JP3978911B2 - 太陽電池用カバー材、封止膜及び太陽電池 - Google Patents
太陽電池用カバー材、封止膜及び太陽電池 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池用セルの透明保護部材として用いられるカバー材、このカバー材を用いた封止膜及び太陽電池に係り、特に、防湿性と耐光性を兼備する透明フィルムよりなり、太陽電池の軽量化、耐衝撃性及び耐久性の向上に有効な太陽電池用カバー材及び太陽電池用カバー材兼用封止膜並びにこの太陽電池用カバー材を表面側及び/又は裏面側透明保護部材として用いた、軽量、高耐衝撃性、高耐久性の太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、資源の有効利用や環境汚染の防止等の面から、太陽光を直接電気エネルギーに変換する太陽電池が注目され、開発が進められている。
【0003】
太陽電池は、一般に、図6に示す如く、受光面側の表面側透明保護部材としてのガラス基板11と裏面側保護部材(バックカバー)12との間にエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)フィルム13A,13Bの封止膜により、太陽電池用セル、即ち、シリコン等の発電素子14を封止した構成とされている。
【0004】
このような太陽電池は、ガラス基板11、封止膜用EVAフィルム13A、シリコン発電素子14、封止膜用EVAフィルム13B及びバックカバー12をこの順で積層し、EVAを加熱溶融して架橋硬化させることにより接着一体化することで製造される。
【0005】
ところで、太陽電池の表面側透明保護部材としては、紫外線に対する耐久性に優れることがまず第一に要求されるが、加えて、湿気ないし水の透過による内部の導線や電極の発錆を防止するために、防湿性に優れることが極めて重要な要件となる。このため、従来においては、表面側透明保護部材としてはガラス板が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ガラス板は耐光性、防湿性に優れる反面、重量が重く、また、衝撃に弱く割れ易いという欠点がある。
【0007】
透明樹脂フィルムであれば、軽く、衝撃による破損の問題はないが、現状では耐光性、防湿性がともに良好な樹脂フィルムは提供されていない。即ち、例えば、耐光性に優れる透明樹脂フィルムとして2−エチレン−4−フッ化エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素樹脂フィルムが知られているが、このものは、透湿性があるため太陽電池の表面側透明保護部材として適用することはできない。
【0008】
本発明は上記従来の問題点を解決し、太陽電池用セルの透明保護部材として用いられるカバー材であって、防湿性と耐光性を兼備する透明フィルムよりなり、太陽電池の軽量化、耐衝撃性及び耐久性の向上に有効な太陽電池用カバー材及び太陽電池用カバー材兼用封止膜並びにこの太陽電池用カバー材を表面側及び/又は裏面側透明保護部材として用いた、軽量、高耐衝撃性、高耐久性の太陽電池を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の太陽電池用カバー材は、太陽電池用セルの透明保護部材として用いられるカバー材であって、透明高耐光フィルムと透明高防湿フィルムとを、紫外線吸収剤を配合した接着剤で積層一体化してなり、前記透明高防湿フィルムが、無機酸化物をコーティングした透明フィルムの2枚を該コーティング面同士を貼り合わせてなる積層フィルムよりなり、前記透明高耐光フィルムが、フッ素樹脂フィルムであるか、又は、アクリル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレートよりなる1種又は2種以上の樹脂に紫外線吸収剤を練り込んだ樹脂組成物を成膜してなり、前記紫外線吸収剤を配合した接着剤がエポキシ系、アクリル系、ウレタン系又はエステル系接着剤樹脂に紫外線吸収剤を配合してなることを特徴とする。
【0010】
本発明の太陽電池用カバー材であれば、太陽電池の透明保護部材に要求される防湿性を透明高防湿フィルムにより、また、耐光性を透明高耐光フィルムと接着剤中の紫外線吸収剤により確保することができる。
【0011】
本発明において、透明高防湿フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等に、シリカ又はアルミナ等の無機酸化物をコーティングした透明フィルム2枚をコーティング面同士を貼り合わせてなる積層フィルムが好適である。
【0012】
また、透明高耐光フィルムとしては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、4−フッ化エチレン−パークロロアルコキシ共重合体(PFA)、4−フッ化エチレン−6−フッ化プロピレン共重合体(FEP)、2−エチレン−4−フッ化エチレン共重合体(ETFE)、ポリ3−フッ化塩化エチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)及びポリフッ化ビニル(PVF)等のフッ素樹脂フィルム、或いは、アクリル、ポリカーボネート、PET、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂に紫外線吸収剤を練り込んだ樹脂組成物を成膜したものが好適である。
