JP3851696B2 - 燃料電池発電プラント - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的に互いに直列または並列接続された複数の燃料電池本体を備えた燃料電池発電プラントに係り、特に特性の異なる燃料電池本体が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことができるようにした燃料電池発電プラントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、燃料の有しているエネルギーを直接電気エネルギーに変換する装置として、燃料電池が知られている。
この種の燃料電池は、通常、非導電性の多孔質体に電解質を含浸した電解質層(マトリックス層)を挟んで一対の多孔質電極を配置して燃料電池本体を構成し、一方の多孔質電極である燃料極の背面側に、反応ガスである水素等の燃料ガスを供給すると共に、他方の多孔電極である酸化剤極の背面側に、反応ガスである酸素等の酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、上記一対の電極間から電気エネルギーを取り出すようにしたものであり、上記燃料ガスと酸化剤ガスが供給されている限り、高い効率で電気エネルギーを取り出すことができる装置である。
【0003】
この燃料電池を用いた発電プラントは、比較的小さな規模であっても、発電効率は40〜50%にも達し、新鋭火力発電をはるかにしのぐと期待されている。また、近年大きな社会問題になっている公害要因であるSOx、NOxの排出は極めて少なく、発電プラント内に燃焼サイクルを含まないため、多量の冷却水を必要とせず、振動も小さいことから、騒音・排ガス等の環境問題が少ないという利点がある。
【0004】
さらに、負荷変動に対して応答性が良く、原理的に高い変換効率が期待できると共に、発電と同時に熱も利用するコジェネレーションシステムに向いている等の特徴から、その研究開発に期待と関心が寄せられている。
【0005】
ところで、一般に、このような燃料電池発電プラントでは、1台の燃料電池本体の出力に制限があるため、発電出力を増大させる場合には、複数の燃料電池本体を組み込むことが必要である。
【0006】
ただし、この場合、直列接続だけでは、電池運転電圧が高くなって、直交変換装置等の電気システムの定格電圧が高くなるため、直列接続と並列接続とを組み合わせていることが一般的であり、さらに各燃料電池本体へ温度調節用の水(電池冷却用の水であり、以下温度調節水と称する)を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段を備えて、発電プラント全体を構成していることが多い。
【0007】
そして、このような燃料電池発電プラントでは、各燃料電池本体へ供給される温度調節水は、基本的には各燃料電池本体に均等に配分されるように設計されている。
【0008】
図4は、この種の従来の燃料電池発電プラントの一例を示す構成図である。
図4に示すように、n個の燃料電池本体1が、電気的に互いに直列接続されて、1つの燃料電池本体群(以下、ストリングと称する)2を構成している。
【0009】
また、このように構成されたm群(m列)のストリング2が、電気的に互いに並列接続されて、直交変換装置等からなる電気システム3と電気的に並列接続されており、この電気システム3から負荷電流を取り出すようになっている。
【0010】
さらに、各ストリング2には、電池温度を調節するための温度調節水が流通している。すなわち、この温度調節水は、電池温度調節水供給システム4から電池温度調節水ストリング供給へッダ5を通じて各ストリング2に供給され、他端の電池温度調節水ストリング排出へッダ6に排出されて電池温度調節水供給システム4へ戻り、温度調整されて再度ストリング2に供給される。
【0011】
図5は、従来の燃料電池発電プラントの他の例を示す構成図である。
図5に示すように、温度調節水は、電池温度調節水供給ヘッダ7から均等に個別電池温度調節水供給ヘッダ8に供給され、燃料電池本体1を通って個別電池温度調節水排出ヘッダ9から排出され、電池温度調節水排出へッダ10へ合流する。
【0012】
この排出された温度調節水は、電池温度調節水供給システム4により温度調節されて、再度燃料電池本体1に供給される仕組みとなっている。
図6は、燃料電池本体1内部と前後の温度分布の一例を示す特性図である。
【0013】
図6において、11は燃料電池本体1内部と前後の配管内の温度調節水の温度を示している。
入口温度12で燃料電池本体1に供給された温度調節水は、燃料電池本体1で発生する熱を受けて、徐々に温度が上昇する(単層流状態:領域13)。そして、ある温度に達すると、その部分の圧力の飽和蒸気圧に相当する温度になるため、温度調節水の一部が蒸発して2層流状態となり(領域14)、温度がほぼ一定(厳密には、燃料電池本体1の圧損に相当する温度低下がある)となる。
【0014】
温度調節水は、この出口温度15で電池温度調節水供給システム4に戻り、温度調整されて、再び燃料電池本体1に再供給される。通常、温度調節水は、この出口温度15を監視し、制御するようにしている。
