JP3711841B2 - インタンクキャニスタシステムのリーク診断装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の蒸発燃料処理装置、特にインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関の蒸発燃料処理装置では、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系に吸入させることによって、蒸発燃料の外気への放散を防止するようにしている。
【0003】
ところで、上記の装置では、燃料タンクやキャニスタ又は配管に穴や亀裂が生じたり、シール不良が生じたりすると、蒸発燃料のリークを生じ、本来の放散防止効果を十分に発揮させることができなくなる。
【0004】
そこで、燃料タンク及びキャニスタを含むパージラインからの蒸発燃料のリークの有無を診断するリーク診断装置として、以下の負圧診断方式がある(特開平5−195881号公報参照)。
【0005】
すなわち、キャニスタへの新気導入通路を遮断可能な遮断弁(ドレンカット弁)を設けておき、機関運転中の所定の診断タイミングにて、先ずパージ制御弁を開いた状態で新気導入通路を遮断することにより、燃料タンク及びキャニスタを含むパージラインに負圧状態にする。そして、パージ制御弁を閉じ、これ以降の燃料タンク内の圧力変化を圧力センサにより測定し、所定時間後の負圧状態によりリークの有無を診断する。すなわち、燃料タンク及びキャニスタを含むパージラインにリークを生じていない場合は、燃料タンク内の負圧が維持され、リークを生じていれば、燃料タンク内の負圧がリーク(キャニスタよりリークする場合も燃料タンク内の負圧がキャニスタ側にリーク)して徐々に大気圧に近づくので、所定時間後の燃料タンク内の圧力をスライスレベルと比較し、スライスレベル以下の負圧であれば、リーク無しと診断し、スライスレベルを超えて大気圧に近づいていれば、リーク有りと診断するのである。
【0006】
一方、近年においては、内燃機関の蒸発燃料処理装置として、キャニスタを燃料タンク内に配置するようにしたインタンクキャニスタシステムが提案されている(特開平10−184476号公報参照)。これは、配管の多くを燃料タンク内に配置してゴムホース部及び継ぎ手部等からの蒸発燃料の透過という問題を解決できる等のメリットがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のインタンクキャニスタシステムに、上記のリーク診断(負圧診断方式)を適用する場合、燃料タンク内のキャニスタと燃料タンク外の新気導入口との間の新気導入通路の途中、特にその燃料タンク外の部分に遮断弁(ドレンカット弁)を設けることになる。燃料タンク外とするのは、遮断弁として一般に電磁弁を用いるので、燃料タンク内に極力電気部品を置きたくないためである。
【0008】
しかしながら、上記のインタンクキャニスタシステムで、パージ制御弁を開いた状態で新気導入通路の遮断弁を閉じて燃料タンク及びキャニスタ内を負圧状態にし、この後パージ制御弁を閉じてリーク診断を行った場合、仮にキャニスタに穴が開いていても、これを検出することはできない。なぜなら、キャニスタ内の負圧がリークしようとしても、燃料タンク内も負圧であるため、燃料タンク内の圧力が変化しないからである。
【0009】
また、インタンクキャニスタシステムにおいて、燃料タンク内の上部空間に開口する蒸発燃料導入口からキャニスタ内に蒸発燃料を導入する蒸発燃料導入通路の途中に、チェック弁(負圧カット弁)を設けているものでは、リーク診断時に燃料タンク内を負圧にするためには、前記チェック弁をバイパスするバイパス通路を設けて、ここにリーク診断時にのみ開弁するバイパス弁を設ける必要がある。従って、リーク診断のために、前記遮断弁と前記バイパス弁とを設けなければならず、部品点数が多くなるという問題点もあった。
【0010】
本発明は、このような実状に鑑み、インタンクキャニスタシステムにおいて、蒸発燃料の放出に関する全ての部位のリーク検出を可能とし、かつ診断に必要なデバイスを減らすことができるリーク診断装置を提供することを目的とする。
【0011】
また、本発明は、インタンクキャニスタシステムにおいて、リーク部位を含むリーク検出を可能とするリーク診断装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、燃料タンク内に、ケーシング内に蒸発燃料吸着用の吸着材を収納してなるキャニスタを配置し、該キャニスタに、燃料タンク内の上部空間に開口する蒸発燃料導入口からチェック弁を介してキャニスタ内に蒸発燃料を導入する蒸発燃料導入通路と、燃料タンク外の新気導入口からキャニスタ内に新気を導入する新気導入通路と、キャニスタ内の蒸発燃料を新気と共に燃料タンク外のパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系へパージするパージ通路と、を接続してなるインタンクキャニスタシステムであることを前提とする。
【0013】
ここにおいて、請求項1に係る発明では、内燃機関の吸気系と燃料タンク内の上部空間とをキャニスタを介することなく連通可能で、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化できる燃料タンク負圧化手段と、燃料タンク内の上部空間の圧力を検出する圧力検出手段を有し、これにより検出される圧力に基づいてリークの有無を診断するリーク診断手段と、を設けて、インタンクキャニスタシステムのリーク診断装置を構成する。
【0014】
このように、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化することで、燃料タンク側にリークを生じている場合は、燃料タンクの負圧がリークすることにより、また、キャニスタ側にリークを生じている場合は、燃料タンクの負圧がキャニスタ側にリークすることにより、いずれの場合も燃料タンク内の圧力からリーク診断が可能となる。
【0015】
尚、キャニスタ内を略大気圧に保持できるのは、キャニスタ内は、新気導入通路により大気に開放されており、また、蒸発燃料導入通路のチェック弁の働きで燃料タンク側からの負圧の導入が阻止されるからである。
【0016】
請求項2に係る発明では、前記燃料タンク負圧化手段は、前記パージ通路におけるキャニスタとパージ制御弁との間に、三方切換弁を設け、該三方切換弁が、通常時は、キャニスタ側とパージ制御弁側とを連通し、リーク診断時に、該連通を遮断して、燃料タンク内の上部空間とパージ制御弁側とを連通する構成としたことを特徴とする。
【0017】
請求項3に係る発明では、前記三方切換弁から分岐される燃料タンク内の上部空間への配管は、前記蒸発燃料導入通路における蒸発燃料導入口とチェック弁との間に接続されることを特徴とする。
【0018】
請求項4に係る発明では、前記三方切換弁は、燃料タンク外に配置されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、前記リーク診断手段は、パージ制御弁の開状態で前記三方切換弁を切換えてキャニスタ内を略大気圧に保ったまま燃料タンク内の上部空間を負圧化した後、前記パージ制御弁を閉じてからの燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク診断を行うことを特徴とする。
【0019】
一方、上記の発明では、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化し、その後の燃料タンク内の圧力に基づいてリークの有無を診断するが、かかるリーク診断により、リーク有りと診断されても、燃料タンク側にリークを生じているのか、キャニスタ側にリークを生じているのかは不明であり、リーク部位を特定できない。
【0020】
リーク部位の特定のためには、上記のリーク診断(モード1診断)によりリーク有りと診断されたときに、リーク部位診断(モード2診断)として、燃料タンク内の上部空間を負圧化すると同時に、キャニスタ内を負圧化し、その後の燃料タンク内の圧力に基づいてリーク部位を診断し、燃料タンク側(燃料タンク及びこれに連通する外部配管)のリークかキャニスタ側(キャニスタ及びこれに連通する内部配管)のリークかを判別するのが望ましい。
【0021】
