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JP3888189B2 - 適応アンテナ基地局装置 - Google Patents

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JP3888189B2
JP3888189B2 JP2002066467A JP2002066467A JP3888189B2 JP 3888189 B2 JP3888189 B2 JP 3888189B2 JP 2002066467 A JP2002066467 A JP 2002066467A JP 2002066467 A JP2002066467 A JP 2002066467A JP 3888189 B2 JP3888189 B2 JP 3888189B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アレーアンテナを用いた方向推定結果を基にアレーアンテナ指向性を可変する適応アンテナを備えたCDMA移動通信方式の基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
基地局装置が受信する信号は、様々な信号による干渉を受けて、受信品質の劣化が生ずる。この干渉を抑圧し、受信すべき電波の到来方向のみを強く受信する技術として、アレーアンテナが知られている。アレーアンテナでは、受信信号に乗算する重み付け係数(以下、この重み付け係数を「ウエイト」という。)を調整して受信信号に対して与える振幅と位相を調整することにより、受信すべき電波の到来方向のみを強く受信することができる。
【0003】
また、受信品質を高める技術として、レイク受信がある。レイク受信では、マルチパス環境下であってもそれぞれ異なるパスを通って到来する信号を時間軸上で合成することにより、パスダイバーシチ利得を得ることができる。アレーアンテナを備えた基地局装置でも、一般にこのレイク受信を併せて行うことが多い。
【0004】
この場合、基地局装置は、各パスを通って到来する信号の到来方向をそれぞれ推定し、アレーアンテナによってその推定した方向に指向性を形成して信号を受信する。以下、アレー受信とレイク受信とを併せて行う従来の適応アンテナ基地局装置について説明する。
【0005】
図8は、従来の基地局装置の構成を示すブロック図である。パス数がM個である場合は、N個のアンテナ60−1〜N、N個の受信部61−1〜N、N×M個の逆拡散部62−1〜M−1〜N、M個のビーム形成部64−1〜M、M個の到来方向推定部63−1〜M、レイク合成部65、データ判定部66から構成される。下記に詳細な説明をする。ここで、NとMは整数である。
【0006】
従来の基地局装置では、N個のアンテナ60−1〜Nにより受信する信号は、各アンテナ60−1〜Nに対応して設けられたN個の受信部61−1〜Nにより無線処理(ダウンコンバート、A/D変換等)を施された後、N×M個の逆拡散部62−1〜M−1〜Nに入力する。
【0007】
逆拡散部62−1〜M−1〜Nは、第1パス〜第Mパスを通ってそれぞれ到来する信号に対して逆拡散処理を行う。つまり、逆拡散部62−p−1〜Nは、第pパス(pは1からMまでの整数)を通って到来する信号の受信タイミングに合わせて、N個の受信部61−1〜Nの出力信号に対し、N個の逆拡散処理を行う。これにより、逆拡散部62−p−1〜Nでは、N個のアンテナ60−1〜Nで受信された第pパスの信号(以下、「パスpの信号」という)が取り出される。逆拡散部62−p−1〜Nの出力であるパスpのN個の信号は、到来方向推定部63−pおよびビーム形成部64−pに入力する。
【0008】
到来方向推定部63−1〜Mでは、パス1〜パスMの信号の到来方向θ1〜θMがそれぞれ推定される。推定された到来方向θ1〜θMはM個のビーム形成部64−1〜Mに入力する。
【0009】
ビーム形成部64−pでは、到来方向θpを用いて生成した受信ウエイトを逆拡散部の出力信号であるN個のパスpの信号に乗算し、合成する。これにより、ビーム形成部64−pからは、アレー合成されたパスpの信号を出力し、ビーム形成部64−1〜MとしてはM個のアレー合成信号を出力し、レイク合成部65に入力する。
【0010】
レイク合成部65では入力されたM個のアレー合成されたパスpの信号に、チャネル推定値S1〜SMの複素共役(S1*〜(SM*をそれぞれ乗算されて回線変動h1〜hMが補償された後、レイク合成される。レイク合成された信号はデータ判定部66で復調され、これにより受信データが得られる。
【0011】
次いで、上記従来の基地局装置で行われる到来方向の推定動作としてビームフォーマ法について説明する。到来方向推定部63−pは、第pパスの信号のサンプル時刻kΔT(ただし、kは自然数、ΔTはサンプリング間隔)であるアンテナ60−nの信号xn(k)から、(数1)で示される第pパス信号ベクトルx(k)を構成し、さらに、所定Nsサンプル期間毎に蓄積した第pパス信号ベクトルx(k)を用いて(数2)で示される相関行列Rを算出する。ただし、n=1〜N、Tは転置、Hは複素共役転置を示す。
【0012】
【数1】
Figure 0003888189
【0013】
【数2】
Figure 0003888189
【0014】
ここで、得られた相関行列Rを用いて、(数3)に示す到来方向推定評価関数F(θ)のθを可変することで角度スペクトラムを算出し、更に、最大となる峰の位置を検出し、到来方向推定値θpとする。ただし、a(θ)はアレーアンテナの素子配置で決まるステアリングベクトルであり、素子間隔dの等間隔直線アレーの場合、(数4)のように表すことができる。ここで、λは搬送波の波長であり、θはアレーの法線方向を0°方向としている。
【0015】
【数3】
Figure 0003888189
【0016】
【数4】
Figure 0003888189
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成を採る従来の適応アンテナ基地局装置では、パス毎に角度スペクトラムを求めており、同一の動作をする到来方向推定部をパス毎に備える必要があり、装置規模が増大してしまうという問題がある。M個のパスの信号をレイク合成する場合には、同一の動作をするM個の到来方向推定部を備えなければならない。また、角度スペクトラムを求める場合には、上記式(数3)および上記式(数4)に示す演算を行う必要がある。これにより、上記従来の適応アンテナ基地局装置は、アンテナ素子数の増加およびレイク合成の対象とするパス数の増加に応じて、演算量が指数関数的に増大してしまうという問題がある。さらに、上記構成は通信端末毎に用意されるため、基地局装置が同時に通信可能な通信端末数(すなわち、チャネル数)が増加すると、さらに装置規模および演算量が増大してしまう。最近の通信端末データ数の飛躍的な増加に伴い、基地局装置の装置規模および演算量はますます増大する傾向にある。
