JP3880847B2 - 農作物皮剥ぎ装置 - Google Patents
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばネギやゴボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等の農作物外面を包んでいる不必要又は食用に供し得ない表皮(下葉)を分離(剥離)する作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のネギを処理する装置としては、例えば一対の挾持板により略垂直に保持されたネギの茎部周面に、斜め一列に配列した第1のノズル群と、複数段及び複数列配列した第2のノズル群と、複数段配列した第3のノズル群とから吐出されるエアーを段階的に吹付けて、ネギの表皮を分離する装置(特開平2001−163号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の装置は、略垂直に保持されたネギを、上位側のノズルと対向する位置から、下位側のノズルと対向する位置に移動するとき、ネギの表皮に吹付けられるエアーが一時的に途絶え、下位側のノズルから吐出されるエアーが吹付けられる高さまで引き剥がされずに移動されることがある。下位側のノズルから吐出されるエアーが表皮の垂下側に対して積極的に吹付けられるため、エアーの吐出力が表皮の引き剥がし部分に対して付与されず、引き剥がしミスが起きやすいという問題点を有している。
【0004】
また、略垂直姿勢に保持されたネギの表皮を分離する装置(特開2001−163号公報、特開2000−312861号公報)は、長尺のネギを略垂直に吊下げて搬送すると共に、ノズルから吐出されるエアーをネギの茎部周面に吹付けたとき、そのエアーの圧力によりネギの茎部側が前後左右に揺動しやすく、茎部外面に対して吹付けられるエアーの角度や間隔が不安定であるため、複数枚の表皮が一挙に分離されたり、薄い表皮のみが分離されることがあり、所定の枚数及び厚さの表皮を分離することが難しいという問題点を有している。
【0005】
この発明は上記問題に鑑み、流体吹付け手段を農作物搬送手段により搬送される農作物外面と略対向して搬送方向に移動させながら該農作物外面に沿って長さ方向に移動させ、該農作物外面の表皮を流体吹付け手段から吐出される流体により分離するので、農作物の表皮を分離する作業が連続して行え、作業の省力化及び能率アップを図ることができる農作物皮剥ぎ装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、複数の農作物を略同一方向に向きを揃えて整列搬送する農作物搬送手段と、上記農作物外面に対して流体を吹付け、該農作物の表皮を分離する流体吹付け手段と、上記農作物搬送手段により搬送される農作物外面と略対向する間隔に隔てて複数設けた流体吹付け手段を、上記農作物外面に沿って長さ方向に移動すると共に、上記農作物搬送手段により搬送される農作物外面と略対向して搬送方向に移動する移動手段とを備えた農作物皮剥ぎ装置であることを特徴とする。
【0007】
上述の農作物は、例えばネギやゴボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等で構成することができる。また、流体は、例えばエアー(大気)やガス等の気体、水道水や蒸留水、溶剤等の液体で構成することができる。また、農作物搬送手段は、例えば一対の保持体を取り付けた支持コンベア、ベルトコンベア、チェーンコンベア、バケットコンベア等で構成することができる。また、流体吹付け手段は、例えばエアー供給源に接続されたエアー吐出部の吐出ノズルや吐出ホース、吐出孔を有する部材等で構成することができる。また、移動手段は、例えば可動枠、支持枠、ガイドレールや牽引チェーン、エアーシリンダ、ソレノイド、モータ等で構成することができる。
【0008】
つまり、複数の農作物を、農作物搬送手段により略同一方向に向きを揃えて搬送すると共に、その搬送される農作物外面と略対向する間隔に隔てて複数設けた流体吹付け手段を、移動手段により農作物外面と略対向して搬送方向に移動させながら、その農作物外面に沿って長さ方向に移動させる。同時に、流体吹付け手段から吐出される流体を農作物外面に対して長さ方向に連続して吹付け、複数の農作物の表皮(下葉)を搬送しながら略連続して分離する。
