JP3760531B2 - 画像補間装置および画像補間方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ビデオプリンターにおける画素の補間処理に適用して好適な画像補間装置、画像補間方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、昇華式カラープリンターの高精細化が進んでいるが、入力画像はビデオ信号程度の解像度が主流であり、高解像度のものは余り普及していない。つまり、プリンター側では高解像度のプリントが可能であるにもかかわらず、これに比べて入力画像データの解像度が低い。そこで、高解像度のプリントを行う場合には、プリンター内部で画像データに所定の補間処理を施して、疑似的に高解像度の画像データにする必要がある。しかし、画像データの補間処理の方法によってプリント出力の画質が大きく左右されるため、より高画質な補間処理方法が求められていた。
【0003】
昇華式カラープリンターでは、サーマルヘッドの移動方向、つまり副走査方向についてはアナログ的に階調を変化させることにより解像度を制御できるので、主に1ライン分のプリントを行うように配列されたサーマルヘッドの発熱素子の方向、つまり主走査方向の画像補間が必要とされる。すなわち、画像に対して主走査方向の画素を2倍に補間する処理が求められていた。このような、画像補間方法として、第1に同じ画素を2画素ずつ並べて単純に2倍に拡大する単純拡大方式、第2に上下方向の平均値を補間画素に用いる平均値補間方式などが主に用いられていたが、第3に近傍画素の情報を用いた高度な補間処理として近傍画素の大小関係のパターンによって、斜め方向の平均値を補間画素に用いるパターン認識平均値補間方式があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の画像補間方式では、以下に述べるような問題点があった。つまり、第1の単純拡大方式では、画像のエッジの画素が保存されるため画像のボケはないが、斜め方向のエッジがギザギザになり、画像の品質が低下するという不都合があった。また、第2の平均値補間方式では、平均値を補間画素とするため画像がボケてしまい、斜め方向のエッジのギザギザが少し残るという不都合があった。また、第3のパターン認識平均値補間方式では、斜め方向のエッジは滑らかに補間されるが、平均値を補間画素とするため画像がボケてしまい、さらに、文字などの人工画像においては直角コーナーが斜めに補間されるため、文字が変形してしまうという不都合があった。
【0005】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、画像のボケを無くすと共に、文字などの変形を無くすことができる画像補間装置および画像補間方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像補間装置は、画像を単純に2倍に拡大する単純拡大手段と、画像の局所的なエッジ方向を検出するエッジ検出手段と、上記エッジ検出手段により検出されたエッジ方向により係数を選択して選択された上記係数の有する周波数特性により所定周波数帯域に対して所定ゲインでフィルターをかけるフィルター手段と、備え、上記単純拡大手段により主走査方向に2倍に拡大した上記画像の画素に対して上記エッジ検出手段によりエッジ方向を検出し、検出されたエッジ方向に上記フィルター手段によりフィルターをかけるようにした画像補間装置において、エッジ検出手段は、画像の局所的な最大傾き方向を検出する最大傾き方向検出手段と、最大傾き検出手段により検出された最大傾き方向と垂直方向をエッジ方向として検出する垂直方向検出手段と、垂直方向検出手段により検出されたエッジ方向を複数の領域に仮想的に分割し、エッジ方向が属する領域を指定するエッジ方向領域指定手段と、エッジ方向領域指定手段によりエッジ方向が斜め方向であると検出された場合であって、補間すべき画素が画像のうちの直角の角部であることを検出したとき、エッジ方向領域指定手段によるエッジ方向を主走査方向に対して水平方向に選択する直角コーナーパターン検出手段と、を有するものである。
【0007】
また、この発明の画像補間方法は、画像を単純に2倍に拡大し、画像の局所的なエッジ方向を検出し、検出された上記エッジ方向により係数を選択して選択された上記係数の有する周波数特性により所定周波数帯域に対して所定ゲインでフィルターをかけ、上記単純拡大する際に主走査方向に2倍に拡大した上記画像の画素に対してエッジ方向を検出し、検出されたエッジ方向にフィルターをかけるようにした画像補間方法において、エッジ検出は、上記画像の局所的な最大傾き方向を検出し、検出された最大傾き方向に対して垂直方向をエッジ方向として検出し、検出されたエッジ方向を少なくとも水平方向、垂直方向、斜め方向を有する複数の領域に仮想的に分割し、エッジ方向が属する領域を指定し、エッジ方向が斜め方向に属する場合であって、補間すべき画素が画像のうちの直角の角部であることを検出したとき、エッジ方向は主走査方向に対して水平方向を選択する、ものである。
【0009】
この発明の画像補間装置および画像補間方法によれば以下の作用をする。
まず、エッジ検出手段の作用を説明する。最大傾き方向検出手段により画像の局所的な最大傾き方向が検出される。そして、垂直方向検出手段により最大傾き方向に垂直な方向をエッジ方向として検出するようにする。以下に、局所的な傾き情報によるエッジ検出方法を説明する。一般に、滑らかなアナログ画像の関数に対して、その局所的な最大傾き方向は、空間1次微分により表すことができる。
【0010】
この空間1次微分で表すベクトルに垂直な方向がエッジ方向に相当する。同様に、ディジタル画像データに対して、その局所的な最大傾き方向は、一般にベクトルで表すことができる。
【0011】
このベクトルに垂直なベクトルを求める。つまり、補間対象画素を囲む画像ブロックにおいて、画像データの値がゼロの画素、画像データの値が中間値の画素、画像データの値が最大値の画素、がある。このとき、ベクトルは、画像データの値がゼロ、中間値の画素から最大値の画素の方向を示す。そして、このベクトルに垂直なベクトルの方向がエッジ方向に相当する。
【0012】
このようにして得られたエッジ方向の傾きの値によって、エッジ方向領域指定手段によって画像のエッジ方向を少なくとも水平方向、垂直方向、斜め方向を含む8つの領域に分割する。
【0013】