【0018】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、アレーアンテナを備えた適応アンテナ基地局装置であって、パスダイバーシチ利得を得て、到来方向推定時の演算量を削減して装置規模を削減し、さらに、大電力干渉波ユーザが存在する場合、干渉波方向にアレーアンテナの指向性のヌルを形成することで所望信号対干渉波電力比(SIR)を改善する指向性形成が可能となる適応アンテナ基地局装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の適応アンテナ基地局装置は、N個(Nは整数)のアンテナ素子で構成するアレーアンテナと、前記アレーアンテナの各アンテナ素子で受信する高周波信号を周波数変換後に直交検波するN個の受信部と、前記受信部の出力信号が含むM個(Mは整数)のパス成分の遅延時間に対応した逆拡散を前記受信部の出力信号に施すN×M個の逆拡散部と、前記逆拡散部の出力信号に前記アンテナ素子間の相関演算をパス毎に行うM個の相関演算部と、前記相関演算部の出力信号を合成する相関合成部と、前記相関合成部の出力を用いて到来方向推定する到来方向推定部とを具備する構成を採る。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、N個(Nは自然数)のアンテナ素子で構成するアレーアンテナと、前記アレーアンテナの各アンテナ素子で受信する符号多重化された高周波信号を周波数変換後に直交検波するN個の受信部と、前記受信部の出力信号が含むM個(Mは自然数)のパス成分の遅延時間に対応した逆拡散を前記受信部の出力信号に施すN×M個の逆拡散部と、前記逆拡散部の出力信号に前記アンテナ素子間の相関演算をパス毎に行うM個の相関演算部と、前記相関演算部の出力信号を合成する相関合成部と、前記相関合成部の出力を用いて到来方向推定する到来方向推定部とを有する適応アンテナ基地局装置に関するものであり、一度の到来方向推定処理でM個を上限とするパス方向を一括して推定するという作用を有する。
【0021】
本発明の請求項2に記載の発明は、相関演算部は、パス毎に1つのアンテナ素子から得られる信号ベクトルを基準として、他のアンテナ素子から得られる信号ベクトルとの間での複素相関演算を行うことで各パスに応じた相関ベクトルを算出する請求項1記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、相関行列を算出する場合に比べ演算量を削減し、それに伴う装置規模を削減するという作用を有する。
【0022】
本発明の請求項3に記載の発明は、相関演算部は、パス毎にアンテナ素子から得られる信号ベクトルのすべての組合せで複素相関演算を行うことで各パスに応じた相関行列を算出する請求項1記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、演算量は増加するが、到来するパスの角度広がりが大きい伝搬環境下では、相関ベクトルを用いたものに比べ精度良く到来方向を推定するという作用を有する。
【0023】
本発明の請求項4に記載の発明は、到来方向推定部は、相関合成部の出力を基に角度スペクトルを算出し、前記角度スペクトルの最大となる峰の位置を検出し、到来方向推定値とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、M個のパスの合成電力が最大となるステアリングビーム方向を推定し、干渉波の影響を抑圧するという作用を有する。
【0024】
本発明の請求項5に記載の発明は、到来方向推定部は、相関合成部の出力を基に角度スペクトルを算出し、前記角度スペクトルの峰の位置を検出し、M個を上限とする到来方向推定値とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、1つの角度スペクトラムからM個を上限とするパスの到来方向を推定するので、演算量を削減し、それに伴う装置規模を削減するという作用を有する。
【0025】
本発明の請求項6に記載の発明は、到来方向推定部の出力信号を用いてアレーアンテナの指向性を決定するビームウエイトを生成し、前記ビームウエイトと逆拡散部の出力を乗算し、パス毎に合成するM個のビーム形成部と、パス毎に得られる前記ビーム形成部の出力を合成するレイク合成部と、前記レイク合成部の出力から符号判定により受信データを出力するデータ判定部を有する請求項1ないし請求項5のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、近接した方向から到来するM個のパスの合成電力が最大となる方向に対し、パスに共通なアレーアンテナの指向性を向けて受信し、干渉波の影響を抑圧するという作用を有する。
【0026】
本発明の請求項7に記載の発明は、到来方向推定部の出力信号を用いてアレーアンテナの指向性を決定する送信ビームウエイトを生成し、送信信号に乗算する送信ビーム形成部と、前記送信ビーム形成部の出力信号に各アンテナ素子に対応した拡散符号を乗算するN個の拡散部と、前記拡散部の出力信号をアレーアンテナから送信するN個の送信部とを有する請求項1ないし請求項5のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、近接した方向から到来するM個のパスに対して、合成電力が最大となる方向にアレーアンテナの指向性を向けて送信することで他への干渉を抑圧し、また、方向が異なり広がりのあるM個のパスに対しては、1つの角度スペクトラムからM個を上限とするパスの到来方向にアレーアンテナの指向性を向けて送信することで演算量と装置規模を削減するという作用を有する。
【0027】
本発明の請求項8に記載の発明は、N個のアンテナ素子で構成するアレーアンテナと、受信波に含まれるNU個(NUは自然数)のユーザ別情報に対応して、前記アレーアンテナの各アンテナ素子で受信する符号多重化された高周波信号を周波数変換後に直交検波するNU×N個の受信部と、前記受信部の出力信号が含むM個のパス成分の遅延時間に対応した逆拡散を前記受信部の出力信号に施すNU×N×M個の逆拡散部と、前記逆拡散部の出力信号に前記アンテナ素子間の相関演算をパス毎に行うNU×M個の相関演算部と、前記相関演算部の出力信号を合成するNU個の相関合成部と、前記相関合成部のNU個の出力信号を合成するユーザ間相関合成部と、ユーザ間相関合成部の出力から対象となるユーザの相関合成部の出力を減算して、(NU−1)個の他ユーザの相関成分を算出するNU個の他ユーザ相関減算部と、前記他ユーザ相関減算部の出力を用いて対象となるユーザの到来方向推定するNU個の到来方向推定部とを有する適応アンテナ基地局装置に関するものであり、他ユーザの到来波に起因する相関ベクトル成分を抑圧し、他ユーザからの送信電力が大きい場合であっても、あらかじめ決められたユーザの電波の到来方向を精度よく検出するという作用を有する。
