JP3892373B2 - ロッカーアーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関において、シリンダヘッドに設けられたバルブをカムの揺動によって開閉させるロッカーアームに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のロッカーアームとして、精密鋳造品のものやプレス加工により安価で軽量化したもの等が開発されており、特に横断面形状を略U字状にプレス加工したロッカーアームが主流となっている。プレス加工したロッカーアームには、ねじ固定タイプと当接タイプとがある。ねじ固定タイプは、図12に示すようにロッカーアーム本体34のピボット部にねじ孔42を加工し、このねじ孔42にピボット部品37の雄ねじ部37aを取付けてナット43で固定した形式のものである。図示は省略するが、当接タイプは、ロッカーアーム本体のピボット部を、ピボット先端の球面状の当接部が揺動自在に嵌まり合う球面状の凹部としたものである。これらねじ固定タイプおよび当接タイプのいずれも、ピボット部は荷重が負荷される部位であるから、強度計算等を行い、ねじ孔42の径や当接部寸法が決定される。図13は、ねじ固定タイプのロッカーアームで、そのねじ孔近傍の連結壁36を他の部分の板厚より厚くしてピボット部の強度を強めた例を示す。
【0003】
これらの各ピボット部は、図12のように一対の対向側壁35を繋ぐ連結壁36の外側面平坦部に設けられるが、プレス加工によるロッカーアームでは、対向側壁35と連結壁36の外径側のチャンファ曲率半径Rは、板厚以上の寸法となる。例えば、対向側壁35と連結壁36の接続部の内径側が直角(曲率半径0)の場合でも、板厚が3mmの場合には外径側のチャンファ曲率半径Rは3mm以上となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、プレス加工によるロッカーアームにおいて、上記したように連結壁36にピボット部を設ける場合、所要の連結壁平坦部および外径側チャンファが得られるようなロッカーアーム幅が必要になる。すなわち、例えば図12のようなねじ固定タイプでは、走行中の振動やエンジン振動で、ピボット部品37の雄ねじ部37aに螺合させたナット43が緩んでしまわないことが必要で、そのために連結壁36の平坦部幅寸法L2はナット43の径寸法よりも大きくする必要がある。精密鋳造品のロッカーアームでは、外径チャンファの半径Rを小さくすることは容易であるが、プレス加工によるロッカーアームでは容易でなく、所要の連結壁平坦部を確保しようとすると、精密鋳造品の場合に比べてアーム幅が広くなってしまい、プレス加工によるコンパクト化や軽量化への寄与率が低下する。
【0005】
この発明の目的は、このような課題を解消し、プレス加工による場合にも、必要な外面平坦部の横幅寸法を確保しながら、アーム幅を小さくでき、コンパクト化および軽量化に寄与できるロッカーアームを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明における第1の発明のロッカーアームは、カムにより揺動駆動されて内燃機関のバルブを動作させるロッカーアームにおいて、エンドピボットタイプに適用したものである。
このロッカーアームは、一対の対向側壁とこれら対向側壁を繋ぐ連結壁とでなる略U字状の横断面形状に1枚の板材から折り曲げられたアーム本体を有し、このアーム本体は、長手方向の中間に上記カムに転接するローラが取付けられ、一端に上記バルブに作用するバルブ作用部を有し、他端の上記連結壁の部分に、ピボット部品が雄ねじ部で取付けられるねじ孔を有する。このねじ孔近傍の上記連結壁と対向側壁とが成す外面側の角部が、曲げ加工で生じた断面円弧状のチャンファの半径が小さくなるように塑性加工された塑性加工部分とされる。