このため、請求項6に係る発明では、上記の発明の構成に加え、燃料タンク内の上部空間の負圧化と同時に、キャニスタ内を負圧化できるキャニスタ負圧化手段と、前記リーク診断手段により燃料タンク内の上部空間のみを負圧化した状態でリーク有りと診断されたときに、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化し、前記圧力検出手段により検出される燃料タンク内の上部空間の圧力に基づいて、燃料タンク側又はキャニスタ側のいずれのリークかを診断するリーク部位診断手段と、を設けたことを特徴とする。
【0022】
請求項7に係る発明では、前記キャニスタ負圧化手段は、前記新気導入通路を遮断可能な遮断弁と、前記蒸発燃料導入通路の前記チェック弁をバイパス可能なバイパス弁とを設けて構成したことを特徴とする。
【0023】
請求項8に係る発明では、前記リーク部位診断手段は、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化した後、前記パージ制御弁を閉じてからの燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいて、リーク部位の診断を行い、大気圧側への圧力変化が大きいときに燃料タンク側のリークと診断し、大気圧側への圧力変化が小さいときにキャニスタ側のリークと診断することを特徴とする。
【0024】
燃料タンク側にリークを生じている場合は、燃料タンク内の負圧が外部にリークして、燃料タンク内の圧力が上昇するのに対し、キャニスタ側にリークを生じている場合は、燃料タンク及びキャニスタの双方が負圧であれば、いずれの負圧もリークせず、燃料タンク内の圧力がほとんど変化しないからである。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化して、リーク診断を行うことで、燃料タンク側にリークを生じていても、またキャニスタ側にリークを生じていても、いずれの場合も燃料タンク内の圧力からリーク診断が可能となる。
【0026】
請求項2に係る発明によれば、三方切換弁を用いることで、これのみの追加で構成でき、診断に必要なデバイスを減らすことができる。
請求項3に係る発明によれば、三方切換弁から分岐される燃料タンク内の上部空間への配管を、蒸発燃料導入通路における蒸発燃料導入口近傍に接続することで、蒸発燃料導入口に設けられる燃料カット弁などを共用できる利点がある。
【0027】
請求項4に係る発明によれば、三方切換弁としては一般に三方電磁弁を用いるので、燃料タンク外に配置することで、燃料タンク内に電気部品を極力配置しないという要請に応えることができる。
【0028】
請求項5に係る発明によれば、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま燃料タンク内の上部空間を負圧化した後の燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク診断を行うことで、的確なリーク診断が可能となる。
【0029】
請求項6に係る発明によれば、リーク診断(モード1診断)によりリーク有りと診断されたときに、リーク部位診断(モード2診断)として、燃料タンク内の上部空間を負圧化すると同時に、キャニスタ内を負圧化し、その後の燃料タンク内の上部空間の圧力に基づいて、燃料タンク側又はキャニスタ側のいずれのリークかを診断することで、リーク部位の特定が可能となる。
【0030】
また、燃料タンク及びキャニスタの双方にリークがない場合は、モード1診断のみ、すなわち燃料タンク内の負圧化のみで診断を終了できるので、キャニスタ内を負圧化する時間を省くことができ、診断時間を短縮できる。
【0031】
請求項7に係る発明によれば、キャニスタ負圧化手段として、遮断弁とバイパス弁とを用いることで、燃料タンク内の上部空間の負圧化と同時に、キャニスタ内を確実に負圧化できる。
【0032】
請求項8に係る発明によれば、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化した後の燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク部位の診断を行うことで、的確な診断が可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示すリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図である。尚、本図は接続関係を中心に示しており、燃料タンク内での高さ関係(特に液面との関係)は図示の通りではない。
【0034】
燃料タンク1内に、キャニスタ2が配置されている。
キャニスタ2は、ケーシング3内を通気性のスクリーン4,5及び仕切り板6により仕切って、5室a〜e(順路a−b−c−d−e)に分け、室b及び室dに活性炭等の吸着材Kを充填してある。
【0035】
キャニスタ2の室aには、蒸発燃料導入通路7を接続してある。
蒸発燃料導入通路7は、燃料タンク1内の上部空間(すなわち満タン時の液面より上方の空間)に開口する蒸発燃料導入口8から、キャニスタ2内に蒸発燃料を導入するものである。
【0036】
ここで、蒸発燃料導入口8は、下向きに開口しており、その開口部には、液面の上昇による液状燃料の侵入を防止すべく、燃料カット弁9を装着してある。
また、蒸発燃料導入通路7の途中には、チェック弁(負圧カット弁)10を介装してある。負圧カット弁10は、ダイアフラム式で、ダイアフラム上側の室に、キャニスタ2の室eより大気圧導入通路11を介して略大気圧が導入されており、通常、蒸発燃料導入口8側から蒸発燃料が導入される際は、蒸発燃料の圧力でダイアフラムが上方へ変位して、弁部が開通し、大量のパージにより燃料タンク1内が負圧になると、その負圧によりダイアフラムが下方に変位して、弁部が遮断し、燃料タンク1のそれ以上の負圧化を防止することができる。
【0037】
キャニスタ2の室aにはまた、燃料タンク1への給油時に液面の上昇によりもたらされる蒸発燃料を効率よく吸着するために、給油時蒸発燃料導入通路12を接続してある。
【0038】
給油時蒸発燃料導入通路12は、燃料タンク1内の上部空間(すなわち満タン時の液面より上方の空間)に開口する給油時蒸発燃料導入口13から、キャニスタ2内に蒸発燃料を導入するものである。
【0039】
ここで、給油時蒸発燃料導入口13は、下向きに開口しており、その開口部には、液面の上昇による液状燃料の侵入を防止すべく、燃料カット弁14を装着してある。
【0040】
また、給油時蒸発燃料導入通路13の途中には、リフューエリング制御弁15を介装してある。
リフューエリング制御弁15は、ダイアフラム式で、ダイアフラム上方の室に、フィラーチューブ16のフィラーキャップ17装着部近傍の給油時負圧取り出し口18から、シグナルライン19により、給油時に給油ガンが入って燃料の流れ(動圧)を生じると、負圧が導かれるようになっており、この負圧によりダイアフラムが上方に変位して、弁部が開通することで、給油時に蒸発燃料をキャニスタ2内に導くことができる。尚、図中20はリサーキュラインである。
【0041】
キャニスタ2の室eには、新気導入通路21が接続されている。
新気導入通路21は、燃料タンク1外の新気導入口22から、キャニスタ2内に新気を導入するものである。
【0042】
キャニスタ2の室aからは、パージ通路23が燃料タンク1外に導出されている。
パージ通路23は、後述する三方切換弁30を介し、更にパージ制御弁24を介して、内燃機関の吸気系(吸気管25のスロットル弁26下流)に接続されている。
【0043】
従って、機関の停止中などに燃料タンク1にて発生した蒸発燃料は、蒸発燃料導入通路7によりキャニスタ2に導かれて、ここに吸着される。そして、機関が始動されて、所定のパージ許可条件が成立すると、パージ制御弁24が開き、機関の吸入負圧がキャニスタ2に作用する結果、新気導入通路21から導入される新気によってキャニスタ2に吸着されていた蒸発燃料が脱離され、この脱離した蒸発燃料を含むパージガスがパージ通路23を通って吸気管25内に吸入され、この後、機関の燃焼室内で燃焼処理される。
【0044】
かかる蒸発燃料処理装置(インタンクキャニスタシステム)のリーク診断装置としては、以下の装置が設けられる。
燃料タンク負圧化手段として、前記パージ通路23におけるキャニスタ2とパージ制御弁24との間に、燃料タンク1外に配置して、三方切換弁(三方電磁弁)30が設けられる。三方切換弁30は、通常時は、キャニスタ2側とパージ制御弁24側とを連通し、リーク診断時に、該連通を遮断して、燃料タンク1内の上部空間とパージ制御弁24側とを連通する構成としてある。
