JP3513423B2 - ショックアブソーバ用の受動型減衰装置 - Google Patents
ショックアブソーバ用の受動型減衰装置Info
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Description
装置を構成するショックアブソーバに関する。さらに詳
細には、本発明は、車に加えられる側方への力に応答し
て可変減衰を行う受動型減衰装置を備えたショックアブ
ソーバに関する。
振動を吸収するために種々のタイプのショックアブソー
バが車の懸架装置に関連して使用される。通常、望まし
くない振動を吸収するためにバネ上部分(すなわち、車
体)と、車のバネ下部分(すなわち、懸架装置)との間
にショックアブソーバが接続されている。ピストン組立
体が、ショックアブソーバの作業室内に配置され、ピス
トンロッドを通して車体に接続されている。通常、ピス
トン組立体は、ショックアブソーバが圧縮・伸長される
とき、作業室内に減衰液体を制限することができる一次
弁装置を備えている。ショックアブソーバは、懸架装置
から車体に伝達される振動を「円滑に」するか、または
「減衰する」減衰力を発生することができる。通常、こ
れらの振動は、車体と駆動面との間の垂直方向に発生す
る力から生じる。
おいて制限される程度が大きければ大きいほど、ショッ
クアブソーバによって発生する減衰力は大きくなる。圧
縮行程で減衰の1つの大きさと、伸長行程での減衰の第
2の大きさとを生じる一次弁構成を実施することが可能
である。しかしながら、これらの異なる減衰率は、通常
一定である。なぜならば、それらは、圧縮および伸長バ
イパス・オリフィスの寸法を変化することによってつく
られるからである。
い」から「かたい」範囲の乗り心地の水準をつくるが、
公知のショックアブソーバのいくつかのものは、受動的
な方法で減衰の程度を変化させる。この減衰力の程度を
変化することができる当業者に公知のショックアブソー
バは、通常、能動的な制御装置を使用することを介して
これを達成する。しかしながら、この装置は通常、車の
懸架装置に生じる垂直方向に発生した力に反応する。
合う一次減衰機構と、車の懸架装置に生じる水平方向お
よび側方の力に応答して可変減衰を提供することができ
る二次減衰機構と、を有するショックアブソーバを提供
することが好ましい。さらに、受動型制御または弁構成
が出合う側方の力に比例してこの二次可変減衰が行われ
ることが好ましい。このような装置は、車の懸架装置に
よって提供される車に対する制御を向上させるために受
動型アンチロール装置を実行するために使用することが
できる。また、このような受動型減衰装置は、減衰の可
変の程度を能動的に提供する複雑で高価な制御装置に対
する必要性をなくす。
高速でのコーナリング中に発生する側方力である。これ
らの側方力が車の懸架装置とタイヤと相互に作用すると
き、車体に対する横揺れ(rolling)が生じる。これら
の横揺れが車に対する制限を越えるとき、車がその側面
上に側方にひっくり返る転覆(rollover)状態が生じ
る。したがって、これらの横揺れ力に対抗し、少なくと
もこれを最小限にするためにこれらの側方力および水平
方向力に応じて減衰力を増大するショックアブソーバを
提供することが望ましい。
アンチロール装置を実施するために使用することができ
るショックアブソーバの受動型減衰装置を提供すること
である。
作業室と、作業室内に配置されたピストンとを有する。
このピストンは、上方液体部分および下方流体部分を形
成する主なバイパス弁を含む。ピストンロッドがピスト
ンに接続され、作業室の上方部分を貫通している。第1
の流体室と第1の流体室の間に可変バイパス組立体が配
置され、この可変バイパス組立体は、第1と第2の流体
室の間に減衰液体の連通を行う少なくとも1つのバイパ
ス開口を含む。また、この可変バイパス組立体は、バイ
パス開口の寸法を変化する受動型制御部材と、バイパス
開口の寸法を最大限とする所定の位置に受動型制御部材
を保持する偏倚手段と、を有する。この受動型制御部材
は、ショックアブソーバに生じる加速力がバイパス開口
部の寸法を制限し、ショックアブソーバによって生じる
減衰力を増大するために受動型制御部材の動きを生じる
ようになっている。
は、添付図面および特許請求の範囲に関連した詳細な説
明から明らかになるであろう。
面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発
明の好ましい実施の形態による複数のショックアブソー
バ20が示されている。ショックアブソーバ20は、車
体24を備えた従来の車22の代表的な図面に作動的に
