JP3791504B2 - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットや、電話回線のような通信網に接続した少なくとも二つの携帯型電子機器及び二つの情報処理装置からなり、音声による対話のための通信を行うとともに他のデータ通信を行う情報処理システム及び情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット等のネットワークの接続はモデムによって行っており、データ通信で回線を使用している間は音声による対話ができなかった。またモデムはネットワーク間又は単一ノードとネットワークとの接続を指向しているため、接続はほとんどが固定局同士か移動局対固定局であり、移動局同士が接続することにあまり意味がなかった。
【0003】
インスタントメッセージは、ピアツーピア又はサーバを経由してメッセージやファイルをやりとりできる。これを利用すると音声対話とファイル交換が手軽に行えるが、あくまでもメッセージの交換が目的であって、対話中のネットワーク同士のパケットを交換する仕組みはない。つまり単にアプリケーション同士が通信しているだけであり、近傍のコンピュータに対して通信を転送するような機能はない。
【0004】
特開2000−115253号公報には、IP電話機能を持つ携帯電話端末が近傍の別のコンピュータに対して、データタイプに応じてパケットを転送したり、データの転送を指示したりできる技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−115253
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記特開2000−115253号公報により開示された技術には、アクセス管理やセッション管理の概念は含まれていない。すなわち、仮に別のコンピュータにパケットを転送できても、そのコンピュータはそれを処理してよいのか破棄すべきなのかを判断できない。その上、セッションの概念がないために、処理したデータをいつまで保持しておくべきなのかも判断できない。
【0007】
またPCはワークステーションの利用において一般的なログの概念は、一度ログインできてしまえば許可された範囲内であれば自由に資源にアクセスできる。この際、資源のオーナが介入できる余地はない。
【0008】
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、アクセス管理やセッション管理の概念を含みながらも、音声による対話の通信を行う相手が存在する場所のネットワークに存在する機器と、リモートから制御パケットを送受信できる情報処理システム及び情報処理方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報処理システムは、前記課題を解決するために、通信網と無線にて接続でき、音声による対話のための通信を行うことができる第1および第2の携帯型電子機器と、前記第1および第2の携帯型電子機器にそれぞれ無線にて接続され、音声による対話のための通信が行われる通信網と、少なくともインターネットおよび前記第1および第2の携帯型電子機器それぞれに無線接続する第1および第2の情報処理装置とを備え、前記第1の携帯型電子機器が、前記第1の情報処理装置のインターネット上におけるURLおよび鍵情報を前記通信網を通して前記第2の携帯型電子機器に送信し、前記第2の携帯型電子機器が、前記URLおよび鍵情報を前記第2の情報処理装置に送信し、前記第2の情報処理装置が、受信した前記URLおよび鍵情報を用いて、前記第1の情報処理装置と直接通信を確立し、前記第1および第2の携帯型電子機器の行う前記音声による対話が切断されることに連動し、確立された前記第1および第2の情報処理装置間の通信を切断する。
【0010】
本発明に係る情報処理システムでは、第2の情報処理装置が第1の携帯型電子機器及び第2の携帯型電子機器を介して取得した第1の情報処理装置のインターネット上におけるURLおよび鍵情報を用いて、第1の情報処理装置と直接通信を確立する。そして、確立された第1および第2の情報処理装置間の通信は、第1および第2の携帯型電子機器の行う音声による対話が切断されることに連動して切断される。
【0011】
