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JP3845305B2 - 自動分析装置用の試薬容器 - Google Patents

自動分析装置用の試薬容器 Download PDF

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JP3845305B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液、尿や髄液などを分析する自動分析装置に用いられる試薬容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動分析装置は、採取した血清や尿等の試料と、検査項目に従った試薬を反応容器にそれぞれ分注し、被検液の反応を測定するものであり、特開平5−256854号公報(文献1)、特開平5−297007号公報(文献2)、あるいは特開平9−127123号公報(文献3)に開示されている如く、既知である。
【0003】
このため、本願出願人は既に、こうした分析装置に用いられる試薬容器の一例として、特開2000−275251号公報(特願平11−83073号)の試薬容器を提案済みである。
【0004】
上記試薬容器は、例えば回転テーブルなどの移送手段によって所定の位置まで移送され、この所定の位置にて、プローブなどの吸入ノズルによって内容物である試薬が分取される自動分析装置用の容器であって、この容器の移送時に該容器内の試薬にかかる遠心力による液面の揺れを抑えるために遠心力が最も小さい遠心基部と、遠心力が最も大きい遠心端部との間に、液収容範囲に対応する高さ領域を含んで上下に亙り、遠心方向に流体抵抗を生じるように構成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、試薬容器を所定の位置に移送する場合、例えば、試薬容器をベルトコンベアなどの手段によって直線的に移送する場合には、液面の揺れは遠心力のみによって生じるわけではなく、移送方向への加減速動作によっても内容物に揺れが生じてしまう。
【0006】
しかも、移送方向に対向配置した試薬容器の内側壁面間の幅が試薬容器の形状や装置上での配置方法によって広くなると、移送時の加減速動作によって生じた力が液面の揺れに大きく影響を及ぼすことがある。このため、移送方向に生じる試薬の揺れを抑えないと、試薬分注の精度が悪化するなどして、信頼性の高い分析データが得られないという不都合が生じてしまう。
【0007】
また、移送時に生じる遠心力や加減速動作によって生じる力など、液面の揺れを発生させる力が試薬に対して複数の方向から作用する場合、試薬に生じる波は試薬容器の内側壁面で何回も反射することにより複雑な動きをするため、遠心方向のみに流体抵抗を増加させても、試薬の揺れを十分に抑えることができなかった。
【0008】
本発明は、上述のような事実に鑑みてなされたものであり、移送時に生じる内容物の揺れを抑えることにより、信頼性の高い分析データを測定することができる自動分析装置用の試薬容器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1発明である自動分析装置用の試薬容器は、回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から移送方向に対して当該試薬容器内の試薬に流体抵抗を生じせしめる障害物を備えることを特徴とするものである。
【0010】
第2発明である自動分析装置用の試薬容器は、回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う一端部を繋ぎ、内容物が押し付けられて液面が最も上昇する第1の移送方向側壁部と、この第1の移送方向側壁部の内側壁面に対向する位置にあって前記回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う他端部を繋ぎ、内容物が押し付けられて液面が最も下降する第2の移送方向側壁部とを有し、当該第1の移送方向側壁部の内側壁面と第2の移送方向側壁部の内側壁面との間に、液収容範囲に対応する高さ領域にあって、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から回転中心側壁部に向かって延在し、この試薬容器の移送時に、移送方向への加減速動作によって内容物に生じる揺れに対して抵抗を生じさせる障害物を備えることを特徴とするものである。
【0011】
第3発明である自動分析装置用の試薬容器は、回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、その内部に、試薬容器内の天井面から底面までにわたる高さにおいて、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から前記分取口を挟んで回転中心側壁部に向かって延在し、前記分取口の下部領域と、この下部領域を除いた残部領域とに仕切ると共に、当該下部領域と残部領域との間に試薬容器内の天井面から底面までにわたって開口する連通部を形成する2つの仕切部を備えることを特徴とするものである。
【0012】
第4発明である自動分析装置用の試薬容器は、第3発明において、上記仕切部を下部領域の容積が残部領域の容積よりも小さくなるように配置したものであることを特徴とするものである。
【0013】
第5発明である自動分析装置用の試薬容器は、回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、前記分取口を前記移送方向側壁部の内側壁面間の中心軸上の前記径方向外側壁部側に配置すると共に、前記2つの移送方向側壁部における、前記径方向外側壁部に隣接する一部それぞれ内向きにオフセットさせて、前記分取口の下部領域において内容物の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部の前記オフセットさせた内側壁面間の幅を、分取口の下部領域を除いた残部領域において内容物の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部の内側壁面間の幅よりも狭めたことを特徴とするものである。
【0014】
第6発明である自動分析装置用の試薬容器は、回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、試薬容器は、その試薬容器の内部であって、前記分取口の下部領域以外の当該分取口から離れた位置に、内容物の揺れによって生じる反射波の反射方向を制御する柱状の反射部を備えることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係わる自動分析装置を例示する全体概念図である。
【0016】
装置本体1には、サンプラ2が配置されており、このサンプラ2は一定周期で間欠的に回動するようになっている。また、サンプラ2は、採取された血清や尿等の試料を収容する複数個のサンプルカップ3がホルダーチェーン4に保持されており、このホルダーチェーン4の移動によってサンプルカップ3が間欠的に移動する。
【0017】
