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JP3966693B2 - 含窒素環化合物およびそれらを含んでなる医薬組成物 - Google Patents

含窒素環化合物およびそれらを含んでなる医薬組成物 Download PDF

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JP3966693B2 JP2001009591A JP2001009591A JP3966693B2 JP 3966693 B2 JP3966693 B2 JP 3966693B2 JP 2001009591 A JP2001009591 A JP 2001009591A JP 2001009591 A JP2001009591 A JP 2001009591A JP 3966693 B2 JP3966693 B2 JP 3966693B2
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昇 山本
裕一 鈴木
真奈美 木村
徹広 新留
洋一 飯村
哲之 寺本
喜久 金田
敏彦 金子
信之 来栖
大輔 新明
幸恵 吉川
伸二 畠山
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Eisai R&D Management Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カルシウム拮抗剤として有用な新規化合物、その塩、それらの水和物、その製造法およびその医薬組成物に関し、特に神経選択的カルシウム拮抗剤、その中でもP/Qタイプカルシウムチャンネルおよび/またはNタイプカルシウムチャンネル阻害活性を有する新規化合物等に関する。
【0002】
【従来の技術】
わが国における脳卒中の年間患者数はおよそ140万人以上であり、その医療費は約2兆円と推計されている。脳卒中は悪性腫瘍に次いで死因の第二位を占めているとともに、重篤な後遺症が残ることが多く寝たきり状態を引き起こす最大の原因となっている。脳卒中治療の鍵を握っているのは急性期の対応であり、急性期の治療が生命および機能予後を左右し、さらに後遺症に及ぼす影響が大きい。現在は、血龍改善を目的として、オザグレルナトリウム(Ozagrel Sodium:トロンボキサン合成酵素阻害剤)、慢性動脈閉塞症治療剤であるアルガトロバン(Argatroban:抗トロンビン剤)、血栓溶解剤であるt−PA(Alteplase:組織プラスミノーゲンアクチベータ、ただし発症後3時間以内に限定)等、数種類の薬物が認可ないしは適応外使用されている。しかしながら、従来の薬剤による治療は、以下の[1]ないし[6]のような複雑な手法であり、十分な知識・経験に基づく専門医の慎重な判断が必要であった。即ち、[1]血栓型の脳梗塞であればまず最初に呼吸管理・血圧管理・輸液管理を行う。[2]血液ガスのチョックおよび血圧を定期的に測定する。[3]急性期では反応性の高血圧がみられるが、心・腎などの合併症が見られなければ、降圧を行わない。[4]次にCTで低吸収域を認めない超急性期の症例では血栓溶解剤「ウロキナーゼ」を使用する。[5]その適応とならない症例や発症後24時間以上を経過した症例では「オザグレルナトリウム」を投与する。ただし、ラクナ梗塞(lacunar)はアルガトロバンの適応とはならない。[6]脳浮腫の進展予防のため「グルセリン」または「マンニトール」を適量投与する。
また、従来使用されてきたこれらの薬剤の治療効果は、決して満足できるものではなかった上に、主薬効に起因する出血傾向を伴う危険性もあり、熟練した専門の医師以外では使いにくい問題点があった。
【0003】
一方、Nタイプおよび/またはP/Qタイプカルシウムチャンネル阻害作用を有する化合物が、神経細胞死抑制剤、脳神経細胞保護剤、神経疾患治療・改善剤として有用であり、また、脳血管障害急性期、頭部外傷、脳神経細胞死、アルツハイマー症、脳循環代謝障害、脳機能障害または疼痛の治療・改善剤、抗けいれん剤、精神分裂病治療・改善剤、片頭痛、てんかん、躁鬱病、神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病)、脳虚血、てんかん、頭部外傷、AIDS痴呆複合症、浮腫、不安障害あるいは糖尿病性ニューロパチー等の予防・治療・改善剤、さらには浮腫、不安障害、精神分裂病、糖尿病性ニューロパチーまたは片頭痛の予防・治療・改善剤となり得ること等に関して、以下の刊行物に報告がある。
(1)脳血管障害急性期: Annj.Rev.Physiol.,52,543-559,1990.
(2)頭部外傷: SCRIP,No2203,24,1997.
(3)虚血−脳神経細胞死: Advances in Phamacology,22,271-297,1991.
(4)アルツハイマー病: Trends in Neuroscience,16,409,1993.
(5)脳循環代謝障害: 日薬理誌,85,323-328,1985.
(6)脳機能障害: Acta Neurol.Scand.,78:2,14-200,1998.
(7)鎮痛: Drug of the Future,23(2),152-160,1998.
(8)脳虚血、片頭痛、てんかん、躁鬱病: Casopis Lekau Ceskych.,130(22-23),625-630,1991.
(9)神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病)、脳虚血、てんかん、頭部外傷、AIDS痴呆複合症: Revista de Neurologia.,24(134),1199-1209,1996.
(10)浮腫: Brain Research,776,140-145,1997.
(11)不安障害、精神分裂病: 循環制御,14(2),139-145,1993.
(12)糖尿病性ニューロパチー: 神経内科,50,423-428,1999.
(13)片頭痛: Neurology,50(4),1105-1110,1998.
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如く、医薬として有用なカルシウム拮抗剤、なかでも神経選択的なカルシウム拮抗剤の提供が待望されているが、優れたカルシウム拮抗作用を示し、且つ、医薬として薬理活性、投与量、安全性等の点を満足させ、さらに、臨床で有効に作用する薬剤は、未だ見出されていない。即ち、本発明の目的は、そのような優れたカルシウムチャンネル拮抗剤を探索し、見出すことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記事情に鑑み、未だ有用な薬剤のない脳血管障害急性期(acute ischemic stroke)に対し優れた治療・改善効果を有し、且つ、出血傾向を生じない安全性の高い薬剤を求めて、神経細胞に直接作用して梗塞巣の進展を阻止する神経選択的な電位依存性カルシウムチャンネル拮抗剤に注目し、鋭意研究を重ねた。その結果、式
【化5】
Figure 0003966693
〔式中、Arは
(1)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基、
(2)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基、
(3)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基で置換されたC1-6アルキル基または
(4)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基で置換されたC1-6アルキル基を示す;
環Aはそれぞれ置換されていてもよいピペラジン、ホモピペラジン、ピペリジン、ホモピペリジン、ピロリジンまたはジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタン環を示す;
環Bは
(1)置換されていてもよいC3-14炭化水素環または
(2)置換されていてもよい5ないし14員複素環を示す;
Eは
(1)単結合、
(2)式 −CO− または
(3)−CH(OH)− で表わされる基を示す;
Xは
(1)単結合、
(2)酸素原子、
(3)硫黄原子、
(4)置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖、
(5)式 −NR2− (式中、R2は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す。)、
(6)−CO−、
(7)−COO−、
(8)−OOC−、
(9)−CONR3− (式中、R3は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(10)−NR4CO− (式中、R4は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(11)−SO−、
(12)−SO2−、
(13)−SONR5− (式中、R5は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(14)−NR6SO− (式中、R6は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(15)−SO2NR7− (式中、R7は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(16)−NR8SO2− (式中、R8は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(17)>C=N−OR9 (式中、R9は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(18)−NR10−W3−O− (式中、R10は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す;W3は置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す。)、
(19)−NH−CO−NH−、
(20)−NH−CS−NH−、
(21)−C(=NR15)NR16− (式中、R15およびR16は同一または相異なって水素原子、ニトリル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C3-8シクロアルキル基またはC3-8シクロアルケニル基を示す。)、
(22)−NHC(=NH)−、
(23)−O−CO−S−、
(24)−S−CO−O−、
(25)−OCOO−、
(26)−NHCOO−、
(27)−OCONH−、
(28)−CO(CH2mO− (式中、mは0または1ないし6の整数を示す。)、
(29)−CHOH− または
(30)−CHOH(CH2nO− (式中、nは0または1ないし6の整数を示す。)で表わされる基を示す;
1
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、
(3)水酸基、
(4)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(5)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC2-6アルケニル基、
(6)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC2-6アルキニル基、
(7)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3-8シクロアルキル基、
(9)C1-6アルコキシ−C1-6アルキル基、
(10)窒素原子が置換されていてもよいアミノ−C1-6アルキル基、
(11)式 −N(R11)R12 (式中、R11およびR12は同一または相異なって水素原子またはC1-6アルキル基を示す。)で表わされる基、
(12)アラルキル基、
(13)モルホリニル基、
(14)チオモルホリニル基、
(15)ピペリジル基、
(16)ピロリジニル基または
(17)ピペラジニル基を示す;
1、D2、W1およびW2はそれぞれ同一または相異なって
(1)単結合または
(2)置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す;
ただし、上記定義において、1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン、1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジンおよび1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジンは除かれる。〕で表わされる新規な含窒素環化合物、その塩ならびにそれらの水和物を合成することに成功し、さらに、驚くべきことに、これらの化合物もしくはその塩またはそれらの水和物が、P/QタイプカルシウムチャンネルあるいはNタイプカルシウムチャンネル拮抗作用に基づく優れた神経細胞死抑制作用および脳神経保護作用を有し、従来のカルシウム拮抗剤に比べて細胞障害性および毒性が著しく低減され、安全性にも優れることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明の第一の特徴は、
[1]前記式(I)で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物であり、さらに、
[2]前記[1]において、Arはそれぞれ置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環または5ないし14員芳香族複素環であってもよく、
[3]前記[1]において、Arはそれぞれ置換されていてもよいチオフェン環またはベンゼン環であってもよく、
[4]前記[1]において、Arはニトリル基およびハロゲン原子から選ばれるいずれか1個以上の基でそれぞれ置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環または5ないし14員芳香族複素環であってもよく、
[5]前記[1]において、Arはニトリル基およびハロゲン原子から選ばれるいずれか1個以上の基でそれぞれ置換されていてもよいチオフェン環またはベンゼン環であってもよく、
[6]前記[1]において、環Aはピペラジン、ホモピペラジンまたはピペリジン環であってもよく、
[7]前記[1]において、環Aはピペラジン環であってもよく、
[8]前記[1]において、環Aは水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、置換されていてもよいC1-6アルキル基、置換されていてもよいC2-6アルケニル基、置換されていてもよいC2-6アルキニル基、置換されていてもよいC1-6アルコキシ基、置換されていてもよいC2-6アルケニルオキシ基、置換されていてもよいC1-6アルキルカルボニル基、置換されていてもよいC2-6アルケニルカルボニル基、置換されていてもよいC1-6アルコキシカルボニル基および置換されていてもよいC2-6アルケニルオキシカルボニル基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいピペラジン、ホモピペラジンまたはピペリジン環であってもよく、
[9]前記[1]において、環Bはそれぞれ置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環または5ないし14員芳香族複素環であってもよく、
[10]前記[1]において、環Bはそれぞれ置換されていてもよいベンゼン、チオフェン、ピリジン、1,4−ベンゾジオキサン、インドール、ベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンズイミダゾール、2−ケト−1−ベンズイミダゾール、チアゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、1,2,4−オキサジアゾール、インダノン、ベンゾフラン、キノリン、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、ナフタレンまたは1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン環であってもよく、
[11]前記[1]において、環Bはハロゲン原子、ニトリル基、C1-6アルキル基、低級アシル基、C1-6アルキルスルホニル基およびアラルキル基から選ばれるいずれか1個以上の基でそれぞれ置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環または5ないし14員芳香族複素環であってもよく、
[12]前記[1]において、D1およびD2は同一または相異なって(1)単結合または(2)水酸基、ハロゲン原子、ニトリル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基およびC1-6アルコキシ基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖であってもよく、
[13]前記[1]において、Eは単結合であってもよく、
[14]前記[1]において、D1およびD2はC1-6アルキレン鎖で、且つ、Eは単結合であってもよく、
[15]前記[1]において、部分構造 −D1−E−D2− はC1-4アルキレン基であってもよく、
[16]前記[1]において、W1およびW2は同一または相異なって(1)単結合または(2)水酸基、ハロゲン原子、ニトリル基、C1-6アルコキシ基およびC2-6アルケニルオキシ基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよい炭化水素基で置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖であってもよく、
[17]前記[1]において、W1は(1)単結合または(2)(i)ニトリル基、(ii)C1-6アルコキシ基およびC2-6アルケニルオキシ基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基および(iii)C2-6アルケニル基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖で、且つ、W2は単結合であってもよく、
[18]前記[1]において、W1およびW2が同一または相異なってC1-6アルキル基およびC2-6アルケニル基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されたC1-6アルキレン鎖で、且つさらに、前記C1-6アルキル基および/またはC2-6アルケニル基どうしが結合により一緒になって環を形成しているか、あるいは、前記C1-6アルキル基またはC2-6アルケニル基が環BまたはXと結合して環を形成していてもよく、
[19]前記[1]において、Xは(1)単結合、(2)酸素原子、(3)式−NR2− 〔式中、R2は水素原子、置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す。〕、(4)−NR10−W3−O− 〔式中、R10は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す;W3は置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す。〕または(5)−NH−SO2− で表わされる基であってもよく、
[20]前記[1]において、Xは(1)酸素原子、(2)式 −NR2− 〔式中、R2は水素原子、置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す。〕または(3)−NH−SO2− で表わされる基であってもよく、
[21]前記[1]において、部分構造 −W1−X−W2− は置換されていてもよいC1-6アルキレン基であってもよく、
[22]前記[1]において、W1が置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖で、W2が単結合で、且つ、Xが酸素原子または式 −NR2−〔式中、R2は前記定義に同意義を示す。〕で表わされる基であってもよく、
[23]前記[22]において、W1の置換基が(1)ニトリル基、(2)C1-6アルコキシ基またはC2-6アルケニルオキシ基で置換されていてもよいC1-6アルキル基および(3)C2-6アルケニル基から選ばれるいずれか1個以上の基で、且つ、R2が置換されていてもよいC1-6アルキル基であってもよく、
[24]前記[1]において、R1はC1-6アルキル基であってもよく、
[25]前記[1]において、R1はメチル基、エチル基、n−プロピル基またはiso−プロピル基であってもよく、
[26]前記[1]における化合物は、式
【化6】
Figure 0003966693
〔式中、R1は前記定義に同意義を示す;
13およびR14は同一または相異なって
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、
(3)水酸基、
(4)メルカプト基、
(5)水酸基およびハロゲン原子から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(6)水酸基、ハロゲン原子およびC1-6アルコキシカルボニル基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ基、
(7)ニトロ基、
(8)置換されていてもよいアミノ基、
(9)シアノ基、
(10)カルボキシル基、
(11)C1-6アルコキシカルボニル基、
(12)C1-6チオアルコキシ基、
(13)C1-6アルキルスルホニル基、
(14)低級アシル基、
(15)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基、
(16)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基、
(17)アリールオキシ基または
(18)アラルキルオキシ基を示すか、あるいは
(19)R13同士またはR14同士が結合して一緒になり(i)置換されていてもよい脂環、(ii)置換されていてもよい複素環または(iii)アルキレンジオキシ基を形成していてもよい;
nは0または1ないし3の整数を示す;
pは1ないし6の整数を示す;
qは1ないし6の整数を示す;
rは0または1ないし5の整数を示す;
ただし、上記定義において1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン、1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジンおよび1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジンは除かれる。〕で表わされる化合物であってもよく、
[27]前記[1]における化合物は、式
【化7】
Figure 0003966693
〔式中、R1およびR2は前記定義に同意義を示す;
13およびR14は同一または相異なって
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、
(3)水酸基、
(4)メルカプト基、
(5)水酸基およびハロゲン原子から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(6)水酸基、ハロゲン原子およびC1-6アルコキシカルボニル基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ基、
(7)ニトロ基、
(8)置換されていてもよいアミノ基、
(9)シアノ基、
(10)カルボキシル基、
(11)C1-6アルコキシカルボニル基、
(12)C1-6チオアルコキシ基、
(13)C1-6アルキルスルホニル基、
(14)低級アシル基、
(15)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基、
(16)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基、
(17)アリールオキシ基または
(18)アラルキルオキシ基を示すか、あるいは
(19)R13同士またはR14同士が結合して一緒になり(i)置換されていてもよい脂環、(ii)置換されていてもよい複素環または(iii)アルキレンジオキシ基を形成していてもよい;
nは0または1ないし3の整数を示す;
pは1ないし6の整数を示す;
qは1ないし6の整数を示す;
rは0または1ないし5の整数を示す。〕で表わされる化合物であってもよく、
[28]前記[1]において、化合物は
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−N−(4−フルオロフェニル)−N−(2−メチルプロピル)−1(2H)−ピラジンカルボキシイミダミド;
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−フェニルブチル シアニド;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]ピペラジン;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−{4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2−シアノ)−チエニル]ヘキシル}−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンズオキサゾリル)アミノ]ピペリジン;
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン;
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3R)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(ベンゾチアゾリル)ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(6−メトキシ)ベンゾチアゾリル]ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−ベンゾオキサゾリル)ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−キノリニル)ピペラジン;
4−[4−(1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド;
4−[4−(1−エチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド;
エチル 4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−1−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート;
1−[(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリル)メチル]−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン;
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(メタンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺラジン;
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(メタンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺリジン;
(S)−3−フェニル−2−アミノ-プロパン酸 {1−[4−シアノ−5−メチル−5−(2−チオニル)ヘキシル]ピペラジニル}アミド;
4−[4−(4−フェニルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド;
4−[4−(4−シアノ−4−フェニルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド および
4−[4−(4−ベンジルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニドから選ばれるいずれか1種であってもよい。
また、本発明の第二の特徴は、
[29]式
【化8】
Figure 0003966693
〔式中、Arは
(1)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基、
(2)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基、
(3)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基で置換されたC1-6アルキル基または
(4)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基で置換されたC1-6アルキル基を示す;
環Aはそれぞれ置換されていてもよいピペラジン、ホモピペラジン、ピペリジン、ホモピペリジン、ピロリジンまたはジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタン環を示す;
環Bは
(1)置換されていてもよいC3-14炭化水素環または
(2)置換されていてもよい5ないし14員複素環を示す;
Eは
(1)単結合、
(2)式 −CO− または
(3)−CH(OH)− で表わされる基を示す;
Xは
(1)単結合、
(2)酸素原子、
(3)硫黄原子、
(4)置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖、
(5)式 −NR2− (式中、R2は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す。)、
(6)−CO−、
(7)−COO−、
(8)−OOC−、
(9)−CONR3− (式中、R3は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(10)−NR4CO− (式中、R4は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(11)−SO−、
(12)−SO2−、
(13)−SONR5− (式中、R5は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(14)−NR6SO− (式中、R6は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(15)−SO2NR7− (式中、R7は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(16)−NR8SO2− (式中、R8は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(17)>C=N−OR9 (式中、R9は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、
(18)−NR10−W3−O− (式中、R10は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す;W3は置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す。)、
(19)−NH−CO−NH−、
(20)−NH−CS−NH−、
(21)−C(=NR15)NR16− (式中、R15およびR16は同一または相異なって水素原子、ニトリル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C3-8シクロアルキル基またはC3-8シクロアルケニル基を示す。)、
(22)−NHC(=NH)−、
(23)−O−CO−S−、
(24)−S−CO−O−、
(25)−OCOO−、
(26)−NHCOO−、
(27)−OCONH−、
(28)−CO(CH2mO− (式中、mは0または1ないし6の整数を示す。)、
(29)−CHOH− または
(30)−CHOH(CH2nO− (式中、nは0または1ないし6の整数を示す。)で表わされる基を示す;
1
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、
(3)水酸基、
(4)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(5)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC2-6アルケニル基、
(6)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC2-6アルキニル基、
(7)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3-8シクロアルキル基、
(9)C1-6アルコキシ−C1-6アルキル基、
(10)窒素原子が置換されていてもよいアミノ−C1-6アルキル基、
(11)式 −N(R11)R12 (式中、R11およびR12は同一または相異なって水素原子またはC1-6アルキル基を示す。)で表わされる基、
(12)アラルキル基、
(13)モルホリニル基、
(14)チオモルホリニル基、
(15)ピペリジル基、
(16)ピロリジニル基または
(17)ピペラジニル基を示す;
1、D2、W1およびW2はそれぞれ同一または相異なって
(1)単結合または
(2)置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す;
ただし、上記定義において、1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン、1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジンおよび1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジンは除かれる。〕で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有してなる医薬組成物にあり、さらに、
[30]前記[29]における組成物は、カルシウム拮抗剤であってもよく、
[31]前記[29]における組成物は、神経選択的カルシウム拮抗剤であってもよく、
[32]前記[29]における組成物は、P/Qタイプカルシウムチャンネルおよび/またはNタイプカルシウムチャンネル阻害剤であってもよく、
[33]前記[29]における組成物は、P/Qタイプカルシウムチャンネル阻害作用および/またはNタイプカルシウムチャンネル阻害作用が有効な疾患の治療・予防・改善剤であってもよく、
[34]前記[29]における組成物は、神経細胞死抑制剤または脳神経細胞保護剤であってもよく、
[35]前記[29]における組成物は、神経疾患の治療・予防・改善剤であってもよく、
[36]前記[35]における神経疾患は、脳血管障害急性期、脳卒中、脳梗塞、頭部外傷、脳神経細胞死、アルツハイマー病、パーキンソン病、脳萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、脳循環代謝障害、脳機能障害、疼痛、けいれん、精神分裂病、片頭痛、てんかん、躁鬱病、神経変性疾患、脳虚血、AIDS痴呆複合症、浮腫、不安障害、糖尿病性ニューロパチー、脳血管性痴呆または多発性硬化症であってもよく、
[37]前記[29]における組成物は、鎮痛薬であってもよい。
【0007】
以下に、本願明細書において記載している記号、用語等の意味を説明し、本発明を詳細に説明する。
【0008】
本願明細書中においては、化合物の構造式が便宜上一定の異性体を表すことがあるが、本発明には化合物の構造上生ずる総ての幾何異性体、不斉炭素に基づく光学異性体、立体異性体、互変異性体等の異性体および異性体混合物を含み、便宜上の式の記載に限定されるものではなく、いずれか一方の異性体でも混合物でもよい。従って、本発明化合物には、分子内に不斉炭素原子を有し光学活性体およびラセミ体が存在することがあり得るが、本発明においては限定されず、いずれもが含まれる。また、結晶多形が存在することもあるが同様に限定されず、いずれかの結晶形が単一であってもまたは結晶形混合物であってもよく、無水物以外に水和物であってもよい。さらに、本発明にかかる化合物が生体内で分解されて生じる、いわゆる代謝物も本発明の特許請求の範囲に包含される。
【0009】
本願明細書における「および/または」なる語句は、「および」の場合と「または」の場合の両方を含む意味で用いられる。従って、例えば「Aおよび/またはB」とは、「AおよびB」である場合と「AまたはB」である場合の両方を含み、いずれの場合であってもよいことを示している。
【0010】
本願明細書における「神経疾患」とは、主に脳血管障害急性期、脳卒中、脳梗塞、頭部外傷、脳神経細胞死、アルツハイマー病、パーキンソン病、脳萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、脳循環代謝障害、脳機能障害、疼痛、けいれん、精神分裂病、片頭痛、てんかん、躁鬱病、神経変性疾患、脳虚血、AIDS痴呆複合症、浮腫、不安障害、糖尿病性ニューロパチー、脳血管性痴呆または多発性硬化症を示す。
【0011】
本願明細書における「鎮痛薬」とは、麻酔状態や意識喪失を起こさずに侵害受容器刺激の知覚を変化させて痛みを和らげる、或いは無くす薬剤をいう。
【0012】
本願明細書において用いる「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、等の原子を示し、好ましくはフッ素原子、塩素原子、臭素原子であり、より好ましくはフッ素原子、塩素原子である。
【0013】
本願明細書において用いる「C1-6アルキル基」とは、炭素数が1ないし6個のアルキル基を示し、好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、1−エチルプロピル基、2−エチルプロピル基、n−ヘキシル基、1−メチル−2−エチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1−プロピルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、2−エチルブチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、等の直鎖または分枝状アルキル基があげられる。
【0014】
本願明細書において用いる「C2-6アルケニル基」とは、炭素数が2ないし6個のアルケニル基を示し、好ましくはビニル基、アリル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、3−メチル−1−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、1,3−ヘキサンジエニル基、1,6−ヘキサンジエニル基、等の直鎖状または分枝鎖状のアルケニル基である。
【0015】
本願明細書において用いる「C2-6アルキニル基」とは、炭素数が2ないし6個のアルキニル基を示し、好ましくはエチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、3−メチル−1−プロピニル基、1−エチニル−2プロピニル基、2−メチル−3−プロピニル基、1−ペンチニル基、1−ヘキシニル基、1,3−ヘキサンジインイル基、1,6−ヘキサンジインイル基、等の直鎖状または分子鎖状のアルキニル基である。
【0016】
本願明細書において用いる「C1-6アルコキシ基」とは、前記定義におけるC1-6アルキル基に同意義の基に酸素原子が結合した「C1-6アルキルオキシ基」を示し、好ましい基としては例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、sec−プロポキシ基、n−ブトキシ基、iso−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、iso−ペンチルオキシ基、sec−ペンチルオキシ基、n−ヘキソキシ基、iso−ヘキソキシ基、1,1−ジメチルプロピルオキシ基、1,2−ジメチルプロポキシ基、2,2−ジメチルプロピルオキシ基、2−エチルプロポキシ基、1−メチル−2−エチルプロポキシ基、1−エチル−2−メチルプロポキシ基、1,1,2−トリメチルプロポキシ基、1,1,2−トリメチルプロポキシ基、1,1−ジメチルブトキシ基、1,2−ジメチルブトキシ基、2,2−ジメチルブトキシ基、2,3−ジメチルブチルオキシ基、1,3−ジメチルブチルオキシ基、2−エチルブトキシ基、1,3−ジメチルブトキシ基、2−メチルペントキシ基、3−メチルペントキシ基、ヘキシルオキシ基、等があげられる。
【0017】
本願明細書において用いる「C1-6アルケニルオキシ基」とは、前記定義におけるC1-6アルケニル基に同意義の基に酸素原子が結合した基を示し、好ましい基としては例えばビニロキシ基、アリロキシ基、1−プロペニルオキシ基、2−プロペニルオキシ基、イソプロペニルオキシ基、2−メチル−1−プロペニルオキシ基、3−メチル−1−プロペニルオキシ基、2−メチル−2−プロペニルオキシ基、3−メチル−2−プロペニルオキシ基、1−ブテニルオキシ基、2−ブテニルオキシ基、3−ブテニルオキシ基、1−ペンテニルオキシ基、1−ヘキセニルオキシ基、1,3−ヘキサンジエニルオキシ基、1,6−ヘキサンジエニルオキシ基、等があげられる。
【0018】
本願明細書において用いる「C3-8シクロアルキル基」とは、3ないし8個の炭素原子で環が形成されたシクロアルキル基を示し、好ましい基としてはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロへプチル基、シクロオクチル基、等があげられる。また、本願明細書において用いる「C3-8シクロアルカン」とは、前記C3-8シクロアルキル基に対応する環を示す。
【0019】
本願明細書において用いる「C3-8シクロアルケニル基」とは、3ないし8個の炭素原子で環が形成されたC3-8シクロアルケニル基を示し、例えば式
【化9】
Figure 0003966693
で表わされる基があげられる。
【0020】
本願明細書において用いる「芳香族環基」とは、C6-14芳香族炭化水素環基または5ないし14員芳香族複素環基を示す語句である。
(1)前記「C6-14芳香族炭化水素環基」としては、例えばフェニル基、インデニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、アズレニル基、ヘプタレニル基、ビフェニル基、インダセニル基、アセナフチル基、フルオレニル基、フェナレニル基、フェナントレニル基、アントラセニル基、シクロペンタシクロオクテニル基、ベンゾシクロオクテニル基、等の単環式、ニ環式または三環式のC6-14芳香族炭化水素環基があげられる。また、
(2)「5ないし14員芳香族複素環基」としては、窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるいずれかの複素原子を1個以上含んでなる単環式、ニ環式または三環式5ないし14員芳香族複素環があげられ、例えば
(i)ピロリル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ベンツイミダゾリル基、インドリル基、イソインドリル基、インドリジニル基、プリニル基、インダゾリル基、キノリル基、イソキノリル基、キノリジル基、フタラジル基、ナフチリジニル基、キノキサリル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、イミダゾトリアジニル基、ピラジノピリダジニル基、アクリジニル基、フェナントリジニル基、カルバゾリル基、カルバゾリニル基、ペリミジニル基、フェナントロリニル基、フェナシニル基、イミダゾピリジニル基、イミダゾピリミジニル基、ピラゾロピリジニル基、ピラゾロピリジニル基、等の含窒素芳香族複素環;
(ii)チエニル基、ベンゾチエニル基、等の含硫黄芳香族複素環;
(iii)フリル基、ピラニル基、シクロペンタピラニル基、ベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、等の含酸素芳香族複素環;
(iv)チアゾリル基、イソチアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンズチアジアゾリル基、フェノチアジニル基、イソキサゾリル基、フラザニル基、フェノキサジニル基、オキサゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、オキサジアゾリル基、ピラゾロオキサゾリル基、イミダゾチアゾリル基、チエノフラニル基、フロピロリル基、ピリドオキサジニル基、等窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる2種以上の異種複素原子を含んでなる芳香族複素環があげられる。
【0021】
本願明細書において用いる「C3-14炭化水素環」とは、C3-8シクロアルカン、C3-8シクロアルケンまたはC6-14芳香族炭化水素環を示し、これらの環の意義は、前記定義におけるC3-8シクロアルカン、C3-8シクロアルケンおよびC6-14芳香族炭化水素環にそれぞれ同意義を示す。
【0022】
本願明細書において用いる「5ないし14員複素環」とは、窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれるいずれか1個以上の複素原子を含有してなる5ないし14員の複素環を示し、かかる環には、芳香族複素環と非芳香族複素環とが含まれる。ここで、
(1)前記「5ないし14員芳香族複素環」とは、前記定義における5ないし14員芳香族複素環に同意義を示す。また、
(2)「5ないし14員非芳香族複素環」における好ましい環としては、ピロリジン、ピロリン、ピペリジン、ピペラジン、イミダゾリン、ピラゾリジン、イミダゾリジン、モルフォリン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、アジリジン、オキシラン、オキサチオラン、ピリドン環、等の5ないし14員非芳香族複素環や、フタルイミド環、スクシンイミド環、等の縮合環があげられる。
【0023】
本願明細書において用いる「炭化水素基」とは、具体的にはC1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8シクロアルケ二ル基またはC6-14芳香族炭化水素環基を示し、それぞれの意義については前記のとおりである。
【0024】
[Arの意義]
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物において、Arとは、(1)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基、(2)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基、(3)置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基で置換されたC1-6アルキル基または(4)置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基で置換されたC1-6アルキル基を示す。
【0025】
前記「C6-14芳香族炭化水素環基」における好ましい基としては、例えばフェニル基、ペンタレニル基、インデニル基、ナフチル基、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル基、アズレニル基、ヘプタレニル基、ベンゾシクロオクテニル基、テトラニル基、フェナントレニル基、等があげられ、より好ましくはフェニル基、ナフチル基、等である。
また、「5ないし14員芳香族複素環」における好ましい環としては、ピロリル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ベンツイミダゾリル基、インドリル基、イソインドリル基、インドリジニル基、プリニル基、インダゾリル基、キノリル基、イソキノリル基、キノリジル基、フタラジル基、ナフチリジニル基、キノキサリル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、イミダゾトリアジニル基、ピラジノピリダジニル基、アクリジニル基、フェナントリジニル基、カルバゾリル基、カルバゾリニル基、ペリミジニル基、フェナントロリニル基、フェナシニル基、イミダゾピリジニル基、イミダゾピリミジニル基、ピラゾロピリジニル基、ピラゾロピリジニル基、チエニル基、ベンゾチエニル基、フリル基、ピラニル基、シクロペンタピラニル基、ベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンズチアジアゾリル基、フェノチアジニル基、イソキサゾリル基、フラザニル基、フェノキサジニル基、オキサゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、オキサジアゾリル基、ピラゾロオキサゾリル基、イミダゾチアゾリル基、チエノフラニル基、フロピロリル基、ピリドオキサジニル基、等があげられ、より好ましくはチエニル基、ピリジル基、等であり、さらに好ましくはチエニル基である。
Arが「置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基」または「置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基」である場合における当該「置換基」としては、例えば
(i)水酸基、
(ii)ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)、
(iii)ニトリル基、
(iv)C1-6アルキル基(好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、1−エチルプロピル基、2−エチルプロピル基、n−ヘキシル基、1−メチル−2−エチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1−プロピルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、2−エチルブチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、等)、
(v)C2-6アルケニル基(好ましくはビニル基、アリル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、3−メチル−1−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、1,3−ヘキサンジエニル基、1,6−ヘキサンジエニル基、等)、
(vi)C2-6アルキニル基(好ましくは基エチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、3−メチル−1−プロピニル基、1−エチニル−2プロピニル基、2−メチル−3−プロピニル基、1−ペンチニル基、1−ヘキシニル基、1,3−ヘキサンジインイル基、1,6−ヘキサンジインイル基、等)
(vii)C1-6アルコキシ基(好ましくはメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、sec−プロポキシ基、n−ブトキシ基、iso−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、iso−ペンチルオキシ基、sec−ペンチルオキシ基、n−ヘキソキシ基、iso−ヘキソキシ基、1,1−ジメチルプロピルオキシ基、1,2−ジメチルプロポキシ基、2,2−ジメチルプロピルオキシ基、2−エチルプロポキシ基、1−メチル−2−エチルプロポキシ基、1−エチル−2−メチルプロポキシ基、1,1,2−トリメチルプロポキシ基、1,1,2−トリメチルプロポキシ基、1,1−ジメチルブトキシ基、1,2−ジメチルブトキシ基、2,2−ジメチルブトキシ基、2,3−ジメチルブチルオキシ基、1,3−ジメチルブチルオキシ基、2−エチルブトキシ基、1,3−ジメチルブトキシ基、2−メチルペントキシ基、3−メチルペントキシ基、ヘキシルオキシ基、等)、
(viii)C1-6アルキルチオ基(好ましくはメチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、iso−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、iso−ブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、tert−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、1,1−ジメチルプロピルチオ基、1,2−ジメチルプロピルチオ基、2,2−ジメチルプロピルチオ基、1−エチルプロピルチオ基、2−エチルプロピルチオ基、n−ヘキシルチオ基、1−メチル−2−エチルプロピルチオ基、1−エチル−2−メチルプロピルチオ基、1,1,2−トリメチルプロピルチオ基、1−プロピルプロピルチオ基、1−メチルブチルチオ基、2−メチルブチルチオ基、1,1−ジメチルブチルチオ基、1,2−ジメチルブチルチオ基、2,2−ジメチルブチルチオ基、1,3−ジメチルブチルチオ基、2,3−ジメチルブチルチオ基、2−エチルブチルチオ基、2−メチルペンチルチオ基、3−メチルペンチルチオ基、等)、
(ix)C1-6アルコキシカルボニル基、
(x)ヒドロキシC1-6アルキル基、
(xi)ハロゲン化C1-6アルキル基、
(xii)ヒドロキシイミノC1-6アルキル基、
(xiii)ニトロ基、
(xiv)窒素原子が置換されていてもよいアミノ基、
(xv)窒素原子が置換されていてもよいカルバモイル基、
(xvi)窒素原子が置換されていてもよいスルファモイル基、
(xvii)低級アシル基、
(xviii)芳香族アシル基、
(xix)メチルスルホニル基等のC1-6アルキルスルホニル基、等があげられ、好ましくは
(a)水酸基、(b)ハロゲン原子、(c)ニトリル基、(d)C1-6アルキル基、(e)C1-6アルキルスルホニル基、(f)C1-6アルコキシ基、(g)C1-6アルキルチオ基、等であり、より好ましくはニトリル基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、等)である。
さらに、Arにおけるより好ましい「置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基」または「置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基」の例としては、ハロゲン原子およびシアノ基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいチオフェン、ピリジン、ベンゼンまたはナフタレン環があげられ、最も好ましい例としては、ハロゲン原子およびシアノ基から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいチオフェン環、即ち、式
【化10】
Figure 0003966693
〔式中、R13a、R13bおよびR13cは同一または相異なって水素原子、ハロゲン原子またはシアノ基を示す。〕で表わされる環があげられる。
【0026】
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物において、Arが「置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基で置換されたC1-6アルキル基」または「置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基で置換されたC1-6アルキル基」である場合における「置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基」または「置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基」とは、前記定義における置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環基または置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基にそれぞれ同意義の基を示し、それらの基により置換されたC1-6アルキル基とは、かかる基で置換されたC1-6アルキル基を示す。ここで、当該「C1-6アルキル基」における好ましい基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、1−エチルプロピル基、2−エチルプロピル基、n−ヘキシル基、1−メチル−2−エチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1−プロピルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、2−エチルブチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、等があげられ、「置換されていてもよい芳香族基で置換されたC1-6アルキル基」における好ましい基としては、ニトリル基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)等から選ばれる1個以上の基でそれぞれ置換されていてよいベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、ナフチルメチル基、ナフチルエチル基、ナフチルプロピル基、ピリジルメチル基、ピラジニルメチル基、ピリミジニルメチル基、ピロリルメチル基、イミダゾリルメチル基、ピラゾリルメチル基、キノリルメチル基、イソキノリルメチル基、フルフリル基、チエニルメチル基、チアゾリルメチル基、等があげられる。
【0027】
なお、Arの定義における「C1-6アルコキシカルボニル基」における好ましい基とは、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、iso−プロポキシカルボニル基、sec−プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、iso−ブトキシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニルカルボニル基、tert−ブトキシカルボニルカルボニル基、n−ペントキシカルボニル基、i−ペントキシカルボニル基、sec−ペントキシカルボニル基、tert−ペントキシカルボニル基、n−ヘキソキシカルボニル基、iso−ヘキソキシカルボニル基、1,2−ジメチルプロポキシカルボニル基、2−エチルプロポキシカルボニル基、1−メチル−2−エチルプロポキシカルボニル基、1−エチル−2−メチルプロポキシカルボニル基、1,1,2−トリメチルプロポキシカルボニル基、1,1,2−トリメチルプロポキシカルボニル基、1,1−ジメチルブトキシカルボニル基、2,2−ジメチルブトキシカルボニル基、2−エチルブトキシカルボニル基、1,3−ジメチルブトキシカルボニル基、2−メチルペントキシカルボニル基、3−メチルペントキシカルボニル基、等である。
【0028】
前記「ヒドロキシC1-6アルキル基」における好ましい基としてはヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシn−プロピル基、ヒドロキシiso−プロピル基、ヒドロキシ−sec−プロピル基、ヒドロキシ−n−ブチル基、ヒドロキシ−iso−ブチル基、ヒドロキシ−sec−ブチル基、ヒドロキシ−tert−ブチル基、ヒドロキシ−n−ペンチル基、ヒドロキシ−iso−ペンチル基、ヒドロキシ−n−ヘキシル基、ヒドロキシ−iso−ヘキシル基等の直鎖状または分枝鎖状のC1-6アルキル基等があげられる。
【0029】
前記「ハロゲン化C1-6アルキル基」とは、前記定義におけるC1-6アルキル基に同意義の「C1-6アルキル基」に1個以上の同一または相異なるハロゲン原子が結合した基を示し、好ましい例としてはフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、1−フルオロエチル基、2−フルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチル基、1,2−ジフルオロエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、等があげられる。
【0030】
前記「ヒドロキシイミノC1-6アルキル基」とは、前記定義におけるC1-6アルキル基に同意義の基にヒドロキシイミノ基が結合した基を示す。
【0031】
前記「窒素原子が置換されていてもよいアミノ基」とは、式 −N(R15)R16 〔式中、R15およびR16は同一または相異なって
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、C3-8シクロアルキル基、C3-8シクロアルケニル基およびC1-6アルコキシ基から選ばれる1個以上の基でそれぞれ置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルケニル基またはC1-6アルキニル基、
(3)ハロゲン原子でそれぞれ置換されていてもよいC3-8シクロアルキル基またはC3-8シクロアルケニル基、
(4)ハロゲン原子でそれぞれ置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルケニル基、C1-6アルキニル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8シクロアルケニル基、C1-6アルコキシ基、C6-14芳香族炭化水素環基、5ないし14員芳香族複素環基および5ないし10員非芳香族複素環基から選ばれるいずれかの基で置換されたカルボニル基、
(5)C1-6アルキル基、C1-6アルケニル基、C1-6アルキニル基、C6-14芳香族炭化水素環基および5ないし14員芳香族複素環基から選ばれるいずれかの基で置換されていてもよいカルバモイル基または
(6)C1-6アルキル基、C1-6アルケニル基およびC1-6アルキニル基から選ばれるいずれかの基で置換されたスルホニル基等を示すか、あるいは、
(7)R15とR16が結合により一緒になって、結合する窒素原子を含有してなる3ないし10員の非芳香族複素環基を形成してもよく、且つさらに当該複素環基は水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルコキシ基等から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよい。〕で表わされるアミノ基を示す。
当該アミノ基における好ましい基としては、例えば無置換のアミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、アセタミド基(CH3CONH−)、プロピオンアミド基、メタンスルホンアミド基、エタンスルホンアミド基、ピロリジニル基、ピラゾリニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、4−モルホリニル基、4−チオモルホリニル基等があげられる。当該「置換されていてもよいアミノ基」におけるより好ましい基としては、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C3-8シクロアルキル基およびC3-8シクロアルケニル基から選ばれる1個または2個の基で置換されていてもよいアミノ基等があげられ。
【0032】
前記「窒素原子が置換されていてもよいカルバモイル基」とは、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8シクロアルケニル基等から選ばれる等で窒素原子が置換されていてもよいカルバモイル基を示す。また、当該カルバモイル基には、カルバモイル基の窒素原子が環状アミンの一部である場合も当然に含まれる。「窒素原子が置換されていてもよいカルバモイル基」における好ましい基としては、無置換のカルバモイル基、N−メチルカルバモイル基、N,N−ジメチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N,N−ジエチルカルバモイル基、N−メチル−N−エチルカルバモイル基、1−ピロリジニルカルボニル基、1−ピラゾリニルカルボニル基、1−ピペリジルカルボニル基、1−ピペラジニルカルボニル基、4−モルホリニルカルボニル基、4−チオモルホリニルカルボニル基、等があげられる。
【0033】
前記「窒素原子が置換されていてもよいスルファモイル基」とは、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8シクロアルケニル基等から選ばれる基で窒素原子が置換されていてもよいスルファモイル基を示す。また、当該スルファモイル基には、スルファモイル基の窒素原子が環状アミンの一部である場合も当然に含まれる。「窒素原子が置換されていてもよいスルファモイル基」における好ましい基としては、無置換のスルファモイル基(−SO2NH2)、N−メチルスルファモイル基(−SO2NHCH2)、N,N−ジメチルスルファモイル基(−SO2NH(CH32)、N−エチルスルファモイル基(−SO2NHC25)、N,N−ジエチルスルファモイル基−SO2NH(C252)、N−メチル−N−エチルスルファモイル基(−SO2N(CH3)C25)、1−ピロリジニルスルホニル基、1−ピラゾリニルスルホニル基、1−ピペリジルスルホニル基、1−ピペラジニルスルホニル基、4−モルホリニルスルホニル基、4−チオモルホリニルスルホニル基、等があげられる。
【0034】
前記「低級アシル基」とは、炭素数1ないし6個の脂肪酸から誘導される直鎖または分子鎖状のアシル基を示し、当該基における好ましい基としてはホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、等があげられる。
【0035】
[環Aの意義]
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物において、環Aはピペラジン、ホモピペラジン、ピペリジン、ホモピペリジン、ピロリジンおよびジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタン環から選ばれるいずれか1種の環を示す。環Aにおける好ましい環としては、ピペラジン、ホモピペラジン、ピペリジン、ホモピペリジン、ピロリジン環があげられ、より好ましくはピペリジン環、ピペラジン環であり、さらに好ましくはピペラジン環である。また、環Aがピペラジン、ピペリジン、ピロリジンまたはジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタン環である場合において、環Aに対し結合鎖D2およびW1が結合する好ましい態様としては、式
【化11】
Figure 0003966693
で表わされる態様があげられ、より好ましくは、式
【化12】
Figure 0003966693
である。
【0036】
[環Bの意義]
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物において、環Bとは(1)置換されていてもよいC3-14炭化水素環または(2)置換されていてもよい5ないし14員複素環を示す。
【0037】
(1)環Bの定義における「C3-14炭化水素環」とは、C3-8シクロアルカン、C3-8シクロアルケンまたはC6-14芳香族炭化水素環を示す。環Bが「C3-8シクロアルカン」の場合における好ましい環としては、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、等の3ないし8員シクロアルカンがあげられ、より好ましくはシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、等である。環Bが「C3-8シクロアルケン」の場合における好ましい環としては、シクロプロペン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、等の3ないし8員シクロアルケンがあげられ、さらに、芳香族炭化水素環における炭素炭素二重結合が一部飽和された非芳香族不飽和炭化水素環も含まれ、より好ましくはシクロプロペン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、等である。環Bが「C6-14芳香族炭化水素環」の場合における好ましい環としては、ベンゼン、ペンタレン、インデン、ナフタレン、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、アズレン、ヘプタレン、ベンゾシクロオクテン、フェナントレン環、等があげられ、C3-8シクロアルカンと芳香族炭化水素環との縮合環や、C3-8シクロアルケンと芳香族炭化水素環との縮合環も、当該「C6-14芳香族炭化水素環」に含まれる。
