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JP3797071B2 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク記録再生装置に係り、特に同心円状又は螺旋状のトラックが半径方向に対して正弦波状に蛇行し、トラック間に予めプリピットが形成されている書き込み型光ディスクに、上記のプリピットを再生しながら情報を記録する光ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク記録再生装置では、書き込み型光ディスク上の同心円状又は螺旋状の目的のトラックの中心に光ビームを追従させ、情報信号を記録し、あるいは記録情報信号を再生する。上記の光ディスクのトラック溝は、トラックピッチに比べて僅かに蛇行して形成されている。この蛇行したトラックはウォブルと呼ばれ、その振幅はトラッキングに影響を及ぼさないように、また、周波数はトラッキング制御帯域に比べて十分高く設定されている。このため、光ビームは、このウォブルには追従せず、ほぼトラック中心をトレースすることになる。
【0003】
光ピックアップからの光ビームは、上記の光ディスクで反射され、その反射光が光ピックアップ内の光電変換素子により受光されて、光電変換される。ここで、反射光は光ディスクの半径方向に対して内周側の光電変換素子と、外周側の光電変換素子のそれぞれにより光電変換され、それらの信号の差分をとったプッシュプル信号を、ウォブル周波数を通過させる帯域フィルタ(BPF)に通すことにより、ウォブル信号が検出される。
【0004】
従来の光ディスク記録再生装置では、このBPFにより検出されたウォブル信号を、位相同期ループ(PLL)回路に供給して、ウォブル信号に同期した、光ディスク回転用スピンドルモータを等線速度(CLV)制御するためのスピンドル制御信号を生成し、また、トラック間のランドに予め形成されたプリピット信号を抜き取るゲート信号を得、このゲート信号で再生信号から抜き取ったプリピット信号から記録すべきトラックアドレスの検出を行う(特開平9−326138号公報)。
【0005】
この従来の光ディスク記録再生装置では、BPF出力信号を2値化した信号に同期するPLL回路内の電圧制御発振器(VCO)から、光ディスクのトラックに予め形成されたプリピット信号を抜き取るゲート信号を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなBPF出力ウォブル信号を2値化した信号に同期するPLL回路内のVCOから、プリピット信号抜き取り用ゲート信号を得る従来の光ディスク記録再生装置では、ウォブル信号はBPFを通過するのに対し、プリピット信号は上記のBPFを通過しない。このBPFの周波数対ゲイン特性は、図7(A)に示すように、その通過帯域の中心周波数f0がウォブル信号周波数と等しく設定されており、BPFの周波数対位相特性は、同図(B)に示すように、中心周波数f0の前後において、BPFの入出力信号位相が進み位相から遅れ位相へ変化する特性とされている。
【0007】
このため、ウォブル信号周波数がBPFの通過帯域の中心周波数f0となるディスク線速度においては、プリピット信号を抜き取るゲート信号の中央位置にプリピット信号がくるように設定されていても、光ピックアップの半径位置がトラックシーク動作によって変化した直後においては、光ディスクを回転させるためのスピンドルモータは線速度を一定にしようとする動作に対し追従できず、ウォブル信号周波数がBPFの通過帯域の中心周波数f0に対しずれた状態となり、BPFを通過する信号から作られるプリピットの抜き取り用ゲート信号と、BPFを通らないプリピット信号との位相関係は、上記の設定状態からずれることになる。
【0008】
この場合、スピンドルモータが所定の線速度に整定するまでは、プリピットの抜き取り用ゲート信号と、BPFを通らないプリピット信号との位相関係は、上記の設定状態からずれたままであるので、プリピットデータの再生が行えず、このため、プリピットデータから得られるトラックのアドレス情報が読み取れないため、目標とするトラックをシークするのに時間がかかるという問題が生じる。