【0015】
ところで、以上のような構成を有する図4、図5の燃料電池発電プラントにおいて、温度調節水は、全てのストリング2および燃料電池本体1へ均等に配分されて、全ての燃料電池本体1がほぼ同じ温度で運転される。
【0016】
そして、このような従来の燃料電池発電プラントにおいては、各燃料電池本体1が、全て同仕様でかつ特性に大きな差異がない場合には、特に問題は生じない。
【0017】
しかしながら、実際には、燃料電池本体1の特性変化は一様ではない。
すなわち、長期間に渡る発電運転の後に、無視できない個別特性変化が生じたり、何らかの原因で急激な劣化が進行する場合がある。
【0018】
または、長期間発電プラントを運転する上で、新製燃料電池本体を組み込むことや、仕様の異なる燃料電池本体を組み込むニ−ズが発生することがある。
そして、現状の発電プラントにおいては、このような場合に、各燃料電池本体の運転温度を個別に制御することは困難である。
【0019】
従って、全ての燃料電池本体1の要求設定値の最も安全な値に運転温度を設定する必要があり、各燃料電池本体1の特性を十分に活かすことができない。
また、設計温度と異なる条件で運転することは、正確な特性評価を行なう上で大きな問題であり、さらには寿命等への影響も懸念される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の燃料電池発電プラントにおいては、各燃料電池本体の特性を十分に活かすことができないばかりでなく、正確な特性評価を行なうことが困難であるという問題があった。
【0021】
本発明の目的は、特性の異なる燃料電池本体が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことが可能な極めて信頼性の高い燃料電池発電プラントを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群と、燃料電池本体群の各燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電プラントにおいて、
まず、請求項1に係る発明では、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパを備えて成る。
【0023】
従って、請求項1に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、燃料電池本体毎に運転温度設定値を全体設定値よりも上げる必要が生じた場合には、その燃料電池本体の温度調節水の出口側のダンパで圧損を設けることにより、温度調節水の圧力が上がるため、その燃料電池本体内部の温度調節水の温度が上昇して、運転温度を上げることができる。
【0024】
一方、燃料電池本体毎に運転温度設定値を全体設定値よりも下げる必要が生じた場合には、その燃料電池本体の温度調節水の出口側のダンパの圧損を、他の燃料電池本体よりも減らすことにより、運転温度を下げることができる。
【0025】
また、請求項2に係る発明では、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段とを備えて成る。
【0026】
従って、請求項2に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、特定の燃料電池本体のダンパの開度を下げる(閉方向に動かす)ことで、温度調節水の流量配分にアンバランスが生じることになることから、各燃料電池本体の独立ラインに流量計測手段を設けることにより、その指示を見ながら燃料電池本体の温度調節水の入口側のダンパの圧損を調整して、流量配分を理想的に設定することができる。
【0027】
さらに、請求項3に係る発明では、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えて成る。
【0028】
従って、請求項3に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、電池温度が実際にどのように変化したかを確認するために、各燃料電池本体の出口側に温度計測手段を設けることにより、実際に変更した温度の確認を行なうことができる。
【0029】
さらにまた、請求項4に係る発明では、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段と、各燃料電池本体の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えて成る。
【0030】
従って、請求項4に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、温度調節水の流量配分と設定温度の確認のために、各燃料電池本体の温度調節水ラインに温度計測手段と、流量計測手段を設けることにより、流量配分の確認と温度の確認を行なうことができ、プラント状態の設定変更がより一層容易となる。
【0031】