関連するように示されている。車22は、車の後輪28
を機能的に支持するようになっている横方向に延びる後
軸組立体を備えた後方の懸架装置26を含む。後軸組立
体は、一対のショックアブソーバ20と一対のコイルバ
ネ30(1つのみを示す)とによって車体に機能的に接
続されている。同様に車22は、車の前輪34を機能的
に支持するように一対の前軸組立体(1つのみを示す)
を含む前方懸架装置32を備えている。前軸組立体は、
第2の対のショックアブソーバ20によって、また他の
対の螺旋コイルバネ30(右側を示す)によって車体に
機能的に接続されている。ショックアブソーバ20は、
車22のバネ下部分(すなわち、前方および後方懸架装
置32,26)と、ばね上方分(すなわち、車体24)
との相対的な動きを減衰するように作用する。
g)する動作を実行するように示され、これは車体に種
々の力を生じ、車の懸架装置32,26に関して車体2
4の「横揺れ」を生じる。矢印36は、コーナリング中
に車が受ける横方向の力を示し、矢印38は、車体24
が受ける横方向の力を示す。車は乗用車として示される
が、自動アンチ・ロール装置を備えた本発明に関連する
ショックアブソーバ20は、他のタイプの車または他の
タイプの減衰の用途においても使用することができる。
さらに、この明細書で使用する「ショックアブソーバ」
という用語は、通常使用される意味でのショックアブソ
ーバを意味し、マクファーソン・ストラットも含むもの
である。
発明の好ましい実施の形態による受動型減衰装置がさら
に詳細に説明される。特に、図2を参照すると、液圧流
体をを含む作業室44を形成するために設けられた細長
い管状圧力シリンダ42を含む、受動型制御減衰装置を
備えた直接作動型液圧アクチュエータまたはショックア
ブソーバ40が示されている。作業流体44内には、軸
方向に延びるピストン・ロッド48の一端に固定された
往復動可能なピストン組立体46が配置されている。ピ
ストンロッド48は、コンビネーション・シールおよび
ロッド・ガイド組立体(図示せず)によって圧力シリン
ダ42内で動くことができるように支持・案内され、コ
ンビネーション・シールおよびロッド・ガイド組立体
は、圧力シリンダ42の上端に配置され、ピストン・ロ
ッド48が往復動可能に可動な中央の軸線方向に延びる
穴(図示せず)を備えている。当業者によって理解でき
るように、ピストンロッド48およびピストン組立体4
6の往復動時に、車22の車体24と懸架装置32,3
6との間の相対的な運動を減衰するために、作業室44
の上方部分64と下方部分66との間で作業室44内の
液圧流体が移動する。
室44の上方および下方部分64および66の間に第1
の流通路を通して液圧減衰流体の双方向の流れを選択的
に制御するように作動可能な従来の圧力作動弁構成50
を含むピストン組立体46が示されている。通常、圧力
作動型弁構成50は、伸長行程中に発生する比較的大き
な力を減衰し最適な路面保持性能と車の取り扱いの要求
とを維持するように大型のショックアブソーバに使用す
るのによく適している。さらに、圧力作動型弁装置50
は、ショックアブソーバ40の圧縮・伸長行程中の双方
において、液圧減衰流体の流れを調整するために共通の
一次および二次流通路を提供するために構成されてい
る。さらに、圧力作動弁構成50は、圧縮および伸長行
程における明確な流れ制限・減衰特性を提供するように
構成されている。当業者は、本発明の受動型減衰装置1
08と関連して種々のタイプの弁装置50を使用するこ
とができることは理解できよう。
ピストン本体52を有し、ピストン本体52は、ピスト
ンロッド48の小径端部を受ける中央の軸線方向に延び
る穴56が形成されている。このピストン本体52は、
円筒形側壁部分62と、弁本体部分60とによって形成
される。軸線方向に延びる穴72が中に形成された上方
の管状支持スリーブ70は、ピストンロッド48の小径
端部部分を受ける。支持スリーブ70の上方部分は、ピ
ストンロッド48に形成された肩部54に係合する。支
持スリーブ70の下方部分は、ピストン本体52の上方
部分に係合する。管状弁ディスク74が支持スリーブ7
0の周りに嵌合され、ピストン本体52の上方部分に形
成された環状弁座76に係合する。また、支持スリーブ
70の周りに支持された偏倚ばね78は、環状弁座76
に対して弁ディスク74を偏倚する。
48の小径端部部分58の下端に固定される。下方保持
スリーブ80には、圧力スリーブ84を受ける環状溝8
2を備えており、これは、環状溝82によって形成され
た表面に沿って軸線方向の動きをすることができる。弁
ディスクパック86が圧力スリーブ84の上方部分によ