次に、エッジ検出手段により、斜め方向が検出された場合に、直角コーナーパターン検出手段により文字などの直角コーナーパターンの検出が行われる。補間対象画素を囲む画像ブロックにおいて、画像データの値がゼロの画素、画像データの値が中間値の画素、画像データの値が最大値の画素がある。このとき、ベクトルは、画像データの値がゼロ、中間値の画素から最大値の画素の方向を示す。そして、このベクトルに垂直なベクトルは、補間対象画素を含む中間値の画素の方向にもかかわらず、周辺のゼロの画素の影響により決める方向のベクトルとして検出される。そして、このベクトルの方向がエッジ方向に相当する。
【0014】
ところが、直角コーナーパターンは、自然画像ではなく、文字などの人工画像に多く含まれるため、ベクトルの方向がエッジ方向として検出されると、文字の形が歪んでしまう。そこで、この直角コーナーパターンを検出するために周辺画素の傾きを計算する。
【0015】
このとき、周辺画素の傾きの絶対値が小さく、かつ同符号ならば、直角コーナーパターンとみなし、水平方向が選択される。この直角コーナーパターンの検出処理によって文字などの人工画像の変形を抑えることができる。このようにして、画像の局所的なエッジ方向が検出される。
【0016】
次に、フィルター手段の作用を説明する。エッジ検出手段において検出されたエッジ方向に応じて、2次元適応フィルターのエッジ方向対応係数選択手段は係数を切り換える。これらのフィルター係数は方向性を持ったものであり、2次元ローパスフィルターを構成し、これにより、エッジ方向のギザギザ成分をカットし、これに垂直な方向のエッジの急峻さを保存するような特性を持っているので、斜め方向のエッジがギザギザにならずに滑らかに補間される。
【0017】
また、画素の平均値を用いる方法に比べて特性の良いローパスフィルターを構成することができるので、画像のボケを抑えることができる。さらに、これらのフィルターは、単純2倍拡大画像に対して施されるため、画素の平均値を用いる方法に比べて水平方向のエッジがボケずに保存される。
このように、斜めエッジが滑らかに補間され、画像のボケが少なく、文字などの変形も少ない、高画質の補間画像を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本実施の形態を説明する。本実施の形態の画像補間装置は、ディジタル画像に対して、画像を単純に2倍に拡大した後に、局所的なエッジ方向を検出して、その方向のギザギザの周波数成分をカットするような方向性を持った2次元適応ディジタルフィルターによって画像補間を行うことにより、斜め方向のエッジを滑らかに補間して、画像のボケを少なくすると共に、文字などの変形の少ない、高画質な補間画像を得ることができるものである。
【0019】
まず、本実施の形態の画像補間装置を適用するカラービデオプリンターについて説明する。このカラービデオプリンターは、ビデオ信号を入力するビデオ入力部1と、ビデオ入力部1から入力されたアナログのビデオ信号を量子化してディジタル信号に変換するA/D変換器2と、ディジタルビデオ信号を1フレーム分のディジタルビデオ信号のデータを記憶して保持するフレームメモリとしての画像メモリ4と、画像メモリ4に対するディジタルビデオ信号の書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御部3と、各種設定を行うスイッチ部5と、スイッチ部5における設定に基づいてメモリ制御部の動作を制御するシステム制御部6と、システム制御部6からの制御によりメカ機構の動作を制御する機構制御部7と、機構制御部7により動作される印画用紙送りモーター等のメカ機構8と、メカ機構8の印画用紙送りモーターによる印画用紙の送り出しに同期して画像メモリ4から1ラインずつのディジタルビデオ信号のデータを受け取り、各種画像処理を施す画像処理部9と、印画用紙に画像処理を施されたディジタルビデオ信号のデータをプリントするサーマルヘッド11とを有する。
【0020】
ここで、特に、本実施の形態では、画像処理部9において、ディジタル画像に対して、画像を単純に2倍に拡大した後に、局所的なエッジ方向を検出して、その方向のギザギザの周波数成分をカットするような方向性を持った2次元適応ディジタルフィルターによって画像補間を行うことにより、斜め方向のエッジに対して滑らかに画像補間を行うノンリニア補間ブロック10を有する。
【0021】
このように構成されたカラービデオプリンターは以下のような動作をする。ビデオ入力部1からA/D変換器2にビデオ信号が供給され、A/D変換器2においてビデオ入力部1から供給されたアナログのビデオ信号が量子化されてディジタル信号に変換される。A/D変換器2において変換されたディジタルビデオ信号はメモリ制御部3に供給される。メモリ制御部3から画像メモリ4に1フレーム分のディジタルビデオ信号のデータが記憶されるように書き込み動作が行われる。
【0022】
スイッチ部5において設定された各種設定に基づいてシステム制御部6からメモリ制御部に対してデータの書き込みまたは読み出しの動作が制御される。また、システム制御部6から機構制御部7に対してメカ機構の動作指令が供給されると、機構制御部7により印画用紙送りモーター等のメカ機構8が動作される。そこで、システム制御部6からメモリ制御部に対して画像メモリ4からデータの読み出しの動作指令が供給される。すると、メカ機構8の印画用紙送りモーターによる印画用紙の送り出しに同期して画像メモリ4から1ラインずつのディジタルビデオ信号のデータが読み出されて画像処理部9に供給される。画像処理部9において1ラインずつのディジタルビデオ信号のデータに対して各種画像処理が施される。画像処理を施されたディジタルビデオ信号のデータはサーマルヘッド11に供給される。サーマルヘッド11において、この画像データの階調に応じた発熱量で印画用紙にディジタルビデオ信号のデータがプリントされる。
【0023】
ここで、特に、本実施の形態では、画像処理部9のノンリニア補間ブロック10において、ディジタル画像に対して、画像を単純に2倍に拡大した後に、局所的なエッジ方向を検出して、その方向のギザギザの周波数成分をカットするような方向性を持った2次元適応ディジタルフィルターによって画像補間を行うことにより、斜め方向のエッジを滑らかに補間して、画像のボケを少なくすると共に、文字などの変形の少ない、高画質な補間画像を得ることができるように画像補間が行われる。
【0024】