【0009】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、線速度が変化しウォブル信号周波数がBPFの通過帯域の中心周波数からずれた場合でも、プリピットデータを再生し得る光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の他の目的は、トラックのシーク時間を短縮し得る光ディスク記録再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するため、同心円状又は螺旋状のトラックが、トラックピッチに比べて僅かに蛇行して形成され、かつ、予めプリピット信号が記録されている光ディスクに対して情報信号を記録し、再生する光ディスク記録再生装置において、光ディスクの再生信号からトラックの蛇行に基づくウォブル信号を周波数選択するフィルタ回路と、光ディスクの再生信号を所定のしきい値と比較して、プリピット信号によるプリピットパルスを出力するコンパレータと、フィルタ回路から出力されるウォブル信号の位相に同期した信号を生成し、その信号の発振周波数データと位相データとをVCOから出力する位相同期ループ回路と、位相同期ループ回路内のVCOから出力される発振周波数データに、フィルタ回路の一定の信号遅延時間を示すデータを乗算して遅延位相データを生成する遅延位相量演算回路と、遅延位相データで、位相同期ループ回路内のVCOから出力される位相データを補正して、遅延補正後位相データを生成する位相補正器と遅延補正後位相データに基づいてプリピット信号を抜き取るためのゲート信号を生成するプリピットゲート信号生成器と、ゲート信号により光ディスクの再生信号からプリピット信号を判別してプリピットデータとして出力するプリピットデータ判別回路とを有する構成としたものである。
【0012】
この発明では、フィルタ回路の一定の信号遅延時間を、ウォブル信号に位相同期した現在の位相同期ループ回路の信号周波数における位相遅延量として演算し、得られた遅延位相データで位相同期ループ回路から出力される位相データを補正し、この補正後の位相データに基づいてゲート信号を生成するようにしたため、ウォブル信号周波数に依存せずゲート信号は常にフィルタ回路入力時のウォブル信号に対して一定の位相となるようにできる。
【0013】
また、上記のフィルタ回路を、光ディスクと記録再生用光ビームとの相対線速度が所定値に整定しているときのウォブル信号の周波数に通過帯域の中心周波数が設定され、かつ、通過帯域が第1の値に設定され、相対線速度が所定値に整定する前は通過帯域が第1の値よりも広い第2の値に設定される、可変帯域フィルタとすることが、相対線速度が所定値に整定する前のフィルタ回路の出力信号中のウォブル信号成分の低下を抑制できるので、望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる光ディスク記録再生装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、光ディスク1は、同心円状又は螺旋状のトラックがディスク半径方向に対して正弦波状に蛇行し、トラック間に予めプリピットが形成されている書き込み型の光ディスクで、スピンドルモータ2によって回転駆動される。
【0015】
光ディスク1に対する情報信号の記録、及び光ディスク1の記録信号の再生は、ピックアップ3内のレーザ光源から出射された光ビームと、その光ビームが光ディスク1で反射することで得られた反射光とにより行われる。ピックアップ3は、図示しないピックアップ粗動モータによって目標とするトラック近傍に位置決めされる。
【0016】
また、ピックアップ3内の対物レンズは、光ビームが光ディスク1上の記録再生面に焦点を結ぶように、光ディスク1の回転軸方向(記録再生面に直交する方向)に移動可能なフォーカスアクチュエータ(図示せず)によって位置決めされている。また、ピックアップ3内の対物レンズは、光ディスク1上の同心円状又は螺旋状の記録再生トラックに追従するように、図示しないディスク半径方向に移動可能なトラッキングアクチュエータによって位置決めされている。
【0017】
光ディスク1からの反射光は、ピックアップ3内の対物レンズ等の光学系を通過してピックアップ3内のディスク半径方向内周側の光電変換素子と、外周側の光電変換素子とにそれぞれ受光されて光電変換される。内周側光電変換素子から出力された内周側光電流は、電流−電圧変換回路4に入力され、外周側光電変換素子から出力された外周側光電流は、電流−電圧変換回路5に入力され、それぞれ電圧信号に変換される。