また、装置本体1には、反応ディスク5が配置されており、サンプラ2と同様に一定周期で間欠的に回動するようになっている。この反応ディスク5には、円周上位置に複数個の反応容器6が保持されている。さらに装置本体1には、2個の試薬トレイ7a、7bが離間して配置されており、試薬トレイ7a、7bには、所望の分析項目に必要な所定の試薬を収容する本発明に係る試薬容器100が着脱自在に装着されているとともに、試薬トレイ近傍に試薬容器100を識別する検出器が設けられている。図2は、装置本体1の要部上面図であり、試薬トレイ7a、7bは複数の試薬容器100と共に、回転テーブル(試薬テーブル)8に着脱自在に装着されている。なお、図2の符号Pは、試料吸引位置を示す。
【0018】
また、装置本体1には、吸入ノズルとして、図示していない分注器に連結された種々プローブが設けられている。まず、サンプラ2の近傍にはサンプル用プローブ9が設けられ、さらに、一方の試薬トレイ7aの近傍には第1試薬用プローブ10が設けられ、他方の試薬トレイ7bの近傍には第2試薬用プローブ11が設けられている。各プローブには液面検知機能が設けられており、分注する液の液面の高さが変化しても、必要量のプローブ先端だけを液に入れるようにし、液の分注精度を保ち、プローブの汚れを防いでいる。
【0019】
上記第1試薬用プローブ10は、第1試薬を保持した試薬トレイ7aから所定位置の試薬容器100の中の試薬を吸引し、回転動することにより反応ディスク5に保持されている反応容器6に試薬を分注する。また、サンプル用プローブ9は、サンプラ2から所定位置のサンプルカップ3の中の試料を吸引し、回転動することにより反応ディスク5上の反応容器6に試料を分注する。また、第2試薬用プローブ11は、第2試薬を保持した試薬トレイ7bから所定位置の試薬容器100の中の試薬を吸引し、回転することにより反応ディスク5に保持されている反応容器6に試薬を分注する。
【0020】
また、装置本体1にはキーボード12が設けられている。これは各分析項目に応じて試料分注量、試薬分注量、測光波長、濃度換算計数等の分析条件をあらかじめCPUに記憶させるためのキーボードである。さらに、装置本体1にはモニタ用CRT13が設けられている。これはキーボード12による入力情報や分析データ等を表示させるためのものである。
【0021】
また、装置本体1には各分析項目に対する分析条件に応じて分析操作を制御する制御装置(図示していない)が設けられてあり、この制御装置は試薬トレイ7a、7bの試薬容器100に付着した後述する識別ラベルの識別信号に基づいて、前記CPUから識別された試薬に対応する分析項目と分析条件を読み出して所要の分析項目の分析操作を制御するようになっている。
【0022】
このように構成されている自動分析装置では、反応ディスク5の反応容器6内に試料、試薬を分注して被検液を作成した後、所定時間経過して搬送される位置で被検液を分析項目に応じた所定の波長で測定し、その測定値と分析項目に応じた濃度換算計数によって所要の分析データを出し、図示していないプリンターから分析データを取り出すようになっている。このため、分析に必要な目的の試薬の分注は、図2に示す如く、収納された複数の試薬容器100のうち該当する容器100が所定の位置(試薬吸引位置P)に至るように移動させることで行える。
【0023】
しかしながら、従来の試薬容器を大型化した場合、自動分析装置を高速化すると、試薬容器の大型化による試薬表面の揺れ(ゆれ)が問題となっていた。また従来の試薬容器が大容量で試薬トレイ7a,7bを高速に回転した場合やベルトコンベアなどで直進した場合、移送時の加減速動作により試薬が偏り、回転が終了した後も液表面の揺れが残っている。
【0024】
このため、上記の如く、液表面が安定しないまま試薬プローブ10,11で液を吸引しようとした場合、空気の混入により目的の量が分注できないことや、必要以上に試薬プローブが液に潜り込んでしまい試薬プローブの汚れや試薬のデットボリュームが増加することがある。
【0025】
(第1の実施形態)
そこで、本発明は、第1実施形態として、試薬容器100を、この試薬容器100の内側壁面の少なくとも1箇所を基部として、この基部から移送方向に対してほぼ直交する向きに延在して試薬に流体抵抗を生じせしめる障害物を備える容器110,120,130とすることによって、言い換えれば、試薬容器100を、内容物である試薬が押し付けられて試薬液面が最も上昇する第1の内側壁面と、この第1の内側壁面に対向する位置にあって試薬が押し付けられて試薬液面が最も下降する第2の内側壁面との間に、液収容範囲に対応する高さ領域にあって、この試薬容器100の移送時に、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れに対して抵抗を生じさせる障害物を備える容器110,120,130とすることによって、試薬液面の揺れを抑え、試薬表面を安定化し、測定データの信頼性を保つようにする。
【0026】
[第1実施例]
図3(a),(b)はそれぞれ、試薬容器110を示す斜視図およびその横断面図である。なお、本実施形態も含めて後述する実施形態において、図中の加減速方向a1は、試薬容器100を直線的に移送した場合の加減速方向を示し、加減速方向a2は、試薬容器100を回転など曲線的に移送した場合の加減速方向を示す。
【0027】
試薬容器110は、図3(a),(b)に示す如く、試薬トレイ7a、7bに収納するために、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部112と、この回転中心側壁部112よりも径方向外側にある径方向外側壁部113と、当該回転中心側壁部112と径方向外側壁部113との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部114,115とを有する横断面形状がほぼ扇形をしており、その上部には、図3(a)に示す如く、試薬プローブ10,11を導入して試薬を吸引するための分取口110aを有する。
【0028】
また試薬容器110の内部は、図3(b)に示す如く、その分取口110a側の径方向外側壁部113を基部として、この基部の内側壁面113fから移送時の加減速方向a1(a2)に対してほぼ直交する向きに沿って内向きに延在させた楔状の抵抗部111を2箇所に形成している。つまり、抵抗部111は、試薬が押し付けられて液面が最も上昇する第1の移送方向側壁部114の内側壁面114fと、この第1の内側壁面114fと対向する位置にあって試薬が押し付けられて液面が最も下降する第2の移送方向側壁部115の内側壁面115fとの間に配置されることになる。
【0029】
なお、第1の内側壁面114fと、第2の内側壁面115fとの関係は、例えば図3(b)にて試薬容器110が図面右側から左側(時計周り)に移動することにより移送された場合であって、図3(b)にて試薬容器110が図面左側から右側(反時計周り)に移動することにより移送された場合は、符号115fに示す壁面が試薬液面の最も上昇する第1の内側壁面となり、符号114fに示す壁面が試薬液面の最も下降する第2の内側壁面となる。
【0030】
このため、抵抗部111は、試薬容器110の移送時に、加減速方向a1(a2)、すなわち、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れに対して流体抵抗を生じさせる障害物となるから、試薬容器110の内部では、移送方向への試薬の移動に対する自由度が無くなるため、試薬容器110の容量を大きくしたり、高速で移送させても、試薬容器110の内部全体、特に、分取口110a近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0031】