【0013】
本発明の太陽電池用カバー材兼用封止膜は、太陽電池用セルの透明保護部材を兼ねた封止膜であって、上記本発明の太陽電池用カバー材とEVAフィルムとを積層一体化してなるものである。
【0014】
本発明の太陽電池は、表面側保護部材と裏面側保護部材との間に太陽電池用セルを封止してなる太陽電池において、表面側及び/又は裏面側保護部材として上記本発明の太陽電池用カバー材を用いたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
なお、以下においては、本発明の太陽電池用カバー材を表面側透明保護部材として用いた場合を例示するが、本発明の太陽電池用カバー材は、裏面側透明保護部材として用いても良く、また、表面側と裏面側の両保護部材として用いても良い。
【0017】
図1は本発明の太陽電池用カバー材の実施の形態を示す断面図、図2,3は本発明に係る透明高防湿フィルムの実施の形態を示す断面図、図4は本発明の太陽電池用カバー材兼用封止膜の実施の形態を示す断面図、図5は本発明の太陽電池の実施の形態を示す断面図である。
【0018】
図1に示す太陽電池用カバー材1は、透明高防湿フィルム2と透明高耐光フィルム3とを紫外線吸収剤を配合した接着剤のシート(以下「紫外線吸収接着シート」と称す。)4を介して積層し、接着一体化したものである。
【0019】
透明高防湿フィルム2としては、図2に示す如く、PETフィルム等の透明基材フィルム2AにCVD(化学蒸着)、PVD(反応蒸着)法等により、シリカ、アルミナ等の無機酸化物のコーティング膜よりなる防湿膜2Bを形成したものがある。即ち、防湿フィルムとしては、基材フィルムにアルミニウム等の金属のコーティング膜を形成したものも知られているが、アルミニウム等の金属では、太陽電池に適用した場合、電流がリークする恐れがあるため、防湿膜としては、無機酸化物のコーティング膜が好ましい。
【0020】
ところで、図2に示す如く、基材フィルム2Aの表面に形成したシリカ、アルミナ等の無機酸化物よりなる防湿膜2Bは、取り扱い時等に剥離し易い。このため、透明高防湿フィルム2としては、図3に示す如く、上述のPETフィルム等の基材フィルム2Aの表面にシリカ、アルミナ等の無機酸化物よりなる防湿膜2Bを形成したフィルムを2枚用い、これらを防湿膜2B,2B側を内側にして接着シート2Cで貼り合わせることにより、防湿膜2Bが表面に露出しないようにしたものを用いる。この接着シート2Cとしては、後述の透明高防湿フィルム2と透明高耐光フィルム3の接着に用いられる紫外線吸収接着シート4と同様のものを用いることができ(ただし、紫外線吸収剤は配合されていなくても良いが、配合されていることが望ましい。)、その接着条件で接着処理すれば良い。
【0021】
なお、図3に示すような貼り合せタイプの透明高防湿フィルムの場合、基材フィルム2Aとしては厚さ6〜250μmのPETフィルムが好適であり、防湿膜2Bは5μm以下程度の厚さに形成するのが好ましい。また、接着シート2Cの厚さは5〜50μm程度とするのが好ましい。
【0022】
透明高耐光フィルム3としては、耐紫外線性に優れたフッ素樹脂フィルム又は、紫外線吸収剤を練り込んだ樹脂フィルムが挙げられる。
【0023】
このうち、フッ素樹脂フィルムとしては、PTFE、PFA、FEP、ETFE、PCTFE、PVDF、PVFフィルム等が挙げられる。
【0024】
また、紫外線吸収剤を練り込んだ樹脂フィルムとしては、アクリル、ポリカーボネート、PET、PENフィルム等が挙げられ、その紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−メトキシ−5−スルフォベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系;フェニルサルシレート、p−t−ブチルフェニルサルシレート等のヒンダートアミン系紫外線吸収材が挙げられ、通常の場合、基材樹脂に対して1〜20重量%程度配合される。
【0025】
このような透明高耐光フィルム3の厚さは、6〜200μm程度であることが好ましい。
【0026】
紫外線吸収接着シート4としては、エポキシ系、アクリル系、ウレタン系、エステル系の接着剤樹脂に紫外線吸収剤を配合して成膜したものを用いる。ここで、紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−メトキシ−5−スルフォベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系;フェニルサルシレート、p−t−ブチルフェニルサルシレート等のヒンダートアミン系紫外線吸収剤が挙げられ、通常の場合、基材樹脂に対して1〜50重量%程度配合される。このような紫外線吸収接着シート4の厚さは5〜50μm程度であることが好ましい。
【0027】
本発明の太陽電池用カバー材1は、上述の透明高防湿フィルム2と透明高耐光フィルム3との間に紫外線吸収接着シート4を介在させて、当該紫外線吸収接着シート4の接着条件で加熱加圧するなどして接着一体化することにより、容易に製造することができる。