【0045】
そして、前記三方切換弁23から分岐される燃料タンク1内の上部空間への配管31は、前記蒸発燃料導入通路7における蒸発燃料導入口8とチェック弁(負圧カット弁)10との間(蒸発燃料導入口8の近傍)に接続される。
【0046】
また、燃料タンク1内の上部空間の圧力を検出する圧力検出手段として、圧力センサ32が設けられており、その信号はリーク診断手段としての機能を備えるコントロールユニット33に入力されている。
【0047】
ここにおいて、コントロールユニット33は、内蔵のマイクロコンピュータにより、図2のフローチャートに従って、リーク診断を行う。
ステップ1(図にはS1と記す。以下同様)では、機関の運転中に所定のリーク診断条件が成立したか否かを判定し、不成立時は本フローを終了し、成立時にステップ2へ進む。
【0048】
ステップ2では、リーク診断を開始するため、三方切換弁30を切換えて、キャニスタ2側とパージ制御弁24側との連通を遮断する一方、蒸発燃料導入口8側(配管31側)とパージ制御弁24側とを連通させる。次に、ステップ3では、パージ制御弁24を開状態にする。これにより、プルダウンを開始する。
【0049】
これにより、吸気管25内の吸入負圧がパージ制御弁24及び三方切換弁30を介して、蒸発燃料導入口8から燃料タンク1内の上部空間に導かれる結果、燃料タンク1の上部空間が負圧化される。
【0050】
このとき、キャニスタ2内は、新気導入通路21により大気に開放されており、また、パージ通路23は三方切換弁30により遮断され、蒸発燃料導入通路7に介装されたチェック弁(負圧カット弁)10及び給油時蒸発燃料導入通路12に介装されたリフュエーリング制御弁15の機能により、燃料タンク1内の負圧が導かれることはないので、略大気圧に維持される。
【0051】
このように、キャニスタ2内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク1内を負圧状態にすることができる。
プルダウン開始後は、ステップ4で、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、目標負圧に到達した(目標負圧以下になった)か否かを判定する。
【0052】
目標負圧に到達する前は、ステップ5へ進んで、プルダウン開始より所定時間T1経過したか否かを判定し、所定時間T1経過していない場合は、ステップ4へ戻る。
【0053】
所定時間T1経過しても目標負圧に到達しない場合は、ステップ5からステップ10へ進んで、NG(リーク有り)と診断する。
所定時間T1内に目標負圧に到達した場合は、ステップ4からステップ6へ進む。
【0054】
ステップ6では、パージ制御弁24を閉じて、リークダウンを開始する。
パージ制御弁24を閉じることで、燃料タンク1及びキャニスタ2などにリークを生じていない場合は、燃料タンク1内の負圧が維持されるが、リークを生じている場合は、燃料タンク1内の負圧が徐々に減少する。
【0055】
燃料タンク1側にリークを生じている場合に、燃料タンク1内の負圧が減少することは勿論であるが、キャニスタ2側にリークを生じている場合(例えば図1中のL部分に穴がある場合)も、燃料タンク1内の負圧がキャニスタ2側にリークする(キャニスタ2側の大気圧で燃料タンク1側の負圧が希釈される)ので、燃料タンク1内の負圧が減少する。
【0056】
ステップ7では、リークダウン開始より所定時間T2経過したか否かを判定し、所定時間T2経過した段階で、ステップ8へ進む。
ステップ8では、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、スライスレベル(設定負圧)SLと比較する。
【0057】
比較の結果、検出圧力≦スライスレベルSLの場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSL以下の負圧に維持されている場合は、ステップ9へ進んで、OK(リーク無し)と診断する。
【0058】
逆に、検出圧力>スライスレベルSLの場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSLを超えて大気圧に近づいている場合は、ステップ10へ進んで、NG(リーク有り)と診断する。
【0059】
すなわち、図3に示すように、リークダウン開始後の燃料タンク1内の負圧の減少率が小さい場合は、OK(リーク無し)と診断し、負圧の減少率が大きい場合は、該減少率に応じた径の穴等によるリークを生じているとして、NG(リーク有り)と診断するのである。
【0060】
尚、フローチャートでは省略したが、リーク診断後は、三方切換弁30を、配管31側を閉止し、キャニスタ2側とパージ制御弁24側とを連通する状態に戻して、パージ制御弁24を機関運転条件に応じて開閉するようにすることは言うまでもない。
【0061】
以上のように診断することで、燃料タンク1側にリークを生じている場合であっても、キャニスタ2側にリークを生じている場合であっても、燃料タンク1内の圧力から正確にリーク診断が可能となる。
【0062】
また、三方切換弁(三方電磁弁)30を用いることで、これのみの追加で構成でき、診断に必要なデバイスを減らすことができる。
また、チェック弁(負圧カット弁)10を持つシステムにもかかわらず、このチェック弁10をキャニスタ2内を略大気圧に維持するために用いることで、そのまま実施できる。
【0063】
尚、このシステムでは、機関停止中もリークが無い限り、燃料タンク1内の圧力は温度に応じて正圧又は負圧を持っている。従って、このタンク内圧を始動時にチェックすることにより、一切のデバイス操作なしに、リーク診断を行うこともでき、このような診断を併用してもよい。
【0064】
次に本発明の第2実施形態について説明する。
本発明では、キャニスタ2内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク1内の上部空間を負圧化し、その後の燃料タンク1内の圧力に基づいてリークの有無を診断するが、かかるリーク診断により、リーク有りと診断されても、燃料タンク1側にリークを生じているのか、キャニスタ2側にリークを生じているのかは不明であり、リーク部位を特定できない。
【0065】
そこで、第2実施形態では、上記のリーク診断(モード1診断)によりリーク有りと診断されたときに、リーク部位診断(モード2診断)として、燃料タンク1内の上部空間を負圧化すると同時に、キャニスタ2内を負圧化し、その後の燃料タンク1内の圧力に基づいてリーク部位を診断することで、燃料タンク1側(燃料タンクに連通し、燃料タンク外に配置された外部配管を含む)のリークかキャニスタ2側(キャニスタに連通し、燃料タンク内に配置された内部配管を含む)のリークかを判別する。
【0066】
図4は第2実施形態でのリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図である。ここで、第1実施形態と同一部品には、同一符号を付して説明を省略し、追加部品についてのみ説明する。
【0067】
燃料タンク1内の上部空間の負圧化と同時に、キャニスタ2内を負圧化できるキャニスタ負圧化手段として、以下の追加部品が設けられる。
キャニスタ2への新気導入通路21の途中に、燃料タンク1外に配置して、常開の電磁開閉弁である遮断弁(以下、ドレンカット弁という)41が設けられる。
【0068】
また、キャニスタ2への蒸発燃料導入通路7に対し、チェック弁(負圧カット弁)10をバイパスするバイパス通路42が設けられると共に、このバイパス通路42に常閉の電磁開閉弁であるバイパス弁43が設けられる。このバイパス弁43も燃料タンク1外に配置してもよい。
【0069】
ここにおいて、コントロールユニット33は、内蔵のマイクロコンピュータにより、図5のフローチャートに従って、リーク診断を行う。
図5のフローのステップ1〜10は図2のフローと同じであり、キャニスタ2内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク1内の上部空間を負圧化し、その後の燃料タンク1内の圧力に基づいてリーク診断(モード1診断)を行う。もちろん、このときは、ドレンカット弁41は開いたまま、バイパス弁43は閉じたままである。