以上により、各燃料電池本体の運転温度を独立に設定することができるため、特性の異なる燃料電池本体が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことができ、燃料電池発電プラントの信頼性を向上することができる。
【0032】
一方、上記の目的を達成するために、電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群を複数群設置し、各燃料電池本体群の全ての燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電プラントにおいて、
まず、請求項5に係る発明では、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパを備えて成る。
【0033】
従って、請求項5に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、燃料電池本体群毎に運転温度設定値を全体設定値よりも上げる必要が生じた場合には、その燃料電池本体群の温度調節水の出口側のダンパで圧損を設けることにより、温度調節水の圧力が上がるため、その燃料電池本体群内部の温度調節水の温度が上昇して、運転温度を上げることができる。
【0034】
一方、燃料電池本体群毎に運転温度設定値を全体設定値よりも下げる必要が生じた場合には、その燃料電池本体群の温度調節水の出口側のダンパの圧損を、他の燃料電池本体群よりも減らすことにより、運転温度を下げることができる。
【0035】
また、請求項6に係る発明では、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段とを備えて成る。
【0036】
従って、請求項6に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、特定の燃料電池本体群のダンパの開度を下げる(閉方向に動かす)ことで、温度調節水の流量配分にアンバランスが生じることになることから、各燃料電池本体群の独立ラインに流量計測手段を設けることにより、その指示を見ながら燃料電池本体群の温度調節水の入口側のダンパの圧損を調整して、流量配分を理想的に設定することができる。
【0037】
さらに、請求項7に係る発明では、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体群の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えて成る。
【0038】
従って、請求項7に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、電池温度が実際にどのように変化したかを確認するために、各燃料電池本体群の出口側に温度計測手段を設けることにより、実際に変更した温度の確認を行なうことができる。
【0039】
さらにまた、請求項8に係る発明では、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体群の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段と、各燃料電池本体群の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えて成る。
【0040】
従って、請求項8に係る発明の燃料電池発電プラントにおいては、温度調節水の流量配分と設定温度の確認のために、各燃料電池本体群の温度調節水ラインに温度計測手段と、流量計測手段を設けることにより、流量配分の確認と温度の確認を行なうことができ、プラント状態の設定変更がより一層容易となる。
【0041】
以上により、各燃料電池本体群の燃料電池本体の運転温度を独立に設定することができるため、特性の異なる燃料電池本体が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことができ、燃料電池発電プラントの信頼性を向上することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態による燃料電池発電プラントの一例を示す構成図であり、図4との同一部分については同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0043】
すなわち、本実施の形態の燃料電池発電プラントは、図1に示すように、図4における各ストリング2の温度調節水の共通入口側および出口側に、圧損を設けるためのダンパ(電池温度調節水ストリング供給ダンパ16および電池温度調節水ストリング排出ダンパ17)をそれぞれ設けている。
【0044】
また、各ストリング2の独立ラインにおけるストリング2と電池温度調節水ストリング排出ダンパ17との間に、温度調節水の温度を計測する電池温度調節水ストリング温度計18と、温度調節水の流量を計測する電池温度調節水ストリング流量計19をそれぞれ設けている。
【0045】
すなわち、電池温度調節水ストリング供給ダンパ16および電池温度調節水ストリング排出ダンパ17は、各ストリング2毎の温度調節水の温度および流量を調節するものである。
【0046】
