JP3741891B2 - タイツ類 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソックスを重ね履きするのと同様の保温効果・装飾効果を有するタイツ又はパンティストッキングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特に冷えを感じることが多い足先を保温するため、タイツやパンティストッキング(タイツ類、以下同様)の上からソックスを重ね履きすることは通常よく行われることである。しかし、ソックスを重ね履きすると、ソックスの素材感とタイツ類の素材感が異なるため、色彩を統一しても、外観上の違和感が生じてしまうという問題が生ずる。また、保温・防寒の目的を持って着用するソックスは、タイツ類と比較し厚めであるので、ソックスを重ね履きした状態で、足の形状に沿ってフィットするようなデザインの靴ははくことが困難である。
【0003】
また色彩や模様を楽しむという観点からも、ソックスを重ね履きすることがあるが、このような場合も含め、ソックスが滑ってずり下がることがあり、そのたびに引き上げるのは非常に手間である。
このような問題を解決するために、ソックスを重ね履きしなくても、冷えを感じやすい足先部分を厚手生地等の保温性に優れた素材により形成されたタイツ類が既に提案されている(登録実用新案第3042358号公報等、以下従来例1)。
【0004】
このようなタイツ類は、ソックスを重ね履きすることなく、一枚着用するだけで良好な保温性を得ることができ、また靴と足先部分のすべりも良いため靴も履きやすく良好なものである。
また、保温・防寒を目的とする場合でなく、色彩や柄模様を楽しむためにソックスを重ね履きする場合にも、ソックスのずり下がりは発生する。この場合におけるソックスのずり下がりを防止するために、柄編み部分(模様部分)を含んで連続編みで形成したタイツ類も提案されており(登録実用新案第3044071号公報等、以下従来例2)、ソックスを着用すると同様の機能・効果を持つ(ソックス機能、以下同様)タイツ類は広く提供されているものである。なお、本発明においては、以下かかるソックス機能をなす部分をソックス部と称する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のソックス機能を持ったタイツ類は、ソックスを重ね履きすると発生するソックスのずり下がりを解決すべく、一枚着用すればソックスを重ね履きしたと同様の効果が得られることを目的とするものである。しかし、ソックス機能を有するタイツ類としては、未だ改善が不十分な点が見受けられる。
従来例1のタイツ類は、通常ソックスで保温する部分、つまり足先部分から膝周辺に至る部分を効果的に保温するために、タイツ類の当該部分を保温・防寒機能を発揮するように形成している。具体的には、例えば当該部分を太糸で編む等の手段により厚手に形成するのである。また、その他の部分(膝部分から上方のパンティ部に至る部分)は通常のタイツ類と同様に薄手に形成する。
【0006】
このようにして形成された厚手生地部分と、薄手生地部分とを別々に形成しておいて、後に縫着して全体として一体にタイツを形成する。縫着部分は、厚手生地と薄手生地を単に重ね合わせて形成されているものである。厚手生地部分は、薄手生地部分と比較してやはり重く、タイツとして一体に形成されていても、やはり多少は自らの重みで下方へずり下がってしまう。厚手生地部分の上部縁(縫着部分)は、上述したように2つの部分を単に重ね合わせた構成にすぎないため、厚手生地部分のずり下がりを防止できるような適度な締め付け効果は少ない。
【0007】
またタイツを着用する際には上方に引っ張られる力が加わるが、上記縫着部分は、メリヤス構造と異なり長さ方向に伸張しにくいので、かかる力の影響により縫着部分が早期に痛んでしまい、一体のタイツとしての耐久性という点で問題がある。
一方従来例2のタイツ類は、連続したメリヤス構造であるため、上述のような縫着部分の損傷による耐久性の問題はない。しかし、外観上の見栄えを重要視するため、無地部分と柄模様部分との継ぎ目は、なめらかになるように形成される。
【0008】
ここで、無地部分は目の細かい規則的なメリヤス構造であり、足の激しい動きにも対応しフィットするが、柄模様部分は、無地部分と比較すれば変則的で、編み目が細かい部分や荒い部分が混在するメリヤス構造である。従って、着用した際は足にフィットしていても、足の動きに伴ってたるみやずり下がりが生じ、足にフィットしない場合が生じる。
これら2つの部分の継ぎ目は外観上の問題から、なめらかになるよう連続して構成される必要があるので、柄模様部分のたるみやずり下がりを防止するための、適当な締め付け構造を形成することは困難である。
【0009】