従って抵抗部111を備える試薬容器110によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、試薬プローブ10,11を試薬内に浸す範囲が小さくなることで試薬プローブ10,11に生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0032】
[第2実施例]
図4(a),(b)はそれぞれ、試薬容器120を示す斜視図およびその横断面図である。
【0033】
試薬容器120は、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部122と、この回転中心側壁部122よりも径方向外側にある径方向外側壁部123と、当該回転中心側壁部122と径方向外側壁部123との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部124,125とを有する横断面形状がほぼ長方形の矩形状をし、その上部には、図4(a)に示す如く、分取口120aを有するものであり、この分取口120a側の回転中心側壁部123を基部として、この基部の内側壁面123fから移送時の加減速方向a1(a2)に対してほぼ直交する向きに沿って内向きに延在させた矩形状の抵抗部121を2つ形成している。この場合も、試薬容器110と同様、矩形状の抵抗部121が、試薬が押し付けられて液面が最も上昇する第1の内側壁面124f(125f)と、第2の内側壁面125f(124f)との間に配置されることになり、試薬容器110と同様の作用効果を得ることができる。
【0034】
[第3実施例]
図5(a),(b)はそれぞれ、試薬容器130を示す斜視図およびその横断面図である。試薬容器130は、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部132と、この回転中心側壁部132よりも径方向外側にある径方向外側壁部133と、当該回転中心側壁部132と径方向外側壁部133との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部134,135とを有し、その径方向外側壁部133から延在する抵抗部111,121に代わる障害物として、分取口130a側の径方向外側壁部133の内側壁面133fを基部として、この基部から移送時の加減速方向a1(a2)に対してほぼ直交する向きに沿って整列した板状の抵抗部131を複数備える。この場合も、試薬容器110,120と同様、板状の抵抗部131が、試薬が押し付けられて液面が最も上昇する第1の内側壁面134f(135f)と、第2の内側壁面135f(134f)との間に配置されることになり、試薬容器110,120と同様の作用効果を得ることができる。
【0035】
なお、第1実施形態である試薬容器110,120,130にあっては、例えば、試薬容器の形状は、上述した例のようなほぼ扇形状のものに限らず、ほぼ矩形状、ほぼ楕円状、ほぼ台形状等でもよい。また、抵抗部111,121,131の形状、個数および配置位置は、液面の揺れを有意に防止する作用効果を奏する範囲内で適宜、種々の変更を行ってもよい。たとえば、抵抗部111,121を楔形状や矩形状に代わって、三角形状、多角形状その他に置き換えたり、抵抗部111,121に櫛形ないし網目状のスリットを設ける等の加工を行ったりして、これら種々の変更を適宜組合せてもよい。同様に、抵抗部131も板形状に代わって、三角形状や矩形状などの多角柱形状その他に置き換えてもよい。さらに、試薬容器110,120,130の容量に応じて、抵抗部111,121,131の個数、寸法も適宜最適なものに選択することもでき、例えば、抵抗部111,121,131の個数は、1つであってもよい。
【0036】
さらに、抵抗部111,121,131は、試薬容器内の天井面から底面までにわたって設けられているが、液収容範囲に対応する高さ領域、すなわち、試薬容器内の天井面から底面までにわたる高さ領域であれば、必要に応じてその長さも適宜最適な寸法に選択することができる。
【0037】
(第2の実施形態)
ところで本発明は、第2の実施形態として、試薬容器100を、試薬容器の内部に、試薬が分取される分取口の下部領域と、この下部領域を除いた残部領域とに連通可能に仕切る仕切部を備える容器150とすることによって、試薬液面の揺れを抑え、試薬表面を安定化し、測定データの信頼性を保つようにしてもよい。
【0038】
[参照技術]
図6(a),(b)はそれぞれ、試薬容器140を示す斜視図およびその横断面図である。試薬容器140は、図6(a),(b)に示す如く、試薬トレイ7a、7bに収納するために、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部143と、この回転中心側壁部143よりも径方向外側にある径方向外側壁部144と、当該回転中心側壁部143と径方向外側壁部144との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部145,146とを有する横断面形状がほぼ扇形をしており、その上部には、図6(a)に示す如く、分取口140aを有する。
【0039】
また試薬容器140の内部は、図6(b)に示す如く、移送方向側壁部145,146の分取口140aに極近い部分にそれぞれ、移送時の加減速方向a1(a2)に沿って各内側壁面145f,146fを内向きに突出させた楔状の仕切部141,142を1箇所づつ形成している。これらの仕切部141,142は、試薬が分取される分取口140aの下部領域V1と、この下部領域V1を除いた残部領域V2とを連通可能に仕切るものであって、下部領域V1の容積が残部領域V2の容積よりも小さくなるように配置されている。
【0040】
この場合、楔状の仕切部141,142は、下部領域V1の容積を残部領域V2の容積よりも小さくすることによって、分取口140の下部領域V1での慣性重量が小さくなり、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れが瞬時に軽減されるため、試薬容器140の容量を大きくしたり、高速で移送させても、分取口140a近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0041】
従って仕切部141,142を備える試薬容器140によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、試薬プローブ10,11を試薬内に浸す範囲が小さくなることで試薬プローブ10,11に生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0042】
[第4実施例]
図7(a),(b)はそれぞれ、試薬容器150を示す斜視図およびその横断面図である。
【0043】
