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JP3992614B2 - 消毒剤及び該消毒剤を用いた水系の消毒方法 - Google Patents

消毒剤及び該消毒剤を用いた水系の消毒方法 Download PDF

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JP3992614B2 JP2002381452A JP2002381452A JP3992614B2 JP 3992614 B2 JP3992614 B2 JP 3992614B2 JP 2002381452 A JP2002381452 A JP 2002381452A JP 2002381452 A JP2002381452 A JP 2002381452A JP 3992614 B2 JP3992614 B2 JP 3992614B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、活性臭素を含む液状消毒剤に関し、特に、該液状消毒剤を用いる下水、屎尿、産業排水、工業用水、紙パルプ製造工程水、再利用水などの水系の消毒方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
下水、屎尿、産業排水などには、感染症の原因となる大腸菌、Pseudomonas、Streptococcus faccalisなどの病原菌が含まれている。そこで、下水処理などにおいては、河川、海洋などの自然環境中に放出する前に、これら病原菌を塩素ガスや塩素系消毒剤で消毒して、大腸菌群数を水質汚濁防止法で規定されている3000個/mL以下にすることが一般的である。病原菌の殺菌消毒としては、紫外線照射やオゾン添加により消毒する場合もあるが、設備が膨大になるため、用途が限られている。
【0003】
塩素系消毒剤による水系の消毒は、紫外線照射やオゾン添加などによる消毒の場合に比べて、設備が簡潔であり、汚れの状態に対して適用性が高い、など、利点が多い。塩素系消毒剤による病原菌の殺菌消毒は、活性塩素が病原菌の細胞膜を破壊又は透過して、細胞内のタンパク質を変性させることによって、病原菌を死滅させる作用を利用するものである。しかし、雨天時下水など、水系中にアンモニアやアミンが共存する場合には、下記式(1)
【0004】
【化1】
Figure 0003992614
【0005】
で示される化学反応が生じ、活性塩素がクロラミンに変化して細胞膜透過性が弱まるため、殺菌消毒作用が約1/10にまで低下する。つまり、消毒すべき水系中の病原菌数は変わらなくとも、アンモニアやアミンが共存する場合には、塩素系消毒剤の添加量を増大させる必要がある。塩素系消毒剤の添加量の増大は、資源の無駄使いという観点のみならず、トリハロメタンの生成量を増加させ、環境に悪影響を与えることにもなり、好ましくない。さらに、塩素系消毒剤を用いる場合に発生するクロラミンは、残留性が高く、クロラミンを分解処理するための装置を別に設ける必要がある、という問題もある。
【0006】
また、次亜塩素酸ナトリウムと臭化ナトリウムとを混合して次亜臭素酸を形成し、殺菌に用いる方法が知られている。しかし、次亜塩素酸ナトリウムは不安定な物質であり、貯蔵中に分解してしまう。つまり、次亜塩素酸ナトリウムの有効塩素が徐々に減少するため、次亜臭素酸を定常的に発生させることが困難である、という欠点がある。
【0007】
あるいは、亜塩素酸塩と酸とを配合し、二酸化塩素を発生させる方法も提案されている(日本特許出願2001-188198)。しかし、この方法を中性又はアルカリ性の水系に適用すると、下記式(2)
【0008】
【化2】
Figure 0003992614
【0009】
の反応が生じて、二酸化塩素が亜塩素酸イオンになり、二酸化塩素の酸化力の1/5程度が消毒作用を呈するに過ぎず、消毒効率が低い、という問題がある。
またさらに、粉体のブロモクロロジメチルヒダントイン(BCDMH)などを用いて排水を消毒する方法も提案されている(特開2000-167563号公報)。しかし、粉体のBCDMHは、水に溶けにくく、ハンドリング性に劣る、という問題がある。そこで、粉体のBCDMHのハンドリング性を高めるために、スラリー化する方法も提案されている(日本特許出願2002-321778)が、この場合には、製造コストが高くなる、という問題がある。
