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JP3767920B2 - マッサージ機 - Google Patents

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JP3767920B2
JP3767920B2 JP04836895A JP4836895A JP3767920B2 JP 3767920 B2 JP3767920 B2 JP 3767920B2 JP 04836895 A JP04836895 A JP 04836895A JP 4836895 A JP4836895 A JP 4836895A JP 3767920 B2 JP3767920 B2 JP 3767920B2
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勝美 早川
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株式会社寺西電機製作所
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、T字状ハンドルと棒状ハンドルとを備えたマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、実公昭51−24152号公報にあるように、中央部を僅かに窪ませたパッドが取り付けられた振動板を弾性を有する支持柱により本体に支持し、本体内に設けられたモータの回転軸に装着した偏心軸を振動板に回転可能に挿入する。そして、本体にT字状ハンドルと棒状ハンドルとを一体に設け、T字状ハンドルと棒状ハンドルとを両手で支え、腰等の施術部に当てたパッドをモータの回転に応じて振動させて、マッサージを施すように構成したマッサージ機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
こうした従来のものでは、第3者が両手でT字状ハンドルと棒状ハンドルとを持って、使用者の施術部に当てて使用したり、あるいは、平坦な床や椅子の背当てに立てかけて使用したりすることができる。しかし、使用者自身が手に持って、使用者自身の施術部に当ててマッサージを施すには、ハンドルが持ち難いという問題があった。
【0004】
そこで本発明は上記の課題を解決することを目的とし、使用者でも自分自身でマッサージを施すことが容易にできるようにしたマッサージ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明は課題を解決するための手段として次の構成を取った。即ち、
T字状ハンドルと棒状ハンドルとを備えたマッサージ機において、
前記T字状ハンドルは本体に固定すると共に、前記T字状ハンドルに対向した前記棒状ハンドルは、棒状取手部と二股部とを備え、前記二股部の両先端を前記本体に揺動可能に支持すると共に、前記二股部の一方に形成した歯部と前記本体側に形成した歯部とを噛合させて、揺動位置を調整可能に支持する。
【0006】
かつ、前記棒状ハンドルの前記棒状取手部に電源コードをその軸方向に貫通させると共に、前記二股部の間から引き出し、引き出された前記電源コードがまっすぐに挿着される溝を前記本体に前記本体の側面に開口して形成し、前記溝を介して前記本体内に前記電源コードを挿入したことを特徴とするマッサージ機の構成がそれである。
【0007】
あるいは、前記T字状ハンドルに操作スイッチを設けた構成としてもよい。
【0008】
【作用】
前記構成を有するマッサージ機は、使用者が自身にマッサージを施しやすいように、棒状ハンドルを揺動させて、揺動位置を調整し、使用者自身が棒状ハンドルを持ってマッサージを施すことができる。また、二股部の歯部と本体の歯部とを噛合させて調整可能としたので、調整を細かくすることができる。
【0009】
更に、電源コードを棒状取手部に貫通させ、電源コードがまっすぐに挿着される溝を介して電源コードを本体内に挿入したので、棒状ハンドルを揺動可能としても、電源コードが邪魔になったりすることがない。T字状ハンドルに操作スイッチを設けたものでは、T字状ハンドルを持った際に、操作スイッチの操作がしやすくなる。
【0010】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図2に示すように、1は振動板で、振動板1は支持部材2に取り付けられており、支持部材2は、振動板1が取り付けられた取付部4と、取付部4から円筒状の本体ケース6側に延出された円筒部8とを備えている。円筒部8の外周には、スポンジ等の弾性体9、重り11が取り付けられている。
【0011】
また、取付部4は、複数の弾性支柱10により本体ケース6に支持されており、本体ケース6に内装されたモータ12の回転軸14は、本体ケース6から取付部4に向かって突き出されている。回転軸14には、スペーサ15、バランスウエイト16が取り付けられた冷却ファン18が挿着されると共に、偏心軸20が螺着されている。
【0012】
偏心軸20の先端は、取付部4にホルダー22を介して装着されたベアリング24に挿入されており、偏心軸20により、回転軸14の中心とベアリング24の回転中心とが所定の偏心量で偏心されて構成されている。また、偏心方向は、前記バランスウエイト16と反対方向となるように形成されている。
【0013】
