JP3511298B2 - ウォータジェットの発生方法及び装置 - Google Patents
ウォータジェットの発生方法及び装置Info
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- JP3511298B2 JP3511298B2 JP07765893A JP7765893A JP3511298B2 JP 3511298 B2 JP3511298 B2 JP 3511298B2 JP 07765893 A JP07765893 A JP 07765893A JP 7765893 A JP7765893 A JP 7765893A JP 3511298 B2 JP3511298 B2 JP 3511298B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォータジェットの発
生方法及び装置に関するものである。ウォータジェット
は、水を加圧して、ノズルから噴出させることにより、
発生したジェットエネルギーを被加工物の洗浄、はつ
り、切断、掘削などの加工に利用する技術である。
生方法及び装置に関するものである。ウォータジェット
は、水を加圧して、ノズルから噴出させることにより、
発生したジェットエネルギーを被加工物の洗浄、はつ
り、切断、掘削などの加工に利用する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来のウォータジェットの発生装置とし
ては、図5に示されるようなものがある。これに示され
るウォータジェットの発生装置は、ノズルヘッド50の
出口側端部に円筒状のノズルホルダ52がねじ込まれて
おり、ノズルホルダ52の内径部にノズル54が取り付
けられている。ノズル54には、ノズル穴54aが形成
されている。ノズルヘッド50は、これの入口側端部が
図示してないポンプと配管を介して接続されている。ポ
ンプからノズルヘッド50に供給された加圧水56は、
ノズル54のノズル穴54aを通ってウォータジェット
56aとして出口から外部に噴射され、被加工物58に
衝突する。この衝突エネルギーを単位面積当たり適宜な
大きさに設定することにより、被加工物58に対して表
面の錆、異物などを取り除く洗浄、プラスチック・紙な
どの薄物の切断(衝突エネルギーが小さい場合)、表面
の劣化塗料、コンクリート劣化層を除去するはつり(衝
突エネルギーが大きい場合)などを行うことができる。
ては、図5に示されるようなものがある。これに示され
るウォータジェットの発生装置は、ノズルヘッド50の
出口側端部に円筒状のノズルホルダ52がねじ込まれて
おり、ノズルホルダ52の内径部にノズル54が取り付
けられている。ノズル54には、ノズル穴54aが形成
されている。ノズルヘッド50は、これの入口側端部が
図示してないポンプと配管を介して接続されている。ポ
ンプからノズルヘッド50に供給された加圧水56は、
ノズル54のノズル穴54aを通ってウォータジェット
56aとして出口から外部に噴射され、被加工物58に
衝突する。この衝突エネルギーを単位面積当たり適宜な
大きさに設定することにより、被加工物58に対して表
面の錆、異物などを取り除く洗浄、プラスチック・紙な
どの薄物の切断(衝突エネルギーが小さい場合)、表面
の劣化塗料、コンクリート劣化層を除去するはつり(衝
突エネルギーが大きい場合)などを行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のウォータジェットの発生装置には、ウォー
タジェットの持つエネルギーを有効に利用することが困
難であるという問題点があった。すなわち、ノズル穴5
4aを通ったウォータジェット56aは、通路の形状な
どによる乱流の発生、通路内における水と空気との摩擦
などによって運動エネルギーが減少するとともにウォー
タジェットが図示するように広がり角度αをもって拡散
することになる。このため、ノズル54及び被加工物5
8間の距離(スタンドオフ)Sが大きくなるほど縦断面
から見たウォータジェットの直径Dが大きくなる。この
ため、被加工物58に作用する単位面積当たりのエネル
ギーが小さくなり、効率のよい加工を行うことができな
くなる。また、このようなウォータジェットが拡散する
現象は、ノズル穴54aが摩耗によって変形したりする
といっそう助長される傾向があるので、装置の寿命が短
いという別の問題点もあった。本発明はこのような課題
を解決することを目的としている。
ような従来のウォータジェットの発生装置には、ウォー
タジェットの持つエネルギーを有効に利用することが困
難であるという問題点があった。すなわち、ノズル穴5
4aを通ったウォータジェット56aは、通路の形状な
どによる乱流の発生、通路内における水と空気との摩擦
などによって運動エネルギーが減少するとともにウォー
タジェットが図示するように広がり角度αをもって拡散
することになる。このため、ノズル54及び被加工物5
8間の距離(スタンドオフ)Sが大きくなるほど縦断面
から見たウォータジェットの直径Dが大きくなる。この
ため、被加工物58に作用する単位面積当たりのエネル
ギーが小さくなり、効率のよい加工を行うことができな
くなる。また、このようなウォータジェットが拡散する
現象は、ノズル穴54aが摩耗によって変形したりする
といっそう助長される傾向があるので、装置の寿命が短
いという別の問題点もあった。本発明はこのような課題
