JP3500359B2 - 熱処理装置および熱処理方法ならびに基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents
熱処理装置および熱処理方法ならびに基板処理装置および基板処理方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67005—Apparatus not specifically provided for elsewhere
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体ウ
エハ等の基板に層間絶縁膜等の膜を形成するために用い
られる熱処理装置および熱処理方法ならびに基板処理装
置および基板処理方法に関する。
エハ等の基板に層間絶縁膜等の膜を形成するために用い
られる熱処理装置および熱処理方法ならびに基板処理装
置および基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
例えば、ゾル−ゲル法、シルク法、スピードフィルム
法、フォックス法等により、半導体ウエハ上に塗布膜を
スピンコートし、化学的処理または加熱処理等を施して
層間絶縁膜を形成している。このうち、シルク法、スピ
ードフィルム法、フォックス法により層間絶縁膜を形成
する際には、冷却した半導体ウエハに塗布液を塗布し、
加熱処理して冷却処理し、さらに低酸素濃度雰囲気にお
いて加熱処理および冷却処理を施す硬化処理によって塗
布膜を硬化(キュア)させ、層間絶縁膜を得ている。
例えば、ゾル−ゲル法、シルク法、スピードフィルム
法、フォックス法等により、半導体ウエハ上に塗布膜を
スピンコートし、化学的処理または加熱処理等を施して
層間絶縁膜を形成している。このうち、シルク法、スピ
ードフィルム法、フォックス法により層間絶縁膜を形成
する際には、冷却した半導体ウエハに塗布液を塗布し、
加熱処理して冷却処理し、さらに低酸素濃度雰囲気にお
いて加熱処理および冷却処理を施す硬化処理によって塗
布膜を硬化(キュア)させ、層間絶縁膜を得ている。
【0003】ここで、キュア処理等の加熱処理時には、
半導体ウエハの温度が高くなっている状態で酸素濃度が
大きくなると、形成される層間絶縁膜の誘電率が大きく
なるという問題が生ずるため、例えば、半導体ウエハが
載置されたチャンバ内に窒素ガス等の不活性ガスを所定
量流しながら熱処理が行われている。より具体的には、
このような熱処理は、半導体ウエハが載置されるホット
プレートの外周に複数箇所設けられたガス吐出口からチ
ャンバ内へ不活性ガスを供給しつつ、ホットプレートの
中央上方に設けられた排気口からチャンバ内のガスを排
気する方法を用いて行われていた。
半導体ウエハの温度が高くなっている状態で酸素濃度が
大きくなると、形成される層間絶縁膜の誘電率が大きく
なるという問題が生ずるため、例えば、半導体ウエハが
載置されたチャンバ内に窒素ガス等の不活性ガスを所定
量流しながら熱処理が行われている。より具体的には、
このような熱処理は、半導体ウエハが載置されるホット
プレートの外周に複数箇所設けられたガス吐出口からチ
ャンバ内へ不活性ガスを供給しつつ、ホットプレートの
中央上方に設けられた排気口からチャンバ内のガスを排
気する方法を用いて行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな不活性ガスの供給方法では、ガス吐出口の位置が固
定されていることから、ガス吐出口に近い部分とガス供
給口から離れている部分とでは不活性ガスの流れ方が異
なり、これによって半導体ウエハに温度分布が生じた
り、または半導体ウエハの周囲に酸素濃度分布が生ずる
等して、形成される膜の特性、例えば、誘電率や硬さ、
剥離強度等の均一性が低下する場合がある。
うな不活性ガスの供給方法では、ガス吐出口の位置が固
定されていることから、ガス吐出口に近い部分とガス供
給口から離れている部分とでは不活性ガスの流れ方が異
なり、これによって半導体ウエハに温度分布が生じた
り、または半導体ウエハの周囲に酸素濃度分布が生ずる
等して、形成される膜の特性、例えば、誘電率や硬さ、
剥離強度等の均一性が低下する場合がある。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、ホットプレートに載置され
た基板に均一にガスを供給することにより、基板の熱処
理を基板全体で均一に行うことを可能とする熱処理装置
と熱処理方法ならびに基板処理装置および基板処理方法
を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、ホットプレートに載置され
た基板に均一にガスを供給することにより、基板の熱処
理を基板全体で均一に行うことを可能とする熱処理装置
と熱処理方法ならびに基板処理装置および基板処理方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は第1発明として、基板に所定の熱処理を施
す熱処理装置であって、基板を載置するホットプレート
と、前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載
置された基板を収納するチャンバと、前記チャンバ内に
所定のガスを供給するガス供給機構と、前記ホットプレ
ートに載置された基板を囲繞するように前記チャンバ内
に配置され、前記ガス供給機構から供給されるガスの吹
き出し口が複数箇所に形成されたバッフル部材と、前記
バッフル部材を回転させ、または所定角度の反転回動運
動をさせる回転駆動機構と、を具備することを特徴とす
る熱処理装置、を提供する。
に、本発明は第1発明として、基板に所定の熱処理を施
す熱処理装置であって、基板を載置するホットプレート
と、前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載
置された基板を収納するチャンバと、前記チャンバ内に
所定のガスを供給するガス供給機構と、前記ホットプレ
ートに載置された基板を囲繞するように前記チャンバ内
に配置され、前記ガス供給機構から供給されるガスの吹
き出し口が複数箇所に形成されたバッフル部材と、前記
バッフル部材を回転させ、または所定角度の反転回動運
動をさせる回転駆動機構と、を具備することを特徴とす
る熱処理装置、を提供する。
【0007】本発明は第2発明として、基板に所定の熱
処理を施す熱処理装置であって、基板を載置するホット
プレートと、前記ホットプレートおよび前記ホットプレ
ートに載置された基板を収納するチャンバと、前記チャ
ンバ内に所定のガスを供給するガス吐出口を有するガス
供給機構と、前記ガス吐出口を前記基板周りに回転さ
せ、または所定角度の反転回動運動をさせる回転駆動機
構と、を具備することを特徴とする熱処理装置、を提供
する。
処理を施す熱処理装置であって、基板を載置するホット
プレートと、前記ホットプレートおよび前記ホットプレ
ートに載置された基板を収納するチャンバと、前記チャ
ンバ内に所定のガスを供給するガス吐出口を有するガス
供給機構と、前記ガス吐出口を前記基板周りに回転さ
せ、または所定角度の反転回動運動をさせる回転駆動機
構と、を具備することを特徴とする熱処理装置、を提供
する。
【0008】本発明は第3発明として、基板に所定の熱
処理を施す熱処理装置であって、基板を載置するホット
プレートと、前記ホットプレートおよび前記ホットプレ
ートに載置された基板を収納するチャンバと、前記チャ
ンバ内に所定のガスを供給するガス供給機構と、前記ガ
ス供給機構から供給されるガスを拡散させるガス拡散機
構と、を具備し、前記ガス拡散機構は、前記ホットプレ
ートに載置された基板を囲繞するように前記チャンバ内
に配置され、前記ガス供給機構から供給されるガスの吹
き出し口が複数箇所に形成されたバッフル部材と、前記
バッフル部材に取り付けられ、前記ガス供給機構から供
給されるガスの圧力を受けて前記バッフル部材を回転さ
せるフィンと、前記バッフル部材を回転自在な状態で保
持するバッフル部材保持手段と、を有することを特徴と
する熱処理装置、を提供する。
処理を施す熱処理装置であって、基板を載置するホット
プレートと、前記ホットプレートおよび前記ホットプレ
ートに載置された基板を収納するチャンバと、前記チャ
ンバ内に所定のガスを供給するガス供給機構と、前記ガ
ス供給機構から供給されるガスを拡散させるガス拡散機
構と、を具備し、前記ガス拡散機構は、前記ホットプレ
ートに載置された基板を囲繞するように前記チャンバ内
に配置され、前記ガス供給機構から供給されるガスの吹
き出し口が複数箇所に形成されたバッフル部材と、前記
バッフル部材に取り付けられ、前記ガス供給機構から供
給されるガスの圧力を受けて前記バッフル部材を回転さ
せるフィンと、前記バッフル部材を回転自在な状態で保
持するバッフル部材保持手段と、を有することを特徴と
する熱処理装置、を提供する。
【0009】本発明は上記熱処理装置を用いた熱処理方
法を提供する。すなわち、本発明は第4発明として、基
板に所定の熱処理を施す熱処理方法であって、基板をホ
ットプレート上に載置する第1工程と、前記ホットプレ
ートに載置された基板を囲繞するようにバッフル部材を
配置する第2工程と、前記バッフル部材に形成されたガ
ス吹き出し口から前記基板に不活性ガスを供給する第3
工程と、を有し、前記第3工程においては、前記バッフ
ル部材を回転させ、または所定角度の反転回動運動させ
て、前記吹き出し口の位置を移動させながら前記基板へ
不活性ガスの供給を行うことを特徴とする熱処理方法、
を提供する。
法を提供する。すなわち、本発明は第4発明として、基
板に所定の熱処理を施す熱処理方法であって、基板をホ
ットプレート上に載置する第1工程と、前記ホットプレ
ートに載置された基板を囲繞するようにバッフル部材を
配置する第2工程と、前記バッフル部材に形成されたガ
ス吹き出し口から前記基板に不活性ガスを供給する第3
工程と、を有し、前記第3工程においては、前記バッフ