【0028】
本発明の請求項9に記載の発明は、NU個の到来方向推定部の出力信号とNU個の他ユーザ相関減算部の出力信号からNU個のユーザ毎の干渉波となる他ユーザ成分の受信電力が最小になるビームウエイトを生成し、前記ビームウエイトとM×N個の逆拡散部の出力信号を乗算し、NU個のユーザ毎にM個のパスを合成するNU×M個のビーム形成部と、前記ビーム形成部の出力を合成するNU個のレイク合成部と、前記レイク合成部の出力から符号判定により受信データを出力するNU個のデータ判定部を有する請求項8記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、干渉波を適応的に抑圧するという作用を有する。
【0029】
本発明の請求項10に記載の発明は、NU個の到来方向推定部の出力信号からアレーアンテナのステアリングベクトルを合成する全ユーザ方向合成部と、NU個のユーザ毎に前記到来方向推定部の出力信号と前記全ユーザ方向合成部の出力信号から他ユーザへの送信電力を最小にする送信ビームウエイトを生成し送信信号に乗算するNU個の送信ビーム形成部と、前記送信ビーム形成部の出力信号をNU個のユーザとN個のアンテナ素子に対応した拡散符号を乗算するNU×N個の拡散部と、前記拡散部の出力信号をアレーアンテナから送信するNU×N個の送信部とを有する請求項8又は請求項9記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、近接した方向から到来するM個のパスの合成電力が最大となる方向に対しパスに共通なアレーアンテナの指向性を向けて送信し、さらには同時に通信している他ユーザに対してはアレーアンテナの指向性のヌルを形成することができ、SIRを改善するという作用を有する。
【0030】
本発明の請求項11に記載の発明は、全ユーザ方向合成部は、アレーアンテナの推定方向のステアリングベクトルを送信電力に依存した重み付け係数で合成する請求項12記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、各ユーザの送信電力に依存したヌル形成し、最適な送信ビームを形成するという作用を有する。
【0031】
本発明の請求項12に記載の発明は、ユーザ間相関合成部は、高速データレートの信号であるユーザの相関合成部の出力を合成する請求項9ないし請求項11のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置に関するものであり、送信電力が大きい高速データレートの信号の到来波に起因する相関ベクトル成分を抑圧し、あらかじめ決められたユーザの電波の到来方向を精度よく検出するという作用を有する。
【0032】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。
【0033】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図であり、アレーアンテナ1、受信部2−1〜N、逆拡散部3−1〜M−1〜N、相関演算部4−1〜M、相関合成部5、到来方向推定部6から構成される。以下に詳細を記す。
【0034】
アレーアンテナ1は、符号多重化された高周波信号をアンテナ素子1−1〜Nにて受信し、N個のアンテナ素子1−1〜Nに設けられた受信部2−1〜Nに入力し、高周波増幅、周波数変換、直交検波およびA/D変換を順次施し、逆拡散部3−1〜M−1〜Nに入力する。
【0035】
逆拡散部3−1〜M−1〜Nは、N個のアンテナ素子1−1〜Nに到来するM個のマルチパス成分(以下、第1パス〜第Mパスとする。)に対して逆拡散処理を行う。つまり、逆拡散部3−1−1は、アンテナ素子1−1に到来する第1パスの受信タイミングに合わせて逆拡散処理を行い、逆拡散部3−1−p(pはMを上限とする自然数)は、アンテナ素子1−1に到来する第pパスの受信タイミングに合わせて逆拡散処理を行う。このため、逆拡散部はM×N個が必要となる。
【0036】
相関演算部4−1〜Mは、第pパスの信号のサンプル時刻kΔT(ただし、kは自然数、ΔTはサンプリング間隔)におけるアンテナ1−nにおける信号xp n(k)から(数5)で示される第pパス信号ベクトルxp(k)を構成し、さらに、予め決められたNsサンプル期間毎に蓄積した第pパス信号ベクトルxp(k)を用いて(数6)で示される相関ベクトルrpを求める。ただし、n=1〜N、Tは転置を示す。
【0037】
【数5】
Figure 0003888189
【0038】
【数6】
Figure 0003888189
【0039】
相関合成部5は、相関演算部4−1〜Mで得られた相関ベクトルを(数7)に示すように合成する。
【0040】
【数7】
Figure 0003888189
【0041】
到来方向推定部6は、(数8)に示す到来方向推定評価関数F(θ)におけるθを可変することで角度スペクトラムを算出し、角度スペクトルの受信電力レベルの高い順にNd個(Ndは自然数)の峰となる位置を検出し、到来方向推定値とする。ただし、a(θ)はアレーアンテナ1の素子配置で決まるステアリングベクトルであり、素子間隔dの等間隔直線アレーの場合、(数9)のように表すことができる。ここで、λは搬送波の波長であり、θはアレーの法線方向を0°方向としている。また、Hは複素共役転置を表す。
【0042】
【数8】
Figure 0003888189
【0043】
【数9】
Figure 0003888189
【0044】
図2はアレーアンテナ素子1−1〜N数N=8、パス数M=2(等レベル2パスと仮定)の場合の角度スペクトラム算出結果を示す。横軸は方位角[deg]、縦軸は受信電力を正規化した受信電力正規化レベル[dB]を示す。図2(a)はパス1の到来角度θ1=20°、パス2の到来角度θ2=−20°の結果であり、図2(b)はθ1=5°、パス2の到来角度θ2=−5°の結果である。(数8)で示す到来方向推定はビームフォーマ法に属するものであり、アレーアンテナ1で形成されるアレーウエイトW=aH(θ)により形成されるステアリングビーム幅より、M個のパスの到来角度が十分離れている場合はM個を上限とるパス方向に対する角度スペクトラムの峰を検出することができる(図2(a))。また、M個のパスの到来角度が近接している場合(図2(b))、角度スペクトルの峰は重複し、M個のパスの合成電力が最大となるステアリングビーム方向が到来方向となる。
【0045】