【0010】
【特許文献1】
日本特許出願2001-188198
【特許文献2】
特開2000-167563号公報
【特許文献3】
日本特許出願2002-321778
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、アンモニアやアミンの共存下でも塩素系消毒剤と同等の殺菌消毒作用を呈する新規な消毒剤、及び該消毒剤を用いた水系の消毒方法を提供することにある。
【0012】
本発明の別の目的は、貯蔵保存性に優れ、塩素系消毒剤と同様の殺菌消毒作用を呈する新規な消毒剤、及び該消毒剤を用いた水系の消毒方法を提供することにある。
【0013】
本発明のまた別の目的は、ハンドリング性に優れ、塩素系消毒剤と同様の殺菌消毒作用を呈する新規な消毒剤、及び該消毒剤を用いた水系の消毒方法を提供することにある。
【0014】
本発明のさらに別の目的は、処理後の水系への化学物質の残留が少なく、残留物質の分解処理等の後処理を必要とせず、低コストで、水系の殺菌消毒を行うことができる新規な消毒剤、及び該消毒剤を用いた水系の消毒方法を提供することにある。
【0015】
本発明のまたさらに別の目的は、消毒対象水系への添加後2分以内の短時間で、非常に良好に殺菌消毒を行うことができる新規な消毒剤、及び該消毒剤を用いた水系の消毒方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩と、臭化物及び/又はヨウ化物との反応により発生する活性臭素及び/又は活性ヨウ素を含む液状消毒剤が提供される。活性臭素及び/又は活性ヨウ素は、細胞膜を透過し、細胞内のタンパク質を変性させることによって、大腸菌などの病原菌を死滅させることができ、活性塩素と同等の殺菌力を発揮することができる。さらに、活性臭素及び/又は活性ヨウ素は、アンモニアやアミンの存在下でもクロラミン形成反応が生じにくいために活性状態が失われず、従来の塩素系殺菌剤に比較して良好な殺菌作用を発揮することができる。
【0017】
本発明の液状消毒剤において、活性臭素及び/又は活性ヨウ素は、有効ハロゲン濃度として塩素換算値で5〜300g/L、好ましくは20〜100g/L、さらに好ましくは40〜70g/Lで含まれていることが好ましい。本明細書において「有効ハロゲン濃度」とは、消毒剤の酸化力を塩素濃度に換算した値であり、後述するヨウ素滴定法に準拠して測定した塩素濃度換算値をいう。なお、活性臭素は活性ヨウ素よりも活性が高いので、本発明の液状消毒剤は、活性臭素を含むことがより好ましい。
【0018】
本発明の液状消毒剤において、活性臭素としては、次亜臭素酸、次亜臭素酸イオン、次亜臭素酸ナトリウム、次亜臭素酸カリウムなどの次亜臭素酸塩、臭素などを含むことが好ましく、活性ヨウ素としては、次亜ヨウ素酸、次亜ヨウ素イオン、次亜ヨウ素酸ナトリウム、次亜ヨウ素酸カリウムなどの次亜ヨウ素酸塩、ヨウ素などを含むことが好ましい。
【0019】
本発明において用いることができる臭化物及び/又はヨウ化物としては、臭素イオン及び/又はヨウ素イオンを供給し得るものであればよく、特に限定されるものではない。しかし、本発明において用いることができる臭化物としては、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化水素酸、臭化リチウム又はこれらの2種以上の混合物を好ましく挙げることができる。また、本発明において用いることができるヨウ化物としては、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化水素酸又はこれらの2種以上の混合物を好ましく挙げることができる。
【0020】
本発明の活性臭素及び/又は活性ヨウ素を含む液状消毒剤は、成分(A)亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩と、成分(B)臭素イオン及び/又はヨウ素イオンを供給し得る物質もしくは臭素イオン及び/又はヨウ素イオンを含有する水溶液と、を酸性条件下で混合することにより得られる。このときの反応は、例えば、下記式(3)
【0021】
【化3】
Figure 0003992614
【0022】
で表すことができ、次亜臭素酸などの活性臭素が生成する。