(2)環Bの定義における「5ないし14員複素環」とは、5ないし14員非芳香族複素環または5ないし14員芳香族複素環を示す。環Bが「5ないし14員非芳香族複素環」の場合における好ましい環としては、ピロリジン、ピロリン、ピペリジン、ピペラジン、イミダゾリン、ピラゾリジン、イミダゾリジン、モルフォリン、テトラヒドロピラン、アジリジン、オキシラン環や、フタルイミド、スクシンイミド環等があげられる。環Bが「5ないし14員芳香族複素環」の場合における好ましい環としては、ピロール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、ピラゾール、イミダゾール、インドール、イソインドリル、インドリジン、プリン、インダゾール、キノリン、イソキノリン、キノリジン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、ベンスイミダゾール、シンノリン、プテリジン、イミダゾトリアジン、ピラジノピリダジン、アクリジン、フェナントリジン、カルバゾール、カルバゾリン、ペリミジン、フェナントロリン、フェナシン、チオフェン、ベンゾチオフェン、フラン、ピラン、シクロペンタピラン、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、チアゾール、イソチアゾール、ベンズチアゾール、ベンズチアジアゾール、フェノチアジン、イソキサゾール、フラザン、フェノキサジン、ピラゾロオキサゾール、イミダゾチアゾール、チエノフラン、フロピロール、ピリドオキサジン、1,4−ベンゾジオキサン、ベンゾオキサゾール、2−ケト−1−ベンズイミダゾール、オキサゾール、1,2,4−オキサジアゾール、インダノン、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン環、等があげられる。
【0038】
環Bにおける「置換されていてもよいC3-14炭化水素環」または「置換されていてもよい5ないし14員複素環」における当該「置換基」としては、例えば(1)水酸基、(2)ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、等)、(3)ニトリル基、(4)置換されていてもよいC1-6アルキル基(例えば水酸基、ハロゲン原子、ニトリル基、ヒドロキシイミノ基等から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基)、(5)置換されていてもよいC2-6アルケニル基(例えば水酸基、ハロゲン原子、ニトリル基、ヒドロキシイミノ基等から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC2-6アルケニル基)、(6)置換されていてもよいC1-6アルコキシ基(例えば水酸基、ハロゲン原子、ニトリル基、ヒドロキシイミノ基等から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ基)、(7)置換されていてもよいC1-6アルキルチオ基、(8)C1-6アルコキシカルボニル基、(9)ニトロ基、(10)窒素原子が置換されていてもよいアミノ基、(11)窒素原子が置換されていてもよいカルバモイル基、(12)窒素原子が置換されていてもよいスルファモイル基、(13)低級アシル基、(14)芳香族アシル基、(15)C1-6アルキルスルホニル基(例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、等)、(16)C6-14芳香族炭化水素環基、(17)5ないし14員芳香族複素環基、(18)アラルキル基(例えばベンジル基、フェネチル基、等)、等から選ばれる1個以上の基があげられ、好ましくは(i)水酸基、(ii)ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、等)(iii)ニトリル基、(iv)C1-6アルキル基(例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、tert−ブチル基、等)、(v)C6-14芳香族炭化水素環基、(vi)5ないし14員芳香族複素環基、等であり、より好ましくはニトリル基、フッ素原子、塩素原子、等である。
【0039】
環Bにおける最も好ましい態様は、置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環または置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環であり、具体的に例えばニトリル基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子等)、C6-14芳香族炭化水素環基(例えばフェニル基、ナフチル基等)、5ないし14員芳香族複素環基(例えばピリジル基、チエニル基、フリル基、等)、C1-6アルキル基(例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、iso−ブチル基、等)、低級アシル基およびC1-6アルキルスルホニル基(例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、等)から選ばれるいずれか1個以上の基でそれぞれ置換されていてもよいベンゼン、チオフェン、ピリジン、1,4−ベンゾジオキサン、インドール、ベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンズイミダゾール、2−ケト−1−ベンズイミダゾール、チアゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、1,2,4−オキサジアゾール、インダノン、ベンゾフラン、キノリン、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、ナフタレン、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン環、等である。
【0040】
[Eの意義]
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物において、結合鎖Eは単結合、式 −CO− または −CH(OH)−で表わされる基を示す。Eにおける最も好ましい態様は、単結合である。
【0041】
[Xの意義]
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物において、結合鎖Xは(1)単結合、(2)酸素原子、(3)硫黄原子、(4)置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖、(5)式 −NR2− (式中、R2は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す。)、(6)−CO−、(7)−COO−、(8)−OOC−、(9)−CONR3− (式中、R3は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、(10)−NR4CO− (式中、R4は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、(11)−SO−、(12)−SO2−、(13)−SONR5− (式中、R5は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、(14)−NR6SO− (式中、R6は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、(15)−SO2NR7− (式中、R7は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、(16)−NR8SO2−(式中、R8は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、(17)>C=N−OR9 (式中、R9は水素原子または置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。)、(18)−NR10−W3−O− (式中、R10は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す;W3は置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す。)、(19)−NH−CO−NH−、(20)−NH−CS−NH−、(21)−C(=NR15)NR16− (式中、R15およびR16は同一または相異なって水素原子、ニトリル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C3-8シクロアルキル基またはC3-8シクロアルケニル基を示す。)、(22)−NHC(=NH)−、(23)−O−CO−S−、(24)−S−CO−O−、(25)−OCOO−、(26)−NHCOO−、(27)−OCONH−、(28)−CO(CH2mO− (式中、mは0または1ないし6の整数を示す。)、(29)−CHOH− または(30)−CHOH(CH2nO− (式中、nは0または1ないし6の整数を示す。)で表わされる基を示す。
【0042】
Xが「置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖」の場合における「C1-6アルキレン鎖」とは、直鎖または分枝鎖状のC1-6アルカンから誘導される鎖を示し、例えばメチレン、エチレン、エチリデン、トリメチレン、イソプロピリデン、プロピレン、テトラメチレン、1,2−ブチレン、1,3−ブチレン、2,3−ブチレン、イソブチレン鎖、等があげられる。
【0043】
Xの定義において、R2ないしR10で示される「置換されていてもよいC1-6アルキル基」における最も好ましい基としては、水酸基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)、ニトリル基、ニトロ基、C1-6アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、等)等から選ばれるいずれか1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基(例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、等)があげられる。
【0044】
Xの定義において、R2およびR10で示される「C3-8シクロアルキル基」における好ましい基としては、シクロプロパニル基、シクロブタニル基、シクロペンタニル基、シクロヘキサニル基、シクロヘプタニル基、等があげられ、より好ましくはシクロプロパニル基、シクロブタニル基、シクロペンタニル基、シクロヘキサニル基、等である。
【0045】
Xの定義において、R2およびR10で示される「低級アシル基」における好ましい基としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、等があげられる。
【0046】
Xの定義において、R2およびR10で示される「C1-6アルキルスルホニル基」における好ましい基としては、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、n−プロピルスルホニル基、iso−プロピルスルホニル基、sec−プロピルスルホニル基、n−ブチルスルホニル基、iso−ブチルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル基、tert−ブチルスルホニル基、n−ペンチルスルホニル基、iso−ペンチルスルホニル基、sec−ペンチルスルホニル基、tert−ペンチルスルホニル基、n−ヘキシルスルホニル基、iso−ヘキシルスルホニル基、1,2−ジメチルプロピルスルホニル基、2−エチルプロピルスルホニル基、1−メチル−2−エチルプロピルスルホニル基、1−エチル−2−メチルプロピルスルホニル基、1,1,2−トリメチルプロピルスルホニル基、1,1,2−トリメチルプロピルスルホニル基、1,1−ジメチルブチルスルホニル基、2,2−ジメチルブチルスルホニル基、2−エチルブチルスルホニル基、1,3−ジメチルブチルスルホニル基、2−メチルペンチルスルホニル基、3−メチルペンチルスルホニル基、等があげられる。
【0047】
Xの定義において、R15およびR16は、同一または相異なって水素原子、ニトリル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C3-8シクロアルキル基またはC3-8シクロアルケニル基を示すが、両者の好ましい基をあげると、それぞれ同一または相異なって水素原子、ニトリル基、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等であり、より好ましくは、R15がニトリル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基またはシクロヘキシル基で、且つ、R16が水素原子の場合であり、さらに、式 −C(=NR15)NR16− における最も好ましい態様としては、式 −C(=NCN)NH− で表される鎖があげられる。
【0048】
以上がXの定義に掲げられる各基の意義であるが、(1)Xにおける好ましい態様としては、単結合、酸素原子、硫黄原子、置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖、式 −NR2−(式中、R2は水素原子、置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を意味する)、−CO−、−NR10−W3−O−〔式中、R10は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す;W3は置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す。〕、−NH−SO2− で表わされる鎖等であり、(2)より好ましくは酸素原子、置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖、式 −NR2−〔式中、R2は水素原子、置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す。〕、−CO−、−NR10−W3−O−〔式中、R10は水素原子、置換されていてもよい置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す;W3は置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す。〕、−NH−SO2− で表わされる鎖であり、(3)さらに好ましくは酸素原子、置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖、式 −NR2−〔式中、R2は水素原子、置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基、C1-6アルキルスルホニル基を示す。〕、−CO−、−NH−SO2− で表わされる鎖であり、(4)もっとも好ましくは酸素原子、式 −NR2−〔式中、R2は水素原子、置換されていてもよいC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、低級アシル基またはC1-6アルキルスルホニル基を示す。〕で表わされる鎖である。
【0049】
[R 1 の意義]
前記式(I)においてR1で示される基は
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、
(3)水酸基、
(4)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(5)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC2-6アルケニル基、
(6)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC2-6アルキニル基、
(7)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3-8シクロアルキル基、
(9)C1-6アルコキシ−C1-6アルキル基、
(10)窒素原子が置換されていてもよいアミノ−C1-6アルキル基、
(11)式 −N(R11)R12 (式中、R11およびR12は同一または相異なって水素原子またはC1-6アルキル基を示す。)で表わされる基、
(12)アラルキル基、
(13)モルホリニル基、
(14)チオモルホリニル基、
(15)ピペリジル基、
(16)ピロリジニル基または
(17)ピペラジニル基を示す;
を示す。
【0050】
前記「ハロゲン原子」における好ましい原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子があげられ、より好ましくはフッ素原子、塩素原子である。
【0051】
1における「C1-6アルキル基」における好ましい基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、等があげられ、より好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、さらに好ましくはn−プロピル基、iso−プロピル基であり、最も好ましくはiso−プロピル基である。
【0052】
1における「C2-6アルケニル基」における好ましい基としては、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基、イソプロペニル基 1−ブテン−1−イル基、1−ブテン−2−イル基、1−ブテン−3−イル基、2−ブテン−1−イル基、2−ブテン−2−イル基、等があげられ、より好ましくはビニル基、アリル基、イソプロペニル基、等である。
【0053】
1における「C2-6アルキニル基」における好ましい基としては、エチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、ブチニル基、ペンチニル基、ヘキシニル基、等があげられる。
【0054】
1における「C3-8シクロアルキル基」における好ましい基としてはシクロプロパニル基、シクロブタニル基、シクロペンタニル基、シクロヘキサニル基、等があげられる。
【0055】
1における「C1-6アルコキシ−C1-6アルキル基」とは、前記定義におけるC1-6アルコキシ基に同意義の基で置換されたC1-6アルキル基を示し、好ましい基としてはメトキシメチル基、エトキシメチル基、1−メトキシエチル基、2−メトキシエチル基、1−エトキシエチル基、2−メトキシ−n−プロピル基、3−メトキシ−n−プロピル基、2−(n−プロポキシ)エチル基、等があげられる。
【0056】
1における「ニトリル基で置換されたC1-6アルキル基」における好ましい基としては、シアノメチル基、2−シアノエチル基、3−シアノ−n−プロピル基、2−シアノ−iso−プロピル基、2−シアノ−n−ブチル基、2−シアノ−sec−ブチル基、2−シアノ−tert−ブチル基、2−シアノ−n−ペンチル基、3−シアノ−n−ヘキシル基等があげられる。
【0057】
1における「窒素原子が置換されていてもよいアミノ−C1-6アルキル基」における好ましい基としては、アミノメチル基、メチルアミノメチル基、ジメチルアミノメチル基、エチルアミノメチル基、ジエチルアミノメチル基、メチルエチルアミノメチル基、アセタミドメチル基、ピロリジニルメチル基、2−ピラゾリニルエチル基、1−ピペリジルエチル基、ピペラジニルメチル基等があげられる。
【0058】
1における「アラルキル基」における好ましい基としては、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、ネフチルメチル基、ナフチルエチル基、ナフチルプロピル基、等があげられる。
【0059】
以上がR1の定義に掲げられる各基の意義であるが、R1における好ましい態様としては、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C3-8シクロアルキル基、ヒドロキシC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ−C1-6アルキル基、シアノ−C1-6アルキル基、ハロゲン原子で置換されたC1-6アルキル基があげられ、より好ましくはハロゲン原子、水酸基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基であり、さらに好ましくはC1-6アルキル基(特にメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基)があげられる。
【0060】
[D 1 、D 2 、W 1 およびW 2 の意義]
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物において、D1、D2、W1およびW2は同一または相異なってそれぞれ(1)単結合または(2)置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖を示す。
【0061】
前記「置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖」における「C1-6アルキレン鎖」における好ましい態様としては、メチレン鎖、エチレン鎖、エチリデン鎖、トリメチレン鎖、イソプロピリデン鎖、プロピレン鎖、テトラメチレン鎖、1,2−ブチレン鎖、1,3−ブチレン鎖、2,3−ブチレン鎖、イソブチレン鎖、等があげられる。
なお、これらのC1-6アルキレン鎖において、左右非対称の鎖が含まれるが、かかる場合、その結合方向は限定されず、いずれの結合方向であっても当該「C1-6アルキレン鎖」に含まれる。
【0062】
前記「置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖」における当該「置換基」における好ましい態様としては、(i)水酸基、(ii)ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、等)、(iii)ニトリル基、(iv)C1-6アルキル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、等)、(v)C2-6アルケニル基(例えばビニル基、アリル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、3−メチル−1−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、等)、(vi)C1-6アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、n−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、等)等があげられる。
さらに、当該「置換基」がC1-6アルキル基および/またはC2-6アルケニル基である場合、これらの置換基どうしが結合して5ないし14員環を形成することができるし、W1およびW2の場合にあっては、それらの置換基が環BまたはXと結合して5ないし14員環を形成することもできる。
【0063】
1、D2、W1およびW2における好ましい態様としては、同一または相異なってそれぞれ(1)単結合または(2)水酸基、ハロゲン原子およびニトリル基から選ばれる1個以上の基でそれぞれ置換されていてもよいメチレン鎖、エチレン鎖、エチリデン鎖、トリメチレン鎖、イソプロピリデン鎖、プロピレン鎖、テトラメチレン鎖、1,2−ブチレン鎖、1,3−ブチレン鎖、2,3−ブチレン鎖、イソブチレン鎖、等があげられる。
【0064】
以上がE、X、D1、D2、W1およびW2それぞれの意義である。ここで、部分構造 −D1−E−D2− における好ましい態様としては、エチレン鎖(−CH2−CH2−)、エチリデン鎖(−CH(CH3)−)、トリメチレン鎖(−(CH23−)、イソプロピリデン鎖(−C(CH32−)プロピレン鎖(−CH(CH3)CH2−)、テトラメチレン鎖(−(CH24−)、1,2−ブチレン鎖(−CH(C25)CH2−)、1,3−ブチレン鎖(−CH(CH3)CH2CH2−)、2,3−ブチレン鎖(−CH(CH3)CH(CH3)−)、イソブチレン鎖(−CH(CH32CH2−)等があげられ、より好ましくはトリメチレン鎖(−(CH23−)、イソプロピリデン鎖(−C(CH32−)プロピレン鎖(−CH(CH3)CH2−)、テトラメチレン鎖(−(CH24−)、1,2−ブチレン鎖(−CH(C25)CH2−)等であり、さらに好ましくはトリメチレン鎖(−(CH23−)等である。また、部分構造 −W1−X−W2− における好ましい態様としては、単結合、式 −CH2−CH2−O−、−CH2−CH2−NR2−、−(CH23−O− または −(CH23−NR2− で表わされる鎖があげられる。
【0065】
[本発明にかかる化合物の好ましい態様]
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物の態様は特に限定されず、当業者であれば、Ar、環A、環B、E、X、R1、D1、D2、W1およびW2それぞれに関して前記定義に掲げられた基を自由に組合せ、その範囲内でのあらゆる化合物を実施することができる。その中のより好ましい態様をあげると、Arが置換されていてもよい5ないし14員芳香族複素環基で、環Aがピペラジン環、ピペリジン環またはピロリジン環で、環Bが置換されていてもよいC6-14芳香族炭化水素環または5ないし14員芳香族複素環で、Eが単結合で、且つ、Xが単結合、酸素原子、置換されていてもよいC1-6アルキレン鎖または式 −NR2−(式中、R2は前記定義に同意義を示す。)で表わされる基の場合があげられる。さらに好ましい態様としては、式
【化13】
Figure 0003966693
または
【化14】
Figure 0003966693
〔式中の各記号はそれぞれ前記定義に同意義を示す。〕で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物があげられる。
本発明にかかる化合物の好ましい態様には、後に掲げる実施例化合物も当然に含まれ、代表的なものとしては、以下の化合物があげられる。
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−N−(4−フルオロフェニル)−N−(2−メチルプロピル)−1(2H)−ピラジンカルボキシイミダミド;
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−フェニルブチル シアニド;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]ピペラジン;
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−{4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2−シアノ)−チエニル]ヘキシル}−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンズオキサゾリル)アミノ]ピペリジン;
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン;
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3R)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(ベンゾチアゾリル)ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(6−メトキシ)ベンゾチアゾリル]ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−ベンゾオキサゾリル)ピペラジン;
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−キノリニル)ピペラジン;
4−[4−(1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド;
4−[4−(1−エチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド;
エチル 4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−1−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート;
1−[(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリル)メチル]−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン;
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(メタンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺラジン;
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(メタンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺリジン;
(S)−3−フェニル−2−アミノ-プロパン酸 {1−[4−シアノ−5−メチル−5−(2−チオニル)ヘキシル]ピペラジニル}アミド;
4−[4−(4−フェニルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド;
4−[4−(4−シアノ−4−フェニルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド;
4−[4−(4−ベンジルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド。
【0066】
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物は、公知の製造法またはそれに準じた方法により製造することができる。当該公知の製造法としては、例えば特開2000−169462号公報に記載されている製造法(当該公報における段落番号「0054」から「0065」に記載されている製造法)や、特願2000−12207号、特願200012208号、特願2000−12209号に記載されている製造法があげられる。
なお、化合物(I)の製造における原料化合物は、塩や水和物を形成していてもよく、反応を阻害しないものであれば特に限定されるものではない。また、本発明に係る化合物(I)がフリー体として得られる場合は、前記の化合物(I)が形成していてもよい塩の状態に常法に従って変換することができる。さらに、本発明に係る化合物がフリー体として製造される場合は、常法に従って塩の状態に変換することができる。また、本発明に係る化合物(I)について得られる種々の異性体(例えば幾何異性体、不斉炭素に基づく光学異性体、立体異性体、互変異性体、等)は、通常の分離手段(例えば再結晶、ジアステレオマー塩法、酵素分割法、種々のクロマトグラフィー等)を用いることにより精製し、単離することができる。
【0067】
本願明細書における「塩」とは、本発明にかかる化合物と塩を形成し、且つ薬理学的に許容されるものであれば特に限定されないが、好ましくはハロゲン化水素酸塩(例えばフッ化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩等)、無機酸塩(例えば硫酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、リン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩等)有機カルボン酸塩(例えば酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩等)、有機スルホン酸塩(例えばメタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、カンファースルホン酸塩等)、アミノ酸塩(例えばアスパラギン酸塩、グルタミン酸塩等)、四級アミン塩、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)等があげられ、より好ましくは塩酸塩、シュウ酸塩、トリフルオロ酢酸塩、等である。
【0068】
本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物は、慣用される方法により製剤化することが可能で、好ましい剤形としては錠剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、被覆錠剤、カプセル剤、シロップ剤、トローチ剤、吸入剤、坐剤、注射剤、軟膏剤、眼軟膏剤、点眼剤、点鼻剤、点耳剤、パップ剤、ローション剤等があげられる。製剤化には、通常用いられる賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味矯臭剤や、および必要により安定化剤、乳化剤、吸収促進剤、界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、抗酸化剤などを使用することができ、一般に医薬品製剤の原料として用いられる成分を配合して常法により製剤化可能である。これらの成分としては例えば、大豆油、牛脂、合成グリセライド等の動植物油;流動パラフィン、スクワラン、固形パラフィン等の炭化水素;ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油;セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール;シリコン樹脂;シリコン油;ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー等の界面活性剤;ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロースなどの水溶性高分子;エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトールなどの多価アルコール;グルコース、ショ糖などの糖;無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸アルミニウムなどの無機粉体、精製水などがあげられる。具体的に、賦形剤としては、例えば乳糖、コーンスターチ、白糖、ブドウ糖、マンニトール、ソルビット、結晶セルロース、二酸化ケイ素等;結合剤としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル、メチルセルロース、エチルセルロース、アラビアゴム、トラガント、ゼラチン、シェラック、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリプロピレングリコール・ポリオキシエチレン・ブロックポリマー、メグルミン、クエン酸カルシウム、デキストリン、ペクチン等;崩壊剤としては、例えば澱粉、寒天、ゼラチン末、結晶セルロース、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、クエン酸カルシウム、デキストリン、ペクチン、カルボキシメチルセルロース・カルシウム等;滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコール、シリカ、硬化植物油等が;着色剤としては医薬品に添加することが許可されているものであれば、いかなるものでもよく;矯味矯臭剤としては、ココア末、ハッカ脳、芳香散、ハッカ油、竜脳、桂皮末等;抗酸化剤としては、アスコルビン酸、α−トコフェロール等医薬品に添加することが許可されているものが、それぞれ用いられる。
【0069】
例えば(1)経口製剤は、本発明にかかる化合物もしくはその塩またはこれらの水和物と賦形剤、さらに必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味矯臭剤などを加えた後、常法により散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、被覆錠剤、カプセル剤等とする。(2)錠剤・顆粒剤の場合には、糖衣、ゼラチン衣、その他必要により適宜コーティングすることはもちろん差支えない。(3)シロップ剤、注射用製剤、点眼剤等の場合は、pH調整剤、溶解剤、等張化剤等と、必要に応じて溶解補助剤、安定化剤、緩衝剤、懸濁化剤、抗酸化剤、などを加えて、常法により製剤化する。当該剤の場合、凍結乾燥物とすることも可能で、また、注射剤は静脈、皮下、筋肉内に投与することができる。懸濁化剤における好適な例としては、メチルセルロース、ポリソルベート80、ヒドロキシエチルセルロース、アラビアゴム、トラガント末、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等;溶解補助剤における好適な例としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリソルベート80、ニコチン酸アミド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等;安定化剤における好適な例としては、亜硫酸ナトリウム、メタ亜硫酸ナトリウム、エーテル等;保存剤における好適な例としては、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、ソルビン酸、フェノール、クレゾール、クロロクレゾール等があげられる。(4)また、外用剤の場合は、特に製法が限定されず、常法により製造することができる。使用する基剤原料としては、医薬品、医薬部外品、化粧品等に通常使用される各種原料を用いることが可能で、例えば動植物油、鉱物油、エステル油、ワックス類、高級アルコール類、脂肪酸類、シリコン油、界面活性剤、リン脂質類、アルコール類、多価アルコール類、水溶性高分子類、粘土鉱物類、精製水などの原料が挙げられ、必要に応じ、pH調整剤、抗酸化剤、キレート剤、防腐防黴剤、着色料、香料などを添加することができる。さらに、必要に応じて分化誘導作用を有する成分、血流促進剤、殺菌剤、消炎剤、細胞賦活剤、ビタミン類、アミノ酸、保湿剤、角質溶解剤等の成分を配合することもできる。本発明にかかる医薬の投与量は、症状の程度、年齢、性別、体重、投与形態・塩の種類、薬剤に対する感受性差、疾患の具体的な種類等に応じて異なるが、通常、成人の場合は1日あたり経口投与で約30μgないし1000mg、好ましくは100μgないし500mg、さらに好ましくは100μgないし100mgを、注射投与で約1ないし3000μg/kg、好ましくは3ないし1000μg/kgを、それぞれ1回または数回に分けて投与する。
【0070】
[実施例]
本発明に係る化合物における最良の実施態様として、以下にその例を示すが、それら参考例、実施例(さらにその薬理学的に許容される塩、それらの水和物またはそれらを含んでなる医薬)および試験例は例示的なものであって、本発明にかかる化合物は如何なる場合も以下の具体例に制限されるものではない。当業者は、以下に示す実施例のみならず本願明細書にかかる特許請求の範囲に様々な変更を加えて本発明を最大限に実施することができ、かかる変更は本願明細書にかかる特許請求の範囲に含まれるものである。
【0071】
なお、以下の参考例または実施例において用いる記号「Z」とはベンジルオキシカルボニル基を、「Bn」とはベンジル基を、また、「HPLC」とは高速液体クロマトグラフィー(High performance liquid chromatography)をそれぞれ示す。
【0072】
参考例1
2−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−5−ベンジル−2,5−ジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタン
【化15】
Figure 0003966693
実施例15に記載の方法に準じて、淡黄色油状の標題化合物を得た(15%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.16 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.45-1.57 (m, 1H), 1.64 (dd, J = 9.6Hz, J = 33.6Hz, 2H), 1.94 (dt, J = 4.4Hz, J = 12.4Hz, 1H), 2.07-2.23 (m, 2H), 2.30-2.38 (m, 1H), 2.50-2.71 (m, 5H), 3.19 (d, J = 14Hz, 2H), 3.66 (q, J = 14Hz, 2H), 7.19-7.40 (m, 10H).
【0073】
参考例2
3−メチル−2−(2−ナフチル)ブチロニトリル
【化16】
Figure 0003966693
2−ナフチルアセトニトリル3.00g(17.9mmol)をジメチルスルホキシド10mlに溶解し、2−ブロモプロパン2.43g(19.7mmol)、テトラn−ブチルアンモニウムヨ−ジド330mg(0.90mmol、cat)、50%水酸化カリウム10mlを順次加えた。反応終了後、飽和食塩水を加え、エ−テルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル150g(酢酸エチル:ヘキサン=1:10)に供し、標題化合物2.42g(11.6mmol、64.6%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.07 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.11 (d, J = 6.8Hz, 3H), 2.10-2.30 (m, 1H), 3.84 (d, J = 3.84Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 1.8Hz, 8.6Hz, 1H), 7.48-7.55 (m, 2H), 7.79-7.88 (m, 4H)
【0074】
参考例3
4−シアノ−5−メチル−4−(2−ナフチル)ヘキサノール
【化17】
Figure 0003966693
3−メチル−2−(2−ナフチル)ブチロニトリル1.00g(4.78mmol)をジメチルフォルムアミド20mlに溶解し、ソジウムヒドリド191mg(4.78mmol、60%wt)を加え、加熱した。30分後、室温に戻し、(3−ブロモプロポキシ)−tert−ブチルジメチルシラン0.93ml(4.00mmolを加えた。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル50g(酢酸エチル:ヘキサン=1:18)に供し、目的物、原料、不純物の混合物1.40gを得た。この混合物は、精製せず、次の反応に用いた。即ち、前記、粗4−シアノ−5−メチル−5−(2−ナフチル)ヘキサノキシ−tert−ブチルジメチルシラン1.40gをテトラヒドロフラン20mlに溶解し、テトラアンモニウムフルオライド5ml(5mmol)を加えた。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和塩化アンモニウム、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル50g(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に供し、標題化合物590mg(2.21mmol、46.2%,2steps)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.80 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.27 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.57-1.69 (m, 1H), 2.02-2.12 (m, 1H), 2.20-2.37 (m, 2H), 3.58 (t, J = 6.2Hz, 2H), 7.38 (dd, J = 2.0Hz, 8.4Hz, 1H), 7.48-7.56 (m, 2H), 7.84-7.91 (m, 3H), 7.95 (brd-s, 1H)
【0075】
参考例4
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−t−ブトキシカルボニルアミノピロリジン
【化18】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−5−フェニルヘキシルヨ−ジド2.76g(8.44mmol)をアセトニトリル50.0mlに溶解し、トリエチルアミン1.29ml(9.28mmol)及び3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジン1.88g(10.1mmol)を加え、60℃に加熱した。反応終了後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)に供し、標題化合物2.97g(7.76mmol、91.3%)を淡黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.25 (m, 1H), 1.43 (s, 9H), 1.50-1.65 (m, 2H), 1.88-2.00 (m, 1H), 2.00-2.28 (m, 4H), 2.28-2.60 (m, 4H), 2.65-2.70 (m, 1H), 4.05-4.20 (brd-s, 1H), 4.82-4.95 (brd-s, 1H), 7.26-7.59 (m, 5H)
【0076】
参考例5
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−アミノピロリジン
【化19】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジン2.36g(6.12mmol)をテトラヒドロフラン5ml、メタメール10mlの混液に溶解し、4N塩化水素−酢酸エチル溶液を加えた。反応終了後、2N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、クロロホルムにて抽出した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物1.66g(5.82mmol、95.1%、オレンジシロップ)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.4, 3H), 1.20 (d, J = 6.8, 3H), 1.08-1.24 (m, 1H), 1.42-1.62 (m, 2H), 1.84-2.00 (m, 3H), 2.08-2.28 (m, 4H), 2.32-2.48 (m, 3H), 2.58-2.67 (m, 2H), 3.42-3.51 (m, 1H), 7.26-7.40 (m, 5H)
【0077】
参考例6
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2 −シアノエチル)アミノ]ピロリジン
【化20】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−アミノピロリジン700mg(2.45mmol)をメタメール15mlに溶解し、アクリロニトリル0.19mmol(2.85mmol)を加え、加熱還流した。反応終了後、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル20g(酢酸エチル100%)に供し、標題化合物775mg(2.29mmol、93.5%)をオレンジシロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.07-1.24 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.08-1.24 (m, 1H), 1.46-1.62 (m, 2H), 1.86-1.96 (m, 1H), 2.04-2.24 (m, 4H), 2.28-2.46 (m, 4H), 2.46-2.62 (m, 2H), 2.49 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.85 (t, J = 6.8Hz, 2H), 3.22-3.30 (m, 1H), 7.26-7.40 (m, 5H)
【0078】
参考例7
3−フルオロフェノキシアセトアルデヒド
【化21】
Figure 0003966693
m−フルオロフェメール2.00g(17.8mmol)をジメチルフォルムアミド50mlに溶解し、ソジウムヒドリド785mg(19.6mmol、60%wt、mineral)、ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタ−ル3.21ml(21.3mmol)を順次加えた後、60℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル105g(酢酸エチル:ヘキサン=1:40)に供し、標題化合物3.17g(13.9mmol、78.1%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.25 (t, J = 7.0Hz, 6H), 3.55-3.82 (m, 4H),3.99 (d, J = 5.0Hz, 2H), 4.82 (t, J = 5.0Hz, 1H), 6.61-6.72 (m, 3H), 7.17-7.25 (m, 1H)
上記アセタ−ル1.68g(7.38mmol)をアセトン30ml、2.5N塩酸20MLに溶解しに加熱した。反応終了後、酢酸エチルにて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し以下の目的化合物を含む粗生成物800mgを得た。この粗生成物は精製することなく前述の反応に供した。
【化22】
Figure 0003966693
【0079】
参考例8
1−ベンジル−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジン
【化23】
Figure 0003966693
1−ベンジル−3−アミノピロリジン4.00g(22.7mmol)をメタメール70mlに溶解し、アクリロニトリル1.49ml(22.7mmol)を加え、70℃に加熱した。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、得た粗生成物をCromatorex NHシリカゲル100g(酢酸エチル100%)に供し、標題化合物4.60mg(20.1mmol、88.4%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.54-1.66 (m, 1H), 2.10-2.22 (m, 1H), 2.40-2.60 (m, 2H), 2.49 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.67-2.78 (m, 2H), 2.86 (t, J = 6.8Hz, 2H), 3.30-3.38 (m, 1H), 3.57-3.73 (m, 2H), 7.22-7.36 (m, 5H)
【0080】
参考例9
1−ベンジル−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(4−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン
【化24】
Figure 0003966693
1−ベンジル−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジン2.03g(8.87mmol)をジクロルタン50mlに溶解し、別途合成した4−シアノフェノキシアセトアルデヒド1.30g(8.06mmol)、酢酸1.02ml(17.7mmol)、ソジウムトリアセトキシボロヒドリド2.56g(12.1mmol)を順次加えた。反応終了後、2N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル250g(酢酸エチル:ヘキサン=2:3)に供し、標題化合物2.39g(6.38mmol、79.2%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.70-1.84 (m, 1H), 2.03-2.14 (m, 1H), 2.40-2.54 (m, 1H), 2.47 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.55-2.68 (m, 2H), 2.76-2.88 (m, 1H), 2.91-3.09 (m, 4H), 3.48-3.68 (m, 2H), 3.64-3.74 (m, 1H), 4.03 (t, J = 5.6Hz, 2H),6.9 (t, J = 9.2Hz, 2H), 7.24-7.40 (m, 5H), 7.57 (t, J = 9.2Hz, 2H)
【0081】
参考例10
3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(4−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン
【化25】
Figure 0003966693
1−ベンジル−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(4−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジンをジクロロエタンに溶解し、ACECl(0.84ml、7.66mmol)を加え、加熱還流した。約1時間後、さらにACECl(0.12ml)を追加し加熱を続けた。反応終了後、減圧濃縮し、メタメール30mlを加えた後、加熱還流した。1時間後、反応液を減圧濃縮した。2N塩酸で抽出し、エ−テルにて洗浄後、5N水酸化ナトリウムにてpHを11−12へ調整し酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル:メタメール=1:0〜3:1)に供し、標題化合物1.12g(3.93mmol、61.6%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.64-1.76 (m, 1H), 1.94-2.06 (m, 1H), 2.52 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.56-2.70 (m, 2H), 2.77-2.86 (m, 1H), 2.91-3.20 (m, 5H), 3.36-3.51 (m, 1H), 4.08 (t, J = 5.6Hz, 2H), 6.96 (t, J = 9.2Hz, 2H), 7.60 (t, J = 9.2Hz, 2H)
【0082】
参考例11
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(メトキシカルボニル)メチル]ピペラジン
【化26】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン1.00g(3.50mmol)、トリエチルアミン0.54ml(3.85mmol)をテトラヒドロフラン25mlに溶解し、氷冷下、ブロモ酢酸メチル0.35ml(3.85mmol)を滴下した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に供し、標題化合物1.22g(3.41mmol、97.5%)をオレンジ色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.64 (m, 1H), 1.84-1.93 (m, 1H), 2.06-2.18 (m, 2H), 2.24-2.31 (m, 2H), 2.31-2.46 (m, 4H), 2.46-2.60 (m, 4H),3.19 (s, 2H), 3.71 (s, 3H), 7.24-7.39 (m, 5H)
【0083】
参考例12
3−フルオロベンズアミドオキシム
【化27】
Figure 0003966693
3−フルオロベンズシアニド10.0g(82.6mmol)のエタメール200ml溶液にヒドロキシアミン塩酸塩8.61g(124mmol)、炭酸カリウム22.8g(165mmol)を加え加熱還流した。反応終了後、減圧濃縮し、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル100g(酢酸エチル:ヘキサン=1:2−1:4)に供し、標題化合物8.00g(51.9mmol、62.8%)を黄色固体として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ4.75-4.85 (m, 2H), 7.09-7.59 (m, 4H)
【0084】
参考例13
N−Z−4−ピペリジンエタメール
【化28】
Figure 0003966693
4−ピペリジンエタメール4.70g(36.4mmol)及び炭酸カリウム10.0g(72.8mmol)をエ−テル(50ml)、水(50ml)に溶解し、氷冷下、ZCl(4.44ml、25.0mmol)をエ−テル30mlに溶解して滴下した。得られた表題化合物の物性値を以下に掲げる。反応終了後、飽和食塩水を加え、エ−テルにて抽出した。有機層を飽和食塩水、飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル100g(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に供し、標題化合物5.48g(20.8mmol、57.2%)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.05-1.25 (m, 2H), 1.40-1.75 (m, 5H), 2.70-2.85 (m, 2H), 3.71 (t, J = 6.59Hz, 2H), 4.10-4.25 (m, 2H), 5.12 (s, 2H), 7.28-7.39 (m, 5H)
【0085】
参考例14
1−ベンジルオキシカルボニル−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン
【化29】
Figure 0003966693
N−Z−4−ピペリジンエタメール2.00g(7.60mmol)、4−フルオロフェメール1.70g(15.2mmol)、トリフェニルホスフィン2.39g(9.12mmol)をテトラヒドロフラン50mlに溶解し、氷冷した。10分後,ジエチルアゾジカルボキシレ−ト1.44ml(9.12mmol)を滴下したのち、室温で撹拌した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル100g(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に供し、標題化合物2.19g(6.12mmol、80.6%)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.10-1.30 (m, 2H), 1.65-1.80 (m, 5H), 2.70-2.90 (m, 2H), 3.96 (t, J = 6.0HZ, 2H), 4.10-4.28 (m, 2H), 5.13 (s, 2H), 6.79-6.84 (m, 2H), 6.93-6.99 (m, 2H), 7.28-7.38 (m, 5H)
【0086】
参考例15
4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン
【化30】
Figure 0003966693
1−ベンジルオキシカルボニル−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン2.19g(6.12mmol)をメタメール40mlに溶解し、10%パラジウム−カ−ボン300mgを加え、水素置換した。反応終了後、濾過し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル:ヘキサン=1:3から酢酸エチル:メタメール=6:1)に供し、標題化合物1.30g(5.82mmol、95.1%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.10-1.23 (m, 2H), 1.60-1.77 (m, 5H),2.59 (dt, J = 2.4Hz, 12.2Hz, 2H), 3.96 (t, J = 6.0HZ, 2H), 4.10-4.28 (m, 2H), 5.13 (s, 2H), 6.79-6.85 (m, 2H), 6.92-6.99 (m, 2H)
【0087】
参考例16
1−ベンジル−4−ハイドロキシプロピル−1,2,5,6−テトラハイドロピリジン
【化31】
Figure 0003966693
3−ピリジンプロパメール5.00g(36.4mmol)をアセトニトリル150mlに溶解し、ベンジルブロマイド4.55ml(38.3mmol)を加え、70℃で加熱した2時間後、加熱をやめ、減圧下濃縮した後、メタメール100mlに溶解し、0度に冷却した。ここにソジウムボロヒドリド4.12g(109mmol)を加えた。反応終了後、50mlの水を加え、減圧下濃縮した後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorexNHシリカゲル150g(酢酸エチル:ヘキサン=1:6〜1:1)に供し、標題化合物6.48g(28.0mmol、77.0%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.65-1.74 (m, 2H), 2.02-2.13 (m, 4H), 2.55 (t, J = 6.0Hz, 2H), 2.93-2.98 (m, 2H), 3.57 (s, 2H), 3.64 (t, J = 6.4Hz, 2H), 5.38-5.42 (m, 1H), 7.22-7.37 (m, 5H)
【0088】
参考例17
1−ベンジル−4−ハイドロキシプロピルピペリジン
【化32】
Figure 0003966693
1−ベンジル−4−ハイドロキシプロピル−1,2,5,6−テトラハイドロピリジン6.48gをメタメール60mlに溶解し、PtO288mgを加えた後、水素置換した。反応終了後,濾過し、減圧下濃縮し、標題化合物4.50g(19.3mmol、68.9%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.16-1.33 (m, 5H), 1.33-1.41 (brd-s, 1H), 1.53-1.74 (m, 4H), 1.87-1.98 (m, 2H), 2.83-2.90 (m, 2H), 3.48 (s, 2H), 3.62 (t, J = 6.4Hz, 2H), 7.16-7.27 (m, 5H)
【0089】
参考例18
1−ベンジル−4−メタンスルフォニルオキシプロピルピペリジン
【化33】
Figure 0003966693
1−ベンジル−4−ハイドロキシプロピルピペリジン2.58g(11.1mmol)及びトリエチルアミン3.26ml(23.4mmol)をテトラヒドロフラン50mlに溶解し、メタンスルフォニルクロライド1.67ml(21.6mmol)を滴下した。反応終了後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に供し、表題化合物2.90g(9.31mmol、83.9%)を黄色油状物として得た。標題化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.18-1.37 (m, 5H), 1.58-1.68 (m, 2H), 1.71-1.80 (m, 2H), 1.88-1.97 (m, 2H), 2.84-2.90 (m, 2H), 3.00 (s, 3H), 3.48 (s, 2H), 4.21 (t, J = 6.8Hz, 2H), 7.13-7.32 (m, 5H)
【0090】
参考例19
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化34】
Figure 0003966693
1−ベンジル−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン2.43g(6.49mmol)を1,2−ジクロルエタン30mlに溶解し、ACE−Cl 0.85ml(7.79mmol)を加え、加熱還流した。45分後、減圧下濃縮した後、メタメール30mlを加え、再び加熱還流した。反応終了後、減圧下濃縮し、水で抽出し、エ−テルにて洗浄した。この水層をアルカリ性に調整後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し黄色の粗生成物1.62g(5.69mmol、87.7%)を得た。標題化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.86-1.04 (m, 3H), 1.07-1.28 (m, 3H),1.19 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.29-1.44 (m, 1H), 1.48-1.58 (m, 2H), 1.74-1.85 (m, 1H), 2.04-2.14 (m, 2H), 2.49 (dt, J = 2.4Hz, 12.0Hz, 2H), 2.95-3.02 (m, 2H), 7.26-7.40 (m, 5H)
【0091】
参考例20
3−シアノ−3−(2−チエニル)プロパノール
【化35】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、チオフェン−2−アセトニトリル(1g)と(3−ブロモプロポキシ)−tert−ブチルジメチルシラン(2.06g)の溶解したDMF溶液(25mL)に、氷浴にて水素下ナトリウム(650mg)を加えた。20分後、飽和塩化アンモニウム水溶液、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(20mL)に溶解し、1Mテトラブチルアンモニウムフルオリド/テトラヒドロフラン溶液(9.7mL)を加え室温にて攪拌した。18時間後、水、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)で精製し、赤色油状の標題化合物(637mg、43%)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3)δ2.08-2.16 (m, 1H), 3.08 (t, J = 7.0Hz, 2H), 3.75 (t, J = 7.0Hz, 2H), 4.15-4.20 (m, 1H), 7.14 (dd, J = 3.8Hz, 4.8Hz, 1H), 7.65 (dd, J = 0.8Hz, 4.8Hz, 1H), 7.75 (dd, J = 0.8Hz, 3.8Hz, 1H).
【0092】
参考例21
2−[(3−シアノ−3−フェニル)プロピル]−1,3−ジオキソラン
【化36】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、フェニルアセトニトリル(3g)の溶解したテトラヒドロフラン溶液(25mL)にソジウムアミド(1.11g)を加えた。30分後、2−(2−ブロモエチル)−1,3−ジオキソラン(4.64g)の溶解したテトラヒドロフラン溶液(25mL)を滴下漏斗にて反応液に加えた。2時間攪拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)にて精製して、標題化合物を得た(3.47g、62%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.75-1.90 (m, 2H), 1.95-2.10 (m, 2H), 3.80-4.00 (m, 5H),4.91 (t, J = 4.4Hz, 1H), 7.30-7.42 (m, 5H).