一方、振動板1の表側には、先端が球状に形成され振動板1に取り付けた根元が少し細くされた複数の、本実施例では4個の球状突部36,38(一部のみ図示する。)が形成されている。そして、各球状突部36,38は、それぞれ弾性施療子40〜43の柱部44〜46(一部のみ図示する。)に形成された係合孔48,50(一部のみ図示する)に挿入されている。係合孔48,50は、球状突部36,38に応じた形状に形成されており、柱部44〜46が弾性変形して、各球状突部36,38から弾性施療子40〜43を取り外したり、取り付けたりできるように、着脱可能に形成されている。
【0014】
また、柱部44,46の先端には、径方向に広がった触部52〜55が一体的に形成されており、本実施例では、触部52〜55は、外側に向かって開かれ、ほぼ椀状に湾曲されて形成されている。しかも、触部52〜55は、その先端に向かって徐々にその厚さが薄くなるように形成されており、更に、触部52〜55には、それぞれ貫通孔56〜59が穿設されている。
【0015】
弾性施療子40〜43は、柱部44,46と触部52〜55とが一体に、ゴムや合成樹脂等の弾性を有する素材で形成されている。尚、本実施例では、触部52〜55は、椀状に形成されているが、これに限らず、平板状であっても、あるいは外側に向かって突き出た笠状であっても実施可能である。
【0016】
更に、各弾性施療子40〜43は、例えば、屈曲させた膝の関節や屈曲させた肘の関節、あるいは、肩の関節等の凸状に突き出る施術部60を当てた際に、弾性施療子40〜43が弾性変形して、各触部52〜55が施術部60の形状に倣って変形して、施術部60を被覆する間隔に各弾性施療子40〜43及び球状突部36,38が配置されている。あるいは、このような弾性施療子40〜43,球状突部36,38を設けることなく、振動板1の表面にスポンジ等からなる弾性パッドを取り付けてもよい。
【0017】
一方、本体ケース6には、振動板1と反対の裏面側に、T字状ハンドル62が本体ケース6の裏面側とほぼ平坦となるように一体的に形成されている。また、このT字状ハンドル62に対向して棒状ハンドル64が設けられている。棒状ハンドル64は、図1に示すように、棒状取手部66とこの棒状取手部66に連接して円弧状に二つに分かれた二股部68とを備えている。二股部68の一方の先端には、二股部68の円弧の中心に向かって突出された軸部70が形成されており、二股部68の他方の先端には、この軸部70と同軸上に貫通孔72が形成されている。
【0018】
そして、本体ケース6の側面には、軸部70に対応して、軸部70を挿入可能な軸受け部材74が取り付けられており、この軸受け部材74に弾性リング76が嵌着された軸部70が揺動可能に挿入されている。また、軸受け部材74に対応して、本体ケース6の側面に、軸部78と鍔部80とを有する軸部材82がその軸部78を棒状ハンドル64の軸部70と同軸上となるように、鍔部80を介して取り付けられてる。
【0019】
軸部78は、棒状ハンドル64の貫通孔72に揺動可能に挿入されると共に、鍔部80に軸部78を中心として形成された多数の山形の凹凸からなる歯部84と、二股部68に貫通孔72を中心として形成された多数の山形の凹凸からなる歯部86とが噛合されている。そして、軸部78には波ワッシャ88を間に挟んだ1組の座金90,92が挿入され、更に、軸部78には、つまみ94が螺入されている。
【0020】
一方、図2に示すように、棒状取手部66には、その軸方向の端部から電源コード96が挿入されており、電源コード96は棒状取手部66を貫通して、二股部68の間から外部に引き出されている。そして、本体ケース6の裏面側には、この引き出された電源コード96に対応して、溝98が形成されている。溝98は、棒状ハンドル64をT字状ハンドル62と同様に水平にした状態のときに、二股部68の間から引き出された電源コード96がそのまままっすぐに溝98に挿着されるように、本体ケース6の側面にも開口して形成されている。
【0021】
そして、電源コード96は、溝98ではまっすぐな状態で挿着されており、溝98内から本体ケース6内にまっすぐに引き込まれている。溝98内の電源コード96には、保護部材100が被着されており、また、本体ケース6内に引き込まれた電源コード96の先端は、T字状ハンドル62内を通り、T字状ハンドル62内に配置された操作スイッチ102に接続され、つまみ104を操作して、操作スイッチ102を入・切できるように構成されている。
【0022】
次に、前述したマッサージ機の作動について説明する。
まず、図4に示すように、施術部60を各弾性施療子40〜43の中央で、各触部52〜55に当たるようにして押し付ける。これにより、各弾性施療子40〜43が弾性変形して、各触部52〜55が施術部60の形状に倣って変形し、施術部60を被覆する。尚、各触部52〜54が施術部60に密着しても、貫通孔56〜59により、各触部52〜55が吸盤として作用するのを防ぐ。
【0023】
各触部52〜55は、椀状に湾曲しているので、先端ほどその弾性変形量が大きく、先端に接触している施術部60でも大きな押圧力が確保される。しかも、各触部52〜55の先端に向かってその厚さが薄く形成されているので、触部52〜55が当たっている施術部60をその全体にわたってほぼ同じ強さの押圧力で押す。
【0024】
モータ12を回転駆動させると、回転軸14の回転と共に偏心軸20が回転し、ベアリング24を介して支持部材2が偏心軸20の偏心量に応じて振動する。この支持部材2と共に振動板1も振動し、球状突部36,38を介して各弾性施療子40〜43が振動する。
