JP3818018B2 - Liquid container - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体容器内の液体の消費状態を検出する圧電装置を有する液体容器に関し、より詳しくは、インクジェット記録装置において、記録ヘッドへ液体を供給する液体容器内の液体の消費状態を検知する圧電装置を有する液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置は、圧力発生室を加圧する圧力発生手段と、加圧されたインクをノズル開口からインク滴として吐出するノズル開口とを備えたインクジェット記録ヘッドをキャリッジに搭載する。インクジェット記録装置は、インクタンクのインクを、流路を介して記録ヘッドに供給しながら印刷を継続可能に構成されている。インクタンクは、インクが消費された時点で、ユーザが簡単に交換できるように着脱可能なカートリッジとして構成されている。
【0003】
従来、インクカートリッジのインク消費の管理方法として、記録ヘッドでのインク滴の吐出数やメンテナンスにより吸引されたインク量をソフトウエアにより積算してインク消費を計算により管理する方法と、インクカートリッジに液面検出用の電極を取付けることにより、実際にインクが所定量消費された時点を管理する方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ソフトウェアによりインク滴の吐出数やインク量を積算してインク消費を計算上で管理する方法は、ユーザサイドでの印刷形態等により誤差が生じたり、また同一カートリッジの再装着時には大きな誤差が生じるという問題がある。また、使用環境により、例えば室温が極端な高低、あるいはインクカートリッジの開封後の経過時間などによってインクカートリッジ内の圧力やインクの粘度が変化して、計算上のインク消費量と実際の消費量との間に無視できない誤差が生じてしまうという問題もあった。
【0005】
一方、電極によりインクが消費された時点を管理する方法は、インクの液面を実際に検出することができるため、インクの有無を高い信頼性で管理できる(特開平8-34123号公報参照)。しかしながら、インクの液面の検出をインクの導電性に頼るので、検出可能なインクの種類が限定されたり、また電極のシール構造が複雑化する問題がある。また、電極の材料として通常は導電性が良く耐腐食性も高い貴金属を使用するので、インクカートリッジの製造コストがかさむという問題もある。さらに、2本の電極を装着する必要があるため、製造工程が多くなり結果として製造コストがかさんでしまうという問題もある。
【0006】
また、インクの消費量を直接に検出する装置では、カートリッジ内のインクを検出する部分にキャビティを有する場合がある。この検出装置を搭載したインクジェット記録装置の記録ヘッドと共に走査する場合、インクカートリッジ内のインクが波うち、気泡が発生する場合がある。気泡はインクの有無を検出するのに誤動作の原因になる問題がある。
【0007】
そこで本発明は、液体残量を正確に検出でき、かつ複雑なシール構造を不要とした液体容器を提供することを目的とする。
【0008】
また、液体容器の製造工程が少なく、かつ製造コストが低廉であり、かつ液体の種類に依らず液体容器内の液体の消費量を正確に検出することができる液体容器を提供することを目的とする。
【0009】
また、液体容器内の液体により気泡が生じることを防止するとともに、気泡が生じたとしても液体の消費量を直接に検出する装置に気泡が付着しない液体容器を提供することを目的とする。
【0010】
さらに、液体容器内の液体が消費された後、キャビティ内に液体が残存しないようにすることによって、またはキャビティ内に液体が残存する量を減少させることによって、液体容器内の液体の量を誤って検出することを防止することを目的とする。
【0011】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる液体容器を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0012】
即ち、本発明の第1の形態として、液体を収容する容器と、前記容器から前記液体を供給する液体供給口と、前記容器内の前記液体の消費状態を検出する圧電装置と、前記容器内において前記圧電装置の付近に配備される多孔質部材と、を備え、
前記多孔質部材に作用する毛細管力は、前記液体を保持できる程度の毛細管力より小さいことを特徴とする液体容器が提供される。ここで、圧電装置と多孔質部材との間に間隙があってもよい。
【0016】
圧電装置および多孔質部材は、容器のうち、液体供給口のある供給口面に配備されてもよい。
【0017】
好適には、圧電装置は、振動を生ずる振動部を有し、振動の発生後、振動部に残留する残留振動によって、逆起電力を発生し、その逆起電力に基づいて液体の消費状態を検出する。
【0018】
当該液体容器に取り付けられる圧電装置は、圧電装置を容器に取り付けるための取付モジュール体として構成されてもよい。かかる場合は、圧電装置は、取付モジュール体として容器に取り付けられる。
【0019】
当該液体容器は、インク滴を吐出する印字ヘッドを有するインクジェット記録装置に装着され、印字ヘッドへ液体を供給してもよい。
【0020】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0022】
本発明の基本的概念は、振動現象を利用することで、液体容器内の液体の状態(液体容器内の液体の有無、液体の量、液体の水位、液体の種類、液体の組成を含む)を検出することである。具体的な振動現象を利用した液体容器内の液体の状態の検出としてはいくつかの方法が考えられる。例えば弾性波発生手段が液体容器の内部に対して弾性波を発生し、液面あるいは対向する壁によって反射する反射波を受波することで、液体容器内の媒体およびその状態の変化を検出する方法がある。また、これとは別に、振動する物体の振動特性から音響インピーダンスの変化を検知する方法もある。音響インピーダンスの変化を利用する方法としては、圧電素子を有する圧電装置またはアクチュエータの振動部を振動させ、その後に振動部に残留する残留振動によって生ずる逆起電力を測定することによって、共振周波数または逆起電力波形の振幅を検出することで音響インピーダンスの変化を検知する方法や、測定機、例えば伝送回路等のインピーダンスアナライザによって液体のインピーダンス特性またはアドミッタンス特性を測定し、電流値や電圧値の変化または、振動を液体に与えたときの電流値や電圧値の周波数による変化を測定する方法がある。弾性波発生手段および圧電装置またはアクチュエータの動作原理の詳細については後述する。
【0023】
図1は、本発明が適用される単色、例えばブラックインク用のインクカートリッジの一実施形態の断面図である。図1のインクカートリッジは、上記に説明した方法のうちの、弾性波の反射波を受信して液体容器内の液面の位置や液体の有無を検出する方法に基づいている。弾性波を発生しまた受信する手段として弾性波発生手段3を用いる。インクを収容する容器1には、記録装置のインク供給針に接合するインク供給口2が設けられている。容器1の底面1aの外側には、弾性波発生手段3が容器を介して内部のインクに弾性波を伝達できるように取付けられている。インクKがほぼ消費されつくした段階、つまりインクニアエンドとなった時点で、弾性波の伝達がインクから気体へと変更するべく、弾性波発生手段3はインク供給口2よりも若干上方の位置に設けられている。なお、受信手段を別に設けて、弾性波発生手段3を単に発生手段として用いても良い。
【0024】
インク供給口2にはパッキン4及び弁体6が設けられている。図3に示すように、パッキン4は記録ヘッド31に連通するインク供給針32と液密に係合する。弁体6は、バネ5によってパッキン4に対して常時弾接されている。インク供給針32が挿入されると、弁体6はインク供給針32に押されてインク流路を開放し、容器1内のインクがインク供給口2およびインク供給針32を介して記録ヘッド31へ供給される。容器1の上壁の上には、インクカートリッジ内のインクに関する情報を格納した半導体記憶手段7が装着されている。
【0025】
また、容器1の内部には、多孔質部材1050が設けられている。多孔質部材1050と弾性波発生手段3との間には、インク層1060ができるように間隙が設けられる。容器1の内部に多孔質部材1050を設けることによって、記録ヘッドの走査と共にインクカートリッジが移動する場合に、容器1内のインクの波打ちや泡立ちを防止できる。よって、インクの泡やインクの波が弾性波発生手段3の周辺に生じにくいので、弾性波発生手段3が誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0026】
また、容器1内のインクが消費され、インクの液面がインク層1060に達するときに、多孔質部材1050がインク層1060に存在するインクまでをも吸引することのないように、多孔質部材1050の孔径を設定する。即ち、多孔質部材1050に作用する毛細管力が、容器1内のインクを保持できる程度の毛細管力より小さくなるように設計する。それによって、容器1内のインクがインクニアエンドのときには、インクの自重によって多孔質部材1050にはインクがほとんど残存せず、インク層1060に残存するようにする。
【0027】
容器1には、インクの液面の上方に容器1の外部に通ずる通気孔(図示せず)がある。通気孔によって容器1内に空気が導入され、インクの消費に伴い、インクが自重によってインクの液面の下方向へ下降する。それによって、残存するインクはインク層1060に溜まる。
【0028】
容器1内に多孔質部材1050が設けられているため、インクカートリッジが記録ヘッドとともに走査する場合においても、インクが波立たない。従って、容器1内のインクの液面が多孔質部材1050の下端に到達し、インクの液面がインク層1060の間に存在する場合には、弾性波発生手段3はインクの液面を正確に検出できる。
【0029】
また、多孔質部材1050と弾性波発生手段3との間隙の幅は限定しない。インクの泡立ちをできるだけ抑制するためには、多孔質部材1050を容器1の下方に設けることによって、インク層1060の幅を小さくすることが好ましい。
【0030】
また、多孔質部材1050は、弾性波発生手段3の付近に配置されることが好ましい。これにより、インクの泡が生じたとしても、インクの泡は多孔質部材1050に吸収されるため、弾性波発生手段3の周辺に留まらない。それによって、弾性波発生手段3が誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0031】
図2は、複数種類のインクを収容するインクカートリッジの一実施例を示す裏側から見た斜視図である。容器8は、隔壁により3つのインク室9、10及び11に分割される。それぞれのインク室には、インク供給口12、13及び14が形成されている。それぞれのインク室9、10及び11の底面8aには、弾性波発生手段15、16および17が、容器8を介して各インク室内に収容されているインクに弾性波を伝達できるように取付けられている。本実施例においても、インク室9、10及び11のそれぞれに多孔質部材(図示せず)が配備される。
【0032】
図3は、図1及び2に示したインクカートリッジに適したインクジェット記録装置の要部の実施形態を示す断面図である。記録用紙の幅方向に往復動可能なキャリッジ30は、サブタンクユニット33を備えていて、記録ヘッド31がサブタンクユニット33の下面に設けられている。また、インク供給針32はサブタンクユニット33のインクカートリッジ搭載面側に設けられている。
【0033】
記録装置の動作期間中には、あらかじめ設定された検出のタイミング、例えば一定周期で弾性波発生手段3に駆動信号が供給される。弾性波発生手段3により発生された弾性波は、容器1の底面1aを伝搬してインクに伝達され、インクを伝搬する。
【0034】
弾性波発生手段3を容器1に貼着することにより、容器1の成形時における液面検出用の電極の埋め込みが不要となるので、射出成形工程が簡素化され、電極埋めこみ領域からの液漏れがなくなり、インクカートリッジの信頼性が向上できる。
【0035】
また、容器1の内部に多孔質部材1050を設ける。多孔質部材1050を設けることによって、記録ヘッドの走査と共にインクカートリッジが移動する場合に、容器1内のインクが波打ちや泡立ちを防止できる。よって、インクの泡やインクの波が弾性波発生手段3の周辺に生じにくいので、弾性波発生手段3が誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0036】
図4は、サブタンクユニット33の詳細を示す断面図である。サブタンクユニット33は、インク供給針32、インク室34、膜弁36、及びフィルタ37を有する。インク室34内には、インクカートリッジからインク供給針32を介して供給されるインクが収容される。膜弁36は、インク室34とインク供給路35との間の圧力差により開閉するよう設計されている。インク供給路35は記録ヘッド31に連通しており、インクが記録ヘッド31まで供給される構造となっている。
【0037】
図3に示すように、容器1のインク供給口2をサブタンクユニット33のインク供給針32に挿通すると、弁体6がバネ5に抗して後退し、インク流路が形成され、容器1内のインクがインク室34に流れ込む。インク室34にインクが充填された段階で、記録ヘッド31のノズル開口に負圧を作用させて記録ヘッド31にインクを充填した後、記録動作を実行する。
【0038】
記録動作により記録ヘッド31においてインクが消費されると、膜弁36の下流側の圧力が低下するので、図4に示すように、膜弁36が弁体38から離れて開弁する。膜弁36が開くことにより、インク収容室34のインクはインク供給路35を介して記録ヘッド31に流れこむ。記録ヘッド31へのインクの流入に伴なって、容器1のインクは、インク供給針32を介してサブタンクユニット33に流れ込む。
【0039】
図3および図4の実施例によれば、サブタンクユニット33内にも弾性波発生手段3および多孔質部材1050を配備している。多孔質部材1050は、弾性波発生手段3の付近に配備される。弾性波発生手段3および多孔質部材1050の間にはインク層1060ができるように間隙が設けられている。
【0040】
弾性波発生手段3は、サブタンクユニット33内のインクの量またはインクの有無を検出する。本実施例の場合、サブタンクユニット33内に多孔質部材1050が設けられているため、インク層1060の幅が小さくなると弾性波発生手段3はインク量をインクエンドの付近でしか検出できない。しかし、サブタンクユニット33内に多孔質部材1050が設けられていることによって、インクが波立たない。従って、サブタンクユニット33内のインクの液面が多孔質部材1050の下端に到達し、インクの液面がインク層1060の間に存在する場合には、弾性波発生手段3はインクの液面を正確に検出できる。また、弾性波発生手段3がサブタンクユニット33内のインクの量やインクの有無を誤って検出することがない。
【0041】
また、弾性波発生手段3がサブタンクユニット33内に配備されているので、インクカートリッジ内のインクがなくなった場合であっても、弾性波発生手段3はサブタンクユニット33内のインクの量やインクの有無を検出することができる。それによって、さらに印字を続行するか否かの判断をすることができる。
【0042】
図3に示す実施例では、インクカートリッジの容器1内に弾性波発生手段3および多孔質部材1050を配備している。また、図3および図4に示すように、サブタンクユニット33内にも弾性波発生手段3および多孔質部材1050を配備している。従って、図3のインクカートリッジおよび図4のサブタンクユニット33の両者に弾性波発生手段3および多孔質部材1050を配備している。しかし、図3のインクカートリッジおよび図4のサブタンクユニット33の一方だけに弾性波発生手段3および多孔質部材1050を配備してもよい。
【0043】
図5に示した実施形態によれば、容器1内のインクが消費されてインク吸収体74及び75がインクから露出すると、多孔質部材からなるインク吸収体74及び75のインクが自重により流れ出して記録ヘッド31にインクを供給する。インクが消費され尽くすと、インク吸収体74及び75は、貫通孔1cに残存しているインクを吸い上げるので、貫通孔1cの凹部からインクが排出される。そのため、インクエンド時において弾性波発生手段70が発生した弾性波の反射波の状態が変化するので、インクエンドを更に確実に検出することができる。尚、インク吸収体74及び75に作用する毛細管力が容器1内のインクを保持できる程度の毛細管力と等しいか、またはより大きくなるように設計する。それによって、多孔質部材からなるインク吸収体74及び75は、貫通孔1cに残存しているインクを吸収する。
【0044】
図6は、弾性波発生手段3、15、16、及び17の製造方法を示す。固定基板20は、焼成可能なセラミック等の材料により形成される。まず、図6(I)に示すように、固定基板20の表面に一方の電極となる導電材料層21を形成する。次に、図6(II)に示すように、導電材料層21の表面に圧電材料のグリーンシート22を重ねる。次に、図6(III)に示すように、プレス等により所定の形状にグリーンシート22を振動子の形状に成形し、自然乾燥後させた後、焼成温度、例えば1200°Cで焼成する。次に、図6(IV)に示すように、他方の電極となる導電材料層23をグリーンシート22の表面に形成して、たわみ振動可能に分極する。最後に、図6(V)に示すように、固定基板20を各素子毎に切断する。固定基板20を接着剤等により容器1の所定の面に固定することで、弾性波発生手段3が、容器1の所定の面に固定されて、残量検出機能付きインクカートッジが完成する。
【0045】
図7は、図6に示した弾性波発生手段3の他の実施形態を示す。図6の実施例においては、導電材料層21を接続電極として使用している。一方、図7の実施例においては、グリーンシート22により構成された圧電材料層の表面よりも上方の位置に、半田等により接続端子21a及び23aを形成する。接続端子21a及び23aにより、弾性波発生手段3の回路基板への直接的な実装が可能となり、リード線の引き回しが不要となる。
【0046】
ところで、弾性波は、気体、液体および固体を媒体として伝播することができる波の一種である。従って、媒体の変化により弾性波の波長、振幅、位相、振動数、伝播方向や伝播速度などが変化する。一方、弾性波の反射波も媒体の変化によってその波の状態や特性が異なる。従って、弾性波が伝播する媒体の変化によって変化する反射波を利用することで、その媒体の状態を知ることが可能となる。この方法によって液体容器内の液体の状態を検出する場合には、例えば弾性波送受信機を使用する。図1〜図3の形態を例にとって説明すると送受信機は、はじめに媒体、例えば、液体または液体容器に弾性波を与え、その弾性波は媒体中を伝播し液体の表面に達する。液体の表面では液体と気体との境界を有するため、反射波を送受信機へ返す。送受信機は反射波を受信し、その反射波の往来時間や送信機が発生した弾性波と液体の表面が反射した反射波との振幅の減衰率などから、送信機または受信機と液体の表面との距離を測定することができる。これを利用して液体容器内の液体の状態を検出できる。弾性波発生手段3は、単体として弾性波が伝播する媒体の変化による反射波を利用する方法における送受信機として使用してもよいし、別に専用の受信機を装着してもよい。
【0047】
上記したように、弾性波発生手段3によって発生されインク液中を伝搬する弾性波は、インク液の密度や液面レベルによりインク液表面で生じる反射波の弾性波発生手段3への到来時間が変化する。したがって、インクの組成が一定である場合には、インク液表面で生じる反射波の到来時間がインクの量に左右される。したがって、弾性波発生手段3が弾性波を発生してからインク表面からの反射波が弾性波発生手段3に到達するまでの時間を検出することにより、インク量を検出することができる。また、弾性波は、インクに含まれている粒子を振動させるので、着色剤として顔料を使用した顔料系のインクの場合には、顔料等の沈殿を防止するのに寄与する。
【0048】
弾性波発生手段3を容器1に設けることにより、印刷動作やメンテナンス動作によってインクカートリッジのインクがインクエンド近くまで減少して、弾性波発生手段3によって反射波が受信できなくなった場合には、インクニアエンドであると判定してインクカートリッジの交換を促すことができる。
【0049】
図8は、本発明のインクカートリッジの他の実施例を示す。上下方向に間隔を設けて、複数の弾性波発生手段41〜44が、容器1の側壁上に設けられている。図8のインクカートリッジは、弾性波発生手段41〜44のそれぞれの位置にインクが存在するか否かにより、それぞれの弾性波発生手段41〜44の装着位置のレベルにおけるインクの有無が検出できる。例えば、インクの水位が、弾性波発生手段44と43との間のレベルであるとき、弾性波発生手段44は、インクが無いと検出し、弾性波発生手段41、42及び43は、インクが有ると検出するので、インクの水位が、弾性波発生手段44と43との間のレベルであることが分かる。したがって、複数の弾性波発生手段41〜44を設けることにより、インク残量を段階的に検出することができる。
【0050】
図9及び図10は、それぞれ本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す。図9に示した実施例においては、上下方向に斜めに形成された底面1aに、弾性波発生手段65が装着される。また、図10に示した実施例においては、垂直方向に長く延びる弾性波発生手段66が、側壁1bの底面近傍に設けられている。
【0051】
図9及び図10の実施例によれば、インクが消費され、弾性波発生手段65及び66の一部が液面から露出するようになると、弾性波発生手段65及び66が発生した弾性波の反射波の到来時間及び音響インピーダンスが、液面の変化Δh1、Δh2に対応して連続的に変化する。したがって、弾性波の反射波の到来時間又は音響インピーダンスの変化の度合いを検出することにより、インク残量のインクニアエンド状態からインクエンドまでの過程を正確に検出することができる。
【0052】
さらに、容器1内には、多孔質部材1050が配備されている。多孔質部材1050は、容器1内のインクの波打ちや泡立ちを防止する。それによって、弾性波発生手段65及び66が誤ってインクの有無を検出することを防止する。
【0053】
図9の実施例においては、多孔質部材1050は、インクの液面の下方にある下面1055が弾性波発生手段65の傾斜と平行になるように配備されている。下面1055と弾性波発生手段65との間には間隙がある。下面1055と弾性波発生手段65との間の間隙には、インク層1060が存在する。従って、図1の実施例と同様に、容器1内のインクの液面が多孔質部材1050の下端に到達し、インクの液面がインク層1060の間に存在する場合には、弾性波発生手段3はインクの液面を正確に検出できる。
【0054】
図10の実施例においては、多孔質部材(図示せず)の一側面は側壁1bに配備される弾性波発生手段66と平行になるように配備されている。多孔質部材の一側面と側壁1bとの間には間隙がある。本実施例の場合、容器1内にインクが満たされ、多孔質部材の一側面と側壁1bとの間隙にインクが満たされている場合には、弾性波発生手段66から発生した弾性波に対する反射波は変化しない。一方で、容器1内のインクが消費され、多孔質部材の一側面と側壁1bとの間隙に空隙が生じるに伴い弾性波発生手段66から発生した弾性波に対する反射波は徐々に変化する。従って、弾性波発生手段66は、インクの液面が弾性波発生手段66の長さΔh2の範囲内にあるときのインクの消費状態を検出することができる。尚、弾性波発生手段66の長さは限定しない。
【0055】
さらに、上述の実施例においてはたわみ振動型の圧電振動子を使用することによりカートリッジの大型化を抑えているが、縦振動型の圧電振動子を使用することも可能である。更に、上述の実施例においては、同一の弾性波発生手段により弾性波を送波し受波する。他の実施形態として、送波用と受波用とで異なった弾性波発生手段を用いて、インク残量を検出してもよい。
【0056】
図11は、本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す。上下方向に斜めに形成された底面1aに、上下方向に間隔を設けて、複数の弾性波発生手段65a、65b及び65cが、容器1に設けられている。容器1の内部には、多孔質部材1050が設けられている。多孔質部材1050と弾性波発生手段65a、65b及び65cとの間には、インク層1060ができるように間隙が設けられる。容器1の内部に多孔質部材1050を設けることによって、記録ヘッドの走査と共にインクカートリッジが移動する場合に、容器1内のインクの波打ちや泡立を防止できる。よって、インクの泡が弾性波発生手段65a、65b及び65cの周辺に生じにくい。また、インクの泡が生じたとしても、インクの泡は多孔質部材1050に吸収されるため、弾性波発生手段65a、65b及び65cの周辺に留まらない。それによって、弾性波発生手段65a、65b及び65cが誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0057】