上記ねじ孔近傍の対向側壁の対向面に、上記ピボット部品またはバルブ作用部品の上記雄ねじ部に螺合する部分ねじを、上記ねじ孔に続けて形成する。板金プレス製のアーム本体では、軽量化のために板厚が薄くされるため、ピボット部品やバルブ作用部品の雄ねじ部を螺合させるねじ孔の深さを十分に得ることが難しい。しかし、上記のように、略U字状のアーム本体における対向側壁にも部分ねじを設けることにより、ピボット部品やバルブ作用部品の雄ねじ部をアーム本体の連結壁のねじ孔から部分ねじにわたって螺合させることができ、対向側壁の部分もピボット部品やバルブ作用部品の取付用の雌ねじに利用できる。そのため、螺合の強度が確保されると共に、アーム本体の幅寸法をより狭くでき、ロッカーアームのコンパクト化および軽量化をより促進することができる。
このように外面側の角部を塑性加工部分とすると、同じ幅寸法のアーム本体であっても、ねじ孔近傍の連結壁の外面平坦部の幅寸法をより大きくできる。そのため、ピボット部としての所要の強度を確保して、なおかつアーム本体の幅を狭くでき、コンパクトで軽量のロッカーアームとすることができる。また、荷重が負荷されたときに、両側の対向側壁が開く方向に力が掛かるが、塑性加工で外面側のチャンファの曲率半径を小さくすれば、対向側壁が開き難くなって強度が増し、ロッカーアームの変形を小さくすることができる。なお、外面側のチャンファを小さくするのは塑性加工によるため、機械加工と違って短時間で済み、アーム本体の略U字状の折り曲げ工程に続き、ライン上の工程が一つ増えるだけであり、生産性の低下は回避することができる。
【0007】
この発明における第2の発明のロッカーアームは、カムにより揺動駆動されて内燃機関のバルブを動作させるロッカーアームにおいて、センターピボットタイプに適用したものである。
このロッカーアームは、一対の対向側壁とこれら対向側壁を繋ぐ連結壁とでなる略U字状の横断面形状に1枚の板材から折り曲げられたアーム本体を有し、このアーム本体は、長手方向の中間に揺動支点部を有し、一端に上記カムに転接するローラが取付けられ、他端の上記連結壁の部分に、バルブ作用部品が雄ねじ部で取付けられるねじ孔を有する。このねじ孔近傍の上記連結壁と対向側壁とがなす外面側の角部が、曲げ加工で生じた断面円弧状のチャンファの半径が小さくなるように塑性加工された塑性加工部分とされる。上記ねじ孔近傍の対向側壁の対向面に、上記ピボット部品またはバルブ作用部品の上記雄ねじ部に螺合する部分ねじを、上記ねじ孔に続けて形成する。
この構成も場合も、外面側の角部を塑性加工部分としたことにより、同じ幅寸法のアーム本体であっても、ねじ孔近傍の連結壁の外面平坦部の幅寸法をより大きくできる。そのため、バルブ作用部としての所要の強度を確保して、なおかつアーム本体の幅を狭くでき、コンパクトで軽量のロッカーアームとすることができる。
ねじ孔近傍の対向側壁の対向面に、上記ピボット部品またはバルブ作用部品の上記雄ねじ部に螺合する部分ねじを、上記ねじ孔に続けて形成するので、ピボット部品やバルブ作用部品の雄ねじ部をアーム本体の連結壁のねじ孔から部分ねじにわたって螺合させることができ、対向側壁の部分もピボット部品やバルブ作用部品の取付用の雌ねじに利用できる。そのため、螺合の強度が確保されると共に、アーム本体の幅寸法をより狭くでき、ロッカーアームのコンパクト化および軽量化をより促進することができる。
【0009】
この発明における第1ないし第3の発明のいずれにおいても、上記連結壁と対向側壁とが成す外面側角部のチャンファの曲率半径を、アーム本体の板厚未満とすることが好ましい。より好ましくは、上記チャンファの曲率半径を、アーム本体の板厚の70%以下とする。
外面側角部のチャンファの曲率半径が板厚よりも大きいと、連結壁の外面平坦部の幅寸法を広げる効果を十分に得ることが難しい。板厚の70%以下とすると、外面平坦部の広がりによる効果が満足できる。
【0010】