以上のように、本実施の形態により、(数7)に示されるパス毎の相関ベクトルを合成した相関ベクトルを用いて、到来方向推定部6から角度スペクトルを算出し、Ndが1である場合は、M個のパスの合成電力が最大となる方向がステアリングビーム方向となり、Ndが1より大きい場合には、一度の到来方向推定処理で、M個のパス方向を一括して推定する。この場合、1つの角度スペクトラムからM個のパスの到来方向を推定するので、演算量と装置規模を削減する効果がある。
【0046】
なお、本実施の形態では、相関ベクトルを用いて到来方向推定を行っているが、(数6)の代わりに(数10)により相関行列を算出し、(数8)の代わりに(数11)の到来方向推定評価関数を用いることで相関行列を用いた到来方向推定を行う。この場合、演算量は増加するが、到来するパスの角度広がりが大きい伝搬環境下では、相関ベクトルを用いたものに比べ精度の良い到来方向推定の実施が可能である。
【0047】
【数10】
Figure 0003888189
【0048】
【数11】
Figure 0003888189
【0049】
なお、本実施の形態では、ビームフォーマ法に属する到来方向推定法を用いて動作の説明を行ったが、MUSIC、ESPRIT等の固有値分解手法を用いてもよい。この場合、演算量は増加するが、近接到来パスの分解能及びそれらの推定精度が向上する。
【0050】
また、上記実施の形態では、複数のアンテナを搬送波の半波長の間隔で直線状に配置した場合を想定して説明した。しかし、これに限られるものではなく、本発明は、複数のアンテナを備えて指向性を形成する基地局装置にはすべて適用可能である。
【0051】
(実施の形態2)
図3は実施の形態2における到来方向推定部6の結果に基づき受信指向性ビームを形成する構成を示すブロック図であり、アレーアンテナ1、受信部2−1〜N、逆拡散部3−1〜M−1〜N、相関演算部4−1〜M、相関合成部5、到来方向推定部6、ビーム形成部7−1〜M、レイク合成部8、データ判定部9から構成される。以下、実施の形態1と異なる部分を主に説明する。
【0052】
アレーアンテナ1による受信信号を基に到来方向推定部6が方向推定値を得るまでの動作は実施の形態1と同様である。なお、本実施の形態では、到来方向推定部6は角度スペクトラムの最大の峰となる方向のみを検出し、その推定値θsを出力する。
【0053】
ビーム形成部7−1〜Mは、アレーアンテナ1の主ビームを方向推定されたθs方向に向けるビームウエイトベクトルW1を生成し、(数12)のように逆拡散部3−1〜M−1〜Nの出力である第pパス信号ベクトルに対し、ビームウエイトベクトルW1を乗算した結果であるアレー合成信号yp(k)を出力する。ただし、p=1〜Mである。ビームウエイトベクトルW1としては、具体的にはステアリングベクトルa(θs)、チェビシェフビーム等を用いる。
【0054】
【数12】
Figure 0003888189
【0055】
レイク合成部8は、第1〜Mパスに対するアレー合成信号y1(k)〜yM(k)に対し、チャネル推定値S1〜SMの複素共役値(S1*〜(SM*をそれぞれ乗算し、回線変動値h1〜hMが補償された後、レイク合成される。レイク合成された信号は、データ判定部9で符号判定され、これにより受信データが得られる。
【0056】
このように、本実施の形態によれば、到来方向推定部6の推定結果に基づき、ビーム形成部7−1〜Mが、近接した方向から到来するM個のパスの合成電力が最大となる方向に対しパスに共通なアレーアンテナ1の指向性を向けて受信することが可能となる。
【0057】
また、基地局アレーアンテナの設置場所が、周辺の建物高よりも十分高い場所にある場合、一般的に、到来波の角度広がりは、10°程度以下と考えられ、このような環境下では本実施の形態の適用が非常に有効である。
【0058】
また、本実施の形態は、パス毎に到来方向推定することなく、M個のパスに共通の到来方向推定部6における1回の角度スイープ演算により、M個のパスの合成電力が最大となる方向推定が可能であり、演算量と演算回路規模の削減が可能となる。
【0059】
また、本実施の形態では、多重方式としてCDMA(符号分割多重接続)方式を用いる通信システムに使用される基地局装置について説明したが、これに限定されるものではない。本発明は、TDMA(時間分割多重接続)方式やOFDM(直交周波数分割多重)方式の多重方式とこれらの融合方式を用いる通信システムに使用される基地局装置にも適用可能なものである。
【0060】
また、上記実施の形態では、N個のアンテナ素子を搬送波の半波長の間隔で直線状に配置した場合を想定して説明した。しかし、これに限られるものではなく、本発明は、N個のアンテナ素子を備えて指向性を形成する基地局装置にはすべて適用可能である。
【0061】
なお、上記実施の形態では、レイク合成を用いて各パスを通って到来した信号を合成した。しかし、これに限られるものではなく、本発明では、各パスを通って到来した信号をアンテナ毎に合成できる方法であれば、いかなる合成方法を用いてもよい。
【0062】
(実施の形態3)
図4は実施の形態1における到来方向推定部6の結果に基づき送信指向性を適応的に形成する構成を示すブロック図であり、アレーアンテナ1、受信部2−1〜N、逆拡散部3−1〜M−1〜N、相関演算部4−1〜M、相関合成部5、到来方向推定部6、変調部20、送信ビーム形成部21、拡散部22−1〜N、送信部23−1〜Nから構成される。以下、実施の形態1と異なる部分を主に説明する。
【0063】
アレーアンテナ1による受信信号を基に到来方向推定部6が方向推定値を得るまでの動作は実施の形態1と同様である。
【0064】
変調部20は、送信データは適宜変調フォーマットに変調する。ここでの変調フォーマットはアナログ変調方式およびディジタル変調方式の全ての振幅変調方式、周波数変調方式、位相変調方式を含む。
【0065】
送信ビーム形成部21は、変調部20の出力をアレーアンテナ1のアンテナ素子数Nに等しい数に分配し、それぞれの出力に対し、送信ウエイトベクトルWs=[w1、w2、・・・、wn]の要素を乗算して出力する。
【0066】
ここで、到来方向推定部6は、Nd=1であり、角度スペクトラムが最大となる峰の方向のみを検出し、その推定値θsを出力する場合に、送信ウエイトベクトルWsは(数13)のようにステアリングベクトルa(θ)を用いるか、θs方向に主ビームが向くチェビシェフビームウエイト等を用いる。
【0067】
【数13】
Figure 0003888189
【0068】
また、到来方向推定部6は、Ndが1より大きく、角度スペクトラムの峰のレベルの高いものから順にNd個の峰の方向を検出し、その推定値θkを出力する場合に、送信ウエイトベクトルWsは(数14)のようにステアリングベクトルa(θ)を合成した値を用いるか、推定方向に主ビームが向く複数のチェビシェフビームウエイト合成したもの等を用いる。ただしk=1〜Nd。
【0069】
【数14】
Figure 0003888189
【0070】