【0009】
実施の形態として、上記農作物の流体吹付け部分を、上記流体吹付け手段から吐出される流体が略均等に吹付けられる状態に支持する農作物支持手段(例えば支持アームや吹付けガイド等)を備えることができる。また、上記農作物支持手段を、上記流体吹付け手段に対して一体的に設けると共に、該流体吹付け手段の流体が吹付けられる農作物外面に近接して設けることができる。
【0010】
【作用及び効果】
この発明によれば、複数の流体吹付け手段を、農作物搬送手段により搬送される農作物外面と略対向して搬送方向に移動させながら該農作物外面に沿って長さ方向に移動させ、流体吹付け手段から吐出される流体を農作物外面に対して連続して吹付けるので、不必要又は食用に供し得ない農作物外面の表皮を一挙に分離することができると共に、複数の農作物の表皮を分離する作業が連続して行え、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0011】
しかも、農作物の流体吹付け部分を、農作物支持手段により流体が略均等に吹付けられる状態に支持するので、流体の吹付け角度や吹付け間隔、吹付け量が常時一定となり、農作物外面の表皮を所望する枚数又は厚さだけ確実に分離することができる。
【0012】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、農作物の一例であるネギの表皮を分離する作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置の実施形態を示し、図1に於いて、この農作物皮剥ぎ装置1は、荷受又は収穫されたネギA(例えば白ネギ)を、搬送路左側部に張架した支持コンベア2と、搬送路右側部に張架した支持コンベア3とで搬送方向に対して略直交する略水平姿勢に支持して、搬送路上に設定した供給区間aと、切揃え区間bと、分離区間cと、回収区間dとに搬送する。
【0013】
上述の支持コンベア2は、図2にも示すように、ネギAの葉部Acを押し潰すことなく、ネギAを略垂直に吊り下げた状態を保持するのに必要な保持力及び構造を有する一対の保持体2aを、搬送路左側上部及び搬送路左側下部に張架した周回チェーン2b全長に対して所定間隔に隔てて取り付け、周回チェーン2bを、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力により搬送方向に略同期回転して、一対の保持体2aを搬送方向に対して内回りに周回移動する。
【0014】
且つ、下側保持体2aの保持面を、ネギAが葉部Ac側から根部Aa側に向けて低くなる姿勢に保持される形状及び角度に傾斜し、その保持面に、例えばスポンジゴムやウレタンゴム等の柔軟性を有するクッション部材を装着している。
【0015】
且つ、保持体2a後面に突設した支軸2cを、周回チェーン2bに取り付けた支持台2d前面の軸受け部2eで軸受けして、水平方向(搬送方向)に対して首振り回動自在に枢支すると共に、保持体2aと支持台2dとの間に張架したコイルスプリング2fの復元力により、保持体2aを元の状態に復帰する方向に回動付勢している。また、保持体2aを、例えば上下方向に対して首振り回動自在に設けてもよい。
【0016】
一方、支持台2dの後面側を、搬送路に沿って架設した上下のガイドレール2gに係合して、保持体2aを、ネギAの葉部Acを保持する閉方向と、その保持が解除される開方向とに移動する。つまり、一対の保持体2aは、終端側から始端側に回帰するとき開動作され、供給区間aに移動したとき閉動作して、荷受又は収穫されるネギAの葉部Acを保持する。切揃え区間b及び分離区間cを介して、供給区間aから回収区間dに移動するとき閉状態を維持し、回収区間dに移動したとき開動作され、表皮分離済みのネギAを回収又は放出し、次工程(例えば仕分け工程や出荷工程等)に供給する。
【0017】
