JP3991677B2 - プロファイルを作成するプログラム、および、プロファイル作成システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、色を補正するためのプロファイルを作成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラーの画像をディスプレイにて表示したり、プリンタにて印刷すると、個々のデバイスの特性の相違に起因して、同じ画像データであっても再現される色の相違が生じることがある。
【0003】
近年、このようなデバイス間の色をマッチングさせるための技術として、カラーマネジメントシステム(CMS)が提案されている。一般的なカラーマネジメントシステムにおいては、各デバイスを制御するコンピュータ等にデバイスそれぞれの色の特性を示すプロファイル(例えば、ICCプロファイル)を格納し、このプロファイルを用いて画像の色の補正を行うことでデバイス間のカラーマッチングが行われる。
【0004】
デバイスの色の特性はその使用頻度等によって経時的に変化することから、このようなカラーマッチングを適切に行うためには、各デバイスのプロファイルを適宜作成する必要がある。
【0005】
例えば、ディスプレイのプロファイルは、専用の測定器によってディスプレイに表示される基準となるカラー画像を測定し、専用のプログラムが実行されるコンピュータにて測定結果を処理することにより作成される。
【0006】
また、プリンタのプロファイルは、プリンタで基準となるカラー画像を印刷し、この印刷結果を専用の測定器にて測定し、さらに、専用のプログラムが実行されるコンピュータにて測定結果を処理することにより作成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなデバイスのプロファイルを作成するための専用の測定器およびプログラムは非常に高価であり、また、ディスプレイにおける測定対象は発光体、プリンタにおける測定対象は反射物であることから、同一の測定器およびプログラムを用いて双方のプロファイルを作成することは困難であった。
【0008】
このことから、プロファイル作成コストが高くなるという問題があり、一般のユーザには専用のプロファイル作成システムは容易に導入できるものとはなっていなかった。
【0009】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、デジタル撮像装置を用いてディスプレイおよびプリンタの双方の適正なプロファイルを低コストに作成する技術を提供することを目的する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、プロファイルを作成するプログラムであって、デジタル撮像装置を制御するコンピュータによって前記プログラムを実行することにより、前記コンピュータを、所定の基準画像に従ってプリンタにより印刷された印刷内容を前記デジタル撮像装置を用いて撮影することにより得られる撮影画像に基づいて、前記プリンタのプロファイルを作成するプロファイル作成手段と、前記デジタル撮像装置の撮影を制御する撮像装置制御手段と、を備える画像処理装置として機能させ、前記撮像装置制御手段は、前記デジタル撮像装置が前記印刷内容を撮影する際に、入射光量を抑制する露出条件となるように、かつ、前記印刷内容へ向けてフラッシュ光を発光するように前記デジタル撮像装置を制御し、前記プロファイル作成手段は、前記撮影画像と前記フラッシュ光の相対分光分布とに基づいて、照明環境の影響が取り除かれた画像のデータに相当する物体色成分データを求め、前記物体色成分データに基づいて前記プリンタのプロファイルを作成する。
【0013】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のプログラムにおいて、前記プロファイル作成手段は、前記撮影画像中の色表示領域の周縁から所定の距離に含まれる画素を除いた領域を演算対象とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載のプログラムにおいて、前記基準画像の色表示領域を仕切る周辺領域は黒色である。
【0014】
また、請求項4の発明は、プロファイルを作成するプロファイル作成システムであって、所定の基準画像に従ってプリンタにより印刷された印刷内容をデジタル撮像装置を用いて撮影することにより得られる撮影画像に基づいて、前記プリンタのプロファイルを作成するプロファイル作成手段と、前記デジタル撮像装置の撮影を制御する撮像装置制御手段と、を備え、前記撮像装置制御手段は、前記デジタル撮像装置が前記印刷内容を撮影する際に、入射光量を抑制する露出条件となるように、かつ、前記印刷内容へ向けてフラッシュ光を発光するように前記デジタル撮像装置を制御し、前記プロファイル作成手段は、前記撮影画像と前記フラッシュ光の相対分光分布とに基づいて、照明環境の影響が取り除かれた画像のデータに相当する物体色成分データを求め、前記物体色成分データに基づいて前記プリンタのプロファイルを作成する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
<1.プロファイル作成システムの構成>
図1は本発明の実施の形態に係るプロファイル作成システムの構成を示す図である。プロファイル作成システム1は撮影により画像データを取得するデジタルスチルカメラ(以下、「デジタルカメラ」という。)2、コンピュータ3、ディスプレイ4およびプリンタ5を備えている。プロファイルとは、入出力デバイス(本実施の形態ではディスプレイ4およびプリンタ5)の性能や特性を表現するデータであり、色管理(カラーマネージメント)を行う際に、カラーマッチングを含む色の補正を行うためのデータとなる。本実施の形態ではICC(International Color Consortium)のフォーマットに従ったICCプロファイルを生成する。
