JP3994825B2 - 燃料電池発電システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、固体電解質型燃料電池を有する燃料電池発電システムが知られている。
【0003】
固体電解質型燃料電池は、電解質、燃料極、空気極、燃料室、及び空気室等によって構成されている。電解質の一方の面には燃料極が設けられ、他方の面には空気極が設けられている。そして、電解質を隔壁として、燃料極側に燃料室が設けられ、空気極側に空気室が設けられている。
【0004】
発電を行うときには、燃料室にH2及びCOが供給され、空気室に空気が供給される。そして、空気室内の酸素は空気極と電解質との界面で解離して酸素イオン(O2−)となり、燃料極側に移動する。次に、O2−は燃料極と電解質との界面で燃料室内のH2及びCOと反応し、それにより、H2O及びCO2が生成される。このとき、O2−から放出された電子によって発電が行われる。
【0005】
ところで、O2−が電解質中を燃料極に向かって滞りなく移動するためには、電解質の温度が700℃〜1000℃であることが好ましい。したがって、固体電解質型燃料電池の作動温度は700℃〜1000℃に設定されている。
【0006】
ここで、固体電解質型燃料電池の作動温度は700℃〜1000℃であるので、固体電解質型燃料電池を作動させるためには、固体電解質型燃料電池に対して外部から熱を加える必要がある。そこで、固体電解質型燃料電池を加熱するバーナーが、固体電解質型燃料電池の近傍に設置されている。そして、固体電解質型燃料電池の起動時に、バーナーの燃焼熱を用いて固体電解質型燃料電池の予熱が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、固体電解質型燃料電池の作動温度が700℃〜1000℃という高温であるため、固体電解質型燃料電池を起動させるのに、従来は長い時間を要した。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、固体電解質型燃料電池を有する燃料電池発電システムにおいて、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を図る技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原料ガスと酸素を含む酸素含有ガスとを流通させるとともに該流通中に原料ガスに含まれる炭化水素を部分酸化させる触媒部を有する改質器と、該改質器の下流側に設けられ、上記原料ガス及び酸素含有ガスが上記改質器を流通することにより生成された水素を含む部分酸化ガスが供給される燃料極と、酸素を含む酸素含有ガスが供給される酸素極と、上記燃料極と上記酸素極との間に介在する電解質とを含む電池本体を有し、上記燃料極、上記酸素極及び上記電解質において上記部分酸化ガスと上記酸素含有ガスとを電極反応させる固体電解質型燃料電池と、原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼する第3燃焼手段と、該第3燃焼手段において上記原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスと上記第1酸素含有ガスと異なる第2の酸素含有ガスとを熱交換させる第2熱交換手段と、該第2熱交換手段により加熱された第2酸素含有ガスを上記改質器及び上記酸素極の一方又は双方に対して供給する酸素含有ガス供給手段と、を備えている燃料電池発電システムである。
【0010】
ところで、電解質中をイオンが移動可能となる温度は、固体電解質型燃料電池の作動温度(700℃〜1000℃程度の高温)より低い所定温度である。
【0011】
ここで、本発明によれば、部分酸化ガスが燃料極に対して供給されるため、部分酸化ガスの有する熱を用いて燃料極、ひいては電解質を加熱することができる。そして、電解質の温度が所定温度に達すると、部分酸化ガスに含まれる水素を用いることにより、燃料極、酸素極、及び電解質において電極反応を起こし発電を開始することができる。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の作動温度より低い所定温度で発電を開始することができる。
【0012】
また、上記電極反応に伴って熱が発生する。よって、部分酸化ガスの有する熱とともに、上記電極反応に伴う熱を用いて電解質を加熱することができる。それゆえ、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を短縮化することができる。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を図ることができる。
【0013】
また、原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼すると、原料ガスに含まれる炭化水素が燃焼することにより水及び煤が発生する場合がある。それゆえ、燃焼ガスを燃料極及び酸素極に供給すると、燃焼ガスに含まれる水及び煤によって燃料極及び酸素極が劣化するおそれがある。
【0014】
ここで、本発明によれば、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させ、且つ、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して第2酸素含有ガスを供給するため、燃焼ガスに含まれる水及び煤が燃料極及び酸素極の一方又は双方に対して供給されることはない。したがって、本発明によれば、燃料極及び酸素極が水及び煤により劣化することを防ぐことができる。
【0015】
また、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させるため、第2酸素含有ガスは加熱される。そして、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して、加熱された第2酸素含有ガスを供給する。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、第2酸素含有ガスの有する熱を用いて電解質を加熱することができる。それゆえ、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができる。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【0016】
請求項2の発明は、原料ガスを流通させると上記原料ガスに含まれる炭素数2以上の炭化水素を水素の存在下でメタンに変化させる一方、上記原料ガスと酸素を含む酸素含有ガスとを流通させると上記原料ガスに含まれる炭化水素を部分酸化させる触媒部を有する改質器と、該改質器の下流側に設けられ、水素を含む水素含有ガスが供給される燃料極と、酸素を含む酸素含有ガスが供給される酸素極と、上記燃料極と上記酸素極との間に介在する電解質とを含む電池本体を有し、上記燃料極、上記酸素極及び上記電解質において上記水素含有ガスと上記酸素含有ガスとを電極反応させる固体電解質型燃料電池とを備えている燃料電池発電システムであって、上記改質器の触媒部に上記原料ガス及び酸素含有ガスを流通させるとともに、上記原料ガス及び酸素含有ガスが上記改質器を流通することにより生成された水素を含む部分酸化ガスを上記水素含有ガスとして上記燃料極に供給する起動運転と、上記改質器の触媒部に上記原料ガスを流通させるとともに、上記原料ガスが上記改質器を流通することにより生成されたメタンを含む燃料ガスを上記燃料極に供給する通常運転とを実行するものである。
【0017】
これにより、起動運転時において、部分酸化ガスが燃料極に対して供給されるため、部分酸化ガスの有する熱を用いて燃料極、ひいては電解質を加熱することができる。そして、電解質の温度が所定温度に達すると、部分酸化ガスに含まれる水素を用いることにより、燃料極、酸素極、及び電解質において電極反応を起こし発電を開始することができる。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の作動温度より低い所定温度で発電を開始することができる。
【0018】
また、上記電極反応に伴って熱が発生する。よって、部分酸化ガスの有する熱とともに、上記電極反応に伴う熱を用いて電解質を加熱することができる。それゆえ、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を短縮化することができる。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を図ることができる。
【0019】
また、通常運転時において、改質器が炭素数2以上の炭化水素をメタンに変化させるため、燃料極に供給される燃料ガスには炭素数2以上の炭化水素は含まれない。よって、燃料極への水の供給量が少ない場合でも、燃料極に炭素が析出するおそれは少ない。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の燃料極における炭素の析出を防ぐことができる。
【0020】
また、通常運転時において、固体電解質型燃料電池の燃料極では、上記燃料ガスを水の存在下で水素を含む改質ガスに変化させることができる。したがって、本発明によれば、上記改質ガスを水素含有ガスとして用いることができる。
【0021】
請求項3の発明は更に、上記改質器に流入させる前の原料ガス及び酸素含有ガスと上記改質器から排出された部分酸化ガスとを熱交換させる第1熱交換手段を備えているものである。
