-06-08 Chemtura Vinyl Additives Gmbh Sistema estabilizadores clorado con sinergistos con nitrogeno, para la estabilizacion de polimeros halogenados.
DE10109366A1 (de) * 2001-02-27 2002-09-12 Baerlocher Gmbh Stabilisatorzusammensetzung für halogenierte Polymere, deren Verwendung, und solche Zusammensetzungen enthaltende Polymere
DE10118179A1 (de) * 2001-04-11 2002-10-24 Baerlocher Gmbh Stabilisatorkombination für halogenhaltige Polymere und deren Verwendung
DE10124734A1 (de) 2001-05-21 2002-12-05 Baerlocher Gmbh Fein verteilte Stabilisatorzusammensetzung für halogenhaltige Polymere
DE10132836A1 (de) * 2001-07-06 2003-01-16 Cognis Deutschland Gmbh Verwendung von Aminouracilen zur Stabilisierung von antistatisch ausgerüsteten halogenhaltigen organischen Kunststoffen
DE10131764A1 (de) * 2001-06-30 2003-01-09 Cognis Deutschland Gmbh Verwendung von Fluoralkansulfonsäuren zur Stabilisierung von halogenhaltigen organischen Kunststoffen
EP1318168A1 (de) * 2001-12-04 2003-06-11 Crompton Vinyl Additives GmbH Stabilisatorkombinationen für chlorhaltige Polymere
US7393887B2 (en) * 2001-12-05 2008-07-01 Crompton Corporation Stabilizer system for stabilizing halogen-containing polymers
DE10160662A1 (de) * 2001-12-11 2003-06-18 Baerlocher Gmbh Stabilisatorzusammensetzung, deren Herstellung und Verwendung
US20030153661A1 (en) * 2002-01-04 2003-08-14 Crompton Corporation Stability improvement of aluminum hydroxide in PVC compound
US6825256B2 (en) * 2002-01-14 2004-11-30 Crompton Corporation Stability improvement of carbon monoxide ethylene copolymer in pvc compound
DE10214152A1 (de) * 2002-03-28 2003-10-09 Baerlocher Gmbh Feste Stabilisatorzusammensetzung, deren Herstellung und Verwendung
DE10216885A1 (de) * 2002-04-17 2003-11-06 Cognis Deutschland Gmbh Verwendung von Zusammensetzungen enthaltend basische Calcium/Zink-Mischseifen und Perchlorate zur Stabilisierung von halogenhaltigen organischen Kunststoffen
DE10226732A1 (de) * 2002-06-14 2004-01-08 Clariant Gmbh Mischungen aus einem Phosphonit und anderen Komponenten
US6835328B2 (en) * 2002-07-08 2004-12-28 Crompton Corporation Overbased metal carbonate/carboxylate microemulsions and halogen-containing polymers containing same
US20050192401A1 (en) * 2002-08-15 2005-09-01 Baerlocher Gmbh Aid and method for processing thermoplastic polymer compositions
US9453251B2 (en) * 2002-10-08 2016-09-27 Pfenex Inc. Expression of mammalian proteins in Pseudomonas fluorescens
ITMI20022275A1 (it) 2002-10-25 2004-04-26 Reagens Spa Stabilizzanti per resine alogenate in formulazioni plastificate.
ITVA20020058A1 (it) * 2002-11-15 2004-05-16 Lamberti Spa Composizioni di pvc stabili al calore.