を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1ノズルか
ら噴射された超音速のジェット流れを、下流側に配置し
た第2ノズルを通過させて平行流れに整流し、第2ノズ
ルの長さLが第1ノズルのノズル穴の長さMよりも著し
く長く形成されており、第1ノズル及び第2ノズルの間
に、複数の空気吸い込み口を両ノズルの円周方向に等間
隔に設けるようにして、上記第1ノズルからジェット流
れを上記第2ノズル通路に連通させる際に、ジェット流
れ内にノズル外部から空気を吸い込ませるようにして上
記第2ノズル通路に連通させることにより上記課題を解
決する。すなわち本発明のウォータジェットの発生方法
は、加圧した水を第1ノズルから超音速で噴射させるこ
とによりジェット流れを発生させ、次にこれを第1ノズ
ルと同心状でこれよりもノズル穴径の大きくかつ長さの
長い下流側の第2ノズル通路内において平行流れに整流
した後、第2ノズルからウォータジェットとして被加工
物に噴射させることにより、被加工物の加工を行う。な
お、上記超音速のジェット流れ内にノズル外部から空気
を吸い込ませて、空気と水を混合させるようにするとよ
い。また、上記方法を実施する装置は、筒状のノズルヘ
ッド(10)と、これに直接又はほかの部材を介して支
持されたノズルと、を有しており、ノズルヘッド(1
0)に供給された加圧水をノズルのノズル穴からジェッ
ト状に噴出させることにより被加工物(20)を加工す
るものを対象にしており、上記ノズルが、第1ノズル
(14)及び第2ノズル(18)から構成されており、
第2ノズル(18)は、第1ノズル(14)と同心状
に、かつこれよりも下流側に配置されており、第2ノズ
ル(18)のノズル穴(18a)は、これの穴径が第1
ノズル(14)のノズル穴(14a)の穴径よりも大き
く形成されるとともにノズル穴(18a)の穴長さがノ
ズル穴(14a)の穴長さよりも著しく長く形成され、
上記第1ノズル(14)及び上記第2ノズル(18)
は、通路(11)を隔てて配置されており、第2ノズル
(18)には、これの第1ノズル(14)と対向する側
に第1ノズル側ほど穴径の大きいテーパ面部(18b)
が形成されて、第2ノズル(18)の長さLが第1ノズ
ルのノズル穴の長さMよりも著しく長く形成されてお
り、第1ノズル(14)及び第2ノズル(18)の間
に、複数の空気吸い込み口を両ノズルの円周方向に等間
隔に設けるようにして、上記第1ノズル(14)からジ
ェット流れを上記第2ノズル通路に連通させる際に、ジ
ェット流れ内にノズル外部から空気を吸い込ませるよう
にして上記第2ノズル通路に連通させるようにしたこと
を特徴としている。なお、上記ノズルヘッド(10)に
は、第1ノズルホルダ(12)が取り付けられており、
上記第1ノズル(14)は、第1ノズルホルダ(12)
に取り付けるとよい。また、上記ノズルヘッド(10)
には、第2ノズルホルダ(16)が取り付けられており
上記第2ノズル(18)は、第2ノズルホルダ(16)
に取り付けるとよい。なお、かっこ内の符号は実施例の
対応する部材を示す。
ら噴射された超音速のジェット流れを、下流側に配置し
た第2ノズルを通過させて平行流れに整流し、第2ノズ
ルの長さLが第1ノズルのノズル穴の長さMよりも著し
く長く形成されており、第1ノズル及び第2ノズルの間
に、複数の空気吸い込み口を両ノズルの円周方向に等間
隔に設けるようにして、上記第1ノズルからジェット流
れを上記第2ノズル通路に連通させる際に、ジェット流
れ内にノズル外部から空気を吸い込ませるようにして上
記第2ノズル通路に連通させることにより上記課題を解
決する。すなわち本発明のウォータジェットの発生方法
は、加圧した水を第1ノズルから超音速で噴射させるこ
とによりジェット流れを発生させ、次にこれを第1ノズ
ルと同心状でこれよりもノズル穴径の大きくかつ長さの
長い下流側の第2ノズル通路内において平行流れに整流
した後、第2ノズルからウォータジェットとして被加工
物に噴射させることにより、被加工物の加工を行う。な
お、上記超音速のジェット流れ内にノズル外部から空気
を吸い込ませて、空気と水を混合させるようにするとよ
い。また、上記方法を実施する装置は、筒状のノズルヘ
ッド(10)と、これに直接又はほかの部材を介して支
持されたノズルと、を有しており、ノズルヘッド(1
0)に供給された加圧水をノズルのノズル穴からジェッ
ト状に噴出させることにより被加工物(20)を加工す
るものを対象にしており、上記ノズルが、第1ノズル
(14)及び第2ノズル(18)から構成されており、
第2ノズル(18)は、第1ノズル(14)と同心状
に、かつこれよりも下流側に配置されており、第2ノズ
ル(18)のノズル穴(18a)は、これの穴径が第1
ノズル(14)のノズル穴(14a)の穴径よりも大き
く形成されるとともにノズル穴(18a)の穴長さがノ
ズル穴(14a)の穴長さよりも著しく長く形成され、
上記第1ノズル(14)及び上記第2ノズル(18)
は、通路(11)を隔てて配置されており、第2ノズル
(18)には、これの第1ノズル(14)と対向する側
に第1ノズル側ほど穴径の大きいテーパ面部(18b)
が形成されて、第2ノズル(18)の長さLが第1ノズ
ルのノズル穴の長さMよりも著しく長く形成されてお
り、第1ノズル(14)及び第2ノズル(18)の間
に、複数の空気吸い込み口を両ノズルの円周方向に等間
隔に設けるようにして、上記第1ノズル(14)からジ