次に、図2を用いて画像処理部について説明する。図2に示す画像処理部は図1に示した画像処理部9に対応する。この画像処理部は、図1に示したシステム制御部6からのコントルールデータDcを格納するレジスタ12と、コントルールデータDcおよびレジスタ12からのデータに基づいて画像処理部の主走査方向の動作を制御する主走査方向コントローラ13と、コントルールデータDcおよびレジスタ12からのデータに基づいて画像処理部の副走査方向の動作を制御する副走査方向コントローラ14とを有する。
【0025】
また、この画像処理部は、図1に示したメモリ制御部3を介して画像メモリから供給される1ライン分の入力画像データDiを順次1ライン毎に一時的に保持するラインバッファ15a,15b,15cと、ラインバッファ15a,15b,15cに一時的に保持された1ライン毎の入力画像データDiを副走査方向に補間する副走査方向補間ブロック16と、フィールドデータに対して補間を行うリニア補間ブロック17とを有する。ここで、特に、本実施の形態では、副走査方向の補間が施された画像データのフィールドデータおよびフレームデータのそれぞれに対して、画像を単純に2倍に拡大した後に、局所的なエッジ方向を検出して、その方向のギザギザの周波数成分をカットするような方向性を持った2次元適応ディジタルフィルターによって画像補間を行うことにより、斜め方向のエッジを滑らかに画像補間を行うフィールド/フレーム補間ブロック10(図1に示したノンリニア補間ブロック10に対応する。)を有する。
【0026】
また、この画像処理部は、例えばPAL方式の走査線数をNTSC方式の走査線数に変換するリサイズブロック18と、リサイズブロックにより走査線数が変換された画像データの1ライン分を一時的に保持するラインバッファ19と、画像データに対して各種編集機能を付加する編集機能ブロック20と、1ライン分のシャープネス補正用の画像データを一時的に保持するラインバッファ21と、強調処理を行うシャープネスブロック22と、サーマルヘッドにおける蓄熱補正を行う蓄熱補正ブロック25と、短時定数の応答系の蓄熱補正データを記憶する蓄熱補正メモリ23と、長時定数の応答系の蓄熱補正データを記憶する蓄熱補正メモリ24と、入力信号を2値化したときの一定しきい値で落とされた濃淡に相当する雑音(ディザ)を原信号に加えるディザブロック26とを有する。
【0027】
このように構成された画像処理部は以下のような動作をする。図1に示したシステム制御部6からのコントルールデータDcがレジスタ12、主走査方向コントローラ13及び副走査方向コントローラ14に供給される。レジスタ12に格納されたコントルールデータDcは主走査方向コントローラ13及び副走査方向コントローラ14に供給される。主走査方向コントローラ13においてコントルールデータDcおよびレジスタ12からのデータに基づいて画像処理部の主走査方向の動作が制御され、副走査方向コントローラ14においてコントルールデータDcおよびレジスタ12からのデータに基づいて画像処理部の副走査方向の動作が制御される。具体的には、主走査方向コントローラ13及び副走査方向コントローラ14から、画像補間処理用のラインバッファ15a,15b,15c、リサイズおよび編集機能用のラインバッファ19、シャープネス用のラインバッファ21、蓄熱補正用の蓄熱補正メモリ23、24のそれぞれに対して制御信号が供給される。
【0028】
また、図1に示したメモリ制御部3を介して画像メモリからラインバッファ15a,15b,15cに1ライン分の入力画像データDiが順次供給される。つまり、ラインバッファ15aには1ライン後の画像データDi+1が一時的に保持され,ラインバッファ15bには現在のラインの画像データDiが一時的に保持され,ラインバッファ15cには1ライン前の画像データDi−1が一時的に保持される。ラインバッファ15a,15b,15cに一時的に保持された1ライン毎の入力画像データDi+1、Di、Di−1が副走査方向補間ブロック16に供給される。副走査方向補間ブロック16において、入力画像データDi+1、Di、Di−1は副走査方向に補間される。例えば、副走査方向補間ブロック16において、フィールドデータが補間されて、画像データが90度回転されて、副走査方向に2枚のプリント出力を得るようにして、副走査方向の補間が行われる。副走査方向の補間が行われた画像データまたは副走査方向の補間が行われずにスルーした画像データはフィールド/フレーム補間ブロック10に供給される。なお、副走査補間が行われたときは、後段のフィールド/フレーム補間ブロック10においてフィールド/フレーム補間は行われず、フィールド/フレーム補間が行われるのは副走査補間が行われずにスルーしたときにのみ行うように処理を分けている。
【0029】
ここで、特に、本実施の形態では、フィールド/フレーム補間ブロック10において、副走査方向の補間が施されずにスルーした画像データのフィールドデータおよびフレームデータのそれぞれに対して、画像を単純に2倍に拡大した後に、局所的なエッジ方向を検出して、その方向のギザギザの周波数成分をカットするような方向性を持った2次元適応ディジタルフィルターによって画像補間を行うことにより、斜め方向のエッジを滑らかにする画像補間が行われる。具体的には、フィールド/フレーム補間ブロック10において、フィールドデータまたはフレームデータが2倍に補間される。また、ここでフィールド/フレーム補間ブロック10をノンリニア補間ブロックと呼んでいるのは、ここで用いる後述する適応フィルターが(一般的に)非線形なフィルターであるからである。フィールドデータとフレームデータとでそれぞれ2倍に補間された画像データはリニア補間ブロック17に供給される。リニア補間ブロック17において、フレームデータはスルーして、フィールドデータに対してのみ2倍に補間が行われる。つまり、ノンリニア補間およびリニア補間のそれぞれの処理において、フレームデータは2倍補間およびスルーで計2倍補間され、フィールドデータは2倍補間および2倍補間で計4倍補間される。ここでリニア補間ブロック17と呼ぶのは、ここで用いるフィルターが線形なフィルターであるからである。
【0030】
このように補間された画像データはリサイズブロック18に供給される。リサイズブロック18において、例えばPAL方式の走査線数がNTSC方式の走査線数に変換される。走査線数が変換された画像データはラインバッファ19に供給される。ここで、入力画像データDiが入力されたから、ラインバッファ19に現ラインの画像データが供給される時点までで、1ライン分の画像データの書き込み読み出し処理時間を要する。つまり、ラインバッファ15、副走査補間ブロック16、フィールド/フレーム補間ブロック10、リニア補間ブロック17、リサイズブロック18、ラインバッファ19への書き込み処理までは同期して行われる。