DE10255154A1 (de) 2002-11-26 2004-06-09 Baerlocher Gmbh Stabilisatorzusammensetzung für halogenhaltige Polymere
DE10255155B4 (de) 2002-11-26 2006-02-23 Baerlocher Gmbh Stabilisierungszusammensetzung für halogenhaltige Polymere, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
EP1426406A1 (de) * 2002-12-02 2004-06-09 Crompton Vinyl Additives GmbH Monosubstituierte 6-Aminouracile zum Stabilisieren von halogenhaltigen Polymeren
DE10301675A1 (de) 2003-01-17 2004-07-29 Crompton Vinyl Additives Gmbh Stabilisatorsystem zur PVC-Stabilisierung
CN1333009C (zh) * 2003-04-10 2007-08-22 深圳市海川实业股份有限公司 一种聚氯乙烯用复合热稳定剂及其衍生组合物
JP2004315787A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Rohm & Haas Co ハロゲン含有ビニルポリマーのための熱安定剤組成物
DE10318910A1 (de) * 2003-04-26 2004-11-11 Crompton Vinyl Additives Gmbh Stabilisatorsystem zur Stabilisierung halogenhaltiger Polymere
EP1496083A1 (en) * 2003-07-10 2005-01-12 Arkema Stabilizing composition for chlorine-containing polymers
US7282527B2 (en) 2003-08-19 2007-10-16 Crompton Corporation Stabilization system for halogen-containing polymers
DE10352762A1 (de) * 2003-11-12 2005-06-16 Baerlocher Gmbh Stabilisatorzusammensetzung für halogenhaltige thermoplastische Harzzusammensetzungen
DE10359318A1 (de) * 2003-12-17 2005-07-14 Baerlocher Gmbh Stabilisatorzusammensetzung für halogenierte Polymere
EA013427B1 (ru) 2004-03-15 2010-04-30 Такеда Фармасьютикал Компани Лимитед Ингибиторы дипептидилпептидазы
EP1582545A1 (de) * 2004-03-23 2005-10-05 Alcan Technology & Management Ltd. Verfahren zur Herstellung eines vernetzten PVC Schaumstofkörpers
DE102004019947A1 (de) * 2004-04-23 2005-11-17 Baerlocher Gmbh Stabilisatorzusammensetzung für halogenhaltige thermoplastische Harzzusammensetzungen mit verbesserter Lagerfähigkeit
US7534823B2 (en) * 2004-07-07 2009-05-19 Adeka Corporation Vinyl chloride resin composition
US7488433B2 (en) * 2004-07-30 2009-02-10 Rohm And Haas Company Thermal stabilizer compositions for halogen-containing vinyl polymers
DE102004037369A1 (de) * 2004-07-30 2006-03-23 Artemis Research Gmbh & Co. Kg Stabilisatorsystem für halogenhaltige Polymere
US20060089436A1 (en) * 2004-10-27 2006-04-27 Austen Steven C Thermal stabilizer compositions for halogen-containing vinyl polymers
DE102004060928A1 (de) * 2004-12-17 2006-06-29 Baerlocher Gmbh Antistatisch ausgerüstete Polymerzusammensetzung, deren Herstellung und Verwendung
SG126784A1 (en) * 2005-04-15 2006-11-29 Sun Ace Kakoh Pte Ltd Stabiliser composition for chlorine-containing polymers
CN101437886B (zh) * 2006-05-02 2011-11-09 西巴控股有限公司 作为阻燃剂的嘧啶衍生物
PL2013279T3 (pl) * 2006-05-02 2010-09-30 Basf Se Pochodne pirymidyn jako środki zmniejszające palność
WO2008075510A1 (ja) * 2006-12-21 2008-06-26 Mizusawa Industrial Chemicals, Ltd. 塩素含有重合体用安定剤及び塩素含有重合体組成物