【0018】
電流−電圧変換回路4及び5の各出力電圧信号は、プッシュプル信号生成回路6に供給されて減算され、それらの差分であるプッシュプル信号aとされる。このプッシュプル信号aは、例えば図2(A)に示す信号であり、図1のA/D変換器7に供給されてディジタル信号に変換される一方、プリピットパルス検出コンパレータ8に供給され、所定のしきい値以上であるかどうかにより、図2(B)に示すようなプリピットパルスbとされる。すなわち、光ディスク1に予め記録されているプリピットは、上記のプッシュプル信号a中、所定のしきい値以上のレベルの信号として得られるので、この所定のしきい値を越えた時はプリピット再生信号と判断して、プリピットパルスbとしてプリピットパルス検出コンパレータ8から出力される。
【0019】
A/D変換器7から出力されたプッシュプル信号aのディジタルデータは、BPF9に供給される。このBPF9は、ウォブル信号周波数を通過帯域の中心周波数とするディジタルフィルタであり、入力ディジタルデータ中に含まれるウォブル信号を周波数選択する。
【0020】
図3はBPF9の一例の構成図を示す。同図に示すように、BPF9は、9段縦続接続された、各々単位時間(A/D変換器7のサンプリング周期に等しい)遅延する遅延素子101〜109と、各遅延素子101〜109の入力信号が分岐されて入力されて係数K0〜K8を乗算する乗算器110〜118と、遅延素子109の出力信号に係数K9を乗算する乗算器119と、乗算器110〜119の各出力信号を加算して出力信号を出力する加算器120とより構成された、FIR(非巡回形)ディジタルフィルタとされている。また、このBPF9は、係数K0〜K9が、係数K5に対して奇対称(K9=−K0、K8=−K1、K7=−K2、K6=−K3、K5=−K4)、若しくは偶対称(K9=K0、K8=K1、K7=K2、K6=K3、K5=K4)となるような直線位相フィルタ構成である。
【0021】
再び図1に戻って説明するに、BPF9から取り出されたウォブル信号周波数帯域の信号は、位相演算器10に供給され、ここで位相データとされた後、位相比較器11に供給される。位相比較器11は、位相演算器10からの位相データと、後述するディジタルVCO(電圧制御発振器)13からのディジタルVCO位相データeとの位相比較を行い、それらの位相差に応じた位相誤差データを生成してループフィルタ演算器12に供給する。
【0022】
ループフィルタ演算器12は、例えば図4に示す如き構成とされており、位相比較器10から出力された位相誤差データを、加算器21及び遅延素子22からなる積算回路で積算し、その積算値に乗算器23で係数KIを乗算して得た積分操作量と、位相誤差データを乗算器24で係数KPと乗算して得た比例操作量とを加算器25で加算することにより、VCO操作量を演算する。
【0023】
ループフィルタ演算器12より取り出されたVCO操作量は、図1のディジタルVCO13に供給され、その出力発振周波数を可変制御する。このディジタルVCO13は、例えば図5に示す如き構成とされており、ループフィルタ演算器12より取り出されたVCO操作量に、予め設定された自走周波数データを加算器31で加算する周波数演算を行い、得られたデータを現在の発振周波数データfとして出力すると共に、加算器32及び遅延素子33からなる積算回路で更に積算して位相データを生成する。
【0024】
この位相データは、2π(rad)の繰り返しとなるため、演算器34で位相データに対してmod(2π)の演算(2πを法とする加算演算)を行うことにより、ディジタルVCO位相データeが生成される。ディジタルVCO位相データeは、図1に示した位相比較器11に入力されて、位相演算器10からの位相データと位相比較される。この位相比較器11、ループフィルタ演算器12及びディジタルVCO13からなる一巡のフィードバックループは、位相同期ループ(PLL)を構成しており、ウォブル信号に位相同期した信号(発振周波数データf及び位相データe)を生成出力する。
【0025】