本発明において用いることができる成分(A)の亜塩素酸塩は、亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸カリウム及びこれらの混合物から選択されることが好ましい。
【0023】
本発明において用いることができる成分(B)の臭素イオンは、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化水素酸、臭化リチウム又はこれらの2種以上の混合物に由来するものであることが好ましい。
【0024】
また、本発明において用いることができる成分(B)のヨウ素イオンは、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化水素酸又はこれらの2種以上の混合物に由来するものであることが好ましい。
【0025】
特に、亜塩素酸ナトリウムと臭化ナトリウム又は臭化カリウムとの混合水溶液は安定性に優れており、本発明の液状消毒剤としてより好ましい。
本発明において、上記成分(A)と成分(B)とを酸性条件下で混合するとは、成分(A)及び成分(B)を別々に酸性溶液中に添加し混合する態様、あるいは成分(A)及び成分(B)を予め混合して得た混合液に、さらに酸を添加して混合する態様のいずれでもよい。
【0026】
本発明において、成分(A)亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩と、成分(B)臭素イオン及び/又はヨウ素イオンと、のモル比は、1:0.5〜4であることが好ましく、特に1:1〜2であることが好ましい。臭素イオン及び/又はヨウ素イオンの比率が低いと、活性臭素及び/又は活性ヨウ素の生成率が低下して殺菌消毒効果が低くなる。一方、臭素イオン及び/又はヨウ素イオンの比率が高いと、コストが高くなるばかりでなく、過剰の臭素イオン及び/又はヨウ素イオンが環境中に放出されてしまう。よって、成分(A)亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩と、成分(B)臭素イオン及び/又はヨウ素イオンとのモル比を上記範囲内とすることにより、過剰の臭素イオン及び/又はヨウ素イオンが環境中に放出されることなく、効果的に活性臭素及び/又は活性ヨウ素を生成し、優れた殺菌消毒作用を呈することができる。
【0027】
本発明において用いることができる酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸、スルファミン酸などを好ましく挙げることができる。本発明においては、酸を添加することにより、成分(A)亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩と成分(B)臭素イオン及び/又はヨウ素イオンとの反応を酸性条件下で行わせることができ、効率的に活性臭素及び/又は活性ヨウ素を生成させることができる。よって、例えば、成分(B)として臭化水素酸などの酸を用いることにより、追加の酸を添加する必要性を排除できる場合があることに注意されたい。
【0028】
本発明において、例えば酸として塩酸を用いる場合には、成分(A):成分(B):塩酸のモル比は、1:0.5〜4:2〜36が好ましく、特に1:1〜2:12が好ましい。また、例えば酸として硫酸を用いる場合には、成分(A):成分(B):硫酸のモル比は、1:0.5〜4:1〜36が好ましく、特に1:1:6が好ましい。添加する酸の量が過小である場合には、活性臭素及び/又は活性ヨウ素の生成率が低下し、添加する酸の量が過剰である場合には、コストが高くなり、好ましくない。
【0029】
本発明の液状消毒剤は、液状であることから、そのまま消毒対象水系に添加することができ、ハンドリング性に優れている。また、殺菌消毒作用の有効成分として活性塩素ではなく、活性臭素及び/又は活性ヨウ素を含むことから、貯蔵保存性に優れ、アンモニアやアミンの共存下でもクロラミンが発生しにくいので、殺菌消毒作用が低減することがなく、少量で塩素系消毒剤と同等の優れた殺菌消毒作用を呈する。。また、分解が困難なクロラミンなどの残留物が少ないので、残留化学物質の分解処理等の後処理が不要である。
【0030】
また、本発明によれば、成分(A)亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩と、成分(B)臭素イオン及び/又はヨウ素イオンを供給し得る物質もしくは臭素イオン及び/又はヨウ素イオンを含有する水溶液と、を酸性条件下で混合して、液状消毒剤を調製し、得られた液状消毒剤を消毒対象水系に添加することを含む水系の消毒方法が提供される。