【0017】
コンピュータ3と、各デバイス(デジタルカメラ2、ディスプレイ4およびプリンタ5)とはそれぞれ専用ケーブル2a,4a,5aで接続されており、コンピュータ3は各デバイスの制御を行うようになっている。また、コンピュータ3には操作者からの入力を受け付ける操作部として、キーボード3aおよびマウス3bも接続される。
【0018】
本実施の形態のプロファイル作成システム1では、デジタルカメラ2にて取得される画像データ(以下適宜、単に「画像」ともいう。)に基づいて、コンピュータ3によりディスプレイ4あるいはプリンタ5のプロファイルの作成が行われる。プロファイル作成システム1では、プロファイルを作成するための処理モード(以下、「作成処理モード」という。)として、ディスプレイ4のプロファイルの作成を目的とする「ディスプレイモード」と、プリンタ5のプロファイルの作成を目的とする「プリンタモード」とを備えており、いずれかの作成処理モードをキーボード3aあるいはマウス3bにより選択することができるようにされている。
【0019】
図2はコンピュータ3の主な内部構成をデジタルカメラ2等とともに示すブロック図である。コンピュータ3は汎用のコンピュータであり、演算処理を実行するCPU31、基本プログラムを記憶するROM32、作業用の記憶領域となるRAM33、各種データを記憶する固定ディスク34、および、操作部35(キーボード3aおよびマウス3b)をバスラインに接続した構成となっている。
【0020】
バスラインにはさらに、デジタルカメラ2との情報の受け渡しを行う通信ポート36、ディスプレイ4の表示制御を行うビデオカード37、プリンタ5への通信インターフェイス38、CD−ROM91に記録されているプログラムを読み出すCD−ROMドライブ39等が適宜インターフェイスを介して接続される。
【0021】
固定ディスク34にはCD−ROMドライブ39から読み込まれたプログラム340、および、プロファイルの作成の際に必要となるデータが記憶される。このプログラム340に従って、CPU31がRAM33を作業領域として利用しながら動作を行うことにより、プロファイルを作成するための各種機能が実現される。
【0022】
図3は、デジタルカメラ2の主な内部構成を示すブロック図である。図3に示す構成のうち、レンズ系211、CCD212、A/D変換部213、シャッタボタン222、CPU231、ROM232およびRAM234は画像を取得する機能を実現する。すなわち、レンズ系211により被写体の像がCCD212上に結像され、シャッタボタン222が押されると、CCD212からの画像信号がA/D変換部213によりデジタル変換される。A/D変換部213にて変換されたデジタル画像信号は、RAM234に撮影画像データとして記憶される。CCD212は各画素の値としてR,G,Bの各色に関する値を取得する3バンドの撮像手段となっている。
【0023】
これらの撮影の処理の制御は、CPU231がROM232内に記憶されているプログラム233に従って動作することによって実現される機能である撮影制御部235によって行われる。
【0024】
また、デジタルカメラ2では、ファインダとして画像を表示したり各種情報の表示を行うLCD225、操作者からの各種操作を受け付ける操作ボタン226、着脱可能な外部メモリであるメモリカード92との間で情報の受け渡しを行うカードスロット223、および、コンピュータ3との情報の受け渡しを行う通信ポート227がCPU231に接続される。
【0025】
さらに、被写体を照明するためのフラッシュ221が発光制御回路221aを介してCPU231に接続される。CPU231からフラッシュ221を発光する旨の指示を受けた場合には、発光制御回路221aがフラッシュ221の発光制御を行う。
【0026】
撮影制御部235は上記撮影の処理の制御ととともに、撮影前の撮影条件の設定、具体的には、露出に関する露出条件の設定やフラッシュ221の発光/非発光の設定を行う。デジタルカメラ2における露出制御は、シャッタースピード(CCD212の露光時間に相当)と、絞り値(レンズ系211に含まれる絞りの開口径)とを調節して行なわれる。
【0027】
また、図3に示す信号受信部236もCPU231がプログラム233に従って動作することによって実現される機能の一つである。この信号受信部236は、コンピュータ3から通信ポート227を介して受信する信号を解析し、信号に応じた撮影に関する制御の指示を撮影制御部235に行う。これにより、所定の信号をデジタルカメラ2に送信することによって、コンピュータ3はデジタルカメラ2の撮影制御を遠隔的に行うことが可能となる。
【0028】
<2.プロファイル作成処理>
図4は、主としてコンピュータ3のCPU31、RAM33等により実現される構成を他の構成とともに示すブロック図である。図4に示す構成のうち、モード設定部341、カメラ制御部342、ディスプレイ制御部343、プリンタ制御部344、第1プロファイル作成部345および第2プロファイル作成部346が、コンピュータ3のCPU31、ROM33等により実現される機能を示す。これらの機能については以下の説明において詳述する。
【0029】
なお、ディスプレイ制御部343はいわゆるビデオカードドライバおよびディスプレイドライバの機能を含み、プリンタ制御部344はいわゆるプリンタドライバの機能を含むものである。
【0030】
図5は、プロファイル作成システム1の処理の流れの概要を示す図である。プロファイルを作成する際には、まず、モード設定部341により、予め操作者によって選択された作成処理モードが、ディスプレイモードとプリンタモードとのいずれであるかの判定がなされる(ステップS11)。この判定結果は、モード設定部341から、カメラ制御部342、ディスプレイ制御部343、プリンタ制御部344、第1プロファイル作成部345および第2プロファイル作成部346にそれぞれ入力される。これにより各処理部は、以降、選択された作成処理モードに応じた処理を行うこととなる。