本発明に係る情報処理方法は、前記課題を解決するために、通信網と無線にて接続でき、音声による対話のための通信を行うことができる第1および第2の携帯型電子機器と、前記第1および第2の携帯型電子機器にそれぞれ無線にて接続され、音声による対話のための通信が行われる通信網と、少なくともインターネットおよび前記第1および第2の携帯型電子機器それぞれに無線接続する第1および第2の情報処理装置とを備えてなる情報処理システムにおける情報処理方法であって、前記第1の携帯電子型電子機器が、前記第1の情報処理装置のインターネット上におけるURLおよび鍵情報を前記通信網を通して前記第2の携帯型電子機器に送信する工程と、前記第2の携帯型電子機器が、前記URLおよび鍵情報を前記第2の情報処理装置に送信する工程と、前記第2の情報処理装置が、受信した前記URLおよび鍵情報を用いて、前記第1の情報処理装置と直接通信を確立する工程と、前記第1および第2の携帯型電子機器の行う前記音声による対話が切断されることに連動し、確立された前記第1および第2の情報処理装置間の通信を切断する工程とを備える。
【0012】
本発明に係る情報処理方法では、第2の情報処理装置が第1の携帯型電子機器及び第2の携帯型電子機器を介して取得した第1の情報処理装置のインターネット上におけるURLおよび鍵情報を用いて、第1の情報処理装置と直接通信を確立する。そして、確立された第1および第2の情報処理装置間の通信は、第1および第2の携帯型電子機器の行う音声による対話が切断されることに連動して切断される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。この実施の形態は、図1に示すように、通信網3〜5と、この通信網3〜5にそれぞれ無線にて接続する二つの携帯型電子機器1、10と、前記携帯電子機器1、10の近傍であって通信網3〜5に接続している二つの情報処理装置30、50とを備えてなる情報処理システムである。
【0016】
通信網3〜5は、通信回線、情報通信ネットワークを含む。この実施の形態では、通信網の具体例として、一般公衆回線などの通信回線3、5や、情報通信ネットワークを複数接続することによって世界中に広がったネットワーク環境であるインターネット4を挙げている。インターネット4は、現在、広帯域、高速な通信回線の普及によってブロードバンド伝送(Broadband Transmission)を可能としている。インターネットは、光ファイバーやCATV(ケーブルテレビ)、無線等を用いて実現されている。一般には、500kbps以上の通信回線でネットワークを構成している。もちろん、構内ネットワーク(Local Area Network:LAN)を用いてもよい。
【0017】
図2に示すように、二つの携帯型電子機器1、10は、例えば携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)である。一方のPDA1及び他方のPDA10は、CPU11にバス(BUS)12を介して、ROM13、RAM14、LCDコントローラ15を接続している。また、CPU11にバス12を介して電話機能部17、入出力(IO)部18、ネットワークインターフェース(I/F)22、ローカル無線通信部23、RFIDタグ24(Radio Frequency IDentification)を接続している。
【0018】
LCDコントローラ15にはLCD16が接続している。また、IO部18には、通話時等に使用されるスピーカ19、マイクロホン20や、ダイヤル操作時に使用されるキー操作部21が接続されている。
【0019】
PDA1及び10は、一般的なPIM(Personal Information Management)機能である、電子スケジュール管理、電子アドレス帳、電子メモ帳、行動リスト管理などの機能を実行する各アプリケーションソフトを例えばROM13内に格納している。各アプリケーションをCPU11によって実行することによって前記各機能を果たす装置となる。また、PDA1及び10は、ネットワークI/F22を用いたインターネット接続機能も備えている。
【0020】
電話機能部17は、RF処理部、変調/復調部及び音声処理部等の電話信号処理部を備えている。IO部18に接続しているキー操作部21によって入力された相手先番号の相手先(ここでは、PDA1に対するPDA10)に対して発呼を行い、回線が繋がると前記電話信号処理部により各処理を行う。そして、ユーザは、スピーカ19やマイクロホン20を用いてインターネットを用いた通話を行うことができる。ここで、ネットワークI/F22は、APと無線接続し、VoIP(Voice over IP)等のインターネット電話のプロトコルにしたがいインターネットを介した通信を行う。VoIPは、デジタル符号化した音声信号を一定の時間ごとに区切ってパケット化して、IPデータグラムで運ぶ技術である。