ル部材を回転させ、または所定角度の反転回動運動させ
て、前記吹き出し口の位置を移動させながら前記基板へ
不活性ガスの供給を行うことを特徴とする熱処理方法、
を提供する。
【0010】本発明は第5発明として、基板に所定の熱
処理を施す熱処理方法であって、基板をホットプレート
上に載置する第1工程と、前記ホットプレートおよび前
記ホットプレートに載置された基板をチャンバ内に収納
する第2工程と、前記チャンバ内の基板に所定の不活性
ガスを供給しつつ前記チャンバ内からの排気を行って前
記基板を熱処理する第3工程と、を有し、前記第3工程
においては、前記不活性ガスを吐出するガス吐出口を前
記基板周りに回転させ、または所定角度の反転回動運動
させて、前記ガス吐出口の位置を移動させながら前記基
板へ不活性ガスの供給を行うことを特徴とする熱処理方
法、を提供する。
処理を施す熱処理方法であって、基板をホットプレート
上に載置する第1工程と、前記ホットプレートおよび前
記ホットプレートに載置された基板をチャンバ内に収納
する第2工程と、前記チャンバ内の基板に所定の不活性
ガスを供給しつつ前記チャンバ内からの排気を行って前
記基板を熱処理する第3工程と、を有し、前記第3工程
においては、前記不活性ガスを吐出するガス吐出口を前
記基板周りに回転させ、または所定角度の反転回動運動
させて、前記ガス吐出口の位置を移動させながら前記基
板へ不活性ガスの供給を行うことを特徴とする熱処理方
法、を提供する。
【0011】本発明は第6発明として、基板に所定の熱
処理を施す熱処理方法であって、基板をホットプレート
上に載置する第1工程と、前記ホットプレートに載置さ
れた基板を囲繞するようにバッフル部材を配置し、ま
た、前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載
置された基板ならびに前記バッフル部材をチャンバ内に
収納する第2工程と、前記チャンバ内に所定の不活性ガ
スを供給して前記バッフル部材に形成されたガス吹き出
し口から前記基板に不活性ガスを供給しつつ前記チャン
バ内からの排気を行って前記基板を熱処理する第3工程
と、を有し、前記第3工程は、前記チャンバ内に供給さ
れる不活性ガスの吐出圧が前記バッフル部材に設けられ
たフィンに作用して前記バッフル部材を回転させること
で、前記バッフル部材に形成された吹き出し口の位置を
移動させながら前記基板へ不活性ガスの供給を行うこと
を特徴とする熱処理方法、を提供する。
処理を施す熱処理方法であって、基板をホットプレート
上に載置する第1工程と、前記ホットプレートに載置さ
れた基板を囲繞するようにバッフル部材を配置し、ま
た、前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載
置された基板ならびに前記バッフル部材をチャンバ内に
収納する第2工程と、前記チャンバ内に所定の不活性ガ
スを供給して前記バッフル部材に形成されたガス吹き出
し口から前記基板に不活性ガスを供給しつつ前記チャン
バ内からの排気を行って前記基板を熱処理する第3工程
と、を有し、前記第3工程は、前記チャンバ内に供給さ
れる不活性ガスの吐出圧が前記バッフル部材に設けられ
たフィンに作用して前記バッフル部材を回転させること
で、前記バッフル部材に形成された吹き出し口の位置を
移動させながら前記基板へ不活性ガスの供給を行うこと
を特徴とする熱処理方法、を提供する。
【0012】本発明は第7発明として、表面に塗布液が
塗布された基板を加熱処理して層間絶縁膜を形成するた
めの基板処理装置であって、前記基板を加熱する加熱処
理室と、前記加熱処理室に隣接して設けられ、前記基板
を冷却する冷却処理室と、前記加熱処理室と前記冷却処
理室とを連通させる連通口を開閉するシャッタと、前記
加熱処理室に進入可能であり、前記加熱処理室で加熱処
理された基板を受け取って前記冷却処理室に搬入し、前
記基板を冷却するクーリングプレートと、を具備し、前
記加熱処理室は、前記基板を載置するホットプレート
と、前記ホットプレートに載置された基板を収容するチ
ャンバと、前記チャンバ内に不活性ガスを供給するガス
供給機構と、前記ホットプレートに載置された基板を囲
繞するように前記チャンバ内に配置され、前記ガス供給
機構から供給されるガスの吹き出し口が複数箇所に形成
されたバッフル部材と、 前記バッフル部材を回転させ、
または所定角度の反転回動運動をさせる回転駆動機構
と、を有することを特徴とする基板処理装置、を提供す
る。
塗布された基板を加熱処理して層間絶縁膜を形成するた
めの基板処理装置であって、前記基板を加熱する加熱処
理室と、前記加熱処理室に隣接して設けられ、前記基板
を冷却する冷却処理室と、前記加熱処理室と前記冷却処
理室とを連通させる連通口を開閉するシャッタと、前記
加熱処理室に進入可能であり、前記加熱処理室で加熱処
理された基板を受け取って前記冷却処理室に搬入し、前
記基板を冷却するクーリングプレートと、を具備し、前
記加熱処理室は、前記基板を載置するホットプレート
と、前記ホットプレートに載置された基板を収容するチ
ャンバと、前記チャンバ内に不活性ガスを供給するガス
供給機構と、前記ホットプレートに載置された基板を囲
繞するように前記チャンバ内に配置され、前記ガス供給
機構から供給されるガスの吹き出し口が複数箇所に形成
されたバッフル部材と、 前記バッフル部材を回転させ、
または所定角度の反転回動運動をさせる回転駆動機構
と、を有することを特徴とする基板処理装置、を提供す
る。
【0013】本発明は第8発明として、表面に塗布液が
塗布された基板を加熱処理して層間絶縁膜を形成するた
めの基板処理方法であって、前記基板の周囲に配置され
た不活性ガスの供給口を前記基板周りに回転または反転
回動運動させながら不活性ガスを前記塗布液が塗布され
た基板の周囲から前記基板に対して供給しつつ前記基板
を加熱処理することにより、形成される層間絶縁膜の誘
電率および硬さを基板全体で均一にすることを特徴とす
る基板処理方法、を提供する。
塗布された基板を加熱処理して層間絶縁膜を形成するた
めの基板処理方法であって、前記基板の周囲に配置され
た不活性ガスの供給口を前記基板周りに回転または反転
回動運動させながら不活性ガスを前記塗布液が塗布され
た基板の周囲から前記基板に対して供給しつつ前記基板
を加熱処理することにより、形成される層間絶縁膜の誘
電率および硬さを基板全体で均一にすることを特徴とす
る基板処理方法、を提供する。
【0014】
このような熱処理装置および熱処理方法な
らびに基板処理装置および基板処理方法によれば、基板
に供給される不活性ガスの供給口の位置が移動すること
から、不活性ガスがより均一に基板に供給されるように
なり、基板の熱処理を均一に行うことが可能となる。こ
れにより、基板に形成される膜等の性質が均質化し、品
質の高い処理基板を得ることが可能となる。
らびに基板処理装置および基板処理方法によれば、基板
に供給される不活性ガスの供給口の位置が移動すること
から、不活性ガスがより均一に基板に供給されるように
なり、基板の熱処理を均一に行うことが可能となる。こ
れにより、基板に形成される膜等の性質が均質化し、品
質の高い処理基板を得ることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱処理装置の実施
の形態について説明するが、本実施の形態においては、
半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)の表面に層間絶
縁膜を形成する際に使用される熱処理装置であって、窒
素ガス等の不活性ガスを供給しながら熱処理を行う硬化
処理ユニット(DLC(dielectric low oxygen contro
lled cure unit)およびベーク処理ユニット(DLB
(dielectric low oxygen controlled bake unit)を例
とし、これら硬化処理ユニット(DLC)とベーク処理
ユニット(DLB)を用いた塗布膜形成装置(SOD
(spin on dielectric)システム)について、図面を参
照しながら説明することとする。
の形態について説明するが、本実施の形態においては、
半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)の表面に層間絶
縁膜を形成する際に使用される熱処理装置であって、窒
素ガス等の不活性ガスを供給しながら熱処理を行う硬化
処理ユニット(DLC(dielectric low oxygen contro
lled cure unit)およびベーク処理ユニット(DLB
(dielectric low oxygen controlled bake unit)を例
とし、これら硬化処理ユニット(DLC)とベーク処理
ユニット(DLB)を用いた塗布膜形成装置(SOD
(spin on dielectric)システム)について、図面を参
照しながら説明することとする。
【0016】
図1(a)は本発明の実施の形態に係るS
ODシステムの上段の平面図であり、図1(b)はその
SODシステムの下段の平面図であり、図2は図1に示
したSODシステムの側面図であり、図3は図1に示し
たSODシステム内に装着された2個のユニット積層体
の側面図である。このSODシステムは、大略的に、処
理部1と、サイドキャビネット2と、キャリアステーシ
ョン(CSB)3とを有している。
ODシステムの上段の平面図であり、図1(b)はその
SODシステムの下段の平面図であり、図2は図1に示
したSODシステムの側面図であり、図3は図1に示し
たSODシステム内に装着された2個のユニット積層体
の側面図である。このSODシステムは、大略的に、処
理部1と、サイドキャビネット2と、キャリアステーシ
ョン(CSB)3とを有している。
【0017】
処理部1は、図1(a)および図2に示す
ように、その手前側の上段に設けられた塗布処理ユニッ
ト(SCT)11・12とを有し、さらに、図1(b)
および図2に示すように、その手前側の下段に設けられ