インク層1060の幅は図9の実施例と同様に限定しない。
【0058】
本実施例によれば、複数の弾性波発生手段65a、65b、及び65cのそれぞれの位置にインクが存在するか否かにより、それぞれの弾性波発生手段65a、65b、及び65cの装着位置のレベルにおける、それぞれの弾性波発生手段65a、65b及び65cへの弾性波の反射波の到来時間が異なる。したがって、各弾性波発生手段65を走査して、弾性波発生手段65a、65b及び65cにおける弾性波の反射波の到来時間を検出することにより、それぞれの弾性波発生手段65a、65b及び65cの装着位置のレベルにおけるインクの有無を検出することができる。したがって、インク残量を段階的に検出することができる。例えば、インク液面が弾性波発生手段65bと弾性波発生手段65cとの間のレベルであるとき、弾性波発生手段65cはインク無しを検出し、一方弾性波発生手段65b及び65aはインク有りと検出する。これらの結果を総合評価することで、インク液面が弾性波発生手段65bと弾性波発生手段65cとの間に位置していることが分かる。
【0059】
図12は、本発明のインクジェット記録装置の実施形態の断面を示す。図12(A)は、インクジェット記録装置のみの断面を示す。図12(B)は、インクジェット記録装置にインクカートリッジ272が装着されたときの断面を示す。インクジェット記録用紙の幅方向に往復動可能なキャリッジ250は、下面に記録ヘッド252を有する。キャリッジ250は、記録ヘッド252の上面にサブタンクユニット256を有する。サブタンクユニット256は、図4に示したサブタンクユニット33と同様の構成を有する。サブタンクユニット256は、インクカートリッジ272の搭載面側にインク供給針254を有する。キャリッジ250は、インクカートリッジ272を搭載する領域に、インクカートリッジ272の底部に対向するように凸部258を有する。凸部258は、圧電振動子などの弾性波発生手段260を有する。
【0060】
図13は、図12に示した記録装置に適したインクカートリッジの実施形態を示す。図13(A)は、単色、例えばブラックインク用のインクカートリッジの実施形態を示す。本実施形態のインクカートリッジ272は、インクを収容する容器274と、記録装置のインク供給針254に接合するインク供給口276とを有する。容器274は、底面274aに、凸部258と係合する凹部278を有する。凹部278は、超音波伝達材、例えばゲル化材280を収容する。
【0061】
インク供給口276は、パッキン282、弁体286、及びバネ284を有する。パッキン282は、インク供給針254と液密に係合する。弁体286は、バネ284によりパッキン282に常時弾接される。インク供給針254が、インク供給口276に挿入されると、弁体286がインク供給針254に押されてインク流路を開放する。容器274の上部には、インクカートリッジ272のインク等に関する情報を格納した半導体記憶手段288が装着されている。
【0062】
容器274の内部には、多孔質部材1050が設けられている。多孔質部材1050とゲル化材280との間には、インク層1060ができるように間隙が設けられる。容器274の内部に多孔質部材1050を設けることによって、容器274内のインクの波打ちや泡立ちを防止できる。よって、図1と同様に、弾性波発生手段260が誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0063】
本実施例の場合も図1と同様に容器1内のインクの液面が多孔質部材1050の下端に到達し、インクの液面がインク層1060の間に存在する場合には、弾性波発生手段3はインクの液面を正確に検出できる。容器274内のインクの液面が多孔質部材1050の下端に到達し、インクの液面がインク層1060の間に存在する場合には、弾性波発生手段3はインクの液面を検出できる。多孔質部材1050と弾性波発生手段3との間隙の幅は限定しない。しかし、多孔質部材1050は弾性波発生手段3の付近に配備されることが好ましい。
【0064】
図13(B)は、複数種のインクを収容するインクカートリッジの実施形態を示す。容器290は、壁により複数の領域、すなわち、3つのインク室292、294、296に分割される。それぞれのインク室292、294、及び296は、インク供給口298、300及び302を有する。容器290の底面290aの各インク室292、294、296に対向する領域には、弾性波発生手段260が発生した弾性波を伝達するためのゲル化材304、306、308が、筒状の凹部310、312、314に収容されている。本実施例においても、インク室292、294及び296のそれぞれに多孔質部材(図示せず)が配備される。
【0065】
図12(B)に示すように、インクカートリッジ272のインク供給口276をサブタンクユニット256のインク供給針254に挿通すると、弁体286がバネ284に抗して後退してインク流路が形成されるので、インクカートリッジ272内のインクがインク室262に流れ込む。インク室262にインクが充填された段階で、記録ヘッド252のノズル開口に負圧を作用させて記録ヘッド252にインクを充填した後、記録動作を実行する。記録動作により記録ヘッド252でインクが消費されると、膜弁266の下流側の圧力が低下するので、膜弁266が弁体270から離れて開弁する。膜弁266の開弁によりインク室262のインクが記録ヘッド252に流れこむ。記録ヘッド252へのインクの流入に随伴してインクカートリッジ272のインクが、サブタンクユニット256に流れ込む。
【0066】
記録装置の動作期間中には、あらかじめ設定された検出のタイミング、例えば一定周期で弾性波発生手段260に駆動信号が供給される。弾性波発生手段260により発生された弾性波は、凸部258から放射され、インクカートリッジ272の底面274aのゲル化材280を伝搬してインクカートリッジ272内のインクに伝達される。図12ではキャリッジ250に弾性波発生手段260を設けたが、弾性波発生手段260をサブタンクユニット256内に設けてもよい。
【0067】
弾性波発生手段260が発生した弾性波はインク液中を伝搬するので、インク液の密度やインクの液面レベルによって、液面で反射された反射波が弾性波発生手段260へ到来する時間が変化する。したがって、インクの組成が一定である場合には液表面で生じる反射波の到来時間がインク量にだけ左右される。したがって、弾性波発生手段260の励起後のインク液表面からの反射波が弾性波発生手段260に到達するまでの時間を検出することにより、インクカートリッジ272内のインク量を検出することができる。また、弾性波発生手段260が発生する弾性波は、インクに含まれている粒子を振動させるので、顔料等の沈殿を防止する。
【0068】
印刷動作やメンテナンス動作によりインクカートリッジ272内のインクがインクエンド近くまで減少して、弾性波発生手段260による弾性波発生後のインク液表面からの反射波が受信できなくなった場合には、インクニアエンドであると判定してインクカートリッジ272の交換を促すことができる。なお、インクカートリッジ272が規定通りにキャリッジ250に装着されていない場合には、弾性波発生手段260による弾性波の伝搬形態が極端に変化する。これを利用し、弾性波の極端な変化を検知した場合には警報を発して、ユーザにインクカートリッジ272の点検を促すこともできる。
【0069】
弾性波発生手段260が発生した弾性波の反射波の弾性波発生手段260への到来時間は、容器274に収容されているインクの密度により影響を受ける。インクの種類により、インクの密度がそれぞれ異なる場合があるので、インクカートリッ272内に収容されているインクの種類に関するデータを半導体記憶手段288に格納し、それに応じた検出シーケンスを実行することによってインク残量をより正確に検出することができる。
【0070】
図14は、本発明のインクカートリッジ272の他の実施形態を示す。図14に示したインクカートリッジ272は、底面274aが上下方向に斜めに形成されている。図14のインクカートリッジ272は、インク残量が少なくなり、弾性波発生手段260の弾性波の照射領域の一部がインク液面から露出すると、弾性波発生手段260が発生した弾性波の反射波の弾性波発生手段260への到来時間が、インク液面の変化Δh1に対応して連続的に変化する。Δh1は、ゲル化材280の両端における底面274aの高さの差を示す。したがって、反射波の弾性波発生手段260への到来時間を検出することにより、インクニアエンド状態からインクエンドまでの過程を正確に検出することができる。
【0071】
さらに、容器274内には、多孔質部材1050が配備されている。多孔質部材1050は、容器274内のインクの波打ちや泡立ちを防止する。それによって、弾性波発生手段260が誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0072】
多孔質部材1050は、インクの液面の下方にある下面1055が容器274の底面の傾斜と平行になるように配備されている。下面1055と弾性波発生手段260との間には間隙がある。下面1055と容器274の底面との間の間隙には、インク層1060が存在する。
【0073】
また、容器274内にインクが満たされ、インク層1060にインクが満たされている場合には、弾性波発生手段260から発生した弾性波に対する反射波は変化しない。一方で、容器274内のインクが消費されると、インク層1060にインクの代りに空隙が生じる。それに伴い弾性波発生手段260から発生した弾性波に対する反射波は徐々に変化する。従って、弾性波発生手段260は、インクエンド付近でのインク量を検出することができる。インク層1060の幅は、図9と同様に、限定しない。
【0074】
図15は、本発明のインクカートリッジ272及びインクジェット記録装置の更に他の実施形態を示す。図15のインクジェット記録装置は、インクカートリッジ272のインク供給口276側の側面274bに凸部258’を有する。凸部258’は、弾性波発生手段260’を含む。凸部258’に係合するようにゲル化材280’が、インクカートリッジ272の側面274bに設けられている。図15のインクカートリッジ272によれば、インク残量が少なくなり、弾性波発生手段260’の弾性波の照射領域の一部が液面から露出すると、弾性波発生手段260’が発生した弾性波の音響インピーダンスが、液面の変化Δh2に対応して連続的に変化する。Δh2は、ゲル化材280’の上端と下端との高さの差を表す。したがって、反射波の弾性波発生手段260’への到来時間又は音響インピーダンスの変化の度合いを検出することにより、インクの液面を正確に検出することができる。
【0075】
本実施例に従ったインクカートリッジはさらに容器274内に多孔質部材1050が配備される。インクジェット記録装置は、容器274のインク供給口276側の側面274bに、弾性波発生手段260’を含む凸部258’を有する。多孔質部材1050は、その側面1056が側面274bと平行になるように配備されている。側面1056と弾性波発生手段260’との間の間隙には、インク層1060が存在する。
【0076】
多孔質部材1050は、容器274内のインクの波打ちおよび泡立ちを防止する。それによって、弾性波発生手段260’が誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0077】
また、容器274内にインクが満たされ、インク層1060にインクが満たされている場合には、弾性波発生手段260’から発生した弾性波に対する反射波は変化しない。一方で、容器274内のインクが消費されると、インク層1060のうち、ゲル化材280’の高さ方向の幅Δh2に該当する部分に空隙が生じる。それに伴い弾性波発生手段260’から発生した弾性波に対する反射波は徐々に変化する。従って、弾性波発生手段260’は、高さ方向の幅Δh2にインクの液面がある場合のインクの消費状態を検出することができる。
【0078】
インクの液面がΔh2の範囲内にあれば、弾性波発生手段260’は、インクの液面を検出することができる。本実施例によるインクカートリッジによれば、多孔質部材1050の側面1056と弾性波発生手段260’との間には間隙あるので、多孔質部材1050が配備されていても、弾性波発生手段260’は、Δh2の範囲内においてインクの液面を検出することができる。従って、Δh2の幅を大きくすることによって、弾性波発生手段260’は、インクが満たされているときのインクの液面からインクニアエンドのときのインクの液面までを検出することができる。
【0079】
なお、上述の実施例においては、液面での反射波に基づいてインク残量を検出する場合に、同一の弾性波発生手段260及び260’により弾性波を送波及び受波した。本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば他の実施形態として弾性波の送波及び受波にそれぞれ異なった弾性波発生手段260を用いてもよい。
【0080】
図16および図17は、圧電装置の一実施形態であるアクチュエータ106の詳細および等価回路を示す。ここでいうアクチュエータは、少なくとも音響インピーダンスの変化を検知して液体容器内の液体の消費状態を検出する方法に用いられる。特に、残留振動により共振周波数の検出することで、少なくとも音響インピーダンスの変化を検知して液体容器内の液体の消費状態を検出する方法に用いられる。図16(A)は、アクチュエータ106の拡大平面図である。図16(B)は、アクチュエータ106のB−B断面を示す。図16(C)は、アクチュエータ106のC-C断面を示す。さらに図17(A)および図17(B)は、アクチュエータ106の等価回路を示す。また、図17(C)および図17(D)は、それぞれインクカートリッジ内にインクが満たされているときのアクチュエータ106を含む周辺およびその等価回路を示し、図17(E)および図17(F)は、それぞれインクカートリッジ内にインクが無いときのアクチュエータ106を含む周辺およびその等価回路を示す。
【0081】
アクチュエータ106は、ほぼ中央に円形状の開口161を有する基板178と、開口161を被覆するように基板178の一方の面(以下、表面という)に配備される振動板176と、振動板176の表面の側に配置される圧電層160と、圧電層160を両方からはさみこむ上部電極164および下部電極166と、上部電極164と電気的に結合する上部電極端子168と、下部電極166と電気的に結合する下部電極端子170と、上部電極164および上部電極端子168の間に配設され、かつ両者を電気的に結合する補助電極172と、を有する。圧電層160、上部電極164および下部電極166はそれぞれの主要部として円形部分を有する。圧電層160、上部電極164および下部電極166のそれぞれの円形部分は圧電素子を形成する。
【0082】
振動板176は、基板178の表面に、開口161を覆うように形成される。キャビティ162は、振動板176の開口161と面する部分と基板178の表面の開口161とによって形成される。基板178の圧電素子とは反対側の面(以下、裏面という)は液体容器側に面しており、キャビティ162は液体と接触するように構成されている。キャビティ162内に液体が入っても基板178の表面側に液体が漏れないように、振動板176は基板178に対して液密に取り付けられる。
【0083】
下部電極166は振動板176の表面、即ち液体容器とは反対側の面に位置しており、下部電極166の主要部である円形部分の中心と開口161の中心とがほぼ一致するように取り付けられている。なお、下部電極166の円形部分の面積が開口161の面積よりも小さくなるように設定されている。一方、下部電極166の表面側には、圧電層160が、その円形部分の中心と開口161の中心とがほぼ一致するように形成されている。圧電層160の円形部分の面積は、開口161の面積よりも小さく、かつ下部電極166の円形部分の面積よりも大きくなるように設定されている。
【0084】
一方、圧電層160の表面側には、上部電極164が、その主要部である円形部分の中心と開口161の中心とがほぼ一致するように形成される。上部電極164の円形部分の面積は、開口161および圧電層160の円形部分の面積よりも小さく、かつ下部電極166の円形部分の面積よりも大きくなるよう設定されている。
【0085】
したがって、圧電層160の主要部は、上部電極164の主要部と下部電極166の主要部とによって、それぞれ表面側と裏面側とから挟みこまれる構造となっていて、圧電層160を効果的に変形駆動することができる。圧電層160、上部電極164および下部電極166のそれぞれの主要部である円形部分がアクチュエータ106における圧電素子を形成する。上述のように圧電素子は振動板176に接している。また、上部電極164の円形部分、圧電層160の円形部分、下部電極166の円形部分および開口161のうちで、面積が最も大きいのは開口161である。この構造によって、振動板176のうち実際に振動する振動領域は、開口161によって決定される。また、上部電極164の円形部分、圧電層160の円形部分および下部電極166の円形部分は開口161より面積が小さいので、振動板176がより振動しやすくなる。さらに、圧電層160と電気的に接続する下部電極166の円形部分および上部電極164の円形部分のうち、下部電極166の円形部分の方が小さい。従って、下部端子166の円形部分が圧電層160のうち圧電効果を発生する部分を決定する。
【0086】
上部電極端子168は、補助電極172を介して上部電極164と電気的に接続するように振動板176の表面側に形成される。一方、下部電極端子170は、下部電極166に電気的に接続するように振動板176の表面側に形成される。上部電極164は、圧電層160の表面側に形成されるため、上部電極端子168と接続する途中において、圧電層160の厚さと下部電極166の厚さとの和に等しい段差を有する必要がある。上部電極164だけでこの段差を形成することは難しく、かりに可能であったとしても上部電極164と上部電極端子168との接続状態が弱くなってしまい、切断してしまう危険がある。そこで、補助電極172を補助部材として用いて上部電極164と上部電極端子168とを接続させている。このようにすることで、圧電層160も上部電極164も補助電極172に支持された構造となり、所望の機械的強度を得ることができ、また上部電極164と上部電極端子168との接続を確実にすることが可能となる。
【0087】
なお、圧電素子と振動板176のうちの圧電素子に直面する振動領域とが、アクチュエータ106において実際に振動する振動部である。また、アクチュエータ106に含まれる部材は、互いに焼成されることによって一体的に形成されることが好ましい。アクチュエータ106を一体的に形成することによって、アクチュエータ106の取り扱いが容易になる。さらに、基板178の強度を高めることによって振動特性が向上する。即ち、基板178の強度を高めることによって、アクチュエータ106の振動部のみが振動し、アクチュエータ106のうち振動部以外の部分が振動しない。また、アクチュエータ106の振動部以外の部分が振動しないためには、基板178の強度を高めるのに対し、アクチュエータ106の圧電素子を薄くかつ小さくし、振動板176を薄くすることによって達成できる。
【0088】
圧電層160の材料としては、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)、ジルコン酸チタン酸鉛ランタン(PLZT)または鉛を使用しない鉛レス圧電膜を用いることが好ましく、基板178の材料としてジルコニアまたはアルミナを用いることが好ましい。また、振動板176には、基板178と同じ材料を用いることが好ましい。上部電極164、下部電極166、上部電極端子168および下部電極端子170は、導電性を有する材料、例えば、金、銀、銅、プラチナ、アルミニウム、ニッケルなどの金属を用いることができる。
【0089】
上述したように構成されるアクチュエータ106は、液体を収容する容器に適用することができる。例えば、インクジェット記録装置に用いられるインクカートリッジやインクタンク、あるいは記録ヘッドを洗浄するための洗浄液を収容した容器などに装着することができる。
【0090】
図16および図17に示されるアクチュエータ106は、液体容器の所定の場所に、キャビティ162を液体容器内に収容される液体と接触するように装着される。液体容器に液体が十分に収容されている場合には、キャビティ162内およびその外側は液体によって満たされている。一方、液体容器の液体が消費され、アクチュエータの装着位置以下まで液面が降下すると、キャビティ162内には液体は存在しないか、あるいはキャビティ162内にのみ液体が残存されその外側には気体が存在する状態となる。アクチュエータ106は、この状態の変化に起因する、少なくとも音響インピーダンスの相違を検出する。それによって、アクチュエータ106は、液体容器に液体が十分に収容されている状態であるか、あるいはある一定以上の液体が消費された状態であるかを検知することができる。さらに、アクチュエータ106は、液体容器内の液体の種類も検出することが可能である。
【0091】
ここでアクチュエータによる液面検出の原理について説明する。
【0092】
媒体の音響インピーダンスの変化を検出するには、媒体のインピーダンス特性またはアドミッタンス特性を測定する。インピーダンス特性またはアドミッタンス特性を測定する場合には、例えば伝送回路を利用することができる。伝送回路は、媒体に一定電圧を印加し、周波数を変えて媒体に流れる電流を測定する。または、伝送回路は、媒体に一定電流を供給し、周波数を変えて媒体に印加される電圧を測定する。伝送回路で測定された電流値または電圧値の変化は音響インピーダンスの変化を示す。また、電流値または電圧値が極大または極小となる周波数fmの変化も音響インピーダンスの変化を示す。
【0093】
上記の方法とは別に、アクチュエータは、液体の音響インピーダンスの変化を共振周波数のみの変化を用いて検出することができる。液体の音響インピーダンスの変化を利用する方法として、アクチュエータの振動部が振動した後に振動部に残留する残留振動によって生ずる逆起電力を測定することによって共振周波数を検出する方法を用いる場合には、例えば圧電素子を利用することができる。圧電素子は、アクチュエータの振動部に残留する残留振動により逆起電力を発生する素子であり、アクチュエータの振動部の振幅によって逆起電力の大きさが変化する。従って、アクチュエータの振動部の振幅が大きいほど検出がしやすい。また、アクチュエータの振動部における残留振動の周波数によって逆起電力の大きさが変化する周期が変わる。従って、アクチュエータの振動部の周波数は逆起電力の周波数に対応する。ここで、共振周波数は、アクチュエータの振動部と振動部に接する媒体との共振状態における周波数をいう。
【0094】
共振周波数fsを得るために、振動部と媒体とが共振状態であるときの逆起電力測定によって得られた波形をフーリエ変換する。アクチュエータの振動は、一方向だけの変形ではなく、たわみや伸長等様々な変形をともなうので、共振周波数fsを含め様々な周波数を有する。よって、圧電素子と媒体とが共振状態であるときの逆起電力の波形をフーリエ変換し、最も支配的な周波数成分を特定することで、共振周波数fsを判断する。
【0095】
周波数fmは、媒体のアドミッタンスが極大またはインピーダンスが極小であるときの周波数である。共振周波数fsとすると、周波数fmは、媒体の誘電損失または機械的損失などによって、共振周波数fsに対しわずかな誤差を生ずる。しかし、実測される周波数fmから共振周波数fsを導出することは手間がかかるため、一般には、周波数fmを共振周波数に代えて使用する。ここで、アクチュエータ106の出力を伝送回路に入力することで、アクチュエータ106は少なくとも音響インピーダンスを検出することができる。
【0096】
媒体のインピーダンス特性またはアドミッタンス特性を測定し周波数fmを測定する方法と、アクチュエータの振動部における残留振動振動によって生ずる逆起電力を測定することによって共振周波数fsを測定する方法と、によって特定される共振周波数に差がほとんど無いことが実験によって証明されている。
【0097】