【0022】
ところで、温度の低い原料ガス及び酸素含有ガスが改質器に供給されると、改質器の触媒部は原料ガス及び酸素含有ガスにより冷却される。このとき、改質器において、原料ガスに含まれる炭化水素を部分酸化させる反応が抑制される。
【0023】
ここで、本発明によれば、第1熱交換手段が、改質器に流入させる前の原料ガス及び酸素含有ガスと改質器から排出された部分酸化ガスとを熱交換させるため、部分酸化ガスの有する熱により原料ガス及び酸素含有ガスが加熱される。よって、原料ガス及び酸素含有ガスが改質器の触媒部を冷却することを防ぐことができる。したがって、本発明によれば、改質器において、上記部分酸化反応を活発に起こすことができる。
【0024】
請求項4の発明は更に、上記改質器の起動時に原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼する第1燃焼手段と、該第1燃焼手段において上記原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスを上記改質器に対して供給し上記改質器を加熱するものである。
【0025】
ところで、改質器の温度を所定温度以上にすると、改質器において部分酸化反応を開始することができる。
【0026】
ここで、本発明によれば、第1燃焼ガス供給手段が、改質器の起動時に燃焼ガスを改質器に対して供給するため、燃焼ガスの有する熱により改質器が加熱される。よって、改質器の温度を所定温度にすることができるため、改質器において部分酸化反応を開始することができる。したがって、本発明によれば、改質器を起動させることができる。
【0027】
請求項5の発明は更に、上記電極反応の開始前に原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼する第2燃焼手段と、該第2燃焼手段において上記原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスを上記酸素極に対して供給し上記酸素極を加熱する第2燃焼ガス供給手段と、を備えているものである。
【0028】
これにより、第2燃焼ガス供給手段が、電極反応の開始前に燃焼ガスを酸素極に対して供給するため、燃焼ガスの有する熱を用いて酸素極、ひいては電解質が加熱される。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、燃焼ガスの有する熱を用いて電解質を加熱することができる。それゆえ、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができる。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【0029】
請求項6の発明は更に、原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼する第3燃焼手段と、該第3燃焼手段において上記原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスと上記第1酸素含有ガスと異なる第2の酸素含有ガスとを熱交換させる第2熱交換手段と、該第2熱交換手段により加熱された第2酸素含有ガスを上記改質器及び上記酸素極の一方又は双方に対して供給する酸素含有ガス供給手段と、を備えているものである。
【0030】
ところで、原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼すると、原料ガスに含まれる炭化水素が燃焼することにより水及び煤が発生する場合がある。それゆえ、燃焼ガスを燃料極及び酸素極に供給すると、燃焼ガスに含まれる水及び煤によって燃料極及び酸素極が劣化するおそれがある。
【0031】
ここで、本発明によれば、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させ、且つ、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して第2酸素含有ガスを供給するため、燃焼ガスに含まれる水及び煤が燃料極及び酸素極の一方又は双方に対して供給されることはない。したがって、本発明によれば、燃料極及び酸素極が水及び煤により劣化することを防ぐことができる。
【0032】
また、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させるため、第2酸素含有ガスは加熱される。そして、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して、加熱された第2酸素含有ガスを供給する。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、第2酸素含有ガスの有する熱を用いて電解質を加熱することができる。それゆえ、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができる。したがって、本発明によれば、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0034】
図1に示すように、本実施形態に係る燃料電池発電システム(1)は、脱硫器(3)、第1起動用バーナー(4)、プレリフォーマー(5)、自己熱交換器(6)、内部改質式固体電解質型燃料電池(7)(以下、燃料電池という)、燃焼機(9)、熱交換器(11)、第1〜第8流路(13,14,15,16,17,18,19,20)、第1及び第2電磁弁(21,22)及び第1〜第3ブロワー(23,24,25)等によって構成されている。なお、本発明でいうところの第1燃焼手段は第1起動用バーナー(4)によって構成され、改質器はプレリフォーマー(5)によって構成され、固体電解質型燃料電池は燃料電池(7)によって構成され、第1熱交換手段は自己熱交換器(6)によって構成され、第1燃焼ガス供給手段は第4流路(16)によって構成され、部分酸化ガス供給手段は第5流路(17)によって構成されている。
【0035】
第1流路(13)の一端(図1において右端)は脱硫器(3)の入口(3a)につながっている。
【0036】
第1ブロワー(23)は、第1流路(13)を介して都市ガスを脱硫器(3)に送り出すものである。都市ガスは、CH4、C2H6、C3H8、及びC4H10を含むガスである。
【0037】
脱硫器(3)は、流入した都市ガスを流通させ、都市ガス中の硫化物を吸着するものである。脱硫器(3)の出口(3b)は、第2流路(14)の一端(左端)につながっている。
【0038】
第1起動用バーナー(4)は、後述するプレリフォーマー(5)の起動時において、脱硫器(3)を流出した都市ガスと空気とを流通させ、上記都市ガス及び空気を燃焼するものである。プレリフォーマー(5)の起動時とは、プレリフォーマー(5)の温度が400℃に達するまでの時期をいう。第1起動用バーナー(4)の第1入口(4a)は第2流路(14)の他端(右端)につながり、第2入口(4b)は第3流路(15)の一端につながり、出口(4c)は第4流路(16)の一端につながっている。
【0039】
第4流路(16)の他端はプレリフォーマー(5)の入口(5a)につながっている。
【0040】
第5流路(17)の一端はプレリフォーマー(5)の出口(5b)につながり、他端は燃料電池(7)の燃料室(39)の入口(39a)につながっている。
【0041】
自己熱交換器(6)内には、第4流路(16)と第5流路(17)とが並行に延びている。そして、自己熱交換器(6)は、第4流路(16)を流通するガスと、第5流路(17)を流通するガスとを熱交換させる。
【0042】
プレリフォーマー(5)は、燃料電池(7)の起動時において、脱硫器(3)を流通させた都市ガス及び空気等を流通させ、都市ガス中の炭化水素を部分酸化させることにより一酸化炭素及び水素を含む部分酸化ガスを生成するものである。燃料電池(7)の起動時とは、燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達するまでの時期をいう。
【0043】
また、プレリフォーマー(5)は、燃料電池発電システム(1)の通常運転時において、脱硫器(3)を流通させた都市ガスと燃料再循環ガスとが混合した原料ガスを流通させ、原料ガス中のCH4を改質しない一方、原料ガス中の炭素数2以上の炭化水素、すなわち、C2H6、C3H8、及びC4H10等をCH4に改質するものである。燃料電池発電システム(1)の通常運転時とは、燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達した後の時期をいう。
【0044】
プレリフォーマー(5)は中空部を有する管を備え、その中空部には触媒部が設けられている。触媒部はRu、Rh等の貴金属触媒によって形成されている。また、触媒部は、ガス中の硫化物を吸着する性質も有している。ここで、触媒部を形成している貴金属触媒の量は、燃料電池(7)を始動させてから燃料電池(7)の寿命が尽きるまでの間、脱硫器(3)で吸着されなかったガス中の硫化物を吸着するのに最低限必要とされる量である。
【0045】