この発明において、第1および第2の発明のいずれにおいても、上記連結壁における上記ねじ孔が形成された部分の両側の塑性加工部分間で形成される外面平坦部の横幅寸法を、上記ピボット部品またはバルブ作用部品に螺合するナットの外径と略同等としても良い。外面平坦部の横幅寸法がナット外径と略同等であると、ナットによる締め付け確実の効果が得られる。また、外面平坦部の横幅寸法がナット外径と略同等であると、アーム本体の幅を必要最小限とでき、よりコンパクトで軽量のロッカーアームとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の参考提案例を図1ないし図4と共に説明する。このロッカーアーム1は、内燃機関に装備され、カム2により揺動駆動されてシリンダヘッドのバルブ3を動作させるものである。このロッカーアーム1はプレス加工品からなり、一端でピボット受け座26により揺動自在に支持されるエンドピボットタイプとされている。ロッカーアーム1のアーム本体4は、上記一端にピボット部品となるアジャストねじ7が取付けられ、アジャストねじ7は、雄ねじ部7aの先端に、上記ピボット受け座26に支持されるピボット部7bが設けられている。ピボット部7bは球面状とされている。アーム本体4の他端には、上記バルブ3の昇降自在な操作軸部3aに当接するバルブ作用部8が設けられ、長さ方向の中間に、カム2に転接するローラ10が取付けられている。バルブ3の操作軸部3aは、下端に弁体(図示せず)が設けられたものであり、バルブスプリング3bにより上昇付勢されている。
【0012】
アーム本体4は、図2に示すように、一対の平行な対向側壁5と、これら対向側壁5の上縁を繋ぐ連結壁6とでなる略U字状の横断面形状に、1枚の鋼板等の板金からプレス加工により折り曲げられて成形されたものである。連結壁6は上面側、つまりバルブ3とは反対側とされている。換言すれば、アーム本体4は略逆U字状の横断面形状とされている。アーム本体4の側面形状は、この実施形態では略直線状としてあるが、例えばへ字状の曲がり形状であっても良い。アーム本体4の連結壁6は、長手方向の中間部分を除く残り範囲に設けられ、中間部分は、ローラ10の一部が突出する窓11に形成されている。この窓11よりも一端側の部分が、アジャストねじ取付部9となり、他端側の部分が上記バルブ作用部8となる。
【0013】
連結壁6のアジャストねじ取付部9となる部分には、アジャストねじ7の取付用のねじ孔12が設けられ、このねじ孔12にアジャストねじ7の雄ねじ部7aが、上方に突出するようにねじ込まれている。アジャストねじ7は、ねじ孔12から突出した部分にナット13を締め込むことでアーム本体4に固定されている。
【0014】
図1におけるローラ10は、アーム本体4の対向側壁5に設けたローラ支持孔16に、支軸19を介して回転自在に支持されている。支軸19は、両端がローラ支持孔16に嵌合して固定される。
ローラ10は、例えば図3(A)に示すように内側ローラ10aと外側ローラ10bとの2重構造とされ、内側ローラ10aの内径面と支軸19との接触面、および内側ローラ10aの外径面と外側ローラ10bの内径面との摺動面が、それぞれ滑り接触する軸受面とされる。ローラ10は、この他に、図3(B)に示すように、転がり軸受の外輪からなるものであってもよい。同図の例では、ローラ10の内径面と支軸19との間に、ころからなる転動体20を介在させたころ軸受としてある。ローラ10について、図3(A)はダブルローラタイプ、同図(B)は転がりタイプであるが、滑り接触の場合に、図3(C)に示すように、ローラ10が単一部品からなるシングルローラタイプとしても良い。
【0015】
図1,図2におけるアーム本体4の材質例を示すと、肌焼鋼(例えばSCM415)等の鋼材であって、浸炭焼入後に焼き戻したものとされる。有効硬化深さは、例えば0.4〜1.5mmであり、好ましくは0.4〜0.9mmである。
【0016】
