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JP3960989B2 - 色推定システム及び色推定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチバンドカメラにより撮影された画像から被写体の分光反射率及び色を推定する色推定システム及び色推定方法に関する。
被写体の正確な測色値を画像として取得することを目的として、マルチバンドカメラにより撮影された画像から被写体の分光反射率を推定して色推定を行なう方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、マルチバンドカメラによる画像から被写体の分光反射率を推定する際には、カメラの各バンドの分光感度特性、及び被写体の分光的な統計情報を用いて推定を行っている。
また、スポット測光を行なう分光放射輝度計及び測色計においては、予め分光反射率が既知な白色板を測定し、その出力信号値から測定器の分光感度の補正を行なう方法が行われている(例えば、特許文献2参照)。
更に、予め分光反射率が既知である多色の色票を撮影してカメラの分光感度自体を推定する方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−85952号公報 特開2003−90761号公報 特開平11−96333号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の色推定方法では、経時変化等によりカメラ特性、例えば各バンドの分光感度特性に誤差が生じると、正確な色を求めることができない。
そこで、上記特許文献2に開示の分光感度の補正方法を、上記特許文献1に開示の色推定方法におけるカメラに応用すれば、上記白色板に近い分光反射率を有する被写体に対しては高精度な色推定が可能となる。しかしながら、上記白色板と著しく異なる被写体に対しては推定精度が逆に劣化する場合が多く、そのため、被写体によっては高精度なデータは得られない。
また、上記特許文献3に開示の方法においても、撮影した色票と異なる分光特性を持つ被写体に対しては精度が保証されないため、細かい色の範囲の精度を高めるには、膨大な量の色票の撮影が必要となり、その実施は困難であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、予め測定されたカメラの分光感度特性を用いて被写体の色推定を行う際、高精度に色推定が可能な色推定システム及び色推定方法を提供することを目的とする。
本発明の色推定システムの一態様は、カラー画像撮影装置によって、分光反射率が既知である色票及び分光反射率が既知でない被写体を撮影する撮影手段と、予め用意された複数の色票の分光反射率情報を格納する格納手段と、上記撮影手段によって撮影された被写体画像の信号値に基づいて、上記格納手段に格納された複数の色票の中から、撮影する色票を選択または指定する選択指定手段と、上記選択指定手段によって選択または指定された色票を上記撮影手段によって撮影して得られた色票の画像の信号値と、上記格納手段に格納された上記選択指定手段によって選択または指定された色票の分光反射率情報と、上記カラー画像撮影装置の分光感度特性の情報とを用いて、上記撮影手段によって被写体を撮影して得られたカラー画像信号から被写体の分光反射率もしくは色を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の色推定システムの別の態様は、カラー画像撮影装置によって、分光反射率が既知である色票及び分光反射率が既知でない被写体を撮影し、
予め用意された複数の色票の分光反射率情報を格納しておき、上記カラー画像撮影装置によって撮影された被写体画像の信号値に基づいて、上記格納された複数の色票の中から、カラー画像撮影装置によって撮影する色票を選択または指定し、上記選択または指定された色票を上記カラー画像撮影装置によって撮影して得られた色票の画像の信号値と、上記格納された上記選択または指定された色票の分光反射率情報と、上記カラー画像撮影装置の分光感度特性の情報とを用いて、上記カラー画像撮影装置により被写体を撮影して得られたカラー画像信号から被写体の分光反射率もしくは色を推定する、ことを特徴とする
本発明によれば、予め測定されたカメラの分光感度特性を用いて被写体の色推定を行う際、高精度に色推定が可能な色推定システム及び色推定方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1参考例
図1(A)は、本発明の第1参考例に係る色推定システムの機能構成を示すブロック図である。この色推定システムは、被写体及び色票のマルチスペクトル画像を撮影し、所望の観察照明下における被写体の正確な色を再現した画像を出力するシステムである。
即ち、本参考例に係る色推定システムは、画像撮影部10、画像/データ格納部12、画像/データ出力部14、画像/データ保存部16、色票選択部18、色票分光反射率データベース20、及び画像処理部22から構成されている。