燃料電池(7)は、(La,Ca)MnO3からなる空気極(31)、YSZからなる電解質(33)、Ni−YSZからなる燃料極(35)、空気室(37)、燃料室(39)、及び外部回路(図示せず)等によって構成されている。電解質(33)は、その内部をイオンだけが通過することができ、ガス及び電子は通過することができない。電解質(33)の一方の面(左側の面)には燃料極(35)が設けられ、他方の面(右側の面)には空気極(31)が設けられている。そして、電解質(33)を隔壁として、燃料極(35)側に燃料室(39)が設けられ、空気極(31)側に空気室(37)が設けられている。燃料極(35)と空気極(31)とは、外部回路(図示せず)を介してつながっている。燃料電池(7)の作動温度は、700℃〜1000℃である。なお、本発明でいうところの酸素極は空気極(31)によって構成されている。
【0046】
空気室(37)の入口(37a)は、第6流路(18)の一端(上端)につながっている。そして、第1電磁弁(21)が開いた状態のときに、空気室(37)には空気が供給される。
【0047】
燃料室(39)には、燃料電池(7)の起動時において、プレリフォーマー(5)から流出したCO及びH2を含む部分酸化ガスが供給される。
【0048】
また、燃料室(39)には、燃料電池発電システム(1)の通常運転時において、プレリフォーマー(5)から流出したCH4を含む燃料ガスが供給される。
【0049】
燃料室(39)の再循環口(39b)は第7流路(19)を介して第2流路(14)の中途部につながっている。そして、燃料室(39)から排出されたCO及びH2含む燃料再循環ガスは、第2ブロワー(24)により第2流路(14)に送り出される。第2流路(14)に流入した燃料再循環ガスは、脱硫器(3)を流通した都市ガスと混合される。
【0050】
燃焼機(9)は、燃料電池(7)の空気室(37)及び燃料室(39)につながっている。そして、燃焼機(9)は、燃料室(39)から排出されたCO及びH2を含む排ガス及び空気室(37)から排出された排ガスを燃焼する。
【0051】
第8流路(20)は燃焼機(9)で燃焼した排ガスが流通する流路であり、その一端(左端)が燃焼機(9)とつながり、その他端(右端)が排ガスの排出口(図示せず)につながっている。
【0052】
第3ブロワー(25)は、第3流路(15)を介して空気を、第1起動用バーナー(4)及び燃料電池(7)の空気室(37)の一方又は双方に送り出すものである。
【0053】
熱交換器(11)内には、第3流路(15)と第8流路(20)とが並行に延びている。そして、熱交換器(11)は、第3流路(15)を流通する空気と、第8流路(20)を流通する排ガスとを熱交換させる。
【0054】
第2電磁弁(22)は、第3流路(15)において、第3流路(15)及び第6流路(18)の合流点と第1起動用バーナー(4)との間に設けられている。
【0055】
ここで、燃料電池発電システム(1)の動作を説明する。
【0056】
(プレリフォーマーの起動)
まず、プレリフォーマー(5)の起動が行われる。
【0057】
プレリフォーマー(5)の起動時において、第1電磁弁(21)は閉じた状態にあり、第2電磁弁(22)は開いた状態にある。また、第1起動用バーナー(4)は稼動している。
【0058】
都市ガスは、第1流路(13)を通って脱硫器(3)に流入する。そして、脱硫器(3)に流入した都市ガスは、脱硫器(3)を流通することにより、含有する硫化物が除去される。
【0059】
次に、硫化物が除去された都市ガスは脱硫器(3)を流出し、第2流路(14)を通って第1起動用バーナー(4)に流入する。
【0060】
一方、空気は、第3流路(15)を通って熱交換器(11)に流入する。熱交換器(11)において、空気と燃焼機(9)で燃焼された排ガスとは熱交換を行う。それにより、空気は加熱される。
【0061】
加熱された空気は熱交換器(11)を流出し、第3流路(15)を通って第1起動用バーナー(4)に流入する。
【0062】
そして、第1起動用バーナー(4)に流入した都市ガス及び空気は、第1起動用バーナー(4)において燃焼される。
【0063】
第1起動用バーナー(4)において都市ガス及び空気を燃焼することにより生成された燃焼ガスは第1起動用バーナー(4)を流出し、第4流路(16)を通って自己熱交換器(6)に流入する。そして、自己熱交換器(6)において、第4流路(16)を流れる燃焼ガスと第5流路(17)を流れる燃焼ガスとは熱交換を行う。
【0064】
自己熱交換器(6)を流通した燃焼ガスはプレリフォーマー(5)に流入する。そして、燃焼ガスがプレリフォーマー(5)を流通することにより、プレリフォーマー(5)の触媒部は予熱される。プレリフォーマー(5)の触媒部の予熱は、触媒部の温度が400℃に達するまで行われる。ここで、プレリフォーマー(5)の触媒部の予熱が触媒部の温度が400℃に達するまで行われるのは、触媒部の温度が400℃に達すると、プレリフォーマー(5)において後述する部分酸化反応を開始することができるからである。
【0065】
プレリフォーマー(5)を流通した燃焼ガスはプレリフォーマー(5)を流出し、第5流路(17)を通って燃料電池(7)の燃料室(39)に流入する。
【0066】
燃料室(39)に流入した燃焼ガスは、燃焼機(9)及び第8流路(20)を通って排出口から排出される。
【0067】
(燃料電池の予熱)
次に、燃料電池(7)の予熱が行われる。
【0068】
ここで、プレリフォーマー(5)の触媒部の温度が400℃に達すると、第1起動用バーナー(4)の運転は停止される。また、このとき、プレリフォーマー(5)の起動時に閉じられていた第1電磁弁(21)は開かれる。
【0069】
まず、第2流路(14)及び第7流路(19)の合流点で、都市ガスはCO及びH2を含む燃料再循環ガスと混合される。都市ガスと燃料再循環ガスとが混合した原料ガスは、第2流路(14)を通って停止中の第1起動用バーナー(4)に流入する。
【0070】
一方、空気は熱交換器(11)を流出し、第3流路(15)を通って第3流路(15)及び第6流路(18)の合流点に達する。そして、上記合流点において、空気は第3流路(15)と第6流路(18)とに分流する。
【0071】
第3流路(15)に流入した空気は、第3流路(15)を通って停止中の第1起動用バーナー(4)に流入する。
【0072】
次に、第1起動用バーナー(4)に流入した原料ガス及び空気は第1起動用バーナー(4)から流出し、第4流路(16)を通って自己熱交換器(6)に流入する。そして、自己熱交換器(6)において、第4流路(16)を流れる原料ガスと第5流路(17)を流れる部分酸化ガスとは熱交換を行う。それにより、第4流路(16)を流れる原料ガスは加熱される。
【0073】
加熱された原料ガスは、プレリフォーマー(5)に流入する。そして、原料ガスがプレリフォーマー(5)の触媒部を流通することにより、原料ガスに含まれる炭化水素と酸素とが反応して一酸化炭素と水素とが生成される部分酸化反応が起こる。
【0074】
部分酸化反応の反応式は、次の式に示すとおりである。この反応は発熱反応である。
【0075】
CnH2n+2+n/2O2→ nCO+(n+1)H2…(1)
すなわち、プレリフォーマー(5)の触媒部では、上記式(1)の反応が起こり、炭化水素及び酸素から一酸化炭素及び水素が生成される。
【0076】
なお、上記式(1)は、左辺から右辺へ向かう正方向の反応だけでなく、右辺から左辺へ向かう逆方向の反応も同時に起こっていると考えられる。しかし、逆方向の反応に比較して正方向の反応が多いため、正方向の反応が起こっているとみなすことができる。
【0077】
ところで、都市ガスを脱硫器(3)に流通させても、都市ガスに含まれる硫化物は、そのすべてが脱硫器(3)により除去されるとは限らない。ここで、プレリフォーマー(5)の触媒部はガス中の硫化物を吸着する性質を有するため、原料ガス中に残存している硫化物は、プレリフォーマー(5)を流通することにより除去される。
【0078】
次に、プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCO及びH2を含む部分酸化ガスは、第5流路(17)を通って燃料電池(7)の燃料室(39)に流入する。ここで、上記(1)の反応は発熱反応であるため、部分酸化ガスは熱を有している。したがって、部分酸化ガスが燃料室(39)を流通することにより、燃料極(35)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0079】
一方、第6流路(18)に流入した空気は、第6流路(18)を通って燃料電池(7)の空気室(37)に流入する。そして、空気が空気室(37)を流通することにより、空気極(31)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0080】
燃料電池(7)の予熱は、燃料電池(7)の温度が500℃に達するまで行われる。ここで、燃料電池(7)の温度が500℃に達すると、電解質(33)中をイオンが移動することが可能となるため、燃料電池(7)において発電を開始することができる。
【0081】
次に、燃料室(39)から排出されたCO及びH2を含む燃料再循環ガスは、第7流路(19)を通って第2流路(14)に流入する。そして、第2流路(1 4)及び第7流路(19)の合流点で、燃料再循環ガスは都市ガスと混合される。
【0082】
また、燃料室(39)から排出されたCO及びH2を含む排ガス及び空気室(37)から排出された排ガスは燃焼機(9)に流入する。そして、燃焼機(9)において、排ガスは燃焼される。
【0083】
上記燃焼の反応式は、次の式に示す通りである。
【0084】
CO+1/2O2→CO2…(2)
H2+1/2O2→H2O…(3)
燃焼された排ガスは、第8流路(20)を通って熱交換器(11)に流入し、第3流路(15)を流通する空気と熱交換を行う。
【0085】