【0070】
異なる点は、ステップ10にてNG(リーク有り)と診断されたときに、ステップ20へ進んで、リーク部位診断(モード2診断)を行う。従って、コントロールユニット33はリーク部位診断手段としての機能も備えている。
【0071】
リーク部位診断(モード2診断)は、図6のフローチャートに従って、サブルーチンとして行われる。
以下、図6のフローチャートにより説明する。
【0072】
ステップ21では、パージ制御弁24を一旦閉じる。また、三方切換弁30を診断側にして、キャニスタ2側とパージ制御弁24側との連通を遮断する一方、蒸発燃料導入口8側(配管31側)とパージ制御弁24側とを連通させる。また、キャニスタ2への蒸発燃料導入通路7のチェック弁(負圧カット弁)10に対するバイパス弁43を開く。また、キャニスタ2への新気導入通路23を遮断すべくドレンカット弁41を閉じる。
【0073】
次に、ステップ22では、パージ制御弁24を所定開度まで開いて、プルダウンを開始する。
これにより、吸気管25内の吸入負圧がパージ制御弁24及び三方切換弁30を介して、配管31及び蒸発燃料導入口8から燃料タンク1内の上部空間に導かれる結果、燃料タンク1の上部空間が負圧化される。
【0074】
これと同時に、キャニスタ2内も負圧化される。吸気管25内の負圧(又は燃料タンク1内の負圧)が配管31(又は蒸発燃料導入口8)から蒸発燃料導入通路7の負圧カット弁10をバイパスするバイパス弁43を通ってキャニスタ2内に導かれ、キャニスタ2への新気導入通路21はドレンカット弁41により遮断されているからである。従って、燃料タンク1内とキャニスタ2内とを同時に負圧状態にすることができる。
【0075】
プルダウン開始後は、ステップ23で、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、目標負圧に到達した(目標負圧以下になった)か否かを判定する。尚、ここでの目標負圧はモード1診断での目標負圧と同じでよい。
【0076】
目標負圧に到達する前は、ステップ24へ進んで、プルダウン開始より所定時間T12経過したか否かを判定し、所定時間T12経過していない場合は、ステップ23へ戻る。尚、ここでの所定時間T12は、モード1診断での所定時間T1より長い時間に設定する。モード2診断ではキャニスタ2まで負圧化する分時間がかかるからである。
【0077】
所定時間T12経過しても目標負圧に到達しない場合、ステップ24からステップ29へ進んで、タンクNG(燃料タンク1側にリーク有り)と診断する。
所定時間T12内に目標負圧に到達した場合は、ステップ23からステップ25へ進む。
【0078】
ステップ25では、パージ制御弁24を閉じて、リークダウンを開始する。
パージ制御弁24を閉じることで、燃料タンク1側にリークを生じている場合は、燃料タンク1内の負圧が外部にリークして、燃料タンク1内の負圧が減少する。キャニスタ2側にリークを生じている場合は、キャニスタ2内の負圧がリークしようとしても、燃料タンク1内も負圧であるため、いずれの負圧もリークせず、燃料タンク1内の負圧はほとんど減少しない。
【0079】
ステップ26では、リークダウン開始より所定時間T22経過したか否かを判定し、所定時間T22経過した段階で、ステップ27へ進む。
ステップ27では、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、スライスレベル(設定負圧)SL2と比較する。尚、ここでの所定時間T22、スライスレベルSL2は診断速度、精度を考慮して適宜定める。
【0080】
比較の結果、検出圧力≦スライスレベルSL2の場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSL2以下の負圧に維持されている場合は、ステップ28へ進んで、キャニスタNG(キャニスタ2又はこれに連通する内部配管にリーク有り)と診断する。
【0081】
逆に、検出圧力>スライスレベルSL2の場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSL2を超えて大気圧に近づいている場合は、ステップ29へ進んで、タンクNG(燃料タンク1又はこれに連通する外部配管にリーク有り)と診断する。
【0082】
すなわち、リークダウン開始後の燃料タンク1内の負圧の減少率が小さい場合は、キャニスタ2側にリーク有りと診断し、負圧の減少率が大きい場合は、燃料タンク1側にリーク有りと診断することで、リーク部位を特定するのである。
【0083】
尚、フローチャートでは省略したが、リーク部位診断後は、三方切換弁30を通常側(配管31側を閉止し、キャニスタ2側とパージ制御弁24側とを連通する状態)に戻し、バイパス弁43を閉じ、ドレンカット弁41を開き、パージ制御弁24を機関運転条件に応じて開閉するようにすることは言うまでもない。
【0084】
以上のように診断することで、燃料タンク1側にリークを生じているのか、キャニスタ2側にリークを生じているのかを含め、燃料タンク1内の圧力から正確にリーク診断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示すリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図
【図2】 リーク診断のフローチャート
【図3】 リーク診断時の圧力変化を示す図
【図4】 本発明の第2実施形態を示すリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図
【図5】 第2実施形態でのリーク診断のフローチャート
【図6】 リーク部位診断サブルーチンのフローチャート
【符号の説明】
1 燃料タンク
2 キャニスタ
7 蒸発燃料導入通路
8 蒸発燃料導入口
10 チェック弁(負圧カット弁)
11 大気圧導入通路
12 給油時蒸発燃料導入通路
13 給油時蒸発燃料導入口
15 リフューエリング制御弁
16 フィラーチューブ
17 フィラーキャップ
18 給油時負圧取り出し口
21 新気導入通路
22 新気導入口
23 パージ通路
24 パージ制御弁
25 吸気管
26 スロットル弁
30 三方切換弁(三方電磁弁)
31 分岐配管
32 圧力センサ
33 コントロールユニット
41 遮断弁(ドレンカット弁)
42 バイパス通路
43 バイパス弁
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の蒸発燃料処理装置、特にインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関の蒸発燃料処理装置では、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系に吸入させることによって、蒸発燃料の外気への放散を防止するようにしている。
【0003】
ところで、上記の装置では、燃料タンクやキャニスタ又は配管に穴や亀裂が生じたり、シール不良が生じたりすると、蒸発燃料のリークを生じ、本来の放散防止効果を十分に発揮させることができなくなる。
【0004】
そこで、燃料タンク及びキャニスタを含むパージラインからの蒸発燃料のリークの有無を診断するリーク診断装置として、以下の負圧診断方式がある(特開平5−195881号公報参照)。
【0005】
すなわち、キャニスタへの新気導入通路を遮断可能な遮断弁(ドレンカット弁)を設けておき、機関運転中の所定の診断タイミングにて、先ずパージ制御弁を開いた状態で新気導入通路を遮断することにより、燃料タンク及びキャニスタを含むパージラインに負圧状態にする。そして、パージ制御弁を閉じ、これ以降の燃料タンク内の圧力変化を圧力センサにより測定し、所定時間後の負圧状態によりリークの有無を診断する。すなわち、燃料タンク及びキャニスタを含むパージラインにリークを生じていない場合は、燃料タンク内の負圧が維持され、リークを生じていれば、燃料タンク内の負圧がリーク(キャニスタよりリークする場合も燃料タンク内の負圧がキャニスタ側にリーク)して徐々に大気圧に近づくので、所定時間後の燃料タンク内の圧力をスライスレベルと比較し、スライスレベル以下の負圧であれば、リーク無しと診断し、スライスレベルを超えて大気圧に近づいていれば、リーク有りと診断するのである。
【0006】