JP4942513B2 (ja) * 2007-03-02 2012-05-30 株式会社Adeka 塩化ビニル系樹脂組成物
DE102007037795A1 (de) 2007-08-10 2009-02-12 Nabaltec Ag Stabilisatorsysteme für halogenhaltige Polymere
NO331436B1 (no) 2008-01-16 2011-12-27 Aker Well Service As Anordning ved renseverktoy
DE102008005339A1 (de) 2008-01-21 2009-07-23 Chemson Polymer-Additive Ag Stabilisatorzusammensetzung für halogenhaltige Polymere
DE102008018872A1 (de) 2008-04-14 2009-10-15 Ika Innovative Kunststoffaufbereitung Gmbh & Co. Kg Stabilisatorsystem für halogenhaltige Polymere
DE102008020203A1 (de) 2008-04-22 2009-10-29 Catena Additives Gmbh & Co. Kg Lösemittelfreie High Solids (One-Pack)-Stabilisatoren für halogenhaltige Polymere
EP2123659A1 (en) * 2008-05-15 2009-11-25 Arkema France High purity monoalkyltin compounds and uses thereof
DE102008053629B4 (de) 2008-10-29 2012-09-06 Baerlocher Gmbh Glyzerinether enthaltende Stabilisatorzusammensetzung für halogenhaltige Polymere, sowie deren Verwendung
DE102008058901A1 (de) 2008-11-26 2010-05-27 Chemson Polymer-Additive Ag Schwermetallfreie Stabilisatorzusammensetzung für halogenhaltige Polymere
EP2398504B1 (en) * 2009-02-17 2018-11-28 Cornell Research Foundation, Inc. Methods and kits for diagnosis of cancer and prediction of therapeutic value
KR101030160B1 (ko) * 2009-05-04 2011-04-18 영신프라텍(주) 친환경 폴리염화비닐계 닥트 및 그 제조방법
DE102009039125A1 (de) 2009-08-27 2011-03-03 Baerlocher Gmbh Verfahren zur Konfektionierung von Stabilisator-Schmelzen, danach hergestellte Formkörper und deren Verwendung
DE102009045701A1 (de) 2009-10-14 2011-04-21 Ika Innovative Kunststoffaufbereitung Gmbh & Co. Kg Stabilisator-Kombinationen für halogenhaltige Polymere
DE102009052206A1 (de) * 2009-11-06 2011-05-12 Akdeniz Kimya Sanayi Ve Ticaret A.S. Stabilisatorzusammensetzung mit niedrigem Zinkgehalt für Fensterprofile
EP2357276B2 (de) 2010-02-01 2016-01-27 Benecke-Kaliko AG Mehrschichtiges Flächengebilde und Verfahren zu seiner Herstellung
DE102010011191A1 (de) 2010-03-11 2011-09-15 Ika Innovative Kunststoffaufbereitung Gmbh & Co. Kg Stabilisatormischungen für halogenhaltige Kunststoffe durch Unterwassergranulierung
DE102010020486A1 (de) 2010-05-14 2011-11-17 Catena Additives Gmbh & Co. Kg Flammgeschützte halogenhaltige Polymere mit verbesserter Thermostabilität
JP5616291B2 (ja) * 2010-06-11 2014-10-29 ローム アンド ハース カンパニーRohm And Haas Company ジアルデヒドから製造された5−および6−員環式エナミン化合物からの速硬化性熱硬化性物質
IT1402262B1 (it) 2010-09-06 2013-08-28 Lamberti Spa Polimeri contenenti cloro stabilizzati termicamente
WO2012126948A1 (en) 2011-03-21 2012-09-27 Chemson Polymer-Additive Ag Stabilizer composition for halogen-containing polymers
EP2697300B1 (en) 2011-04-11 2019-06-19 Chemson Polymer-Additive AG Hydroquinone compounds for reducing photoblueing of halogen-containing polymers