ェット流れを上記第2ノズル通路に連通させる際に、ジ
ェット流れ内にノズル外部から空気を吸い込ませるよう
にして上記第2ノズル通路に連通させるようにしたこと
を特徴としている。なお、上記ノズルヘッド(10)に
は、第1ノズルホルダ(12)が取り付けられており、
上記第1ノズル(14)は、第1ノズルホルダ(12)
に取り付けるとよい。また、上記ノズルヘッド(10)
には、第2ノズルホルダ(16)が取り付けられており
上記第2ノズル(18)は、第2ノズルホルダ(16)
に取り付けるとよい。なお、かっこ内の符号は実施例の
対応する部材を示す。
【0005】
【作用】加圧された水が第1ノズルを通過することによ
り発生した乱流状のジェット流れは、ノズル穴の形状・
寸法・穴表面の荒さ、加圧力などによって決定される広
がり角度をもって拡散しようとするが、第1ノズルの出
口側に配置された第2ノズルの長さLが第1ノズルのノ
ズル穴の長さMよりも著しく長く形成されているため、
第2ノズルによって整流されるとともに広がり角度が小
さいものに制限される。これにより、被加工物に作用す
る単位面積当たりのエネルギーを大きい状態に維持して
加工能率を向上させることができる。また、装置内のジ
ェット流れは、第1ノズルの摩耗によって広がり角度が
大きくなるが、装置内で整流された後、第2ノズルから
装置外に噴射されるので、被加工物に作用する単位面積
当たりのエネルギーがあまり小さくならずに済み、装置
の寿命を長くすることができる。さらに、第2ノズルの
長さLが第1ノズルのノズル穴の長さMよりも著しく長
く形成されており、 上記第1ノズルからジェット流れを
上記第2ノズル通路に連通させる際に、ジェット流れ内
にノズル外部から空気を吸い込ませるようにして上記第
2ノズル通路に連通させるようにしたことにより、空気
をいれる時点が、第1ノズルと第2ノズルの間であり、
第1ノズルからのジェット流れを第2ノズル通路に連通
させる際に、図2に示すように、ノズル外部から空気を
吸い込ませるようにして上記第2ノズル通路に連通させ
るようにしたため、空気が入ることにより噴流の液滴以
外の空間部の圧力が増し、第2ノズルのある程度の長さ
のあるオリフィスの中で、加速されることにより、噴流
のコアを維持して噴射される。なお、ノズルを2つに分
けないで、太く長い1つのノズルにすることも原理的に
は可能であるが、工業的には、ノズルはダイアモンドの
ような超硬工具用材料を用いており、一体構造のノズル
では経済的に著しく不利になるので、あまり実用的では
ない。
り発生した乱流状のジェット流れは、ノズル穴の形状・
寸法・穴表面の荒さ、加圧力などによって決定される広
がり角度をもって拡散しようとするが、第1ノズルの出
口側に配置された第2ノズルの長さLが第1ノズルのノ
ズル穴の長さMよりも著しく長く形成されているため、
第2ノズルによって整流されるとともに広がり角度が小
さいものに制限される。これにより、被加工物に作用す
る単位面積当たりのエネルギーを大きい状態に維持して
加工能率を向上させることができる。また、装置内のジ
ェット流れは、第1ノズルの摩耗によって広がり角度が
大きくなるが、装置内で整流された後、第2ノズルから
装置外に噴射されるので、被加工物に作用する単位面積
当たりのエネルギーがあまり小さくならずに済み、装置
の寿命を長くすることができる。さらに、第2ノズルの
長さLが第1ノズルのノズル穴の長さMよりも著しく長
く形成されており、 上記第1ノズルからジェット流れを
上記第2ノズル通路に連通させる際に、ジェット流れ内
にノズル外部から空気を吸い込ませるようにして上記第
2ノズル通路に連通させるようにしたことにより、空気
をいれる時点が、第1ノズルと第2ノズルの間であり、
第1ノズルからのジェット流れを第2ノズル通路に連通
させる際に、図2に示すように、ノズル外部から空気を
吸い込ませるようにして上記第2ノズル通路に連通させ
るようにしたため、空気が入ることにより噴流の液滴以
外の空間部の圧力が増し、第2ノズルのある程度の長さ
のあるオリフィスの中で、加速されることにより、噴流
のコアを維持して噴射される。なお、ノズルを2つに分
けないで、太く長い1つのノズルにすることも原理的に
は可能であるが、工業的には、ノズルはダイアモンドの
ような超硬工具用材料を用いており、一体構造のノズル
では経済的に著しく不利になるので、あまり実用的では
ない。
【0006】
【実施例】図1に本発明の第1実施例を示す。筒状のノ
ズルヘッド10には、これの内径部に図中左から通路1
0a、ねじ穴10b、通路10aよりも大径の通路1
1、及びねじ穴10bよりも大径のねじ穴10dが同心
状に順次形成されている。両ねじ穴10b及び10dに
は、第1ノズルホルダ12及び第2ノズルホルダ16が
それぞれねじ込まれている。両ノズルホルダ12及び1
6には、第1ノズル14及び第2ノズル18がそれぞれ
取り付けられている。すなわち、両ノズル14及び18
は、通路11を隔てて互いに対向するように配置されて
いる。第2ノズル18のノズル穴18aは、これの直径
d2が第1ノズル14のノズル穴14aの直径d1より
も大きいものとされている。またこれの長さLが第1ノ
ズル14のノズル穴14aの長さMよりも著しく長いも
のとされている。これにより後述のように第1ノズル1
4から噴射された乱流状態のジェット流れを整流するこ
とが可能である。また第2ノズル18のノズル穴18a
