JP3693385B2 - 水分散性組成物 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、水分散性組成物及び食品組成物に関する。即ち、本発明の水分散性組成物はセルロースコロイドを形成し得る乾燥組成物であって、食品、医薬品、化粧品、塗料、セラミックス、樹脂、触媒、その他工業用品等の分野において、懸濁安定剤、乳化安定剤、増粘安定剤等の安定剤、組織付与剤、クラウディー剤、白度向上、流動性改良、研磨剤、食物繊維、油脂代替物等の目的で利用可能な水中に再分散し得る微細セルロース含有水分散性組成物であり、また、該水分散性組成物を含有する食品組成物は、乳化等の安定性が著しく高い。
【0002】
【従来の技術】
特開平7ー102113号公報には、微細セルロース及びカルボキシメチルセルロースナトリウム(以下、CMC−Naという)を含有する水分散性の複合体に関する記載がある。また、特開平6ー335365号公報には、微細セルロース及びCMC−Naからなる水分散性の複合体を含有する食品組成物に関する記載がある。これらの複合体は水に再分散したとき、10μm以上の粒子の割合が40%以下で、コロイド分画が65%以上である。しかしCMC−Naの物性に関しては何ら記載がなく、また、その添加量も、具体的には2〜5重量%程度である。
【0003】
従来の微細セルロースを含有する複合体は、懸濁安定剤、乳化安定剤、増粘安定剤等の安定剤としての機能が必ずしも十分ではなかった。特に、酸性領域で微細セルロースの凝集が起こりやすいため安定剤としての機能が十分に発揮されない場合があった。そのため、果汁飲料、乳酸菌飲料等の酸性食品に用いることが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、酸性領域においても微細セルロースの凝集を起こさず、安定に分散することによって、懸濁安定剤、乳化安定剤、増粘安定剤、組織付与剤、クラウディー剤、白度向上、流動性改良、研磨剤、食物繊維、油脂代替物として優れた機能を有する微細セルロース含有水分散性組成物を提供することを目的とするものであり、また、酸性領域においても懸濁安定性、乳化安定性等に優れた食品組成物を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、微細セルロース100重量部に対して、置換度が0.6〜2.0であって、1%濃度における粘度が500センチポアズ以下であるCMC−Naを15〜100重量部含有する乾燥組成物であって、該組成物を水に再分散した時の平均粒径が8μm以下で、10μm以上の粒子の割合が40%以下で、コロイド分画が65%以上である水分散性組成物、及び、果汁飲料、乳酸菌飲料等の酸性飲料、またはマヨネーズ、ドレッシング、ゼリー、ジャム等の酸性食品を含有する食品組成物であって、酸性領域での懸濁、乳化等の安定性が向上した食品組成物に関する。
【0006】
以下、詳細に本発明を説明する。
再分散した微細セルロース含有水分散性組成物の食感を左右する要因は二つあって、ザラツキは、主に、粒度分布における10μm以上の粒子の割合が重要な要因であり、また、舌に感じるなめらかさは、実用特性であるコロイド分画が重要な要因である。
【0007】
セルロース粒子のザラツキの主要因は10μm以上の粗大粒子の量にある。本発明の水分散性組成物を水に再分散させた場合、該粗大粒子の割合が40%を超えるとザラツキ感が生じる。したがって、平均粒径が8μm以下であって、10μm以上の粗大粒子の割合が40%以下であることが必要である。本発明の目的を効果的に達成するためには、平均粒径が6μm以下であって、10μm以上の粗大粒子の割合が20%以下であることが好ましい。更に好ましくは、平均粒径が4μm以下であって、10μm以上の粗大粒子の割合が10%以下である。
【0008】
また、舌で感じるなめらかさは、コロイド性セルロースを計測する実用特性であるコロイド分画と一致する。即ち、水分散性組成物の水分散物において、なめらかな組織を得るためには水分散性組成物を水に分散した時の指標として、コロイド分画が65%以上であることが必要である。さらに、コロイド分画が80%以上であることが好ましい。
【0009】