前述の支持コンベア3は、上述の支持コンベア2に対して略水平となる高さに架設され、ネギAの茎部Ab下面と対向して搬送路右側下部に架設した支持ベルト3a,3bの対向端部間、すなわち、分離区間cに対応する支持ベルト3a,3bの対向端部間を後述する表皮分離装置10による分離動作が許容される前後間隔に離間し、ネギAの根部Aa側を定位置に保持する凹状の受け部3cを、支持ベルト3a,3bの受け面全長に対して所定間隔に隔てて複数設けている。また、支持コンベア3を、支持コンベア2よりも低位となる高さに架設して、ネギA全長を葉部Ac側から根部Aa側に向けて低くなる姿勢で搬送してもよい。
【0018】
且つ、ネギAの根部Aaを搬送方向に対して略真っ直ぐに揃えた状態に整列ガイドする揃えベルト3dを、支持コンベア2,3により支持されるネギAの根部Aa先端と対向して搬送路右側部に張架している。また、揃えベルト3dに代わる揃え手段として、例えば板状や棒状のガイド部材等で揃えることもできる。
【0019】
前述の切揃え区間bに配設した切揃え装置5は、図1に示すように、支持コンベア2,3により搬送されるネギAの根部Aa側を光学的撮像手段(例えば撮像カメラ)で撮像し、その画像情報に基づいて、根部Aaの切断位置を判定装置6で個々に判定する。搬送路左側部に配設した根部切断装置7は、判定装置6の判定に基づいて、ネギAの根部Aa側を所定寸法に切揃え、搬送路右側部に配設した葉部切断装置8は、ネギAの葉部Ac側を所定寸法に切揃える。また、上述の切揃え装置5を、例えば特願平11−178235号、特願平11−332693号等の装置で構成することもできる。
【0020】
前述の分離区間cに配設した表皮分離装置10は、図3にも示すように、ネギAの表皮Aeを分離する皮剥ぎユニット35を、分離区間c内に搬送される複数本のネギAと対向する間隔に隔てて、搬送路上部に架設した可動枠31下面に対して複数台(実施例では2台)取り付け、その可動枠31を、支持枠32下面に架設したガイドレール33,33に対して往復移動自在に取り付けている。また、皮剥ぎユニット35の台数を、例えば3台又は3台以上に変更してもよい。
【0021】
且つ、搬送路上部に張架した牽引チェーン34を可動枠31に連結すると共に、その牽引チェーン34を、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力により正逆回転して、複数一組の皮剥ぎユニット35を、表皮Aeの剥ぎ取りを開始する開始位置と、その剥ぎ取りが終了する終了位置とに前後往復移動する。
【0022】
なお、ガイドレール33は、搬送方向に対して左側端部が先行し、右側端部が遅れる角度に斜設している。また、上述の牽引チェーン34に代わる移動手段の他の例として、分離ユニット7を、例えばソレノイドやエアーシリンダ等により往復移動することもできる。
【0023】
前述の皮剥ぎユニット35は、図4、図5にも示すように、一対の保持体2aにより保持されたネギAの茎部Abを、後述するエアー吐出部37から吐出されるエアーGが略均等に吹付けられる状態に保持及び矯正する一対の支持アーム36と、その一対の支持アーム36により保持された茎部Ab周面に向けてエアーGを吐出するエアー吐出部37とを、ユニット本体35aの下端側に架設した支持枠38に取り付けて構成している。
【0024】
上述の支持アーム36は、ネギAの茎部Abを、エアー吐出部37から吐出されるエアーGが略均等に吹付けられる状態に矯正するのに必要な強度を有する線条体(例えばピアノ線)で、様々な径を有する大小の茎部Abが略真っ直ぐに支持される形状(略横V字状又は略U字形状、略半円形状等)に形成している。且つ、支持アーム36の基端部を、支持枠38に軸受した支軸39端部に固定し、支軸39中間部に連結した連結杆40を連動板41に連結している。
【0025】
且つ、ユニット本体35aに取り付けた昇降シリンダ43は、一対の支持アーム36及び一対のエアー吐出部37,37の全体を、一対の保持体2aにより保持されたネギAがエアー吐出部37,37の略中央部に挿入される降下位置と、そのネギAの搬送が許容される上昇位置とに上下移動する。
【0026】
且つ、ユニット本体35a下部に取り付けた開閉シリンダ42は、連結杆40及び連結板41を介して支軸39を正逆回動させ、一対の支持アーム36を、一対の保持体2aにより保持されたネギAの茎部Abを保持する閉角度と、その保持が解除される開角度とに回動する。また、支持アーム36の代わりに、例えば棒状や板状の支持部材で支持することもできる。
