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JP3920185B2 - 耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材および二輪車用フレーム材 - Google Patents

耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材および二輪車用フレーム材 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、溶接熱影響部の耐食性ならびに耐たわみ性に優れた自転車,オートバイ,車いす等の二輪車用のタイヤリム材またはフレーム材に関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車,オートバイ,車いす等の二輪車に使用されるタイヤリム材またはフレーム材としては、使用環境によっては耐食性が要求されるため、従来のめっき品に代わってSUS430系のフェライト系ステンレス鋼が使用されている。
また上記部材は溶接接合されて使用されるので、優れた溶接性も要求される。このため、例えば特開昭61−73866号公報では、10〜20%のCrを含有するフェライト系ステンレス鋼に、0.1〜0.3%のTiと0.15〜0.3%のNbを添加して、溶接部の靭性,延性及び耐食性を確保しつつ溶接時の座屈を防止することが提案されている。また、特開昭62−164857号公報では、12.5〜17%のCrを含有するフェライト系ステンレス鋼において、C,Nを適度に低減した上で、Ni,Mn,Cu等のオーステナイト形成元素を適量添加し、溶接部にマルテンサイトを形成させることにより、Ti,Nbの安定化元素を用いなくても、溶接部靭性及び加工性に問題を生じさせることなく、溶接部の耐粒界腐食性を向上させた高強度のリム用ステンレス鋼材が得られることが報告されている。そして当該公報においては、マルテンサイト相を形成しやすくするために、その指標であるCE値を所定の範囲にすることが示されている。
【0003】
しかながら、特開昭61−73866号公報に記載されたような、Tiを多量に含むフェライト系ステンレス鋼は、Ti介在物に起因したTiストリークが生成するといった問題点がある。
また、特開昭62−164857号公報に記載されたステンレス鋼では、C+Nを0.04%以下に規定しているために、マルテンサイトを形成しても充分な強度がでない。強度向上のためには、合金元素の添加量を多くする必要が有り、結果的にコストが高くなっている。
本発明は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、溶接性に優れ、溶接熱影響部及び母材の耐食性に優れ、且つ強度が高く、耐たわみ性も良好な自転車,オートバイ,車いす等の二輪車用のタイヤリム材またはフレーム材を低コストで提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材は、その目的を達成するため、質量%で、C:0.04%以下,Si:2.0%以下,Mn:2.0%以下,Cr:10.0〜20.0%,Ni:4.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.12%以下を含み、残部が不純物を除きFeからなる鋼組成を有し、5〜75体積%のフェライトと25〜95体積%のマルテンサイトからなる複相組織であって、しかも下記(1)式で表される鋭敏化指数Stの値が−31以上−7未満の範囲となるように調整されたマルテンサイト量の組織を有するとともに、表面硬度がHV270以上の鋼板からなることを特徴とする。
St=100C+30N−0.32γ ・・・・(1)
ただし、γは複相化焼鈍後の室温でのマルテンサイト量( )
【0005】