ここで「コロイド分画」とは、微細セルロース及び水分散性組成物の水分散液に一定の遠心力をかけた時、沈降することなく浮遊、分散している分散相の固形分の重量割合(%)である。即ち、水系分散液において沈降することなく安定に分散し得るコロイダル部分の割合であり、分散性及び安定性の実用上の能力を示す。また、「平均粒径」、「10μm以上の粒子の割合」はそれぞれ、レーザー法粒度分布測定装置により求められる積算体積50%の粒径、体積分布における割合(%)である。具体的には、後述の実施例の項に記載する種々の物性測定法のうち<平均粒径、10μm以上の粒子の割合>および<コロイド分画>に記載の方法にて得られる測定値のことである。
【0010】
本発明に用いる微細セルロースは、平均粒径が8μm以下、10μm以上の粒子の割合が40%以下であり、コロイド分画が50%以上であることが好ましい。更に好ましくは、平均粒径が6μm以下、10μm以上の粒子の割合が20%以下である。特に好ましくは、平均粒径が4μm以下で、10μm以上の粒子の割合が10%以下である。平均粒径は小さいほど良いが、その下限は、磨砕、粉砕の技術および装置により自ずから限度があり、現在のところでは通常0、05μm程度と考えられる。また、コロイド分画は大きいほど良く、その上限は100%である。
【0011】
この微細セルロースは、木材パルプ、精製リンター等のセルロース系素材を酸加水分解、アルカリ酸化分解、酵素分解、スチームエクスプロージョン分解等、あるいはそれらの組み合わせにより解重合処理して平均重合度30〜375のセルロースとし、次いで機械的なシェアをかけ湿式磨砕することによって得ることができる。更に、この湿式磨砕した物を遠心沈降によりコロイダル部分を分画処理して得ることもできる。
【0012】
湿式磨砕機械として好適なものは、媒体ミル類、例えば湿式振動ミル、湿式遊星振動ミル、湿式ボールミル、湿式ロールミル、湿式コボールミル、湿式ビーズミル、湿式ペイントシェーカー等の他、高圧ホモジナイザー等がある。高圧ホモジナイザーとしては約500Kg/cm2 以上の高圧で、スラリーを微細オリフィスに導き高流速で対面衝突させるタイプが効果的である。これらのミルを使用した場合の最適磨砕濃度は機種により異なるが、概ね、媒体ミルで3〜15%、高圧ホモジナイザーで5〜20%の固形分濃度が適している。
【0013】
本発明の目的のためにはこれらの機種を単独で用いることもできるが、二種以上の機種を組み合わせて用いることも出来る。これらの機種は種々の用途における粘性要求等により適宜選択すれば良い。
本発明で用いるCMC−Naは、置換度が0.6〜2.0、1%濃度における粘度が500センチポアズ以下であることが必要である。本発明に用いるCMC−Naは、水中への微細セルロースの分散を迅速に行わせると共に、セルロースの分散、懸濁等の安定性を更に高め、かつ保護コロイドとしての機能を果たすことによりコロイド分画の向上に寄与する。つまり、一般に結晶セルロースの安定性は、結晶セルロース表面が負に帯電することによる電気的な反発力によってもたらされるが、カルボキシル基を持つCMC−Naがセルロース表面に吸着することによってその機能は向上する。本発明の水分散性組成物は、特定のCMC−Naを特定量使用することにより、特に酸性領域での安定性が高いのが特徴である。また、塩濃度の高い食品においても、高い安定性を示す。
【0014】
置換度が0.6未満では、水分散性組成物を酸性領域で分散させた時の安定性が十分でない。また、置換度が2.0を超えても同様に酸性領域での安定性が悪化する。また、2.0を超える置換度を持つCMC−Naは、製造が難しく実用的で無いという面もある。置換度としては、好ましくは0.7〜1.5であり、特に好ましくは0.8〜1.3である。また、1%濃度における粘度が500センチポアズを超えると飲料等に用いた時、粘度の上昇により喉越しなどの食感が悪くなるので好ましくない。好ましくは200センチポアズである。特に好ましくは50センチポアズである。通常使用しうる市販品では、粘度の下限は1センチポアズ程度である。
【0015】
CMC−Naの配合量は、微細セルロース100重量部に対して、15〜100重量部である。15重量部未満では水分散性組成物が酸性領域で十分に安定剤として機能しない。また、100重量部を超えると粘度の上昇による食感の低下とともに、微細セルロース含量の低下に伴い安定剤としての機能が低下し好ましくない。特に好ましくは15〜50重量部である。
【0016】
微細セルロース及びCMC−Naの他に、水中への微細セルロースの再分散性を改良するために、以下に挙げる水溶性ガム類、親水性物質、油脂類を配合しても良い。