アクチュエータ106の振動領域は、振動板176のうち開口161によって決定されるキャビティ162を構成する部分である。液体容器内に液体が充分に収容されている場合には、キャビティ162内には、液体が満たされ、振動領域は液体容器内の液体と接触する。一方で、液体容器内に液体が充分にない場合には、振動領域は液体容器内のキャビティに残った液体と接するか、あるいは液体と接触せず、気体または真空と接触する。
【0098】
本発明のアクチュエータ106にはキャビティ162が設けられ、それによって、アクチュエータ106の振動領域に液体容器内の液体が残るように設計できる。その理由は次の通りである。
【0099】
アクチュエータの液体容器への取り付け位置や取り付け角度によっては、液体容器内の液体の液面がアクチュエータの装着位置よりも下方にあるにもかかわらず、アクチュエータの振動領域に液体が付着してしまう場合がある。振動領域における液体の有無だけでアクチュエータが液体の有無を検出している場合には、アクチュエータの振動領域に付着した液体が液体の有無の正確な検出を妨げる。たとえば、液面がアクチュエータの装着位置よりも下方にある状態のとき、キャリッジの往復移動などにより液体容器が揺動して液体が波うち、振動領域に液滴が付着してしまうと、アクチュエータは液体容器内に液体が充分にあるとの誤った判断をしてしまう。そこで、逆にそこに液体を残存した場合であっても液体の有無を正確に検出するように設計されたキャビティを積極的に設けることで、液体容器が揺動して液面が波立ったとしても、アクチュエータの誤動作を防止することができる。このように、キャビティを有するアクチュエータを用いることで、誤動作を防ぐことができる。
【0100】
また、図17(E)に示すように、液体容器内に液体が無く、アクチュエータ106のキャビティ162に液体容器内の液体が残っている場合を、液体の有無の閾値とする。すなわち、キャビティ162の周辺に液体が無く、この閾値よりキャビティ内の液体が少ない場合は、インク無しと判断し、キャビティ162の周辺に液体が有り、この閾値より液体が多い場合は、インク有りと判断する。例えば、アクチュエータ106を液体容器の側壁に装着した場合、液体容器内の液体がアクチュエータの装着位置よりも下にある場合をインク無しと判断し、液体容器内の液体がアクチュエータの装着位置より上にある場合をインク有りと判断する。このように閾値を設定することによって、キャビティ内のインクが乾燥してインクが無くなったときであってもインク無しと判断し、キャビティ内のインクが無くなったところにキャリッジの揺れなどで再度インクがキャビティに付着しても閾値を越えないので、インク無しと判断することができる。
【0101】
ここで、図16および図17を参照しながら逆起電力の測定による媒体とアクチュエータ106の振動部との共振周波数から液体容器内の液体の状態を検出する動作および原理について説明する。アクチュエータ106において、上部電極端子168および下部電極端子170を介して、それぞれ上部電極164および下部電極166に電圧を印加する。圧電層160のうち、上部電極164および下部電極166に挟まれた部分には電界が生じる。その電界によって、圧電層160は変形する。圧電層160が変形することによって振動板176のうちの振動領域がたわみ振動する。圧電層160が変形した後しばらくは、たわみ振動がアクチュエータ106の振動部に残留する。
【0102】
残留振動は、アクチュエータ106の振動部と媒体との自由振動である。従って、圧電層160に印加する電圧をパルス波形あるいは矩形波とすることで、電圧を印加した後に振動部と媒体との共振状態を容易に得ることができる。残留振動は、アクチュエータ106の振動部を振動させるため、圧電層160をも変形する。従って、圧電層160は逆起電力を発生する。その逆起電力は、上部電極164、下部電極166、上部電極端子168および下部電極端子170を介して検出される。検出された逆起電力によって、共振周波数が特定できるため、液体容器内の液体の状態を検出することができる。
【0103】
一般に、共振周波数fsは、
fs=1/(2*π*(M*Cact)1/2) (式1)
で表される。ここで、Mは振動部のイナータンスMactと付加イナータンスM’との和である。Cactは振動部のコンプライアンスである。
【0104】
図16(C)は、本実施例において、キャビティにインクが残存していないときのアクチュエータ106の断面図である。図17(A)および図17(B)は、キャビティにインクが残存していないときのアクチュエータ106の振動部およびキャビティ162の等価回路である。
【0105】
Mactは、振動部の厚さと振動部の密度との積を振動部の面積で除したものであり、さらに詳細には、図17(A)に示すように、
Mact=Mpzt+Melectrode1+Melectrode2+Mvib (式2)
と表される。ここで、Mpztは、振動部における圧電層160の厚さと圧電層160の密度との積を圧電層160の面積で除したものである。Melectrode1は、振動部における上部電極164の厚さと上部電極164の密度との積を上部電極164の面積で除したものである。Melectrode2は、振動部における下部電極166の厚さと下部電極166の密度との積を下部電極166の面積で除したものである。Mvibは、振動部における振動板176の厚さと振動板176の密度との積を振動板176の振動領域の面積で除したものである。ただし、Mactを振動部全体としての厚さ、密度および面積から算出することができるように、本実施例では、圧電層160、上部電極164、下部電極166および振動板176の振動領域のそれぞれの面積は、上述のような大小関係を有するものの、相互の面積の差は微小であることが好ましい。また、本実施例において、圧電層160、上部電極164および下部電極166においては、それらの主要部である円形部分以外の部分は、主要部に対して無視できるほど微小であることが好ましい。従って、アクチュエータ106において、Mactは、上部電極164、下部電極166、圧電層160および振動板176のうちの振動領域のそれぞれのイナータンスの和である。また、コンプライアンスCactは、上部電極164、下部電極166、圧電層160および振動板176のうちの振動領域によって形成される部分のコンプライアンスである。
【0106】
尚、図17(A)、図17(B)、図17(D)、図17(F)は、アクチュエータ106の振動部およびキャビティ162の等価回路を示すが、これらの等価回路において、Cactはアクチュエータ106の振動部のコンプライアンスを示す。Cpzt、Celectrode1、Celectrode2およびCvibはそれぞれ振動部における圧電層160、上部電極164、下部電極166および振動板176のコンプライアンスを示す。Cactは、以下の式3で表される。
【0107】
1/Cact=(1/Cpzt)+(1/Celectrode1)+(1/Celectrode2)+(1/Cvib) (式3)
式2および式3より、図17(A)は、図17(B)のように表すこともできる。
【0108】
コンプライアンスCactは、振動部の単位面積に圧力をかけたときの変形によって媒体を受容できる体積を表す。また、コンプライアンスCactは、変形のし易さを表すといってもよい。
【0109】
図17(C)は、液体容器に液体が十分に収容され、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が満たされている場合のアクチュエータ106の断面図を示す。図17(C)のM’maxは、液体容器に液体が十分に収容され、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が満たされている場合の付加イナータンスの最大値を表す。M’ maxは、
【0110】
M’max=(π*ρ/(2*k3))*(2*(2*k*a)3/(3*π))/(π*a2)2 (式4)
(aは振動部の半径、ρは媒体の密度、kは波数である。)
【0111】
で表される。尚、式4は、アクチュエータ106の振動領域が半径aの円形である場合に成立する。付加イナータンスM’は、振動部の付近にある媒体の作用によって、振動部の質量が見かけ上増加していることを示す量である。式4からわかるように、M’maxは振動部の半径aと、媒体の密度ρとによって大きく変化する。
【0112】
波数kは、
k=2*π*fact/c (式5)
(factは液体が触れていないときの振動部の共振周波数である。cは媒体中を伝播する音響の速度である。)
【0113】
で表される。
【0114】
図17(D)は、液体容器に液体が十分に収容され、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が満たされている図17(C)の場合のアクチュエータ106の振動部およびキャビティ162の等価回路を示す。
【0115】
図17(E)は、液体容器の液体が消費され、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が無いものの、アクチュエータ106のキャビティ162内には液体が残存している場合のアクチュエータ106の断面図を示す。式4は、例えば、液体容器に液体が満たされている場合に、インクの密度ρなどから決定される最大のイナータンスM’maxを表す式である。一方、液体容器内の液体が消費され、キャビティ162内に液体が残留しつつアクチュエータ106の振動領域の周辺にある液体が気体または真空になった場合には、
【0116】
M’=ρ*t/S (式6)
と表せる。tは、振動にかかわる媒体の厚さである。Sは、アクチュエータ106の振動領域の面積である。この振動領域が半径aの円形の場合は、S=π*a2である。従って、付加イナータンスM’は、液体容器に液体が十分に収容され、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が満たされている場合には、式4に従う。一方で、液体が消費され、キャビティ162内に液体が残留しつつアクチュエータ106の振動領域の周辺にある液体が気体または真空になった場合には、式6に従う。
【0117】
ここで、図17(E)のように、液体容器の液体が消費され、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が無いものの、アクチュエータ106のキャビティ162内には液体が残存している場合の付加イナータンスM’を便宜的にM’cavとし、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が満たされている場合の付加イナータンスM’maxと区別する。
【0118】
図17(F)は、液体容器の液体が消費され、アクチュエータ106の振動領域の周辺に液体が無いものの、アクチュエータ106のキャビティ162内には液体が残存している図17(E)の場合のアクチュエータ106の振動部およびキャビティ162の等価回路を示す。
【0119】
ここで、媒体の状態に関係するパラメータは、式6において、媒体の密度ρおよび媒体の厚さtである。液体容器内に液体が充分に収容されている場合は、アクチュエータ106の振動部に液体が接触し、液体容器内に液体が充分に収容されていない場合は、キャビティ内部に液体が残存するか、もしくはアクチュエータ106の振動部に気体または真空が接触する。アクチュエータ106の周辺の液体が消費され、図17(C)のM’maxから図17(E)のM’cavへ移行する過程における付加イナータンスをM’ varとすると、液体容器内の液体の収容状態によって、媒体の厚さtが変化するため、付加イナータンスM’varが変化し、共振周波数fsも変化することになる。従って、共振周波数fsを特定することによって、液体容器内の液体の有無を検出することができる。ここで、図17(E)に示すようにt=dとした場合、式6を用いてM’cavを表すと、式6のtにキャビティの深さdを代入し、
【0120】
M’cav=ρ*d/S (式7)
となる。
【0121】
また、媒体が互いに種類の異なる液体であっても、組成の違いによって密度ρが異なるため、付加イナータンスM´が変化し、共振周波数fsも変化する。従って、共振周波数fsを特定することで、液体の種類を検出できる。
尚、アクチュエータ106の振動部にインクまたは空気のいずれか一方のみが接触し、混在していない場合には、式4によって計算しても、M’の相違を検出できる。
【0122】
図18(A)は、インクタンク内のインクの量とインクおよび振動部の共振周波数fsとの関係を示すグラフである。ここでは液体の1例としてインクについて説明する。縦軸は、共振周波数fsを示し、横軸は、インク量を示す。インク組成が一定であるとき、インク残量の低下に伴い、共振周波数fsは、上昇する。
【0123】
インク容器にインクが十分に収容され、アクチュエータ106の振動領域の周辺にインクが満たされている場合には、その最大付加イナータンスM’maxは式4に表わされる値となる。一方で、インクが消費され、キャビティ162内に液体が残留しつつアクチュエータ106の振動領域の周辺にインクが満たされていないときには、付加イナータンスM’varは、媒体の厚さtに基づいて式6によって算出される。式6中のtは振動にかかわる媒体の厚さであるから、アクチュエータ106のキャビティ162のd(図16(B)参照)を小さく、即ち、基板178を十分に薄くすることによって、インクが徐々に消費されていく過程を検出することもできる(図17(C)参照)。ここで、tinkは振動にかかわるインクの厚さとし、tink−maxはM’maxにおけるtinkとする。例えば、インクカートリッジの底面にアクチュエータ106をインクの液面に対してほぼ水平に配備する。インクが消費され、インクの液面がアクチュエータ106からtink−maxの高さ以下に達すると、式6によりM’varが徐々に変化し、式1により共振周波数fsが徐々に変化する。従って、インクの液面がtの範囲内にある限り、アクチュエータ106はインクの消費状態を徐々に検出することができる。
【0124】
また、アクチュエータ106の振動領域を大きくまたは長くし、かつ縦に配置することによってインクの消費による液面の位置にしたがって、式6中のSが変化する。従って、アクチュエータ106はインクが徐々に消費されていく過程を検出することもできる。例えば、インクカートリッジの側壁にアクチュエータ106をインクの液面に対してほぼ垂直に配備する。インクが消費され、インクの液面がアクチュエータ106の振動領域に達すると、水位の低下に伴い付加イナータンスM’が減少するので、式1により共振周波数fsが徐々に増加する。従って、インクの液面が、キャビティ162の径2a(図17(C)参照)の範囲内にある限り、アクチュエータ106はインクの消費状態を徐々に検出することができる。
【0125】
図18(A)の曲線Xは、アクチュエータ106のキャビティ162を十分に浅くした場合や、アクチュエータ106の振動領域を十分に大きくまたは長くした場合のインクタンク内に収容されたインクの量とインクおよび振動部の共振周波数fsとの関係を表わしている。インクタンク内のインクの量が減少するとともに、インクおよび振動部の共振周波数fsが徐々に変化していく様子が理解できる。
【0126】
より詳細には、インクが徐々に消費されていく過程を検出することができる場合とは、アクチュエータ106の振動領域の周辺において、互いに密度が異なる液体と気体とがともに存在し、かつ振動にかかわる場合である。インクが徐々に消費されていくに従って、アクチュエータ106の振動領域周辺において振動にかかわる媒体は、液体が減少する一方で気体が増加する。例えば、アクチュエータ106をインクの液面に対して水平に配備した場合であって、tinkがtink−maxより小さいときには、アクチュエータ106の振動にかかわる媒体はインクと気体との両方を含む。したがって、アクチュエータ106の振動領域の面積Sとすると、式4のM’max以下になった状態をインクと気体の付加質量で表すと、
【0127】
M’=M’air+M’ink= ρair*tair/S+ρink*tink/S (式8)
となる。ここで、M’airは空気のイナータンスであり、M’inkはインクのイナータンスである。ρairは空気の密度であり、ρinkはインクの密度である。tairは振動にかかわる空気の厚さであり、tinkは振動にかかわるインクの厚さである。アクチュエータ106の振動領域周辺における振動にかかわる媒体のうち、液体が減少して気体が増加するに従い、アクチュエータ106がインクの液面に対しほぼ水平に配備されている場合には、tairが増加し、tinkが減少する。それによって、M’varが徐々に減少し、共振周波数が徐々に増加する。よって、インクタンク内に残存しているインクの量またはインクの消費量を検出することができる。尚、式7において液体の密度のみの式となっているのは、液体の密度に対して、空気の密度が無視できるほど小さい場合を想定しているからである。
【0128】
アクチュエータ106がインクの液面に対しほぼ垂直に配備されている場合には、アクチュエータ106の振動領域のうち、アクチュエータ106の振動にかかわる媒体がインクのみの領域と、アクチュエータ106の振動にかかわる媒体が気体の領域との並列の等価回路(図示せず)と考えられる。アクチュエータ106の振動にかかわる媒体がインクのみの領域の面積をSinkとし、アクチュエータ106の振動にかかわる媒体が気体のみの領域の面積をSairとすると、
【0129】
1/M’=1/M’air+1/M’ink=Sair/(ρair*tair)+Sink/(ρink*tink) (式9)
となる。
【0130】
尚、式9は、アクチュエータ106のキャビティにインクが保持されない場合に適用される。アクチュエータ106のキャビティにインクが保持される場合については、式7、式8および式9によって計算することができる。
【0131】
一方、基板178が厚く、即ち、キャビティ162の深さdが深く、dが媒体の厚さtink-maxに比較的近い場合や、液体容器の高さに比して振動領域が非常に小さいアクチュエータを用いる場合には、実際上はインクが徐々に減少する過程を検出するというよりはインクの液面がアクチュエータの装着位置より上位置か下位置かを検出することになる。換言すると、アクチュエータの振動領域におけるインクの有無を検出することになる。例えば、図18(A)の曲線Yは、小さい円形の振動領域の場合におけるインクタンク内のインクの量とインクおよび振動部の共振周波数fsとの関係を示す。インクタンク内のインクの液面がアクチュエータの装着位置を通過する前後におけるインク量Qの間で、インクおよび振動部の共振周波数fsが激しく変化している様子が示される。このことから、インクタンク内にインクが所定量残存しているか否かを検出することができる。
【0132】
図18(B)は、図18(A)の曲線Yにおけるインクの密度とインクおよび振動部の共振周波数fsとの関係を示す。液体の例としてインクを挙げている。図18(B)に示すように、インク密度が高くなると、付加イナータンスが大きくなるので共振周波数fsが低下する。すなわち、インクの種類によって共振周波数fsが異なる。したがって共振周波数fsを測定することによって、インクを再充填する際に、密度の異なったインクが混入されていないか確認することができる。
【0133】
つまり、互いに種類の異なるインクを収容するインクタンクを識別できる。
【0134】
続いて、液体容器内の液体が空の状態であってもアクチュエータ106のキャビティ162内に液体が残存するようにキャビティのサイズと形状を設定した時の、液体の状態を正確に検出できる条件を詳述する。アクチュエータ106は、キャビティ162内に液体が満たされている場合に液体の状態を検出できれば、キャビティ162内に液体が満たされていない場合であっても液体の状態を検出できる。
【0135】
共振周波数fsは、イナータンスMの関数である。イナータンスMは、振動部のイナータンスMactと付加イナータンスM’との和である。ここで、付加イナータンスM’が液体の状態と関係する。付加イナータンスM’は、振動部の付近にある媒体の作用によって振動部の質量が見かけ上増加していることを示す量である。即ち、振動部の振動によって見かけ上媒体を吸収することによる振動部の質量の増加分をいう。
【0136】
従って、M’cavが式4におけるM’maxよりも大きい場合には、見かけ上吸収する媒体は全てキャビティ162内に残存する液体である。よって、液体容器内に液体が満たされている状態と同じである。この場合にはM’が変化しないので、共振周波数fsも変化しない。従って、アクチュエータ106は、液体容器内の液体の状態を検出できないことになる。
【0137】
一方、M’cavが式4におけるM’ maxよりも小さい場合には、見かけ上吸収する媒体はキャビティ162内に残存する液体および液体容器内の気体または真空である。このときには液体容器内に液体が満たされている状態とは異なりM’が変化するので、共振周波数fsが変化する。従って、アクチュエータ106は、液体容器内の液体の状態を検出できる。
【0138】
即ち、液体容器内の液体が空の状態で、アクチュエータ106のキャビティ162内に液体が残存する場合に、アクチュエータ106が液体の状態を正確に検出できる条件は、M’cavがM’maxよりも小さいことである。尚、アクチュエータ106が液体の状態を正確に検出できる条件M’max>M’cavは、キャビティ162の形状にかかわらない。
【0139】
ここで、M’cavは、キャビティ162の容量とほぼ等しい容量の液体の質量である。従って、M’max>M’cavの不等式から、アクチュエータ106が液体の状態を正確に検出できる条件は、キャビティ162の容量の条件として表すことができる。例えば、円形状のキャビティ162の開口161の半径をaとし、およびキャビティ162の深さをdとすると、
【0140】
M’max>ρ*d/πa2 (式10)
である。式10を展開すると
【0141】
a/d>3*π/8 (式11)
という条件が求められる。尚、式10、式11は、キャビティ162の形状が円形の場合に限り成立する。円形でない場合のM’maxの式を用い、式10中のπa2をその面積と置き換えて計算すれば、キャビティの幅および長さ等のディメンジョンと深さの関係が導き出せる。
【0142】
従って、式11を満たす開口161の半径aおよびキャビティ162の深さdであるキャビティ162を有するアクチュエータ106であれば、液体容器内の液体が空の状態であって、かつキャビティ162内に液体が残存する場合であっても、誤作動することなく液体の状態を検出できる。
【0143】
付加イナータンスM’は音響インピーダンス特性にも影響するので、残留振動によりアクチュエータ106に発生する逆起電力を測定する方法は、少なくとも音響インピーダンスの変化を検出しているともいえる。
【0144】
また、本実施例によれば、アクチュエータ106が振動を発生してその後の残留振動によりアクチュエータ106に発生する逆起電力を測定している。しかし、アクチュエータ106の振動部が駆動電圧による自らの振動によって液体に振動を与えることは必ずしも必要ではない。即ち、振動部が自ら発振しなくても、それと接触しているある範囲の液体と共に振動することで、圧電層160がたわみ変形する。この残留振動が圧電層160に逆起電力電圧を発生させ、上部電極164および下部電極166にその逆起電力電圧を伝達する。この現象を利用することで媒体の状態を検出してもよい。例えば、インクジェット記録装置において、印字時における印字ヘッドの走査によるキャリッジの往復運動による振動によって発生するアクチュエータの振動部の周囲の振動を利用してインクタンクまたはその内部のインクの状態を検出してもよい。
【0145】
図19(A) および図19(B)は、アクチュエータ106を振動させた後の、アクチュエータ106の残留振動の波形と残留振動の測定方法とを示す。インクカートリッジ内のアクチュエータ106の装着位置レベルにおけるインク水位の上下は、アクチュエータ106が発振した後の残留振動の周波数変化や、振幅の変化によって検出することができる。図19(A) および図19(B)において、縦軸はアクチュエータ106の残留振動によって発生した逆起電力の電圧を示し、横軸は時間を示す。アクチュエータ106の残留振動によって、図19(A) および図19(B)に示すように電圧のアナログ信号の波形が発生する。次に、アナログ信号を、信号の周波数に対応するデジタル数値に変換する。
【0146】
図19(A) および図19(B)に示した例においては、アナログ信号の4パルス目から8パルス目までの4個のパルスが生じる時間を計測することによって、インクの有無を検出する。
【0147】
より詳細には、アクチュエータ106が発振した後、予め設定された所定の基準電圧を低電圧側から高電圧側へ横切る回数をカウントする。デジタル信号を4カウントから8カウントまでの間をHighとし、所定のクロックパルスによって4カウントから8カウントまでの時間を計測する。