試薬容器150は、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部153と、この回転中心側壁部153よりも径方向外側にある径方向外側壁部154と、当該回転中心側壁部153と径方向外側壁部154との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部155,156とを有し、楔状の仕切部141,142に代わって、移送時の加減速方向a1(a2)に対してほぼ直交する向きに沿って延在する板形状の仕切部151,152を2つ備える。これらの仕切部151,152は、図7(b)に示す如く、試薬が分取される分取口150aの下部領域V1と、この下部領域を除いた残部領域V2とを連通可能に仕切るものであって、下部領域V1の容積が残部領域V2の容積よりも小さくなるように配置されている。この場合も、試薬容器140と同様、板状の仕切部151,152が、下部領域V1の容積を残部領域V2の容積よりも小さくすることによって、分取口150の下部領域V1での慣性重量が小さくなり、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れが瞬時に軽減されるため、試薬容器140と同様の作用効果を得ることができる。
【0044】
[参照技術]
図8(a),(b)はそれぞれ、試薬容器160を示す斜視図およびその横断面図である。試薬容器160は、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部164と、この回転中心側壁部164よりも径方向外側にある径方向外側壁部165と、当該回転中心側壁部164と径方向外側壁部165との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部166,167とを有し、移送時の加減速方向a1(a2)に対してほぼ直交する向きに沿って延在する板形状の仕切部161,162と、加減速方向a1(a2)に延在する板状の仕切部163とを3つ備える。この場合も、試薬容器140と同様、板状の仕切部161〜163が、下部領域V1の容積を残部領域V2の容積よりも小さくすることによって、分取口160の下部領域V1での慣性重量が小さくなり、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れが瞬時に軽減されるため、試薬容器140と同様の作用効果を得ることができる。
【0045】
なお、第2実施形態である試薬容器150にあっても、試薬容器の形状は、上述した例のようなほぼ扇形状のものに限らず、ほぼ矩形状、ほぼ楕円状、ほぼ台形状等でもよい。また、仕切り部151,152の形状、個数および配置位置は、液面の揺れを有意に防止する作用効果を奏する範囲内で適宜、種々の変更を行ってもよい。たとえば、仕切部141,142を楔形状に代わって矩形状、三角形状、多角形状その他に置き換えたり、仕切部141,142に櫛形ないし網目状のスリットを設ける等の加工を行ったりして、これら種々の変更を適宜組合せてもよい。同様に、仕切部151,152(161〜163)も板形状に代わって、三角形状や矩形状などの多角柱形状その他に置き換えてもよい。
【0046】
また、試薬容器150の容量に応じて、仕切部151,152の個数、寸法も適宜最適なものに選択することもでき、例えば、仕切部151,152は、下部領域V1の容積を残部領域V2の容積よりも小さくすることが好ましいが、勿論、下部領域V1の容積と残部領域V2の容積との大小関係に関わらずに配置してもよい。
【0047】
さらに、仕切部151,152は、試薬容器内の天井面から底面までにわたって設けられているが、液収容範囲に対応する高さ領域、すなわち、試薬容器内の天井面から底面までにわたる高さ領域であれば、必要に応じてその長さも適宜最適な寸法に選択することができる。
【0048】
(第3の実施形態)
また、本発明は、第3の実施形態として、試薬容器100を、試薬が分取される分取口の下部領域において試薬の揺れ方向に対向配置した2つの内側壁面の幅を、分取口の下部領域を除いた残部領域において試薬の揺れ方向に対向配置した2つの内側壁面の幅よりも狭めた容器170とすることによって、試薬液面の揺れを抑え、試薬表面を安定化し、測定データの信頼性を保つようにしてもよい。
【0049】
図9(a),(b)はそれぞれ、試薬容器170を示す斜視図およびその横断面図である。試薬容器170は、図9(a),(b)に示す如く、試薬トレイ7a、7bに収納するために、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部173と、この回転中心側壁部173よりも径方向外側にある径方向外側壁部174と、当該回転中心側壁部173と径方向外側壁部174との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有する横断面形状がほぼ扇形をしており、その上部には、図9(a)に示す如く、加減速方向a1(a2)に対してほぼ直交する向きに対向配置した回転中心側壁部173と径方向外側壁部174のうちの径方向外側壁部174側に近い位置に分取口170aを有する。
【0050】
また試薬容器170の内部は、図9(b)に示す如く、試薬が分取される分取口170aの下部領域V1において試薬の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部171の内側壁面171fおよび移送方向側壁部172の内側壁面172f間の幅X1を、分取口170aの下部領域V1を除いた残部領域V2において試薬の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部175の内側壁面175fおよび移送方向側壁部176の内側壁面176f間の幅X2よりも狭めている。なお、2つの内側壁面171fおよび172fは、内側壁面175fおよび176fに対して、内側壁面171fおよび172fで画成される下部領域V1の容積が、2つの内側壁面175fおよび176fで画成される残部領域V2の容積よりも小さくなるように設定されている。
【0051】
この場合、2つの内側壁面171fおよび172fは、その幅X1を内側壁面175fおよび176f間の幅X2よりも狭めたことにより、下部領域V1の容積が残部領域V2の容積よりも小さくなるから、移送方向への試薬の移動に対する自由度が無くなると共に、分取口170の下部領域V1での慣性重量が小さくなり、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れが瞬時に軽減されるため、試薬容器170の容量を大きくしたり、高速で移送させても、分取口170a近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0052】
従って第3実施形態である試薬容器170によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、試薬プローブ10,11を試薬内に浸す範囲が小さくなることで試薬プローブ10,11に生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0053】