【0031】
そして、ラインバッファ19からリサイズブロックにより走査線数が変換された画像データの1ライン分が読み出されて編集機能ブロック20に供給される。編集機能ブロック20において、画像データに対して各種編集機能が付加される。各種編集機能が付加された画像データはシャープネスブロック22に供給される。シャープネスブロック22において強調処理が行われる。このとき、ラインバッファ21において1ライン分のシャープネス補正用の画像データが一時的に保持される。シャープネス補正された画像データは蓄熱補正ブロック25に供給される。
【0032】
蓄熱補正ブロック25において、サーマルヘッドにおける蓄熱補正が行われる。このとき、蓄熱補正メモリ23から短時定数の応答系の蓄熱補正データが蓄熱補正ブロック25に供給され、蓄熱補正メモリ24から長時定数の応答系の蓄熱補正データが蓄熱補正ブロック25に供給され、2つの応答系は異なる処理で補正される。
【0033】
蓄熱補正された画像データはディザブロック26に供給される。ディザブロック26において、入力信号を2値化したときの一定しきい値で落とされた濃淡に相当する雑音(ディザ)が原信号に加えられる。このようにして、ディザブロック26から出力画像データDoが出力される。
【0034】
ここで、画像データがラインバッファ19から読み出されてから、ディザブロック26から出力画像データDoが出力される時点までで、1ライン分の画像データの書き込み読み出し処理時間を要する。つまり、ラインバッファ19からの読み出し、編集機能ブロック20、シャープネスブロック22、蓄熱補正ブロック25、ディザブロック26の処理までは同期して行われる。
【0035】
次に、本実施の形態の画像補間装置の具体的構成及び動作について説明する。図3にフィールド/フレーム補間ブロック10の構成を示す。図3に示す構成は図2に示したフィールド/フレーム補間ブロック10に対応する。図3において、フィールド/フレーム補間ブロック10は、画像を単純に2倍に拡大する単純拡大部30と、画像の局所的なエッジ方向を検出するエッジ検出部33と、エッジ検出方向のギザギザの周波数成分をカットするような方向性を持った2次元適応フィルター34とを有する。ここで、Gi,j,G’i,j はディジタル画像データを表し、iは副走査方向(ラインインクリメント)、jは主走査方向(ライン方向)を表す。
【0036】
単純拡大部30は、2倍アップサンプリング回路31と、ゼロ次ホールド回路32とを有する。2倍アップサンプリング回路31は、ディジタル画像データGi-1,j を2倍のサンプリング周波数でサンプリングする2倍アップサンプリング回路31aと,ディジタル画像データGi,j を2倍のサンプリング周波数でサンプリングする2倍アップサンプリング回路31b,ディジタル画像データGi+1,j を2倍のサンプリング周波数でサンプリングする2倍アップサンプリング回路31cとを有する。また、ゼロ次ホールド回路32は、2倍のサンプリング周波数でサンプリングされたディジタル画像データGi-1,j に1サンプリング時点前のデータを加算するゼロ次ホールド回路32aと,2倍のサンプリング周波数でサンプリングされたディジタル画像データGi,j に1サンプリング時点前のデータを加算するゼロ次ホールド回路32b,2倍のサンプリング周波数でサンプリングされたディジタル画像データGi+1,j に1サンプリング時点前のデータを加算するゼロ次ホールド回路32cとを有する。
【0037】
図4にエッジ検出部の機能ブロックを示す。図4に示す機能ブロックは図3に示したエッジ検出部33に相当する。このエッジ検出部は、画像の局所的な最大傾きを検出する最大傾き検出手段40と、最大傾きに対して垂直な方向をエッジ方向として検出する垂直方向検出手段41と、検出されたエッジ方向を少なくとも水平方向43、垂直方向44、斜め方向45の所定の領域に分割し、エッジ方向領域を指定するエッジ方向領域指定手段42と、文字などの直角コーナーパターンを検出する直角コーナーパターン検出手段46とを有する。
【0038】
図5に2次元適応フィルターの機能ブロックを示す。図5に示す機能ブロックは図3に示す2次元適応フィルター34に対応する。この2次元適応フィルターは、エッジ方向対応係数選択手段50と、方向性を有する周波数特性を持つ係数51(H1 〜H8 )とを有する。
【0039】
このように構成されたフィールド/フレーム補間ブロック10の動作を以下に説明する。
まず、単純拡大部30の動作を説明する。2倍アップサンプリング回路31aにおいて、ディジタル画像データGi-1,j が2倍のサンプリング周波数でサンプリングされ,2倍アップサンプリング回路31bにおいてディジタル画像データGi,j が2倍のサンプリング周波数でサンプリングされ,2倍アップサンプリング回路31cにおいてディジタル画像データGi+1,j が2倍のサンプリング周波数でサンプリングされる。すると、2倍アップサンプリング回路31a、31b、31cからそれぞれ原サンプリング時点での値と、2倍サンプリング時点での0(ゼロ)の値とが出力される。
【0040】
2倍アップサンプリング回路31a、31b、31cからそれぞれ原サンプリング時点での値と、2倍サンプリング時点での0(ゼロ)の値とがゼロ次ホールド回路32a、32b、32cに供給される。ゼロ次ホールド回路32a、32b、32cにおいて、それぞれ原サンプリング時点での値と、2倍サンプリング時点での1サンプリング時点前の値とが加算される。このようにして、単純拡大部30から主走査方向に2倍に拡大した画像データが得られる。
【0041】
次に、エッジ検出部の動作を説明する。まず、最大傾き方向検出手段40により画像の局所的な最大傾き方向が検出される。そして、垂直方向検出手段41により最大傾き方向に垂直な方向をエッジ方向として検出するようにする。以下に、局所的な傾き情報によるエッジ検出方法を説明する。一般に、滑らかなアナログ画像を関数f(x,y)とをくと、その局所的な最大傾き方向は、空間1次微分により数1式のベクトルで表すことができる。
【0042】
【数1】
grad f(x,y)=(∂f(x,y)/∂x,∂f(x,y)/∂y)
【0043】
この数1式で表すベクトルに垂直な方向がエッジ方向に相当する。同様に、ディジタル画像データをGi,j とおくと、その局所的な最大傾き方向は、一般に次のような数2式のベクトル(pi,j ,qi,j )で表すことができる。