ここで、上記画像撮影部10は、分光反射率が既知でない被写体もしくは分光反射率が既知の色票のマルチバンド画像を撮影するものである。上記画像/データ格納部12は、上記画像撮影部10によって撮影されたマルチバンド画像及び詳細は後述する画像処理部22により色変換された色再現画像を格納する。上記画像/データ出力部14は、上記画像/データ格納部12に記憶されているマルチバンド画像及び色再現画像をモニタ等の出力装置に出力するものである。上記画像/データ保存部16は、上記画像/データ格納部12に記憶されているマルチバンド画像及び色再現画像を所定のフォーマットで記録・保存するものである。
また、上記色票選択部18は、上記画像撮影部10による色票撮影の際に、どのような色票を用いたかをユーザインターフェースにより指定するものである。上記色票分光反射率データベース20は、分光放射輝度計等により予め測定された複数の色票の分光反射率データを保存しておくものである。そして、上記画像処理部22は、上記画像/データ格納部12に記憶されている被写体及び色票のマルチバンド画像と、上記色票選択部18により指定された色票の情報に基づき上記色票分光反射率データベース20より取得された色票の分光反射率データとを用いて、被写体の色算出もしくは色変換を行なうものである。
図2(A)及び(B)は、本参考例に係る色推定システムの具体的構成の図を示すものである。ここでは、例として、歯科用のシステムを想定しており、図2(A)ではカメラ24において人の生活歯を被写体26として撮影を行なう様子を示している。図中のカメラ24が図1(A)における画像撮影部10に相当する。また、図中のPC28は、図1(A)における画像処理部22、画像/データ出力部14、画像/データ保存部16、色票選択部18、色票分光反射率データベース20を構成するものであり、上記カメラ24によって撮影された画像は、このPC28に転送され、該PC28内で格納、処理、出力、あるいは保存される。また、図2(B)は、色票撮影の様子を示すものであり、カメラ24により入力された色票30の画像は、PC28に転送され、画像処理部22における色推定の際に用いられる。
図3は、本参考例において使用するカメラ24の構成を示した図である。即ち、同図に示すカメラ24は、接触型のマルチバンドカメラであり、内蔵された多色のLED24Aにより被写体26の照明を順次に行い、被写体26から反射された光をCCD24Bで受光して、CCD制御部24Cにより画像を面順次で取得するものである。但し、通常は、上記内蔵された多色のLEDを全色発光して白色照明を行い、この白色照明された被写体の画像信号は、画像メモリ24Dを介してLCDモニタ24Eにライブ表示される。ユーザは、このLCDモニタ24Eにライブ表示された画像を見ながら、被写体26とカメラ24との位置及びフォーカスを調整してシャッタをきる。すると、LED24Aは、LED制御部24Fの制御により各色順次点灯を行い、各色LEDの照明毎に被写体26もしくは色票30の撮影が行われて、各々取得した画像信号が画像メモリ24D及びI/F24Gを介して上記PC28に転送されることにより、上記被写体もしくは色票のマルチバンド撮影が行われる。なお、以上のような接触型のカメラ24の分光感度特性Sk(λ)(k=1〜M、M:バンド数)は、CCD24Bの感度特性をP(λ)、LED24Aの各色の発光スペクトルをEk(λ)(k=1〜M)とすると、
Figure 0003960989
で表される。
図1(B)は、図1(A)における画像処理部22の詳細な構成を示す図である。同図に示すように、この画像処理部22は、被写体マルチバンド画像格納部22A、カメラ分光感度データ格納部22B、色票マルチバンド画像格納部22C、色票分光反射率データ格納部22D、分光感度データ補正部22E、被写体分光反射率算出部22F、観察照明光データ格納部22G、被写体測色値算出部22H、モニタ色特性データ格納部22I、モニタ出力信号値算出部22Jからなる。
即ち、上記被写体マルチバンド画像格納部22A及び色票マルチバンド画像格納部22Cでは、図1(A)における画像/データ格納部12に記憶されている被写体26及び色票30のマルチバンド撮影画像を取得し記憶する。上記カメラ分光感度データ格納部22Bには、予め事前に測定されたカメラ24の分光感度情報を記憶する。また、上記色票分光反射率データ格納部22Dは、図1(A)における色票選択部18により指定された色票30の情報に基づいて、上記色票分光反射率データベース20より色票30の分光反射率データを取得して記憶する。そして、上記分光感度データ補正部22Eでは、上記色票マルチバンド画像格納部22Cに記憶されている色票マルチバンド画像と、上記色票分光反射率データ格納部22Dに記憶されている色票分光反射率データとを用いて、上記カメラ分光感度データ格納部22Bに記憶されているカメラ分光感度データを補正する。
その後、上記被写体分光反射率算出部22Fにおいて、上記分光感度データ補正部22Eにより補正されたカメラ分光感度データと、上記被写体マルチバンド画像格納部22Aに記憶されている被写体マルチバンド画像とから、被写体26の分光反射率を算出する。
次に、上記被写体測色値算出部22Hにおいて、上記被写体分光反射率算出部22Fにより算出された被写体26の分光反射率と、上記観察照明光データ格納部22Gに予め記憶されている観察する際の環境下における照明光のスペクトルデータとを用いて、上記照明光下における被写体26の測色値を算出する。さらに、上記モニタ出力信号値算出部22Jにおいて、上記被写体測色値算出部22Hにより算出された被写体26の測色値と、上記モニタ色特性データ格納部22Iに予め記憶されているモニタ各原色の色度特性及び階調特性の情報とを用いて、被写体モニタ出力用の信号値を算出し、モニタ出力用画像として、上記画像/データ格納部12に保存する。