【0148】
図19(A)はアクチュエータ106の装着位置レベルよりも上位にインク液面があるときの波形である。一方、図19(B)はアクチュエータ106の装着位置レベルにおいてインクが無いときの波形である。図19(A)と図19(B)とを比較すると、図19(A)の方が図19(B)よりも4カウントから8カウントまでの時間が長いことがわかる。換言すると、インクの有無によって4カウントから8カウントまでの時間が異なる。この時間の相違を利用して、インクの消費状態を検出することができる。アナログ波形の4カウント目から数えるのは、アクチュエータ106の振動が安定してから計測をはじめるためである。4カウント目からとしたのは単なる一例であって、任意のカウントから数えてもよい。ここでは、4カウント目から8カウント目までの信号を検出し、所定のクロックパルスによって4カウント目から8カウント目までの時間を測定する。それによって、共振周波数を求める。クロックパルスは、インクカートリッジに取り付けられる半導体記憶装置等を制御するためのクロックと等しいクロックのパルスであることが好ましい。尚、8カウント目までの時間を測定する必要は無く、任意のカウントまで数えてもよい。図19においては、4カウント目から8カウント目までの時間を測定しているが周波数を検出する回路構成にしたがって、異なったカウント間隔内の時間を検出してもよい。
【0149】
例えば、インクの品質が安定していてピークの振幅の変動が小さい場合には、検出の速度を上げるために4カウント目から6カウント目までの時間を検出することにより共振周波数を求めてもよい。また、インクの品質が不安定でパルスの振幅の変動が大きい場合には、残留振動を正確に検出するために4カウント目から12カウント目までの時間を検出してもよい。
【0150】
また、他の実施例として所定期間内における逆起電力の電圧波形の波数を数えてもよい(図示せず)。この方法によっても共振周波数を求めることができる。より詳細には、アクチュエータ106が発振した後、所定期間だけデジタル信号をHighとし、所定の基準電圧を低電圧側から高電圧側へ横切る回数をカウントする。そのカウント数を計測することによってインクの有無を検出できるのである。
【0151】
さらに、図19(A)および図19(B)を比較して分かるように、インクがインクカートリッジ内に満たされている場合とインクがインクカートリッジ内に無い場合とでは、逆起電力波形の振幅が異なる。従って、共振周波数を求めることなく、逆起電力波形の振幅を測定することによっても、インクカートリッジ内のインクの消費状態を検出してもよい。より詳細には、例えば、図19(A)の逆起電力波形の頂点と図19(B) の逆起電力波形の頂点との間に基準電圧を設定する。アクチュエータ106が発振した後、所定時間にデジタル信号をHighとし、逆起電力波形が基準電圧を横切った場合には、インクが無いと判断する。逆起電力波形が基準電圧を横切らない場合には、インクが有ると判断する。
【0152】
図20は、アクチュエータ106の製造方法を示す。複数のアクチュエータ106(図20の例では4個)が一体に形成されている。図20に示した複数のアクチュエータの一体成形物を、それぞれのアクチュエータ106において切断することにより、図21に示すアクチュエータ106を製造する。図20に示す一体成形された複数のアクチュエータ106のそれぞれの圧電素子が円形である場合、一体成形物をそれぞれのアクチュエータ106において切断することにより、図16に示すアクチュエータ106を製造することができる。複数のアクチュエータ106を一体に形成することにより、複数のアクチュエータ106を同時に効率良く製造することができ、運搬時の取り扱いが容易となる。
【0153】
アクチュエータ106は、薄板又は振動板176、基板178、弾性波発生手段又は圧電素子174、端子形成部材又は上部電極端子168、及び端子形成部材又は下部電極端子170を有する。圧電素子174は、圧電振動板又は圧電層160、上電極又は上部電極164、及び下電極又は下部電極166を含む。基板178の上面に振動板176が、形成され、振動板176の上面に下部電極166が形成されている。下部電極166の上面には、圧電層160が形成され、圧電層160の上面に、上部電極164が、形成されている。したがって、圧電層160の主要部は、上部電極164の主要部及び下部電極166の主要部によって、上下から挟まれるように形成されている。
【0154】
振動板176上に複数(図20の例では4個)の圧電素子174が形成されている。振動板176の表面に下部電極166が形成され、下部電極166の表面に圧電層160が形成され、圧電層160の上面に上部電極164が形成される。上部電極164及び下部電極166の端部に上部電極端子168及び下部電極端子170が形成される。4個のアクチュエータ106は、それぞれ別々に切断されて個別に使用される。
【0155】
図21は、圧電素子が矩形のアクチュエータ106の一部分の断面を示す。
【0156】
図22は、図21に示したアクチュエータ106の全体の断面を示す。基板178の圧電素子174と対向する面には、貫通孔178aが形成されている。貫通孔178aは振動板176によって封止されている。振動板176はアルミナや酸化ジルコニア等の電気絶縁性を備え、かつ弾性変形可能な材料によって形成されている。貫通孔178aと対向するように、圧電素子174が振動板176上に形成されている。下部電極166は貫通孔178aの領域から一方向、図22では左方に延びるように振動板176の表面に形成されている。上部電極164は貫通孔178aの領域から下部電極とは反対の方向に、図22では右方に延びるように圧電層160の表面に形成されている。上部電極端子168及び下部電極端子170は、それぞれ補助電極172及び下部電極166の上面に形成されている。下部電極端子170は下部電極166と電気的に接触し、上部電極端子168は補助電極172を介して上部電極164と電気的に接触して、圧電素子とアクチュエータ106の外部との間の信号の受け渡しをする。上部電極端子168及び下部電極端子170は、電極と圧電層とを合わせた圧電素子の高さ以上の高さを有する。
【0157】
図23は、図20に示したアクチュエータ106の製造方法を示す。まず、グリーンシート940にプレスあるいはレーザー加工等を用いて貫通孔940aを穿孔する。グリーンシート940は焼成後に基板178となる。グリーンシート940はセラミック等の材料で形成される。次に、グリーンシート940の表面にグリーンシート941を積層する。グリーンシート941は、焼成後に振動板176となる。グリーンシート941は、酸化ジルコニア等の材料で形成される。次に、グリーンシート941の表面に導電層942、圧電層160、導電層944を圧膜印刷等の方法で順次形成する。導電層942は、後に下部電極166となり、導電層944は、後に上部電極164となる。次に、形成されたグリーンシート940、グリーンシート941、導電層942、圧電層160、及び導電層944を乾燥して焼成する。スペーサ部材947、948は、上部電極端子168と下部電極端子170の高さを底上げして圧電素子より高くする。スペーサ部材947、948は、グリーンシート940、941と同材料を印刷、あるいはグリーンシートを積層して形成する。このスペーサ部材947,948により貴金属である上部電極端子168及び下部電極端子170の材料が少なくて済む上に、上部電極端子168及び下部電極端子170の厚みを薄くできるので、上部電極端子168及び下部電極端子170を精度良く印刷でき、さらに安定した高さとすることができる。
【0158】
導電層942の形成時に導電層944との接続部944’及びスペーサ部材947及び948を同時に形成すると、上部電極端子168及び下部電極端子170を容易に形成したり、強固に固定することができる。最後に、導電層942及び導電層944の端部領域に、上部電極端子168及び下部電極端子170を形成する。上部電極端子168及び下部電極端子170を形成する際、上部電極端子168及び下部電極端子170が、圧電層160に電気的に接続されるように形成する。
【0159】
図24は、本発明が適用される単色、例えばブラックインク用のインクカートリッジの一実施形態の断面図である。図24のインクカートリッジは、アクチュエータ106を備える。インクを収容する容器1には、記録装置のインク供給針に接合するインク供給口2が設けられている。容器1の底面1aの外側には、アクチュエータ106が容器に設けられた貫通孔1cを介して内部のインクと接触できるように取付けられている。インクKがほぼ消費されつくした段階、つまりインクニアエンドとなった時点で、アクチュエータ106の周辺がインクから気体へと変更するべく、アクチュエータ106はインク供給口2よりも若干上方の位置に設けられている。なお、アクチュエータ106を単に液体を検出する手段として用いても良い。
【0160】
容器1内にはさらに多孔質部材1050が配備されている。多孔質部材1050は、容器1内においてアクチュエータ106の付近に配備される。多孔質部材1050とアクチュエータ106との間には、貫通孔1cの深さの分の間隙が設けられている。容器1の内部に多孔質部材1050を設けることによって、記録ヘッドの走査と共にインクカートリッジが移動する場合に、容器1内のインクが波打ち、または泡立つことを防止できる。よって、インクの泡がアクチュエータ106の周辺に生じにくい。それによって、アクチュエータ106に気泡が付着することを防止することができる。従って、アクチュエータ106が誤ってインクの有無を検出することを防止することができる。
【0161】
また、多孔質部材1050とアクチュエータ106との間隙の幅は限定しない。インクの泡立ちをできるだけ抑制するためには、多孔質部材1050を容器1の下方に設けることによって、インク層1060の幅を小さくすることが好ましい。
【0162】
さらに、多孔質部材1050は、アクチュエータ106の付近に配置されることが好ましい。これにより、インクの液面が貫通孔1cに達する前に、多孔質部材1050が貫通孔1cに存在するインクまでをも吸引することのないように、多孔質部材1050の孔径を設定する。即ち、多孔質部材1050は、多孔質部材1050に作用する毛細管力が容器1内のインクを保持できる程度の毛細管力より小さくなるように設計する。それによって、容器1内のインクがインクニアエンドのときには、インクは、インクの自重によって多孔質部材1050にはほとんど無く、貫通孔1cに存在する。また、容器1には、インクの液面の上方に容器1の外部に通ずる通気孔(図示せず)がある。通気孔によって容器1内に空気が導入され、インクの消費に伴い、インクが自重によってインクの液面の下方向へ下降する。それによって、残存するインクは貫通孔1cに溜まる。
【0163】
逆に、所定の量のインクが消費されたときに、多孔質部材1050が貫通孔1cに存在するインクを吸引するように、多孔質部材1050の孔径を設定することもできる。即ち、多孔質部材1050に作用する毛細管力が容器1内のインクを保持できる程度の毛細管力より等しいか、またはそれより大きくする。それによって、容器1内のインクが所定の量だけ消費されたときには、貫通孔1cに存在するインクは、多孔質部材1050によって吸引される。さらに、多孔質部材1050のうちインク供給口2の近傍の部分の孔径を他の部分の孔径より小さくする。それにより、多孔質部材1050のうちインク供給口2の近傍の部分の毛細管力を他の部分の毛細管力より大きくする。それによって、貫通孔1cに存在するインクは、多孔質部材1050によって吸引され、さらに、多孔質部材1050からインク供給口2へ送り込まれる。
【0164】
例えば、インクカートリッジ内のインク量が印字不良になる程に少量になったときに、貫通孔1cに残存するインクを多孔質部材1050が吸引するように多孔質部材1050の孔径を設計する。さらに、多孔質部材1050が貫通孔1cから吸引したインクをインク供給口2へ送り込むように多孔質部材1050の孔径を設計する。それによって、所定の量のインクが消費されたときに、インクが無いとの検出をし、印字不良を防止することができる。より詳細には、アクチュエータ106の近傍の多孔質部材の孔径を、インク供給口2の周辺の多孔質部材の孔径よりも大きくする。
【0165】
図24においては、容器1の容積の半分以上に多孔質部材1050が存在するが、アクチュエータ106の付近にのみ比較的小さい多孔質部材もしくはフィルタ部材を配備してもよい(図示せず)。
【0166】
図25(A)は、本実施形態によるインクカートリッジの底部の断面図である。本実施形態のインクカートリッジは、インクを収容する容器1の底面1aに貫通孔1cを有する。貫通孔1cの底部はアクチュエータ650によって塞がれている。
【0167】
図25(B)は、図25(A)に示したアクチュエータ650及び貫通孔1cの詳細な断面を示す。貫通孔1c内に多孔質部材1050が配備されている。
【0168】
図25(C)は、図25(B)に示したアクチュエータ650及び貫通孔1cの平面を示す。アクチュエータ650は振動板72および振動板72に固定された圧電素子73とを有する。振動板72及び基板71を介して圧電素子73が貫通孔1cに対向するように、アクチュエータ650は、容器1の底面に固定される。振動板72は、弾性変形可能で耐インク性を備える。
【0169】
本実施例に従ったインクカートリッジは、貫通孔1c内に多孔質部材1050が配備されている。それによって、多孔質部材1050は、アクチュエータ650の振動領域に接触するように配備されている。多孔質部材1050aがアクチュエータ650の振動領域に接触するように配備されることによって、インクが貫通孔1cに残留しない。例えば、貫通孔1c内の多孔質部材1050aの孔径よりも、貫通孔1cの周辺にある多孔質部材1050bの孔径を小さくする。それによって、貫通孔1c内の多孔質部材1050aの毛細管力よりも、貫通孔1cの周辺にある多孔質部材1050bの毛細管力のほうが強くなる。従って、インクカートリッジ内のインクが消費されたとき、貫通孔1c内の多孔質部材1050aに含まれているインクが、貫通孔1cの周辺にある多孔質部材1050bに吸引される。よって、貫通孔1cにインクが残存しない。従って、アクチュエータ650がインクカートリッジ内のインクの消費状態を正確に検出することの信頼性を高めることができる。
【0170】
図26は、図2の実施例とは異なる複数種類のインクを収容するインクカートリッジの実施形態を裏側から見た斜視図である。容器8は、隔壁により3つのインク室9、10及び11に分割される。それぞれのインク室には、インク供給口12、13及び14が形成されている。それぞれのインク室9、10及び11の底面8aには、アクチュエータ15、16および17が、容器8を介して各インク室内に収容されているインクに接触できるように取付けられている。本実施例においても、インク室9、10及び11のそれぞれに多孔質部材(図示せず)が配備される。
【0171】
図27は、図24及び図26に示したインクカートリッジに適したインクジェット記録装置の要部の実施形態を示す断面図である。記録用紙の幅方向に往復動可能なキャリッジ30は、サブタンクユニット33を備えている。記録ヘッド31はサブタンクユニット33の下面に設けられている。また、インク供給針32はサブタンクユニット33のインクカートリッジ搭載面側に設けられている。記録装置の動作期間中には、あらかじめ設定された検出のタイミング、例えば、一定周期でアクチュエータ106に駆動信号が供給される。
【0172】
アクチュエータ106を直接容器1に配備することにより、射出成形工程が簡素化され、電極埋めこみ領域からの液漏れがなくなり、インクカートリッジの信頼性が向上できる。
【0173】
図28は、サブタンクユニットの他の実施形態の断面図である。図28では、サブタンクユニット33内にアクチュエータ106および多孔質部材1050を配備している。図27の実施例では、インクカートリッジの容器1内にアクチュエータ106および多孔質部材1050を配備している。しかし、図28に示すように、サブタンクユニット33内にアクチュエータ106および多孔質部材1050を配備してもよい。さらに、インクカートリッジの容器1内およびサブタンクユニット33内の両者にアクチュエータ106および多孔質部材1050を配備してもよい。
【0174】
図28の実施例によれば、アクチュエータ106は、サブタンクユニット33内のインクの量またはインクの有無を検出することができる。また、多孔質部材1050が、サブタンクユニット33内のインクの波打ちや泡立ちを防止することができる。従って、アクチュエータ106がサブタンクユニット33内のインクの量やインクの有無を誤って検出することがない。また、アクチュエータ106がサブタンクユニット33内に配備されているので、インクカートリッジ内のインクを使い切ることができる。
【0175】
インクカートリッジの容器1内およびサブタンクユニット33内の両方にアクチュエータ106および多孔質部材1050を配備し場合には、アクチュエータ106は、よりインクの消費状態を正確に検出できる。また、インクカートリッジの容器1内のインクのインクエンドを正確に検出した時点で、さらに印字を続行するか否かの判断をすることができる。
【0176】
図29及び図30は、それぞれ本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す。図29に示した実施例においては、上下方向に斜めに形成された底面1aに、アクチュエータ106が装着される。また、図30に示した実施例においては、垂直方向に長く延びるアクチュエータ106が、側壁1bの底面近傍に設けられている。
【0177】
図29及び図30の実施例によれば、インクが消費され、アクチュエータ106の一部が液面から露出するようになると、アクチュエータ106の残留振動が連続的に変化する。したがって、アクチュエータ106が音響インピーダンスの変化を検知することによってインクの消費量を正確に検出することができる。例えば、インクの液面が図29のΔh1または図30のΔh2の範囲内に存在する場合に、アクチュエータ106はインクの液面を検知することができる。
【0178】
本実施例においては、容器1内には、多孔質部材1050が配備されている。多孔質部材1050は、容器1内のインクの波打ちや泡立ちを防止する。それによって、アクチュエータ106が誤ってインクの量を検出することを防止することができる。
【0179】
図29の実施例では、多孔質部材1050は、アクチュエータ106の付近に配備される。本実施例の場合は、多孔質部材1050は貫通孔1c内には配備されていない。このため、アクチュエータ106の振動領域は、インクの消費に伴ってインクから空気に曝される。それによって、アクチュエータ106の振動領域における振動状態が連続的に変化する。この変化を検出することによってインクの消費量を正確に検出することができる。
【0180】
インクの波打ちや泡立ちをできるだけ抑制するためには、多孔質部材1050とアクチュエータ106との間には間隙があることは好ましくない。一方で、多孔質部材1050とアクチュエータ106の振動領域とが、アクチュエータ106の振動部が振動できない程に密着することもことも好ましくない。よって、多孔質部材1050は、アクチュエータ106の振動領域の付近に配備することが好ましい。ただし、図25の実施例のように、多孔質部材1050とアクチュエータ106の振動領域とが接触しても、アクチュエータ106の振動部が振動でき、インクの有無やインク量を検出できれば差し支えない。
【0181】
また、図30の実施例では、多孔質部材(図示せず)の一側面は側壁1bに配備されるアクチュエータ106と平行になるように配備されている。多孔質部材の一側面とアクチュエータ106との間には間隙がある。本実施例の場合、容器1内にインクが満たされ、多孔質部材の一側面とアクチュエータ106との間隙にインクが満たされている場合には、アクチュエータ106はインクのみを検知する。一方で、容器1内のインクが消費され、多孔質部材の一側面とアクチュエータ106との間隙に空隙が生じるに伴いアクチュエータ106はインクおよび気体を検知する。従って、アクチュエータ106は、インクの液面がアクチュエータ106の長さΔh2の範囲内にあるときのインクの消費状態を検出することができる。尚、アクチュエータ106の長さは限定しない。
【0182】
図31は、本発明のインクカートリッジのさらに他の実施例を示す。上下方向に斜めに形成された底面1aに、上下方向に間隔を設けて、複数のアクチュエータ106a、106b及び106cが、容器1に設けられている。容器1の内部には、多孔質部材1050が設けられている。容器1の内部に多孔質部材1050を設ける。それによって、図29と同様に、アクチュエータ106a、106b及び106cが誤ってインクの消費状態を検出することを防止することができる。
【0183】
本実施例によれば、複数のアクチュエータ106a、106b及び106cのそれぞれの位置にインクが存在するか否かにより、それぞれのアクチュエータ106a、106b及び106cの装着位置のレベルにおける、それぞれのアクチュエータ106a、106b及び106cの残留振動の振幅および共振周波数が異なる。したがって、各アクチュエータ106a、106b及び106cの残留振動による逆起電力を測定することにより、それぞれのアクチュエータ106a、106b及び106cの装着位置のレベルにおけるインクの有無を検出することができる。したがって、インク残量を段階的に検出することができる。例えば、インク液面がアクチュエータ106bとアクチュエータ106cとの間のレベルであるとき、アクチュエータ106aはインク無しを検出し、一方アクチュエータ106b及び106cはインク有りと検出する。これらの結果を総合評価することで、インク液面がアクチュエータ106bとアクチュエータ106cとの間に位置していることが分かる。
【0184】
図32は、本発明のインクカートリッジの更に他の実施形態を示す。図32(A)に示したインクカートリッジは、容器1の内部に設けられた貫通孔1cに少なくとも一部が対向するように多孔質部材74及び75が、配置されている。アクチュエータ106は、貫通孔1cに対向するように容器1の底面1aに固定される。図32(B)に示したインクカートリッジは、貫通孔1cに連通して形成された溝1hに対向させて多孔質部材75が、配置されている。
【0185】
尚、図32(A)および図32(B)の本実施例によれば、インク吸収体74及び75に作用する毛細管力が容器1内のインクを保持できる程度の毛細管力と等しいか、またはより大きくなるように設計する。それによって、多孔質部材からなるインク吸収体74及び75は、貫通孔1cに残存しているインクを吸収する。
【0186】
容器1内のインクが消費されて多孔質部材74及び75がインクから露出すると、多孔質部材74及び75のインクが自重により流れ出して記録ヘッド31にインクを供給する。インクが消費され尽くすと、多孔質部材74及び75は、貫通孔1cに残存しているインクを吸い上げるので、貫通孔1cの凹部からインクが排出される。そのため、インクエンド時においてアクチュエータ106の振動部に残留する振動が変化するので、インクエンドを更に確実に検出することができる。
【0187】
また、図32(B)において、溝1hには、毛細管力が作用する。溝1hに毛細管力が作用することによって、溝1hが貫通孔1cに残留するインクを吸引する。
【0188】
さらに、溝1hに作用する毛細管力は、多孔質部材1050に作用する毛細管力より小さい。それによって、溝1hに吸引された貫通孔1cに残留していたインクをさらに、多孔質部材1050が吸引する。多孔質部材1050が吸引したインクは、その自重によりインク供給口から記録ヘッドへ供給される。
【0189】
図33は貫通孔1cの他の実施形態を示す。図33(A)、(B)、及び(C)のそれぞれにおいて、左側の図は、貫通孔1cにインクKが無い状態を示し、右側の図は、貫通孔1cにインクKが残った状態を示す。図33(A)においては、貫通孔1cは、側面1dが上下方向に斜めであり外側に拡大して開いている。図33(B)においては、段差部1e及び1fが、貫通孔1cの側面に形成されている。上方にある段差部1fが、下方にある段差部1eより広くなっている。図33(C)においては、貫通孔1cは、インクKを排出しやすい方向、すなわちインク供給口2の方向へ延びる溝1gを有する。
【0190】
図33(A)〜(C)に示した貫通孔1cの形状によれば、インク溜部のインクKの量を少なくできる。従って、図16および図17で説明したM’cavをM’maxと比較して小さくすることができるので、インクエンド時におけるアクチュエータ650の振動特性を、容器1に印刷可能な量のインクKが残存している場合と大きく異ならせることができるので、インクエンドをより確実に検出することができる。
【0191】