って支持され、ピストン本体52の下方部分に形成され
た環状弁座88に係合する。偏倚ばね90は、所望の減
衰特性を得るために液圧流体の流れを弁ディスク86お
よび環状弁座88を介して適当に制御することができる
ように、圧力スリーブ84に対して必要な偏倚力を維持
する。
通路94をつくるためにピストン本体52の内側部分の
周りに形成される複数の第1の穴92を含む。また、ピ
ストン本体52は、第2の連続した流れ通路98をつく
るためにピストン本体52の外側部分の周りに形成され
る複数の第2の穴96を含む。第1の流れ通路94およ
び第2の流れ通路98は、作業室44の上方および下方
室64および66の間で液圧流体を連通させることがで
きるようにする。
に形成された軸線方向のバイパス穴100と、軸線方向
の上方部分と交差する横方向のバイパス穴102とを有
し、これらはともに作業室44の上方室および下方室6
4および66の間に二次的な双方向の流通路をつくる。
双方向の流れ通路104を通る液体は、偏心した重りの
ついた制御スリーブ110によって調整される。制御ス
リーブ110は、制御スリーブ110がピストンロッド
48を回転することができる中央穴112を含む。制御
スリーブ110は、支持スリーブ70によって支持さ
れ、固定制御カラー122およびリテーナ124によっ
て適当な作動位置になるように維持される。
に、本発明の受動型アンチ・ロール装置と関連する受動
型減衰装置108の部品および特徴はさらに詳細に説明
される。特に、制御スリーブ110は、一方の側に沿っ
て形成された偏心部材114を有する。偏心部材114
は、制御スリーブ110の中央軸から外側に制御スリー
ブ110の慣性モーメントを移動するように作用する。
また、制御スリーブ110は、スプリットまたはスロッ
ト116を有し、このスプリットまたはスロット116
は、通常は、流体連通を可能にするためにピストンロッ
ド48に形成された横方向のバイパス穴102と整合し
ている。一対のばね維持支柱118が、その両端で偏心
部材114の上方部分に形成されている。同様の対のば
ね保持支柱126が、環状制御カラー122内に形成さ
れている(図3および図4参照)。制御スリーブ110
は、偏倚ばね128および130が偏心部材114に形
成された保持支柱118の対と、制御カラー122に形
成された保持支柱126の対との間に延びるように両側
に形成された一対のばね溝120を有する。また、ばね
溝120の対は、制御スリーブ110がピストンロッド
48の周りにさらに自由に回転することができるように
する。
して正規の開放位置に偏倚されている制御スリーブ11
0を示している。矢印132は、ピストンロッド48の
周りで制御スリーブ110の回転自由度を示す。また、
図3および図6Aに破線で示すように、制御スリーブ1
10が通常の開放位置に偏倚されるとき、スプリット1
16が横方向のバイパス穴102と整列することが分か
る。この構成により、最大限の量の液圧流体が受動的に
制御される流通路104を通り、最小限の減衰量を提供
することができる。
回転位置にある制御スリーブ110が示されている。矢
印38は、車体24へ、したがって、ショックアブソー
バ40への側方の力の方向を示している。側方の力が働
く間、偏心部材114に働く力は、回転ロッド48の周
りに制御スリーブ110を回転させる。これが起こる
と、スプリット116が横のバイパス穴102との通常
の整列から外れ、それに対応して双方向の流れ流通路1
04の寸法を減少させ、さらに上方および下方作業室6
4および66の間の流体連通を制限する。受動的に制御
される流通路104の寸法が減少したときに、受動型減
衰装置108によって提供される減衰力の量は、増大す
る(図6B参照)。受動的に制御される流れ通路104
を十分に強い力が完全に閉鎖し、受動型減衰装置108
によって提供される減衰力の量を最大限にする(図6
C)。したがって、ショックアブソーバ40が側方の加
速度を受けるとき、偏心した制御スリーブ110によっ
て受動的に制御される減衰装置108は、可変減衰率を
提供し、この可変減衰率は、部材114が受ける側方の
力の量に比例する。車の懸架装置32,36が、受動型
減衰装置108を備えた4つの同様のアンチロール・シ
ョックアブソーバ40を備えているとき、各ショックア
ブソーバに設けられた正規の垂直方向の力減衰特性が、
車体が受ける側方または水平方向の加速力に感応する受
動型制御アンチロール装置によって補足される。
えたショックアブソーバ40は、横方向のバイパス穴1
02が、車体24の長手方向または前方または後方の軸
に平行に整列するように、前方および後方懸架装置3
2,26内に設置・配置される。このような整列法によ