アーム本体4におけるねじ孔12近傍の上記連結壁6と対向側壁5とが成す外面側の角部は、曲げ加工で図4(A)のように生じた断面円弧状のチャンファの曲率半径Rが小さくなるように塑性加工された塑性加工部分4aとされている。この塑性加工は、潰し加工等の押圧加工とされる。いわゆる面押し加工であっても良い。例えば、図4(A)のように対向側壁5を曲げ加工した後に、図4(B)に矢印Pで示すように対向側壁5の下端側を連結壁6側に向けて押圧することにより、連結壁6と対向側壁5とが成す外面側の角部は、そのチャンファの曲率半径Rが小さくなるように塑性加工される。これにより、この実施形態では、前記外面側角部のチャンファの曲率半径Rが、アーム本体4の板厚未満、具体的にはアーム本体4の板厚の70%以下とされている。
【0017】
この構成のロッカーアーム1によると、外面側の角部を塑性加工部分4aとしたため、同じ幅寸法のアーム本体4であっても、ねじ孔12近傍の連結壁6の外面平坦部の横幅寸法L1をより大きくできる。そのため、アジャストねじ取付部9としての所要の強度を確保して、なおかつアーム本体4の幅を狭くでき、コンパクトで軽量のロッカーアーム1とすることができる。また、荷重が負荷されたときに、両側の対向側壁5が開く方向に力が掛かるが、塑性加工で外面側のチャンファの曲率半径Rを小さくしているため、対向側壁5が開き難くなって強度が増し、ロッカーアーム1の変形を小さくすることができる。なお、塑性加工によって外面平坦部の幅寸法L1の幅寸法を広げるため、機械加工と違って短時間で済み、アーム本体4の略U字状の折り曲げ工程に続いてライン上の工程が一つ増えるだけとなり、生産性の低下を回避することが可能である。
横幅寸法L1は、例えばナット13の外径と略同等とする。外面平坦部の横幅寸法がナット外径と略同等であると、ナット13による締め付け確実の効果が得られる。また、外面平坦部の横幅寸法がナット外径と略同等であると、アーム本体の幅を必要最小限とでき、よりコンパクトで軽量のロッカーアーム1とすることができる。
【0018】
図5はこの発明の一実施形態を示す。この実施形態は、図1ないし図4に示す参考提案例において、連結壁6の板厚を、アーム本体4の他の部分の板厚より厚くしたものである。その他の構成は前記参考提案例の場合と同様である。
【0019】
このように、連結壁6の板厚をアーム本体4の他の部分の板厚より厚くした場合は、アーム本体4の幅をさらに狭くしても、ピボット用のアジャストねじ取付部9としての所要の強度を確保できるので、さらにコンパクトで軽量のロッカーアーム1とすることができる。
【0020】
図6および図7は、さらに他の実施形態を示す。この実施形態は、図1ないし図4に示す参考提案例において、アーム本体4のねじ孔12の近傍における両側の対向側壁5の対向面に、アジャストねじ7の雄ねじ部7aを螺合する部分ねじ12bを、ねじ孔12に続けて形成したものである。アーム本体4は、少なくとも、ねじ孔12の近傍部分における両側の対向側壁5間の寸法Lを、ねじ孔12の孔径よりも狭くなる寸法としてある。アジャストねじ7は、アーム本体4のねじ孔12および部分ねじ12bからなる雌ねじ部にねじ込んでいる。この実施形態におけるその他の構成は参考提案例と同じである。
【0021】
このように部分ねじ12bを対向して形成した場合、アジャストねじ7をアーム本体4の連結壁6のねじ孔12から上記部分ねじ12bにわたって螺合させることができ、対向側壁5の部分もアジャストねじ7の取付用の雌ねじに利用できる。そのため、螺合の強度が確保されると共に、アーム本体4の外面平坦部横幅寸法L1をよりを狭くでき、ロッカーアーム1のコンパクト化および軽量化をより促進することができる。
【0022】