なお、以上の一連の処理における中間データとして、上記被写体分光反射率算出部22Fにより算出された被写体26の分光反射率及び上記被写体測色値算出部22Hにより算出された被写体26の測色値についても画像/データ格納部12に保存することもできる。
図4は、本参考例に係る色推定システムの全体的な処理の流れを示す図である。
即ち、まず、上記色票選択部18において、ユーザは、その後撮影する被写体26に適した色票30の選択を行い、選択した色票30の情報を処理システムに指定する(ステップS10)。このとき、ユーザは、予め用意された複数の色票30のうち、注目する被写体26に最も近い色の色票30を目視で判断して選択しても良いし、あるいは、図5に示すように、被写体26が予め生活歯、塗板、人の肌等で限定されている場合であれば、その被写体専用に設計された色票を常に使用しても良い。なお、上記設計された色票とは、例えば、多数の生活歯の分光反射率測定データより、その平均値で設計された色票、もしくは、生活歯の色見本として標準的に用いられているシェードガイド等の代表的な分光反射率の色票等である。
以上により選択された色票30を用いて、図2(B)で示したように、カメラ24(画像撮影部10)により、その選択された色票30の撮影を行なう(ステップS12)。なお、このとき、色票を撮影する際には、色票からカメラまでの距離を後述の被写体撮影の際の被写体からカメラまでの距離と一致させて撮影するようにすることで、被写体撮影と色票撮影とで照明強度を一致させるようにすると良い。次に、この色票30の撮影後、画像処理部22において、その撮影された色票画像及び上記色票選択部18において指定された情報に基づいて、色票分光反射率データベース20より取得された色票30の分光反射率データを用いて、後述する方法によりカメラ分光感度特性データの補正を行なう(ステップS14)。なお、このとき、色票分光反射率データベース20に予め登録されている分光反射データを用いるのではなく、別途、ユーザから直接入力された色票30の分光反射率設計データもしくは測定データを用いても良い。
次に、図2(A)に示したように、カメラ24(画像撮影部10)により、被写体26を撮影する(ステップS16)。そして、この被写体撮影後、画像処理部22において、その撮影された被写体26の画像及び上記補正された分光感度特性データを用いて被写体26の分光反射率を推定し(ステップS18)、さらに、上記推定された分光反射率から所定の照明光スペクトルをかけて被写体26の測色値データを算出する(ステップS20)。この分光反射率推定の方法は、例えば、上記特許文献1に開示されている方法を用いる。このとき、照明光スペクトルは、CIE(国際照明委員会)によって定められたD65、A光源等のある標準光源のスペクトルデータを用いても良いし、予め測定された代表的な照明光のスペクトルデータでも良いし、また観察環境下においてユーザにより別途計測された実際の照明光のスペクトルデータを用いても良い。
次に、画像処理部22において、上記算出された被写体26の測色値から、画像観察用のモニタにおける各原色の色度特性及び階調特性の情報を用いてモニタ出力用の信号値を算出し、画像/データ格納部12にモニタ出力用画像として保存する(ステップS22)。最後に、上記画像/データ格納部12に記憶されているモニタ出力用画像から、画像/データ出力部14において被写体26のモニタ表示を行なう(ステップS24)。なお、モニタ出力用の信号値の算出方法は、例えば上記特許文献1に開示されている方法により、出力するモニタの色特性に基づき色変換して画像表示を行なえば良い。
ここで、前述した分光感度特性データの補正方法について、数式を用いて詳細を説明する。
補正前におけるマルチバンドカメラのkバンド目(k=1〜M、M:バンド数)の分光感度特性をSk(λ)(λ=380〜780、λ:波長)、撮影に用いた色票30の分光反射率をc(λ)とすれば、撮影された色票30のマルチバンド画像中の対応する画素におけるkバンド目の信号値をgkとすれば、補正後の分光感度特性は、
Figure 0003960989
となる。ここで、
Figure 0003960989
である。
なお、以上の説明は、図2(B)及び図3に示すような接写撮影のマルチバンドカメラの場合についての分光感度補正方法であるが、本参考例は、これに限定するものではない。
例えば、図6に示すように、色票30(及び被写体26)に外部照明光32があたっており、カメラ24’の前面に多種類のフィルタを切り替え設定可能なフィルタターレット34取り付けることにより構成されたマルチバンドカメラにより撮影を行う場合においても、同様に補正が可能である。なおこの場合には、前述した(1)式の代わりに、以下で定義されるようなカメラ24’の分光感度特性Sk(λ)を用いて、上記(2)及び(3)式による補正を行えば良い。
Figure 0003960989