なお、第3実施形態にあっては、内側壁面171fおよび172fは、図9の如く、内側壁面175fおよび176fに対して内向きにオフセットして容器170の両側面角部を切り欠き状にしたものに限らず、内側壁面171f(172f)および内側壁面175f(176f)を同軸上に形成する一方、内側壁面172f(171f)および内側壁面176f(175f)のみを内向きにオフセットして片側面のみを切り欠き状にしたものであってもよい。また内側壁面175fおよび176fは、図9の如く、加減速方向a1(a2)に対してほぼ直交する向きに平行に配置された形状であるが、内側壁面175fおよび176fは、必ずしも、平行に配置する必要はない。
【0054】
さらに、第3実施形態にあっては、試薬容器170の形状は、上述した例のようなほぼ扇形状のものに限らず、ほぼ矩形状、ほぼ楕円状、ほぼ台形状等でもよい。
【0055】
(参考技術)
また本発明の参考技術として、試薬容器100を、試薬の揺れ方向に対向配置した2つの内側壁面間の中心軸上のいずれかの位置またはその付近に、試薬が分取される分取口を配置した容器210,220,230とすることによって、試薬液面の揺れを抑え、試薬表面を安定化し、測定データの信頼性を保つようにしてもよい。
【0056】
[参考技術1]
図10(a),(b)はそれぞれ、試薬容器210を示す斜視図およびその横断面図である。試薬容器210は、図10(a),(b)に示す如く、試薬トレイ7a、7bに収納するために、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部211と、この回転中心側壁部211よりも径方向外側にある径方向外側壁部212と、当該回転中心側壁部211と径方向外側壁部212との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部213,214とを有する横断面形状がほぼ扇形をしており、その上部には、図10(a)に示す如く、分取口210aを有する。
【0057】
本参考技術では、試薬容器210の移送によって加減速方向a1(a2)に沿った揺れが生じるため、図10(b)に示す如く、試薬の揺れ方向、即ち、加減速方向a1(a2)に対向配置した移送方向側壁213の内側壁面213fおよび移送方向側壁214の内側側面214f間の中心軸O1上のいずれかの位置またはその付近に、分取口210aを配置している。
【0058】
この場合、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れは分取口210aで小さくなるため、試薬容器210の容量を大きくしたり、高速で移送させても、分取口210a近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0059】
従って試薬容器210によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、試薬プローブ10,11を試薬内に浸す範囲が小さくなることで試薬プローブ10,11に生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0060】
[参考技術2]
図11(a),(b)はそれぞれ、試薬容器220を示す斜視図およびその横断面図である。
【0061】
本参考技術では、試薬容器220は、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部221と、この回転中心側壁部221よりも径方向外側にある径方向外側壁部222と、当該回転中心側壁部221と径方向外側壁部222との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部223,224とを有し、その移送によって加減速方向a1(a2)とほぼ直交する加減速方向a3に沿った揺れが生じるため、図11(b)に示す如く、試薬の揺れ方向、即ち、加減速方向a3に対向配置した回転中心側壁部221の内側壁面221fおよび径方向外側壁部222の内側壁面222f間の中心軸O2上のいずれかの位置またはその付近に、分取口220aを配置している。この場合も、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れは分取口220aで小さくなるため、試薬容器210と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
[参考技術3]
図12(a),(b)はそれぞれ、試薬容器230を示す斜視図およびその横断面図である。
【0063】
試薬容器230は、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部231と、この回転中心側壁部231よりも径方向外側にある径方向外側壁部232と、当該回転中心側壁部231と径方向外側壁部232との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部233,234とを有し、試薬容器230の移送によって加減速方向a1(a2)に沿った揺れと、加減速方向a1(a2)とほぼ直交する加減速方向a3に沿った揺れとが複合して生じるため、図12(b)に示す如く、試薬の揺れ方向、即ち、加減速方向a1(a2)に対向配置した移送方向側壁部233の内側壁面233fおよび移送方向側壁部234の内側壁面234f間の中心軸O1と、加減速方向a3に対向配置した回転中心側壁部231の内側壁面231fおよび径方向外側壁部232の内側壁面232f間の中心軸O2との交点に、分取口230aを配置している。この場合も、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れは分取口230aで小さくなるため、試薬容器210と同様の作用効果を得ることができる。
【0064】
なお、試薬容器230の移送によって加減速方向a1(a2)に沿った揺れと、加減速方向a1(a2)とほぼ直交する加減速方向a3に沿った揺れとが複合して生じる場合でも、試薬容器210,220を用いることは可能である。
【0065】
また、上記参考技術にあっても、試薬容器210,220,230の形状は、上述した例のようなほぼ扇形状のものに限らず、ほぼ矩形状、ほぼ楕円状、ほぼ台形状等でもよい。
【0066】
(第4の実施形態)
さらに本発明は、第4の実施形態として、試薬容器100を、容器の内側壁面に、試薬の揺れによって生じる反射波を制御する反射部を備えた容器250とすることによって、試薬液面の揺れを抑え、試薬表面を安定化し、測定データの信頼性を保つようにしてもよい。
【0067】
[参考技術]
図13(a),(b)はそれぞれ、試薬容器240を示す斜視図およびその横断面図である。試薬容器240は、図13(a),(b)に示す如く、試薬トレイ7a、7bに収納するために横断面形状がほぼ扇形をしており、その上部には、図13(a)に示す如く、分取口240aを有する。
【0068】
従来の試薬容器は、例えば、図13の二点鎖線で示す如く、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部243と、この回転中心側壁部243よりも径方向外側にある径方向外側壁部244と、当該回転中心側壁部243と径方向外側壁部244との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有する単純なほぼ扇形をしているため、試薬容器を加減速方向a2に沿った向きに移送する場合、図13(b)に示す如く、容器内の試薬は遠心力および移送時の加減速による方向a2への力によって領域Aまたは領域Bの位置に押し付けられる。このため、遠心力や加減速による力が弱まると、例えば、図13(b)に示す如く、領域Aから一点鎖線で示す矢印doの方向に試薬が流れて移送方向側壁部245の内側側壁245fにて反射したのち、この反射波が分取口240a近傍に向かうという不都合があった。