って、制御スリーブ110および特に偏心部材114
が、車体24が受ける横方向36および側方の力38に
特に感応することができる。
2によって提供される減衰は、ショックアブソーバ40
が受ける垂直方向の力に応答する。通常の作動中、受動
型制御流れ通路104は、開放したままであり、一定水
準の流体連通を提供し、ピストン本体52に関連した減
衰を提供する。しかしながら、側方に加速する間、受動
型減衰装置108によって提供される減衰力の量は、偏
心重りを備えた制御スリーブ110の受動型制御および
作動に比例するように増加する。したがって、当業者
は、このような簡単な受動型制御減衰装置が従来のショ
ックアブソーバに容易に組み込むことができる非常に低
い価格のアンチ・ロール装置を提供することは理解でき
よう。
衰装置の第2の好ましい実施の形態が示されている。特
に図7を参照すると、第2の実施の形態としての液圧ア
クチュエータすなわち受動型制御減衰装置220を含む
ショックアブソーバ200が液圧流体を含む作業室20
4を形成する細長い管状圧力シリンダ202によって形
成されている。作業室204内には、軸線方向に延びる
ピストンロッド208の下端に固定された往復動可能な
ピストン組立体206が配置されている。ピストンロッ
ド208は、シールおよびロッドガイド組立体210の
組み合わせ構成によって圧力シリンダ内で可動なように
支持・案内され、この組み合わせ構成は、圧力シリンダ
202の上端に配置され、ピストンロッドが往復動可能
なように軸線方向に延びる中央穴212を有する。ピス
トンロッド208およびピストン組立体206が移動す
るとき、作業室204の液圧流体は、車体24と車22
のサスペンション26,32の間の相対運動を減衰する
ために作業室204の上方部分214と下方部分216
の間で移送される。
ることのない中実の構造としてのピストン組立体206
を示したが、本発明の第2の実施の形態と関連する受動
型減衰装置と関連していくつかの異なるタイプの弁構成
も使用することができることは理解できよう。したがっ
て、この開示の目的において、ピストン組立体206
は、いくつかのタイプの従来のバイパス弁構成を含み、
この構成は、ショックアブソーバ200に加えられる垂
直方向の力に応じた一次減衰力を提供する。例えば、シ
ョックアブソーバ40に関連して説明した圧力作動弁構
成50は、明確な流れの制限およびショックアブソーバ
200に関連する圧縮・伸長行程における減衰特性をつ
くる圧力作動弁構成として使用される。
2の実施の形態に関連する受動型減衰装置220をさら
に詳細に説明する。受動型減衰装置220の一次機能
は、車体24に加えられる側方または水平方向の力に応
じて可変減衰率を提供することである。ショックアブソ
ーバ40の場合と同様に、車のサスペンション32,3
6は、側方または水平方向の加速力に感応する受動型制
御アンチ・ロール装置を有する受動型減衰装置220を
備えた4つの同様の受動減衰ショックアブソーバ200
を備えることもできる。しかしながら、次の第2の実施
の形態の説明によって理解できるように、ショックアブ
ソーバ200に組み込まれた受動型減衰装置220は、
ピストンロッド208に関連して360°の円周の周り
で起こる側方の力に応答する。このように、受動型減衰
装置220は、横揺れによって生じる側方の力、並び
に、極端な加速状態およびブレーキによって生じる減速
状態の間、車24に生じる水平力に感応する。
中央穴224を備えた下方の制御ディスク222によっ
て形成される。中央穴224の内径は、部品の間を液圧
流体が通過することを防止しながら、互いに関してピス
トンロッド208および下方制御ディスク222が移動
できるようにピストンロッド208の外径よりわずかに
大きい寸法である。下方制御ディスク222の外径は、
係合面の間を液圧流体が通過することを防止しながら、
圧力シリンダ202に関して下方制御ディスク222が
移動できるように圧力シリンダ202の内径よりわずか
に小さい寸法である。下方制御ディスク222は、管状
リングを形成する複数の開口226を有する。開口22
6の数、並びに開口226の寸法は、種々の流速を提供
するために、したがって、減衰特性を調整するために変
更することができる。また、下方制御ディスク222の
下方部分は、1つまたは複数の補強リブ228を含み、
このリブ228は、下方制御ディスク222に剛性を加
え、下方制御ディスク222がピストン組立体206の
上方部分に一時的に係合するとき、その間に開口226
によって形成された流通路が詰まることを防止する。下
方制御ディスクの上面には外側の偏倚ばね230が固定