ここで、EOUTSIDE(λ)は外部照明光32のスペクトル、Fk(λ)はカメラ前面に取り付けられた複数のフィルタのうち、k番目のフィルタにおける分光透過率特性、P(λ)はカメラ内部のCCDにおける感度特性である。なお、図6に示したマルチバンドカメラは、フィルタターレット34の代わりに、液晶を利用した波長可変フィルタを使用するものであっても良い。
また、以上説明した本第1参考例では、マルチバンドカメラのバンド数Mについては特に限定していないが、バンド数が多ければ多いほど、色推定精度は高くなる。勿論、従来のRGBカメラ(M=3)においても上述した方法は適用可能である。
以上のように、本第1参考例によれば、予め分光反射率の異なる複数の色票30を用意して、撮影を行なう被写体26毎に、その被写体26に近い分光反射率を有する色票30を選択・撮影して、分光感度特性を補正することで、様々な被写体26に対して高精度な色推定を実現することが可能となる。または、予め想定される被写体(生活歯、塗板、人の肌等)の分光反射率に近い特性で設計された色票を用いて分光感度補正することで、想定される被写体に対し、各々高精度に色推定を行うことができる。なお、前述したように、被写体撮影と色票撮影とでカメラとの距離を一致させ、照明強度を合わせることにより、上記分光感度の補正を絶対的な明るさを含め補正することができ、その結果、被写体の色推定を絶対量として高精度に求めることができる。
[第2参考例
次に、本発明の第2参考例に係る色推定システムについて図7乃至図9を用いて説明する。
図7は、本第2参考例に係る色推定システムの機能的な構成図である。即ち、本参考例の色推定システムは、同図に示すように、前述した第1参考例における図1(A)に示す構成に、領域指定部36が追加されているものである。
この領域指定部36は、画像撮影部10により撮影された被写体26のマルチバンド画像中において一部の領域を指定するためのユーザインターフェースである。ユーザは、この領域指定部36を通して、測色したい被写体26の一部の領域を指定することができる。このとき、本参考例においては、画像処理部22は、被写体26のマルチバンド画像中の上記ユーザにより指定された指定領域内のみ測色を行なうこととなる。
図8は、本参考例における画像処理部22の機能的な構成を示している。同図に示すように、本参考例における画像処理部22は、前述した第1参考例における図1(B)に示す構成に、領域内画素平均値算出部22Kが追加されているものである。なお、図面の簡略化のため、図8ではモニタ色特性データ格納部22I及びモニタ出力信号値算出部22Jの図示を省略している。
上記領域内画素平均値算出部22Kは、被写体マルチバンド画像格納部22Aにおいて格納されている被写体26のマルチバンド画像中から、前述した領域指定部36により指定された注目領域の情報に基づいて注目領域を切り出し、その切り出した領域中でマルチバンド画素値の平均値を求めるものである。この領域内画素平均値算出部22Kにより算出された平均値は、その後、被写体分光反射率算出部22Fにおいて分光反射率を算出するための値として用いられる。そして、上記被写体分光反射率算出部22Fにおいて算出された分光反射率データは、そのまま画像/データ格納部12に出力されるか、もしくは、観察環境下における照明光スペクトルをもとに、被写体26の測色値データを算出して画像/データ格納部12に出力するこことなる。
図9は、本参考例に係る色推定システムにおける処理の流れを示す図である。ここで、色票選択部18においてユーザが色票30の選択及び指定を行なう工程(ステップS10)からカメラ24(画像撮影部10)により被写体26を撮影するまでの工程(ステップS16)は、前述した第1参考例における図4に示す工程と同様である。
そして、本参考例においては、ステップS16での被写体26の撮影後、画像/データ出力部14により、撮影された被写体26のマルチバンド画像をモニタ表示する(ステップS30)。ユーザは、その表示されたマルチバンド画像を参照して、領域指定部36によって、測色したい被写体26の領域を指定する(ステップS32)。
その後、画像処理部22にて、上記指定された領域に基づき、マルチバンド画像の画素値(平均値)よりその領域内の被写体26の分光反射率を推定し(ステップS18)、また、観察照明光下における測色値を算出して(ステップS20)、画像/データ出力部14により、それらの推定及び算出結果をデータ出力あるいはグラフ表示する(ステップS34)。
以上のように、領域指定部36によりユーザの注目領域を指定して分光反射率及び測色値を算出することで被写体26の種類をより詳細にカテゴライズすることができるため、被写体の特性に近い色票を選択する際により最適な色票30の選択が可能となり、算出精度を向上することができる。
[第3参考例
次に、本発明の第3参考例に係る色推定システムについて図10乃至図12を参照しながら説明する。
参考例の色推定システムは、図10に示すように、前述した第2参考例における図6のシステム構成に加え、被写体指定部38及び被写体基底関数データベース40を備えるものである。
ここで、上記被写体指定部38は、画像撮影部10により撮影された被写体26の種類に関する情報(生活歯、義歯等)を指定するためのユーザインターフェースである。また、上記被写体基底関数データベース40は、上記被写体26の種類に対応した分光反射率の基底関数が記憶されているものである。そして、本参考例における画像処理部22は、ユーザにより上記被写体指定部38を通して測色したい被写体26の具体的な情報を指定することにより、上記被写体基底関数データベース40より被写体26の基底関数を取得して、それを分光反射率の算出における統計情報として用いることで、測色精度を向上することができる。