【0044】
【数2】
(pi,j ,qi,j )=(Gi+1,j −Gi,j ,Gi,j+1 −Gi,j )
【0045】
また、位相を合わせるため大きなエリアで計算する場合には数3式のベクトルで表すことができる。
【0046】
【数3】
(pi,j ,qi,j )=((Gi+1,j+1 +Gi+1,j +Gi+1,j-1 )−(Gi-1,j+1 +Gi-1,j +Gi-1,j-1 ),(Gi+1,j+1 +Gi,j+1 +Gi-1,j+1 )−(Gi+1,j-1 +Gi,j-1 +Gi-1,j-1 ))
【0047】
このベクトル(pi,j ,qi,j )に垂直なベクトルは、図6に示すように求められる。つまり、補間対象画素を囲む3×3の画像ブロックにおいて、狭い斜線で示す画素は画像データの値がゼロであり、広い斜線で示す画素は画像データの値が中間値であり、空白の画素は画像データの値が最大値である。このとき、ベクトル(pi,j ,qi,j )は、画像データの値がゼロ、中間値の画素から最大値の画素の方向を示す。この場合、図6において、左下の3つの画素がゼロであり、左斜め上から右斜め下への補間対象画素を含む3つの画素が中間値であり、右上の3つの画素が最大値であるので、補間対象画素のベクトルは右斜め上方向である。そして、このベクトルに垂直なベクトルは、左斜め上または右斜め下への補間対象画素を含む中間値の3つの画素の方向である、ベクトル(−qi,j ,pi,j )またはベクトル(qi,j ,−pi,j )である。そして、このベクトル(−qi,j ,pi,j )またはベクトル(qi,j ,−pi,j )の方向がエッジ方向に相当する。
【0048】
次に、単純拡大部30により画像をj主走査方向(ライン方向)に単純に2倍に拡大した場合、ベクトル(pi,j ,qi,j )はベクトル(2pi,j ,qi,j )となり、ベクトル(2pi,j ,qi,j )に垂直なベクトルは、図7に示すようにに求められる。つまり、j主走査方向に2倍された補間対象画素を囲む3×6の画像ブロックにおいて、狭い斜線で示す画素は画像データの値がゼロであり、広い斜線で示す画素は画像データの値が中間値であり、空白の画素は画像データの値が最大値である。このとき、図6に示したそれぞれの画素がj主走査方向に2倍される。ベクトル(2pi,j ,qi,j )は、画像データの値がゼロ、中間値の画素から最大値の画素の方向を示す。この場合、図7において、左下の6つの画素がゼロであり、左斜め上から右斜め下へのj主走査方向に2倍された補間対象画素を含む6つの画素が中間値であり、右上の6つの画素が最大値であるので、補間対象画素のベクトルは右斜め上方向である。そして、このベクトルに垂直なベクトルは、左斜め上または右斜め下へのj主走査方向に2倍された補間対象画素を含む中間値の6つの画素の方向である、ベクトル(−qi,j ,2pi,j )またはベクトル(qi,j ,−2pi,j )である。そして、このベクトル(−qi,j ,2pi,j )またはベクトル(qi,j ,−2pi,j )の方向がエッジ方向に相当する。このベクトルをこの方向の直線の傾きai,j で表すと数4式のようになる。
【0049】
【数4】
ai,j =tanθi,j =−2pi,j /qi,j
このai,j の値によって画像の局所的なエッジ方向を表すことができる。
【0050】
次に、このようなエッジ方向検出の詳細を説明する。画像データGi,j をj主走査方向に2倍に拡大した画像データをgi,k とおくと、数5式のようになる。
【0051】
【数5】
【0052】
先に説明した空間1次微分(pi,j ,qi,j )に相当する量は、2倍拡大後の画像データgi,k に対して(ri,k ,si,k )として数6式で得られる。
【0053】
【数6】
【0054】
ここで、max[*,*]は絶対値の大きい方を表す。このように、(ri,k ,si,k )は2倍拡大画像における位相を考慮したものになっていることが分かる。
【0055】
さらに、i,k方向の2次微分値を計算し、その絶対値が小さい場合は、画像曲面の曲がりが少ないと判断し、数7式を採用する。
【0056】
【数7】
【0057】
このように、i,k方向の2次微分値が小さいときは、大きなエリアで傾きベクトルを算出することによって、誤検出を防ぐことができる。ベクトル(ri,k ,si,k )から、先に画像の局所的なエッジ方向を数4式で表わした傾きai,j に相当する量は、傾きbi,k として数8式で表される。
【0058】
【数8】
bi,k =−2ri,k /si,k
【0059】
このようにして得られた傾きbi,k の値によって、エッジ方向領域指定手段42によって画像のエッジ方向を少なくとも水平方向43、垂直方向44、斜め方向45を含む図8に示すような8つの領域に分割する。先に求めた傾きai,j の値によって画像のエッジ方向を分割しても同様であるので、図8において、8分割に領域を分割する例を示す。領域▲1▼は傾きai,j の値が正であって3/4以下のときである。領域▲2▼は傾きai,j の値が3/4より大であって3/2以下のときである。領域▲3▼は傾きai,j の値が3/2より大であって4以下のときである。領域▲4▼は傾きai,j の絶対値が4より大のときである。領域▲5▼は傾きai,j の値が負であって−3/4以上のときである。領域▲6▼は傾きai,j の値が−3/4より小であって−3/2以上のときである。領域▲7▼は傾きai,j の値が−3/2より小であって−4以上のときである。領域▲8▼はpi,j の絶対値が定数以下のときである。つまり、領域▲8▼が水平方向43、領域▲4▼が垂直方向44、領域▲1▼、領域▲2▼、領域▲3▼、領域▲5▼、領域▲6▼、領域▲7▼が斜め方向45である。
【0060】
次に、図8において、エッジ方向指定手段42により、領域▲1▼、領域▲2▼、領域▲3▼、領域▲5▼、領域▲6▼、領域▲7▼などの斜め方向45が検出された場合に、直角コーナーパターン検出手段46により図9に示す文字などの直角コーナーパターンの検出が行われる。図9において、補間対象画素を囲む3×3の画像ブロックにおいて、狭い斜線で示す画素は画像データの値がゼロであり、広い斜線で示す画素は画像データの値が中間値であり、空白の画素は画像データの値が最大値である。このとき、ベクトル(pi,j ,qi,j )は、画像データの値がゼロ、中間値の画素から最大値の画素の方向を示す。この場合、図9において、左下の2つの画素がゼロであり、補間対象画素を含む2つの画素が中間値であり、残りの上から右に延びる5つの画素が最大値であるので、補間対象画素のベクトルは右斜め上方向として検出される。そして、このベクトルに垂直なベクトルは、補間対象画素を含む中間値の画素がj方向であるにもかかわらず、左斜め上または右斜め下への2つの方向である、ベクトル(−qi,j ,pi,j )またはベクトル(qi,j ,−pi,j )として検出される。そして、このベクトル(−qi,j ,pi,j )またはベクトル(qi,j ,−pi,j )の方向がエッジ方向に相当する。