【0093】
参考例22
4−メチル−3−フェニルペンタン酸エチルエステル
【化37】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下−78℃において、リチウムジイソプロピルアミド・テトラヒドロフラン溶液(1.5M、21.6mL)を加えたテトラヒドロフラン溶液(100mL)にトリメチルシリル酢酸エチル(5.19g)を加えた。20分後、イソブチロフェノン(4.0g)の溶解したテトラヒドロフラン溶液(10mL)を加え、そのまま自然に室温に戻した。18時間攪拌後、亜硫酸ナトリウム・1水和物(0.6g)を加え攪拌し、さらに10分後0.2N塩化水素溶液(250mL)と酢酸エチル(200mL)を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた粗生成物(7.9g)のうち、756mgをメタノール(5mL)に溶解し、10%パラジウム・カーボン(9.5mg)を触媒量加え水素雰囲気下攪拌した。4時間後、触媒を濾別した後濾液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)にて精製して、無色油状の標題化合物を得た(350mg)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.75 (d, J = 6.4Hz, 3H), 0.95 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06 (t, J = 7.2Hz, 3H), 1.80-1.90 (m, 1H), 2.58 (dd, J = 10Hz, 15.2Hz, 1H), 2.77 (dd, J = 5.6Hz, 15.2Hz, 1H), 2.84-2.91 (m, 1H), 7.12-7.29 (m, 5H).
【0094】
参考例23
4−メチル−3−フェニルペンタノール
【化38】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下−78℃において、4−メチル−3−フェニルペンタン酸エチルエステル(350mg)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、水素化リチウムアルミニウム・テトラヒドロフラン溶液(1.0M、1.58mL)を加え攪拌した。自然に室温に戻しながら攪拌し、1.5時間後、水(0.05mL)、2N水酸化ナトリウム水溶液(0.05mL)と水(0.15mL)を順次加え攪拌、さらにジエチルエーテルを加えた後、生じた不溶物を濾別、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣はシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)にて精製して、無色油状の標題化合物を得た(257mg、42%;2ステップ)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.73 (d, J = 6.8Hz, 3H),0.97 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.78-1.88 (m, 2H), 2.04-2.14 (m, 1H), 2.36-2.46 (m, 1H), 3.34-3.54 (m, 2H), 7.20-7.16 (m, 2H), 7.17-7.22 (m, 1H), 7.25-7.31 (m, 2H).
【0095】
参考例24
4−メチル−3−フェニルペンタン酸
【化39】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下0℃において、t−ブチルジエチルホスホノアセテート(4.9g)を加えたテトラヒドロフラン溶液(30mL)に水素化ナトリウム(60%、1.2g)を加えた。10分後に室温に戻し攪拌。1時間後、イソブチロフェノン(4.0g)の溶解したテトラヒドロフラン溶液(10mL)を加えた。13時間攪拌後、水、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた粗生成物(6.1g)のうち、5.48gをメタノール(30mL)に溶解し、10%パラジウム・カーボン(250mg)を触媒量加え水素加圧下(3.9kg/cm2)にて反応した。1.3時間後、触媒を濾別した後濾液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)にて精製した。得られた生成物(3.0g)はアセトン(50mL)、5N塩酸(20mL)に溶解し還流条件で3時間攪拌した。減圧下濃縮し、赤黄色油状の標題化合物を得た(1.96g、58%;3ステップ)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.75 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.94 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.80-1.91 (m, 1H), 2.62 (dd, J = 10.0Hz, 15.6Hz, 1H), 2.80 (dd, J = 5.6Hz, 15.6Hz, 1H), 2.82-2.91 (m, 1H), 7.11-7.16 (m, 2H), 7.13-7.22 (m, 1H), 7.23-7.29 (m, 2H).
【0096】
参考例25
N−メチル−N−メトキシ−4−メチル−3−フェニルペンタンアミド
【化40】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下0℃にて4−メチル−3−フェニル−ペンタン酸(1.96g)とN,O−ジメチルヒドロキシアミン塩酸塩(1.18g)、トリエチルアミン(1.63mL)の溶解したテトラヒドロフラン溶液(24mL)に、シアノホスホン酸ジエチルエステル(1.97g)、トリエチルアミン(1.63mL)の溶解したジメチルホルムアミド溶液を加えた。19時間後、ジエチルエーテルと飽和塩化アンモニウム水溶液を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)にて精製し、表題化合物を得た(1.13g、47%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J = 6.6Hz, 3H), 0.97 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.84-1.96 (m, 1H), 2.74-2.86 (m, 2H), 2.97-3.05 (m, 1H), 3.06 (s, 3H), 3.57 (s, 3H), 7.15-7.21 (m, 3H), 7.24-7.29 (m, 2H).
【0097】
参考例26
4−メチル−3−フェニルペンタナール
【化41】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下−78℃にて、N−メチル−N−メトキシ−4−メチル−3−フェニル−ペンタンアミド(215mg)をテトラヒドロフラン(9.1mL)に溶解し、ジイソブチルアルミニウムヒドリド・トルエン溶液(1.5M、1.2mL)を加えた。1時間後、メタノール(3mL)を反応系に加え、発泡が治まった後に室温に戻して攪拌続けた。ジエチルエーテル、水、1N塩酸を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、無色油状の標題化合物を得た(200mg)。得られた化合物は精製することなく、そのまま次反応に用いた。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.6Hz, 3H), 0.95 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.82-1.92 (m, 1H), 2.70-2.84 (m, 2H), 2.90-2.98 (m, 1H), 7.13-7.32 (m, 5H), 9.59-9.61 (m, 1H).
【0098】
参考例27
4−メチル−3−フェニルヘキサナール
【化42】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下−78℃にて、(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウムクロリド(627mg)のテトラヒドロフラン溶液に、n−ブチルリチウム・テトラヒドロフラン溶液(1.53M、1.2mL)を加えた後、0℃まで昇温させた。20分後、−78℃に外温を下げた後に、4−メチル−3−フェニル−ペンタナール(200mg)をテトラヒドロフラン(4mL)と共に加えた。45分後、室温に戻してさらに20分攪拌した。ジエチルエーテル、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、無色油状の表題化合物を得た(200mg)。得られた化合物は、イソプロパノール(2mL)/水(2mL)に溶解し、p−トルエンスルホン酸(6mg)を加えた後、還流条件で8.5時間反応した。ジエチルエーテル、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)で精製し、無色油状の標題化合物(103mg、59%、3ステップ)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.72 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.99 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.76-1.90 (m, 2H), 2.12-2.28 (m, 4H), 7.07-7.10 (m, 2H), 7.18-7.22 (m, 1H), 7.26-7.35 (m, 2H), 9.63-9.65 (m, 1H).
【0099】
参考例28
1−[2−ビニル−2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化43】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例104の方法に準じて、標題化合物を合成した。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.50-2.60 (m, 4H), 2.59 (dd, J = 4.0Hz, 13.6Hz, 1H), 2.77 (dd, J = 7.5Hz, 13.6Hz, 1H), 2.86-2.90 (m, 4H), 4.70-4.76 (m, 1H), 5.22 (brd, J = 10.6Hz, 1H), 5.27 (brd, J = 17.2Hz, 1H), 5.87 (ddd, J = 5.7Hz, 10.6Hz, 17.2Hz, 1H), 6.82-6.89 (m, 2H), 6.89-6.97 (m, 2H).
【0100】
参考例29
4−ブロモ−2−チオフェンカルボアルデヒド ジメチルアセタール
【化44】
Figure 0003966693
(90%)4−ブロモ−2−チオフェンカルボアルデヒド(10.0g)をメタノール(50ml)に溶解し、イオン交換樹脂Amberlite IR120B(5g)を加えた。10時間加熱還流した後、室温まで放冷し、イオン交換樹脂を濾別した。濾液を減圧濃縮して得られた残渣を(NH)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(8.93g、72%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ3.36 (s, 6H), 5.59 (d, J = 0.8Hz, 1H),7.00 (dd, J = 0.8Hz, J = 1.6Hz, 1H), 7.20 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0101】
参考例30
3−シアノ−5−チオフェンカルボアルデヒド
【化45】
Figure 0003966693
方法1)4−ブロモ−2−チオフェンカルボアルデヒド ジメチルアセタール(6.82g)をDMF(50ml)に溶解し、シアン化銅(4.29g)を加えた。3時間加熱還流した後、室温まで放冷し、酢酸エチルを加え、アンモニア水、水、0.1N塩酸水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮してオイルを得た。この残渣を80%酢酸水(100ml)に溶解し、60℃にて1時間攪拌した。食塩水にて洗浄した。室温まで放冷し、酢酸エチルを加え、飽和重曹水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製後、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、淡黄白色結晶の標題化合物(2.44g、62%)を得た。
方法2)4−ブロモ−2−チオフェンカルボアルデヒド(5.00g)をDMF(40ml)に溶解し、シアン化銅(3.52g)を加えた。3時間加熱還流した後、室温まで放冷し、酢酸エチルを加え、アンモニア水、水、0.1N塩酸水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製後、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、淡黄白色結晶の標題化合物(2.30g、71%)を得た。
標題化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ7.94 (d, J = 1.2Hz, 1H), 8.27 (d, J = 1.2Hz, 1H), 9.95 (d, J = 1.2Hz, 1H).
【0102】
参考例31
3−シアノ−5−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)チオフェン
【化46】
Figure 0003966693
3−シアノ−5−チオフェンカルボアルデヒド(2.00g)を無水エーテル(100ml)と無水THF(20ml)に溶解し、0℃にて(2.0M)イソプロピルマグネシウムクロリド エーテル溶液(10.9ml)を加えた。0℃にて2時間攪拌した後、酢酸エチルを加え、飽和塩化アンモニウム水溶液さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(1.25g、47%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.00 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.99 (sext, J = 6.8Hz, 1H), 2.42 (d, J = 4Hz, 1H), 4.68 (dd, J = 4Hz, J = 6Hz, 1H), 7.08-7.10 (m, 1H), 7.85 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0103】
参考例32
3−シアノ−5−(1−オキソ−2−メチルプロピル)チオフェン
【化47】
Figure 0003966693
塩化オキサリル(0.70ml)を塩化メチレン(10ml)に溶解後、−60乃至〜−50℃に冷却し、ジメチルスルフォキシド(0.57ml)を加え、2分間攪拌した。さらに−60乃至−50℃にて3−シアノ−5−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)チオフェン(1.21g)の塩化メチレン(6ml)溶液を加え、15分間攪拌した後、トリエチルアミン(4.65ml)を加え、室温まで昇温した。酢酸エチルを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をエタノールから再結晶し淡黄白色結晶の標題化合物(0.59g)を、さらに濾液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し標題化合物(0.41g)をを得た。(総収量:1.00g、84%)
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.27 (d, J = 6.8Hz, 6H), 3.36 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 7.86 (d, J = 1.2Hz, 1H), 8.18 (d, J = 0.8Hz, 1H).
【0104】
参考例33
[1−シアノ−1−(3−シアノ−5−チエニル)−2−メチルプロピル]ジエチルホスフェート
【化48】
Figure 0003966693
3−シアノ−5−(1−オキソ−2−メチルプロピル)チオフェン(0.90g)をTHF(50ml)に溶解し、(0.5M)シアン化リチウム DMF溶液(30.1ml)と(90%)ジエチルシアノホスフォネート(2.29ml)を加えた。室温にて30分間攪拌した後、酢酸エチルとヘキサンを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(1.72g、定量的)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.96 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.27-1.34 (m, 9H), 2.49 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 4.00-4.21 (m, 4H), 7.56 (d, J = 1.2Hz, 1H), 8.04 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0105】
参考例34
3−シアノ−5−(1−シアノ−2−メチルプロピル)チオフェン
【化49】
Figure 0003966693
[1−シアノ−1−(3−シアノ−5−チエニル)−2−メチルプロピル]ジエチルホスフェート(45mg)を酢酸エチル(5ml)に溶解し、(10%)パラジウム炭素(20mg)を加え、室温常圧にて2時間水素添加した。触媒を濾別し、濾液を減圧濃縮して得られた残渣を分取用薄層シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(22mg、88%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.09 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.14 (d, J = 6.8Hz, 3H), 2.20 (sext, J = 6.8Hz, 1H), 3.96 (d, J = 6.8Hz, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.91 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0106】
参考例35
4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキサン酸エチル
【化50】
Figure 0003966693
カリウムtert−ブトキシド(35mg)をDMF(5ml)に懸濁し、3−シアノ−5−(1−シアノ−2−メチルプロピル)チオフェン(0.60g)のDMF(5ml)溶液を加えた。室温にて3.5時間攪拌した後、酢酸エチルを加え、飽和塩化アンモニウム水溶液さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(0.55g、60%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.94 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.23 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.24 (t, J = 6.8Hz, 3H), 2.04-2.15 (m, 3H), 2.45-2.60 (m, 2H), 4.04-4.17 (m, 2H), 7.30 (d, J = 1.2Hz, 1H), 7.93 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0107】
参考例36
4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキサノ−ル
【化51】
Figure 0003966693
4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキサン酸エチル(0.55g)をTHF(10ml)に溶解し、リチウムボロハイドライド(46mg)を加え、1.5時間加熱還流した。室温まで放冷後、0℃にて1N塩酸水と水を加え、酢酸エチルにて抽出し、さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(1.25g、47%)を得た。更に、触媒を濾別し、濾液を減圧濃縮して得られた残渣を分取用薄層シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(0.39g、83%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.93 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.19-1.41 (m, 1H), 1.45-1.70 (m, 1H), 1.65-1.77 (m, 1H), 1.88 (dt, J = 4Hz, J = 13.2Hz, 1H), 2.09 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 2.30 (dt, J = 4Hz, J = 12.4Hz, 1H), 3.66 (t, J = 6.4Hz, 2H), 7.30 (d, J = 1.2Hz, 1H), 7.92 (s, 1H).
【0108】
参考例37
N−(2−シアノエチル)−N−(2−ヨードエチル)アニリン
【化52】
Figure 0003966693
N−(2−シアノエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)アニリン2.00g(10.5mmol)をアセトニトリル60.0mlに溶解し、氷冷下でトリエチルアミン2.20ml(15.8mmol)、メシルクロライド0.90ml(11.6mmol)を順次加えた。反応終了後飽和食塩水を加え、エーテルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をアセトンに溶解し、ヨウ化ナトリウム12.0g(80.1mmol)を加えた。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:3で溶出)に供し、標題化合物2.78g(9.26mmol、88.2%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.62 (t, J = 7.0Hz, 2H), 3.26 (t, J = 8.0Hz, 2H), 3.71-3.81 (m, 4H), 6.66-6.72 (m, 2H), 6.81-6.86 (m, 1H), 7.25-7.32 (m, 2H)
【0109】
参考例38
1−{2−[N−(2−シアノエチル)アニリノ]エチル}ピペラジン
【化53】
Figure 0003966693
上記のヨウ化物2.78g(9.26mmol)をアセトニトリル50.0mlに溶解し、1−tert−ブトキシカルボニルピペラジン2.5g(13.4mmol)、トリエチルアミン1.29ml(13.4mmol)を順次加え、60℃に加熱した、反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をメタノール40mlに溶解し、4N塩化水素―酢酸エチル溶液30mlを加えた。反応終了後、水、5N HCl10mlを加え、酢酸エチルで洗浄したのち、水層を5N水酸化ナトリウム水溶液にてpH11に調整後、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物として標題化合物1.81g(7.01mmol、75.7%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.00-2.10 (brd-s, 1H), 2.45-2.58 (m, 4H), 2.54 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.69 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.92 (t, J = 5.0Hz, 4H), 3.51 (t, J = 6.8Hz, 2H), 3.71 (t, J = 7.2Hz, 2H), 6.65-6.72 (m, 2H), 6.73-6.79 (m, 1H), 7.22-7.29 (m, 2H)
【0110】
参考例39
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チオフェン
【化54】
Figure 0003966693
トルエン230mlに3−チオフェンアルデヒド20.3g(181mmol),エチレングリコール50ml、PPTS2.00g(7.96mmol)を溶解し、Dean−starkを用いて脱水した。反応終了後、酢酸エチルにて抽出し、飽和塩化ナトリウムにて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:10で溶出)に供し、標題化合物12.1g(77.3mmol、86.7%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ3.97-4.15 (m, 4H), 5.91 (s, 2H), 7.16 (ddd, J = 0.4Hz, 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.32 (dd, J = 2.8Hz, 5.2Hz, 1H), 7.42 (ddd, J = 0.4Hz, 1.2Hz, 2.8Hz, 1H)
【0111】
参考例40
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−チオフェンカルボアルデヒド
【化55】
Figure 0003966693
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チオフェン5.00g(32.0mmol)をTHF100mlに溶解した。ここにn−ブチルリチウム(1.5mol/l)24.5mlを滴下した。0.5時間撹拌後、−70℃の冷却し、ここにDMF3.10ml(40.0mmol)を加えた後、氷浴にうつした。約2時間撹拌したのち、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウムにて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:2で溶出)に供し、標題化合物3.68g(20.0mmol、62.4%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ3.97-4.15 (m, 4H), 5.91 (s, 2H), 7.16 (ddd, J = 0.4Hz, 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.32 (dd, J = 2.8Hz, 5.2Hz, 1H), 7.42 (ddd, J = 0.4Hz, 1.2Hz, 2.8Hz, 1H)
【0112】
参考例41
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−チオフェンアセトニトリル
【化56】
Figure 0003966693
カリウムtert−ブトキシド(KTB)4.49g(40.0mmol)のTHF20ml溶液を−45〜−30℃に冷却し、TOSmic3.90g(20.0mmol)のTHF20ml溶液、3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−チオフェンカルボアルデヒド3.68g(20.0mmol)のTHF20ml溶液を順次加えた。40分後、−15℃でメタノール60mlを加え、15分加熱還流した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウムにて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:4で溶出)に供し、標題化合物1.43g(7.32mmol、36.6%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ4.00-4.15 (m, 4H), 4.04 (s, 2H), 5.91 (s, 1H), 7.06 (d, J = 5.6Hz, 2H), 7.21 (d, J = 5.6Hz, 2H)
【0113】
参考例42
2−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−チエニル]−4−メチルブチロニトリル
【化57】
Figure 0003966693
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−チオフェンアセトニトリル1.43g(7.32mmol)をジメチルスルホキシド2mlに溶解し、2−ブロモプロパン1.08g(8.78mmol)、テトラn−ブチルアンモニウムヨージド100mg(cat)、50%水酸化カリウム3mlを順次加えた。25分後に2−ブロモプロパン300mg、更に50分後に50%水酸化カリウム1ml、DMSO2mlを加えた。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル100g(酢酸エチル:ヘキサン=1:8)に供し、標題化合物853g(3.59mmol、49.1%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.03 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.4Hz, 3H), 2.17-2.27 (m, 1H), 3.97-4.13 (m, 4H), 4.31 (d, J = 8.0Hz, 1H), 7.06 (d, J = 5.2Hz, 2H), 7.24 (d, J = 5.2Hz, 2H)
【0114】
参考例43
2−(3−フォルミル−2−チエニル)−4−メチルブチロニトリル
【化58】
Figure 0003966693
2−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−チエニル]−4−メチルブチロニトリル2.16g(9.10mmol)をアセトン40mlに溶解し、5N HCl15mlを加え、3分間70℃で加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル75g(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に供し、標題化合物1.66g(8.58mmol、94.3%)を褐色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.12 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.14 (d, J = 6.8Hz, 3H), 2.18-2.29 (m, 1H), 4.97 (d, J = 6.4Hz, 1H), 7.34 (d, J = 5.2Hz, 2H), 7.44 (d, J = 5.2Hz, 2H), 10.01 (s, 1H)
【0115】
参考例44
2−(3−シアノ−2−チエニル)−4−メチルブチロニトリル
【化59】
Figure 0003966693
2−(3−フォルミル−2−チエニル)−4−メチルブチロニトリル1.66g(8.58mmol)をエタノール40mlに溶解し、ここにヒドロキシルアミン・塩酸塩894mg(12.9mmol)および酢酸ナトリウム1.41g(17.2mmol)を含む水溶液10mlを加えたのち、80℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗オキシム体を得た。このオキシムをジメチルフォルムアミド50mlに溶解し、カルボジイミダゾール5.56g(34.3mmol)を加えた。その後60℃に加熱し、50分後にトリエチルアミン2.40ml(17.2ml)を加えた。反応終了後、冷却下、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:9で溶出)に供し、標題化合物1.07mg(5.47mmol、63.7%)をオレンジオイルとして得た。
1H-NMR(400MHz,CDCl3)δ1.10(d,J=6.8Hz,3H),1.19(d,J=6.8Hz,3H),2.27-2.38(m,1H),4.20(d,J=7.2Hz,1H),7.22(d,J=5.6Hz,2H),7.40(d,J=5.6Hz,2H)
【0116】
参考例45
エチル4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキサノレート
【化60】
Figure 0003966693
2−(3−シアノ−2−チエニル)−4−メチルブチロニトリル1.07g(5.47mmol)とエチルアクリレート0.71ml(6.56mmol)をテトラヒドロフラン30mlに溶解させた。この溶液にカリウムtert−ブトキシド123mg(1.09mmol、cat.)を室温下少しずつ加えた。反応終了後、飽和食塩水,飽和塩化アンモニウム水溶液、2NHClを順次加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水、水にて順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:9で溶出)に供し、標題化合物904mg(3.11mmol、56.9%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.94 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.24 (t, J = 7.2Hz, 3H), 1.29 (d, J = 6.4Hz, 3H), 2.04-2.26 (m, 1H), 2.46-2.74 (m, 4H), 4.07-4.16 (m, 2H), 7.29 ( d, J = 5.3Hz, 2H), 7.31 (d, J = 5.3Hz, 2H)
【0117】
参考例46
4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキサノール
【化61】
Figure 0003966693
エチル4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキサノレート500mg(1.72mmol)をTHF10mlに溶解し、リチウムボロヒドリド37.5mg(1.72mmol)を加え、加熱還流した。1時間20分後、加熱をやめ、氷冷下で2NHClを加えた。酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水、水にて順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=35:65で溶出)に供し、標題化合物244mg(0.98mmol、57.1%)を無色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.94 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.26 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.24-1.39 (m, 1H), 1.68-1.82 (m, 1H), 2.28-2.48 (m, 2H), 2.59-2.70 (m, 1H), 3.64-3.72 (m, 2H), 7.28-7.29 (m, 2H)
【0118】
参考例47
4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシルヨージド
【化62】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキサノール244mg(0.98mmol)をアセトニトリル10ml、トリエチルアミン0.16ml(1.18mmol)に溶解した。ここにメシルクロライド83.6μl(1.08mmol)を加えた。約5分後ヨウ化ナトリウム1.47g(9.80mmol)を加えた。反応終了後、飽和食塩水、酢酸エチルを加え、酢酸エチル層をチオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:10で溶出)に供し、標題化合物334mg(0.93mmol、95.1%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.93 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.27 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.49-1.62 (m, 1H), 1.98-2.10 (m, 1H), 2.27-2.36 (m, 1H), 2.42-2.52 (m, 1H), 2.60-2.71 (m, 1H), 3.12-3.22 (m, 2H), 7.29-7.31 (m, 2H)
【0119】
参考例48
4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシルヨージド
【化63】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキサノール1.05g(4.23mmol)をアセトニトリル40ml、トリエチルアミン0.80ml(5.71mmol)に溶解した。ここにメシルクロライド0.39ml(5.07mmol)を加えた。約10分後ヨウ化ナトリウム6.34g(42.3mmol)を加えた。反応終了後、飽和食塩水、酢酸エチルを加え、酢酸エチル層をチオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:2で溶出)に供し、標題化合物1.39g(3.88mmol、91.7%)を黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.93 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.27 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.49-1.62 (m, 1H), 1.98-2.10 (m, 1H), 2.27-2.36 (m, 1H), 2.42-2.52 (m, 1H), 2.60-2.71 (m, 1H), 3.12-3.22 (m, 2H), 7.29-7.31 (m, 2H)
【0120】
参考例49
メチル3−(5−ブロモ−2−チエニル)プロパノネート
【化64】
Figure 0003966693
J. Med. Chem., 1992, 35 (21), 3870.に記載の方法に従って合成したメチル3−(2−チエニル)プロパノネート3.50g(20.6mmol)をDMF20mlに溶解し、DMF10mlに溶解したNBS3.85g(21.6mmol)を加え、80℃に加熱した、2時間後、飽和食塩水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:9)に供し、標題化合物4.62g(18.6mmol、90.1%)を淡黄色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.65 (t, J = 7.4Hz, 2H), 3.08 (t, J = 7.4Hz, 2H), 3.69 (s, 3H), 6.58 (d, J = 3.6Hz, 1H), 6.85 (d, J = 3.6Hz, 1H)
【0121】
参考例50
メチル3−(5−シアノ−2−チエニル)プロパノネート
【化65】
Figure 0003966693
メチル3−(5−ブロモ−2−チエニル)プロパノネート4.62g(18.6mmol)、Zn(CN)21.75g(14.9mmol)、DPPF516mg(0.93mmol)をDMF100ml、水1mlの溶液に懸濁したのち、Pd2dba3341mg(0.37mmol)を加え、120℃に加熱した。2時間後、放冷し、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水、2NHClで洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:9)に供し、標題化合物2.96g(18.6mmol、100%)を緑色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.71 (t, J = 7.4Hz, 2H), 3.19 (t, J = 7.4Hz, 2H), 3.71 (s, 3H), 6.85 (d, J = 3.6Hz, 1H), 7.46 (d, J = 3.6Hz, 1H)
【0122】
参考例51
3−(2−チエニル)プロパノール
【化66】
Figure 0003966693
メチル3−(2−チエニル)プロパノネート1.32g(7.75mmol)をTHF50mlに溶解し、−20℃に冷却後、LiAlH4(1.0M soln.)6.00mlを加えた。反応終了後、水、5NNaOHを用いてクエンチし、セライト濾過した。ろ液を濃縮し、得た粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に供し、標題化合物1.05g(7.38mmol、95.2%)を無色オイルとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.29 (t, J = 6.0Hz, 1H), 1.90-2.00 (m, 2H), 2.95 (t, J = 7.6Hz, 2H), 3.72 (q, J = 6.0Hz, 2H), 6.80-6.83 (m, 1H), 6.91-6.94 (m, 1H), 7.11-7.14 (m, 1H)
【0123】
参考例52
3−(5−シアノ−2−チエニル)プロパノール
【化67】
Figure 0003966693
メチル3−(5−シアノ−2−チエニル)プロパノネート2.96g(18.6mmol)をTHF100mlに溶解し、リチウムボロヒドリド450mg(18.6mmol)を加え、加熱還流した。1時間、加熱をやめ、氷冷下で2NHClを加えた。酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水、水にて順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=25:75〜50:50で溶出)に供し、標題化合物1.37g(8.19mmol、44.0%)を緑色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.32-1.37 (m, 1H), 1.90-2.00 (m, 2H), 2.99 (t, J = 7.6Hz, 2H), 3.68-3.76 (m, 2H),6.84 (d, J = 3.6Hz, 1H), 7.47 (d, J = 3.6Hz, 1H)
【0124】
参考例53
tert−ブチル4−[3−(2−チエニル)プロピル]−1−ピペラジンカルボキシレート
【化68】
Figure 0003966693
3−(2−チエニル)プロパノール1.05g(7.38mmol)をアセトニトリル60mlに溶解し,この溶液にトリエチルアミン2.58ml(18.5mmol)、メシルクロライド0.63ml(8.12mmol)を加えた。25分後、tert−ブチル1−ピペラジンカルボキシレート2.07g(11.1mmol)、ヨウ化ナトリウム3.32g(22.7mmol)、水6mlを加え、60℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=2:8で溶出)に供し、標題化合物1.94g(6.25mmol、84.7%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.46 (s, 9H), 1.83-1.91 (m, 2H), 2.35-2.42 (m, 2H), 2.87 (t, J = 7.6Hz, 2H), 3.40-3.46 (m, 4H), 6.77-6.80 (m, 1H), 6.91 (dd, J = 3.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H)
【0125】
参考例54
tert−ブチル4−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]−1−ピペラジンカルボキシレート
【化69】
Figure 0003966693
参考例53におけるtert−ブチル4−[3−(2−チエニル)プロピル]−1−ピペラジンカルボキシレートの製法に準じて標題化合物を合成した(収率74.2%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.46 (s, 9H), 1.83-1.91 (m, 2H), 2.34-2.41 (m, 6H), 2.91 (t, J = 7.6Hz, 2H), 3.41-3.46 (m, 4H), 6.81 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.46 (d, J = 4.0Hz, 1H)
【0126】
参考例55
1−[3−(2−チエニル)プロピル]ピペラジン
【化70】
Figure 0003966693
tert−ブチル4−[3−(2−チエニル)プロピル]−1−ピペラジンカルボキシレート1.94g(6.25mmol)をメタノール20mlに溶解し、4N塩化水素―酢酸エチル溶液15mlを加えた。反応終了後、減圧下濃縮し、2N水酸化ナトリウム水溶液にてpH11に調整後、クロロホルムで目的物を抽出し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物として標題化合物1.23g(5.85mmol、93.6%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.84-1.92 (m, 2H), 2.35-2.48 (m, 6H), 2.83-2.93 (m, 6H), 6.77-6.80 (m, 1H), 6.91 (dd, J = 3.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H)
【0127】
参考例56
1−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]ピペラジン
【化71】
Figure 0003966693
参考例55における1−[3−(2−チエニル)プロピル]ピペラジンの製法に準じて標題化合物を合成した(収率96.0%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.83-1.91 (m, 2H), 2.33-2.44 (m, 6H), 2.87-2.94 (m, 6H), 6.81 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.46 (d, J = 4.0Hz, 1H)
【0128】
参考例57
2−(クロロメチル)ベンゾオキサゾール
【化72】
Figure 0003966693
SYNTHTIC COMMUNICATION, 19(16), 2921-2924 (1989)に記載の方法に準じて標題化合物を製造した(収率;定量的)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ4.77 (s, 2H), 7.34-7.43 (m, 2H), 7.54-7.58 (m, 1H), 7.73-7.77 (m, 1H)
【0129】
参考例58
ベンジル4−[(2−ベンゾオキサゾイル)メチル]−1−ピペラジンカルボキシレート
【化73】
Figure 0003966693
2−(クロロメチル)ベンゾオキサゾール2.00g(11.9mmol)をアセトニトリル50mlに溶解し、トリエチルアミン1.66ml(11.9mmol)及びベンジル1−ピペラジンカルボキシレート3.15g(14.3mmol)を加え、80℃で撹拌した。2時間後、反応溶液を濃縮し、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。これをCromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル:ヘキサン=25:75)に供し、標題化合物3.57g(10.2mmol、85.7%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.56-2.68 (brd-s, 4H), 3.56-3.62 (m, 4H), 3.89 (s, 2H), 5.12 (s, 2H), 7.28-7.37 (m, 7H), 7.52-7.55 (m, 1H), 7.70-7.74 (m, 1H)
【0130】
参考例59
1−[(2−ベンゾオキサゾイル)メチル]ピペラジン
【化74】
Figure 0003966693
ベンジル4−[(2−ベンゾオキサゾイル)メチル]−1−ピペラジンカルボキシレート3.57g(10.2mmol)をメタノール50mlに溶解し、10%Pd−C400mgを加えた。水素置換した後、撹拌した。反応終了後、濾過し、減圧下濃縮し、粗生成物として標題化合物2.15g(9.89mmol、97.0%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.56-2.66 (m, 4H), 2.93-2.98 (m, 4H), 3.87 (s, 2H), 7.31-7.36 (m, 2H), 7.51-7.56 (m, 1H), 7.69-7.74 (m, 1H)
【0131】
参考例60
2−(クロロメチル)−5−シアノベンゾオキサゾール
【化75】
Figure 0003966693
SYNTHTIC COMMUNICATION, 19(16), 2921-2924 (1989)に記載の方法に準じて標題化合物を製造した(収率;79.8%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ4.78 (s, 2H), 7.66-7.73 (m, 2H), 8.08-8.10 (m, 1H)
【0132】
参考例61
ベンジル4−[{2−(5−シアノベンゾオキサゾイル)}メチル]−1−ピペラジンカルボキシレート
【化76】
Figure 0003966693
参考例58におけるベンジル4−[(2−ベンゾオキサゾイル)メチル]−1−ピペラジンカルボキシレートの製法に準じて標題化合物を合成した(収率;85.6%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.57-2.70 (brd-s, 4H), 3.56-3.63 (m, 4H), 3.92 (s, 2H), 5.13 (s, 2H), 7.30-7.38 (m, 5H), 7.62-7.68 (m, 2H), 8.04-8.05 (m, 1H)
【0133】
参考例62
1−[{2−(5−シアノベンゾオキサゾイル)}メチル]ピペラジン
【化77】
Figure 0003966693
参考例59に記載の方法に準じて標題化合物を合成した(収率;58.0%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.59-2.66 (m, 4H), 2.93-3.00 (m, 4H), 3.90 (s, 2H), 7.62-7.67 (m, 2H), 8.03-8.05 (m, 1H)
【0134】
参考例63
4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサン酸エチル
【化78】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例114の方法に従い3−チエニルアセトニトリルを出発原料として得られた3−メチル−2−(3−チエニル)ブタンニトリル(6.23g)とエチルアクリレート(4.53g)を、ジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、室温にてカリウム−tert−ブトキシド(423mg)の溶解したジメチルホルムアミド溶液(60ml)に加えた。そのまま5時間攪拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液、ジエチルエーテルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、黄色油状の標題化合物(6.66g、67%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.85 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22 (t, J = 7.2Hz, 3H), 2.00-2.18 (m, 3H), 2.38-2.50 (m, 2H), 4.02-4.14 (m, 2H), 6.94 (dd, J = 1.4Hz, 5.0Hz, 1H), 7.29 (dd, J = 1.4Hz, 2.8Hz, 1H), 7.37 (dd, J = 2.9Hz, 5.0Hz, 1H).
【0135】
参考例64
4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサノール
【化79】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサン酸エチル(6.66g)の溶解したテトラヒドロフラン溶液(35ml)を水素化リチウムアルミニウム(668mg)のテトラヒドロフラン溶液(50ml)に滴下した。2時間攪拌後、2NNaOH水、水を加えて処理し、生じた沈殿を濾過した。得られた濾液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、黄色油状の標題化合物(5.30g、95%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.85 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.17 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.18-1.22 (m, 1H), 1.22-1.36 (m, 1H), 1.56-1.72 (m, 1H), 1.90 (ddd, J = 4.6Hz, 12.1Hz, 13.4Hz, 1H), 2.04-2.12 (m, 1H), 2.14-1.22 (m, 1H), 3.58-3.65 (m, 2H), 6.95 (dd, J = 1.5Hz, 5.1Hz, 1H), 7.28 (dd, J = 1.5Hz, 3.0Hz, 1H), 7.35 (dd, J = 3.0Hz, 5.1Hz, 1H).
【0136】
参考例65
1−ヨード−4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサン
【化80】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下室温にて4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサノール(400mg)、トリエチルアミン(0.75ml)のアセトニトリル溶液(9.0ml)にメタンスルホニルクロリド(0.20ml)を加えて攪拌した。2時間後、水、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をアセトン(18ml)に溶解し、ヨウ化ナトリウム(2.68g)を加えて、40℃にて2時間攪拌した。水、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、黄色油状の標題化合物(670mg)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.85 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.46-1.60 (m, 1H), 1.86-2.00 (m, 1H), 2.02-2.20 (m, 2H), 3.05-3.20 (m, 2H), 6.95 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.28 (dd, J = 1.2Hz, 2.8Hz, 1H), 7.37 (dd, J = 2.8Hz, 5.2Hz, 1H).
【0137】
参考例66
4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2−シアノ)チエニル]ヘキサン酸エチル
【化81】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサン酸エチル(1.8g)をジメチルホルムアミド(7mL)に溶解し、そこに室温にてN−ブロモスクシンイミド(1.33g)/ジメチルホルムアミド(7mL)溶液を30分間で滴下した。50℃にて4.5時間攪拌後、水、ジエチルエーテルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、黄色油状の4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2−ブロモ)チエニル]ヘキサン酸エチル(2.42g)を得た。得られたブロモ体(2.42g)を、窒素雰囲気下シアン化亜鉛(637mg)、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(188mg)をジメチルホルムアミド(17mL)/水(0.17mL)の混合溶媒に溶解した。パラジウム・ジベンジリデンアセトン錯体(124mg)を加え、3回窒素交換をした後に120℃にて5時間攪拌した。水、ジエチルエーテル、アンモニア水を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)で精製し、黄色油状の標題化合物(338mg、17%;2ステップ)を得た(参考文献:P. E. Maligresら「Tetrahedron 40(1999) 8193-8195」)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.86 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.23 (t, J = 7.2Hz, 3H), 1.95-2.15 (m, 3H), 2.40-2.53 (m, 2H), 4.04-4.14 (m, 2H), 7.48 (d, J = 1.6Hz, 1H), 7.58 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0138】
参考例67
4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−4−チエニル)ヘキサノール
【化82】
Figure 0003966693
前記LiBH4還元法に準じて、黄色油状の標題化合物を得た(30%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.86(d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20-1.33 (m, 1H), 1.60-1.72 (m, 1H), 1.86-1.96 (m, 1H), 2.00-2.12 (m, 1H), 2.16-2.26 (m, 1H), 3.60-3.68 (m, 2H), 7.48 (d, J = 1.6Hz, 1H), 7.57 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0139】
参考例68
1−ヨード−4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2−シアノ)チエニル]ヘキサン
【化83】
Figure 0003966693
参考例63、64および65に記載の方法に準じて、黄色油状の標題化合物を合成した(91%)。
1H-NMR (400MHz,CDCl3)δ0.86 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20-1.30 (m, 1H), 1.40-1.55 (m, 1H), 1.90-2.00 (m, 1H), 2.00-2.12 (m, 1H), 2.16-2.26 (m, 1H), 3.06-3.17 (m, 1H), 3.17-3.23 (m, 1H), 7.48 (d, J = 1.6Hz, 1H), 7.57 (d, J = 1.6Hz, 1H).
【0140】
参考例69
2−(2−シアノ−4−フルオロフェノキシ)エチルピペラジン
【化84】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下氷浴で、4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンカルボン酸ベンジルエステル(1.86g)のテトラヒドロフラン溶液(10ml)に、カリウム−tert−ブトキシド(869mg)を加えた。1時間攪拌後、ドライアイス−メタノールバスに反応系を移し、10分後に2,5−ジフルオロベンゾニトリル(1.09g)・テトラヒドロフラン溶液(5ml)を加えた。自然に室温に戻しながら2時間攪拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液、ジエチルエーテルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)で精製し、無色油状の中間体(1.10g、46%)を得た。中間体(1.10g)をメタノール(10ml)に溶解し、10%パラジウム−カーボン(100mg)を加え、水素雰囲気下室温にて攪拌した。1.5時間後、反応触媒をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた標題化合物(647mg、80%)はそのまま次の反応に用いた。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.55-2.63 (m, 4H), 2.87 (t, J = 5.7Hz, 2H), 2.89-2.92 (m, 4H), 4.19 (t, J = 5.7Hz, 2H), 6.93 (dd, J = 4Hz, 8.8Hz, 1H), 7.21-7.29 (m, 2H).
【0141】
参考例70
4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2,5−ジブロモ)チエニル]ヘキサノール
【化85】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサノール(500mg)をジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、そこに室温にてN−ブロモスクシンイミド(1.0g)を加えた。100℃にて1時間攪拌後、水、ジエチルエーテルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、黄色油状の標題化合物(670mg、78%)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.31-1.44 (m, 1H), 1.60-1.74 (m, 1H), 2.08 (ddd, J = 4.3Hz, 12.1Hz, 13.6Hz, 1H), 2.43 (ddd, J = 4.6Hz, 12.3Hz, 13.6Hz, 1H), 2.59 (sept, J = 6.8Hz, 1H), 7.05 (s, 1H).
【0142】
参考例71
2−(4−メチルスルホニルフェノキシ)エチルピペラジン
【化86】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、4−(メチルチオ)フェノール(4.2g)と臭化エタノール(5.6g)とをジメチルホルムアミド溶液(60ml)に溶かし、炭酸カリウム(12.4g)を加えて、100℃にて加熱攪拌した。3時間後に室温に戻した後、ジエチルエーテル、水を加えて有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、白色結晶の(4−メチルチオフェノキシ)エタノール(3.55g、64%)を得た。この生成物(1.0g)をジクロロメタン(50ml)に溶解してメタノール−ドライアイスバスにて冷却し、メタクロロ過安息香酸(3.6g)を加え攪拌した。2時間かけて自然に室温まで戻した後に、1N炭酸水素ナトリウム水、1NNa223水を加えて攪拌後、ジクロロメタンにて抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。残渣をアセトニトリル(18ml)に溶解し、トリエチルアミン(2.3ml)、メタンスルホニルクロリド(0.5ml)を加えた後、室温で攪拌した。1.5時間後、ヨウ化ナトリウム(4.9g)とt−ブチル1−ピペラジンカルボキシレート(1.2g)を加えて、60℃にて加熱攪拌した。4.5時間攪拌後、酢酸エチル、水を加えて有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、白色結晶のtert−ブチル−2−(4−メチルスルホニルフェノキシ)エチル−1−ピペラジンカルボキシレート(1.15g)を得た。この生成物(1.15g)をメタノール(10ml)に溶解し、氷浴にて4N塩酸−酢酸エチル溶液(30ml)に加えた。室温にて一晩攪拌し、生じた白色結晶を濾別し、ジエチルエーテルで洗浄後した。この結晶に1N水酸化ナトリウム水溶液とジクロロメタンを加えて、有機層を分配し、得られた有機層を減圧下濃縮し、黄色油状の標題化合物(820mg、53%;3ステップ)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.52-2.60 (m, 4H), 2.83 (t, J = 5.8Hz, 2H), 2.93 (brt, J = 4.8Hz, 4H), 3.03 (s, 3H), 4.18 (t, J = 5.8Hz, 2H), 7.03 (brd, J = 9.0Hz, 2H), 7.86 (brd, J = 9.0Hz, 2H).
【0143】
参考例72
2−(3−アセチルフェノキシ)エチルピペラジン
【化87】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、3−ヒドロキシアセトフェノン(4.1g)と臭化エタノール(5.6g)とをジメチルホルムアミド溶液(60ml)に溶かし、炭酸カリウム(12.4g)を加えて、100℃にて加熱攪拌した。3時間後に室温に戻した後、ジエチルエーテル、水を加えて有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、白色結晶の(3−アセチルフェノキシ)エタノール(3.28g、61%)を得た。この生成物(977mg)をアセトニトリル(18ml)に溶解し、トリエチルアミン(2.3ml)、メタンスルホニルクロリド(0.5ml)を加えた後、室温で攪拌した。1.5時間後、ヨウ化ナトリウム(4.9g)とtert−ブチル1−ピペラジンカルボキシレート(1.2g)を加えて、60ーCにて加熱攪拌した。4.5時間攪拌後、酢酸エチル、水を加えて有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、黄色油状のtert−ブチル−2−(3−アセチルフェノキシ)エチル−1−ピペラジンカルボキシレート(1.33g)を得た。この生成物(1.33g)をメタノール(10ml)に溶解し、氷浴にて4N塩酸−酢酸エチル溶液(30ml)に加えた。室温にて一晩攪拌し、生じた白色結晶を濾別し、ジエチルエーテルで洗浄後した。この結晶に1N水酸化ナトリウム水溶液とジクロロメタンを加えて、有機層を分配し、得られた有機層を減圧下濃縮し、黄色油状の標題化合物(830mg、62%;2ステップ)を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ2.52-2.60 (m, 4H), 2.60 (s, 3H), 2.82 (t, J = 5.8Hz, 2H), 2.93 (brt, J = 4.9Hz, 4H), 4.16 (t, J = 5.8Hz, 2H), 7.12 (ddd, J = 1.1Hz, 2.6Hz, 8.2Hz, 1H), 7.34-7.40 (m, 1H), 7.50 (dd, J = 1.5Hz, 2.6Hz, 1H), 7.54 (ddd, J = 1.1Hz, 1.5Hz, 7.5Hz, 1H).