た薬品等を内蔵したケミカル室13・14とを有してい
る。
ように、その手前側の上段に設けられた塗布処理ユニッ
ト(SCT)11・12とを有し、さらに、図1(b)
および図2に示すように、その手前側の下段に設けられ
た薬品等を内蔵したケミカル室13・14とを有してい
る。
【0018】
処理部1の中央部には、図1(a)・
(b)に示すように、複数の処理ユニットを多段に積層
してなる処理ユニット群16・17が設けられ、これら
の間に、昇降して半導体ウエハ(ウエハ)Wを搬送する
ためのウエハ搬送機構(PRA)18が設けられてい
る。
(b)に示すように、複数の処理ユニットを多段に積層
してなる処理ユニット群16・17が設けられ、これら
の間に、昇降して半導体ウエハ(ウエハ)Wを搬送する
ためのウエハ搬送機構(PRA)18が設けられてい
る。
【0019】
ウエハ搬送機構(PRA)18は、Z方向
に延在し、垂直壁51a・51bおよびこれらの間の側
面開口部51cを有する筒状支持体51と、その内側に
筒状支持体51に沿ってZ方向に昇降自在に設けられた
ウエハ搬送体52とを有している。筒状支持体51はモ
ータ53の回転駆動力によって回転可能となっており、
それに伴ってウエハ搬送体52も一体的に回転されるよ
うになっている。
に延在し、垂直壁51a・51bおよびこれらの間の側
面開口部51cを有する筒状支持体51と、その内側に
筒状支持体51に沿ってZ方向に昇降自在に設けられた
ウエハ搬送体52とを有している。筒状支持体51はモ
ータ53の回転駆動力によって回転可能となっており、
それに伴ってウエハ搬送体52も一体的に回転されるよ
うになっている。
【0020】
ウエハ搬送体52は、搬送基台54と、搬
送基台54に沿って前後に移動可能な3本のウエハ搬送
アーム55・56・57とを備えており、ウエハ搬送ア
ーム55〜57は、筒状支持体51の側面開口部51c
を通過可能な大きさを有している。これらウエハ搬送ア
ーム55〜57は、搬送基台54内に内蔵されたモータ
およびベルト機構によりそれぞれ独立して進退移動する
ことが可能となっている。ウエハ搬送体52は、モータ
58によってベルト59を駆動させることにより昇降す
るようになっている。なお、符号40は駆動プーリー、
41は従動プーリーである。
送基台54に沿って前後に移動可能な3本のウエハ搬送
アーム55・56・57とを備えており、ウエハ搬送ア
ーム55〜57は、筒状支持体51の側面開口部51c
を通過可能な大きさを有している。これらウエハ搬送ア
ーム55〜57は、搬送基台54内に内蔵されたモータ
およびベルト機構によりそれぞれ独立して進退移動する
ことが可能となっている。ウエハ搬送体52は、モータ
58によってベルト59を駆動させることにより昇降す
るようになっている。なお、符号40は駆動プーリー、
41は従動プーリーである。
【0021】
左側の処理ユニット群16は、図3に示す
ように、その上側から順に低温用のホットプレート(L
HP)19と、2個の硬化(キュア)処理ユニット(D
LC)20と、2個のエージングユニット(DAC)2
1とが積層されて構成されている。また、右側の処理ユ
ニット群17は、その上から順に2個のベーク処理ユニ
ット(DLB)22と、低温用のホットプレート(LH
P)23と、2個のクーリングプレート(CPL)24
と、受渡部(TRS)25と、クーリングプレート(C
PL)26とが積層されて構成されている。なお、受渡
部(TRS)25は、クーリングプレートの機能を兼ね
備えることが可能である。
ように、その上側から順に低温用のホットプレート(L
HP)19と、2個の硬化(キュア)処理ユニット(D
LC)20と、2個のエージングユニット(DAC)2
1とが積層されて構成されている。また、右側の処理ユ
ニット群17は、その上から順に2個のベーク処理ユニ
ット(DLB)22と、低温用のホットプレート(LH
P)23と、2個のクーリングプレート(CPL)24
と、受渡部(TRS)25と、クーリングプレート(C
PL)26とが積層されて構成されている。なお、受渡
部(TRS)25は、クーリングプレートの機能を兼ね
備えることが可能である。
【0022】
サイドキャビネット2は、その上段に薬液
を供給するためのバブラー(Bub)27と、排気ガス
の洗浄のためのトラップ(TRAP)28とを有し、そ
の下段に、電力供給源29と、HMDSやアンモニア水
(NH4OH)等の薬液を貯留するための薬液室30
と、廃液を排出するためのドレイン31とを有してい
る。
を供給するためのバブラー(Bub)27と、排気ガス
の洗浄のためのトラップ(TRAP)28とを有し、そ
の下段に、電力供給源29と、HMDSやアンモニア水
(NH4OH)等の薬液を貯留するための薬液室30
と、廃液を排出するためのドレイン31とを有してい
る。
【0023】
上記のように構成されたSODシステムに
おいて、例えば、ゾル−ゲル法により層間絶縁膜を形成
する場合には、クーリングプレート(CPL)24・2
6→塗布処理ユニット(SCT)11・12→エージン
グユニット(DAC)21→低温用のホットプレート
(LHP)19・23→ベーク処理ユニット(DLB)
22の順序により、塗布膜が形成される。
おいて、例えば、ゾル−ゲル法により層間絶縁膜を形成
する場合には、クーリングプレート(CPL)24・2
6→塗布処理ユニット(SCT)11・12→エージン
グユニット(DAC)21→低温用のホットプレート
(LHP)19・23→ベーク処理ユニット(DLB)
22の順序により、塗布膜が形成される。
【0024】
また、シルク法およびスピードフィルム法
により層間絶縁膜を形成する場合には、クーリングプレ
ート(CPL)24・26→塗布処理ユニット(SC
T)11・12(アドヒージョンプロモータの塗布)→
低温用のホットプレート(LHP)19・23→塗布処
理ユニット(SCT)11・12(本薬液の塗布)→低
温用のホットプレート(LHP)19・23→ベーク処
理ユニット(DLB)22→硬化処理ユニット(DL
C)20の順序により、塗布膜が形成される。
により層間絶縁膜を形成する場合には、クーリングプレ
ート(CPL)24・26→塗布処理ユニット(SC
T)11・12(アドヒージョンプロモータの塗布)→
低温用のホットプレート(LHP)19・23→塗布処
理ユニット(SCT)11・12(本薬液の塗布)→低
温用のホットプレート(LHP)19・23→ベーク処
理ユニット(DLB)22→硬化処理ユニット(DL
C)20の順序により、塗布膜が形成される。
【0025】
さらに、フォックス法により層間絶縁膜を
形成する場合には、クーリングプレート(CPL)24
・26→塗布処理ユニット(SCT)11・12→低温
用のホットプレート(LHP)19・23→ベーク処理
ユニット(DLB)22→硬化処理ユニット(DLC)
20の順序により、塗布膜が形成される。なお、これら
各種の方法によって形成される塗布膜の材質には制限は
なく、有機系、無機系およびハイブリッド系の各種材料
を用いることが可能である。
形成する場合には、クーリングプレート(CPL)24
・26→塗布処理ユニット(SCT)11・12→低温
用のホットプレート(LHP)19・23→ベーク処理
ユニット(DLB)22→硬化処理ユニット(DLC)
20の順序により、塗布膜が形成される。なお、これら
各種の方法によって形成される塗布膜の材質には制限は
なく、有機系、無機系およびハイブリッド系の各種材料
を用いることが可能である。
【0026】
次に、本発明の熱処理装置の一実施形態で
あるの硬化処理ユニット(DLC)20とベーク処理ユ
ニット(DLB)22の構成について、より詳細に説明
する。図4はベーク処理ユニット(DLB)22の一実
施形態であるベーク処理ユニット(DLB)22aの概
略構造を示した断面図であり、ここで図4(a)はウエ
ハWの処理中の状態を、図4(b)はウエハWを受け渡
すときの状態をそれぞれ示している。
あるの硬化処理ユニット(DLC)20とベーク処理ユ
ニット(DLB)22の構成について、より詳細に説明
する。図4はベーク処理ユニット(DLB)22の一実
施形態であるベーク処理ユニット(DLB)22aの概
略構造を示した断面図であり、ここで図4(a)はウエ
ハWの処理中の状態を、図4(b)はウエハWを受け渡
すときの状態をそれぞれ示している。
【0027】
ベーク処理ユニット(DLB)22aは、
ケーシング61と、ウエハWを載置して加熱するホット
プレート62と、ホットプレート62の外周を囲繞する
ように設けられたサポートリング63と、ホットプレー
ト62を貫通するように設けられた昇降ピン64と昇降
ピン64を昇降させる昇降機構64aと、昇降機構66
dにより昇降自在な蓋体66と、蓋体66の側壁66a
に設けられたガス供給路66bに所定のガスを供給する
ガス供給管67と、蓋体66の中央部に設けられた排気
機構68と、蓋体66と同時昇降可能に配置されたガス
拡散機構69と、を有している。
ケーシング61と、ウエハWを載置して加熱するホット
プレート62と、ホットプレート62の外周を囲繞する
ように設けられたサポートリング63と、ホットプレー
ト62を貫通するように設けられた昇降ピン64と昇降
ピン64を昇降させる昇降機構64aと、昇降機構66
dにより昇降自在な蓋体66と、蓋体66の側壁66a
に設けられたガス供給路66bに所定のガスを供給する
ガス供給管67と、蓋体66の中央部に設けられた排気
機構68と、蓋体66と同時昇降可能に配置されたガス
拡散機構69と、を有している。
【0028】
ケーシング61の上面には開口部61aが
形成され、また、側面にはユニット内の排気を行うため
の排気口61bが形成され、さらに別の側面にはウエハ
搬送機構(PRA)18との間でウエハWの受け渡しを
可能とする図示しない開閉自在なシャッターが形成され
ている。
形成され、また、側面にはユニット内の排気を行うため
の排気口61bが形成され、さらに別の側面にはウエハ
搬送機構(PRA)18との間でウエハWの受け渡しを