【0061】
ところが、図9に示すような直角コーナーパターンは、自然画像ではなく、文字などの人工画像に多く含まれるため、図9に示すように、ベクトル(−qi,j ,pi,j )またはベクトル(qi,j ,−pi,j )の方向がエッジ方向として検出されると、文字の形が歪んでしまう。そこで、この直角コーナーパターンを検出するために、数9式のように周辺画素の傾きを計算する。これは、k:奇数(odd)で図8において領域▲5▼、領域▲6▼、領域▲7▼の斜め方向45が選択された場合である。
【0062】
【数9】
dmi,j =gi+2,k −gi+2,k-2
dni,k =gi,k+2 −gi-2,k-2
dh1i,k =gi,k −gi+2,k
dh2i,k =gi,k-2 −gi+2,k-2
【0063】
このとき、dmi,k とdni,k の絶対値が小さく、かつdh1i,k とdh2i,k が同符号ならば、直角コーナーパターンとみなし、図8において、領域▲8▼の水平方向43が選択される。他の場合も同様の処理が行われ、この直角コーナーパターンの検出処理によって文字などの人工画像の変形を抑えることができる。このようにして、画像の局所的なエッジ方向が検出される。
【0064】
次に、2次元適応フィルターの動作を説明する。エッジ検出部において検出された図8に示す領域▲1▼〜領域▲8▼のエッジ方向に応じて、2次元適応フィルターのエッジ方向対応係数選択手段50は係数51を、図10及び図11に示すH1 (Zi ,Zj )〜H8 (Zi ,Zj )に切り換える。図10において、H1 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,+5/16,+5/16,−3/32,−1/32であり、第2ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,0,0,0であり、第3ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/16,+5/16,0,0,0である。H2 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,+5/16,−3/32,−1/32であり、第2ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,+5/8,0,0,0であり、第3ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/16,0,0,0,0である。H3 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,+5/32,−3/32,−1/32であり、第2ラインに対して、j主走査方向に0,0,+5/32,+5/8,+5/32,0,0であり、第3ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/32,0,0,0,0である。H4 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,0,0,0であり、第2ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/16,+5/8,+5/16,−3/32,−1/32であり、第3ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,0,0,0である。
【0065】
また、図11において、H5 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/16,+5/16,0,0,0,であり、第2ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,0,0,0であり、第3ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,+5/16,+5/16,−3/32,−1/32である。H6 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/16,0,0,0,0,であり、第2ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,+5/8,0,0,0であり、第3ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,+5/16,−3/32,−1/32である。H7 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/32,0,0,0,0,であり、第2ラインに対して、j主走査方向に0,0,+5/32,+5/8,+5/32,0,0であり、第3ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,0,+5/32,−3/32,−1/32である。H8 (Zi ,Zj )は、i副走査方向の第1ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,+5/32,0,0,0であり、第2ラインに対して、j主走査方向に−1/32,−3/32,+5/32,+5/8,+5/32,−3/32,−1/32であり、第3ラインに対して、j主走査方向に0,0,0,+5/32,0,0,0である。
【0066】
これらの係数による各フィルター動作はj主走査方向に施されるので、3ライン程度の画像メモリを内部に有すれば良い。また、フィルター係数が2の倍数なので、比較的安価にハードウエア化することができる。
【0067】