【0031】
本発明によって消毒処理することができる水系には、各種産業排水、屎尿、埋め立て処分場浸出水、脱水濾液、浄化槽汚泥、液状廃棄物、及び一般家庭や事業場などから排出される汚水や、汚水と雨水の混合した下水(雨天時下水)、雨水、地下水、各種汚水の凝集沈殿処理水、加圧浮上処理水、活性炭吸着処理水、化学酸化処理水、各種膜分離処理水など、およそ消毒を必要とするすべての水系が含まれる。
【0032】
本発明において、液状消毒剤は、消毒対象水系の現場(オンサイト)で調製することが好ましい。オンサイトで調製することによって、液状消毒剤の活性臭素及び/又は活性ヨウ素の活性が非常に高い状態のまま、液状消毒剤を処理対象水系に添加することが容易となる。しかし、調製直後に添加すると、成分(A)と成分(B)との反応が不充分で活性臭素及び/又は活性ヨウ素が十分に生成せず、逆に調製後長時間放置すると活性臭素及び/又は活性ヨウ素が失活しやすくなるので、調製後10時間以内、より好ましくは1時間以内、さらに好ましくは5分以内に、消毒対象水系に添加することが好ましい。
【0033】
本発明において、液状消毒剤の消毒対象水系への添加は、調製後の液状消毒剤をそのまま消毒対象水系へ添加してもよく、あるいは消毒対象水系から水を採取し、この水で希釈した後、再び消毒対象水系へ添加してもよい。
【0034】
本発明において、液状消毒剤の消毒対象水系への添加率は、有効ハロゲン濃度として塩素換算値で1〜25mg/Lの範囲、より好ましくは2〜12mg/L、さらに好ましくは3〜8mg/Lであることが好ましい。この範囲内であれば、十分な殺菌消毒効果を発揮すると同時に、処理後の水系中への消毒剤及び/又は消毒剤に由来する化学物質の残留が少なく、消毒剤コストを軽減することができ、残留化学物質除去のための後処理の必要性を排除することができる。
【0035】
本発明の水系の消毒方法では、液状消毒剤を用いるので、消毒対象水系の現場(オンサイト)で容易に調製し、そのまま消毒対象水系に容易に添加することができ、ハンドリング性に優れる。また、従来の塩素系消毒剤の場合に発生するクロラミンなどが発生しにくいので、アンモニアやアミンの共存下でも、十分な殺菌消毒作用が得られる。さらに、クロラミンなどの化学物質が残留しにくいので、自然環境に優しく、殺菌消毒処理後の水に対して後処理を施す必要がなく、経済的である。
【0036】
【好ましい実施形態】
本発明の液状消毒剤を用いる水系の消毒方法の一実施態様を図1に示す。
図1において、液状消毒剤の成分(A)及び成分(B)の混合溶液を貯蔵するタンク1、及び酸を貯蔵するタンク2が、それぞれポンプPを具備する供給ラインL1及びL2によって、ラインミキサ3に接続されている。ラインミキサ3には、消毒対象水系に液状消毒剤を供給する液状消毒剤供給ラインL3が接続されている。ラインミキサ3において、タンク1から供給された成分(A)及び成分(B)の混合溶液と、タンク2から供給された酸とが混合されて液状消毒剤を形成する。液状消毒剤は、ラインミキサ3内で撹拌されながら搬送され、液状消毒剤供給ラインL3を介して消毒対象水系に添加される。添加された液状消毒剤は、消毒対象水系の水流によって希釈及び撹拌混合され、水系中の大腸菌などの病原菌と十分に接触して、優れた殺菌作用を発揮する。消毒対象水系によっては、本発明の液状消毒剤と消毒対象水とを効率よく混合させるために、本発明の液状消毒剤を消毒対象水系に添加する前に、液状消毒剤に希釈水を添加して混合させてもよい(図中、点線で示す)。
【0037】
なお、図中、ラインミキサ3の代わりに、撹拌装置を具備する貯蔵タンクを用いてもよい。この場合には、貯蔵タンク内での滞留時間を長くすることができ、成分(A)及び(B)と酸との混合が十分に進行する。また、貯蔵タンクに、消毒対象水系から水を汲み上げるポンプを具備する希釈水供給ラインを設けてもよい。
【0038】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0039】
なお、以下の実施例において、有効ハロゲン濃度は下記手順に従うヨウ素滴定法を用いて測定した。
【0040】
ヨウ素滴定法
(試薬の調製)
(1)0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液