水溶性ガム類とは、水膨潤性が高くセルロースとの水中における相溶性が良好な水溶性のガム類であり、ローカストビーンガム、グアーガム、カゼイン及びカゼインナトリウム、タマリンドシードガム、カラヤガム、キトサン、アラビアガム、寒天、カラギーナン、アルギン酸及びその塩、ペクチン、アゾトバクター・ビネランジーガム、サイリウムシードガム、キサンタンガム、カードラン、プルラン、デキストラン、ジェランガム、ゼラチン、セルロース誘導体、澱粉誘導体等が挙げられる。好ましくは、キサンタンガム、カラギーナン、ペクチン、カラヤガム、ゼラチン、アラビアガムである。これらの水溶性ガム類は2種以上組み合わせてもかまわない。
【0017】
親水性物質とは、冷水への溶解性が高く粘性を殆どもたらさない有機物質であり、澱粉加水分解物、デキストリン類、ブドウ糖、ソルボース、乳糖、ポリデキストロース、フラクトオリゴ糖等の単糖類、オリゴ糖類を含む水溶性糖類、マルチトール、ソルビット等の糖アルコール類等が適している。中でも澱粉加水分解物、デキストリン類、ブドウ糖、乳糖、ポリデキストロース、ソルビットが適している。これらの親水性物質は2種以上組み合わせてもかまわない。
【0018】
水溶性ガム類及び親水性物質を大量に配合すると、CMC−Naの保護コロイド性を損なうので、それらの合計量はCMC−Na配合量の半量以下程度にした方が良い。コロイド分画は、微細セルロース単独で測定するときは微細セルロースのコロイダルな性能そのものを表しているが、CMC−Naと複合化した場合、微細セルロースの元のコロイド分画値より高い値を与えるようになる。即ち、この水分散性組成物の再分散体の組織のなめらかさは、原料微細セルロースと同等もしくはそれ以上に改良されている。
【0019】
油脂類とは、80〜150℃の温度範囲のいずれかにおいて液体状を示し、水に自由に溶解しない物質である。上記の温度範囲としては、好ましくは100〜150℃である。具体例としては、大豆油、ヤシ油、とうもろこし油、パーム油、サラダ油、ゴマ油、菜種油、カカオ脂、ヒマシ油、鯨油、ラード、硬化油、中鎖脂肪酸トリグリセリド、乳脂肪等の動植物油類、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の界面活性剤類、オレイン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の脂肪酸類及びそれらのエステル類、ラウリルアルコール等の高級アルコール類、カルナウバロウ等のワックス類、パラフィンワックス等の炭化水素類、ポリジメチルシロキサン等のシリコーンオイル類から選ばれる1種叉は2種以上の組み合わせからなる。界面活性剤の場合、親水性のものより疎水性のものが好ましく、HLB値として13以下が好ましい。油脂類はそのまま加えることができるが、動植物油等に界面活性剤、水等を加えて均質化することによって得られる乳化物の形態にした後に添加してもかまわない。また、油脂類を含有しているマーガリン、生クリーム等の形態で配合してもかまわない。油脂類の配合量は、微細セルロース100重量部に対して、20重量部以下程度にした方が良い。20重量部を超えると、組成物を水中で撹拌しても内部への水の浸透が起こり難くなるため、再分散性が低下するので好ましくない。好ましくは10重量部以下である。特に好ましくは5重量部以下である。
【0020】
その他の成分の配合については、組成物の水中での分散を阻害しない程度に配合することは自由である。
本発明の水分散性組成物は、まず磨砕して得た平均粒径が8μm以下、10μm以上の粒子の割合が40%以下、コロイド分画が50%以上である微細セルロースをCMC−Na、必要により水溶性ガム類、親水性物質、油脂類等と混合してスラリーとなし、次いでこれを乾燥させることによって得られる。また、解重合処理したセルロースを予めCMC−Na等と混合し、湿式媒体ミルあるいは高圧ホモジナイザー等で磨砕してスラリーとする方法も可能である。いずれの場合も、CMC−Na等との混合、分散に当たっては、特にCMC−Na、水溶性ガム類を十分溶解させること、及びCMC−Na他と混合する際、微細セルロースを分散液中で均一に分散させなければならない。このためには微細セルロースとCMC−Naその他を混合する時に、全重量の75%以上の水の存在下に充分撹拌し均一に混合することが好ましい。この際、予めCMC−Naその他を適当量の水に分散した後に、微細セルロースを加えて混合することがより効果的である。加熱処理は、CMC−Na等の溶解を促進するための効果的な方法である。