また、本発明の耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用フレーム材は、質量%で、C:0.04%以下,Si:2.0%以下,Mn:2.0%以下,Cr:10.0〜20.0%,Ni:4.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.12%以下を含み、残部が実質的にFeからなる鋼組成を有し、5〜75体積%のフェライトと25〜95体積%のマルテンサイトからなる複相組織であって、しかも下記(1)式で表される鋭敏化指数Stの値が−31以上−7未満の範囲となるマルテンサイト量の組織を有する鋼板を素材として造管され、母材部の表面硬度がHV270以上の鋼管からなることを特徴とする。
St=100C+30N−0.32γ ・・・・(1)
ただし、γは複相化焼鈍後の室温でのマルテンサイト量(%)である。
【0006】
このステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材及び二輪車用フレーム材は、さらに0.015%以下のB,3.0%以下のMo,0.10%以下のTi,0.40%以下のNb,0.30%以下のVを1種または2種以上含有するものでもよい。
そして、このような溶接熱影響部の耐食性に優れる高強度複相ステンレス鋼帯,鋼板は、所定組成の冷延鋼帯を連続焼鈍炉に導入し、フェライト+オーステナイトの二相域となる温度850〜1100℃に加熱した後冷却する仕上げ複相化焼鈍を施すことにより、5体積%以上のフェライトを含むフェライト+マルテンサイトの二相組織に調整することにより製造される。
【0007】
【作用】
本発明者等は、溶接熱影響部の耐食性ならびに耐たわみ性に優れた自転車,オートバイ,車いす等の二輪車用のタイヤリム材或いはフレーム材に使用されるステンレス鋼板を得る手段について、種々検討した。なお、以下の説明では、自転車部品に限って説明する。オートバイ,車いす等でも同様であることは言うまでもない。
自転車の車体を構成する主要材料としては、タイヤリム材や各種パイプ材が挙げられる。これらの材料には、走行中の自転車に対してその安定性を維持するために、剛性、すなわちたわみ難いことが必要である。また、路面に近いタイヤリム材については、走行環境での腐食環境の影響を受けやすく、耐食性も必要である。さらに、タイヤリム材については、ブレーキ部品であるゴムに対する耐摩耗性も必要である。さらにまた、タイヤリム材或いはフレーム材では、走行中の小石等の飛散による凹凸の発生を抑制する耐デント性の改善も必要である。
【0008】
その結果、加工誘起マルテンサイトとオーステナイトからなる準安定オーステナイト系ステンレス鋼ではなく、C含有量0.04%以下,N含有量0.12%以下,Cr含有量10.0〜20.0%のフェライトとマルテンサイトの複相組織のステンレス鋼において、複相化処理後の室温でのマルテンサイト量と、含有C量及び含有N量が関係する鋭敏化指数Stを所定の範囲内に設定することにより、目標とする耐たわみ性と耐食性を有する二輪車用タイヤリム材及び二輪車用フレーム材を得ることができたものである。
耐たわみ性は、硬度HVを270以上に硬くすること、およびフェライト+マルテンサイトの微細複合組織にすることでヤング率を大きくすることにより改善することができる。また、マルテンサイト相の生成により強度が上昇するため、耐デント性や耐摩耗性も向上されることになる。
【0009】
ところで、フェライト+マルテンサイトの複相組織を呈する母材に溶接を施すと、その入熱で温度が600〜900℃の温度域に達する。このような高温に達すると、Cr系炭窒化物が析出して母相にCr欠乏層が生じ、鋭敏化現象が起きて耐食性が低下することになる。
フェライト,マルテンサイトともに結晶構造がbcc系で、C及びNの固溶限がほとんどない。さらにfcc系のオーステナイトに比べ拡散が速いために炭窒化物系析出物が形成されやすい。そして、マルテンサイトは温度が上昇するとオーステナイトに逆変態する。このオーステナイトでは、フェライトやマルテンサイトに比べてはるかに多くのCやNを固溶する。特にNは多く固溶する。逆変態に伴い、フェライトやマルテンサイト中に一度析出した炭窒化物は、逆変態で生成したオーステナイト中に再度固溶していく。もしくは、炭化物の生成には時間がかかるので、フェライトやマルテンサイト中に炭窒化物が析出する前に、オーステナイト域まで素早く昇温して逆変態すれば、炭窒化物生成によるCr欠乏層に起因した鋭敏化は回避できると考えられる。速度論的にも、昇温過程でまずフェライトやマルテンサイトでの析出物形成領域を通過するが、析出現象にある程度潜伏期があることを考えると、析出前に逆変態が生じることは十分予想される。