また、電池温度調節水ストリング温度計13および電池温度調節水ストリング流量計14は、各ストリング2の温度調節水の出口側の温度および流量を監視するものである。
【0047】
なお、発電状態において、全てのストリング2の燃料電池本体1が同仕様で、かつ一定の特性範囲に入っており、また特別な特性試験を行なわない場合には、全てのストリング2の燃料電池本体1の運転温度は一定とするため、これらのダンパ16,17は基本的に全て同開度に設定する。
【0048】
一方、特性の異なる燃料電池本体1がプラントに導入された場合や、特定のストリング2の燃料電池本体1が劣化する等して、運転温度をストリング2毎に個別に変える必要がある場合には、これらのダンパ16,17の開度を個別に調節する。
【0049】
すなわち、電池温度を高くする場合には、そのストリング2の電池温度調節水ストリング排出ダンパ17の開度を他に比べて下げ(閉方向に動かす)、また流量が下がる分は、電池温度調節水ストリング供給ダンパ16の開度を、他に比べて開方向に設定する。
【0050】
次に、以上のように構成した本実施の形態の燃料電池発電プラントの作用について説明する。
まず、建設直後等の、各ストリング2の個々の燃料電池本体1の特性に差異がない場合には、同じ負荷電流に対して全ての燃料電池本体1はほぼ同じ特性を示すので、全てのストリング2に供給する温度調節水の温度は等しくすればよい。
【0051】
そして、この状態では、電池温度調節水ストリング供給ダンパ16および電池温度調節水ストリング排出ダンパ17は、全てある中間開度となるようにプラントを設計する。
【0052】
しかしながら、プラントのある程度の運転期間の後には、必ず燃料電池本体1の特性にばらつきが生じることになる。
特に、一部のストリング2の燃料電池本体1の劣化の激しい場合には、運転温度を下げる要求が生じる場合がある。また、温度運転条件の異なる燃料電池本体1を入れた場合には、一部のストリング2の燃料電池本体1を新製品に交換した場合等に、電池温度は各ストリング2の燃料電池本体1の設計に応じて、個々に設定できれば理想的である。
【0053】
このような場合、本実施の形態においては、各ストリング2の温度調節水の共通入口側および出口側に設けた電池温度調節水ストリング供給ダンパ16および電池温度調節水ストリング排出ダンパ17の開度を適正に調節することによって、各ストリング2の燃料電池本体1の温度調整を行なうことができる。
【0054】
すなわち、仮に電池温度を高くする場合には、そのストリング2の電池温度調節水ストリング排出ダンパ17の開度を、他のストリング2の電池温度調節水ストリング排出ダンパ17の開度よりも下げる(閉方向に動かす)。
【0055】
これにより、そのストリング2の下流に圧損ができることで、そのさらに下流の他のストリング2の温度調節水合流部での圧力は共通なことから、電池温度調節水ストリング排出ダンパ17を閉めたストリング2の圧力が、他のストリング2に比べて高くなる。
【0056】
そして、圧力が高くなると、飽和蒸気圧で決まる温度調節水の温度が上がるため、そのストリング2の燃料電池本体1の内部温度が高くなる。
このようにして、電池温度調節水ストリング排出ダンパ17の開度を調整することで、ストリング2の燃料電池本体1の温度を変化させることができる。
【0057】
一方、電池温度調節水ストリング排出ダンパ17の開度設定を変更することで、そのストリング2の燃料電池本体1を流れる温度調節水の流量が変化するため、温度調節水の流量配分を均一にする場合には、そのストリング2の電池温度調節水ストリング供給ダンパ16を、他のストリング2に比べて開方向に設定する。
【0058】
この時、電池温度調節水ストリング流量計19で流量を確認しながら行なうことができる。
また、変更した温度は、電池温度調節水ストリング温度計18で確認することができる。
【0059】
上述したように、本実施の形態の燃料電池発電プラントでは、各ストリング2の温度調節水の共通入口側および出口側に、圧損を設けるための電池温度調節水ストリング供給ダンパ16および電池温度調節水ストリング排出ダンパ17をそれぞれ設け、さらに各ストリング2の独立ラインにおけるストリング2と電池温度調節水ストリング排出ダンパ17との間に、温度調節水の温度を計測する電池温度調節水ストリング温度計18、および温度調節水の流量を計測する電池温度調節水ストリング流量計19をそれぞれ設けるようにしたものである。
【0060】
従って、各ストリング2の燃料電池本体1の運転温度を独立に設定することができるため、特性の異なる燃料電池本体1が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体1の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことができ、燃料電池発電プラントの信頼性を向上することが可能となる。
【0061】
(第2の実施の形態)
図2は、本実施の形態による燃料電池発電プラントの一例を示す構成図であり、図5との同一部分については同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0062】