【0021】
乾燥は、水分散性組成物の性能を左右する大きな要因である。水分散性組成物の水への再分散性を確保するためには、該組成物はその内部に網目状の無数の微細な亀裂や空洞を有していることが好ましい。この亀裂が導水性の細孔となることによって、CMC−Naの溶解、微細セルロースの分散を促進する。この亀裂は0.05〜0.5μm程度の隙間であって、細孔同士の間隔は最大で3μm程度に抑えることが好ましい。この構造を与える乾燥方法としては、凍結乾燥、噴霧乾燥等を採用することも出来るが、フィルム状にて乾燥することが好ましい。凍結乾燥法は生産効率が悪く、噴霧乾燥法は大きな装置を必要とする上に製品の品質制御が困難で乾燥製品の再分散性能がバラツキ易い欠点がある。噴霧乾燥機を使用する場合はこのバラツキを少なくするため噴霧粒径を小さく保ち、かつ乾燥速度をできるだけ速やかに行うことが必要である。
【0022】
微細セルロース含有水分散性組成物の分散性が最も良い方法としては、フィルム状にて乾燥する方法が優れている。フィルム状にて乾燥する方法とは、即ち、微細セルロースとCMC−Naその他の混合スラリーを、ガラス、ステンレス、アルミニウム、ニッケル・クロムメッキ鋼板等の基材上にキャスティングして乾燥する方法である。基材は予め加熱されていても良く、またキャスティング後、赤外線、熱風、高周波等にて加熱しても良い。乾燥温度は200℃以下、キャスティングの厚みはスラリーの厚みとして10mm以下が好ましい。スラリー濃度はフィルム状に展開できる濃度であれば良く、特に制限はないが実用的には5%から20%程度の固形分濃度の範囲が作業が容易で良好な乾燥物が得られる。また、工業的にはスチールベルトドライヤー、ドラムドライヤー、ディスクドライヤー等の乾燥機が採用出来る。このフィルム状にて乾燥された製品は、いわゆるフィルム状のものから箔状、薄片状、鱗片状、線条状、粉末状のものまで含まれる。
【0023】
水分散性組成物の製品水分は、全重量の1〜20%であることが好ましい。水分が高いとハンドリング性不良、べたつき、腐敗の問題があるためで、製品水分は20%以下、好ましくは15%以下、特に好ましくは10%以下がよい。また、製品水分が1%未満では、過剰乾燥のため該組成物の再分散性が悪化するため好ましくない。特に好ましくは1.5%以上である。
【0024】
以上の様にして得られた水分散性組成物は、1〜20%の水分を含む微細な細孔構造を持つ乾燥製品であり、これを水中で撹拌した時容易に分散し、平均粒径8μm以下、10μm以上の粒子の割合が40%以下、コロイド分画が65%以上の性能を有し、セルロースが均一に分散したなめらかな組織を持つザラツキの無い安定なコロイド分散体を形成する。特に酸性領域で微細セルロースが凝集を起こさないため、安定なコロイド分散体となり、安定剤等として優れた機能を奏する点が特徴である。
【0025】
本発明の食品組成物は、上記の水分散性組成物、即ち、微細セルロース100重量部に対して、置換度が0.6〜2.0であって、1%濃度における粘度が500センチポアズ以下であるCMC−Naを15〜100重量部含有する乾燥組成物であって、該組成物を水に再分散した時の平均粒径が8μm以下、10μm以上の粒子の割合が40%以下であり、かつコロイド分画が65%以上である水分散性組成物と、果汁飲料、乳酸菌飲料等の酸性飲料、またはマヨネーズ、ドレッシング、ゼリー、ジャム等の酸性食品を含有することを特徴とする食品組成物である。該水分散性組成物が懸濁安定剤、乳化安定剤、増粘安定剤、泡安定剤、クラウディー剤、組織付与剤、流動性改善剤、保形剤、離水防止剤、生地改質剤、粉末化基剤として使用されているものであり、更に上記食品全般において食物繊維基剤、油脂代替等の低カロリー化基剤等として使用されているものである。特に、果汁飲料、乳酸菌飲料等の酸性飲料、マヨネーズ、ドレッシング、ゼリー、ジャム等の酸性食品及び塩分の高い食品において顕著な効果が発揮される。
【0026】
食品組成物の製法は、常法に従って、主原料あるいは着色料、香料、酸味料、増粘剤等の他の成分と同時に、上記水分散性組成物を水に分散すれば良い。水分散性組成物を予め水に分散した後、添加してもかまわない。水分散性組成物の水中での再分散方法は、食品等の製造工程で通常使用される各種の分散・乳化・磨砕機等を用いることができる。例えば、プロペラ撹拌機、高速ミキサー、ホモミキサー、カッター等の各種ミキサー、ボールミル、コロイドミル、ビーズミル、ライカイ機等のミル類、高圧ホモジナイザー及びマイクロフルイダイザー、ナノマイザー等の超高圧ホモジナイザーに代表される分散・乳化機、プラネタリーミキサー、ニーダー、エクストルーダー、タービュライザー等に代表される混練機等が使用できる。2種以上の分散機を組み合わせて使用してもかまわない。また、加温しながら行った方が分散は容易である。