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、その目的とするところは、一枚着用するだけでソックスを重ね履きすると同様の保温効果や装飾効果を得ながら、かかる効果を有するソックス部のずり下がりを防止し、かつ着用がスムーズで、良好な外観を有するタイツ類を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の問題点を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明にかかるタイツ類は、ウェスト部、パンティ部、一対のレッグ部及び一対のソックス部が伸縮性を有する生地により連続して一体に編成されていることを特徴とする。この手段を採用すると、ソックス部も伸縮性を有する生地で構成されるため、ソックスを着用するのと同様の効果を得ながら、靴とのすべりが良くなって靴がはきやすく、また足の形状に沿った、細身の靴でも着用することができる。
【0011】
また伸縮性を有する生地により連続編成されるため着用の際にタイツ類がうける引張力は適度に分散され、従来縫着部分を有していた各パーツの連結部分が早期に破損するということがなく、好ましい。
また、前記ソックス部は、前記レッグ部を引き上げるつまみを備えていることを特徴とする。この手段を採用することで、着用の際にこのつまみを掴んでソックス部を容易に引っ張り上げることができ、好ましい。また、着用中にソックス部がずり下がっても、着用したまま容易に引き上げることができ、好ましい。
【0012】
また、前記つまみは前記ソックス部の前記レッグ部との境界部分に備えたバンドであることを特徴とする。この手段を採用することで、通常のソックスのゴム部分と同様の効果を得ることができる。すなわち、前記バンドにより前記ソックス部のずり下がりを防止する、締め付け効果を付加することができ好ましい。
更に、前記つまみ又は前記バンドは、前記レッグ部との境界部分で口を閉じる袋体となるように形成されていることを特徴とする。この手段を採用することで、バンドは前記境界部分でのみタイツ本体と接合することになり、袋状に形成された部分はタイツ本体に接合せず、タイツ本体から離れた状態になっている。従って、着用中にソックス部がずり下がっても、前記つまみ又はバンドが上述した状態に形成されているのでつまみ又はバンドを掴みやすく、着用中であっても容易に引き上げることができて好ましい。
【0013】
また、前記つまみ又は前記バンドは、前記レッグ部に沿って前記境界部分から起立するように形成されていることを特徴とする。この手段を採用することで、袋体はタイツ類の上方に向き、かつ脚に沿うようになるので、着用した際の外観が良く、またバンドを容易に掴むことができて好適である。
また前記レッグ部は、前記パンティ部との境界部分にガーターベルトを備えていることを特徴とする。この手段を採用することで、パンティ部の生地とレッグ部の生地は分断されるので、互いの生地の動きが互いに伝わることは少なくなるため好ましい。例えば、脚が動くとレッグ部の生地が動くが、この動きがパンティ部に伝わることは少ない。従ってパンティ部は、ヒップを包みこむ形状を一定に保つことができ、ヒップアップ効果を良好に保つことができる。また、ガーターベルトにより脚を程良く締め付け、脚の動きによるレッグ部のずり下がりを効果的に防止することができて好ましい。
【0014】
更に、前記ガーターベルトには、前記レッグ部を引き上げるつまみが備えられていることを特徴とする。タイツ類を着用する際は、パンティ部生地が余裕を持って引き上げられてヒップをゆったりと包めるように、タイツ類の足先部分から順次たぐりよせて引き上げていくのが通常である。しかし、このたぐり寄せが不十分な場合はガーターベルト近傍においては生地が伸びきっており、ガーターベルトを引き上げて生地をたぐり寄せることは困難である。上述の手段を採用すると、ガーターベルトを引き上げることが容易になり、レッグ部の生地を容易に伸ばすことによりパンティ部が余裕をもってヒップを包み込むことができ、好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるタイツ類は、ウェスト部、パンティ部、一対のレッグ部、一対のソックス部の各パーツから構成されていて、これら各パーツは伸縮性を有する生地をロナティ 社(イタリア)製のコンピュータ制御の編機で編成することにより構成されている。以下、図1〜7により具体的に説明する。図1〜6は本発明にかかるタイツの第1実施形態を、図7は第2実施形態、図8は第3実施形態を、図9は第4実施形態を表している。なお、本発明にかかるタイツ類を、以下タイツにより説明するが、パンティストッキングであっても同様である。
【0016】