熱交換器(11)を流通した排ガスは、第8流路(20)を通って排出口から排出される。
【0086】
(発電開始)
次に、燃料電池(7)の予熱を引き続き行いながら、発電が開始される。なお、本発明でいうところの起動運転は、燃料電池(7)の予熱時及び発電開始時の運転に対応する。
【0087】
ここで、燃料電池(7)の温度が500℃に達したとき、第1起動用バーナー(4)の運転は停止されたままである。また、このとき、第1及び第2電磁弁(21,22)は開いた状態のままである。
【0088】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCO及びH2を含む部分酸化ガスは、第5流路(17)を通って燃料電池(7)の燃料室(39)に流入する。
【0089】
一方、空気は、第3及び第6流路(15,18)を通って燃料電池(7)の空気室(37)に流入する。
【0090】
次に、燃料電池(7)の動作を詳細に説明する。
【0091】
まず、空気室(37)内の酸素が空気極(31)と電解質(33)との界面で解離して酸素イオンとなる反応が行われる。
【0092】
上記反応の反応式は、次の式に示す通りである。
【0093】
1/2O2+2e−→O2−…(4)
酸素イオンは電解質(33)を通って燃料極(35)側に移動する。
【0094】
そして、燃料極(35)と電解質(33)との界面で、酸素イオンと燃料室(39)内の部分酸化ガスに含まれる一酸化炭素及び水素とが反応して二酸化炭素及び水蒸気が生成される反応が行われる。
【0095】
上記反応の反応式は、次の式に示す通りである。
【0096】
CO+O2−→CO2+2e−…(5)
H2+O2−→H2O+2e−…(6)
このとき、O2−から放出された電子が燃料極(35)から外部回路へ流れ込む。そして、外部回路において電気エネルギーが取り出され、発電が行われる。
【0097】
さらに、電子は外部回路から空気極(31)に流れ込み、上記式(4)に示すように、空気極(31)と電解質(33)との界面で空気室(37)内の酸素と反応して酸素イオンとなる。
【0098】
また、上述した部分酸化ガス及び空気の有する熱とともに、発電のときに発生する熱を用いて燃料電池(7)の予熱が行われる。この燃料電池(7)の予熱は、燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃(作動温度)に達するまで行われる。ここで、燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達すると、電解質(33)中をイオンが滞りなく移動できるため、後述する燃料電池発電システムの通常運転を開始することができる。
【0099】
次に、燃料室(39)から排出されたCO2、H2O、CO及びH2を含む燃料再循環ガスは、第7流路(19)を通って第2流路(14)に流入する。そして、第2流路(14)及び第7流路(19)の合流点で、燃料再循環ガスは都市ガスと混合される。
【0100】
(燃料電池発電システムの通常運転)
次に、燃料電池発電システム(1)の通常運転が行われる。
【0101】
燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達したとき、第1起動用バーナー(4)の運転は停止されたままである。また、このとき、第1電磁弁(21)は開いた状態のままである一方、第2電磁弁(22)は閉じられる。
【0102】
都市ガスと燃料再循環ガスとが混合した原料ガスは、第2及び第4流路(14,16)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。
【0103】
次に、プレリフォーマー(5)の動作を詳細に説明する。
【0104】
プレリフォーマー(5)の触媒部では、触媒部を原料ガスが流通することにより、炭素数2以上の炭化水素と水素とが反応してメタンが生成されるメタン化反応が活発に起こる一方、炭素数2以上の炭化水素と水蒸気とが反応して水素と一酸化炭素とが生成される水蒸気改質反応が若干起こる。なお、メタン化反応はプレリフォーマー(5)の触媒部の全体に亘って起こり、水蒸気改質反応は主としてプレリフォーマー(5)の入口(5a)側の触媒部で起こる。
【0105】
メタン化反応の反応式は、次の式に示すとおりである。この反応は発熱反応である。
【0106】
CnH2n+2+(n−1)H2→ nCH4…(7)
ここで、メタン化反応で用いられるH2は、水蒸気改質反応で生成されるH2及び燃料再循環ガスに含まれるH2である。
【0107】
水蒸気改質反応の反応式は、次の式に示す通りである。この反応は吸熱反応である。
【0108】
CnH2n+2+nH2O → nCO+(2n+1)H2…(8)
すなわち、プレリフォーマー(5)の触媒部では、上記式(7)及び式(8)の各反応が起こり、2以上の炭化水素からメタン、一酸化炭素及び、水素が生成される。
【0109】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCH4及びH2O含む燃料ガスは、第5流路(17)を通って燃料電池(7)の燃料室(39)に流入する。
【0110】
一方、空気は、第3及び第6流路(15,18)を通って燃料電池(7)の空気室(37)に流入する。
【0111】
次に、燃料電池(7)の動作を説明する。
【0112】
燃料室(39)では、燃料極(35)に含まれるNiの触媒作用により、メタンと水蒸気とが反応して一酸化炭素と水素とが生成される水蒸気改質反応が行われる。
【0113】
水蒸気改質反応の反応式は、次の式に示す通りである。この反応は吸熱反応である。
【0114】
CH4+H2O → CO+3H2…(9)
以下、燃料電池(7)において、上述と同様な電極反応が起こり、それにより、発電が行われる。
【0115】
本実施形態では、燃料電池(7)の起動時に、部分酸化ガスが第4流路(16)を介して燃料室(39)に対して供給されるため、部分酸化ガスの有する熱を用いて燃料極(35)、ひいては電解質(33)を予熱することができる。そして、電解質(33)の温度が500℃に達すると、部分酸化ガスに含まれるCO及びH2を用いることにより、燃料電池(7)において電極反応を起こし発電を開始することができる。したがって、燃料電池(7)の作動温度より低い500℃で発電を開始することができる。
【0116】
また、上記電極反応に伴って熱が発生する。よって、部分酸化ガスの有する熱とともに、上記電極反応に伴う熱を用いて電解質(33)を予熱することができる。それゆえ、燃料電池(7)の温度が作動温度に達するまでの時間を短縮化することができる。したがって、燃料電池(7)の起動時間の短縮化を図ることができる。
【0117】
また、燃料電池(7)の起動時に、自己熱交換器(6)が、プレリフォーマー(5)に流入させる前の原料ガス及び空気とプレリフォーマー(5)から排出された部分酸化ガスとを熱交換させるため、部分酸化ガスの有する熱により原料ガス及び空気が加熱される。よって、原料ガス及び空気がプレリフォーマー(5)の触媒部を冷却することを防ぐことができる。したがって、プレリフォーマー(5)において、上記部分酸化反応を活発に起こすことができる。
【0118】
また、プレリフォーマー(5)の起動時に、第1起動用バーナー(4)から排出された燃焼ガスが第4流路(16)を通ってプレリフォーマー(5)に対して供給されるため、燃焼ガスの有する熱によりプレリフォーマー(5)が予熱される。よって、プレリフォーマー(5)の温度を400℃にすることができるため、プレリフォーマー(5)において部分酸化反応を開始することができる。したがって、本実施形態によれば、プレリフォーマー(5)を起動させることができる。
【0119】
また、燃料電池発電システム(1)の通常運転時において、プレリフォーマー(5)は原料ガス中の炭素数2以上の炭化水素、すなわち、C2H6、C3H8、及びC4H10等をCH4に改質するため、燃料室(39)に供給される燃料ガスには炭素数2以上の炭化水素は含まれない。よって、燃料ガスに含まれる炭化水素はCH4で占められるので、燃料室(39)への水の供給量が少ない場合でも、燃料室(39)内に炭素が析出するおそれは少ない。したがって、燃料電池発電システム(1)の通常運転時において、燃料電池(7)の燃料室(39)内における炭素の析出を防ぐことができる。
【0120】
(実施形態2)
本実施形態に係る燃料電池発電システム(1)は、発電開始前に燃焼ガスが空気室に供給されるものである。
【0121】
図2に示すように、本実施形態に係る燃料電池発電システム(1)は、脱硫器(3)、第2起動用バーナー(8)、プレリフォーマー(5)、燃料電池(7)、燃焼機(9)、熱交換器(11)、第9〜第19流路(43,45,47,49,51,53,55,57,59,61,62)、第3〜第6電磁弁(63,65,67,69)、切換弁(71)及び第1〜第3ブロワー(23,24,25)等によって構成されている。なお、本発明でいうところの第2燃焼手段は第2起動用バーナー(8)によって構成され、第2燃焼ガス供給手段は第16及び第17流路(57,59)によって構成されている。
【0122】
第9流路(43)の一端(図2において右端)は脱硫器(3)の入口(3a)につながっている。
【0123】
第10流路(45)の一端(左端)は脱硫器(3)の出口(3b)につながり、他端(右端)はプレリフォーマー(5)の入口(5a)につながっている。
【0124】
第11流路(47)の一端は、第10流路(45)において、脱硫器(3)の出口(3b)と第3電磁弁(63)との間につながっている。第11流路(47)の他端は、第2起動用バーナー(8)の第1入口(8a)につながっている。