【0069】
そこで、本参考技術では、試薬の揺れによって生じる反射波を制御する反射部として、その移送方向側壁部245の内側壁面245fおよび移送方向側壁部246の内側壁面246fと一体に、内側壁面245fおよび246fに対して内向きに突出させた移送方向側壁部241の内側壁面241fおよび移送方向側壁部242の内側壁面242fを形成している。
【0070】
この場合、遠心力や加減速による力が弱まって領域A(領域B)から流れた試薬は、内側側壁241f(242f)にて矢印dの方向に反射するから、この反射波は直接分取口240a近傍に向かうことなく済むため、試薬容器240の容量を大きくしたり、高速で移送させても、分取口240a近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0071】
従って試薬容器240によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、試薬プローブ10,11を試薬内に浸す範囲が小さくなることで試薬プローブ10,11に生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0072】
[第6実施例]
図14(a),(b)はそれぞれ、試薬容器250を示す斜視図およびその横断面図である。
【0073】
本実施例は、試薬容器250が、試薬トレイ7a,7bの回転中心側にある回転中心側壁部252と、この回転中心側壁部252よりも径方向外側にある径方向外側壁部253と、当該回転中心側壁部252と径方向外側壁部253との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部254,255とを有し、試薬の揺れによって生じる反射波を制御する反射部として、分取口250a近傍にパイプ状の反射部251を備える。この場合も、図14(b)に示す如く、遠心力や加減速による力が弱まって領域A(領域B)から流れた試薬は、パイプ状の反射部251にて矢印dの方向に反射するから、この反射波は直接分取口250a近傍に向かうことなく済むため、試薬容器240と同様の作用効果を得ることができる。
【0074】
なお、第4実施形態にあっても、反射部251の形状、個数および配置位置は、液面の揺れを有意に防止する作用効果を奏する範囲内で適宜、種々の変更を行ってもよい。たとえば、反射部251としてパイプなどの円柱形状に代わって、三角形状や矩形状などの多角柱形状その他に置き換えてもよい。
【0075】
上記第4実施形態にあっては、試薬容器250の形状は、上述した例のようなほぼ扇形状のものに限らず、ほぼ矩形状、ほぼ楕円状、ほぼ台形状等でもよい。さらに、反射部251は、試薬容器内の天井面から底面までにわたって設けられているが、液収容範囲に対応する高さ領域、すなわち、試薬容器内の天井面から底面までにわたる高さ領域であれば、必要に応じてその長さも適宜最適な寸法に選択することができる。
【0076】
上述したところは、本発明の好適な実施例を示したに過ぎず、以上の実施例に限定されるものではない。たとえば、上述した第1〜第4実施形態の実施例として説明した内容は、それぞれ単独で実施してもよいし、組み合わせて実施することもできる。
【0077】
また本発明において、試薬としては、被検試料と反応するもの以外に、分析の目的に応じて標準試料、洗浄液、希釈液等を試薬容器内に収容するようにしてもよい。また、試薬として、反応等に寄与する多数の微粒子を懸濁させた粒子含有試薬を試薬容器に収容させた場合や、被検試料の収容容器や異なる試薬容器同士を一体にした複合型容器にも、本発明を有効に適用できる。
【0078】
また、試薬テーブル上に異なる半径毎に試薬容器を配置させて一体に回転駆動させるか半径毎に独立して回転駆動させる場合や、試薬容器に設けた試薬コードの読み取りや攪拌のために試薬テーブルの回転量ないし回転速度を増減させる場合にも、上述した凸部による揺れ防止が有効に寄与するものと期待できる。さらに、また、上述した例では、複数の試薬容器を、所定向きで並べて一体に回転移送するようにしたが、移送方向は回転や直進以外の移送(蛇行等)であったり、特定の試薬容器のみをロボットアーム等でピックアップして他の収容部へとXYZ方向に移送する構成であってもよい。また、試薬テーブルの回転方向は、一方向でも双方向自在でも構わない。
【0079】
【発明の効果】
第1発明である自動分析装置用の試薬容器は、回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、前記試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から回転中心側壁部に向かって延在し、試薬容器の移送方向に対して当該試薬容器内の試薬に流体抵抗を生じせしめる障害物を備えるものであるから、試薬容器の内部では、移送方向への試薬の移動に対する自由度が無くなるため、試薬容器の容量を大きくしたり、高速で移送させても、試薬容器の内部全体または試薬容器の分取口近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0080】
従って第1発明によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、吸入ノズルを試薬内に浸す範囲が小さくなることで該吸入ノズルに生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0081】
第2発明である自動分析装置用の試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う一端部を繋ぎ、内容物が押し付けられて液面が最も上昇する第1の移送方向側壁部と、この第1の移送方向側壁部の内側壁面に対向する位置にあって前記回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う他端部を繋ぎ、内容物が押し付けられて液面が最も下降する第2の移送方向側壁部とを有し、当該第1の移送方向側壁部の内側壁面と第2の移送方向側壁部の内側壁面との間に、液収容範囲に対応する高さ領域にあって、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から回転中心側壁部に向かって延在し、この試薬容器の移送時に、移送方向への加減速動作によって内容物に生じる揺れに対して抵抗を生じさせる障害物を備えるものであるから、第1発明と同様、試薬容器の内部では、移送方向への試薬の移動に対する自由度が無くなるため、試薬容器の容量を大きくしたり、高速で移送させても、試薬容器の内部全体または試薬容器の分取口近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0082】