1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液(和光純薬工業(株)製、定量分析用)100mLを、純水で1Lに希釈して調製した。
(2)硫酸(1+5)
純水200mLに、硫酸(和光純薬工業(株)製、試薬特級(min95%))40mLを徐々に冷やしながら添加して調製した。
(3)酢酸(1+1)
純水150mLに、酢酸(和光純薬工業(株)製、試薬特級)150mLを添加して調製した。
(4)でんぷん溶液
でんぷん(和光純薬工業(株)製、試薬一級)1gを純水100mLに添加し、加熱溶解後、冷却して調製した。
【0041】
(試験操作)
(1)共栓付三角フラスコ(200mL)に、純水100mL、酢酸(1+1)5mL、ヨウ化カリウム(和光純薬工業(株)製、試薬特級)1gを加え、下記実施例1〜3で調製した各液状消毒剤及び各対照消毒剤サンプル5mLを添加した。
(2)共栓付三角フラスコを静かに振り混ぜた後、冷暗所(室温)で5分間静置させた。
(3)0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定した。検水が褐色から淡黄色に変化したら、でんぷん溶液5mLを添加し、生じた青色が消えるまで滴定した。
(4)有効ハロゲン濃度は下記式1
【0042】
【数1】
Figure 0003992614
【0043】
実施例1 液状消毒剤の調製
亜塩素酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬)及び臭化ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬特級)を純水に溶解させて、それぞれ、2mol/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液及び4mol/Lの臭化ナトリウム溶液を調製した。
【0044】
調製した亜塩素酸ナトリウム溶液及び臭化ナトリウム溶液、ならびに塩酸(和光純薬工業(株)製、特級試薬(35〜37%))を、それぞれ下記表1に示す容量で、50mL発色管に添加し、2分間混合して反応させ、混合液を得た。
【0045】
得られた混合液を純水で50mLにメスアップして液状消毒剤サンプル及び対照サンプルとし、有効ハロゲン濃度を測定した。結果を下記表1に示す。
【0046】
【表1】
Figure 0003992614
【0047】
表1より、本発明の活性臭素を含む液状消毒剤(サンプルNo.1及び2)は、高い有効ハロゲン濃度を示すが、活性臭素を含まない対照1(二酸化塩素が発生する)は、有効ハロゲン濃度が低いことがわかる。
【0048】
実施例2 液状消毒剤の調製
亜塩素酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬)を純水で溶解して、2mol/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液を調製した。
【0049】
調製した亜塩素酸ナトリウム溶液、臭化水素酸(和光純薬工業(株)製、試薬(47〜49%))及び塩酸(和光純薬工業(株)製、特級試薬(35〜37%))を、それぞれ下記表2に示す容量で、50mL発色管に入れ、2分間混合して反応させ、混合液を得た。
【0050】
得られた混合液を純水で50mLにメスアップして液状消毒剤サンプルとし、有効ハロゲン濃度を測定した。結果を下記表2に示す。
【0051】
【表2】
Figure 0003992614
【0052】
実施例3 液状消毒剤の調製
亜塩素酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬)、臭化ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬特級)及び塩化カリウム溶液(和光純薬工業(株)製、試薬特級)を純水に溶解させて、それぞれ、2mol/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液、4mol/Lの臭化ナトリウム溶液及び4mol/Lの塩化カリウム溶液を調製した。硫酸(和光純薬工業(株)製、試薬特級(min95%))を純水で希釈して、6mol/Lの硫酸溶液を調製した。
【0053】