可能とする図示しない開閉自在なシャッターが形成され
ている。
【0029】
ホットプレート62の上面には、図示しな
い支持ピンが複数箇所に形成されており、ウエハWをホ
ットプレート62の上面から所定間隔ほど離れた状態で
ホットプレート62に載置できるようになっている。ま
た、ホットプレート62にはヒータが内蔵されており、
設定温度を50℃〜350℃とすることができるように
なっている。昇降ピン64は少なくとも3本設けられ
(図4では2本のみを図示)、ウエハWを受け渡すとき
にはウエハWを所定の高さに支持し、硬化処理中は、例
えば、その先端がホットプレート62の上面と同じ高さ
となる位置に保持される。
い支持ピンが複数箇所に形成されており、ウエハWをホ
ットプレート62の上面から所定間隔ほど離れた状態で
ホットプレート62に載置できるようになっている。ま
た、ホットプレート62にはヒータが内蔵されており、
設定温度を50℃〜350℃とすることができるように
なっている。昇降ピン64は少なくとも3本設けられ
(図4では2本のみを図示)、ウエハWを受け渡すとき
にはウエハWを所定の高さに支持し、硬化処理中は、例
えば、その先端がホットプレート62の上面と同じ高さ
となる位置に保持される。
【0030】
サポートリング63の上部端面には段差が
形成され、その下段部にはシールリング65が配設され
ており、図4(a)に示されるように、蓋体66はその
側壁66aが開口部61aを閉塞し、蓋体66が処理位
置にある場合には、側壁66aの下面がシールリング6
5に当接することで処理室70が形成される。ガス供給
管67は蓋体66の中心に対して点対称な2箇所(後に
示す図10参照)に設けられており、ガス供給路66b
へ供給された不活性ガス(以下、窒素ガスを例示するも
のとする)がガス供給路66bから処理室70へ向けて
吐出可能なように、側壁66aの内周面には4箇所(後
に示す図10参照)にガス吐出口66cが形成されてい
る。
形成され、その下段部にはシールリング65が配設され
ており、図4(a)に示されるように、蓋体66はその
側壁66aが開口部61aを閉塞し、蓋体66が処理位
置にある場合には、側壁66aの下面がシールリング6
5に当接することで処理室70が形成される。ガス供給
管67は蓋体66の中心に対して点対称な2箇所(後に
示す図10参照)に設けられており、ガス供給路66b
へ供給された不活性ガス(以下、窒素ガスを例示するも
のとする)がガス供給路66bから処理室70へ向けて
吐出可能なように、側壁66aの内周面には4箇所(後
に示す図10参照)にガス吐出口66cが形成されてい
る。
【0031】
ガス拡散機構69は、回転モータ38と、
蓋体66に回転モータ38を固定している固定治具39
と、回転モータ38に取り付けられた回転軸(枢軸)3
7と、ウエハWを囲繞するように設けられたバッフルリ
ング35と、バッフルリング35と回転軸37とを連結
する連結部材36から構成されており、バッフルリング
35には、8箇所(後に示す図10参照)に窒素ガスの
吹き出し口35aが形成されている。なお、排気機構6
8から排気されるガスは回転モータ38に当たらないよ
うに図示しない排気経路が設けられている。
蓋体66に回転モータ38を固定している固定治具39
と、回転モータ38に取り付けられた回転軸(枢軸)3
7と、ウエハWを囲繞するように設けられたバッフルリ
ング35と、バッフルリング35と回転軸37とを連結
する連結部材36から構成されており、バッフルリング
35には、8箇所(後に示す図10参照)に窒素ガスの
吹き出し口35aが形成されている。なお、排気機構6
8から排気されるガスは回転モータ38に当たらないよ
うに図示しない排気経路が設けられている。
【0032】
従って、回転モータ38を回転駆動させた
場合や、所定角度の時計回りの回動と所定角度の反時計
回りの回動とを交互に繰り返す反転回動運動を行った場
合には、回転モータ38の動きに合わせてバッフルリン
グ35が回転し、または反転回動し、このとき、吹き出
し口35aの位置もバッフルリング35の運動に合わせ
て移動し、ガス吐出口66cから吐出された窒素ガス
は、位置が移動する吹き出し口35aを通って、処理室
70内に供給される。
場合や、所定角度の時計回りの回動と所定角度の反時計
回りの回動とを交互に繰り返す反転回動運動を行った場
合には、回転モータ38の動きに合わせてバッフルリン
グ35が回転し、または反転回動し、このとき、吹き出
し口35aの位置もバッフルリング35の運動に合わせ
て移動し、ガス吐出口66cから吐出された窒素ガス
は、位置が移動する吹き出し口35aを通って、処理室
70内に供給される。
【0033】
次に、ベーク処理ユニット(DLB)22
の別の実施形態であるベーク処理ユニット(DLB)2
2bの概略構造を示した断面図を図5に示す。ベーク処
理ユニット(DLB)22bは、蓋体47aと下部容器
47bからなるチャンバ47と、蓋体47aに設けられ
た排気機構48と、チャンバ47内に配置されたホット
プレート43と、ホットプレート43を貫通するように
設けられた昇降ピン44と、昇降ピン44を昇降させる
昇降機構44aと、ホットプレート43を囲繞するよう
に設けられたバッフルリング45と、バッフルリング4
5の外周部に設けられたガス吐出ノズル46とを有す
る。
の別の実施形態であるベーク処理ユニット(DLB)2
2bの概略構造を示した断面図を図5に示す。ベーク処
理ユニット(DLB)22bは、蓋体47aと下部容器
47bからなるチャンバ47と、蓋体47aに設けられ
た排気機構48と、チャンバ47内に配置されたホット
プレート43と、ホットプレート43を貫通するように
設けられた昇降ピン44と、昇降ピン44を昇降させる
昇降機構44aと、ホットプレート43を囲繞するよう
に設けられたバッフルリング45と、バッフルリング4
5の外周部に設けられたガス吐出ノズル46とを有す
る。
【0034】
蓋体47aは昇降機構47cにより昇降自
在となっている。また、バッフルリング45には、所定
位置、例えば、前述したバッフルリング35と同様な位
置8箇所に吹き出し口45aが形成されており、バッフ
ルリング45は昇降機構49aにより昇降可能であると
ともに、回転駆動機構49bにより回転運動または反転
回動可能となっている。
在となっている。また、バッフルリング45には、所定
位置、例えば、前述したバッフルリング35と同様な位
置8箇所に吹き出し口45aが形成されており、バッフ
ルリング45は昇降機構49aにより昇降可能であると
ともに、回転駆動機構49bにより回転運動または反転
回動可能となっている。
【0035】
ガス吐出ノズル46は、例えば、十字の方
向の4箇所に設けられ、ガス吐出ノズル46から吐出さ
れる窒素ガスは、バッフルリング45に形成された吹き
出し口45aを通してホットプレート43上へ供給さ
れ、このとき、バッフルリング45を回転または反転回
動させることにより、吹き出し口45aの位置を移動さ
せながら窒素ガスをホットプレート43上へ供給するこ
とが可能となっている。
向の4箇所に設けられ、ガス吐出ノズル46から吐出さ
れる窒素ガスは、バッフルリング45に形成された吹き
出し口45aを通してホットプレート43上へ供給さ
れ、このとき、バッフルリング45を回転または反転回
動させることにより、吹き出し口45aの位置を移動さ
せながら窒素ガスをホットプレート43上へ供給するこ
とが可能となっている。
【0036】
なお、ベーク処理ユニット(DLB)22
bの構造を、例えば、図6に示すベーク処理ユニット
(DLB)22cのように、ガス吐出ノズル46を回転
駆動機構50によりウエハWの周囲に沿って回転または
反転回動させる構造に変更することが可能である。つま
り、ガス吐出ノズル46におけるガス吐出口の位置を移
動させることで、バッフルリング45を回転または反転
回動させるのと同等の状況を作り出すことが可能であ
る。このようにガス吐出ノズル46を反転回動させる場
合には、必ずしもバッフルリング45を設けなくともよ
く、また、バッフルリング45を設けた場合にあって
も、バッフルリング45を回転させなくともよい。
bの構造を、例えば、図6に示すベーク処理ユニット
(DLB)22cのように、ガス吐出ノズル46を回転
駆動機構50によりウエハWの周囲に沿って回転または
反転回動させる構造に変更することが可能である。つま
り、ガス吐出ノズル46におけるガス吐出口の位置を移
動させることで、バッフルリング45を回転または反転
回動させるのと同等の状況を作り出すことが可能であ
る。このようにガス吐出ノズル46を反転回動させる場
合には、必ずしもバッフルリング45を設けなくともよ
く、また、バッフルリング45を設けた場合にあって
も、バッフルリング45を回転させなくともよい。
【0037】
続いて、ベーク処理ユニット(DLB)2
2のさらに別の実施形態であるベーク処理ユニット(D
LB)22dの概略構造を示した断面図を図7に示す。
ベーク処理ユニット(DLB)22dが有する蓋体47
aと下部容器47bからなるチャンバ47、排気機構4
8、ホットプレート43、昇降ピン44、ガス吐出ノズ
ル46は、ベーク処理ユニット(DLB)22bに用い
られているものと同等である。
2のさらに別の実施形態であるベーク処理ユニット(D
LB)22dの概略構造を示した断面図を図7に示す。
ベーク処理ユニット(DLB)22dが有する蓋体47
aと下部容器47bからなるチャンバ47、排気機構4
8、ホットプレート43、昇降ピン44、ガス吐出ノズ
ル46は、ベーク処理ユニット(DLB)22bに用い
られているものと同等である。
【0038】
ベーク処理ユニット(DLB)22dは、
また、ガス拡散機構78を有しており、このガス拡散機
構78は、ウエハWを囲繞するように設けられたバッフ
ルリング72と、回転軸77と、回転軸77が回転自在
な状態で回転軸77を支持する回転支持部材74と、回
転支持部材74を蓋体47aに固定する固定部材75