一方、近年においては、内燃機関の蒸発燃料処理装置として、キャニスタを燃料タンク内に配置するようにしたインタンクキャニスタシステムが提案されている(特開平10−184476号公報参照)。これは、配管の多くを燃料タンク内に配置してゴムホース部及び継ぎ手部等からの蒸発燃料の透過という問題を解決できる等のメリットがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のインタンクキャニスタシステムに、上記のリーク診断(負圧診断方式)を適用する場合、燃料タンク内のキャニスタと燃料タンク外の新気導入口との間の新気導入通路の途中、特にその燃料タンク外の部分に遮断弁(ドレンカット弁)を設けることになる。燃料タンク外とするのは、遮断弁として一般に電磁弁を用いるので、燃料タンク内に極力電気部品を置きたくないためである。
【0008】
しかしながら、上記のインタンクキャニスタシステムで、パージ制御弁を開いた状態で新気導入通路の遮断弁を閉じて燃料タンク及びキャニスタ内を負圧状態にし、この後パージ制御弁を閉じてリーク診断を行った場合、仮にキャニスタに穴が開いていても、これを検出することはできない。なぜなら、キャニスタ内の負圧がリークしようとしても、燃料タンク内も負圧であるため、燃料タンク内の圧力が変化しないからである。
【0009】
また、インタンクキャニスタシステムにおいて、燃料タンク内の上部空間に開口する蒸発燃料導入口からキャニスタ内に蒸発燃料を導入する蒸発燃料導入通路の途中に、チェック弁(負圧カット弁)を設けているものでは、リーク診断時に燃料タンク内を負圧にするためには、前記チェック弁をバイパスするバイパス通路を設けて、ここにリーク診断時にのみ開弁するバイパス弁を設ける必要がある。従って、リーク診断のために、前記遮断弁と前記バイパス弁とを設けなければならず、部品点数が多くなるという問題点もあった。
【0010】
本発明は、このような実状に鑑み、インタンクキャニスタシステムにおいて、蒸発燃料の放出に関する全ての部位のリーク検出を可能とし、かつ診断に必要なデバイスを減らすことができるリーク診断装置を提供することを目的とする。
【0011】
また、本発明は、インタンクキャニスタシステムにおいて、リーク部位を含むリーク検出を可能とするリーク診断装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、燃料タンク内に、ケーシング内に蒸発燃料吸着用の吸着材を収納してなるキャニスタを配置し、該キャニスタに、燃料タンク内の上部空間に開口する蒸発燃料導入口からチェック弁を介してキャニスタ内に蒸発燃料を導入する蒸発燃料導入通路と、燃料タンク外の新気導入口からキャニスタ内に新気を導入する新気導入通路と、キャニスタ内の蒸発燃料を新気と共に燃料タンク外のパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系へパージするパージ通路と、を接続してなるインタンクキャニスタシステムであることを前提とする。
【0013】
ここにおいて、請求項1に係る発明では、内燃機関の吸気系と燃料タンク内の上部空間とをキャニスタを介することなく連通可能で、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化できる燃料タンク負圧化手段と、燃料タンク内の上部空間の圧力を検出する圧力検出手段を有し、これにより検出される圧力に基づいてリークの有無を診断するリーク診断手段と、を設けて、インタンクキャニスタシステムのリーク診断装置を構成する。
【0014】
このように、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化することで、燃料タンク側にリークを生じている場合は、燃料タンクの負圧がリークすることにより、また、キャニスタ側にリークを生じている場合は、燃料タンクの負圧がキャニスタ側にリークすることにより、いずれの場合も燃料タンク内の圧力からリーク診断が可能となる。
【0015】
尚、キャニスタ内を略大気圧に保持できるのは、キャニスタ内は、新気導入通路により大気に開放されており、また、蒸発燃料導入通路のチェック弁の働きで燃料タンク側からの負圧の導入が阻止されるからである。
【0016】
請求項2に係る発明では、前記燃料タンク負圧化手段は、前記パージ通路におけるキャニスタとパージ制御弁との間に、三方切換弁を設け、該三方切換弁が、通常時は、キャニスタ側とパージ制御弁側とを連通し、リーク診断時に、該連通を遮断して、燃料タンク内の上部空間とパージ制御弁側とを連通する構成としたことを特徴とする。
【0017】
請求項3に係る発明では、前記三方切換弁から分岐される燃料タンク内の上部空間への配管は、前記蒸発燃料導入通路における蒸発燃料導入口とチェック弁との間に接続されることを特徴とする。
【0018】
請求項4に係る発明では、前記三方切換弁は、燃料タンク外に配置されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、前記リーク診断手段は、パージ制御弁の開状態で前記三方切換弁を切換えてキャニスタ内を略大気圧に保ったまま燃料タンク内の上部空間を負圧化した後、前記パージ制御弁を閉じてからの燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク診断を行うことを特徴とする。
【0019】
一方、上記の発明では、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化し、その後の燃料タンク内の圧力に基づいてリークの有無を診断するが、かかるリーク診断により、リーク有りと診断されても、燃料タンク側にリークを生じているのか、キャニスタ側にリークを生じているのかは不明であり、リーク部位を特定できない。
【0020】
リーク部位の特定のためには、上記のリーク診断(モード1診断)によりリーク有りと診断されたときに、リーク部位診断(モード2診断)として、燃料タンク内の上部空間を負圧化すると同時に、キャニスタ内を負圧化し、その後の燃料タンク内の圧力に基づいてリーク部位を診断し、燃料タンク側(燃料タンク及びこれに連通する外部配管)のリークかキャニスタ側(キャニスタ及びこれに連通する内部配管)のリークかを判別するのが望ましい。
【0021】
このため、請求項6に係る発明では、上記の発明の構成に加え、燃料タンク内の上部空間の負圧化と同時に、キャニスタ内を負圧化できるキャニスタ負圧化手段と、前記リーク診断手段により燃料タンク内の上部空間のみを負圧化した状態でリーク有りと診断されたときに、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化し、前記圧力検出手段により検出される燃料タンク内の上部空間の圧力に基づいて、燃料タンク側又はキャニスタ側のいずれのリークかを診断するリーク部位診断手段と、を設けたことを特徴とする。
【0022】
請求項7に係る発明では、前記キャニスタ負圧化手段は、前記新気導入通路を遮断可能な遮断弁と、前記蒸発燃料導入通路の前記チェック弁をバイパス可能なバイパス弁とを設けて構成したことを特徴とする。
【0023】
請求項8に係る発明では、前記リーク部位診断手段は、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化した後、前記パージ制御弁を閉じてからの燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいて、リーク部位の診断を行い、大気圧側への圧力変化が大きいときに燃料タンク側のリークと診断し、大気圧側への圧力変化が小さいときにキャニスタ側のリークと診断することを特徴とする。
【0024】
燃料タンク側にリークを生じている場合は、燃料タンク内の負圧が外部にリークして、燃料タンク内の圧力が上昇するのに対し、キャニスタ側にリークを生じている場合は、燃料タンク及びキャニスタの双方が負圧であれば、いずれの負圧もリークせず、燃料タンク内の圧力がほとんど変化しないからである。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化して、リーク診断を行うことで、燃料タンク側にリークを生じていても、またキャニスタ側にリークを生じていても、いずれの場合も燃料タンク内の圧力からリーク診断が可能となる。
【0026】
請求項2に係る発明によれば、三方切換弁を用いることで、これのみの追加で構成でき、診断に必要なデバイスを減らすことができる。