【0031】
すなわち、選択された作成処理モードがディスプレイモードである場合はディスプレイ4のプロファイル(以下、「ディスプレイプロファイル」という。)63を作成する処理が行われ(ステップS12)、プリンタモードである場合は、プリンタ5のプロファイル(以下、「プリンタプロファイル」という。)73を作成する処理が行われることとなる(ステップS13)。以下、ディスプレイモードおよびプリンタモードにおける処理の詳細についてそれぞれ説明する。
【0032】
<2−1.ディスプレイのプロファイル作成>
図6は、ディスプレイモードにおけるプロファイル作成処理(図5:ステップS12)の流れを示す図であり、図7はディスプレイモードにおけるプロファイル作成システム1(プリンタ5の図示は省略)の配置の例を示す斜視図であり、また、図8は主に第1プロファイル作成部345の機能構成を示すブロック図である。以下、図4および図6ないし図8を参照しつつプロファイル作成システム1のディスプレイプロファイル63を作成する際の処理について説明する。
【0033】
まず、コンピュータ3のディスプレイ制御部343の制御の下、RAM33内に予め記憶されている第1基準画像61に従って、ビデオカード37を介して画像信号がディスプレイ4に送信され、ディスプレイ4の表示がなされる(ステップS101)。
【0034】
図9はディスプレイ4に表示された第1基準画像61の例を示す図である。図9では、ハッチングを用いてカラー表示を疑似的に表現している。第1基準画像61は、画面縦方向(垂直方向)をその長手方向とする矩形の色表示領域611が、画面横方向(水平方向)に複数配置された画像となっており、各色表示領域611にはRGBの色成分が互いに異なる色が表示される。また、色表示領域611を仕切る周辺領域612は黒色で表示される。
【0035】
次に、デジタルカメラ2の撮影条件がコンピュータ3からの制御に基づいて設定される。この設定において、デジタルカメラ2のシャッタースピードは、ディスプレイ4のリフレッシュレート(垂直走査周波数)に基づいた時間に設定される。
【0036】
具体的には、コンピュータ3のカメラ制御部342にディスプレイ制御部343からディスプレイ4のリフレッシュレートが入力され、リフレッシュレートに基づいてデジタルカメラ2のシャッタースピードがカメラ制御部342により決定される。
【0037】
本実施の形態では、ディスプレイ4のリフレッシュレートをRR(ヘルツ)としシャッタースピードをSS(秒)とすると、シャッタースピードSSは、
【0038】
【数1】
【0039】
として決定される。リフレッシュレートはディスプレイ4の画面全体が1秒間に何回更新されるかを示すものであるため、シャッタースピードはディスプレイ4の画面が10回更新される時間以上の時間に決定される。換言すると、画面を更新する時間(リフレッシュレートの逆数:以下、「画面更新周期」という。)の10倍以上にシャッタースピードは決定される。
【0040】
一般に、表示デバイスとしてCRTを採用したディスプレイにおいては、RGBの蛍光体が塗布された管面に電子ビームを照射し、電子ビームのエネルギーにより蛍光体を発光させて画面情報を表示する。この電子ビームは一度に画面内の一点のみしか発光させることができず、また、蛍光体の発光は一瞬のでみある。このため、電子ビームを画面の画面の左上から右上に向かって走査し、一つのライン(水平走査線)の走査が終了すると、左端に戻って少し下に次のラインを走査するという動作を、画面の上から下まで高速に繰り返すことにより画面全体を表示するようにしている。
【0041】
したがって、ディスプレイ4の画面をデジタルカメラ2によって撮影して得られる撮影画像においては、図10に示すように、蛍光体がn回発光した領域41と蛍光体がn+1回発光した領域42とでは輝度の差が生じ、明暗の縞模様(色むら)が発生する。なお、図10において、符号P1は露光開始時点で発光した水平走査線を示し、符号P2は露光終了時点で発光した水平走査線を示している。
【0042】
撮影画像で発生するこのような縞模様は、デジタルカメラ2の露光中におけるディスプレイ4の画面の更新回数が多いほど縞模様の輝度差が小さくなり、更新回数を好ましくは10回以上とすることで比較的目立たなくすることができる。プロファイル作成システム1においては、デジタルカメラ2のシャッタースピードを画面更新周期の10倍以上に設定するため、撮影画像においてこのような明暗の縞模様の低減を図ることができる。
【0043】
決定されたシャッタスピードは所定の信号としてカメラ制御部342により通信ポートを介してデジタルカメラ2に送信され、この信号に基づいてデジタルカメラ2のシャッタースピードが設定される。
【0044】
さらに、カメラ制御部342により、デジタルカメラ2の露出条件はシャッタースピード優先(シャッタースピードを固定して絞り値のみを調整)で設定するように制御され、フラッシュ221は非発光に設定される(ステップS102)。
【0045】
次に、ディスプレイ4の画面に表示された第1基準画像61が、設定された撮影条件(フラッシュ:非発光、シャッタースピード:画面更新周期×10以上の速度)にてデジタルカメラ2により撮影される。撮影されたディスプレイ4の画面は、撮影画像(以下、「第1画像」という。)としてデジタルカメラ2のRAM234に格納される(ステップS103)。この撮影はコンピュータ3からの信号に基づいて開始されてもよく、操作者がシャッタボタン222を操作することにより開始されてもよい。
【0046】
プロファイルの精度を高めることを目的とし、色表示領域611の数を多数とする場合にはステップS103が複数回行われてもよい。すなわち、表示される色がそれぞれ相違する複数の第1基準画像61をディスプレイ4に順次表示し、デジタルカメラ2により複数回に分けて第1画像62の取得が行われてもよい。