と、バッフルリング72と回転軸77とを連結する連結
部材76から構成され、バッフルリング72には吹き出
し口72aが所定位置、例えば、円周に沿って等間隔で
12箇所に設けられており、また、バッフルリング72
の外周にフィン73が設けられている。
また、ガス拡散機構78を有しており、このガス拡散機
構78は、ウエハWを囲繞するように設けられたバッフ
ルリング72と、回転軸77と、回転軸77が回転自在
な状態で回転軸77を支持する回転支持部材74と、回
転支持部材74を蓋体47aに固定する固定部材75
と、バッフルリング72と回転軸77とを連結する連結
部材76から構成され、バッフルリング72には吹き出
し口72aが所定位置、例えば、円周に沿って等間隔で
12箇所に設けられており、また、バッフルリング72
の外周にフィン73が設けられている。
【0039】
ガス吐出ノズル46には、フィン73に向
かって斜め上方へ所定の吐出圧で窒素ガスを吐出するこ
とができるようにガス吐出口46aが設けられており、
このガス吐出口46aから吐出される窒素ガスの風圧を
フィン73が受けることでバッフルリング72が自然に
回転する構造となっている。こうして、バッフルリング
72の回転によって位置が移動する吹き出し口72aか
らウエハWに窒素ガスが供給されるようになっている。
かって斜め上方へ所定の吐出圧で窒素ガスを吐出するこ
とができるようにガス吐出口46aが設けられており、
このガス吐出口46aから吐出される窒素ガスの風圧を
フィン73が受けることでバッフルリング72が自然に
回転する構造となっている。こうして、バッフルリング
72の回転によって位置が移動する吹き出し口72aか
らウエハWに窒素ガスが供給されるようになっている。
【0040】
次に、硬化処理ユニット(DLC)20の
概略構造について説明する。図8は硬化処理ユニット
(DLC)20の一実施形態を示す平面図であり、図9
は硬化処理ユニット(DLC)20のウエハWの処理中
の状態を示した断面図である。硬化処理ユニット(DL
C)20は、加熱処理室81とこれに隣接して設けられ
た冷却処理室82とを有しており、加熱処理室81と冷
却処理室82の間にはこれらの室間でウエハWの受渡を
行う際に開閉されるシャッター92が設けられ、また、
加熱処理室81には、ウエハ搬送機構(PRA)18と
の間でウエハWの受け渡しを行う際に開閉されるシャッ
ター79が設けられている。
概略構造について説明する。図8は硬化処理ユニット
(DLC)20の一実施形態を示す平面図であり、図9
は硬化処理ユニット(DLC)20のウエハWの処理中
の状態を示した断面図である。硬化処理ユニット(DL
C)20は、加熱処理室81とこれに隣接して設けられ
た冷却処理室82とを有しており、加熱処理室81と冷
却処理室82の間にはこれらの室間でウエハWの受渡を
行う際に開閉されるシャッター92が設けられ、また、
加熱処理室81には、ウエハ搬送機構(PRA)18と
の間でウエハWの受け渡しを行う際に開閉されるシャッ
ター79が設けられている。
【0041】
加熱処理室81には、ガス供給管96aを
通して内部に窒素ガスが供給され、また、側壁に形成さ
れた排気口81bおよび底壁の隅部の4箇所に設けられ
た排気口99aから排気されるようになっており、こう
して、加熱処理室81内を所定の低酸素濃度に保持する
ことが可能となっている。なお、加熱処理室81の隅部
にはシャッター79を開口させたときに流入してくる大
気が滞留し易いが、排気口99aからの排気を行うこと
で、大気の滞留を防止して加熱処理室81内全体を均一
な窒素ガス雰囲気に保持することが可能となっている。
通して内部に窒素ガスが供給され、また、側壁に形成さ
れた排気口81bおよび底壁の隅部の4箇所に設けられ
た排気口99aから排気されるようになっており、こう
して、加熱処理室81内を所定の低酸素濃度に保持する
ことが可能となっている。なお、加熱処理室81の隅部
にはシャッター79を開口させたときに流入してくる大
気が滞留し易いが、排気口99aからの排気を行うこと
で、大気の滞留を防止して加熱処理室81内全体を均一
な窒素ガス雰囲気に保持することが可能となっている。
【0042】
加熱処理室81は、設定温度を200℃〜
470℃とすることができるホットプレート83と、ホ
ットプレート83の外周を囲繞するように設けられたサ
ポートリング98と、昇降機構88aによってウエハW
を支持して昇降させる3本の昇降ピン88と、昇降機構
85aにより昇降可能な蓋体85と、蓋体85の外周を
囲繞するように蓋体85と接続して設けられたガスパー
ジリング84と、ガスパージリング84へ窒素ガスを供
給するガス供給管84aと、蓋体85の中央部に設けら
れた排気機構86と、ガスパージリング84から吐出さ
れる窒素ガスを拡散するガス拡散機構100と、を有し
ている。
470℃とすることができるホットプレート83と、ホ
ットプレート83の外周を囲繞するように設けられたサ
ポートリング98と、昇降機構88aによってウエハW
を支持して昇降させる3本の昇降ピン88と、昇降機構
85aにより昇降可能な蓋体85と、蓋体85の外周を
囲繞するように蓋体85と接続して設けられたガスパー
ジリング84と、ガスパージリング84へ窒素ガスを供
給するガス供給管84aと、蓋体85の中央部に設けら
れた排気機構86と、ガスパージリング84から吐出さ
れる窒素ガスを拡散するガス拡散機構100と、を有し
ている。
【0043】
ホットプレート83の上面には図示しない
支持ピンが複数箇所に形成されており、ウエハWをホッ
トプレート83の上面から所定間隔ほど離れた状態で載
置できるようになっている。昇降ピン88はウエハWの
受渡時にはウエハWを所定の高さに支持し、硬化処理中
は、例えば、その先端がホットプレート83の上面と同
じ高さとなる位置に保持される。サポートリング98の
上部端面には段差が形成され、下段部にはシールリング
87が配設されており、蓋体85が図9に示すように処
理位置にある場合には、ガスパージリング84の下面が
シールリング87に当接することで処理室90が形成さ
れる。
支持ピンが複数箇所に形成されており、ウエハWをホッ
トプレート83の上面から所定間隔ほど離れた状態で載
置できるようになっている。昇降ピン88はウエハWの
受渡時にはウエハWを所定の高さに支持し、硬化処理中
は、例えば、その先端がホットプレート83の上面と同
じ高さとなる位置に保持される。サポートリング98の
上部端面には段差が形成され、下段部にはシールリング
87が配設されており、蓋体85が図9に示すように処
理位置にある場合には、ガスパージリング84の下面が
シールリング87に当接することで処理室90が形成さ
れる。
【0044】
ガス拡散機構100は前述したガス拡散機
構69と同等の構成を有し、また、ガス拡散機構69と
同様に機能する。すなわち、ガス拡散機構100は、回
転モータ103と、蓋体85に回転モータ103を固定
している固定治具105と、回転モータ103に取り付
けられた回転軸104と、ウエハWを囲繞するように設
けられたバッフルリング101と、バッフルリング10
1と回転軸104とを連結する連結部材102から構成
されており、バッフルリング101には、例えば、8箇
所に窒素ガスの吹き出し口101aが形成され、回転モ
ータ103の回転または反転回動により吹き出し口10
1aの位置を移動させることができるようになってい
る。
構69と同等の構成を有し、また、ガス拡散機構69と
同様に機能する。すなわち、ガス拡散機構100は、回
転モータ103と、蓋体85に回転モータ103を固定
している固定治具105と、回転モータ103に取り付
けられた回転軸104と、ウエハWを囲繞するように設
けられたバッフルリング101と、バッフルリング10
1と回転軸104とを連結する連結部材102から構成
されており、バッフルリング101には、例えば、8箇
所に窒素ガスの吹き出し口101aが形成され、回転モ
ータ103の回転または反転回動により吹き出し口10
1aの位置を移動させることができるようになってい
る。
【0045】
ガスパージリング84の内周面には所定位
置、例えば十字の方向の4箇所にガス吐出口が設けられ
ており、ガス供給管84aから供給された窒素ガスはこ
のガス吐出口からバッフルリング101に設けられた吹
き出し口101aを通してウエハWへ向けて供給され
る。
置、例えば十字の方向の4箇所にガス吐出口が設けられ
ており、ガス供給管84aから供給された窒素ガスはこ
のガス吐出口からバッフルリング101に設けられた吹
き出し口101aを通してウエハWへ向けて供給され
る。
【0046】
なお、排気機構86から排気されたガス
は、回転モータ103に当たらないようにして、図示し
ない別のルートで排気されるように排気経路が設けられ
ている。これは、硬化処理時に排気されるガスには、ウ
エハWに形成された塗布膜から蒸発、昇華等した物質が
含まれているために、このような物質によって加熱処理
室81内が汚染されることを防止するためである。
は、回転モータ103に当たらないようにして、図示し
ない別のルートで排気されるように排気経路が設けられ
ている。これは、硬化処理時に排気されるガスには、ウ
エハWに形成された塗布膜から蒸発、昇華等した物質が
含まれているために、このような物質によって加熱処理
室81内が汚染されることを防止するためである。
【0047】
加熱処理室81と冷却処理室82との間は
シャッター92により開閉される連通口81aを介して
連通しており、ウエハWを載置して冷却するためのクー
リングプレート93がガイドプレート94に沿って移動
機構95により水平方向に移動自在に構成されている。
これにより、クーリングプレート93は、連通口81a
を介して加熱処理室81内に進入することができ、加熱
処理室81内においてホットプレート83により加熱さ
れた後のウエハWを昇降ピン88から受け取って冷却処
理室82内に搬入し、ウエハWを冷却した後、ウエハW
を昇降ピン88に戻すようになっている。なお、クーリ