拡散部22−1〜Nは、送信ビーム形成部21からの出力信号を予め定められた拡散率の拡散符号で拡散し、送信部23−1〜Nに出力する。送信部23−1〜Nは拡散部22−1〜Nの出力に所定の無線処理(D/A変換、周波数アップコンバート等)を施した後に、アンテナ素子1−1〜Nを介して通信端末に送信する。
【0071】
以上のように、本実施の形態により、実施の形態1の効果に加え、Nd=1である場合に送信ビーム形成部21は、近接した方向から到来するM個のパスの合成電力が最大となる方向に対しパスに共通なアレーアンテナ1の指向性を向けて送信することが可能となる。このため、基地局アレーアンテナの設置場所が、周辺の建物高よりも十分高い場合にある場合、一般的に、到来波の角度広がりは、10°程度以下と考えられ、このような環境下では、本実施の形態の適用が非常に有効であり、不要な方向に電波を放射することなく通信端末の受信特性が向上する。
【0072】
また、本実施の形態は、パス毎に到来方向推定することなく、到来方向推定部6の1回の角度スイープ演算により、M個のパスの合成電力が最大となる方向推定が可能であり、処理量の削減、演算回路規模の削減が可能となる。
【0073】
また、Ndが1より大きい場合に送信ビーム形成部21は、M個を上限とする推定方向に向くビームを形成することが可能となる。この場合、基地局アレーアンテナの設置場所が、周辺の建物高と同程度以下の高さに設置される場合、一般的に、到来波の角度広がりは大きくなり、それぞれが角度広がりをもつM個のパスが到来する環境となる。本実施の形態では、このような環境下に対し、方向の異なるそれぞれに広がりあるパスに対し、指向性を持ったビームを形成することが可能となり、通信端末では、それぞれのパス方向からの電波を受けることが可能となり、通信端末でレイク合成等などにより、効率的にM個のパスの合成受信が可能となり受信特性が向上する。
【0074】
また、本実施の形態は、一度の到来方向推定処理で、M個のパス方向を一括して推定することが可能となる。この場合、1つの角度スペクトラムからM個のパスの到来方向を推定が可能であり、演算量と装置規模の削減が可能である。
【0075】
また、本実施の形態では、多重方式としてCDMA方式を用いる通信システムに使用される基地局装置について説明したが、これに限定されるものではない。本発明は、TDMA方式やOFDM方式の多重方式とこれらの融合したい方式を用いる通信システムに使用される基地局装置にも適用可能なものである。
【0076】
また、上記実施の形態では、N個のアンテナ素子を搬送波の半波長の間隔で直線状に配置した場合を想定して説明した。しかし、これに限られるものではなく、本発明は、N個のアンテナ素子を備えて指向性を形成する基地局装置にはすべて適用可能である。
【0077】
なお、上記実施の形態では、レイク合成を用いて各パスを通って到来した信号を合成した。しかし、これに限られるものではなく、本発明では、各パスを通って到来した信号をアンテナ毎に合成できる方法であれば、いかなる合成方法を用いてもよい。
【0078】
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4に係る適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図であり、アレーアンテナ1、受信部2−1〜N、逆拡散部3−1〜M−1〜N、相関演算部4−1〜M、相関合成部5、ユーザ間相関合成部30、他ユーザ相関減算部31、到来方向推定部32から構成される。図1に示す基地局装置と異なる部分は、各ユーザで得られる相関合成部5の出力を合成するユーザ間相関合成部30と、その出力を基に他ユーザの相関成分を減算する他ユーザ相関減算部31を備えている点である。以下では本発明の実施の形態1と異なる部分の動作説明を主に行う。なお、以下では受信波に含まれ、同時に通信を行っている全ユーザ数をNuとする。
【0079】
アレーアンテナ1による受信信号を基に相関合成部5が、(数7)に示す第uユーザの相関ベクトルr(u)を得られるまでの動作は実施の形態1と同様である。ただし、u=1〜Nuである。
【0080】
ユーザ間相関合成部30は、第uユーザではないユーザの受信信号から得られる相関ベクトルr(u)を(数15)に示すように合成する。なお、(数15)では、全ユーザの相関合成部5の出力をさらに合成しているが、他ユーザにとって、大きな干渉を与える高速データレートのデータのみを各ユーザのSIR推定値に応じて選択し、相関合成部5の出力を合成しても良い。例えば、音声レートより高速なデータのみを選択する。
【0081】
【数15】
Figure 0003888189
【0082】
他ユーザ相関減算部31は、ユーザ間相関合成部30の出力Vから、対象としている第u0ユーザの相関ベクトルr(u0)を減算することで、他ユーザの相関ベクトルの合成成分からなる他ユーザ相関ベクトルU(u0)を(数16)のように求め、さらに(数17)に示すように、他ユーザ相関ベクトル成分を除去した干渉除去相関ベクトルR(u0)を算出する。ここで、r1 (u0)は相関ベクトルr(u0)の第1要素、U1 (u0)は他ユーザ相関ベクトルU(u0)の第1要素、αは1より小さい正値定数であり、具体的にはα=0.5程度に設定する。あるいは、αを第u0ユーザのSIR推定値に応じて可変する構成でもよく、SIRが十分高い場合はαを小さくする可変制御を加えても良い。
【0083】
【数16】
Figure 0003888189
【0084】
【数17】
Figure 0003888189
【0085】
到来方向推定部32は、相関ベクトルr(u0)の代わりに、他ユーザ相関減算部31の出力である干渉除去相関ベクトルR(u0)を用いて、実施の形態1と同様に方向推定値を得る。すなわち、(数18)に示す到来方向推定評価関数F(θ)のθを可変することで角度スペクトラムを算出し、角度スペクトルの峰のレベルの高い順にNd個の峰の方向を検出し、到来方向推定値とする。ただし、a(θ)はアレーアンテナ1のステアリングベクトルである。
【0086】
【数18】
Figure 0003888189
【0087】
以上のように、本実施の形態により、実施の形態1の効果に加え、さらに他ユーザ相関減算部31の出力である干渉除去相関ベクトルR(u0)を用いて到来方向推定を行うことで、他ユーザの到来波に起因する相関ベクトル成分を除去することができ、他ユーザからの送信電力が大きい場合でも、第u0ユーザの電波の到来方向を精度よく検出することができる。また、他ユーザのパスが異なる方向から到来する場合でも、相関合成部5は、パスの到来波成分を合成した相関ベクトルを算出しているので、一括してそれらのパス成分を除去することが可能である。これにより、装置構成の簡易化、演算量の低減化が図られる。
【0088】