される。また、外側の偏倚ばね230の上方部分は、ロ
ッドガイド210の底面に固定される。説明したよう
に、外側偏倚ばね230は、圧力シリンダ202の内径
に関してわずかに小さい寸法の外径を有する螺旋コイル
ばねである。
動条件において、下方制御ディスク222の上面に係合
する上方制御ディスク242によって形成される。上方
制御ディスク242は、中央部分に形成された大きな寸
法の穴244を含み、大きな穴244は、ピストンロッ
ド208の大径よりほぼ30−50%大きい寸法であ
り、これにより、上方制御ディスク242は、ピストン
ロッド208に関して大きな寸法の穴244によって形
成された通路の周りを移動することができる。上方制御
ディスク242の外径は、上方制御ディスク242が下
方制御ディスク222に関して移動することができるよ
うに下方制御ディスク222の外径より小さい。一連の
開口246が上方制御ディスク242の周りに形成さ
れ、環状リングを形成する。理解できるように、開口2
46の寸法および空隙は、下方制御ディスク222の中
央部分がディスク242の中央と整列するとき、開口2
26が一連のバイパス流通路248を形成するために開
口246と直接整合するように、下方制御ディスク22
2の開口部226と同一になるように選択することが好
ましい。外側バネ230の大径より小さい大径を有する
内側ばね250は、上方制御ディスク242の上面に固
定される。内側ばね250の両端は、対応する外側ばね
230の対応する上方部分に固定される。よって、外側
ばね230および内側ばね250の上方部分は、ロッド
ガイド210に固定される。側方または水平方向の力が
ない間、バイパスの流通路248の寸法を最大限にする
ために一連の開口226,246を整列するように下方
および上方制御ディスク222,242が配置される。
よびピストンロッド208に関して下方制御デイスク2
22および上方制御ディスク242の整列が示されてい
る。さらに、バイパス流通路248を形成する開口24
6と開口226の整列は、この断面図に示される。ま
た、図8には、環状の一連の開口252が破線で示され
ている。偏心開口252は、矢印254の方向に形成さ
れる側方または水平力の結果、上方制御ディスクに形成
された開口246の位置を表し、これにより、上方制御
ディスク242が下方制御ディスク222に整列しない
ようにされる。それに対応して、この側方または水平方
向の力によって生じる非整合は、流通路248の全体寸
法を小さくし、上方室232と下方室234との間の流
体連通を減少させる。よって、受動型アンチ・ロール装
置に提供される減衰量は、受動型減衰装置220によっ
て受動的に制御される。
内側ばね250の長さおよびばね定数は、上方制御ディ
スク242が下方制御ディスク222に係合するように
偏倚されるように外側ばね230が内側ばね250に対
向するように選択されなければならない。さらに、内側
ばね250は、上方制御ディスク242の慣性が、側方
の加速状態の間に、上方制御ディスク242を下方制御
ディスク222に関して移動することができるように選
択されなければならない。また、外側および内側ばね2
30,250は、上方および下方制御ディスク222,
242が、圧力シリンダ202内でピストンロッド20
8の周りで上方および下方に移動できるようにする。外
側および内側のばね230,250の他の目的は、上方
制御ディスク242および下方制御ディスク222が互
いに関して回転しないようにする。したがって、種々の
作動条件の下に、開口226と開口246との間の非整
合は、制御ディスク222,242が互いに回転するの
ではなく、側方または水平力が上方制御ディスク242
をその正規の位置から外側にスライドさせる結果でなけ
ればならない。内側ばね250は、側方または水平力の
ない場合に通常の作動位置に上方の制御ディスク242
を戻すようになっている。
御ディスク242の最適な整列および、開口226と開
口246との整列を示し、これは、液圧減衰流体が通過
する最大限の大きさのバイパス流通路248を提供す
る。図10は、バイパス流通路248の寸法を対応して
制限する側方または水平方向の力の条件の間、上方制御
ディスク242が下方制御ディスク222に関して側方
に摺動するとき、開口226と開口246との非整合を
示す。下方制御ディスク222に関する上方制御ディス
ク242の側方への移動の大きさは、通常、上方の制御
ディスク242への側方または水平方向の加速によって
生じる力に比例する。さらに図10は、バイパス流通路
248を完全に閉鎖するその最大限の側方の位置におけ
る上方制御ディスク242を示す。このように上方室2