【0144】
参考例73
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]ピペラジン
【化88】
Figure 0003966693
実施例84に準じて合成した、1−ヨード−4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキサン(744mg)とトリエチルアミン(0.93ml)のアセトニトリル溶液(11ml)に、tert−ブチル−1−ピペラジンカルボキシレート(540ml)を加え、窒素雰囲気下、50度で5時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン系)にて精製し、無色油状の生成物を得た(705mg、81%)。得られた生成物(705mg)をメタノール(5ml)に溶解し、4N塩酸・酢酸エチル溶液(15ml)を加えて、10時間攪拌した。ジエチルエーテル、酢酸エチルを加えて氷浴にて攪拌し、生じた標題化合物の塩酸塩を濾別した(白色結晶、490mg、75%)。得られた標題化合物の塩酸塩は、ジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で抽出することで、遊離体に変換して次の反応に用いた。
塩酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.82 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.30-1.55 (m, 1H), 1.60-1.83 (m, 1H), 1.83-2.00 (m, 1H), 2.22-2.30 (m, 2H), 3.00-3.80 (m, 10H), 7.07 (dd, J=5.1Hz, 3.5Hz, 1H), 7.11 (dd, J=3.5Hz, 1.3Hz, 1H), 7.59 (dd, J=5.1Hz, 1.3Hz, 1H), 9.30-9.70 (m, 2H).
ESI-MS (m/e) : 292 ( M+H).
【0145】
参考例74
1−[3−シアノ−4−メチル−3− ( 2−チエニル ) ペンチル]ピペラジン
【化89】
Figure 0003966693
参考例73の製造法に準じて標題化合物を合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.50-1.60 (m, 1H), 1.88-1.98 (m, 1H), 2.20-2.18 (m, 2H), 2.28-2.52 (m, 6H), 2.83-2.90 (m, 4H), 6.94-6.98 (m, 1H), 7.10-7.13 (m, 1H), 7.25-7.30 (m, 1H).
【0146】
参考例75
4−(1,4−ジアゼパン−1−イル)―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化90】
Figure 0003966693
実施例73に準じて、tert−ブチル−1−ホモピペラジンカルボキシレートより標題化合物を合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.02-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.44-1.62 (m, 1H), 1.64-1.74 (m, 2H), 1.85-1.95 (m, 1H), 2.06-2.20 (m, 2H), 2.36-2.48 (m, 2H), 2.50-2.59 (m, 4H), 2.80-2.86 (m, 2H), 2.89 (t, J=6.1Hz, 2H), 7.25-7.34 (m, 1H), 7.36-7.40 (m, 4H).
【0147】
参考例76
1−(ビニルスルホニル)ピペリジン
【化91】
Figure 0003966693
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ1.47-1.60 (m, 2H), 1.60-1.70 (m, 4H), 3.07-3.18 (m, 4H), 5.99 (d, J=9.9Hz, 1H), 6.20 (d, J=16.7Hz, 1H), 6.41 (dd, J=16.7Hz, 9.9Hz, 1H).
【0148】
参考例77
1、2,3,4−テトラヒド−1−キノリニル ビニルスルホン
【化92】
Figure 0003966693
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ1.95-2.05 (m, 2H), 2.81 (t, J=6.8Hz, 2H), 3.75-3.85 (m, 2H), 5.91 (d, J=10.4Hz, 1H), 6.23 (d, J=16.4Hz, 1H), 6.46 (dd, J=16.4Hz, 10.4Hz, 1H), 7.00-7.20 (m 3H), 7.65 (d, J=8.4Hz, 1H).
【0149】
参考例78
5−(2,5−ジヒドロ−1H−1−ピロロリル)−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化93】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、3−ピロリン(262mg)、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド(692mg)のテトラヒドロフラン溶液(15ml)に室温にてシアノホスホン酸ジエチルエステル(618mg)を加え一晩攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン系)にて精製し、黄色油状の標題化合物を得た(440mg)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.22 (d, J=6.6Hz, 3H), 2.00-2.30 (m, 3H), 2.40-.60 (m, 2H), 4.00-4.30 (m, 4H), 5.70-5.80 (m, 1H), 5.80-5.90 (m, 1H), 6.87-7.00 (m 1H), 7.15 (m, 1H), 7.23-7.26 (m, 1H).
【0150】
以下の化合物の物理化学データにおいて、NMRについては遊離体を、ESI-MSについては塩酸塩を測定した値を記載している。なお、塩酸塩は特願平11−206862号に記載の方法に従って製造した。
【0151】
参考例79
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3R)− 3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジン
【化94】
Figure 0003966693
4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキサノール867mg(3.49mmol)をアセトニトリル20mlに溶解した。この溶液にトリエチルアミン0.58ml(1.20eq)、メシルクロライド0.30ml(1.10eq)を加えた。10分後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。 溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。これをアセトニトリル30mlに溶解し,ヨウ化ナトリウム1.57g(3.00eq)、トリエチルアミン0.54ml(1.10eq)、(3R)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジン845mg(4.54mmol) を加え、60度に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。 溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル100g(酢酸エチル:ヘキサン=酢酸エチル25−35%)に供し、標題化合物1.34g(3.21mmol、92.0%)を黄色オイルとして得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.17-1.30 (m, 1H), 1.44 (s, 9H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.72-1.84 (m, 1H), 2.00-2.12 (m, 1H), 2.15-2.30 (m, 3H), 2.31-2.49 (m, 4H), 2.49-2.55 (m, 1H), 2.62-2.75 (m, 1H), 4.07-4.20 (m, 1H), 4.70-4.82 (brd-s, 1H), 7.15 (d, J=3.6Hz, 1H), 7.52 (d, J= 3.6Hz, 1H)
【0152】
参考例80
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3R)−3−アミノピロリジン
【化95】
Figure 0003966693
参考例79より得られた 1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3R)− 3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジン(1.34g=3.21mmol)をメタノール10mlに溶解し、4N塩化水素―酢酸エチル溶液10mlを加えた。反応終了後、5N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、クロロホルムにて抽出した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物998mg(3.15mmol、99.5%、赤色オイル)を得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.21(d, J=6.4Hz, 3H), 1.18-1.32 (m, 1H), 1.39-1.71 (m, 2H), 1.75-1.85 (m, 1H), 2.01-2.19 (m, 2H), 2.19-2.29 (m, 2H), 2.32-2.41 (m, 2H), 2.42-2.51 (m, 1H), 2.57-2.66 (m, 2H), 3.45-3.52 (m, 1H), 7.15 (d, J=3.6Hz, 1H), 7.52(d, J= 3.6Hz, 1H)
【0153】
参考例81
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]− (3R)−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジンの製造
【化96】
Figure 0003966693
参考例80より得られた1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3R)−3−アミノピロリジン998mg(3.15mmol)をメタノール25mlに溶解し、アクリロニトリル0.26ml(3.94mmol)を加え、加熱還流した。反応終了後、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル100%)に供し、標題化合物1.01g(2.73mmol、86.7%)をオレンジ色オイルとして得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.31 (m, 1H), 1.48-1.71 (m, 2H), 1.76-1.86 (m, 1H), 2.02-2.15 (m, 2H), 2.18-2.29 (m, 1H), 2.30-2.39 (m, 3H), 2.43-2.56 (m, 4H), 2.56-2.64 (m, 1H), 2.86 (t, J=6.4Hz, 2H), 3.25-3.33 (m, 1H), 7.16 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.52 (d, J= 4.0Hz, 1H)
【0154】
参考例82
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]ピペラジン
【化97】
Figure 0003966693
実施例77の製造法に準じて、4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドとtert−ブチル 1−ピペラジンカルボキシレートより1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジンを合成した。これを参考例79の製造法に準じて、Boc基の脱保護を行い標題化合物を得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.92 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.20-1.32 (m, 1H), 1.59-1.83 (m, 2H), 2.01-2.11-1.80 (m, 1H), 2.17-2.40 (m, 7H), 2.80-2.92 (m, 4H), 7.15 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.51 (d, J=4.0Hz, 1H)
【0155】
参考例83
1−[4−シアノ−5−メチル−4− ( 4−フルオロフェニル ) ヘキシル]ピペラ ジン
【化98】
Figure 0003966693
参考例73に準じて合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.08-1.17 (m, 1H), 1.19 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.52-1.62 (m, 1H), 1.81-1.89 (m, 1H), 2.04-2.18 (m, 2H), 2.22-2.29(m, 6H), 2.83-2.87 (m, 4H), 7.04-7.08 (m, 2H), 7.32-7.36 (m, 2H).
【0156】
参考例84
1−[4−シアノ−5−メチル−4− ( 3−フルオロフェニル ) ヘキシル]ピペラジン
【化99】
Figure 0003966693
参考例73に準じて合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.79 (d, J=6.6Hz, 3H), 0.81-1.19 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.54-1.59 (m, 1H), 1.81-1.89 (m, 1H), 2.05-2.29 (m, 8H), 2.83-2.87 (m, 4H), 6.97-7.03 (m, 1H), 7.06-7.10 (m, 1H), 7.17-7.20 (m, 1H), 7.32-7.37 (m, 1H).
【0157】
参考例85
1−[4−シアノ−5−メチル−4− ( 2−フルオロフェニル ) ヘキシル]ピペラジン
【化100】
Figure 0003966693
参考例73に準じて合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.80 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.16 (m, 1H), 1.22 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.55-1.64 (m, 1H), 2.03-2.11 (m, 1H), 2.17-2.34 (m, 7H), 2.43-2.50 (m, 1H), 2.80-2.87 (m, 4H), 7.01-7.06 (m, 1H), 7.13-7.17 (m, 1H), 7.26-7.34 (m, 1H), 7.56-7.61 (m, 1H).
【0158】
参考例86
1− [ 4−シアノ−5−メチル−4−(2−トリル)ヘキシル]ピペラジン
【化101】
Figure 0003966693
参考例73に準じて、標題化合物を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.86 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.24 (m, 1H), 1.18 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.50-1.64 (m, 1H), 2.02-2.14 (m, 1H), 2.14-2.30 (m, 1H), 2.20-2.40 (m, 6H), 2.36-2.54 (m, 1H), 2.50 (s, 3H), 2.78-2.90 (m, 4H), 7.10-7.24 (m, 3H), 7.46-7.56 (m, 1H).
【0159】
参考例87
1− [ 4−シアノ−5−メチル−4−(2−メトキシフェニル)ヘキシル]ピペラジン
【化102】
Figure 0003966693
参考例73に準じて、標題化合物を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.75 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.00-1.20 (m, 1H), 1.18 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.45-1.60 (m, 1H), 1.90-2.00 (m, 1H), 2.20-2.40 (m, 6H), 2.35-2.50 (m, 1H), 2.65-2.75 (m, 1H), 2.75-2.90 (m, 4H), 3.80 (s, 3H), 6.87 (d, J=8.4Hz, 1H), 6.95 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.24-7.32 (m, 1H), 7.55 (d, J=7.6Hz, 1H).
【0160】
参考例88
1− [ 4−シアノ−5−メチル−4−(2−クロロフェニル)ヘキシル ] ピペラジン
【化103】
Figure 0003966693
参考例73に準じて、標題化合物を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.02-1.18 (m, 1H), 1.23 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.45-1.60 (m, 1H), 1.95-2.10 (m, 1H), 2.20-2.40 (m, 6H), 2.64-2.76 (m, 1H), 2.80-2.90 (m, 4H), 2.88-3.02 (m, 1H), 7.22-7.32 (m, 2H), 7.34-7.40 (m, 1H), 7.71-7.77 (m, 1H).
【0161】
参考例89
1−ベンジル−4−[3−[1−(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル]−1−オキソプロピル]ピペラジン
【化104】
Figure 0003966693
4−フルオロフェニル酢酸メチル(10.0g)をテトラヒドロフラン(150ml)に溶解し、氷冷下、60%水素化ナトリウム(5.95g)を加えた。氷冷下、10分間攪拌後、1,5−ジブロモペンタン(11.3ml)を1時間かけて滴下した。室温にて一晩攪拌後、氷水を加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、オイル7.37g(53%)を得た。
上記オイル(7.35g)をテトラヒドロフラン(100ml)に溶解し、−50〜−40℃にて1.0M水素化リチウムアルミニウム−ジエチルエーテル溶液(18.7ml)を滴下した。この温度で20分間攪拌後、氷冷下、水、5N水酸化ナトリウム水溶液、さらに水を加え、セライトを用いて不溶物を濾別した。濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、オイル3.43g(53%)を得た。
塩化オキサリル(1.05ml)を塩化メチレン(25ml)に溶解し、−60〜−50℃にてジメチルスルホキシド(0.85ml)の塩化メチレン(5ml)溶液を滴下した。2分間攪拌後、上記オイル(2.08g)の塩化メチレン(10ml)溶液を5分以内に滴下した。この温度で15分攪拌後、トリエチルアミン(6.96ml)を加え、5分間攪拌後室温まで昇温した。水、飽和食塩水にて順じ洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後減圧濃縮し、オイル1.91g(93%)を得た。
60%水素化ナトリウム(0.55g)をテトラヒドロフラン(10ml)に懸濁し、氷冷下、トリエチルホスホノアセテート(2.73ml)のテトラヒドロフラン(5ml)を滴下した。氷冷下、15分間攪拌後、上記オイル(1.89g)のテトラヒドロフラン(15ml)溶液を滴下した。この温度で15分間攪拌後、室温にてさらに1時間攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、オイル2.07g(82%)を得た。
上記オイル(1.02g)をエタノール(20ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(0.2g)を加え、常温常圧にて30分間水素添加した。触媒を濾別後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、オイル0.97g(94%)を得た。
上記オイル(9.03g)をエタノール(50ml)に溶解し、2N水酸化ナトリウム水溶液(50ml)を加えた。2時間加熱還流した後、室温まで冷却し、減圧濃縮して得られた残渣を酢酸エチルに懸濁し、5N塩酸にてpH2に調製した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を酢酸エチル/ n−ヘキサンから再結晶し、白色結晶6.45g(79%)を得た。
1−ベンジルピペラジン(2.82g)をN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)に溶解し、上記結晶(4.00g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.16g)を加えた。氷冷下、1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(3.63g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液を滴下した。室温にて一晩攪拌後、不溶物を濾別し、濾液を酢酸エチルと1N塩酸にて抽出した。2N水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、オイルとして標題化合物6.23g(95%)を得た。
1NMR (400MHz, CDCl3)δ1.29-1.50 (m, 4H), 1.50-1.63 (m, 4H), 1.80-1.94 (m, 4H), 1.99-2.07 (m, 2H), 2.27 (t, J=4.8 Hz, 2H), 2.34 (t, J=4.8 Hz, 2H), 3.10 (t, J=4.8 Hz, 2H), 3.47 (s 2H), 3.54 (t, J=4.8 Hz, 2H), 6.96-7.02 (m, 2H), 7.22-7.34 (m, 7H).
ESI-Mass; 409 (MH+).
【0162】
参考例90
1−ベンジル−4−[3−[1−(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル]プロピル]ピペラジン
【化105】
Figure 0003966693
1−ベンジル−4−[3−[1−(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル]−1−オキソプロピル]ピペラジン(5.90g)をテトラヒドロフラン(100ml)に溶解し、氷冷下80%水素化リチウムアルミニウム(1.03g)を加えた。1.5時間加熱還流後、室温まで放冷し、氷冷下、水、1N水酸化ナトリウム水溶液、さらに水を加えて不溶物を濾別した。濾液を減圧濃縮して得られた残渣をエタノールから再結晶し、白色結晶の標題化合物4.48g(79%)を得た。
1NMR (400MHz, CDCl3)δ1.06-1.15 (m, 2H), 1.28-1.58 (m, 12H), 1.98-2.06 (m, 2H), 2.14 (t, J=8 Hz, 2H), 2.20-2.54 (m, 8H), 3.47 (s 2H), 6.93-7.00 (m, 2H), 7.20-7.32 (m, 7H).
ESI-Mass; 395 (MH+).
【0163】
参考例91
4−[3−[1−(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル]プロピル]ピペラジン
【化106】
Figure 0003966693
1−ベンジル−4−[3−[1−(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル]プロピル]ピペラジン(4.00g)をメタノール(100ml)に溶解し、20%水酸化パラジウム炭素(0.4g)を加え、常温常圧にて6時間水素添加した。触媒を濾別後、減圧濃縮してオイルの標題化合物3.09g(定量的)を得た。
1NMR (400MHz, CDCl3)δ1.07-1.17 (m, 2H), 1.28-1.60 (m, 10H), 1.75 (bs, 1H), 1.99-2.07 (m, 2H), 2.12 (t, J=8 Hz, 2H), 2.25 (bs, 4H), 2.82 (t, J=4.8 Hz, 2H), 6.94-7.01 (m, 2H), 7.21-7.27 (m, 2H).
ESI-Mass; 305 (MH+).
【0164】
参考例92
エチル 4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−2−ピペラジンカルボキシレート
【化107】
Figure 0003966693
エチル 1−ベンジル−4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−2−ピペラジンカルボキシレート(857mg)をエタノール(15ml)に溶解し、10%Pd−C770mgを加えた。水素置換した後、撹拌した。反応終了後、減圧下濃縮し、粗生成物として標題化合物639mg(93%)を得た。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.08-1.16 (m, 1H), 1.20(d, J=6.6Hz, 3H), 1.22-1.29 (m, 3H), 1.53-1.64 (m, 1H), 1.86-1.95 (m, 1H), 2.05-2.33 (m, 6H), 2.41-2.49(m, 1H), 2.74-2.83(m, 2H), 2.97-3.04 (m, 1H), 3.47-3.52(m, 1H), 4.14-4.21(m, 2H), 7.26-7.31 (m, 1H), 7.34-7.39(m, 4H).
【0165】
参考例93
エチル 4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート
【化108】
Figure 0003966693
後記実施例241に準じて合成した、エチル 1−ベンジル−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート(977mg)をエタノール(15ml)に溶解し、10%Pd−C210mgを加えた。水素置換した後、撹拌した。反応終了後、減圧下濃縮し、粗生成物として標題化合物752mg(100%)を得た。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ1.24-1.28(m, 3H), 2.33-2.34(m, 1H), 2.48-2.50(m, 1H), 2.72-2.91(m, 4H), 3.04-3.10(m, 2H), 3.56-3.59(m, 1H), 4.04-4.08(m, 2H), 4.16-4.22(m, 2H), 6.82-6.86(m, 2H), 6.94-6.99(m, 2H).
【0166】
本発明にかかる化合物を製造するための製造中間体のうち、光学活性なものは、公知の製造法またはそれに準じた方法に従って製造できるほか、例えば以下の方法に従って製造することもできる。
【0167】
参考例94
3−メチル−2−(2−チエニル)ブタンニトリル
【化109】
Figure 0003966693
2―チオフェンアセトニトリル47.6g(0.39mol)、2−ブロモプロパン57.0g(0.46mol)をDMSO100mlに溶解させ、50%KOH水溶液を滴下した。反応終了後、水を加え、トルエンにて抽出した。飽和食塩水、飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物を減圧蒸留(2−3mmHg:132−137deg)に供し、標題化合物46.4g(0.28mol、72.7%)を無色オイルとして得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ1.08 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.12 (d, J=6.8Hz, 3H), 2.14-2.24 (m, 1H), 3.95 (d, J=6.0Hz, 1H), 6.99 (dd, J=4.0Hz, 5.20Hz, 1H), 7.05-7.08(m, 1H), 7.27(dd, J=1.2Hz, 5.2Hz, 1H)
【0168】
参考例95
エチル 4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキサノレート
【化110】
Figure 0003966693
カリウム tert−ブトキシド 1.49g(13.3mmol、cat.)をDMF120mlに溶解し、この溶液に3−メチル−2−(2−チエニル)ブタンニトリル43.9g(0.27mol)とエチルアクリレート30.2ml(0.28mol)の混合液を室温下少しずつ加えた。(原料が残る場合は、エチルアクリレート及びカリウム tert−ブトキシドを追加した。)この間、発熱が続いた。反応終了後、飽和食塩水100ml,飽和塩化アンモニウム水溶液200mlを順次加え、ヘキサン500mlで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水400mlにて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。 溶媒を減圧下濃縮し、エステルの粗生成物(エチル 4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキサノレート)67.0gを黄色オイルとして得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.92 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.22 (d, J=7.1Hz, 3H), 1.23(t, J=7.1Hz, 3H), 2.01-2.19 (m, 3H), 2.41-2.58 (m, 2H), 4.01-4.15 (m, 2H), 6.96 (dd, J=3.6Hz, 5.1Hz1H), 7.12 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.29 (dd, J=1.2Hz, 5.1Hz, 1H)
【0169】
参考例96
dl−4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・シクロヘキシルアミン塩
【化111】
Figure 0003966693
実施例いで得られた上記エステル体67.0gをテトラヒドロフラン500mlに溶解させ、この溶液に5NNaOH 200ml,エタノール50mlを加え撹拌した。反応終了後、減圧濃縮し、目的物を含む水層をトルエン200mlx4で洗浄した後、5NHCl 320mlを加え、pH1−2へ調整したのちトルエン750mlで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧濃縮することで粗カルボン酸として55.6g(黄色油状)を得た。このカルボン酸をトルエン150mlに溶解し、シクロヘキシルアミン22.5g(0.23mol)を加えた。析出した白色結晶をろ取し、55.6g(0.17mol)の標題化合物を得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.92 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.40 (m, 6H), 1.57-1.67 (m, 1H), 1.72-1.81 (m, 2H), 1.92-2.11 (m,3H), 2.30-2.42 (m, 1H), 2.44-2.54 (m, 1H), 2.85-2.96 (m, 1H), 6.95 (dd, J=3.2Hz, 5.2Hz1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.2Hz, 1H), 7.25-7.28 (m, 1H)
【0170】
参考例97
4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(S)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン塩
【化112】
Figure 0003966693
dl−4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・シクロヘキシルアミン塩55g(0.16mol)を5NHCl100ml、水50mlに懸濁し、トルエン300mlで抽出した。2NHCl、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧濃縮することで粗カルボン酸として38.7gを得た。この祖dl−4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド38.7gをトルエン120mlに溶解させた。このカルボン酸を含む溶液に(S)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン18.8g(0.14mol、0.85eq)/トルエン40mlを加え、ここに予め調製しておいた標題化合物の結晶(6mg)を接種し、放冷放置した。析出したジアステレオマー塩(塩1)を濾取した。塩1をトルエン250mlに加熱溶解させ、撹拌下室温まで放冷した。析出したジアステレオマー塩(塩2:光学純度90.5%eeHPLC)を濾取し、標題化合物21.3g(57.2mmol、35.1%)(光学純度90.5%ee)を得た。
(例2) dl−4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド(96.6mmol)を上記の分割法に準じて、塩とし結晶化したのち、2回再結晶を繰り返し、標題化合物14.5g(38.9mmol、40.3%)(光学純度95%ee<)を得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。また、HPLC分析の条件を以下に示すとともに、その分析結果(HPLCチャート)を図1に示した。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J=6.8Hz, 3H),1.19 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.42 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.95-2.11 (m, 3H), 2.33 (s, 3H), 2.30-2.50 (m, 2H), 3.74 (brd-s, 3H), 6.95 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.10 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.14 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.21 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.25-7.29 (m, 1H)
[HPLC分析条件]カラム : Daicel chemical industries,Ltd.CHIRALCEL OJ, 4.6 x 250mm
移動相 : 20%(B)
(A) n-hexane / trifluoroacetic acid混液 (1000:1)
(B) n-hexane / isopropanol / trifluoroacetic acid混液: (500:500:1)
流速 : 0.5ml/min
検出器 : UV 231nm
保持時間: 15.5 min
【0171】
参考例98
4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(S)−1−フェニルエチルアミン塩
【化113】
Figure 0003966693
参考例97に準じた方法に従い、dl−4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド(168.8g)に対して、(S)−1−フェニルエチルアミン(67.4g)、トルエン(990ml)を用いても、光学活性な4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(S)−1−フェニルエチルアミン塩(107.7g、39%)(白色結晶、光学純度96.9%ee)を得ることができた。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CD3OD) δ0.94 (d, J=7Hz, 3H), 1.23 (d, J=7Hz, 3H, ), 1.65 (d, J=7Hz, 3H), 2.02 (ddd, J=15Hz, 12Hz, 4Hz, 1H), 2.14 (ddd, J=14Hz, 12Hz, 4Hz, 1H), 2.18 (qq, J=7Hz,7Hz, 1H), 2.33 (ddd, J=15Hz, 12Hz, 4Hz, 1H), 2.52 (ddd, J=14Hz, 12Hz, 4Hz, 1H), 4.44 (q, J=7Hz, 1H), 7.04 (dd, J=5Hz, 3Hz, 1H), 7.14 (dd, J=3Hz, 1Hz, 1H), 7.44 (dd, J=5Hz, 1Hz, 1H), 7.40-7.50 (m, 5H).
EI-Mass(m/z): 135, 177, 195, 273 (M+. )
融点:136−144℃
[HPLC分析条件]
カラム : ダイセル工業、東京:CHIRALCEL OJ
移動相 : 10% (B)
(A) n-ヘキサン/トリフルオロ酢酸(1000:1)
(B) n-ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢酸(500:500:1)
流速 : 0.5 ml/min
検出器 : UV 231nm
保持時間: 26.2 min
【0172】
参考例99
4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(R)−1−フェニルエチルアミン塩
【化114】
Figure 0003966693
(R)−1−フェニルエチルアミンとdl−4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシドを用いて、参考例98の方法に準じて白色結晶として標題化合物を得た。
融点:136-144度
[HPLC分析条件]
カラム : ダイセル工業、東京:CHIRALCEL OJ
移動相 : 10% (B)
(A) n-ヘキサン/トリフルオロ酢酸(1000:1)
(B) n-ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢酸(500:500:1)
流速 : 0.5 ml/min
検出器 : UV 231nm
保持時間: 19.9 min
【0173】
参考例100
4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(S)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン塩
【化115】
Figure 0003966693
参考例96と参考例97に準じて合成した、dl−4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド(11.4g)と(S)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン(5.45g)から、白色結晶として標題化合物5.60g(光学純度86.7%ee)を得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。また、HPLC分析の条件を以下に示すとともに、その分析結果(HPLCチャート)を図2に示した。
遊離体:4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド;
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.85 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.6Hz, 3H), 2.02-2.18 (m, 3H), 2.38-2.58 (m, 2H), 6.94 (dd, J=3.1Hz, 1.5Hz, 1H), 7.30 (dd, J=3.1Hz, 1.5Hz, 1H), 7.38 (dd, J=5.1Hz, 3.1Hz, 1H).
塩:4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(S)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン塩;
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ0.83 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.15 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.42 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.80-2.10 (m, 3H), 2.27-2.42 (m, 2H), 2.33 (s, 3H), 4.14 (q, J=6.8Hz, 1H), 6.91 (dd, J=5.1Hz, 1.5Hz, 1H), 7.13 (brd, J=8.0Hz, 2H), 7.20 (brd, J=8.0Hz, 2H).7.24 (dd, J=3.1Hz, 1.5Hz, 1H), 7.33 (dd, J=5.1Hz, 3.1Hz, 1H).
融点:140-143度
[HPLC分析条件]
カラム : ダイセル工業、東京:CHIRALCEL OJ
移動相 : Hexane:IPA:TFA (900:100:1)
流速 : 0.5 ml/min
検出器 : UV 235nm
保持時間: 15.7 min
【0174】
参考例101
光学活性4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド
【化116】
Figure 0003966693
参考例97に準じた方法により、4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(S)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン塩(5.6g)を塩酸水で処理することで、標題の遊離体(3.94g)にすることが出来る。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。また、HPLC分析の条件を以下に示すとともに、その分析結果(HPLCチャート)を図2に示した。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.85 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.6Hz, 3H), 2.02-2.18 (m, 3H), 2.38-2.58 (m, 2H), 6.94 (dd, J=3.1Hz, 1.5Hz, 1H), 7.30 (dd, J=3.1Hz, 1.5Hz, 1H), 7.38 (dd, J=5.1Hz, 3.1Hz, 1H).
【0175】
参考例102
4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(R)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン塩
【化117】
Figure 0003966693
(R)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミンとdl−4−シアノ−4−(3−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシドを用いて、実施例えの製造法に準じて白色結晶として標題化合物(35%、光学純度88.5%ee)を得た。
融点:140-143度
[HPLC分析条件]
カラム : ダイセル工業、東京:CHIRALCEL OJ
移動相 : Hexane:IPA:TFA (900:100:1)
流速 : 0.5 ml/min
検出器 : UV 235nm
保持時間: 12.8 min
【0176】
参考例103
4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(R)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン塩
【化118】
Figure 0003966693
(R)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミンとdl−4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシドを用いて、参考例97の製造法に準じて標題化合物を製造した。HPLC分析の条件を以下に示すとともに、その分析結果(HPLCチャート)を図3に示した。
[HPLC分析条件]
カラム : Daicel chemical industries,Ltd.CHIRALCEL OJ, 4.6 x 250mm移動相 : 20%(B)
(A) n-hexane / trifluoroacetic acid混液 (1000:1)
(B) n-hexane / isopropanol / trifluoroacetic acid混液: (500:500:1)
流速 : 0.5ml/min
検出器 : UV 231nm
保持時間: 12.8 min
【0177】
参考例104
4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノール(光学活性体)
【化119】
Figure 0003966693
参考例97より得られた4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシド・(S)−1−(4−メチルフェニル)エチルアミン塩を参考例97に準じてカルボン酸遊離体に戻した。この8.31g(35.0mmol)をテトラヒドロフラン140mlに溶解し、N,N−ジメチルホルムアミドをパスツールピペットで3滴加えた後、氷冷した。この反応溶液にオキサリルクロライド3.51ml(40.3mmol)を滴下したのち、室温に戻し1.5時間撹拌した。反応溶媒を減圧下濃縮したのち、テトラヒドロフラン80mlを加え、再度氷冷した。ここにメタノール75ml及びトリエチルアミン6.10ml(43.8mmol)を加え、室温に昇温し撹拌した。反応終了後、酢酸エチルにて抽出し、飽和炭酸水素水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン・酢酸エチル系)で粗精製してメチルエステル体 8.00g(31.8mmol、90.9%)を得た。このエステル体8.00g(31.8mmol)をテトラヒドロフラン50mlに溶解し、外温を−50〜−40度に冷却した水素化リチウムアルミニウム845mg(22.3mmol)のTHF懸濁液に滴下したのち0.5時間かけて外温を−20度まで昇温した。反応終了後、再び冷却し、水0.9ml、5N水酸化ナトリウム0.9ml、水2.70mlを順次加えたのち、セライト濾過したのち、濾液を減圧下濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン・酢酸エチル系)で精製して標題化合物6.60g(29.6mmol、93.1%)を 無色オイルとして得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
カルボン酸A: 1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.93 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.4Hz, 3H), 2.01-2.23 (m, 3H), 2.47-2.58 (m, 2H), 6.97 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.12 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.29 (dd, J=1.2Hz, 5.2Hz, 1H)
カルボン酸Aより得られるメチルエステル体: 1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.92 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.22 (d, J=6.4Hz, 3H), 2.03-2.20 (m, 3H), 2.43-2.58 (m, 2H), 3.64 (s, 3H), 6.96 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.12 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.29 (dd, J=1.2Hz, 5.2Hz, 1H)
アルコールA: 1H-NMR(400MHz,CDCl3) δ 0.92 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.33-1.46 (m, 1H), 1.65-1.77 (m, 1H), 1.80-1.90 (m, 1H), 2.08 (sept, J=6.8Hz, 1H), 2.27 (ddd, J=4.4 Hz, 12.0 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.63 (brd-s,2H), 6.96 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11-7.14 (m, 1H), 7.27 (dd, J=1.2Hz, 5.2 Hz, 1H)
【0178】
参考例105
4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキサノール(光学活性体)
【化120】
Figure 0003966693
参考例104より得られたアルコールAを出発物質とし、実施例80に準じて、ブロモ化反応、次いでシアノ化反応を行った。すなわち、ブロモ化反応により、光学活性な4−シアノ−4−(5−ブロモ−2−チエニル)−5−メチルヘキサノールを合成し、これを精製することなく、シアノ化反応を行い、標題化合物を収率77.9%で得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.94 (d, J=6.59Hz, 3H), 1.22 (d, J=6.78Hz, 3H), 1.28-1.42 (m, 1H), 1.66-1.78 (m, 1H), 1.83-1.93 (m, 1H), 2.03-2.16 (m, 1H), 2.32 (ddd, J=4.40Hz, 12.4Hz, 13.2Hz, 1H), 3.58-3.74 (m, 2H), 7.16 (d, J=3.60Hz, 1H), 7.52 (d, J= 3.60Hz, 1H)
【0179】
実施例1
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(3 −アセチルフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化121】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例86−5)の方法に準じて、標題化合物を合成した(61%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.50-1.60 (m, 1H), 1.80-1.95 (m, 1H), 2.05-2.20 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.35-2.48 (m, 4H), 2.48-2.65 (m, 4H), 2.59 (s,3H), 2.81 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.13 (t, J = 5.8Hz, 2H), 7.08-7.13 (m, 1H), 7.26-7.32 (m, 1H), 7.34-7.40 (m, 5H), 7.46-7.50 (m, 1H), 7.52-7.56 (m, 1H).
更に、この遊離体を特願平11−206862号公報記載の実施例20の方法に準じて処理し、標題化合物の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 448(MH+).
【0180】
実施例2
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(1−ベンジル−2−ピロリジン)メチル]ピペラジン
【化122】
Figure 0003966693
1−ベンジル−2−ピロリジンメタノール (83mg)をアセトニトリル(3ml)に溶解し、室温にてトリエチルアミン(0.18ml)と塩化メシル(0.037ml)を加えた。室温にて1時間攪拌した後1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(124mg)のアセトニトリル(3ml)溶液を加えた。3時間加熱還流した後、室温まで放冷し、酢酸エチルを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を(NH)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(58mg、29%)を得た。更に、当該遊離体を常法にて塩酸塩とし標題化合物の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.18 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.49-1.73 (m, 4H), 1.83-2.00 (m, 3H), 2.07-2.18 (m, 2H), 2.20-2.64 (m, 13H), 2.87-2.93 (m, 1H), 3.23 (d, J = 12.8Hz, 1H), 4.19 (d, J = 12.8Hz, 1H), 7.19-7.39 (m, 10H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 459 (MH+).
【0181】
実施例3
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンゾフラニル)メチル]ピペラジン
【化123】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(0.19g)を1,2−ジクロロエタン(6ml)に溶解し、 ベンゾフラン−2−カルボアルデヒド(0.11g)、酢酸(0.095ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムを加えた。室温にて3時間攪拌した後、酢酸エチルを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を(NH)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(0.28g、定量的)を得た。更に、当該遊離体を常法にて塩酸塩とし標題化合物の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.18 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.48-1.60 (m, 1H), 1.87 (dt, J = 4.4Hz, J = 12Hz, 1H), 2.07-2.17 (m, 2H), 2.27 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.38 (bs, 4H), 2.52 (bs, 4H), 3.66 (s, 2H), 6.57 (s, 1H), 7.17-7.30 (m, 3H), 7.32-7.37 (m, 4H), 7.44-7.53 (m, 2H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 416 (MH+).
【0182】
実施例4
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(1−メチル−2−ベンズイミダゾリル)メチル]ピペラジン
【化124】
Figure 0003966693
実施例3の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(86%)。更に、当該遊離体を常法にて塩酸塩とした。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.05-1.18 (m, 1H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.47-1.60 (m, 1H), 1.90 (dt, J=4.4Hz, J=12.4Hz, 1H), 2.05-2.38 (m, 8H), 2.50 (bs, 4H), 3.79 (s, 2H), 3.84 (s, 3H), 7.21-7.40 (m, 8H), 7.71-7.75 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 430 (MH+).
【0183】
実施例5
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(3−インドリル)メチル]ピペラジン
【化125】
Figure 0003966693
実施例3の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(76%)。更に、常法にて標題化合物の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.18 (m, 1H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.47-1.60 (m, 1H), 1.86 (dt, J = 4.4Hz, J = 12.4Hz, 1H), 2.03-2.16 (m, 2H), 2.22-2.32 (m, 2H), 2.33 (bs, 4H), 2.49 (bs, 4H), 3.70 (s, 2H), 7.05-7.20 (m, 4H), 7.23-7.48 (m, 5H), 7.70 (d, J = 6.8Hz, 1H), 8.25-8.40 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 415 (MH+).
【0184】
実施例6
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−キノリニル)メチル]ピペラジン
【化126】
Figure 0003966693
実施例3の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(62%)。更に、常法にて標題化合物の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.18 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.62 (m, 1H), 1.90 (dt, J = 4.4Hz, J = 12Hz, 1H), 2.07-2.18 (m, 2H), 2.24-2.35 (m, 2H), 2.38 (bs, 4H), 2.54 (bs, 4H), 3.82 (s, 2H), 7.24-7.30 (m, 1H), 7.32-7.38 (m, 4H), 7.51 (d, J = 8Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.4Hz, 1H), 7.66-7.72 (m, 1H), 7.79 (d, J = 8Hz, 1H), 8.06 (d, J = 8.4Hz, 1H), 8.10 (d, J = 8.4Hz, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 427 (MH+).
【0185】
実施例7
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(4−フ ェニル−3−ピリジル)メチル]ピペラジン
【化127】
Figure 0003966693
実施例3の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(47%)。更に、常法にて標題化合物の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.18 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.47-1.59 (m, 1H), 1.87 (dt, J = 4Hz, J = 12Hz, 1H), 2.06-2.34 (m, 8H), 2.34 (bs, 4H), 3.39 (s, 2H), 7.18 (d, J = 4.8Hz, 1H), 7.25-7.46 (m, 10H), 8.52 (d, J = 4.8Hz, 1H), 8.63 (s, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 453 (MH+).
【0186】
実施例8
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフソイル)ピペラジン
【化128】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(150mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(71mg)と1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレン酸(93mg)を加え、さらにジシクロヘキシルカルボジイミド(120mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)溶液を加えた。室温にて一晩攪拌した後、不溶物を濾別し、濾液中に酢酸エチルを加え、1N塩酸を少量加えて攪拌した後、飽和炭酸ナトリウム水溶液さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を(NH)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(220mg、94%)を得た。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.20 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.63 (m, 1H), 1.86-2.04 (m, 3H), 2.09-2.23 (m, 2H), 2.24-2.36 (m, 6H), 2.75-2.94 (m, 4H), 3.03-3.12 (m, 1H), 3.49 (t, J = 4.8Hz, 2H), 3.56-3.68 (m, 2H), 7.06-7.13 (m, 4H), 7.27-7.40 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 444 (MH+).
【0187】
実施例9
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル)メチル]ピペラジン
【化129】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフソイル)ピペリジン (150mg)をテトラヒドロフラン(5ml)に溶解し、氷冷下1.0Mボラン・テトラヒドロフラン錯体 (1.35ml)を加えた。室温にて5時間攪拌した後、減圧濃縮し、メタノール(5ml)と2N塩酸(5ml)を加え、80℃にて1時間攪拌した。室温まで放冷した後、減圧濃縮し、酢酸エチルを加え、飽和炭酸ナトリウム水溶液さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を分取用薄層シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン/メタノール)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(72mg、50%)を得た。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.20 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.29-1.43 (m, 2H), 1.51-1.63 (m, 2H), 1.65-1.73 (m, 1H), 1.90 (dt, J = 4.4Hz, J = 12Hz, 1H), 1.90-2.00 (m, 4H), 2.08-2.19 (m, 2H), 2.25-2.48 (m, 7H), 2.77-2.92 (m, 3H), 7.04-7.10 (m, 4H), 7.26-7.48 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 430 (MH+).
【0188】
実施例10
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(1,4−ベンゾジオキサノイル)]ピペラジン
【化130】
Figure 0003966693
実施例8の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(86%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.08-1.20 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.51-1.63 (m, 1H), 1.92 (dt, J = 4.4Hz, J = 12Hz, 1H), 2.09-2.23 (m, 2H), 2.25-2.40 (m, 6H), 3.49-3.57 (m, 2H), 3.63-3.76 (m, 2H), 4.30 (dd, J = 8Hz, J = 12Hz, 1H), 4.46 (dd, J = 2.8Hz, J = 12Hz, 1H), 4.79 (dd, J = 2.8Hz, J = 8Hz, 1H), 6.83-6.91 (m, 4H), 7.27-7.40 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 448 (MH+).
【0189】
実施例11
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(1,4−ベンゾジオキサニル)メチル]ピペラジン
【化131】
Figure 0003966693
実施例9の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(56%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.62 (m, 1H), 1.89 (dt, J = 4.4Hz, J = 12.8Hz, 1H), 2.08-2.19 (m, 2H), 2.24-2.34 (m, 2H), 2.36 (bs, 4H), 2.52 (bs, 4H), 2.61 (ddd, J = 5.6Hz, J = 13.2Hz, J = 40.4Hz, 2H), 3.96 (dd, J = 7.6Hz, J = 11.6Hz, 1H), 4.24-4.31 (m, 2H), 6.79-6.89 (m, 4H), 7.26-7.39 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 434 (MH+).
【0190】
実施例12
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(1−メチル−2−インドロイル)ピペラジン
【化132】
Figure 0003966693
実施例8の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(82%)。常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.08-1.20 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.62 (m, 1H), 1.87-1.97 (m, 1H), 2.08-2.22 (m, 2H), 2.28-2.38 (m, 6H), 3.72 (bs, 4H), 3.81 (s, 3H), 6.56 (s, 1H), 7.10-7.16 (m, 1H), 7.25-7.39 (m, 7H), 7.61 (d, J = 8Hz, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 443 (MH+).
【0191】
実施例13
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(1−メチル−2−インドーリル)メチル]ピペラジン
【化133】
Figure 0003966693
実施例9の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(40%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.20 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.49-1.62 (m, 1H), 1.89 (dt, J = 4.4Hz, J = 12Hz, 1H), 2.07-2.17 (m, 2H), 2.21-2.37 (m, 6H), 2.44 (bs, 4H), 3.60 (s, 2H), 3.76 (s, 3H), 6.34 (s, 1H), 7.07 (t, J = 8Hz, 1H), 7.18 (t, J = 8Hz, 1H), 7.25-7.38 (m, 6H), 7.54 (d, J = 8Hz, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 429 (MH+).
【0192】
実施例14
2−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−5−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2,5−ジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタン
【化134】
Figure 0003966693
2−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−5−ベンジル−2,5−ジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタン(37mg)をメタノール(5ml)に溶解し、20%水酸化パラジウム炭素(10mg)を加え、室温常圧にて8時間水素添加した。触媒を濾別後、濾液を減圧濃縮して淡黄色油状残渣(29mg)を得た。この残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、トリエチルアミン(0.027ml)と2−(4−フルオロフェノキシ)エチルブロミド(25mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)溶液を加えた。50℃にて一晩攪拌した後、室温まで放冷し、酢酸エチルを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を分取用薄層シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン/メタノール系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(20mg、48%)を得た。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.45-1.57 (m, 1H), 1.66-1.73 (m, 2H), 1.95 (dt, J = 4.4Hz, J = 12Hz, 1H), 2.11 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 2.14-2.23 (m, 1H), 2.32-2.40 (m, 1H), 2.51-2.61 (m, 2H), 2.63-2.81 (m, 3H), 2.91 (dqui, J = 6Hz, J = 40.4Hz, 2H), 3.21 (s, 1H), 3.36 (s, 1H), 3.94-4.03 (m, 2H), 6.79-6.85 (m, 2H), 6.92-7.00 (m, 2H), 7.26-7.40 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 436 (MH+).
【0193】
実施例15
8−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ−[4,5]デカン−4−オン
【化135】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキサノール(120mg)をアセトニトリル(6ml)に溶解し、室温にてトリエチルアミン(0.23ml)と塩化メシル(0.051ml)を加えた。室温にて1時間攪拌した後1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ−[4,5]デカン−4−オン(140mg)のアセトニトリル(3ml)溶液を加えた。2.5時間加熱還流した後、室温まで放冷し、酢酸エチルを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を分取用薄層シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(61mg、26%)を得た。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.79 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.22 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.26 (t, J = 7.2Hz, 2H), 1.55-1.73 (m, 3H), 1.94-2.05 (m, 1H), 2.08-2.25 (m, 2H), 2.38-2.52 (m, 2H), 2.60-2.90 (m, 6H), 4.72 (s, 2H), 6.85 (t, J = 7.2Hz, 1H), 6.90 (d, J = 8Hz, 2H), 7.24-7.31 (m, 2H), 7.33-7.41 (m, 4H), 7.62 (bs, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 431 (MH+).