このような2次元適応フィルターの係数H1 (Zi ,Zj )〜H8 (Zi ,Zj )の周波数特性を図12〜図16に示す。この周波数特性は、それぞれX周波数およびY周波数の2次元に対するゲインを示す。図12にH5 (Zi ,Zj )の周波数特性を示す。ここで、H1 (Zi ,Zj )の周波数特性はX=0で左右反転したものである。図13にH6 (Zi ,Zj )の周波数特性を示す。ここで、H2 (Zi ,Zj )の周波数特性はX=0で左右反転したものである。図14にH7 (Zi ,Zj )の周波数特性を示す。ここで、H3 (Zi ,Zj )の周波数特性はX=0で左右反転したものである。このように、H1 (Zi ,Zj )、H2 (Zi ,Zj )、H3 (Zi ,Zj )の周波数特性は、それぞれH5 (Zi ,Zj )、H6 (Zi ,Zj )、H7 (Zi ,Zj )の周波数特性をi副走査方向に反転したものである。図15にH4 (Zi ,Zj )の周波数特性を示す。図16にH8 (Zi ,Zj )の周波数特性を示す。
【0068】
これらのフィルター係数は方向性を持ったものであり、2次元ローパスフィルターを構成し、これにより、エッジ方向のギザギザ成分をカットし、これに垂直な方向のエッジの急峻さを保存するような特性を持っているので、斜め方向のエッジがギザギザにならずに滑らかに補間される。
【0069】
また、画素の平均値を用いる方法に比べて特性の良いローパスフィルターを構成することができるので、画像のボケを抑えることができる。さらに、これらのフィルターは、単純2倍拡大画像に対して施されるため、画素の平均値を用いる方法に比べて水平方向のエッジがボケずに保存されるという利点がある。
【0070】
このように、本実施の形態により、斜めエッジが滑らかに補間され、画像のボケが少なく、文字などの変形も少ない、高画質の補間画像を得ることができる。
【0071】
また、上例に限らず、ディジタルカラープリンターにおいて低解像度画像を高解像度で印画する場合や、コンピュータ上で画像を高解像度化するソフトウエアにより構成しても良い。
【0072】
また、本実施の形態を用いて2倍の画素に補間した後に、自由倍率の解像度変換手段により解像度変換を施すようにしてもよく、この場合、単独で自由倍率の解像度変換手段により解像度変換を施した場合に比べて、より高画質の出力画像を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】
この発明の画像補間装置は、画像の局所的なエッジ方向を検出するエッジ検出手段と、上記エッジ検出手段により検出されたエッジ方向により係数を選択して選択された上記係数の有する周波数特性により所定周波数帯域に対して所定ゲインでフィルターをかけるフィルター手段とを備え、上記画像の特定の画素を1方向に2倍に補間するようにしたので、エッジ方向のギザギザ成分をカットし、これに垂直な方向のエッジの急峻さを保存することにより、斜めエッジが滑らかに補間され、画像のボケが少なく、文字などの変形も少ない、高画質の補間画像を得ることができるという効果を奏する。
【0074】
また、この発明の画像補間装置は、上述において、上記エッジ検出手段は、上記画像の局所的な最大傾き方向を検出する最大傾き方向検出手段と、上記最大傾き検出手段により検出された最大傾き方向に対して垂直方向をエッジ方向として検出する垂直方向検出手段と、上記垂直方向検出手段により検出されたエッジ方向を複数の領域に分割し、上記エッジ方向が属する領域を指定するエッジ方向領域指定手段と、を有するようにしたので、画像の局所的なエッジ方向を検出して、このエッジ方向に応じて係数を変えてフィルターをかけることができるという効果を奏する。
【0075】
また、この発明の画像補間装置は、上述において、上記フィルター手段は、2次元ディジタルフィルターであって、方向性を有する周波数特性を持った係数と、上記係数のうち上記エッジ検出手段により検出されたエッジ方向に対応した係数を選択するエッジ方向対応係数選択手段とを有するので、エッジ方向に応じて係数を変えて異なる周波数特性によるフィルターをかけることができるという効果を奏する。
【0076】
また、この発明の画像補間装置は、上記エッジ検出手段は、上記画像の局所的な最大傾き方向を検出する最大傾き方向検出手段と、上記最大傾き検出手段により検出された最大傾き方向と垂直方向をエッジ方向として検出する垂直方向検出手段と、上記垂直方向検出手段により検出されたエッジ方向を複数の領域に分割し、上記エッジ方向が属する領域を指定するエッジ方向領域指定手段と、上記エッジ方向領域指定手段によりエッジ方向が斜め方向であると検出された場合であって、補間すべき画素が画像のうちの直角の角部であることを検出したとき、上記エッジ方向領域指定手段によるエッジ方向を水平方向に選択する直角コーナーパターン検出手段とを有するので、直角コーナーパターンを有する文字などの画像の変形を抑えることができるという効果を奏する。
【0077】
また、この発明の画像補間方法は、画像の局所的なエッジ方向を検出し、検出された上記エッジ方向により係数を選択して選択された上記係数の有する周波数特性により所定周波数帯域に対して所定ゲインでフィルターをかけ、上記画像の特定の画素を1方向に2倍に補間するようにしたので、エッジ方向のギザギザ成分をカットし、これに垂直な方向のエッジの急峻さを保存することにより、斜めエッジが滑らかに補間され、画像のボケが少なく、文字などの変形も少ない、高画質の補間画像を得ることができるという効果を奏する。
【0078】
また、この発明の画像補間方法は、上述において、上記エッジ検出は、上記画像の局所的な最大傾き方向を検出し、検出された上記最大傾き方向に対する垂直方向をエッジ方向として検出し、検出された上記エッジ方向を複数の領域に分割し、上記エッジ方向が属する領域を指定するようにしたので、画像の局所的なエッジ方向を検出することにより、このエッジ方向に応じて係数を変えてフィルターをかけることができるという効果を奏する。
【0079】
また、この発明の画像補間方法は、上述において、上記フィルターは、2次元ディジタルフィルターであって、方向性を有する周波数特性を持った係数のうち上記エッジ検出により検出されたエッジ方向に対応した係数を選択するようにしたので、エッジ方向に応じて係数を変えて異なる周波数特性によるフィルターをかけることができるという効果を奏する。
【0080】
また、この発明の画像補間方法は、上述において、上記エッジ検出は、上記画像の局所的な最大傾き方向を検出し、検出された上記最大傾き方向に対して垂直方向をエッジ方向として検出し、検出された上記エッジ方向を少なくとも水平方向、垂直方向、斜め方向を有する複数の領域に分割し、上記エッジ方向が属する領域を指定し、上記エッジ方向が斜め方向に属する場合であって、補間すべき画素が画像のうちの直角の角部であることを検出したとき、上記エッジ方向は水平方向を選択するようにしたので、直角コーナーパターンを有する文字などの画像の変形を抑えることができるという効果を奏する。