【0047】
なお、撮影の際には、図7に示す如く、デジタルカメラ2の撮像面とディスプレイ4の画面とが平行となり、デジタルカメラ2の光軸とディスプレイ4の画面の中心とが一致し、かつ、デジタルカメラ2のファインダ内にディスプレイ4の画面の全体が含まれる距離となるように、デジタルカメラ2とディスプレイ4とを配置する。
【0048】
取得された第1画像はカードスロット223を介してメモリカード92に記録される一方、通信ポート227、専用ケーブル2aおよびコンピュータ3の通信ポート36を介してコンピュータ3に転送され、コンピュータ3のRAM33に記憶される(ステップS104)。
【0049】
RAM33へと第1画像62が転送されたコンピュータ3では、第1プロファイル作成部345より、第1基準画像61および第1画像62に基づいてディスプレイプロファイル63が作成される(ステップS105〜ステップS107)。
【0050】
コンピュータ3では、まず、領域抽出部351により第1画像62中の各色表示領域611の抽出が行われる(ステップS105)。各色表示領域611は黒色の周辺領域612で仕切られていることから、黒色により仕切られている矩形領域の認識が行われる。さらに、認識された各色表示領域611中において、その色表示領域611の色を適切に反映する領域が、以降の演算対象となる演算対象領域として求められる。
【0051】
撮影画像においては、既述のように明暗の縞模様が多少なりとも発生するため、色表示領域611内の画素の色は、同一の色表示領域611内においても不均一となる。このため、各色表示領域611の色を適切に反映する領域のみを抽出し、以降の演算対象とすることにより、精度の高いプロファイルを作成することができる。
【0052】
明暗の縞模様は画像縦方向のいずれかの領域に発生し、その発生領域は一定せずに撮影ごとにばらつく。しかしながら、第1基準画像61は矩形の各色表示領域611の長手方向を画面縦方向に一致させて表示されることから、画像縦方向のいずれの領域に縞模様が発生しても、各色表示領域611の色を反映する領域が必ず存在することとなる。したがって、この適切な領域のみを抽出する。
【0053】
具体的には、認識された各色表示領域611が輝度に応じて複数の領域に分割され、分割された複数の領域のうち所定以上の面積を有する領域のみが注目される。そして、注目された領域のうち最大輝度を有する領域が、演算対象領域とされる。
【0054】
各色表示領域611の演算対象領域が抽出されると、次に、XYZ変換部362により演算対象領域内の全ての画素のRGB各色について平均値が求められ、さらに、求められたRGB各色の平均値が、所定のマトリクス演算によってXYZ表色系における三刺激値(XYZ値)に変換される。この変換に用いられるマトリクスは、CCD212の特性(特に、カラーフィルタの分光透過特性)を考慮したものである。これにより、第1画像62中の各色表示領域611を代表する色の値が、デジタルカメラ2の特性に依存しない値として求められる。求められた色の値(三刺激値)は実測値とされる(ステップS106)。
【0055】
上記変換に用いられるマトリクスは、種々のディスプレイに対して計測された結果に基づいて作成され、予めコンピュータ3のRAM33等に記憶される。従って、ディスプレイに表示される色に適したマトリクスが用いられることとなる。なお、このマトリクスは、変換を行う色表示領域611の色相に応じて変更するようにしてもよい。例えば、変換する色表示領域611の画素値にRの成分が比較的多いならば、Rの成分に特化したマトリクスを用いるようにする。このようにすることで、色表示領域611の色を高精度にXYZ値に変換することができる。
【0056】
上記のようにして実測値が求められる一方で、データ生成部353により、第1基準画像61に基づいて各色表示領域611の色の理論値が特定される。すなわち、第1基準画像61中の各色表示領域611に関して、コンピュータ3からディスプレイ4へと出力した色情報(RGB値の元になったXYZ値等)が特定される。なお、この処理は、ステップS101とステップS106との間の任意の段階で行われてよい。
【0057】
各色表示領域611の色情報の実測値と理論値とが得られると、これらの値を用いて、データ生成部353によりディスプレイプロファイル63のデータが生成される。すなわち、実測値と理論値との値を対応付けたテーブルが作成され、テーブルを参照しつつICCプロファイルの規格に従って、RGB各色のXYZ値、および、各色のトーンリプロダクションカーブ(すなわち、γカーブ)等が作成される。これにより、ディスプレイ4の表示色の補正に係るデータが作成され、これらのデータを格納したプロファイルが、ディスプレイプロファイル63として最終的に作成される(ステップS107)。
【0058】
その後、生成されたディスプレイプロファイル63が既存のプロファイルに上書きされるか、あるいは、別名で保存される(ステップS108)。生成されたディスプレイプロファイル63は、任意の色をディスプレイ4に表示する場合に、コンピュータ3が生成すべき信号の値を決定する際に利用されることとなる。
【0059】
<2−2.プリンタのプロファイル作成>
次に、プリンタモードについて説明する。図11および図12はプリンタモードにおけるプロファイル作成処理(図5:ステップS13)の流れを示す図であり、図13はディスプレイモードにおけるプロファイル作成システム1の配置の例を示す斜視図であり、また、図14は第2プロファイル作成部346の機能構成を示すブロック図である。以下、図4および図11ないし図14を参照しつつプロファイル作成システム1のプリンタプロファイル73を作成する際の処理について説明する。
【0060】