【0125】
第12流路(49)の一端は、第2起動用バーナー(8)の第2入口(8b)につながっている。
【0126】
第13流路(51)の一端は、燃料室(39)の再循環口(39b)につながっている。第13流路(51)の他端は、第10流路(45)において、第10流路(45)及び第14流路(53)の合流点と第3電磁弁(63)との間につながっている。
【0127】
第14流路(53)の一端(下端)は、第16流路(57)の中途部につながっている。第14流路(53)の他端(上端)は、第10流路(45)において、第10流路(45)及び第13流路(51)の合流点と第10流路(45)及び第15流路(55)の合流点との間につながっている。
【0128】
第15流路(55)の一端は、第12流路(49)において、熱交換器(11)と切換弁(71)との間につながっている。第15流路(55)の他端は、第10流路(45)において、第10流路(45)及び第14流路(53)の合流点とプレリフォーマー(5)の入口(5a)との間につながっている。
【0129】
第16流路(57)の一端(左端)は第2起動用バーナー(8)の出口(8c)につながり、他端(右端)は第17流路(59)の中途部につながっている。
【0130】
第17流路(59)の一端(下端)は切換弁(71)につながり、他端(上端)は空気室(37)の入口(37a)につながっている。
【0131】
第18流路(61)の一端(左端)は燃焼機(9)につながり、他端(右端)は排ガスの排出口(図示せず)につながっている。
【0132】
第19流路(62)の一端(左端)はプレリフォーマー(5)の出口(5b)につながり、他端(右端)は燃料電池(7)の燃料室(39)の入口(39a)につながっている。
【0133】
熱交換器(11)内には、第12流路(49)と第18流路(61)とが並行に延びている。
【0134】
第4電磁弁(65)は第11流路(47)の中途部に設けられ、第5電磁弁(67)は第14流路(53)の中途部に設けられ、第6電磁弁(69)は第15流路(55)の中途部に設けられている。
【0135】
切換弁(71)は、第12及び第17流路(49,59)のうちいずれか一方に、第12流路(49)を流通する空気を流すように構成されたものである。
【0136】
ここで、燃料電池発電システム(1)の動作を説明する。
【0137】
(プレリフォーマーの起動及び空気極の予熱)
まず、プレリフォーマー(5)の起動及び空気極(31)の予熱が行われる。
【0138】
ここで、プレリフォーマー(5)の起動及び空気極(31)の予熱時において、第4及び第5電磁弁(65,67)は開いた状態にあり、第3及び第6電磁弁(63,69)は開じた状態にある。切換弁(71)は、第12流路(49)に空気が流れるようになっている。また、第2起動用バーナー(8)は稼動している。
【0139】
硫化物が除去された都市ガスは脱硫器(3)を流出し、第10及び第11流路(45,47)を通って第2起動用バーナー(8)に流入する。
【0140】
一方、空気は、第12流路(49)を通って熱交換器(11)に流入する。熱交換器(11)において、空気と燃焼機(9)で燃焼された排ガスとは熱交換を行う。それにより、空気は加熱される。
【0141】
加熱された空気は、第12流路(49)を通って第2起動用バーナー(8)に流入する。
【0142】
そして、第2起動用バーナー(8)に流入した都市ガス及び空気は、第2起動用バーナー(8)において燃焼される。
【0143】
第2起動用バーナー(8)において都市ガス及び空気を燃焼することにより生成された燃焼ガスは、第2起動用バーナー(8)を流出し、第16流路(57)を通って第14流路(53)及び第16流路(57)の合流点に達する。そして、上記合流点において、燃焼ガスは第14流路(53)と第16流路(57)とに分流する。
【0144】
第14流路(53)に流入した燃焼ガスは、第14及び第10流路(53,45)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、燃焼ガスがプレリフォーマー(5)を流通することにより、プレリフォーマー(5)の触媒部は予熱される。プレリフォーマー(5)の触媒部の予熱は、触媒部の温度が400℃に達するまで行われる。
【0145】
プレリフォーマー(5)を流通した燃焼ガスはプレリフォーマー(5)を流出し、第5流路(17)を通って燃料室(39)に流入する。
【0146】
一方、第16流路(57)に流入した燃焼ガスは、第16及び第17流路(57,59)を通って空気室(37)に流入する。そして、燃焼ガスが空気室(37)を流通することにより、空気極(31)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0147】
空気室(37)及び燃焼室(39)を流通した燃焼ガスは燃焼機(9)に流入する。
【0148】
(燃料電池の予熱)
次に、燃料電池(7)の予熱が行われる。
【0149】
ここで、プレリフォーマー(5)の触媒部の温度が400℃に達すると、第3、第4及び第6電磁弁(63,65,69)は開いた状態にされ、第5電磁弁(67)は開じた状態にされる。また、このとき、第2起動用バーナー(8)は稼動し、切換弁(71)は第12流路(49)に空気が流れるようになっている。
【0150】
まず、脱硫器(3)を流出した都市ガスは、第10流路(45)を通って第10流路(45)及び第11流路(47)の合流点に達する。そして、上記合流点において、都市ガスは第10流路(45)と第11流路(47)とに分流する。
【0151】
第10流路(45)に流入した都市ガスは、第10流路(45)を通って第10流路(45)及び第13流路(51)の合流点に達する。そして、上記合流点において、都市ガスは燃料再循環ガスと混合される。
【0152】
都市ガスと燃料再循環ガスとが混合された原料ガスは、第10流路(45)を通って第10流路(45)及び第15流路(55)の合流点に達する。そして、上記合流点において、原料ガスは第15流路(55)を流通した空気と混合される。
【0153】
原料ガス及び空気は第10流路(45)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、原料ガス及び空気がプレリフォーマー(5)の触媒部を流通することにより、上述の部分酸化反応が起こる。
【0154】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCO及びH2を含む部分酸化ガスは、第19流路(62)を通って燃料電池(7)の燃料室(39)に流入する。そして、部分酸化ガスが燃料室(39)を流通することにより、燃料極(35)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0155】
一方、第11流路(47)に流入した都市ガスは、第11流路(47)を通って第2起動用バーナー(8)に流入する。
【0156】
また、空気は、第12流路(49)を通って第12流路(49)及び第15流路(55)の合流点に達する。そして、上記合流点において、空気は第12流路(49)及び第15流路(55)とに分流する。
【0157】
第12流路(49)に流入した空気は、第12流路(49)を通って第2起動用バーナー(8)に流入する。
【0158】
第2起動用バーナー(8)において都市ガス及び空気を燃焼することにより生成された燃焼ガスは、第2起動用バーナー(8)から流出し、第16及び第17流路(57,59)を通って空気室(37)に流入する。そして、燃焼ガスが空気室(37)を流通することにより、空気極(31)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0159】
燃料電池(7)の予熱は、燃料電池(7)の温度が500℃に達するまで行われる。
【0160】
(発電開始)
次に、燃料電池(7)の予熱を引き続き行いながら、発電が開始される。
【0161】
ここで、燃料電池(7)の温度が500℃に達したとき、第2起動用バーナー(8)の運転は停止される。また、このとき、第3及び第6電磁弁(63,69)は開いた状態にされ、第4及び第5電磁弁(65,67)は開じた状態にされる。さらに、切換弁(71)は、第17流路(59)に空気が流れるようにされる。
【0162】
都市ガスと燃料再循環ガスとが混合された原料ガスは、第10流路(45)を通って第10流路(45)及び第15流路(55)の合流点に達する。そして、上記合流点において、原料ガスは第15流路(55)を流通した空気と混合される。
【0163】
原料ガス及び空気は第10流路(45)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、原料ガス及び空気がプレリフォーマー(5)の触媒部を流通することにより、部分酸化反応が起こる。
【0164】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCO及びH2を含む部分酸化ガスは、第19流路(62)を通って燃料室(39)に流入する。
【0165】
一方、空気は第12及び第17流路(49,59)を通って空気室(37)に流入する。
【0166】
以下、燃料電池(7)において、上述と同様の電極反応が起こり、それにより、発電が行われる。
【0167】
また、上述した部分酸化ガス及び空気の有する熱とともに、発電のときに発生する熱を用いて燃料電池(7)の予熱が行われる。この燃料電池(7)の予熱は、燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達するまで行われる。