【0021】
ローカル無線通信部23は、所定バンド処理部、RF処理部、ローカル無線通信アンテナを内蔵し、パーソナルコンピュータ(PC)との間でデータを無線通信する。
【0022】
RFIDタグ24は、PCに配設されている無線読み取り装置に接触又は近接されることにより、PCにRFIDを読み取らせることができる。RFIDタグ24は、シリコンチップのような半導体チップと、データを送信できるアンテナからなる。RFID確認後の認識結果に応じて、PCはローカル無線通信部23によりPDAとの間でのデータ無線通信を可能とする。
【0023】
PDA1及び10は、前記インターネット接続機能と電話機能部17を用いることにより、前記インターネット網を使ったインターネット電話として動作する。つまり、PDA1及び10は、前記インターネット接続機能と電話機能部17を用いて、VoIPのようなインターネット電話のプロトコルに従い、インターネットを介して音声による対話のための通信を実現している。具体的に、PDA1及び10は図1に示すようにアクセスポイント(Access Point:AP)と呼ばれる接続点2及び6に無線接続し、前記VoIP網を使って音声による対話、つまり音声通話を行っている。
【0024】
また、PDA1及び10は、前述したように、RFIDを用いたPCとの接続の後、ローカル無線通信部23を用いてPC30及び50との間でデータを無線通信する。
【0025】
情報処理装置の具体例であるPC30及び50は、図3に示すように、CPU31にバス(BUS)32を介して、ROM33、RAM34、HDD35、LCDコントローラ36を接続している。また、CPU31にバス32を介して入出力(IO)部38、ネットワークインターフェース(I/F)42、ローカル無線通信部43、RFID読み取り部44を接続している。
【0026】
LCDコントローラ36にはLCD37が接続している。また、IO部38には、スピーカ39、マイクロホン40や、キー操作部41が接続されている。
【0027】
PC30及び50は、一般的なPIM機能である、電子スケジュール管理、電子アドレス帳、電子メモ帳、行動リスト管理などの機能を実行する各アプリケーションソフトの他、ビデオデータや、音声データ、或いはテキストデータを扱う各種アプリケーションソフト、例えばプレゼンテーションソフト等を例えばHDD35やROM33内に格納している。各アプリケーションをCPU31によって取り出しRAM34をワークエリアにして実行することによって前記各機能を果たす装置となる。また、PC30及び50は、ネットワークI/F42を用いたインターネット接続機能も備えている。
【0028】
ローカル無線通信部43は、所定バンド処理部、RF処理部、ローカル無線通信アンテナを内蔵し、PDAとの間でデータを無線通信する。
【0029】
RFID読み取り部44は、PDAの近接により前記RFIDタグ24からRFIDを読み取り、PDAのIDを認識する。なお、RFIDを用いての接続処理については説明を後述する。PDAのIDの認識結果に基づいて、ローカル無線通信部43は、PDAとの間でデータ通信を行う。
【0030】
PC30及び50は、PDA1及び10がインターネット電話機能を果たすためにしたがったH323等の任意文字列を送信可能な前記VoIPを利用し、データ通信を行う。
【0031】
次に、情報処理システムの概略的な動作を図4、図5のフローチャートを参照して説明する。図4は、PDA1がIP電話をかけて接続した場合の処理手順である。先ず、PDA1は、キー操作部21により入力された番号などに基づいて発呼する(ステップS1)。発呼の際に指定される相手先アドレスはIPアドレスやH.323ゲートキーパに登録されている文字列などである。発呼が成功して相手が接続を許可する(ステップS2)と、対話セッションが始まる。この状態では、常に音声又は画像パケットの送受信が可能となる(ステップS3)。それぞれの端末(PDA)側のネットワーク同士が接続可能な状態になる。どちらかのPDA1又は10で通話を切断すると(ステップS4のYES)、ネットワークの接続も同時に切断される。
【0032】