なお、本実施の形態では、相関合成部5は、到来波のパスを合成した相関ベクトルを用いた構成にしているが、これに限定されず、パス個別の相関ベクトルを用いて、同様に他ユーザ相関成分を減算する構成も可能である。
【0089】
なお、本実施の形態では、相関ベクトルを用いて到来方向推定を行っているが、(数6)の代わりに(数10)により相関行列を算出し、(数18)の代わりに(数19)の到来方向推定評価関数を用いることで相関行列を用いた到来方向推定が可能である。この場合、演算量は増加するが、到来するパスの角度広がりが大きい伝搬環境下であっても、相関ベクトルを用いたものに比べ精度の良い到来方向の推定が可能である。
【0090】
【数19】
Figure 0003888189
【0091】
なお、本実施の形態では、ビームフォーマ法に属する到来方向推定法を用いて動作の説明を行ったが、MUSIC、ESPRIT等の固有値分解手法を用いてもよい。この場合、演算量は増加するが、近接到来パスの分解能及びそれらの推定精度が向上する効果が得られる。
【0092】
また、本実施の形態では、多重方式としてCDMA方式を用いる通信システムに使用される基地局装置について説明したが、これに限定されるものではない。本発明は、TDMA方式やOFDM方式の多重方式とこれらを融合した多重方式を用いる通信システムに使用される基地局装置にも適用可能なものである。
【0093】
また、上記実施の形態では、N個のアンテナ素子を搬送波の半波長の間隔で直線状に配置した場合を想定して説明した。しかし、これに限られるものではなく、本発明は、N個のアンテナ素子を備えて指向性を形成する基地局装置にはすべて適用可能である。
【0094】
(実施の形態5)
図6は実施の形態4における到来方向推定部32の結果に基づき受信指向性ビームを形成する構成を示すブロック図であり、アレーアンテナ1、受信部2−1〜N、逆拡散部3−1〜M−1〜N、相関演算部4−1〜M、相関合成部5、ユーザ間相関合成部30、他ユーザ相関減算部31、到来方向推定部32、ビーム形成部40−1〜M、レイク合成部8、データ判定部9から構成される。以下、実施の形態4と異なる部分を主に説明する。なお、以下では同時に通信を行っている全ユーザ数をNuとする。
【0095】
アレーアンテナ1による受信信号を基に到来方向推定部32が方向推定値を得るまでの動作は実施の形態1と同様である。なお、本実施の形態では、到来方向推定部32は角度スペクトラムの最大となる峰の方向のみを検出し、その推定値θsを出力する。
【0096】
ビーム形成部40−1〜Mは、到来方向推定の推定値θsと、他ユーザ関数減算部31での処理過程に得られる(数16)の他ユーザ相関ベクトルU(u0)を基に、(数20)で示されるアレーアンテナ1のビームウエイトベクトルW(u0)を生成し、(数21)のように逆拡散部3−p−1〜Nの出力である第pパス信号ベクトルに対し、ビームウエイトベクトルW(u0)を乗算した結果であるアレー合成信号yp(k)を出力する。ただし、IはN次の単位行列、TP(x)はN次ベクトルxから、N行N列のエルミート対称Toeplitz行列生成する関数、U1 (u0)は他ユーザ相関ベクトルU(u0)の第1要素である。また、βは、1より小さい正値定数であり、1に近いほど他ユーザの到来波電力が大きいものとしてその到来方向にヌルを形成するパラメータであり、具体的には、β=0.2程度で用いる。
【0097】
【数20】
Figure 0003888189
【0098】
【数21】
Figure 0003888189
【0099】
レイク合成部8は、第1〜Mパスに対するアレー合成信号y1(k)〜yM(k)に対し、チャネル推定値S1〜SMの複素共役値(S1*〜(SM*をそれぞれ乗算し、回線変動値h1〜hMが補償された後、レイク合成される。レイク合成された信号は、データ判定部9で符号判定され、これにより受信データが得られる。
【0100】
このように、本実施の形態によれば、到来方向推定部32の推定結果に基づき、ビーム形成部40が、近接した方向から到来するM個のパスの合成電力が最大となる方向に対しパスに共通なアレーアンテナ1の指向性を向けて受信することが可能であり、さらに、異なる拡散符号により同時にアクセスされる他の通信端末方向に、アレーアンテナ1の指向性ビームのヌルを向けることができ、SIRを改善し、基地局における受信特性を大きく向上することが可能である。
【0101】
また、本実施の形態では、相関ベクトルを用いて、方向推定及びビーム形成するので、相関行列を用いた場合に比べ、演算量が低減し、演算回路コストを低下することが可能である。
【0102】
なお、本実施の形態で用いたパス毎の相関演算部4−1〜M及び相関合成部5の代わりに、M個のパスから最大電力パスを選択し、そのパスの相関ベクトル演算する構成でもよい。
【0103】
また、本実施の形態では、すべてのパスに対し、共通なビームウエイトを用いた指向性を形成しているが、パス毎の到来方向が推定が可能な場合、それぞれに対し同様な方法で得られたアレーアンテナ1のビームウエイトを用いる構成でも同様な効果が得られる。
【0104】
なお、本実施の形態では、相関ベクトルを用いて到来方向推定とビームウエイト生成を行っているが、(数6)の代わりに(数10)により相関行列を算出し、(数18)の代わりに(数19)の到来方向推定評価関数を用いることで相関行列を用いた到来方向推定が可能である。この場合、ビーム形成部40は、(数22)あるいは(数23)を用いて、ビームウエイトを生成することが可能である。
【0105】
【数22】
Figure 0003888189
【0106】
【数23】
Figure 0003888189
【0107】
また、本実施の形態では、多重方式としてCDMA方式を用いる通信システムに使用される基地局装置について説明したが、これに限定されるものではない。本発明は、TDMA方式やOFDM方式の多重方式とこれらを融合した多重方式を用いる通信システムに使用される基地局装置にも適用可能なものである。
【0108】
また、上記実施の形態では、N個のアンテナ素子を搬送波の半波長の間隔で直線状に配置した場合を想定して説明した。しかし、これに限られるものではなく、本発明は、N個のアンテナ素子を備えて指向性を形成する基地局装置にはすべて適用可能である。
【0109】
なお、上記実施の形態では、レイク合成を用いて各パスを通って到来した信号を合成した。しかし、これに限られるものではなく、本発明では、各パスを通って到来した信号をアンテナ毎に合成できる方法であれば、いかなる合成方法を用いてもよい。
【0110】
(実施の形態6)