32と下方室234の間の液圧流体の連通が制限され、
側方または水平方向の加速の間、ショックアブソーバ2
00によって提供された減衰力を増加する。したがっ
て、当業者は、受動型制御減衰装置220は、受動アン
チーロール懸架装置をつくるために従来のショックアブ
ソーバと機械的に関連する減衰機構に有効におよび容易
に組み込むことができることを理解すべきである。
による受動型減衰装置の第3の好ましい実施の形態が示
されている。さらに詳細には、図11は、受動型制御減
衰装置を含む第3の例示としての液圧アクチュエータま
たはショックアブソーバ300を示す。さらにショック
アブソーバ300は、液圧流体を含む従来の作業室30
2を形成するために細長い管状圧力シリンダ301によ
って形成される。作業室302内には往復動可能なピス
トン組立体303が配置され、これは、軸線方向に伸び
るピストンロッド308の下端に固定される。環状密封
リング304が圧力シリンダ301の上方に固定され、
面311を密封するために外側Oリング305と、ピス
トンロッド308を密封するために内側Oリング306
とを含む。シリンダ301と環状密封リング304の組
立体307は、室312内で上下に、外側の室組立体3
16に組立体によって表面311に移動する。ピストン
組立体303およびピストンロッド308は、密封プレ
ート314に関して固定され、組立体307は、ピスト
ン組立体303に関して移動する。さらに、ピストン組
立体303は、作業室302の上方部分309および下
方部分310を形成する。
のリザーブ室316によって包囲され、これは、シリン
ダ301および環状密封リング304の組立体307の
「容積」によって移動する液圧流体を収納する流体貯蔵
室318を形成する。液圧減衰流体は、ショックアブソ
ーバ300の上方部分に形成された一対の開口部34
2,344を介して上方室312と流体貯蔵室318の
間で液圧減衰流体が連通する。流体貯蔵室318の上方
部分内にある空気またはガスが室312に移送されるこ
とを防止するために開口344の周縁に下方管319が
固定され、流体貯蔵室318に下方に伸びている。
縮部材すなわち、ばね装置として作動する分離した圧力
シリンダ320を備えている。圧力シリンダ320は、
圧縮ガス室322と液圧室324とをつくるために配置
されたピストン326を有する。室322は、ピストン
326の上面に力を作用するために窒素のような圧縮ガ
スで充填される。対応する力または圧力が、流体室32
4に含まれる減衰流体に作用され、この流体室324
は、固定具330に接続された流体ライン328を通し
て室312に移送される。ピストン326からの力は、
追加のガスばねをつくるために環状密封リング304の
上面に伝達される。室312内の組立体307の移動時
には、液圧減衰流体は、車の車体24と懸架装置26,
32との相対移動を減衰するためにピストン組立体30
3に関連するバイパス弁構成を介して室304の上方部
分309と下方部分310の間に連通する。また室31
2と室318との間で液体が転送される。
体バイパス弁構成のない構造として示したが、本発明の
第3の実施の形態に関連する受動型減衰装置336と関
連していくつかの異なるタイプの流体バイパス弁構成を
使用することができることは理解できよう。したがっ
て、この明細書の開示のために、ピストン組立体303
は、ショックアブソーバ300への垂直方向の力に応答
していくつかの減衰力の1つを提供するいくつかのタイ
プの従来の流体バイパス弁構成を含むことは理解できよ
う。この従来の液圧バイパス弁構成は、ショックアブソ
ーバ300の一次減衰機構であり、通常の走行条件、コ
ーナリングまたは「ローリング」走行条件の間、作動す
る。例えば、ショックアブソーバ40に関連して説明し
た圧力作動弁構成は、明確な流体制限を行い、ショック
アブソーバ300に関連する圧縮および伸長行程の減衰
特性を生じるために圧力作動弁構成として使用すること
ができる。
発明の第3の実施の形態に関連した受動型減衰装置33
6をさらに詳細に説明する。受動型減衰装置336の主
な機能は、コーナリングの途中で出合う車の車体24に
付与される側方の力に応じて可変の減衰率を提供するこ
とである。ショックアブソーバ40の場合と同様に、車
の懸架装置32,26は、車の側方の加速力に応じて受
動型制御アンチ・ロール装置を実施するために受動型減
衰装置336を組み込む4つの同様の受動減衰ショック
アブソーバ300を設けることができる。しかしなが
ら、この第3の実施の形態の次の説明によって理解でき
るように、ショックアブソーバ300内に組み込まれた
受動型減衰装置336は、受動型減衰装置336の向き