調製した亜塩素酸ナトリウム溶液、臭化ナトリウム溶液、塩化カリウム溶液及び硫酸溶液を、それぞれ下記表3に示す容量で、50mL発色管に入れ、2分間混合して反応させ、混合液を得た。
【0054】
得られた混合液を純水で50mLにメスアップして液状消毒剤サンプルとし、有効ハロゲン濃度を測定した。結果を下記表3に示す。
【0055】
【表3】
Figure 0003992614
【0056】
実施例4 液状消毒剤の調製
亜塩素酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬)及びヨウ化カリウム(和光純薬工業(株)製、試薬特級)を純水に溶解させて、それぞれ、2mol/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液及び4mol/Lのヨウ化カリウム溶液を調製した。
【0057】
調製した亜塩素酸ナトリウム溶液、ヨウ化カリウム溶液、及び塩酸(和光純薬工業(株)製、特級試薬(35〜37%))を、それぞれ下記表4に示す容量で、50mL発色管に入れ、2分間混合して反応させ、混合液を得た。
【0058】
得られた混合液を純水で50mLにメスアップして液状消毒剤サンプルとし、有効ハロゲン濃度を測定した。結果を下記表4に示す。
【0059】
【表4】
Figure 0003992614
【0060】
実施例5 消毒試験
対照として、次亜臭素酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬)、次亜塩素酸ナトリウム(旭電化工業(株)製)をそれぞれ純水で希釈して得た0.1mol/Lの次亜臭素酸ナトリウム溶液(対照2)、及び0.1mol/Lの次亜塩素酸ナトリウム溶液(対照3)を調製した。
【0061】
実施例1〜4で調製した液状消毒剤サンプルNo.1〜9、対照サンプル1〜3及び消毒剤を添加しない場合(ブランク)について、下記表5〜8に示す水質の4種類の消毒対象水系(汚水1〜4)に適用した場合の殺菌消毒効果を調べた。各サンプルの消毒効果は、下記手順に従う消毒試験を行い、処理後の各消毒対象水系(汚水1〜4)中に存在する大腸菌群数で比較した。
【0062】
(1)1Lビーカーに汚水500mLを採取し、ジャーテスター(宮本製作所製:JMD-4)にセットした。
(2)ジャーテスターに、液状消毒剤を表5〜8に示す添加率(有効ハロゲン換算値)となる既定量で添加し、150rpmで2分間撹拌した。
(3)消毒後の汚水5mLを、チオ硫酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬)約0.25mg入りの試験管に採取し、大腸菌群数を測定した。大腸菌群数の測定は、デソキシコール酸塩培地(日水製薬(株)製)を用いた平板培養法で行った。
【0063】
各消毒試験の結果を下記表5〜8に示す。表中、殺菌消毒効果は、ブランク中の大腸菌群数を100とした場合の大腸菌群の除去率で示した。
【0064】
【表5】
Figure 0003992614
【0065】
表5より、本発明の液状消毒剤(サンプルNo.1及び2)は、次亜臭素酸ナトリウム溶液(対照2)と同等以上の高い消毒効果を発揮することがわかる。特に、サンプルNo.2(亜塩素酸ナトリウム:臭化ナトリウム:塩酸=1:2:12)においては、次亜臭素酸ナトリウムの添加率の約3/4で同等の高い消毒効果(99.9%)を示す。一方、活性臭素を含まない対照1の消毒効果は非常に低い。このことから、本発明の活性臭素を含む液状消毒剤は、少量で且つ添加後2分間とう短時間で、非常に優れた殺菌消毒効果を示すことがわかる。
【0066】
【表6】
Figure 0003992614
【0067】
表6より、活性臭素を含まない次亜塩素酸ナトリウム(対照3)の殺菌消毒効果は非常に低いが、本発明の活性臭素を含む液状消毒剤は、次亜臭素酸ナトリウムと同等の消毒効果を発揮することがわかる。また、臭化水素酸の比率が高いサンプルNo.5は、臭化水素酸の比率が低いサンプルNo.3及び4よりも優れた殺菌消毒効果を発揮することがわかる。
【0068】
【表7】
Figure 0003992614
【0069】
表7より、硫酸を配合した場合には、塩化カリウムを添加することにより、殺菌消毒効果が改善されることがわかる。
【0070】
【表8】
Figure 0003992614
【0071】