また、本実施例によるインクカートリッジにおいて、図33(A)、図33(B)および図33(C)の貫通孔1cの付近に多孔質部材(図33では図示せず)が備えられる。貫通孔1cが側面1d、段差部1e、1fまたは溝1gを有することによって、多孔質部材が貫通孔1c内のインクを吸収し易くなる。
【0192】
図34はアクチュエータの他の実施形態を示す斜視図である。アクチュエータ660は、アクチュエータ660を構成する基板または取付プレート78の貫通孔1cよりも外側にパッキン76を有する。アクチュエータ660の外周にはカシメ孔77が形成されている。アクチュエータ660は、カシメ孔77を介してカシメにより容器1に固定される。
【0193】
図35(A)、(B)は、アクチュエータの更に他の実施形態を示す斜視図である。本実施形態においては、アクチュエータ670は、凹部形成基板80および圧電素子82を備える。凹部形成基板80の一方の面には凹部81がエッチング等の手法により形成され、他方の面には圧電素子82が取り付けられる。凹部形成基板80のうち、凹部81の底部が振動領域として作用する。従って、アクチュエータ670の振動領域は凹部81の周縁によって規定される。また、アクチュエータ670は、図16の実施例によるアクチュエータ106のうち、基板178および振動板176が一体として形成された構造と類似する。従って、インクカートリッジを製造する際に製造工程を短縮することができ、コストを低減させる。アクチュエータ670は、容器1に設けられた貫通孔1cに埋め込み可能なサイズである。それによって、凹部81がキャビティとしても作用することができる。尚、図16の実施例によるアクチュエータ106を、図35の実施例によるアクチュエータ670と同様に貫通孔1cに埋め込み可能なように形成してもよい。さらに、アクチュエータ670の付近には、多孔質部材1050が配備される。
【0194】
図36は、アクチュエータ106を取り付けモジュール体100として一体形成した構成を示す斜視図である。モジュール体100はインクカートリッジの容器1の所定個所に装着される。モジュール体100は、インク液中の少なくとも音響インピーダンスの変化を検出することにより、容器1内の液体の消費状態を検知するように構成されている。本実施形態のモジュール体100は、容器1にアクチュエータ106を取り付けるための液体容器取付部101を有する。液体容器取付部101は、平面がほぼ矩形の基台102上に駆動信号により発振するアクチュエータ106を収容した円柱部116を載せた構造になっている。モジュール体100が、インクカートリッジに装着されたときに、モジュール体100のアクチュエータ106が外部から接触できないように構成されているので、アクチュエータ106を外部の接触から保護することができる。なお、円柱部116の先端側エッジは丸みが付けられていて、インクカートリッジに形成された孔へ装着する際に嵌めやすくなっている。
【0195】
図37は、図36に示したモジュール体100の構成を示す分解図である。モジュール体100は、樹脂からなる液体容器取付部101と、プレート110および凹部113を有する圧電装置装着部105とを含む。さらに、モジュール体100は、リードワイヤ104a及び104b、アクチュエータ106、およびフィルム108を有する。好ましくは、プレート110は、ステンレス又はステンレス合金等の錆びにくい材料から形成される。液体容器取付部101に含まれる円柱部116および基台102は、リードワイヤ104a及び104bを収容できるよう中心部に開口部114が形成され、アクチュエータ106、フィルム108、及びプレート110を収容できるように凹部113が形成される。アクチュエータ106はプレート110にフィルム108を介して接合され、プレート110およびアクチュエータ106は液体容器取付部101に固定される。従って、リードワイヤ104a及び104b、アクチュエータ106、フィルム108およびプレート110は、液体容器取付部101に一体として取り付けられる。リードワイヤ104a及び104bは、それぞれアクチュエータ106の上部電極及び下部電極と結合して圧電層に駆動信号を伝達し、一方、アクチュエータ106が検出した共振周波数の信号を記録装置等へ伝達する。アクチュエータ106は、リードワイヤ104a及び104bから伝達された駆動信号に基づいて一時的に発振する。アクチュエータ106は発振後に残留振動し、その振動によって逆起電力を発生させる。このとき、逆起電力波形の振動周期を検出することによって、液体容器内の液体の消費状態に対応した共振周波数を検出することができる。フィルム108は、アクチュエータ106とプレート110とを接着してアクチュエータを液密にする。フィルム108は、ポリオレフィン等によって形成し、熱融着で接着することが好ましい。
【0196】
プレート110は円形状であり、基台102の開口部114は円筒状に形成されている。アクチュエータ106及びフィルム108は矩形状に形成されている。リードワイヤ104、アクチュエータ106、フィルム108、及びプレート110は、基台102に対して着脱可能としてもよい。基台102、リードワイヤ104、アクチュエータ106、フィルム108、及びプレート110は、モジュール体100の中心軸に対して対称に配置されている。更に、基台102、アクチュエータ106、フィルム108、及びプレート110の中心は、モジュール体100のほぼ中心軸上に配置されている。
【0197】
基台102の開口部114の面積は、アクチュエータ106の振動領域の面積よりも大きく形成されている。プレート110の中心でアクチュエータ106の振動部に直面する位置には、貫通孔112が形成されている。図16および図17に示したようにアクチュエータ106にはキャビティ162が形成され、貫通孔112とキャビティ162は、共にインク溜部を形成する。プレート110の厚さは、残留インクの影響を少なくするために貫通孔112の径に比べて小さいことが好ましい。例えば貫通孔112の深さはその径の3分の1以下の大きさであることが好ましい。貫通孔112は、モジュール体100の中心軸に対して対称なほぼ真円の形状である。また貫通孔112の面積は、アクチュエータ106のキャビティ162の開口面積よりも大きい。貫通孔112の断面の周縁はテ-パ形状であっても良いしステップ形状でもよい。モジュール体100は、貫通孔112が容器1の内側へ向くように容器1の側部、上部、又は底部に装着される。インクが消費されアクチュエータ106周辺のインクがなくなると、アクチュエータ106の共振周波数が大きく変化するので、インクの水位変化を検出することができる。
【0198】
図38は、モジュール体の他の実施形態を示す斜視図である。本実施形態のモジュール体400は、液体容器取付部401に圧電装置装着部405が形成されている。液体容器取付部401は、平面がほぼ角丸の正方形上の基台402上に円柱状の円柱部403が形成されている。更に、圧電装置装着部405は、円柱部403上に立てられた板状要素406および凹部413を含む。板状要素406の側面に設けられた凹部413には、アクチュエータ106が配置される。なお、板状要素406の先端は所定角度に面取りされていて、インクカートリッジに形成された孔へ装着する際に嵌めやすくなっている。
【0199】
図39は、図38に示したモジュール体400の構成を示す分解斜視図である。図36に示したモジュール体100と同様に、モジュール体400は、液体容器取付部401および圧電装置装着部405を含む。液体容器取付部401は基台402および円柱部403を有し、圧電装置装着部405は板状要素406および凹部413を有する。アクチュエータ106は、プレート410に接合されて凹部413に固定される。モジュール体400は、リードワイヤ404a及び404b、アクチュエータ106、及びフィルム408をさらに有する。
【0200】
本実施形態によれば、プレート410は矩形状であり、板状要素406に設けられた開口部414は矩形状に形成されている。リードワイヤ404a及び404b、アクチュエータ106、フィルム408、及びプレート410は基台402に対して着脱可能として構成しても良い。アクチュエータ106、フィルム408、及びプレート410は、開口部414の中心を通り、開口部414の平面に対して鉛直方向に延びる中心軸に対して対称に配置されている。更に、アクチュエータ406、フィルム408、及びプレート410の中心は、開口部414のほぼ中心軸上に配置されている。
【0201】
プレート410の中心に設けられた貫通孔412の面積は、アクチュエータ106のキャビティ162の開口の面積よりも大きく形成されている。アクチュエータ106のキャビティ162と貫通孔412とは、共にインク溜部を形成する。プレート410の厚さは貫通孔412の径に比べて小さく、例えば貫通孔412の径の3分の1以下の大きさに設定することが好ましい。貫通孔412は、モジュール体400の中心軸に対して対称なほぼ真円の形状である。貫通孔412の断面の周縁はテ-パ形状であっても良いしステップ形状でもよい。モジュール体400は、貫通孔412が容器1の内部に配置されるように容器1の底部に装着することができる。アクチュエータ106が垂直方向に延びるように容器1内に配置されるので、基台402の高さを変えてアクチュエータ106が容器1内に配置される高さを変えることによりインクエンドの時点の設定を容易に変えることができる。
【0202】
図40は、モジュール体の更に他の実施形態を示す。図36に示したモジュール体100と同様に、図40のモジュール体500は、基台502および円柱部503を有する液体容器取付部501を含む。また、モジュール体500は、リードワイヤ504a及び504b、アクチュエータ106、フィルム508、及びプレート510をさらに有する。液体容器取付部501に含まれる基台502は、リードワイヤ504a及び504bを収容できるよう中心部に開口部514が形成され、アクチュエータ106、フィルム508、及びプレート510を収容できるように凹部513が形成される。アクチュエータ106はプレート510を介して圧電装置装着部505に固定される。従って、リードワイヤ504a及び504b、アクチュエータ106、フィルム508およびプレート510は、液体容器取付部501に一体として取り付けられる。本実施形態のモジュール体500は、平面がほぼ角丸の正方形上の基台上に上面が上下方向に斜めな円柱部503が形成されている。円柱部503の上面の上下方向に斜めに設けられた凹部513上にアクチュエータ106が配置されている。
【0203】
モジュール体500の先端は傾斜しており、その傾斜面にアクチュエータ106が装着されている。そのため、モジュール体500が容器1の底部又は側部に装着されると、アクチュエータ106が容器1の上下方向に対して傾斜する。モジュール体500の先端の傾斜角度は、検出性能を鑑みてほぼ30°から60°の間とすることが望ましい。
【0204】
モジュール体500は、アクチュエータ106が容器1内に配置されるように容器1の底部又は側部に装着される。モジュール体500が容器1の側部に装着される場合には、アクチュエータ106が、傾斜しつつ、容器1の上側、下側、又は横側を向くように容器1に取り付けられる。一方、モジュール体500が、容器1の底部に装着される場合には、アクチュエータ106が、傾斜しつつ、容器1のインク供給口側を向くように容器1に取り付けられることが好ましい。
【0205】
図41は、図36に示したモジュール体100を容器1に装着したときのインク容器の底部近傍の断面図である。モジュール体100は、容器1の側壁を貫通するように装着されている。容器1の側壁とモジュール体100との接合面には、Oリング365が設けられ、モジュール体100と容器1との液密を保っている。Oリングでシールが出来るようにモジュール体100は図36で説明したような円柱部を備えることが好ましい。モジュール体100の先端が容器1の内部に挿入されることで、プレート110の貫通孔112を介して容器1内のインクがアクチュエータ106と接触する。アクチュエータ106の振動部の周囲が液体か気体かによってアクチュエータ106の残留振動の共振周波数が異なるので、モジュール体100を用いてインクの消費状態を検出することができる。また、モジュール体100に限らず、図38に示したモジュール体400、図40に示したモジュール体500、又は図42に示したモジュール体700A及び700B、及びモールド構造体600を容器1に装着してインクの有無を検出してもよい。
【0206】
図42(A)はモジュール体700Bを容器1に装着したときのインク容器の断面図を示す。本実施例では取付構造体の1つとしてモジュール体700Bを使用する。モジュール体700Bは、液体容器取付部360が容器1の内部に突出するようにして容器1に装着されている。取付プレート350には貫通孔370が形成され、貫通孔370とアクチュエータ106の振動部が面している。更に、モジュール体700Bの底壁には孔382が形成され、圧電装置装着部363が形成される。アクチュエータ106が孔382の一方を塞ぐようにして配備される。したがって、インクは、圧電装置装着部363の孔382及び取付プレート350の貫通孔370を介して振動板176と接触する。圧電装置装着部363の孔382及び取付プレート350の貫通孔370は、共にインク溜部を形成する。圧電装置装着部363とアクチュエータ106とは、取付プレート350及びフィルム部材によって固定されている。液体容器取付部360と容器1との接続部にはシーリング構造372が設けられている。シーリング構造372は合成樹脂等の可塑性の材料により形成されてもよいし、Oリングにより形成されてもよい。図42(A)のモジュール体700Bと容器1とは別体であるが、図42(B)ようにモジュール体700Bの圧電装置装着部を容器1の一部で構成してもよい。
【0207】
図42(A)のモジュール体700Bは、図36から図40に示したリードワイヤのモジュール体への埋め込みが不要となる。そのため成形工程が簡素化される。更に、モジュール体700Bの交換が可能となりリサイクルが可能となる。
【0208】
インクカートリッジが揺れる際にインクが容器1の上面あるいは側面に付着し、容器1の上面あるいは側面から垂れてきたインクがアクチュエータ106に接触することでアクチュエータ106が誤作動する可能性がある。しかし、モジュール体700Bは液体容器取付部360が容器1の内部に突出しているので、容器1の上面や側面から垂れてきたインクによりアクチュエータ106が誤作動しない。
【0209】
また、図42(A)の実施例では、振動板176と取付プレート350の一部のみが、容器1内のインクと接触するように容器1に装着される。図42(A)の実施例では、図36から図40に示したリードワイヤ104a、104b、404a、404b、504a、及び504bの電極のモジュール体への埋め込みが不要となる。そのため成形工程が簡素化される。更に、アクチュエータ106の交換が可能となりリサイクルが可能となる。
【0210】
図42(B)は、アクチュエータ106を容器1に装着したときの実施例としてインク容器の断面図を示す。図42(B)の実施例によるインクカートリッジでは、保護部材361はアクチュエータ106とは別体として容器1に取り付けられている。従って、保護部材361とアクチュエータ106とはモジュールとして一体となっていないが、一方で、保護部材361はアクチュエータ106にユーザーの手が触れないように保護することができる。アクチュエータ106の前面に設けられる孔380は、容器1の側壁に配設されている。アクチュエータ106は、圧電層160、上部電極164、下部電極166、振動板176及び取付プレート350を含む。取付プレート350の上面に振動板176が形成され、振動板176の上面に下部電極166が形成されている。下部電極166の上面には圧電層160が形成され、圧電層160の上面に上部電極164が形成されている。したがって、圧電層160の主要部は、上部電極164の主要部及び下部電極166の主要部によって上下から挟まれるように形成されている。圧電層160、上部電極164、及び下部電極166のそれぞれの主要部である円形部分は、圧電素子を形成する。圧電素子は振動板176上に形成される。圧電素子及び振動板176の振動領域はアクチュエータが実際に振動する振動部である。取付プレート350には貫通孔370が設けられている。更に、容器1の側壁には孔380が形成されている。したがって、インクは、容器1の孔380及び取付プレート350の貫通孔370を介して振動板176と接触する。容器1の孔380及び取付プレート350の貫通孔370は、共にインク溜部を形成する。また、図42(B)の実施例では、アクチュエータ106は保護部材361により保護されているのでアクチュエータ106を外部との接触から保護できる。
【0211】
尚、図42(A)および(B)の実施例における取付プレート350に代えて、図16の基板178を使用してもよい。
【0212】
図42(C)はアクチュエータ106を含むモールド構造体600を備える実施形態を示す。本実施例では、取付構造体の1つとしてモールド構造体600を使用する。モールド構造体600はアクチュエータ106とモールド部364とを有する。アクチュエータ106とモールド部364とは一体に成形されている。モールド部364はシリコン樹脂等の可塑性の材料によって成形される。モールド部364は内部にリードワイヤ362を有する。モールド部364はアクチュエータ106から延びる2本の足を有するように形成されている。モールド部364はモールド部364と容器1とを液密に固定するために、モールド部364の2本の足の端が半球状に形成される。モールド部364はアクチュエータ106が容器1の内部に突出するよう容器1に装着され、アクチュエータ106の振動部は容器1内のインクと接触する。モールド部364によって、アクチュエータ106の上部電極164、圧電層160、及び下部電極166はインクから保護されている。
【0213】
図42(C)のモールド構造体600は、モールド部364と容器1との間にシーリング構造372が必要ないので、インクが容器1から漏れにくい。また、容器1の外部からモールド構造体600が突出しない形態であるので、アクチュエータ106を外部との接触から保護することができる。インクカートリッジが揺れる際に、インクが容器1の上面あるいは側面に付き、容器1の上面あるいは側面から垂れてきたインクが、アクチュエータ106に接触することで、アクチュエータ106が、誤作動する可能性がある。モールド構造体600は、モールド部364が、容器1の内部に突出しているので、容器1の上面や側面から垂れてきたインクにより、アクチュエータ106が誤作動しない。
【0214】
さらに、アクチュエータ106の付近には、多孔質部材(図示せず)が配備される。それによって、インクの波打ちや泡立ちを抑制する。従って、インクカートリッジが揺れる際に、インクが容器1の上面あるいは側面に付着することを防止する。
【0215】
図43は、図16に示したアクチュエータ106を用いたインクカートリッジ及びインクジェット記録装置の実施形態を示す。複数のインクカートリッジ180は、それぞれのインクカートリッジ180に対応した複数のインク導入部182及びホルダー184を有するインクジェット記録装置に装着される。複数のインクカートリッジ180は、それぞれ異なった種類、例えば色のインクを収容する。複数のインクカートリッジ180のそれぞれの底面には、少なくとも音響インピーダンスを検出する手段であるアクチュエータ106が装着されている。アクチュエータ106をインクカートリッジ180に装着することによって、インクカートリッジ180内のインク残量を検出することができる。アクチュエータ106の付近には、多孔質部材(図示せず)が配備される。それによって、インクの波打ちや泡立ちを抑制する。
【0216】
図44は、インクジェット記録装置のヘッド部周辺の詳細を示す。インクジェット記録装置は、インク導入部182、ホルダー184、ヘッドプレート186、及びノズルプレート188を有する。インクを噴射するノズル190がノズルプレート188に複数形成されている。インク導入部182は空気供給口181とインク導入口183とを有する。空気供給口181はインクカートリッジ180に空気を供給する。インク導入口183はインクカートリッジ180からインクを導入する。インクカートリッジ180は空気導入口185とインク供給口187とを有する。空気導入口185はインク導入部182の空気供給口181から空気を導入する。インク供給口187はインク導入部182のインク導入口183にインクを供給する。インクカートリッジ180がインク導入部182から空気を導入することによって、インクカートリッジ180からインク導入部182へのインクの供給を促す。ホルダー184は、インクカートリッジ180からインク導入部182を介して供給されたインクをヘッドプレート186に連通する。
【0217】
図45は、図44に示したインクカートリッジ180の他の実施形態を示す。図45のインクカートリッジ180Bのアクチュエータ106は、インク容器194の供給口の側壁上に装着されている。インク供給口187の近傍であれば、アクチュエータ106は、インク容器194の側壁又は底面に装着されてもよい。また、アクチュエータ106はインク容器194の幅方向の中心に装着されることが好ましい。インクは、インク供給口187を通過して外部に供給されるので、アクチュエータ106をインク供給口187の近傍に設けることにより、インクニアエンド時点までインクとアクチュエータ106とが確実に接触する。したがって、アクチュエータ106はインクニアエンドの時点を確実に検出することができる。尚、アクチュエータ106の付近に多孔質部材1050を配備する。それによって、インクの波打ちや泡立ちを抑制し、アクチュエータ106がインクの消費状態を誤って検知することを防止する。
【0218】
更に、アクチュエータ106をインク供給口187の近傍に設けることで、インク容器をキャリッジ上のカートリッジホルダに装着する際に、インク容器上のアクチュエータ106とキャリッジ上の接点との位置決めが確実となる。その理由は、インク容器とキャリッジとの連結において最も重要なのは、インク供給口と供給針との確実な結合である。少しでもずれがあると供給針の先端を痛めてしまったりあるいはOリングなどのシーリング構造にダメージを与えてしまいインクが漏れ出してしまうからである。このような問題点を防ぐために、通常インクジェットプリンタはインク容器をキャリッジにマウントする時に正確な位置合わせができるような特別な構造を有している。よって供給口近傍にアクチュエータを配置させることにより、アクチュエータの位置合わせも同時に確実なものとなるのである。さらに、アクチュエータ106をインク容器194の幅方向の中心に装着することで、より確実に位置合わせすることができる。インク容器が、ホルダへの装着時に幅方向中心線を中心として軸揺動した場合に、もっともその揺れが少ないからである。
【0219】
図46はインクカートリッジ180の更に他の実施形態を示す。図46(A)はインクカートリッジ180Cの断面図、図46(B)は図46(A)に示したインクカートリッジ180Cの側壁194bを拡大した断面図、及び図46(C)はその正面図からの透視図である。インクカートリッジ180Cは、半導体記憶手段7とアクチュエータ106とが同一の回路基板610上に形成されている。図46(B)、(C)に示すように、半導体記憶手段7は回路基板610の上方に形成され、アクチュエータ106は同一の回路基板610において半導体記憶手段7の下方に形成されている。アクチュエータ106の周囲を囲むように異型Oリング614が、側壁194bに装着される。側壁194bには、回路基板610をインク容器194に接合するためのカシメ部616が複数形成されている。カシメ部616によって回路基板610をインク容器194に接合し、異型Oリング614を回路基板610に押しつけることで、アクチュエータ106の振動領域がインクと接触することをできるようにしつつ、インクカートリッジの外部と内部とを液密に保つ。
【0220】
半導体記憶手段7及び半導体記憶手段7付近には端子612が形成されている。端子612は半導体記憶手段7とインクジェット記憶装置等の外部との間の信号の受け渡しをする。半導体記憶手段7は、例えばEEPROMなどの書き換え可能な半導体メモリによって構成されてもよい。半導体記憶手段7とアクチュエータ106とが同一の回路基板610上に形成さているので、アクチュエータ106及び半導体記憶手段7をインクカートリッジ180Cに取付ける際に1回の取付け工程で済む。また、インクカートリッジ180Cの製造時及びリサイクル時の作業工程が簡素化される。更に、部品の点数が削減されるので、インクカートリッジ180Cの製造コストが低減できる。
【0221】