【0168】
なお、本発明でいうところの電極反応の開始は、発電開始時に対応する。
【0169】
(燃料電池発電システムの通常運転)
次に、燃料電池発電システム(1)の通常運転が行われる。
【0170】
ここで、燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達したとき、第2起動用バーナー(8)の運転は停止されたままである。また、このとき、第3電磁弁(63)は開いた状態にされ、第4、第5及び第6電磁弁(65,67,69)は開じた状態にされる。さらに、切換弁(71)は、第17流路(59)に空気が流れるようになっている。
【0171】
都市ガスと燃料再循環ガスとが混合した原料ガスは、第10流路(45)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、プレリフォーマー(5)において、上述と同様のメタン化反応等が起こる。
【0172】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCH4及びH2O含む燃料ガスは、第19流路(62)を通って燃料室(39)に流入する。
【0173】
一方、空気は、第12及び第17流路(49,59)を通って空気室(37)に流入する。
【0174】
以下、燃料電池(7)において、上述と同様の水蒸気改質反応及び電極反応が起こり、それにより、発電が行われる。
【0175】
本実施形態では、発電開始時前に、燃焼ガスが第16及び第17流路(57,59)を介して空気室(37)に対して供給されるため、燃焼ガスの有する熱を用いて空気極(31)、ひいては電解質(33)が加熱される。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、燃焼ガスの有する熱を用いて電解質(33)を加熱することができる。それゆえ、燃料電池(7)の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができる。したがって、燃料電池(7)の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【0176】
(実施形態3)
本実施形態に係る燃料電池発電システムは、燃料電池の起動時に、燃焼ガスと熱交換を行った空気がプレリフォーマー及び空気室に供給されるものである。
【0177】
図3に示すように、本実施形態に係る燃料電池発電システム(1)は、脱硫器(3)、第3起動用バーナー(12)、プレリフォーマー(5)、燃料電池(7)、燃焼機(9)、第1及び第2熱交換器(93,95)、第20〜第29流路(73,75,77,79,81,83,85,87,89,91)、第7〜第10電磁弁(97,99,101,103)及び第1〜第3ブロワー(23,24,25)等によって構成されている。なお、本発明でいうところの第3燃焼手段は第3起動用バーナー(12)によって構成され、酸素含有ガス供給手段は第21、第25及び第27流路(75,83,87)によって構成され、第2熱交換手段は第1熱交換器(93)によって構成されている。
【0178】
第20流路(73)の一端(図3において右端)は脱硫器(3)の入口(3a)につながっている。
【0179】
第21流路(75)の一端(左端)は脱硫器(3)の出口(3b)につながり、他端(右端)はプレリフォーマー(5)の入口(5a)につながっている。
【0180】
第22流路(77)の一端は、第21流路(75)において、脱硫器(3)の出口(3b)と第7電磁弁(97)との間につながっている。第22流路(77)の他端は、第3起動用バーナー(12)の第1入口(12a)につながっている。
【0181】
第23流路(79)の一端は、第3起動用バーナー(12)の第2入口(12b)につながっている。
【0182】
第24流路(81)の一端は、燃料室(39)の再循環口(39b)につながっている。第24流路(81)の他端は、第21流路(75)において、第21流路(75)及び第25流路(83)の合流点と第7電磁弁(97)との間につながっている。
【0183】
第25流路(83)の一端は、第23流路(79)において、第2熱交換器(95)と第10電磁弁(103)との間につながっている。第25流路(83)の他端は、第10流路(45)において、第21流路(75)及び第24流路(81)の合流点とプレリフォーマー(5)の入口(5a)との間につながっている。
【0184】
第26流路(85)の一端(左端)はプレリフォーマー(5)の出口(5b)につながり、他端(右端)は燃料室(39)の入口(39a)につながっている。
【0185】
第27流路(87)の一端は、第25流路(83)において、第9電磁弁(101)と第1熱交換器(93)との間につながっている。第27流路(87)の他端は空気室(37)の入口(37a)につながっている。
【0186】
第28流路(89)の一端は第3起動用バーナー(12)の出口(12c)につながり、他端は燃焼ガスの排出口(図示せず)につながっている。
【0187】
第29流路(91)の一端(左端)は燃焼機(9)につながり、他端(右端)は排ガスの排出口(図示せず)につながっている。
【0188】
第1熱交換器(93)内には、第25流路(83)と第28流路(89)とが並行に延びている。
【0189】
第2熱交換器(95)内には、第23流路(79)と第29流路(91)とが並行に延びている。
【0190】
第8電磁弁(99)は、第22流路の中途部に設けられている。第9電磁弁(101)は、第25流路(83)において、第25流路(83)及び第27流路(87)の合流点と第25流路(83)及び第21流路(75)の合流点との間に設けられている。
【0191】
ここで、燃料電池発電システム(1)の動作を説明する。
【0192】
(プレリフォーマーの起動及び空気極の予熱)
まず、プレリフォーマー(5)の起動及び空気極(31)の予熱が行われる。
【0193】
プレリフォーマー(5)の起動及び空気極(31)の予熱時において、第8、第9及び第10電磁弁(99,101,103)は開いた状態にあり、第7電磁弁(97)は閉じた状態にある。また、第3起動用バーナー(12)は稼動している。
【0194】
硫化物が除去された都市ガスは脱硫器(3)を流出し、第21及び第22流路(75,77)を通って第3起動用バーナー(12)に流入する。
【0195】
一方、空気は、第23流路(79)を通って第2熱交換器(95)に流入する。そして、第2熱交換器(95)において、空気と燃焼機(9)で燃焼された排ガスとは熱交換を行う。それにより、空気は加熱される。
【0196】
加熱された空気は、第23流路(79)を通って第23流路(79)及び第25流路(83)の合流点に達する。そして、上記合流点において、空気は第23流路(79)と第25流路(83)とに分流する。
【0197】
第23流路(79)に流入した空気は、第23流路(79)を通って第3起動用バーナー(12)に流入する。
【0198】
一方、第25流路(83)に流入した空気は、第25流路(83)を通って第1熱交換器(93)に流入する。
【0199】
第3起動用バーナー(12)に流入した都市ガス及び空気は、第3起動用バーナー(12)において燃焼される。
【0200】
第3起動用バーナー(12)において都市ガス及び空気を燃焼することにより生成された燃焼ガスは第3起動用バーナー(12)を流出し、第28流路(89)を通って第1熱交換器(93)に流入する。そして、第1熱交換器(93)において、第25流路(83)を流れる空気と第28流路(89)を流れる燃焼ガスとは熱交換を行う。それにより、空気は加熱される。
【0201】
加熱された空気は、第25流路(83)を通って第25流路(83)及び第27流路(87)の合流点に達する。そして、上記合流点において、空気は第25流路(83)と第27流路(87)とに分流する。
【0202】
第25流路(83)に流入した空気は、第25及び第21流路(83,75)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、空気がプレリフォーマー(5)を流通することにより、プレリフォーマー(5)の触媒部は予熱される。プレリフォーマー(5)の触媒部の予熱は、触媒部の温度が400℃に達するまで行われる。
【0203】
プレリフォーマー(5)を流通した空気はプレリフォーマー(5)を流出し、第26流路(85)を通って燃料室(39)に流入する。
【0204】
一方、第27流路(87)に流入した空気は、第27流路(87)を通って空気室(37)に流入する。そして、空気が空気室(37)を流通することにより、空気極(31)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0205】
空気室(37)及び燃料室(39)から排出された空気は、燃焼機(9)及び第29流路(91)を通って排出口から排出される。
【0206】
一方、燃焼ガスは第1熱交換器(93)を流出し、第28流路(89)を通って排出口から排出される。
【0207】
(燃料電池の予熱)
次に、燃料電池(7)の予熱が行われる。
【0208】
ここで、プレリフォーマー(5)の触媒部の温度が400℃に達すると、すべての電磁弁(97,99,101,103)が開いた状態にされる。また、第3起動用バーナー(12)は引き続き稼動される。
【0209】