【0028】
なお、本発明のカバー材は透明高耐光フィルム3が表面側に、透明高防湿フィルム2が内面側に配置されるのが好ましい。
【0029】
このような太陽電池用カバー材を用いて本発明の太陽電池を製造するには、図6に示す従来の太陽電池のガラス板の代りに本発明のカバー材を用いて封止を行えば良いが、その際、本発明のカバー材を予め封止用EVAフィルムと積層一体化して用いるのが好適である。
【0030】
図4に示す通り、本発明の太陽電池用カバー材兼用封止膜5は、透明高防湿フィルム2と透明高耐光フィルム3とを紫外線吸収剤を配合した接着剤で接着してなる本発明のカバー材1と、EVAフィルム6とを積層一体化してなるものである。
【0031】
この太陽電池用カバー材兼用封止膜5はEVAフィルム6の製造に当り、予め透明高防湿フィルム2と透明高耐光フィルム3とを接着した本発明の太陽電池用カバー材1を積層一体化することにより容易に製造することができる。この場合のラミネート温度としては、75〜90℃程度が適当である。
【0032】
なお、このEVAフィルム6の厚さは0.1〜1mm程度であることが好ましい。
【0033】
本発明の太陽電池10は、図5に示す如く、この太陽電池用カバー材兼用封止膜5を用いて、バックカバー7、EVAフィルム8、シリコン発電素子9等の太陽電池用セル及び太陽電池用カバー材兼用封止膜5の積層体を、常法に従って、真空ラミネーターで温度120〜150℃、脱気時間2〜15分、プレス圧力0.5〜1atm、プレス時間8〜45分で加熱加圧圧着することにより容易に製造することができる。
【0034】
なお、本発明の太陽電池に用いられるEVAフィルムの製膜原料として好適なEVA樹脂組成物について以下に説明する。
【0035】
本発明に係るEVA樹脂組成物には、耐候性の向上のために架橋剤を配合して架橋構造を持たせるが、この架橋剤としては、一般に、100℃以上でラジカルを発生する有機過酸化物が用いられ、特に、配合時の安定性を考慮に入れれば、半減期10時間の分解温度が70℃以上であるものが好ましい。このような有機過酸化物としては、例えば2,5−ジメチルヘキサン;2,5−ジハイドロパーオキサイド;2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン;3−ジ−t−ブチルパーオキサイド;t−ジクミルパーオキサイド;2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン;ジクミルパーオキサイド;α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン;n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン;2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン;1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン;1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン;t−ブチルパーオキシベンゾエート;ベンゾイルパーオキサイド等を用いることができる。これらの有機過酸化物の配合量は、一般にEVA樹脂100重量部に対して5重量部以下、好ましくは1〜3重量部である。
【0036】
また、太陽電池の封止膜として、発電素子との接着力向上の目的で、EVA樹脂にシランカップリング剤を添加することができる。この目的に供されるシランカップリング剤としては公知のもの、例えばγ−クロロプロピルトリメトキシシラン;ビニルトリクロロシラン;ビニルトリエトキシシラン;ビニル−トリス−(β−メトキシエトキシ)シラン;γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン;β−(3,4−エトキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン;ビニルトリアセトキシシラン;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン;γ−アミノプロピルトリメトキシシラン;N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等を挙げることができる。これらのシランカップリング剤の配合量は、一般にEVA樹脂100重量部に対して5重量部以下、好ましくは0.1〜2重量部である。
【0037】
更に、EVA樹脂のゲル分率を向上させ、耐久性を向上するためにEVA樹脂に架橋助剤を添加することができる。この目的に供される架橋助剤としては、公知のものとしてトリアリルイソシアヌレート;トリアリルイソシアネート等の3官能の架橋助剤の他、NKエステル等の単官能の架橋助剤等も挙げることができる。これらの架橋助剤の配合量は、一般にEVA樹脂100重量部に対して10重量部以下、好ましくは1〜5重量部である。
【0038】
更に、EVA樹脂の安定性を向上する目的でハイドロキノン;ハイドロキノンモノメチルエーテル;p−ベンゾキノン;メチルハイドロキノンなどを添加することができ、これらの配合量は、一般にEVA樹脂100重量部に対して5重量部以下である。