まず、コンピュータ3のプリンタ制御部344の制御の下、RAM33内に予め記憶されている第2基準画像71に従って、インターフェイス38を介して画像信号がプリンタ5に送信され、プリンタ5が用紙51に印刷を行う(ステップS201)。これにより、用紙51には図15に例示する第2基準画像71が印刷される。
【0061】
図15では、ハッチングを用いてカラー表示を疑似的に表現している。第2基準画像71は、第1基準画像61よりも比較的小さな矩形の色表示領域711が、縦方向および横方向ともに複数配置された画像となっており、各色表示領域711には、CMY(シアン・マゼンダ・イエロー)や黒の成分が互いに異なる色が印刷されて表示される。また、色表示領域711を仕切る周辺領域712は黒色で印刷されて表示される。なお、図15は第2基準画像71の一例を示したものにすぎず、また、プロファイルの精度を高めことを目的とし、色がそれぞれ相違する第2基準画像71が複数印刷されてもよい。
【0062】
第2基準画像71の印刷が完了すると、次に、デジタルカメラ2の撮影条件がコンピュータ3のカメラ制御部342からの制御に基づいて設定される。具体的には、フラッシュ221は発光に設定され、絞り値は最大(絞りの開口径は最小)、および、シャッタースピードは同調速度(フラッシュ光で露光をするためにシャッターが全開で開くことのできる最速の速度)に設定される(ステップS202)。
【0063】
次に、第2基準画像71が印刷された用紙51が、設定された撮影条件(フラッシュ:発光、絞り値:最大、シャッタースピード:同調速度)にてデジタルカメラ2により撮影される。これにより、フラッシュ光を浴びた用紙51の撮影画像(以下、「第2画像」という。)が得られ、デジタルカメラ2のRAM234に格納される(ステップS203)。この撮影においても、コンピュータ3からの信号に基づいて開始されてもよく、操作者がシャッタボタン222を操作することにより開始されてもよい。第2基準画像71が複数存在する場合は、複数の用紙51を順次変更して、デジタルカメラ2により複数回に分けて第2画像72の取得が行われる。
【0064】
なお、撮影の際には、図13に示す如く、デジタルカメラ2の撮像面と用紙51とが平行となり、デジタルカメラ2の光軸と用紙51の中心とが一致し、かつ、デジタルカメラ2のファインダ内に用紙51の全体が含まれる距離となるように、デジタルカメラ2と用紙51とを配置する。
【0065】
この撮影において、フラッシュ221の発光は、一定の電圧および発光時間となるように発光制御回路221aにより制御され、フラッシュ221の発光特性が撮影ごとにばらつくことはない。フラッシュ221の分光分布もこの発光制御により一定に保たれ、この分光分布は予め計測されてRAM33にフラッシュ分光データ74として記憶されている。なお、正確にはフラッシュ光の相対的な分光分布(最大の分光強度を1として正規化された分光分布をいい、以下「相対分光分布」という。)がフラッシュ分光データ74として用いられる。
【0066】
図16は、この撮影におけるCCD212の受光量を示す図である。この図において、縦軸はCCD212のある画素における受光量を示し、横軸は時間(CCD212の露光時間)を示している。当該画素の露光量は、時間に対する受光量の積分値に相当する。CCD212へ入射する光は、用紙51を照明したフラッシュ光の反射光と、定常光(周囲の照明光)の反射光とが重畳されたものとなり、図16において、値IV以下の領域82の面積が定常光の反射光の露光量に相当し、値IVを超える領域81の面積がフラッシュ光の反射光の露光量に相当する。
【0067】
撮影が開始(CCD212において露光が開始)され、シャッターが全開となる時点T1で、フラッシュ221からフラッシュ光が発光される。フラッシュ221の発光は、発光制御回路221aにより一定の発光時間となるように制御され、時点T2でフラッシュ221の発光が終了する。その後、所定の露光時間T3(すなわち、シャッタースピード)が経過するとCCD212の露光が終了する。
【0068】
ここで、既述のように絞り値は最大、シャッタースピードは同調速度に設定されているため、CCD212への入射光量は制限され、定常光の反射光の露光量は通常の撮影時と比較して非常に小さい値となる。したがって、撮影された第2画像はフラッシュ光のみを照明光とする画像データとみなすことができる。
【0069】
取得された第2画像はカードスロット223を介してメモリカード92に記録される一方、通信ポート227、専用ケーブル2aおよびコンピュータ3の通信ポート36を介してコンピュータ3に転送され、コンピュータ3のRAM33に記憶される(ステップS204)。
【0070】
RAM33へと第2画像72が転送されたコンピュータ3では、第2プロファイル作成部346より、第2基準画像71および第2画像72に基づいてプリンタプロファイル73が作成される(図12:ステップS205〜ステップS209)。
【0071】
コンピュータ3では、まず、領域抽出部361により第2画像72中の各色表示領域711の抽出が行われる(ステップS205)。各色表示領域711は黒色の周辺領域712で仕切られていることから、黒色により仕切られている矩形領域の認識が行われる。さらに、認識された各色表示領域711中において、その色表示領域711の色を適切に反映する領域が、以降の演算対象となる演算対象領域として求められる。
【0072】
一般に、フラッシュを発光して反射物である被写体を撮影すると、フラッシュ光の反射の度合いが強い高輝度部の画素の飽和や、色収差等に起因して、撮影画像において高コントラスト領域の画素の色が混色する現象(色のにじみ)が発生する。例えば第2基準画像71の周辺領域712がフラッシュ光の反射の度合いの強い白色であったとすると、周辺領域712の白色と色表示領域711の色とが混色してしまい、色表示領域711の色を適切に得ることができなくなる。
【0073】