図5は、PDAが送受信状態のときの、ネットワーク接続処理における手順である。図4において通話が確立すると、図5のフローチャートがスタートする。通話が終了すると図5のフローも強制的に終了する。PDAは接続しているネットワーク側でパケット受信を待つ(ステップS11)。パケットが来たらヘッダを解析し(ステップS12)、接続先へ転送すべきパケットか否かを判断し(ステップS13)、転送すべきパケットだと判断したら(YES)、ヘッダを付け替えてH.323の任意文字列送信処理を行ってパケットを転送する(ステップS14)。また、H.323で送られた任意文字列を受信したら、そのヘッダを付け替えてネットワーク側へパケット送信してもよい。
【0033】
前記のパケット転送処理を行う際に、ネットワーク側に流れるパケットをすべて転送することもできるし、特定のマシン(PC)との間のみ転送処理することもできる。
【0034】
以上に説明した処理の用途は、例えばPDAを持っているユーザが、相手(PDA)の属するネットワーク上のマシンに自分のコンテンツを表示させたりするような、リモートな状態でのコンテキスト・アウェア・システムを構築する場合に有効である。
【0035】
図6には、PDA同士の接続から、PDAを経由したPC同士のデータ転送まで処理例のシーケンス図を示す。先ず、PDA1が発呼し、PDA10が応答すると、PDA1とPDA10とがIP網を使って音声パケットを送受信し、音声通信を行う。
【0036】
次に、PDA1とPC30は、RFIDタグ24とRFID読み取り部44によってRFID等による相互アドレスを取得して相互に接続する。PDA10とPC50においても同様にRFID等による相互アドレスを取得して相互に接続する。このPC30とPDA1間、及びPC50とPDA10間の相互接続は、図中の破線Aより上ならいつでもよい。なお、PDA1は、PC30内のデータへのアクセスキー(参照する権利)を予め持っている。
【0037】
次に、PDA1は、前記PC30内のデータへのアクセスキー(参照する権利)をPDA10に転送する。データの実体は、PC30又はPDA1にあり、それを参照する権利であるアクセスキーだけが相手のPDA10に転送される。このアクセスキーは、PDA10からPC50に転送される。
【0038】
次に、PC50がデータを要求すると、データ供給はPDA10、PDA1を通してPC30に送られる。データアクセスキーとこのデータ要求により、相互のPC30、50のアドレスと認証キーが交換される。
【0039】
そして、PC30が前記データ要求に許可をだすと、PDA1、PDA10を通して許可はPC50に送られる。この状態において、H323.プロトコルの任意文字列転送機能を利用してPC30内のデータがパケット交換により、PC30とPDA1間、PDA1とPDA10間、PDA10とPC50間で、データ転送される。これにより、PC30とPC50は、PDA1とPDA10との間のコネクションを使ってデータの通信を可能とする。PDA1、PDA10同士の接続が有効な間だけPC30とPC50間の通信が可能となる。また、PC30のデータは、PC50の表示部で視認できるだけでなく、PDA1及びPDA10の表示部でも視認できる。
【0040】
これまで説明したのは、PDA同士の接続から、PDAを経由したPC同士のデータ転送であり、PDA同士のコネクションを使ってPC同士が通信した処理例であった。
【0041】
なお、図1に示した構成のシステムにおいては、PDA同士の接続からPC同士のデータ転送という、PC同士が得たアドレスと認証キーを使って直接通信を行うという処理例も実現することができる。図7には、PDA同士の接続からPC同士のデータ転送までの処理例のシーケンス図を示す。先ず、PDA1が発呼し、PDA10が応答すると、PDA1とPDA10とがIP網を使って音声パケットを送受信し、音声通信を行う。
【0042】
次に、PDA1とPC30は、前記RFID等による相互アドレスを取得して相互に接続する。PDA10とPC50においても同様にRFID等による相互アドレスを取得して相互に接続する。このPC30とPDA1間、及びPC50とPDA10間の相互接続は、図中の破線Aより上ならいつでもよい。なお、PDA1は、PC30内のデータへのアクセスキー(参照する権利)を予め持っている。この場合のアクセスキーとして、PDA1はPC30がサーバとしてデータを置いているインターネット上のURLと鍵を取得している。
【0043】