ングプレート93の設定温度は、例えば、15℃〜25
℃である。
シャッター92により開閉される連通口81aを介して
連通しており、ウエハWを載置して冷却するためのクー
リングプレート93がガイドプレート94に沿って移動
機構95により水平方向に移動自在に構成されている。
これにより、クーリングプレート93は、連通口81a
を介して加熱処理室81内に進入することができ、加熱
処理室81内においてホットプレート83により加熱さ
れた後のウエハWを昇降ピン88から受け取って冷却処
理室82内に搬入し、ウエハWを冷却した後、ウエハW
を昇降ピン88に戻すようになっている。なお、クーリ
ングプレート93の設定温度は、例えば、15℃〜25
℃である。
【0048】
冷却処理室82内には、ガス供給管96b
から窒素ガスが供給されるようになっており、こうして
冷却処理室82内が低酸素濃度に保持されるようになっ
ている。冷却処理室82に供給された窒素ガスは底壁に
形成された排気口99bから排気される。
から窒素ガスが供給されるようになっており、こうして
冷却処理室82内が低酸素濃度に保持されるようになっ
ている。冷却処理室82に供給された窒素ガスは底壁に
形成された排気口99bから排気される。
【0049】
次に、ベーク処理ユニット(DLB)22
と硬化処理ユニット(DLC)20の両方を用いるシル
ク法およびスピードフィルム法により層間絶縁膜を形成
する工程について説明する。ここでは、ベーク処理ユニ
ット(DLB)22として、図4に示したベーク処理ユ
ニット(DLB)22aを用いるものとする。
と硬化処理ユニット(DLC)20の両方を用いるシル
ク法およびスピードフィルム法により層間絶縁膜を形成
する工程について説明する。ここでは、ベーク処理ユニ
ット(DLB)22として、図4に示したベーク処理ユ
ニット(DLB)22aを用いるものとする。
【0050】
キャリアステーション(CSB)3から受
渡部(TRS)25に搬送されたウエハWは、ウエハ搬
送機構(PRA)18によってクーリングプレート(C
PL)24・26に搬送されて冷却される。こうして、
塗布前のウエハWの温度を一定とすることによって、形
成される塗布膜の膜厚および膜質の均質化を図ることが
できる。次いで、ウエハWは塗布処理ユニット(SC
T)11・12に搬送されて、第1の塗布液としてアド
ヒージョンプロモータがスピンコートにより塗布され
る。このアドヒージョンプロモータを本塗布液に先立っ
て塗布することにより、膜の密着性が促進される。その
後、ウエハWは、クーリングプレート(CPL)24・
26に搬送されて温調される。
渡部(TRS)25に搬送されたウエハWは、ウエハ搬
送機構(PRA)18によってクーリングプレート(C
PL)24・26に搬送されて冷却される。こうして、
塗布前のウエハWの温度を一定とすることによって、形
成される塗布膜の膜厚および膜質の均質化を図ることが
できる。次いで、ウエハWは塗布処理ユニット(SC
T)11・12に搬送されて、第1の塗布液としてアド
ヒージョンプロモータがスピンコートにより塗布され
る。このアドヒージョンプロモータを本塗布液に先立っ
て塗布することにより、膜の密着性が促進される。その
後、ウエハWは、クーリングプレート(CPL)24・
26に搬送されて温調される。
【0051】
クーリングプレート(CPL)24・26
にて温調されたウエハWは、次に、塗布処理ユニット
(SCT)11・12に搬送されて、第2の塗布液とし
て層間絶縁膜用の本塗布液が、スピンコートにより塗布
される。その後、ウエハWは、低温用のホットプレート
(LHP)19・23により適宜、熱処理され、例え
ば、塗布膜に含まれ比較的低温で蒸発する成分、例え
ば、水分の除去が行われる。
にて温調されたウエハWは、次に、塗布処理ユニット
(SCT)11・12に搬送されて、第2の塗布液とし
て層間絶縁膜用の本塗布液が、スピンコートにより塗布
される。その後、ウエハWは、低温用のホットプレート
(LHP)19・23により適宜、熱処理され、例え
ば、塗布膜に含まれ比較的低温で蒸発する成分、例え
ば、水分の除去が行われる。
【0052】
次いで、ウエハWは、使用された本塗布液
に含まれる溶剤等に応じて、ベーク処理ユニット(DL
B)22aによる加熱処理を経た後に硬化処理ユニット
(DLC)20に搬送されて硬化処理が施され、または
直接に硬化処理ユニット(DLC)20に搬送されて硬
化処理が施される。以下、前者の場合について説明す
る。
に含まれる溶剤等に応じて、ベーク処理ユニット(DL
B)22aによる加熱処理を経た後に硬化処理ユニット
(DLC)20に搬送されて硬化処理が施され、または
直接に硬化処理ユニット(DLC)20に搬送されて硬
化処理が施される。以下、前者の場合について説明す
る。
【0053】
ベーク処理ユニット(DLB)22aにお
いては、低温用のホットプレート(LHP)19・23
における処理温度よりも高い温度であって、かつ、後の
硬化処理ユニット(DLC)20における処理温度より
も低い温度で加熱処理が行われ、低温用のホットプレー
ト(LHP)19・23における加熱処理では除去でき
なかった本塗布液に含まれる溶剤成分等の蒸発・昇華等
による除去が行われる。例えば、高温での熱処理を行っ
たことで塗布膜から蒸発等した物質によって汚染された
熱処理ユニットを用いて、次に低温での熱処理のみを行
った場合には、ウエハWが高温蒸発成分によって汚染さ
れる可能性があるが、塗布液から蒸発し、または昇華等
する成分に応じて熱処理ユニットを使い分けることで、
ウエハWの汚染を防止することができる。
いては、低温用のホットプレート(LHP)19・23
における処理温度よりも高い温度であって、かつ、後の
硬化処理ユニット(DLC)20における処理温度より
も低い温度で加熱処理が行われ、低温用のホットプレー
ト(LHP)19・23における加熱処理では除去でき
なかった本塗布液に含まれる溶剤成分等の蒸発・昇華等
による除去が行われる。例えば、高温での熱処理を行っ
たことで塗布膜から蒸発等した物質によって汚染された
熱処理ユニットを用いて、次に低温での熱処理のみを行
った場合には、ウエハWが高温蒸発成分によって汚染さ
れる可能性があるが、塗布液から蒸発し、または昇華等
する成分に応じて熱処理ユニットを使い分けることで、
ウエハWの汚染を防止することができる。
【0054】
図4(b)に示したように、蓋体66を上
昇させた状態で、ガス供給管67からガス供給路66b
へ窒素ガスを供給し、かつ、回転モータ38を、例え
ば、45度の範囲で反転回動させることによって吹き出
し口35aの位置を移動させて、吹き出し口35aから
窒素ガスが内側に向かって供給されている状態として、
低温用のホットプレート(LHP)19・23からウエ
ハ搬送機構(PRA)18を用いてウエハWをベーク処
理ユニット(DLB)22a内に搬入し、昇降ピン64
に受け渡す。昇降ピン64を降下させながら、蓋体66
についても降下させて、図4(a)に示したように、処
理室70を形成してウエハWをホットプレート62上に
載置して所定時間保持する。
昇させた状態で、ガス供給管67からガス供給路66b
へ窒素ガスを供給し、かつ、回転モータ38を、例え
ば、45度の範囲で反転回動させることによって吹き出
し口35aの位置を移動させて、吹き出し口35aから
窒素ガスが内側に向かって供給されている状態として、
低温用のホットプレート(LHP)19・23からウエ
ハ搬送機構(PRA)18を用いてウエハWをベーク処
理ユニット(DLB)22a内に搬入し、昇降ピン64
に受け渡す。昇降ピン64を降下させながら、蓋体66
についても降下させて、図4(a)に示したように、処
理室70を形成してウエハWをホットプレート62上に
載置して所定時間保持する。
【0055】
図10はウエハWをホットプレート62に
載置されているときの処理室70内での窒素ガスの流れ
を示した説明図であり、図10(a)はバッフルリング
35が反時計回りの方向から時計回りの方向へと反転す
る直前の状態を示しており、図10(b)はバッフルリ
ング35が反転を開始してから22.5度だけ時計回り
に回転した状態を示している。
載置されているときの処理室70内での窒素ガスの流れ
を示した説明図であり、図10(a)はバッフルリング
35が反時計回りの方向から時計回りの方向へと反転す
る直前の状態を示しており、図10(b)はバッフルリ
ング35が反転を開始してから22.5度だけ時計回り
に回転した状態を示している。
【0056】
図10に示すように、2箇所のガス供給管
67からガス供給路66bへ供給された窒素ガスは、4
箇所に設けられたガス吐出口66cからバッフルリング
35へ向かって吐出される。ここで、蓋体66が回転し
ないことからガス吐出口66cの位置は移動しない。し
かしながら、バッフルリング35に形成された8箇所の
吹き出し口35aは、図10(a)に示した位置から時
計回りに移動して22.5度だけ回転した状態で図10
(b)に示した状態となり、さらに22.5度ほど時計
回りに回転すると、結果的に図10(a)に示した状態
と同じ状態となる。
67からガス供給路66bへ供給された窒素ガスは、4
箇所に設けられたガス吐出口66cからバッフルリング
35へ向かって吐出される。ここで、蓋体66が回転し
ないことからガス吐出口66cの位置は移動しない。し
かしながら、バッフルリング35に形成された8箇所の
吹き出し口35aは、図10(a)に示した位置から時
計回りに移動して22.5度だけ回転した状態で図10
(b)に示した状態となり、さらに22.5度ほど時計
回りに回転すると、結果的に図10(a)に示した状態
と同じ状態となる。
【0057】
次に、反時計回りへと反転させると、2
2.5度だけ反時計回りに回転した状態は図10(b)
に示した状態と同じとなり、さらに22.5度だけ反時
計回りに回転させると、図10(a)に示した状態に戻
る。このような反転回動を繰り返すことで、常に吹き出
し口35aの位置が移動することから、特定方向からの