【0027】
例えば、果汁飲料の場合、市販のオレンジジュースに水分散性組成物を混合した後、ホモミキサーで分散する、あるいは水分散性組成物をホモミキサーで水中に分散させた後、オレンジジュースと混合することによって、果汁中のパルプ分等の沈降を防止することが出来る。食品組成物への水分散性組成物の添加量は食品の種類によって異なるため、それぞれ最適の添加量を選択することが必要である。例えば、飲料の場合は0.02〜3重量%程度が好ましい。特に好ましくは、0.1〜1重量%である。ドレッシング、ゼリー、ジャム等であれば0.02〜10重量%が好ましい。特に好ましくは0.1〜3重量%である。
【0028】
本発明の水分散性組成物は、コロイド分画が著しく向上したものであり、食品、医薬品、化粧品、塗料、セラミックス、樹脂、工業品等における懸濁安定剤、乳化安定剤、増粘安定剤、クラウディー剤等均一な分散性及びその長期な安定性が求められる分野において効果を発揮する。その中でも食品、特に酸性食品において、凝集、沈降を起こすことなく安定な分散状態を呈し、例えば、カルシウムの沈降防止などにも寄与する。また、安定剤としての性能が著しく向上すると共に、ザラツキの問題が解消され、滑らかさが向上するため、広い用途にわたって使用することが可能である。
【0029】
【実施例】
次に、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
なお、測定は以下のとおり行った。
<コロイド分画>
(1)サンプルを固形分で0.75gを、蒸留水を入れたエースホモジナイザー(日本精機製AM−T)に入れ全量を300gとする。
(2)15000rpmで2分間分散する。
(3)分散液10mlを正確に秤量瓶にとり重量を精秤する。
(4)残りの分散液を遠沈管に移し2000rpmで15分間遠心分離する(国産遠心器製H−300型)。その上澄み液10mlを正確に秤量瓶にとり重量を精秤する。
(5)(3)、(4)の秤量瓶を105℃の乾燥器で10時間蒸発乾固する。
(6)(3)の固形分重量を精秤する。その値をAgとする。
(7)(4)の固形分重量を精秤する。その値をBgとする。
(8)微細セルロース以外の成分(水溶性ガム、親水性物質、油脂類の合計)の補正を行う。
微細セルロース以外の成分量:S%とすると、
コロイド分画(%)=(B−AS/100)×100/A(1−S/100)
<平均粒径、10μm以上の粒子の割合>
(1)サンプルを固形分で3.0gを、蒸留水を入れたエースホモジナイザー(日本精機製AM−T)に入れ全量を300gとする。
(2)15000rpmで5分間分散する。
(3)堀場レーザー回折式粒度分布測定装置(LA−500)を用いて粒度分布を測定する。平均粒径は積算体積50%の粒径であり、10μm以上の粒子の割合は体積分布における割合(%)で表す。
<水分の測定>
(1)サンプル約2gを秤量瓶に入れ、精秤する。
(2)秤量瓶を熱風乾燥機に入れ、105℃で5時間乾燥する。
(3)サンプル重量を測定し、減量から水分(%)を求める。
<CMC−Na粘度>
(1)CMC−Naを固形分で3g秤量する。
(2)TKホモミキサー(特殊機化工業製)に蒸留水297gを入れ8000rpmで撹拌しながら、CMC−Naを徐々に入れる。
(3)2分間撹拌後、25℃に1夜静置する。
(4)B型回転粘度計を用いて60rpmで測定する。
<CMC−Na置換度>
(1)CMC−Na約3gにメタノール90ml、3N塩酸10mlを加え、15分間沸騰させる。
(2)液を吸引濾過した後、80%メタノール200ml、メタノール50mlで洗浄する。
(3)残渣を乾燥させた後、約1gを精秤し、80%メタノール15mlを加える。
(4)次に0.1N水酸化ナトリウム50mlを加えて溶かす。
(5)次に、フェノールフタレイン指示薬を加えた後、0.1N塩酸で滴定する。
(6)同様に空試験を行い、以下の式を用いて置換度を求める。
【0030】
置換度=(162×A)/(10000−80A)
但し、A=(B−S)f×0.1/X