既述のように本実施の形態では第2基準画像71の周辺領域712は黒色であるため、このような現象を効果的に低減させることができるが、周辺領域712の色と色表示領域711の色との混色は多少なりとも発生する。このため、各色表示領域711の色を適切に反映する領域のみを抽出し、以降の演算対象とすることにより、精度の高いプロファイルを作成することができる。
【0074】
具体的には、混色は色表示領域711の周縁部近傍に発生することから、認識された各色表示領域711の周縁から所定の距離に含まれる画素が演算対象領域から除外される。
【0075】
各色表示領域711の演算対象領域が抽出されると、次に、XYZ変換部362により演算対象領域内の全ての画素のRGB各色について平均値が求められ、さらに、求められたRGB各色の平均値が、所定のマトリクス演算によってXYZ表色系における三刺激値(XYZ値)に変換される。この変換に用いられるマトリクスは、CCD212の特性(特に、カラーフィルタの分光透過特性)を考慮したものである。これにより、第2画像72中の各色表示領域711を代表する色の値が、デジタルカメラ2の特性に依存しない値として求められる(ステップS206)。
【0076】
上記変換に用いられるマトリクスは種々のプリンタの印刷結果に対してフラッシュ221を発光して計測された結果に基づいて作成され、予めコンピュータ3のRAM33等に記憶される。したがって、プリンタの印刷色に適し、かつ、フラッシュ221の特性に特化したマトリクス(上記ディスプレイモードとは別のマトリクス)が用いられる。なお、ディスプレイモードと同様に、変換に用いるマトリクスは変換を行う色表示領域711の色相に応じて変更するようにしてもよい。
【0077】
ディスプレイモードにおいては、XYZ変換部352により求められた色の値を実測値としていたが、プリンタモードにおいては被写体が反射物であるため、この値は被写体を照明する照明環境(すなわち、フラッシュ光)の色の影響(分光特性の影響)を受けたものとなっている。このため、求められた値は、仮の実測値(以下、「仮実測値」という。)とされ、以下の処理において仮実測値から照明環境の色の影響が取り除かれる。
【0078】
すなわち、まず、物体色成分データ生成部363により仮実測値およびフラッシュ分光データ74を用いて、仮実測値から照明環境の影響を取り除いた成分が物体色成分データとして求められる(ステップS207)。物体色成分データは、被写体の分光反射率に実質的に相当するデータである。仮実測値およびフラッシュ光の相対分光分布であるフラッシュ分光データ74から物体色成分データ(被写体の分光反射率)を求める原理については後述する。
【0079】
次に、物体色成分データは、データ合成部364により照明成分データ75と合成されて実測値が生成される。ここで、照明成分データ75として標準光D50の分光分布が用いられ、データ合成部364により被写体の分光反射率に標準光D50の分光分布が乗算され、被写体である用紙51を標準光D50により照明した際に得られる各色表示領域711の色の値(三刺激値)が、実測値としてコンピュータ3内部において生成される(ステップS208)。
【0080】
また、上記のようにして実測値が求められる一方で、データ生成部365により、第2基準画像71に基づいて各色表示領域711の色の理論値が特定される。すなわち、第2基準画像71中の各色表示領域711に関して、プリンタ5へと出力した色情報(CMYK値の元になったXYZ値等)が特定される。なお、この処理は、ステップS201とステップS208との間の任意の段階で行われてよい。
【0081】
各色表示領域711の色情報の実測値と理論値とが得られると、これらの値を用いて、データ生成部365によりプリンタプロファイル73のデータが生成される。すなわち、実測値と理論値との値を対応付けたテーブルが作成され、テーブルを参照しつつICCプロファイルの規格に従って、デバイス色空間とPCS(Profile Connection Space)との間を変換させるための変換テーブル等が生成される。これにより、プリンタ5の印刷色の補正に係るデータが作成され、これらのデータを格納したプロファイルが、プリンタプロファイル73として最終的に作成される(ステップS209)。
【0082】
その後、生成されたプリンタプロファイル73が既存のプロファイルに上書きされるか、あるいは、別名で保存される(ステップS210)。生成されたプリンタプロファイル73は、任意の色をプリンタ5に印刷させる場合に、コンピュータ3が生成すべき信号の値を決定する際に利用されることとなる。
【0083】
次に、図12のステップS207において仮実測値およびフラッシュ分光データ74から被写体の分光反射率に相当するデータを物体色成分データとして求める原理について説明する。
【0084】
まず、可視領域の波長をλとして被写体を照明する照明光(光源からの直接的な光および間接的な光を含む照明環境における照明光いう。)の分光分布をE(λ)として表すと、この分光分布E(λ)は3つの基底関数E1(λ),E2(λ),E3(λ)および加重係数ε1,ε2,ε3を用いて、
【0085】
【数2】
【0086】
と表される。同様に、ある画素(以下、「対象画素」という。)に対応する被写体上の位置の分光反射率をS(λ)を3つの基底関数S1(λ),S2(λ),S3(λ)および加重係数σ1,σ2,σ3を用いて、
【0087】
【数3】
【0088】
と表すと、CCD212上の対象画素に入射する光I(λ)(レンズ系211に装着されるフィルタ等を無視した場合の入射光)は、
【0089】
【数4】
【0090】
と表現される。ここで、対象画素のX,Y,Zの3つの刺激値をそれぞれρX,ρY,ρZとし、XYZ表色系の等色関数RX(λ),RY(λ),RZ(λ)をとすると、ρX,ρY,ρZは、
【0091】
【数5】
【0092】
と表される。
【0093】