表8より、活性ヨウ素を含む液状消毒剤が次亜臭素酸ナトリウムと同等の殺菌消毒効果を示し、特に活性ヨウ素の割合が多いサンプルNo.9は、少量(5mg/L)で次亜臭素酸ナトリウムよりも高い殺菌消毒効果を示すことがわかる。
【0072】
実施例6 液状消毒剤成分の安定性
亜塩素酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬)及び臭化ナトリウム(和光純薬工業(株)製、試薬特級)をそれぞれ純水で希釈して、2mol/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液及び4mol/Lの臭化ナトリウム溶液を調製した。次に、2mol/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液100mLと4mol/Lの臭化ナトリウム溶液50mLとを混合して、亜塩素酸ナトリウムと臭化ナトリウムの混合溶液(亜塩素酸ナトリウム:臭化ナトリウム=1:1(モル比))を調製した。対照として、12%次亜塩素酸ナトリウム溶液(旭電化工業(株)製)を用いた。得られた亜塩素酸ナトリウムと臭化ナトリウムとの混合溶液の有効ハロゲン濃度と、12%次亜塩素酸ナトリウム溶液の有効ハロゲン濃度とを経日的に測定して比較した。結果を下記表9に示す。
【0073】
【表9】
Figure 0003992614
【0074】
表9から明らかなように、従来の塩素系消毒剤の成分である次亜塩素酸ナトリウム溶液の場合には、30日経過後には初期濃度の70%にまで有効ハロゲン濃度が低下しているのに対して、本発明の液状消毒剤の成分である亜塩素酸ナトリウムと臭化ナトリウムとの混合溶液においては、30日経過後にも初期濃度の98%を維持しており、非常に安定である。よって、本発明の液状消毒剤の成分(A)及び成分(B)の混合溶液は、長期保存に適し、必要時に、酸と混合することによって、本発明の液状消毒剤を容易に調製することができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明の消毒剤は、非常に安定であり、長期保存に適し、次亜塩素酸ナトリウムなどを含む従来の塩素系消毒剤に比較して、最適条件で調製することができ、より効率よく水系の殺菌消毒が可能である。
【0076】
また、酸を含む本発明の消毒剤は、アンモニアやアミンが含まれる水系に対しても優れた殺菌消毒作用を発揮し、添加後1〜2分という短時間で且つ二酸化塩素を含む従来の消毒剤の約3倍という高い殺菌消毒効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の液状消毒剤を用いて水系消毒する一実施形態を示す模式図である。

Claims (4)

  1. 成分(A)亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩と、成分(B)臭素イオンを含有する水溶液と、成分(C)塩酸もしくは硫酸と、を消毒対象水系の現場で混合することを含み、成分(C)が塩酸の場合に成分(A)の亜塩素酸:成分(B)の臭素イオン:成分(C)の塩酸のモル比が1:0.5〜4:2〜36であり、成分(C)が硫酸の場合に成分(A)の亜塩素酸もしくは亜塩素酸塩:成分(B)の臭素イオン:成分(C)の硫酸のモル比が1:0.5〜4:1〜36である、活性臭素を含む液状消毒剤の調製方法。
  2. 有効ハロゲン濃度が塩素換算値で5〜300g/Lの活性臭素を含む請求項1に記載の液状消毒剤の調製方法。
  3. 成分(A)の亜塩素酸塩は、亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸カリウム及びこれらの混合物から選択され、及び/又は成分(B)の臭素イオンは、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化水素酸又はこれらの2種以上の混合物に由来するものから選択される、請求項1又は2に記載の液状消毒剤の調製方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の調製方法で活性臭素を含む液状消毒剤を調製し、得られた液状消毒剤を消毒対象水系に添加することを含む水系の消毒方法。
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