図11は、本参考例における画像処理部22の詳細な構成を示したものである。即ち、本参考例の画像処理部22においては、前述した第2参考例における画像処理部22の構成に、被写体基底関数データ格納部22Lが追加されている。なお、図面の簡略化のため、図11ではモニタ色特性データ格納部22I及びモニタ出力信号値算出部22Jの図示を省略している。
ここで、上記被写体基底関数データ格納部22Lは、前述した被写体指定部38により指定された被写体26のカテゴリ情報に基づき、被写体26の基底関数を被写体基底関数データベース40より取得して記憶するものである。この記憶された被写体26の基底関数を統計情報として用いて、被写体分光反射率算出部22Fで、例えば上記特許文献1に記述されているような方法に基づき分光反射率の算出を行なう。
図12は、本参考例に係る色推定システムにおける具体的な処理の流れを示す図である。なおここで、色票選択部18においてユーザが色票30の選択及び指定を行なう工程(ステップS10)から被写体26の注目領域選択までの工程(ステップS32)は、前述した第2参考例における図7に示す工程と同様である。
参考例においては、上記ステップS32で被写体26の注目領域を指定した後、被写体指定部38により、その注目領域内の被写体26に関する具体的な情報を指定する(ステップS40)。そして、画像処理部22にて、その指定された情報に基づき、注目領域内の被写体26における分光反射率を算出し(ステップS18)、また、観察照明光下における測色値を算出して(ステップS20)、画像/データ出力部14により、それらの推定及び算出結果をデータ出力あるいはグラフ表示する(ステップS34)。
以上のように、ユーザにより測色したい被写体26の注目領域及び注目領域内の被写体26における具体的な情報を指定することにより、被写体26の分光反射率算出時に、より最適な統計情報を用いることができるので、測色精度を向上することができる。
[第4参考例
次に、本発明の第4参考例に係る色推定システムについて図13〜図15(A)を参照しながら説明する。
参考例は、図13に示すように、マルチバンドカメラで撮影される撮影範囲42以上の大きさの範囲において均一な色特性をもつ色票30を用いて、色票30の撮影を行い、撮影された色票画像44を用いて、カメラ24の感度むら及び照明むらを補正するものである。
参考例に係る色推定システムの基本的な構成は、前述した第1参考例における図1(A)に示した構成と同様である。但し、本参考例においては、画像処理部22の機能構成が異なる。
図14は、本参考例における画像処理部22の詳細の機能構成を示す図である。同図に示すように、本参考例では、前述した第1参考例における図1(B)に示す構成に加え、色むら補正部22M及び補正後マルチバンド画像格納部22Nが設けられている。
ここで、上記色むら補正部22Mは、前述したように画角以上の大きさをもつ色票30を撮影して得られたマルチバンド画像をもとに、被写体26のマルチバンド画像の色むらを補正するものである。また、上記補正後マルチバンド画像格納部22Nは、上記色むら補正部22Mによって補正された被写体26のマルチバンド画像を記憶するものである。そして、本参考例においては、被写体分光反射率算出部22Fでは、上記補正後マルチバンド画像格納部22Nに格納されたマルチバンド画像を用いて被写体26の分光反射率を算出するようになっている。
図15(A)は、本参考例に係る色推定システムにおける処理の流れを示す図である。ここで、色票選択部18においてユーザが色票30の選択及び指定を行なう工程(ステップS10)からカメラ24(画像撮影部10)により被写体26を撮影するまでの工程(ステップS16)は、前述した第1参考例における図4に示す工程と同様である。
そして、本参考例においては、上記ステップS16での被写体26の撮影後、画像処理部22において、上記ステップS12で事前に撮影された色票画像44を用いて上記被写体26の撮影画像の色むらを補正する。即ち、j番目の画素位置における被写体画像のkバンド目の信号値をo(j,k)、同じくj番目の画素位置における色票画像44のkバンド目の信号値をc(j,k)、さらに画像中央部の画素における色票画像44のkバンド目の信号値をc0(k)とすれば、色むら補正後の被写体画像o’(j,k)は、
Figure 0003960989
となる。
以上のように、本参考例に係る色推定システムによれば、キャリブレーション用色票として、マルチバンドカメラで撮影される撮影範囲42以上の大きさの範囲において均一な色特性を持つ色票30を用いることにより、カメラ24のシェーディング及び照明光のむらに起因する被写体画像の色むらを補正して、精度の良い色推定を行なうことが可能となる。
第1実施形態
次に、本発明の第1実施形態に係る色推定システムについて図15(B)〜図19を参照しながら説明する。
本実施形態の色推定システムは、マルチバンドカメラで色票30を撮影する前に被写体26の撮影を行い、予め被写体26の分光反射率を前推定して、その前推定された分光反射率から最適な色票30を選択し直して色票キャリブレーションを行なうものである。