図8,図9は、第2の発明に対応する実施形態を示す。この実施形態は、センターピボットタイプに適用した例を示す。このロッカーアーム1Aも、内燃機関に装備され、カム2Aにより揺動駆動されてシリンダヘッドのバルブ3Aを動作させるものであり、プレス加工品からなる。この例では、アジャストねじ7Aは、ピボット部品ではなくバルブ作用部品とされている。アーム本体4Aは、長手方向の中間で支軸24により揺動自在に支持され、一端にバルブ作用部品となるアジャストねじ7Aが取付けられ、他端にカム2Aに転接するローラ10Aが取付けられている。アジャストねじ7Aは、雄ねじ部7Aaの先端にバルブ作用部7Abが設けられている。バルブ作用部7Abは球面状とされている。バルブ3Aは、昇降自在な操作軸部3Aaの先端に、バルブ作用部7Abを受ける受け部3Acを有している。操作軸部3Aaは、下端に弁体(図示せず)が設けられたものであり、バルブスプリング3Abにより上昇付勢されている。
【0023】
アーム本体4Aは、図9に示すように、一対の平行な対向側壁5Aと、これら対向側壁5Aの上縁を繋ぐ連結壁6Aとでなる略U字状の横断面形状に、1枚の鋼板等の板金からプレス加工により折り曲げて成形されたものである。連結壁6Aは上面側、つまりバルブ3Aとは反対側とされている。アーム本体4Aの側面形状は、この実施形態では略直線状としてあるが、例えばヘ字状の曲がり形状であっても良い。アーム本体4Aの連結壁6Aは、ローラ10Aの取付側端を除き、残りの略全長にわたって設けられている。アーム本体4Aの両側の対向側壁5Aに揺動支点孔22が設けられ、両側の揺動支点孔22にわたり、ブッシュ25を介して支軸24が嵌合する。ローラ10Aは、アーム本体4Aの対向側壁5Aに設けたローラ支持孔16Aに、支軸19Aを介して回転自在に支持されている。支軸19Aは、両端がローラ支持孔16Aに嵌合して固定される。ローラ10Aは、例えば図3(A)〜(C)と共に前述した各種の構成のものを採用できる。
【0024】
連結壁6Aのアジャストねじ取付部9Aとなる部分には、ねじ孔12Aが設けられ、このねじ孔12Aにアジャストねじ7Aの雄ねじ部7Aaが、上方に突出するようにねじ込まれている。アジャストねじ7Aは、ねじ孔12Aから突出した部分にナット13がねじ込まれることで、アーム本体4Aに固定されている。
【0025】
アーム本体4Aのねじ孔12Aの近傍における両側の対向側壁5Aの対向面には、アジャストねじ7Aの雄ねじ部7Aaを螺合する部分ねじ12Abが、ねじ孔12Aに続けて形成されている。アーム本体4Aは、少なくとも、ねじ孔12Aの近傍部分における両側の対向側壁5A間の寸法LA を、ねじ孔12Aの形成側の端部を幅狭部分4Abに加工し、その幅狭部分4Abにねじ孔12Aおよび部分ねじ12Abを設けている。なお、アーム本体4Aは、局部的な幅狭部分4Abを形成する代わりに、全長にわたって幅狭部分4Abと同じ幅としても良い。アジャストねじ7Aは、アーム本体4Aのねじ孔12Aおよび部分ねじ12Abからなる雌ねじ部にねじ込み、アーム本体4Aよりも上方に突出した雄ねじ部7Abに、ナット13をねじ込んでいる。なお、部分ねじ12Abは必ずしも設けなくても良い。
【0026】
この構成のロッカーアーム1Aの場合も、外面側の角部を塑性加工部分4aとしたことにより、同じ幅寸法のアーム本体4Aであっても、ねじ孔12A近傍の連結壁6Aの外面平坦部の幅寸法をより大きくできる。そのため、バルブ作用部品の取付けられるアジャストねじ取付部9Aとしての所要の強度を確保して、なおかつアーム本体4Aの幅を狭くでき、コンパクトで軽量のロッカーアーム1Aとすることができる。この実施形態におけるその他の構成,効果は第1の実施形態と同じである。
【0027】
図10,図11は、第3の発明に対応する実施形態を示す。この実施形態は、別のエンドピボットタイプに適用したロッカーアームの例を示す。このロッカーアーム1Bも、内燃機関に装備され、カム2Bにより揺動駆動されてシリンダヘッドのバルブ3Bを動作させるものであり、プレス加工品からなる。ロッカーアーム1Bのアーム本体4Bは、一端がピボット当接部14とされてピボット支点体15により揺動自在に支持される。ピボット支点体15は上端が球面状とされ、アーム本体4Bのピボット当接部14に摺動自在に嵌合している。ピボット当接部14は、上方に凹んだ球面状とされている。