従って第2発明によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、吸入ノズルを試薬内に浸す範囲が小さくなることで該吸入ノズルに生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0083】
第3発明である自動分析装置用の試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、その内部に、試薬容器内の天井面から底面までにわたる高さにおいて、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から前記分取口を挟んで回転中心側壁部に向かって延在し、内容物が分取される分取口の下部領域と、この下部領域を除いた残部領域とに仕切ると共に、当該下部領域と残部領域との間に試薬容器内の天井面から底面までにわたって開口する連通部を形成する2つの仕切部を備えることによって、分取口のある下部領域での慣性重量が小さくなり、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れが瞬時に軽減されるため、試薬容器の容量を大きくしたり、高速で移送させても、試薬容器の分取口近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0084】
従って第3発明によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、吸入ノズルを試薬内に浸す範囲が小さくなることで該吸入ノズルに生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0085】
第4発明である自動分析装置用の試薬容器は、上記第3発明において、仕切部を下部領域の容積が残部領域の容積よりも小さくなるように配置することによって、分取口のある下部領域での慣性重量がさらに小さくなるため、第3発明の作用効果を一層顕著なものとすることができる。
【0086】
第5発明である自動分析装置用の試薬容器は、試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、内容物が分取される分取口を前記移送方向側壁部の内側壁面間の中心軸上の前記径方向外側壁部側に配置すると共に、前記移送方向側壁部の少なくとも一方を内向きにオフセットさせて、前記分取口の下部領域において内容物の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部の内側壁面間の幅を、分取口の下部領域を除いた残部領域において内容物の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部の内側壁面間の幅よりも狭めたものであるから、下部領域の容積を残部領域の容積よりも小さくすることによって、移送方向への試薬の移動に対する自由度が無くなると共に、分取口のある下部領域での慣性重量が小さくなり、移送方向への加減速動作によって試薬に生じる揺れが瞬時に軽減されるため、試薬容器の容量を大きくしたり、高速で移送させても、試薬容器の分取口近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0087】
従って第5発明によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、吸入ノズルを試薬内に浸す範囲が小さくなることで該吸入ノズルに生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【0088】
第6発明である自動分析装置用の試薬容器は、その内部に、内容物の揺れによって生じる反射波の反射方向を制御する柱状の反射部を備えるものであるから、内容物の揺れによって生じる反射波は直接分取口近傍に向かうことなく済むため、試薬容器の容量を大きくしたり、高速で移送させても、試薬容器内の全体または試薬容器の吸引口近傍における試薬液面の揺れを抑制することができる。
【0089】
従って第6発明によれば、試薬液面の揺れを抑制した分だけ、試薬の分注精度が確保されると共に、吸入ノズルを試薬内に浸す範囲が小さくなることで該吸入ノズルに生じる汚れが最小限に抑えられるため、信頼性の高い分析データを測定できる試薬容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる自動分析装置を例示する概略図である。
【図2】 図1に示す装置本体の要部上面図である。
【図3】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第1実施形態である試薬容器の第1実施例を示す斜視図およびその横断面図である。
【図4】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第1実施形態である試薬容器の第2実施例を示す斜視図およびその横断面図である。
【図5】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第1実施形態である試薬容器の第3実施例を示す斜視図およびその横断面図である。
【図6】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第2実施形態についての参考技術である試薬容器を示す斜視図およびその横断面図である。
【図7】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第2実施形態である試薬容器の一実施例を示す斜視図およびその横断面図である。
【図8】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第2実施形態の参考技術である他の試薬容器を示す斜視図およびその横断面図である。
【図9】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第3実施形態である試薬容器を示す斜視図およびその横断面図である。
【図10】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の参考技術である試薬容器を示す斜視図およびその横断面図である。
【図11】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の参考技術である他の試薬容器を示す斜視図およびその横断面図である。
【図12】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の参考技術である更に他の試薬容器を示す斜視図およびその横断面図である。
【図13】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第4実施形態の参考技術である試薬容器を示す斜視図およびその横断面図である。
【図14】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第4実施形態である試薬容器の一実施例を示す斜視図およびその横断面図である。
【符号の説明】
1 自動分析装置本体
2 サンプラ
3 サンプルカップ
4 ホルダーチェーン
5 反応ディスク
6 反応容器
7,7a,7b 試薬トレイ
8 試薬テーブル(回転テーブル)
9 サンプルプローブ
10 第1試薬プローブ