さらに、アクチュエータ106の付近には、多孔質部材1050が配備される。それによって、インクの波打ちや泡立ちを抑制し、アクチュエータ106がインクの消費状態を誤って検知することを防止する。
【0222】
アクチュエータ106は、インク容器194内のインクの消費状態を検知する。半導体記憶手段7はアクチュエータ106が検出したインク残量などインクの情報を格納する。すなわち、半導体記憶手段7は検出する際に用いられるインク及びインクカートリッジの特性等の特性パラメータに関する情報を格納する。半導体記憶手段7は、予めインク容器194内のインクがフルのとき、すなわちインクがインク容器194内に満たされたとき、又はエンドのとき、すなわちインク容器194内のインクが消費されたときの共振周波数を特性パラメータの一つとして格納する。インク容器194内のインクがフル又はエンド状態の共振周波数は、インク容器が初めてインクジェット記録装置に装着されたときに格納されてもよい。また、インク容器194内のインクがフル又はエンド状態の共振周波数は、インク容器194の製造中に格納されてもよい。半導体記憶手段7に予めインク容器194内のインクがフル又はエンドのときの共振周波数を格納し、インクジェット記録装置側で共振周波数のデータを読出すことによりインク残量を検出する際のばらつきを補正できるので、インク残量が基準値まで減少したことを正確に検出することができる。
【0223】
図47は、インクカートリッジ180の更に他の実施形態を示す。図47(A)に示すインクカートリッジ180Dは、インク容器194の側壁194bに複数のアクチュエータ106を装着する。図20に示した、一体成形された複数のアクチュエータ106を、これら複数のアクチュエータ106として用いることが好ましい。複数のアクチュエータ106は、上下方向に間隔をおいて側壁194bに配置されている。複数のアクチュエータ106を上下方向に間隔をおいて側壁194bに配置することによって、インク残量を段階的に検出することができる。
【0224】
図47(B)に示すインクカートリッジ180Eは、インク容器194の側壁194bに上下方向に長いアクチュエータ606を装着する。上下方向に長いアクチュエータ606によって、インク容器194内のインク残量の変化を連続的に検出することができる。アクチュエータ606の長さは、側壁194bに高さの半分以上の長さを有することが望ましく、図47(B)においては、アクチュエータ606は側壁194bのほぼ上端からほぼ下端までの長さを有する。
【0225】
図47(C)に示すインクカートリッジ180Fは、図47(A)に示したインクカートリッジ180Dと同様に、インク容器194の側壁194bに複数のアクチュエータ106を装着し、複数のアクチュエータ106の直面に所定の間隔をおいて上下方向に長い防波壁192を備える。図20に示した、一体成形された複数のアクチュエータ106を、これら複数のアクチュエータ106として用いることが好ましい。アクチュエータ106と防波壁192との間には、インクで満たされた間隙が形成される。また、防波壁192とアクチュエータ106との間隔は、毛細管力によりインクが保持されない程度に空けられている。インク容器194が横揺れしたときに横揺れによってインク容器194内部にインクの波が発生し、その衝撃によって気体や気泡がアクチュエータ106によって検出されてしまい、アクチュエータ106が誤作動する可能性がある。本発明のように防波壁192を設けることによって、アクチュエータ106付近のインクの波立ちを防ぎ、アクチュエータ106の誤作動を防ぐことができる。また、防波壁192はインクが揺動することで発生した気泡がアクチュエータ106に侵入するのを防ぐ。
【0226】
さらに、図47(A)、図47(B)および図47(C)では、アクチュエータ106の付近に多孔質部材1050が配備される。それによって、インクの波打ちや泡立ちを抑制し、アクチュエータ106がインクの消費状態を誤って検知することを防止する。
【0227】
図48は、インクカートリッジ180の更に他の実施形態を示す。図48(A)のインクカートリッジ180Iは、インク容器194の上面194cから下方に延びる一つの隔壁212を有する。隔壁212の下端とインク容器194の底面とは所定の間隔が空けられているので、インク容器194の底部は連通している。インクカートリッジ180Iは隔壁212によって区画された2室の収容室213a及び213bを有する。収容室213a及び213bの底部は互いに連通する。インク供給口187側の収容室213aの容量はインク供給口187から見て奥の方の収容室213bの容量より大きい。収容室213bの容量は、収容室213aの容量の半分より小さいことが好ましい。
【0228】
収容室213bの上面194cにアクチュエータ106が装着される。更に、収容室213bには、インクカートリッジ180Iの製造時に入る気泡を捕らえる溝であるバッファ214が形成される。図48(A)において、バッファ214は、インク容器194の側壁194bから上方に延びる溝として形成される。バッファ214はインク収容室213b内に侵入した気泡を捕らえるので、気泡によってアクチュエータ106がインクエンドと検出する誤作動を防止することができる。また、アクチュエータ106を収容室213bの上面194cに設けることにより、インクニアエンドが検出されてから完全にインクエンド状態になるまでのインク量に対して、ドットカウンタによって把握した収容室213aでのインクの消費状態に対応した補正をかけることで、最後までインクを消費することができる。更に、収容室213bの容量を隔壁212の長さや間隔を変えたりすることなどによって調節することにより、インクニアエンド検出後の消費可能インク量を変えることができる。
【0229】
さらに、図48(A)は、インクカートリッジ180Iの収容室213bに多孔質部材216が充填されている。多孔質部材216は、収容室213b内の上面から下面までの全空間を埋めるように設置される。多孔質部材216は、アクチュエータ106と接触する。インク容器が倒れたときや、キャリッジ上での往復運動中に空気がインク収容室213b内に侵入してしまい、これがアクチュエータ106の誤作動を引き起こす可能性がある。しかし、多孔質部材216が備えられていれば、空気を捕らえてアクチュエータ106に空気が入るのを防ぐことができる。また、多孔質部材216はインクを保持するのでインク容器が揺れることにより、インクがアクチュエータ106にかかってアクチュエータ106がインク無しをインク有りと誤検出するのを防ぐことができる。多孔質部材216は最も容量が小さい収容室213に設置することが好ましい。また、アクチュエータ106を収容質213bの上面194cに設けることにより、インクニアエンドが検出されてから完全にインクエンド状態になるまでのインク量に補正をかけ、最後までインクを消費することができる。更に、収容室213bの容量を隔壁212の長さや間隔を変えたりすることなどによって調節することにより、インクニアエンド検出後の消費可能インク量を変えることができる。
【0230】
図48(B)は、図48(A)のインクカートリッジ180Iの多孔質部材216が孔径の異なる2種類の多孔質部材216A及び216Bによって構成されているインクカートリッジ180Jを示す。多孔質部材216Aは、多孔質部材216Bの上方に配置されている。上側の多孔質部材216Aの孔径は、下側の多孔質部材216Bの孔径より大きい。もしくは、多孔質部材216Aは、多孔質部材216Bよりも液体親和性が低い部材で形成される。孔径の小さい多孔質部材216Bの方が孔径の大きい多孔質部材216Bより毛細管力は大きいので、収容室213b内のインクが下側の多孔室部材216Bに集まり、保持される。したがって、一旦多孔質部材216Bに集められたインクは多孔質部材216Aには上らないので、インクが揺れることによってアクチュエータ106にインクがかかっていしまい、アクチュエータ106がインク無しをインク有りと誤検出することを防止することができる。また、アクチュエータ106を収容質213bの上面194cに設けることにより、インクニアエンドが検出されてから完全にインクエンド状態になるまでのインク量に補正をかけ、最後までインクを消費することができる。更に、収容室213bの容量を隔壁212の長さや間隔を変えたりすることなどによって調節することにより、インクニアエンド検出後の消費可能インク量を変えることができる。
【0231】
図49は、図48(A)に示したインクカートリッジ180Iの他の実施形態であるインクカートリッジ180Kを示す断面図である。図49に示すインクカートリッジ180の多孔質部材216は、多孔質部材216の下部の水平方向の断面積が、インク容器194の底面の方向にむけて徐々に小さくなるように圧縮され、孔径が小さくなるよう設計されている。図49(A)のインクカートリッジ180Kは、多孔質部材216の下の方の孔径が小さくなるように圧縮するために側壁にリブが設けられている。多孔質部材216下部の孔径は圧縮されることにより、小さくなっているので、インクは多孔質部材216下部へと集められ、保持される。アクチュエータ106から遠い側の多孔質部材216下部にインクが吸収されることで、アクチュエータ106近傍のインクの捌けが良くなり、インク有無を検出するときの音響インピーダンス変化の変化量が大きくなる。したがって、インクが揺れることによってインクカートリッジ180K上面に装着されたアクチュエータ106にインクがかかっていしまい、アクチュエータ106が、インク無しをインク有りと誤検出することを防止することができる。
【0232】
一方、図49(B)及び図49(C)のインクカートリッジ180Lは、多孔質部材216の下部の水平方向の断面積が、インク容器194の幅方向において、インク容器194の底面にむけて徐々に小さくなるよう圧縮するために、収容室の水平方向の断面積がインク容器194の底面の方向にむけて徐々に小さくなっている。多孔質部材216下部の孔径は圧縮されることにより、小さくなっているので、インクは多孔質部材216の下部へと集められ、保持される。アクチュエータ106から遠い側の多孔質部材216Bの下部にインクが吸収されることで、アクチュエータ106近傍のインクの捌けが良くなり、インク有無を検出するときの音響インピーダンス変化の変化量が大きくなる。したがって、インクが揺れることによって、インクカートリッジ180Lの上面に装着されたアクチュエータ106にインクがかかっていしまい、アクチュエータ106が、インク無しをインク有りと誤検出することを防止することができる。
【0233】
図50は、アクチュエータ106を用いたインクカートリッジの更に他の実施形態を示す。図50のインクカートリッジ220Bは、インクカートリッジ220Bの上面から下方へと延びるように設けられた第1の隔壁222を有する。第1の隔壁222の下端とインクカートリッジ220Bの底面との間には所定の間隔が空けられているので、インクは、インクカートリッジ220Bの底面を通じてインク供給口230へ流入できる。第1の隔壁222よりインク供給口230側には、インクカートリッジ220Bの底面より上方に延びるように第2の隔壁224が、形成されている。第2の隔壁224の上端とインクカートリッジ220Bの上面との間には所定の間隔が空けられているので、インクは、インクカートリッジ220Bの上面を通じてインク供給口230へ流入できる。インクカートリッジ220Bは、第1の収容室225aに多孔質部材242を配置している。多孔質部材242は、インクカートリッジ220B内のインクを保持すると共に、インクカートリッジ220Bが横揺れしたときに、インクがインクカートリッジ220Bに設けられる通気孔から漏れるのを防ぐ。
【0234】
第1の隔壁222によって、インク供給口230から見て、第1の隔壁222の奥の方に第1の収容室225aが形成される。一方、第2の隔壁224によって、インク供給口230から見て第2の隔壁224の手前側に第2の収容室225bが形成される。第1の収容室225aの容量は、第2の収容室225bの容量より大きい。第1の隔壁222及び第2の隔壁224の間に、毛管現象を起こせるだけの間隔が空けられることにより、毛管路227が形成される。したがって、第1の収容室225aのインクは、毛管路227の毛細管力により、毛管路227に集められる。そのため、気体や気泡が第2の収容室225bへ混入するのを防止することができる。また、第2の収容室225b内のインクの水位は、安定的に徐々に下降できる。インク供給口230から見て、第1の収容室225aは、第2の収容室225bより奥に形成されているので、第1の収容室225aのインクが消費された後、第2の収容室225bのインクが消費される。
【0235】
インクカートリッジ220Bのインク供給口230側の側壁、すなわち第2の収容室225bのインク供給口230側の側壁には、アクチュエータ106が装着されている。アクチュエータ106は、第2の収容室225b内のインクの消費状態を検知する。アクチュエータ106を、第2の収容室225bの側壁に装着することによって、インクエンドにより近い時点でのインク残量を安定的に検出することができる。更に、アクチュエータ106を第2の収容室225bの側壁に装着する高さを変えることにより、どの時点でのインク残量をインクエンドにするかを、自由に設定することができる。毛管路227によって第1の収容室225aから第2の収容室225bへインクが供給されることにより、アクチュエータ106は、インクカートリッジ220Bの横揺れによるインクの横揺れの影響を受けないので、アクチュエータ106は、インク残量を確実に測定できる。更に、毛管路227が、インクを保持するので、インクが第2の収容室225bから第1の供給室225aへ逆流するのを防ぐ。
【0236】
以上、キャリッジに装着される、キャリッジと別体のインクカートリッジにおいて、インクカートリッジ又はキャリッジにアクチュエータ106を装着する場合について述べたが、キャリッジと一体化され、キャリッジと共に、インクジェット記録装置に装着されるインクタンクにアクチュエータ106を装着してもよい。更に、キャリッジと別体の、チューブ等を介して、キャリッジにインクを供給するオフキャリッジ方式のインクタンクにアクチュエータ106を装着してもよい。またさらに、記録ヘッドとインク容器とが一体となって交換可能に構成されたインクカートリッジに、本発明のアクチュエータを装着してもよい。
【0237】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0238】
【発明の効果】
本発明に従った液体容器は、液体残量を正確に検出でき、かつ複雑なシール構造を不要とできる。
【0239】
本発明に従った液体容器は、液体容器の製造工程が少なく、かつ製造コストが低廉であり、かつ液体の種類に依らず液体容器内の液体の消費量を正確に検出することができる。
【0240】
本発明に従った液体容器は、液体容器内の液体により気泡が生じることを防止するとともに、気泡が生じたとしても液体の消費量を直接に検出する装置に気泡が付着しない。
【0241】
本発明に従った液体容器は、液体容器内の液体が消費された後、キャビティ内に液体が残存しないようにすることによって、またはキャビティ内に液体が残存する量を減少させることによって、液体容器内の液体の量を誤って検出することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単色、例えばブラックインク用のインクカートリッジの一実施例を示す図である。
【図2】複数種類のインクを収容するインクカートリッジの一実施例を示す図である。
【図3】図1及び2に示したインクカートリッジに適したインクジェット記録装置の一実施例を示す図である。
【図4】サブタンクユニット33の詳細な断面を示す図である。
【図5】本発明のインクカートリッジの更に他の実施形態を示す図である。
【図6】弾性波発生手段3、15、16、及び17の製造方法を示す図である。
【図7】図6に示した弾性波発生手段3の他の実施形態を示す図である。
【図8】本発明のインクカートリッジの他の実施例を示す図である。
【図9】本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す図である。
【図10】本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す図である。
【図11】本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す図である。
【図12】本発明のインクジェット記録装置の実施形態の断面を示す図である。
【図13】図12に示した記録装置に適したインクカートリッジの実施形態を示す図である。
【図14】本発明のインクカートリッジ272の他の実施形態を示す図である。
【図15】本発明のインクカートリッジ272及びインクジェット記録装置の更に他の実施形態を示す図である。
【図16】アクチュエータ106の詳細を示す図である。
【図17】アクチュエータ106の周辺およびその等価回路を示す図である。
【図18】インクの密度とアクチュエータ106によって検出されるインクの共振周波数との関係を示す図である。
【図19】アクチュエータ106の逆起電力波形を示す図である。
【図20】アクチュエータ106の他の実施形態を示す図である。
【図21】図20に示したアクチュエータ106の一部分の断面を示す図である。
【図22】図20に示したアクチュエータ106の全体の断面を示す図である。
【図23】図20に示したアクチュエータ106の製造方法を示す図である。
【図24】単色、例えばブラックインク用のインクカートリッジの一実施例を示す図である。
【図25】本発明のインクカートリッジの更に他の実施形態を示す図である。
【図26】複数種類のインクを収容するインクカートリッジの一実施例を示す図である。
【図27】図24及び図26に示したインクカートリッジに適したインクジェット記録装置の一実施例を示す図である。
【図28】サブタンクユニット33の詳細な断面を示す図である。
【図29】本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す図である。
【図30】本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す図である。
【図31】本発明のインクカートリッジの更に他の実施例を示す図である。
【図32】本発明のインクカートリッジの更に他の実施形態を示す図である。
【図33】貫通孔1cの他の実施形態を示す図である。
【図34】アクチュエータ660の他の実施形態を示す図である。
【図35】アクチュエータ670の更に他の実施形態を示す図である。
【図36】モジュール体100を示す斜視図である。
【図37】図36に示したモジュール体100の構成を示す分解図である。
【図38】モジュール体100の他の実施形態を示す図である。
【図39】図38に示したモジュール体100の構成を示す分解図である。
【図40】モジュール体100の更に他の実施形態を示す図である。
【図41】図36に示したモジュール体100をインク容器274に装着した断面の例を示す図である。
【図42】モジュール体100の更に他の実施形態を示す図である。
【図43】図16に示したアクチュエータ106を用いたインクカートリッジ及びインクジェット記録装置の実施形態を示す図である。
【図44】インクジェット記録装置の詳細を示す図である。
【図45】図44に示したインクカートリッジ180の他の実施形態を示す図である。
【図46】インクカートリッジ180の更に他の実施形態を示す図である。
【図47】インクカートリッジ180の更に他の実施形態を示す図である。
【図48】インクカートリッジ180の更に他の実施形態を示す図である。
【図49】図48(C)に示したインクカートリッジ180の他の実施形態を示す図である。
【図50】モジュール体100を用いたインクカートリッジの更に他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1・・・容器
1b・・・側壁
1c、40a・・・貫通孔
1d、・・・側面
1e、1f・・・段差部
1g、1h・・・溝
2・・・インク供給口
3、15、16、17、41、42、43、44、65、66、70・・・弾性波発生手段
4・・・パッキン
5・・・バネ
6・・・弁体
7・・・半導体記憶手段
8・・・容器
8a・・・底面
9、10、11・・・インク室
12、13、14・・・インク供給口
20・・・固定基板
21、23・・・導電材料層
21a、23a・・・接続端子
22・・・グリーンシート
30・・・キャリッジ
31・・・記録ヘッド
32・・・インク供給針
33・・・サブタンクユニット
34・・・インク室
35・・・インク供給路
36・・・膜弁
37・・・フィルタ
38・・・弁体
67・・・板材
68・・・フロート
71・・・接着剤層
72、80、178・・・基板
73、82、圧電振動板
74、75・・・インク吸収体
76・・・パッキン
77・・・カシメ孔
81・・・凹部
100、400、500、700・・・モジュール
102・・・基台部
104、362・・・リードワイヤ
106、650、660、670・・・アクチュエータ
108・・・フィルム
110・・・プレート
112・・・キャビティ
113・・・凹部
114・・・開口部
116・・・円柱部
160・・・圧電層
162、370・・・キャビティ
164・・・上部電極
166・・・下部電極
168・・・上部電極端子
170・・・下部電極端子
172・・・補助電極
174・・・圧電素子
176・・・振動板
180・・・インクカートリッジ
181・・・空気供給口
182・・・インク導入部
183・・・インク導入口
184・・・弁部
185・・・空気導入口
186・・・ヘッドプレート
187・・・インク供給口
188・・・ノズルプレート
189・・・切替弁
190・・・ノズル
192・・・防波壁
194・・・インク容器
194a・・・底面
194b・・・側壁
194c・・・上面
212・・・隔壁
213、213a、213b・・・収容室
214・・・バッファ
216、216a、216b・・・多孔質部材
220・・・インクカートリッジ
222・・・第1の隔壁
224・・・第2の隔壁
225a・・・第1の収容室
225b・・・第2の収容室
227・・・毛管路
228・・・逆止弁
230・・・インク供給口
232・・・弁
232a・・・羽根
233・・・通気孔
235・・・バネ
242・・・多孔質部材
250・・・キャリッジ
252・・・記録ヘッド
254・・・インク供給針
256・・・サブタンクユニット
258、258’・・・凸部
260、260’・・・弾性波発生手段
262・・・インク室
264・・・インク供給路
266・・・膜弁
268・・・フィルタ
270・・・弁体
272・・・インクカートリッジ
274・・・容器
274a・・・底面
274b・・・側面
276・・・インク供給口
278・・・凹部
280、280’・・・ゲル化材
282・・・パッキン
284・・・バネ
286・・・弁体
288・・・半導体記憶手段
290・・・容器
290a・・・底面
292、294、296・・・インク室
298、300、302・・・インク供給口
304、306、308・・・ゲル化材
310、312、314・・・凹部
316・・・板材
318・・・フロート
350・・・取付プレート
360・・・基台部
364・・・モールド部
370・・・キャビティ
372・・・シーリング構造
402、502・・・基台
403・・・円柱状の台
404、504・・・リードワイヤ
408、508・・・フィルム
410、510・・・プレート
413、513・・・凹部
414、514・・・開口部
600・・・取付構造体
606・・・アクチュエータ
610・・・基板
612・・・端子
940、941・・・グリーンシート
942、944・・・導電層
944’・・・接続部
947、948・・・補助導電層
Δh1、Δh2・・・液面の変化
K・・・インク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid container having a piezoelectric device that detects a consumption state of a liquid in a liquid container. More specifically, in the ink jet recording apparatus, the consumption state of a liquid in a liquid container that supplies liquid to a recording head is detected. The present invention relates to a liquid container having a piezoelectric device.