CN102178056B (zh) * 2011-05-05 2012-08-08 王宏雁 二氢吡啶包合物
JP2013095909A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Sekisui Chem Co Ltd 塩化ビニル系樹脂組成物
CN102585394B (zh) * 2011-12-05 2014-02-26 山东慧科助剂股份有限公司 氯乙烯用钙锌分子筛复合稳定剂及其制备方法
FR2986003B1 (fr) 2012-01-24 2015-01-16 Arkema France Procede de preparation de polymeres halogenes
CN103214751B (zh) * 2012-09-21 2015-06-17 上海工程技术大学 一种pvc/农用废弃物复合材料及其制备方法和应用
CN102898741B (zh) * 2012-10-08 2015-03-25 太原市塑料研究所 一种聚氯乙烯热稳定剂及其制备方法
CN105209532B (zh) 2013-03-15 2017-11-28 路博润先进材料公司 不含重金属的cpvc组合物
JP6429778B2 (ja) * 2013-08-12 2018-11-28 共同印刷株式会社 吸着剤組成物、吸着剤含有フィルム及びその製造方法
EP2886594A1 (en) 2013-12-18 2015-06-24 Baerlocher GmbH Liquid zinc salt preparation as stabilizer for halogenated polymers
CN103897291A (zh) * 2014-01-21 2014-07-02 甘肃大禹节水集团股份有限公司 一种pvc-u管件
CN103992510A (zh) * 2014-05-09 2014-08-20 广州市联诺化工科技有限公司 一种高效液体复合有机锡热稳定剂及其制备方法
US9809899B2 (en) 2014-08-07 2017-11-07 Macdermid Acumen, Inc. Treatment for electroplating racks to avoid rack metallization
KR102556832B1 (ko) 2014-11-24 2023-07-17 루브리졸 어드밴스드 머티어리얼스, 인코포레이티드 비닐 클로라이드 폴리머 수지를 위한 신규한 커플링된 우라실 화합물
PL3591000T3 (pl) * 2015-01-16 2023-12-04 Beaulieu International Group Nv Płyta pokrywająca
CN104877252B (zh) * 2015-03-31 2017-06-06 杭州鸿雁管道系统科技有限公司 一种无铅低毒聚氯乙烯复合材料及其制备方法
CN104877179B (zh) * 2015-03-31 2018-02-23 杭州鸿雁管道系统科技有限公司 一种有机复合热稳定剂及其制备方法
CN104877251B (zh) * 2015-03-31 2017-06-06 杭州鸿雁电器有限公司 一种环保低烟无铅聚氯乙烯电工管及其制备方法
WO2016195807A1 (en) 2015-06-05 2016-12-08 Galata Chemicals Llc Stabilizers containing high purity mond-octytin compounds
CN105086218A (zh) * 2015-07-30 2015-11-25 东莞市尚诺新材料有限公司 一种塑化型锌基复合热稳定剂
KR20180102054A (ko) 2015-10-23 2018-09-14 쳄슨 폴리머-아디티브 아게 적층 가공용 비닐 클로라이드 중합체 및 조성물
CN105255048B (zh) * 2015-10-30 2018-07-13 永高股份有限公司 一种高性能环保型u-pvc管材的制备方法
CN105778344B (zh) * 2016-04-13 2017-07-07 江南大学 一种通过掺杂乙酰丙酮稀土改性的固体pvc热稳定剂及其应用
CN106867030B (zh) * 2017-03-06 2018-08-17 邵阳天堂助剂化工有限公司 一种用于pvc热稳定剂的复合改性水滑石及其制备方法
CN106867029B (zh) * 2017-03-06 2018-08-10 邵阳学院 用于pvc热稳定剂的改性镁锌铝水滑石及其制备方法
JP6702449B1 (ja) * 2019-01-18 2020-06-03 堺化学工業株式会社 塩素含有樹脂組成物及びその成形体
WO2020182587A1 (en) * 2019-03-08 2020-09-17 Basf Se Sterically hindered amine stabilizer mixtures
EP3712204A1 (en) 2019-03-18 2020-09-23 Baerlocher GmbH Metal hydroxycarbonates for pipes
CN110330688B (zh) * 2019-06-03 2021-10-29 盐城市朗创新材料有限公司 充电桩电缆专用的环保稳定剂及其制备方法
CN110204712B (zh) * 2019-06-13 2021-08-24 深圳市志海实业股份有限公司 一种固相合成氰尿酸-尿嘧啶络合锌盐的方法
CN111072574B (zh) * 2019-12-03 2023-03-14 广东工业大学 5,6-二氨基-1,3-二烃取代尿嘧啶及其制备方法
WO2021193165A1 (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 日本ゼオン株式会社 塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体および積層体
CN112143040A (zh) * 2020-10-15 2020-12-29 广东宝利兴科技有限公司 一种新的缓释型应用于pvc双层轴中空管环保稳定剂