次に、PDA1は前記インターネット上のURLと鍵をPDA10に転送する。さらに、前記インターネット上のURLと鍵は、PDA10からPC50に転送される。PC50がアドレス要求を出すと、PDA10はPC50のアドレスをPDA1に送る。PDA1は、PDA10に肯定的な確認応答(Acknowledgement:ACK)を返すと共に、PC30のアドレスを送る。さらに、PDA1は、PC50のアドレスをPC30に送る。
【0044】
次に、PDA10はACKをPDA1に返し、PC30のアドレスをPC50に送る。これにより、PC50は接続要求とデータURLと鍵とを、PC30へ直接出す。PC30がPC50からの接続要求に許可を出すと、PC30とPC50は直接データの通信を行うことができる。
【0045】
なお、前記図6及び図7の処理例において、PDAとPC間はRFIDを用いた相互アドレス取得により相互接続をした。このRFIDを用いた相互接続は以下に示すようにアドレスマネージャを用いた方法と、アドレスマネージャーを用いない方法の二通りがある。
【0046】
先ず、図8を用いてアドレスマネージャがある場合のRFIDでのコネクションの開始を説明する。PC30とPDA1間でのコネクションを例にするが、PC50とPDA10間でも同様である。
【0047】
PDA1のIPアドレス、RFIDのアドレスマネージャへの登録は、起動時および一定時間ごとに実行される。アドレスマネージャのアドレスはあらかじめPDA1もPC30を知っている必要がある。登録が終わるとアドレスマネージャからPDA1に応答が帰る。
【0048】
この後、PDA1をPC30の所定の場所に接触又は近接することにより、RFIDタグがPC30に渡される。PC30は、PDA1のRFIDに対応するIPアドレスをアドレスマネージャに問い合わせる。アドレスマネージャは、PDA1のIPアドレスをPC30に応答する。
【0049】
PC30は、IPアドレスを受けると接続開始要求をPDA1に出す。PDA1はACKをPC30に返す。そして、PC30とPDA1は、秘密鍵(例えばDiffie-Hellmanによる)を生成し、この秘密鍵を用いてデータを暗号化、復号しながらデータの無線通信を行う。
【0050】
次に、図9を用いてアドレスマネージャがない場合のRFIDでのコネクションの開始を説明する。ここでも、PC30とPDA1間でのコネクションを例にするが、PC50とPDA10間でも同様である。
【0051】
先ず、PDA1をPC30の所定の場所に接触又は近接することにより、RFIDタグがPC30に渡される。PC30は、PDA1のRFIDに対応するIPアドレスをマルチキャスト/ブロードキャストで問い合わせる。PDA1は、PC30にIPアドレスを応答する。
【0052】
PC30は、IPアドレスを受けると接続開始要求をPDA1に出す。PDA1はACKをPC30に返す。そして、PC30とPDA1は、秘密鍵(例えばDiffie-Hellmanによる)を生成し、この秘密鍵を用いてデータを暗号化、復号しながらデータの無線通信を行う。
【0053】
この方法によれば、アドレスマネージャは不要だが、PDAが返答できるのはパケットの届く範囲のみである。
【0054】
なお、前記実施の形態の情報処理システムはIP電話を用いた例であったが、本発明はIP電話を用いない構成の情報処理システムにも適用できる。図10は、前記図1に示した情報処理システムとしての機能を、IP電話を使わずに実現する情報処理システム60の構成図である。ここでは、PDC(Personal Digital Cellular)/PHS(Personal Handy-phone System)のような携帯電話61を前記二つの携帯型電子機器とする。携帯電話61は後述するようにモデム62と接続される。PC63は小型の組み込み機器でもよい。ネットワークインターフェース64は、LANの具体例であるイーサネット(Ethernet;登録商標)へのインターフェースであり、有線または無線で他のコンピュータと通信する。これらの構成要素がコネクタ等で接続されていてもよいし、一体化していてもよい。
【0055】
この情報処理システム60では、データのパケットをモデム62でDTMF(Dial Tone Multi Frequency)にエンコード/デコードすることで送受信する。エンコードの方法は、DTMFに限らず、お互いの携帯電話が送受信できるエンコード方式ならばよい。
【0056】
モデム62は壁面やディスプレイの横などの、人間が携帯電話61を近づけやすい場所に設置する。ユーザはファイル転送などのパケットを転送することを希望するときにそのモデム62に携帯電話61を接触あるいは近接させることで相互のネットワークを接続する。