請求項3に係る発明によれば、三方切換弁から分岐される燃料タンク内の上部空間への配管を、蒸発燃料導入通路における蒸発燃料導入口近傍に接続することで、蒸発燃料導入口に設けられる燃料カット弁などを共用できる利点がある。
【0027】
請求項4に係る発明によれば、三方切換弁としては一般に三方電磁弁を用いるので、燃料タンク外に配置することで、燃料タンク内に電気部品を極力配置しないという要請に応えることができる。
【0028】
請求項5に係る発明によれば、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま燃料タンク内の上部空間を負圧化した後の燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク診断を行うことで、的確なリーク診断が可能となる。
【0029】
請求項6に係る発明によれば、リーク診断(モード1診断)によりリーク有りと診断されたときに、リーク部位診断(モード2診断)として、燃料タンク内の上部空間を負圧化すると同時に、キャニスタ内を負圧化し、その後の燃料タンク内の上部空間の圧力に基づいて、燃料タンク側又はキャニスタ側のいずれのリークかを診断することで、リーク部位の特定が可能となる。
【0030】
また、燃料タンク及びキャニスタの双方にリークがない場合は、モード1診断のみ、すなわち燃料タンク内の負圧化のみで診断を終了できるので、キャニスタ内を負圧化する時間を省くことができ、診断時間を短縮できる。
【0031】
請求項7に係る発明によれば、キャニスタ負圧化手段として、遮断弁とバイパス弁とを用いることで、燃料タンク内の上部空間の負圧化と同時に、キャニスタ内を確実に負圧化できる。
【0032】
請求項8に係る発明によれば、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化した後の燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク部位の診断を行うことで、的確な診断が可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示すリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図である。尚、本図は接続関係を中心に示しており、燃料タンク内での高さ関係(特に液面との関係)は図示の通りではない。
【0034】
燃料タンク1内に、キャニスタ2が配置されている。
キャニスタ2は、ケーシング3内を通気性のスクリーン4,5及び仕切り板6により仕切って、5室a〜e(順路a−b−c−d−e)に分け、室b及び室dに活性炭等の吸着材Kを充填してある。
【0035】
キャニスタ2の室aには、蒸発燃料導入通路7を接続してある。
蒸発燃料導入通路7は、燃料タンク1内の上部空間(すなわち満タン時の液面より上方の空間)に開口する蒸発燃料導入口8から、キャニスタ2内に蒸発燃料を導入するものである。
【0036】
ここで、蒸発燃料導入口8は、下向きに開口しており、その開口部には、液面の上昇による液状燃料の侵入を防止すべく、燃料カット弁9を装着してある。
また、蒸発燃料導入通路7の途中には、チェック弁(負圧カット弁)10を介装してある。負圧カット弁10は、ダイアフラム式で、ダイアフラム上側の室に、キャニスタ2の室eより大気圧導入通路11を介して略大気圧が導入されており、通常、蒸発燃料導入口8側から蒸発燃料が導入される際は、蒸発燃料の圧力でダイアフラムが上方へ変位して、弁部が開通し、大量のパージにより燃料タンク1内が負圧になると、その負圧によりダイアフラムが下方に変位して、弁部が遮断し、燃料タンク1のそれ以上の負圧化を防止することができる。
【0037】
キャニスタ2の室aにはまた、燃料タンク1への給油時に液面の上昇によりもたらされる蒸発燃料を効率よく吸着するために、給油時蒸発燃料導入通路12を接続してある。
【0038】
給油時蒸発燃料導入通路12は、燃料タンク1内の上部空間(すなわち満タン時の液面より上方の空間)に開口する給油時蒸発燃料導入口13から、キャニスタ2内に蒸発燃料を導入するものである。
【0039】
ここで、給油時蒸発燃料導入口13は、下向きに開口しており、その開口部には、液面の上昇による液状燃料の侵入を防止すべく、燃料カット弁14を装着してある。
【0040】
また、給油時蒸発燃料導入通路13の途中には、リフューエリング制御弁15を介装してある。
リフューエリング制御弁15は、ダイアフラム式で、ダイアフラム上方の室に、フィラーチューブ16のフィラーキャップ17装着部近傍の給油時負圧取り出し口18から、シグナルライン19により、給油時に給油ガンが入って燃料の流れ(動圧)を生じると、負圧が導かれるようになっており、この負圧によりダイアフラムが上方に変位して、弁部が開通することで、給油時に蒸発燃料をキャニスタ2内に導くことができる。尚、図中20はリサーキュラインである。
【0041】
キャニスタ2の室eには、新気導入通路21が接続されている。
新気導入通路21は、燃料タンク1外の新気導入口22から、キャニスタ2内に新気を導入するものである。
【0042】
キャニスタ2の室aからは、パージ通路23が燃料タンク1外に導出されている。
パージ通路23は、後述する三方切換弁30を介し、更にパージ制御弁24を介して、内燃機関の吸気系(吸気管25のスロットル弁26下流)に接続されている。
【0043】
従って、機関の停止中などに燃料タンク1にて発生した蒸発燃料は、蒸発燃料導入通路7によりキャニスタ2に導かれて、ここに吸着される。そして、機関が始動されて、所定のパージ許可条件が成立すると、パージ制御弁24が開き、機関の吸入負圧がキャニスタ2に作用する結果、新気導入通路21から導入される新気によってキャニスタ2に吸着されていた蒸発燃料が脱離され、この脱離した蒸発燃料を含むパージガスがパージ通路23を通って吸気管25内に吸入され、この後、機関の燃焼室内で燃焼処理される。
【0044】
かかる蒸発燃料処理装置(インタンクキャニスタシステム)のリーク診断装置としては、以下の装置が設けられる。
燃料タンク負圧化手段として、前記パージ通路23におけるキャニスタ2とパージ制御弁24との間に、燃料タンク1外に配置して、三方切換弁(三方電磁弁)30が設けられる。三方切換弁30は、通常時は、キャニスタ2側とパージ制御弁24側とを連通し、リーク診断時に、該連通を遮断して、燃料タンク1内の上部空間とパージ制御弁24側とを連通する構成としてある。
【0045】
そして、前記三方切換弁23から分岐される燃料タンク1内の上部空間への配管31は、前記蒸発燃料導入通路7における蒸発燃料導入口8とチェック弁(負圧カット弁)10との間(蒸発燃料導入口8の近傍)に接続される。
【0046】
また、燃料タンク1内の上部空間の圧力を検出する圧力検出手段として、圧力センサ32が設けられており、その信号はリーク診断手段としての機能を備えるコントロールユニット33に入力されている。
【0047】
ここにおいて、コントロールユニット33は、内蔵のマイクロコンピュータにより、図2のフローチャートに従って、リーク診断を行う。
ステップ1(図にはS1と記す。以下同様)では、機関の運転中に所定のリーク診断条件が成立したか否かを判定し、不成立時は本フローを終了し、成立時にステップ2へ進む。
【0048】
ステップ2では、リーク診断を開始するため、三方切換弁30を切換えて、キャニスタ2側とパージ制御弁24側との連通を遮断する一方、蒸発燃料導入口8側(配管31側)とパージ制御弁24側とを連通させる。次に、ステップ3では、パージ制御弁24を開状態にする。これにより、プルダウンを開始する。
【0049】
これにより、吸気管25内の吸入負圧がパージ制御弁24及び三方切換弁30を介して、蒸発燃料導入口8から燃料タンク1内の上部空間に導かれる結果、燃料タンク1の上部空間が負圧化される。
【0050】
このとき、キャニスタ2内は、新気導入通路21により大気に開放されており、また、パージ通路23は三方切換弁30により遮断され、蒸発燃料導入通路7に介装されたチェック弁(負圧カット弁)10及び給油時蒸発燃料導入通路12に介装されたリフュエーリング制御弁15の機能により、燃料タンク1内の負圧が導かれることはないので、略大気圧に維持される。
【0051】
このように、キャニスタ2内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク1内を負圧状態にすることができる。