の第2ノズル18には、ノズル穴18aから第1ノズル
14に向かってテーパ角度βをもって次第に直径が大き
くなるテーパ面部18bが形成されている。テーパ面部
18bは、ノズル穴14aから噴射されたジェット流れ
が外周方向に拡散しようとするのをノズル穴18a軸心
方向に収束するように案内可能である。穴直径d1及び
d2の比率は、設定ジェット速度V、両ノズル穴14a
及び18a間の距離Aなどから決定することができる。
第1ノズル14は、これの内径を後述のように高速・高
圧のジェット流れが通過するので、摩耗しないように、
ダイアモンドのような超硬工具材料が使用されている。
なお、第2ノズル18は、これを流れるジェット流れの
圧力が比較的小さいこと、また上述のように第1ノズル
14より著しく大形のものとなること、などの理由か
ら、ダイアモンドよりは安価な耐摩耗性材料が使用され
ている。第2ノズル18の図中右端部から距離(スタン
ドオフ)Sを隔てて被加工物20が配置されている。ノ
ズルヘッド10は、これの図示を省略した左端部(入口
側)が図示してない高圧ホースを介して図示してないポ
ンプと接続されている。ポンプからは、高圧ホースを介
してノズルヘッド10に加圧水22を供給可能である。
ノズルヘッド10は、図示してないノズル移動装置によ
って支持されている。ノズル移動装置は、ノズルヘッド
10などを図中左右方向及び上下方向に移動可能であ
る。ノズルヘッド10に供給された加圧水22は、第1
ノズル14のノズル穴14a、ノズルヘッド10の通路
11、及び第2ノズル18のノズル穴18aを通ってウ
ォータジェット24bとしてコンクリート製の被加工物
20に向かって噴射可能である。
ズルヘッド10には、これの内径部に図中左から通路1
0a、ねじ穴10b、通路10aよりも大径の通路1
1、及びねじ穴10bよりも大径のねじ穴10dが同心
状に順次形成されている。両ねじ穴10b及び10dに
は、第1ノズルホルダ12及び第2ノズルホルダ16が
それぞれねじ込まれている。両ノズルホルダ12及び1
6には、第1ノズル14及び第2ノズル18がそれぞれ
取り付けられている。すなわち、両ノズル14及び18
は、通路11を隔てて互いに対向するように配置されて
いる。第2ノズル18のノズル穴18aは、これの直径
d2が第1ノズル14のノズル穴14aの直径d1より
も大きいものとされている。またこれの長さLが第1ノ
ズル14のノズル穴14aの長さMよりも著しく長いも
のとされている。これにより後述のように第1ノズル1
4から噴射された乱流状態のジェット流れを整流するこ
とが可能である。また第2ノズル18のノズル穴18a
の第2ノズル18には、ノズル穴18aから第1ノズル
14に向かってテーパ角度βをもって次第に直径が大き
くなるテーパ面部18bが形成されている。テーパ面部
18bは、ノズル穴14aから噴射されたジェット流れ
が外周方向に拡散しようとするのをノズル穴18a軸心
方向に収束するように案内可能である。穴直径d1及び
d2の比率は、設定ジェット速度V、両ノズル穴14a
及び18a間の距離Aなどから決定することができる。
第1ノズル14は、これの内径を後述のように高速・高
圧のジェット流れが通過するので、摩耗しないように、
ダイアモンドのような超硬工具材料が使用されている。
なお、第2ノズル18は、これを流れるジェット流れの
圧力が比較的小さいこと、また上述のように第1ノズル
14より著しく大形のものとなること、などの理由か
ら、ダイアモンドよりは安価な耐摩耗性材料が使用され
ている。第2ノズル18の図中右端部から距離(スタン
ドオフ)Sを隔てて被加工物20が配置されている。ノ
ズルヘッド10は、これの図示を省略した左端部(入口
側)が図示してない高圧ホースを介して図示してないポ
ンプと接続されている。ポンプからは、高圧ホースを介
してノズルヘッド10に加圧水22を供給可能である。
ノズルヘッド10は、図示してないノズル移動装置によ
って支持されている。ノズル移動装置は、ノズルヘッド
10などを図中左右方向及び上下方向に移動可能であ
る。ノズルヘッド10に供給された加圧水22は、第1
ノズル14のノズル穴14a、ノズルヘッド10の通路
11、及び第2ノズル18のノズル穴18aを通ってウ
ォータジェット24bとしてコンクリート製の被加工物
20に向かって噴射可能である。
【0007】次に、この実施例の作用を説明する。図示
してないポンプから、図示してない高圧ホースを介して
ノズルヘッド10に供給された加圧水22は、第1ノズ
ル14のノズル穴14aを通って乱流状のウォータジェ
ット24aとしてノズルヘッド10の通路11内に噴射
されるので直径方向に拡散しようとするが、第2ノズル
18のテーパ面部18bによって直径方向の拡散を抑制
され、さらに第2ノズル18の比較的長い寸法のノズル
穴18aを通過している間に整流されることにより直径
方向に拡散しにくいウォータジェット24bとして被加
工物20に向かって噴射される。これによって被加工物
20表面のコンクリート劣化層Hを除去する、はつり作
業を効率よく行うことができる。いま、加圧水22の圧
力をP、ウォータジェット24の速度をV、ノズル形状
などによって決定される比例常数をk、水の動粘性係数
をνとすると、 V=k√P (1) Re=V×d/ν (2) となる。図1に示す装置について、次のような試験数値
を用いるものとする。 ノズルヘッド10の通路10aの内径 :0.60(c