図1は、本発明にかかるタイツの第1実施形態の正面図である。タイツ1はウェスト部5、パンティ部6、レッグ部7、ソックス部8の各パーツが伸縮性を有する生地により連続して一体に編成されている。レッグ部7のパンティ部6との境界部分にはガーターベルト9が、またソックス部8のレッグ部7との境界部分にはソックス部8を引き上げるつまみとして、バンド10が全周にわたり設けられている。
ウェスト部5は着用者のウェスト部分にフィットし、着用者のウェストを適度に締め付けることができる帯状の生地より成る。それに続くパンティ部6は、着用者のヒップをそのなだらかな形状に沿って包み込む部分であり、ウェスト部5とガーターベルト9の間の部分を指す。レッグ部7は、パンティ部6との境界部分からガーターベルト9を経て、バンド10の手前までの部分をいい、ソックス部8はバンド10から足先までの部分を指す。
【0017】
これらの各パーツの生地は、それぞれが対応する下半身部分にフィットし、下半身の動きに応じて伸縮可能なように、異なる編成構造により形成されている。ウェスト部5の生地は、着用の際において、ウェストの特に周方向における伸縮性が必要とされることから編コースがタイツ長手方向となるように編成されることが好ましい。またタイツ全体がずり下がらないような締め付け力を有する必要があることから、生地を折り返して二重にして構成されていることが好ましい。またパンティ部6は、ヒップが垂れ下がらないように、ヒップを包み込んで安定に保ちつつ、個人差のあるヒップの大きさ、形状に応じて容易に伸縮可能なように、編コースの方向をタイツの長手方向に形成することが好ましい。
【0018】
ガーターベルト9は、脚の動きに伴うレッグ部7の動きがパンティ部6に伝わらないように、またレッグ部7がずり下がらないよう適度に脚を締め付けることができるように、編コースが交差する状態に構成されることが好ましい。またレッグ部7は、他のパーツと比較し細い糸により編成されることが好ましい。レッグ部の生地は、容易に伸びて着用がしやすいこと、着用感がなめらかなものであること、また脚の曲げ伸ばしに対応して脚にフィットできること等が求められており、細い糸で編成された生地は、かかる機能を十分に発揮しうるものであるためである。また、細い糸で編成されなくても他のパーツと比較して薄手に構成されていれば上述の機能を発揮しうるので、差し支えない。
【0019】
バンド10は、通常のソックス開口部分のゴムと同様の機能を果たすべく、適度な締め付け力と、掴んで引き上げられることに対する耐久性を備える必要がある。この点において、ウェスト部5と同様に編コースがタイツ長手方向となるよう編成されることが好ましい。また、バンド10を他のパーツと比して太い糸で編成してもよい。
ソックス部8の生地は、容易に着用できるよう伸縮自在であり、また足の形状にあわせてぴったりとフィットできるように編成されている。また、ソックス部8にソックスを着用すると同様の保温効果が要求される場合は、他のパーツに比し厚手の生地となるよう構成されることが好ましい。また、ソックス部は特に強度が要求されるパーツであるので、太い糸を用いて編成されることが好ましい。
【0020】
また、ガーターベルト9はその全周にわたり、周方向のひだ13を持つ。ガーターベルトがフィットする脚の付け根近傍には、大腿動脈や大腿静脈等の、太い血管が通っており、このあたりをガーターベルトで強く締め付けるのは、血行が悪くなり好ましくない。特にタイツ生地は、防寒・保温のため太い糸を用いる等によって厚手生地に編成されることが多く、かかる生地は締め付け力がどうしても強くなってしまう。
そこでガーターベルト9に周方向のうねりを、つまり周方向のひだ13を形成し、ガーターベルトが脚の付け根部分を強く締め付けることが無いように構成した。一方、ガーターベルトを細糸により編成した場合や、薄手生地に編成された場合等においては、ガーターベルトの締め付け力は弱まる傾向にある。従って、パンティストッキングや薄手に編成されたタイツ等においては、必ずしも上記ひだを設ける必要はない。従ってこの場合のガーターベルト9からパンティ部6に至る部分は、図1に示すような絞った状態に形成されることはない。
【0021】
上述のように編成された各パーツは、縫着による継ぎ目がないよう左右対が連続して一体に編成される。レッグ部7、ソックス部8は左右対(一対)を筒状に連続して編成され、またウェスト部5、パンティ部6、ガーターベルト9は左右対(一対)を前身、後身、及び股部にわたる縫着部分11により縫着することにより一体になって、タイツ1が完成する。縫着部分11における縫着代はタイツ内側、つまり肌と接触する側に設けられて、外観を好ましいものに保つ。
各パーツの編成構造、用いる糸の種類等については上述のものに限定されず、適宜選択し、組み合わせることが可能である。またパーツにより異なる色を用いて編成されてもよく、柄編みされたパーツを作成してもよい。特にソックス部8に他のパーツと異なる色を用いたり、柄編みを施したりすれば、装飾性の観点から好ましく、おしゃれを楽しむことができる。