B:空試験の0.1N塩酸量(ml)
S:試料の0.1N塩酸量(ml)
f:0.1N塩酸の力価係数
X:残渣重量(g)
【0031】
【実施例1】
市販DPパルプを細断後、10%塩酸中で105℃20分間加水分解して得られた酸不溶性残渣をろ過、洗浄した後、固形分10%のセルロース分散液を調製した。この加水分解セルロースの平均粒径は17μmであった。このセルロース分散液を媒体撹拌湿式粉砕装置(コトブキ技研工業株式会社製アペックスミル、AM−1型)で、媒体として直径1mmφのジルコニアビーズを用いて、撹拌翼回転数1800rpm、セルロース分散液の供給量0.4l/minの条件で2回通過で粉砕処理を行い、微細セルロースAのペースト状物を得た。この微細セルロースAのコロイド分画は73%、積算体積50%の粒径は3.1μm、10μm以上の粒子の割合は2.3%であった。
【0032】
次に、固形分当たり微細セルロースA100重量部、CMC−Na(置換度0.90、粘度7センチポアズ)25重量部となるように混合し、総固形分濃度が11%のペースト状分散液を調整した。この分散液をドラムドライヤー(楠木機械製作所製KDD−1型)で、水蒸気圧力2Kg/cm2 、回転数0.6rpmで乾燥し、スクレーパーで掻き取って取り出した。続いて、カッティングタイプの粉砕機であるフラッシュミル(不二パウダル製)で粗砕して1000μm以下とし、薄片状、鱗片状の水分散性組成物Aを得た。水分散性組成物Aの水分は3.5%で、コロイド分画は92%、積算体積50%の粒径が3.4μm、10μm以上の粒子の割合は3.8%であった。
【0033】
粒度測定用の分散液にクエン酸を添加してpHを3.2に調製し、二日放置したところ分散液は安定な分散状態を保っていた。また、粒度測定用の分散液に食塩を3%濃度になるように添加し2日放置したが、分散液は安定な分散状態を保っていた。
また、水分散性組成物Aの5重量%水分散体はザラツキの無い滑らかな食感を有しており、この水分散体を顕微鏡で観察した結果、セルロース粒子は均一に分散しており粗大な凝集体は見られなかった。なお、「滑らかさ」は口に入れた瞬間のとろける感触を、「ザラツキ」は後口として舌の上に残る異物感を評価したものである。
【0034】
【実施例2】
固形分当たり実施例1の微細セルロースA100重量部、CMC−Na(置換度1.25、粘度25センチポアズ)40重量部となるように混合し、総固形分濃度が8%のペースト状分散液を調整した。この分散液をドラムドライヤー(KDD−1型)で、水蒸気圧力3Kg/cm2 、回転数0.8rpmで乾燥した。続いて、カッティングタイプの粉砕機であるフラッシュミル(不二パウダル製)で粗砕して1000μm以下とし、薄片状、鱗片状の水分散性組成物Bを得た。水分散性組成物Bの水分は4.3%で、コロイド分画は94%、積算体積50%の粒径が3.2μm、10μm以上の粒子の割合は3.0%であった。
【0035】
実施例1と同様に、クエン酸、食塩を添加し放置したところ、分散液は安定であった。
【0036】
【実施例3】
市販DPパルプを細断後、10%塩酸中で105℃で20分間加水分解して得られた酸不溶性残渣をろ過、洗浄した後、固形分13%のセルロース分散液を調製した。このセルロース分散液を高圧破砕装置(ナノマイザー株式会社製ナノマイザーLA−31型)で、1300Kg/cm2 、3回通過で破砕処理を行い、微細セルロースBのペースト状物を得た。この微細セルロースBのコロイド分画は82%、積算体積50%の粒径は5.6μm、10μm以上の粒子の割合は15.5%であった。
【0037】
固形分当たり微細セルロースB100重量部、CMC−Na(置換度0.72、粘度100センチポイズ)30重量部、サラダ油(日清製油製)0.5重量部を混合し、総固形分濃度が10重量%の分散液を調整した。この分散液を実施例1と同様の方法で乾燥した。続いて、衝撃式粉砕機(日本精機製作所製)で粉砕して150μm以下とし、粉末状の水分散性組成物Cを得た。水分散性組成物Cの水分は3.7%で、コロイド分画は83%、平均粒径は5.5μm、10μm以上の粒子の割合は16.8%であり、その5重量%水分散体はザラツキの無い滑らかな食感を有していた。
【0038】
また、実施例1と同様に、クエン酸、食塩を添加し放置したところ、分散液は安定であった。
【0039】
【実施例4】