【0027】
前述のエアー吐出部37は、一対の保持体2aにより保持されるネギAの茎部Ab両側面と対向して支持枠38下面に取り付けられ、エアー吐出部37に設けた吐出ノズル37aを、茎部Ab周面に対してエアーGが略水平に吐出される角度に設定し、吐出ノズル37bを、茎部Ab周面に対してエアーGが斜め下向きに吐出される角度に設定している。つまり、茎部Ab外面と表皮Ae裏面(又は表皮Ae裏面)との剥離部分に向けて吐出し、茎部Abを支持アーム36,36の交差部分に対して押付けてセンターリングする。また、吐出ノズル37a,37bを、一対の保持体2aにより保持されるネギAの茎部Abを中心として円周方向に対して所定間隔(又は所定角度)に隔てて設けてもよい。
【0028】
且つ、エアー吐出部37は、例えば送気用ブロワーやコンプレッサー等のエアー供給源(図示省略)に接続され、吐出ノズル37a,37bから吐出されるエアーGの吐出圧を、上述のエアー供給源に接続した吐出圧制御手段(図示省略)により弱めたり、強くする等して、所定枚数又は所定厚さの表皮Aeを分離するのに適したエアー吐出圧に可変調節する。また、吐出ノズル37a,37bの取り付け数や吐出角度を変更してもよい。
【0029】
なお、実施例では、エアーG(大気)によりネギAの表皮Aeを分離するが、例えば不活性ガスやブタンガス等の気体を用いてもよい。また、気体の代わりに、例えば水道水や水溶液、溶剤等の液体を用いることもできる。
【0030】
前述の分離区間cから回収区間dの搬送路下部に配設した表皮除去装置46は、図6にも示すように、ネギAの根部Aa側に垂れ下っている表皮Aeを引っ張り分離するのに必要な接触抵抗を有する分離ロール47を、支持コンベア2,3により搬送されるネギAの根部Aa下方に垂下される表皮Aeと対向して搬送路両側下部に軸架し、一対の分離ロール47を、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力によりネギAの表皮Aeが略垂直方向に対して引っ張り分離される方向に略同期回転(内回り)する。
【0031】
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、農作物皮剥ぎ装置1によるネギAの表皮Aeを分離する動作を説明する。
【0032】
先ず、図1、図2に示すように、荷受又は収穫されるネギA…を、供給区間a側部に待機する作業者の手で保持して、ネギAの葉部Ac側を支持コンベア2の下側保持体2aに載置し、根部Aa側を支持コンベア3の支持ベルト3aに載置する。ネギAの根部Aaを揃えベルト3dにより搬送方向に対して略真っ直ぐに揃えた後、ネギAの葉部Ac側を一対の保持体2aにより保持して、切揃え区間bの切揃え装置5に供給する。また、手作業に代わるネギAの供給方法として、例えばロボットアームや引起し機構等の機械的手段により供給することもできる。
【0033】
次に、切揃え区間bに搬送されるネギAの根部Aa及び葉部Acを切揃え装置5により所定寸法に切揃えた後、分離区間cの表皮分離装置10に供給する。また、ネギAの根部Aaのみを所定寸法に切揃えてもよい。
【0034】
次に、複数本(実施例では2本)のネギAが分離区間cに搬送されたとき、図3、図4、図5に示すように、表皮分離装置10の皮剥ぎユニット35を降下移動して、一対の保持体2aにより保持されたネギAの茎部Abをエアー吐出部37,37の間に挿入する。
【0035】
同時に、エアー吐出部37から吐出されるエアーGをネギAの茎部Ab周面に吹付け、ネギAの表皮Aeを支持アーム36,36の支持位置よりも根部Aa側に引き剥した後、ネギAの茎部Abを、支持アーム36,36により保持して、エアー吐出部37から吐出されるエアーGが茎部Ab周面に対して略均等に吹付けられる状態に支持及び矯正すると共に、エアーGを支持アーム36,36の交差部分に対して積極的に押付けてセンターリングする。
【0036】