[0002]
[Prior art]
An ink jet recording apparatus mounts an ink jet recording head including pressure generating means for pressurizing a pressure generating chamber and a nozzle opening for ejecting pressurized ink as ink droplets from the nozzle opening on a carriage. The ink jet recording apparatus is configured to be able to continue printing while supplying ink from an ink tank to a recording head via a flow path. The ink tank is configured as a removable cartridge so that the user can easily replace it when the ink is consumed.
[0003]
Conventionally, as a method for managing ink consumption of an ink cartridge, the number of ink droplets discharged from a recording head and the amount of ink sucked by maintenance are integrated by software, and the ink consumption is managed by calculation. There is a method of managing a point in time when a predetermined amount of ink is actually consumed by attaching a surface detection electrode.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the method of managing the ink consumption by calculating the number of ink droplets discharged and the amount of ink by software causes an error depending on the printing mode on the user side, and a large error occurs when the same cartridge is remounted. There is a problem that arises. Also, depending on the usage environment, the pressure in the ink cartridge and the viscosity of the ink change depending on the room temperature, for example, extremely high or low, or the elapsed time after opening the ink cartridge, and the calculated ink consumption and actual consumption There was also a problem that an error that could not be ignored occurred.
[0005]
On the other hand, the method for managing the time point when ink is consumed by the electrode can actually detect the ink level, so that the presence / absence of ink can be managed with high reliability (see JP-A-8-34123). . However, since the detection of the ink level depends on the conductivity of the ink, there are problems that the types of ink that can be detected are limited and the electrode seal structure is complicated. In addition, since a noble metal having high conductivity and high corrosion resistance is usually used as an electrode material, there is a problem that the manufacturing cost of the ink cartridge is increased. Furthermore, since it is necessary to mount two electrodes, there is a problem that the manufacturing process increases and as a result, the manufacturing cost increases.
[0006]
In addition, in a device that directly detects the amount of ink consumed, a cavity may be provided in a portion that detects ink in the cartridge. When scanning with a recording head of an ink jet recording apparatus equipped with this detection device, bubbles may be generated while the ink in the ink cartridge is waved. There is a problem that bubbles cause malfunction in detecting the presence or absence of ink.
[0007]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a liquid container that can accurately detect the remaining amount of liquid and that does not require a complicated seal structure.
[0008]
It is another object of the present invention to provide a liquid container that has a small number of liquid container manufacturing steps and low manufacturing costs, and that can accurately detect the amount of liquid consumed in the liquid container regardless of the type of liquid. To do.
[0009]
It is another object of the present invention to provide a liquid container that prevents bubbles from adhering to an apparatus that directly detects liquid consumption even if bubbles are generated, while preventing bubbles from being generated by the liquid in the liquid container.
[0010]
In addition, after the liquid in the liquid container has been consumed, the amount of liquid in the liquid container can be mistaken by preventing the liquid from remaining in the cavity or by reducing the amount of liquid remaining in the cavity. The purpose is to prevent detection.
[0011]
Then, an object of this invention is to provide the liquid container which can solve said subject. This object is achieved by a combination of features described in the independent claims. The dependent claims define further advantageous specific examples of the present invention.
[0012]
That is, as a first aspect of the present invention, a container that stores liquid, a liquid supply port that supplies the liquid from the container, a piezoelectric device that detects a consumption state of the liquid in the container, A porous member disposed in the vicinity of the piezoelectric device in
A liquid container is provided in which a capillary force acting on the porous member is smaller than a capillary force capable of holding the liquid. Here, there may be a gap between the piezoelectric device and the porous member.
[0016]
The piezoelectric device and the porous member may be arranged on a supply port surface having a liquid supply port in the container.
[0017]
Preferably, the piezoelectric device has a vibration part that generates vibration, and after the vibration is generated, the counter electromotive force is generated by the residual vibration remaining in the vibration part, and the liquid consumption state is determined based on the counter electromotive force. To detect.
[0018]
The piezoelectric device attached to the liquid container may be configured as an attachment module body for attaching the piezoelectric device to the container. In such a case, the piezoelectric device is attached to the container as an attachment module body.
[0019]
The liquid container may be attached to an ink jet recording apparatus having a print head for ejecting ink droplets, and supply the liquid to the print head.
[0020]
The above summary of the invention does not enumerate all the necessary features of the present invention, and sub-combinations of these feature groups can also be the invention.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described through embodiments of the invention. However, the following embodiments do not limit the claimed invention, and all combinations of features described in the embodiments are the solution of the invention. It is not always essential to the means.
[0022]
The basic concept of the present invention is to use the vibration phenomenon to determine the state of the liquid in the liquid container (including the presence or absence of the liquid in the liquid container, the amount of the liquid, the level of the liquid, the type of liquid, and the composition of the liquid). Is to detect. Several methods are conceivable for detecting the state of the liquid in the liquid container using a specific vibration phenomenon. For example, the elastic wave generating means generates an elastic wave to the inside of the liquid container, and receives a reflected wave reflected by the liquid surface or an opposing wall, thereby detecting a medium in the liquid container and a change in the state thereof. There is a way. In addition, there is a method for detecting a change in acoustic impedance from the vibration characteristics of a vibrating object. As a method of using a change in acoustic impedance, a vibration part of a piezoelectric device or an actuator having a piezoelectric element is vibrated, and then a counter electromotive force generated by residual vibration remaining in the vibration part is measured, whereby a resonance frequency or an inverse is obtained. A method for detecting a change in acoustic impedance by detecting the amplitude of an electromotive force waveform, or measuring a liquid impedance characteristic or an admittance characteristic with an impedance analyzer such as a measuring machine, for example, a transmission circuit, and a change in current value or voltage value or There is a method of measuring a change in current value or voltage value depending on the frequency when vibration is applied to a liquid. Details of the operating principles of the elastic wave generating means and the piezoelectric device or actuator will be described later.
[0023]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an embodiment of an ink cartridge for a single color, for example, black ink to which the present invention is applied. The ink cartridge shown in FIG. 1 is based on a method of detecting the position of the liquid surface in the liquid container and the presence or absence of liquid by receiving the reflected wave of the elastic wave among the methods described above. Elastic wave generating means 3 is used as means for generating and receiving elastic waves. An
[0024]
The
[0025]
A
[0026]
Further, when the ink in the
[0027]
The
[0028]
Since the
[0029]
Further, the width of the gap between the
[0030]
The
[0031]
FIG. 2 is a perspective view seen from the back side showing an embodiment of an ink cartridge containing a plurality of types of ink. The container 8 is divided into three
[0032]
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an embodiment of the main part of an ink jet recording apparatus suitable for the ink cartridge shown in FIGS. The
[0033]
During the operation period of the recording apparatus, a drive signal is supplied to the elastic wave generating means 3 at a preset detection timing, for example, at a constant period. The elastic wave generated by the elastic wave generating means 3 propagates through the
[0034]
By sticking the elastic wave generating means 3 to the
[0035]
In addition, a
[0036]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing details of the
[0037]
As shown in FIG. 3, when the
[0038]
When ink is consumed in the recording head 31 by the recording operation, the pressure on the downstream side of the
[0039]
According to the embodiment of FIGS. 3 and 4, the elastic wave generating means 3 and the
[0040]
The elastic wave generating means 3 detects the amount of ink in the
[0041]
In addition, since the elastic wave generating means 3 is provided in the
[0042]
In the embodiment shown in FIG. 3, the elastic wave generating means 3 and the
[0043]
According to the embodiment shown in FIG. 5, when the ink in the
[0044]
FIG. 6 shows a method for manufacturing the elastic wave generating means 3, 15, 16, and 17. The fixed
[0045]
FIG. 7 shows another embodiment of the elastic wave generating means 3 shown in FIG. In the embodiment of FIG. 6, the
[0046]
By the way, an elastic wave is a kind of wave which can propagate using gas, liquid, and solid as a medium. Accordingly, the wavelength, amplitude, phase, frequency, propagation direction, propagation speed, etc. of the elastic wave change due to changes in the medium. On the other hand, the reflected wave of the elastic wave also varies in the state and characteristics of the wave depending on the change of the medium. Therefore, it is possible to know the state of the medium by using the reflected wave that changes according to the change of the medium through which the elastic wave propagates. When detecting the state of the liquid in the liquid container by this method, for example, an elastic wave transceiver is used. The transmitter / receiver first applies an elastic wave to a medium, for example, a liquid or a liquid container, and the elastic wave propagates in the medium and reaches the surface of the liquid. Since the liquid surface has a boundary between the liquid and the gas, the reflected wave is returned to the transceiver. The transmitter / receiver receives the reflected wave, and the transmitter / receiver and the liquid surface are determined based on the return time of the reflected wave and the attenuation rate of the amplitude between the elastic wave generated by the transmitter and the reflected wave reflected by the liquid surface. Can be measured. By utilizing this, the state of the liquid in the liquid container can be detected. The elastic wave generating means 3 may be used as a transmitter / receiver in a method using a reflected wave due to a change of a medium through which the elastic wave propagates as a single unit, or may be equipped with a dedicated receiver.
[0047]
As described above, the elastic wave generated by the elastic wave generating means 3 and propagating through the ink liquid has the arrival time of the reflected wave generated on the surface of the ink liquid depending on the density of the ink liquid and the liquid level at the elastic wave generating means 3. Change. Therefore, when the composition of the ink is constant, the arrival time of the reflected wave generated on the ink liquid surface depends on the amount of ink. Therefore, the amount of ink can be detected by detecting the time from when the elastic wave generating means 3 generates an elastic wave until the reflected wave from the ink surface reaches the elastic wave generating means 3. In addition, since the elastic wave vibrates particles contained in the ink, it contributes to preventing precipitation of the pigment or the like in the case of pigment-based ink using a pigment as a colorant.
[0048]
By providing the elastic wave generating means 3 in the
[0049]
FIG. 8 shows another embodiment of the ink cartridge of the present invention. A plurality of elastic wave generating means 41 to 44 are provided on the side wall of the
[0050]
9 and 10 show still other embodiments of the ink cartridge of the present invention. In the embodiment shown in FIG. 9, the elastic wave generating means 65 is mounted on the
[0051]
According to the embodiment of FIGS. 9 and 10, when ink is consumed and a part of the elastic wave generating means 65 and 66 is exposed from the liquid surface, the elastic wave generating means 65 and 66 generate the elastic wave. The arrival time and acoustic impedance of the reflected wave continuously change corresponding to the changes Δh1 and Δh2 in the liquid level. Therefore, the process from the ink near-end state to the ink end of the remaining amount of ink can be accurately detected by detecting the arrival time of the reflected wave of the elastic wave or the degree of change in the acoustic impedance.
[0052]
Further, a
[0053]
In the embodiment of FIG. 9, the
[0054]
In the embodiment of FIG. 10, one side surface of a porous member (not shown) is arranged so as to be parallel to the elastic wave generating means 66 arranged on the
[0055]
Further, in the above-described embodiment, the use of a flexural vibration type piezoelectric vibrator suppresses the increase in size of the cartridge, but a longitudinal vibration type piezoelectric vibrator can also be used. Furthermore, in the above-described embodiment, an elastic wave is transmitted and received by the same elastic wave generating means. As another embodiment, the remaining ink amount may be detected by using different elastic wave generating means for transmitting and receiving waves.
[0056]
FIG. 11 shows still another embodiment of the ink cartridge of the present invention. A plurality of elastic wave generating means 65 a, 65 b and 65 c are provided in the
[0057]
The width of the
[0058]
According to the present embodiment, the level of the mounting position of each of the elastic wave generating means 65a, 65b, and 65c depends on whether or not ink is present at each of the plurality of elastic wave generating means 65a, 65b, and 65c. , The arrival times of the reflected waves of the elastic waves to the respective elastic wave generating means 65a, 65b and 65c are different. Accordingly, by scanning each elastic wave generating means 65 and detecting arrival times of reflected waves of the elastic waves at the elastic wave generating means 65a, 65b and 65c, the respective elastic wave generating means 65a, 65b and 65c are mounted. The presence or absence of ink at the position level can be detected. Therefore, it is possible to detect the remaining amount of ink step by step. For example, when the ink liquid level is at a level between the elastic wave generating means 65b and the elastic wave generating means 65c, the elastic wave generating means 65c detects the absence of ink, while the elastic wave generating means 65b and 65a indicate that ink is present. To detect. By comprehensively evaluating these results, it can be seen that the ink liquid level is located between the elastic wave generating means 65b and the elastic wave generating means 65c.
[0059]
FIG. 12 shows a cross section of an embodiment of the ink jet recording apparatus of the present invention. FIG. 12A shows a cross section of only the ink jet recording apparatus. FIG. 12B shows a cross section when the
[0060]
FIG. 13 shows an embodiment of an ink cartridge suitable for the recording apparatus shown in FIG. FIG. 13A shows an embodiment of an ink cartridge for single color, for example, black ink. The
[0061]
The
[0062]
A
[0063]
In the case of the present embodiment as well, when the liquid level of the ink in the
[0064]
FIG. 13B shows an embodiment of an ink cartridge that contains a plurality of types of ink. The
[0065]
As shown in FIG. 12B, when the
[0066]
During the operation period of the recording apparatus, a drive signal is supplied to the elastic wave generating means 260 at a preset detection timing, for example, at a constant period. The elastic wave generated by the elastic wave generating means 260 is radiated from the
[0067]
Since the elastic wave generated by the elastic wave generating means 260 propagates in the ink liquid, the time for the reflected wave reflected on the liquid surface to reach the elastic wave generating means 260 depends on the density of the ink liquid and the liquid level of the ink. Change. Therefore, when the composition of the ink is constant, the arrival time of the reflected wave generated on the liquid surface depends only on the ink amount. Therefore, the amount of ink in the
[0068]
When the ink in the
[0069]
The arrival time of the reflected elastic wave generated by the elastic wave generating means 260 to the elastic wave generating means 260 is affected by the density of the ink stored in the
[0070]
FIG. 14 shows another embodiment of the
[0071]
Further, a
[0072]
The
[0073]
When the
[0074]
FIG. 15 shows still another embodiment of the
[0075]
The ink cartridge according to this embodiment is further provided with a
[0076]
The
[0077]
When the
[0078]
If the ink level is within the range of Δh2, the elastic wave generating means 260 ′ can detect the ink level. According to the ink cartridge of this embodiment, since there is a gap between the
[0079]
In the above-described embodiment, when detecting the remaining amount of ink based on the reflected wave on the liquid surface, the elastic wave is transmitted and received by the same elastic wave generating means 260 and 260 ′. The present invention is not limited to this. For example, as another embodiment, different elastic wave generating means 260 may be used for transmitting and receiving elastic waves.
[0080]
16 and 17 show details and an equivalent circuit of the
[0081]
The
[0082]
The
[0083]
The
[0084]
On the other hand, on the surface side of the
[0085]
Accordingly, the main part of the
[0086]
The
[0087]
The vibration region facing the piezoelectric element in the piezoelectric element and the
[0088]
As the material of the
[0089]
The
[0090]
The
[0091]
Here, the principle of the liquid level detection by the actuator will be described.
[0092]
In order to detect a change in the acoustic impedance of the medium, the impedance characteristic or admittance characteristic of the medium is measured. When measuring impedance characteristics or admittance characteristics, for example, a transmission circuit can be used. The transmission circuit applies a constant voltage to the medium, changes the frequency, and measures the current flowing through the medium. Alternatively, the transmission circuit supplies a constant current to the medium and changes the frequency to measure the voltage applied to the medium. A change in current value or voltage value measured by the transmission circuit indicates a change in acoustic impedance. In addition, a change in the frequency fm at which the current value or voltage value becomes maximum or minimum also indicates a change in acoustic impedance.
[0093]
Apart from the above method, the actuator can detect a change in the acoustic impedance of the liquid using a change only in the resonance frequency. When using the method of detecting the resonance frequency by measuring the counter electromotive force generated by the residual vibration remaining in the vibration part after the vibration part of the actuator vibrates as a method using the change in the acoustic impedance of the liquid, for example, A piezoelectric element can be used. The piezoelectric element is an element that generates a counter electromotive force due to residual vibration remaining in the vibration part of the actuator, and the magnitude of the counter electromotive force varies depending on the amplitude of the vibration part of the actuator. Therefore, detection is easier as the amplitude of the vibration part of the actuator is larger. In addition, the period in which the magnitude of the back electromotive force changes depends on the frequency of residual vibration in the vibration part of the actuator. Therefore, the frequency of the vibration part of the actuator corresponds to the frequency of the counter electromotive force. Here, the resonance frequency is a frequency in a resonance state between the vibration part of the actuator and the medium in contact with the vibration part.
[0094]
In order to obtain the resonance frequency fs, the waveform obtained by the back electromotive force measurement when the vibration part and the medium are in the resonance state is Fourier-transformed. The vibration of the actuator is not only deformed in one direction but is accompanied by various deformations such as deflection and extension, and therefore has various frequencies including the resonance frequency fs. Therefore, the resonance frequency fs is determined by Fourier-transforming the back electromotive force waveform when the piezoelectric element and the medium are in the resonance state and specifying the most dominant frequency component.
[0095]
The frequency fm is a frequency when the admittance of the medium is maximum or the impedance is minimum. Assuming the resonance frequency fs, the frequency fm causes a slight error with respect to the resonance frequency fs due to dielectric loss or mechanical loss of the medium. However, since it takes time to derive the resonance frequency fs from the actually measured frequency fm, the frequency fm is generally used instead of the resonance frequency. Here, by inputting the output of the
[0096]
A resonance specified by a method for measuring the frequency fm by measuring the impedance characteristic or admittance characteristic of the medium, and a method for measuring the resonance frequency fs by measuring the counter electromotive force generated by the residual vibration vibration in the vibration part of the actuator. Experiments have shown that there is little difference in frequency.
[0097]
The vibration region of the
[0098]
The
[0099]
Depending on the mounting position and mounting angle of the actuator on the liquid container, the liquid may adhere to the vibration area of the actuator even though the liquid level of the liquid in the liquid container is below the mounting position of the actuator. is there. When the actuator detects the presence or absence of liquid only by the presence or absence of liquid in the vibration region, the liquid attached to the vibration region of the actuator hinders accurate detection of the presence or absence of liquid. For example, when the liquid level is below the mounting position of the actuator, if the liquid container is swung due to the reciprocating movement of the carriage, etc. An erroneous determination is made that there is sufficient liquid in the liquid container. Therefore, conversely, even when the liquid remains there, by actively providing a cavity designed to accurately detect the presence or absence of the liquid, the liquid container oscillates and the liquid level undulates However, the malfunction of the actuator can be prevented. In this manner, malfunctions can be prevented by using an actuator having a cavity.