【0022】
図2は、タイツ1の編成過程を表した図であり、タイツ1を編成する順を側面から示した概念図である。また図3は図2に対応するタイツ1の側面図である。タイツ1は、図2における各点A、B、C、D、E、F、Gの順に編成される。つまりタイツ1の編成は、端部が折り返されて二重に構成されたウェスト部5から始まる。起点Aから折り返し点Bを経てウェスト部5が形成される。次にパンティ部6、ガーターベルト9、続いてレッグ部7が連続して編成され(図中C)、Dにおいて一旦折り返される。Dはちょうどレッグ部7とソックス部8の境界部分である。ここを起点として、タイツ1の長手方向に沿うように、レッグ部7方向に向かって起立した状態の袋体が編成され(図中E)、再び起点に戻る(図中F)。この袋体がバンド10である。
【0023】
バンド10は上述のD(F)でのみタイツ1に接合している。従って、袋体の部分はタイツ1とは離れた状態であり、着用中においても容易に掴むことができ、好ましい。また、図2において、DとFは離れた状態に図示されているが、編成時においては一体になるよう接合される。バンド10の袋体の口が、FとDが接合することにより閉じられると、Gに至ってソックス部8が編成され、足先に至る。
一対のソックス部8、一対のレッグ部7は筒状に連続して編成され、また一対のウェスト部5、パンティ部6、ガーターベルト9は前身、後身、及び股部にわたる縫着部分11により縫着することにより一体になって、タイツ1が完成する。縫着部分11における縫着代は先述したとおり、タイツ内側、つまり肌と接触する側に設けらる。
【0024】
各パーツが、従来のように縫着により接合されていると、当該接合箇所は編成されてはいないので伸縮性に乏しく、着用時にかかる引張力を分散させることができない。その結果、早期に当該縫着箇所が痛んでしまう。一方、本発明にかかるタイツ1の各パーツは、編成されることにより接合しているので、接合箇所が痛むことはなく、縫着したタイツよりも全体として耐久性に優れ、また着脱もスムーズにできるようになり好ましい。
図4は、タイツ1を着用する際あるいは着用中に、ソックス部8を引っ張り上げる状態を示した斜視図である。タイツ1は、バンド10を掴むことにより容易に引っ張り上げることができる。なお、本実施形態においては、バンド10は、ちょうどふくらはぎの中途あたりまでを覆う長さのソックスを想定した位置に設けられているが、この位置に限定されるものではなく、このバンド10の位置は、足首部分からガーターベルトの間で適宜選択可能なものである。
【0025】
また図示はしないが、ガーターベルト9には、レッグ部7を引き上げるつまみが備えられていても構わない。またこのつまみが、ガーターベルト9の全周にわたるベルトであっても構わない。またこれらのつまみ及びベルトは、ソックス部8に設けられるつまみと同様、袋体に形成されてもかまわない。
ガーターベルト9にレッグ部7を持ち上げるつまみを設けると、レッグ部7を容易に引き上げることができ、好ましい。タイツを着用する際は、足先からタイツ生地をたぐり寄せつつ引き上げるので、レッグ部7の生地は伸びきらない状態で、脚にフィットするように着用できる。しかし、レッグ部7は着用中に何度も上げ下ろしされる部位であるため、経時に伴いレッグ部7の生地は伸びきった状態になりがちである。特に、トイレを使用する場合等においては、必ずレッグ部7を上下させなければならず、レッグ部7のかかる上下運動が度重なるうちに、タイツ全体が徐々にずり下がってくるのである。
【0026】
この際に、ガーターベルト9につまみがあれば、足先からわざわざタイツ生地をたぐり寄せなくても、容易にレッグ部7を引き上げることができて好ましい。なお、ガーターベルト9と、ソックス部8の双方につまみを設けてもよいし、いずれか一方のみに設けても構わない。また、双方又はいずれか一方を全周にわたるバンドに形成してもよい。また、ガーターベルト9にのみつまみを設ける場合には、ガーターベルトより下方を太糸で編成したり厚手生地に編成すれば、脚の付け根部分まで長さのあるソックスを着用しているのと同様の保温効果がえらる。
【0027】
図5は、図4のX−X線断面図である。袋体のバンド10を掴み、引っ張り上げる状態を詳細に示したものである。この図では、レッグ部7は薄手生地で、ソックス部8は厚手生地により編成されているが、生地の薄い厚いは、このパターンに限定されないことはいうまでもない。なお、袋体はレッグ部7とソックス部8の境界部分12で接合されている。接合は、ソックス部8の生地をレッグ部7の生地に編みこむ、またはレッグ部7の生地をソックス部8の生地に編み込む等の手段を採用することができる。
【0028】