m) 第1ノズル14のノズル穴14aの内径:0.17(c
m) 加圧水22の流量 :50(l/m
in) 加圧水22の圧力 :150(MP
a) これらの数値を用いて(1)及び(2)式を計算する
と、ノズルヘッド10の通路10aの水速度V1=2
9.5m/sec、第1ノズル14のノズル穴14a部
の水速度V2=548m/secノズルヘッド10の通
路10aのレイノルズ数Re1=2.6×106 、第1
ノズル14のノズル穴14a部のレイノルズ数Re2=
1.4×106 となり、それぞれ超乱流状態となってい
ることがわかる。加圧水22は、第1ノズル14の通路
10aを通ってノズル穴14aから乱流状のウォータジ
ェット24aとして噴出され、通路11内の空気との摩
擦などにより直径方向に拡散しようとして角度α1で広
がる。この角度α1で円すい状に広がったウォータジェ
ット24aは、円すい外周側が下流側に位置している第
2ノズル18のテーパ面部18bによって中心に向かう
ように案内され、また第2ノズル18のノズル穴18a
の円筒内壁面によって平行な水流に整流され、ノズル穴
18aから直径d2のウォータジェット24bとして噴
出される。このウォータジェット24bの広がり角α2
は、ノズル穴18aの整流作用によって角度α1よりも
著しく小さいものとされている。すなわち、ウォータジ
ェット24bは、ウォータジェット24aに比べて外周
方向に拡散しにくいものとされている。したがって図5
に示す従来の装置と、図1に示す本発明の装置とをスタ
ンドオフSを一定として被加工物表面におけるウォータ
ジェットの直径の大きさを比較すると、図5における直
径Dの大きさよりも、図1における直径Dの方が著しく
小さくなる。すなわち、本発明によって発生させたウォ
ータジェット24bは、スタンドオフSの大きさにはあ
まり影響されないで、ほぼ一定の単位面積当たりエネル
ギーをもった状態で被加工物20に衝突することにな
る。これにより後述の試験例に示すように被加工物20
に対してウォータジェットによる加工を従来の装置によ
る加工よりも効率よく行うことができる。
してないポンプから、図示してない高圧ホースを介して
ノズルヘッド10に供給された加圧水22は、第1ノズ
ル14のノズル穴14aを通って乱流状のウォータジェ
ット24aとしてノズルヘッド10の通路11内に噴射
されるので直径方向に拡散しようとするが、第2ノズル
18のテーパ面部18bによって直径方向の拡散を抑制
され、さらに第2ノズル18の比較的長い寸法のノズル
穴18aを通過している間に整流されることにより直径
方向に拡散しにくいウォータジェット24bとして被加
工物20に向かって噴射される。これによって被加工物
20表面のコンクリート劣化層Hを除去する、はつり作
業を効率よく行うことができる。いま、加圧水22の圧
力をP、ウォータジェット24の速度をV、ノズル形状
などによって決定される比例常数をk、水の動粘性係数
をνとすると、 V=k√P (1) Re=V×d/ν (2) となる。図1に示す装置について、次のような試験数値
を用いるものとする。 ノズルヘッド10の通路10aの内径 :0.60(c
m) 第1ノズル14のノズル穴14aの内径:0.17(c
m) 加圧水22の流量 :50(l/m
in) 加圧水22の圧力 :150(MP
a) これらの数値を用いて(1)及び(2)式を計算する
と、ノズルヘッド10の通路10aの水速度V1=2
9.5m/sec、第1ノズル14のノズル穴14a部
の水速度V2=548m/secノズルヘッド10の通
路10aのレイノルズ数Re1=2.6×106 、第1
ノズル14のノズル穴14a部のレイノルズ数Re2=
1.4×106 となり、それぞれ超乱流状態となってい
ることがわかる。加圧水22は、第1ノズル14の通路
10aを通ってノズル穴14aから乱流状のウォータジ
ェット24aとして噴出され、通路11内の空気との摩
擦などにより直径方向に拡散しようとして角度α1で広
がる。この角度α1で円すい状に広がったウォータジェ
ット24aは、円すい外周側が下流側に位置している第
2ノズル18のテーパ面部18bによって中心に向かう
ように案内され、また第2ノズル18のノズル穴18a
の円筒内壁面によって平行な水流に整流され、ノズル穴
18aから直径d2のウォータジェット24bとして噴
出される。このウォータジェット24bの広がり角α2
は、ノズル穴18aの整流作用によって角度α1よりも
著しく小さいものとされている。すなわち、ウォータジ
ェット24bは、ウォータジェット24aに比べて外周
方向に拡散しにくいものとされている。したがって図5
に示す従来の装置と、図1に示す本発明の装置とをスタ
ンドオフSを一定として被加工物表面におけるウォータ
ジェットの直径の大きさを比較すると、図5における直
径Dの大きさよりも、図1における直径Dの方が著しく
小さくなる。すなわち、本発明によって発生させたウォ
ータジェット24bは、スタンドオフSの大きさにはあ
まり影響されないで、ほぼ一定の単位面積当たりエネル
ギーをもった状態で被加工物20に衝突することにな
る。これにより後述の試験例に示すように被加工物20
に対してウォータジェットによる加工を従来の装置によ
る加工よりも効率よく行うことができる。
【0008】図2に本発明の第2実施例を示す。この第
2実施例の第1実施例と異なるところは、第2ノズルホ
ルダ16に円周上4つの空気吸い込み口26が等間隔に
設けられていることと、第2ノズル18のテーパ面部1