図7は実施の形態4における到来方向推定部32の結果に基づき送信指向性を適応的に形成する構成を示すブロック図であり、アレーアンテナ1、受信部2−1〜N、逆拡散部3−1〜M−1〜N、相関演算部4−1〜M、相関合成部5、他ユーザ相関減算部31、到来方向推定部32、変調部20、送信ビーム形成部51、拡散部22−1〜N、送信部23−1〜N、ユーザ間相関合成部30、全ユーザ方向合成部50から構成される。以下、実施の形態4と異なる部分を主に説明する。なお、以下では同時に通信を行っている全ユーザ数をNuとする。
【0111】
アレーアンテナ1による第u0ユーザの受信信号を基に到来方向推定部32が方向推定値を得るまでの動作は実施の形態4と同様である。なお、本実施の形態では、到来方向推定部32で出力する到来方向推定数をNdとする。ただし、Nd≧1である。
【0112】
全ユーザ方向合成部50は、各ユーザの受信信号を基にして得られる到来方向推定部32の第uユーザに対する到来方向推定値θk (u)におけるアレーアンテナ1のステアリングベクトルa(θk (u))を(数24)のように合成する。ただし、k=1〜Nd、u=1〜Nuである。
【0113】
【数24】
Figure 0003888189
【0114】
変調部20は、送信データは適宜変調フォーマットに変調する。ここでの変調フォーマットはアナログ変調方式およびディジタル変調方式の全ての振幅変調方式、周波数変調方式、位相変調方式を含む。
【0115】
送信ビーム形成部51は、第u0ユーザの到来方向推定値θk (u0)及び全ユーザ方向合成部50の出力Zを用いて、まず、他ユーザの推定方向のステアリングベクトルを合成した他ユーザ方向合成ベクトルU(u0)を(数25)のように算出し、さらに、(数26)で示すように第u0ユーザの推定方向に主ビームを向け、他ユーザ方向にはヌルを形成する送信ビームウエイトW(u0)を生成し、変調部20の出力をアレーアンテナ1の素子数Nに等しい数に分配それぞれの出力に対し、送信ウエイトベクトルW(u0)=[w1、w2、・・・、wn]の要素を乗算して出力する。ただし、IはN次の単位行列、TP(x)はN次ベクトルxから、N行N列のエルミート対称Toeplitz行列生成する関数、U1 (u0)は他ユーザ方向合成ベクトルU(u0)の第1要素である。また、γは、1より小さい正値定数であり、1に近いほど他ユーザの到来波電力が大きいものとしてその到来方向にヌルを形成するパラメータであり、具体的には、γ=0.2程度で用いる。なお、ここではγをユーザによらない定数としているが、各ユーザ間の送信電力比に応じて可変しても良い。
【0116】
【数25】
Figure 0003888189
【0117】
【数26】
Figure 0003888189
【0118】
拡散部22−1〜Nは、送信ビーム形成部51からの出力信号を予め設定した拡散率の拡散符号で拡散し、送信部23−1〜Nに出力する。送信部23−1〜Nは拡散部22−1〜Nの出力に無線処理(D/A変換、周波数アップコンバート等)を施した後に、アンテナ素子1−1〜Nを介して通信端末に送信する。
【0119】
以上のように、本実施の形態により、到来方向推定部32のNdが1である場合に送信ビーム形成部51は、近接した方向から到来するM個のパスの合成電力が最大となる方向に対しパスに共通なアレーアンテナ1の指向性を向けて送信し、さらには受信波に含まれ、同時に通信している他ユーザに対してはアレーアンテナ1の指向性のヌルを形成することが可能となり、SIRの改善が可能となる。基地局アレーアンテナの設置場所が、周辺の建物高よりも十分高い場所にある場合、一般的に、到来波の角度広がりは、10°程度以下と考えられ、このような環境下では、本実施の形態の適用が非常に有効であり、通信端末方向に送信ビームを絞ることで、不要な方向に電波を放射することなく、他ユーザ間への与干渉を低減し、加入者容量の増大を図ることが可能となる。
【0120】
また、本実施の形態は、パス毎に到来方向推定することなく、M個のパスに共通の到来方向推定部32における一回の角度スイープ演算により、M個パスの合成電力が最大となる方向推定が可能であり、処理量の削減、演算回路規模の削減が可能である。
【0121】
また、到来方向推定部32のNdが1より大きい場合に送信ビーム形成部51は、M個の推定方向に向くビームを形成することが可能となる。基地局アレーアンテナの設置場所が、周辺の建物高と同程度以下の高さに設置される場合、一般的に、到来波の角度広がりは大きくなり、それぞれが角度広がりをもつM個のパスが到来する環境が多くなり、このような環境下では、方向の異なるそれぞれに広がりあるパスに対し、指向性を持ったビームを形成することができ、通信端末では、それぞれのパス方向からの電波を受けることが可能となり、通信端末でレイク合成等などにより、効率的にM個のパスを合成受信することで受信特性が向上する。
【0122】
また、本実施の形態では、相関ベクトルを用いて、方向推定及び送信ビーム形成しており、相関行列を用いた場合に比べ、演算量を低減、演算回路コストの低下が可能である。また、従来からあるウィーナー解を求める方式では逆行列演算が必要となるが本実施の形態では、逆行列演算は不要であり、演算処理量が低減するという効果を有する。
【0123】
なお、本実施の形態で用いた、パス毎の相関演算部4−1〜M及び相関合成部5の代わりに、M個のパスから最大電力パスを選択し、そのパスの相関ベクトル演算する簡易構成としても良い。
【0124】
また、本実施の形態では、多重方式としてCDMA方式を用いる通信システムに使用される基地局装置について説明したが、これに限定されるものではない。本発明は、TDMA方式やOFDM方式の多重方式とこれらを融合した多重方式を用いる通信システムに使用される基地局装置にも適用可能なものである。
【0125】
また、上記実施の形態では、M個のアンテナ素子を搬送波の半波長の間隔で直線状に配置した場合を想定して説明した。しかし、これに限られるものではなく、本発明は、M個のアンテナ素子を備えて指向性を形成する基地局装置にはすべて適用可能である。
【0126】
なお、上記実施の形態では、レイク合成を用いて各パスを通って到来した信号を合成した。しかし、これに限られるものではなく、本発明では、各パスを通って到来した信号をアンテナ毎に合成できる方法であれば、いかなる合成方法を用いてもよい。
【0127】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、アレーアンテナを備えた適応アンテナ基地局装置であって、M個のパスに対する到来方向推定時の演算量を削減し、演算処理の高速化、あるいは装置構成の簡易化を可能とする。また、本到来方向推定部による推定方向に指向性を向ける指向性制御機能を付加した送信部あるいは受信部により、SIRを改善し、高品質な通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1による到来方向推定部の推定結果を示す図