すなわち、本実施の形態の燃料電池発電プラントは、図2に示すように、図5における各燃料電池本体1の温度調節水の入口側および出口側に、圧損を設けるためのダンパ(個別電池温度調節水供給ダンパ20および個別電池温度調節水排出ダンパ21)をそれぞれ設けている。
【0063】
また、各燃料電池本体1の独立ラインにおける燃料電池本体1と個別電池温度調節水排出ダンパ21との間に、温度調節水の温度を計測する個別電池温度調節水温度計22と、温度調節水の流量を計測する個別電池温度調節水流量計23をそれぞれ設けている。
【0064】
すなわち、個別電池温度調節水供給ダンパ20および個別電池温度調節水排出ダンパ21は、各燃料電池本体1毎の温度調節水の温度および流量を調節するものである。
【0065】
また、個別電池温度調節水温度計22および個別電池温度調節水流量計23は、各燃料電池本体1の温度調節水の出口側の温度および流量を監視するものである。
【0066】
なお、発電状態において、全ての燃料電池本体1が同仕様で、かつ一定の特性範囲に入っており、また特別な特性試験を行なわない場合には、全ての燃料電池本体1の運転温度は一定とするため、これらのダンパ20,21は基本的に全て同開度に設定する。
【0067】
一方、特性の異なる燃料電池本体1がプラントに導入された場合や、特定の燃料電池本体1が劣化する等して、運転温度を燃料電池本体1毎に個別に変える必要がある場合には、これらのダンパ20,21の開度を個別に調節する。
【0068】
すなわち、電池温度を高くする場合には、その燃料電池本体1の個別電池温度調節水排出ダンパ21の開度を他に比べて下げ(閉方向に動かす)、また流量が下がる分は、個別電池温度調節水供給ダンパ20の開度を、他に比べて開方向に設定する。
【0069】
次に、以上のように構成した本実施の形態の燃料電池発電プラントの作用について説明する。
まず、建設直後等の、個々の燃料電池本体1の特性に差異がない場合には、同じ負荷電流に対して全ての燃料電池本体1はほぼ同じ特性を示すので、全ての燃料電池本体1に供給する温度調節水の温度は等しくすればよい。
【0070】
そして、この状態では、個別電池温度調節水供給ダンパ20および個別電池温度調節水排出ダンパ21は、全てある中間開度となるようにプラントを設計する。
【0071】
しかしながら、プラントのある程度の運転期間の後には、必ず燃料電池本体1の特性にばらつきが生じることになる。
特に、一部の燃料電池本体1の劣化の激しい場合には、運転温度を下げる要求が生じる場合がある。また、温度運転条件の異なる燃料電池本体1を入れた場合には、一部の燃料電池本体1を新製品に交換した場合等に、電池温度は各燃料電池本体1の設計に応じて、個々に設定できれば理想的である。
【0072】
このような場合、本実施の形態においては、各燃料電池本体1の温度調節水の入口側および出口側に設けた個別電池温度調節水供給ダンパ20および個別電池温度調節水排出ダンパ21の開度を適正に調節することによって、各燃料電池本体1の温度調整を行なうことができる。
【0073】
すなわち、仮に電池温度を高くする場合には、その燃料電池本体1の個別電池温度調節水排出ダンパ21の開度を、他の燃料電池本体1の個別電池温度調節水排出ダンパ21の開度よりも下げる(閉方向に動かす)。
【0074】
これにより、その燃料電池本体1の下流に圧損ができることで、そのさらに下流の他の燃料電池本体1の温度調節水合流部での圧力は共通なことから、個別電池温度調節水排出ダンパ21を閉めた燃料電池本体1の圧力が、他の燃料電池本体1に比べて高くなる。
【0075】
そして、圧力が高くなると、飽和蒸気圧で決まる温度調節水の温度が上がるため、その燃料電池本体1の内部温度が高くなる。
このようにして、個別電池温度調節水排出ダンパ21の開度を調整することで、燃料電池本体1の温度を変化させることができる。
【0076】
一方、個別電池温度調節水排出ダンパ21の開度設定を変更することで、その燃料電池本体1を流れる温度調節水の流量が変化するため、温度調節水の流量配分を均一にする場合には、その燃料電池本体1の個別電池温度調節水供給ダンパ20を、他の燃料電池本体1に比べて開方向に設定する。
【0077】
この時、個別電池温度調節水流量計23で流量を確認しながら行なうことができる。
また、変更した温度は、個別電池温度調節水温度計22で確認することができる。
【0078】
図3は、上記状態にした(個別電池温度調節水排出ダンパ21を閉方向、個別電池温度調節水供給ダンパ20を開方向)燃料電池本体1とその他の燃料電池本体1の、燃料電池本体1内部とその前後の温度と圧力の分布の一例を示している。
【0079】
なお、ここでは、配管の圧力損失は無視している。
まず、標準状態の電池付近圧力分布24について述べる。
電池入口圧力25で燃料電池本体1に供給された温度調節水は、まず個別電池温度調節水供給ダンパ21で圧力が下げられる。その後、ほぼ一定の圧力で電池温度調節水供給システム4に到達する。
【0080】