固形分当たり実施例1の微細セルロースA100重量部、CMC−Na(置換度1.2、粘度150センチポイズ)15重量部、カラギーナン(CS−67、三栄源FFI製)5重量部を混合して、総固形分濃度が5%の分散液を調整した。これを撹拌しながら80℃30分間の加熱処理を行った後排出温度80℃で噴霧乾燥を行い、水分散性組成物Dを得た。
【0040】
水分散性組成物Dの水分は3.2%で、積算体積50%の粒径が3.2μm、10μm以上の粒子の割合は2.4%、コロイド分画は96%であった。
また、実施例1と同様に、クエン酸、食塩を添加し放置したところ、分散液は安定であった。
【0041】
【実施例5】
固形分当たり実施例3の微細セルロースB100重量部、CMC−Na(置換度0.90、粘度7センチポイズ)80重量部、キサンタンガム5重量部、澱粉加水分解物20重量部、サラダ油2重量部を混合して、総固形分濃度が8%の分散液を調整した。ドラム回転数を1.5rpmにする以外は実施例1と同じように操作し、水分散性組成物Eを得た。水分散性組成物Eの水分は4.6%で、積算体積50%の粒径が5.4μm、10μm以上の粒子の割合は15.2%、コロイド分画は92%であった。
【0042】
また、実施例1と同様に、クエン酸、食塩を添加し放置したところ、分散液は安定であった。
【0043】
【実施例6〜8】
水分散性組成物A〜Cをそれぞれ9gとり、水291gを添加後、エースホモジナイザーを用いて15000rpmで5分間分散させる。各分散液60gと市販オレンジジュース天然果汁(カゴメ製)300gをTKホモミキサーを用いて7000rpmで2分間混合し、オレンジジュース飲料を作製した(水分散性組成物添加量は0.5%)。
【0044】
飲料を2日間冷蔵庫中で放置し、観察及び試飲を行った。その結果、いずれも凝集等はほとんど見られず、安定な分散状態を示した。また、ざらつき、糊っぽさは感じられず、喉越しも良かった。
【0045】
【実施例9〜10】
水分散性組成物D、Eを用い、分散液を40gとする以外は、実施例6と同様に操作し、オレンジジュース飲料を作製した(水分散性組成物添加量は0.35%)。
飲料を2日間冷蔵庫中で放置し、観察及び試飲を行った。その結果、いずれも凝集等はほとんど見られず、安定な分散状態を示した。また、ざらつき、糊っぽさは感じられず、喉越しも良かった。
【0046】
【実施例11〜15】
水分散性組成物A〜Eをそれぞれ1.5gとり、水268.5g、ドリンクヨーグルト「ビヒダス」(森永乳業製)を添加後、エースホモジナイザーを用いて15000rpmで5分間分散させる。その後、クエン酸溶液でpHを3.8に調製し、ライト感覚の乳酸菌飲料を作製した(水分散性組成物添加量は0.5%)。
【0047】
飲料を2日間冷蔵庫中で放置し、観察及び試飲を行った。
その結果、いずれも凝集等はほとんど見られず、安定な分散状態を示した。また、ざらつき、糊っぽさは感じられず、喉越しも良かった。
【0048】
【比較例1】
CMC−Naを5重量部、澱粉加水分解物を20重量部とする以外は実施例1と同じ方法で操作し、組成物Fを得た。
組成物Fの水分は2.8%で、コロイド分画は84%、積算体積50%の粒径が4.5μm、10μm以上の粒子の割合は14%であった。
【0049】
実施例1と同様に、クエン酸、食塩を添加し放置したところ、セルロース粒子の沈降及び凝集が見られた。
【0050】
【比較例2】
CMC−Na(置換度0.55、粘度20センチポイズ)を使用する以外は、実施例1と同じ方法で操作し、組成物Gを得た。
組成物Gの水分は3.8%、コロイド分画は88%、積算体積50%の粒径が3.6μm、10μm以上の粒子の割合は3.3%であった。
【0051】
実施例1と同様に、クエン酸、食塩を添加し放置したところ、セルロース粒子の沈降及び凝集が見られた。
【0052】
【比較例3】
CMC−Na(置換度0.72、粘度1200センチポイズ)を使用する以外は、実施例2と同じ方法で操作し、組成物Hを得た
組成物Hの水分は4.2%、コロイド分画は86%、積算体積50%の粒径が3.4μm、10μm以上の粒子の割合は3.9%であった。
【0053】
その5重量%水分散体を口に含むと粘性が高く、糊っぽさが感じられた。
【0054】
【比較例4】
実施例1のセルロース分散液を媒体撹拌湿式粉砕装置(コトブキ技研工業株式会社製アペックスミル、AM−1型)で、媒体として直径1mmφのジルコニアビーズを用いて、撹拌翼回転数1800rpm、セルロース分散液の供給量0.4l/minの条件で1回通過で粉砕処理を行い、セルロースのペースト状物を得た。このセルロースのコロイド分画は45%、積算体積50%の粒径は7.2μm、10μm以上の粒子の割合は33%であった。