アーム本体4Bの他端には、上記バルブ3Bの昇降自在な操作軸部3Baに当接するバルブ作用部8Bが設けられ、長さ方向の中間に、カム2Bに転接するローラ10Bが取付けられている。ローラ10Bは、アーム本体4Bの対向側壁6Bに設けたローラ支持孔16Bに、支軸19Bを介して回転自在に支持されている。支軸19Bは、両端がローラ支持孔16Bに嵌合して固定される。ローラ10Bは、例えば図3(A)〜(C)と共に前述した各種の構成のものを採用できる。バルブ3Bの操作軸部3Baは、下端に弁体(図示せず)が設けられたものであり、バルブスプリング3Bbにより上昇付勢されている。
【0028】
アーム本体4Bは、図11に示すように、一対の平行な対向側壁5Bと、これら対向側壁5Bの下縁を繋ぐ連結壁6Bとでなる略U字状の横断面形状に、1枚の鋼板等の板金からプレス加工により折り曲げられて成形されたものである。連結板6Bは下面側、つまりバルブ3Bと同じ側とされている。アーム本体4Bの側面形状は、この実施形態では略直線状としてあるが、例えばへ字状の曲がり形状であっても良い。アーム本体4Bの連結壁6Bは、長手方向の中間部分を除く残り範囲に設けられ、中間部分は、ローラ10Bの一部が突出する窓11Bに形成されている。この窓11Bよりも一端側の部分が、ピボット当接部14となり、他端側の部分が上記バルブ作用部8Bとなる。
【0029】
アーム本体4Bにおけるピボット当接部14近傍の上記連結壁6Bと対向側壁5Bとが成す外面側の角部が、曲げ加工で生じた断面円弧状のチャンファの曲率半径が小さくなるように塑性加工された塑性加工部分4Baとされている。塑性加工部分4Baは、第1の実施形態と同様に形成されている。これにより、この実施形態では、前記外面側角部のチャンファの曲率半径が、アーム本体4Bの板厚未満、具体的にはアーム本体4Bの板厚の70%以下とされている。
【0030】
この構成のロッカーアーム1Bによると、同じ幅寸法のアーム本体4Bであっても、外面側の角部を塑性加工部分4Baとしたことにより、ピボット当接部14近傍の連結壁6Aの外面平坦部の幅寸法をより大きくできる。そのため、ピボット当接部14としての所要の強度を確保して、なおかつアーム本体4Bの幅を狭くでき、コンパクトで軽量のロッカーアーム1Bとすることができる。
【0031】
【発明の効果】
この発明のロッカーアームは、一対の対向側壁とこれら対向側壁を繋ぐ連結壁とでなる略U字状の横断面形状に1枚の板材から折り曲げられたアーム本体を有するものにおいて、上記連結壁と対向側壁とが成す外面側の角部を、曲げ加工で生じた断面円弧状のチャンファの半径が小さくなるように塑性加工された塑性加工部分としたため、同じ幅寸法のアーム本体であっても、ピボット部品やバルブ作用部品を取付けるねじ孔近傍の連結壁の外面平坦部の幅寸法をより大きくできることとなり、あるいはピボット当接部の幅寸法をより大きくでき、所要の強度を確保して、なおかつアーム本体の幅を狭くでき、コンパクトで軽量のロッカーアームとすることができる。
略U字状のアーム本体における対向側壁にも部分ねじを設けることにより、ピボット部品やバルブ作用部品の雄ねじ部をアーム本体の連結壁のねじ孔から部分ねじにわたって螺合させることができ、対向側壁の部分もピボット部品やバルブ作用部品の取付用の雌ねじに利用できる。そのため、螺合の強度が確保されると共に、アーム本体の幅寸法をより狭くでき、ロッカーアームのコンパクト化および軽量化をより促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考提案例にかかるロッカーアームの側面図である。
【図2】(A)は図1のA−A矢視図、(B)はそのアーム本体の概略斜視図である。
【図3】 (A)〜(C)はそれぞれ参考提案例におけるローラの各例の説明図である。
【図4】 参考提案例における塑性加工の説明図である。
【図5】 この発明の一実施形態にかかるロッカーアームの端部正面図である。