【0039】
更に、必要に応じ、上記以外に着色剤、紫外線吸収剤、老化防止剤、変色防止剤等を添加することができる。着色剤の例としては、金属酸化物、金属粉等の無機顔料、アゾ系、フタロシアニン系、アヂ系、酸性又は塩基染料系レーキ等の有機顔料がある。紫外線吸収剤には、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン;2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルフォベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系;フェニルサルシレート;p−t−ブチルフェニルサルシレート等のヒンダートアミン系がある。老化防止剤としては、アミン系;フェノール系;ビスフェニル系;ヒンダートアミン系があり、例えばジ−t−ブチル−p−クレゾール;ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペラジル)セバケート等がある。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明の太陽電池用カバー材は防湿性と耐光性とが共に良好な透明樹脂フィルムであるため、この太陽電池用カバー材を太陽電池の透明保護部材として用いることにより、柔軟な形状に対応でき、軽量で耐衝撃性に優れ、紫外線劣化や発錆の問題もなく耐久性に優れた太陽電池を提供することができる。
【0041】
本発明の太陽電池用カバー材兼用封止膜は、このような本発明の太陽電池用カバー材とEVAフィルムとを一体化してなるものであるため、この太陽電池用カバー材兼用封止膜を用いることで、軽量で耐衝撃性、耐久性に優れた太陽電池を良好な作業性のもとに効率的に製造することができる。
【0042】
本発明の太陽電池は、本発明の太陽電池用カバー材を表面側及び/又は裏面側透明保護部材として用いたものであり、柔軟な形状に対応でき、軽量で耐衝撃性、耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池用カバー材の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明に係る透明高防湿フィルムの実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る透明高防湿フィルムの実施の形態を示す断面図である。
【図4】本発明の太陽電池用カバー材兼用封止膜の実施の形態を示す断面図である。
【図5】本発明の太陽電池の実施の形態を示す断面図である。
【図6】従来の太陽電池を示す断面図である。
【符号の説明】
1 太陽電池用カバー材
2 透明高防湿フィルム
3 透明高耐光フィルム
4 紫外線吸収接着シート
5 太陽電池用カバー材兼用封止膜
6 EVAフィルム
7 バックカバー
8 EVAフィルム
9 シリコン発電素子
10 太陽電池
Claims (5)
- 太陽電池用セルの透明保護部材として用いられるカバー材であって、透明高耐光フィルムと透明高防湿フィルムとを、紫外線吸収剤を配合した接着剤で積層一体化してなり、
前記透明高防湿フィルムが、無機酸化物をコーティングした透明フィルムの2枚を該コーティング面同士を貼り合わせてなる積層フィルムよりなり、
前記透明高耐光フィルムが、フッ素樹脂フィルムであるか、又は、アクリル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレートよりなる1種又は2種以上の樹脂に紫外線吸収剤を練り込んだ樹脂組成物を成膜してなり、
前記紫外線吸収剤を配合した接着剤がエポキシ系、アクリル系、ウレタン系又はエステル系接着剤樹脂に紫外線吸収剤を配合してなることを特徴とする太陽電池用カバー材。 - 請求項1において、該透明フィルムがポリエチレンテレフタレートフィルムであり、該無機酸化物がシリカ又はアルミナであることを特徴とする太陽電池用カバー材。
- 請求項1又は2において、該フッ素樹脂がポリテトラフルオロエチレン、4−フッ化エチレン−パークロロアルコキシ共重合体、4−フッ化エチレン−6−フッ化プロピレン共重合体、2−エチレン−4−フッ化エチレン共重合体、ポリ3−フッ化塩化エチレン、ポリフッ化ビニリデン及びポリフッ化ビニルよりなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする太陽電池用カバー材。
- 太陽電池用セルの透明保護部材を兼ねた封止膜であって、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の太陽電池用カバー材とエチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムとを積層一体化してなる太陽電池用カバー材兼用封止膜。
- 表面側保護部材と裏面側保護部材との間に太陽電池用セルを封止してなる太陽電池において、該表面側及び/又は裏面側保護部材が請求項1ないし3のいずれか1項に記載される太陽電池用カバー材であることを特徴とする太陽電池。
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