ディジタルVCO13から出力されたディジタルVCO位相データeと発振周波数データfとは、それぞれ図1のプリピットゲート生成器14に供給される。このプリピットゲート生成器14は、例えば図6に示す如き構成とされている。ここで、入力される発振周波数データfは、A/D変換器7の変換周期毎の周波数データであるため、1サンプル毎のデータはばらつきを持っている。よって、BPF9の遅延サンプル数分の平均周波数を得るため、プリピットゲート生成器14は、図6の周波数データ移動平均演算器41により入力発振周波数データfの移動平均演算を行う。例えば、周波数データ移動平均演算器41は、現在サンプルの周波数データfをf(n)としたとき、過去8サンプルf(n-7)、f(n-6)、f(n-5)、f(n-4)、f(n-3)、f(n-2)、f(n-1)、f(n)の和をとり、その和を1/8倍することにより平均周波数データを生成する。
【0026】
プリピットゲート生成器14は、周波数データ移動平均演算器41により生成した上記の平均周波数データを、遅延位相量演算器42に入力し、ここで予め設定されている遅延時間データと乗算することにより、遅延位相データを得る。上記の予め設定されている遅延時間データは、図1のA/D変換器7の入力端からBPF9の出力端までの一定の信号遅延時間を示すデータであり、この信号遅延時間はA/D変換器7に入力されるプッシュプル信号aの周波数に関係なく一定である。
【0027】
しかし、この信号遅延時間が一定であっても、プッシュプル信号aの周波数に応じて位相遅延量は変化する。そのため、上記の遅延位相量演算器42により、上記の一定の信号遅延時間を示す遅延時間データを、ディジタルVCO13からの発振周波数データfの平均周波数データと乗算することにより、上記の一定の信号遅延時間をディジタルVCO13の発振周波数における位相遅延量を示す遅延位相データとして求めている。
【0028】
プリピットゲート生成器14は、続いて図6の位相補正器43において、上記の遅延位相データと、ディジタルVCO13からのディジタルVCO位相データeとをmod(2π)の加算演算を行って遅延補正後位相データを生成し、これをプリビットゲート信号生成器44に供給して位相データが0を通過するとき1となり、またπを通過するとき0となるプリピットゲート信号cを生成して出力する。
【0029】
このようにして、プリピットゲート生成器14から取り出された、図2(C)に示す如きプリピットゲート信号cは、同図(B)に示したプリピットパルスbと共に図1のプリピットデータ判別回路15に供給される。プリピットデータ判別回路15は、図2(D)に示すように、プリピットゲート信号cがHレベルの期間にプリピットパルスbが存在するときはデータ”1”を示し、プリピットゲート信号cがHレベルの期間にプリピットパルスbが存在しないときはデータ”0”を示すことにより、トラックアドレス情報及びその他の情報を含むプリピットデータdを出力する。
【0030】
このように、本実施の形態によれば、A/D変換器7の入力端からBPF9の出力端までの一定の信号遅延時間を、ウォブル信号に位相同期した現在のVCO発振周波数における位相遅延量として遅延位相量演算器42において演算し、得られた遅延位相データでディジタルVCO位相データeを補正してからプリピットゲート信号cを生成するようにしたため、ウォブル信号周波数に依存せずプリピットゲート信号cは常にBPF9入力時のウォブル信号に対して一定の位相となるようにされる。
【0031】
このため、シーク動作直後のまだ光ビームと光ディスク1との相対線速度が所定の値に整定する前の、ウォブル信号が正規の周波数f0に達っしていない期間においても、プッシュプル信号aからプリピットゲート信号cによりプリピットデータを正確に読み出すことができる。従って、シーク動作直後からプリピットデータから得られるトラックのアドレス情報を読み取れるため、最終目標トラックに到達する時間を従来よりも短縮することができる。
【0032】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えばウォブル周波数がウォブル周波数を選択するためのBPF(上記の実施の形態ではBPF9に相当)の通過帯域の中心周波数からずれると、上記のBPFの出力信号のウォブル信号成分が低下するため、シーク直後はBPFの通過帯域を広くとることで、BPF出力信号のウォブル信号成分の低下を抑制し、光ディスクと光ビームとの相対線速度が所定の値に整定した後でBPFの通過帯域を所定値に狭めるようにしてもよい。
【0033】