そして、Cを含有したオーステナイトを冷却すると、C固溶オーステナイト相はマルテンサイト相に変態し、炭化物を析出させることなく強度も向上することができる。
【0010】
本発明者等は、このようなメカニズムから、鋭敏化現象を促進する要素がC量とN量(特にCはNよりその作用が大きい)で、逆に鋭敏化を抑制する要素が複相化加熱状態での逆変態オーステナイト量(言い換えれば、逆変態し得る室温でのマルテンサイト量)であることを見出したものである。そして、室温でのマルテンサイト量を、高温で逆変態させたオーステナイト相に含有C,Nを固溶させるように、室温でのマルテンサイト量と含有C,N量を所定の関係にすれば、Cr炭化物の析出に起因する鋭敏化を防止でき、耐食性が良くなることを見出したものである。この3者の関係については、後に詳述する。
以下に、本発明タイヤリム材或いはフレーム材に含まれる合金成分,含有量等について詳しく説明する。なお、各元素の含有量を示す「%」は、本明細書中では、特に示さない限り「質量%」を意味する。
【0011】
C:0 . 04%以下
Cはオーステナイト形成元素で、マルテンサイト相の強化に極めて有効であり、高温でのオーステナイト化温度Ac1点以上の温度に加熱熱処理を行った後のマルテンサイト量を調整でき、強度の制御及び高強度化に有効に作用する。これらの作用は、0.1%以上のC含有量で顕著になる。しかし、多量のC含有は複相化処理後の冷却中や時効処理で粒界にCr炭化物が析出し、耐粒界腐食性低下の原因となるので、Cは0.04%以下とした。
Si:2.0%以下
Siは通常脱酸の目的で添加される。また、Siはマルテンサイト相を硬くするとともに、オーステナイト相にも固溶しこれを硬化させ、冷間加工後の強度を大きくする。さらに時効処理においては歪み時効により時効硬化能を促進する。このようにSiには種々の効果があるが、過度の添加は高温割れを誘発しやすくし、製造上種々の問題が生じる。このため、Si添加量は2.0%以下とした。
【0012】
Cr:10.0〜20.0質量%
Crは耐食性上、必須の成分である。意図する耐食性を賦与するためには、少なくとも10.0%のCrを必要とする。しかし、20.0%を超える過剰のCrは、靭性を低下する。またマルテンサイトを生成させて高強度を得るために必要なオーステナイト形成元素(C,N,Ni,Mn,Cu等)を添加しなければならなくなって、鋼帯,鋼板のコスト上昇を招くばかりでなく、室温でのオーステナイトの安定化をもたらして高強度を得ることが不可能になる。したがって、Cr含有量の上限は20.0%とする。
【0013】
Mn:2.0%以下
Ni:4.0%以下
Cu:3.0%以下
Ni,Mn及びCuはオーステナイト形成元素で、高温でフェライト+オーステナイトの組織(室温でフェライト+マルテンサイトの組織)を得るために必要である。これらの元素の含有量が増加するにしたがってマルテンサイト量が増加し、高強度化をもたらすことができる。しかし、過剰の添加は、高温で生成したオーステナイト相が室温までの冷却中にマルテンサイトに変態せず、オーステナイトのまま残留し、強度低下を招くことになる。したがって、Mn量は2.0%以下、Ni量は4.0%以下、さらにCu量は3.0%以下とした。
【0014】
N:0.12%以下
NもCと同様にオーステナイト形成元素で、Cほどではないがマルテンサイト相の強化に極めて有効であり、高温でのオーステナイト化温度Ac1点以上の温度に加熱熱処理を行った後のマルテンサイト量を調整でき、強度の制御及び高強度化に有効に作用する。また、Cに比較して鋭敏化が起こり難いので、複相化処理後の冷却中や時効処理で粒界に窒化物として析出して耐食性を低下させる窒素量は、Cに比べて高い。ただし、過度の含有はブローホール等の内部欠陥をもたらすので、N含有量の上限は0.12%とした。
【0015】
B:0.015%以下