脱硫器(3)を流出した都市ガスは、第21流路(75)を通って第21流路(75)及び第22流路(77)の合流点に達する。そして、上記合流点において、都市ガスは第21流路(75)と第22流路(77)とに分流する。
【0210】
第21流路(75)に流入した都市ガスは、第21流路(75)を通って第21流路(75)及び第24流路(81)の合流点に達する。そして、上記合流点において、都市ガスは燃料再循環ガスと混合される。
【0211】
都市ガスと燃料再循環ガスとが混合した原料ガスは、第21流路(75)を通って第21流路(75)及び第25流路(83)の合流点に達する。そして、上記合流点において、原料ガスと第25流路(83)を流通した空気とが混合される。
【0212】
混合された原料ガス及び空気は、第21流路(75)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、原料ガス及び空気がプレリフォーマー(5)の触媒部を流通することにより、上述の部分酸化反応が起こる。
【0213】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCO及びH2を含む部分酸化ガスは、第26流路(85)を通って燃料室(39)に流入する。そして、部分酸化ガスが燃料室(39)を流通することにより、燃料極(35)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0214】
一方、第27流路(87)に流入した空気は、第27流路(87)を通って空気室(37)に流入する。そして、空気が空気室(37)を流通することにより、空気極(31)、ひいては電解質(33)は予熱される。
【0215】
燃料電池(7)の予熱は、燃料電池(7)の温度が500℃に達するまで行われる。
【0216】
(発電開始)
次に、燃料電池(7)の予熱を引き続き行いながら、発電が開始される。
【0217】
ここで、燃料電池(7)の温度が500℃に達したとき、第3起動用バーナー(12)の運転は停止される。また、このとき、第7及び第9電磁弁(97,101)は開いた状態にされ、第8及び第10電磁弁(99,103)は閉じた状態にされる。
【0218】
混合された原料ガス及び空気は第21流路(75)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、原料ガス及び空気がプレリフォーマー(5)の触媒部を流通することにより、上述の部分酸化反応が起こる。
【0219】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCO及びH2を含む部分酸化ガスは、第26流路(85)を通って燃料電池(7)の燃料室(39)に流入する。
【0220】
一方、第27流路(87)に流入した空気は、第27流路(87)を通って空気室(37)に流入する。
【0221】
以下、燃料電池(7)において、上述と同様の電極反応が起こり、それにより、発電が行われる。
【0222】
また、上述した部分酸化ガス及び空気の有する熱とともに、発電のときに発生する熱を用いて燃料電池(7)の予熱が行われる。この燃料電池(7)の予熱は、燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達するまで行われる。
【0223】
(燃料電池発電システムの通常運転)
次に、燃料電池発電システム(1)の通常運転が行われる。
【0224】
燃料電池(7)の温度が700℃〜1000℃に達したとき、第3起動用バーナー(12)の運転は停止されたままである。また、このとき、第7電磁弁(97)は開いた状態にされ、第8、第9及び第10電磁弁(99,101,103)は閉じた状態にされる。
【0225】
都市ガスと燃料再循環ガスとが混合した原料ガスは、第21流路(75)を通ってプレリフォーマー(5)に流入する。そして、プレリフォーマー(5)において、上述と同様のメタン化反応等が起こる。
【0226】
プレリフォーマー(5)を流通することにより生成されたCH4及びH2O含む燃料ガスは、第19流路(62)を通って燃料室(39)に流入する。
【0227】
一方、空気は、第23及び第27流路(79,87)を通って空気室(37)に流入する。
【0228】
以下、燃料電池(7)において、上述と同様の水蒸気改質反応及び電極反応が起こり、それにより、発電が行われる。
【0229】
ところで、原料ガス及び空気を燃焼すると、原料ガスに含まれる炭化水素が燃焼することにより水及び煤が発生する場合がある。それゆえ、上記燃焼ガスが燃料室(39)及び空気室(37)に対して供給されると、燃焼ガスに含まれる水及び煤によって燃料極(35)及び空気極(31)が劣化するおそれがある。
【0230】
本実施形態では、第1熱交換器(93)が、第28流路(89)を流通する燃焼ガスと第25流路(83)を流通する空気とを熱交換させ、且つ、第1熱交換器(93)により加熱された空気が、第25及び第21流路(83,75)が、プレリフォーマー(5)の起動及び燃料電池(7)の起動時に、プレリフォーマー(5)に対して供給されるとともに、加熱された空気が、第25及び第27流路(83,87)を介して空気室(37)に対して供給される。それゆえ、燃焼ガスに含まれる水及び煤が燃料極(35)及び空気極(31)に対して供給されることはない。したがって、燃料極(35)及び空気極(31)が水及び煤により劣化することを防ぐことができる。
【0231】
また、第1熱交換器(93)により加熱された空気が、プレリフォーマー(5)の起動及び燃料電池(7)の起動時に、第25及び第21流路(83,75)を介してプレリフォーマー(5)に対して供給されるとともに、加熱された空気が第25及び第27流路(83,87)を介して空気室(37)に対して供給される。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、第1熱交換器(93)により加熱された空気の有する熱を用いて電解質(33)を加熱することができる。それゆえ、燃料電池(7)の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができる。したがって、燃料電池(7)の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【0232】
なお、本実施形態では、第1熱交換器(93)により加熱された空気がプレリフォーマー(5)及び空気室(37)の双方に対して供給されているが、プレリフォーマー(5)及び空気室(37)の少なくとも一方に対して供給されれば良い。
【0233】
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、プレリフォーマー(5)の触媒部にはRu、Rh等の貴金属触媒が用いられているが、Ni系触媒を用いても良い。
【0234】
上記各実施形態では、原料ガスとして都市ガスが用いられているが、原料ガスは天然ガス、メタノール、ナフサ及び一酸化炭素を含む石炭ガス等であっても良い。
【0235】
上記各実施形態では、燃料電池は内部改質式固体電解質型燃料電池(7)によって構成されているが、燃料電池内で上述の水蒸気改質反応を起こさない固体電解質型燃料電池であっても良い。
【0236】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、部分酸化ガスが燃料極に対して供給されるため、部分酸化ガスの有する熱を用いて燃料極、ひいては電解質を加熱することができる。そして、電解質の温度が所定温度に達すると、部分酸化ガスに含まれる水素を用いることにより、燃料極、酸素極、及び電解質において電極反応を起こし発電を開始することができる。したがって、固体電解質型燃料電池の作動温度より低い所定温度で発電を開始することができる。
【0237】
また、上記電極反応に伴って熱が発生する。よって、部分酸化ガスの有する熱とともに、上記電極反応に伴う熱を用いて電解質を加熱することができる。したがって、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を短縮化することができるため、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を図ることができる。
【0238】
また、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させ、且つ、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して第2酸素含有ガスを供給するため、燃焼ガスに含まれる水及び煤が燃料極及び酸素極の一方又は双方に対して供給されることはない。したがって、燃料極及び酸素極が水及び煤により劣化することを防ぐことができる。
【0239】
また、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させるため、第2酸素含有ガスは加熱される。そして、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して、加熱された第2酸素含有ガスを供給する。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、第2酸素含有ガスの有する熱を用いて電解質を加熱することができる。したがって、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができるため、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【0240】