【0055】
このセルロースを用いて、実施例1と同じように操作して組成物Iを得た。組成物Iの水分は3.8%、コロイド分画は60%、積算体積50%の粒径が7.0μm、10μm以上の粒子の割合は31%であり、その5重量%水分散体を口に含むとやや肌理が粗くザラツキが感じられた。
【0056】
【比較例5】
実施例1のセルロース分散液を高圧破砕装置(ナノマイザー株式会社製ナノマイザーLA−31型)で、1300Kg/cm2 、1回通過で破砕処理を行い、セルロースのペースト状物を得た。このセルロースのコロイド分画は52%、積算体積50%の粒径は10.6μm、10μm以上の粒子の割合は51.5%であった。
【0057】
このセルロースを用いて、実施例1と同じように操作して組成物Jを得た。組成物Jの水分は3.1%、コロイド分画は55%、積算体積50%の粒径が11.7μm、10μm以上の粒子の割合は55%であり、その5重量%水分散体を口に含むと肌理が粗くザラツキが感じられた。
【0058】
【比較例6】
CMC−Naを300重量部とする以外は実施例1と同じ方法で操作し、組成物Kを得た。
組成物Kの水分は4.8%で、コロイド分画は88%、積算体積50%の粒径が3.5μm、10μm以上の粒子の割合は6%であった。
【0059】
その5重量%水分散体を口に含むと粘性が高く、糊っぽさが感じられた。
【0060】
【比較例7】
分散液の代わりに水60gを使用する以外は実施例6と同様に操作し、オレンジジュース飲料を得た。
2日間放置した結果、果汁中の繊維分と見られる凝集が発生し、その一部は沈降し、安定な分散液とならなかった。
【0061】
【比較例8】
組成物Fを用いて実施例6と同様に操作し、オレンジジュース飲料を得た。
2日間放置した結果、果汁中の繊維分及び微細セルロースと見られる凝集が発生し、その一部は沈降し、安定な分散液とならなかった。
【0062】
【比較例9】
水270gと「ビヒダス」30gをエースホモミキサーを用いて15000rpmで5分間混合した後、2日間放置した。
乳脂肪あるいは乳タンパクと考えられる沈降のため離水を起こし、安定な分散液とならなかった。
【0063】
【比較例10】
組成物Gを用いて実施例11と同様に操作し、乳酸菌飲料を得た。
2日間放置した結果、微細セルロース及び乳脂肪あるいは乳タンパクと考えられる沈降のため離水を起こし、安定な分散液とならなかった。
【0064】
【発明の効果】
本発明の水分散性組成物は、コロイド分画が著しく向上したものであり、食品、医薬品、化粧品、塗料、セラミックス、樹脂、工業品等における懸濁安定剤、乳化安定剤、増粘安定剤、クラウディー剤等均一な分散性及びその長期な安定性が求められる分野において効果を発揮する。特に酸性領域においても微細セルロースの凝集を起こさず、安定に分散することによって、懸濁安定剤、乳化安定剤、増粘安定剤、組織付与剤、クラウディー剤、白度向上、流動性改良、研磨剤、食物繊維、油脂代替物として機能し、食感の面からもざらつき感が無く、滑らかな食感を付与できる。また、該水分散性組成物を含有する食品組成物は、特に酸性領域においても懸濁安定性、乳化安定性等に優れると同時に食感も優れる。
Claims (1)
- 下記(A)の水分散性微細セルロース組成物と、下記(B)の酸性飲料または酸性食品を含有することを特徴とする食品組成物。
(A)平均粒径が8μm以下、10μm以上の粒子の割合が40%以下、コロイド分画が50%以上の微細セルロースと、置換度が0.6〜2.0であって、1%濃度における粘度が500センチポアズ以下であるカルボキシメチルセルロースナトリウムを、75%以上の水の存在下で撹拌・混合して均一なスラリーとなし、次いで、凍結乾燥、噴霧乾燥もしくはフィルム状にて乾燥することによって製造される組成物であって、微細セルロース100重量部に対して、カルボキシメチルセルロースナトリウムを15〜100重量部含有し、該組成物を水に再分散した時の平均粒径が8μm以下で、10μm以上の粒子の割合が40%以下で、コロイド分画が65%以上であることを特徴とする水分散性微細セルロース組成物
(B)果汁飲料、乳酸菌飲料等の酸性飲料、またはマヨネーズ、ドレッシング、ゼリー、ジャム等の酸性食品
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