図6は第1実施形態にかかるタイツ1を着用した状態を示した斜視図である。またソックス部8は、先述したように、おしゃれを目的としてソックスを着用するのと同様の効果を得るために、模様編みにより構成したり、異なる色糸で編成しても構わない。図7は本発明にかかるタイツの第2実施形態を表す斜視図である。ソックス部8は、他のパーツ、例えばレッグ部7と異なる色糸により模様編みにされている。なお、同色の糸により模様編みされても構わない。
また、図8は本発明にかかるタイツの第3実施形態を表す斜視図であり、ソックス部8が他のパーツ、例えばレッグ部7と異なる色で編成されたものである。
【0029】
図9は、本発明にかかるタイツの第4実施形態を示した斜視図である。このように、バンド10の位置は膝上であってもよい。この場合は保温、防寒の機能において特に優れたものである。
なお、本発明にかかるタイツ類に設けられるつまみは、ソックス部8の全周に亘って設けられていなくても構わない。例えば、ソックス部8の両側面のみに設けていても良く、この場合は両手で掴む位置の位置決めが容易である。また、ソックス部8の内側面のみに設けても良く、この場合はつまみがあることが外観上目立たず好適である。
【0030】
なお、ソックス部8につまみ(バンド)10を有するものであれば、パンティ部のないストッキングにも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明のタイツ類によれば、一枚着用するだけでソックスを重ね履きすると同様の保温効果や装飾効果を得ながら、かかる効果を有するソックス部を、着用時か着用中かに関わらず、容易に引き上げることができる。また同時に、ソックス部のずり下がりを防止することもできる。
更にタイツ類全体が連続して編成されているため着用がスムーズであり、また着用感もなめらかで、好適な外観を有するものである
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるタイツの全体図である。
【図2】本発明第1実施形態にかかるタイツの編成過程を示した概念図である。
【図3】本発明第1実施形態にかかるタイツの図2に対応する側面図である。
【図4】第1実施形態にかかるタイツのソックス部を引き上げる状態を示した斜視図である。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【図6】第1実施形態にかかるタイツを着用した状態を示した斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態にかかるタイツを示した斜視図である。
【図8】本発明の第3実施形態にかかるタイツを示した斜視図である。
【図9】本発明の第4実施形態にかかるタイツを示した斜視図である。
【符号の説明】
1 タイツ
5 ウェスト部
6 パンティ部
7 レッグ部
8 ソックス部
9 ガーターベルト
10バンド
11縫着部分
13ひだ
Claims (3)
- ウエスト部(5)、パンティ部(6)、一対のレッグ部(7)及び一対のソックス部(8)が伸縮性を有する生地により連続して一体に編成されているタイツ類において、
前記ソックス部(8)と前記レッグ部(7)との境界部分に前記ソックス部(8)を引き上げるためのつまみ又はバンド(10)が形成され、該つまみ又はバンド(10)は、前記境界部分で口を閉じ、かつ、この閉じられた部分を起点として起立する袋体として形成されていることを特徴とするタイツ類。 - ウエスト部(5)、パンティ部(6)、一対のレッグ部(7)及び一対のソックス部(8)が伸縮性を有する生地により連続して一体に編成されているタイツ類において、
前記レッグ部(7)とパンティ部(6)との境界部分にガーターベルト(9)が形成され、該ガーターベルト(9)は、前記境界部分で口を閉じ、かつ、この閉じられた部分を起点として起立する袋体として形成されていることを特徴とするタイツ類。 - ウエスト部(5)、パンティ部(6)、一対のレッグ部(7)及び一対のソックス部(8)が伸縮性を有する生地により連続して一体に編成されているタイツ類において、
前記ソックス部(8)と前記レッグ部(7)との境界部分に前記ソックス部(8)を引き上げるためのつまみ又はバンド(10)が形成され、該つまみ又はバンド(10)は、前記境界部分で口を閉じ、かつ、この閉じられた部分を起点として起立する袋体として形成されており、また、前記レッグ部(7)とパンティ部(6)との境界部分にガーターベルト(9)が形成され、該ガーターベルト(9)は、前記境界部分で口を閉じ、かつ、この閉じられた部分を起点として起立する袋体として形成されていることを特徴とするタイツ類。
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