本実施形態に係る色推定システムの全体的な機能構成は、前述した第2参考例における図7に示した構成と同様である。
図15(B)は、本実施形態に係る色推定システムにおける全体的な処理の流れを示すものである。
即ち、本実施形態においては、まず、画像撮影部10により被写体26の撮影を行い(ステップS16)、画像/データ出力部14により、撮影された被写体26のマルチバンド画像をモニタ表示する(ステップS30)。そして、ユーザが領域指定部36によって注目領域を指定した後(ステップS32)、画像処理部22において、前処理として一旦被写体26の上記注目領域における分光反射率を推定する(これを前推定と呼ぶ)(ステップS60)。なお、その際に用いる分光感度特性データは、予め画像処理部22内部に記憶されている補正前の分光感度特性データである。分光反射率推定の方法は、例えば上記特許文献1に開示されている方法を用いれば良い。
次に、こうして前推定された分光反射率データに基づき、色票選択部18において、図16に示すように、複数の色票30(図では色票“1”〜“4”)の分光反射率のうち、上記前推定された分光反射率46と最も形状の近い分光反射率を持つ色票30(図示の例では色票“2”)を自動選択する(ステップS62)。そして、この選択された色票番号を画像/データ出力部14において提示し(ステップS64)、ユーザは、その提示された番号の色票30をカメラ24(画像撮影部10)の前にセットして撮影を行なう(ステップS66)。
こうして、自動選択・提示された番号の色票30の撮影後、画像処理部22においてカメラ分光感度特性データの補正を行ない(ステップS14)、被写体26の分光反射率を推定して(ステップS18)、測色値データを算出する(ステップS20)。そして、画像/データ出力部14により、それらの推定及び算出結果をデータ出力あるいはグラフ表示する(ステップS34)。
図17は、上記ステップS62における色票選択の処理の部分について詳細の処理の流れを示したものである。
即ち、まず、色票番号を示す変数nに「1」を初期設定する(ステップS62A)。そして、n番目の色票30における色票分光反射率データを色票分光反射率データベース20より取得する(ステップS62B)。次に、その取得された色票分光反射率と、被写体26の前推定された分光反射率46との平均自乗誤差(RMSE)を算出する(ステップS62C)。そして、その算出した平均自乗誤差が所定の値の範囲内であるか否かを判別する(ステップS62D)。
このステップS62Dにおいて、算出した平均自乗誤差が所定の値の範囲内でないと判別された場合には、色票番号nがNと等しいか否か、つまり、色票分光反射率データベース20に格納されているN個すべての色票分光反射率データについて、処理が終了したかを判別する(ステップS62E)。そして、まだ未処理のものがあれば、色票番号nを「+1」した上で(ステップS62F)、上記ステップS62Bに戻ることで、次の色票における色票分光反射率データについての処理を繰り返す。
そして、上記ステップS62Dにおいて、算出した平均自乗誤差が所定の値の範囲内であると判別された場合には、この処理を終了する。これにより、当該n番目の色票30が選択されることとなる。
なお、上記ステップS62Eで、色票番号nがNと等しい、つまり未処理の色票分光反射率データが無いと判別された場合には、該当する色票分光反射率データがないとして、この処理を終了する。
以上のようにして、被写体26の分光反射率との平均自乗誤差が所定の範囲内であった色票30を自動選択する。なお、ここで、もし予め用意された色票30のなかで上記条件を満たすものがない場合には、すべての色票30について平均自乗誤差を求めたもののうち、最も平均自乗誤差が少ないものを用いれば良い。あるいは、上記ステップS62Dでの判別に使用する所定の値を変更して、上記ステップS62の処理を繰り返すことで、該当する色票分光反射率データを選択するようにしても良い。
図18は、本実施形態における画像処理部22の詳細な機能構成について示した図である。同図に示すように、本実施形態においては、前述した第2参考例における図8に示した画像処理部22の構成に加え、被写体分光反射率前推定部22O及び色票評価部22Pを備えたものである。
ここで、上記被写体分光反射率前推定部22Oでは、前述したように、被写体26の注目領域の分光反射率を推定する。また、上記色票評価部22Pは、上記前推定された分光反射率と色票分光反射率データベース20より取得された色票分光反射率とを比較し、色票30の評価を行なう。そして、この色票評価部22Pは、その評価の結果最適であった色票30についての情報を色票選択部18に送る。
以上のように、被写体26の撮影を最初に行い、その後、前推定により被写体26の分光反射率に最も近い色票30を選んで色票撮影することで、被写体26の特性に最適な色票30を用いてキャリブレーションが行えるので、高精度な色推定が実現できる。また、ユーザの目視による色票選択よりも、上記自動選択により正確かつ簡単に選択することができる。
なお、以上では予め用意されている複数の色票30の中から選択することを前提として説明しているが、本実施形態は、これに限るものではない。