【0194】
実施例16
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−ケト−1−ベンズイミダゾリニル)ピペリジン
【化136】
Figure 0003966693
実施例15の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(23%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.79 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.11-1.34 (m, 2H), 1.23 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.55-1.67 (m, 1H), 1.73-1.82 (m, 2H), 1.90-2.05 (m, 2H), 2.08-2.23 (m, 3H), 2.30-2.52 (m, 4H), 2.88-3.02 (m, 2H), 4.28-4.38 (m, 1H), 7.00-7.07 (m, 2H), 7.09-7.13 (m, 1H), 7.22-7.32 (m, 2H), 7.33-7.43 (m, 4H), 10.12-10.30 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 417 (MH+).
【0195】
実施例17
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンズオキサゾリル)アミノ]ピペリジン
【化137】
Figure 0003966693
実施例15の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(30%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.08-1.19 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.47-1.62 (m, 3H), 1.75-1.83 (m, 1H), 1.89 (dt, J = 4.4Hz, J = 13.6Hz, 1H), 2.00 (bt, J = 12.4Hz, 1H), 2.04-2.20 (m, 4H), 2.25-2.31 (m, 2H), 2.72 (bt, J = 11.6Hz, 2H), 3.69-3.80 (m, 1H), 4.92-5.02 (m, 1H), 6.99-7.05 (m, 1H), 7.13-7.17 (m, 1H), 7.20-7.25 (m, 1H), 7.25-7.32 (m, 1H), 7.33-7.40 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 417 (MH+).
【0196】
実施例18
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−ベンゾチアゾリル)アミノピペリジン
【化138】
Figure 0003966693
実施例15の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(52%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.46-1.62 (m, 3H), 1.77 (bs, 1H), 1.85-1.94 (m, 1H), 1.96-2.05 (m, 1H), 2.05-2.18 (m, 4H), 2.25-2.32 (m, 2H), 2.70 (bt, J = 12.4Hz, 2H), 3.56-3.66 (m, 1H), 5.24 (bd, J = 6.8Hz, 1H), 7.04-7.09 (m, 1H), 7.25-7.32 (m, 2H), 7.33-7.39 (m, 4H), 7.50-7.58 (m, 2H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 433 (MH+).
【0197】
実施例19
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンゾチアゾリル)(メチル)アミノ]ピペリジン
【化139】
Figure 0003966693
実施例15の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(30%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.08-1.20 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.51-1.64 (m, 1H), 1.74-2.20 (m, 9H), 2.30 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.82-2.93 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 3.94-4.05 (m, 1H), 7.01-7.06 (m, 1H), 7.24-7.33 (m, 2H), 7.34-7.40 (m, 4H), 7.51-7.59 (m, 2H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 447 (MH+).
【0198】
実施例20
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンゾチアゾリル)(2−プロピル)アミノ]ピペリジン
【化140】
Figure 0003966693
実施例18にて合成した1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンゾチアゾリル)アミノ]ピペリジン(50mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、60%水素化ナトリウム(7mg)を加えた。50℃にて1時間攪拌した後2−ブロモプロパン(0.012ml)を加えた。さらに50℃にて一晩攪拌した後2−ブロモプロパン(0.012ml)を追加した。さらに50℃にて6時間攪拌した後60%水素化ナトリウム(7mg)を追加した。さらに50℃にて一晩攪拌した後 室温まで放冷し、酢酸エチルを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を(NH)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(31mg、57%)を得た。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.08-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.50 (d, J = 6.8Hz, 6H), 1.69-2.34 (m, 13H), 2.63-2.74 (m, 2H), 2.81-2.90 (m, 1H), 6.86-6.91 (m, 1H), 6.96-7.02 (m, 1H), 7.11-7.16 (m, 1H), 7.25-7.32 (m, 2H), 7.33-7.41 (m, 4H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 475 (MH+).
【0199】
実施例21
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(1−メチル−2−ベンズイミダゾリル)アミノ]ピペリジン
【化141】
Figure 0003966693
実施例15の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(12%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.42-1.61 (m, 3H), 1.84-1.93 (m, 1H), 1.98-2.20 (m, 6H), 2.27 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.69-2.76 (m, 2H), 3.45 (s, 3H), 3.86-4.01 (m, 2H), 7.01-7.12 (m, 3H), 7.26-7.31 (m, 1H), 7.33-7.39 (m, 4H), 7.45 (d, J = 7.6Hz, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 430 (MH+).
【0200】
実施例22
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[[1−(2−プロピル)−2−ベンズイミダゾリル]アミノ]ピペリジン
【化142】
Figure 0003966693
実施例15の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(54%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.08-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.40-1.55 (m, 3H), 1.57 (d, J = 6.8Hz, 6H), 1.85-1.93 (m, 2H), 2.02-2.20 (m, 5H), 2.28 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.67-2.75 (m, 2H), 3.85-4.00 (m, 2H), 4.33 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 6.97-7.10 (m, 2H), 7.20-7.32 (m, 2H), 7.34-7.39 (m, 4H), 7.46-7.48 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 458 (MH+).
【0201】
実施例23
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[ (5,6−ジメトキシ−1−インダノン)−2−イル]メチルピペリジン
【化143】
Figure 0003966693
実施例15の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(30%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.08-1.36 (m, 4H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.38-1.95 (m, 8H), 2.08-2.18 (m, 2H), 2.18-2.32 (m, 2H), 2.65-2.83 (m, 4H), 3.22 (dd, J = 8Hz, J = 17.6Hz, 1H), 3.90 (s, 3H), 3.96 (s, 3H), 6.86(s, 1H), 7.16 (s, 1H), 7.26-7.41 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 489 (MH+).
【0202】
実施例24
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル](2−シアノエチル)アミノ]ピペリジン
【化144】
Figure 0003966693
後記実施例35の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(21%)。更に、常法にて当該遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.18 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.42-1.61 (m, 3H), 1.66-1.80 (m, 3H), 1.83-1.92 (m, 2H), 2.08-2.17 (m, 2H), 2.19-2.32 (m, 2H), 2.43-2.53 (m, 1H), 2.44 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.78-2.94 (m, 6H), 3.92 (t, J = 6Hz, 2H), 6.79-6.85 (m, 2H), 6.94-7.00 (m, 2H), 7.27-7.39 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 491 (MH+).
【0203】
実施例25
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−ナフチル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化145】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(2−ナフチル)ヘキサメール310mg(1.16mmol)をアセトニトリル5mlに溶解し、トリエチルアミン190μl(1.36mmol)、メシルクロライド105μl(1.36mmol)を加えた。メシル化終了後、ヨウ化ナトリウム1.11g(7.38mmol)、炭酸カリウム255mg(1.85mmol)、1−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン414mg(1.85mmol)、ジメチルフォルムアミド5ml、水1mlを加え、60℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン=2/3で溶出)に供し、標題化合物384mg(0.81mmol、69.9%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.79 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.15 (m, 1H), 1.26 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.65 (m, 1H), 1.93-2.05 (m, 1H), 2.18-2.60 (m, 12H), 2.75 (t, J = 5.8Hz, 1H), 4.02 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.78-6.83 (m, 2H), 6.91-6.97 (m, 2H), 7.36 (dd, J = 2.0Hz, 8.8Hz, 1H), 7.48-7.54 (m, 2H), 7.81-7.88 (m, 3H), 7.94 (brd-s, 1H)
ESI-MS : 474(M+H)+
【0204】
実施例26
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(1−ナフチル)ヘキシル]−4−[2− (4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化146】
Figure 0003966693
実施例25の方法に準じて、標題化合物を無色油状物(収率57.8%)として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.70-0.90 (m, 3H), 0.95-1.10 (m, 1H), 1.20-1.40 (m, 4H), 1.50-1.65 (m, 1H), 1.93-2.05 (m, 1H), 2.10-2.56 (m, 10H), 2.56-2.70 (m, 1H), 2.73 (t, J = 5.8Hz, 1H), 2.90-3.00 (m, 1H), 4.01 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.78-6.83 (m, 2H), 6.91-6.97 (m, 2H), 7.40-7.50 (m, 3H), 7.78-7.92 (m, 3H), 8.22-8.31 (brd-s, 1H)
ESI-MS : 474(M+H)+
【0205】
実施例27
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−ピリジル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化147】
Figure 0003966693
実施例25の方法に準じて合成した4−シアノ−5−メチル−4−(2−ピリジル)ヘキサメールを、定法であるSO3−ピリジンにて酸化し、得られた粗アルデヒド体を後記実施例42の方法に準じて還元的アミノ化反応に供し、無色油状物の標題化合物(収率69.1%)を合成した。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.74 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.90-1.10 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.24-1.30 (m, 1H), 1.53-1.66 (m, 1H), 2.03-2.23 (m, 2H), 2.24-2.74 (m, 10H), 2.81 (t, J = 5.4Hz, 2H), 4.06 t, J = 5.4Hz, 2H), 6.79-6.85 (m, 2H), 6.92-6.98 (m, 2H), 7.21 (ddd, J = 1.2Hz, 4.8Hz, 8.0Hz, 1H), 7.57 (dt, J = 1.2Hz, 8.0Hz, 1H), 7.69 (dt, J = 2.0Hz, 8.0Hz, 1H), 8.58-8.62 (m, 1H)
ESI-MS : 425(M+H)+
【0206】
実施例28
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(4−ピリジル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化148】
Figure 0003966693
実施例25の方法に準じて、標題化合物を黄色油状物として得た(収率70%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.79 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.00-1.20 (m, 1H), 1.22 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.50-1.64 (m, 1H), 1.85-2.00 (m, 1H), 2.08-2.25 (m, 2H), 2.26-2.75 (m, 10H), 2.82 (t, J = 5.4Hz, 2H), 4.07 (t, J = 5.4Hz, 2H), 6.79-6.85 (m, 2H), 6.92-6.98 (m, 2H), 7.31 (dd, J = 1.6Hz, 4.4Hz, 2H), 8.63 (dd, J = 1.6Hz, 4.4Hz, 2H)
ESI-MS : 425(M+H)+
【0207】
実施例29
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−フェニルピペラジン
【化149】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−5−フェニルヘキシルヨ−ジド100mg(0.30mmol)をアセトニトリル2mlに溶解し、炭酸カリウム55mg(0.36mmol)及びフェニルピペラジン60mg(0.36mmol)を加え、60℃に加熱した。反応終了後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル20g(酢酸エチル/ヘキサン=1/5)に供し、標題化合物137mg(定量的)を無色シロップとして得た。標題化合物の物理化学データは以下の如くである。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.08-1.26 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.52-1.66 (m, 1H), 1.88-1.98 (m, 1H), 2.08-2.23 (m, 2H), 2.28-2.37 (m, 2H), 2.42-2.52 (m, 4H), 3.10-3.20 (m, 4H), 6.82-6.86 (m, 1H), 6.88-6.92 (m, 2H), 7.22-7.32 (m, 4H), 7.34-7.40 (m, 3H)
ESI-MS : 362(M+H)+
【0208】
実施例30
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−フェニルエチル)ピペラジン
【化150】
Figure 0003966693
1−(2−フェニルエチル)ピペラジンを用い、実施例29の方法に準じて標題化合物を合成した(収率100%;無色油状物)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.08-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.63 (m, 1H), 1.84-1.93 (m, 1H), 2.07-2.19 (m, 2H), 2.24-2.60 (m, 12H), 2.74-2.82 (m, 2H), 7.16-7.21 (m, 3H), 7.24-7.31 (m, 3H), 7.35-7.38 (m, 4H)
ESI-MS : 390(M+H)+
【0209】
実施例31
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(3−フェニルプロピル)ピペラジン
【化151】
Figure 0003966693
1−(3−フェニルプロピル)ピペラジンを用いて実施例29の方法に準じて標題化合物を合成した(収率100%;無色油状物)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.50-1.62 (m, 1H), 1.74-1.92 (m, 3H), 2.06-2.18 (m, 2H), 2.20-2.50 (m, 12H), 2.61 (t, J = 7.6Hz, 2H), 7.14-7.19 (m, 3H), 7.23-7.31 (m, 3H), 7.34-7.37 (m, 4H)
ESI-MS : 404(M+H)+
【0210】
実施例32
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(3−フルオロフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン
【化152】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジン250mg(0.74mmol)をジクロルメタン7mlに溶解し、別途合成した3−フルオロフェノキシアセトアルデヒド171mg(1.11mmol)、酢酸0.08ml(1.48mmol)、ソジウムトリアセトキシボロヒドリド235mg(1.11mmol)を順次加えた。反応終了後、2N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル25g(酢酸エチル/ヘキサン=1/3)に供し、標題化合物290mg(0.61mmol、82.2%)を無色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.25 (m, H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.47-1.80 (m, 2H), 1.85-2.28 (m, 4H), 2.29-2.70 (m, 6H), 2.48 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.90-3.25 (m, 4H), 3.40-3.55 (m, 1H), 3.98 (t, J = 5.6Hz, 2H), 6.56-6.62 (m, 1H), 6.63-6.90 (m, 3H), 7.18-7.25 (m, 1H), 7.26-7.40 (m, 5H)
ESI-MS : 477(M+H)+
【0211】
実施例33
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(3−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン
【化153】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジン250mg(0.74mmol)をジクロルメタン7mlに溶解し、別途、3−フルオロフェノキシアセトアルデヒドの製造と同様にして合成した3−シアノフェノキシアセトアルデヒド179mg(1.11mmol)、酢酸0.08ml(1.48mmol)、ソジウムトリアセトキシボロヒドリド235mg(1.11mmol)を順次加えた。反応終了後、2N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル25g(酢酸エチル/ヘキサン=1/3)に供し、標題化合物318mg(0.66mmol、88.9%)を無色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.25 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.47-1.80 (m, 2H), 1.85-2.28 (m, 4H), 2.29-2.72 (m, 6H), 2.48 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.90-3.05 (m, 4H), 3.42-3.55 (m, 1H), 4.01 (t, J = 5.6Hz, 2H), 7.11-7.15 (m, 2H), 7.23-7.40 (m, 7H)
ESI-MS : 484(M+H)+
【0212】
実施例34
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(2−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロ リジン
【化154】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジン263mg(0.78mmol)をジクロルメタン7mlに溶解し、別途合成した3−シアノフェノキシアセトアルデヒド251mg(1.56mmol)、酢酸0.09ml(1.56mmol)、ソジウムトリアセトキシボロヒドリド247mg(1.17mmol)を順次加えた。反応終了後、2N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル25g(酢酸エチル/ヘキサン=1/3)に供し、標題化合物311mg(0.64mmol、82.4%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.25 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.45-1.80 (m, 2H), 1.85-2.16 (m, 3H), 2.16-2.70 (m, 7H), 2.54 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.90-3.12 (m, 4H), 3.45-3.60 (m, 1H), 4.11 (t, J = 6.8Hz, 2H), 6.40-7.04 (m, 2H), 7.26-7.40 (m, 5H), 7.50-7.58 (m, 2H)
ESI-MS : 484(M+H)+
【0213】
実施例35
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(4−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン
【化155】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−5−フェニルヘキシルヘキサメール217mg(1.00mmol)をアセトニトリル5.00mlに溶解し0度に冷却した。この溶液にトリエチルアミン320μl(2.30eq)、メシルクロライド85μll(1.10eq)を加えた後、室温まで昇温した。15分後、ヨウ化ナトリウム450mg(3.00eq)、3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(4−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン370mg(1.30mmol)を加え、60℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル37g(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)に供し、標題化合物316mg(0.65mmol、65%)を淡黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.10-1.25 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.63 (m, 1H), 1.65-1.77 (m, 1H), 1.78-1.97 (m, 1H), 1.98-2.17 (m, 2H), 2.19-2.30 (m, 1H), 2.30-2.73 (m, 6H), 2.48 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.90-3.07 (m, 4H), 3.43-3.56 (m, 1H), 4.04 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.94 (d, J = 9.2Hz, 2H), 7.27-7.34 (m, 1H), 7.34-7.40 (m, 4H), 7.59 (d, J = 9.2Hz, 2H)
ESI-MS : 484(M+H)+
【0214】
実施例36
1−[((4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル))ヘキシル)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(4−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン
【化156】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−5−(2−チエニル)ヘキサメールを用い、実施例35の方法に準じて標題化合物を合成した(収率38%;pale yellow syrup)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.25-1.40 (m, 1H), 1.55-1.85 (m, 2H), 1.98-2.12 (m, 3H), 2.18-2.78 (m, 7H), 2.48 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.90-3.10 (m, 4H), 3.44-3.58 (m, 1H), 4.05 (t, J = 5.6Hz, 2H), 6.92-6.98 (m, 3H), 7.10-7.13 (m, 1H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.59 (d, J = 8.8Hz, 2H)
ESI-MS : 490(M+H)+
【0215】
実施例37
1−[((4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル))ヘキシル)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−{2−(3−シアノフェノキシ)エチル}アミノ]ピロリジン
【化157】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−5−(2−チエニル)ヘキサメール及び3−シアノフェノキシアセトアルデヒドを用いて、実施例35の方法に準じて標題化合物を合成した(収率98%;pale yellow syrup)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.28-1.45 (m, 1H), 1.58-1.90 (m, 2H), 2.00-2.15 (m, 3H), 2.20-2.31 (m, 1H), 2.32-2.80 (m, 6H), 2.49 (t, J = 6.8Hz, 2H), 2.90-3.08 (m, 4H), 3.47-3.62 (m, 1H), 4.02 (t, J = 5.6Hz, 2H), 6.96 (dd, J = 5.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.11-7.16 (m, 3H), 7.24-7.29 (m, 2H), 7.38 (dd, J = 7.8Hz, 9.0Hz, 1H)
ESI-MS : 490(M+H)+
【0216】
実施例38
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(6−フェニルピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン
【化158】
Figure 0003966693
(6−フェニルピリジン−3−イル)メタノール(185mg、1.00mmol)、トリエチルアミン0.29mlをアセトニトリル5mlに溶解し、メタンスルホニルクロライド85.1μl(1.10mmol)を滴下した。原料の消失を薄層クロマトグラフィーにて確認した後、反応溶液に室温下1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン340mg(1.19mmol)を加え、次いで、ヨウ化ナトリウム899mg、ジメチルフォルムアミド5ml、水1mlを加えた。その後、80℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル/ヘキサン=1/2)に供し、標題化合物300mg(0.66mmol、66.3%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.26 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.64 (m, 1H), 1.84-1.97 (m, 1H), 2.06-2.22 (m, 2H), 2.23-2.60 (m, 10H), 3.54 (s, 2H), 7.24-7.32 (m, 1H), 7.32-7.43 (m, 5H), 7.43-7.50 (m, 2H), 7.66-7.74 (m, 2H), 7.95-7.99 (m, 2H), 8.58 (brd-s, 1H)
ESI-MS : 453(M+H)+
【0217】
実施例39
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(5−フェニルイソオキサゾ−3−イル)メチル]ピペラジン
【化159】
Figure 0003966693
(5−フェニルイソキサゾール−3−イル)メタノール(61.3mg,0.35mmol)、トリエチルアミン0.10mlをアセトニトリル3mlに溶解し、メタンスルホニルクロライド27.1μl(0.35mmol)を滴下した。原料の消失を薄層クロマトグラフィーにて確認した後、反応溶液に室温下1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン100mg(0.35mmol)を加え、次いで、ヨウ化ナトリウム262mg、ジメチルフォルムアミド2ml、を加えた。その後、70℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル15g(酢酸エチル/ヘキサン=2/3)に供し、標題化合物45mg(0.10mmol、29.0%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.26 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.64 (m, 1H), 1.86-1.98 (m, 1H), 2.06-2.20 (m, 2H), 2.25-2.70 (m, 10H), 3.63 (s, 2H), 6.54 (s, 1H), 7.24-7.32 (m, 1H), 7.32-7.39 (m, 4H), 7.39-7.49 (m, 3H), 7.74-7.79 (m, 2H)
ESI-MS : 443(M+H)+
【0218】
実施例40
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−フェニルチアゾ−4−イル)メチル]ピペラジン
【化160】
Figure 0003966693
(2−フェニルチアゾール−4−イル)メタノール(66.9mg、0.35mmol)、トリエチルアミン0.10mlをアセトニトリル3mlに溶解し、メタンスルホニルクロライド27.1μl(0.35mmol)を滴下した。原料の消失を薄層クロマトグラフィーにて確認した後、反応溶液に室温下1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン100mg(0.35mmol)を加え、次いで、ヨウ化ナトリウム262mg、ジメチルフォルムアミド2ml、アセトニトリル2mlを加えた。その後、70℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル15g(酢酸エチル/ヘキサン=1/2)に供し、標題化合物63mg(0.14mmol、40.0%)を無色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.25 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.64 (m, 1H), 1.82-1.98 (m, 1H), 2.05-2.22 (m, 2H), 2.23-2.80 (m, 10H), 3.74 (s, 2H), 7.13 (s, 1H), 7.25-7.32 (m, 1H), 7.32-7.39 (m, 4H), 7.39-7.45 (m, 3H), 7.91-7.95 (m, 2H)
ESI-MS : 459(M+H)+
【0219】
実施例41
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(2−フェニルオキサゾ−4−イル)メチル]ピペラジン
【化161】
Figure 0003966693
(2−フェニルオキサゾール−4−イル)メタノール(61.3mg、0.35mmol)、トリエチルアミン0.10mlをアセトニトリル3mlに溶解し、メタンスルホニルクロライド27.1μl(0.35mmol)を滴下した。原料の消失を薄層クロマトグラフィーにて確認した後、反応溶液に室温下1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン100mg(0.35mmol)を加え、次いで、ヨウ化ナトリウム262mg、ジメチルフォルムアミド2ml、を加えた。その後、70℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル15g(酢酸エチル/ヘキサン=2/3)に供し、標題化合物41mg(0.09mmol、26.5%)を無色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.07-1.24 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.49-1.64 (m, 1H), 1.84-1.96 (m, 1H), 2.06-2.20 (m, 2H), 2.26-2.74 (m, 10H), 3.54 (s, 2H), 7.24-7.32 (m, 1H), 7.32-7.39 (m, 4H), 7.41-7.46 (m, 3H), 7.58 (s, 1H), 8.01-8.06 (m, 2H)
ESI-MS : 443(M+H)+
【0220】

なお、前記実施例ににおいて、(6−フェニルピリジン−3−イル)メタノールおよび(5−フェニルイソキサゾール−3−イル)メタノールは、Med. Chem. 1998, 41, 2390-2410に記載の方法に準じて合成し、(2−フェニルオキサゾール−4−イル)メタノールはOrg. Chem. 1996, 61, 6496-6497に記載の方法に準じて合成し、(2−フェニルチアゾール−4−イル)メタノールはBull. Chem. Soc. Jpn, 71, 1391-1396 (1998)に記載の方法に準じて合成した。
【0221】
実施例42
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(4−フェニル−2−オキソ−3−オキサゾリジニル)エチル]ピペラジン
【化162】
Figure 0003966693
2−(4−フェニル−2−オキソ−3−オキサゾリジニル)アセトアルデヒドジメチルアセタ−ルをアセトン5ml、2.5N塩酸6mLに溶解しに加熱した。反応終了後、酢酸エチルにて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し2−(4−フェニル−2−オキソ−3−オキサゾリジニル)アセトアルデヒドの粗生成物300mgを得た。この粗生成物は精製することなく以下の反応に供した。即ち、2−(4−フェニル−2−オキソ−3−オキサゾリジニル)アセトアルデヒドをジクロルタン5mlに溶解し、上記の2−(4−フェニル−2−オキソ−3−オキサゾリジニル)アセトアルデヒド300mg(1.46mmol)、酢酸0.11ml(2.00mmol)、ソジウムトリアセトキシボロヒドリド318mg(1.50mmol)を順次加えた。反応終了後、2N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)に供し、標題化合物447mg(0.94mmol、94.2%)を無色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz,CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.08-1.22 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.63 (m, 1H), 1.85-1.96 (m, 1H), 2.06-2.18 (m, 2H), 2.20-2.52 (m, 12H), 2.84 (dt, J = 6.4Hz, 14.4Hz, 1H), 3.57 (dt, J = 6.4Hz, 14.4Hz, 1H), 4.05 (dd, J = 7.6Hz, 8.8Hz, 1H), 4.61 (t, J = 8.8Hz, 1H), 4.90-4.98 (m, 1H), 7.25-7.32 (m, 2H), 7.34-7.43 (m, 8H)
ESI-MS : 475(M+H)+
【0222】
実施例43
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(3−フェニル−2−オキソ−5−オキサゾリジニル)メチル]ピペラジン
【化163】
Figure 0003966693
J. Med. Chem. 989, 2, 673-1681に記載の方法に準じて、5−(ヒドロキシメチル)−3−フェニル−2−オキソオキサゾリジンを合成した。かかる5−(ヒドロキシメチル)−3−フェニル−2−オキソオキサゾリジン(193mg、1.00mmol)、トリエチルアミン0.29mlをアセトニトリル5mlに溶解し、メタンスルホニルクロライド85.1μl(1.10mmol)を滴下した。原料の消失を薄層クロマトグラフィーにて確認した後、反応溶液に室温下1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン340mg(1.19mmol)を加え、次いで、ヨウ化ナトリウム899mg、ジメチルフォルムアミド5ml、水1mlを加えた。その後、60℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル50g(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)に供し、標題化合物110mg(0.24mmol、23.9%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.10-1.25 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.65 (m, 1H), 1.86-2.03 (m, 1H), 2.05-2.22 (m, 2H), 2.22-2.80 (m, 12H), 3.75-3.82 (m, 1H), 4.06 (t, J = 8.8Hz, 1H), 4.70-4.80 (m, 1H), 7.11-7.16 (m, 1H), 7.27-7.33 (m, 1H), 7.33-7.40 (m, 6H), 7.51-7.56 (m, 2H)
ESI-MS;461(M+H)+
【0223】
実施例44
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾ−ル−3−イル)メチル]ピペラジン
【化164】
Figure 0003966693
ベンズアミドオキシム95.3mg(0.70mmol)、モレキュラ−シ−ブ4A(400mg)をテトラヒドロフラン3mlに溶解し、ソジウムヒドリド32mg(0.8mmol)、更に20mgを加え60℃に加熱した。10分後、1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(メトキシカルボニル)メチル]ピペラジン500mg(1.40mmol)のテトラヒドロフラン溶液3mlを加え加熱還流した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をプレパラチブクロマトグラフィ−(酢酸エチル100%)に供し、更に、Cromatorex NHシリカゲル25g(酢酸エチル/ヘキサン=3/5)に供し、標題化合物127mg(0.29mmol、40.9%)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.04-1.20 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.45-1.60 (m, 1H), 1.80-1.92 (m, 1H), 2.05-2.18 (m, 2H), 2.22-2.31 (m, 2H), 2.31-2.50 (m, 4H), 2.55-2.70 (m, 4H), 3.90 (s, 2H), 4.06 (t, J = 8.8Hz, 1H), 4.70-4.80 (m, 1H), 7.25-7.32 (m, 1H), 7.33-7.37 (m, 4H), 7.45-7.51 (m, 3H), 8.06-8.10 (m, 2H)
ESI-MS 444 (M+H)+
【0224】
実施例45
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(5−(3−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾ−ル−3−イル)メチル]ピペラジン
【化165】
Figure 0003966693
3−フルオロベンズアミドオキシムを用いて、実施例44における1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾ−ル−3−イル)メチル]ピペラジンの製造法に準じて標題化合物を合成した(収率26%;pale yellow syrup)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.22 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.62 (m, 1H), 1.83-1.96 (m, 1H), 2.05-2.20 (m, 2H), 2.20-2.54 (m, 6H), 2.55-2.76 (m, 4H), 3.90 (s, 2H), 4.06 (t, J = 8.8Hz, 1H), 4.70-4.80 (m, 1H), 7.17-7.25 (m, 1H), 7.25-7.32 (m, 1H), 7.32-7.38 (m, 4H), 7.42-7.48 (m, 1H), 7.77-7.82 (m, 1H), 7.86-7.90 (m, 1H) ESI-MS : 462(M+H)+
【0225】
実施例46
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン
【化166】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−5−フェニルヘキシルヨ−ジド100mg(0.30mmol)をアセトニトリル2mlに溶解し、炭酸カリウム55mg(0.36mmol)及び4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン80mg(0.36mmol)を加え、60℃に加熱した。反応終了後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル40g(酢酸エチル/ヘキサン=1/5)に供し、標題化合物120mg(0.28mmol、94.7%)を無色シロップとして得た。標題化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.24 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.32 (m, 2H), 1.42-1.80 (m, 7H), 1.81-1.92 (m, 2H), 2.07-2.18 (m, 2H), 2.20-2.28 (m, 2H), 2.70-2.80 (m, 2H), 3.93 (t, J = 6.8Hz, 2H), 6.78-6.83 (m, 2H), 6.92-6.98 (m, 2H), 7.25-7.38 (m, 5H)
ESI-MS : 423(M+H)+
【0226】
実施例47
1−ベンジル−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化167】
Figure 0003966693
3−メチル−2−フェニルペンタンニトリル2.39g(15.0mmol)をDMF70mlに溶解し、ソジウムヒドリド600mg(60%wt、15mmol)を加え、60℃に加熱した。30分後、室温の戻し、DMF10mlに溶解した1−ベンジル−4−メタンスルフォニルオキシプロピルピペリジン2.90g(9.31mmol)を加え、再び加熱した。反応終了後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲル100g(酢酸エチル/ヘキサン=1/100〜1/0)に供し、標題化合物2.57g(6.86mmol、73.7%)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.85-0.98 (m, 1H), 1.06-1.26 (m, 6H), 1.18 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.30-1.44 (m, 1H), 1.44-1.56 (m, 2H), 1.74-1.90 (m, 3H), 2.03-2.15 (m, 2H), 2.76-2.86 (m, 2H), 3.44 (s, 2H), 7.20-7.38 (m, 10H)
【0227】
実施例48
1−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化168】
Figure 0003966693
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン200mg(0.70mmol)をアセトニトリル5mlに溶解し、炭酸カリウム69mg(0.50mmol)及び4−フルオロフェノキシエチルブロミド110mg(0.50mmol)を加え、60℃に加熱した。反応終了後、酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した。有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル40g(酢酸エチル/ヘキサン=1/7)に供し、標題化合物160mg(0.38mmol、76.0%)を無色シロップとして得た。標題化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.85-0.98 (m, 1H), 1.10-1.30 (m, 5H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.30-1.43 (m, 1H), 1.50-1.66 (m, 2H), 1.74-1.85 (m, 1H), 1.92-2.03 (m, 2H), 2.05-2.14 (m, 2H), 2.72 (t, J = 6.0Hz, 2H), 2.88-2.95 (m, 2H), 4.03 (t, J = 6.0Hz, 2H), 6.79-6.84 (m, 2H), 6.92-6.98 (m, 2H), 7.26-7.38 (m, 5H)
ESI-MS : 423(M+H)+
【0228】
実施例49
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[3−シアノ−3−(2−チエニル)プロピル]ピペラジン
【化169】
Figure 0003966693
3−シアノ−3−(2−チエニル)プロパノール(114mg)と1−[(4−シアノ−5−メチル4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(90mg)(特願平10−280103号公報、化86参照)とから、黄色油状の標題化合物の遊離体を得た(63mg、22%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.73 (m, 2H), 1.82-1.95 (m, 2H), 1.95-2.08 (m, 2H), 2.08-2.18 (m, 2H), 2.20-2.45 (m, 10H), 4.10-4.15 (m, 1H), 6.90-6.99 (m, 1H), 7.04-7.06 (m, 1H), 7.26-7.30 (m, 1H), 7.35-7.40 (m, 5H).
更に、常法により上記遊離体(標題化合物)63mgを処理し、塩酸塩60mgを得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 449(MH+).
【0229】
実施例50
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(4−シアノ−4−(4−フルオロフェニル)ブチル)ピペラジン
【化170】
Figure 0003966693
2−[(3−シアノ−3−フェニル)プロピル]−1,3−ジオキソラン(1.77g)を2NHCl(15mL)、テトラヒドロフラン(15mL)の溶液に溶解した。室温にて13時間攪拌後、2NNaOH(15mL)、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣(5−オキソ−2−フェニルプロパンニトリル)のうち99mgと1−[(4−シアノ−5−メチル4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(99mg)、酢酸(0.1mL)をジクロロメタン(3.5mL)に溶解し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(147mg)を加えた。室温にて18時間30分攪拌後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え中和後、ジクロロメタンにて抽出した。得られた有機層は無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製して、標題化合物を得た(136mg、88%;収率は、1−[(4−シアノ−5−メチル4−フェニル)ヘキシル]ピペラジンを基に換算した)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.19 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 3H), 1.80-2.00 (m, 3H), 2.08-2.20 (m, 2H), 2.20-2.45 (m, 12H), 3.80-3.88 (m, 1H), 7.25-7.40 (m, 9H).
更に、常法により上記遊離体(標題化合物)136mgを処理することにより塩酸塩141mgを得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 461(M H+).
【0230】
実施例51
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[4−ヒドロキシム−4−(4−フルオロフェニル)ブチル]ピペラジン
【化171】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(100mg)、4−クロロ−4−フルオロブチロフェノン(91mg)、トリエチルアミン(0.1mL)の溶解したアセトニトリル溶液(10mL)を還流条件にて攪拌した。6時間後室温に戻し、水、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/酢酸エチル系)にて精製して、前駆体1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[4−(4−フルオロフェニル)ブタン−1−オン]ピペラジンを得た(56mg)。この内27mgをエタノール(2mL)に溶解し、塩化ヒドロキシアンモニウム(8.3mg)、酢酸ナトリウム(9.8mg)を加えて還流条件下攪拌した。2時間後室温に戻し、水、酢酸エチルを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/酢酸エチル系)にて精製して、無色油状の標題化合物を得た(17mg)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.06-1.20 (m, 1H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.62 (m, 1H), 1.75-1.82 (m, 2H), 1.82-1.92 (m, 1H), 2.05-2.20 (m, 2H), 2.22-2.55 (m, 12H), 2.72-2.78 (m, 2H), 6.99-7.05 (m, 2H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.31-7.36 (m, 4H), 7.58-7.62 (m, 2H).
更に、常法により上記遊離体(標題化合物)17mgを処理することにより塩酸塩14mgを得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 465(M H+).
【0231】
実施例52
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[4−メチル−3−フェニルペンタン]ピペラジン
【化172】
Figure 0003966693
実施例49の方法に準じて、淡黄色油状の標題化合物を得た(85mg、60%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.71 (d, J = 6.6Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.03-1.16 (m, 2H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.46-1.60 (m, 3H), 1.70-2.16 (m, 6H), 2.18-2.42 (m, 10H), 7.07-7.13 (m, 2H), 7.14-7.18 (m, 1H), 7.20-7.32 (m, 4H), 7.33-7.36 (m, 4H).
更に、この遊離体を実施例1の方法と同様に処理して、標題化合物の塩酸塩(80mg)を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 446(M H+).
【0232】
実施例53
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[4−メチル−3−フェニル−ヘキサン]ピペラジン
【化173】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例1の方法に準じて、標題化合物(150mg、収率94%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.69 (d, J = 6.86Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.92 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.03-1.16 (m, 2H), 1.19 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.18-1.28 (m, 2H), 1.65-1.90 (m, 4H), 2.05-2.14 (m, 3H), 2.14-2.44 (m, 10H), 7.07-7.13 (m, 2H), 7.14-7.18 (m, 1H), 7.20-7.32 (m, 3H), 7.33-7.36 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1の方法と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 460(M H+).
【0233】
実施例54
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)ブチ−3−イル]ピペラジン
【化174】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例104の方法に準じて、淡黄色油状の標題化合物を得た(183mg、38%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.19 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.50-1.64 (m, 1H), 1.82-1.92 (m, 1H), 2.06-2.18 (m, 2H), 2.22-2.28 (m, 2H), 2.28-2.40 (m, 4H), 2.48-2.64 (m, 5H), 2.75 (dd, J = 7.7Hz, 13.4Hz, 1H), 4.65-4.73 (m, 1H), 5.20 (d, J = 10.6Hz, 1H), 5.25 (d, J = 17.4Hz, 1H), 5.85 (ddd, J = 5.8Hz, 10.6Hz, 17.4Hz, 1H), 6.81-6.88 (m, 2H), 6.88-6.97 (m, 2H), 7.25-7.31 (m, 1H), 7.32-7.40 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1の方法と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 450(M H+).
【0234】
実施例55
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[3−アリロキシ−2−(4−フルオロフェノキシ)プロピル]ピペラジン
【化175】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例104の方法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(67mg、62%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.18 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.66 (m, 1H), 1.87 (dt, J = 4.4Hz, 12.4Hz, 1H), 2.06-2.18 (m, 2H), 2.22-2.40 (m, 6H), 2.44-2.54 (m, 1H), 2.68-2.74 (m, 2H), 2.93-3.00 (m, 1H), 3.95-3.98 (m, 2H), 4.06 (d, J = 5.2Hz, 2H), 5.16 (brd, J = 10.4Hz, 1H), 5.24 (dd, J = 1.6Hz, 17.2Hz, 1H), 5.81-5.92 (m, 1H), 6.80-6.97 (m, 4H), 7.24-7.33 (m, 1H), 7.34-7.39 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1の方法と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 494(M H+).
【0235】
実施例56
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[3−(n−プロパノキシ)−2−(4−フルオロフェノキシ)プロピル]ピペラジン
【化176】
Figure 0003966693
水素雰囲気下室温にて、1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[3−アリロキシ−2−(4−フルオロフェノキシ)プロピル]ピペラジン(85mg)をエタノール(3.5mL)に溶解し、そこに10%パラジウム・カーボン(10mg)を加え攪拌した。3時間20分後、パラジウム・カーボンを濾別し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、標題化合物(34mg、40%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.6Hz, 3H), 0.88 (dt, J = 2.7Hz, 7.2Hz, 3H), 1.05-1.20 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.50-1.60 (m, 4H), 1.82-1.92 (m, 1H), 2.05-2.20 (m, 3H), 2.20-2.60 (m, 9H), 2.66-2.78 (m, 2H), 3.31-3.41 (m, 2H), 3.61 (d, J = 5.5Hz, 1H), 4.06 (d, J = 5.1Hz, 1H), 6.81-6.98 (m, 4H), 7.25-7.32 (m, 1H), 7.32-7.40 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 496(M H+).
【0236】
実施例57
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[3−ヒドロキシ−2−(4−フルオロフェノキシ)プロピル]ピペラジン
【化177】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[3−アリロキシ−2−(4−フルオロフェノキシ)プロピル]ピペラジン(125mg)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(14.4mg)、次にヨウ素(64mg)/テトラヒドロフラン(2mL)を加えた。1時間攪拌後、酢酸エチル、水を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、淡黄色油状の標題化合物(70mg、61%)を得た。この遊離体(標題化合物)を実施例1の方法と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 436(M H+).
【0237】
実施例58
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリル)エチル]ピペラジン
【化178】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例89の方法に準じて、1,2,3,4−テロラヒドロキノリンより標題化合物を得た(34%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.66 (m, 1H), 1.85-1.98 (m, 2H), 2.05-2.20 (m, 2H), 2.24-2.56 (m, 11H), 2.73 (brt, J = 6.4Hz, 2H), 3.29 (brt, J = 5.6Hz, 3H), 3.36-3.41 (m, 2H), 3.39 (brt, J = 7.8Hz, 2H), 3.45-3.52 (m, 2H), 6.52-6.59 (m, 2H), 6.90-6.94 (m, 1H), 7.00-7.15 (m, 1H), 7.26-7.32 (m, 1H), 7.34-7.38 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 445(M H+).
【0238】
実施例59
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−N−(4−フルオロフェニル)−N−(2−メチルプロピル)−1(2H)−ピラジンカルボキシイミダミド
【化179】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下氷浴にて、1−(フルオロフェニル)−3−イソブチルウレア(300mg)、トリフェニルホスフィン(561mg)、トリエチルアミン(0.3mL)を加えたジクロロメタン(10mL)溶液に、四臭化炭素(948mg)の溶けたジクロロメタン(4mL)溶液を加えた。45分後室温に戻し、水、ジクロロメタンを加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で素早く精製し、無色油状の中間体カルボジイミドを得た。このカルボジイミドと1−[(4−シアノ−5−メチル4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(100mg)を2−プロパノール(10mL)に溶解し還流条件下攪拌した。2時間後溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、無色個体の標題化合物(174mg、25%;2ステップ)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.88-0.91 (m, 6H), 1.05-1.18 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.50-1.65 (m, 2H), 1.67-1.80 (m, 2H), 1.88-1.98 (m, 1H), 2.06-2.20 (m, 2H), 2.22-2.36 (m, 4H), 2.79 (brd, J = 6.8Hz, 1H), 3.05 (dd, J = 6.0Hz, 6.8Hz, 1H), 3.14-3.20 (m, 1H), 4.82-4.91 (m, 1H), 6.52-6.58 (m, 1H), 6.72-6.78 (m, 1H), 6.91-7.04 (m, 3H), 7.22-7.31 (m, 4H), 7.35-7.38 (m, 3H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1の方法と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 478(M H+).
【0239】
実施例60
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−N−(4−フルオロベンジル)−N−(2−メチルプロピル)−1(2H)−ピラジンカルボキシイミダミド
【化180】
Figure 0003966693
実施例59の方法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(62%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.80-0.88 (m, 6H), 1.05-1.18 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.43-1.60 (m, 1H), 1.84-1.95 (m, 1H), 2.05-2.20 (m, 2H), 2.25-2.40 (m, 6H), 2.87-2.95 (m, 2H), 3.22-3.38 (m, 4H), 3.49 (s, 2H), 4.35-4.45 (m, 2H), 7.02-7.09 (m, 2H), 7.27-7.34 (m, 3H), 7.34-7.41 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 492(M H+).
【0240】
実施例61
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−N,N ' −ジシクロヘキシルピラジンカルボキシイミダミド
【化181】
Figure 0003966693
実施例59の方法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(収率62%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.04-1.46 (m, 9H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.46-1.74 (m, 6H), 1.74-1.86 (m, 6H), 1.86-1.18 (m, 2H), 2.07-2.22 (m, 2H), 2.24-2.40 (m, 6H), 3.05-3.16 (m, 2H), 3.23-3.32 (m, 4H), 3.41-3.52 (m, 1H), 7.28-7.34 (m, 1H), 7.35-7.42 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 492(M H+).
【0241】
実施例62
N−シアノ−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−N−[(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピラジンカルボキシイミダミド
【化182】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下、N−シアノ−N−エチル(4−フルオロフェノキシ)−O−フェニルイソウレア(168mg)と1−[(4−シアノ−5−メチル4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(80mg)を2−プロパノール(5mL)に溶解し還流条件下攪拌した。24時間後減圧下濃縮し、得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、無色個体の標題化合物(98mg、71%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.08 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.20-1.34 (m, 1H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.92 (ddd, J = 4.9Hz, 11.6Hz, 13.6Hz, 1H), 2.05-2.23 (m, 2H), 2.24-2.38 (m, 6H), 3.43-3.50 (m, 2H), 3.78-3.82 (m, 2H), 4.04-4.09 (m, 2H), 5.00-5.05 (m, 1H), 6.80-6.85 (m, 2H), 6.92-7.01 (m, 2H), 7.27-7.32 (m, 1H), 7.34-7.39 (m, 4H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 491(M H+).
【0242】
実施例63
(2−チエニル)−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシルピペラジノ]メタンイミン
【化183】
Figure 0003966693
実施例62の方法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(収率62%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.05-1.20 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.50-1.64 (m, 1H), 1.88-2.08 (m, 1H), 2.08-2.22 (m, 2H), 2.28-2.38 (m, 6H), 3.32-3.44 (m, 4H), 7.00 (dd, J = 3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.14 (dd, J = 1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.26-7.32 (m, 1H), 7.34 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.35-7.39 (m, 4H).
この遊離体を実施例1と同様に処理して、標題化合物の塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 345(M H+).