EP4269060A4 (en) * 2020-12-24 2024-11-13 Zeon Corporation Vinyl chloride resin composition, vinyl chloride resin molded body, and multilayer body
EP4067422A1 (en) 2021-03-22 2022-10-05 Baerlocher GmbH Method for treating halogenated polymers
WO2023276857A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 日本ゼオン株式会社 塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体および積層体
DE102021116975A1 (de) 2021-07-01 2023-01-05 R. Stahl Schaltgeräte GmbH Kunststoffteil und Verfahren zu seiner Herstellung
JP2023081211A (ja) * 2021-11-30 2023-06-09 日本ゼオン株式会社 塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体および積層体
US20250129233A1 (en) 2022-01-19 2025-04-24 Galata Chemicals Gmbh Heat stabilizer for chlorine-containing polymers
EP4477694A1 (en) 2023-06-14 2024-12-18 Baerlocher GmbH Method for treating halogenated polymers

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1694873C3 (de) * 1966-02-12 1973-11-08 Ciba-Geigy Marienberg Gmbh, 6140 Marienberg Stabilisierung von Vinylchlorid polymerisaten
US3499866A (en) * 1966-05-10 1970-03-10 Teknor Apex Co Epoxy stabilizer in poly(vinylchloride) resins
GB1270445A (en) * 1968-06-04 1972-04-12 Asahi Chemical Ind Stabilized polymer compositions
CH579117A5 (ja) * 1973-06-22 1976-08-31 Ciba Geigy Ag
DD137384B1 (de) * 1977-11-04 1981-07-29 Kallies Karl Heinz Indikator-kapillar-roehrchen zur harnstoff-bestimmung
US4269743A (en) * 1979-06-04 1981-05-26 Dart Industries Inc. Low toxicity vinyl halide stabilizer compositions
EP0041479B1 (de) * 1980-06-02 1984-04-04 Ciba-Geigy Ag Mit Amino-thiouracilen stabilisierte chlorhaltige Thermoplasten
EP0065934B1 (de) * 1981-05-26 1985-08-07 Ciba-Geigy Ag Mit Aminouracilen stabilisierte chlorhaltige Thermoplaste
US4656209A (en) * 1982-05-26 1987-04-07 Ciba-Geigy Corporation Chlorinated thermoplastics stabilized with aminouracils
DE3402409A1 (de) * 1984-01-25 1985-07-25 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Temperaturstabilisierte compounds aus chloriertem polyvinylchlorid fuer die thermoplastische verarbeitung
DE3402408A1 (de) * 1984-01-25 1985-07-25 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Temperaturstabilisierte compounds aus chloriertem polyvinylchlorid fuer die thermoplastische verarbeitung
US4822833A (en) * 1986-03-10 1989-04-18 Ciba-Geigy Corporation Stabilized rigid polyvinyl chloride compositions
DE58908208D1 (de) * 1988-07-29 1994-09-22 Ciba Geigy Ag Thiouracile als Stabilisatoren für chlorhaltige Polymerisate.
US5340862A (en) * 1988-10-07 1994-08-23 Elf Atochem North America, Inc. Stabilizers for halogen containing polymers
JP2758031B2 (ja) 1989-07-04 1998-05-25 協和化学工業株式会社 含ハロゲン樹脂用の安定剤組成物
FR2661183B1 (fr) * 1990-04-20 1992-07-03 Rhone Poulenc Chimie Compositions stabilisees de polymere halogene.