Bは、熱間圧延温度域でのフェライト相とオーステナイト相の変形抵抗の差異により生じる熱延鋼帯でのエッジクラックの発生防止に有効な元素であるが、過度の添加は低融点硼化物を形成しやすくし、逆に熱間加工性や溶接高温割れをもたらすので、添加する場合も、上限は0.015%とする。
Mo:1.0%以下
Moは、耐食性向上に寄与するので、必要に応じて添加される。しかし、過剰のMo添加は、熱間加工性の低下や鋼材コスト上昇の原因となるので、添加する場合、その上限は1.0%とする。
【0016】
Ti:0.10%以下
Nb:0.40%以下
V:0.30%以下
Ti,NbならびにVは、CやNを炭窒化物として固定することにより、溶接熱影響部の耐食性を改善する元素である。さらに、結晶粒を微細にする作用があり、強度上昇面でも有効な元素である。しかし、TiはTiクラスター起因の表面欠陥をもたらすので、添加する場合、その上限は0.10%とする。Nbは低融点合金層もしくは酸化に起因した溶接高温割れをもたらすので、添加する場合、その上限は0.40%とする。また、Vは過剰添加で極端に高温強度が上昇して製造面で障害となるので、添加する場合、その上限は0.30%とする。
【0017】
なお、本発明が対象とする溶接熱影響部の耐食性ならびに耐たわみ性に優れた自転車,オートバイ,車いす等の二輪車用のタイヤリム材或いはフレーム材に適した高強度複相組織のステンレス鋼では、各合金成分の個々の含有量を以上のように規制するとともに、フェライト形成元素であるAl等を添加し、常温でフェライト+マルテンサイトの複合組織が得られるように各合金成分を調整してもよい。また、必要とする強度を低下させない限り、耐酸化性や熱間加工性を向上させる目的で、Y,CaやREM(希土類元素)を添加することもできる。
【0018】
鋭敏化指数St:−31以上−7未満
先に説明したように、溶接時に高温下に曝されると、Cr系炭窒化物が析出して母相にCr欠乏層が生じ鋭敏化現象が起きて耐食性が低下することになる。そして、鋭敏化現象を促進する要素がC量とN量で、逆に鋭敏化を抑制する要素が複相化加熱状態での逆変態オーステナイト量(言い換えれば、逆変態し得る室温でのマルテンサイト量)である。そして、鋭敏化指数値Stとして、含有C量,含有N量及び室温でのマルテンサイト量を所定の関係にすれば、鋭敏化し難く、耐食性が良くなることを見出した。その鋭敏化指数値Stは後述する種々の予備実験を繰り返すことにより、下記(1)式なる関係式で表され、この値が−7未満であれば鋭敏化が起こらなくなることを見出した。しかし、−31より小さくなると、強化元素であるCやNが不足してHV270以上の高強度が得られなくなる。
St=100C+30N−0.32γ ・・・・(1)
ただし、γは複相化焼鈍後の室温でのマルテンサイト量(%)である。
このようなマルテンサイト量の鋼板は、例えば、780℃×12時間均熱・炉冷の熱延板焼鈍を施した後、80%の冷間圧延を行い、その後950℃×1分均熱・空冷の焼鈍を施すような熱処理法で得られる。
【0019】
母材表面硬度:HV270以上
CやN、Ni含有量の選定及びマルテンサイト量の調整により、本発明鋼の溶接熱影響部の耐食性ならびに耐たわみ性に優れた自転車,オートバイ,車いす等の二輪車に使用されるタイヤリム材やフレーム材の硬度は調整されるが、軽量化やばね性も加味すると、溶接の熱影響のない母材での表面硬度はHV270以上が必要である。この値に満たないと、二輪車に使用する際、所望の強度を持たせるためには肉厚を厚くせざるを得ず、結果的に重くなる。
このような強度を発現させ、二輪車に使用するのに充分な耐デント性や耐摩耗性を持たせるためには、室温で25体積%以上のマルテンサイト相を形成させる必要がある。
【0020】
【予備実験】
表1に示す成分の鋼材を真空溶解炉にて溶製し、鋳造,熱延にて板厚4.5mmとし、780℃×12時間均熱・炉冷の熱延板焼鈍を施した。さらに酸洗後、冷間圧延をして板厚1.5mmとし、800℃×1分均熱・空冷の中間焼鈍を施した後、再度、冷間圧延後、950℃×1分加熱での連続複相化熱処理を施し、最終板厚0.5mmとした。
上記方法で製造した板厚0.5mmmのステンレス鋼板を素材にし、タイヤリム材を模擬した図1に示す形状の枠を作製した。溶接はTIG溶接で実施した。