み窒素ガスが供給されることがなく、ウエハWの周囲か
ら均等に窒素ガスが供給されることとなる。
2.5度だけ反時計回りに回転した状態は図10(b)
に示した状態と同じとなり、さらに22.5度だけ反時
計回りに回転させると、図10(a)に示した状態に戻
る。このような反転回動を繰り返すことで、常に吹き出
し口35aの位置が移動することから、特定方向からの
み窒素ガスが供給されることがなく、ウエハWの周囲か
ら均等に窒素ガスが供給されることとなる。
【0058】
こうして、従来のように、ウエハWへ特定
の方向からのみ窒素ガスが供給されることで、供給され
る窒素ガス温度に起因してウエハWに温度分布が生じた
り、またはウエハWの周囲に酸素濃度分布が生ずる等し
て形成される層間絶縁膜の誘電率や硬さ、剥離強度とい
った特性の均一性が低下するといった問題が回避され、
均一な特性を有する品質の高い層間絶縁膜が形成された
ウエハWを得ることが可能となる。
の方向からのみ窒素ガスが供給されることで、供給され
る窒素ガス温度に起因してウエハWに温度分布が生じた
り、またはウエハWの周囲に酸素濃度分布が生ずる等し
て形成される層間絶縁膜の誘電率や硬さ、剥離強度とい
った特性の均一性が低下するといった問題が回避され、
均一な特性を有する品質の高い層間絶縁膜が形成された
ウエハWを得ることが可能となる。
【0059】
ウエハWをベーク処理ユニット(DLB)
22aへ搬入したときと逆の手順によってウエハWをウ
エハWをベーク処理ユニット(DLB)22aからウエ
ハ搬送機構(PRA)18を用いて搬出し、次に、硬化
処理ユニット(DLC)20へ搬入する。このウエハW
の硬化処理ユニット(DLC)20へ搬入は、加熱処理
室81に設けられたシャッター79を開いて、ウエハW
をウエハ搬送機構(PRA)18から昇降ピン88に受
け渡し、シャッター79を閉じることで行われる。
22aへ搬入したときと逆の手順によってウエハWをウ
エハWをベーク処理ユニット(DLB)22aからウエ
ハ搬送機構(PRA)18を用いて搬出し、次に、硬化
処理ユニット(DLC)20へ搬入する。このウエハW
の硬化処理ユニット(DLC)20へ搬入は、加熱処理
室81に設けられたシャッター79を開いて、ウエハW
をウエハ搬送機構(PRA)18から昇降ピン88に受
け渡し、シャッター79を閉じることで行われる。
【0060】
このとき、蓋体85とガス拡散機構100
は加熱処理室81の天井近辺まで上昇させた状態にあ
り、先のベーク処理ユニット(DLB)22aを用いた
処理の場合と同様に、ガス供給管84aからガスパージ
リング84へ窒素ガスを供給しながら、回転モータ10
3を駆動してバッフルリング101を所定角度ほど反転
回動させて、バッフルリング101に形成された吹き出
し口101aから内側に向かって窒素ガスが供給された
状態としておく。なお、シャッター79を閉じた後に、
排気口99aからの排気を開始すると、加熱処理室81
内の隅部に滞留した大気を流出させて、酸素濃度を低減
させることができ、好ましい。
は加熱処理室81の天井近辺まで上昇させた状態にあ
り、先のベーク処理ユニット(DLB)22aを用いた
処理の場合と同様に、ガス供給管84aからガスパージ
リング84へ窒素ガスを供給しながら、回転モータ10
3を駆動してバッフルリング101を所定角度ほど反転
回動させて、バッフルリング101に形成された吹き出
し口101aから内側に向かって窒素ガスが供給された
状態としておく。なお、シャッター79を閉じた後に、
排気口99aからの排気を開始すると、加熱処理室81
内の隅部に滞留した大気を流出させて、酸素濃度を低減
させることができ、好ましい。
【0061】
昇降ピン88を降下させながら蓋体85と
ガス拡散機構100もまた降下させて、ウエハWをホッ
トプレート83上に載置し、また、ガスパージリング8
4をシールリング87に当接させて処理室90を形成す
る。こうして所定時間保持することで硬化処理が行われ
るが、このときのウエハWへの窒素ガスの供給状態は、
先に図10を参照しながら説明したベーク処理ユニット
(DLB)22aによるベーク処理のときと同様であ
り、吹き出し口101aの位置が移動することで、ウエ
ハWの硬化処理を均一に行い、均質性に優れた層間絶縁
膜を得ることができるようになる。
ガス拡散機構100もまた降下させて、ウエハWをホッ
トプレート83上に載置し、また、ガスパージリング8
4をシールリング87に当接させて処理室90を形成す
る。こうして所定時間保持することで硬化処理が行われ
るが、このときのウエハWへの窒素ガスの供給状態は、
先に図10を参照しながら説明したベーク処理ユニット
(DLB)22aによるベーク処理のときと同様であ
り、吹き出し口101aの位置が移動することで、ウエ
ハWの硬化処理を均一に行い、均質性に優れた層間絶縁
膜を得ることができるようになる。
【0062】
所定の硬化処理が行われている間に、冷却
処理室82においては、ガス供給管96bから不活性ガ
スを冷却処理室82に供給することで、冷却処理室82
内を所定の低酸素濃度雰囲気としておく。そして、所定
時間の硬化処理が終了したら、蓋体85およびガス拡散
機構100を上昇させるとともに昇降ピン88を上昇さ
せてウエハWを所定の高さに保持する。次いで、シャッ
ター92を動作させて連通口81aを開口させ、クーリ
ングプレート93を加熱処理室81内に進入させてウエ
ハWを昇降ピン88からクーリングプレート93へ移載
して、昇降ピン88を降下させる。
処理室82においては、ガス供給管96bから不活性ガ
スを冷却処理室82に供給することで、冷却処理室82
内を所定の低酸素濃度雰囲気としておく。そして、所定
時間の硬化処理が終了したら、蓋体85およびガス拡散
機構100を上昇させるとともに昇降ピン88を上昇さ
せてウエハWを所定の高さに保持する。次いで、シャッ
ター92を動作させて連通口81aを開口させ、クーリ
ングプレート93を加熱処理室81内に進入させてウエ
ハWを昇降ピン88からクーリングプレート93へ移載
して、昇降ピン88を降下させる。
【0063】
クーリングプレート93を冷却処理室82
に戻して所定時間保持し、ウエハWの冷却処理を行う。
ウエハWの冷却処理が終了した後は、ガス供給管96b
からの不活性ガスの供給を一旦停止して、ウエハWを加
熱処理室81内の昇降ピン88に一旦受け渡し、その後
にウエハ搬送機構(PRA)18を用いて加熱処理室8
1から搬出することで、硬化処理ユニット(DLC)2
0における層間絶縁膜の硬化処理が終了する。ウエハ搬
送機構(PRA)18に保持されたウエハWは、受渡部
(TRS)25を介して、ウエハ搬送機構(PRA)1
8によりキャリアステーション(CSB)3に戻され
る。
に戻して所定時間保持し、ウエハWの冷却処理を行う。
ウエハWの冷却処理が終了した後は、ガス供給管96b
からの不活性ガスの供給を一旦停止して、ウエハWを加
熱処理室81内の昇降ピン88に一旦受け渡し、その後
にウエハ搬送機構(PRA)18を用いて加熱処理室8
1から搬出することで、硬化処理ユニット(DLC)2
0における層間絶縁膜の硬化処理が終了する。ウエハ搬
送機構(PRA)18に保持されたウエハWは、受渡部
(TRS)25を介して、ウエハ搬送機構(PRA)1
8によりキャリアステーション(CSB)3に戻され
る。
【0064】
以上、本発明の熱処理装置および基板処理
装置を、層間絶縁膜を形成するSODシステムの硬化処
理ユニット(DLC)20およびベーク処理ユニット
(DLB)22に適用した場合について説明してきた
が、本発明はこのような実施の形態に限定されるもので
はない。例えば、バッフルリングを回転または反転回動
させる手段は、回転モータに限定されるものではなく、
例えば、バッフルリングを円弧状のガイドに沿って移動
可能な構造として、エアーシリンダを用いた伸縮動作を
利用してガイドに沿ってバッフルリングを反転回動させ
ることも可能である。バッフルリングの駆動は、上部よ
り行ってもよく、一方、下部から行ってもよい。また、
バッフルリングに設ける吹き出し口の位置と数も、図1
0に示したものに限定されるものでなく、例えば、より
多くの吹き出し口を設けることや、吹き出し口の径を場
所によって異ならしめることも可能であり、1箇所の吹
き出し口は複数個の穴部から構成してもよい。さらに、
処理される基板は、半導体ウエハに限定されるものでは
なく、例えば、LCD基板等の他の基板であっても構わ
ない。
装置を、層間絶縁膜を形成するSODシステムの硬化処
理ユニット(DLC)20およびベーク処理ユニット
(DLB)22に適用した場合について説明してきた
が、本発明はこのような実施の形態に限定されるもので
はない。例えば、バッフルリングを回転または反転回動
させる手段は、回転モータに限定されるものではなく、
例えば、バッフルリングを円弧状のガイドに沿って移動
可能な構造として、エアーシリンダを用いた伸縮動作を
利用してガイドに沿ってバッフルリングを反転回動させ
ることも可能である。バッフルリングの駆動は、上部よ
り行ってもよく、一方、下部から行ってもよい。また、
バッフルリングに設ける吹き出し口の位置と数も、図1
0に示したものに限定されるものでなく、例えば、より
多くの吹き出し口を設けることや、吹き出し口の径を場
所によって異ならしめることも可能であり、1箇所の吹
き出し口は複数個の穴部から構成してもよい。さらに、
処理される基板は、半導体ウエハに限定されるものでは
なく、例えば、LCD基板等の他の基板であっても構わ
ない。
【0065】
【発明の効果】上述したように、本発明の熱処理装置と
熱処理方法ならびに基板処理装置および基板処理方法に
よれば、基板に供給される不活性ガスの供給口の位置が
移動して、不活性ガスがより均一に基板に供給されるこ
とから、ガスの供給経路に依存して基板に温度分布等が
発生することが回避され、これにより基板の熱処理が均
一に行われて、均一かつ良好な特性を有する膜を基板に
形成して、品質の高い処理基板を得ることが可能になる
という効果が得られる。また、本発明は、不良品の発生