【0081】
また、この発明のビデオプリンターは、ビデオ画像の画像データに所定の補間処理を施して、補間された画像データを用いてプリントヘッドによりプリントするビデオプリンターにおいて、画像の局所的なエッジ方向を検出するエッジ検出手段と、上記エッジ検出手段により検出されたエッジ方向により係数を選択して選択された上記係数の有する周波数特性により所定周波数帯域に対して所定ゲインでフィルターをかけるフィルター手段とを備え、上記画像の特定の画素を1方向に2倍に補間してプリントするようにしたので、エッジ方向のギザギザ成分をカットし、これに垂直な方向のエッジの急峻さを保存することにより、斜めエッジが滑らかに補間され、画像のボケが少なく、文字などの変形も少ない、高画質の補間画像のプリント出力を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像補間装置を適用するビデオプリンターの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の画像処理部ブロック図である。
【図3】本実施の形態のフィールド/フレーム補間ブロックの構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態のエッジ検出部の機能ブロック図である。
【図5】本実施の形態の2次元適応フィルターの機能ブロック図である。
【図6】本実施の形態の画像の傾きベクトルを示す図である。
【図7】本実施の形態の補間画像の傾きベクトルを示す図である。
【図8】本実施の形態の画像のエッジ方向の領域を示す図である。
【図9】本実施の形態の直角コーナーパターンを示す図である。
【図10】本実施の形態の2次元適応フィルターの係数を示す図である。
【図11】本実施の形態の2次元適応フィルターの係数を示す図である。
【図12】本実施の形態の係数H5 (Zi ,Zj )の周波数特性(H1 (Zi ,Zj )の周波数特性はX=0で左右反転したもの)を示す図である。
【図13】本実施の形態の係数H6 (Zi ,Zj )の周波数特性(H2 (Zi ,Zj )の周波数特性はX=0で左右反転したもの)を示す図である。
【図14】本実施の形態の係数H7 (Zi ,Zj )の周波数特性(H3 (Zi ,Zj )の周波数特性はX=0で左右反転したもの)を示す図である。
【図15】本実施の形態の係数H4 (Zi ,Zj )の周波数特性を示す図である。
【図16】本実施の形態の係数H8 (Zi ,Zj )の周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1 ビデオ入力部、2 A/D変換器、3 メモリ制御部、4 画像メモリ、5スイッチ部、6 システム制御部、7 機構制御部、8 機構、9 画像処理部、10 ノンリニア補間ブロック(フィールド/フレーム補間ブロック)、11 サーマルヘッド、12 レジスタ、13 主走査方向コントローラ、14 副走査方向コントローラ、15 ラインバッファ、16 副走査補間ブロック、17 リニア補間ブロック、18 リサイズブロック、19 ラインバッファ、20 編集機能ブロック、21 ラインバッファ、22 シャープネスブロック、23 蓄熱補正メモリ(短時定数)、24 蓄熱補正メモリ(長時定数)、25 蓄熱補正ブロック、26 ディザブロック、Dc システム制御部コントロールデータ、Di 入力画像データ、Do 出力画像データ、30 単純拡大部、31 2倍アップサンプリング回路、32 ゼロ次ホールド回路、33 エッジ検出部、34 2次元適応フィルター、40 最大傾き方向検出手段、41 垂直方向検出手段、42 エッジ方向領域指定手段、43 水平方向領域、44垂直方向領域、45 斜め方向領域、46 直角コーナーパターン検出手段、50 エッジ方向対応係数選択手段、51 係数(方向性を有する周波数特性を持つ)
Claims (2)
- 画像を単純に2倍に拡大する単純拡大手段と、画像の局所的なエッジ方向を検出するエッジ検出手段と、上記エッジ検出手段により検出されたエッジ方向により係数を選択して選択された上記係数の有する周波数特性により所定周波数帯域に対して所定ゲインでフィルターをかけるフィルター手段と、を備え、上記単純拡大手段により主走査方向に2倍に拡大した上記画像の画素に対して上記エッジ検出手段によりエッジ方向を検出し、検出されたエッジ方向に上記フィルター手段によりフィルターをかけるようにした画像補間装置において、
上記エッジ検出手段は、
上記画像の局所的な最大傾き方向を検出する最大傾き方向検出手段と、
上記最大傾き検出手段により検出された最大傾き方向と垂直方向をエッジ方向として検出する垂直方向検出手段と、
上記垂直方向検出手段により検出されたエッジ方向を複数の領域に仮想的に分割し、上記エッジ方向が属する領域を指定するエッジ方向領域指定手段と、
上記エッジ方向領域指定手段によりエッジ方向が斜め方向であると検出された場合であって、補間すべき画素が画像のうちの直角の角部であることを検出したとき、上記エッジ方向領域指定手段によるエッジ方向を主走査方向に対して水平方向に選択する直角コーナーパターン検出手段と、
を有することを特徴とする画像補間装置。 - 画像を単純に2倍に拡大し、画像の局所的なエッジ方向を検出し、検出された上記エッジ方向により係数を選択して選択された上記係数の有する周波数特性により所定周波数帯域に対して所定ゲインでフィルターをかけ、上記単純拡大する際に主走査方向に2倍に拡大した上記画像の画素に対してエッジ方向を検出し、検出されたエッジ方向にフィルターをかけるようにした画像補間方法において、
上記エッジ検出は、上記画像の局所的な最大傾き方向を検出し、
検出された上記最大傾き方向に対して垂直方向をエッジ方向として検出し、
検出された上記エッジ方向を少なくとも水平方向、垂直方向、斜め方向を有する複数の領域に仮想的に分割し、上記エッジ方向が属する領域を指定し、
上記エッジ方向が斜め方向に属する場合であって、
補間すべき画素が画像のうちの直角の角部であることを検出したとき、上記エッジ方向は主走査方向に対して水平方向を選択する、
ようにしたことを特徴とする画像補間方法。
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