8bのテーパ角度βがより小さく形成されていることで
ある。空気吸い込み口26は、外部の空気を通路11内
に吸い込み可能である。これにより通路11内に乱流状
のウォータジェット24aとして粒状に噴出された水
が、外部から空気吸い込み口26を通って吸い込まれた
空気によって拡散を抑制されるとともに空気と混合され
ることにより粒状化がいっそう促進されるので、ウォー
タジェットによる被加工物20の加工をさらに効率よく
行うことができる。
2実施例の第1実施例と異なるところは、第2ノズルホ
ルダ16に円周上4つの空気吸い込み口26が等間隔に
設けられていることと、第2ノズル18のテーパ面部1
8bのテーパ角度βがより小さく形成されていることで
ある。空気吸い込み口26は、外部の空気を通路11内
に吸い込み可能である。これにより通路11内に乱流状
のウォータジェット24aとして粒状に噴出された水
が、外部から空気吸い込み口26を通って吸い込まれた
空気によって拡散を抑制されるとともに空気と混合され
ることにより粒状化がいっそう促進されるので、ウォー
タジェットによる被加工物20の加工をさらに効率よく
行うことができる。
【0009】図3に本発明の第3実施例を示す。この第
3実施例の第1実施例と異なるところは、ノズルヘッド
10に通路11に相当する通路が形成されていないで、
第1ノズルホルダ12の図中右側の端面が第2ノズル1
8の図中左側の端面と接触するように配置されているこ
とと、第2ノズル18にテーパ面部が形成されていない
ことである。これにより装置をより小形にすることがで
きるとともに簡単な構造にすることができる。第1ノズ
ル14及び第2ノズル18は、一体に成形することもで
きる。
3実施例の第1実施例と異なるところは、ノズルヘッド
10に通路11に相当する通路が形成されていないで、
第1ノズルホルダ12の図中右側の端面が第2ノズル1
8の図中左側の端面と接触するように配置されているこ
とと、第2ノズル18にテーパ面部が形成されていない
ことである。これにより装置をより小形にすることがで
きるとともに簡単な構造にすることができる。第1ノズ
ル14及び第2ノズル18は、一体に成形することもで
きる。
【0010】(試験結果)図1に示す本発明の装置と、
図5に示す従来の装置とを使用して次のような比較試験
を行った。試験数値としては、上記4つのデータを用い
たほか、スタンドオフSは、被加工物20の加工前の表
面から1.5cmに固定し、図4に示すように加工面に
おけるウォータジェットの移動軌跡aを相当回転直径C
=8.5cmとし、B方向(図1中紙面と直交する方
向)への移動成分速度=15cm/minとした。ま
た、本発明の装置については、第2ノズル18のノズル
穴18aを、内径d2=0.4cm、長さL=5cmと
した。被加工物20は、いずれも同じ材料組成のコンク
リート製のものとして、表面のはつり作業を行った。そ
の結果、従来の装置においては、はつり可能深さH=
3.7cmであった。これに対して図1の装置において
は、はつり可能深さH=5.6cmとなり、従来装置の
1.5倍のはつり能力が得られた。なお、加圧水22の
流量については上記数値以外の流量についても比較試験
したが、流量が大きい場合ほどはつり能力比が大きくな
ることがわかった。すなわち、本発明の装置は、実用可
能な範囲内においては、流量が大きい場合ほど効率が向
上することになる。
図5に示す従来の装置とを使用して次のような比較試験
を行った。試験数値としては、上記4つのデータを用い
たほか、スタンドオフSは、被加工物20の加工前の表
面から1.5cmに固定し、図4に示すように加工面に
おけるウォータジェットの移動軌跡aを相当回転直径C
=8.5cmとし、B方向(図1中紙面と直交する方
向)への移動成分速度=15cm/minとした。ま
た、本発明の装置については、第2ノズル18のノズル
穴18aを、内径d2=0.4cm、長さL=5cmと
した。被加工物20は、いずれも同じ材料組成のコンク
リート製のものとして、表面のはつり作業を行った。そ
の結果、従来の装置においては、はつり可能深さH=
3.7cmであった。これに対して図1の装置において
は、はつり可能深さH=5.6cmとなり、従来装置の
1.5倍のはつり能力が得られた。なお、加圧水22の
流量については上記数値以外の流量についても比較試験
したが、流量が大きい場合ほどはつり能力比が大きくな
ることがわかった。すなわち、本発明の装置は、実用可
能な範囲内においては、流量が大きい場合ほど効率が向
上することになる。
【0011】なお、上記各実施例の説明においては、両
ノズル14及び18は、両ノズルホルダ12及び16に
よってそれぞれ支持されるものとしたが、両ノズルホル
ダ12及び16は設けないで、ノズルヘッド10に第1
ノズル支持部及び第2ノズル支持部をそれぞれ形成し、
両ノズル14及び18は、ノズルヘッド10によってそ
れぞれ直接支持されるように構成することもできる。ま
た、上記第1実施例の説明においては、通路11をノズ
ルヘッド10に形成するものとしたが、通路11は2実
施例に示すように第2ノズルホルダ16に形成すること
もできる。さらに上記第2実施例の説明においては、空
気吸い込み口26は、これの吸い込み部の断面積が固定
のものであるとしたが、空気吸い込み口26を可変のも
のとして吸い込み空気量を調整することもできる。な
お、空気吸い込み口26は、ノズルホルダ16に形成す