【0243】
実施例64
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−フェニルブチル シアニド
【化184】
Figure 0003966693
2−クロロ−1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール(4g)と1−(4−シアノ−5−メチル−4−ヘキシル)ピペラジン(5g)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、開放系で150℃のオイルバスにて6時間攪拌した。反応物をNHシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン系)にて精製し、褐色油状の標題化合物を得た(6.8g、85%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.83 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.84 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.20-1.35 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.52-1.67 (m, 1H), 1.95-2.07 (m, 1H), 2.08-2.23 (m, 1H), 2.23-2.43 (m, 4H), 2.43-2.50 (m, 4H), 3.21-3.25 (m, 4H), 3.80 (d, J = 7.6Hz, 2H), 7.08-7.64 (m, 9H)
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 458(M H+).
【0244】
実施例65
ビス−1,4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン
【化185】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下氷零下、(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキサノール(2.33g)に塩化チオニル(4mL)を加えたのち、還流条件で加熱攪拌した。2時間後減圧下濃縮したのち、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、黄色油状の(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシルクロリド(2.35g、93%)を得た。得られた塩化物(454mg)と[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(166mg)、ヨウ化ナトリウム(289mg)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、還流条件下にて攪拌した。2時間後室温に戻した後に、酢酸エチル、水を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、淡黄色油状の標題化合物(213mg、23%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 6H), 1.02-1.16 (m, 2H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 6H), 1.46-1.60 (m, 2H), 1.80-1.92 (m, 2H), 2.40-2.17 (m, 4H), 2.17-2.36 (m, 12H), 7.23-7.31 (m, 2H), 7.33-7.37 (m, 8H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 485(M H+).
【0245】
実施例66
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[(3−シアノ−4−メチル−3−フェニル)ペンチル]ピペラジン
【化186】
Figure 0003966693
実施例65の方法に準じて淡黄色油状の標題化合物を得た(収率52%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J = 6.8Hz, 3H), 0.765 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.00-1.18 (m, 1H), 1.18 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.44-1.60 (m, 1H), 1.80-2.00 (m, 4H), 2.00-2.18 (m, 4H), 2.18-2.44 (m, 10H), 7.26-7.32 (m, 2H), 7.33-7.40 (m, 8H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 471(M H+).
【0246】
実施例67
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(1,2−メチレンジオキシフェニル)エチル]ピペリジン
【化187】
Figure 0003966693
実施例49の方法に準じて標題化合物を得た(収率51%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 3H), 1.20 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.48-1.76 (m, 7H), 1.80-1.94 (m, 2H), 2.06-2.18 (m, 2H), 2.18-2.28 (m, 2H), 2.53-2.60 (m, 2H), 2.70-2.80 (m, 2H), 5.92 (s, 2H), 6.82-6.70 (m, 2H), 6.70-6.78 (m, 1H), 7.26-7.40 (m, 5H).
更に、この遊離体(標題化合物)を実施例1と同様に処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 433(M H+).
【0247】
実施例68
1−[4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(4−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化188】
Figure 0003966693
4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキサノ−ル(0.13g)をアセトニトリル(5ml)に溶解し、トリエチルアミン(0.21ml)と塩化メシル(0.048ml)を加え、室温にて1時間攪拌した。水を加え、酢酸エチルにて抽出し、さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して淡黄油状物質を得た。上記油状物質をDMF(2ml)に溶解し、1−[2−(4−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン(0.14g)のDMF(4ml)溶液、トリエチルアミン(0.21ml)、ヨウ化ナトリウム(0.15g)を加えた。60℃にて一晩攪拌した後、酢酸エチルを加え、水さらに飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を(NH)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)にて精製し、淡黄色油状の標題化合物(0.09g、33%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.21-1.31 (m, 1H), 1.60-1.73 (m, 1H), 1.77 (dt, J = 4Hz, J = 13.2Hz, 1H), 2.06 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 2.20 (dt, J = 4Hz, J = 13.2Hz, 1H), 2.33 (t, J = 7.6Hz, 2H), 2.42 (bs, 4H), 2.58 (bs, 4H), 2.82 (t, J = 5.6Hz, 2H), 4.13 (t, J = 5.6Hz, 2H), 6.95 (d, J = 8.8Hz, 2H), 7.28 (d, J = 1.2Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.8Hz, 2H), 7.90 (d, J = 1.2Hz, 1H).
更に、上記遊離体(標題化合物)を常法により処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 462(MH+).
【0248】
実施例69
1−[4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化189】
Figure 0003966693
実施例68と同様にして、4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキサノ−ルと1−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジンから、淡黄色油状の標題化合物(0.15g、58%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.93 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.32 (m, 1H), 1.60-1.73 (m, 1H), 1.79 (dt, J = 4Hz, J = 12.4Hz, 1H), 2.07 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 2.21 (dt, J = 4Hz, J = 12.4Hz, 1H), 2.34 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.43 (bs, 4H), 2.59 (bs, 4H), 2.82 (t, J = 5.6Hz, 2H), 4.11 (t, J = 5.6Hz, 2H), 7.12-7.40 (m, 5H), 7.91 (s, 1H).
更に、上記遊離体(標題化合物)を常法により処理して、塩酸塩を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 462(MH+).
【0249】
実施例70
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化190】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキサノール400mg(1.61mmol)をアセトニトリル10.0mlに溶解し0℃に冷却した。この溶液にトリエチルアミン0.26ml(1.85mmol)、メシルクロライド0.14ml(1.77mmol)を加えた後、室温まで昇温した。20分後、エーテル、飽和食塩水を加えた。エーテル層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗メシル体の1/2量(ca.0.1mmol)をジメチルフォルムアミド8.00mlに溶解し、ヨウ化ナトリウム724mg(4.83mmol)、炭酸カリウム111mg(0.81mmol)、1−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン243mg(1.05mmol)を加え、60℃に加熱した。反応終了後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン=1/1で溶出)に供し、標題化合物289mg(0.63mmol、77.3%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.80Hz, 3H), 1.21 (d, J = 6.40Hz, 3H), 1.20-1.38 (m, 1H), 1.60-1.86 (m, 2H), 2.01-2.12 (m, 1H), 2.18-2.30 (m, 1H), 2.30-2.75 (m, 10H), 2.80-2.90 (m, 2H), 4.08-4.18 (m, 2H), 7.11-7.18 (m, 3H), 7.23-7.28 (m, 1H), 7.34-7.40 (m, 1H), 7.52 (d, J = 3.60Hz, 1H)
ESI-MS : 462(M+H)+
【0250】
実施例71
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−{N−(2−シアノエチル)アニリノ}エチル]ピペラジン
【化191】
Figure 0003966693
[2−{N−(2−シアノエチル)アニリノ}エチル]ピペラジンを用いて、実施例70における1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジンの製造法に準じて標題化合物を合成した(収率90.1%;淡黄色オイル)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.20-1.33 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.58-1.73 (m, 1H), 1.73-1.84 (m, 1H), 2.02-2.11 (m, 1H), 2.23 (dt, J = 4.0Hz, 12.8Hz, 1H), 2.31-2.64 (m, 12H), 2.68 t, J = 7.2Hz, 2H), 3.51 (t, J = 6.8Hz, 2H), 3.69 (t, J = 7.2Hz, 2H), 6.67 (d, J = 8.0Hz, 3H), 6.76 (t, J = 7.4Hz, 1H), 7.15 (d, J = 4.00Hz, 1H), 7.23-7.30 (m, 2H), 7.52 (d, J = 4.0Hz, 1H)
ESI-MS : 489(M+H)+
【0251】
実施例72
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化192】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシルヨージド111mg(0.31mmol)をアセトニトリル1.5mlに溶解し、トリエチルアミン56.2μ(0.40mmol)及び1−(3−シアノフェノキシエチル)ピペラジン109mg(0.47mmol)を加え、3日間撹拌した。反応液に酢酸エチル、飽和食塩水にて分配した有機層を硫酸マグネシウムにて乾燥したのち、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル12.5g(酢酸エチル/ヘキサン=1:2)に供し、標題化合物144mg(定量的)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.15-1.28 (m, 1H), 1.26 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.60-1.75 (m, 1H), 2.17-2.27 (m, 1H), 2.27-2.70 (m, 12H), 2.81 (t, J = 6.0Hz, 2H), 4.10 (t, J = 6.Hz, 2H), 7.11-7.16 (m, 2H), 7.22-7.26 (m, 1H), 7.26-7.28 (m, 2H), 7.33-39 (m, 1H)
ESI-MS : 462(M+H)+
【0252】
実施例73
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化193】
Figure 0003966693
実施例72の方法に準じて標題化合物を合成した(収率82.3%)
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 d, J = 6.4Hz, 3H), 1.15-1.29 (m, 1H), 1.26 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.60-1.74 (m, 1H), 2.17-2.27 (m, 1H), 2.27-2.70 (m, 12H), 2.80 (t, J = 6.0Hz, 2H), 4.08 (t, J = 6.0Hz, 2H), 6.59-6.70 (m, 3H), 7.16-7.24 (m, 1H), 7.26-7.28 (m, 2H)
ESI-MS : 455(M+H)+
【0253】
実施例74
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化194】
Figure 0003966693
実施例72の方法に準じて標題化合物を合成した(収率70.2%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.14-1.29 (m, 1H), 1.26 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.60-1.74 (m, 1H), 2.17-2.27 (m, 1H), 2.27-2.70 (m, 12H), 2.78 (t, J = 6.0Hz, 2H), 4.05 (t, J = 6.0Hz, 2H), 6.81-6.85 (m, 2H), 6.936.98 (m, 1H), 7.26-7.28 (m, 2H)
ESI-MS : 455(M+H)+
【0254】
実施例75
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化195】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシルヨージドを用いて、実施例72の方法に準じて標題化合物を合成した(収率94.7%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20-1.38 (m, 1H), 1.55-1.72 (m, 1H), 1.73-1.83 (m, 1H), 2.02-2.12 (m, 1H), 2.12-2.22 (m, 1H), 2.28-2.35 (m, 2H), 2.35-2.65 (m, 8H), 2.81 (t, J = 5.9Hz, 2H), 4.10 (t, J = 5.9Hz, 2H), 6.93-6.97 (m, 1H), 7.10-7.17 (m, 3H), 7.22-7.30 (m, 2H), 7.33-7.39 (m, 1H).
ESI-MS : 437(M+H)+
【0255】
実施例76
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化196】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシルヨージドを用いて、実施例72の方法に準じて標題化合物を合成した(収率40.9%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.56-1.70 (m, 1H), 1.72-1.81 (m, 1H), 2.01-2.10 (m, 1H), 2.10-2.21 (m, 1H), 2.27-2.34 (m, 2H), 2.34-2.62 (m, 8H), 2.81 (t, J = 6.0Hz, 2H), 4.12 (t, J = 6.0Hz, 2H), 6.92-6.96 (m, 3H), 7.11 (dd, J = 1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.24-7.27 (m, 2H), 7.57 (d, J = 8.8Hz, 2H).
ESI-MS : 437(M+H)+
【0256】
実施例77
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]ピペラジン
【化197】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシルヨージド200mg(0.56mmol)をアセトニトリル3mlに溶解し、トリエチルアミン78.0μl(0.56mmol)及び1−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]ピペラジン178mg(0.76mmol)を加え、55℃で撹拌した。5時間後、反応溶液を濃縮し、Cromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン=1/2)に供し、標題化合物243mg(0.52mmol、92.8%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18-1.31 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.60-1.72 (m, 1H), 1.73-1.91 (m, 3H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.17-2.27 (m, 1H), 2.28-2.50 (m, 12H), 2.88 (t, J = 7.6Hz, 2H), 6.80 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.15 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.45 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.51 (d, J = 4.0Hz, 1H)
ESI-MS : 466(M+H)+
【0257】
実施例78
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[3−(2−チエニル)プロピル]ピペラジン
【化198】
Figure 0003966693
実施例77に記載の製造法に準じて標題化合物を合成した(収率96.4%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.19-1.31 (m, 1H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.60-1.72 (m, 1H), 1.72-1.81 (m, 1H), 1.82-1.91 (m, 2H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.17-2.24 (m, 1H), 2.27-2.54 (m, 12H), 2.85 (t, J = 7.6Hz, 2H), 6.78 (dd, J = 0.8Hz, 3.6Hz, 1H), 6.91 (dd, J = 3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 0.8Hz, 5.2Hz, 1H), 7.14 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.51 (d, J = 4.0Hz, 1H)
ESI-MS : 441(M+H)+
【0258】
実施例79
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]ピペラジン
【化199】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシルヨージドを用いて、実施例77に記載の製造法に準じて標題化合物を合成した(収率96.4%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.23-1.37 (m, 1H), 1.60-1.70 (m, 1H), 1.72-1.90 (m, 3H), 2.02-2.09 (m, 1H), 2.11-2.20 (m, 1H), 2.26-2.52 (m, 12H), 2.88 (t, J = 7.6Hz, 2H), 6.80 (d, J = 3.6Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.26 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.45 (d, J = 3.6Hz, 1H)
ESI-MS : 441(M+H)+
【0259】
実施例80
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(4−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[3−(2−チエニル)プロピル]ピペラジン
【化200】
Figure 0003966693
実施例69の方法に従って合成した4−シアノ−5−メチル−4−(4−シアノ−2−チエニル)ヘキサノール及び1−[3−(2−チエニル)プロピル]ピペラジンを用いて以下記述のtert−ブチル4−[3−(2−チエニル)プロピル]−1−ピペラジンカルボキシレートの合成条件にて製造した(収率23.6%)
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J = 6.8Hz,3H), 1.22-1.32 (m, 1H), 1.59-1.72 (m, 1H), 1.72-1.91 (m, 3H), 2.02-2.12 (m, 1H), 2.15-2.24 (m, 1H), 2.28-2.56 (m, 12H), 2.85 (t, J = 7.6Hz, 2H), 6.77-6.80 (m, 1H), 6.91 (dd, J = 3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.28 (d, J = 1.2Hz, 1H), 7.89 (d, J = 1.2Hz, 1H)
ESI-MS : 441(M+H)+
【0260】
実施例81
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンゾオキサゾイル)メチル]ピペラジン
【化201】
Figure 0003966693
前述の1−[3−(5−シアノ−2−チエニル)プロピル]ピペラジンと同様に合成した1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]ピペラジン230mg(0.82mmol)をアセトニトリル5mlに溶解し、2−(クロロメチル)ベンゾオキサゾール120mg(0.72mmol)、トリエチルアミン0.10ml(0.72mmol)を加え、50℃に加熱した。5時間後、反応溶液を濃縮し、Cromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン=1/2)に供し、標題化合物244mg(0.58mmol、80.5%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.89 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.20-1.38 (m, 1H), 1.55-1.69 (m, 1H), 1.71-1.81 (m, 1H), 2.00-2.09 (m, 1H), 2.10-2.19 (m, 1H), 2.28-2.53 (m, 6H), 2.55-2.73 (m, 4H), 3.86 (s, 2H), 6.93 (dd, J = 3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.30-7.36 (m, 2H), 7.50-7.55 (m, 1H), 7.68-7.73 (m, 1H)
ESI-MS : 423(M+H)+
【0261】
実施例82
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[(2−ベンゾオキサゾイル)メチル]ピペラジン
【化202】
Figure 0003966693
4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシルヨージド200mg(0.56mmol)をアセトニトリル3mlに溶解し、トリエチルアミン78.0μl(0.56mmol)及び1−[(2−ベンゾオキサゾイル)メチル]ピペラジン146mg(0.67mmol)を加え、55℃で撹拌した。14時間後、反応溶液を濃縮し、Cromatorex NHシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン=1/2)に供し、標題化合物237mg(0.53mmol、94.6%)を黄色シロップとして得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20-1.30 (m, 1H), 1.59-1.70 (m, 1H), 1.70-1.80 (m, 1H), 2.00-2.09 (m, 1H), 2.15-2.25 (m, 1H), 2.33 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.37-2.52 (m, 4H), 2.57-2.72 (m, 4H), 3.87 (s, 2H), 7.14 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.30-7.36 (m, 2H), 7.50 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.51-7.55 (m, 1H), 7.68-7.73 (m, 1H)
ESI-MS : 448(M+H)+
【0262】
実施例83
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[{2−(5−シアノベンゾオキサゾイル)}メチル]ピペラジン
【化203】
Figure 0003966693
実施例82に記載の製造法に準じて標題化合物を合成した(収率89.3%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.36 (m, 1H), 1.56-1.70 (m, 1H), 1.71-1.80 (m, 1H), 2.00-2.09 (m, 1H), 2.10-2.19 (m, 1H), 2.29-2.36 (m, 2H), 2.36-2.52 (m, 4H), 2.56-2.71 (m, 4H), 3.89 (s, 2H), 6.93 (dd, J = 3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.25 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.60-7.66 (m, 2H), 8.02-8.04 (m, 1H)
ESI-MS : 448(M+H)+
【0263】
実施例84
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化204】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下室温にて1−ヨード−4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキサン(50mg)、トリエチルアミン(0.06ml)のアセトニトリル溶液(3ml)に、特願平11−206862号公報に記載の製造例1の方法に準じて合成した1−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン(50mg)を加えた。50ーCにて4時間攪拌後、溶媒を減圧下濃縮した。得られた残渣を、NHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル系)で精製し、黄色油状の標題化合物(62mg、96%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.55-1.65 (m, 1H), 1.74-1.84 (m, 1H), 2.02-2.12 (m, 2H), 2.29 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.30-2.47 (m, 4H), 2.47-2.65 (m, 4H), 2.79 (t, J = 6.0Hz, 2H), 4.07 (t, J = 6.0Hz, 2H), 6.58-6.70 (m, 3H), 6.92 (dd, J = 1.5Hz, 5.0Hz, 1H), 7.17-7.24 (m, 1H), 7.26-7.28 (m, 1H), 7.33 (dd, J = 3.0Hz, 5.0Hz, 1H).
更に、上記遊離体(標題化合物)62mgをメタノールに溶解し、過剰の4N塩酸・酢酸エチル溶液を加えた。攪拌後減圧濃縮した。得られた残渣に水を加えた後、ドライアイス−メタノールバスに浸して水溶液を凍らせた。一昼夜、凍結乾燥で溶媒を除去し、標題化合物の塩酸塩(白色アモルファス,62mg)を得た。
塩酸塩;
ESI-Mass; 430(M H+).
【0264】
実施例85
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化205】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(85%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.15-1.30 (m, 1H), 1.54-1.66 (m, 1H), 1.75-1.85 (m, 1H), 2.02-2.15 (m, 2H), 2.25-2.33 (m, 2H), 2.33-2.48 (m, 4H), 2.48-2.65 (m, 4H), 2.80 (t, J = 5.7Hz, 2H), 4.10 (t, J = 5.7Hz, 2H), 6.93 (dd, J = 1.3Hz, 5.1Hz, 1H), 7.10-7.30 (m, 2H), 7.20-7.26 (m, 1H), 7.26-7.28 (m, 1H), 7.32-7.39 (m, 2H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 437(M H+).
【0265】
実施例86
1−{4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2−シアノ)チエニル]ヘキシル}−4−[2−(3−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化206】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(76%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.84 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.01-1.02 (m, 1H), 1.17 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.75-1.85 (m, 1H), 2.00-2.08 (m, 1H), 2.08-2.18 (m, 1H), 2.27-2.33 (m, 2H), 2.33-2.48 (m, 4H), 2.48-2.66 (m, 4H), 2.80 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.07 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.59-6.70 (m, 3H), 7.17-7.25 (m, 1H), 7.46 (d, J = 1.6Hz, 1H), 7.56 (d, J = 1.6Hz, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 455(M H+).
【0266】
実施例87
1−{4−シアノ−5−メチル−4−[4−(2−シアノ)−チエニル]ヘキシル}−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化207】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(78%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.84 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.01-1.02 (m, 1H), 1.17 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.50-1.65 (m, 1H), 1.75-1.85 (m, 1H), 2.00-2.09 (m, 1H), 2.09-2.18 (m, 1H), 2.27-2.33 (m, 2H), 2.33-2.48 (m, 4H), 2.48-2.66 (m, 4H), 2.81 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.10 (t, J = 5.8Hz, 2H), 7.12-7.16 (m, 2H), 7.23-7.28 (m, 1H), 7.36 (dt, J = 0.8Hz, 7.8Hz, 1H), 7.46 (d, J = 1.6Hz, 1H), 7.56 (d, J = 1.6Hz, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 462(M H+).
【0267】
実施例88
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(2−シアノ−4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化208】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(72%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz,CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.52-1.70 (m, 1H), 1.73-1.83 (m, 1H), 2.00-2.11 (m, 1H), 2.11-2.20 (m, 1H), 2.27-2.33 (m, 2H), 2.33-2.51 (m, 4H), 2.51-2.70 (m, 4H), 2.86 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.17 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.89-6.97 (m, 2H), 7.09-7.12 (m, 1H), 7.20-7.30 (m, 2H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 455(M H+).
【0268】
実施例89
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(2−シアノ−4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化209】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(72%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.16-1.20 (m, 1H), 1.50-1.66 (m, 1H), 1.76-1.86 (m, 1H), 2.01-2.13 (m, 2H), 2.24-2.33 (m, H), 2.33-2.51 (m, 4H), 2.51-2.70 (m, 4H), 2.87 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.17 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.89-6.97 (m, 2H), 7.20-7.30 (m, 3H), 7.33-7.38 (m, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 455(M H+).
【0269】
実施例90
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2− (4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化210】
Figure 0003966693
参考例69と同様の方法で合成した、2−(4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)エチルピペラジンを原料として、実施例84と同様の方法にて、無色油状の標題化合物を得た(64%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.52-1.70 (m, 1H), 1.72-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.11-2.20 (m, 1H), 2.27-2.33 (m, 2H), 2.33-2.51 (m, 4H), 2.51-2.70 (m, 4H), 2.85 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.20 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.94 (dd, J = 3.7Hz, 5.2Hz, 1H), 7.00 (t, J = 8.2Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.3Hz, 3.7Hz, 1H), 7.24-7.27 (m, 1H), 7.35 (dd, J = 1.9Hz, 10.4Hz, 1H), 7.38-7.42 (m, 1H).
この遊離体を実施例84と同様に処理して、標題合物の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 455(M H+).
【0270】
実施例91
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化211】
Figure 0003966693
参考例69に準じた方法で合成した2−(4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)エチルピペラジンを原料として、実施例84の製造法に準じて無色油状の標題化合物を得た(64%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.52-1.70 (m, 1H), 1.74-1.84 (m, 1H), 2.00-2.13 (m, 2H), 2.25-2.33 (m, 2H), 2.33-2.49 (m, 4H), 2.49-2.68 (m, 4H), 2.85 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.20 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 1.5Hz, 5.1Hz, 1H), 7.00 (t, J = 8.4Hz, 1H), 7.25-7.28 (m, 1H), 7.32-7.37 (m, 2H), 7.40 (ddd, J = 1.3Hz, 1.8Hz, 8.4Hz, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 455(M H+).
【0271】
実施例92
1−{4−シアノ−5−メチル−4−[(2,5−ジブロモ)−3−チエニル]ヘキシル}−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化212】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(78%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz,CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.17 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.52-1.70 (m, 1H), 1.82-2.02 (m, 1H), 2.30-2.53 (m, 8H), 2.53-2.68 (m, 4H), 2.81 t, J = 5.8Hz, 2H), 4.10 (t, J = 5.8Hz, 2H), 7.04 (s, 1H), 7.11-7.20 (m, 2H), 7.22-7.29 (m, 1H), 7.34-7.39 (m, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 593, 595, 597(M H+).
【0272】
実施例93
1−{4−シアノ−5−メチル−4−(2−ブロモ−5−シアノ−3−チエニル )ヘキシル}−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化213】
Figure 0003966693
1−{4−シアノ−5−メチル−4−[(2,5−ジブロモ)−3−チエニル]ヘキシル}−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン(145mg)を、窒素雰囲気下シアン化亜鉛(57.3mg)、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(13.5mg)をジメチルホルムアミド(10mL)/水(0.1mL)の混合溶媒に溶解した。パラジウム・ジベンジリデンアセトン錯体(8.9mg)を加え、3回窒素交換をした後に120℃にて4時間攪拌した。水、ジエチルエーテル、アンモニア水を加え有機層を分配し、得られた有機層は水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥、乾燥剤を濾去後減圧下濃縮し、LC−MS(ODSカラム;アセトニトリル/水系)で精製し、黄色油状の標題化合物(8mg、6.7%)を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.89 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.19-1.25 (m, 1H), 1.53-1.68 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.30-2.70 (m, 12H), 2.83 (t, J = 5.7Hz, 2H), 4.11 (t, J = 5.7Hz, 2H), 7.11-7.17 (m, 2H), 7.22-7.27 (m, 1H), 7.34-7.39 (m, 1H), 7.55 (s, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 540, 542(M H+).
【0273】
実施例94
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−メチルチオフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化214】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例45に準じて、無色油状の標題化合物を得た(64%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.55-1.70 (m, 1H), 1.71-1.82 (m, 1H), 2.02-2.10 (m, 1H), 2.11-2.21 (m, 1H), 2.27-2.35 (m, 2H), 2.35-2.50 (m, 4H), 2.44 (s, 3H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.78 (t, J = 5.9Hz, 2H), 4.07 (t, J = 5.9Hz, 2H), 6.84 (brd, J = 8.8Hz, 2H), 6.94 (dd, J = 3.7Hz, 4.9Hz, 1H), 7.11 (brd, J = 3.7Hz, 1H), 7.22-7.29 (m, 3H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 456(M H+).
【0274】
実施例95
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−メチルスルホニルフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化215】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(85%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.55-1.71 (m, 1H), 1.71-1.82 (m, 1H), 2.02-2.10 (m, 1H), 2.11-2.21 (m, 1H), 2.27-2.35 (m, 2H), 2.35-2.50 (m, 4H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.83 (t, J = 5.8Hz, 2H), 3.03 (s, 3H), 4.16 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.84 (brd, J = 8.8Hz, 2H), 6.94 (dd, J = 3.7Hz, 4.9Hz, 1H), 7.11 (brd, J = 3.7Hz, 1H), 7.22-7.29 (m, 3H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 490(M H+).
【0275】
実施例96
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−アセチルフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化216】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(72%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.55-1.71 (m, 1H), 1.71-1.82 (m, 1H), 2.02-2.10 (m, 1H), 2.11-2.21 (m, 1H), 2.28-2.35 (m, 2H), 2.35-2.50 (m, 4H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.59 (s, 3H), 2.82 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.14 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.94 (dd, J = 3.5Hz, 4.9Hz, 1H), 7.09-7.13 (m, 2H), 7.24-7.28 (m, 1H), 7.36 (t, J = 7.9Hz, 1H), 7.47-7.50 (m, 1H), 7.54 (brd, J = 7.9Hz, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 454(M H+).
【0276】
実施例97
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−アセチルフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化217】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(60%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16-1.30 (m, 1H), 1.50-1.68 (m, 1H), 1.75-1.84 (m, 1H), 2.02-2.13 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.35-2.47 (m, 4H), 2.47-2.68 (m, 4H), 2.59 (s, 3H), 2.81 (t, J = 5.9Hz, 2H), 4.14 (t, J = 5.9Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 1.4Hz, 4.9Hz, 1H), 7.09-7.13 (m, 1H), 7.25-7.28 (m, 1H), 7.32-7.38 (m, 2H), 7.47-7.50 (m, 1H), 7.51-7.56 (m, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 454 (M H+).
【0277】
実施例98
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化218】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(55%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16-1.30 (m, 1H), 1.50-1.68 (m, 1H), 1.72-1.84 (m, 1H), 2.02-2.12 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.35-2.45 (m, 4H), 2.45-2.65 (m, 4H), 2.81 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.12 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.90-6.97 (m, 3H), 7.23-7.32 (m, 1H), 7.32-7.36 (m ,1H), 7.57 (d, J = 8.6Hz, 2H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 437 (M H+).
【0278】
実施例99
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−メチルチオフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化219】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例45に準じて、無色油状の標題化合物を得た(59%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16-1.30 (m, 1H), 1.50-1.68 (m, 1H), 1.72-1.84 (m, 1H), 2.02-2.12 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.35-2.48 (m, 4H), 2.44 (s, 3H), 2.48-2.65 (m, 4H), 2.78 (t, J = 5.9Hz, 2H), 4.06 (t, J = 5.9Hz, 2H), 6.84 (brd, J = 6.6Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 1.5Hz, 5.1Hz, 1H), 7.22-7.28 (m, 3H), 7.33 (dd, J = 3.0Hz, 5.1Hz, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 456 (M H+).
【0279】
実施例100
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(4−メチルスルホニルフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化220】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(56%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.16 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.16-1.30 (m, 1H), 1.50-1.68 (m, 1H), 1.74-1.84 (m, 1H), 2.02-2.12 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.35-2.48 (m, 4H), 2.48-2.65 (m, 4H), 2.82 (t, J = 5.9Hz, 2H), 3.03 (s, 3H), 4.16 (t, J = 5.9Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 1.5Hz, 5.1Hz, 1H), 7.02 (brd, J = 8.8Hz, 2H), 7.24-7.29 (m, 1H), 7.33 (dd, J = 3.0Hz, 5.1Hz, 1H), 7.86 (brd, J = 8.8Hz, 2H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 490 (M H+).
【0280】
実施例101
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−ブロモフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化221】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(87%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.20-1.40 (m, 1H), 1.55-1.70 (m, 1H), 1.72-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 2H), 2.10-2.22 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.35-2.50 (m, 4H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.78 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.06 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.80-6.85 (m, 1H), 6.94 (brdd, J = 3.5Hz, 5.0Hz, 1H), 7.04-7.15 (m, 4H), 7.24-7.28 (m, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 490, 492 (M H+).
【0281】
実施例102
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−(2−フェノキシエチル)ピペラジン
【化222】
Figure 0003966693
実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物を得た(97%)。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.20-1.40 (m, 1H), 1.55-1.70 (m, 1H), 1.72-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 2H), 2.10-2.22 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.35-2.50 (m, 4H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.80 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.09 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.87-6.97 (m, 4H), 7.08-7.12 (m, 1H), 7.23-7.30 (m, 2H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 412 (M H+).
【0282】
実施例103
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−ブロモ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化223】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例114−5)で得られた[4−シアノ−5−メチル−4−(2−ブロモ−5−チエニル)ヘキシルオキシ]−tert−ブチルジメチルシラン(700mg)を用い、特願平11−206862号公報に記載の実施例114−8)に準じて黄色油状の4−シアノ−5−メチル−4−(2−ブロモ−5−チエニル)ヘキサノール(371mg、80%)を合成した。当該化合物105mgと2−(3−シアノフェノキシ)エチルピペラジン96mgとから、実施例84に記載の製造法に準じて、無色油状の標題化合物(138mg、62%)を合成した。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.93 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20-1.40 (m, 1H), 1.55-1.70 (m, 1H), 1.90-2.05 (m, 1H), 2.05-2.20 (m, 2H), 2.30-2.38 (m, 2H), 2.38-2.50 (m, 4H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.81 (t, J = 5.8Hz, 2H), 4.10 (t, J = 5.8Hz, 2H), 6.90 (dd, J = 3.8Hz, 8.6Hz, 2H), 7.10-7.17 (m, 2H), 7.22-7.30 (m, 1H), 7.33-7.40 (m, 1H).
更に、実施例84に記載の方法に準じて、この遊離体(標題化合物)の塩酸塩を得た。
ESI-Mass; 515, 517 (M H+).
【0283】
実施例104
1−[4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(4−メチルスルフォニルフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化224】
Figure 0003966693
実施例68の方法に準じて、4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキサノ−ルと1−[2−(4−メチルスルフォニルフェノキシ)エチル]ピペラジンとから淡黄色油状の標題化合物(39%)を合成した。更に、この遊離体(標題化合物)を常法により処理し、塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.21-1.31 (m, 1H), 1.60-1.72 (m, 1H), 1.78 (dt, J = 4Hz, J = 13.2Hz, 1H), 2.07 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 2.20 (dt, J = 4Hz, J = 13.2Hz, 1H), 2.33 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.42 (bs, 4H), 2.59 (bs, 4H), 2.83 (t, J = 5.6Hz, 2H), 3.03 (s, 3H), 4.16 (t, J = 5.6Hz, 2H), 7.02 (d, J = 8.8Hz, 1H), 7.29 (d, J = 1.2Hz, 1H), 7.86 (d, J = 8.8Hz, 2H), 7.90 (d, J = 1.2Hz, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 515 (MH+).
【0284】
実施例105
1−[4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(3−アセチルフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化225】
Figure 0003966693
実施例68の方法に準じて、4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキサノ−ルと1−[2−(3−アセチルフェノキシ)エチル]ピペラジンとから、淡黄色油状の標題化合物(収率38%)を得た。更に、この遊離体(標題化合物)を常法により処理し、塩酸塩を得た。
遊離体;
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.21-1.32 (m, 1H), 1.60-1.74 (m, 1H), 1.78 (dt, J = 4Hz, J = 13.2Hz, 1H), 2.07 (qui, J = 6.8Hz, 1H), 2.20 (dt, J = 4Hz, J = 13.2Hz, 1H), 2.29-2.37 (m, 2H), 2.43 (bs, 4H), 2.59 (bs, 4H), 2.60 (s, 3H), 2.83 (t, J = 5.6Hz, 2H), 4.15 (t, J = 5.6Hz, 2H), 7.10-7.13 (m, 1H), 7.29 (d, J = 1.2Hz, 1H), 7.37 (t, J = 8Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 1.6Hz, J = 2.8Hz, 1H), 7.52-7.55 (m, 1H), 7.90 (d, J = 1.2Hz, 1H).
塩酸塩;
ESI-Mass; 479 (MH+).
【0285】
実施例106
1−[4−シアノ5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[{2−(5−シアノベンゾフラニル)}メチル]ピペラジン
【化226】
Figure 0003966693
1−[{2−(5−シアノベンゾフラニル)}メチル]ピペラジンを用い、実施例75の方法に準じて標題化合物を合成した(収率100%)。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.18 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.22-1.37 (m, 1H), 1.56-1.70 (m, 1H), 1.70-1.80 (m,1H), 2.00-2.09 (m, 1H), 2.10-2.19 (m, 1H), 2.32 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.35-2.65 (m, 8H), 3.70 (s, 2H), 6.65 (brd-s, 1H), 6.93 (dd, J = 3.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.2Hz, 3.2Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.52-7.54 (m, 2H), 7.85-7.87 (m, 1H)
ESI-MS : 447(M+H)+
【0286】
実施例107
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−(2−フェノキシエチル)ピペラジン
【化227】
Figure 0003966693
1−[2−フェノキシエチル]ピペラジンを用い、実施例77の方法に準じて標題化合物を合成した(収率96.5%)。標題化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.21 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.20-1.32 (m, 1H), 1.60-1.72 (m, 1H), 1.72-1.82 (m, 1H), 2.00-2.12 (m, 1H), 2.17-2.27 (m, 1H), 2.33 (t, J = 7.2Hz, 2H), 2.32-2.48 (m, 4H), 2.50-2.70 (m, 4H), 2.81 (t, J = 6.0Hz, 2H), 4.10 (t, J = 6.0Hz, 2H), 6.88-6.97 (m, 3H), 7.15 (d, J = 4.0Hz, 1H), 7.25-7.30 (m, 2H), 7.51 (d, J = 4.0Hz, 1H)
ESI-MS : 437(M+H)+
【0287】
実施例108
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−ブロモフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化228】
Figure 0003966693
1−[2−(3−ブロモフェノキシ)エチル]ピペラジンを用い、実施例77の方法に準じて標題化合物を合成した(収率83.5%)。標題化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.93 (d, J = 6.4Hz, 3H), 1.22 (d, J = 6.8Hz, 3H), 1.20-1.32 (m, 1H), 1.60-1.72 (m, 1H), 1.72-1.83 (m, 1H), 2.02-2.12 (m, 1H), 2.17-2.28 (m, 1H), 2.28-2.50 (m, 6H), 2.50-2.67 (m, 4H), 2.80 (t, J = 6.0Hz, 2H), 4.10 (t, J = 6.0Hz, 2H), 6.81-6.86 (m, 1H), 7.05-7.10 (m, 2H), 7.10-7.14 (m, 1H), 7.16 (d, J = 3.6Hz, 1H), 7.52 (d, J = 3.6Hz, 1H)
MS (ESI)m/z 515, 517(M+H)+
【0288】
特願平11−206862号公報に記載の実施例1、89または99の方法に従って、あるいは、それらの方法に準じて、実施例110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120の化合物を合成した。
【0289】
実施例109
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−ブロモ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化229】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例1に準じて標題化合物を淡褐色油状物として得た。
塩酸塩:
ESI-MS (m/e): 515, 517 (M+H).
【0290】
実施例 110
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−クロロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化230】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.21-1.32 (m, 1H), 1.55-1.73 (m, 2H), 2.00-2.12 (m, 1H), 2.15-2.30 (m, 1H), 2.30-2.38 (m, 2H), 2.38-2.45 (m, 4H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.80 (t, J=5.8Hz, 2H), 4.07 (t, J=5.8Hz, 2H), 6.76-6.82 (m, 1H), 6.88-6.95 (m, 1H), 7.13-7.21 (m, 3H), 7.51 (d, J=3.8Hz, 1H).
塩酸塩:
ESI-MS (m/e) : 471 ( M+H).
【0291】
実施例111
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−シアノ−5−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−ヨードフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化231】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.21-1.32 (m, 1H), 1.55-1.73 (m, 2H), 2.00-2.12 (m, 1H), 2.15-2.30 (m, 1H), 2.30-2.38 (m, 2H), 2.38-2.45 (m, 4H), 2.50-2.65 (m, 4H), 2.79 (t, J=5.8Hz, 2H), 4.06 (t, J=5.8Hz, 2H), 6.86-6.99 (m, 1H), 6.96-7.01 (m, 1H), 7.15 (d, J=3.8Hz, 1H), 7.25-7.30 (m, 2H), 7.51 (d, J=3.8Hz, 1H).
塩酸塩:
ESI-MS (m/e) : 563 ( M+H).
【0292】
実施例112
1−[ 4 −シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−{N−[3−シアノフェニル ) −N−イソプロピルアミノ]エチル}ピペラジン
【化232】
Figure 0003966693
塩酸塩:
ESI-MS (m/e) : 478 ( M+H).
【0293】
実施例113
1−[ 4 −シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−{N−[3−シアノフェニル ) −N−メチルアミノ]エチル}ピペラジン
【化233】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.20-1.40 (m, 1H), 1.45-1.70 (m, 1H), 1.70-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.10-2.20 (m, 1H), 2.24-2.60 (m, 12H), 3.00 (s, 3H), 3.46 (t, J=7.4Hz, 2H), 6.84-6.98 (m, 4H), 7.11 (dd, J=3.5Hz, 1.1Hz, 1H), 7.23-7.33 (m, 2H).
塩酸塩:
ESI-MS (m/e) : 450 ( M+H).
【0294】
実施例 114
1−[3−シアノ−4−メチル−5−(2−チエニル)ペンチル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジンの合成
【化234】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.85-1.98 (m, 1H), 2.00-2.20 (m, 2H), 2.30-2.70 (m, 10H), 2.80 (t, J=5.9Hz, 2H), 4.09 (t, J=5.9Hz, 2H), 6.95 (dd, J=5.1Hz, 3.7Hz, 1H), 7.10-7.15 (m, 3H), 7.22-7.29 (m, 2H), 7.33-7.39 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 423 ( M+H).
【0295】
実施例 115
1−[3−シアノ−4−メチル−5−(2−チエニル)ペンチル]−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化235】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.85-1.98 (m, 1H), 2.00-2.20 (m, 2H), 2.30-2.70 (m, 10H), 2.78 (t, J=5.9Hz, 2H), 4.04 (t, J=5.9Hz, 2H), 6.80-6.85 (m, 2H), 6.92-6.99 (m, 3H), 7.10-7.13 (m, 1H), 7.26-7.30 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 416 ( M+H).
【0296】
実施例116
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジン
【化236】
Figure 0003966693
トリフルオロ酢酸塩;
ESI-MS (m/e) : 388 (M+H)
【0297】
実施例117
4−[4−(4−フェニルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化237】
Figure 0003966693
遊離体;
Rf = 0.5 (展開溶媒、酢酸エチル:ヘキサン=2:1、Fuji Silysia Chemical Ltd., NH TLC)
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 444 ( M+H).
【0298】
実施例118
4−[4−(4−シアノ−4−フェニルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化238】
Figure 0003966693
遊離体;
Rf = 0.4 (展開溶媒、酢酸エチル:ヘキサン=2:1、Fuji Silysia Chemical Ltd., NH TLC)
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 469 ( M+H).
【0299】
実施例119
4−[4−(4−ベンジルピペリジニル)−ピペリジニル]―1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化239】
Figure 0003966693
遊離体;
Rf = 0.5 (展開溶媒、酢酸エチル:ヘキサン=2:1、Fuji Silysia Chemical Ltd., NH TLC)
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 458 ( M+H).
【0300】
実施例120
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−{2−[N−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリニル)スルファモイル]エチル}ピペラジン
【化240】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例63または67の方法に従って、あるいは、それらの方法に準じて、標題化合物を合成した。
トリフルオロ酢酸塩;
ESI-MS (m/e) : 515 (M+H)
【0301】
実施例121
1−[3−シアノ−4−メチル−5−(2−チエニル)ペンチル]−4−{2−[N−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリニル)スルファモイル]エチル}ピペラジン
【化241】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例63または67の方法に従って、あるいは、それらの方法に準じて、標題化合物を合成した。
トリフルオロ酢酸塩;
ESI-MS (m/e) : 501 (M+H).
【0302】
実施例122
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−{2−[N―(ピペリジニル ) スルファモイル]エチル}ピペラジン
【化242】
Figure 0003966693
特願平11−206862号公報に記載の実施例63または67の方法に従って、あるいは、それらの方法に準じて、標題化合物を合成した。
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 467 (M+H).
【0303】
実施例123
ビス−1,4−[(3−シアノ−4−メチル−3−フェニル)ペンチル]ピペラジン
【化243】
Figure 0003966693
3−メチル−2−(2−オキソエチル)−2−フェニルブタンニトリル(100mg)と無水ピペラジン(22mg)を塩化メチレン溶液(5ml)に溶解し、酢酸(0.085ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(158mg)を加え、室温にて一晩攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、塩化メチレンを加え有機層を分配し、水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮した残渣をクロマトレックス NHシリカゲルカラムクロマとグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル系)で精製して、無色油状の標題化合物を得た(81mg、71%)。この遊離体を常法により処理して、標題化合物の塩酸塩(89mg)を得た。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J=6.8Hz, 6H), 1.10-1.20 (m, 2H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 6H), 1.50-1.60 (m, 2H), 1.90-2.15 (m, 6H), 2.00-2.45 (m, 8H), 7.25-7.42 (m, 10H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 457 (M+H).
【0304】
実施例123の方法に準じて、実施例124ないし126の標題化合物を合成した。
【0305】
実施例124
ビス−1,4−[(3−シアノ−4−メチル−3−フェニル)ペンチル]ホモピペラジン
【化244】
Figure 0003966693
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 471 (M+H).
【0306】
実施例125
ビス−1,4−[(3−シアノ−4−メチル−3−フェニル)ヘキシル]ホモピペラジン
【化245】
Figure 0003966693
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 499 (M+H).
【0307】
実施例126
ビス−1,4−[3−シアノ−4−メチル−3−(2−チエニル ) ペンチル]ピペラジン
【化246】
Figure 0003966693
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 469 (M+H).
【0308】
実施例127
(S)−3−フェニル−2−アミノ - プロパン酸 {1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジニル}アミド
【化247】
Figure 0003966693
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン(10mg)とN―(tert−ブトキシカルボニル)−L−フェニルアラニン(14mg)を塩化メチレン(0.5ml)に溶解した後、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(10mg)、トリエチルアミン(0.015ml)を加え、室温にて一晩攪拌した。シリカゲルクロマトグラフィー(ジエチルエーテル)で精製した後、溶媒を窒素を吹きかけて除去した。得られた残渣を塩化メチレン(0.4ml)に溶解した後に、トリフルオロ酢酸(0.2ml)を加えて室温にて9時間攪拌した。反応溶媒を、35度で窒素を吹きかけながら一晩放置して除去し、標題化合物の塩酸塩を得た(21mg、91%)。
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 433 (M+H).
【0309】
実施例127の方法に準じて、実施例128および129の標題化合物を合成した。
【0310】
実施例128
(S)−3−フェニル−2−アミノ - プロパン酸 {1−[4−シアノ−5−メチル−5−(2−チオニル)ヘキシル]ピペラジニル}アミド
【化248】
Figure 0003966693
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 439 (M+H).