【0057】
これにより、双方のユーザが自主的にモデム62に携帯電話61を接触あるいは近接させている間だけパケットが転送される。
【0058】
以下に、図1に構成を示した情報処理システム10、図10に構成を示した情報処理システム60による効果をまとめて記す。前記各システムによれば、携帯型電子機器の相手が存在する場所のネットワークに存在する機器と、リモートから制御パケットを送受信できる。また、リモートから接続可能な機器を、携帯型電子機器を使っている人が限定して指定できる。また、通話が終了すれば、ネットワークも切断されるので、ネットワークの切断のタイミング指定が直感的で、発信者、受信者いずれからも切断あるいは切断のタイミングを制御できる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、アクセス管理やセッション管理の概念を含みながらも、音声による対話の通信を行う相手が存在する場所のネットワークに存在する機器と、リモートから制御パケットを送受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理システムの構成図である。
【図2】PDAのブロック図である。
【図3】PCのブロック図である。
【図4】PDAにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図5】PDAにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図6】情報処理システムのシーケンス図である。
【図7】情報処理システムの他のシーケンス図である。
【図8】RFIDでのコネクション開始手順(アドレスマネージャあり)を示すシーケンス図である。
【図9】RFIDでのコネクション開始手順(アドレスマネージャなし)を示すシーケンス図である。
【図10】他の情報処理システムの構成図である。
【符号の説明】
1,10 携帯電子機器(携帯端末装置)、2,6 アクセスポイント、3,5 通信回線、4 インターネット、30,50 PC
Claims (2)
- 通信網と無線にて接続でき、音声による対話のための通信を行うことができる第1および第2の携帯型電子機器と、
前記第1および第2の携帯型電子機器にそれぞれ無線にて接続され、音声による対話のための通信が行われる通信網と、
少なくともインターネットおよび前記第1および第2の携帯型電子機器それぞれに無線接続する第1および第2の情報処理装置とを備え、
前記第1の携帯型電子機器が、前記第1の情報処理装置のインターネット上におけるURLおよび鍵情報を前記通信網を通して前記第2の携帯型電子機器に送信し、
前記第2の携帯型電子機器が、前記URLおよび鍵情報を前記第2の情報処理装置に送信し、
前記第2の情報処理装置が、受信した前記URLおよび鍵情報を用いて、前記第1の情報処理装置と直接通信を確立し、
前記第1および第2の携帯型電子機器の行う前記音声による対話が切断されることに連動し、確立された前記第1および第2の情報処理装置間の通信を切断することを
特徴とする情報処理システム。 - 通信網と無線にて接続でき、音声による対話のための通信を行うことができる第1および第2の携帯型電子機器と、前記第1および第2の携帯型電子機器にそれぞれ無線にて接続され、音声による対話のための通信が行われる通信網と、少なくともインターネットおよび前記第1および第2の携帯型電子機器それぞれに無線接続する第1および第2の情報処理装置とを備えてなる情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記第1の携帯電子型電子機器が、前記第1の情報処理装置のインターネット上におけるURLおよび鍵情報を前記通信網を通して前記第2の携帯型電子機器に送信する工程と、
前記第2の携帯型電子機器が、前記URLおよび鍵情報を前記第2の情報処理装置に送信する工程と、
前記第2の情報処理装置が、受信した前記URLおよび鍵情報を用いて、前記第1の情報処理装置と直接通信を確立する工程と、
前記第1および第2の携帯型電子機器の行う前記音声による対話が切断されることに連動し、確立された前記第1および第2の情報処理装置間の通信を切断する工程と
を備えることを特徴とする情報処理方法。
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