次に、皮剥ぎユニット35を、支持コンベア2,3によるネギAの搬送速度と略同期して搬送方向及び斜め方向に移動させながら、ネギAの茎部Abに沿って葉部Ac側から根部Aa側に向けて移動させ、エアー吐出部37から吐出されるエアーGをネギAの茎部Ab周面に対して長さ方向に連続して吹付け、不要な表皮Aeを一挙に分離する。同時に、一対の支持アーム36を、分離される表皮Aeを後追いするようにしてネギA周面に沿って略垂直方向に移動させ、分離される表皮Aeを根部Aa側に向けて剥離ガイドし、枚数や厚みに関係なく、強制的に分離又は除去する。また、皮剥ぎユニット35を上昇して、ネギAの茎部Abを自重により垂れ下げた状態に支持することもできる。
【0037】
且つ、ネギAの根部Aa側を一対の支持アーム36により保持したまま移動させ、皮剥ぎユニット35が搬送路右側部よりも外側に移動し、支持コンベア3の支持ベルト3b上方に移動したとき、一対の支持アーム36による保持を解除して、ネギAの根部Aa側を支持ベルト3aから支持ベルト3bに乗り移らせる。なお、ネギAの茎部Abを、分離区間cの支持ベルト3aから支持ベルト3bに乗り移らせるとき、自重により垂れ下げた状態に支持される。
【0038】
また、ネギAの茎部Abが変形している場合、その茎部Abの曲がり部分を支持アーム36,36により矯正しながら、エアー吐出部37から吐出されるエアーGを茎部Ab外面に対して略均等に吹付け、不要な表皮Aeを分離する。この時、茎部Abの曲がり具合に追従して、一対の保持体2aが水平方向に首振り回動し、表皮Aeの分離作業をスムースに行わせる。
【0039】
一方、分離される表皮Aeを、搬送路下部に配設した表皮投入部(図示省略)に投入して、定期的に回収又は廃棄する。以下、上述と同様に、支持アーム36を開放し、皮剥ぎユニット35を垂直上昇した後、皮剥ぎユニット35を初期位置に復帰移動して、支持コンベア2,3により搬送されるネギAの表皮Aeを分離する作業を継続して行う。
【0040】
なお、ネギAの表皮Aeが根部Aa下端に垂れ下っている場合、図6にも示すように、表皮除去装置46を構成する一対の分離ロール47により挟持しながら垂直方向に引っ張って分離除去したり、また、例えば一対のチャックやアーム等の挟持手段により挟持して強制的に引張り分離したり、また、例えば吸気用ブロワーや真空ポンプ等の負圧発生源に接続された吸引手段により吸引分離してもよい。或いは、表皮Aeを排出コンベア(図示省略)に放出して、例えば残渣集積部や残渣処理部等に供給することもできる。
【0041】
次に、表皮分離済みのネギAが回収区間d搬送されたとき、一対の保持体2aによる保持を解除して、表皮分離済みのネギAを放出し、コンベア(図示省略)により次工程(選別工程や出荷工程等)に供給する。また、人為的作業(作業者の手)や機械的作業(例えばロボットアーム)により回収作業及び供給作業を行ってもよい。
【0042】
以上のように、表皮分離装置10を構成する一対の皮剥ぎユニット35を、支持コンベア2,3により搬送されるネギAの茎部Ab周面と略対向して搬送方向に移動させながら、皮剥ぎユニット35のエアー吐出部37から吐出されるエアーGをネギAの茎部Ab周面に対して略連続して吹付けるので、不必要又は食用に供し得ないネギAの表皮Aeを長さ方向に対して一挙に分離することができると共に、複数のネギAの表皮Aeを分離する作業が連続して行え、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0043】
しかも、ネギAの流体吹付け部分を、一対の支持アーム36によりエアーG6が略均等に吹付けられる状態に支持するので、エアーAの吹付け角度や吹付け間隔、吹付け量が常時一定に保たれ、ネギAの表皮Aeを所望する枚数又は厚さだけ確実に分離することができる。
【0044】
図7、図8は、複数の皮剥ぎユニット35を搬送方向に周回移動させながらネギAの表皮Aeを分離する他の例を示し、皮剥ぎユニット35を、搬送路上部に張架したループ状の周回チェーン50,50全長に対して、支持コンベア2,3により搬送されるネギAと略対向する間隔に隔てて複数取り付け、ユニット本体35aを、周回チェーン50,50間に架設したガイドレール51に対して前後移動可能に取り付け、ユニット本体35aの上端側を、搬送路上部に架設したガイドレール52に係合している。
【0045】