頻度を低減して、歩留まりが向上するという効果をも奏
する。
熱処理方法ならびに基板処理装置および基板処理方法に
よれば、基板に供給される不活性ガスの供給口の位置が
移動して、不活性ガスがより均一に基板に供給されるこ
とから、ガスの供給経路に依存して基板に温度分布等が
発生することが回避され、これにより基板の熱処理が均
一に行われて、均一かつ良好な特性を有する膜を基板に
形成して、品質の高い処理基板を得ることが可能になる
という効果が得られる。また、本発明は、不良品の発生
頻度を低減して、歩留まりが向上するという効果をも奏
する。
【図1】本発明の熱処理装置の一実施形態であるベーク
処理ユニット(DLB)および硬化処理ユニット(DL
C)を用いた塗布膜形成装置(SODシステム)の概略
構造を示す平面図。
処理ユニット(DLB)および硬化処理ユニット(DL
C)を用いた塗布膜形成装置(SODシステム)の概略
構造を示す平面図。
【図2】図1記載のSODシステムの側面図。
【図3】図1記載のSODシステムの別の側面図。
【図4】ベーク処理ユニット(DLB)の一実施形態の
概略構造を示す断面図。
概略構造を示す断面図。
【図5】ベーク処理ユニット(DLB)の別の実施形態
の概略構造を示す断面図。
の概略構造を示す断面図。
【図6】ベーク処理ユニット(DLB)のさらに別の実
施形態の概略構造を示す断面図。
施形態の概略構造を示す断面図。
【図7】ベーク処理ユニット(DLB)のさらに別の実
施形態の概略構造を示す断面図。
施形態の概略構造を示す断面図。
【図8】硬化処理ユニット(DLC)の一実施形態の概
略構造を示す平面図。
略構造を示す平面図。
【図9】硬化処理ユニット(DLC)の一実施形態の概
略構造を示す断面図。
略構造を示す断面図。
【図10】ベーク処理ユニット(DLB)における熱処
理時の窒素ガスの供給の状態を示す説明図。
理時の窒素ガスの供給の状態を示す説明図。
1;処理部
2;サイドキャビネット
3;キャリアステーション(CSB)
16・17;処理ユニット群
18;ウエハ搬送機構(PRA)
20;硬化処理ユニット(DLC)
35;バッフルリング
35a;吹き出し口
36;連結部材
37;回転軸
38;回転モータ
39;固定治具
45;バッフルリング
45a;吹き出し口
46;ガス吐出ノズル
47;チャンバ
47a;蓋体
47b;下部容器
61;ケーシング
62;ホットプレート
66b;ガス供給路
66c;ガス吐出口
67;ガス供給管
69;ガス拡散機構
73;フィン
74;回転支持部材
100;ガス拡散機構
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平9−153539(JP,A)
特開 平5−267182(JP,A)
特開 平9−199435(JP,A)
特開2000−124206(JP,A)
特開 平6−177118(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 21/31
H01L 21/027
H01L 21/316
Claims (11)
- 【請求項1】 基板に所定の熱処理を施す熱処理装置で
あって、 基板を載置するホットプレートと、 前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載置さ
れた基板を収納するチャンバと、 前記チャンバ内に所定のガスを供給するガス供給機構
と、 前記ホットプレートに載置された基板を囲繞するように
前記チャンバ内に配置され、前記ガス供給機構から供給
されるガスの吹き出し口が複数箇所に形成されたバッフ
ル部材と、 前記バッフル部材を回転させ、または所定角度の反転回
動運動をさせる回転駆動機構と、 を具備することを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項2】 基板に所定の熱処理を施す熱処理装置で
あって、 基板を載置するホットプレートと、 前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載置さ
れた基板を収納するチャンバと、 前記チャンバ内に所定のガスを供給するガス吐出口を有
するガス供給機構と、 前記ガス吐出口を前記基板周りに回転させ、または所定
角度の反転回動運動をさせる回転駆動機構と、 を具備することを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項3】 前記チャンバ内において、前記ホットプ
レートに載置された基板と前記ガス吐出口との間に、ガ
ス吹き出し口が形成されたバッフル部材が前記基板を囲
繞するよう配置されていることを特徴とする請求項2に
記載の熱処理装置。 - 【請求項4】 基板に所定の熱処理を施す熱処理装置で
あって、 基板を載置するホットプレートと、 前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載置さ
れた基板を収納するチャンバと、 前記チャンバ内に所定のガスを供給するガス供給機構
と、 前記ガス供給機構から供給されるガスを拡散させるガス
拡散機構と、 を具備し、 前記ガス拡散機構は、 前記ホットプレートに載置された基板を囲繞するように
前記チャンバ内に配置され、前記ガス供給機構から供給
されるガスの吹き出し口が複数箇所に形成されたバッフ
ル部材と、 前記バッフル部材に取り付けられ、前記ガス供給機構か
ら供給されるガスの圧力を受けて前記バッフル部材を回
転させるフィンと、 前記バッフル部材を回転自在な状態で保持するバッフル
部材保持手段と、 を有することを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項5】 基板に所定の熱処理を施す熱処理方法で
あって、 基板をホットプレート上に載置する第1工程と、 前記ホットプレートに載置された基板を囲繞するように
バッフル部材を配置する第2工程と、 前記バッフル部材に形成されたガス吹き出し口から前記
基板に不活性ガスを供給する第3工程と、を有し、 前記第3工程においては、前記バッフル部材を回転さ
せ、または所定角度の反転回動運動させて、前記吹き出
し口の位置を移動させながら前記基板へ不活性ガスの供
給を行うことを特徴とする熱処理方法。 - 【請求項6】 基板に所定の熱処理を施す熱処理方法で
あって、 基板をホットプレート上に載置する第1工程と、 前記ホットプレートおよび前記ホットプレートに載置さ
れた基板をチャンバ内に収納する第2工程と、 前記チャンバ内の基板に所定の不活性ガスを供給しつつ
前記チャンバ内からの排気を行って前記基板を熱処理す
る第3工程と、を有し、 前記第3工程においては、前記不活性ガスを吐出するガ
ス吐出口を前記基板周りに回転させ、または所定角度の
反転回動運動させて、前記ガス吐出口の位置を移動させ
ながら前記基板へ不活性ガスの供給を行うことを特徴と
する熱処理方法。 - 【請求項7】 基板に所定の熱処理を施す熱処理方法で
あって、 基板をホットプレート上に載置する第1工程と、 前記ホットプレートに載置された基板を囲繞するように
バッフル部材を配置し、また、前記ホットプレートおよ
び前記ホットプレートに載置された基板ならびに前記バ
ッフル部材をチャンバ内に収納する第2工程と、 前記チャンバ内に所定の不活性ガスを供給して前記バッ
フル部材に形成されたガス吹き出し口から前記基板に不
活性ガスを供給しつつ前記チャンバ内からの排気を行っ
て前記基板を熱処理する第3工程と、を有し、 前記第3工程は、前記チャンバ内に供給される不活性ガ
スの吐出圧が前記バッフル部材に設けられたフィンに作
用して前記バッフル部材を回転させることで、前記バッ
フル部材に形成された吹き出し口の位置を移動させなが
ら前記基板へ不活性ガスの供給を行うことを特徴とする
熱処理方法。 - 【請求項8】 表面に塗布液が塗布された基板を加熱処
理して層間絶縁膜を形成するための基板処理装置であっ
て、 前記基板を加熱する加熱処理室と、 前記加熱処理室に隣接して設けられ、前記基板を冷却す
る冷却処理室と、 前記加熱処理室と前記冷却処理室とを連通させる連通口
を開閉するシャッタと、 前記加熱処理室に進入可能であり、前記加熱処理室で加
熱処理された基板を受け取って前記冷却処理室に搬入
し、前記基板を冷却するクーリングプレートと、 を具備し、 前記加熱処理室は、 前記基板を載置するホットプレートと、 前記ホットプレートに載置された基板を収容するチャン
バと、 前記チャンバ内に不活性ガスを供給するガス供給機構
と、 前記ホットプレートに載置された基板を囲繞するように
前記チャンバ内に配置 され、前記ガス供給機構から供給
されるガスの吹き出し口が複数箇所に形成されたバッフ
ル部材と、 前記バッフル部材を回転させ、または所定角度の反転回
動運動をさせる回転駆動機構と、 を有することを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項9】 前記加熱処理室と前記冷却処理室のそれ
ぞれの内部に不活性ガスを供給するガス供給管をさらに
具備することを特徴とする請求項8に記載の基板処理装
置。 - 【請求項10】 前記加熱処理室は略直方体の形状を有
し、 前記加熱処理室の底隅部4箇所に排気口が設けられてい
ることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の基
板処理装置。 - 【請求項11】 表面に塗布液が塗布された基板を加熱
処理して層間絶縁膜を形成するための基板処理方法であ
って、 前記基板の周囲に配置された不活性ガス供給口を前記基
板周りに回転または反転回動運動させながら不活性ガス
を前記塗布液が塗布された基板の周囲から前記基板に対
して供給しつつ前記基板を加熱処理することにより、形
成される層間絶縁膜の誘電率および硬さを基板全体で均
一にすることを特徴とする基板処理方法。
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