【0025】
よって、各触部52〜55の振動により、膝や肘、あるいは肩の関節等の施術部60であっても、容易にマッサージを施すことができる。一方、球状突部36,38から各弾性施療子40〜43を取り外し、球状突部36,38を施術部に当てて、振動板1を振動させることにより、指圧を施すことができる。尚、振動板1に弾性パッドを取り付けたものは、腰等の施術部に当てて同様にマッサージを施すことができる。
【0026】
使用者以外の第3者にマッサージを施してもらうときには、つまみ94を回転させて緩め、両歯部84,86の噛合を解除させる。そして、棒状ハンドル64を両軸部70,78を中心として揺動させ、図1に示すように、T字状ハンドル62と棒状ハンドル64とが同一平面上になるように、棒状ハンドル64の揺動位置を調整する。
【0027】
そして、つまみ94を回転させて締め付け、両歯部84,86を噛合させて、棒状ハンドル64の揺動を規制する。歯部84,86は、多数の山により細かくその揺動位置を調整できる。第3者は、両手でそれぞれT字状ハンドル62と棒状ハンドル64とを持って、弾性施療子40〜43を使用者の施術部60に当てる。このとき、T字状ハンドル62を持った手の指でつまみ104を操作して操作スイッチ102を容易に操作できる。
【0028】
一方、使用者が自分自身でマッサージを施したいときには、つまみ94を回転させて緩め、両歯部84,86の噛合を解除させる。そして、棒状ハンドル64を両軸部70,78を中心として揺動させ、図2に二点鎖線で示すように、棒状ハンドル64の揺動位置を調整する。
【0029】
棒状ハンドル64を持ったときに、楽な姿勢で弾性施療子40〜43を施術部60に当てることができるように、棒状ハンドル64の揺動位置を調整した後、つまみ94を回転させて締め付け、両歯部84,86を噛合させて、棒状ハンドル64の揺動を規制する。そして、棒状ハンドル64を使用者自身が持って、弾性施療子40〜43を施術部60に当ててマッサージを施す。
【0030】
棒状ハンドル64を両軸部70,78を中心として揺動させたときに、電源コード96は、保護部材100と共に湾曲する。T字状ハンドル62と棒状ハンドル64とが同一平面上にあるときには、電源コード96は溝98内に挿着された状態となり、本体ケース6の裏面側を平坦な床等に置くことができるようになる。そして、弾性施療子40〜43を施術部60に当ててマッサージを受けることもできる。
【0031】
また、T字状ハンドル62と棒状ハンドル64とをほぼ直交する状態に揺動したときには、棒状ハンドル64と本体ケース6との間で、電源コード96は円弧状に湾曲する。そして、電源コード96は二股部68で両側を挟まれた状態になり、電源コード96が操作の邪魔になったりすることがない。
【0032】
以上本発明はこの様な実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明のマッサージ機は、棒状ハンドルを揺動させて、揺動位置を調整し、第3者があるいは使用者自身がマッサージを施しやすいように調整できるという効果を奏する。また、二股部の歯部と本体の歯部とを噛合させて調整可能としたので、細かく調整をすることができるように構成できる。更に、電源コードを棒状取手部に貫通させ、電源コードがまっすぐに挿着される溝を介して電源コードを本体内に挿入したので、棒状ハンドルを揺動可能としても、電源コードが邪魔になったりすることがない。T字状ハンドルに操作スイッチを設けたものでは、T字状ハンドルを持った際に、操作スイッチの操作がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのマッサージ機の一部を断面で示す背面図である。
【図2】本発明の一実施例としてのマッサージ機の断面図である。
【図3】本実施例のマッサージ機の正面図である。
【図4】本実施例のマッサージ機の使用状態を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1…振動板 6…本体ケース
10…弾性支柱 12…モータ
14…回転軸 36,38…球状突部
40〜43…弾性施療子 60…施術部
62…T字状ハンドル 64…棒状ハンドル
66…棒状取手部 68…二股部
84,86…歯部 96…電源コード
98…溝 100…保護部材

Claims (2)

  1. T字状ハンドルと棒状ハンドルとを備えたマッサージ機において、
    前記T字状ハンドルは本体に固定すると共に、前記T字状ハンドルに対向した前記棒状ハンドルは、棒状取手部と二股部とを備え、前記二股部の両先端を前記本体に揺動可能に支持すると共に、前記二股部の一方に形成した歯部と前記本体側に形成した歯部とを噛合させて、揺動位置を調整可能に支持し、かつ、前記棒状ハンドルの前記棒状取手部に電源コードをその軸方向に貫通させると共に、前記二股部の間から引き出し、引き出された前記電源コードがまっすぐに挿着される溝を前記本体に前記本体の側面に開口して形成し、前記溝を介して前記本体内に前記電源コードを挿入したことを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記T字状ハンドルに操作スイッチを設けたことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
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