【図3】本発明の実施の形態2による適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3による適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態4による適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態5による適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態6による適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図
【図8】従来の適応アンテナ基地局装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 アレーアンテナ
1−1〜N アンテナ素子
2−1〜N 受信部
3−1〜M−1〜N 逆拡散部
4−1〜M 相関演算部
5 相関合成部
6 到来方向推定部
7−1〜M ビーム形成部
8 レイク合成部
9 データ判定部
20 変調部
21 送信ビーム形成部
22−1〜N 拡散部
23−1〜N 送信部
30 データ間相関合成部
31 他ユーザ相関減算部
32 到来方向推定部
50 全ユーザ方向合成部
51 送信ビーム形成部
60−1〜N アンテナ
61−1〜N 受信部
62−1〜M−1〜N 逆拡散部
63−1〜M 到来方向推定部
64−1〜M ビーム形成部
65 レイク合成部
66 データ判定部

Claims (12)

  1. N個(Nは自然数)のアンテナ素子で構成するアレーアンテナと、前記アレーアンテナの各アンテナ素子で受信する符号多重化された高周波信号を周波数変換後に直交検波するN個の受信部と、前記受信部の出力信号が含むM個(Mは自然数)のパス成分の遅延時間に対応した逆拡散を前記受信部の出力信号に施すN×M個の逆拡散部と、前記逆拡散部の出力信号に前記アンテナ素子間の相関演算をパス毎に行うM個の相関演算部と、前記相関演算部の出力信号を合成する相関合成部と、前記相関合成部の出力を用いて到来方向推定する到来方向推定部とを有する適応アンテナ基地局装置。
  2. 相関演算部は、パス毎に1つのアンテナ素子から得られる信号ベクトルを基準として、他のアンテナ素子から得られる信号ベクトルとの間での複素相関演算を行うことで各パスに応じた相関ベクトルを算出する請求項1記載の適応アンテナ基地局装置。
  3. 相関演算部は、パス毎にアンテナ素子から得られる信号ベクトルのすべての組合せで複素相関演算を行うことで各パスに応じた相関行列を算出する請求項1記載の適応アンテナ基地局装置。
  4. 到来方向推定部は、相関合成部の出力を基に角度スペクトルを算出し、前記角度スペクトルの最大となる峰の位置を検出し、到来方向推定値とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置。
  5. 到来方向推定部は、相関合成部の出力を基に角度スペクトルを算出し、前記角度スペクトルの峰の位置を検出し、M個を上限とする到来方向推定値とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置。
  6. 到来方向推定部の出力信号を用いてアレーアンテナの指向性を決定するビームウエイトを生成し、前記ビームウエイトと逆拡散部の出力を乗算し、パス毎に合成するM個のビーム形成部と、パス毎に得られる前記ビーム形成部の出力を合成するレイク合成部と、前記レイク合成部の出力から符号判定により受信データを出力するデータ判定部を有する請求項1ないし請求項5のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置。
  7. 到来方向推定部の出力信号を用いてアレーアンテナの指向性を決定する送信ビームウエイトを生成し、送信信号に乗算する送信ビーム形成部と、前記送信ビーム形成部の出力信号に各アンテナ素子に対応した拡散符号を乗算するN個の拡散部と、前記拡散部の出力信号をアレーアンテナから送信するN個の送信部とを有する請求項1ないし請求項5のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置。
  8. N個のアンテナ素子で構成するアレーアンテナと、受信波に含まれるNU個(NUは自然数)のユーザ別情報に対応して、前記アレーアンテナの各アンテナ素子で受信する符号多重化された高周波信号を周波数変換後に直交検波するNU×N個の受信部と、前記受信部の出力信号が含むM個のパス成分の遅延時間に対応した逆拡散を前記受信部の出力信号に施すNU×N×M個の逆拡散部と、前記逆拡散部の出力信号に前記アンテナ素子間の相関演算をパス毎に行うNU×M個の相関演算部と、前記相関演算部の出力信号を合成するNU個の相関合成部と、前記相関合成部のNU個の出力信号を合成するユーザ間相関合成部と、ユーザ間相関合成部の出力から対象となるユーザの相関合成部の出力を減算して、(NU−1)個の他ユーザの相関成分を算出するNU個の他ユーザ相関減算部と、前記他ユーザ相関減算部の出力を用いて対象となるユーザの到来方向推定するNU個の到来方向推定部とを有する適応アンテナ基地局装置。
  9. U個の到来方向推定部の出力信号とNU個の他ユーザ相関減算部の出力信号からNU個のユーザ毎の干渉波となる他ユーザ成分の受信電力が最小になるビームウエイトを生成し、前記ビームウエイトとM×N個の逆拡散部の出力信号を乗算し、NU個のユーザ毎にM個のパスを合成するNU×M個のビーム形成部と、前記ビーム形成部の出力を合成するNU個のレイク合成部と、前記レイク合成部の出力から符号判定により受信データを出力するNU個のデータ判定部を有する請求項8記載の適応アンテナ基地局装置。
  10. U個の到来方向推定部の出力信号からアレーアンテナのステアリングベクトルを合成する全ユーザ方向合成部と、NU個のユーザ毎に到来方向推定値と前記全ユーザ方向合成部の出力信号から他ユーザへの送信電力を最小にする送信ビームウエイトを生成し送信信号に乗算するNU個の送信ビーム形成部と、前記送信ビーム形成部の出力信号をNU個のユーザとN個のアンテナ素子に対応した拡散符号を乗算するNU×N個の拡散部と、前記拡散部の出力信号をアレーアンテナから送信するNU×N個の送信部とを有する請求項8又は請求項9記載の適応アンテナ基地局装置。
  11. 全ユーザ方向合成部は、アレーアンテナの推定方向のステアリングベクトルを送信電力に依存した重み付け係数で合成する請求項10記載の適応アンテナ基地局装置。
  12. ユーザ間相関合成部は、高速データレートの信号であるユーザの相関合成部の出力を合成する請求項8ないし請求項11のいずれか記載の適応アンテナ基地局装置。
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