一方、高温設定(個別電池温度調節水排出ダンパ21閉、個別電池温度調節水供給ダンパ20開)燃料電池本体1内部とその前後の圧力分布26の場合には、個別電池温度調節水供給ダンパ20を開としているために、燃料電池本体1入口での圧力は標準電池ほど下がらず、燃料電池本体1内部での圧力が高くなる。そして、燃料電池本体1出口の個別電池温度調節水排出ダンパ21により圧力が下げられて、他の燃料電池本体1の温度調節水と合流する。
【0081】
この効果を図示したものが、図3である。
すなわち、まず標準状態の電池付近圧力分布27について述べる。
電池入口温度28で燃料電池本体1に供給された温度調節水は、燃料電池本体1に入ってその熱を受けて温度が上昇し、その温度の飽和蒸気圧が配管圧力となる時点から2層流となり、燃料電池本体1出口までほぼ一定の温度となる。
【0082】
一方、高温設定燃料電池1は、前述したように、燃料電池本体1内部での圧力が高いため、飽和蒸気圧で決まる2層流温度が高くなって、温度分布(高温設定電池と前後の温度分布)29のようになり、燃料電池本体1の内部の温度が高くなる。
【0083】
このようにして、簡単なシステムで燃料電池本体1の運転温度を個別に独立して制御することができる。
上述したように、本実施の形態の燃料電池発電プラントでは、各燃料電池本体1の温度調節水の入口側および出口側に、圧損を設けるための個別電池温度調節水供給ダンパ20および個別電池温度調節水排出ダンパ21をそれぞれ設け、さらに各燃料電池本体1の独立ラインにおける燃料電池本体1と個別電池温度調節水排出ダンパ21との間に、温度調節水の温度を計測する個別電池温度調節水温度計22、および温度調節水の流量を計測する個別電池温度調節水流量計23をそれぞれ設けるようにしたものである。
【0084】
従って、各燃料電池本体1の運転温度を独立に設定することができるため、特性の異なる燃料電池本体1が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体1の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことができ、燃料電池発電プラントの信頼性を向上することが可能となる。
【0085】
(他の実施の形態)
(a)前記第1の実施の形態では、各ストリング2の独立ラインにおけるストリング2と電池温度調節水ストリング排出ダンパ17との間に、電池温度調節水ストリング流量計19を設ける場合について説明したが、これに限らず、各ストリング2の独立ラインにおけるストリング2と電池温度調節水ストリング供給ダンパ16との間に、電池温度調節水ストリング流量計19を設けるようにしてもよい。
【0086】
(b)前記第2の実施の形態では、各燃料電池本体1の独立ラインにおける燃料電池本体1と個別電池温度調節水排出ダンパ21との間に、個別電池温度調節水流量計23を設ける場合について説明したが、これに限らず、各燃料電池本体1の独立ラインにおける燃料電池本体1と個別電池温度調節水供給ダンパ20との間に、個別電池温度調節水流量計23を設けるようにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群と、燃料電池本体群の各燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電プラントにおいて、
請求項1に係る発明によれば、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパを備えるようにしたので、特性の異なる燃料電池本体が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことが可能な極めて信頼性の高い燃料電池発電プラントが提供できる。
【0088】
また、請求項2に係る発明によれば、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段とを備えるようにしたので、各燃料電池本体の温度調節水の流量指示を見ながら、燃料電池本体の温度調節水の流量配分を理想的に設定することが可能な燃料電池発電プラントが提供できる。
【0089】
さらに、請求項3に係る発明によれば、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えるようにしたので、電池温度が実際にどのように変化したかを確認するために、各燃料電池本体の出口側の温度を計測して、実際に変更した温度の確認を行なうことが可能な燃料電池発電プラントができる。
【0090】
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、各燃料電池本体の温度調節水の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段と、各燃料電池本体の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えるようにしたので、温度調節水の流量配分と設定温度の確認のために、各燃料電池本体の温度調節水の温度と流量を計測して、流量配分の確認と温度の確認を行なうことができ、プラント状態の設定変更をより一層容易にすることが可能な燃料電池発電プラントができる。
【0091】