るものとしたが、図1に示す構成の場合には、ノズルヘ
ッド10に空気吸い込み口26を形成することもでき
る。なお、上記各実施例の説明においては、両ノズル1
4及び18を別体のものから構成するものとしたが、こ
れを一体的に構成することは原理的には可能である。し
かしながら第1ノズル14は、耐摩耗性を必要とするた
め、ダイアモンドのような超硬工具材料を用いるように
しているので、上記のように一体的に構成することは、
ノズルが著しく高価なものになるので、工業的にはあま
り実用的でない。
ノズル14及び18は、両ノズルホルダ12及び16に
よってそれぞれ支持されるものとしたが、両ノズルホル
ダ12及び16は設けないで、ノズルヘッド10に第1
ノズル支持部及び第2ノズル支持部をそれぞれ形成し、
両ノズル14及び18は、ノズルヘッド10によってそ
れぞれ直接支持されるように構成することもできる。ま
た、上記第1実施例の説明においては、通路11をノズ
ルヘッド10に形成するものとしたが、通路11は2実
施例に示すように第2ノズルホルダ16に形成すること
もできる。さらに上記第2実施例の説明においては、空
気吸い込み口26は、これの吸い込み部の断面積が固定
のものであるとしたが、空気吸い込み口26を可変のも
のとして吸い込み空気量を調整することもできる。な
お、空気吸い込み口26は、ノズルホルダ16に形成す
るものとしたが、図1に示す構成の場合には、ノズルヘ
ッド10に空気吸い込み口26を形成することもでき
る。なお、上記各実施例の説明においては、両ノズル1
4及び18を別体のものから構成するものとしたが、こ
れを一体的に構成することは原理的には可能である。し
かしながら第1ノズル14は、耐摩耗性を必要とするた
め、ダイアモンドのような超硬工具材料を用いるように
しているので、上記のように一体的に構成することは、
ノズルが著しく高価なものになるので、工業的にはあま
り実用的でない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればウ
ォータジェットの外周方向への拡散を少なくすることが
できるので、ノズル及び被加工物間の距離に制限されず
にウォータジェットによる加工作業を効率よく行うこと
ができ、装置全体を小形化することができる。第1ノズ
ルが摩耗してこれからの噴流が乱れるようになっても第
2ノズルによって整流されるので、装置の寿命を長くす
ることができる。さらに、ジェット噴流に空気が混合す
ることによりジェット噴流自体の体積が増加させた混層
流ができるため、狭いノズル通路内において、混層流が
第2ノズル内で加速されて噴射することとなり、非常に
効果的に被加工物に噴射される。
ォータジェットの外周方向への拡散を少なくすることが
できるので、ノズル及び被加工物間の距離に制限されず
にウォータジェットによる加工作業を効率よく行うこと
ができ、装置全体を小形化することができる。第1ノズ
ルが摩耗してこれからの噴流が乱れるようになっても第
2ノズルによって整流されるので、装置の寿命を長くす
ることができる。さらに、ジェット噴流に空気が混合す
ることによりジェット噴流自体の体積が増加させた混層
流ができるため、狭いノズル通路内において、混層流が
第2ノズル内で加速されて噴射することとなり、非常に
効果的に被加工物に噴射される。
【図1】本発明の第1実施例のノズル装置を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2実施例のノズル装置を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3実施例のノズル装置を示す図であ
る。
る。
【図4】ノズルの加工軌跡を説明する図である。
【図5】従来のノズル装置を示す図である。
10 ノズルヘッド
11 通路
12 第1ノズルホルダ
14 第1ノズル
14a ノズル穴
16 第2ノズルホルダ
18 第2ノズル
18a ノズル穴
18b テーパ面部
20 被加工物
22 加圧水
24a ジェット流れ
24b ウォータジェット
26 空気吸い込み口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(73)特許権者 000184539
小山内 裕
神奈川県川崎市高津区諏訪342
(72)発明者 宮永 佳晴
東京都中央区銀座六丁目15番1号 電源
開発株式会社内
(72)発明者 忍谷 孝治
広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1
号 株式会社日本製鋼所内
(56)参考文献 特開 平3−49899(JP,A)
特開 平2−311300(JP,A)
実開 平3−38163(JP,U)
実開 昭64−50100(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B26F 3/00
Claims (4)
- 【請求項1】 加圧した水を第1ノズルから超音速で噴
射させることによりジェット流れを発生させ、次にこれ
を第1ノズルと同心円状でこれよりもノズル穴径の大き
くかつ長さの長い下流側の第2ノズル通路内において平
行流れに整流した後、第2ノズルからウオータジェット
として被加工物に噴射させることにより、被加工物の加
工を行うウォータジェットの発生方法であって、 第2ノズルの長さLが第1ノズルのノズル穴の長さMよ
りも著しく長く形成されており、 第1ノズル及び第2ノズルの間に、複数の空気吸い込み