[0100]
As shown in FIG. 17E, the case where there is no liquid in the liquid container and the liquid in the liquid container remains in the
[0101]
Here, the operation and principle of detecting the state of the liquid in the liquid container from the resonance frequency of the medium and the vibrating portion of the
[0102]
The residual vibration is free vibration between the vibration part of the
[0103]
In general, the resonant frequency fs is
fs = 1 / (2 * π * (M * Cact) 1/2 (Formula 1)
It is represented by Here, M is the sum of the inertance Mact and the additional inertance M ′ of the vibration part. Cact is the compliance of the vibration part.
[0104]
FIG. 16C is a cross-sectional view of the
[0105]
Mact is obtained by dividing the product of the thickness of the vibration part and the density of the vibration part by the area of the vibration part. In more detail, as shown in FIG.
Mact = Mpzt + Melectrode1 + Melectrode2 + Mvib (Formula 2)
It is expressed. Here, Mpzt is obtained by dividing the product of the thickness of the
[0106]
FIGS. 17A, 17B, 17D, and 17F show equivalent circuits of the vibrating portion of the
[0107]
1 / Cact = (1 / Cpzt) + (1 / Celectrode1) + (1 / Celectrode2) + (1 / Cvib) (Formula 3)
From
[0108]
The compliance Cact represents a volume that can receive the medium by deformation when pressure is applied to the unit area of the vibration part. The compliance Cact may be said to represent the ease of deformation.
[0109]
FIG. 17C is a cross-sectional view of the
[0110]
M'max = (π * ρ / (2 * k Three )) * (2 * (2 * k * a) Three / (3 * π)) / (π * a 2 ) 2 (Formula 4)
(A is the radius of the vibration part, ρ is the density of the medium, and k is the wave number.)
[0111]
It is represented by Equation 4 is established when the vibration region of the
[0112]
Wave number k is
k = 2 * π * fact / c (Formula 5)
(Fact is the resonance frequency of the vibrating part when the liquid is not touching. C is the speed of sound propagating through the medium.)
[0113]
It is represented by
[0114]
FIG. 17D shows an equivalent circuit of the vibration part of the
[0115]
FIG. 17E is a cross-sectional view of the
[0116]
M ′ = ρ * t / S (Formula 6)
It can be expressed. t is the thickness of the medium involved in the vibration. S is the area of the vibration region of the
[0117]
Here, as shown in FIG. 17E, the liquid in the liquid container is consumed, and there is no liquid around the vibration region of the
[0118]
FIG. 17F shows the case of FIG. 17E in which the liquid in the liquid container is consumed and there is no liquid around the vibration region of the
[0119]
Here, the parameters related to the state of the medium are the density ρ of the medium and the thickness t of the medium in Equation 6. When the liquid is sufficiently stored in the liquid container, the liquid comes into contact with the vibrating portion of the
[0120]
M′cav = ρ * d / S (Formula 7)
It becomes.
[0121]
Even if the mediums are different types of liquid, the density ρ varies depending on the composition, so that the additional inertance M ′ changes and the resonance frequency fs also changes. Therefore, the type of liquid can be detected by specifying the resonance frequency fs.
When only one of ink or air is in contact with the vibrating portion of the
[0122]
FIG. 18A is a graph showing the relationship between the amount of ink in the ink tank and the resonance frequency fs of the ink and the vibration part. Here, ink will be described as an example of liquid. The vertical axis represents the resonance frequency fs, and the horizontal axis represents the ink amount. When the ink composition is constant, the resonance frequency fs increases as the remaining ink amount decreases.
[0123]
When ink is sufficiently stored in the ink container, and the ink is filled around the vibration region of the
[0124]
Further, by increasing or decreasing the vibration area of the
[0125]
A curve X in FIG. 18A shows the amount of ink stored in the ink tank and the ink and the ink when the
[0126]
More specifically, the case where the process in which ink is gradually consumed can be detected means that both liquid and gas having different densities exist in the vicinity of the vibration region of the
[0127]
M ′ = M′air + M′ink = ρair * tair / S + ρink * tink / S (Formula 8)
It becomes. Here, M′air is an inertance of air, and M′ink is an inertance of ink. ρair is the density of air, and ρink is the density of ink. tair is the thickness of air involved in vibration, and tink is the thickness of ink involved in vibration. Among the media involved in vibration around the vibration region of the
[0128]
In the case where the
[0129]
1 / M ′ = 1 / M′air + 1 / M′ink = Sair / (ρair * tair) + Sink / (ρink * tink) (Equation 9)
It becomes.
[0130]
[0131]
On the other hand, when the
[0132]
FIG. 18B shows the relationship between the ink density and the resonance frequency fs of the ink and the vibration part on the curve Y in FIG. Ink is used as an example of the liquid. As shown in FIG. 18B, when the ink density is increased, the additional inertance is increased, so that the resonance frequency fs is decreased. That is, the resonance frequency fs varies depending on the type of ink. Therefore, by measuring the resonance frequency fs, it is possible to confirm whether or not inks having different densities are mixed when refilling the ink.
[0133]
That is, it is possible to identify ink tanks containing different types of ink.
[0134]
Subsequently, the conditions under which the liquid state can be accurately detected when the size and shape of the cavity are set so that the liquid remains in the
[0135]
The resonance frequency fs is a function of the inertance M. The inertance M is the sum of the inertance Mact and the additional inertance M ′ of the vibration part. Here, the additional inertance M ′ is related to the liquid state. The additional inertance M ′ is an amount indicating that the mass of the vibration part is apparently increased by the action of the medium in the vicinity of the vibration part. That is, it means an increase in mass of the vibrating part due to apparent absorption of the medium by the vibration of the vibrating part.
[0136]
Therefore, when M′cav is larger than M′max in Equation 4, all the medium that apparently absorbs is the liquid remaining in the
[0137]
On the other hand, when M′cav is smaller than M′max in Equation 4, the medium that apparently absorbs is the liquid remaining in the
[0138]
That is, when the liquid in the liquid container is empty and the liquid remains in the
[0139]
Here, M′cav is the mass of the liquid having a volume approximately equal to the volume of the
[0140]
M'max> ρ * d / πa 2 (Formula 10)
It is. Expanding
[0141]
a / d> 3 * π / 8 (Formula 11)
This condition is required.
[0142]
Therefore, if the
[0143]
Since the additional inertance M ′ also affects the acoustic impedance characteristics, it can be said that the method of measuring the counter electromotive force generated in the
[0144]
Further, according to this embodiment, the back electromotive force generated in the
[0145]
FIGS. 19A and 19B show a residual vibration waveform of the
[0146]
In the example shown in FIGS. 19A and 19B, the presence or absence of ink is detected by measuring the time during which four pulses from the fourth pulse to the eighth pulse of the analog signal occur.
[0147]
More specifically, after the
[0148]
FIG. 19A shows a waveform when the ink liquid level is higher than the mounting position level of the
[0149]
For example, when the ink quality is stable and the fluctuation of the peak amplitude is small, the resonance frequency may be obtained by detecting the time from the 4th count to the 6th count in order to increase the detection speed. . When the ink quality is unstable and the fluctuation of the pulse amplitude is large, the time from the 4th count to the 12th count may be detected in order to accurately detect the residual vibration.
[0150]
As another example, the wave number of the voltage waveform of the back electromotive force within a predetermined period may be counted (not shown). The resonance frequency can also be obtained by this method. More specifically, after the
[0151]
Further, as can be seen by comparing FIG. 19A and FIG. 19B, the amplitude of the back electromotive force waveform between when the ink is filled in the ink cartridge and when the ink is not inside the ink cartridge. Is different. Therefore, the ink consumption state in the ink cartridge may be detected by measuring the amplitude of the counter electromotive force waveform without obtaining the resonance frequency. More specifically, for example, a reference voltage is set between the peak of the counter electromotive force waveform in FIG. 19A and the peak of the counter electromotive force waveform in FIG. After the
[0152]
FIG. 20 shows a method for manufacturing the
[0153]
The
[0154]
A plurality of (four in the example of FIG. 20)
[0155]
FIG. 21 shows a cross section of a part of the
[0156]
FIG. 22 shows a cross section of the
[0157]
FIG. 23 shows a manufacturing method of the
[0158]
If the
[0159]
FIG. 24 is a cross-sectional view of an embodiment of an ink cartridge for single color, for example, black ink to which the present invention is applied. The ink cartridge in FIG. 24 includes an
[0160]
A
[0161]
Further, the width of the gap between the
[0162]
Further, the
[0163]
Conversely, the pore diameter of the
[0164]
For example, the pore diameter of the
[0165]
In FIG. 24, the
[0166]
FIG. 25A is a cross-sectional view of the bottom of the ink cartridge according to the present embodiment. The ink cartridge of the present embodiment has a through
[0167]
FIG. 25B shows a detailed cross section of the
[0168]
FIG. 25C shows a plan view of the
[0169]
In the ink cartridge according to this embodiment, a
[0170]
FIG. 26 is a perspective view of an embodiment of an ink cartridge that accommodates a plurality of types of ink different from the embodiment of FIG. 2, as viewed from the back side. The container 8 is divided into three
[0171]
FIG. 27 is a cross-sectional view showing an embodiment of a main part of an ink jet recording apparatus suitable for the ink cartridge shown in FIG. 24 and FIG. The
[0172]
By disposing the
[0173]
FIG. 28 is a cross-sectional view of another embodiment of the sub tank unit. In FIG. 28, the
[0174]
According to the embodiment of FIG. 28, the
[0175]
When the
[0176]
29 and 30 show still other embodiments of the ink cartridge of the present invention. In the embodiment shown in FIG. 29, the
[0177]
According to the embodiment shown in FIGS. 29 and 30, when ink is consumed and a part of the
[0178]
In this embodiment, a
[0179]
In the embodiment of FIG. 29, the
[0180]
In order to suppress ink ripples and bubbles as much as possible, it is not preferable that there is a gap between the
[0181]
Further, in the embodiment of FIG. 30, one side surface of the porous member (not shown) is arranged so as to be parallel to the
[0182]
FIG. 31 shows still another embodiment of the ink cartridge of the present invention. A plurality of
[0183]
According to the present embodiment, the
[0184]
FIG. 32 shows still another embodiment of the ink cartridge of the present invention. In the ink cartridge shown in FIG. 32A,
[0185]
32A and 32B, the capillary force acting on the
[0186]
When the ink in the
[0187]
In FIG. 32B, a capillary force acts on the
[0188]
Further, the capillary force acting on the
[0189]
FIG. 33 shows another embodiment of the through
[0190]
According to the shape of the through
[0191]
Further, in the ink cartridge according to this embodiment, a porous member (not shown in FIG. 33) is provided in the vicinity of the through
[0192]
FIG. 34 is a perspective view showing another embodiment of the actuator. The
[0193]
FIGS. 35A and 35B are perspective views showing still another embodiment of the actuator. In the present embodiment, the
[0194]
FIG. 36 is a perspective view showing a configuration in which the
[0195]
FIG. 37 is an exploded view showing the configuration of the
[0196]
The
[0197]
The area of the
[0198]
FIG. 38 is a perspective view showing another embodiment of the module body. In the
[0199]
39 is an exploded perspective view showing the configuration of the
[0200]
According to the present embodiment, the
[0201]
The area of the through
[0202]
FIG. 40 shows still another embodiment of the module body. Similar to the
[0203]
The tip of the
[0204]
The
[0205]
41 is a cross-sectional view of the vicinity of the bottom of the ink container when the
[0206]
FIG. 42A shows a cross-sectional view of the ink container when the module body 700B is mounted on the
[0207]
In the module body 700B of FIG. 42A, the lead wires shown in FIGS. 36 to 40 need not be embedded in the module body. Therefore, the molding process is simplified. Furthermore, the module body 700B can be replaced and recycled.
[0208]
When the ink cartridge is shaken, the ink adheres to the upper surface or the side surface of the
[0209]
42A, only a part of the
[0210]
FIG. 42B shows a cross-sectional view of an ink container as an example when the
[0211]
Note that the
[0212]
FIG. 42C shows an embodiment including a
[0213]
The
[0214]
Further, a porous member (not shown) is provided in the vicinity of the
[0215]
FIG. 43 shows an embodiment of an ink cartridge and an ink jet recording apparatus using the
[0216]
FIG. 44 shows details of the vicinity of the head portion of the ink jet recording apparatus. The ink jet recording apparatus includes an
[0217]
FIG. 45 shows another embodiment of the
[0218]
Further, by providing the
[0219]
FIG. 46 shows still another embodiment of the
[0220]
[0221]
Further, a
[0222]
The
[0223]
FIG. 47 shows still another embodiment of the
[0224]
In the
[0225]
The
[0226]
Further, in FIGS. 47A, 47B, and 47C, a
[0227]
FIG. 48 shows still another embodiment of the
[0228]
The
[0229]
Further, in FIG. 48A, a
[0230]
FIG. 48B shows an
[0231]
FIG. 49 is a cross-sectional view showing an
[0232]
On the other hand, in the
[0233]
FIG. 50 shows still another embodiment of the ink cartridge using the
[0234]
A
[0235]
The
[0236]
As described above, the ink cartridge mounted on the carriage is separated from the carriage, and the ink cartridge or the
[0237]
As mentioned above, although this invention was demonstrated using embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the range as described in the said embodiment. Various changes or improvements can be added to the above embodiment. It is apparent from the description of the scope of claims that embodiments with such changes or improvements can be included in the technical scope of the present invention.
[0238]
【The invention's effect】
The liquid container according to the present invention can accurately detect the remaining amount of liquid and can eliminate the need for a complicated seal structure.
[0239]
The liquid container according to the present invention has a small number of liquid container manufacturing steps and low manufacturing costs, and can accurately detect the amount of liquid consumed in the liquid container regardless of the type of liquid.
[0240]
The liquid container according to the present invention prevents bubbles from being generated by the liquid in the liquid container, and even if bubbles are generated, the bubbles do not adhere to a device that directly detects the amount of liquid consumption.
[0241]
The liquid container according to the present invention provides a liquid container by preventing the liquid from remaining in the cavity after the liquid in the liquid container has been consumed or by reducing the amount of liquid remaining in the cavity. It is possible to prevent erroneous detection of the amount of liquid inside.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an embodiment of an ink cartridge for a single color, for example, black ink.
FIG. 2 is a diagram illustrating an embodiment of an ink cartridge that stores a plurality of types of ink.
3 is a diagram showing an embodiment of an ink jet recording apparatus suitable for the ink cartridge shown in FIGS. 1 and 2. FIG.
4 is a diagram showing a detailed cross section of a
FIG. 5 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
6 is a view showing a method for manufacturing the elastic wave generating means 3, 15, 16, and 17. FIG.
7 is a view showing another embodiment of the elastic wave generating means 3 shown in FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a view showing another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 9 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 10 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 11 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 12 is a view showing a cross section of an embodiment of the ink jet recording apparatus of the present invention.
13 is a diagram showing an embodiment of an ink cartridge suitable for the recording apparatus shown in FIG.
FIG. 14 is a view showing another embodiment of the
FIG. 15 is a view showing still another embodiment of the
16 is a view showing details of the
FIG. 17 is a diagram showing the periphery of an actuator and its equivalent circuit.
FIG. 18 is a diagram illustrating a relationship between ink density and ink resonance frequency detected by an actuator.
19 is a diagram showing a back electromotive force waveform of the
20 is a diagram showing another embodiment of the
21 is a view showing a cross section of a part of the actuator shown in FIG.
22 is a diagram showing a cross section of the
23 is a diagram showing a method of manufacturing the
FIG. 24 is a diagram illustrating an embodiment of an ink cartridge for a single color, for example, black ink.
FIG. 25 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 26 is a diagram illustrating an embodiment of an ink cartridge that stores a plurality of types of ink.
27 is a diagram showing an embodiment of an ink jet recording apparatus suitable for the ink cartridge shown in FIGS. 24 and 26. FIG.
FIG. 28 is a diagram showing a detailed cross section of a
FIG. 29 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 30 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 31 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 32 is a view showing still another embodiment of the ink cartridge of the present invention.
FIG. 33 is a diagram showing another embodiment of the through
FIG. 34 is a diagram showing another embodiment of the
FIG. 35 is a view showing still another embodiment of the
36 is a perspective view showing the
37 is an exploded view showing a configuration of the
38 is a diagram showing another embodiment of the
39 is an exploded view showing a configuration of the
40 is a view showing still another embodiment of the
41 is a diagram showing an example of a cross section in which the
42 is a view showing still another embodiment of the
43 is a diagram showing an embodiment of an ink cartridge and an ink jet recording apparatus using the actuator shown in FIG.
FIG. 44 is a diagram illustrating details of the ink jet recording apparatus.
45 is a view showing another embodiment of the
46 is a view showing still another embodiment of the
FIG. 47 is a view showing still another embodiment of the
48 is a view showing still another embodiment of the
FIG. 49 is a view showing another embodiment of the
50 is a view showing still another embodiment of an ink cartridge using the
[Explanation of symbols]
1 ... Container
1b ... sidewall
1c, 40a ... through hole
1d, side
1e, 1f ... stepped portion
1g, 1h ... groove
2 ... Ink supply port
3, 15, 16, 17, 41, 42, 43, 44, 65, 66, 70 ... elastic wave generating means
4 ... Packing
5 ... Spring
6 ... Valve
7: Semiconductor memory means
8 ... Container
8a ... Bottom
9, 10, 11 ... ink chamber
12, 13, 14 ... ink supply port
20: Fixed substrate
21, 23... Conductive material layer
21a, 23a ... connection terminals
22 ... Green sheet
30 ... carriage
31 ... Recording head
32 ... Ink supply needle
33 ... Sub tank unit
34 ... Ink chamber
35 ... Ink supply path
36 ... Membrane valve
37 ... Filter
38 ... Valve
67 ... Plate material
68 ... float
71 ... Adhesive layer
72, 80, 178 ... substrate
73, 82, piezoelectric diaphragm
74, 75 ... Ink absorber
76 ... packing
77 ... Caulking hole
81 ... recess
100, 400, 500, 700... Module
102: Base part
104,362 ... lead wire
106,650,660,670 ... actuator
108 ... Film
110 ... Plate
112 ... cavity
113 ... recess
114 ... opening
116 ... Cylinder part
160 ... piezoelectric layer
162, 370 ... cavity
164 ... Upper electrode
166 ... Lower electrode
168 ... Upper electrode terminal
170 ... Lower electrode terminal
172 ... Auxiliary electrode
174 ... Piezoelectric element
176 ... Diaphragm
180... Ink cartridge
181 ... Air supply port
182 ... Ink introduction part
183: Ink inlet
184 ... Valve part
185 ... Air inlet
186 ... Head plate
187 ... Ink supply port
188 ... Nozzle plate
189 ... Switching valve
190 ... Nozzle
192 ... wave barrier
194: Ink container
194a ... Bottom
194b ... sidewall
194c ... Upper surface
212 ... partition wall
213, 213a, 213b ... accommodating chamber
214 ... Buffer
216, 216a, 216b ... porous member
220: Ink cartridge
222... First partition
224 ... second partition
225a ... first accommodation room
225b ... Second accommodation chamber
227 ... Capillary passage
228 ... Check valve
230: Ink supply port
232 ... Valve
232a ... Feather
233 ... Vent hole
235 ... Spring
242 ... Porous member
250 ... carriage
252... Recording head
254 ... Ink supply needle
256 ... Sub tank unit
258, 258 '... convex part
260, 260 '... elastic wave generating means
262 ... Ink chamber
264 ... Ink supply path
266 ... Membrane valve
268 ... Filter
270 ... Valve
272 ... Ink cartridge
274 ... Container
274a ... Bottom
274b ... Side
276: Ink supply port
278 ... recess
280, 280 '... Gelling material
282 ... Packing
284 ... Spring
286 ... Valve body
288 ... Semiconductor memory means
290 ... Container
290a ... Bottom
292, 294, 296 ... Ink chamber
298, 300, 302 ... ink supply port
304, 306, 308 ... Gelling material
310, 312, 314 ... concave portion
316 ... Plate material
318 ... float
350 ... Mounting plate
360 ... base part
364 ... Mold part
370 ... cavity
372 ... Sealing structure
402, 502 ... Base
403 ... Column base
404, 504 ... Lead wire
408, 508 ... Film
410, 510... Plate
413, 513 ... concave portion
414, 514 ... opening
600 ... Mounting structure
606 ... Actuator
610 ... Substrate
612 ... Terminal
940, 941 ... Green sheet
942, 944... Conductive layer
944 '... connection part
947, 948 ... auxiliary conductive layer
Δh1, Δh2 ... Change in liquid level
K ... ink
Claims (7)
前記多孔質部材に作用する毛細管力は、前記液体を保持できる程度の毛細管力より小さいことを特徴とする液体容器。A container for storing a liquid; a liquid supply port for supplying the liquid from the container; a piezoelectric device for detecting a consumption state of the liquid in the container; and a porous disposed in the container in the vicinity of the piezoelectric device. A material member,
A liquid container, wherein a capillary force acting on the porous member is smaller than a capillary force capable of holding the liquid.
前記圧電装置は、前記取付構造体として前記容器に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の液体容器。The piezoelectric device is included in an attachment structure for attaching the piezoelectric device to the container,
The liquid container according to claim 1, wherein the piezoelectric device is attached to the container as the attachment structure.
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