【0311】
実施例129
(S)−3−フェニル−2−アミノ - プロパン酸 {1−[3−シアノ−4−メチル−4−(2−チオニル)ヘキシル]ピペラジニル}アミド
【化249】
Figure 0003966693
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 425 (M+H).
【0312】
実施例130
5−[3−(ベンジルアミノ)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−1H−1−ピロロリル]−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化250】
Figure 0003966693
窒素雰囲気下室温にて、5−(2,5−ジヒドロ−1H−1−ピロロリル)−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル(260mg)をジメチルスルホキシド(2ml)、水(0.1ml)の混合溶媒に溶解し、N−ブロモスクシンイミド(177mg)を加え一晩攪拌した。反応液を酢酸エチル/水にて分液し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン系)にて精製し、無色油状の中間体を得た(140mg)。この中間体(20mg)をテトラヒドロフラン(0.05ml)に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(0.06ml)を加え室温にて攪拌した。45分攪拌後、ベンジルアミン(11mg)/テトラヒドロフラン(0.05ml)溶液を加え、70度にて一晩攪拌した。室温に戻し、反応液を酢酸エチル/水にて分液し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。残渣をクロマトレックッスNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン系)にて精製し、無色油状の標題化合物を得た(20mg)。
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 412 ( M+H).
【0313】
実施例130の方法に準じて、実施例131ないし136の標題化合物を合成した。
【0314】
実施例131
5−[3−(N−メチルベンジルアミノ)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−1H−1−ピロロリル]−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化251】
Figure 0003966693
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 426 ( M+H).
【0315】
実施例132
5−[3−(2−チエニルエチルアミノ)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−1H−1−ピロロリル]−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化252】
Figure 0003966693
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 432 ( M+H).
【0316】
実施例133
5−[3−(N−フェニルピペラジノ)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−1H−1−ピロロリル]−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化253】
Figure 0003966693
トリフルオロ酢酸塩;
ESI-MS (m/e) : 467 ( M+H).
【0317】
実施例134
5−{3−[4−(2、3−ジヒドロ−1H−1−インドリル)ピペリジノ]−4−ヒドロキシテトラヒドロ−1H−ピロリル}−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化254】
Figure 0003966693
トリフルオロ酢酸塩;
ESI-MS (m/e) : 507 ( M+H).
【0318】
実施例135
5−[3−(3−ピリジルエチルアミノ)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−1H−1−ピロロリル]−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化255】
Figure 0003966693
トリフルオロ酢酸塩;
ESI-MS (m/e) : 427 ( M+H).
【0319】
実施例136
5−{3−[4−(1H−1−インドリル)ピペリジノ]−4−ヒドロキシテトラヒドロ−1H−ピロリル}−2−イソプロピル−5−オキソ−2−(2−チエニル)ペンタンニトリル
【化256】
Figure 0003966693
トリフルオロ酢酸塩;
ESI-MS (m/e) : 505 ( M+H).
【0320】
前記実施例64の方法に準じて、実施例137ないし172の標題化合物を合成した。
【0321】
実施例137
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(ベンゾチアゾリル)ピペラジン
【化257】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.87-1.20 (m, 1H), 2.08-2.24 (m, 2H), 2.30-2.38 (m, 1H), 2.40-2.48 (m, 4H), 3.52-3.64 (m, 4H), 7.04-7.10 (m, 1H), 7.24-7.34 (m, 2H), 7.35-7.40 (m, 4H), 7.50-7.61 (m, 2H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 449 ( M+H).
【0322】
実施例138
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[2−(6−メトキシ)ベンゾチアゾリル]ピペラジン
【化258】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.87-1.20 (m, 1H), 2.08-2.24 (m, 2H), 2.30-2.38 (m, 1H), 2.38-2.48 (m, 4H), 3.50-3.62 (m, 4H), 3.82 (s, 3H), 6.86-6.92 (m, 1H), 7.12-7.15 (m, 1H), 7.22-7.35 (m, 3H), 7.35-7.40 (m, 3H), 7.43-7.48 (m, 1H)..
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 419 ( M+H).
【0323】
実施例139
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−ベンゾオキサゾリル)ピペラジン
【化259】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.77-1.20 (m, 1H), 2.08-2.25 (m, 2H), 2.28-2.38 (m, 1H), 2.38-2.48 (m, 4H), 3.60-3.72 (m, 4H), 6.98-7.04 (m, 1H), 7.12-7.18 (m, 1H), 7.22-7.28 (m, 1H), 7.28-7.43 (m, 5H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 403 ( M+H).
【0324】
実施例140
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−キノリニル)ピペラジン
【化260】
Figure 0003966693
遊離体;
Rf = 0.6 (展開溶媒、ジエチルエーテル、Merck silica gel 60F254 TLC)
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 413 ( M+H).
【0325】
実施例141
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(1−イソキノリニル)ピペラジン
【化261】
Figure 0003966693
遊離体;
Rf = 0.45 (展開溶媒、ジエチルエーテル、Merck silica gel 60F254 TLC)
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 413 ( M+H).
【0326】
実施例142
4−[4−(1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化262】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.81 (d, J=8.1Hz, 6H), 1.08-1.30 (m, 1H), 1.20 (d, J=7.0Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.77-1.20 (m, 2H), 2.00-2.32 (m, 4H), 2.40-2.52 (m, 2H), 2.60-2.67 (m, 2H), 2.67-2.73 (m, 2H), 3.48-3.60 (m, 4H), 3.81 (d, J=7.3Hz, 2H), 7.07-7.18 (m, 3H), 7.25-7.42 (m, 5H), 7.51-7.56 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 472 ( M+H).
【0327】
実施例143
4−[4−(1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−(2−クロルフェニル)ブチル シアニド
【化263】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.81 (d, J=8.1Hz, 6H), 1.08-1.30 (m, 1H), 1.20 (d, J=7.0Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.77-1.20 (m, 2H), 2.00-2.32 (m, 4H), 2.40-2.52 (m, 2H), 2.60-2.67 (m, 2H), 2.67-2.73 (m, 2H), 3.48-3.60 (m, 4H), 3.81 (d, J=7.3Hz, 2H), 7.05-7.35 (m, 5H), 7.3035-7.40 (m, 1H), 7.51-7.56 (m, 1H), 7.72-7.79 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 506 ( M[34Cl]+H), 508 (M[36Cl]+H).
【0328】
実施例144
1−イソプロピル−4−[4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−フェニルブチル シアニド
【化264】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.04-1.25 (m, 1H), 1.20 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.87-1.99 (m, 1H), 2.05-2.23 (m, 2H), 2.25-2.40 (m, 2H), 2.40-2.47 (m, 4H), 3.42-3.58 (m, 4H), 7.00-7.40 (m, 9H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 402 ( M+H).
【0329】
実施例145
1−イソプロピル−4−[4−(1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−フェニルブチル シアニド
【化265】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.92-2.03 (m, 1H), 2.08-2.25 (m, 2H), 2.28-2.45 (m, 2H), 2.45-2.56 (m, 4H), 3.25-3.35 (m, 4H), 3.59 (s, 3H), 7.02-7.62 (m, 9H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 416 ( M+H).
【0330】
実施例146
1−イソプロピル−4−[4−(1−エチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−フェニルブチル シアニド
【化266】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.44 (t, J=7.3Hz, 3H), 1.50-1.70 (m, 1H), 1.92-2.03 (m, 1H), 2.08-2.25 (m, 2H), 2.28-2.45 (m, 2H), 2.45-2.56 (m, 4H), 3.20-3.35 (m, 4H), 4.03 (q, J=7.3Hz, 2H), 7.14-7.64 (m, 9H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 430 ( M+H).
【0331】
実施例147
4−[4−(1−エチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−イソプロピル−1−(2−チエニル)ブチル シアニド
【化267】
Figure 0003966693
遊離体;
Rf = 0.35 (展開溶媒、酢酸エチル:ヘキサン=1:1、Fuji Silysia Chemical Ltd., NH TLC)
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 436 ( M+H).
【0332】
実施例148
4−[4−(1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−イソプロピル−1−(2−チエニル)ブチル シアニド
【化268】
Figure 0003966693
遊離体;
Rf = 0.4 (展開溶媒、酢酸エチル:ヘキサン=1:1、Fuji Silysia Chemical Ltd., NH TLC)
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 464 ( M+H).
【0333】
実施例149
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソプロピル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−フェニルブチル シアニド
【化269】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.10-1.25 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.50-1.68 (m, 7H), 1.90-2.04 (m, 1H), 2.05-2.24 (m, 2H), 2.25-2.45 (m, 2H), 2.45-2.53 (m, 4H), 3.15-3.25 (m, 4H), 4.56-4.68 (m, 1H), 7.09-7.19 (m, 2H), 7.25-7.33 (m, 1H), 7.34-7.42 (m, 5H), 7.60-7.64 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 444 ( M+H).
【0334】
実施例150
4−[4−(1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化270】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.74 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.00-1.15 (m, 1H), 1.14 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.40-1.50 (m, 1H), 1.78-1.93 (m, 3H), 2.00-2.17 (m, 2H), 2.30-2.40 (m, 2H), 2.45-2.55 (m, 2H), 2.57-2.64 (m, 2H), 3.57-3.63 (m, 4H), 6.96-7.52 (m, 9H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 416 ( M+H).
【0335】
実施例151
4−[4−(1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化271】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.07-1.17 (m, 1H), 1.18 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.45-1.60 (m, 1H), 1.76-2.25 (m, 5H), 2.40-2.50 (m, 2H), 2.60-2.67 (m, 2H), 2.68-2.76 (m, 2H), 3.53-3.63 (m, 4H), 3.57 (s, 3H), 7.08-7.54 (m, 9H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 430 ( M+H).
【0336】
実施例152
4−[4−(1−エチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−1−イソプロピル−1−フェニルブチル シアニド
【化272】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.05-1.17 (m, 1H), 1.19 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.40 (t, J=7.2Hz, 3H), 1.47-1.62 (m, 1H), 1.76-2.23 (m, 5H), 2.40-2.50 (m, 2H), 2.60-2.67 (m, 2H), 2.68-2.76 (m, 2H), 3.51-3.63 (m, 4H), 4.02 (d, J=7.2Hz, 3H), 7.06-7.54 (m, 9H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 444 ( M+H).
【0337】
実施例153
1−イソプロピル−4−[4−(1−エチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−(4−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化273】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78(d, J=6.8Hz, 3H), 1.13-1.23 (m, 1H), 1.20 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.44(t, J=7.1Hz, 3H), 1.56-1.66 (m, 1H), 1.89-1.97(m, 1H), 2.04-2.22(m, 2H), 2.34-2.41(m, 2H), 2.50-2.51 (m, 4H), 3.26-3.29 (m, 4H), 4.01-4.07(m, 2H), 7.05-7.10 (m, 2H), 7.14-7.25 (m, 3H), 7.34-7.38 (m, 2H), 7.60-7.62 (m, 1H).
【0338】
実施例154
1−イソプロピル−4−[4−(1−ベンジル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(4−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化274】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77(d, J=6.6Hz, 3H), 1.08-1.15 (m, 1H), 1.18 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.53-1.57 (m, 1H), 1.85-1.93(m, 1H), 2.02-2.19(m, 2H), 2.29-2.38(m, 2H), 2.42 (m, 4H), 3.21-3.24 (m, 4H), 5.20(s, 2H), 6.99-7.11 (m, 4H), 7.15-7.21 (m, 3H), 7.26-7.35 (m, 5H), 7.62-7.65 (m, 1H).
【0339】
実施例155
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−(4−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化275】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78(d, J=6.8Hz, 3H), 0.82-0.85 (m, 6H), 1.12-1.25 (m, 1H), 1.20 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.57-1.63 (m, 1H), 1.90-1.98(m, 1H), 2.04-2.12(m, 1H), 2.14-2.42(m, 4H), 2.48 (m, 4H), 3.23-3.25 (m, 4H), 3.81(d, J=7.3Hz, 2H), 7.05-7.20 (m, 2H), 7.21-7.23 (m, 3H), 7.33-7.38 (m, 2H), 7.60-7.63 (m, 1H).
【0340】
実施例156
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(3−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化276】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77-0.89 (m, 9H), 1.13-1.26 (m, 1H), 1.21 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.58-1.65 (m, 1H), 1.90-1.98(m, 1H), 2.04-2.41(m, 5H), 2.41-2.50 (m, 4H), 3.23-3.25 (m, 4H), 3.80(d, J=7.5Hz, 2H), 6.98-7.03 (m, 1H), 7.08-7.23 (m, 5H), 7.33-7.39 (m, 1H), 7.60-7.63 (m, 1H).
【0341】
実施例157
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化277】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.80-0.88 (m, 9H), 1.15-1.25 (m, 1H), 1.23 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.58-1.64 (m, 1H), 2.04-2.16 (m, 1H), 2.25-2.51 (m, 9H), 3.22-3.25 (m, 4H), 3.80(d, J=7.5Hz, 2H), 7.02-7.08 (m, 1H), 7.13-7.21 (m, 4H), 7.29-7.33 (m, 1H), 7.58-7.62 (m, 2H).
【0342】
実施例158
1−イソプロピル−4−[4−(1−メチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(3−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化278】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.80 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.15-1.27 (m, 1H), 1.22 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.58-1.66 (m, 1H), 1.89-1.97 (m, 1H), 2.01-2.24 (m, 2H), 2.34-2.41(m, 2H), 2.51-2.53(m, 4H), 3.29-3.32 (m, 4H), 3.59(s, 3H), 6.98-7.04 (m, 1H), 7.08-7.21 (m, 5H), 7.33-7.39 (m, 1H), 7.58-7.61 (m, 1H).
【0343】
実施例159
1−イソプロピル−4−[4−(1−エチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(3−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化279】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.80 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.13-1.28 (m, 1H), 1.22 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.44(t, J=7.1Hz, 3H), 1.58-1.66 (m, 1H), 1.89-1.97 (m, 1H), 2.04-2.24 (m, 2H), 2.33-2.41(m, 2H), 2.51-2.52(m, 4H), 3.27-3.30 (m, 4H), 4.01-4.07(m, 2H), 6.98-7.04 (m, 1H), 7.08-7.27 (m, 5H), 7.33-7.39 (m, 1H), 7.59-7.62 (m, 1H).
【0344】
実施例160
1−イソプロピル−4−[4−(1−ベンジル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(3−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化280】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.78 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.08-1.18 (m, 1H), 1.20 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.54-1.65 (m, 1H), 1.84-1.92 (m, 1H), 2.04-2.20 (m, 2H), 2.28-2.36(m, 2H), 2.38-2.43(m, 4H), 3.22-3.25 (m, 4H), 5.20(s, 2H), 6.96-7.01(m, 2H), 7.05-7.10(m, 2H), 7.14-7.21(m, 4H), 7.26-7.36(m, 4H), 7.63-7.64(m, 1H).
【0345】
実施例161
1−イソプロピル−4−[4−(1−エチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化281】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.81 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.15-1.28 (m, 1H), 1.23 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.44(t, J=7.1Hz, 3H), 1.59-1.68 (m, 1H), 2.04-2.16 (m, 1H), 2.25-2.54 (m, 8H), 3.27-3.30 (m, 4H), 4.00-4.06(m, 2H), 7.02-7.08 (m, 1H), 7.13-7.24 (m, 4H), 7.29-7.34 (m, 1H), 7.58-7.63 (m, 2H).
【0346】
実施例162
1−イソプロピル−4−[4−(1−メチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2−トリル)ブチル シアニドの合成
【化282】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.07 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.25-1.40 (m, 1H), 1.53-1.70 (m, 1H), 1.97-2.10 (m, 1H), 2.20-2.35 (m, 1H), 2.40-2.50 (m, 1H), 2.47 (s, 3H), 3.05-3.20 (m, 2H), 3.10-3.30 (m, 4H), 3.33-3.50 (m, 4H), 3.59 (s, 3H), 7.07-7.15 (m, 2H), 7.20-7.29 (m, 3H), 7.34-7.46 (m, 3H).
【0347】
実施例163
1−イソプロピル−4−[4−(1−メチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(4−フルオロフェニル)ブチル シアニド
【化283】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.66 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.10 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.50-1.67 (m, 1H), 1.95-2.30 (m, 2H), 2.15-2.27 (m, 1H), 2.95-3.20 (m, 2H), 3.10-3.30 (m, 4H), 3.35-3.50 (m, 4H), 3.59 (s, 3H), 7.07-7.15 (m, 2H), 7.28 (t, J=8.8Hz, 2H), 7.34-7.46 (m, 2H), 7.43-7.50 (m, 2H).
【0348】
実施例164
1−イソプロピル−4−[4−(1−エチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2−クロロフェニル)ブチル シアニド
【化284】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.73 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.12 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.35 (m, 1H), 1.30 (t, J=7.2Hz, 3H), 1.50-1.68 (m, 1H), 2.00-2.15 (m, 1H), 2.50-2.70 (m, 1H), 2.78-2.90 (m, 1H), 3.00-3.20 (m, 2H), 3.05-3.30 (m, 4H), 3.25-3.45 (m, 4H), 4.06 (q, J=7.2Hz, 2H), 7.06-7.15 (m, 2H), 7.38-7.49 (m, 4H), 7.54 (dd, J= 7.6Hz, 2.0Hz, 1H), 7.65 (dd, J=7.6Hz, 2.0Hz, 1H).
【0349】
実施例165
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2−クロロフェニル)ブチル シアニド
【化285】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.75 (d, J=6.8Hz, 9H), 1.12 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.15-1.45 (m, 1H), 1.50-1.70 (m, 1H), 2.00-2.25 (m, 2H), 2.50-2.65 (m, 1H), 2.75-2.90 (m, 1H), 3.00-3.30 (m, 2H), 3.00-3.30 (m, 4H), 3.20-3.45 (m, 4H), 3.87 (d, J=7.2Hz, 2H), 7.00-7.18 (m, 2H), 7.38-7.48 (m, 4H), 7.54 (d, J=7.6Hz, 1H), 7.64 (d, J=7.6Hz, 1H).
【0350】
実施例166
1−イソプロピル−4−[4−(1−メチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2−メトキシフェニル)ブチル シアニド
【化286】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.68 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.09 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.50-1.65 (m, 1H), 1.90-2.05 (m, 1H), 2.35-2.50 (m, 1H), 2.57-2.70 (m, 1H), 2.95-3.20 (m, 2H), 3.05-3.25 (m, 4H), 3.30-3.50 (m, 4H), 3.59 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 6.98-7.04 (m, 1H), 7.07-7.15 (m, 3H), 7.33-7.43 (m, 4H).
【0351】
実施例167
1−イソプロピル−4−[4−(1−エチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2−メトキシフェニル)ブチル シアニド
【化287】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.67 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.08 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.30 (t, J=7.2Hz, 3H), 1.45-1.60 (m, 1H), 1.90-2.05 (m, 1H), 2.35-2.50 (m, 1H), 2.58-2.70 (m, 1H), 2.90-3.10 (m, 2H), 3.00-3.20 (m, 4H), 3.25-3.45 (m, 4H), 3.81 (s, 3H), 4.06 (q, J=7.2Hz, 2H), 7.01 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.06-7.14 (m, 3H), 7.36 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.35-7.45 (m, 3H).
【0352】
実施例168
1−イソプロピル−4−[4−(1−イソブチル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2 - メトキシフェニル)ブチル シアニド
【化288】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.67 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.74 (d, J=6.4Hz, 6H), 1.09 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.05-1.30 (m, 1H), 1.45-1.65 (m, 1H), 1.90-2.03 (m, 1H), 2.10-2.20 (m, 1H), 2.35-2.50 (m, 1H), 2.57-2.70 (m, 1H), 3.00-3.20 (m, 2H), 3.10-3.25 (m, 4H), 3.25-3.45 (m, 4H), 3.81 (s, 3H), 3.86 (d, J=7.6Hz, 2H), 7.01 (td, J=7.6Hz, 2.0Hz, 1H), 7.06-7.14 (m, 3H), 7.33-7.46 (m, 4H).
【0353】
実施例169
1−イソプロピル−4−[4−(1−ベンジル−1H―ベンゾ[ d ]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]―1−(2 - メトキシフェニル)ブチル シアニド
【化289】
Figure 0003966693
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.67 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.08 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10-1.25 (m, 1H), 1.45-1.65 (m, 1H), 1.90-2.00 (m, 1H), 2.33-2.45 (m, 1H), 2.55-2.70 (m, 1H), 2.90-3.20 (m, 2H), 3.10-3.25 (m, 4H), 3.25-3.45 (m, 4H), 3.79 (s, 3H), 5.30 (s, 2H), 6.97-7.20 (m, 7H), 7.21-7.47 (m, 6H).
【0354】
実施例170
1−イソプロピル−4−[4−(1−エチル−1H―ベンゾ[d]イミダゾル−2−イル)ピペラジノ]−1−(2−メチルフェニル)ブチル シアニド
【化290】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.87 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.20-1.28 (m, 1H), 1.44 (t, J=7.3Hz, 3H), 1.55-1.70 (m, 1H), 2.06-2.20 (m, 1H), 2.25-2.45 (m, 4H), 2.45-2.58 (m, 7H), 3.25-3.35 (m, 4H), 4.04 (q, J=7.3Hz, 2H), 7.15-7.23 (m, 6H), 7.57-7.68 (m, 1H), 7.59-7.60 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 444 ( M+H).
【0355】
実施例171
1−イソプロピル−4− [ 4−(1−ベンジル−1H―ベンゾ [d] イミダゾル−2−イル)ピペラジノ ] −1−(2−メチルフェニル)ブチル シアニド
【化291】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.86 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.17 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.17-1.25 (m, 1H), 1.50-1.65 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.20-2.48 (m, 8H), 2.49 (s, 3H), 3.19-3.24 (m, 4H), 5.19 (s, 2H), 6.99-7.01 (m, 1H), 7.08-7.21 (m, 8H), 7.27-7.38 (m, 2H), 7.43-7.55 (m, 1H), 7.63-7.65 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 506 ( M+H).
【0356】
実施例172
1−イソプロピル−4− [ 4−(1−イソブチル−1H―ベンゾ [d] イミダゾル−2−イル)ピペラジノ ] −1−(2−メチルフェニル)ブチル シアニド
【化292】
Figure 0003966693
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.83 (d, J=4.0Hz, 3H), 0.85 (d, J=4.0Hz, 3H), 0.87 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.20-1.29 (m, 1H), 1.54-1.65 (m, 1H), 2.05-2.16 (m, 1H), 2.24-2.51 (m, 9H), 2.52 (s, 3H), 3.20-3.25 (m, 4H), 3.80 (d, J=7.5Hz, 2H), 7.12-7.22 (m, 6H), 7.48-7.56 (m, 1H), 7.59-7.60 (m, 1H).
塩酸塩;
ESI-MS (m/e) : 472 ( M+H).
【0357】
実施例173
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3R)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン
【化293】
Figure 0003966693
参考例81より得られた1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]− (3R)−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジン300mg(0.81mmol)をジクロルメタン8mlに溶解し、ベンズアルデヒド98.9mg(0.93mmol)、酢酸0.09ml(1.62mmol)、ソジウムトリアセトキシボロヒドリド258mg(1.22mmol)を順次加えた。反応終了後、5N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性に調節し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧下濃縮し粗生成物を得た。この粗生成物をCromatorex NHシリカゲル25g(酢酸エチル:ヘキサン=酢酸エチル25%)に供し、標題化合物220mg(0.48mmol、59.1%)を無色シロップとして得た。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.90 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.16-1.29 (m, 1H), 1.54-1.66 (m, 1H), 1.70-1.84 (m, 2H), 1.91-2.08 (m, 2H), 2.17-2.37 (m, 5H), 2.38-2.51 (m, 2H), 2.51-2.58 (m,1H), 2.61-2.68 (m, 1H), 2.78-2.94 (m, 2H), 3.40-3.50 (m, 1H), 3.60 (d, J=14Hz, 1H), 3.71 (d, J=14Hz, 1H), 7.13 (d, J=3.6Hz, 1H), 7.32-7.39 (m, 5H), 7.50 (d, J= 3.6Hz, 1H)
【0358】
なお、参考例103より得られた4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキサノイックアシドより参考例104、105に準じて合成される4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキサノール(以下、「アルコールb」という。)と(3R)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジンから、前記実施例173 の製造法に準じて実施例173標題化合物のジアステレオマーが合成される。同様に、アルコールbと(3S)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジンから、前記実施例173 の製造法に準じて実施例173標題化合物の鏡像異性体が合成される。
【0359】
実施例174
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−(3R)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−(2−チエニルメチル)アミノ]ピロリジン
【化294】
Figure 0003966693
実施例173の製造に準じて、参考例81より得られた1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−(3R)−3−[N−(2−シアノエチル)アミノ]ピロリジンと2−チオフェンカルボキシアルデヒドから、標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
収率46.7%
1H-NMR (400MHz,CDCl3)δ0.90(d,J=6.8Hz,3H),1.19(d, J=6.4Hz, 3H), 1.16-1.29(m,1H),1.54-1.67(m,1H),1.67-1.84(m,2H),1.95-2.09(m,2H),2.17-2.35 (m,3H),2.35-2.56(m,5H),2.61-2.70(m,1H), 2.80-2.96(m,2H),3.44-3.54(m,1H),3.84(d,J=15.0Hz,1H), 3.92(d,J=15.0Hz,1H),6.92-7.04 (m, 2H), 7.13 (d,J=4.0Hz,1H), 7.23-7.31 (m, 1H), 7.51(d,J= 4.0Hz,1H)
【0360】
実施例175
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリ ジン
【化295】
Figure 0003966693
標題化合物は、以下の2つの方法(合成法A、B)に従って製造することができた。
[合成法A]
(1)(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン
【化296】
Figure 0003966693
参考例81および実施例173の製造法に準じて、(3S)−3−アミノ−1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジンから(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]−1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジンを合成した。これを参考例80に準じて、Boc基の脱保護を行い標題化合物を得た(収率78.2%(3工程))。化合物の物理化学データは以下の如くであった。
(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]−1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジンの物理化学データ:
1H-NMR (400MHz,CDCl3)δ1.46 (s, 9H), 1.77-1.95(m, 1H), 1.98-2.12 (m, 1H), 2.32 (t, J=6.8Hz, 2H), 2.87 (t, J=6.8Hz, 2H), 3.10-3.78 (m, 7H), 7.27-7.39 (m, 5H)
(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジンの物理化学データ:
1H-NMR (400MHz,CDCl3)δ1.66-1.78(m, 1H), 1.88-2.02 (m, 1H), 2.31 (t, J=6.8Hz, 2H), 2.78-2.95 (m, 4H), 3.02-3.12 (m, 2H), 3.32-3.41 (m, 1H), 2.87 (t, J=6.8Hz, 2H), 3.64 (d, J=14Hz, 1H), 3.71 (d, J=14Hz, 1H), 7.27-7.38 (m, 5H)
(2)1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]− (3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン
光学活性体4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージド(ヨーソ体C(光学活性体))はアルコールBから実施例77(1)に準じて合成された。このヨーソ体Cと(1)で得られた(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジンから実施例77(2)に準じて標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
収率90.6%
ESI-MS:460(M+H)+
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.91 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.16-1.30 (m, 1H), 1.56-1.68 (m, 1H), 1.70-1.81 (m, 2H), 1.93-2.10 (m, 2H), 2.21-2.44 (m, 7H), 2.57-2.67 (m, 2H), 2.80-2.95 (m,2H), 3.39-3.48 (m, 1H), 3.62 (d, J=14Hz, 1H), 3.69 (d, J=14Hz, 1H), 7.15 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.23-7.37 (m, 5H), 7.52 (d, J= 4.0Hz, 1H)
[合成法B]
実施例173の製造に準じて、上記のヨーソ体C(或いはアルコールB)と(3S)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノピロリジンから、標題化合物を合成した。
【0361】
実施例176
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジン
【化297】
Figure 0003966693
光学活性体4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージド(ヨーソ体D(光学活性体))はアルコールAから実施例77(1)に準じて合成された。実施例75に準じて、このヨーソ体Dと実施例175[合成法A](1)(1)の(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−ベンジルアミノ]ピロリジンから標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
収率97%
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.90 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.17 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.35 (m, 1H), 1.55-1.68 (m, 1H), 1.69-1.82 (m, 2H), 1.92-2.10 (m, 2H), 2.17-2.43 (m, 7H), 2.54-2.66 (m, 2H), 2.87 (t, J=6.8Hz, 2H), 3.37-3.46 (m, 1H), 3.62 (d, J=14Hz, 1H), 3.68 (d, J=14Hz, 1H), 6.95 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.15 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.23-7.39 (m, 6H),
【0362】
実施例177
1−[ 4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−(3−シアノベンジル)アミノ]ピロリジン
【化298】
Figure 0003966693
ヨーソ体Dと実施例175[合成法A](1)の製造法に準じて合成された(3S)−3−[N−(2−シアノエチル)−N−(3−シアノベンジル)アミノ]ピロリジンから実施例75に準じて標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
収率82%
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.16 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.22-1.34 (m, 1H), 1.54-1.67 (m, 1H), 1.67-1.80 (m, 2H), 1.93-2.09 (m, 2H), 2.16-2.27 (m, 2H), 2.27-2.43 (m, 5H), 2.59-2.72 (m, 2H), 2.88 (t, J=6.8Hz, 2H), 3.34-3.43 (m, 1H), 3.68 (d, J=15Hz, 1H), 3.74 (d, J=15Hz, 1H), 6.96 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.27 (dd, J=1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.41-7.48 (m, 1H), 7.54-7.58 (m, 1H), 7.62-7.66 (m, 2H)
【0363】
実施例178
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[{3−メトキシ−(2R)−2−(2−ピリジルオキシ)}プロピル]ピペラジン
【化299】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、ヨーソ体Dと1−[{3−メトキシ−(2R)−2−(2−ピリジルオキシ)}プロピル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。得られた標題化合物の物性値を以下に掲げる。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.89 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.17 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.21-1.35 (m, 1H), 1.55-1.69 (m, 1H), 1.70-1.80 (m, 1H), 2.00-2.18 (m, 2H), 2.20-2.62 (m, 10H), 2.62-2.72 (m, 2H), 3.38 (s, 3H), 3.60-3.70 (m, 2H), 5.47-5.55 (m, 1H), 6.71-6.78 (m, 1H), 6.81-6.87 (m, 1H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.10 (dd, J=1.6Hz, 3.6Hz, 1H), 7.25 (dd, J=1.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.50-7.58 (m, 1H), 8.09-8.13 (m, 1H)
【0364】
実施例179
1−(6−ブロモ―2―ピリジル)−(3R)−3−{N−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]アミノ}ピロリジン
【化300】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、ヨーソ体C(光学活性体)と(3R)−3−{N−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]アミノ}ピロリジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.23-1.36 (m, 1H), 1.57-1.70 (m, 1H), 1.73-1.83 (m, 2H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.10-2.24 (m, 2H), 2.56-2.71 (m, 2H), 3.14-3.22 (m, 1H), 3.34-3.44 (m, 2H), 3.49-3.58 (m, 1H ), 3.59-3.66 (m, 1H ), 6.21 (d, J=8.0Hz, 1H), 6.65 (d, J=7.2Hz, 1H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.22 (dd, J=7.2Hz, 8.0Hz, 1H), 7.26 (dd, J=1.2Hz, 5.2Hz, 1H)
【0365】
実施例180
1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(5−クロロベンゾオキサゾイル)メチル]ピペラジン
【化301】
Figure 0003966693
1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]ピペラジンと実施例83に準じて合成された2−クロルメチル−5−クロルベンゾオキサゾールから実施例77に準じて標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.30 (m, 1H), 1.58-1.71 (m, 1H), 1.71-1.81 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.16-2.26 (m, 1H), 2.34 (t, J=6.8Hz, 2H), 2.37-2.54 (m, 4H), 2.54-2.73 (m, 4H), 3.86 (s, 2H), 7.14 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.31 (dd, J=2.0Hz, 8.4Hz, 1H), 7.45 (d, J=8.4Hz, 1H), 7.51 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.68 (d, J=2.0Hz, 1H)
【0366】
実施例181
1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[ 2−(5−メチルベンゾオキサゾイル)メチル]ピペラジン
【化302】
Figure 0003966693
実施例180に準じて、 1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]ピペラジンと実施例83に準じて合成された2-クロルメチル-5-メチルベンゾオキサゾールから実施例77に準じて標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.91 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.20 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.30 (m, 1H), 1.58-1.70 (m, 1H), 1.70-1.81 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.16-2.26 (m, 1H), 2.33 (t, J=6.8Hz, 2H), 2.46 (s, 3H), 2.37-2.54 (m, 4H), 2.55-2.73 (m, 4H), 3.85 (s, 2H), 7.12-7.16(m, 1H), 7.14 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.39 (d, J= 8.4Hz, 1H), 7.47-7.49 (m, 1H), 7.51 (d, J=4.0Hz, 1H)
【0367】
実施例182
1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−ベンゾチアゾイルメチル]ピペラジン
【化303】
Figure 0003966693
実施例180に準じて、1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]ピペラジンと実施例83に準じて合成された2−クロルメチルベンゾチアゾールから実施例77に準じて標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.92 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.20-1.32 (m, 1H), 1.59-1.72 (m, 1H), 1.72-1.83 (m, 1H), 2.01-2.10 (m, 1H), 2.18-2.28 (m, 1H), 2.35 (t, J=7.4Hz, 2H), 2.35-2.52 (m, 4H), 2.54-2.74 (m, 4H), 3.95 (s, 2H), 7.14 (d, J=3.6Hz, 1H), 7.33-7.39 (m, 1H), 7.42-7.48 (m, 1H), 7.51 (d, J=3.6Hz, 1H), 7.84-7.88 (m, 1H), 7.94-7.99 (m, 1H)
【0368】
実施例183
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]−4−[2−(5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化304】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[2−(5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.38 (m, 1H), 1.55-1.70 (m, 1H), 1.71-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.10-2.20 (m, 1H), 2.31 (t, J=7.4Hz, 2H), 2.30-2.48 (m, 4H), 2.48-2.65 (m, 4H), 2.78 (t, J=6.0Hz, 2H), 4.48 (t, J=6.0Hz, 2H), 6.83 (d, J=8.8Hz, 1H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.75 (dd, J=2.4Hz, 8.8Hz, 1H), 8.39-8.44 (m, 1H)
【0369】
実施例184
1−[4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化305】
Figure 0003966693
実施例77に準じて、4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[ 2−(5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.31 (m, 1H), 1.60-1.82 (m, 2H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.17-2.28 (m, 1H), 2.28-2.48 (m, 6H), 2.48-2.65 (m, 4H), 2.79 (t, J=6.0Hz, 2H), 4.49 (t, J=6.0Hz, 2H), 6.83 (d, J=8.8Hz, 1H), 7.15 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.51 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.76 (dd, J=2.4Hz, 8.8Hz, 1H), 8.40-8.44 (m, 1H)
【0370】
実施例185
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]− 4−[ 2−(5−クロル−3−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化306】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[ 2−(5−クロル−3−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.37 (m, 1H), 1.55-1.71 (m, 1H), 1.71-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.10-2.21 (m, 1H), 2.25-2.49 (m, 6H), 2.49-2.65 (m, 4H), 2.80 (t, J=5.6Hz, 2H), 4.12 (t, J=5.6Hz, 2H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.22 (t, J=2.0Hz, 1H), 7.24-7.28 (m, 1H), 8.18 (d, J=2.0Hz, 1H), 8.20 (d, J=2.0Hz, 1H)
【0371】
実施例186
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[ 2−(5−クロル−3−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化307】
Figure 0003966693
実施例77に準じて、4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1− [2−(5−クロル−3−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.92 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.21 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.30 (m, 1H), 1.60-1.72 (m, 1H), 1.72-1.82 (m, 1H), 2.00-2.11 (m, 1H), 2.17-2.28 (m, 1H), 2.28-2.48 (m, 6H), 2.49-2.65 (m, 4H), 2.81 (t, J=5.6Hz, 2H), 4.13 (t, J=5.6Hz, 2H), 7.15 (d, J=4.0Hz, 1H), 7.21-7.23 (m, 1H), 7.51 (d, J=4.0Hz, 1H), 8.19 (d, J=1.6Hz, 1H), 8.20 (d, J=2.8Hz, 1H)
【0372】
実施例187
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(5−クロル−3−ピリジルオキシ)エチル]ピペリジン
【化308】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと4−[2−(5−クロル−3−ピリジルオキシ)エチル]ピペリジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.20-1.38 (m, 2H), 1.40-1.56 (m, 1H), 1.60-1.93 (m, 9H), 2.00-2.20 (m, 2H), 2.25-2.35 (m, 2H), 2.77-2.87 (m, 2H), 4.02(t, J=6.4Hz, 2H), 6.95 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.17-7.20 (m, 1H), 7.24-7.28 (m, 1H), 8.16-8.20 (m, 2H)
【0373】
実施例188
1−[ 4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−(3−ピリジルアミノ)ピペリジン
【化309】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと4−(3−ピリジルアミノ)ピペリジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.24-1.38 (m, 1H), 1.38-1.50 (m, 2H), 1.58-1.71 (m, 1H), 1.73-1.83 (m, 1H), 1.95-2.21 (m, 5H), 2.29-2.36 (m, 2H), 2.72-2.81 (m, 2H), 3.20-3.31 (m, 1H), 3.48-3.56 (m, 1H), 6.81-6.86 (m, 2H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.05 (dd, J=4.8Hz, 12.8Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.26 (dd, J=1.2Hz, 5.2Hz, 1H), 7.92 (dd, J=1.6Hz, 4.8Hz, 1H), 7.99 (d, J=2.1Hz, 1H)
【0374】
実施例189
1−[ 4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[ 2−{N−イソプロピル−N−(2−ピリジル)アミノ}エチル]ピペラジン
【化310】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[2−{N−イソプロピル−N−(2−ピリジル)アミノ}エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3)δ0.90 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.14-1.21 (m, 9H), 1.24-1.38 (m, 1H), 1.58-1.70 (m, 1H), 1.72-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.10-2.21 (m, 1H), 2.28-2.66 (m, 12H), 3.41 (t, J=8.0Hz, 2H), 4.74-4.84 (m, 1H), 6.47-6.53 (m, 2H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.2Hz, 3.6Hz, 1H), 7.24-7.29 (m, 1H), 7.37-7.44(m, 1H), 8.12-8.16 (m, 1H)
【0375】
実施例190
1−[ 4−シアノ−4−(2−チエニル)− 5−メチルヘキシル]−4−[ 2−(6−メトキシメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化311】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[2−(6−メトキシメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
ESI-MS:457(M+H)+
【0376】
実施例191
1−[ 4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[ 2−(6−フルオロメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化312】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[2−(6−フルオロメチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
得られた標題化合物の物性値を以下に掲げる。
ESI-MS:445(M+H)+
【0377】
実施例192
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[ 2−(6−ブロモ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化313】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[2−(6−ブロモ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.90 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.58-1.70 (m, 1H), 1.71-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.10-2.20 (m, 1H), 2.25-2.65 (m, 10H), 2.76 (t, J=6.0Hz, 2H), 4.42 (t, J=6.0Hz, 2H), 6.69 (d, J=8.0Hz, 1H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.04 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.6Hz, 3.6Hz, 1H), 7.24-7.28 (m, 1H), 7.40 (t, J=8.0Hz, 1H)
【0378】
実施例193
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(6−フルオロ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化314】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[2−(6−フルオロ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
ESI-MS:431(M+H)+
【0379】
実施例194
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[ 2−(2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化315】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[ 2−(2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
ESI-MS:413(M+H)+
【0380】
実施例195
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[ 2−(6−メチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化316】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[2−(6−メチル−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 0.90 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.22-1.38 (m, 1H), 1.58-1.70 (m, 1H), 1.71-1.82 (m, 1H), 2.00-2.10 (m, 1H), 2.10-2.21 (m, 1H), 2.27-2.70 (m, 10H), 2.42 (s, 3H), 2.77 (t, J=6.0Hz, 2H), 4.41 (t, J=6.0Hz, 2H), 6.51-6.55 (m, 1H), 6.67-6.72 (m, 1H), 6.94 (dd, J=3.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.11 (dd, J=1.6Hz, 3.6Hz, 1H), 7.25 (dd, J=1.6Hz, 5.2Hz, 1H), 7.43 (dd, J=7.2Hz, 8.4Hz, 1H)
【0381】
実施例196
1−[4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(6−シアノ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化317】
Figure 0003966693
実施例75に準じて、4−シアノ−4−(2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[ 2−(6−シアノ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
ESI-MS:438(M+H)+
【0382】
実施例197
1−[ 4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシル] −4−[2−(6−シアノ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジン
【化318】
Figure 0003966693
実施例77に準じて、4−シアノ−4−(5−シアノ−2−チエニル)−5−メチルヘキシルヨージドと1−[ 2−(6−シアノ−2−ピリジルオキシ)エチル]ピペラジンより標題化合物を合成した。当該化合物の物理化学データは以下の如くであった。
ESI-MS:463(M+H)+
【0383】
実施例198
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[N−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−N−2−シアノエチル]アミノピペリジン
【化319】
Figure 0003966693
実施例35の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 491 (MH+).
【0384】
実施例199
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−(2−ヒドロキシベンジル)ピペラジン
【化320】
Figure 0003966693
実施例3の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 406(MH+).
【0385】
実施例200
1−[[(4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)]ヘキシル]−4−[3−[1−(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル]プロピル]ピペラジン
【化321】
Figure 0003966693
前記4−[3−[1−(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル]プロピル]ピペラジンを用い、実施例70の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 510 (MH+).
【0386】
実施例201
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(3−ベンゾチエニル)]ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化322】
Figure 0003966693
実施例70の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 487 (MH+).
【0387】
実施例202
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(3−ベンゾチエニル)]ヘキシル]−4−ベンジルピペラジン
【化323】
Figure 0003966693
実施例70の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 432 (MH+).
【0388】
実施例203
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(3−ベンゾチエニル)]ヘキシル]−4−(3−シアノベンジル)ピペラジン
【化324】
Figure 0003966693
実施例3の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 457 (MH+).
【0389】
実施例204
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(3−ベンゾチエニル)]ヘキシル]−4−[(2−チエニル)メチル]ピペラジン
【化325】
Figure 0003966693
実施例3の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 438 (MH+).
【0390】
実施例205
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(3−ベンゾチエニル)]ヘキシル]−4−[(4−シアノ−2−チエニル)メチル]ピペラジン
【化326】
Figure 0003966693
実施例3の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 463 (MH+).
【0391】
実施例206
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(3−ベンゾチエニル)]ヘキシル]−4−(6−メチル−2−ピコリル)ピペラジン
【化327】
Figure 0003966693
実施例3の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 447 (MH+).
【0392】
実施例207
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(1−メチル−2−ピロリル)]ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化328】
Figure 0003966693
実施例70の製造法に準じて標題化合物を得た。
シュウ酸塩;ESI-Mass; 434 (MH+).
【0393】
実施例208
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)]ヘキシル]−4−[N−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]− N−2−シアノエチル]アミノピペリジン
【化329】
Figure 0003966693
実施例35の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 522 (MH+).
【0394】
実施例209
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)]ヘキシル]−4−[N−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]− N−2−シアノエチル]アミノピペリジン
【化330】
Figure 0003966693
実施例35の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 497 (MH+).
【0395】
実施例210
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)]ヘキシル]−4−[(2−ベンズオキサゾリル)アミノ]ピペリジン
【化331】
Figure 0003966693
実施例17の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 423 (MH+).
【0396】
実施例211
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)]ヘキシル−4−[(2−ベンズオキサゾリル)アミノ]ピペリジン
【化332】
Figure 0003966693
実施例17の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 448 (MH+).
【0397】
実施例212
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(2−フリル)]ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化333】
Figure 0003966693
実施例70の製造法に準じて標題化合物を得た。
シュウ酸塩;ESI-Mass; 421 (MH+).
【0398】
実施例213
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(2−フリル)]ヘキシル]−4−[(2−ベンズオキサゾリル)アミノ]ピペリジン
【化334】
Figure 0003966693
実施例17の製造法に準じて標題化合物を得た。
シュウ塩;ESI-Mass; 407 (MH+).