一方、上記の目的を達成するために、電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群を複数群設置し、各燃料電池本体群の全ての燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電プラントにおいて、
請求項5に係る発明によれば、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパを備えるようにしたので、特性の異なる燃料電池本体が同一プラントに入ったような場合にも、各燃料電池本体の特性を十分に活かすことができると共に、正確な特性評価を行なうことが可能な極めて信頼性の高い燃料電池発電プラントが提供できる。
【0092】
また、請求項6に係る発明によれば、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段とを備えるようにしたので、各燃料電池本体群の温度調節水の流量指示を見ながら、燃料電池本体群の温度調節水の流量配分を理想的に設定することが可能な燃料電池発電プラントが提供できる。
【0093】
さらに、請求項7に係る発明によれば、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体群の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えるようにしたので、電池温度が実際にどのように変化したかを確認するために、各燃料電池本体群の出口側の温度を計測して、実際に変更した温度の確認を行なうことが可能な燃料電池発電プラントができる。
【0094】
さらにまた、請求項8に係る発明によれば、各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側および出口側にそれぞれ設けられ、圧損を設けるためのダンパと、各燃料電池本体群の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測する流量計測手段と、各燃料電池本体群の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測する温度計測手段とを備えるようにしたので、温度調節水の流量配分と設定温度の確認のために、各燃料電池本体群の温度調節水の温度と流量を計測して、流量配分の確認と温度の確認を行なうことができ、プラント状態の設定変更をより一層容易にすることが可能な燃料電池発電プラントができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料電池発電プラントの第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明による燃料電池発電プラントの第2の実施の形態を示す構成図。
【図3】本発明による燃料電池発電プラントにおける燃料電池本体内部と前後の温度分布と圧力分布の一例を示す特性図。
【図4】従来の燃料電池発電プラントの一例を示す構成図。
【図5】従来の燃料電池発電プラントの他の例を示す構成図。
【図6】従来の燃料電池発電プラントにおける燃料電池本体内部と前後の温度分布と圧力分布の一例を示す特性図。
【符号の説明】
1…燃料電池本体、
2…ストリング、
3…電気システム、
4…電池温度調節水供給システム、
5…電池温度調節水ストリング供給ヘッダ、
6…電池温度調節水ストリング排出ヘッダ、
7…電池温度調節水供給ヘッダ、
8…個別電池温度調節水供給ヘッダ、
9…個別電池温度調節水排出ヘッダ、
10…電池温度調節水排出へッダ、
11…電池内部と前後の配管内温度分布、
12…電池温度調節水電池入口温度、
13…電池内部温度(単層流状態)、
14…電池内部温度(2層流状態)、
15…電池温度調節水電池出口温度、
16…電池温度調節水ストリング供給ダンパ、
17…電池温度調節水ストリング排出ダンパ、
18…電池温度調節水ストリング温度計、
19…電池温度調節水ストリング流量計、
20…個別電池温度調節水供給ダンパ、
21…個別電池温度調節水排出ダンパ、
22…個別電池温度調節水温度計、
23…個別電池温度調節水流量計、
24…標準状態電池内部と前後の圧力分布、
25…電池入口圧力、
26…高温設定電池内部と前後の圧力分布、
27…標準状態電池内部と前後の温度分布、
28…電池入口温度、
29…高温設定電池内部と前後の温度分布。
Claims (8)
- 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群と、前記燃料電池本体群の各燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体の温度調節水の入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体の温度調節水の出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群と、前記燃料電池本体群の各燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体の温度調節水の入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体の温度調節水の出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