に依存して長手方向または横方向のいずれかに生じる側
方の力に応答する。このように、受動型減衰装置336
の好ましい実施の形態は、アンチロール減衰をさらに追
加し、コーナリングの動作中車体24への側方またはロ
ーリング力に対向することである。
308が貫通する中央穴(図示せず)が中に形成された
下方支持プレート340によって形成される。下方支持
プレート340は、室312上に配置された内側開口3
42と、液体貯蔵室318上に配置された外側開口34
4とを有する。穴348が中に形成された制御プレート
346がピストンロッド308によって支持される。こ
のように、制御プレート346は、それに付与された慣
性力に応じてピストンロッド308の周りに回転され
る。また、制御プレート346はその外端で集中された
偏心部材350を含む。偏倚ばね354は、制御プレー
ト346の外端近傍に形成された第1のばねポスト35
2と、下方支持プレート340の上方部分に形成された
第2のばねポスト356との間に固定される。
は、内側開口342が最大限になり、内側開口342と
外側開口344とを介して室312と液体室318との
間を液圧減衰流体がさらに容易に流れるように制御プレ
ート346を開放位置に維持する。しかしながら、破線
の方向を示す矢印358によって示されるような、側方
の加速状態の間、偏心部材350に加えられる慣性力
は、ピストンロッド308を二点鎖線によって示される
位置まで制御プレート346をピストンロッド308の
周りで回転させ、内側開口342の一部または全体をカ
バーして開口342の寸法を低減し、室312と流体貯
蔵室318との間の流体の動きを制限する。制御プレー
ト346が内側開口342をカバーし、制限し始める位
置に回転するとき、受動型減衰装置336は、矢印35
8によって指示される力のような側方の力に比例して減
衰の水準を増大する。これは、側方の加速状態の間ピス
トン組立体303および貯蔵室組立体316に対してシ
リンダ301の移動を制限する。側方の力のないとき、
または側方の力が減少するとき、偏倚ばね354は、制
御プレート346を通常の作動位置まで戻し、内側開口
342の寸法を最大限にする。内側の開口342が最大
になると、残りの減衰力は、主にピストン組立体303
によって提供される。したがって、当業者によって明ら
かになるように、受動型制御減衰装置336は、受動型
アンチ・ロール装置をつくるために従来のショックアブ
ソーバに関連した減衰機構に有効にしかも容易に組み込
むことができる。
態様を示し説明したものである。当業者は、このような
説明、および添付図面および特許請求の範囲から種々の
変更、変形および改造が次の特許請求の範囲に定義され
るように本発明の精神および範囲から逸脱することなく
行われることが理解できよう。
態に関連する側方の力を通常の車が受ける動作におい
て、本発明による受動アンチロール機構が作動するショ
ックアブソーバの概略図である。
ピストン組立体および受動型減衰装置の断面図である。
型減衰機構を示す図2の線3−3に沿った断面図であ
る。
機構を示す図3と同様の断面図である。
型減衰部材の斜視図である。
備えた受動型減衰部材の側面図である。図6Aは、開放
位置の受動型減衰部材を示す図3の線6A-6Aに沿った断
面図である。図6Bは、側方の力によって一部が閉鎖し
た受動型減衰部材を示す図6Aの断面図と同様の図面で
ある。図6Cは、側方の力によって閉鎖位置にある受動
型減衰装置を示す図4の線6C−6Cに沿った断面図で
ある。
組立体の一部と受動型減衰機構の断面図である。
動型減衰装置を示す図7の線8−8に沿った断面図であ
る。
位置の受動型減衰装置の拡大断面図である。
あることを示す受動型減衰装置の拡大断面図である。
受動型減衰装置を備えたショックアブソーバの断面図で
ある。
受動型減衰装置を示す図11の線12−12に沿った断
面図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 作業室と、 前記作業室内に配置され、上方流体室および下方流体室
を形成する、一次弁を備えたピストンと、 前記ピストンに接続され、前記作業室の上方部分を貫通
し、前記上方流体室と前記下方流体室との間に流体連通
を形成するように、中にバイパス穴が形成されているピ
ストンロッドと、 前記上方流体室と下方流体室との間に配置された可変バ
イパス組立体であって、前記第上方流体室および前記下
方流体室の間に流体連通を提供する少なくとも1つのバ
イパス開口と当該パイパス開口の寸法を変化させる制御
スリーブとを備えた可変バイパス組立体と、 通常は、前記バイパス開口の寸法を最大限にする位置に