【図6】(A)はこの発明のさらに他の実施形態にかかるロッカーアームの端部正面図、(B)は同横断面図である。
【図7】(A)はそのアーム本体のねじ孔形成部の横断面図、(B)は同アーム本体のねじ孔形成側の端部付近を示す下面図である。
【図8】この発明のさらに他の実施形態にかかるロッカーアームの側面図である。
【図9】(A)そのアーム本体とアジャストねじの関係を示す斜視図、(B)は同アーム本体のねじ孔形成側端部付近の下面図である。
【図10】この発明のさらに他の実施形態にかかるロッカーアームの側面図である。
【図11】同アーム本体の斜視図である。
【図12】(A)は従来例の端部正面図、(B)はそのアーム本体の斜視図である。
【図13】他の従来例の端部正面図である。
【符号の説明】
1…ロッカーアーム
2…カム
3…バルブ
4…アーム本体
4a…塑性加工部分
5…対向側壁
6…連結壁
7…アジャストねじ(ピボット部品)
7a…雄ねじ部
7b…ピボット部
8…バルブ作用部
10…ローラ
12…ねじ孔
1A…ロッカーアーム
2A…カム
3A…バルブ
4A…アーム本体
4Aa…塑性加工部分
5A…対向側壁
6A…連結壁
7A…アジャストねじ(バルブ作用部品)
7Aa…雄ねじ部
7Ab…バルブ当接部
10A…ローラ
12A…ねじ孔
1B…ロッカーアーム
2B…カム
3B…バルブ
4B…アーム本体
4Ba…塑性加工部分
5B…対向側壁
6B…連結壁
8B…バルブ作用部
10B…ローラ
14…ピボット当接部
15…ピボット
Claims (5)
- カムにより揺動駆動されて内燃機関のバルブを動作させるロッカーアームにおいて、
一対の対向側壁とこれら対向側壁を繋ぐ連結壁とでなる略U字状の横断面形状に1枚の板材から折り曲げられたアーム本体を有し、このアーム本体は、長手方向の中間に上記カムに転接するローラが取付けられ、一端に上記バルブに作用するバルブ作用部を有し、他端の上記連結壁の部分に、ピボット部品が雄ねじ部で取付けられるねじ孔を有し、このねじ孔近傍の上記連結壁と対向板壁とが成す外面側の角部が、曲げ加工で生じた断面円弧状のチャンファの曲率半径が小さくなるように塑性加工された塑性加工部分であり、
上記ねじ孔近傍の対向側壁の対向面に、上記ピボット部品またはバルブ作用部品の上記雄ねじ部に螺合する部分ねじを、上記ねじ孔に続けて形成したことを特徴とするロッカーアーム。 - カムにより揺動駆動されて内燃機関のバルブを動作させるロッカーアームにおいて、
一対の対向側壁とこれら対向側壁を繋ぐ連結壁とでなる略U字状の横断面形状に1枚の板材から折り曲げられたアーム本体を有し、このアーム本体は、長手方向の中間に揺動支点部を有し、一端に上記カムに転接するローラが取付けられ、他端の上記連結壁の部分に、バルブ作用部品が雄ねじ部で取付けられるねじ孔を有し、このねじ孔近傍の上記連結壁と対向側壁とがなす外面側の角部が、曲げ加工で生じた断面円弧状のチャンファの曲率半径が小さくなるように塑性加工された塑性加工部分であり、
上記ねじ孔近傍の対向側壁の対向面に、上記ピボット部品またはバルブ作用部品の上記雄ねじ部に螺合する部分ねじを、上記ねじ孔に続けて形成したことを特徴とするロッカーアーム。 - 請求項1または請求項2において、上記連結壁と対向側壁とが成す外面側角部のチャンファの曲率半径を、アーム本体の板厚未満としたロッカーアーム。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、上記連結壁と対向側壁とが成す外面側角部のチャンファの曲率半径を、アーム本体の板厚の70%以下としたロッカーアーム。
- 請求項1または請求項2において、上記連結壁における上記ねじ孔が形成された部分の両側の塑性加工部分間で形成される外面平坦部の横幅寸法を、上記ピボット部品またはバルブ作用部品に螺合するナットの外径と略同等としたロッカーアーム。
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