口を両ノズルの円周方向に等間隔に設けるようにして、 上記第1ノズルからジェット流れを上記第2ノズル通路
に連通させる際に、ジェット流れ内にノズル外部から空
気を吸い込ませるようにして、空気と水を混合させて、
上記第2ノズル通路に連通させるようにしたことを特徴
とするウォータジェットの発生方法。 - 【請求項2】 筒状のノズルヘッド(10)と、これに
直接又はほかの部材を介して支持されたノズルと、を有
しており、ノズルヘッド(10)に供給された加圧水を
ノズルのノズル穴からジェット状に噴出させることによ
り被加工物(20)を加工するウォータジェットの発生
装置において、 上記ノズルが、第1ノズル(14)及び第2ノズル(1
8)から構成されており、第2ノズル(18)は、第1
ノズル(14)と同心状に、かつこれよりも下流側に配
置されており、第2ノズル(18)のノズル穴(18
a)は、これの穴径が第1ノズル(14)のノズル穴
(14a)の穴径よりも大きく形成されるとともにノズ
ル穴(18a)の穴長さがノズル穴(14a)の穴長さ
よりも著しく長く形成されており、上記第1ノズル(14)及び上記第2ノズル(18)
は、通路(11)を隔てて配置されており、第2ノズル
(18)には、これの第1ノズル(14)と対向する側
に第1ノズル(14)側ほど穴径の大きいテーパ面部
(18b)が形成されており、 第1ノズル(14)及び第2ノズル(18)の間に、複
数の空気吸い込み口を両ノズルの円周方向に等間隔に設
けるようにして、 上記第1ノズル(14)から噴射されたジェット流れを
上記第2ノズル通路に連通させるようにし、 上記第1ノズル(14)及び上記第2ノズル(18)間
に通路(11)を外部と連通させる空気吸い込み口(2
6)が形成されており、上記超音速のジェット流れ内に
ノズル外部から空気を吸い込ませるようにしたウォータ
ジェットの発生装置。 - 【請求項3】 上記ノズルヘッド(10)には、第1ノ
ズルホルダ(12)が取り付けられており、上記第1ノ
ズル(14)は、第1ノズルホルダ(12)に取り付け
られている請求項2記載のウォータジェットの発生装
置。 - 【請求項4】 上記ノズルヘッド(10)には、第2ノ
ズルホルダ(16)が取り付けられており上記第2ノズ
ル(18)は、第2ノズルホルダ(16)に取り付けら
れている請求項2又は3記載のウォータジェットの発生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07765893A JP3511298B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ウォータジェットの発生方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07765893A JP3511298B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ウォータジェットの発生方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06262597A JPH06262597A (ja) | 1994-09-20 |
| JP3511298B2 true JP3511298B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=13639985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07765893A Expired - Fee Related JP3511298B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ウォータジェットの発生方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3511298B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2717241B2 (ja) * | 1995-03-28 | 1998-02-18 | 工業技術院長 | ハイドロジェットによる材料の処理方法 |
| JP2003074811A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水管保護用耐火物の解体方法及び装置 |
| JP3987815B2 (ja) * | 2003-03-28 | 2007-10-10 | ツネイシホールディングス株式会社 | 構造体の表面改質方法 |
| JP6511009B2 (ja) * | 2016-05-11 | 2019-05-08 | 株式会社スギノマシン | ノズル装置 |
| JP7193406B2 (ja) * | 2019-04-03 | 2022-12-20 | 鹿島建設株式会社 | 空気掘削具 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP07765893A patent/JP3511298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06262597A (ja) | 1994-09-20 |
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