前記制御スリーブを保持する偏倚手段と、を有し、 前記制御スリーブは、当該制御スリーブに形成された偏
心部材を備え、 ショックアブソーバに与えられる加速力が前記バイパス
の開口の寸法を制限し前記ショックアブソーバによって
提供される減衰力を増大するように前記制御スリーブを
動かす、ショックアブソーバ用の受動型減衰装置。 - 【請求項2】 前記偏倚手段は、前記制御スリーブと前
記ピストンロッドに保持された制御カラーとの間に配置
された少なくとも1つのばねを有する請求項1に記載の
受動型減衰装置。 - 【請求項3】 前記制御スリーブは、前記バイパス開口
と整列するように、また、加速力に応じてバイパス開口
の寸法を制御するように配置されたスプリットを有する
請求項1に記載の受動型減衰装置。 - 【請求項4】 前記制御スリーブは、受動型減衰制御機
構として作動する請求項1に記載の受動型減衰装置。 - 【請求項5】 作業室と、 前記作業室内に配置され、上方流体部分および下方流体
部分を形成する、一次バイパス弁を備えたピストンと、 前記ピストンに接続され、前記作業室の上方部分を貫通
するピストンロッドと、 第1の流体室と第2の流体室との間に配置された可変バ
イパス組立体であって、複数の開口を備えた下方制御デ
ィスクと複数の開口を備えた上方制御ディスクとを有
し、前記開口は前記第1の流体室と前記第2の流体室と
の間に流体連通を提供する少なくとも一連の整列可能な
バイパス開口を形成し、前記上方および下方制御ディス
クは、前記バイパス開口の寸法を変化させるように互い
に可動である可変バイパス組立体と、 通常は、前記バイパス開口の寸法を最大限にするように
前記上方制御ディスクを前記下方制御ディスクに整列す
るように保持する偏倚手段と、を有し、 ショックアブソーバに与えられる水平方向の加速力が、
前記バイパス開口の寸法を制限し前記ショックアブソー
バによって提供される減衰力を増大するように前記上方
制御ディスクを動かす、ショックアブソーバ用の受動型
減衰装置。 - 【請求項6】 前記偏倚手段は、前記下方制御ディスク
の上面に固定された第1のばねと、前記上方制御ディス
クの上面に固定された第2のばねとを有する請求項5に
記載の受動型減衰装置。 - 【請求項7】 前記第1のばねの上方部分は、前記第2
のばねの上方部分に固定されている請求項6に記載の受
動型減衰装置。 - 【請求項8】 前記下方制御ディスクは、前記上方制御
ディスクに関して回転しないようにされている請求項5
に記載の受動型減衰装置。 - 【請求項9】 前記第1および第2のばねは、螺旋コイ
ルばねである請求項6に記載の受動型減衰装置。 - 【請求項10】 前記第2のばねの円周は、前記第2の
ばねが前記第1のばねの内側に配置されるように、前記
第1のばねの円周より小さい請求項6に記載の受動型減
衰装置。 - 【請求項11】 前記上方制御ディスクは、受動型制御
機構として作動する請求項5に記載の受動型減衰装置。 - 【請求項12】 作業室と、 前記作業室内に配置され、上方流体部分および下方流体
部分を形成する、一次バイパス弁を備えたピストンと、 前記ピストンに接続され、前記作業室の上方部分を貫通
するピストンロッドと、 第1の流体室と第2の流体室との間に配置された可変バ
イパス組立体であって、前記第1の流体室と前記第2の
流体室との間に流体連通を提供する少なくとも1つのバ
イパス開口と、前記バイパス開口の寸法を変化させるよ
うに前記ピストンロッドに回転可能に支持された制御プ
レートとを有する可変バイパス組立体と、 通常は、前記バイパス開口の寸法を最大限にする位置に
前記制御プレートを保持する偏倚手段と、を有し、 前記制御プレートは、外端に配置された偏心部材を有
し、 ショックアブソーバに与えられる側方への加速力が、前
記バイパス開口の寸法を制限し前記ショックアブソーバ
によって提供される減衰力を増大するように前記バイパ
ス開口の少なくとも一部をカバーするように、前記制御
プレートを動かす、ショックアブソーバ用の受動型減衰
装置。 - 【請求項13】 前記偏倚手段は、前記制御プレートと
下方支持プレートに形成された保持ポストとの間に配置
された少なくとも1つのばねを有する請求項12に記載
の受動型減衰装置。 - 【請求項14】 前記制御プレートは、前記加速力に応
じて前記バイパス開口の寸法を制御するようにピストン
ロッドの周りで可動である請求項12に記載の受動型減
衰装置。 - 【請求項15】 前記制御プレートは、受動型減衰制御
機構として作動する請求項12に記載の受動型減衰装
置。
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