プルダウン開始後は、ステップ4で、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、目標負圧に到達した(目標負圧以下になった)か否かを判定する。
【0052】
目標負圧に到達する前は、ステップ5へ進んで、プルダウン開始より所定時間T1経過したか否かを判定し、所定時間T1経過していない場合は、ステップ4へ戻る。
【0053】
所定時間T1経過しても目標負圧に到達しない場合は、ステップ5からステップ10へ進んで、NG(リーク有り)と診断する。
所定時間T1内に目標負圧に到達した場合は、ステップ4からステップ6へ進む。
【0054】
ステップ6では、パージ制御弁24を閉じて、リークダウンを開始する。
パージ制御弁24を閉じることで、燃料タンク1及びキャニスタ2などにリークを生じていない場合は、燃料タンク1内の負圧が維持されるが、リークを生じている場合は、燃料タンク1内の負圧が徐々に減少する。
【0055】
燃料タンク1側にリークを生じている場合に、燃料タンク1内の負圧が減少することは勿論であるが、キャニスタ2側にリークを生じている場合(例えば図1中のL部分に穴がある場合)も、燃料タンク1内の負圧がキャニスタ2側にリークする(キャニスタ2側の大気圧で燃料タンク1側の負圧が希釈される)ので、燃料タンク1内の負圧が減少する。
【0056】
ステップ7では、リークダウン開始より所定時間T2経過したか否かを判定し、所定時間T2経過した段階で、ステップ8へ進む。
ステップ8では、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、スライスレベル(設定負圧)SLと比較する。
【0057】
比較の結果、検出圧力≦スライスレベルSLの場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSL以下の負圧に維持されている場合は、ステップ9へ進んで、OK(リーク無し)と診断する。
【0058】
逆に、検出圧力>スライスレベルSLの場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSLを超えて大気圧に近づいている場合は、ステップ10へ進んで、NG(リーク有り)と診断する。
【0059】
すなわち、図3に示すように、リークダウン開始後の燃料タンク1内の負圧の減少率が小さい場合は、OK(リーク無し)と診断し、負圧の減少率が大きい場合は、該減少率に応じた径の穴等によるリークを生じているとして、NG(リーク有り)と診断するのである。
【0060】
尚、フローチャートでは省略したが、リーク診断後は、三方切換弁30を、配管31側を閉止し、キャニスタ2側とパージ制御弁24側とを連通する状態に戻して、パージ制御弁24を機関運転条件に応じて開閉するようにすることは言うまでもない。
【0061】
以上のように診断することで、燃料タンク1側にリークを生じている場合であっても、キャニスタ2側にリークを生じている場合であっても、燃料タンク1内の圧力から正確にリーク診断が可能となる。
【0062】
また、三方切換弁(三方電磁弁)30を用いることで、これのみの追加で構成でき、診断に必要なデバイスを減らすことができる。
また、チェック弁(負圧カット弁)10を持つシステムにもかかわらず、このチェック弁10をキャニスタ2内を略大気圧に維持するために用いることで、そのまま実施できる。
【0063】
尚、このシステムでは、機関停止中もリークが無い限り、燃料タンク1内の圧力は温度に応じて正圧又は負圧を持っている。従って、このタンク内圧を始動時にチェックすることにより、一切のデバイス操作なしに、リーク診断を行うこともでき、このような診断を併用してもよい。
【0064】
次に本発明の第2実施形態について説明する。
本発明では、キャニスタ2内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク1内の上部空間を負圧化し、その後の燃料タンク1内の圧力に基づいてリークの有無を診断するが、かかるリーク診断により、リーク有りと診断されても、燃料タンク1側にリークを生じているのか、キャニスタ2側にリークを生じているのかは不明であり、リーク部位を特定できない。
【0065】
そこで、第2実施形態では、上記のリーク診断(モード1診断)によりリーク有りと診断されたときに、リーク部位診断(モード2診断)として、燃料タンク1内の上部空間を負圧化すると同時に、キャニスタ2内を負圧化し、その後の燃料タンク1内の圧力に基づいてリーク部位を診断することで、燃料タンク1側(燃料タンクに連通し、燃料タンク外に配置された外部配管を含む)のリークかキャニスタ2側(キャニスタに連通し、燃料タンク内に配置された内部配管を含む)のリークかを判別する。
【0066】
図4は第2実施形態でのリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図である。ここで、第1実施形態と同一部品には、同一符号を付して説明を省略し、追加部品についてのみ説明する。
【0067】
燃料タンク1内の上部空間の負圧化と同時に、キャニスタ2内を負圧化できるキャニスタ負圧化手段として、以下の追加部品が設けられる。
キャニスタ2への新気導入通路21の途中に、燃料タンク1外に配置して、常開の電磁開閉弁である遮断弁(以下、ドレンカット弁という)41が設けられる。
【0068】
また、キャニスタ2への蒸発燃料導入通路7に対し、チェック弁(負圧カット弁)10をバイパスするバイパス通路42が設けられると共に、このバイパス通路42に常閉の電磁開閉弁であるバイパス弁43が設けられる。このバイパス弁43も燃料タンク1外に配置してもよい。
【0069】
ここにおいて、コントロールユニット33は、内蔵のマイクロコンピュータにより、図5のフローチャートに従って、リーク診断を行う。
図5のフローのステップ1〜10は図2のフローと同じであり、キャニスタ2内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク1内の上部空間を負圧化し、その後の燃料タンク1内の圧力に基づいてリーク診断(モード1診断)を行う。もちろん、このときは、ドレンカット弁41は開いたまま、バイパス弁43は閉じたままである。
【0070】
異なる点は、ステップ10にてNG(リーク有り)と診断されたときに、ステップ20へ進んで、リーク部位診断(モード2診断)を行う。従って、コントロールユニット33はリーク部位診断手段としての機能も備えている。
【0071】
リーク部位診断(モード2診断)は、図6のフローチャートに従って、サブルーチンとして行われる。
以下、図6のフローチャートにより説明する。
【0072】
ステップ21では、パージ制御弁24を一旦閉じる。また、三方切換弁30を診断側にして、キャニスタ2側とパージ制御弁24側との連通を遮断する一方、蒸発燃料導入口8側(配管31側)とパージ制御弁24側とを連通させる。また、キャニスタ2への蒸発燃料導入通路7のチェック弁(負圧カット弁)10に対するバイパス弁43を開く。また、キャニスタ2への新気導入通路23を遮断すべくドレンカット弁41を閉じる。
【0073】
次に、ステップ22では、パージ制御弁24を所定開度まで開いて、プルダウンを開始する。
これにより、吸気管25内の吸入負圧がパージ制御弁24及び三方切換弁30を介して、配管31及び蒸発燃料導入口8から燃料タンク1内の上部空間に導かれる結果、燃料タンク1の上部空間が負圧化される。
【0074】
これと同時に、キャニスタ2内も負圧化される。吸気管25内の負圧(又は燃料タンク1内の負圧)が配管31(又は蒸発燃料導入口8)から蒸発燃料導入通路7の負圧カット弁10をバイパスするバイパス弁43を通ってキャニスタ2内に導かれ、キャニスタ2への新気導入通路21はドレンカット弁41により遮断されているからである。従って、燃料タンク1内とキャニスタ2内とを同時に負圧状態にすることができる。
【0075】
プルダウン開始後は、ステップ23で、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、目標負圧に到達した(目標負圧以下になった)か否かを判定する。尚、ここでの目標負圧はモード1診断での目標負圧と同じでよい。
【0076】