複相化処理後のマルテンサイト量は、板厚断面の200μm×200μm10視野で算出した。溶接は溶接芯線を使用しないなめづけ溶接であり、溶接条件は以下の通りである
TIG溶接条件;
電極:W(直径1.6mm),溶接電流:70A,トーチ移動速度:300mm/min,シールガス:アルゴン,流量:10L/min
溶接ビード部凸部をグラインダーで平滑化し、最終的に母材部と併せて#400研磨で仕上げた。試験片サイズは100mm×150mmとした。
耐食性試験はJIS H8502に基づいたキャス試験で、200時間実施した。キャス試験の条件は、pH3.0〜3.1の(5%NaCl+0.26g/lCuCl2+酢酸)で、温度35±2℃で行った。
そして溶接熱影響部の発銹の有無を調べて耐食性評価を評価した。その結果を図2に示す。なお、図中、発銹が認められなかったものを○で、発銹があったものを×で示している。
この結果から、100C+30N−0.32γ=−7を境に溶接部発銹の有無が整理でき、溶接部の耐食性を維持するためには、St=100C+30N−0.32γのStを−7未満にする必要がある。なお、Stが−31より小さくなると、強化元素であるCやNが不足してHV270以上の高強度が得られなくなることは前記した通りである。
【0021】
Figure 0003920185
【0022】
【実施例】
表2に示す成分の鋼材を真空溶解炉にて溶製し、鋳造,熱延にて板厚4.5mmとし、780℃×12時間均熱・炉冷の熱延板焼鈍を施した。さらに酸洗後、冷間圧延をして板厚1.5mmとし、800℃×1分均熱・空冷の中間焼鈍を施した後、再度、冷間圧延後、1030℃で均熱1分の焼鈍を施し、最終板厚0.5mmとした。なお、表2中、鋼No.KはSUS430LXであり、この鋼については、熱延板焼鈍ならびに冷延板の中間焼鈍条件は1000℃×1分均熱とした。
【0023】
表2の成分組成をもつ板厚0.5mmのステンレス鋼板を素材にし、タイヤリム材を模擬した図1に示す形状の枠、及び直径30mmのステンレス鋼管を作製した。いずれもTIG溶接を行った。TIG溶接は、溶接電流密度150A,移動速度500mm/minで実施した。溶接ビード部凸部をグラインダーで平滑化し、最終的に母材部と併せて、#400研磨で仕上げた。
耐たわみ試験は、図3に示したようなタイヤリム材を模擬した形状のハーフサイズ形状枠試験片Rに荷重50kgの重りWをのせる試験の、試験前のL方向の高さと荷重を除去した後の高さの差を永久歪みとして評価した。50kg荷重の重りを1時間のせて、荷重除去後の永久歪みが1mm以下であったものを合格(表3中では○)とした。
【0024】
Figure 0003920185
【0025】
以上のようにして作製した各鋼板について、複相化処理後の室温でマルテンサイト量を測定して前記(1)式でSt値を算出するとともに、表面ビッカース硬度(荷重1kg)、リム材たわみ試験前後のたわみ量ならびにリム材・フレーム材の耐食性試験を行った。
複相化処理後のマルテンサイト量は、板厚断面の200μm×200μm10視野で算出した。耐食性試験はJIS H8502に基づいたキャス試験で、200時間実施した。キャス試験の条件は、pH3.0〜3.1の(5%NaCl+0.26g/lCuCl2+酢酸)で、温度35±2℃で行った。そして溶接熱影響部ならびに母材部の発銹の有無を調べて耐食性評価を評価した。
その結果を、耐たわみ試験の結果と併せて表3に示す。なお、表中、200時間のキャス試験後、発銹が認められなかったものを○で、発銹があったものを×で示している。
【0026】
表3の結果に見られるように、本発明鋼では、母材硬度HV270以上を維持しつつ、リム材ならびにステンレス鋼管はいずれもキャス試験で溶接部熱影響部・母材とも発銹していなかった。溶接熱影響部の耐食性も優れていることがわかった。また、耐たわみ試験でも、永久歪み量は1mm以下であった。
これに対して、比較鋼No.I、ならびにNo.Jは、マルテンサイトとフェライトの複相組織が得られず、硬度HV270以上の高強度材が得られなかった。このため、耐たわみ試験でも永久歪み量は1mmを大きく超えていた。