【0399】
実施例214
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)]ヘキシル]−4−[N−(2−ベンズオキサゾリル)−N−(2−シアノエチル)アミノ]ピペリジン
【化335】
Figure 0003966693
実施例35の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 476 (MH+).
【0400】
実施例215
1−[[4−シアノ−5−メチル−4−(2−フリル)]ヘキシル]−4−[N−(2−ベンズオキサゾリル)−N−(2−シアノエチル)アミノ]ピペリジン
【化336】
Figure 0003966693
実施例35の製造法に準じて標題化合物を得た。
シュウ酸塩;ESI-Mass; 460 (MH+).
【0401】
実施例216
1−[[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)]ヘキシル]−4−(2−ピリジル)ピペラジン
【化337】
Figure 0003966693
実施例70の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 363(MH+).
【0402】
実施例217
1−[[(4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)]ヘキシル]−4−(2−ピリジル)ピペラジン
【化338】
Figure 0003966693
実施例70の製造法に準じて標題化合物を得た。
塩酸塩;ESI-Mass; 369(MH+).
【0403】
実施例218
1−[(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリル ) メチル]−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペラジン
【化339】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.64 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.09 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.00-1.20 (m, 1H), 1.40-1.60 (m, 1H), 1.95-2.15 (m, 1H), 2.10-2.25 (m, 1H), 2.60-3.05 (m, 11H), 3.59 (s, 2H), 7.17 (t, J=7.2Hz, 1H), 7.29 (d, J=8.4Hz, 1H), 7.30-7.38 (m, 1H), 7.35-7.50 (m, 5H), 7.62 (dd, J=8.0Hz, 1.2Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 11.88 (s, 1H).
【0404】
実施例219
1−[(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリル)メチル]−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化340】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.63 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.70-0.85 (m, 1H), 1.00-1.45 (m, 6H), 1.09 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.60 (br d, J=12.8Hz, 2H), 1.87-2.08 (m, 2H), 2.10-2.23 (m, 1H), 2.75-2.95 (m, 2H), 3.20-3.35 (m, 2H), 4.08 (s, 2H), 7.19-7.25 (m, 1H), 7.28-7.44 (m, 6H), 7.53-7.58 (m, 1H), 7.65-7.70 (m, 1H), 8.13 (s, 1H), 12.13 (s, 1H).
【0405】
実施例220
1−[(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジニル)メチル]−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化341】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.63 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.70-0.85 (m, 1H), 1.00-1.45 (m, 6H), 1.09 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.59 (br d, J=13.2Hz, 2H), 1.87-2.08 (m, 2H), 2.10-2.23 (m, 1H), 2.73-2.95 (m, 2H), 3.15-3.33 (m, 2H), 3.98 (s, 2H), 2.26 (d, J=6.8Hz, 1H), 7.28-7.35 (m, 1H), 7.36-7.44 (m, 4H), 7.50 (dd, J=6.4Hz, 2.0Hz, 1H), 7.62-7.68 (m, 1H).
【0406】
実施例221
1−[(5−クロロ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジニル ) メチル]− 4 −[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化342】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.63 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.70-0.85 (m, 1H), 1.00-1.40 (m, 6H), 1.09 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.53 (br d, J=13.2Hz, 2H), 1.87-2.08 (m, 2H), 2.10-2.23 (m, 1H), 2.40-2.60 (m, 2H), 3.04 (br d, J=11.6Hz, 2H), 3.68 (s, 2H), 7.25-7.35 (m, 1H), 7.36-7.44 (m, 4H), 7.59 (d, J=2.8Hz, 1H), 7.66 (d, J=2.4Hz, 1H).
【0407】
実施例222
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(メタンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺラジン
【化343】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.64 (d, J=6.4Hz, 3H), 0.80-1.20 (m, 1H), 1.09 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.40-1.60 (m, 1H), 1.90-2.15 (m, 1H), 2.10-2.25 (m, 1H), 2.60-3.10 (m, 11H), 3.03 (s, 3H), 3.65 (s, 2H), 7.13 (t, J=7.2Hz, 1H), 7.26-7.47 (m, 8H).
【0408】
実施例223
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(p−トルエンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺラジン
【化344】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.65 (d, J=6.4Hz, 3H), 0.80-1.20 (m, 1H), 1.09 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.45-1.60 (m, 1H), 1.95-2.15 (m, 1H), 2.10-2.25 (m, 1H), 2.33 (s, 3H), 2.60-3.05 (m, 11H), 3.34 (s, 2H), 7.05-7.12 (m, 2H), 7.16-7.24 (m, 2H), 7.32 (d, J=7.6Hz, 2H), 7.29-7.37 (m, 1H), 7.37-7.46 (m,4H), 7.58 (d, J=8.0Hz, 2H).
【0409】
実施例224
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(メタンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺリジン
【化345】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.80 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.85-1.05 (m, 1H), 1.05-1.45 (m, 6H), 1.22 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.50-1.68 (m, 2H), 1.73-1.88 (m, 1H), 1.90-2.05 (m, 2H), 2.00-2.20 (m, 2H), 2.75-2.90 (m,2H), 3.04 (s, 3H), 3.60 (s, 2H), 6.96-7.11 (m, 2H), 7.24-7.36 (m, 2H), 7.34-7.44 (m, 4H), 7.46-7.52 (m,1H).
【0410】
実施例225
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{[2−(p−トルエンスルホニルアミノ)フェニル]メチル}ピぺリジン
【化346】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.85-1.02 (m, 1H), 1.08-1.30 (m, 5H), 1.25-1.44 (m, 1H), 1.19 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.57 (br t, J=13.6Hz, 2H), 1.76-1.90 (m, 3H), 2.06-2.16 (m, 2H), 2.37 (s, 3H), 2.68 (br d, J=11.2Hz, 2H), 3.13 (s, 2H), 6.91 (d, J=7.2Hz, 1H), 6.95 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.19 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.16-7.22 (m, 1H), 7.26-7.41 (m, 5H), 7.46 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.63 (d, J=8.4Hz, 2H).
【0411】
実施例226
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−クロロフェニル)ヘキシル]―4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化347】
Figure 0003966693
実施例48に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.72 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.10 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.00-1.25 (m, 1H), 1.42-1.60 (m, 1H), 1.95-2.10 (m, 1H), 2.45-2.65 (m, 1H), 2.60-3.10 (m, 13H), 4.09 (t, J=5.2Hz, 2H), 6.89-6.99 (m, 2H), 7.10 (t, J=8.8Hz, 2H), 7.37-7.46 (m, 2H), 7.51 (dd, J=7.6Hz, 1.6Hz, 1H), 7.62 (dd, J=7.6Hz, 1.6Hz, 1H).
【0412】
実施例227
1−[4−シアノ−5−メチル−4−( 0 −トリル)ヘキシル]―4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化348】
Figure 0003966693
実施例48に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.76 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.05 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.10-1.30 (m, 1H), 1.43-1.60 (m, 1H), 1.93-2.07 (m, 1H), 2.15-2.30 (m, 1H), 2.38-2.53 (m, 1H), 2.45 (s, 3H), 2.65-3.05 (m, 12H), 4.07 (t, J=5.2Hz, 2H), 6.89-6.96 (m, 2H), 7.10 (t, J=8.0Hz, 2H), 7.18-7.27 (m, 3H), 7.38-7.44 (m, 1H).
【0413】
実施例228
1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−メトキシフェニル)ヘキシル]―4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化349】
Figure 0003966693
実施例48に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.66 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.07 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.00-1.20 (m, 1H), 1.40-1.55 (m, 1H), 1.85-2.00 (m, 1H), 2.30-2.43 (m, 1H), 2.55-2.70 (m, 1H), 2.60-3.05 (m, 12H), 3.79 (s, 3H), 4.07 (t, J=5.2Hz, 2H), 6.88-6.96 (m, 2H), 6.99 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.05-7.14 (m, 3H), 7.32-7.42 (m, 2H).
【0414】
実施例229
N−{1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン―4−イル}p−トルエンスルホンアミド
【化350】
Figure 0003966693
実施例15に準じて標題化合物を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.95-1.15 (m, 1H), 1.18 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.30-1.45 (m, 2H), 1.35-1.55 (m, 1H), 1.63-1.75 (m, 2H), 1.75-1.95 (m, 5H), 2.00-2.15 (m, 2H), 2.15-2.25 (m, 2H), 2.45-2.65 (m, 2H), 3.00-3.15 (m, 1H), 7.29 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.31-7.40 (m, 5H), 7.75 (d, J=7.6Hz, 2H).
【0415】
実施例230
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−[3−ヒドロキシ−1−(4−フルオロフェノキシ)プロパン−2−イル]ピぺラジン
【化351】
Figure 0003966693
実施例15に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.64 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.09 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.00-1.40 (m, 1H), 1.43-1.60 (m, 1H), 1.93-2.15 (m, 2H), 2.10-2.25 (m, 1H), 2.60-3.20 (m, 11H), 3.45-3.60 (m, 2H), 4.04 (d, J=5.6Hz, 2H), 6.88-6.96 (m, 3H), 7.26 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.30-7.38 (m, 1H), 7.36-7.46 (m, 4H).
【0416】
実施例231
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]―4−(3−シアノべンジルオキシ)ピペリジン
【化352】
Figure 0003966693
実施例15に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.64 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.11 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.63-1.80 (m, 2H), 1.85-2.00 (m, 2H), 2.13-2.27 (m, 1H), 2.30-2.45 (m, 1H), 2.35-2.55 (m, 1H), 2.75-3.00 (m, 4H), 3.00-3.20 (m, 2H), 3.50-3.60 (m, 1H), 4.52 (s, 2H), 7.33-7.40 (m, 1H), 7.40-7.48 (m, 4H), 7.54 (t, J=8.0Hz, 1H), 7.66 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.74 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.77 (m, 1H).
【0417】
実施例232
4−[(3−シアノ−4−メチル−3−フェニル)ペンチル]−1−{2−[3−(p−トルエンスルホニルアミノ)フェノキシ]エチル}ピぺラジン
【化353】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.64 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.11 (d, J=6.4Hz, 3H), 2.13-2.50 (m, 1H), 2.20-2.50 (m, 2H), 2.37 (s, 3H), 2.45-2.50 (m, 2H), 2.50-2.60 (m, 2H), 2.60-2.80 (m, 4H), 2.70-3.00 (m, 4H), 3.63 (t, J=6.4Hz, 2H), 6.41 (dd, J=8.0Hz, 2.0Hz, 1H), 6.47 (d, J=2.0Hz, 1H), 6.70 (dd, J=8.0Hz, 2.4Hz, 1H), 7.09 (t, J=8.0Hz, 1H), 7.36 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.32-7.40 (m, 1H), 7.38-7.48 (m, 4H), 7.46 (d, J=8.0Hz, 2H),.
【0418】
実施例233
4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−1−{2−[3 −(p−トルエンスルホニルアミノ)フェノキシ]エチル}ピぺラジン
【化354】
Figure 0003966693
実施例15に準じて標題化合物シュウ酸塩を淡褐色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.64 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.09 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.00-1.20 (m, 1H), 1.43-1.60 (m, 1H), 1.90-2.13 (m, 2H), 2.15-2.25 (m, 1H), 2.37 (s, 3H), 2.25-2.50 (m, 4H), 2.80-3.00 (m, 8H), 3.57 (t, J=6.8Hz, 2H), 6.38-6.43 (m, 1H), 6.46 (s, 1H), 6.68 (dd, J=8.0Hz, 2.0Hz, 1H), 7.08 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.36 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.30-7.40 (m, 1H), 7.36-7.48 (m, 4H), 7.45 (d, J=8.4Hz, 2H).
【0419】
実施例234
1−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]−4−{[3−(p−トルエンスルホニルアミノ)フェノキシ]メチル}ピぺリジン
【化355】
Figure 0003966693
実施例15に準じて標題化合物を黄色アモルファスとして得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.75 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.15 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.05-1.30 (m, 3H), 1.30-1.45 (m, 1H), 1.45-1.65 (m, 1H), 1.65 (br d, J=12.4Hz, 2H), 1.65-1.80 (m, 1H), 1.75-1.95 (m, 2H), 2.00-2.18 (m, 2H), 2.26 (t, J=7.2Hz, 2H), 2.40 (s, 3H), 2.67-2.80 (m, 2H), 3.31 (d, J=7.6Hz, 2H), 6.43 (d, J=8.0Hz, 1H), 6.56 (d, J=2.0Hz, 1H), 6.67-6.76 (m, 1H), 7.08 (t, J=8.0Hz, 1H), 7.22 (d, J=6.8Hz, 2H), 7.20-7.40 (m, 5H), 7.45 (d, J=8.0Hz, 2H),.
【0420】
実施例235
1−[(3−シアノ−4−メチル−3−フェニル)ペンチル]−4−{[3−(p−トルエンスルホニルアミノ)フェノキシ]メチル}ピぺリジン
【化356】
Figure 0003966693
実施例3に準じて標題化合物を淡褐色アモルファスとして得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.73 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.14 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.15-1.30 (m, 2H), 1.35-1.52 (m, 1H), 1.68 (br d, J=12.4Hz, 2H), 1.73-2.05 (m, 3H), 2.00-2.18 (m, 2H), 2.30-2.43 (m, 2H), 2.40 (s, 3H), 2.70-2.90 (m, 2H), 3.20-3.38 (m, 2H), 6.38 (dd, J=8.0Hz, 2.0Hz, 1H), 6.58 (d, J=1.6Hz, 1H), 7.00 (dd, J=8.0Hz, 2.0Hz, 1H), 7.07 (t, J=8.0Hz, 1H), 7.22 (d, J=7.6Hz, 2H), 7.25-7.40 (m, 5H), 7.43 (d, J=8.4Hz, 2H).
【0421】
実施例236
1−(3−シアノベンジル)−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化357】
Figure 0003966693
実施例48に準じて標題化合物シュウ酸塩を無色固体として得た。
シュウ酸塩;
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ0.63 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.70-0.85 (m, 1H), 1.00-1.30 (m, 5H), 1.08 (d, J=6.4Hz, 3H), 1.20-1.35 (m, 1H), 1.58 (br d, J=12.8Hz, 2H), 1.87-2.08 (m, 2H), 2.10-2.23 (m, 1H), 2.61 (br t, J=11.2Hz, 2H), 3.11 (br d, J=10.8Hz, 2H), 4.10 (s, 2H), 7.28-7.33 (m, 1H), 7.34-7.44 (m, 4H), 7.61 (t, J=7.6Hz, 1H), 7.76 (d, J=7.6Hz, 1H), 7.84-7.90 (m, 2H).
【0422】
実施例237
1−[(5−フェニル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジニル)メチル]−4−[(4−シアノ−5−メチル−4−フェニル)ヘキシル]ピペリジン
【化358】
Figure 0003966693
実施例3に準じて表題化合物を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 0.85-1.00 (m, 1H), 1.10-1.45 (m, 4H), 1.19 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.50-1.65 (m, 2H), 1.60-2.20 (m, 5H), 2.80-3.00 (m, 2H), 3.54 (s, 2H), 7.24-7.48 (m, 10H), 7.64-7.70 (m, 1H), 7.78-7.84 (m, 1H).
【0423】
実施例238
エチル 1−ベンジル−4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−2−ピペラジンカルボキシレート
【化359】
Figure 0003966693
1−ベンジル−2−(エトキシカルボニル)ピペラジン(Synthesis 318, 1991)を用い、実施例15に準じて合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.76 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.05-1.10 (m, 1H), 1.18-1.31 (m, 6H), 1.50-1.63 (m, 1H), 1.86-1.94 (m, 1H), 2.04-2.15 (m, 2H), 2.21-2.54(m, 7H), 2.96(m, 1H), 3.22-3.27 (m, 1H), 3.51(m, 1H), 3.86-3.90(m, 1H), 4.12-4.23(m, 2H), 7.21-7.37 (m, 10H).
【0424】
実施例239
エチル 4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−1−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート
【化360】
Figure 0003966693
エチル 4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−2−ピペラジンカルボキシレートを用い、実施例48に準じて合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.06-1.11 (m, 1H), 1.17-1.29(m, 6H), 1.51-1.62 (m, 1H), 1.86-1.91 (m, 1H), 2.05-2.11 (m, 2H), 2.22-2.36(m, 4H), 2.52-2.55(m, 3H), 2.94-3.01(m, 2H), 3.13-3.16 (m, 1H), 3.38-3.39(m, 1H), 4.01-4.03(m, 2H), 4.14-4.22(m, 2H), 6.78-6.82(m, 2H), 6.92-6.97(m, 2H), 7.26-7.31 (m, 1H), 7.36-7.37(m, 4H).
【0425】
実施例240
1−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化361】
Figure 0003966693
水素化リチウムアルミニウム(20mg)のジエチルエーテル溶液(5.0ml)に、氷冷下エチル 4−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−1−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート213mgのジエチルエーテル溶液(3.0ml)をゆっくり滴下した。氷冷下1時間撹拌した後、反応液に水(0.1ml)、1規定の水酸化ナトリウム水溶液(0.1ml)、水(0.2ml)を順次加えた。反応液に無水硫酸マグネシウムを加え、不要物を濾過した。減圧下溶媒を留去して、標記化合物(194mg)を得た。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.09-1.16 (m, 1H), 1.20(dd, J=6.8Hz, 1.8Hz, 3H), 1.53-1.60 (m, 1H), 1.86-1.91 (m, 1H), 2.04-2.27 (m, 5H), 2.35-2.61(m, 5H), 2.74-2.78(m, 1H), 3.02-3.06(m, 1H), 3.12-3.18 (m, 1H), 3.51-3.54(m, 1H), 3.97-4.02(m, 3H), 6.80-6.85(m, 2H), 6.94-6.98(m, 2H), 7.26-7.33 (m, 1H), 7.35-7.39(m, 4H).
【0426】
実施例241
エチル 1−ベンジル−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート
【化362】
Figure 0003966693
1−ベンジル−2−(エトキシカルボニル)ピペラジン(Synthesis 318, 1991)を用い、実施例48に準じて合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ1.24-1.28(m, 3H), 2.36-2.12(m, 1H), 2.54-2.61(m, 2H), 2.71-2.83(m, 4H), 3.02(m, 1H), 3.31-3.34(m, 1H), 3.53-3.56(m, 1H), 3.89-3.92(d, J=16.6Hz, 1H), 3.99-4.05(m, 2H), 4.11-4.24(m, 2H), 6.79-6.83(m, 2H), 6.93-6.98(m, 2H), 7.23-7.34(m, 5H).
【0427】
実施例242
エチル 1−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート
【化363】
Figure 0003966693
エチル 4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレートを用い、実施例15に準じて合成した。
遊離体;
ESI-MS(m/e):496(M+H).
なお、エチル 4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート
【化364】
Figure 0003966693
は、実施例241の製造法に従って合成したエチル 1−ベンジル−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレート(977mg)をエタノール(15ml)に溶解し、10%Pd−C210mgを加えて水素置換した後、撹拌し、反応終了後減圧下濃縮し、粗生成物として得た(752mg(100%))。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ1.24-1.28(m, 3H), 2.33-2.34(m, 1H), 2.48-2.50(m, 1H), 2.72-2.91(m, 4H), 3.04-3.10(m, 2H), 3.56-3.59(m, 1H), 4.04-4.08(m, 2H), 4.16-4.22(m, 2H), 6.82-6.86(m, 2H), 6.94-6.99(m, 2H).
【0428】
実施例243
1−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−2−ヒドロキシメチル−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペラジン
【化365】
Figure 0003966693
エチル 1−(4−シアノ−5−メチル−4−フェニルヘキシル)−4−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2−ピペラジンカルボキシレートを用い、実施例240に準じて合成した。
遊離体;
1H NMR (400 MHz, CDCl3)δ0.77 (d, J=6.8Hz, 3H), 1.07-1.14 (m, 1H), 1.20 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.43-1.56 (m, 1H), 1.79-1.90 (m, 1H), 2.04-2.83 (m, 13H), 3.47-3.51(m, 1H), 3.83-3.91 (m, 1H), 4.01-4.10(m, 2H), 6.80-6.84(m, 2H), 6.94-6.98 (m, 2H), 7.26-7.40 (m, 5H).
【0429】
[試験例]
本発明にかかる化合物について、in vitro でのカルシウムチャネル阻害作用(試験例1)を評価するとともに、in vivo ラット中大脳動脈閉塞モデルにおける梗塞巣縮小作用(試験例2)ならびにマウスを用いたホルマリン試験における鎮痛作用(試験例3)を評価した。それぞれの試験方法とその結果は以下の如くである。
【0430】
試験例1
[蛍光色素(fura2)を用いた電位依存性カルシウムチャネル活性測定]
現在、脳梗塞(虚血による神経細胞死)のメカニズムとして最も重要視されているのが「グルタミン酸−Ca仮説」である。すなわち、脳血流量が低下すると嫌気性解糖が行われ脳組織のATPが枯渇する。このエネルギー枯渇により細胞内外のイオン濃度勾配が保たれなくなり、脱分極が発生する。プレシナプスにおいては、脱分極により電位依存性カルシウムチャネルが活性化しグルタミン酸の過剰放出を誘発する。ポストシナプスにおいては、脱分極により電位依存性カルシウムチャネルが活性化し細胞内Ca2+濃度を上昇させるとともに、過剰に放出されたグルタミン酸がグルタミン酸受容体を刺激して細胞内Ca2+濃度を上昇させる。これらの結果、カルパイン、ホスホリパーゼなどCa2+濃度に依存する種々の酵素が活性化され、神経細胞死を誘導する。本実験系は、これらのフローチャートの内、プレシナプスにおけるCa2+流入を評価できる。
なお、この系ではLタイプ阻害剤である nifedipine 10μM、Nタイプ阻害剤であるw−conotoxin GVIA 1μM、P/Qタイプ阻害剤であるw−Agatoxin−IVA 1μMが各々Ca2+流入に対して16%、18%、64%阻害を示すことが知られている(下の参考文献)。よって、この系はNタイプおよびP/Qタイプの阻害を評価するのに適した系であると考えられる。
参考文献: D. Bowman, S. Alexander and D. Lodge, Pharmacological characterization of the calcium channels coupled to the plateau phase of KCl-induced intracellular free Ca2+ elevation in chicken and rat synaptosomes, Neuropharmacology, 32 (11) 1195-1202 (1993)
(1)大脳皮質シナプトソームの調製: Neuropharmacology, 32 (11), 1195-1202, 1993. に記載の方法に従い、以下のとおり大脳皮質シナプトソームを調製した。即ち、ラット断頭脳から大脳皮質を取り出し、ハサミで粗く破砕した。ホモジナイザーに入れ、0.3Mサッカロース中でホモジナイズ後、4℃にて遠心(1,500gx10min.)した。得られた上清をさらに4℃にて遠心(10,000gx20min.)した。得られた沈降物に0.3Mサッカロースを加え懸濁した。懸濁液を0.8Mサッカロースに重層し、遠心(10,000gx30min.)した。得られた沈降物を「溶液A(118mM−NaCl、4.6mM−KCl、1mM−CaCl2、1mM−MgCl2、1.2mM−Na2HPO4、10mM−D−glucose、20mM−HEPES−NaOH pH7.4、0.1%−BSA)」に懸濁し、大脳皮質シナプトソームとした。
(2)カルシウムチャネル阻害作用: 前記溶液Aに4mM−fura2/AM(同仁)を懸濁し負荷用溶液とした。上記に示す方法で調製したシナプトソーム溶液に等量の負荷用溶液を加え室温で40分間インキュベーションした。インキュベーション終了後、遠心により負荷用溶液を除き、さらに溶液Aで2回洗浄した。これに本発明化合物を含んだ溶液Aを加え10分間室温でインキュベーションした。これに1/10volumeの「溶液B(122.6mM−KCl、1mM−CaCl2、1mM−MgCl2、1.2mM−Na2HPO4、10mM−D−glucose、20mM−HEPES−NaOH pH7.4、0.1%−BSA)」を添加することによりカルシウムチャネルを刺激した。ARUGUS−FDSS(浜松ホトニクス社)で340nmと380nmの2波長による比測定により細胞内カルシウムイオン濃度を測定し、各試験化合物のIC50値を求めた。なお比較対照化合物として、塩酸ベラパミル(verapamil hydrochloride)を用いた。
【0431】
[結果]
【表1】
Figure 0003966693
【432】
試験例2
[ラット中大脳動脈閉塞モデルにおける梗塞巣縮小効果(I)]
細胞内のカルシウムイオンは、様々な細胞機能の発現において重要な役割を果たしている。しかし、細胞内のカルシウムイオン濃度が過度に上昇すると、細胞障害が誘発される[文献1,2、以下同]。例えば、脳虚血の際に生じる興奮性アミノ酸により誘発される神経細胞障害は、細胞内のカルシウムイオン濃度の過度な上昇を引き起こす[3,4]。局所脳虚血の際に、上昇した興奮性アミノ酸により膜電位の維持機構が破綻し[3]、膜の脱分極が誘発され[5]、電位依存性カルシウムチャネルを介した細胞内へのカルシウムイオンの流入が増加する[6,7]。以上のことより、神経細胞死が興奮性アミノ酸による興奮毒性に基づくという仮説と細胞内のカルシウムイオン濃度の上昇に基づくという仮説は関連すること、また電位依存性カルシウムチャネルの活性化が神経細胞死の誘発に寄与することが示唆される[8]。電気生理学的および薬理学的研究から、神経細胞に存在する電位依存性カルシウムチャネルは6種類のサブタイプ(T,L,N,P,Q,Rタイプ)に分類されている[9]。これらの内、ラット大脳皮質シナプトソームからのグルタミン酸の遊離においては、N,P,Qタイプが重要な役割を演じている[10,11]。そこでラット中大脳動脈閉塞モデルにおいて、本発明化合物代表例が有する、局所脳虚血後に誘発される神経細胞障害に対する保護効果を評価した。
(1)検体の調製: 本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物を生理食塩水に溶解し、1.5、5、15mg/kg/hの用量となるように用時調製した。検体の濃度は動物の平均体重を基に算出した。なお、平均体重は実験に使用する予定の全ての動物の体重を測定し算出した。例えば5mg/kg/hの場合、
検体濃度=5mg×平均体重(kg)/1時間当たりの投与容量(0.616ml)、として算出した。
(2)ナイロン栓子の作製: 中大脳動脈の閉塞には4−0モノフィラメントのナイロン糸(Ethicon, Inc., Somerville, NJ, USA)から作製した栓子を用いた。ナイロン栓子は予め先端を炎で丸め、25mmの長さに断片化し、先端から17mmの位置に油性フエルトペンにて目印を付けたものを用いた。
(3)静脈内投与用カテーテルの植え込み: 静脈内投与用カテーテル(アトム静脈カテーテル3Fr、アトムメディカル(株)、東京)の植え込みは70%笑気−2%ハロセン麻酔下で行った。生理食塩液を満たしたカテーテルを左足の大腿静脈から挿入した。
(4)中大脳動脈の閉塞: 中大脳動脈の閉塞は Longa らの方法[12]に準じて行った。手術はカテーテルを植え込んだ直後から70%笑気−2%ハロセン麻酔下で行った。手術用実体顕微鏡下にラットを仰向けに寝かせ頚部を切開し、右側の総頚動脈が外頚動脈と内頚動脈に分岐する部分を確認した。外頚動脈を末梢側で切断し、切断した外頚動脈の末端から内頚動脈内へナイロン栓子を挿入した。栓子の先端から17mmの位置が外頚動脈と内頚動脈の分岐点と重なる位置まで栓子を挿入し固定した。血流を再開するために、中大脳動脈閉塞から2時間後にナイロン栓子を引き戻した。
(5)虚血症状を呈する動物の選別: 中大脳動脈閉塞から30分後に尾をつかんでラットを持ち上げ、前肢の片麻痺(梗塞を負荷した反対側の前肢の麻痺)が明確に発現する個体を中大脳動脈が閉塞し虚血状態を作製し得た例として実験に供した。
(6)媒体および検体の投与: 中大脳動脈閉塞から30分後に片麻痺が発現したラットを体温コントロール装置のケージ内に入れ、直腸内に体温モニター用のプローブを固定した。次に、媒体あるいは検体の入ったシリンジを静脈内投与用カテーテルに装着し、1時間にインフュージョンする用量の半量(0.34ml)を1分間で静脈内投与した。その後、インフュージョン用シリンジポンプ(Razel Scientific Instruments, Inc., Stamford, CT, USA)を用いて0.682ml/hの速度で持続的に24時間投与した。投与中および投与終了後2時間は、体温コントロールシステム下で直腸温を37.0℃から38.5℃の範囲内にコントロールした。
(7)梗塞巣サイズの測定: (脳スライスのTTC染色)中大脳動脈閉塞から24時間後にラットを断頭して脳を取り出し、氷冷した生理食塩液中で付着した血液を洗浄した。嗅球を除去した脳を用い、先端から2mm間隔でスライスし(合計6スライス)、脳の後方の面が上になるように2%−TTC溶液中に浸した。TTCは生理食塩液に用時溶解した。TTC溶液中にて室温で1時間以上放置後、梗塞巣の面積測定に用いた。
(8)梗塞巣体積の算出: 各スライスの上面(脳の後方の面)を梗塞巣面積の算出に用いた。脳スライスは画像取込装置(CCDカラーカメラ、三啓、東京)を用いて、画像をコンピュータ(PM7500/100, Apple Japan, 東京)に取り込んだ。画像中の大脳皮質の梗塞巣の面積は、画像解析ソフト(NIH image ver. 1.60, National Institutes of Health, USA)を用いて測定した。1個体の梗塞巣の体積は、測定した各スライスの梗塞巣の面積(単位=mm2)にスライスの厚みである2(単位=mm)を乗じて、6スライスの総和(単位=mm3)として算出した。
(9)データ解析法
大脳皮質の梗塞巣の体積(単位=mm3)は平均値±標準誤差で表示した。媒体対照群と各検体群間の統計学的有意性については、Dunnettの多重比較検定により解析し、有意水準は両側5%とした。用量反応性については回帰分析により解析し、有意水準は片側5%とした。
(10)結果: ナイロン栓子により中大脳動脈を2時間閉塞後、ナイロン栓子を除去することにより血流を再開し、中大脳動脈閉塞から24時間後に梗塞巣の体積を測定した。その結果、本発明にかかる化合物は、大脳皮質の梗塞巣の体積を有意に抑制し、回帰分析の結果、本発明にかかる化合物による梗塞巣縮小作用には、用量依存性が認められた。例えば、実施例70の化合物は、コントロール群の大脳皮質の梗塞巣の体積134.3±12.3mm3(n=19)に対し、中大脳動脈閉塞から30分間後から1.5、5および15mg/kg/hの用量で静脈内投与することにより、大脳皮質の梗塞巣の体積をそれぞれ4%(128.9±12.5mm3、n=16)、20%(108.0±14.9mm3、n=15)および44%(75.7±11.2mm3、n=12; p<0.01)縮小させた。また、実施例75の化合物は、コントロール群の大脳皮質の梗塞巣の体積 162.9±8.4mm3(n=15)に対し、中大脳動脈閉塞から30分間後から1.5、5および15mg/kg/hの用量で静脈内投与することにより、大脳皮質の梗塞巣の体積をそれぞれ26%(119.9±12.6mm3、n=16)、37%(102.0±14.1mm3、n=14; p<0.01)および49%(83.7±21.3mm3、n=11; p<0.001)縮小した。
即ち、本発明にかかる化合物は、高濃度KClにより誘発されるラット大脳皮質シナプトソームへのカルシウムイオン流入を阻害し、ラット大脳皮質スライスからのグルタミン酸遊離を阻害する。さらに本実験において本発明化合物は、本発明化合物は局所脳虚血による神経細胞障害に対し保護作用を有し、虚血発生から30分後の投与で有意な梗塞巣縮小効果を示した。従って、本発明にかかる化合物は、ヒトの脳卒中においても、後投与で有効性を示すができる。
【0433】
なお、これらの結果は、Nタイプカルシウムチャネル阻害ペプチドであるSNX−111[CAS登録No.: 107452−89−1]がラット局所脳虚血モデルにおいて、大脳皮質からのグルタミン酸遊離およびその後の神経細胞障害を保護したという報告[13、14]、P/Qタイプチャネル阻害ペプチドであるω−agatoxin IVAがラット局所脳虚血モデルにおいて、神経細胞保護作用を示したという報告によっても支持されている[15]。
参考文献:
[1]Schanne, F.A.X., Kane, A.B., Young, E.E., Farber, J.L. Calcium dependence of toxic cell death: a final common pathway. Science 206: 700-702 (1979).
[2]Kristian, T., Siesjo, B.K. Calcium in ischemic cell death. Stroke 29: 705-718 (1998).
[3]Graham, S.H., Shiraisi, K., Panter, S.S., Simon, R.P., Faden, A.I. Changes in extracellular amino acid neurotransmitters produced by focal cerebral ischemia. Neurosci. Lett. 110: 124-130 (1990).
[4]Rothman, S.M., Olney, J.W. Glutamate and the pathophysiology of hypoxic-ischemic brain damage. Ann. Neurol. 19: 105-111(1986).
[5]Siesjo, B.K., Bengtsson, F. Calcium influxes, calcium antagonists, and calcium-related pathology in brain ischemia, hypoglycemia, and spreading depression: A unifying hypothesis. J. Cereb. Blood Flow Metab. 9: 127-140 (1989).
[6]Mayer, M.L., Miller, R.J. Excitatory amino acid receptors, second messengers and regulation of intracellular Ca2+ in mammalian neurons. Trends Pharmacol. Sci. 11: 254-260 (1990).
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[8]Choi, D.W. Calcium-mediated neurotoxicity: Relationship to specific channel types and role in ischemic damage. Trends Neurosci. 11: 465-469 (1988).
[9]Randall, A.D., Tsien, R.W. Pharmacological dessection of multiple types of Ca2+ channel currents in rat cerebellar granule neurons. J. Neurosci. 15: 2995-3012 (1995).
[10]Turner, T.J., Dunlap, K. Pharmacological characterization of presynaptic calcium channels using subsecond biochemical measurements of synaptosomal neurosecretion. Neuropharmacology 34: 1469-1478 (1995).
[11]Maubecin, V.A., Sanchez, V.N., Rosato Siri, M.D., Cherksey, B.D., Sugimori, K., Llinas, R., Uchitel, O.D. Pharmacological characterization of the voltage-dependent Ca2+ channels present in synaptosomes from rat and chicken central nervous system. J. Neurochem. 64: 2544-2551 (1995).
[12]Longa, E.Z., Weinstein, P.R., Carlson, S., Cummins, R. Reversible middle cerebral artery occlusion without craniectomy in rats. Stroke 20: 84-91 (1989).
[13]Bowersox, S.S., Singh, T., Luther, R.R. Selective blockade of N-type voltage-sensitive calcium channels protects against brain injury after transient focal ischemia in rats, Brain Res. 747: 343-347 (1997).
[14]Takizawa, S., Matsushima, K., Fujita, H., Nanri, K., Ogawa, S., Shinohara, Y. A selective N-type calcium channel antagonist reduces extracellular glutamate release and infarct volume in focal cerebral ischemia. J. Cereb. Blood flow Metab. 15: 611-618 (1995).
[15]Asakura, K., Matsuo, Y., Kanemasa, T., Ninomiya, M. P/Q-type Ca2+ channel blocker ω-agatoxin IVA protect against brain injury after focal ischemia in rats. Brain Res. 7760: 140-145 (1997).
【0434】
試験例3
[マウスを用いたホルマリン試験における鎮痛効果(I)]
神経特異的カルシウムチャネルの一つであるN−typeカルシウムチャネルは、低分子ペプチドのSNX−111によって選択的に阻害される。また、鎮痛検定の一つであるホルマリン試験において、SNX−111は脊髄内投与により鎮痛作用を示すことが報告されている[1,2]。そこで、本発明化合物を静脈内投与したときの鎮痛作用を、マウスを用いたホルマリン試験[3]で検討した。
(1)実験動物: 実験には日本エスエルシー株式会社より購入したddyマウス(雄、4−7週齢)を使用した。マウスは4日間以上の予備飼育(飼育条件:室温23SYMBOL 177 \f "Symbol" \s 121SYMBOL 176 \f "Symbol" \s 12C、湿度55SYMBOL 177 \f "Symbol" \s 125%、12時間毎の明暗サイクル)を行った。床敷き(ホワイトフレーク、チャールスリバー株式会社、東京)を敷いたマウス20匹用ポリカーボネイト製ケージに約20匹のグループで収容し、飼育した。実験を行う当日の朝に、実験室へ移動した。飼料としてMF(オリエンタル酵母工業、東京)を自由摂取させた。また、水は水道水を自由摂取させた。
(2)被験化合物: 被験化合物として実施例7、20、47、49、58、63、64、198、199、209、189、123、124、219、221を用いた。また、既存の鎮痛薬として、麻薬性強力鎮痛薬であるモルヒネと、消炎鎮痛薬のインドメタシンを使用し、これらを対照薬とした。
(3)被験化合物の調製: 本発明にかかる化合物については、1mg/ml(10mg/kg)になる様に、5.28%Mannitolで溶解した。被験化合物は実験当日に秤量し調製した。一方、モルヒネは3mg/ml(30mg/kg)になる様に生理食塩水で溶解し、インドメタシンは1mg/ml(10mg/kg)になる様に0.5%メチルセルロースで懸濁した。被験化合物は実験当日に秤量し調製した。
(4)試薬の調製: 市販の35.0〜38.0%ホルムアルデヒド液を30μl取り、生理食塩水970μlに加えた。これを3%ホルマリンとした。なお、ホルマリンは37%ホルムアルデヒド液であり、使用したホルムアルデヒド液の純度は35.0〜38.0%と表示されているから、今回調製して使用する3%ホルマリンは、正確には2.84〜3.08%ホルマリンになる。
(5)投与量、投与経路、例数: 本発明化合物は10mg/kgを静脈内投与(1mg/mlの溶液を体重10gあたり0.1ml投与)した。モルヒネは30mg/kgを経口投与(3mg/mlの溶液を体重10gあたり0.1ml投与)した。インドメタシンは10mg/kgを経口投与(1mg/mlの懸濁液を体重10gあたり0.1ml投与)した。コントロールはそれぞれの溶媒を体重10gあたり0.1ml静脈内あるいは経口投与した。各群5例で実施した。
(6)試験方法: 本発明化合物10mg/kgを尾静脈内投与、モルヒネ30mg/kgを経口投与、インドメタシン10mg/kgを経口投与した。それぞれの投与5分、30分、90分後にマウス左後肢の足底へ3%ホルマリン20μlを皮下投与し透明なプラスチック製の観察ケージに入れた。ホルマリン投与直後からマウスが左後肢を舐める行動の持続時間(licking time)を5分間測定し痛みの指標とした。コントロールはそれぞれの溶媒を同様に投与した。コントロールにおける licking time を100%として、本発明化合物の抑制率(%)を次の計算式で算出した。
式: 抑制率(%)=((コントロールの licking time−被験化合物の licking time)/コントロールの licking time)×100
(7)結果: 本発明にかかる化合物は、コントロール群に対して統計学的に有意に licking time を抑制し、その抑制率は33から88%の幅であった。特に、実施例189は59%の抑制率で鎮痛作用を示した。一方、モルヒネは54%の抑制率で鎮痛作用を示し、インドメタシンの抑制率は−38%で鎮痛作用が認められなかった。
即ち、本発明にかかる化合物は、神経特異的カルシウムチャネル阻害剤として、N−typeカルシウムチャネル阻害剤のSNX−111と同様に、鎮痛作用を示し、既存の鎮痛薬と比較しても、麻薬性強力鎮痛薬のモルヒネと同様の鎮痛作用を示し、また、消炎鎮痛薬であるインドメタシンより優れた鎮痛作用を示す。従って、本発明にかかる化合物は、痛みの治療・改善に極めて有用である。
【0435】
参考文献:
[1]Annika B. Malmberg, and Tony L. Yaksh (1994) Voltage-Sensitive Calcium Channels in Spinal Nociceptive Processing: Blockade of N- and P- Type Channels Inhibits Formalin-Induced Nociception. The Journal of Neuroscience 14(8): 4882-4890.
[2]S. Scott Bowersox, Theresa Gadbois, Tejinder Singh, Mark Pettus, Yong-Xiang Wang and Robert R. Luther (1996) Selective N-type Neuronal Voltage-Sensitive Calcium Channel Blocker, SNX-111, Produces Spinal Antinociception in Rat Models of Acute, Persistent and Neuropathic Pain. The Journal of pharmacology and Experimental Therapeutics 279(3): 1243-1249.
[3]Hunskaar S, Fasmer OB and Hole K (1985) Formalin test in mice, a useful technique for evaluating mild analgesics. Journal of Neuroscience Methods 14(1): 69-76.
【0436】
【発明の効果】
本発明に係る前記式(I)で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物は、カルシウム拮抗剤、特に神経選択的カルシウム拮抗剤として有用である。本発明にかかる化合物は、P/Qタイプカルシウムチャンネル阻害活性およびNタイプカルシウムチャンネル阻害活性を有し、P/Qタイプカルシウムチャンネル阻害作用やNタイプカルシウムチャンネル阻害作用が有効な疾患の治療・改善剤として有用である。また、本発明にかかる前記式(I)で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物は、従来のカルシウム拮抗剤に比べ、細胞障害の程度が著しく低く、毒性が低減された安全なカルシウム拮抗剤である。従って、本発明にかかる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物は、神経細胞死の抑制剤、脳神経細胞の保護剤、神経疾患の治療・改善剤、ならびに、鎮痛薬として有用で、特に脳血管障害急性期、脳卒中、脳梗塞、頭部外傷、脳神経細胞死、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、脳循環代謝障害、脳機能障害、疼痛、けいれん、精神分裂病、片頭痛、てんかん、躁鬱病、神経変性疾患、脳虚血、AIDS痴呆複合症、浮腫、不安障害、糖尿病性ニューロパチー、脳血管性痴呆、多発性硬化症、等に対する治療・予防・改善剤として有用である。
【0437】
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例97におけるHPLCチャートを示す図である。
【図2】参考例100および101におけるHPLCチャートを示す図であり、図中の番号▲1▼のスペクトルが参考例100におけるスペクトルを、番号▲2▼のスペクトルが参考例101におけるスペクトルをそれぞれ示す。
【図3】参考例103におけるHPLCチャートを示す図である。

Claims (18)

  1. 下記式(I)で表わされる化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
    Figure 0003966693
    (式中、Rは水素原子またはニトリル基である。)
  2. Rが水素原子である、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
  3. Rがニトリル基である、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
  4. 化合物が以下の群より選ばれる、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
    1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
    1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
    1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;および
    1−[4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
  5. 化合物が以下の群より選ばれる、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
    1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;
    1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン;および
    1−[4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジン
  6. 化合物が1−[4−シアノ−5−メチル−4−(5−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジンである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
  7. 化合物が1−[4−シアノ−5−メチル−4−(2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジンである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
  8. 化合物が1−[4−シアノ−5−メチル−4−(3−シアノ−2−チエニル)ヘキシル]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジンである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
  9. 化合物が1−[4−シアノ−4−(3−シアノ−5−チエニル)−5−メチルヘキシル ]−4−[2−(3−シアノフェノキシ)エチル]ピペラジンである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
  10. 請求項1〜9の何れか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有してなる医薬組成物。
  11. カルシウム拮抗剤である請求項10記載の組成物。
  12. 神経選択的カルシウム拮抗剤である請求項10記載の組成物。
  13. P/Qタイプカルシウムチャンネルおよび/またはNタイプカルシウムチャンネル阻害剤である請求項10記載の組成物。
  14. P/Qタイプカルシウムチャンネル阻害作用および/またはNタイプカルシウムチャンネル阻害作用が有効な疾患の治療・予防・改善剤である請求項10記載の組成物。
  15. 神経細胞死抑制剤または脳神経細胞保護剤である請求項10記載の組成物。
  16. 神経疾患の治療・予防・改善剤である請求項10記載の組成物。
  17. 神経疾患が脳血管障害急性期、脳卒中、脳梗塞、頭部外傷、脳神経細胞死、アルツハイマー病、パーキンソン病、脳萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、脳循環代謝障害、脳機能障害、疼痛、けいれん、精神分裂病、片頭痛、てんかん、躁鬱病、神経変性疾患、脳虚血、AIDS痴呆複合症、浮腫、不安障害、糖尿病性ニューロパチー、脳血管性痴呆および多発性硬化症から選ばれるいずれか一種の疾患である請求項16記載の組成物。
  18. 鎮痛薬である請求項10記載の組成物。
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