BPFの通過帯域を可変する方法としては、例えば図3の乗算器110〜119の係数K0〜K9を切り替える方法などがある。このように、BPFの通過帯域を可変にしても、遅延時間は一定であるため、前記実施の形態で説明した方法によりプリピットゲート信号のほぼ中央にプリピットが位置するようにできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ウォブル信号周波数に依存せずゲート信号を常にフィルタ回路入力時のウォブル信号に対して一定の位相となるようにしたため、シーク動作直後のまだ光ビームと光ディスクとの相対線速度が所定の値に整定する前の、ウォブル信号が正規の周波数に達っしていない期間においても、ゲート信号により再生信号からプリピットデータを正確に読み出すことができ、よって、シーク動作直後からプリピットデータから得られるトラックのアドレス情報を読み取れるため、最終目標トラックに到達する時間を従来よりも短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の要部の動作説明用タイミングチャートである。
【図3】図1中のBPFの一例の構成を示すブロック図である。
【図4】図1中のループフィルタ演算器の一例の構成図である。
【図5】図1中のディジタルVCOの一例の構成図である。
【図6】図1中のプリピットゲート生成器の一例のブロック図である。
【図7】ウォブル信号を周波数選択するBPFの周波数対ゲイン特性と周波数対位相特性を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
3 ピックアップ
6 プッシュプル信号生成回路
8 プリピットパルス検出コンパレータ
9 ウォブル信号周波数選択用帯域フィルタ(BPF)
10 位相演算器
11 位相比較器
12 ループフィルタ演算器
13 ディジタルVCO(電圧制御発振器)
14 プリピットゲート生成器
15 プリピットデータ判別回路
41 周波数データ移動平均演算器
42 遅延位相量演算器
43 位相補正器
44 プリピットゲート信号生成器
a プッシュプル信号
b プリピットパルス
c プリピットゲート信号
d プリピットデータ
e ディジタルVCO位相データ
f 発振周波数データ

Claims (2)

  1. 同心円状又は螺旋状のトラックが、トラックピッチに比べて僅かに蛇行して形成され、かつ、予めプリピット信号が記録されている光ディスクに対して情報信号を記録し、再生する光ディスク記録再生装置において、
    前記光ディスクの再生信号から前記トラックの蛇行に基づくウォブル信号を周波数選択するフィルタ回路と、
    前記光ディスクの再生信号を所定のしきい値と比較して、前記プリピット信号によるプリピットパルスを出力するコンパレータと、
    前記フィルタ回路から出力されるウォブル信号の位相に同期した信号を生成し、その信号の発振周波数データと位相データとをVCOから出力する位相同期ループ回路と、
    前記位相同期ループ回路内のVCOから出力される前記発振周波数データに、前記フィルタ回路の一定の信号遅延時間を示すデータを乗算して遅延位相データを生成する遅延位相量演算回路と、
    前記遅延位相データで、前記位相同期ループ回路内のVCOから出力される前記位相データを補正して、遅延補正後位相データを生成する位相補正器と
    前記遅延補正後位相データに基づいて前記プリピット信号を抜き取るためのゲート信号を生成するプリピットゲート信号生成器と、
    前記ゲート信号により前記光ディスクの再生信号から前記プリピット信号を判別してプリピットデータとして出力するプリピットデータ判別回路と
    を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 前記フィルタ回路は、前記光ディスクと記録再生用光ビームとの相対線速度が所定値に整定しているときの前記ウォブル信号の周波数に通過帯域の中心周波数が設定され、かつ、通過帯域が第1の値に設定され、前記相対線速度が前記所定値に整定する前は前記通過帯域が前記第1の値よりも広い第2の値に設定される、可変帯域フィルタであることを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
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