比較鋼No.G〜Jは、本発明鋼から成分もしくは鋭敏化指数St値が請求項に規定した範囲を外れるものである。比較鋼No.Gは含有Cが高く、比較鋼No.Hは含有C,N量が高いものである。このため溶接熱影響部の耐食性が十分でなかった。また比較鋼No.IはCr含有量が低いために十分な耐食性を得ることができず、耐たわみ性も十分でなかった。比較鋼No.Jは成分含有量は規定の範囲内であるが、鋭敏化指数St値が請求項に規定した範囲を外れるために、溶接熱影響部の耐食性が劣っていた。溶接時の熱で鋭敏化が進み耐食性が低下したものである。
なお、比較鋼No.KはSUS430LXであり、耐たわみ性が十分でなかった。
【0027】
Figure 0003920185
【0028】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明では、フェライトとマルテンサイトの複相組織からなるステンレス鋼において、C及びNの含有量をさほど低減させることなく、含有C量及び含有N量と、複相化処理でオーステナイトに逆変態するマルテンサイト量との関係を、所定の関係にすることにより、溶接後の溶接熱影響部等で鋭敏化することなく、目標とする耐たわみ性と耐食性を併せ持つ二輪車用タイヤリム材及び二輪車用フレーム材を得ることができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タイヤリム模擬成形品形状を説明する断面図
【図2】 C,N含有量及びγ量と溶接部耐食性の関係を示す図
【図3】 耐たわみ試験方法の概略を説明する図

Claims (4)

  1. 質量%で、C:0.04%以下,Si:2.0%以下,Mn:2.0%以下,Cr:10.0〜20.0%,Ni:4.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.12%以下を含み、残部が不純物を除きFeからなる鋼組成を有し、5〜75体積%のフェライトと25〜95体積%のマルテンサイトからなる複相組織であって、しかも下記(1)式で表される鋭敏化指数Stの値が−31以上−7未満の範囲となるように調整されたマルテンサイト量の組織を有するとともに、表面硬度がHV270以上の鋼板からなることを特徴とする耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材。
    St=100C+30N−0.32γ ・・・・(1)
    ただし、γは複相化焼鈍後の室温でのマルテンサイト量( )
  2. 鋼組成が、さらに0.015%以下のB,3.0%以下のMo,0.10%以下のTi,0.40%以下のNb,0.30%以下のVを1種または2種以上含有するものである請求項1に記載された耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材。
  3. 質量%で、C:0.04%以下,Si:2.0%以下,Mn:2.0%以下,Cr:10.0〜20.0%,Ni:4.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.12%以下を含み、残部が不純物を除きFeからなる鋼組成を有し、5〜75体積%のフェライトと25〜95体積%のマルテンサイトからなる複相組織であって、しかも下記(1)式で表される鋭敏化指数Stの値が−31以上−7未満の範囲となるように調整されたマルテンサイト量の組織を有する鋼板を素材として造管され、母材部の表面硬度がHV270以上の鋼管からなることを特徴とする耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用フレーム材。
    St=100C+30N−0.32γ ・・・・(1)
    ただし、γは複相化焼鈍後の室温でのマルテンサイト量( )
  4. 鋼組成が、さらに0.015%以下のB,3.0%以下のMo,0.10%以下のTi,0.40%以下のNb,0.30%以下のVを1種または2種以上含有するものである請求項3に記載された耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用フレーム材。
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