前記燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測して燃料電池本体の温度調節水の入口側のダンパを調整するための流量計測手段と、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群と、前記燃料電池本体群の各燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体の温度調節水の入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体の温度調節水の出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
前記燃料電池本体の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測して温度変化を確認するための温度計測手段と、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群と、前記燃料電池本体群の各燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段とを備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体の温度調節水の入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体の温度調節水の出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
前記燃料電池本体の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測して燃料電池本体の温度調節水の入口側のダンパを調整するための流量計測手段と、
前記燃料電池本体の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測して温度変化を確認するための温度計測手段と、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群を複数群配置し、前記燃料電池本体群の全ての燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段を備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群を複数群配置し、前記燃料電池本体群の全ての燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段を備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
前記燃料電池本体群の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測して燃料電池本体の温度調節水の入口側のダンパを調整するための流量計測手段と、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群を複数群配置し、前記燃料電池本体群の全ての燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段を備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
前記各燃料電池本体群の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測して温度変化を確認するための温度計測手段と、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電極間から電気エネルギーを取り出す複数の燃料電池本体からなる燃料電池本体群を複数群配置し、前記燃料電池本体群の全ての燃料電池本体へ温度調節水を供給することによって温度調節を行なう温度調節手段を備えて構成される燃料電池発電システムにおいて、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通入口側に設けられ、温度調節水の流量を調整するための供給ダンパと、
前記各燃料電池本体群の温度調節水の共通出口側に設けられ、圧力損失を変化させて温度調節水の温度を調整するための排出ダンパと、
前記各燃料電池本体群の独立ラインにそれぞれ設けられ、温度調節水の流量を計測して燃料電池本体の温度調節水の入口側のダンパを調整するための流量計測手段と、
前記各燃料電池本体群の出口側にそれぞれ設けられ、温度調節水の温度を計測して温度変化を確認するための温度計測手段と、
を備えたことを特徴とする燃料電池発電プラント。
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