11 第2試薬プローブ
12 キーボード
13 CRT
110 試薬容器
110a 分取口
111 楔状の抵抗部
112 回転中心側壁部
113 径方向外側壁部
113f 内側壁面
114 移送方向側壁部
114f 内側壁面
115 移送方向側壁部
115f 内側壁面
120 試薬容器
120a 分取口
121 矩形状の抵抗部
122 回転中心側壁部
123 径方向外側壁部
123f 内側壁面
124 移送方向側壁部
124f 内側壁面
125 移送方向側壁部
125f 内側壁面
130 試薬容器
130a 分取口
131 板状の抵抗部
132 回転中心側壁部
133 径方向外側壁部
133f 内側壁面
134 移送方向側壁部
134f 内側壁面
135 移送方向側壁部
135f 内側壁面
140 試薬容器
140a 分取口
141,142 楔状の仕切部
143 回転中心側壁部
144 径方向外側壁部
145 移送方向側壁部
145f 内側壁面
146 移送方向側壁部
146f 内側壁面
150 試薬容器
150a 分取口
151,152 板状の仕切部
153 回転中心側壁部
154 径方向外側壁部
154f 内側壁面
155 移送方向側壁部
155f 内側壁面
156 移送方向側壁部
156f 内側壁面
160 試薬容器
160a 分取口
161,162,163 板状の仕切部
164 回転中心側壁部
165 径方向外側壁部
166 移送方向側壁部
167 移送方向側壁部
170 試薬容器
170a 分取口
171 下部領域における移送方向側壁部
171f 下部領域における内側壁面
172 下部領域における移送方向側壁部
172f 下部領域における内側壁面
173 回転中心側壁部
174 径方向外側壁部
175 残部領域における移送方向側壁部
175f 残部領域における内側壁面
176 残部領域における移送方向側壁部
176f 残部領域における内側壁面
210 試薬容器
210a 分取口
211 回転中心側壁部
212 径方向外側壁部
213 移送方向側壁部
213f 内側壁面
214 移送方向側壁部
214f 内側壁面
220 試薬容器
220a 分取口
221 回転中心側壁部
222 径方向外側壁部
223 移送方向側壁部
223f 内側壁面
224 移送方向側壁部
224f 内側壁面
230 試薬容器
230a 分取口
231 回転中心側壁部
231f 内側壁面
232 径方向外側壁部
232f 内側壁面
233 移送方向側壁部
233f 内側壁面
234 移送方向側壁部
234f 内側壁面
240 試薬容器
240a 分取口
241 反射部
241f 内側壁面
242 反射部
242f 内側壁面
243 回転中心側壁部
244 径方向外側壁部
245 移送方向側壁部
245f 内側壁面
246 移送方向側壁部
256f 内側壁面
250 試薬容器
250a 分取口
251 反射部
252 回転中心側壁部
253 径方向外側壁部
254 移送方向側壁部
254f 内側壁面
255 移送方向側壁部
255f 内側壁面
V1 下部領域
V2 残部領域

Claims (6)

  1. 回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、
    前記試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、
    前記径方向外側壁部を基部として、この基部から回転中心側壁部に向かって延在し、試薬容器の移送方向に対して当該試薬容器内の試薬に流体抵抗を生じせしめる障害物を備えるものであることを特徴とする自動分析装置用の試薬容器。
  2. 回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、
    前記試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う一端部を繋ぎ、内容物が押し付けられて液面が最も上昇する第1の移送方向側壁部と、この第1の移送方向側壁部の内側壁面に対向する位置にあって前記回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う他端部を繋ぎ、内容物が押し付けられて液面が最も下降する第2の移送方向側壁部とを有し、
    当該第1の移送方向側壁部の内側壁面と第2の移送方向側壁部の内側壁面との間に、液収容範囲に対応する高さ領域にあって、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から回転中心側壁部に向かって延在し、この試薬容器の移送時に、移送方向への加減速動作によって内容物に生じる揺れに対して抵抗を生じさせる障害物を備えるものであることを特徴とする自動分析装置用の試薬容器。
  3. 回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、
    前記試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、
    その内部に、試薬容器内の天井面から底面までにわたる高さにおいて、前記径方向外側壁部を基部として、この基部から前記分取口を挟んで回転中心側壁部に向かって延在し、前記分取口の下部領域と、この下部領域を除いた残部領域とに仕切ると共に、当該下部領域と残部領域との間に試薬容器内の天井面から底面までにわたって開口する連通部を形成する2つの仕切部を備えることを特徴とする自動分析装置用の試薬容器。
  4. 前記仕切部を下部領域の容積が残部領域の容積よりも小さくなるように配置したものであることを特徴とする請求項3に記載の自動分析装置用の試薬容器。
  5. 回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、
    前記試薬容器は、試薬トレイの回転中心側にある回転中心側壁部と、この回転中心側壁部よりも径方向外側にある径方向外側壁部と、当該回転中心側壁部と径方向外側壁部との互いに向かい合う端部を繋ぐ2つの移送方向側壁部とを有し、
    前記分取口を前記移送方向側壁部の内側壁面間の中心軸上の前記径方向外側壁部側に配置すると共に、前記2つの移送方向側壁部における、前記径方向外側壁部に隣接する一部それぞれ内向きにオフセットさせて、前記分取口の下部領域において内容物の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部の前記オフセットさせた内側壁面間の幅を、前記分取口の下部領域を除いた残部領域において内容物の揺れ方向に対向配置した2つの移送方向側壁部の内側壁面間の幅よりも狭めたものであることを特徴とする自動分析装置用の試薬容器。
  6. 回転テーブルに装着された円形の試薬トレイにその周方向に沿って着脱自在に装着され、当該試薬トレイの回転によって移送された所定の位置にて、内容物が分取される分取口を有する自動分析装置用の試薬容器において、
    前記試薬容器は、その試薬容器の内部であって、前記分取口の下部領域以外の当該分取口から離れた位置に、内容物の揺れによって生じる反射波の反射方向を制御する柱状の反射部を備えるものであることを特徴とする自動分析装置用の試薬容器。
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