請求項2の発明によれば、起動運転時において、部分酸化ガスが燃料極に対して供給されるため、部分酸化ガスの有する熱を用いて燃料極、ひいては電解質を加熱することができる。そして、電解質の温度が所定温度に達すると、部分酸化ガスに含まれる水素を用いることにより、燃料極、酸素極、及び電解質において電極反応を起こし発電を開始することができる。したがって、固体電解質型燃料電池の作動温度より低い所定温度で発電を開始することができる。
【0241】
また、上記電極反応に伴って熱が発生する。よって、部分酸化ガスの有する熱とともに、上記電極反応に伴う熱を用いて電解質を加熱することができる。したがって、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を短縮化することができるため、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を図ることができる。
【0242】
また、通常運転時において、改質器が炭素数2以上の炭化水素をメタンに変化させるため、燃料極に供給される燃料ガスには炭素数2以上の炭化水素は含まれない。よって、燃料極への水の供給量が少ない場合でも、燃料極に炭素が析出するおそれは少ない。したがって、固体電解質型燃料電池の燃料極における炭素の析出を防ぐことができる。
【0243】
また、通常運転時において、固体電解質型燃料電池の燃料極では、上記燃料ガスを水の存在下で水素を含む改質ガスに変化させることができる。したがって、上記改質ガスを水素含有ガスとして用いることができる。
【0244】
請求項3の発明によれば、第1熱交換手段が、改質器に流入させる前の原料ガス及び酸素含有ガスと改質器から排出された部分酸化ガスとを熱交換させるため、部分酸化ガスの有する熱により原料ガス及び酸素含有ガスが加熱される。したがって、原料ガス及び酸素含有ガスが改質器の触媒部を冷却することを防ぐことができるため、改質器において、上記部分酸化反応を活発に起こすことができる。
【0245】
請求項4の発明によれば、第1燃焼ガス供給手段が、改質器の起動時に燃焼ガスを改質器に対して供給するため、燃焼ガスの有する熱により改質器が加熱される。よって、改質器の温度を所定温度にすることができるため、改質器において部分酸化反応を開始することができる。したがって、改質器を起動させることができる。
【0246】
請求項5の発明によれば、第2燃焼ガス供給手段が、電極反応の開始前に燃焼ガスを酸素極に対して供給するため、燃焼ガスの有する熱を用いて酸素極、ひいては電解質が加熱される。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、燃焼ガスの有する熱を用いて電解質を加熱することができる。したがって、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができるため、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【0247】
請求項6の発明によれば、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させ、且つ、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して第2酸素含有ガスを供給するため、燃焼ガスに含まれる水及び煤が燃料極及び酸素極の一方又は双方に対して供給されることはない。したがって、燃料極及び酸素極が水及び煤により劣化することを防ぐことができる。
【0248】
また、第2熱交換手段が、燃焼ガスと第2酸素含有ガスとを熱交換させるため、第2酸素含有ガスは加熱される。そして、酸素含有ガス供給手段が改質器及び酸素極の一方又は双方に対して、加熱された第2酸素含有ガスを供給する。よって、部分酸化ガスの有する熱及び上記電極反応に伴う熱とともに、第2酸素含有ガスの有する熱を用いて電解質を加熱することができる。したがって、固体電解質型燃料電池の温度が作動温度に達するまでの時間を更に短縮化することができるため、固体電解質型燃料電池の起動時間の短縮化を更に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る燃料電池発電システムの概略構成図である。
【図2】 実施形態に係る燃料電池発電システムの概略構成図である。
【図3】 実施形態に係る燃料電池発電システムの概略構成図である。
【符号の説明】
(1) 燃料電池発電システム
(3) 脱硫器
(4) 第1起動用バーナー(第1燃焼手段)
(5) プレリフォーマー(改質器)
(7) 内部改質式固体電解質型燃料電池(固体電解質型燃料電池)
(8) 第2起動用バーナー(第2燃焼手段)
(9) 燃焼機
(12) 第3起動用バーナー(第3燃焼手段)
(31) 空気極(酸素極)
(35) 燃料極
Claims (6)
- 原料ガスと酸素を含む酸素含有ガスとを流通させるとともに該流通中に上記原料ガスに含まれる炭化水素を部分酸化させる触媒部を有する改質器(5)と、
該改質器(5)の下流側に設けられ、上記原料ガス及び酸素含有ガスが上記改質器(5)を流通することにより生成された水素を含む部分酸化ガスが供給される燃料極(35)と、酸素を含む酸素含有ガスが供給される酸素極(31)と、上記燃料極(35)と上記酸素極(31)との間に介在する電解質(33)とを含む電池本体を有し、上記燃料極(35)、上記酸素極(31)及び上記電解質(33)において上記部分酸化ガスと上記酸素含有ガスとを電極反応させる固体電解質型燃料電池(7)と、
原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼する第3燃焼手段(12)と、
該第3燃焼手段(12)において上記原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスと上記第1酸素含有ガスと異なる第2の酸素含有ガスとを熱交換させる第2熱交換手段(93)と、
該第2熱交換手段(93)により加熱された第2酸素含有ガスを上記改質器(5)及び上記酸素極(31)の一方又は双方に対して供給する酸素含有ガス供給手段(75,83,87)と、
を備えている燃料電池発電システム。 - 原料ガスを流通させると上記原料ガスに含まれる炭素数2以上の炭化水素を水素の存在下でメタンに変化させる一方、上記原料ガスと酸素を含む酸素含有ガスとを流通させると上記原料ガスに含まれる炭化水素を部分酸化させる触媒部を有する改質器(5)と、
該改質器(5)の下流側に設けられ、水素を含む水素含有ガスが供給される燃料極(35)と、酸素を含む酸素含有ガスが供給される酸素極(31)と、上記燃料極(35)と上記酸素極(31)との間に介在する電解質(33)とを含む電池本体を有し、上記燃料極(35)、上記酸素極(31)及び上記電解質(33)において上記水素含有ガスと上記酸素含有ガスとを電極反応させる固体電解質型燃料電池(7)とを備えている燃料電池発電システムであって、
上記改質器(5)の触媒部に上記原料ガス及び酸素含有ガスを流通させるとともに、上記原料ガス及び酸素含有ガスが上記改質器(5)を流通することにより生成された水素を含む部分酸化ガスを上記水素含有ガスとして上記燃料極(35)に供給する起動運転と、
上記改質器(5)の触媒部に上記原料ガスを流通させるとともに、上記原料ガスが上記改質器(5)を流通することにより生成されたメタンを含む燃料ガスを上記燃料極(35)に供給する通常運転とを実行する燃料電池発電システム。 - 上記改質器(5)に流入させる前の原料ガス及び酸素含有ガスと上記改質器(5)から排出された部分酸化ガスとを熱交換させる第1熱交換手段(6)を備えている請求項2記載の燃料電池発電システム。
- 上記改質器(5)の起動時に原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼する第1燃焼手段(4)と、
該第1燃焼手段(4)において上記原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスを上記改質器(5)に対して供給し上記改質器(5)を加熱する第1燃焼ガス供給手段(16)と、
を備えている請求項2又は3記載の燃料電池発電システム。 - 上記電極反応の開始前に原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼する第2燃焼手段(8)と、
該第2燃焼手段(8)において上記原料ガス及び酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスを上記酸素極(31)に対して供給し上記酸素極(31)を加熱する第2燃焼ガス供給手段(57,59)と、
を備えている請求項2〜4のいずれか1つに記載の燃料電池発電システム。 - 原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼する第3燃焼手段(12)と、
該第3燃焼手段(12)において上記原料ガス及び第1酸素含有ガスを燃焼することにより生成された燃焼ガスと上記第1酸素含有ガスと異なる第2の酸素含有ガスとを熱交換させる第2熱交換手段(93)と、
該第2熱交換手段(93)により加熱された第2酸素含有ガスを上記改質器(5)及び上記酸素極(31)の一方又は双方に対して供給する酸素含有ガス供給手段(75,83,87)と、
を備えている請求項2又は3記載の燃料電池発電システム。
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