すなわち、対象画素のX,Y,Zのいずれかに関する刺激値(以下、「対象刺激値」という。)をρcとし、対象刺激値に対応する等色関数をRc(λ)とすると、値ρcは、
【0094】
【数6】
【0095】
と表現できる。
【0096】
数6において、基底関数Ei(λ),Si(λ)および等色関数Rc(λ)は、予め定められた関数である。これらの情報は予めROM32やRAM33に記憶される。また、第2画像72はフラッシュ光のみを照明光とする画像に相当することから、加重係数εiは後述する手法によりフラッシュ光の相対分光分布より導くことができる。
【0097】
したがって、数6に示す方程式において未知数は3つの加重係数σ1,σ2,σ3のみである。また、数6に示す方程式は対象画素におけるρX,ρY,ρZの3つの刺激値のそれぞれに関して求めることができ、これら3つの方程式を解くことにより3つの加重係数σ1,σ2,σ3を求めることができる。すなわち、対象画素に対応する位置の被写体の分光反射率が得られる。
【0098】
次に、加重係数εiを求める手法について説明する。既述のように第2画像72はフラッシュ光のみを照明光とする画像に相当し、第2画像72における照明光の相対分光分布は既知である。一方で、フラッシュ221から遠い被写体上の領域はフラッシュ221に近い領域よりもフラッシュ光を受ける度合いが小さい。したがって、第2画像72ではおおよそフラッシュ221から遠い位置ほど暗く現れる。
【0099】
しかしながら、用紙51を撮影する場合には、デジタルカメラ2から用紙51までの距離は一定であるとみなすことができるので、フラッシュ光の強度が用紙51の全体について均一であるとすることができる。また、フラッシュ光の分布やレンズ収差の特徴を記憶しておき、画像を補正してもよい。そして、加重係数εiは予め計測によって求められる値となる。
【0100】
以上の原理に基づき、対象画素の三刺激値とフラッシュ分光データ74とから対象画素に対応する用紙51上の分光反射率を求めることができる。物体色成分データ生成部363は、実際には一の画素の三刺激値ではなく、各色表示領域711中の画素の三刺激値の平均値に相当する仮実測値を用いることから、用紙51上の各色表示領域711に対応する位置での平均的な分光反射率が求められ、求められたデータが物体色成分データとされる(ステップS207)。
【0101】
また、物体色成分データが求められると、既述のようにデータ合成部364により上記数6に示す演算を行うことにより、用紙51を標準光D50により照明した際に得られる各色表示領域711の三刺激値が、実測値として求められる(ステップS208)。
【0102】
ただし、数6においてρcは一の色表示領域711を代表する色のいずれかの三刺激値であり、ε1,ε2,ε3は標準光の分光分布を表現する3つの加重係数であり、σ1,σ2,σ3は被写体上の当該色表示領域711に対応する位置での平均的な分光反射率を表現する3つの加重係数である。
【0103】
以上、プロファイル作成システム1の構成および動作について説明してきたが、プロファイル作成システム1では、ディスプレイモードとプリンタモードとを備え、選択された作成処理モードに応じてディスプレイあるいはプリンタのプロファイルを、デジタルカメラ2で得られる画像に基づいて作成する。したがって、ディスプレイおよびプリンタの双方の適正なプロファイルが一つのシステムで作成可能であるとともに、ディスプレイおよびプリンタのプロファイルの作成それぞれに対して高価な専用の測定器を必要とせずコストを低く抑えることができる。さらに、ディスプレイおよびプリンタの双方のプロファイルが作成されるため、ディスプレイおよびプリンタ間におけるカラーマッチングを適切に行うことができる。
【0104】
また、選択された作成処理モードに応じて、デジタルカメラ2の撮影条件の設定がなされるため、プロファイルの作成に必要となる処理モードに応じた撮影画像を容易に得ることができる。
【0105】
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0106】
例えば、上記実施の形態においては、デジタルカメラ2の撮影条件の設定は、コンピュータ3からの信号に基づいて行われるものとして説明を行ったが、デジタルカメラ2が、ディスプレイおよびプリンタのプロファイル作成に適した撮影条件をそれぞれ撮影モードとして記憶しておくようにし、プロファイルの作成を目的とするデバイスに応じて撮影モードを操作者が選択するようにしてもよい。
【0107】
この場合、コンピュータ3とデジタルカメラ2とが通信可能である必要はなく、撮影画像をメモリカード92等によってコンピュータ3に転送するようにしてもよい。これによれば、デジタルカメラ2としては特殊な機構を有さず、汎用のオンチップフィルタが設けられたCCDを有するデジタルカメラの簡単な仕様変更によりプロファイル作成用のデジタルカメラ2を実現することができる。
【0108】
また、上記実施の形態においては、コンピュータ3と各デバイスとは有線の専用ケーブルによって接続され各種信号や画像データ等の送受信が行われるものとしていたが、無線通信によって各種信号や画像データ等の送受信が行われるようになっていてもよい。
【0109】
また、上記ディスプレイモードにおいては、撮影時における定常光の影響に関しては言及していないが、厳密には、ディスプレイ4の画面に定常光が入射すると、定常光の分光特性の影響を受けて画面の表示色が偏ってしまう可能性がある。このため、プロファイルの精度を高めるためには、ディスプレイ4の周囲を囲むようにフードを取り付る、あるいは、定常光が人工光源からの光である場合にはその人工光源を消灯するなどにより、定常光のディスプレイ4の画面への入射を防止することが好ましい。なお、ディスプレイ4の画面は発光体であるため、定常光が無くても撮影が可能である。
【0110】