AU1169395A (en) * 1994-02-18 1995-08-31 Sumitomo Chemical Company, Limited Poly (vinyl chloride) resin composition and process for producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP1327661A1 (de) 2003-07-16
ES2246023T3 (es) 2006-02-01
ES2134177T1 (es) 1999-10-01
ES2238646T3 (es) 2005-09-01
EP1327659A1 (de) 2003-07-16
CN1234762C (zh) 2006-01-04
ATE297437T1 (de) 2005-06-15
EP1327658A1 (de) 2003-07-16
CN1122684C (zh) 2003-10-01
DE59609682D1 (de) 2002-10-24
CN1515614A (zh) 2004-07-28
US5925696A (en) 1999-07-20
CN1271134C (zh) 2006-08-23
NO964328L (no) 1997-04-14
ES2211424T3 (es) 2004-07-16
CN1231529C (zh) 2005-12-14
AU714489B2 (en) 2000-01-06
ATE293656T1 (de) 2005-05-15
ES2211424T5 (es) 2010-06-10
DE59610885D1 (de) 2004-02-05
DK1327662T3 (da) 2005-07-25
CA2187708A1 (en) 1997-04-14
EP1327662B1 (de) 2005-04-13
AU6804196A (en) 1997-04-17
ATE224423T1 (de) 2002-10-15
EP1325941B1 (de) 2005-06-01
CN1154381A (zh) 1997-07-16
CN1515613A (zh) 2004-07-28
CA2187708C (en) 2007-06-05
ATE257163T1 (de) 2004-01-15
CN1271133C (zh) 2006-08-23
NO964328D0 (no) 1996-10-11
ES2240867T3 (es) 2005-10-16
EP1046668B2 (de) 2010-03-03
DK0768336T3 (da) 2003-01-27
EP1327660A1 (de) 2003-07-16
CN1515612A (zh) 2004-07-28
CN1259362C (zh) 2006-06-14
BR9605107A (pt) 1998-07-07
EP1327660B1 (de) 2005-04-20
EP1327659B1 (de) 2005-06-08
CA2526879C (en) 2009-12-15
EP1046668A2 (de) 2000-10-25
EP1327661B1 (de) 2005-08-24
EP1046668A3 (de) 2000-11-02
DK1325941T3 (da) 2005-10-03
CN1272369C (zh) 2006-08-30
EP0768336B1 (de) 2002-09-18
DK1046668T4 (da) 2010-06-07
CN1515611A (zh) 2004-07-28
EP1325941A1 (de) 2003-07-09
EP0768336A3 (de) 1998-01-28
US6194494B1 (en) 2001-02-27
DK1327660T3 (da) 2005-07-25
CA2526879A1 (en) 1997-04-14
DK1046668T3 (da) 2004-05-10
EP0768336A2 (de) 1997-04-16
ES2240866T3 (es) 2005-10-16
EP1327662A1 (de) 2003-07-16
ES2238064T3 (es) 2005-08-16
DE59611237D1 (de) 2005-07-14
EP1046668B1 (de) 2004-01-02
JPH09125058A (ja) 1997-05-13
ATE302816T1 (de) 2005-09-15
DE59611223D1 (de) 2005-05-25
ES2134177T3 (es) 2003-02-16
DK1327661T3 (da) 2006-01-02
NO310925B1 (no) 2001-09-17
CN1515610A (zh) 2004-07-28
ATE296854T1 (de) 2005-06-15
DE59611231D1 (de) 2005-07-07
MX9604696A (es) 1997-04-30
DE59611265D1 (de) 2005-09-29
DE59611217D1 (de) 2005-05-19
CN1515616A (zh) 2004-07-28
ATE293140T1 (de) 2005-04-15
CN1515609A (zh) 2004-07-28
DK1327659T3 (da) 2005-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3921641B2 (ja) 塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せ
AU696696B2 (en) Stabilized polyvinyl chloride
US6531533B1 (en) Stabilized halogen-containing polymers
US6013703A (en) Stabilizer combination for chlorine-containing polymers
AU692226B2 (en) Stabilized halogen-containing polymers
KR101104780B1 (ko) 할로겐 함유 중합체용 안정화제 조성물
US6136900A (en) Stabilized polyvinyl chloride
US5804622A (en) Monomeric N-piperidinylmelamines as stabilizers for chlorine-containing polymers
AU759954B2 (en) Stabiliser combinations for chlorine-containing polymers
JPH1053571A (ja) 塩素含有ポリマーのための安定剤
AU2003203242B2 (en) Stabiliser combinations for chlorine-containing polymers
AU4603201A (en) Stabiliser combinations for chlorine-containing polymers

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060524

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060824

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term