つまり、複数の皮剥ぎユニット35を搬送方向に周回移動させながら、ガイドレール52に沿って表皮Aeの剥ぎ取りを開始する開始位置と、その剥ぎ取りが終了する終了位置とに往復移動させ、支持コンベア2,3により搬送されるネギAの表皮Aeを連続して分離するので、上述の実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
【0046】
なお、上述の実施形態は、表皮分離装置10の皮剥ぎユニット35を搬送方向と平行する方向に周回移動する構成であるが、例えば図9に示すように、皮剥ぎユニット35を搬送方向に対して所定角度に交差する斜め方向に周回移動させながら、支持コンベア2,3により搬送されるネギAの表皮Aeを分離したり、また、図10に示すように、皮剥ぎユニット35を特定方向に平行移動させながら、支持コンベア2,3により斜め方向に搬送されるネギAの表皮Aeを分離してもよく、前述の実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
【0047】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の農作物は、実施例のネギAやゴボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等に対応し、
以下同様に、
流体は、エアーGや不活性ガス、ブタンガス等の気体と、水道水や水溶液、溶剤等の液体とに対応し、
農作物搬送手段は、支持コンベア2,3やベルトコンベア、チェーンコンベア、バケットコンベアに対応し、
流体吹付け手段は、エアー吐出部37や吐出ホース、吐出孔を有する部材等に対応し、
移動手段は、可動枠31、支持枠32、ガイドレール33、牽引チェーン34、ユニット本体35a、周回チェーン50、ガイドレール51,52或いはエアーシリンダ、ソレノイド、モータ等に対応し、
農作物支持手段は、支持アーム36や支持チャック、支持爪等に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0048】
本発明の表皮分離装置10の構成は、例えば略垂直に保持されたネギAの表皮Aeを分離する作業及び装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 農作物皮剥ぎ装置の全体構成を示す平面図。
【図2】 支持コンベアによるネギの搬送動作を示す側面図。
【図3】 表皮分離装置による皮剥ぎ動作を示す側面図。
【図4】 皮剥ぎユニットによる皮剥ぎ動作を示す正面図。
【図5】 皮剥ぎユニットによる皮剥ぎ動作を示す平面図。
【図6】 表皮除去装置による除去動作を示す側面図。
【図7】 表皮分離装置による皮剥ぎ動作の他の例を示す正面図。
【図8】 皮剥ぎユニットによる皮剥ぎ動作を示す側面図。
【図9】 皮剥ぎユニットを斜め方向に周回移動するその他の例を示す平面図。
【図10】 皮剥ぎユニットを支持コンベアと交差する斜め方向に周回移動するその他の例を示す平面図。
【符号の説明】
A…ネギ
Ab…茎部
Ae…表皮
1…農作物皮剥ぎ装置
2…支持コンベア
2a…保持体
3…支持コンベア
3a,3b…支持ベルト
10…表皮分離装置
35…皮剥ぎユニット
36…支持アーム
37…エアー吐出部
37a,37b…吐出ノズル
Claims (3)
- 複数の農作物を略同一方向に向きを揃えて整列搬送する農作物搬送手段と、
上記農作物外面に対して流体を吹付け、該農作物の表皮を分離する流体吹付け手段と、
上記農作物搬送手段により搬送される農作物外面と略対向する間隔に隔てて複数設けた流体吹付け手段を、上記農作物外面に沿って長さ方向に移動すると共に、上記農作物搬送手段により搬送される農作物外面と略対向して搬送方向に移動する移動手段とを備えた
農作物皮剥ぎ装置。 - 上記農作物の流体吹付け部分を、上記流体吹付け手段から吐出される流体が略均等に吹付けられる状態に支持する農作物支持手段を備えた
請求項1記載の農作物皮剥ぎ装置。 - 上記農作物支持手段を、上記流体吹付け手段に対して一体的に設けると共に、該流体吹付け手段の流体が吹付けられる農作物外面に近接して設けた
請求項2記載の農作物皮剥ぎ装置。
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