また、上記プリンタモードにおいても、撮影時における定常光が人工光源からの光である場合にはその人工光源を消灯するなどにより、定常光が用紙51を照明することを防止することが好ましい。
【0111】
また、上記実施の形態の第2基準画像71の色表示領域711を仕切る周辺領域712は黒色であるものとして説明を行ったが、無彩色かつ低輝度のグレーであってもよい。この場合も、フラッシュ光の反射の度合いを弱めることができ、高コントラスト領域の画素の色が混色する現象の低減を図ることができる。また、色表示領域711に相当する部分が開口し、周辺領域712に相当する部分が黒色となるフレームを用意しておき、第2基準画像71の周辺領域712を白色状態でプリンタ5において印刷し、印刷結果にフレームを取り付けてからから撮影を行うようにしてもよい。
【0112】
また、上記実施の形態のようにプロファイルとしてはICCのフォーマットに従ったICCプロファイルが作成されることが汎用性を高めるために好ましいが、もちろん、専用のフォーマットに従ったプロファイルが作成されてもよい。
【0113】
また、上記実施の形態では、CPUがプログラムに従って演算を行うことにより、各種機能が実現されると説明したが、演算処理の全部または一部は専用の電気的回路により実現されてもよい。特に、繰り返し演算を行う箇所をロジック回路にて構築することにより、高速な演算が実現される。
【0117】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1から4の発明によれば、物体色成分データに基づいてプリンタのプロファイルを作成するため、プリンタのプロファイルを高精度に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプロファイル作成システムの構成を示す図である。
【図2】コンピュータの主な内部構成を示すブロック図である。
【図3】デジタルカメラの主な内部構成を示すブロック図である。
【図4】コンピュータの機能構成を他の構成とともに示すブロック図である。
【図5】プロファイル作成システムの処理の流れの概要を示す図である。
【図6】ディスプレイモードにおけるプロファイル作成処理の流れを示す図である。
【図7】ディスプレイモードにおけるプロファイル作成システムの配置の例を示す斜視図である。
【図8】第1プロファイル作成部の機能構成を示すブロック図である。
【図9】ディスプレイに表示された第1基準画像の例を示す図である。
【図10】撮影画像に発生する明暗の縞模様を説明するための図である。
【図11】プリンタモードにおけるプロファイル作成処理の流れを示す図である。
【図12】プリンタモードにおけるプロファイル作成処理の流れを示す図である。
【図13】ディスプレイモードにおけるプロファイル作成システムの配置の例を示す斜視図である。
【図14】第2プロファイル作成部の機能構成を示すブロック図である。
【図15】プリンタにより印刷された第2基準画像の一例を示す図である。
【図16】フラッシュ撮影におけるCCDの受光量を示す図である。
【符号の説明】
1 プロファイル作成システム
2 デジタルカメラ
3 コンピュータ
4 ディスプレイ
5 プリンタ
63 ディスプレイプロファイル
73 プリンタプロファイル
340 プログラム
341 モード設定部
342 カメラ制御部
345 第1プロファイル作成部
346 第2プロファイル作成部
Claims (4)
- プロファイルを作成するプログラムであって、デジタル撮像装置を制御するコンピュータによって前記プログラムを実行することにより、前記コンピュータを、
所定の基準画像に従ってプリンタにより印刷された印刷内容を前記デジタル撮像装置を用いて撮影することにより得られる撮影画像に基づいて、前記プリンタのプロファイルを作成するプロファイル作成手段と、
前記デジタル撮像装置の撮影を制御する撮像装置制御手段と、
を備える画像処理装置として機能させ、
前記撮像装置制御手段は、前記デジタル撮像装置が前記印刷内容を撮影する際に、入射光量を抑制する露出条件となるように、かつ、前記印刷内容へ向けてフラッシュ光を発光するように前記デジタル撮像装置を制御し、
前記プロファイル作成手段は、前記撮影画像と前記フラッシュ光の相対分光分布とに基づいて、照明環境の影響が取り除かれた画像のデータに相当する物体色成分データを求め、前記物体色成分データに基づいて前記プリンタのプロファイルを作成することを特徴とするプログラム。 - 請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記プロファイル作成手段は、前記撮影画像中の色表示領域の周縁から所定の距離に含まれる画素を除いた領域を演算対象とすることを特徴とするプログラム。 - 請求項1または2に記載のプログラムにおいて、
前記基準画像の色表示領域を仕切る周辺領域は黒色であることを特徴とするプログラム。 - プロファイルを作成するプロファイル作成システムであって、
所定の基準画像に従ってプリンタにより印刷された印刷内容をデジタル撮像装置を用いて撮影することにより得られる撮影画像に基づいて、前記プリンタのプロファイルを作成するプロファイル作成手段と、
前記デジタル撮像装置の撮影を制御する撮像装置制御手段と、
を備え、
前記撮像装置制御手段は、前記デジタル撮像装置が前記印刷内容を撮影する際に、入射光量を抑制する露出条件となるように、かつ、前記印刷内容へ向けてフラッシュ光を発光するように前記デジタル撮像装置を制御し、
前記プロファイル作成手段は、前記撮影画像と前記フラッシュ光の相対分光分布とに基づいて、照明環境の影響が取り除かれた画像のデータに相当する物体色成分データを求め、前記物体色成分データに基づいて前記プリンタのプロファイルを作成することを特徴とするプロファイル作成システム。
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