目標負圧に到達する前は、ステップ24へ進んで、プルダウン開始より所定時間T12経過したか否かを判定し、所定時間T12経過していない場合は、ステップ23へ戻る。尚、ここでの所定時間T12は、モード1診断での所定時間T1より長い時間に設定する。モード2診断ではキャニスタ2まで負圧化する分時間がかかるからである。
【0077】
所定時間T12経過しても目標負圧に到達しない場合、ステップ24からステップ29へ進んで、タンクNG(燃料タンク1側にリーク有り)と診断する。
所定時間T12内に目標負圧に到達した場合は、ステップ23からステップ25へ進む。
【0078】
ステップ25では、パージ制御弁24を閉じて、リークダウンを開始する。
パージ制御弁24を閉じることで、燃料タンク1側にリークを生じている場合は、燃料タンク1内の負圧が外部にリークして、燃料タンク1内の負圧が減少する。キャニスタ2側にリークを生じている場合は、キャニスタ2内の負圧がリークしようとしても、燃料タンク1内も負圧であるため、いずれの負圧もリークせず、燃料タンク1内の負圧はほとんど減少しない。
【0079】
ステップ26では、リークダウン開始より所定時間T22経過したか否かを判定し、所定時間T22経過した段階で、ステップ27へ進む。
ステップ27では、圧力センサ32により検出される燃料タンク1内の上部空間の圧力を読込んで、スライスレベル(設定負圧)SL2と比較する。尚、ここでの所定時間T22、スライスレベルSL2は診断速度、精度を考慮して適宜定める。
【0080】
比較の結果、検出圧力≦スライスレベルSL2の場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSL2以下の負圧に維持されている場合は、ステップ28へ進んで、キャニスタNG(キャニスタ2又はこれに連通する内部配管にリーク有り)と診断する。
【0081】
逆に、検出圧力>スライスレベルSL2の場合、すなわち、燃料タンク1内の圧力がスライスレベルSL2を超えて大気圧に近づいている場合は、ステップ29へ進んで、タンクNG(燃料タンク1又はこれに連通する外部配管にリーク有り)と診断する。
【0082】
すなわち、リークダウン開始後の燃料タンク1内の負圧の減少率が小さい場合は、キャニスタ2側にリーク有りと診断し、負圧の減少率が大きい場合は、燃料タンク1側にリーク有りと診断することで、リーク部位を特定するのである。
【0083】
尚、フローチャートでは省略したが、リーク部位診断後は、三方切換弁30を通常側(配管31側を閉止し、キャニスタ2側とパージ制御弁24側とを連通する状態)に戻し、バイパス弁43を閉じ、ドレンカット弁41を開き、パージ制御弁24を機関運転条件に応じて開閉するようにすることは言うまでもない。
【0084】
以上のように診断することで、燃料タンク1側にリークを生じているのか、キャニスタ2側にリークを生じているのかを含め、燃料タンク1内の圧力から正確にリーク診断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示すリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図
【図2】 リーク診断のフローチャート
【図3】 リーク診断時の圧力変化を示す図
【図4】 本発明の第2実施形態を示すリーク診断機能付きインタンクキャニスタシステムの構成図
【図5】 第2実施形態でのリーク診断のフローチャート
【図6】 リーク部位診断サブルーチンのフローチャート
【符号の説明】
1 燃料タンク
2 キャニスタ
7 蒸発燃料導入通路
8 蒸発燃料導入口
10 チェック弁(負圧カット弁)
11 大気圧導入通路
12 給油時蒸発燃料導入通路
13 給油時蒸発燃料導入口
15 リフューエリング制御弁
16 フィラーチューブ
17 フィラーキャップ
18 給油時負圧取り出し口
21 新気導入通路
22 新気導入口
23 パージ通路
24 パージ制御弁
25 吸気管
26 スロットル弁
30 三方切換弁(三方電磁弁)
31 分岐配管
32 圧力センサ
33 コントロールユニット
41 遮断弁(ドレンカット弁)
42 バイパス通路
43 バイパス弁
Claims (8)
- 燃料タンク内に、ケーシング内に蒸発燃料吸着用の吸着材を収納してなるキャニスタを配置し、該キャニスタに、燃料タンク内の上部空間に開口する蒸発燃料導入口からチェック弁を介してキャニスタ内に蒸発燃料を導入する蒸発燃料導入通路と、燃料タンク外の新気導入口からキャニスタ内に新気を導入する新気導入通路と、キャニスタ内の蒸発燃料を新気と共に燃料タンク外のパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系へパージするパージ通路と、を接続してなるインタンクキャニスタシステムにおいて、
該システムからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置であって、
内燃機関の吸気系と燃料タンク内の上部空間とをキャニスタを介することなく連通可能で、キャニスタ内を略大気圧に保ったまま、燃料タンク内の上部空間を負圧化できる燃料タンク負圧化手段と、
燃料タンク内の上部空間の圧力を検出する圧力検出手段を有し、これにより検出される圧力に基づいてリークの有無を診断するリーク診断手段と、
を含んで構成されるインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。 - 前記燃料タンク負圧化手段は、前記パージ通路におけるキャニスタとパージ制御弁との間に、三方切換弁を設け、該三方切換弁が、通常時は、キャニスタ側とパージ制御弁側とを連通し、リーク診断時に、該連通を遮断して、燃料タンク内の上部空間とパージ制御弁側とを連通する構成としたことを特徴とする請求項1記載のインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。
- 前記三方切換弁から分岐される燃料タンク内の上部空間への配管は、前記蒸発燃料導入通路における蒸発燃料導入口とチェック弁との間に接続されることを特徴とする請求項2記載のインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。
- 前記三方切換弁は、燃料タンク外に配置されることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。
- 前記リーク診断手段は、パージ制御弁の開状態で前記三方切換弁を切換えてキャニスタ内を略大気圧に保ったまま燃料タンク内の上部空間を負圧化した後、前記パージ制御弁を閉じてからの燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク診断を行うことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載のインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。
- 燃料タンク内の上部空間の負圧化と同時に、キャニスタ内を負圧化できるキャニスタ負圧化手段と、
前記リーク診断手段により燃料タンク内の上部空間のみを負圧化した状態でリーク有りと診断されたときに、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化し、前記圧力検出手段により検出される燃料タンク内の上部空間の圧力に基づいて、燃料タンク側又はキャニスタ側のいずれのリークかを診断するリーク部位診断手段と、
を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。 - 前記キャニスタ負圧化手段は、前記新気導入通路を遮断可能な遮断弁と、前記蒸発燃料導入通路の前記チェック弁をバイパス可能なバイパス弁とを設けて構成したことを特徴とする請求項6記載のインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。
- 前記リーク部位診断手段は、燃料タンク内の上部空間とキャニスタ内とを同時に負圧化した後、前記パージ制御弁を閉じてからの燃料タンク内の上部空間の圧力変化に基づいてリーク部位の診断を行い、大気圧側への圧力変化が大きいときに燃料タンク側のリークと診断し、大気圧側への圧力変化が小さいときにキャニスタ側のリークと診断することを特徴とする請求項6又は請求項7記載のインタンクキャニスタシステムのリーク診断装置。
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