例えば、図19に示すように、上記前推定された分光反射率に基づいて、これに最も近い分光反射率特性をもつ色のカラーチャートを、プリンタ48等により出力し、これを色票30として用いても良い。この場合には、所望の分光反射率を有するカラーチャートを出力するために、例えば特開平10−157206号公報や特開2002−98590号公報に開示されているような方法によりプリンタ48の色調整を行う必要がある。また、プリンタ48ではなくモニタ上に同じような分光特性が得られるようなカラーチャートを表示して、その表示されたカラーチャートを色票30として撮影を行っても良い。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記第1乃至第4参考例及び上記第1実施形態では、撮影した色票画像44と記憶されている色票分光反射率データとに基づいてカメラ分光感度データを補正した上で被写体26の分光反射率を算出するようにしているが、撮影した色票画像44と記憶されている色票分光反射率データとに基づいて撮影した被写体画像自体を補正して、被写体26の分光反射率を算出するようにしても良い。
即ち、図20に示すように、画像処理部22として、前述した第1参考例における図1(B)に示す構成において、分光感度データ補正部22Eに代えて、マルチバンド画像補正部22Qを設ける。このマルチバンド画像補正部22Qは、上記色票マルチバンド画像格納部22Cに記憶されている色票マルチバンド画像と、上記色票分光反射率データ格納部22Dに記憶されている色票分光反射率データとを用いて、上記被写体マルチバンド画像格納部22Aに記憶されている被写体マルチバンド画像を補正する。そしてこの場合には、上記被写体分光反射率算出部22Fは、そのマルチバンド画像補正部22Qにより補正された被写体マルチバンド画像と、上記カメラ分光感度データ格納部22Bに記憶されているカメラ分光感度データとから、被写体26の分光反射率を算出する。
なお、図20は、上記第1参考例に対応させたものであるが、同様にして、上記第2乃至第4参考例及び上記第1実施形態にも適用可能なことは勿論である。
(A)は本発明の第1参考例に係る色推定システムの機能的な構成を示すブロック図であり、(B)は第1参考例に係る色推定システムにおける画像処理部の詳細な機能構成を示すブロック図である。 (A)は第1参考例に係る色推定システムでの被写体撮影の様子を示す図であり、(B)は同じく色票撮影の様子を示す図である。 第1参考例に係る色推定システムにおいて使用するカメラの構成を示す図である。 第1参考例に係る色推定システムの全体的な処理の流れを説明するためのフローチャートを示す図である。 第1参考例に係る色推定システムにおいて使用する歯科用に設計された色票の分光反射率分布を示す図である。 第1参考例に係る色推定システムにおいて外部照明光がある場合の色票のマルチバンド撮影の様子を示した図である。 本発明の第2参考例に係る色推定システムの機能的な構成を示すブロック図である。 第2参考例に係る色推定システムにおける画像処理部の詳細な機能構成を示すブロック図である。 第2参考例に係る色推定システムの全体的な処理の流れを説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明の第3参考例に係る色推定システムの機能的な構成を示すブロック図である。 第3参考例に係る色推定システムにおける画像処理部の詳細な機能構成を示すブロック図である。 第3参考例に係る色推定システムの全体的な処理の流れを説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明の第4参考例に係る色推定システムに使用する色票と撮影した色票画像との関係を示す図である。 第4参考例に係る色推定システムにおける画像処理部の詳細な機能構成を示すブロック図である。 (A)は第4参考例に係る色推定システムの全体的な処理の流れを説明するためのフローチャートを示す図であり、(B)は本発明の第1実施形態に係る色推定システムの全体的な処理の流れを説明するためのフローチャートを示す図である。 第1実施形態において前推定された被写体の分光反射率分布と、使用候補となる複数の色票の分光反射率とを示す図である。 図15(B)の色票選択のステップの詳細な処理の流れを説明するためのフローチャートを示す図である。 第1実施形態に係る色推定システムにおける画像処理部の詳細な機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る色推定システムの利用形態例を示す図である。 第1参考例に係る色推定システムにおける画像処理部の変形例を説明するためのブロック図である。
符号の説明
10…画像撮影部、 12…データ格納部、 14…データ出力部、 16…データ保存部、 18…色票選択部、 20…色票分光反射率データベース、 22…画像処理部、 22A…被写体マルチバンド画像格納部、 22B…カメラ分光感度データ格納部、 22C…色票マルチバンド画像格納部、 22D…色票分光反射率データ格納部、 22E…分光感度データ補正部、 22F…被写体分光反射率算出部、 22G…観察照明光データ格納部、 22H…被写体測色値算出部、 22I…モニタ色特性データ格納部、 22J…モニタ出力信号値算出部、 22K…領域内画素平均値算出部、 22L…被写体基底関数データ格納部、 22M…色むら補正部、 22N…補正後マルチバンド画像格納部、 22O…被写体分光反射率前推定部、 22P…色票評価部、 22Q…マルチバンド画像補正部、 24,24’…カメラ、 24A…LED、 24B…CCD、 24C…CCD制御部、 24D…画像メモリ、 24E…LCDモニタ、 24F…LED制御部、 24G…I/F、 26…被写体、 28…PC、 30…色票、 32…外部照明光、 34…フィルタターレット、 36…領域指定部、 38…被写体指定部、 40…被写体基底関数データベース、 42…撮影範囲、 44…色票画像、 46…前推定された分光反射率、 48…プリンタ。

Claims (7)

  1. カラー画像撮影装置によって、分光反射率が既知である色票及び分光反射率が既知でない被写体を撮影する撮影手段と、
    予め用意された複数の色票の分光反射率情報を格納する格納手段と、
    上記撮影手段によって撮影された被写体画像の信号値に基づいて、上記格納手段に格納された複数の色票の中から、撮影する色票を選択または指定する選択指定手段と、
    上記選択指定手段によって選択または指定された色票を上記撮影手段によって撮影して得られた色票の画像の信号値と、上記格納手段に格納された上記選択指定手段によって選択または指定された色票の分光反射率情報と、上記カラー画像撮影装置の分光感度特性の情報とを用いて、上記撮影手段によって被写体を撮影して得られたカラー画像信号から被写体の分光反射率もしくは色を推定する推定手段と、
    を具備することを特徴とする色推定システム。
  2. 上記推定手段は、
    上記撮影手段によって撮影された色票の画像の信号値と、上記選択指定手段によって選択または指定された色票の分光反射率情報とから、上記カラー画像撮影装置の分光感度特性の情報を補正する補正手段と、
    上記補正手段によって補正された上記カラー画像撮影装置の分光感度特性の情報に基づいて、上記撮影手段によって被写体を撮影して得られたカラー画像信号から上記被写体の分光反射率もしくは色を推定する色推定手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の色推定システム。
  3. 上記推定手段は、
    上記撮影手段によって撮影された色票の画像の信号値と、上記選択指定手段によって選択または指定された色票の分光反射率情報とに基づいて、上記撮影手段によって被写体を撮影して得られたカラー画像信号を補正する補正手段と、
    上記カラー撮影装置の分光感度特性の情報に基づいて、上記補正手段によって補正されたカラー画像信号から上記被写体の分光反射率もしくは色を推定する色推定手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の色推定システム。
  4. 上記選択指定手段は、上記撮影手段によって撮影された被写体画像の信号値に基づいて予め上記被写体の分光反射率を前推定する被写体分光反射率前推定手段と、
    上記被写体分光反射率前推定手段により前推定された分光反射率と最も形状の近い分光反射率を持つ色票を選択する色票選択手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか一つに記載の色推定システム。
  5. 上記選択指定手段は、上記撮影手段によって撮影された被写体画像の信号値に基づいて予め上記被写体の分光反射率を前推定する被写体分光反射率前推定手段と、
    予め測定された複数の色票の分光反射率データを保存する色票分光反射率データベースと、
    上記被写体分光反射率前推定手段により前推定された分光反射率と上記色票分光反射率データベースより取得された色票分光反射率とを比較して色票の評価を行い、当該評価に基づいて色票についての情報を出力する色票評価手段と、
    上記色票評価手段からの情報に基づいて色票を選択する色票選択手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか一つに記載の色推定システム。
  6. 上記色票の評価が、上記被写体分光反射率前推定手段により前推定された分光反射率と上記色票分光反射率データベースより取得された色票分光反射率との平均自乗誤差が所定の値の範囲内であるか否かを判別するものであることを特徴とする請求項5に記載の色推定システム。
  7. カラー画像撮影装置によって、分光反射率が既知である色票及び分光反射率が既知でない被写体を撮影し、
    予め用意された複数の色票の分光反射率情報を格納しておき、
    上記カラー画像撮影装置によって撮影された被写体画像の信号値に基づいて、上記格納された複数の色票の中から、カラー画像撮影装置によって撮影する色票を選択または指定し、
    上記選択または指定された色票を上記カラー画像撮影装置によって撮影して得られた色票の画像の信号値と、上記格納された上記選択または指定された色票の分光反射率情報と、上記カラー画像撮影装置の分光感度特性の情報とを用いて、上記カラー画像撮影装置により被写体を撮影して得られたカラー画像信号から被写体の分光反射率もしくは色を推定する、
    ことを特徴とする色推定方法。
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